1 :
本当にあった怖い名無し:
キングとかそんなん
2 :
本当にあった怖い名無し:2006/09/17(日) 21:14:52 ID:zxhEqi0uO
にげと
あげぼんちょ
3 :
本当にあった怖い名無し:2006/09/17(日) 21:17:32 ID:ctT9MswPO
芋虫
雰囲気が怖い
いまじゃ陳腐化してるのかも知れないが「リング」が世に出た時に
読んだ時は怖かった。
あとは貴志裕介の「天使の囀り」、怖いというかキモイというか。
海外ものならクーンツの「ファントム」、後半はホラー色は薄れるが
前半の不気味さは出色。
リングとらせんは好きだな。スレ違いだけどループも。
個人的にキングの短編集はどれも無難なレベルだと思うし
死のロングウォークや四季シリーズ、ジェルサレムス〜も良いね。
ジェルサレムス〜といえば、小野不由美の「屍鬼」もいいね。
66び〜♪
7 :
本当にあった怖い名無し:2006/09/18(月) 01:42:12 ID:GbtACyKT0
貴志祐介ペースはのんびりだけど良い仕事してるな
8 :
萬☆魂 ◆upRWOd1qeE :2006/09/18(月) 03:40:13 ID:ua/O153u0
ぼっけぇきょうてぇはオカ板的にはどうなの?
アチシは怖かった。
9 :
本当にあった怖い名無し:2006/09/18(月) 09:57:40 ID:DEID/n9+0
ポール・ウィルソンのナイトワールド・サイクルのシリーズも好き。
最近の「始末屋ジャック」は未読だが。
10 :
本当にあった怖い名無し:2006/09/18(月) 10:41:40 ID:GbtACyKT0
>>8 岩井志麻子大人気
俺も好き
タイトル忘れたけど短編で一番よかったのはコレラ?のやつかな
町に疫病が蔓延して役人の主人公とそれをお払いする女の話
乙一氏。
切なさの達人とか言われてるらしいけれど
怖いのは怖い。と思う。
オカ板のみんななら知ってるか(´・ω・`)
12 :
本当にあった怖い名無し:2006/09/18(月) 11:10:12 ID:STprjsV+O
京極夏彦の「厭な子供」っていう短編が怖かった。
読んでて本当に不快になった。
13 :
本当にあった怖い名無し:2006/09/19(火) 01:26:43 ID:2Ajopmwy0
作・アルヴィンシュバルツ 画・ガンメル
「死んだ男の手首」「誰かが墓地からやって来る」
最強最強最強
16 :
本当にあった怖い名無し:2006/09/19(火) 20:14:10 ID:6zSFnCvd0
小野不由美の小説はヘミングウェイが書けば10分の1にカット出来る
冗長にも程があるわ
17 :
本当にあった怖い名無し:2006/09/19(火) 20:23:50 ID:Rf+aFM6Y0
『優子』とか。
小松左京「くだんのはは」
19 :
本当にあった怖い名無し:2006/09/21(木) 01:39:55 ID:dSFcxeHc0
小松左京ってSF作家じゃなかったっけ?
ホラーも書いてるんだ
20 :
本当にあった怖い名無し:2006/09/21(木) 01:42:46 ID:97kvBR6NO
乱歩
>>19 角川ホラー文庫から自選のホラー短篇集出てるよ
「くだんのはは」も掲載されてるけど、個人的には「まめつま」「秘密(タプ)」が
怖かったな
22 :
本当にあった怖い名無し:2006/09/21(木) 22:15:42 ID:KFO51zsJ0
クリムゾンの迷宮とか殺戮にいたる病は映像化はないだろうね
>>22 クリムゾンの迷宮はハリウッドで映画化して欲しい、できる事なら。
小松左京なら”保護鳥”がとても怖かった。
24 :
本当にあった怖い名無し:2006/09/22(金) 00:39:39 ID:L6Etk90M0
25 :
本当にあった怖い名無し:2006/09/22(金) 01:47:33 ID:GAbPGp0E0
京極夏彦の短編「厭な子供」は怖かった。
いや、怖いというより不快になる。あそこまで得体の知れない不快なものを描けるってのは凄いよホントに。
SF作家はホラーも書ける人多いね。
技術が似ているからかな?
「見てきたような嘘を書く」技術はSFは高いw
理路整然と虚構を構築する、という部分がホラー(推理)などと共通しているのかも。
あと、SFとかいいながら、結構ホラーしてるもの多いしね。
わかる。「見てきたような嘘」で人を怖がらせるには
それ以外の部分はきっちりと埋めて物語を成立させるって部分はSFと
共通してるかもね。
28 :
本当にあった怖い名無し:2006/09/23(土) 23:36:39 ID:W/+13JFQ0
牛の首の話していい?
29 :
本当にあった怖い名無し:2006/09/26(火) 20:56:20 ID:/RG+FK9E0
映画のシャイニングは最高だったけど原作も面白い?
>>29 洋書は翻訳者によるとしか言えんな…
今までで一番怖かったのは貴志の「黒い家」
ホラーっつーかサスペンス寄りだけど。
>>30 即レスd
一応英語の原書でも読めるんだけど
>>29の観た映画がキューブリック版なのかキング版なのか気になる
前者ならある意味別の作品と考えた方がいいってのが一般的評価じゃね?
映画はキューブリック監督の解釈に基づいたもので、原作と怖さのツボが違うし
どっちがいい悪いってのは別の話でね
後者なら原作準拠なのかね?未見なんだけど
ちなみに原作は、キング作品の中で私的ベスト3に入るw
>>32 キューブリック
というかキング版なんかあるの初めて聞いた
>>33 あるんだ、これが。
キューブリック版を見たキングが憤慨して、自らTVドラマ版を作り直したという曰くつきw
>キングはキューブリック版の『シャイニング』について、
ジャック・ニコルソンによるジャック・トランスの造型や、
>物語の中核になるはずの「かがやき」の存在が希薄になり、
>単なる怨霊ホラーになっていた点等に不満を持っていた。
>そこで、キング自身の脚本による再映像化が進められた。
>シャイニングのドラマ化の権利を持っていたのはキューブリックであったのだが、
>キングが映画に関する非難をやめることを条件として製作を許諾した。
>1997年にABCで放映された。
だけど、そのキューブリック版は「最高に怖いホラー映画」として評価されている。
>>34 thx
ビデオ屋で借りれるかな
っていうかキングもすごい度胸だなキューブリック&ジャック・ニコルソンと真っ向勝負とはw
最近、貴志祐介読み始めたんだけど、凄くテンポが良いな、この人。
小池真理子「墓地を見下ろす家」
不条理気味で素敵。
37 :
本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 14:11:15 ID:TTas14BHO
ぼっけえ、きょうてえはガイシュツかいな?
依って件の如し、が気味悪かった。うしくんカワユスだが。
ガイシュツな上にあげちまった…すまんです。
39 :
本当にあった怖い名無し:2006/09/28(木) 22:31:42 ID:nnCHYJXr0
『黒い家』は高校で読んだけど『クリムゾンの迷宮』だっけ?の方がある意味怖かった
普通だった人が壊れていく様子とか鮮明すぎる。
41 :
本当にあった怖い名無し:2006/09/29(金) 01:54:28 ID:1gwcDKRO0
まーあれだ
小学校の図書室にあった日本・世界恐怖話集最強ってことで
「黒い家」友人に薦められて読んだけど、異常な程おもしろかった。
ホラーってほとんど読んだことないんだが、何かオススメないかな?
できれば「黒い家」みたいに幽霊とかナシで。
43 :
42:2006/09/29(金) 02:02:19 ID:d0sAqp3R0
って幽霊とかナシをここで聞くのは間違ってるか(´・ω・`)
44 :
本当にあった怖い名無し:2006/09/29(金) 02:09:22 ID:xAjebVRc0
京極夏彦の『姑獲鳥の夏』
面白かった
今は分冊版が出てるしオススメ
45 :
本当にあった怖い名無し:2006/09/29(金) 02:45:46 ID:7smIHIe90
小池真理子 墓地を見下ろす家…この人、この本だけはホントに怖かった。
なんか情景が目に浮かぶ書き方で、終わりになっていくほど怖い
>>42 貴志祐介古本屋で漁ってみたら?
幽霊は殆ど出て来ないよ(別のものは出るが…)。
後は新津きよみ辺りかな。
48 :
本当にあった怖い名無し:2006/09/29(金) 11:23:43 ID:nVdrGNPQ0
貴志祐介って丁寧だよね作りが
なんか翻訳小説ぽいし
登場人物をトムとメアリーにして英訳すればアメリカでも売れそう
あまり怖くないかもしれないが、恩田陸の「月の裏側」はよかった
>>49 あれ、怖くはないけど良かったなぁ。
変なものの出て来る自分探し物って感じだな。
>>45 禿同。あれは怖かった。
乙一の「夏と花火と私の死体」。話が死体の視点で進むやつ。
怖いかどうかは微妙だけど、死体の隠蔽工作する子供のアホな行動がドキドキする。
リアル鬼ごっこ 山田 悠介
ここまで崩壊した日本語を本にして出す度胸
そしてそれがそこそこ売れてしまう日本の現状が
とても怖かった。
>>52 あれ厨房くらいの層に人気なんだろ。
それくらいの年代にはああいう崩れた文章の方が親しみやすいのかね。
まあとりあえず山田は公害だな間違いなく
落合信彦
内容より著者が怖い・・・
>>53 まあyoshiとかもそうだしね
激しく既出だけど貴志祐介は本当にハズレがない気がする
「黒い家」は読んでしばらくの間、夜思い出してはガクブルってた
筒井康隆「走る取的」
57 :
本当にあった怖い名無し:2006/10/01(日) 17:59:07 ID:sD0WVnFf0
「孤虫症」って本が図書館にあったんで読んだんだけど、
その中に出で来る寄生虫が本当に存在する虫だとしって、ガクブル
生ものが食べられなくなった。
58 :
本当にあった怖い名無し:2006/10/01(日) 18:05:52 ID:K+MQpXHsO
筒井康隆の本かな
言い表せられない不思議な感じがして頭がグルグルする
59 :
本当にあった怖い名無し:2006/10/01(日) 18:25:34 ID:/l+49SEvO
昔、長坂秀佳(漢字合ってるカナ)にはまってたなぁ。
ゲームの弟切草に始まり、小説、映画と。映像化してしまうとガックシだったが、小説の中での独特な表現がなんか好き。
乱歩「鏡地獄」
キング「クリスティーン」
知ってる奴いる?
>>61 えらいでちゅね。そんなマイナー作品をしっていて(棒読み
63 :
本当にあった怖い名無し:2006/10/01(日) 23:36:57 ID:axdw+sLB0
筒井といえば、「驚愕の曠野」って短編読んだことある香具師いる?
あの絶望感というか、虚無感というか、いまだにトラウマだわ俺。
>>59 ゲームの弟切草は、ガキの時には相当怖かったなぁ。雰囲気の作り方が
抜群に上手かった記憶がある。ダチ5、6人と始めたんだけど、余りに皆引き込まれて
桃鉄やらくにおくん運動会をやる気にすらならずにエンディングまでいっちゃったし。
それと、あれって小説も出てるんだ。ゲームのように色々な結末がある事が
いいと思っちゃうんだけどね。
65 :
本当にあった怖い名無し:2006/10/02(月) 08:39:36 ID:FTj18FIU0
>>63 割と最近出た恐怖短編集みたいのだよね 面白かった
恐怖2冊と笑い2冊の4冊がある
どれも筒井入門編としておすすめ
筒井康隆の作品は絶版になったものや他の作家の対談集まで含めて全て持ってる俺が来ましたよ
「鍵」でもどうでしょう
>>66 二度死んだ〜は結構きつい。グロい描写が苦手な人が読んだらトラウマになりそうだ。
てかあれって、本当にノンフィクションなのかなぁ。創作な気がしてならない。
まぁどっちにしても怖い事には変わりはないけどさ。
長坂はいろんな意味で独特過ぎw
あの文章は高卒以上が読むにはマジできつい。
そうなんか
あんまり伸びませんね
71 :
本当にあった怖い名無し:2006/10/09(月) 21:56:30 ID:6+r5auNR0
こっちのほうが勢いあるじゃんw
こっち3.2
向こう1.1
まあ前スレでたいがい既出だしなあ
まとめてくれるって言ってた人まだかな
73 :
本当にあった怖い名無し:2006/10/11(水) 15:00:13 ID:fopRLc/i0
『ぼっけえ、きょうてえ』が個人的には好きです。
74 :
本当にあった怖い名無し:2006/10/11(水) 15:19:07 ID:n1UXo2Ov0
原田宗典の短編が奇妙で怖い!
ホラーじゃないけど「妙」て語がしっくりくる感じで。
人間がへそを中心にぐるっと一つ結びされている て描写は
想像して胸が悪くなった・・・
ラノベ作家のだけど甲田学人の薄刃奇譚
ここ意外に海外の猟奇ものとか出ないよね
トマス・ハリスとか
前のスレにはいっぱいあったじゃん
ケッチャムとか
石川達三「頭の中のゆがみ」
松本清張短編「肉鍋を食う女」
80 :
本当にあった怖い名無し:2006/10/17(火) 04:36:07 ID:eQMQQ6NR0
あげ
ガイシュツでしょうが
私の骨
82 :
本当にあった怖い名無し:2006/10/19(木) 21:54:23 ID:cyJmqbCB0
キングが好きだなあやっぱり
上手に書くもん
83 :
本当にあった怖い名無し:2006/10/22(日) 10:35:37 ID:F7WDviAu0
小池真理子ホラー専門に書いてくれるといいのにな
2作くらいしかないよねホラー
頼むから文章がうまいから好きだとかふざけた事言う奴消えてくれ。
怖さで判断しろって。あとさ、リアル鬼ごっこは文章が糞だとか定型の批評しかできない奴。
アマゾンのレビューにまんま流されて喋ってる馬鹿はもういいよ。
>リアル鬼ごっこは文章が糞だとか定型の批評しかできない奴
教えてくれ。他にどう評したらいいんだあれを
怖さ含む表現力は文章力によるところが大きいと思うけど
糞な文章では作品を読む気が失せる
怖さを味わう以前の問題だわタワケ
リアル鬼ごっこ全編をテープに吹き込んで逆回転させると
「かえるの歌」になる。やってみろ。
トリビア 逆回転させなくてもかえるの歌
小野不由美の「緑のわが家」
小池真理子の「墓地を見下ろす家」と似た怖さ。
同じく小野不由美で、「過ぎる十七の春」もダウナー系の怖さがある。
こんなん少女系文庫でだすなよ…
挿絵と全然あってねーよ…
>>84 ごめん、正直2p以上めくれない。
91 :
本当にあった怖い名無し:2006/10/26(木) 16:26:02 ID:lpBpVFrf0
小野不由美はヘミングウェイでも読んで無駄を省く文章術を考えて欲しい
あの要らん文章こそ、小野不由美じゃないか。
無駄に細かい設定とか素敵過ぎ。
矛盾しすぎとかまぁ気にすんな。
93 :
本当にあった怖い名無し:2006/10/26(木) 17:37:02 ID:mWMlh26V0
94 :
本当にあった怖い名無し:2006/10/26(木) 17:40:06 ID:mWMlh26V0
95 :
本当にあった怖い名無し:2006/10/27(金) 20:58:47 ID:KAOnys5N0
栗本薫「家」読了
いろいろ古くていまいちだった
エンコーが話題になってた時の作品らしく今の感覚とはズレがあってそれが致命的
人間描写にリアリティがなさ過ぎる
思ったんだけど古くても新しいというか今読んでも面白い作品ってすごいね
「家」1993年 「墓地を見下ろす家」1988年
なのに後者は今読んでも全く経年を感じさせない
小池真理子がすごいというより
栗本薫がgdgdなだけ。
玩具修理者とかいったっけな
誰が書いたやつか忘れたけど
友達に貸したっきり返ってこなくて読み返せないけど面白かった気がする
>>97 小林泰三だな。
たいぞうじゃないぞ、やすみだぞ。
そうですか。知りませんか。そうですか。失礼しました。
いえ、人違いではないんです。でも、あなたがわたしのことを知らないのなら、
知り合いではないのでしょう。すみませんでした
幽霊小説とかより星新一のほうが怖い
玩具修理者より酔歩する男のほうが怖いんだよな
高橋克彦 ドールズ・シリーズ
面白かったよ
「酔歩」の怖さはオカルト的というよりはSF的だから、
怖いと思わない人もいるんじゃないかな。
そうだな
怖いというよりおもしろかった
ドグラマグラ的だ
てゆうかドグマグ既出?
あれはこっちも狂いそうで怖かった
106 :
本当にあった怖い名無し:2006/10/29(日) 12:22:55 ID:0r/mag+c0
「レキシントンの幽霊」村上春樹
>>106 作品名?
短編集としてなら、それに収録されてる「七番目の男」が怖かった。
情景を思い浮かべながら読むとぞっとする。
>85-87
お前達って恥ずかしくないの?
俺は漫画を買う時に絵がうまい漫画しか買わない、
内容はどうでもいいから絵がうまけりゃ買うぜと
いってるようなもんだから。君達。
ゲームを買う時の基準がスゲー美麗なCG
だったりするタイプだよね。FFにまんまとだまされるタイプ。
まぁ、こういう奴らが新人賞の審査員に蔓延してるから
黒い家みたいな内容すっからかんの作品が大賞とれるんだろうな。
少し小説作法かじった程度で文章が文章がって
わめいて教養人気取りはかっこわるいよw
あの作品の内容がそこまでいいとは思わんのだけれど
内容gdgdな上に文章まで破綻してるってのが実際のところでそ。
漫画自体もうあまり読まなくなったし、FFなんて( ゚д゚)、ペッ だけど
>お前達って恥ずかしくないの?
正直言って全然恥ずかしくねえよ。
まあお前の邪魔はしないから気の済むようにマンセーしとけ
>>109 内容が駄目な理由を聞いたら、アマゾンのレビューをコピペしてくるんだよね?w
リアル鬼ごっこが売れ始めたきっかけは中学生の間で流行ったから。
文章がどうだとかそういう事を気にせず、アマゾンで他人の意見を仕入れずに、
自分の価値観だけで読んだ中学生達が面白いと言って売れたの。
ところで、君達の崇拝している文章が巧みな作家の方々は、ブームを起こすほど
面白い内容を作れているのかな?文章のうまさがわからない中学生達に
面白いといわせる事ができているのかな?リアル鬼ごっこよりも。
>>110 >漫画自体もうあまり読まなくなったし
プッ、なに?この一文を入れる必要あるの?行間を読めってこと?
漫画なんて読んでる奴は底辺だって?
そういう本筋から逸脱した反論は、少なくとも文章の巧さがわかる奴はしないんだけどねw
PS3でも買って映像美マンセーしといてよw
>>108 じゃあ、あの作品みたいに破綻した文でレスしろよ、問題ないんだろ?
文章力というのは漫画における画力ということはないと思うよ
絵そのものに加えてセリフやコマ割りなども小説で言えば文章力の範疇だろう
つかなんでここまで粘着してアレを持ち上げねばならないの?
ダメダメな作品好きでもいいじゃん。みんながアレをマンセーしないと気が済まないの?
流れぶったぎって、京極堂シリーズ。
全体を怖いとは思わないけど、登場人物の内面怖すぎ。
関口とか榎木津より異常者だろ。
>>113 なんでもかんでも文章力の範疇にしたいようですが、それはどうかと。
台詞は文章じゃなく内容の範疇ですよ。
あなた達がいってる文章力とは、間違った文法や言葉の使い方のことでしょう?
私が危惧しているのは、読み手にあなたのような文章がよければなんでもいいと
思っている人が多い事ですね。新人賞審査員が文章力があるかないかだけで
優劣を決め付けて賞を授与すると、賞を受賞した作品を購入した一般の人々は
どうなるでしょうか?ここでいう一般の人というのは、リアル鬼ごっこを読んで、
文章能力どうのこうのでいちゃもんつけずに内容で面白さを決める人たちの事です。
リアル鬼ごっこのヒットが示しているように、文章に妙なコンプレックスを抱いていない人は
内容の面白さで作品の良し悪しを判断します。
文章能力唯一主義の審査員が優れていると評した作品が、果たして一般の人々を
楽しませてくれるのでしょうか?到底無理な話しですよね。
新人賞で大賞を勝ち得た作品が面白くもなんともないと、小説なんてつまんないな、
そう思ってしまう人が増えてしまうのも当然だと思います。
これこそ、読書離れを生み出す根源ではありませんか?
アマゾンのレビューやブログの感想などを見て、そこにかいてある批評を鵜呑みにし、
リアル鬼ごっこの名前が出るたびに無問答で嘲笑している読書家気取りの人々に
警笛を鳴らしておきたいと思います。
117 :
本当にあった怖い名無し:2006/10/30(月) 19:54:33 ID:F5lbxAXr0
ラストじゃなかったww
>新人賞で大賞を勝ち得た作品が面白くもなんともないと、小説なんてつまんないな、
>そう思ってしまう人が増えてしまうのも当然だと思います。
>これこそ、読書離れを生み出す根源ではありませんか?
ここww
リアル鬼ごっこを擁護するレスはなんか論調が同じなんだが
「文章がよければなんでもいい」と言ってる人、レスなんて無いと思うが?
有るというなら具体的に何番のレスかあげてみ?
更にはどこぞのレビューを鵜呑み、とか決めつけてるが
あれを読んだら似たような評価になっても当たり前なんだが。
んで最後。リアル鬼ごっこの内容が面白い、という前提にたっての
擁護はどうかと思うがね。酷い文章の上に内容もツマラン。
ただ内容のつまらなさよりも文章の酷さがより際立つから
それが引き合いに出されるだけの事。
>>119 文章がよければなんでもいいといっているようにしか見えない批評しか見当たらないから。
内容にふれずに、ただひたすらに文章が〜と言ってる人ばかり。
文章のひどさが際立つにしても、他の駄目な所も指摘してもいいじゃない?
自分で読んで考えて批評してる人なら、周りのみんなが引き合いにだしてる以外で
批評すると思うんだけどなぁ。なぜかみんな同じ部分を繰り返し連呼するだけ。
同じ部分しか文句をいわないから、自分の意見すらもてないような人たち
ばかりなんだなぁとがっかりする。そういう人たちに作品のよさを判断できるとは思えない。
これはアマゾンレビューにも言えること。
レビューを鵜呑みにするのが当然だといっているけど、なぜ?
面白いかどうかも自分で判断できない人たちばかりだってこと?
少なくとも中学生達は面白いと自分で評価しているみたいだよ。
レビューを鵜呑みにして文章力がないから駄目だといってる人より
自分で読んでみて面白いから素直に面白いと言ってる中学生のほうが
読書する人間として優れていると思うけど間違ってる?
素直に読んで面白かったと評価された作品を必死で全否定する
書き手のみなさんは、そんなに内容で勝負されると困るのかなぁ?
あなた達が誇りにしていた文章能力がなくとも売れてしまった
リアル鬼ごっこを、脅威と感じて弾圧しようと必死になるのはわかるけどね。
いいかげんスレ違いだと気づけ。
山田の話なら本人のスレでやれ。
>自分で読んでみて面白いから素直に面白いと言ってる中学生のほうが
>読書する人間として優れていると思うけど間違ってる?
この中学生は正しい。
それを押しつけようとするお前が間違い。
そして何よりスレ違い、よそ逝け。
岩井志摩子の作品も良い。
方言語りもドロドロしてて良いけど、必ず入ってるエチィ要素も中々…
>>120 弾圧なんてしねえよw
偉そうなこと言っといて結局勝てば官軍ですかw
「売れてること」を主張したいのなら他で好きなだけやってください。
小説の場合「文章」と「内容」は不可分だと思うけど、その鬼ごっことかいう小説は読んでないからなんともいえない。
プロットはいいけど演出はひどい、って作品はあるからな。
>>120 どこをどう読んだら「レビューを鵜呑みにするのが当然だといっている」
になるのかねw 自分の主張に都合の良いように改変するなよ。
お前の主張は全てお前自身の思いこみ、決めつけだと判らんかなぁ。
頭冷やして自分の書き込みを読み返してみな。
「世間で評判が悪く、実際には傑作」というものも確かにあるけど、
「世間で評判が悪く、実際には駄作」というものも当然ある。
真贋を見極められない馬鹿は前者を駄作と誤認したりする。
それと同じように、後者を傑作と誤認したりする。
128 :
本当にあった怖い名無し:2006/11/01(水) 04:48:34 ID:b8CHqimm0
加門七海の三角屋敷についても、誰か触れてくれ。
角川文庫(怪談徒然草)で簡単に手に入るぞ。
まぁまぁ面白いけど、仄かにDQNの香りがする。
友人宅でヨモツヘグイとか、自宅に送り主の分からん
ケーキが届いたとか…
130 :
本当にあった怖い名無し:2006/11/01(水) 18:19:50 ID:EAO+GPYaO
131 :
本当にあった怖い名無し:2006/11/02(木) 22:20:33 ID:tLl5Xn/C0
雨宮町子「たたり」
何気に「月の裏側」を今読んでるんだが、展開が怖すぎ
人が失踪して戻って来たと思ったら、なにそのオカルト!
ガイシュツだった… orz
読んでくる…
134 :
本当にあった怖い名無し:2006/11/03(金) 17:16:08 ID:KP53cR8lO
ガイシュツかもだけど、呪怨…怖くて面白い。
135 :
本当にあった怖い名無し:2006/11/03(金) 19:32:40 ID:bw3YcZ7f0
福澤徹三 何気に怖い
ズーットひきずる怖さがある。
オトシモノ以外
>>135 福澤徹三の怖さはどっちかというと「人間に対する嫌悪感」からかもしれない。
細かくバラして分析すると、ホラー的ガジェットは本当に小物的扱いだったり。
「オトシモノ」は映画のノベライズらしいので読んでない。
表紙が最悪w
「オトシモノ」凄いよー
改行でページ稼ぎが露骨
怪談徒然草は三角屋敷より廃工場の話が怖かった。
特に霊が出る宿舎(?)の1階部分をコンクリートで
固めたとこ。
雨月物語
>>138 あんなとこに人を押し込もうとする家主が一番怖かった。
福澤本は古本専門だなー。
面白いけど全部感じが似てる。
加門の怪談徒然草はホラー小説じゃないからなw
小野不由美「緑のわが家」読みたい〜
誰だ3ヶ月も延滞してるの
それ、もう返って来ないなw
ちょっと違うけど、宮部みゆきで「火車」
サラ金絡みの怖い話。
犯人にも理由があって、後味やるせなす。
ケッチャムの後味の悪さは異様だな・・・
すごいよこの作家
普通こういう小説は最後まで読まれない
筆力が桁外れだ
ケッチャム隣の少女と人食いのやつ読んだがすごかった
老人のやつ買ったんだが犬好きはやめたほうがいいとの情報で
躊躇ってる
>>145 むしろ犬好きのほうが老人に感情移入できて楽しめるかも。
ケッチャム作品にしては珍しくちゃんと救いがあるし、読後感も爽やか。
保守
148 :
本当にあった怖い名無し:2006/11/12(日) 12:53:36 ID:VvGWN0lZO
小松左京は展開がうますぎ。秘密なんてたまらん。あとまめつまは怖くてぞくぞくした。豆電球ついた部屋の描写うまい。
高橋克彦の大好きな姉ってのも良い。
小林泰三の影の国ってのも傑作 SFホラー
「お葬式」って短編集が面白い
これギャグ小説?と思ってたらたまにぞっとさせられる
>>149 瀬川ことび、だよね? 大好き。コバルトから出てる聖霊狩りシリーズとか、
その前の「闇がざわめく」は、地名の謎を絡めて怖面白い上に笑えて良かった。
同じ作者の「7」も伝奇的で「7」にまつわる神話のくだりが超面白かった。
肝心のシナリオがイマイチ軽くて謎の重さには見合わなかったけど一応お勧め。
保守
152 :
沖縄県失業率全国一:2006/11/17(金) 23:50:41 ID:8gZz/XaX0
リアルおにごっこはコミックのほうが面白い。鬼の歩行戦車とか巨大機械獣
とか原爆とかいろいろ小道具があって「ああ、こういう話なんだな」と安心して
読める。原作も赤川次郎が書いたバトロワっていう陳腐感がほほえましい。
どうせなら赤川ワールドをぱろった作品にすればよかったのに残念だ。
作者には今後も安っぽい模倣品をどんどん世に出してほしい。
153 :
本当にあった怖い名無し:2006/11/20(月) 11:49:34 ID:t5NEJ0ONO
もっとここ盛り上げていこうよ!!!
昨日読み終わったんだけど「RIKA」ってやつ以外と怖かった
長々と出会い系サイトのシステム、コツ等を説明するくだりは怠いんだけど、リカがからんでくるところはまじで怖かったよ、、
FAXのくだりなんか
違う意味で寒気がした
154 :
本当にあった怖い名無し:2006/11/20(月) 11:59:48 ID:JzywlV8DO
幻想怪奇で儚い美しさをもった小説って何かありますか?
何かあったら教えてください。
ちょっと前のレスに小林泰三の名前があったけど、
小林泰三なら「兆」が一番怖いなぁ。
未読の方は是非読んでみてください。
角川文庫の「ゆがんだ闇」?だったかな?とか言う短編集に収録されています。
>>154 長編で良ければ、「屍鬼」。
…ごめん、全然儚くない気もする。
恩田陸で「月の裏側」かな。
157 :
本当にあった怖い名無し:2006/11/20(月) 16:42:44 ID:t5NEJ0ONO
あげてこ
158 :
本当にあった怖い名無し:2006/11/20(月) 18:02:37 ID:60Jni+Pa0
隣の家の少女って結構怖いと思うんだけど出てないね。
どことなくコンクリ事件を彷彿とさせるんだよね。
いや監禁虐待の部分だけだけど。
パクってる?
>>158 ケッチャムのやつなら確か前スレで何度も出てたよ。
何度も出てたからこっちのスレではあまり話題に上がらないだけじゃないかな
161 :
本当にあった怖い名無し:2006/11/21(火) 09:18:42 ID:mDRL08yc0
オフシーズンだっけ
人食いのやつ
あれ読んでみたけど読むのが怖いな
小松左京だと「凶暴な口」
主人公のなれの果ての姿がありありと浮かんでくる描写にマジ吐きそうになった
164 :
本当にあった怖い名無し:2006/11/23(木) 13:16:43 ID:KBFJ5XGAO
弟切草シリーズが俺的に怖かった
165 :
本当にあった怖い名無し:2006/11/23(木) 13:26:19 ID:Xv62EUAc0
乱歩「一寸帽子」
ガイシュツかも分からんけど
乙一の「冷たい森の白い家」は良かったな。基地外ぽくて怖い。オチは微妙だが
なんか彼の作品て冷たいというか、人の命をかなり軽く扱ってる感じがする。
この人、いつか本当に人殺しちゃったりするんじゃなかろうか。
乱歩!!
「白髪鬼」も怖い。
そしてむなしくなった。。。
パラサイト・イヴ
初めて読んだ時、非常に嫌な不気味さ・気持ち悪さを感じました
黒い家
ひさびさに読み返したらそんなでもなかった
やっぱリングかな。
何の先入観もなしに読んだからかなりの衝撃だった。
あれから10数年か・・・すっかりホラーブームも終わっちまったなあ。
ホラーブーム全盛期に洒落コワとかあったらパくられてそうだな。コトリばこあたり。
>>170 2ちゃんからネタを流用したら炎上するのは当然なので、やるやつはいないだろ。
(偶然の一致、という出来事が起こる事も考えうるので、そのあたりは闇の中になるが)
とはいえコトリばこ自体がどこか本から持ってきた話らしいしな。<パクリかどうかは知らんが。
ホラー小説ブームが終わった、というよりJホラーブームが終わったと思う。
ホラー映画なら受けると乱発した日本の業界がホラー自体を消耗させたのかも。
で、Jホラーブームの恩恵を受けていた一部の連中が今は他のジャンルで
なんとか生き延びようとしているのだろう。誰たちとは言わないがw
それでも良質のホラーを生み出そうとかんばっている作家もいるわけで、
まだまだホラーも捨てたもんじゃない。と信じたい。
信じたいね・・・
小説はリング
映画はCURE
からだったと記憶している
>>171 Jホラーブームが終わったとしても、国産ホラーも海外ホラーも
良いものは良いままだから別段関係ない。
Jホラーにおんぶに抱っこだった人間が苦しくなるだけだ。
すでに手を打っているかもしれないけどな。
とはいえ、出版社がホラーをあまり出さなくなる可能性もあるので
それはどうにかして欲しいw
朝松健の「黒衣伝説」は中々面白いホラーだった。
メタフィクション・ホラーで怖いぞ。
「魔障」とかもよかったし。
またこんなの書いてくれないかなぁ。
Jホラーブームというのはよく分かんないんだけどリング以降のことかな
このスレで出てくるタイトルはその期間に生まれた作品は多くはないね
Jホラーと言えば最近読んだ『沙央里ちゃんの家』が結構怖面白かったなぁ。
歪んだ世界観がヨカたよ
「月の裏側」読了
ん〜なんだろうこの既視感
どっかで読んだ気がする・・・
藤子プロの漫画にも、似たようなのがあった希ガス。
あれは吸血鬼ものだけど「流血鬼」だったかな。
ホラーブームって確かに終わりかけって感じはするな。
出してくれなきゃ困るけど。