実話恐怖体験談 参談目

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404本当にあった怖い名無し
家から30分くらい離れたところにある岸壁で友人たちと釣りをしていたときのことだった。
俺のは全然あたりが来ないので友人たちと少し離れたところでふて腐れてごろんと横になっていた。
晴れた日で気持ちが良かった。
仰向けになったままカレーパンを喰っていたら突然目の前が真暗になって何か大きなものがズトンと落ちてきてきた。
俺はパニくって大声を出して飛び上がると顔に落ちてきたものを両手で払いのけた。
友だちふたりが俺の名前を呼んで「〇〇!」「だいじょうぶか!」と駆け寄ってきた。
わけもわからず俺は号泣していた。
「トンビだよ!」友人に言われて初めて上空を舞っていたトンビの一羽が突然俺の顔めがけて急降下して
カレーパンを掻っ攫って飛んでいったということを知った。
あんなに思いっきり泣いたのは本当久しぶり、小学校のとき以来かな。
あとでその近くの浜辺がトンビたちの溜まり場になっていて海水浴客の弁当が荒らされているということを知った。

大学2年の時の思い出です。(´Д`;)