4歳か5歳の頃、幼稚園の近くに住んでいた20歳位のお兄さんに、毎日のように遊んでもらっていた記憶がある。
幼稚園からお兄さんの家までの道のりや景色は鮮明に覚えているし、
お兄さんの背格好や顔も声も全てハッキリと記憶に残っている。
しかし、名前や彼を何と呼んでいたか等は覚えておらず、
親や姉に聞いてもそんな時期に遊んでくれていたお兄さんはいなかったと言われる。
そして覚えている道や家はどの過去にも存在せず、それどころか幼稚園の場所さえ記憶とは違うところにあった。
つい最近になって、記憶の中の彼の正体について心当たりが出てきた。
あれは、間違いなく現在の私自身だ。
735 :
本当にあった怖い名無し:2006/08/21(月) 00:41:06 ID:DL7cY0/jO
>>734 鳥肌立ったよ〜。
文章も巧すぎ。
これから、小さい自分と遊んだりするのかな?