〜戦場・戦争にまつわるオカルト〜

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78本当にあった怖い名無し
先の大戦中の戦車兵の話。
真夜中いつものように数十台で隊列を組んで行進していると、付近の森から、蒼白い鬼火が続々と現れた。
狼狽していると、クラッペ(覗き穴)から外を見ていた兵士の頭が吹き飛んだ。


夜が明けて、別の部隊がそこを通った。
そこには、切り裂かれたような戦車の残骸と、車内にいたにも関わらず、射殺された兵士の死体がいくつも転がっていた。
その中に混じり、奇妙なランタンを持った、敵の兵隊の死骸がおびただしい量転がっていた。