△▲▲猫だけにみえるもの・18▲▲△

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32本当にあった怖い名無し
前から狙っていた野良の仔猫をゲット。苦労したよ。
親猫の餌付けには成功したのだが子猫が用心深くて、なかなか捕まえられない。
捕獲器に入るのは親猫ばかりで、捕まえても面白く無いので川に流してやった。
それで仔猫ちゃんはというと、捕まえてからすぐに車の清掃用具の中に入れた。
やっぱあーしようかこーしようかと考えてる時が最高ですよね。
それで、公園で車を止め降りてしばし考える。仔猫は窒息死する可能性もあるので
清掃用具のふたと車の窓を少し開けていた。逃げるなら逃げてみろという
甘い考えもあったかもしれない。しばらくして車に戻ると、おい、ほんとに居ないよ。
清掃用具は助手席に置いていたのだが、蓋が半分程空いている。
窓も子猫が頑張れば逃げられる高さと広さだ。ちくしょ〜逃げられたと悔しがったが後の祭りであった。
さて、話の本題はこれからだ。それから一週間、車の傍に近づくとかすかに猫の鳴き声がする。
しかしドアを開けると猫の鳴き声は止む。FMをつけて音楽がなる。かすかにみゃぁーと音がする。
FMを消す、静かな室内。おっかしいなーと車の後部座席、シートの下、助手席の下も見た。
ついに祟りか?(ここまでは、ざまあーみろと思っているんだろ。バカ愛誤は)
俺のワイフが助手席にいたときも(猫虐めは俺だけの楽しみ。普段はごく普通の一般人だな。)
ねぇ、どこから猫の声が聞こえない?と言われ、えっ、そんなわけねーだろうと答えた。