パラレルワールド、異世界へ行く方法

仮想世界MATRIXの監視者エージェントVS現実世界ザイオンへの救済者達 って構図の中で
主人公ネオがずば抜けた才能を持つ救済者に覚醒するんだけど
監視者の中でもそれに呼応するかのようにエージェント・スミスが
独自に攻撃してくるようになるんよ。プログラムの筈なのに自我を持ったように。

ネオがパワーアップして仮想世界で無敵になれば
スミスはどんどん色んなプログラムを取り込みつつ増えてくの。
そんなイタチゴッコの中で現実世界を消滅させるシステムが発動してしまう。
救世主が生まれる度に自動的にそうなっていたらしい。
しかし今回はスミスの暴走でマシンの仮想世界も存亡の危機に瀕している。

主人公ネオはマシン世界の神様にスミスを消滅させる交換条件として
現実世界への攻撃を止めるように交渉する。それが出来るのがネオしかいないからこそ。

マシン神は承諾、スミス支配下の仮想世界へネオを送り込む。
スミスしかいない世界でネオは戦いを挑むが歯が立たず、取り込まれそうになる…が
プログラムが何故かエラーを起こし二人とも消滅してしまう。
ネオが狙っていたのはまさにそれだった。


ネオとスミスが共に消滅したことを確認するとマシン神は現実世界での人間への攻撃を止め
仮想世界マトリックスも元のように再構築させられる。


こうして二つの世界は救われましたとさ、というお話。