日本会議国会議員懇談会
松浦光修皇學館大學教授が「天皇の<本務>とは何か?」と題し、
祭祀と天皇は不可分、祭祀は過酷な仕事、祭祀には禁忌がある、の三点に 絞って論じた。
背広姿で公務している天皇、外国の賓客と会見する天皇、被災者を見舞う 天皇が天皇の本質ではない、
とGHQ政策で歪められた国民の天皇に対する常識に修正を求め
「天皇の本質は宮中三殿で祭祀を勤めること」と述べた。
「神と国民のなかを取り持つ祈りは千年以上微動だにせず今日に至っている」
と語り、
「午前一時に起床し潔斎の後、四時半からの祭祀に臨む。暖かくもなく極寒で一時間独りで祈る。肉体的には過酷で、この祭祀が年間三十以上ある」と
「祭祀の 王」の一端を紹介。
「国民が知らないところで祈っている。日本は天皇の祈りによって守られている国」と無償の愛を紹介し、
これが「世界史上稀有な存在」と強調。
これを可能ならしめる根拠を「祭の対象となる神と祭主(天皇)が先祖と子孫の関係だから」と男系男子による皇統に求めた