実話恐怖体験談 参談目

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143本当にあった怖い名無し
自分でも整理のついていない話なんですが。
僕は心霊現象とか全く信じていない人間で、
霊能力者とか馬鹿じゃねえの?って、ずっと思っていました。

今、寮に住んでいるのですが、そこで体験した話です。
去年の夏頃でした。その日はとても暑くて、夜中に寝苦しくて
目が覚めました。寝汗を凄くかいていて、喉が渇いていました。
なので、廊下に出て寮の中にある自販機に飲み物を買いに行ったのです。
小銭を入れて、ボタンを押すと当然飲み物が出てきます。
そこまでは良かったのですが、自販機のガラス(プラスチック)越し
に何か白い物体が見えました。ん?と思い暫く見つめていると、
それは蒼白の女性(髪が長かった)で、はっきりと目が合いました。

『え、まさかこれが幽霊?』と思った直後、寒気と鳥肌が入り混じった
感覚が足の方からグァーと猛烈に襲ってきました。
『やばい、何かが来る』と感じて、恐怖なのか、寒気のせいなのか
全く動けない状態になり気を失いました。

そして、気が付くと自分の部屋の布団に横たわってました。
しかし、不思議と自分の体が全く動かないので、
自分は死んじゃったのかな?と思った程です。
この後、もう一度気を失いました(眠りに落ちたのかも)。

再び目覚めた時には、体は普段通りに動きました。
その時は、余りの非現実的体験に夢だと信じて疑わなかった
のですが、その晩自販機で買った飲み物(ファンタだった様なきがします)
が枕元に置かれていたので非常に困惑したのを覚えています。

この体験が夢なのか、現実なのか未だに理解が出来ない話です。
長文で失礼でした。