死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?142

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473本当にあった怖い名無し
1968年、イングランドのニューカッスルの空き家の2階で一人の幼児の死体が発見された。
死んでいたのはマーティン・ブラウン(4)だった。傍には劇薬入りの小瓶が転がっており警察は遊んでいる最中にマーティンが誤って毒薬を飲んだ
という結論を出した。
怖いもの知らずの子供が起こした不運な事故の一つと認定されたのだ。少なくともその時までは。

しかし、事故の二日後、マーティンが通っていた保育所が荒らされ、紙切れが残っていた。
その紙切れは子供の字でこう書かれていた。
「わたしがころした。だからまたやってくる」
同日、近郊の学校の校内新聞に事件扱った作文が投稿された。
作文自体は「死んだ男の子が可哀想です」という他愛もないものだったが奇妙なのは作文に添付されたイラストであった。
474473:2006/09/15(金) 11:01:34 ID:x3DRc6k30
イラストはマーティンであろう幼児が小瓶を握ったまま倒れていているものなのだが
マーティンの死因は発表されておらず、彼が毒物を飲んで死んだことなど警察関係者と
マーティンが毒物を飲んだ現場にいた人間しか知らないはずである。

二ヵ月後、ブライアン・ハウ(3)が絞殺死体で発見された。死体にはほとんど爪痕が
残っていなかった。
警察は二つの可能性を考えた。
一つ目は犯人が子供だと思ってみくびりほとんど力をいれずに殺した。
そしてもう一つは極端に非力な人間が犯人、つまり「子供による殺人」という可能性である。
475本当にあった怖い名無し:2006/09/15(金) 11:05:09 ID:07HDYkHe0
大好きだったじいちゃんが死んだときの話なんだけど
つやの当日、俺はじいちゃんの冷たくなった顔を朝から何度もなでていた。
葬式の準備で忙しくて夕食を作る間もなく寿司の出前を取った。
何の躊躇もなく俺は手づかみで寿司を食った。
みんなと同じように準備を進めていると、どこか体の一部を金属製の鈍器で
激しく殴られたような衝撃を感じ俺はうずくまった。
「ううぅ」
もはや声すら出ない。衝撃の震源地は腹部だった。
あまりの痛さに、俺はひょっとして何者かに銃撃されたのかもと本気で思っていた。
(当時警察庁長官が狙撃される事件があった直後だった)

しばらくして妹も同じようにうずくまり同様に父と母も同じ症状をになった。
当時家には親戚と家族合わせて二十人くらいいて、祖母だけが無事で後は全員倒れていた。
(原因は食中毒だった)

祖母はパニックになり近所の交番へ走った。
しばらくすると祖母が警官を一名連れて戻ってきた。俺たちはその間中ずっともがき苦しんでいた。
警官もかなりパニックになっていた。無線であちこちに応援の要請しながら
家の中を捜索してやがてじいちゃんの遺体のとこにたどりついて(俺はその部屋にいた)
「一名心肺機能停止状態!」
と叫んでいた。
俺は意識もうろうとして必死で誤解を解こうとしていたが声の出ない状態で
どうしようもなかった。
救急車が何台も来て大騒ぎになったらしい。
救急隊に運び出される直前、さっきの警官がじいちゃんに必死で人工呼吸しているのを見ながら
俺はゆっくりと意識を失った。
476474:2006/09/15(金) 11:15:48 ID:x3DRc6k30
警察はただちに町にいう子供1200人に事情聴取を行った。
事情聴取を始めて間もなく、一人の少女から証言があった。
事件当日近所に住む少年・ピーターが事件現場でブライアンを「半分柄の曲がった壊れたハサミ」で殴っていたと証言したのである。
現場に残されたはさみについては公表されてはいなかった。警察は少女の証言を重く見てピーターの尋問を開始した。
しかしピーターはその時間、学校の補習を受けており殺害など不可能であった。
そうなるとその証言をした少女が怪しくなってくる。彼女は現場のはさみの存在を知っていたのだ。
477476:2006/09/15(金) 11:31:18 ID:x3DRc6k30
少女の名前はメアリー・ブラウン(10)。
殺されたブライアン・マーティン両名の近所に住んでおり、被害者とは顔見知りであった。
警察が彼女を連行したところ、あっさりと犯行を認めた。取調べには始終笑顔で応じ、警官がどんな質問をしてもニタニタ笑っていた。
筆跡鑑定の結果、学校新聞の投稿にも幼稚園の遺留品にも彼女の筆跡は一致した。

更にメアリーはマーティン殺害翌日、わざわざブラウン家を訪問しており、マーティンの姉リタにニタニタ笑いを
浮かべながら「マーティンが死んでどんな気持ち?」「昨日泣いた?」という質問をし、追い返されている。
翌日、再びブラウン家に足を運び母のジューンに「マーティンと遊びに来た」と告げた。
母親は「マーティンは死んだのよ」と説明するとメアリーはこう言った。
「知ってるわ。あの子がお棺に入ってるのをみたいのよ」


478本当にあった怖い名無し:2006/09/15(金) 11:35:04 ID:kcH5TU+U0
>>473-474,476-477
前にテレビかなんかでやってた?
見たことあるような
479477:2006/09/15(金) 11:43:57 ID:w/Tc9n/m0
メアリーは非常に歌が上手くいつも自作の歌を作っては歌っていた。
留置所でも就寝時間になるとこのような歌を看守に披露している。

あ〜あ、おまえはよごれはててさ〜
ごみ箱のふたみたいだよ〜
おまえのしたこと とうちゃんが知ったら〜
おまえをベルトでひっぱたくよ〜

メアリーの面接を担当した精神科医は「この子に感情はない」とコメントした。
事実、その通りであった。そのことを象徴する出来事が審理中に起こっている。
かつらを被った裁判官とメアリーの母親が同時に入廷した時メアリーは母親ではなくかつらの方に
興味を示したのだ。

カウンセラーに将来の夢を尋ねられた時、メアリーは目を輝かせて「看護婦」と答えた。
その理由を尋ねたカウンセラーに彼女は「だって人に注射針が打てるもの」と返した。
480本こわ名無し:2006/09/15(金) 11:49:22 ID:BWBE+CcE0
金の亡者

つい昨日の夜のこと。
夫はお店を経営していたのだけど、故あって、つまり、経営状態が一向に
良くならないので閉店することにした。
それほどの負債は無かったもののアルバイトの給与が一部遅配になった。約二人。

そのアルバイトの女の子は、うちに毎日電話をしてきたので、うちも大変だけれども彼女も困っているだろうと思って
支払った。
ただ、交通費が二重払いになっていたので、その分の2520円を差し引いて振り込んだ。
夜、夫の携帯に勘違いの抗議の電話が何回もあった。
女の子本人も、交通費の二重払いは認めているのに、理不尽な抗議が続いた。

やっと電話が終わったのが午前1時半。
やれやれと布団に入った瞬間、髪を振り乱し、顔の部分だけがブラックホールのように真っ黒に抜けてしまった女の子が
足元からぶわっと襲い掛かってきたので、すかさず起き上がり、部屋の電気をつけた。

と、同時に、隣で寝ていた子供まで声を上げて急に起きてしまった。

どうしたの、と聞くと、窓から知らない人が入ってきて、うちの引き出しを片っ端から開けて
何かを一生懸命探していた。
僕が怖くて隠れていたら、急に電気がついたからびっくりしておきたんだ、と。

お金に執着しすぎると、ほんとに生きながらお化けになっちゃいますよ。

481本当にあった怖い名無し:2006/09/15(金) 11:49:33 ID:oToK0j+oO
>>470
http://www6.plala.or.jp/ohzora-soul/md/text/


ここの『ゲーム』てやつだね。
482479:2006/09/15(金) 11:56:08 ID:w/Tc9n/m0
何故このような人間に育ってしまったのか様々な論争が起こったが最も有力な説は家庭環境であった。
メアリーの母親・ベティ・ベルは「母親の資格がないにも関わらず奔放な性生活の末、望まぬ妊娠をしてしまった」人間であり
17歳でメアリーを産んだものの、手枷足枷になるメアリーを心の底から憎んでおり、満足に食事も与えず些細な理由でメアリーに
暴力を振るっていた。
事実、近所の住人は幼いメアリーが痣だらけの姿で泣きながらさまよっている姿をしょっちゅう目撃していた。
メアリーに父親はいなかったが母親の恋人はしょっちゅう出入りしていた。
そのほとんどが定職についていないチンピラでメアリーに暴力をふるい中にはメアリーに性的虐待を加える情夫もいた。
メアリーは23歳の時に釈放された。現在は二児の母親である。