【コテ禁止】フォトンベルト・アセンション雑談スレpart2

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ここ最近、複数の人生にまたがった、大きな旅の終わりを感じる。
同時に、新しい旅の始まりも実感してる。今度は前とは違う旅のようだ。
その区切りの意味もこめて、旅の準備のひとつとして、ちょっと書かせてくれ。
やや長くなる上に、多分俺の自己満足オナニーなので、
うぜえと思った人は俺のIDごとアボーンでもしといてくれ。

まずは前説から。
ふと最近、俺が物心ついた時、最初に感じたことを思いだした。
少なくともそれがこの身体における最古の記憶だと思う。

「ずいぶん遅れた時代だな…」

これが最初の感想だった。
最初に感じた第一印象としては、子供らしくない。かわいげのない感想だ。
当時はなぜそう感じるのかもわからず、努めて気のせいだと思うことにしていた。
だって右も左もわからない幼稚園児なら、普通は世の中が遅れてるも進んでるもわからんはず。
さっぱりなじめない周囲の環境に、なんとか溶け込もうと努力したことを覚えている。
よく考えたらおかしな努力だわな。でも俺にはそれが必要だった。
まあずっとここ数年前までは、自分がおかしいのだと思っていたのだが、
口にしないだけで、実はそういう人は意外に多いのではないだろうか。
5462/8:2006/12/19(火) 16:38:32 ID:Q/I8rdfC0
いつも外の風景を眺めては、「ああ、帰りたいなぁ」と思っていた。
そして「…帰る?どこへ?ここが俺の家だろう?」と自問自答する日々だった。
自分は他人と違うと主張すれば、猛烈な反発が返ってきて戸惑うばかり。
やがて成長した俺は心を閉ざすことになるのだが、それは大して楽しくもない話だろうから割愛。

小学校低学年の頃は、その自分に対する得体の知れなさが、ずっと続いていたな。
昔は意味の分からなかった望郷感は、実は今でもわずかにある。
ただ、今はその理由も正体も完全にわかってるので、自分を生暖かく見て苦笑できるのだがw
またさらに感覚も変わっていて、ここにやってきてよかったなぁ、と心から思えるようになった。
寝転がってるだけでも感じる充足感だけは、昔にはなかったものだ。
「やっとここまできた。ここまでこられた」という到達感に似た気持ち。
例えるなら、故郷を離れ、苦難の末にたどり着いた開拓者が、
自分の開墾した土地を、暖炉のある暖かい家の窓から眺める気持ちに似ているかもしれない。

思えばたくさんの存在が俺を助けてくれていたんだな。ありがたいなと思う。俺一人なら、もう死んでいた。
その感謝の気持ちも込めて、ひとつの体験をここに記そうと思う。
これからする話は、俺が今の俺になる前の、この時代よりもはるか未来で体験した人生の一部だ。