本当に霊が見える人の霊の見え方 惨

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281本当にあった怖い名無し
網膜には盲点という見えない処があるのに、特別な試験をしなければ、
普段はそれに気がつかない。
緑内障などで網膜の一部が機能不全になっている人の多くも、
特別な検査を受けないと、なかなか それに気が付かない。
それは、視覚から得た映像に欠落した部分があれば、それを補完する
処理がなされ、その処理の後で普通の視覚情報の処理に移るから。
欠けている情報を補完する処理は、空間的・時間的に近い情報から
借用してきて作ったり、脳に蓄積されている「知識」から合成して
作ったりする。それらは無意識のうちに行われる。本人には、
普通にちゃんと見えているとしか思わない。

つまり、本当は光学的には見えていないのに、悩が情報を作って、
「見えている」と認識するという処理を、みんな無意識のうちに
普通にやっているのである。

で、死んだ人に会いたいとか、幽霊を見る事が出来るような自分でありたい
と思っていると、その悩が、元々光学的には幽霊など写って無かった映像に
知恵(記憶と創造)が生成した幽霊の像をはめ込むという処理をする。
本人は普通に見えているとしか思ってない。自分が脳内で生み出した絵
だという自覚は無い。だから聞かれれば 自信を持って
「嘘ではない。確かに見た」と主張する。