167 :
本当にあった怖い名無し:
小学生の時の話しだが、恐ろしくて忘れられないので書く。
ある日じいちゃんが趣味で大昔の鎧兜を格安で買えたと
喜んで持って帰ってきた。他の家族は「そんな気持悪いもの」
と全員反対したが、有頂天のじいちゃんは早速自分の部屋に
組み立てて飾った。次の日じいちゃんの部屋で昼間鎧兜を
ボケーっと見てたら眠くなってきた。そのうち「カシャッ カシャッ」
って鎧のこすれる音がしたと思ったら金縛り。
ヤバい!と思ったときに飾ってあった鎧兜のところから半透明の
落ち武者が足も動かさずこちらにゆっくり接近。両腕をのばして
首に手を掛けられたときに金縛りが溶けて落ち武者も消えた。
言ったらヤバいのかもと誰にも言えずにいたら、翌朝じいちゃんが
「骨董屋に返してくる!」とえらい剣幕で鎧の入った箱?みたいなのを
背負って出て行った。かあちゃんに聞いたら「昨日の夜中幽霊に襲われた」
とじいちゃんが言ってたらしい。
じいちゃんに聞いたら何でもかなり古い鎧って大半が首を取られた侍から引き剥がして
売買したものが多くて、珍しいことではないと言う。その際兜は跡付けだから
良く見れば判るはずなので目利きが足りなかったと反省していた。
>>157 >不思議だったが、あの時遮断機を越えて近道をしていたらどうなっていたのだろうか。
そりゃあ、早く家に着いてたさ。その方が近道だもん。
170 :
本当にあった怖い名無し:2006/09/09(土) 05:16:12 ID:XBfdw8DUO