жжZOMBIE.†.GAMEYжж Part-V
p2
■世界観
・舞台はアメリカにある架空の島。 地形参考(
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=32.39.16.937&el=129.45.22.827&la=1&sc=4&skey=%B9%E2%C5%E7&pref=%C4%B9%BA%EA&CE.x=251&CE.y=256 )
・状況はゾンビ発生直後、時期は春。
・スタート地点や、島でどう行動するかはプレイヤーの自由。
■島全体
[東]<商業エリア>ショッピングモール、デパート等。
[西]<企業エリア>大企業のビル、工場等。
[南]<娯楽エリア>レストラン、スタジアム、博物館、港等。
[北]<島民エリア>高級住宅街、役所、本土との連絡橋等。
[中央]<山間エリア>別荘、教会、自然観測所等。
なお、地下鉄が島内各地〜本土との連絡橋〜本土を繋いでいる。
■ゾンビの設定
・人は噛まれた場合のみ感染。傷が浅くても数日で死に至る。
・死亡(呼吸・脈拍停止を確認)すると数秒〜でゾンビ化する。
・強暴で興奮しやすい。人を襲い、喰らおうとする。
・知能は極めて低く、ほぼ食欲のみにかられている。
・心臓は機能していない。叫び声を上げる時のみ肺を活用。
・人間以外の生物には無関心。
・乗り物には人間と同じように反応。(人間が乗っていると知っている)
・痛覚がなく、頭以外を攻撃しても動きを止められない。
・常人以上の筋力があるが、動きは鈍い。
・音に対する反応が鋭く、痛覚以外の神経系の働きは損なわれていない。
・建物に集まるのは習慣ではなく、人が大勢集まる場所だと覚えているから。
・泳げない。首までなら歩き、それ以上は沈む。
・まれに例外的な個体(素早い、知能が高い、さらに筋力が強い等)も存在する。
p3
■危機レス
・危機レスはゲーム開始15日以降から投稿可能となる。 (ROM専門の方でも投稿可能。遠慮せずどうぞ。)
・「ゾンビが建物内に侵入しそう」「建物への電力供給がストップ」等の危機的状況を発生させる事ができる。
キャラクターは知恵や力を駆使して危機を乗り切っていかなければならない。
・どうすれば危機レスが解除されるか(どうすれば危機を乗り切れるか)を記載する。
・危機レスを投下する際は世界観、その時のゲームの雰囲気を読む。
・ルールを守っている限り危機レスの効果は有効だが、上記を守っていない場合は確認スレで話し合い、最終的にスルーする場合がある。
(プレイヤー三人が"×"と書いて投稿すれば決定)
■固定危機レス人
・名前トリップを付けた危機レス投稿専門のプレイヤー。
例:(名前)危機#○○…
・固定危機レス人の危機レスは通常の危機レスより優先する。
そのためよりスレの雰囲気やゲームの状況を読んでの投稿が求められる。
■死与権
・これは強制的にキャラを、そのキャラを操っているプレイヤーの承諾無しに死亡させられる権利である。
例えば、あるプレイヤー「a」が最後の書き込みからリアルタイム72時間経過しても書き込みしなかった場合、「a」のキャラへの死与権が他のプレイヤーに発生する。
但し、72時間経過後でも死与権発動前に「a」の書き込みがあれば、他プレイヤーの「a」のキャラへの死与権は消失する。
p4
■アイテム
系統ごとのアイテム所持上限を守ること。(リュックやポーチを装備しても、上限は変わらない。)
また他キャラへのアイテムの譲渡は自由。
・銃火器、弾薬
弾薬はリロード2回分(マガジン2つ)で1アイテム。
射撃系は入手してからリアルタイム24時間は新たに入手不可
その他の系統は入手してからリアルタイム36時間は新たに入手不可
・その他の武器
全系統入手してから新たに24時間は入手不可
(その他の武器とはナイフ、メリケンサック等の近接武器の事を指す)
■初投稿時のキャラ設定
初投稿時には、操るキャラクターの詳細を記載する。系統についてはp5参照。
・テンプレ (携帯からのテンプレ利用方法:項目の[写]を選択)
氏名 :
系統 :
○
○
○
性別 :
年齢 :歳
体格 :cm kg
性格 :
職業 :
容姿 :
趣味特技:
所持品 :
備考 :
p5
■系統
キャラクターの得意分野等から考えて下記からあてはまるものを選択する。
注意:医療系、格闘系は銃火器はハンドガン・ショットガン等操作が簡単なものしか持てない。
○射撃系 アイテム所持数(6)銃火器所持数(3)
狙撃、銃の改造など銃に関する技術、知識を持つ。
○格闘系 アイテム所持数(7)銃火器所持数(1)
体術や近接武器などの扱いに関する技術、知識を持つ。
○技術系 アイテム所持数(8)銃火器所持数(1)
機械操作、修理などの技術、知識を持つ。
○医療系 アイテム所持数(8)銃火器所持数(1)
医療に関する技術、知識を持つ。
ワクチンは開発不可。ただし、能力として「ウイルスの進行を遅らせる」ことは可能。
○特殊系
上記系統の能力を組み合わせる。キャラが万能になりすぎないよう注意。
特殊系の制限として「アイテム上限は8、射撃系の能力を入れる場合は6」
・系統を選んだ後、能力の詳細を3つあげる。
例 猟師:特殊系(射撃+格闘)
○刃物を持っていれば一度にゾンビ2体まで相手にできる。
○ショットガンの扱いに長けていて、近距離のゾンビなら1〜2体を1発で倒せる。
○ただしショットガン以外の銃火器の扱いや素手の格闘は素人
p6
■初投稿以降の書き込み時必須記入事項 (本文の始めに書く)
・テンプレ
>>(キャラ初登場番号)【(時刻) (エリア):(現在地)】(13/13)
例:
>>1【13:30 東:ショッピングモール】(9/13)
・時刻
それぞれのキャラが同じ時間軸でなくてもわかりやすく、矛盾を無くせる。
なお、分数は30分区切りで24時間表示。
・現在地
状況が解り易くなる。
・カウンター
ライフポイントのようなもので、初期値は13。
主に危機レスなどで増減する。
0になったプレイヤーはキャラの運命を死に結びつけなくてはならない。
■その他
・他キャラに話をする時にはそのキャラの初登場レス番号を記入する。
例:「あなたの名前は?」
>>01 ・他者のなりすましを防ぐ為、名前にトリップを付ける。
付け方:名前の横に#○○○…(○には好きな文字、数字)
・新規プレイヤー、また落ちて途中からプレイする者はなるべく未読レスを読むこと。
p7
■ゲームの心構え、その他
・これはスレッドの形を取ったゲームであり、形の整った小説を作るのではありません。
そのため、確認スレで予定調和をしてはいけません。
ゲーム中でキャラが固まっているプレイヤー同士の話し合いは認めます。
例:「ここへ逃げさせよう」「バリケードを作らせない?」など
その他のプレイヤーの話し合いは問題が発生した時、雑談、議論の時にお願いします。
・ルールについてはまだまだ議論中です。
プレイヤーだけでなく様々な方からの意見を募集していますので、ご意見ありましたら状況確認スレにお願いします。
・プレイヤーに即席ルールの適用を試験的に認めています。
即席ルールとはイベント時や危機レス時等、その場でのみ有効なルールの事です。
掲示板の機能を使用した様々な物が発案されています。
・書き込み時間を使った行動の成否判断→p8 (携帯からの秒数確認法:項目の[写]を選択)
・制限、ペナルティ (ペナルティはカウンター減少等)
例:危機レス ゾンビが三体侵入。
20レス以内に最低三人のプレイヤーが書き込みをして倒せば解除
一人が一体以上のゾンビを倒す事はできない。
[ 20レスを越すと全員のカウンターが1ポイント下がる ]
・このようなルールはゲームの小説化や台本化(予定調和)を防ぎ、ストーリーに分岐を増やします。
これによりプレイヤー自身もキャラの運命がどう転ぶか解らないマルチストーリーが楽しめます。
・他にも様々な工夫ができると思いますので、ご意見、ご提案を随時募集しています。
p8
■難易度
成否判定をする際、キャラの得意分野、状況、行為自体の難しさで、行動の成否判定の難易度が変わる。
通常、判定には書き込み時間の秒数一桁目を使用する。
指定する数字は極力連続していてはならない。(例:3つ指定なら1、2、3は不可。1、3、5は可。指定数字が多く連続させずにはいられない時は連続しても可)
・難易度表
−4(指定の数字1つ以外で成功) 非常に簡単な行為、条件。
−3(指定の数字2つ以外で成功) とても簡単な行為、条件。
−2(指定の数字3つ以外で成功) なかなか簡単な行為、条件。
−1(指定の数字4つ以外で成功) 少し簡単な行為、条件。
0(指定の偶数または奇数で成功)基準。戦闘なら通常のゾンビ程度の敵との戦い。
1(指定の数字4つ以外で失敗) 少し難しい行為、条件。
2(指定の数字3つ以外で失敗) なかなか難しい行為、条件。
3(指定の数字2つ以外で失敗) とても難しい行為、条件。
4(指定の数字1つ以外で失敗) 非常に難しい行為、条件。
・自キャラの系統に関係した行為を行う際は難易度をー1して判定する。(例:射撃系が銃を撃つ、格闘系が格闘で戦う)
役立つ道具を使う時、または得意な行為を行う時はさらに難易度をー1して計−2で判定(例:技術系が得意なパソコン操作をする)
役立つ道具を使い得意な行為を行う時はさらにー1して計−3で判定(例:医療系が医療設備の整った環境で得意な外科治療を行う)
得意な行為は、キャラの系統からのみ適用する(例えば、格闘系が銃の扱いを得意として銃使用時の判定を有利にすることはできない)
特殊系の限定された系統では得意な行為での難易度修正は不可(例えば、格闘+医療の特殊系は、系統と道具により難易度ー2までしか修正できない)
・特殊例 PC(プレイヤーキャラクター)「b(格闘系、柔道が得意)」対PC「c(射撃系、ナイフを装備)」の格闘戦。
bは得意な柔道でcを取り押さえようとする(難易度ー2)。
cは非格闘系だがナイフを使って抵抗してきた(難易度+1)。
よってbの判定は難易度ー1で行う。bは1、3、5、7を指定。
結果、秒数一桁目は2。bはcを取り押さえることに成功。
氏名:レニー・ハース
系統:射撃系
○ハンドガンの扱いに特に長け(修理やカスタマイズもできる)、接近戦でもハンドガンならばうまく使って戦闘可能(格闘戦時も弾を消費する事で 射撃能力で難易度判定可能)。
○両手利きで銃の扱いに長けているためハンドガンならば二丁同時に扱う事が出来、それぞれで別々の目標を同時に射撃できる。その代わりライフルはしっくり来ず、射撃系の難易度修正の恩恵は受けられない。
○感覚がかなり鋭敏である。
性別:男
年齢:不詳(見ようによっては10代後半にも30代後半にも見える)
体格:189cm 76kg
性格:冷静、を通り越して冷酷で感情に乏しい印象で、常にけだるい雰囲気。虚無的。人間、特に女性不信。
職業:ボディーガード
容姿:長身痩躯。中性的で端正な顔だが荒みくたびれた印象。グレーがかった長髪、ダークグレーのロングコートに同色の帽子、ブーツ、皮手袋、小さな丸サングラス
趣味特技:愛銃の手入れ
所持品:カスタムハンドガン(15/15)×2、マガジン(15/15)、マガジン(01/15)、ナイフ、火炎瓶
カウントされない所持品:写真、携帯電話、煙草、ライター、スキットル、キー、財布
備考:不幸な境遇の中最愛の人を殺されて以来、復讐の為のみに生きる男。
殺した人間は資産家だとわかっているので、企業や資産家対象のボディーガードとなり仇を探す生活を続けていたが、すでに精神は疲れ果て荒廃しており、人間不信も極まって今ではかつて愛した人の愛さえ疑っているが、惰性で仇探しを続けているといった有様。
その為、復讐の為になんとしても生きようという執念すらなく、死んだら死んだで構わないという状態。常にけだるい印象。
それでももはや意味が疑わしくなった復讐のみしか生きる理由はなく、その為には手段を選ばず他人など虫けらのようにしか思っていない。
もはや人の愛などは全く信じておらず、死も恐れてはいない。
キャラクター達の対応によっては味方にも、危機キャラ的な存在にもなりうる。
>>9【13:30 東:警察署:3F】13/13
“相棒”の片割れから放たれた弾丸は至近距離からバックスタブ気取りの頭を撃ち抜いた…奴は糸の切れた繰り人形の様に崩れ落ちる。
血と脳漿がゴードンの前の床に飛び散った。
部屋の中をこちらに向かってゾンビ達はまとまって歩いてくる。
銃を持って居ないであろう老人、餓鬼、女二匹、サラリーマン風の男…こいつらは不必要だな…
俺は火炎瓶にライターで火をつけると、内側の扉の取手を銃のグリップで破壊する。
まとまってこちらへと歩いてくるゾンビ共…を一瞥し
「火葬してやるよ…ありがたく思うんだな…」
そう言い捨てると連中へ向け火炎瓶を投げつけた…たちまち炎に包まれ呻きをあげる腐肉達…
それを尻目に内側の取手が無くなった扉を外側から閉める。
さながら部屋の中は焼却炉といったところか…
…目でイヴァン達を促してその場を立ち去りミーティングルームへと向かう。
ゾンビ共の断末魔と扉を叩く音を背中で聴きながら―――死体が断末魔というのも可笑しいか…俺は微かに唇の端を歪ませた…
【アイテム消費】
カスタムハンドガン15/15→14/15
火炎瓶
氏名 : アイス・イルロ[アメリカ]
系統 : 特殊系(剣術)
・剣術で鍛えられれた身体能力はかなりの物。
・剣タイプの武器ならどんなものでも使える。
・剣術に長けすぎてはいるが知識はある、しかし剣タイプ以外使えない。
性別 : 女
年齢 : 12歳
体格 : 135cm 32kg
性格 :
物静かで言いたい事だけを言うので誤解される事がしばしば。
『メリル・マディガン』に対しては普通の子供の用に接する。
ある理由で、子供は産めない、というか、創れない身体になっている。
敵と判断したものには容赦無く斬りつける。
趣味 : 日本刀の手入れ。
特技 : ちょっとした料理。
職業 : 不明だが、依頼内容を実行する。
容姿 : 銀の長髪。左手に常に剣を持つ。
胸だけを隠す赤い巻き布(左に結び目)
右足部分が無い少しだぼついたジーンズ、茶色いベルトブーツ。
所持品:
【重量物】
日本刀 M3 SHORTY(ショットガン)(3/3) 予備弾(3/3) 砥石
【非重量物】
写真 携帯電話
備考 : 生まれてまもなく両親が無くなる、が、不幸はまだ終ってなかった。
拾った者が殺し合いの賭け事に自分を使い、生きるために必死に自分を鍛えた結果、こうなった。
…無論、その者は殺した。
氏名 :アッシュ・レインワース
系統 :特殊系(格闘+技術)
○護身術を習得している
○手先が少し器用でバリケードなどの修理、補強ができる。
○銃の基本的な扱いは習得済
性別 :男
年齢 :27
体格 :179cm 75kg
性格 :冷静
職業 :ボディガード
容姿
【頭部】白髪ショート
【上半身】テーラードジャケット+(白)シャツ(黒)
【下半身】ジーンズ、安全靴(黒のスニーカータイプ) 】
【装備】 シグザウアー SP2022
http://www.gundirectory.com/more.asp?gid=20216&gun=Pistol 【体型】スラリとした体型だが、それなりに筋肉はついている
【他】アメリカ白人、先天性色素欠乏症(アルビノ)のため体毛は白く、眼は紅い。肌はアルビノではない
趣味特技:護身術、ゲーム、ギター
所持品 :ハンドガン(シグザウアー SP2022 15/15)、ハンドガンの弾(15)、(携帯電話、社員証、オイルライター、封筒)
備考 :元警察官であり、退職後は警備会社に勤めていた。
警護した企業の会長に気に入られ、個人的な護衛として雇われ1年前島にやってきた。
過去にも島に来たことがあるが、その時の記憶をなくしている。
両親は既に死亡している。軽度の先天性色素欠乏症(アルビノ)。
氏名:ゴードン・ベイルマン(出身アメリカ・白人)
系統:特殊系
○カナテコを持った状態で戦闘を行なった場合のみ、格闘系が得意な武器を持った状態でのカウント判定となる
○それ以外の武器(銃器・カナテコ以外の格闘用武器)での戦闘は素人。もてる銃器は拳銃のみ
○工具があれば壊れた電子機器や無線機の修理ができる。(乗り物の修理は不可)
性別:男
年齢:31
体格:身長176cm/体重78Kg
性格:善良な人間で正しいと思った事は口に出して言うタイプ。置かれた状況に適応しようと努力する。
何故か目覚めた直後からカナテコに対して奇妙な執着心を持ち、肌身離さず持ち続ける。
容姿:黒髪で短髪、あご髭を生やし黒縁メガネ。
白衣の下にワイシャツ、紺のネクタイ。紺のズボン、革靴(皆さんが直ぐに思いつく一般的な科学者)
白衣は自分の血で少し汚れている、事故に遭った後なので服装は若干くたびれている
職業:科学者
所持品:(最大数2/8)カナテコ、薬箱(容量3/3)
所持品数に入らないもの:研究所のパス(現在はポケットの中にしまってある)小銭
趣味:PCゲーム、実験
特技:自動車の運転、機械の修理(要工具)
備考:研究所を脱出した後、偶然見かけた生存者と合流し、武器を探して警察署を探索中
>>14【13:30 東:警察署:3F】13/12
勢いに任せて飛び掛ったはいいが、やはりこういった荒事には向いていないようだ
床に落ちていた何かの障害物に足を引っ掛けてしまいよろけている所を件のゾンビに突き飛ばされてしまった。
激しい衝撃と共に私の体は廊下へと飛ばされ派手に向かいの壁に叩きつけられた。(カウンター13→12)
全身を襲う苦痛から咳き込んでしまいなかなか起き上がることができない。
四つん這いのまま苦痛に悶えている私に先ほどのゾンビが近づいてくる。まずい。このままでは・・・
精力を振り絞り何とか立ち上がり武器を構えたところでガンマン
>>9の銃が火を噴き、私を食らおうとしたゾンビは
頭を撃ち抜かれその場に崩れ落ちた。
ガンマン
>>9を見ると先ほど倉庫で拾ったと思われるビン(よく見ればそれは火炎瓶だ)を取り出し着火すると
ご丁寧に扉を内側から開けないようにしてからゾンビ達に投げつけた。素早く扉を閉めると我々に先に進むように
促すと別の部屋へと歩いていった。
火炎地獄と化した室内からくぐもったうめき声と戸を叩く音が聞こえる。
閉じ込めるだけならドアノブを破壊するだけでよかったはずだ。彼らとて好きでゾンビになった訳でもないだろうに・・・
私の側を通り過ぎるときに顔を盗み見たが彼は笑っていた・・・この状況を楽しんでいるというのか。
頼もしいといえばそうだが、私はむしろ不安と不快感をその歪んだ笑みから受け取っていた。
一応助けてもらったのだから礼は言っておかねばならないだろう
「た、助かったよ。ありがとう。凄いんだなアンタ、まるで映画に出てくる殺し屋だ。ハハッ」
氏名:メリル・マディガン
系統:技術系(車の運転)
性別:女
年齢:28歳
体格:159cm 44kg
性格:利己的で他人に主導権を握られる事を嫌う
趣味特技:ドライブ(主に高速道路での)、ポーカー
職業:主婦
容姿:ブロンドのショートカット。茶系のジャケット。
所持品(8):ハンドガン<H&K P7M13>(13/13)、空のマガジン(0/13)、斧、頭痛薬(6包)
<カウントされない物>時計
備考
突然の危機に対して冷静に対応する事が出来ずに無茶をしてしまうことが多い。
また全体的に余裕がないため、ときに感情が剥き出しに。
アイスにはほんの少しの負い目と特別な感情がある。
氏名:ロギューネ・フライヤーズ&ファレスト・リーベルタ
系統:二人とも射撃系
性別:二人とも男
年齢: ロギューネ・23歳 ファレスト・22歳
体格:ロギューネ・177cm 79kg ファレスト 172p 76s
性格:ロギューネ・おとなしい ファレスト・暴走気味の所がある、
特技:(ロギューネ)大体の銃火器を使用できるがその中でも特にハンドガンの扱いには秀でている。
その反面 格闘が苦手で、格闘戦時難易度+1・また乗り物の運転も一切出来ない。
(ファレスト)ショットガンによる射撃が得意・同じく格闘が苦手で格闘戦時難易度+1
・また銃の整備や多少の改造が出来る・こちらは車の運転はできる。
趣味:ロギューネ、ギャンブル ファレスト、パソコン、読書
職業:麻薬捜査官
容姿: ロギューネ・茶髪、ジャケットにジーパン、腰にハンドガンのホルスター、
ファレスト・金髪、Yシャツに黒ズボン、Yシャツにホルスター 、上着は破って
傷口を縛っているために着ていない
所持品:ロギューネ・Cz75(ハンドガン)0/15
ウィンチェスター M1887 3/5(ショットガン) スラッグ弾5発「身分証明書、懐中時計、財布」
ファレスト・コルトSAA(リボルバー)0/6 予備弾3
「身分証明書、携帯電話、財布、ライター 形見のバッチ」
備考: 麻薬の取引現場に踏み込んだ時にゾンビに遭遇、その時ファレストは
錯乱した麻薬の売人に撃たれ右足と左肩を負傷している。
そのため誰かに手伝ってもらわないと他が歩く程度のスピードでしか移動できない。
またファレストは傷のために傷のために得意のショットガンを使用できない。
使用するにはある程度回復を待つ必要がある。
アイテム枠は一人4つで、どちらかが死亡しても変わらない。
氏名 :フェイ・ロン
系統 :一般人(中国系2世、中国人と韓国人の合いの子)
性別 :男
年齢 :35歳
体格 :169cm 58kg
性格 :弱気・非協力・戦闘嫌い
趣味特技:料理・英語と中国語が話せる(中の人は話せません)
特徴 :戦闘はしないが運が強いため、難易度は1下がる。
職業 :中華料理屋『考取満腹』店主
容姿 :調理服・エプロン
所持品(最大8):
【入るもの】傷薬(1/1)、ハンドガンP220(2/9)、空き×6
【入らないもの】携帯・サイフ・包丁(大事なものなので、武器にはできない)
備考 :日本人の一般認識の中国人だと思ってください。決して中国人を差別するためのキャラじゃありませんのであしからず。
>>18【13:30〜 東:モール2F・インテリアショップ】10/13
彼(前スレ
>>264)は僕と握手する前に軍隊的な仕草をして名乗った。
名乗った時の彼はそれこそ屈託のない笑顔を見せたが、一瞬だけ悲しそうな顔をした…気がする。
「よろしくネ、ジンさん。」
僕はそれに気付かないフリをしながら歯をだして笑い、握手をする。
「そういえばさき一階にいたんだけと、一階は大丈夫ノ?一瞬防弾ガラスだから…て聞こえた気もするけと。
それと若い二人組みなかた?僕の友達。知らないうちにはぐれちゃたヨ。お腹もすいたし、早いうち見つけないと心配ネ。」
氏名 : デイヴィッド・グライムズ(デイヴ)
系統 :特殊系(射撃+α)
・勘が鈍っているため、初期段階での戦闘力は一般人並みかそれ以下。
・戦闘を重ねるにつれ勘を取り戻す。特に狙撃技術は一級品。そのためライフル系の武器で修正を得られる。
・ステルス能力が高い。これだけは鈍っていない。
性別 : 男
年齢 : 24歳
体格 :173cm 59kg
性格 :普段は冷静だが情緒不安定の嫌いがある。集団で居るのを嫌う。
趣味特技: アイスコーヒー(レギュラー) 、狙撃
職業 : 放浪者 (無職)
容姿 : ぼさっとした黒髪のショートヘア。眼鏡着用、眼光は鋭い。黒のシャツに(戦闘で)袖が破れた前半開きの黒ジャケット。青ジーンズにブーツ。
所持品 :M4A1カービン予備マガジン(2/2)、サバイバルナイフ、懐中電灯、コーヒー豆
(ドッグタグ、財布、ケネスの手紙)
備考 :アメリカ人。左利き。流浪の放浪者。数年前まで傭兵派遣組織「ファントム」に所属していた。トラブルから脱退し、放浪生活を送っている。
昔の戦友を頼って島までやってきた。
組織にいた頃は天性の才能で組織一のスナイプ技術を持っていたが、それ以外の訓練を怠った為、傭兵としての総合的な能力は低かった。
組織を抜けてから不健康な生活をすごしてきた為、全盛期より体がかなりやせ衰えている。
また、精神的に不安定な面がある為、気分によって戦闘修正が変わる。
>>20【13:00〜 東 モール 小児科医院内】11/13
男
>>17の銃撃によって頭部を破壊された少年のゾンビはその場にゆっくりと倒れた。
俺は…奴に突き飛ばされしたたか壁に頭を打ち付け、その場に座り込んでいた。
「…く…」
こんな化け物一匹…。
ゆっくり立ち上がると、
「治療、礼を言う…」
女にそれだけいい、医院から逃げるように立ち去った。俺のカービン…取りに行かなくちゃな…。
氏名:ラリー・レイド
系統:技術
○目が悪いので遠距離射撃はできない
○銃の修理程度はできる
性別:男
年齢:28歳
体格:171cm 54kg
性格:弱気
職業:モールの鉄砲店の店員
容姿:黒髪/黒ワークエプロン/白シャツ(多少血で汚れている)/ジーンズ/眼鏡(縁無し)
趣味:映画鑑賞/ゲーム
所持品:ハサミ/ガムテープ/ウィンチェスター M1897(5/5)/
鉄砲店の鍵 (腕時計/携帯電話/ボールペン)
氏名 :ケイト・フェアフィールド
系統 :特殊系
性別 :女
年齢 :18歳
体格 :162cm 46kg
性格 :普段は明るいが、追い詰められると何をするかわからない
職業 :学生
容姿 :茶髪 ミディアム
:制服 カーディガン スニーカー
趣味特技:テニス
所持品 :家の鍵 携帯電話 シャベル
備考 :パニックで一部記憶を失っている
>>16【13:30 東:モール/西側エレベーター付近】9/13
2体のゾンビが勢いよく飛び出してきた。
その動きの速さに、まるで待ち伏せでもされていたような錯覚を覚える。
カートは灰色のスーツを着たゾンビに押され、そのまま横倒しになった。
積んでいたタオルや斧が床に散乱する。
「もう最悪っ!!」
悪態をつきながらも後ろに後退して少しずつ呼吸を整えていく。
冷静に・・・とかそんなこと考えてたけど、目の前にしたらやっぱり無理だ。
奴らに目を据えたまま、腰の銃を抜こうと手を回す。
汗で手が滑ってグリップを上手く掴めない。・・・落ち着け。
「あっ」
あろうことか銃を取り落としてしまった。冷たい汗が頬を伝った。かなりまずい。
急いで拾い、目の前のゾンビに銃口を向ける。
その手はすでに私の肩を掴もうとしていた。
【秒数が奇数なら5発消費してゾンビを倒す。偶数なら5発消費して時間を稼ぐ】
氏名:イヴァン・ベールイ
系統:技術系
○パソコン・機械に関する知識が深く、大抵の機械は工具があれば修理出来る
○左足に障害を持ち、杖なしでは満足に歩けない
○老人なので力が弱く、武器があっても1対1ではゾンビに対抗出来ない
性別:♂
年齢:81歳
体格:172cm 60kg
性格:物静かで温厚だが、どことなく威厳を漂わせている。
職業:作家(退職後の道楽のような形)
容姿:真っ白な髪をオールバックでまとめ、鼻の下の髭を若干伸ばしている。
趣味特技:絵を描くこと、小説を書き進めること
所持品:万年筆、杖、手帳、パーカッションリボルバー、工具箱
備考:北部の住宅街の外れ、一際大きく古びれた屋敷に一人で住んでいる。
屋敷は丈夫な煉瓦の塀で囲まれ、ゾンビでも登ったり壊したりすることは出来ない。
鉄の門の傍らには小さなインターホンがあり、外部の人間はこれを使うことで彼とコンタクトを取れる。
氏名 : 原井亜門(はらいあもん)
系統 : 格闘系
○ 素手及びナイフでの格闘戦が可能。
○ 銃はハンドガン以外は使用不可。
○ 特殊な装備として銃剣付のライフルがあれば撃つ事はできないが、銃剣道の武器として使用可能。
(得意武器+得意行動として判定)
性別 :男
年齢 :22歳
体格 :175cm 72kg
性格 :直情径行。冷静に考える力はあるが、感情に任せて動きやすい。
職業 :大学生(卒業予定)
容姿 : 短めの黒髪。ヘアワックスでねじりを入れている。黒のパーカーに黒のジーンズ。
趣味特技: ゲーム(アクション、格闘ゲーム)
所持品 : ベレッタM92F(4/15)、予備マガジン(15/15)2本、サバイバルナイフ
(カウントされないもの)ライター、タバコ、携帯電話
備考 :父親が元自衛隊のレンジャーであり、その関係で幼いころから自衛隊徒手格闘術と
銃剣道、サバイバル技術を教わる。格闘術と銃剣道の実力は大会の優勝者クラス。
大学の卒業旅行で島を訪れて、今回の事件に巻き込まれた。
>>25【13:30 東:警察署:3F】13/13
レニー(
>>9)が先を歩き、ミーティングルームへと入る。
・・・背中から炎が扉をなめる音を聞くのは、何ともいい心地はしないものだ。
レニーに礼を言うゴードン(
>>14)を一瞥し、部屋を一通り見て歩く。
流石にこの都市島の警察署だけある。意外と奥行きがあり、さながら政府の要人が集まる会議場のようだ。
中央には巨大なドーナツ型の机が陣取り、そのぐるりを革張りの椅子が囲んでいた。
唯一足りないものは、この椅子に腰掛ける人間のみだろう。
残念ながら、この部屋にはどうやら銃器や役に立ちそうな物は見当たらなかった。
ただ・・・隅にさりげなく置かれた、黒い金庫を除いては。
「中を拝見させて頂くとしよう」
隣のホールドに悪戯っぽく微笑み、工具箱から適当な工具を取り出す。
・・・物を組み立て、ある時は分解する。それが私の唯一とも言える特技であり、若い頃はこれで糊口を凌いでいたこともあった。
そしてありがたいことに、耳も眼も衰えてしまった今でもこの指先の感覚だけは鮮明に覚えていた。
【難易度判定:金庫をこじ開ける(難易度2)
技術系(−1)であり物いじりが得意(−1)なイヴァンが工具(−1)を使用するので、難易度は合計−1。
この書き込みの秒数下一桁が0、2、5、7以外なら成功。
成功した場合の数字が偶数なら秒数を2で割った数のライフルかハンドガンが手に入る。
奇数の場合はこの警察署のマスターキーが手に入る。】
>>26【13:00 東 モール1F噴水前→2F銃砲店前】4/13
「わかった、9mmとスラッグ弾だな。後で警備室に持って行く」
>>17 俺はロギューネ
>>17から金を受け取り、銃砲店へと歩いて行く。
…そうだ、銃砲店ならあれもあるかも知れない。ついでに探しておこう。
あれがあれば、かなり心強い。
俺はそんな事を考えながら歩き、銃砲店の前へ着いた。だが、シャッターが
降ろされ、中へは入れない。くそっ、最悪だ。俺は苛立ち紛れに
シャッターを蹴り飛ばす。そうだ、こんな所では、万が一の為にマスターキーが
ある筈だが…あるとすれば、警備室か?もしそれも無ければ、店の奴を探すしか
ない。そう都合よくモールの中にいる筈もないだろうが…どちらにせよ、何らかの
手段は考えないとな。俺は踵を返して、警備室へと歩き出す。
その時、反対側から何か金属質のものが倒れる音、次いで続け様の発砲音が
聞こえてきた。俺は反射的に懐からベレッタを抜き、音の方へ駆け出す。
まだ他に生存者が!?
氏名 : ランカ・ファレイヤード
系統 : 特殊・射撃
○ おなじみ2重人格少女 意識がなくなったり頭に衝撃を受けると人格変化
A=ランカ おっとりしたお嬢様 B=らんか いい加減で冷酷な悪女
○ A:生まれつき驚異的な空間認識能力を持つ
B:ハンドガンの扱いに長け、特にマグナムリボルバーの扱いは一級
○ A:戦闘行為が一切できない、戦闘時は仲間の足を引っ張るだけの存在
B:射撃系統だが所持できる武器は1点のみで、扱える武器も簡単な物のみ
性別 :♀
年齢 :19歳
体格 :154cm 42kg
性格 : 上記参照
職業 :お嬢様
容姿 : 桜色の春用シフォンワンピース。 背中から腰にかけて大きな蛇のタトゥーがあるが、らんかが彫ったものでランカは知らない。
趣味特技: ランカ=料理など家事全般 らんか=冷たい性格だが、時には仲間思いな面もある
所持品 : アナコンダ 8inch 44マグナム (マグナムリボルバー6/6)・44マグナム弾12発・クレジットカード(莫大な金額)・非常食3人前
備考 : ありとあらゆる企業のTOPに君臨する、世界中に名を馳せる大財閥ファレイヤード家のご令嬢
幼い頃のとあるトラウマにより2重人格になってしまう。 互いの人格も多重人格症だとは認識している。
本土やこの島が大変なことになっているとは知らず、別荘でのほほんと過ごしていたが、ゾンビの出現を察知
物資を調達するためショッピングモールに入る。
>>29 東エリア:噴水前〜1F食品売り場 13:00 13/13
食品売り場へ向かっていると、奥の影からヨロヨロと死者が1匹歩いている。
服装からして、このモールの警備員だろうか?
腰に銃がさしてある、丁度いい。 アレをいただいてしまおう。
ヤツはこっちに気づくと両腕を突き出して向かってきた。
アタシはアナコンダを構える。
スッ・・・
視界の隅で何かが動いた。
アタシは反射的にそっちを見てしまった・・・。
>>22男が噴水の裏側でさっきの2人
>>17>>26の様子を伺っている。
らんか「そこの兄さん、何やってんだい?」
>>22がこっちに振り向くとギョっと目をむいた。
そりゃそうだ、アタシの目の前には・・・え? いない???
らんか「きゃ!」
その瞬間、足首を掴まれた。
らんか「ちっ!」
アナコンダが火を噴く、死者の頭は砕け散る。
らんか「はは、ザマーミロ」
足首にからみつく腕をほどこうとした瞬間、バランスを崩してアタシは転倒してしまう。
ゴツン!【人格チェンジ】
ランカ「あう! 痛いですゎ・・・。」
私は頭をおさえながらゆっくり立ち上がる。
アナコンダ4/6→3/6
>>17【13:30 東 モール エスカレーター〜インテリアショップ】7/13
(ロギューネ)僕は動いていないエスカレーターを早足に昇ると、
右斜め45度辺りから、かすかだが話し声が聞えてきた。
これは・・・生存者以外いないよな・・・だったら行くしかないだろう・・・
僕は話し声が聞えてきた方向に足を進めると、そこには・・・・18フェイさんと
(前スレ
>>264)結構丈夫そうな男がいた、
>>18フェイさんも怪我は無いようだ。
僕は大き目の足音を立てて存在に気づくように仕掛けつつも
「
>>18フェイさん、無事だったんだね。まったく勝手に行かないでくれよ、
まだゾンビがいる可能性は高いんだから。それとあなたは?
いえまずは僕から名乗りましょう、僕はロギューネ・フライヤーズ、
この島で麻薬捜査官をやっています、以後よろしく。」
そう言うと、ショットガンを肩に掛けなおしてから手を差し出す。
やっぱりいたんだ・・・・生存者・・・・・・まぁいて貰わないと困るんだけれどね。
>>9【13:30 東:警察署:3F】13/13
イヴァン
>>25は見事な技術で金庫を開けてしまった。
…賢者かと思っていたら盗賊だったという訳か…見事なものだ。
中には三挺のハンドガンが入っていた。
取り出し、確認してみる…金庫に入っていただけに三挺とも弾はフルに入っている様だ。
幸い、俺の“相棒”達にも使える弾の様だな…手に入れた銃から弾丸を取り出し、“相棒”の方のマガジンに装填する。
そして、もう一挺の銃をサブウェポンとして回収した…これで充分だろう。
準備は整った…
後に残ったのは、銃弾の入っていないハンドガンが1、銃弾がフルのハンドガンが1…これは後の連中が勝手に使えば良い…
「…とりあえず、俺は此処での目的は達成した…もう此処には用は無い…」
あとはジムスキーを市役所通りへ、イヴァンを自宅へと送るだけだ…
あとは…いよいよだ。
【アイテム入手】
カスタムハンドガン(14/15)→(15/15)
マガジン(1/15)→(15/15)
ハンドガン(15/15)
氏名 :ジン・スタンフィールド
系統 :特殊系(射撃・医療)
○ 元々軍隊に所属していた。衛生兵をしていたため、多少の治療ができる。
○ 射撃は中々のもの、しかし格闘は一般人よりは上だが軍隊や司法関係から見るとかなり下。近距離であれば一発で頭部に当てれる、格闘では力負け。
○ 普段は冷静だが、仲間が死んだりするとパニックになり難易度+1
性別 :男
年齢 :28歳
体格 :179cm 76kg
性格 :基本的に仲間を居る事を好む。いつもは冷静だが、時に熱くなる事も。
職業 :現在は運送屋。
容姿 : 顎には髭が生えており、筋肉はけっこうついているが軍隊をだいぶ離れていたため、多少は衰えている。髪はやや黒めので
、前に髪を下げ、後ろの髪はゴムで結んでいる。全体的に鋭い感じが出ている。
趣味特技: 銃鑑賞及びメンテナンス。映画鑑賞。
所持品 : コマンド・リボルバー(メリケンサック兼用)装弾数5/5 9o弾使用・カロリーメイト・腕時計。
備考 : ひさびさの故郷に帰ってくるために持参のボートでここまで来た。音信が途絶えた故郷に多少の不安を覚えていたが、気にせずに来た。現在は港。
>>33【13:30〜 東:モール2F・インテリアショップ】13/13
時々、自分がわからなくなる。俺は何がしたいんだ?
嘘をついている。自分自身に、大きな。どす黒い俺に・・・。
>>18「よろしくネ、ジンさん。」
フェイの声で現実に戻る。こんな事どうでもいいじゃないか。まぁいい。「こちらこそ、よろしくフェイ。」
>>18笑っているフェイの手を握り、笑い返す。
>>18「そういえばさき一階にいたんだけと、一階は大丈夫ノ?一瞬防弾ガラスだから…て聞こえた気もするけと。
それと若い二人組みなかた?僕の友達。知らないうちにはぐれちゃたヨ。お腹もすいたし、早いうち見つけないと心配ネ。」
さっきの爆発音か。たぶん大丈夫だろ。それより二人組み?ラリーの事か。いや違うだろうな。ラリーは人を探してなかった。
「 爆発はたぶん、大丈夫だ。それから二人組みか見なかった。探しているのか?」
>>18と聞いてみる。一人で行動するより、多人数の方が生存率が上がるからな。すると、後ろから足音が聞こえてきた。ゾンビか?いや人間か。
足音が俺の背中で止まり
「
>>18フェイさん、無事だったんだね。まったく勝手に行かないでくれよ、
まだゾンビがいる可能性は高いんだから。それとあなたは?
いえまずは僕から名乗りましょう、僕はロギューネ・フライヤーズ、
この島で麻薬捜査官をやっています、以後よろしく。」 と言い、手を出してきた。
フェイの時のように、敬礼するわけにいかない。それに俺が元軍人だって事も伏せておきたい。
しかし・・・今思えば、なぜフェイにあんな事をしたのであろう?・・・・・。まぁいい。
相手を待たせている事に気づき、握手する。金髪の男性はロギューネか。「俺はジン・スタンフィールド。運送屋だ、よろしく頼むよ。」
>>17 相手の目を見て答える。そして続けざまに「いきなりのとこ悪いが、フェイの知り合いは二人だったはずもう一人は?」
>>17 先ほどのゾンビで気づいたのだが、ゾンビが少なすぎる。元々、ゾンビで会った者やここで力尽きたもの。
どこかに固まっているはずだ。その時はどうするかな?
>>16【13:30 東:モール/西側エレベーター付近】9/13
至近距離から放った銃弾はゾンビの肩に命中し、一瞬動きを止めた。
続けざまに引き金を引くと、2発は体に、もう2発は頭部に叩き込まれた。
これだけ近かったら当てないほうが難しい。互いの吐息が聞けるほどの距離だ。
返り血がはねて盛大に服を汚す。また着替えが必要ね。くそ。
力を失った体が私に覆い被さるように倒れてきた。なんとか押しのけて立ち上がる。
あと一体・・・
顔に跳ねた血を手の甲で拭って、もう一体のゾンビと向き合った。
そいつは銃口を向けられているというのに、じりじりと迫ってくる。
・・・・・これじゃ銃を持っていても優位な立場にいる気がしない。
そんな中、背後から走ってくるような足音を聞いて、ほとんど反射的に振り向いた。
>>22【13:30 東:モール1F噴水前】10/13
2人の男
>>17>>26の様子を伺っていると、食品売り場の方から声が聞こえた。
見るとそこにはワンピースを着た女性
>>29と・・・警備員のゾンビがいた。
女性の手には銃・・・そして後ろにはゾンビ。
僕は驚きで反射的に食品売り場とは反対方向に走ってしまった。
走っている途中銃声が聞こえた。さっきの女性か?
しかし、まるでお嬢様のような格好だったがあの銃・・・
あまり関わらない方が良さそうだ。
やっぱり店に篭るべきだったかな・・・
僕は2階へ行くエスカレーター駆け上がった。
氏名 :ジェイミー・カミングス
系統 :医療系
○怪我の治療に関しては優秀で状況によりライフ1〜3程回復させる事もできる。
しかしゾンビ化を遅らせる事はできない。
○元ギャングで喧嘩程度の格闘と銃の撃ち方は知っている。(修正値などはなし)
○モールの医院に医療用具や設備などを所有。
性別 :女
年齢 :29歳
体格 :174cm 61kg 筋肉質にスラリとした長身美人
性格 :血の気が多くきっぷがいい。
職業 :元・大病院の外科医。現在モールの小児科医院外科担当
容姿 :長いブロンドヘアーを無造作にまとめ化粧気なし。ヨレヨレの白衣着用
趣味特技:酒。ドラマ鑑賞。
所持品 :医療キット、ハンドガン(8/9)、栄養ドリンク、焼酎ボトル
非カウント所持品:携帯、サイフ
備考 :元は大病院の外科医として勤務していたが上と激突して辞める。
現在はモール内小児科医院の外科担当。
まるでハリウッド女優のような美貌とは裏腹に血の気が多くがさつで大雑把。
だが腕は確か。
>>37【13:30 東 モール 小児科医院内】13/13
とりあえず顔面殺しのガキに毛布をかぶせてやる。
最期の瞬間を見ていただけに、哀れさも感じる。チクショウ!!
「あーーー!!!まったく・・・・アタマくるぜ!!」
アタシは誰にぶつけたらいいかわからない怒りをもてあますかのように
焼酎をあおった。
>>17「おまえもやるか?いや、ダメだ!!傷に障るからね、酒は2〜3日は我慢しな!」
氏名 : 快勝院 日独伊 (かいしょういん かつくに)
通称 :KK
偽称名 :三銃朗
系統 : 射撃
性別 : 男
年齢 :38歳
体格 :200cm100kg
性格 : 温厚
職業 : 893
容姿 :全身にケロイド (顔にはありません)
:ロングコートの下にベルトキット、オフロードブーツ、厚手の抗噛グローブ 、フローティングモジュラーベスト、MOLLE I(背嚢)
趣味特技:荒事、犯罪全般 YAMAKASHI
備考 :大食漢、ヘビースモーカー(現在禁煙中)、犯罪暦は無いが、殺人の経験は有り
:現在運転免許失効中…車の運転位は出来る。
氏名 :カピトリノーティカ・カラシニコバ(Капитолиночка・Калашникова)
通称 :K・K
略称形 :カティア(Катя)
系統 : 射撃(マークスマン)系
性別 : 女
年齢 :15歳
体格 :157cm 48kg
性格 : 一見内向的で、思慮深く、思考タイプに見えるが、その実は感覚で生きているタイプ。
職業 : ミッションスクールの寄宿女学生(両親が離婚訴訟中の為…)
容姿 :髪色は乳白色でボブカット。肌はやや褐色。瞳は黒。可也の混血。丸眼鏡シューティンググラス着用
服装 :シスター服をイメージさせるゴスロリ系でも通用しそうなデザインのミッションスクールの制服の上からシックな黒いフードケープを羽織っている。
特技:射撃。特にバーミントライフル系が領分。拳銃は苦手意識があるが、ゾンビとの戦いには理屈の観点から専ら大型拳銃を選択する。
所持品 : 白山羊の指輪、黒山羊の指輪、、神父のロザリオ、四角いキーホルダーを首に掛けている。
備考 : レ二ーがシスターマリアを殺害した現場とその後の惨状を目の当たりにしている。
>>26【13:30 東 2F銃砲店前→西側エレベーター】4/13
音の方向へ走っていると、エレベーター前に女
>>16の姿が見えた。女の足元にはゾンビが倒れていた。
その向こうにゾンビがいた。どうやら足元のは倒したらしい。
俺の足音に反応したのか、女は振り向く。
「危ねぇ、どけ!」
>>16 俺がそう叫ぶと、女は慌てて横へ移動する。俺は走る勢いそのままに、ゾンビに
対して跳躍し、ゾンビへ飛び横蹴りを放つ。
【格闘系のため難易度−1。1,3,5,7以外で成功。ゾンビを倒せる。】
>>26【13:30 東 2F銃砲店前→西側エレベーター】4/13
右の足刀が寸分違わずゾンビの眉間へとめり込む。骨が砕ける感触が伝わり、
ゾンビは吹っ飛んだ。そしてそのまま頭を壁に叩きつけられて、
動かなくなった。どうやら倒せたようだ。ふぅ…何回やってもあまりいい気はしないな…
俺は軽く息を吐くと、女
>>16の方へ振り向く。顔や服に血がついていたが、
一見した所、奴らに噛まれてはいないようだ。
「危ないとこだったな。あんたも生存者のようだが、他にもいるのか?」
>>16
>>18【13:30〜 東:モール2F・インテリアショップ】10/13
「ロギュネ!勝手にどか行て心配したヨ…まぁ無事てなによりだけと…アモンは?1階はとうなてるネ?!
ファレストと恐いやつ(神谷)は見つかた?ほかの生きてる人は??
まぁなによりもまずはご飯にしよか。ネ。こんな時にもお腹はすくし、それが生きてる証拠ネ!
助けてくれたお礼にジンにもごちそうするヨ。
というわけて準備しなきゃいけないから、レストランの場所とか教えてくれる?」
>>26>>33 1年ぶりの料理だ…そんな気がしたほど今日1日は長い。だから明日が本当に来るのだろうかという錯覚もおぼえた。
とにかく今日一日を生きなきゃだめだ。そう考えながら腰の包丁に“一年前”の感覚を確かめる。
>>23【13:00 中央:山間部道路】11/13
住宅地を抜けて、ちょうど島の中央あたりの道路まできた。
ここまでくると、あの声もまばらになってほとんど聞こえない。
近くの林の木が風で揺れている。
これからどこに行こう……。
住宅地でも、道に出れば少なからず人はいると思ってた。
でも、家からでてからみたのは死体 死体 死体 死体……。
ここにいた人達はもう、全員があんなになってしまったのかもしれない。
浮かんだ嫌な想像を振り払う。マイナス思考しててもしょうがない。
ずっとここに佇んでるわけにもいかないし……。
次の行き先……周りの音を気にしながら考える中、ピンと閃いた。
警察。もしかしたら避難してる人がいるかも……。
わたしは携帯を取り出して、番号を押す。
繋がらなかった。……。
とにかく、行ってみれば自ずとわかる。
わたしは足早に歩き始めた。
>>16【13:30 東:モール/西側エレベーター付近】9/13
蹴りで片付けるとは・・・
>>26とんだタフガイだ。もしかしてカラテってやつだろうか。
「他の生存者?たくさんいるわよ。例えば上の階の小児科とか」
>>26 散乱したタオルのうち汚れていないものを一枚拾って、皮膚についた血を拭いた。
タオルは後でもう一度調達しよう。
倒れていたカートを起こして、エレベーターの方を見やった。もう安全だろう。
「御礼を言ってなかったわね。どうもありがとう」
>>26
>>29 東エリア:モール1F 13:30 13/13
ランカ「あ〜・・・ここは、どこかしら? ひっ!」
足元に何かが・・・これは・・・何?
人? 頭のない人?
ランカ「あ・・・あ・・・きゃあああああああああ!!!!!」
しばらくランカは1Fを無我夢中で走り回る。
>>13【13:30 東:モール周辺→モール屋上】13/13
警察署に電話をかけたが、出るものはいなかった。
苛立ちを覚え役所や思いつくだけの公共機関に電話をかけるが、人と話せはしなかった。
「もう死者の島か…。」
道路の向こうの広大な敷地では、モールがその存在感を示している。
駐車場の一角ではタンクローリーらしき残骸が炎をあげていた。
―さっき聞こえた爆発音はコレか。発砲音も聞こえたけど…
ゾンビがうろついているところを見るとモールに人がいないわけでもないし、一階の入口は閉められているようだ。
俺は立体駐車場に向けて車を走らせた。
屋上からモールに渡り進入する。この際扉のカギを壊してでもかまわない、緊急事態だ。
立体駐車場内には殆どゾンビがいなかった。殆どのゾンビは一階のドアを叩き続けているのだろう。
屋上で車を停め、財布等をポケットに突っ込み車を降りる。
連絡通路を渡りモールの屋上に、そしてエレベーターホールと階段に続く扉へ走った。
書き込み秒数が奇数なら屋上の扉は施錠されている。弾丸2発を消費して扉の鍵を壊し侵入。
偶数なら施錠されておらず、そのまま進入する。
>>13【13:30 東:モール屋上→4階】13/13
少しはツイてるようだ。俺は銃を使うことなくモールに進入した。
エレベーターが稼動しているようだが、階段を使い4階に降りる。
人かゾンビかわからないが、何かがいる気配を感じた。
>>29「きゃああああ…」
吹き抜けになっている中央ホールの方から悲鳴が聞こえた。
ホールに到着してすぐ、手摺から身を乗り出し下を見てみる。
>>29「きゃあああ…」
一階の中央ホールを、小さな人影が悲鳴を発しながら走り抜けていった。
「なんだ…?」
ゾンビにでも追われているのだろうか。とりあえず状況が知りたい。
銃を持ち直し、俺はエスカレーターを一階目指し降りていった。
>>17【13:30〜 東 モール2F インテリアショップ】7/13
(ロギューネ)
>>33ジンと名乗った男から、
>>33アモン君について聞かれると、
僕は一瞬だけ悩んでから
「
>>26アモン君なら銃砲店のところにいるはずだよ、あとで合流する手筈になってる。
それとさっきの爆発を聞いたかい?あの爆発を起した生存者を救出したよ、
今は食品売り場のほうへ一人で行ってしまったが・・・・・あのお嬢様は・・・まったく・・・
とにかく僕はこれから3階の警備室へと行かなきゃ行けない、
>>18フェイさんも
着いてくるかい?食事は後回しになるけど・・・・・あぁ
>>33ジンさん、フェイさんのこと頼んでいいですか?
僕は急ぐんで・・・・・なにかあったら警備室へ来てください、そこにいますから。」
僕はそう言うと、階段の方を向いてこんどはゆっくりと静かに歩き出した。
>>26【13:30 東 西側エレベーター】4/13
>>16「他の生存者?たくさんいるわよ。例えば上の階の小児科とか」
小児科?一応は病院だよな…もしかして!
そこにファレスト
>>13達がいるかも知れない。後で行ってみよう。
女
>>16は床に散乱している荷物からタオルを拾い、血を拭っていた。
そして、カートを起して、
>>16「御礼を言ってなかったわね。どうもありがとう」
「どういたしまして」
>>16 俺はそう返し、散乱している荷物をカートに積むのを手伝った。どうやらどこかに
持って行くようだが…俺も俺でやる事がある。
「まだ他にもゾンビがいるかも知れない。気をつけていけよ。
俺はアモンって言うんだ。あんたは?」
>>12【13:30 東:モール/2階駐車場連絡口付近】07/13
…一階が騒がしい。
ゾンビか…?
いや、それはないな…、銃声は聞こえないし。
ふ、と思い、ポケットに手を入れる。
探り出したのが携帯電話。
一応アンテナは立っているようだ。
…つながりはしないと思うが。
一応、クライアントの連絡先をコールしてみた。
しばらく呼び出し音が鳴っていたが、繋がらないとの謝罪のメッセージが流れる。
ダメ…、か。
できれば生存者との連絡などができればいいのだが…。
警備室からモール内放送?
ダメだ、音に敏感なゾンビの事だ、こっちに集まりかねない。
携帯電話もダメ…。
どうすれば…。
ん…?
まてよ…。
!
そうだ、トランシーバー…っ!
あれならなんとかいけそうだ。
それと…、予備の電池かな…?
いくらモールとて、一人に一個ずつはなさそうだし、チームでの行動の時に。
メリル
>>16が戻ってきたときに探してきてもらおう。
>>16【13:30 東:モール/西側エレベーター→1F通路】9/13
「私はメリル」
>>26 転がっていた斧を拾う。刃に異常は見受けられない。
手伝ってもらったおかげで、荷物の片付けに時間はかからなかった。
これ以上引き止めるのは流石に悪いな。
「幸運を。・・・機会があれば、また」
>>26 エレベーターの中で一人になると
>>26アモンに言った最後の言葉が頭に浮かんだ。
助けてもらったんだからもうちょっと言葉を選ぶべきだった。
・・・私はこういうところで気が回らない。
カートを押してエレベーターを出た。近くに連中がいる気配はなかった。
ただ・・・・・どこからか悲鳴のようなものが聞こえる。
>>17【13:30〜 東 モール2F インテリアショップ〜エスカレーター】7/13
(ロギューネ)結局僕は一人で動いていないエスカレーターを歩いていた。
後ろから足音は聞えてこない・・・やっぱりレストランに向かったのかな・・・・・・
まぁ
>>33ジンさんがいるから平気だとは思うけれど・・・それにしてもさっきから
悲鳴のようなものが聞えてきている・・・・
そんな事を考えていると・・・・・・前の方から一人の男
>>13が駆け降りて来るのが見えた。
あの人は・・・・・僕は立ち止まると
「あなたも生存者ですね・・・いやそれ以外にはいないだろうけれども、
えっと僕はロギューネ・フライヤーズ、この島で麻薬捜査官をやっているものです、
あなたは?いやその前にそんなに急いでどうしたんですか?
まさか上にもゾンビがいるんですか?」
そう言いながら肩のショットガンをいつでも使えるようにする、
そして相手のだ方を待ちながら辺りを警戒し始めた。
何も足音は聞こえないけれど・・・・・・距離が離れているのかな・・・・
それとも別の何かが?・・・・・・
53 :
KK:2006/05/12(金) 23:36:46 ID:8ciDWCxH0
>>39【12:00〜12:30 東:モール→警察署】8/13
そもそもモールに来たのはカティアをゾンビが徘徊する教会に一人にしておけなかったからだ。
カティアの身の安全が取り合えず確保されたのなら、俺が何時までもここに留まっておく謂れは無い…。
俺は銃砲店で必要な機材を手に入れると、駐車場で目星を付けていたキャンピングカーに運び込んだ。
そして警察署を目指す…警察署に用があるからだ。
程なく警察署に着くと、俺は銃砲店から拝借して来たAR15を掴んで降車した。
このARは俺が手を加えディスコネクターをキャンセルしてフルオートで撃てる様にしてある。
それに100発装填されてるCマグを装着し、予備弾倉もCマグ2個携帯し、都合300発分。
それにショップに陳列してあったフラッシュライトやらレーザーポインターやら付いているパワーグリップやダットサイトやらをゴチャゴチャ載せて、装備重量はスペアのCマグも含めて軽機関銃を装備しているのと変わらない10kg近くなった。
「目指すのは資料室…なのかな?」
警察署は不案内だし、俺はPCのパスワードの解析やスキミングなんて芸当は出来ない。
古典的に書類を探すしかないが…しかし目的のブツはすぐ見つかるだろう。
「…別に機密文章とかの類でもないしナ」
俺はフラッシュライトで署内の通路を照らしながら、AR15改を腰溜に構えて警察署内部をサクサクと進んでいった。
なまじ過剰に周囲に警戒心を払って慎重になり過ぎるよりも、さっさとその場を通過してった方がゾンビに見つからない場合もある。
特殊部隊やSWATのドアエントリーの様に小銃を常に肩付けしつつ、ブラインドを全て確認していく必要性も無い…相手は只のゾンビだ。
ゾンビは撃ち返して来ないから銃撃戦を想定した所作や動作は却って視野狭窄になって危険かもしれない位だ。
集団でお互いの死角をカバーし合うCQT的な連携行動と異なり、潜伏している単体ゾンビの素早い発見に備えるよりも、視野を広く持って、ゾンビの集団に囲まれない事に配慮する事の方が肝要だ。
まあ、300発という火力があるから言える訳だが…。
>>9【13:30 東:警察署:3F】13/13
さて…俺の準備は整った。
余った銃は…ゴードン
>>14は銃の扱いは出来なさそうだな…先刻金梃子を振りかざした時の動きは中々だったが…
残ったハンドガン1挺をジムスキーへと投げ渡した。
「連中の巣窟へと向かうには…レイピアだけでは心許無かろう…」
アメフトゾンビとの戦いでも大きな力になったし、イヴァン
>>25をよくガードしてもいた…まあこれくらいは仕事料みたいなもんだ…
俺の武装はもう充分だしな…
他の連中も特にアクションを起こす様子が無いところを見ると、もう用は無いんだろう…
「何も無ければ…行くぞ…」
促すと、歩き出す…
【ハンドガン(15/15)を入手後、ジムスキーに譲渡】
>>26【13:30 東 2F西側エレベーター前→3階警備室】4/13
>>16「私はメリル」
俺の問いにそう答え、メリル
>>16は床に転がっていた斧を拾い、刃を見ていた。
刃毀れしてないか確認しているのだろう。女性にはあまりお勧め出来ない武器ではあるが…
そしてカートを押してエレベーターへと乗り込む。そして、
「幸運を。・・・機会があれば、また」
>>26 そう言って、扉を閉めて下へと降りていった。
「あんたもな」俺は一言そう呟き、三階の警備室へ向かった。途中、特に何事も無く
スムーズに警備室へと辿り着いた…が、ロギューネ
>>17の姿が見えない。
まだ来てないのか?俺は軽く頭を振り、お目当ての物…
マスターキーを捜し始める。あればいいのだが…
最も、探すまでも無くマスターキーの束は見つかった。ご丁寧に店の名前のラベルも
貼られていたが、肝心の銃砲店のキーだけ無かった。
「マジかよ…くそっ!」俺は一人悪態をついた。やれやれ、このままだと
もう一つのプランを使わなければならないか…それは後でもいいだろう。
監視カメラのモニターもあったが、ざっと見、ゾンビの姿は見当たらなかった。
…いや、一つ気になったのは、やたら走り回ってる奴が写っている画面があった。
あの服装…もしかしてランカ
>>29じゃないか?何やってんだ、あいつ…
まぁいい、ひとまずここはロギューネに任せよう。
俺は先に小児科へ向かう事にした。ファレスト
>>17達がそこにいればいいのだが…
56 :
KK:2006/05/13(土) 02:01:29 ID:ckAhos+40
案の定、行く手にチラホラとゾンビが現れて来た。
銃口方向に同軸に取り付けられたフラッシュライトの光線はゾンビの姿を薄暗がりの中に浮き彫りにされた。
目が眩む様なリアクションは小さいが、ゾンビが明らかに目が眩んでいるのは手を翳した動作から読み取れる…死人だし、瞳孔開きっぱなしだからかナ?
それでもゾンビが俺の位置をロストしないで正確に迫って来るのは矢張り蛇が獲物を狙うのと同じ熱源探知だからなのだろうか?
しかし、迫ってきたゾンビは足元に転がっている障害物に足を取られて躓いて転倒した。
「・・・・・・・・・・・」
躓いたのは、目が眩んで可視光の視界が利かなくなっての事なのか?そもそもゾンビ自体、周囲の空間認識が曖昧なものなのか?それとも床の障害物に気付いていても尚、対処できない程、動作が緩慢なのか?…は分らない。
兎に角、逆将棋倒しの様に後続の奴等が追突しては、回避出来ずに間抜けにも次から次へバタバタと連鎖して躓いていく…なんだかなぁ。
このゾンビ共の間抜けな転倒の連鎖を停める事はない…俺は奴等が立ち上がって来るのを待って、立ち上がって来た奴から随時、頭部を銃撃して各個撃破していった。
.223弾を5発もバーストショットを浴びせれば、ゾンビの頭部上半分はキレイサッパリと無くなってしまった。
Cマグやらアクセサリーで銃の重量そのものが先ず重いのもあるが、.223のリコイルが軽いのも相まって、フルオートでも狙いの振れが極めて小さい。
上手く指切り出来れば1体当り3発で倒せなくもなかったが、仕損じるともう3発消費する羽目になるので、ここはケチらず着実に1体当り5点射バーストで銃撃していく。
こうして進行を阻む障害を排除しつつ、資料室と思しき場所へ辿り着いた。
資料室というか、書類の保管場所で、俺が探しているモノはこの島の住人の銃器登録の台帳だ。
BATFE(旧ATF=アルコール・たばこ・火器・取締局)の管轄かもしれないが、威力の大きいNFAクラス3ライセンスの所有者は一般の警察署でも当然把握している。
というのは、クラス3ともなると島の登録者数も限られて来るだろうし、厳重に管理されてる高威力のクラス3ウェポンの保管場所の防犯装置などは近郊の警察とリンクしているからだ。
>>22【13:30 東:モール2F 鉄砲店前】10/13
あいかわらず僕は鉄砲店といろいろな所を往復している。
心配性だからだろうか。
店のシャッターを見ると蹴った様な足跡がついていた。
(やれやれ。短気な人もいるもんだなぁ・・・)
とりあえず状況を把握しよう。警備室には監視カメラのモニターがあったから
そこへ行けばいろいろわかるだろう。
>>14【13:30 東:警察署:3F】13/12
痛む身体をなだめつつミーティングルームへと入る
側にあった革張りの大きな椅子に腰掛けると急に疲れがドっと出てきた
そういえば二日ほど前からずっと実験に集中していたため飲まず食わずな上に睡眠不足だ
だがまだ休む訳にはいかない、こんな所で寝込んだら奴らの餌になるだけだ。
無理やり椅子から身体を引き剥がすと、壁際の作り付けの棚を片っ端から開けて中を調べる
すると棚の奥に隠すように袋入りのドーナツが見つけた。
不真面目な警官がここで仕事をサボりながら食べてたのだろうか。などと思いつつ
周りの目も気にせず一気に3つほど貪るように口に押し込む。
甘い物はあまり好きではないが空腹の今は何に物にも変えがたい美味だった。
少し元気が出てきたような気がする。残りのドーナツをポケットに入れ、ふと他の連中を見ると
部屋に置いてあった金庫をこじ開けて中身を分け合ってるようだ。
分配を終えたガンマン
>>9がまた先に進む事を促す
私は先ほどの反省を踏まえてここにいるメンバーに聞こえる程度の音量で話しかける
「この後はどうする?私はあんた達に着いて来ただけでこの後の予定を知らない。教えてもらえないだろうか?」>>all
>>13【13:30 東:モール2F】13/13
3階に降りたあたりで悲鳴は聞こえなくなった。
喰われたか、落ち着いたか、どっか部屋にでも入ったか…。
何かに追われているか確かめるだけなら警備室に行けばいいかもしれないが、警備室が開いているかセキュリティシステムが作動しているかもわからない。
屋上のドアを開けっ放しにしてるあたり監視している生存者はいないのかもしれない。
エスカレーターを2階に降りていたとき、前方に人の気配を感じた。
前方から茶髪の男
>>17が歩いてくる。
――人間に会ったのは数時間振りか。
お互い気付いたのはほぼ同時だったようだ。男…ロギューネ・フライヤーズは早口に自己紹介と質問をぶつけてきた。
「ここに来て早々聞かされた悲鳴が気になってね。」
>>17 ロギューネは何のことかわからないという表情を浮かべた。
あれだけ大きな悲鳴が聞こえないとは、さっきまでどこにいたのだろうか。
「…ちょっと待っててみなよ。」
そう言って俺は財布から社員証を取出しロギューネに渡した。自己紹介代わりだ。
顔写真と名前、社員番号だけが書かれている。詳細情報は社のコンピュータに通さないとわからない。
>>29「きゃあああ…!」
手摺にもたれ下のホールを眺めていると、少女が悲鳴とともに姿を現した。
「あんたにも聞こえただろ?」
俺はロギューネの手から社員証を抜き取ると、エスカレーターをかけ降り少女を追いかけだした。
「おーい、待てよ!」
>>29 一応ゾンビと勘違いされないように声をかけながら。
書き込み秒数が奇数であれば
>>29に追いつく。
>>39【12:00〜12:30 東:警察署】8/13
俺が書類の保管している資料室で探している目当てはNFAクラス3ライセンスの所有者の登録リストだった…。
だが、散乱している書類の束を色々物色している内に、様々な内部通達文書が目に止まり、当初の目的を離れて思わず目を通してしまっていた…。
島の市民団体を監視対象とし、情報収集を行なっているFBIやNSSなどとの連携による公安関係の連絡事項や報告書などは実に興味深い。
今朝、明け方の西地区倉庫でのマフィア同士の不法取引があるという事前情報も記載されているし、それにやたらと”カネコ”というキーワードにぶち当たる。
「カネコ…??」
どうやら当局が追っている島の犯罪組織の黒幕らしいが、カネコがコーザノストラだという事はその文面からなんとなく察せられた。
その実態はどうやらドン・ベルナルド・プロベンツァーノみたいな権力を握りつつも逃亡生活を余儀なくされ隠遁生活を送っている島のボスで、島内の何処かに潜伏しているというものだ。
直接の明記を避けてはいるが、イヴァン邸の通話記録や盗聴の痕跡も報告書には見受けられた…イヴァン邸か。
やはり今朝の装甲リムジンに乗っていた神父に扮したマフィアのボス等とも、何かしら因縁があるのだろうか?
教会とコーザノストラの黒い癒着なんてベタ過ぎるがな…まあ、全ては憶測の範疇でしか無いのだが。
と…脇見をしている場合じゃなかった、我を忘れて脱線しかかった意識を目の前の現実に引き戻す…。
「――――おっ…あった、あった。 これか?!」
俺は目的のリストを入手すると、そそくさと部屋をあとにした…すると。
「!!」
目の前に何時の間にかゾンビの一団が迫っていた…通路の前後から挟まれた形で。
しかも只のゾンビの一団ではなかった!
…ヘルメット、タクティカルベスト、レッグアーマーに各部プロテクター…防弾装備をしていたのだ!
「何ッ…SWATゾンビ隊?!」
>>29 東エリア:モール1F 13:30 13/13
突然、
>>13何者かに肩を掴まれる
ランカ「ひっ!」
・・・男性? 人・・・
ランカ「あ・・・あ・・・ひ、ひとがっ! し、死んでたんです!」
混乱している思考をようやく落ち着かせる。
落ち着いて・・・落ち着いて。
>>9【13:30 東:警察署:3F】13/13
帰途につくべく動こうとすると、ゴードン
>>14がこの後の予定について説明を求める…面倒くさい…
無視して行こうとすると、ジムスキー
>>57がご丁寧にも説明してやっている――俺の目的についてはぼかしていたが。
やれやれ…親切な事だな…
やがて、他の連中と共に一階の玄関近くまで降りる…
俺はキャビネットの蓋を開けると、イエローキャブ女の死体を出し肩に担いだ…
「さて…車まで戻るぞ…」
警察署前にはゾンビの一団が徘徊している…
せっかく手に入れた弾丸を此処で使う程阿呆らしい事は無い…俺は連中の前に女の死体を投げ込んだ。
…ゾンビ共は我先にと其れに喰らいつこうと殺到し、こちらに注意を向ける奴は居ない…
「…どうした…今のうちだぜ…」
何とも言えない様な表情を見せるイヴァン
>>25達を促すと、俺は車へと歩き出した…
>>13【13:30 東:モール1F】13/13
少女
>>29はなかなか足が速かったが、追いつけない程じゃなかった。
「おい、止まるんだ!」
いつまでも鬼ごっこをするつもりはない。少女の肩をつかんで止まらせ、その顔を見た。
――!…驚いたな。
驚く事に少女はファレイヤード財閥の令嬢、ランカ・ファレイヤードだった。
俺はファレイヤード家の人間の顔を知っている。
ファレイヤード家のパーティーに招かれた会長を護衛した際に知ったのだ。
それにしても、なぜ御令嬢が一人でこんなところにいるのか。
ランカは怯えた声で「人が死んでいた」と言った。
「落ち着くんだ。怪我はないか?ゾンビに襲われて逃げていたわけじゃないんだね?」
>>29 ランカはまだ怯えた表情を浮かべ震えている。
『人が死んでいるのを見た』。そこらを死体が歩いている今となってはたいして驚くようなことじゃない。
いくらなんでも今の世界の状況を知らないわけもないだろう。
俺の頭の中に疑問が湧いてくる。
「…君はランカ・ファレイヤードだな。護衛はついていないのか?」
>>29 外は非力な御嬢様が一人生きていられる状況ではない。護衛がいておかしくないのだが。
俺は周囲を警戒しながら落ち着いた声で質問した。
書き込み秒数が奇数ならゾンビ1体との戦闘に突入
>>39【12:00〜12:30 東:警察署】8/13
SWATゾンビの一団は防弾ベストはまあ、余り問題じゃないとしても、防弾ヘルメットと防弾レッグアーマーは非常にマズイ…忌々しき相手だ!
無駄と分りつつも試しにAR15改で.233の掃射を10発程浴びせる。
防弾メットに装着された分厚いポリカーボネイトレイヤー製のスクリーンシールドにビシビシと弾痕が付くが、果たしてどれだけ貫通している事やら…。
バイザーの裏に更に半円形のフェイスアーマーを着けているという念の入れ様だ。
縦しんば貫通弾を被っても脳幹を破壊するどころか、侵徹していった弾片が頬骨や鼻骨などで複雑に偏向し、間脳にも達しないかもしれない…223の貫通力をもってしても!
「…装填弾は民生品の只のFMJだしなァ…」
試しにレッグアーマーにも10発程見舞ったが、奴等の進行を止める事は出来なかった。
俺は再び資料室に押し戻される形となり、止む無く室内の棚や机などを片っ端から慌てて倒し、即席のバリケードを築いて篭城戦の様相を余儀なくされた。
「入り口から入ってくる奴等を各個撃破していくしか手は無いよなァ…」
この時点で携行弾数が多い事にまだ慢心があった…という事だ。
一人目──────。
ガシャアァン!!とロックしたドアを蹴破って室内に闖入して来た最初の奴を猛烈に銃撃する!
倒してバリケードにした机にAR15改をレストして.223のフルオートを頭部に集中して浴びせる。
メットのバイザーシールドは弾着の亀裂で最早べコベコになり、メットの帽体も穴だらけになった…が、一人目の奴の動きは全く止まる気配がない。
顔面や脳漿は既にメットの中でグチャグチャだろうが、ゾンビの行動を司っている脳幹部を破壊するには至って無い様だ…。
「チイィ…ッ」
止む無く銃撃ポイントを大腿部に変更する…。
右大腿部付け根の腰骨から大腿骨に沿って、右足を切断する積りで猛烈に銃撃する!
大腿部の肉がこそげ落ち、見る見る銃撃部にオゾマシイ銃創が広がっていく…正に人体破壊だ。
しかし、太く厚みのある大腿部の筋肉群に阻まれ遂に.223の銃弾を大腿骨にインパクトさせる事無く最初のCマグを撃ち尽くしてしまった。
>>57【13:30〜東:警察署:3F】13/13
>>9「レイピアだけでは心許無かろう…」そう言って彼は銃を渡して来た。
いきなり銃を渡してくるとはな…
此奴も私と同じ戦う者、装備は身軽にしている。良い心掛けだ。だがやはりこちらから話かけるのは気が引ける…
どうやら男
>>9の用が済んだようだ。と、言う事はそろそろ私の時がきたな…自宅についたらどうすればいいのだろうか?
そういえば何も考えていなかった…一体なにをすればいいのか…救うべき人がいなかったら私は…
私は激しい動悸に襲われた。困惑が私を蝕み鼓動を高める。
「は、早く…どこか休める所へ……車だ…車…」私の視界が暗くなったかと思うとそのままその場に倒れ込んだ。
【入手:ハンドガン(15/15)】
【危機レス】
発作でジムスキー行動不可。そこに3体のゾンビ乱入。
各自自由の秒数判定で戦闘。しかし、警察署組の書き込み秒数1桁に(2・4・6)が出る度にジムスキーのカウンター-1。
なお、戦闘レスの最後に秒数判定の数字とゾンビの数を明記する事。
※この危機レスは逃げることで回避可能。
しかし、誰かがジムスキーを抱えながら逃走するためすぐにゾンビに追いつかれてしまう。(再度戦闘:回避レス後秒数1桁に奇数が出た場合)
回避する場合は警察署組全員が“回避レス”を書き込まなければならない。
>>39【12:00〜12:30 東:警察署】8/13
10発の.223弾で入り口先頭の一人目の右大腿部はグズグズに肉が飛び散り、痛々しい銃創を形成していたが、ただそれだけだった…奴の動きは止まらない。
100連発のCマグを撃ち尽くし、空となった…。
「なんてこった…もう100発消費してしまった!!」
しかもまだ一人目も倒せていない…右大腿と頭部を歪に欠損させつつも尚、先頭一人目の奴の動きを止められる事無く、室内に侵入を許してしまった。
《…でもまだ一人だ。――――今はまだ一人しか侵入して来て無い!》
俺はバリケードから立ち上がると、最早熱源探知の視力も失いフラフラ歩行しているだけの一人目にツカツカと近付き、奴の足を払って、ドア付近に転倒させた。
それでもまだズリズリと無軌道に這い回ろうしている…。
俺は再び正面のバリケードに戻り、後続の二人目の顔にフラッシュライトの強力なビームを充てると、二人目は目を眩ませ入り口に転がっている一人目に躓き転倒した。
すると後続の三人目も、四人目も数珠繋ぎにその場に転び、入り口は倒れたゾンビ共がもんどり打って渋滞し、更に後続は立ち往生し、室内侵入を阻害した。
先刻通路で間抜けにも連鎖して転倒していったゾンビ連中の再現だ。
俺は2個目のCマグを再装填して、倒れている4体のメットに頭頂部から銃撃した。
1体当り10発程銃撃すると、倒れていた4体は蠢くのを止めた…停まっている標的を至近距離から委託射撃するのだから造作も無い事だった。
「よっしゃ! 矢張り頭頂部から食らわせれば防弾メット越しにでも有効弾を与えられるゾ!」
頭頂部から銃撃する事など実際には希な事だろう…だが、頭頂部からなら例えケブラー樹脂や固い頭蓋骨で弾丸の浸透が偏向させられても垂直方向に脳幹がある限りはいつかは貫通弾が届いて破壊されるだろう。
バイザーシールド、フェイスアーマー、そしてそれらを貫通し、威力の弱まった銃弾を偏向させ易い複雑な形状をした眼窩がある正面や、分厚い後頭部から銃撃するよりは…。
要するにゾンビに対する銃撃効果の問題で苦戦させられる様だ…。
「銃器選択誤ったかな…いやいや、そもそも防弾メットのゾンビなんて想定外だしナ…あと160発もあるし」
5分と経たない短時間の内に140発近くも一気に発砲したので、AR15の銃身は熱く焼けていた。
>>39【12:00〜12:30 東:警察署】8/13
通路の外の防弾ゾンビ共は4体の遺骸を乗り越えようとしてたり、別のルートからの侵入を試みていた…考えてみれば向うにすればコッチは袋の鼠なのだ。
「マゴマゴしてられねえな…どうすっかな…」
考えてる暇も無かった…防弾ゾンビ共は窓ガラスを割ってもう室内に何体か入って来た。
棚や机を倒した簡単なバリケードによってコチラに迫って来るのにモタついてはいるが…。
加熱した銃身を鑑みる暇も無く、迫り来る防弾ゾンビに無駄な銃撃を浴びせる他手立てが無い…今のところは。
相変わらず防弾ゾンビには.223は全く効いていないかの様で、銃撃自体が無為に弾薬を消費しているだけの様に感じられた…。
しかも既に銃身加熱で横転弾気味になっていた…偶然かも知れないが、着弾したゾンビのバイザーシールドにキィホールの未貫通弾が確認出来たからだ。
《至近距離だから、命中率低下や射程が短くなるのは無視出来るが、貫通力が損なわれるのは…ちと、防弾野郎相手には深刻だな》
俺はAR15改を乱射させながら迫り来るゾンビ共に包囲だけはされない様に気を配りながら巧みに立ち回って室内を逃げ回る様に回遊していた。
当然銃撃を喰らっている防弾ゾンビ共の歩みが滞る訳ではなかったが、メットの中は既に穴だらけでグチャグチャになっている筈だ。
行動不能に至っていないとは言え、頭部が蜂の巣になった奴等は既に視覚や聴覚などの知覚機能を失い、ただ歩いているだけだ。
だが、捕まってしまうと未だ銃撃を受けていないゾンビにも絡め獲られてしまう事態にも繋がり兼ねないし、咬筋力を失っても奴等の握撃は依然として脅威だ!
俺は、真直ぐ突き出された奴等の掌をも、慌しく銃撃して粉砕して行かねばならなかった。
そして、銃撃の発射音は近くの他のゾンビの注意も引き、呼び込み、通常のゾンビをも引き寄せてしまっていた。
そんな非防弾のゾンビの顔面に反射的に10発もぶち込んでしまい、顎から上がキレイに消し飛び、慌てて引き金を離した。
「そっか…コイツラは防弾メット被ってないんだから5発で十分逝けるんだったけな…」
そんな状況に晒され、2個目のCマグの中身はあっという間に撃ち尽くしていた。
しかし最後のCマグを装填した頃にはAR15改にトラブルが発生し出した…コックオフだ!
>>18【13:30〜 東:モール2F・インテリアショップ】10/13
>>17「〜僕はこれから3階の警備室へと行かなきゃ行けない、
>>18フェイさんも着いてくるかい?食事は後回しになるけど…〜」
そう言うとロギューネ
>>17は僕たちに背をむけて歩きだした。どうやら彼は警備室へ向かうらしい。
「彼、ちょと頼りなさそうだけと、銃の腕は一流なのヨ。まぁ警察署では僕が頑張たけとネ。ヘヘ」
>>33 僕のジョークにあぁ、と軽い返事をしながらも、すでにジン
>>33はあたりを警戒していた。
(さすが軍人の偉い人ネ…)
「よし、それじゃ料理作戦…名付けて…『荒野の亀』作戦開始ネ。ちなみに亀は母国では幸運のシンポルなのヨ」
…なんとなくまた嫌な予感がしはじめたのは黙っておいた。
>>29 東エリア:モール1F 13:30 13/13
落ち着け・・・私
>>13「落ち着くんだ。怪我はないか?ゾンビに襲われて逃げていたわけじゃないんだね?」
ぞ・・・ぞんび??
聞いたことがない単語が出て私は小首をかしげる。
>>13「…君はランカ・ファレイヤードだな。護衛はついていないのか?」「…君はランカ・ファレイヤードだな。護衛はついていないのか?」
ランカ「え・・・はい、護衛というか付き添いならいたのですが。 丸1日帰ってこなくて、私なんでこんなところに・・・。」
周囲を見回す、あれは・・・案内板?
モール、ショッピングモールなのね、ここは。 そう、また私ったら・・・。
キィン・・・。
【ショッピングモールの内部を暗記した】
>>17【13:30〜 東 モール2F エスカレーター〜3F 警備室】7/13
(ロギューネ)差し出された社員証には
>>13男の名前と顔写真、
それに社員番号が書かれていた。どうやら警備会社の社員らしい・・・名前は・・・アッシュか・・・
そしてじっくりと社員番号を覚えようとした時、またも悲鳴が聞えてきた。
>>13彼はその直後に僕の手から社員証を抜き取り、聞えてきた方へと
走っていった。・・・・・確かあの悲鳴は・・・・
>>29ランカさんだった筈・・・
あの人ならたぶん平気だとは思うけれど・・・・・・まぁいいか・・・放っておけばいい・・・
僕は確認しなければいけないことがあるんだ。そう心の中で考えながら
エスカレーターを上りきると、記憶を頼りに警備室に向かって歩みを再開した。
>>39【12:00〜12:30 東:警察署】8/13
防弾ゾンビとそうでないゾンビを撃ち分ける為に、レーザーポインターの光点を追い縋るゾンビの顔面に充てトリガーを引く…。
防弾メットには10連射+両掌を粉砕、素顔の奴には5発連射して指を切って、引き金を離す事を心掛ける。
4〜5発の.223弾を顔面に受けて後頭部の射出口から脳漿をブチマケ、銃撃されたゾンビはその場で脱力して崩れ去った。
「さっきみたいに無駄に10発もブチ込む事はないからな…」
レーザーを充てつつ、ゾンビの顔を一々確認してからダットサイトのレンズ越しにサッと次のゾンビを捕らえる。
揺れる光点を大雑把に重ねてトリガーを引く…軽快な反動と共にダットサイトの外枠だけが小刻みに振れる。
と…トリガーを離しててもフルオートが止まず、思わずそのままゾンビの顔を狙い続ける…更に約数発の銃弾を頭部に喰らい続け、ゾンビの首から上が無くなってしまった。
「─────?!!」
非常に嫌な予感がしたが、ゾンビが迫っている最中に四の五の言ってる場合でもなかった。
しかし、次の瞬間、危惧は確信に変った…フルオート銃撃を区切ってからトリガーに触れてもいないのにAR15改は勝手に弾丸を発射し、狙いを外したゾンビの足元に一発だけ着弾させた。
─────熱暴発?!
しかし、射撃を中断して目の前のゾンビに背を向ける訳にも行かず、攻撃を加えて目の前に迫る脅威を排除せなばならない状況だった。
次にトリガーを引いた後にはフルオートが停まらなくなり、次々と無為に空薬莢をバラ撒いていく…!!
暫く断続的且つ不規則に暴発を起したので、ゾンビから銃口を外せなくなってしまったのだ。
Cマグに装填された100発の銃弾は目の前のゾンビを薙ぎ払うには充分過ぎてお釣りが来る位だったが、何時暴発しても可笑しくない射撃タイミングを強いられ、必要以上に空薬莢を舞わせる羽目となった。
「コック・オフだ…!!」
バリバリと眼前のゾンビを全て倒し切ってもCマグをマガジンハウジングから抜く暇も無く、AR15は全弾を吐き出してしまった!
>>13【13:30 東:モール1F】13/13
ランカはなぜ自分がモールにいるかもわからないらしい。
ショックを受けたことで記憶が混乱しているのだろうか。
「外を見てみればわかるように、今は非常事態なんだ。人間が次々と、映画に出てくるゾンビみたいな化物に変わってく。」
>>29 言った後で、『ああ、御嬢様はゾンビ映画なんて観ないか。』と心の中で思った。
「とにかく単独行動は危険だ、さっきみたいに無闇に走り回るのなんか自殺行為。モール内にも化物はいるかもしれない。」
>>29 俺はモールの案内板を見つめているランカに忠告をした。
「…ああ、自己紹介が遅れた。アッシュ・レインワースだ。」
>>29 案内板を見終えてこちらを振向いたランカに名前を告げ、スターロイド社の社員証を見せた。
会長の護衛をしていることは言わなくてもいいだろう。
どうせパーティで会長の傍に俺がいたことなど憶えていないはずだ。
――さてと…。
装備を整える前に他の生存者と会っておこう。一番行きたかった銃砲店は閉まっていたし。
警備室にでも行こうかと思いながら、俺は案内板に目をやった。
書き込み秒数が奇数ならゾンビ一体との戦闘に突入。
>>16【13:30 東:モール/1F通路→食品売り場】9/13
カートを押しながらも、周りを警戒して通路を進んだ。
連中が発する呻き声は聞こえてこない。・・・ここは安全ってことか?
この調子じゃ、斧の出番もなさそうね。
片手に握り締めた斧に目を落とした。まぁ使わないで済むならそれに超したことはない。
そうこうしているうちに食品売り場に着いた。
一部の照明が消えているせいか、どことなく気味が悪く感じられる。
「・・・さっさと終わらせて戻ろう」
万人受けしそうな調理済み食品を次々とカートに詰めていく。
「あと、水だったっけ」
飲む分と合わせて余分に持って、ボトル8本をなんとかカートの中に収めた。
―――かなり重い。
>>26【13:30 東 3階警備室→3階小児科】4/13
俺は小児科の前に着き、扉を開けようとした…が、中から
施錠されているらしく、開かない。ここにいるのだろうか?
「ファレスト
>>17!神谷!いるのか?」
俺は呼びかけてみた。返事が無ければ、ドアを蹴破るつもりだ。
できればそんな事はしたくないが…。
>>9【13:30〜東:警察署前】13/13
女を食うのに夢中なゾンビ共を尻目に、俺は悠然と歩き自分の車の前に着いた…
後に続いてくる気配が無いのでふと見やると…ジムスキー
>>57がまた発作を起こし苦しみ出している。
間の悪い事に、そこに女にありつけなかったと見える鈍間共(ゾンビ)が三体…
さて…面倒だが…
このまま見捨てるのは今は都合が悪かろう。
イヴァン
>>25も危険に晒されるしな…奴が死ぬのは不都合だ。
…やれやれ…世話の焼ける…
ゴードン
>>14は金梃子を持って身を固くしている…
ジムスキーとイヴァンをカバーする様に立っている…其方へと向かうゾンビ共…
「…腹が減ったか…なら、空腹等感じない様にしてやる…」
先刻入手した銃を抜き横構えにすると、その中の一体の頭部を狙い撃った。
【戦闘・秒数判定】
得意なハンドガンでの射撃。
難易度0から−2され、秒数下一桁2、4、6以外でゾンビ破壊。
>>17【13:30〜14:00 東 モール 小児科】7/13
(ファレスト)俺はむかつく
>>37医者から酒を見せびらかせられた後、
知らないうちにベットにいたはずの男がいなくなっているのに気がついた。
調べてみるとどうやら入り口の鍵が開いていたので、
一応閉めておく。そしてしばらくライターをもてあそんで時間を潰していると、
小児科の外から誰かの声が聞こえてきた。俺は少し悩んだ後にゆっくりと
扉の方へと歩いて行き、そして・・・・・扉をあけた。そこにいたのは・・・蹴りの体制に入った
>>26アモンだった・・・そして次の瞬間にはけりが俺に向かって飛んでくる・・・が
けりは俺に当る事はなかった。ぎりぎりの所で止まったようだ・・・
俺はしりもちを着き、ため息をつきながら
「・・・生きていたか
>>26アモン・・・・だが今のは無いんじゃないのか?
一応俺だって怪我人なんだぞ、まったくお前のけりなんか喰らったら
骨が逝っちまうだろう・・・あぁそれよりも相棒はどうした、
お前がいるということは、ロギューネもいるんだろう?それにあの
>>18フェイの野郎も、
あいつらはどうしたんだ?
>>18フェイはともかく相棒はそう簡単には死なないと思うんだが・・・」
俺はそこまで言い、壁に手をつきながら立ち上がる。
どうやら怪我はしていないようだが・・・・何かあったのか?まぁそれも
別に構わないんだがな・・・
>>39【12:00〜12:30 東:警察署】8/13
目の前のゾンビは薙ぎ払ったが、100発のCマグは全て消費してしまった…。
トリガーから指を離し、気付いた時には既に手遅れ…暴発は停まらず、全弾吐き出してしまっていた。
というより、ゾンビの集団が迫る状況では吐き出してしまう他無かったのだ。
”せめてここに来るまでに、何故、ボルトをホールドオープンして銃身を冷ましておかなかったのだろう”
…という痛恨の思いと同時に、熱伝導の暴発には数秒を要するので、恐らく暴発後半は”シアーが逝ったのかも”という考えも頭を過ぎった。
「まあ、仕方ないか…手製の即席フルオートモデファイのナンチャッテM16だしな…」
10分も経たない内に200発超えての射撃、銃身加熱を放置してのクローズドボルトでの携行…不具合が重なってトラブルが起きても仕方が無いかも試練…。
「ヤバイな…またしても丸腰じゃないか…」
ゾンビはまだ通路の外でウジャウジャと”入室”の順番待ちをして屯している!
ふと、足元を見やると最初に倒した例の4体の防弾ゾンビが将棋重ねの様に折り重なって倒れているのに気付いた。
俺はSWAT隊員が身に付けていたフラッシュバングを毟り取って、通路の一団に投げ込んで目を瞑り耳を塞いだ。
一瞬にして閃光と大音響が周辺のゾンビを包み込み、奴等の聴力と視力を奪い去った。
「・・・・・・・・・・・・・」
静寂が戻ると、鋭敏な聴力、弱視並みの視力、共にゾンビの知覚系統を麻痺させ、さっきまで室内を伺っていたゾンビ達は一様に棒立ちになって不動の姿勢でそのまま立ち尽くしていた。
どうやら音響閃光弾は想像以上に知覚保護に無防備なゾンビ共には効果覿面の様だ。
俺はハンマーノッチが逝っちゃってオシャカになっているかもしれないのに、後生大事に肩に掛けていたナンチャッテM16のAR15改を放り捨てた。
そしてSWAT隊員の身に付けていたM4カービンとショットガンのコンビネーションガン、通称”マスターキー”を手にした。
これさえあれば大概のドアはこじ開けられる。
>>14【13:30 東:警察署前】12/13
警察署を出るため出口へ向かうとそこには既に死者の一団が待っていたが
レニー
>>9は仕舞ってあった例の女性の死体を囮にして隙をつくり
私達はなんとか車までたどり着いた。
すると突然ジムスキー氏
>>57が胸を押さえて苦しみだした。更に何処からか
ゾンビが3体もこちらに向かってきている。レニー
>>9はこのような状況でも動じることなく
銃を抜き狙いをつけている。私はジムスキー氏の介護をイヴァン氏に頼むと
レニーが狙いをつけてるゾンビとは少し離れたところに居る奴へと武器を構えた
病人を連れたままで逃げるのは不利だ、数もそう多くないし手早く片付けて
ここを去るのが賢明だ。幸いこちらには腕の立つ奴
>>9も居る
大丈夫だ、何とかやれる筈だ・・・いや、やるしかない。
私はカナテコを大きく振りかぶるとゾンビの頭へと振り下ろした。
【戦闘・秒数判定】
近接戦闘&カナテコで-2 秒数下一桁3.6.9以外でゾンビ一体を撃破 それ以外ならカウンター-1で撃破
>>18【13:30〜 東:モール2F・インテリアショップ〜1F・カフェ『アレックスズ』】10/13
>>33ジンの記憶を便りに、僕たちはこのモール内にある唯一の食事処…いわゆるカフェに辿り着いた。
本格的なレストランはあるものの、それはモールから約50メートルほど離れた場所にあるという。
僕は小さな窓から外をみる。たしかにレストランは見える。
だが命を賭けてまでしてレストランへ向かう人間はいないだろう。
カフェ店内を見渡すと、床にはなにかを引きずったような血の跡が店の奥へと続き、扉を境にその血の跡は途切れている。
つまり、その扉のむこうになにかがあることは確かだった。
そして運の悪いことに、厨房もそこにあるらしい。
「ぼ、僕冷凍食品好きヨ…やぱり、中華鍋とかないと僕料理てきないし…戻r」
《ガンガンガンガンガン!!!》
突然の衝撃音。
なにか、ナタのようなもので木製の扉を叩く音。それもあらんかぎりの力を込めて。怒りの感情さえ感じた。
「ジジジ、ジン!!行こう!!ここ殺されちゃうよ!!」
>>33 まるで無力な扉に、みるみるうちに穴があいていく。
――そこから、赤く光る、生者に対する怒りの感情を宿らせ煮えたぎらせた目が、のぞいていた。
●哀しみの紅 Silent Redness
――死者のなかには生前の、この世界に対する理不尽さを胸に宿らせたままの個体もいる。
貧困、心身の障害…あまりに強いその思いは、怨みとともに死者をよみがえらせた。
【危機発生】
前スレ>>??マークが右手にナタを持ち襲い掛かる。その巨体から振り下ろされるナタは、直撃すれば命はないだろう。
マークの体力は5。
難易度2。(数字は各自設定してください)
4、9が出るたびにカウンターー2。
逃げることは可能ですが、マークはどこまでも追ってきます。逃げながらほかの生存者との合流は可能です。
マークを倒すと、マークのものである大型トレーラーの鍵を入手。だがその時点では、まだその鍵が何の鍵なのかはわからない。
>>9【13:30 東:警察署前】13/13
【アイテム消費:ハンドガン(14/15)】
狙い通り…放った銃弾はゾンビの頭を打ち抜き活動を停止させた。
…“相棒”は温存だ…先刻手に入れたこの銃は捨て武器といったところか…
少し離れた所ではゴードン
>>14が金梃子をゾンビに振り下ろしている…が、恐怖の為か身体に力が入りすぎだ…その一撃は脳天を逸れ肩口に突き刺さった…
当然、それではゾンビの動きは止まらずゴードンはそのまま押し倒される…
…危ない…かな…
…だが、もう一体のゾンビが迫っている…悪いが自分で何とかしな…
目の前にまで来たゾンビが大きく口を開け身を乗り出すように襲い掛かってくる…俺は表情を動かさぬまま無造作にそいつを撃った。
…撃った後、ゴードンの方にちらりと目をやると…奴はもみ合いの中ゾンビの頭に金梃子を突き立て、倒す事に成功していた。
【戦闘・秒数判定】
得意なハンドガンでの射撃。
難易度0から−2され、秒数下一桁2、4、6以外で攻撃成功、ゾンビ破壊。
失敗した場合、カウンター−1、弾消費2発で撃破。
>>26【13:30 東 3階小児科】4/13
呼びかけて少し待ってみたが、中からは何の反応もなかった。
しょうがない。非常事態だし、少々手荒にいっても文句はないだろう。
俺は少し下がって距離を開けると、前蹴りを扉に向かって打ち出す。
その時、不意に扉が開き、中から人が出てきた。「うおぉ、危ねぇ!」
俺は叫びながら、全力で出した蹴りを全力で止める。ぎりぎり鼻先で止まった。
しりもちを付いたそいつは、よく見ればファレスト
>>17だった。ちゃんと
着いていたようだ。
ファレストはひとしきり悪態をついた後、
「〜お前がいるということは、ロギューネ
>>17もいるんだろう?それにあの
>>18フェイの野郎も、
あいつらはどうしたんだ?
>>18フェイはともかく相棒はそう簡単には死なないと思うんだが・・・」
と聞いてきた。
「もちろん、2人とも無事さ。ロギューネ
>>17とは警備室で落ち合う事になってる。
もっとも、フェイの奴は、またパニック起してどっかいっちまった。まったく、
首輪とリードでも付けといた方がいいぜ」
何となく似合いそうではあったが、それは口に出さない。
「そういや、神谷はどうした?一緒じゃあないのか?」
俺はそう問い掛けた。
>>26【13:30 東 3階小児科】4/13
俺の問いかけに、ファレスト
>>17は無言で奥を見やった。
何となく嫌な予感を覚えながら、俺は診察室の中へと入った。そこには、
椅子に座り、酒をかっくらってる女
>>37がいた。美人ではあるが、一見して
ガサツそうだ。
そして、床にシーツを被せられた身体があった。まさか…
俺はゆっくりと側へ近づき、シーツをめくる。
「…神谷…バカやろう…」
おそらくゾンビ化したのであろう、頭部には銃弾の痕があった。俺は少しの間、
黙祷を捧げる。短い間とはいえ、仲間だった男だ。それぐらいやってもいいだろう。
俺は立ち上がり、ファレストの方を見た。
「とりあえず、ロギューネと落ち合おう。もう警備室にいる筈だ」
そして、まだ酒を飲んでいる女
>>37に、
「なぁ、湿布か何かないか?ちょっと打撲が多くてな。できれば
鎮痛剤も欲しい」
>>14【13:30 東:警察署前】12/13
あまりにも力を入れ過ぎた為か振り下ろしたカナテコは頭をそれて肩口へと突き刺さる
普通の人間ならこれでも重傷だが奴は傷を全く意に介さず大口を開けると私に食いつこうと
顔を近づけてきた。
噛みつかれまいと後ろへと逃れようとしたが両肩を掴まれてしまい
そのまま押し倒されアスファルトに強く身体を打ちつけた(カウンター12→11)
すぐ目の前に口が迫ってる。嫌だ!私はお前らの仲間入りなどしたくないんだ。畜生!
カナテコのL字の短い部分と長い方の手前の部分を両手で持つと長い方の先端部分を
ゾンビの口へと突き立てる、奴の口から血が流れ出て私の顔に降り注いだが構わずに
更に強くカナテコをねじ込んだ。
奴は口内からごぼごぼと不気味な音を鳴らしながら私の身体にのしかかり奴は動かなくなった。
やったのか、危なかったな・・・押し倒されたとき地面に打ちつけられた全身が痛む
ゾンビの残骸をどかすとイヴァン
>>25が手を差し伸べて体を起こすのを手伝ってくれた
レニー
>>9を見るととっくに1体目のゾンビを倒し、2体目を倒し終えているところだった。
白衣の袖で返り血を吹きながら、私も彼みたいに上手くやれればな・・・と思い少しだけ自嘲すると
ジムスキー
>>57をイヴァン
>>25の車へと運び後部座席に座らせ、レニー
>>9に呼びかけた。
「こっちはもう大丈夫だ。早くここから逃げよう!」
>>9
86 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/17(水) 11:49:44 ID:BMo6fF6c0
保守
>>33【13:30〜 東:モール2F・インテリアショップ〜1F・カフェ『アレックスズ』】13/13
ロギューネからフェイとの同行を頼まれ、警備室に行ってしまった。あとで行ってみよう。
そのあとフェイが彼の簡単な紹介をし、軽い冗談を言った。俺は軽く受け流すと周りを警戒した。
>>18「よし、それじゃ料理作戦…名付けて…『荒野の亀』作戦開始ネ。ちなみに亀は母国では幸運のシンポルなのヨ」
フェイは俺に料理を作ってくれるらしい。まぁ小腹も空いてきた。
「ああ、よろしく頼む。え〜と・・・・場所はカフェでいいよな?外は危険だ。」
>>18 フェイも同意してくれ、1階にある「アレックスズ」へと入った。
そこは既にカフェではなく、血が飛び散っている。フェイは顔を青くしている。奥の扉へと血のあとが続いていた。
なにか・・・いるな?
俺は12Pのショルダーストックを伸ばし肩に当てる。
「ぼ、僕冷凍食品好きヨ…やぱり、中華鍋とかないと僕料理てきないし…戻r」
《ガンガンガンガンガン!!!》
フェイがそう言うと、血が続く扉がすごい勢いで音を出している。
「ジジジ、ジン!!行こう!!ここ殺されちゃうよ!!」
>>33 フェイが後ずさった。そう、木製の扉からまるでニッポンのモンスター「オニ」のようなゾンビが現れた。まるで何かに怒っているように。
手には鉈を持っていた。
「下がってろフェイ。」
>>18 そう言うと12Pを゛オニ゛へと構えた。
ヒルトン・ウォーカー。あんたはこれを対暴徒用に作った。あんたの意義はなんだ?わざわざ世間に反対される「殺戮の玩具」など作って。金?それとも名誉?
どちらでもいい。俺は目の前で人を殺させないと約束した。それが今だ!
ちょっとでいい・・・力を貸してくれ!
俺は引き金に力を込めた。
【ヒルトン・ウォーカーの意義。 ジンはマークへと一発の射撃。本来なら難易度2だが、得意の射撃で近距離である為難易度0。
偶数であればマークのライフ−1にし、退避及び先制攻撃が可能。それ以外であれば効果なし。しかし4と9がでるとジンのカウンタ−2。】
>>9【13:30〜 東:警察署前】13/13
【アイテム消費:ハンドガン(14/15)→(13/15)】
ゴードン
>>9がジムスキー
>>57とイヴァン
>>25を俺の車の後部座席に押し込み、早くこの場を離れようと促す…言われるまでも無い…
イエローキャブ女の死体は既に原型を留めておらず、引き裂かれ臓物片や肉片となり果ててゾンビ共に齧られている…食い尽くすのは時間の問題だろうな…
用が済んだ以上、さっさとこの場は離れるのが得策だろう…俺は車の運転席に乗り込むと、ちらほらと集まりだしたゾンビ共をはね飛ばしながら急発進させた。
まずはイヴァン邸に戻る事にした…
イヴァンを送り届けなくてはならないし、ジムスキーもこの状態では体勢を立て直したほうが良かろう…
ゴードンも恐らく自分の車でついてくるんだろうが…イヴァンは招き入れるだろうし、ジムスキーの看病でもさせておけばいいだろう…
俺は軽く嘆息をつく。
またゾンビを一体はね飛ばしながら、スピードを上げて北地区へと――
【危機レス解除】
>>16【13:30〜14:00 東:モール/食品売り場→2階駐車場連絡口付近】9/13
通路を進んでいる途中、ごく近くから乾いた銃声が聞こえた。
やっぱり中にいるゾンビの数は少なくないみたいだ。
・・・嫌な想像だけどここってもしかしたら連中の餌場なのかも。
そう考えて、思わず身震いする。
重いカートを押しながらも移動する速度を速め、
ゾンビに出くわさないことを祈りながらエレベーターに乗った。
祈りの効果もあってか・・・・・回り道をして、いそうな場所を避けたんだけど
何事もなく
>>12アイス達のところまで戻ってくることができた。
「・・・おまたせ」
>>12 ひと仕事どころか、一日分の仕事を終えたような疲労感。
【秒数が奇数なら疲労によりカウンターマイナス1。偶数ならなにもない】
>>39【12:00〜12:30 警察署】8/13
俺はM16用の30連マガジンを其々4体の遺体から3本抜き取り。其々3本づつテープで束ね、内1束をM4マスターキーに装填した。
「このやり方は角にぶつけるとマガジンリップを変形させるから気を付けないとナ…」
3本束ねた30連マガジンは撃ち尽くした直後に違うリップに換装すればワンマグで90発は継続射撃が出来るという寸法である
「まあ、この警察署を出るまでの間だからな…」
そして催涙弾やフラッシュバングなどのSWAT装備を一通りかき集めると手近のバックにNFAクラス3ライセンスの所有者リストの帳簿と共に詰め込んだ。
次いで12GaシェルホルダーをSWAT隊員の遺体から取り外す…様々な特殊シェルが弾薬ループに挿してある。
「…このローエンスフォース限定の特殊弾薬は使える!」
更に他の隊員の銃のレイルにサーマルイメージャー(熱源画像暗視装置)の巨大なスコープが載っているのに気付いた。
俺はゲットしたM4マスターキーのピカニティ・レイルからオプティカル・サイトを取り外して、そのサーマルイメージャーを取り付けた。
「ショットガンの付いたコンビガンにサーマルイメージャー乗っける奇天烈な状況は無いだろうな…まあ、今が正にその奇天烈な状況なのだが…」
自嘲気味にサーマルイメージャーのファインダーを覗くと、ゾンビ共の体は温度が低かった…既に倒した奴も、活動体の奴も一様に。
若干、動いている奴は運動分、筋肉の温度が薄っすら高いだろうか?…しかし代謝してないから基本的にはそんなに変らなかった。
「これじゃあ、物陰に隠れていてもコイツ(サーマルイメージャー)で上手く見つけられないかもなぁ…人間なら一発で所在が暴露できるのだが…」
無為に銃を重くしているだけかな?…とも思えたが、希少な装備なのでキャンピングカーに持ち帰る事にする。
「持っていても困らないだろ。今後、何かの役には立つかもしれんし…」
ふと見ると、SWAT隊員のポケットに煙草があるのを発見した。
「・・・・・・・・・・・・・・」
一瞬…いや暫く、喫煙の誘惑に駆られるが、ここはグッと堪える。
喫煙を満喫したければ、無事生還した暁に吸えばいいのだ!
>>12【14:00 東:モール/2階駐車場連絡口付近】07/13
所々で銃声が。
モール内は静かといえば静かか…。
そのうちにカートが押される音がした。
「・・・おまたせ」
メリル
>>16が頼んだ物を運んできてくれたようだ。
カゴのほうに目が行くが…、そんなものより、メリルが心配だった。
メリルへと視線を送り、頭から足を流し目した。
疲労の色は伺えるけど…、怪我という怪我はないようだ。
もちろん、噛まれた後も…。
「…ん、ご苦労様、メリル」
>>16 やはりカートによじ登らないといけなくなってしまうので、メリルに水とタオルを取ってもらう。
タオルに水を染み込ませ、奴等の血で染まった右足を拭く。
そして、上半身も一応拭く。
やっとさっぱりした…。
そうだ、と思い日本刀の柄部分を拭く、やっぱり、にじんでいた。
残った水とハルキ(前スレ
>>35)が持ってきてくれた砥石を使い、砥ぎ始める。
そのうちに、先ほどジーパンの布を縛ってやった男…、デイヴ
>>20…というのか?が来、ハルキに預けていたライフルを受け取った。
輝きを取り戻した刃に残りの水を全部流し、タオルで拭き取った。
これ以上の手入れをしてやりたいが…道具がない…仕方がないだろうと、鞘に戻す。
いつの間にかおいてあったのか、調理済みの物が置いてあった。
…食べれるときに食べておくか。
開けて食べてると、メリルからの視線が…。
うっ…。
和まれてるのか?
そりゃ…、フォークとかスプーンとかの握り方なんか知らないし、料理一応できないことはないけど、やり方もなんかこう…。
ああ、何考えてんだ、私!
食べ終えたときは口の周りがメチャクチャになってた。
>>37【13:30 東 3階小児科】13/13
いきなり入ってきやがった日本人らしき男(
>>26)はファレスト(
>>17)と顔面殺しの仲間らしい。
神谷の顔を見て沈痛な様子をかくさねえ・・・・ああああ、アタシャ愁嘆場は苦手だよっ!
目をそむけて髪の毛を掻き毟ってると、日本人は打撲してるから湿布と鎮痛剤をくれという。
>>26「ったく、しょうがねえな!でもタダじゃやらないよ、ちゃんとアタシに怪我を診せろ!
湿布貼って痛み止め飲んでおきゃいいなんてのはね、ヤブか体育会系バカコーチの考えなんだよ!」
アタシは悪態をつきながら、半ば強引に日本人男をベッドに寝かせ、痛い所を全て診せるように言った!
ほぼ全身になっちまったが。
「なんじゃこりゃー!?」
見て呆れた。
「アンタ・・・・キングコングとでもやりあったのかい!?
骨折してないのが奇跡だよ・・・・アンタも化け物だね」
それでも酷い状態には変わりない。
手術とはいかないまでも、しっかり処置しなきゃな!
【アモンを治療。難易度は2。系統・設備・得意な外科分野で−3修正。0・4・6・9以外で成功。アモンのライフカウンター+3】
>>37【14:00 東 3階小児科】13/13
まずアタシは日本人男
>>26の負傷箇所、つまり全身だ!・・・・を氷嚢で覆うようにした。
凍傷を起こさないようよく見ながら十数分そのまま安静にさせる。
痛みと炎症が沈静化したところで負傷箇所に湿布を貼りテーピングを施した。
その上から更に、丁寧に包帯固定する。
悪態をつきながらもアタシの処置は手早く丁寧だ、自分で言ってしまうが。
「とりあえずこんな感じだけど、しばらくはあまり激しく動いちゃいけねえよ!
酒も風呂も3日はダメだ!」
無駄と思いながら一応言っておくのは医者の義務ってやつだ!
鎮痛剤は与えない。
何も解決しないし副作用もあるからな!
あとは患者しだいだけどよ・・・・どうせやんちゃすんだろうなあコイツ。
【アモンを治療成功。アモンのライフカウンター+2】
>>13【14:00 東:モール1F】13/13
《バンッ!》
「!?」
案内板を見ていた時、突然背後でドアの開け放たれる音がした。
反射的に振向くと、ハンバーガーショップのスタッフルームから血塗れの服を着た女性が出てくる姿が目に入った。
《ウゥ…アァ…》
>>29「え…!?」
その土気色の顔に生気はなく、口からはダラダラと涎を垂らしている。
――やはり化物(ゾンビ)か。
「離れてるんだ。」
>>29 ランカをゾンビから遠ざけると、銃を握り直し身構えた。
両手を突き出し突進してきたゾンビを引き付けてから避け、背後から腰に蹴りを入れる。
突進と蹴られた勢いで転び床を滑ったゾンビの頭を強く踏みつけた。
「…じっとしてろ。」
呟きながらシグをゾンビの頭に近づけ、二度引金を絞る。
ゾンビは暫くの痙攣の後動かなくなった。
「ふー…。」
大きく息を吐き出した直後、どこかから銃声が聞こえた。
やはり中にも少なからずゾンビはいる。そして人間も。
周囲を見渡すとランカの姿が見当たらなかった。
近くに隠れているのか、どこかに逃げてしまったのか。
「おい、もう大丈夫だぞ。」
>>29 辺りに呼びかけてみるが反応はない。
――もう少し待っても出てこないようなら、一人で他の生き残りを探しに行くか。
SP2022(13/15)
書き込み秒数が奇数ならゾンビ一体が出現。
>>29 東エリア:モール1F 14:00 13/13
バンッ!
案内板を見ていると背後から音がする。
振り向いてみると・・・
「ウゥ・・・アァ・・・」
ランカ「え・・・!?」
血だらけの女性が、大変・・・助けてあげなきゃ。
>>13アッシュ「離れてるんだ。」
アッシュさんが私を呼び止めると銃を構えた。
女性はうめき声をあげながら
>>13アッシュさんに向かう。
そして
ドゴッ! 鈍い音を立てて女性が倒れ、アッシュさんが銃を撃った。
ランカ「あ・・・あ・・・。」
恐怖のあまり私は柱の影に隠れる。
おかしい、何が起こってるの?
再び混乱する頭、そのときどこからか銃声が聞こえた。
>>13「おい、もう大丈夫だぞ。」
大丈夫? 何が大丈夫なの? 違うよ・・・こんな・・・あ・・・ああ・・・・【人格チェンジ】
らんか「ん?」
アタシは通路に出て周囲を見回す。
変な男
>>13が一人、そしてその足元に脳みそをブチまけた女・・・はは〜ん。
状況を飲み込んでアタシはニヤリと笑ってみせる。 そうだな、武器は大切だ。
らんか「
>>13 ほぅ・・・いいエモノを持ってるな。」
アタシはリュックからコルトアナコンダ44マグナムリボルバーを取り出してくるりと回す。
らんか「弾が少ないんだ、どっかにマグナム弾ないか?
>>13」
>>13【14:00 東:モール1F】13/13
――どうなってる…。
目の前の、その細い腕に似合わぬリボルバーを持った少女を見ながら思った。
数分前とは雰囲気がまったく違う。
ランカ・ファレイヤードに双子の姉妹がいるという話も聞かないし、ショックを受けすぎておかしくなったわけでもなさそうだ。
変貌の理由を考える俺の頭にある言葉が浮んだ。
「解離性同一性障害…。」
思わず呟いた。いわゆる多重人格、これなら納得できる…か?
>>29「何ブツブツ言ってんだ?」
「…このモールには銃砲店がある。さっき見たときは閉まっていたけどな。」
ランカの質問には答えず、その前の質問に答えた。…まあ、弾が欲しいだけなら銃砲店に行く必要はない。ここはスーパーで銃弾が買える国だ。
「俺は他の生き残りに会いに行くつもりだ。…さっきも言ったけど、あまり一人で動かない方がいい。たとえいい得物を持っていて、それを使いこなせたとしてもね。」
ランカの持つコルトアナコンダを見た。
――御嬢様とリボルバーか、似合わないな。
《ズシャァ…》
「…!」
湿ったものを引き摺るような物音に反応し、背後を振り返った。
ハンバーガーショップのスタッフルームから、血塗れの少年が這いずって出てくる。
もしかしてさっきの女の子供だろうか。そんなことを考えていた。
金属の仕込まれた安全靴で少年の頭を踏み、そのまま体重をかける。骨が軋み、割れる嫌な音が響いた。
「…君はこれからどうする?」
振向き、俺はランカに聞いた。足元の柔らかい感触が何なのかは考えないようにした。
>>22【14:00 東:モール3F エスカレーター】10/13
エスカレーターを上っている時にも銃声が聞こえていた。
(うぅ・・・弾が尽きたら僕の鉄砲店の弾を奪っていくんだろうな・・・)
そんなことを考えながらエスカレーターを上りきると男
>>17が警備室の方へ向かって歩いていた。
こんな状況でここまで来れたのは多分おかしい奴等ばっかだ。
さっきの泥棒
>>33とか・・・。
まともな奴なんていやぁしない。
話しかけてこない限り無視するのが一番かな・・・
>>29 東エリア:モール1F 14:00 13/13
グシャっ!
>>13男がおもしろいことをした。
>>13「・・・君はこれからどうする?」
らんか「そうだねぇ・・・。」
足元に広がるピンク色の液体をボンヤリと眺める。
らんか「かなりハラが減ったんだけど、レアのステーキとストロベリームースは遠慮しておくわ。」
と、クスクスと笑ってみせた。
この書き込みの秒数が奇数なら食料を 偶数なら弾丸(武器)を 調達、入手する。
>>13【14:00 東:モール3F】13/13
死体を見てよく笑えるな。そんな言葉を飲み込み、俺はランカ
>>29を見た。
「まあ、どこに行くにしても気をつけろ。」
床に靴底を擦り付けてこびり付いたものを落とし、エスカレーターの方に体を向けた。
「…そうだ、一つ質問していいか。」
>>29 ふと思いつき、振り返った。
「俺の名前は?」
>>29 >>29「…はぁ?」
解離性同一性障害の患者は、別の誰か(交替人格)になっている間のことを憶えていないことが多い。
――俺の考えは当たってたようだ。
「ああ、今の質問は忘れてくれ。俺はアッシュ・レインワースだ。じゃあな。」
>>29 俺はエスカレーターに向って歩き出した。
3階を警備室に向けて歩いていた時、ふと周囲に気配を感じて見回すと一人の男
>>22と目が合った。
ワークエプロンをつけた30歳くらいの男だ。
「あんたも生き残りだな。」
>>22 落ち着いた声で話しかけながら男に近づく。男は俺に物珍しげな視線を送っていた。
まあ、髪も眉毛も真っ白じゃそんな目で見られるのも無理もない。
男の顔にかすかに覚えがあった。前に銃砲店でのんびりレジ打ちをしていたような…
仕事柄、人の顔や名前を憶えるのが癖になっている。
「アッシュだ、よろしく。…ところで、もしかしてガンショップの店員さん?」
>>22 社員証を見せて自己紹介した後、質問してみた。銃砲店を開けて貰えるかもしれない。
非常事態だし、タダで銃をわけてくれるかもな…なんて甘い考えか。
>>16【14:00 東:モール/2階駐車場連絡口付近】9/13
>>12アイスが刀を研いでいるあいだにバリケードは(前スレ>35)ハルキの手によって完成した。
その間にも
>>20デイヴが戻ってきてライフルを受け取り、またどこかから銃声が聞こえた。
それぞれに食事を摂りはじめた。
目の前でアイスが日本の料理―――確かニクジャガとかいう―――を頬張っているのを見ていると
今聞こえた銃声が嘘のように、まるでテレビから聞こえてきた音みたいに思える。
・・・なんでこんなことに。
思ったことをそのまま言葉に出してしまいそうになって、慌ててそれを飲み込む。
きょとんとした顔をするアイスに笑みを返す。
「ついてる」
>>12 口の周りについているソースを拭ってやり、時計に目をやった。・・・時間はまだ昼過ぎだ。
>>26【14:00 東 3階小児科→3階警備室】7/13
女
>>37は、ちゃんとケガを見せろと言ってきた。
「そりゃ構わないが…ほとんど全身なんだよ」
ジェイミー
>>37(白衣のネームプレートに書いてあった)は、俺のケガをみて
呆れたような声を上げる。
>>37「アンタ・・・・キングコングとでもやりあったのかい!?
骨折してないのが奇跡だよ・・・・アンタも化け物だね」
キングコング…まぁ似たようなもんだな。しかし、化け物呼ばわりはないだろう。
ジェイミーはブツクサ言いながらも、しっかりと処置をしてくれた。
結構な腕前だ。俺は内心ビックリした。だが、これで大分マシになった。
>>37「とりあえずこんな感じだけど、しばらくはあまり激しく動いちゃいけねえよ!
酒も風呂も3日はダメだ!」
俺は思わず苦笑いを浮かべる。酒や風呂はともかくも、動くなってのは無理な話だ。
鎮痛剤ももらえなかったし…何も起こらない事を祈るのみ…かな。
俺は服を着ながら、
「ありがとう、助かった」と礼を言う。さてと…
「ファレスト
>>17、俺は警備室へ行ってくる。お前はここでもう少し
休んでてくれ」
そう言って俺は診察室を出て警備室へと向かう。その時、下から銃声が聞こえた。
やれやれ、早速トラブルか?いい加減自分の仕事をやりたいんだが。どうするかな…
【このレスの秒数が奇数なら警備室へ。偶数なら銃声がした方へ】
>>39【12:00〜12:30 東:警察署】8/13
俺は資料室から通用路に出て、フラッシュバングで棒立ちになったゾンビ等の人垣を難なく掻き分けて進み、T字路の先の階段を降りて最下階のロックされた扉の前まで来た。
M4マスターキーのチューブマガジンに木製弾のショットシェルを3発装填して扉の蝶番に向けて放った。
蝶番は適度に加速された木製弾の重量で見事に粉砕されたが、跳ね返ってきた木片は細かく木っ端微塵に砕けるので射手にダメージを与える事はない。
マスターキーで破壊した扉を突破し、屋外に出た俺は再びキャンピングカーに戻った。
その際、署に入った時には見当たらなかった車が二台、停めてあるのに気付いた。
「…??」
俺は早速、M4マスターキーのサーマルイメージャーのレンズの蓋を外してM4を構えるというよりは抱き抱えてファインダーを覗いた…。
約5kgのカービンとショットガンのコンビネーションに加え、1.3kg以上ある大型のサーマルスコープにフル装填の30連マガジン3本分が括り付けられ、その他サプレッサーやらLAMやら諸々でマスターキーの総重量は7.5〜8kgは下らない。
「よっこらせっ…と」
サーマルイメージャーを通して二台の車を見た…車のエンジンは熱を帯びて煌々と光を発して明確な輪郭を浮き彫りに映し出していた…直前まで動いていた証。
「どうやら生存者が乗り付けたらしい…な」
入り口の方に動く気配を察知して慌てて重量7.5kg超の銃口を向ける!…動く影は4つ。
反射的にトリガーに指を掛けるが、寸でで発砲を思い留まる…人影は熱を発していたからだ────つまり生きている人間だ。
「危ない…危ない…危うく撃っちまう所だったゼ…」
まあ、肉眼では遠目にゾンビと誤認しても無理もなかった…何しろ一人は死体を担いでいたからだ。
しかし担いでいるのが生きた人間で、担がれていたのが死体だと解ったのは、サーマルイメージャーで見ると生者と死者のコントラストが明白だったからだ。
恐らく死んでからまだそんなに時間が経ってないのだろう…ゾンビよりかはまだチョビット輪郭が明るい(温度が高い)。
その一団は明らかに体温の低い死体を担いで警察署内に侵入していった。
…ゾンビはもしかしたら生者と同胞を温度差で区別しているのかもしれない…と、その時に思った。
>>18【13:30〜 東:モール2F・インテリアショップ〜1F・カフェ『アレックスズ』】10/13
>>33ジンの銃撃は、扉に穴を増やしただけだった。
「オォォ…オォォォオオ!!」
獣のような雄叫びを発しながら、マークはゆっくりと距離を縮めてくる。
数キロはありそうな大型のナタを、まるで適当に振り回しながら。
不意にジンがオニだ、とつぶやいたのを聞いた気がする。
中国で鬼とはすなわち幽霊、ゴーストのことだから…日本のあの怪物のことだろう、たぶん。
こっちではトロールというネ?
たしかにそいつはオニのイメージの通りだった。
なぜか冷静に状況判断している自分に驚きつつ――恐怖の回路がショートしちゃたのかもネ――僕たちは走りだした。
「なんかコイツ他のと違うヨ…とにかく味方を探さなきゃ危ないヨ!」
>>33 こちらも手当たり次第に手近にあったものを、後ろを振り返らずに投げまくる。
店主は綺麗好きだったのだろう、よく磨かれたグラスは、マークにあたるときれいな音をたてて砕けた。
ナイフを投げ、ワインボトルを転がし…胡椒は…ポケットに入れながら。
(胡椒は魔法の粉…つ、つかみどりネ!)
【攻撃なし。
4、9でカウンターー2。
1、3、5で警備室へ、2、4、6で小児科へ、7、8でエレベータへ。
このレスから2レス目でマークに追い付かれる。】
>>17【14:00〜 東 3F 警備室】7/13
(ロギューネ)僕は一人で警備室へと訪れると、
すぐさま監視モニターに近づき、モールの状況の把握を始めた。
そして僕の目にまず飛び込んできたのは・・・さっき出会ったばかりの
>>13アッシュと
>>29ランカさん彼等は無事のようだ。次の場所に目を移すと、
4人の男女が食事を摂っている
>>100のも見える、僕は少し安心して、次のモニターに目を移した時
何処かあせるような気持ちが出てきたのを感じた。ゾンビが・・・ナタを持っている・・・・・・
そしてそれから逃げているのは・・・さっき分かれたばかりの
>>18フェイさんだった。
それもこっちの方へと逃げてきているようだ。僕は肩のショットガンを手に取ると、
急いで警備室から飛び出した。
>>12【14:00 東:モール/2階駐車場連絡口付近】07/13
メリル
>>16がメチャクチャになった口元を拭いてくれた。
血は吹き落としたし、日本刀は研ぎ直した、腹ごしらえもした。
ここからは…、そうだ。
「メリル、トランシーバー、探しに行こう」
>>16 携帯は回線が込み合っているし、連絡するにはトランシーバーがいいだろうと提案を出した。
私はハルキ(前スレ
>>35)のほうを見た。
今、食事を取っているが…、いまだに疲れが完全には取れずにいる。
現に、口に運ぶ動きが遅い。
デイヴ
>>20は、手当てなどで回復はしているが激しい運動は控える、と言っている。
不安だが…、ハルキのことを任せることにした。
バリケードもあるし、ある程度の物ならしのげると信じよう…。
>>14【13:30 東:警察署付近→北:イヴァン邸付近】11/13
ジムスキー
>>57を後部座席に寝かせるとすぐ近くに停めてある自分の車へ走る
キーを差込みエンジンをかけるのとレニー
>>9がイヴァン
>>25の車に乗り込むのはほぼ同時だった
車を発進させイヴァン車の後方につける、特別に作らせた車で頑丈なのだろうかゾンビを次々と跳ね飛ばしている
私の安物の国産車ではゾンビのような重たい物にぶつかったら直ぐに壊れてしまうだろう
恐らく彼らはこのままイヴァン邸に引き返すのだろう、レニー
>>9はどうするのだろうか・・・
大事な用件とやらを果たしにまた直ぐにでも出て行ってしまうかもしれない
彼のような腕の立つ用心棒がいてくれれば心強いが、邪魔をするなと釘を刺されているし引き止めるのは無理だろう。
ジムスキー
>>57はこの後家族を探しに行くために私達とは別行動を取るという話だったが、あの様子では探すどころか
直ぐに奴らの餌食にされてしまうだろう。医者でなくてもイヴァン邸で安静にしておくべきだと判る。
これからどうしたらいいのだろうか・・・私は不安な気持ちのままアクセルを踏み込んだ。
>>39【12:00〜12:30 東:警察署】8/13
サーマルビジョンはゾンビの視点を手に入れた事になるのかもしれない…。
俺は生存者達に声を掛けるべきか迷ったが、そのまま見送った…先にやっておく事があったので、この場は思い留まったのだ。
「ここ迄たどり着けた奴等だし、署内のゾンビももう少なくなっているだろうから大丈夫さ…多分」
そうでも思わなければ、とても立去れそうにも無かった…。
そして再びキャンピングカーに乗り込むと、キャンピングカーに据付けてあるキッチンで湯を沸かし、コーヒーをいれつつ、ソファに身を投げ、警察署から持ち出した資料をテーブルの上に広げた。
冷蔵庫と電子レンジもあるので、ついでにモールの食品売り場で掠めてきた冷凍ピザも暖める…勿論、サラミ抜きのヤツだ。
NFAクラス3ライセンス所持者リストの他に、ちゃっかりFIBやNSSの捜査資料も持ち出していた…。
しかし警察署に在る捜査資料などたかが知れている。
この島の裏事情や犯罪組織の沿革を知るには直接FBIの現地オフィスでも見つけ出さねば埒が開かないだろう。
だが、職業柄か、俺には大体その手の目星が付く。
…一般人が余り立ち寄らない目立たない場所でいて、人々の往来や交通量が適度にあっても不自然じゃない場所。
まあ、大概は図書館とか博物館とか自然観測所とかの交通の便が通っている、お堅い公共施設近郊が定番。
そして気を付けていないと見落としてしまいそうな、奥まった所で、尚且つすぐに引き払える場所…。
普段なら近付いただけですぐに何処からか警備員が現れ職質されたりして厄介だが、今は島中災害に見舞われパニックだからそういった煩わしい警戒態勢は流石に無いだろうが…。
俺はコーヒーを啜りながら資料に目を通した…ピザはまだ大分、時間がかかる。
>>22【14:00 東:モール3F エスカレーター】10/13
ほうら、やっぱり変な奴ばっかだ。
毛が白い変な男
>>13と目が合い、話しかけられてしまった。
白髪の男はアッシュと名乗った。そして社員証を見せてきた。
(ちょっ・・・なんの会社だよぉ・・・危ない人と関わりたくないんだけど・・・)
その後僕に鉄砲店の店員か、と尋ねてきた。
「そ・・・そうですけど・・・」
>>13
>>13【14:00 東:モール3F】13/13
男は訝しげな表情で社員証と俺の顔を交互に見ている。
さすがにいつまでもジロジロ見られると不快な気分になってくる。
「そんなにアルビノが珍しいか?それとも、スターロイド社を知らないとか?日用品とかも含めて色々手がけてるし、結構有名な企業の筈なんだけどな。」
社員証をしまうと、時折遠くから聞こえる銃声を聞きつつ話を続けた。
「頼みがあってね、店を開けてもらいたい。…もちろん、代金は払う。」
>>13 店員の男は顔に警戒の色を浮かべている。同時に怯えているようにも見える。
コイツは長生きできなそうだな、そう心の中で思った。
店員の返答を待っていると通路の奥、警備室のドアが開き、先程会ったロギューネが慌てた表情を浮かべながら銃を抱えこちらに走ってきた。
「おい、どうし…。」
>>17 尋ね終わる前に、ロギューネは俺達の前を通り過ぎ走り去っていった。
――アイツも長生きできないタイプだな
俺は軽く溜息をついた。
>>26【14:00 東 3階警備室】7/13
俺はとりあえず警備室へ向かう事にした。いい加減トラブル続きで疲れてきた。
武装はしているようだし、ひとまず後回しでいいだろう。…余程連続で聞こえて
こない限りは。
その時、警備室から誰かが走り出していくのが見えた。あの後姿…
ロギューネ
>>17だな。やけに慌てていたようだが…俺は嫌な予感を覚え、警備室へと急ぐ。
中へ入り、モニターを見てみる。そして、理解した。
モニターには、ナタを持ったゾンビが写っていた。そのゾンビから逃げている男が2人…
ありゃ、フェイ
>>18じゃないか!もう一人
>>33は誰かは分からないが、生存者だろう。
くそっ、早速ジェイミー
>>37の言いつけを破る事になるか…
俺はベレッタを抜き、警備室を飛び出した。そのまま、エスカレーターの方へ向かう。
そこには、また別の男たち
>>13>>22がいた。何だってんだ、くそっ!
「おい、あんたら何やってんだ?」俺は右手のベレッタを隠しながら話し掛けた。
>>39【12:00〜12:30 東:警察署】8/13
俺はコーヒーを啜りながら手にした資料から目を離し、これまで解った情報を整理し、反芻した。
最早壊滅してしまっているが、俺のクライアントであった”謎の秘密組織”が事前にレクチャーしてくれた話に拠ると…先ずこの島はそもそも、巨大な岩塩層の上に乗っかっている小島だと言う事だそうだ。
この島は嘗てWIPP(廃棄物隔離パイロットプラント)計画の候補地に挙がった事もあるらしく、地下施設が試掘され試験的に運用する段まで米エネルギー省は計画を推進していたそうだ。
しかし、環境保護局や現地住民の市民団体等の反対や放射性廃棄物が海水に漏れ出す事の危惧などから計画は中止された。
だからこの島の地下には縦横無尽に地下坑道が通っているのだ。
そしてその後、国から放棄された、この既存のジオフロントに目を付けた各企業が再利用しようとこの島に乗り込んで来たのである。
島に工場や社屋を構え、工場からの廃棄物をこの地下永久貯蔵施設にそのまま封印する事も自在だった筈だ…一側面的な見方だが。
まあ、それらの様々な要因によって、この島は企業によって急速に発展したが、カーバイド社等に代表される島に巣食う企業と島民の間に、廃棄物の問題で訴訟があったらしいと聞く。
地下650mの岩塩層を掘削する岩塩排出シャフトを施設する前段階で施工されたに過ぎないジオフロントは比較的浅い場所にあるので、廃棄物が漏れ出し環境破壊も懸念されていたそうだ。
その市民運動を、裏から手を回し抑え込んだのが、企業と癒着していたカネコの勢力の犯罪組織という事か?
日本のヤクザと政治家の持ちつ持たれつの関係と違い、この国は政府と軍事力がマフィアに睨みを利かし抑え込んでいる。
多人種・多民族国家であり、武装市民の権利を主張する国だ。
カネコは政府との間に敷かれた暗黙のルールをはみ出す様な真似でもしたのかもしれない…。
このゾンビパニックに関連があるかどうかは知らんが、全米にこの島の様な内密になっている裏事情は其処彼処にあるだろうしな…。
>>29 東エリア:モール1F→3F 14:00 13/13
食品売り場からかっぱらった湿気たパンをパクつきながらアタシは案内板を覗き込んだ。
らんか「ん〜・・・と、銃砲店あるんじゃん。 よっしゃ、弾丸補給しとくか。」
エスカレータを昇り銃砲店の前まで来ると・・・ん・・・何か男が2人いるな。
よくみりゃ、さっきの
>>13アッシュとかいうヤツと1Fで見かけた
>>22変なヤツだ。
しばらく柱に隠れて会話を聞く。
ふむふむ・・・なるほどね、アタシも交渉するか。
と、柱から出た途端 タタタタタタ!!
らんか「ん? うわああ!!」
ゴツン! 【人格チェンジ】
ランカ「ひぅ、イタイです・・・。」
ヒリヒリするおでこをさすりながら、私はゆっくりと立ち上がる。
どうやら、この方
>>17とぶつかってしまったようだゎ。
ランカ「あぁ、どうやら
>>17アナタ様とぶつかってしまったようです・・・申し訳ございません。」
見ると
>>17男性の方は落ち着きがない、ぶつかった事ではなく私をジロジロと見て怪訝な顔をする。
ランカ「あ・・・あの、その・・・私に何か?」
私はオロオロするだけになってしまう。
>>25【14:00 東:警察署〜北:屋敷】13/13
警察署へ向かう時とは打って変わって、帰途は何ともスムーズであった。
ただ、ホールド(
>>57)は発作が収まらないのか相変わらず眼を瞑ったままだ。
・・・無理も無い。彼の心身には今、かつて無いほどの重圧が圧し掛かっているのだから。
妻のこと、娘のこと・・・そしてもはや、彼女らを助けられる人物は彼しかいないだろうということ。
生きているのか、死んでいるのか、今まさにその合間を彷徨っているのか。私が考えるだけでもぞっとする。
レニー(
>>9)の車のサイドミラーに眼をやると、後ろにぴったりと一台の車が追走しているのが見える。無論、ゴードン(
>>14)だろう。
彼もまたこの島の変異に巻き込まれ、かつそれを殆ど把握していない一人だ。
レオンとホールドは・・・そんな状況で私の屋敷を訪ねてきたのだった。
ならば彼も、同等の待遇で迎えるべきだろう。
ふと思うことがあり、レニーに声をかける。
「
>>9 私の屋敷に着いてからの話だが・・・ゴードンは私の屋敷に迎えるとして、君はどうする?
ホールドもこの状態ではすぐに出て行くという訳にもいかない。
先程の『契約』では、君がホールドを送るという話になっていたはずだが」
>>17【14:00〜 東 3F 警備室〜】7/13
(ロギューネ)僕が警備室から一番近い階段へと走っていた時だった。
いきなり何かが柱の影から飛び出してきて、それに思いっきりぶつかった。
別に転んだりする事は無く、相手も襲い掛かってくる様子が無かったので
相手を見てみると、それは
>>29ランカさんだった。それもさっきとは雰囲気が違う・・・
僕は一応怪我が無いかを確かめた後に念のために口調を入れ替え、
「こちらこそすいません、お怪我はありませんか
>>29ランカお嬢様、
えっと僕は一応さきほどお会いしたのですが、覚えていらっしゃいますか?」
そう言ってから、銃を肩に掛けなおし、相手の反応を待つ。
っく・・・こんな事している場合じゃぁ無いのに・・・・・早く返答を返してくれよな・・・・
>>16【14:00 東:モール/2階駐車場連絡口付近】9/13
「メリル、トランシーバー、探しに行こう」
トランシーバーねぇ・・・・・どっかで見たような気がするんだけど。
全然思い出せない。どこだったっけ。
探しに行ってもいいけど、さっきからあちこち騒がしいのが気になる。
・・・トランシーバーと一緒に他の装備も整えておいたほうがいいか。
「じゃあ行こうか。それで、どこから探すの?」
>>12 それぞれ2人ずつ居れば襲われても滅多なことにはならないだろう。
でもなるべく、少数で行動しないほうがいいような気もする。
「外に出ることも考えとかないといけないから車も調達しておきたいな。
駐車場にちらほら停めてあったし、持ち主もこの中にいるはずだからね」
>>12 持ち主がまだ生きてるか、あれになってしまっているか・・・
どちらにしろモールの中には居るんだろうけど。後者なら面倒ね。
116 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/20(土) 22:46:32 ID:DU/zQrBn0
>>12【14:00 東:モール/2階駐車場連絡口付近】07/13
ついでに車も調達しようとのこと。
「調達するとなると…それなりに人数がほしい…。
駐車場に奴等がたくさん居たら、はい、仲間入り…になりかねない」
>>16 メリル
>>16が仲間入り…。
…ゾっとする。
だが、モールにずっと居るわけにはいかない…。
開店前はずのモールに奴等が居るわけだ、なにかしろ道があるに違いない。
その道を塞ぐか…それとも他のルートの先で陣取るか。
移動にしては奴等、ゴマンと居るだろう…、とても弾丸・スタミナが追いつかない。
さすがに私でもいけるかどうか…。
「そのためにも、連絡ツールがほしい。
やっぱり、トランシーバー、必要。」
>>16 モール内は一応入ってきたときにチラっとみた案内板で把握したつもりだ。
候補は…。
「3階の家電売場…、警備室、くらい」
>>16 一応、大体の見当をつけるが、他にもある場合がある…。
メリルに任せよう…、私の役目は飛び込み、護る事が第一だ。
>>29 東エリア:モール3F 14:00 13/13
ランカ「え〜っと、どこかでお会いしましたか?」
この方
>>17の話し方からすると私を知っているみたいだけど、
私には覚えがない・・・はっ、まさか・・・いえ、そうに違いない。
ランカ「あ〜、わかりました、そういうことでしたのね、私ったら。」
そう言って私は裾を持ち上げて軽く一礼。
ランカ「『はじめまして』私 ランカ・ファレイヤードと申します。」
相手が目を見開く、あ・・・いつものクセで思わずフルネームで挨拶をしてしまったゎ。
ランカ「あなたの見たのは、幻ですわ。 私は私、それ以外の何者でもありませんよ。」
>>22【14:00 東:モール3F エスカレーター】10/13
代金は払うとアッシュという男
>>13は言った。
まぁお金をくれるなら歓迎だし・・・。
「わかりました。では今から開けに行くんで先に行きますよ。」
>>13 そう言うと僕は早足でエスカレーターを下った。
>>9【14:00 東:警察署〜北:屋敷】13/13
さすがにそうそうあのアメフトゾンビの様な奴はおらず、イヴァン邸へと近づいてきた…
問いかけてきたイヴァン
>>25に言葉だけを返す。
>>25「…そうだな…少し仮眠をとらせてもらう…それで目が醒めるまでにジムスキー
>>57の状態が安定していれば、送るとするさ…」
…カネコが怪しんでいるならば、別荘には来ないだろう…別荘にわざわざ来たのなら、すぐに消える様な事はないはずだ…無意味に急ぐ必要はない。
「…もしジムスキーの状態がそれまでに戻らなければ…あのゴードン
>>14にでも送らせればいいだろう…」
なんだかんだ言っても此処まで生き残った奴だ…それくらいはできるだろう。
やがて、イヴァン邸へと辿り着いた。
…周囲を警戒しつつ車を降りる…ゴードンがこちらへと駆け寄ってきて、ジムスキーを抱きかかえた…
【このレスが偶数ならば秒数下一桁分のゾンビが出現。奇数ならゾンビはおらず、問題なく屋敷へと入れる】
>>13【14:00 東:モール3F→2F銃砲店→3F】13/13
店員
>>22は早速店を開けてくれるそうだ。
店員を追いかけようと歩き出した直後、背後から男
>>26に話しかけられた。
振り返って一目見ただけで、俺はその男を無視したくなった。
自分のことを警戒している相手と話すのは疲れる。
「何って、ちょっとした交渉をね。それより…隠すならもっと上手く隠しなよ。」
>>26 男の顔が強張った。素人の動作は簡単に見抜ける。
例えば右手に何かを、恐らく武器を隠し持っていることとか。
俺は男の返答を待たず店員の後を追った。
店はすぐに開けられた。店内のショーケースは割られ、床には物が散らばっている。
「酷いもんだね。」
さっさと物を選び、レジに多めに代金を置く。財布には金がたっぷりとあった。全て会長から貰った金だ。
なぜ会長が俺をここまで可愛がるのか?それは俺が会長の死んだ息子に似ているかららしい。
「あんた店主じゃないよな。…ここの店主は良い店員を持ったな。」
>>22 こんな状況でも店を守ってくれる人がいるとは、さぞ幸せだろう。
店員から名前を教えてもらい店を出ると、再び3階の警備室に向った。
ハンドガンを廃棄
入手 ショットガン(ベネリ M4 6/6) 12ゲージ散弾(24) フラッシュライト(ショットガンに装着)
現在の所持品 ショットガン(ベネリ M4 6/6)+フラッシュライト、12ゲージ散弾(24)(携帯電話、社員証、オイルライター、封筒)
>>39【12:00〜12:30 南:博物館】11/13
私はカウンタック・レプリカの前に来ていた…三銃朗サンを追う為だ。
「でも何処を探せばいいのだろう?」
とりあえずカウンタックに乗ってみる…それから考えよう…
《三銃朗さんはきっと神父様を探しに行ったんだわ、きっとそう…》
私に思い付いた手掛かりはそれくらいしか無かった…そして教会の他に思い当たる場所も一箇所しか無い。
「神父様が入り浸っていた、博物館!」
何の確証も無かったが、何某か予感めいたものがあった。
《シャーマンだった祖母の様に感覚に判断を委ねて行動してみるのもいいかもしれない…》
と、私の中で何某かのスイッチが切り替わった様な気がした…。
私はカウンタックを発進させた。
到着した博物館には何か缶スプレーでペイントがしてあった。
矢印や指示が壁や路面に表示されている…どうやら歴史資料館への誘導指示をしている様で、館内全ての入り口が閉鎖されている様だ。
カウンタックのガルウィングを上げ降車する…。
私はコンテンダーを取り出すと、45-70弾を装填して辺りを警戒しつつ、注意深く歴史資料館の方に歩いていった。
神父様が精力的に協力をしていたのは歴史博物館の展示コーナーの調度品への彫金だったから…。
資料館の建物の周囲をグルリと巡って侵入路を探したけれど、矢張り其処彼処に手書きでペイントされた路面表示メッセージに記されてある様に1階からの出入り口は全て封鎖されている様だった。
周辺にゾンビの姿や気配はは全く感じられ無い…今の所は。
「何処から入ればいいんだろう…?」
手書きペイントの矢印に沿って歩いていくと、二階の窓からロープ垂れていた…コレを伝って中に入れって事?
>>39【12:00〜12:30 南:博物館】11/13
垂らされたロープには御親切にも等間隔に結び団子を作っていて足掛かりとなる様にしてある。
《神父様がやったのかな?…でももう神父様は恐らくはとっくに…》
私がロープを伝って登り始めた矢先に向うから複数のゾンビが疎らに歩いてきた。
どうするかな…ゾンビがやって来る間にロープを上り切る自身は無い…かといって発砲してその他のゾンビを引き付けるのもどうかと…。
そうこうしている内に私に気付いたゾンビは登っている最中の私の下に来てロープを揺すり始めた。
「はわわ…わ…ワッきゃ…!」
バランスを崩して足を掛けていたロープの結び団子から足を滑らす…腕の力だけで自分の体重を持ち上げるなど私には無理だ!
握力だけで体重を支え続けるのも限界がある、でも早く足を結び団子に引っ掛けようともがくほど、垂れたロープはクネクネと捕らえられなくなった。
「…も、ダメ…」
私は眼下のゾンビに落下して尻餅を付き、お尻の下に敷いてしまった。
ゾンビは機敏な対応が取れず、混乱したように私の下敷きになって手足をバタつかせている。
ゾンビが泡食っている間に一刻も早く離れなくては危ないが、私の毛穴を逆立たせ、驚愕させたのは、ゾンビの臓物や血糊が衣服に付着した事だった!
「いやああああああッッッッッ〜〜〜〜〜〜〜!!」
半狂乱で飛び退くと、T/Cコンテンダーの銃口を慌てて向ける。
大反動と轟音と共に倒れていたゾンビの頭は文字通り血煙となって消滅してしまった…。
トンプソンセンターが用意しているコンテンダーの最大口径は恐らく45-70GOVだろう…。
何やら375H&Hマグナム口径もありそうだが、実質45-70口径以上となると、コンテンダーの上位モデルであるアンコールの守備範囲になって来る。
10インチ足らずのバレルでシリンダーの隙間から火薬圧力が抜けてしまうリボルバーと違い、14インチバレルのコンテンダーから発射される45-70弾の威力は本当に本来のバッファローライフルの威力を発揮する。
44マグナムの3倍の威力はある…つまり、フルパワーの500マグナムと同等という事になる。
銃声に導かれ、矢張り、疎らに辺りを徘徊していた連中が寄って来た。
>>17【14:00〜 東 3F 警備室〜】7/13
(ロギューネ)
>>29ランカさんは一体何者なんだ・・・・・・今の彼女は
さっきとはまったくの別人だった。・・・これって二重人格って奴かな・・・・・・
まぁそれはいいけれど・・・・ファレイヤード家の人間だったんだ・・・
となれば
>>29ランカさんの救助が来る確率が上がったかな?となれば
「そうでしたか
>>29お嬢様、いえ、そういう事にさせていただきます。
こんな事態です、僕も精神的に疲れていたんでしょう、
えっと僕はロギューネ、ロギューネ・フライヤーズ、この島で麻薬捜査官をやっています、
僕は急いでいるので失礼させていただきますが、警備室にいれば安全なはずです、
そこにいてください、ではのちほど。」
そう言って、僕はまた走り出した。確か1階のカフェだったよね・・・
急がなきゃ・・・
>>18フェイさんにあんなゾンビと戦う力があるとは思えない・・・
>>57【14:00〜北:イヴァン邸】12/13
―イヴァン邸内
やっと発作は落ち着いて来たが何故いきなり発作が起きたのだろうか。いつもは興奮したとき以外に発作が起こることはありえなかった。
やはり、心身の衰えか…そんなことを考えていると回りのみなが話始めた。
どうやら出発は遅くなるようだな。陰暗な男
>>9は仮眠するらしいし私も少し休憩してから新たな場へ行こう。
>>17【14:00〜 東 3F 警備室〜2〜1階エスカレーター】7/13
(ロギューネ)僕はエスカレーターを駆け下りていくと、
2回と1階の間で
>>18フェイさんと
>>33ジンさんがこっちに向かって走ってくるのが
見えた。後ろには・・・・・まるでガーゴイルのような形相をしたゾンビが
追いかけてきている・・・・・・やばいよね・・・・あれ・・・・・・とにかく
「
>>18>>33二人とも伏せて!」
そう叫ぶと、肩のショットガンを構え、相手の首を狙って引き金を引く。
『対マーク戦 射撃系の難易度修正のため、難易度-1
そのため難易度1になるので、1,3,5,8なら攻撃成功、 4,9ならライフ-2
それ以外ならライフ-1
>>39【12:00〜12:30 南:博物館】11/13
私はコンテンダーのブリーチのロックレバーになっているトリガーガードを握り込み、手首のスナップを利かせてブレークオープンさせた。
リップスティックの様に長い45-70の空薬莢が飛び出してきて排出される…。
そして素早く新たな45-70Gov弾のカートリッジをコンテンダーに装填した。
100%の45-70の反動を拳銃で受けるには、今の私の体重では装備重量を含めても55kgも無いので、可也無理がある…細腕の女の子が撃つには。
でも、既に一度撃った…目の前のゾンビに、コンテンダーに載っているスコープ型のダットサイトの光点を重ねる。
私は目の前に迫るゾンビの脅威よりも、発射後に襲い来る強烈な反動に意識を集中している…反動に臆してフリンチング(狙いよりも下を撃ってしまうミス)を起さない様に。
しかし、死ぬ位の程ではないと思えば度胸は据わった…覚悟を決める!
引き金を静かに搾ると、目の前に巨大な炎が広がり、鼓膜が破れるんじゃないかという程に大音響が鳴り響く…しかし極度の緊張と集中で、鼓膜は破れないし、目も眩まない。
500グレインの45-70弾は目の前のゾンビの口内に吸い込まれ、顎から上の頭部が消し飛んでしまった。
しかし、それすらも私は見ていなかった…一瞬の出来事の筈だが、スローモーションの様に跳ね上がったコンテンダーが眼前に迫っていた。
だけれども、それよりも早く私の体は瞬間的な反動のマス移動に反応出来ないでいた。
巨大な反動を抑え切れず、跳ね返って来たコンテンダーを額にぶつけてしまう…が、モールで着けて来たヘッドギアのお陰で打撃は軽減された。
しかしその勢いでバランスを崩し後ろによろけてしまい、転倒した拍子に再びゾンビの作った血溜まりの中に全身浸かって血塗れになってしまった。
「…うえぇ…酷ぉい…」
>>39【12:00〜12:30 南:博物館】11/13
──────べチャッ!───────
不快な感触の中、おぞましさに身を強張らせている余裕すら私には与えられない…さっさとこのロープを上りきって資料館の中に退避しなければ!
しかし、次のゾンビが近付くまでにはまだ大分距離があったが、再びロープを登り始めるが、手に付着した血油で滑って上手く登れない…焦れば焦る程に。
とうとうロープを登り切る前にゾンビに追い縋れ、再びゾンビに下からロープを揺すられる。
再び振るい落とされ、三度、ゾンビの血溜まりに浸かった…もう、どうにでもして!(ウソ、ウソ…食べられてなるものですか!)
血溜まりの中で、私は3発目の45-70をシッティングで放った。
と、いっても全く狙いを定めていないので、超至近距離にも関わらず、弾丸はゾンビの大腿部に命中し、そのゾンビは片足を薄皮一枚で繋がった状態で引き裂かれた。
手に付着し、拭えない血油で滑って、滑り止めの付いたシューティング・グローブを着けているにも関わらず、コンテンダーは反動と共に掌からすっぽ抜けた。
反動ですっぽ抜けた2kg以上あるコンテンダーは、背後の建物の壁で跳ね返って私を飛び越し、派手に大腿部を欠損させたゾンビにぶち当たった。
それが再び私の手許に跳ね返って戻って来た!
「いひゃっ…ッ」
思わず、重量2kg以上の飛翔物の応酬に身を竦め腕で顔面を覆い、縮こまる。
ゴツンと…いやズシンと、コンテンダー私にぶつかり、血溜まりにへたり込んでいた私の膝上に落ちて来た。
片足を挫いたゾンビはバランスを崩して、跪く私の傍らに転倒した…思わず目が合う。
私はヨロヨロと立ち上がると、手を私に這わそうと腕を伸ばしてくるゾンビを尻目に、今度こそ遠方の奴等が寄って来る前にロープを登り始めた。
二階窓から垂れたロープを伝って漸く中に入る。
「そういえば資料館の中に洗濯機があった筈…」
館内に侵入すると、周囲の安全の確認よりも、私は兎に角この衣服に着いた血滑りを何とかしたかった…一刻も早く。
出来る事なら着替えたかったが、流石にここには無いだろう。
しかし洗う事さえ出来れば、血塗れよりはまだ遥かにマシと言えた。
「この纏わりつく不快を何とか出来さえすれば、兎に角なんでもいい…!」
>>33【13:30〜 東:モール2F・インテリアショップ〜1F・カフェ『アレックスズ』】13/13
激しい衝撃が肩を刺激し、4kgの銃が跳ね上がる。
本来これは苦痛だが俺にとっては快感だった。
俺は当然のように敵に当たったと確信していたがちがった。
外れたのだ、ゾンビの後ろの扉に無数の穴が開いている。くそッ!腕が鈍ったか?
「クソッタレめ!」
ゾンビと自分に罵声を上げながらゾンビの攻撃に備える。
一撃は覚悟だな・・・。
苦渋の選択だ。俺は接近戦に自身が無い。まぁいい。
12Pのフォアグリップを左右に動かし、弾を装填する。すると横から何かが飛んでいった。
>>18「なんかコイツ他のと違うヨ…とにかく味方を探さなきゃ危ないヨ!」
フェイがそこらじゅうのものを投げている。缶やら皿。当然ゾンビにはダメージは無い。だが逃げるのは正論だ。
「わかった!先にいけ!」
>>18 ゾンビの方を向きながらフェイへと続く。店を出ると前を向き、フェイと並んだ。後ろからはあの忌々しい声が聞こえ来る。
走ってる時、心がムシャクシャした。そう弾が外れたのだ。屈辱的だ。
踵を返すと、12Pを構えた。
「かかってきな!」
もう俺は止められない。ぶち殺してやる!
心のそこから湧き出る憤怒に身を任せ、俺は引き金に力を込める。
「
>>18>>33二人とも伏せて!」
後ろからロギューネの声がした。伏せろ・・・・。ああ。
フェイの頭を掴むと地面へ伏せた。あとでフェイに謝ろう。まぁ・・・いい。
俺は12Pを構えると、引き金を絞った。
12P 11/12 コマンド・リボルバー 5/6
【交戦 マークへ向って二発の射撃。先ほどと同じ修正で、偶数が出ればマークのライフ−2。奇数なら失敗。なお4と9がでるとジンのカウンタ−2。】
>>16【14:00 東:モール/2階駐車場連絡口付近→3階廊下】9/13
やっぱり先にトランシーバーか。
家電売場に警備室・・・言われてみれば警備室で見たような気もする。
「じゃあ先に警備室ね。近いし」
>>12 見つからなかったら別の場所を探そう。そう考えてまず最初に見かけた覚えのある
警備室へと行ってみることにした。
エスカレーターの前に差し掛かる。突然、真下から銃声が轟き
それに驚いた私は、手摺に乗りだして下を覗きこんだ。
>>17男がショットガンを構えている。その視線の先には何か居るようだが
この場所からはよく分からない。しばらくすると、別の銃声が続いた。
「一体何に撃ってるの?」
思わず口をついて出る疑問。
状況から考えればゾンビだろうけど、一度に何発も撃ち込まなきゃならない理由が
分からない。一体じゃなくて、群れを相手にしているのか?
「・・・いよいよ大変な事になってきたわね。急ぎましょう」
>>12 そう言うとエスカレーターを上り、警備室へと歩き出した。
>>12【14:00 東:モール/2階駐車場連絡口付近→3階廊下→警備室】07/13
銃声でメリル
>>16が真下を覗く。
独り言か、疑問が出ている。
大体の予想はつく、なんだろう…、胸騒ぎがする。
いや…、違うな…、最悪な予感だな。
急ごうとのこと。
私もそう思う。
念のためにトランシーバーが先だといったのは、モールに残ると言う人が出る可能性が出てくるからだ。
生死とか脱出用に必要な食料の確保などが手早くできるようにと考えてのものだが…。
メリルは早く脱出したいそうだ…。
悪いことをしたかな、と思う。
動かないエスカレーターを駆け上がっていく。
さっきのメリルの疑問だが私も思う。
集団なら早く脱出手段を見つけなければならない。
あるいは…、もっと最悪なこと…『突然変異』!
そう考えるが…、今はいい…。
今は警備室に急ぐことだ。
>>13【14:00 東:モール3F警備室】13/13
「まったく、色んな化物がいて飽きないな…。」
一部のモニターを切り替えて生き残りを捜しながら、一階で繰り広げられている鬼退治の様子を眺めていた。
もう生き残りの人数と居場所は把握できたし、鬼退治の手伝いにでも行こうか。
戦っているヤツらの中の何人かは脱出の役に立ちそうだし。
とりあえず眺めるにしてもここでは迫力がない。
モニターから目を離そうとする直前、警備室に続く廊下を映すモニターに人影を確認した。女が二人。
ゾンビではないが…。
「…。」
俺はベネリを手に取った。
>>39【12:00〜12:30 南:博物館】11/13
洗濯機はすぐに見つかった。
スタッフルームの隣の給湯室の中に小さい乾燥機と一緒に据付けてあった。
私はフードケープと神学校指定の制服を脱ぐと洗濯機の中に放り込んだ。
洗濯機のスイッチを入れる。
序に制服の下に装着していたベルト類を外し、スカバードや弾薬ポーチなど装備やヘッドギアやらを身体から外す。
身が軽くなった開放感が全身を包んだ…思わず肩を回してコリを解す。
しかし、下着類と膝小僧が破れ伝線したストッキングというアラレモナイ姿をしている事に気付く…。
人間の感覚って不思議だ…誰が見ている訳でもないのにソワソワと落ち着かないのだ…洗濯、乾燥が終る迄、暫くはこの格好…。
私はコンテンダーの入ったスカバードやヘッドギアを給湯室のステンレス製の流し台の上に置くと、給湯室を後にした。
展示室まで戻って、ベンチの上に腰掛け、その場に佇む…。
歴史博物館の中は静寂としていた…。
何故だか不思議な安堵感に包まれる。
「・・・・・・・・・・・・」
この博物館の静寂さや荘厳な歴史的雰囲気は私の疲弊した心身をリラックスさせてくれるかの様だ…。
ゾンビの存在を全く感じられない、外界とは隔離された安全な空間だと思えたからだろうか…?
《三銃朗サンが聖堂に入ってきた時もきっと、こんな心境だったのかもしれないなぁー…多分》
私はベンチに座り込み、ほんの3〜4分の短い間だったのだろうが…さっきまで血に塗れた不快感も何処かに消え去り、静かに物思いに耽った…。
歴史資料館にはアメリカ開拓史の通俗やら生活観やらが俯瞰出来る様に様々な品が展示されている…。
それらを大まかに眺めていると、この国が銃の力と他民族から土地の権利を掠奪していった事によって、徐々に国家としての外郭を成していったのが実感出来るかの様だ…。
しかし、それ以上にアメリカ人が誇りを持って”自分達の土地だ”と言えるのは厳しい自然環境を短い歴史の間に開拓していった実績の積み重ねからだろう…そう学校では教えられるし、刷り込まれてきた様に思う。
私は父と祖父の趣味の影響で、幼い頃から射撃に嗜んできた…地域柄、地方に拠っては極自然な…伝統的な慣習だ。
銃を扱うマナーには大人は必要以上に五月蝿かったが、私は射撃が大好きだった。
>>39【12:00〜12:30 南:博物館】11/13
銃が好きだったというよりは大人に混じって何か子供を一人前に扱ってくれる感じが心地よかったのかもしれない。
大人にちやほやされている内に徐々に色々な射撃大会に参加する様になっていた。
明らかに私にとっては銃は得意分野だったに違いない。
でも私が好きだったのは射撃じゃなくて射的だったという事を思い知らされた…。
ウッドチャックや野ウサギなどの小動物をスコープのクロスヘアに捕らえて撃ち殺す…。
11歳の私にはとても出来そうにない残酷な行為に思えた。
私が絶好の射撃チャンスに躊躇していると、祖父の知り合いの農場主のオジサンは無慈悲に標的の小動物を撃った。
小動物は小口径弾とはいえ、まるで大砲を撃ち込まれた様にもんどりうって肉が爆ぜた…私はその光景をスコープ越しに目撃していた。
農場主のオジサンが残酷とは思わない。
実際に畑を荒し、農道を穴だらけにして家畜の足を骨折させてしまう害獣駆除は必要だから…理屈としては。
人が生きていく為には必要な事…でもその晩夕食に出された仕留めた獲物の料理を口に出来なかったのは何故だろう…?。
祖父は私に優しくこう言ってくれた…”命を奪ったんだから、しっかり食べてあげなきゃね”…と。
動物は捕食され食べられる…。
そんな弱肉強食の自然の摂理は子供の私にも判るし、精肉店で売っているお肉は私だって大好きだ。
でも、丹精込めて育てた家畜を屠殺し、精肉して、料理して、食卓に並ぶまでの行程を、私達は意識して食事に供したりはしない…。
何も菜食主義だとか、自給自足の精神だとか、食事毎に畜産業を意識しろとか、そういうんじゃないけど、
「…なんで人間は可愛そうとか思うんだろう?」
…という自己矛盾がとても不思議だった。
不思議というか、そういう疑問が、あの始めての狩猟の晩餐の時に湧いた…実感したのだ。
それが”人間らしい心”だとするなら、その『人間らしさ』って何だろう?…優しさ?…他者を慈しむ心?
だとしたら何故、同時に人間は戦争したり人を殺したり、差別したり、いがみ合ったり、他の動物を駆逐したり、食したりするのだろう…。
考えれば考える程、酷く矛盾してる。
その晩から性急に答えを求め始めた様な気がする…。
>>14【14:00 北:屋敷】11/13
ジムスキー
>>57の容態が心配だった私は車を停めエンジンを切ると直ぐにイヴァン車の方へと駆け寄り
彼を抱きかかえると屋敷の中へ運び込んだ。イヴァン氏の案内で屋敷に入り、大きめのソファに
ジムスキー寝かせ毛布をかける「今は何も考えず、ゆっくり休んでください。」
>>57 と声をかけその場を離れると、イヴァン氏
>>25の元へ向かった。
「この後のことでちょっと相談なんですが・・・ジムスキーさんのさっきの発作って心臓病・・・ですよね?
今発作が収まってもこの後起きない保証も無いですし、医者は無理でもせめて薬でもあった方がいいと思うんです
もし薬が無いのなら・・・えっと・・・私が外に取りに行こうかと思っているんですが・・・」
>>25 銃も満足に扱えない(しかも弾切れだ)ただの科学者風情の私が死の嵐が吹き荒れるあの町にただ一人で
行って帰ってこれるかどうか分からない。だがこのまま病人を放って置く訳にもいかない
多分レニーは手を貸してはくれないだろう。イヴァンはジムスキーの看病で残らなければならない
やはり私一人で行くしかない。
>>17【14:00〜 東 2〜1階エスカレーター】7/13
(ロギューネ)僕は二人が伏せたのとほぼ同時に発砲した。
それに
>>33ジンさんの発砲が続く、僕と
>>33ジンさんの発砲は
確かにゾンビに命中したが、ゾンビは少し仰け反っただけだった・・・・・・
やっぱりこいつもコーネルと一緒か・・・・・・僕は西部劇のように銃を
回すような感じでレバーアクションをし、階段を駆け下りていく。
そして
>>18フェイさんの所まで来ると
「
>>18フェイさん、まだハンドガンに弾丸残ってる?残っていたら貸して
欲しいんだけれども平気かな?あのゾンビはコーネルと一緒だ、
普通のゾンビとは違う、せめて得意な銃で撃ちたいんだ。その方が
僕たちのの生存率が少しあがる。」
そう言うと、またショットガンをゾンビの頭に向かって狙いを定めた。
そしてゾンビがこちらに再び歩みを始めた瞬間に発砲した。
ショットガン3/5→2/5
『先ほどと同じ判定で攻撃、しかし失敗した場合はライフ-1】
>>18【14:00〜 東:1階エスカレーター前】10/13
>>17「伏せて!」
その声に、疲労した脳が反応を示したが、声の主を確認しようと目をあげた瞬間に視界がガクン、とずれる。
直後に銃声。
どうやら
>>33ジンに頭から伏せさせられたらしい。転ばされた、といった方が適当だったかも。
グシャッという衝撃が顔面を襲った。鼻がじんじんとし、視界が涙で霞む。口なんて感覚はなくなり、たらこ唇になっている感覚だ。
「ジン!ななにするノヨ!!ひぅぅぅ」
>>33 鼻をおさえ、そういいながら振り返ったが、僕はジンに感謝することになる。
僕がいた空間を通過したと思われる軌跡を描いて、ナタが壁にめりこんでいたのだ。それも、コンクリート製の壁に。
思わずマークに向かって連続的に発砲するジンの方を見やる。
背後からは足音が。
(続き)
>>17ロギューネだ。
(さきの声はロギュネだたのね…)
呆然とする僕に、彼が話し掛ける。
>>17「フェイさん、まだハンドガンに弾丸残ってる?残っていたら貸して欲しいんだけれども平気かな?〜」
(コネル?なんのことたろうネ…?)
そんなことを思いながらも、自分が銃をもっていたことを思い出す。
「銃はあるけとたぷんあんまり弾のこてないヨ?それでもいいならいいんたけど…
そのかわり、その大きいやつ(ショットガン)貸してくれないノ?武器ないと不安たから…」
僕の言葉が耳に入っているのか、僕が話している途中にも彼は発砲する。
いきなりの発砲音に目をつぶり、肩をすくめながら僕は銃を差し出した。
【差し出し】
P220(2/9)
P220をロギューネが受け取る場合、ロギューネの武器所持数制限よりショットガンと交換。
【マークの体力:1/5】
【秒数が4、9だった場合カウンターー2(前のレスも同様)】
マーク【14:00〜 東:1Fエスカレーター前】1/5
「ゴボッ…ガ…アァァ」
彼を突き動かしている怒りが火山の煙のようにふくらんでいくのとは逆に、彼の体の動きは
闘牛士に何本もの剣を突き刺された闘牛のように、なきものと等しくなってきた。
声と同時に口からとめどなく溢れる血液。それはまるで溶岩を彷彿とさせる。
マークはいかにして鬼に成り果てたのだろうか?
それはちょうど地獄が溢れかえる数日前のこと――
ある日彼が店から家に帰ると様子がおかしい。
割れたガラス、散らかったリビング。
いやな予感を感じながら、彼は寝室へと足を進めた。彼の愛する人の名前を繰り返しながら。
そこにあったのは、はたして誰が想像できるであろう?
変わり果てた妻と…娘の姿であった。
――家族を失った哀しみ、自分の力のなさ、簡単に命が奪われるこの世界への理不尽さに
彼は荒らくれる怒りを自らの体にぶつけ、命を断ったのだった。
そしていま、彼は自らの命だけではなく他人の命までも奪おうとしている。
「ア゙…ガアァァ…オ゙ォォォ!!」
鬼は咆哮をやめない。
動きが止まる、死から解放されるそのときまで。
【死の間際により、マークの筋力が増大。難易度3に。
また1、7でー1/2、8でー2/4、9でー3。】
>>39【12:00〜12:30 南:博物館】11/13
私は、あの初めての狩猟体験以来、そんな考えに囚われる様になってしまった。
そんな風に考える様になってからは射撃からも遠ざかり、気付けば神学校に進んでいた…。
でも今更ながら私に解って来た事、見えて来た事は、
『人間は矛盾を抱えて生を営む存在』──────という結論だ。
…いや、結論と断言して言うには未だ短絡に過ぎるかもしれないけど。
でも…神学校にはどうやら私の求める答えは見当たりそうも無かった…。
私は今、自分の為に、私を食べようと襲って来るゾンビを撃つ事にしている…それは擬似殺人行為などではない…断じて!
《私は愉悦など感じてはいない…そういう背徳心とは、努めて分けて考えなければ…》
まるで陰鬱な感情を振り払うかの様に、自分に言い聞かせてるみたいだ…私。
展示室のベンチに座って何時しか洗濯が終るのを待っている事も忘れ、物思いに没入していた…。
ふと、空気が揺れるのを感じた…。
何の気なしに顔を上げると、そこには神父様が立っていた。
「…神父…様?…」
余りに突拍子も無かった事なので現実味が薄かったが、神父様の目は私をジッと見据えていた。
《神父様、すみません…私、まだ三銃朗さんに指輪わたしてません…三銃朗サンが神父様の言っていた人物かどうか、確信が持てなかったから…》
嗚呼…この現実味の無い感覚は、嘗てシャーマンだった祖母と一緒だった時によく垣間見た霊体験と同じシチュエーションだ…懐かしいなァ。
神父様の幽霊でしょ?…でも、神父様、死んでゾンビになっちゃったんじゃないの?…そう、ゾンビに。
「!!」
神父様の姿は大きな外傷も無く、血痕一つ無かったので、ゾンビという感じが希薄だった。
だが、”ソレ”は間違いなく”ゾンビ”だった…!
>>39【12:00〜12:30 南:博物館】11/13
私は今、自分の為に、私を食べようと襲って来るゾンビを撃つ…と肝に命じてはいたが…。
両手を突き出して、私に接近して来る神父様の姿は正にゾンビそのものの動作だった!
しかも私はそれで我に還ったのではなく、前方に真直ぐ突き出された両腕の片側にSMG(サブ・マシン・ガン)が握られていたからだ。
つまり、銃口を向けられて反射的にマークスマン(射手)としての危機感を呼び起こされた訳だ…ゾンビの恐ろしさとは異質の戦慄!
「し、神父様!危ないですよ!…指トリガー!指トリガー!!」
私は神父様に言葉が届かないと解り切って居るのにも関わらず、絶叫しながらベンチを立って走り出した。
短機関銃を握る神父様の指は用心鉄に入り、引き金に掛っていた。
いつ何かの拍子で指がトリガーに触れ、発砲されるか解ったものじゃない!
私が動いた為、獲物が移動したので、神父様は方向転換した…両腕が私の移動方向に向けて追従し、スイングされる。
その際に、引き金に指が触れたらしく、イングラムSMGはマルチプルブレットを発砲した。
「はわっ・・・・っつ!!」
私はその瞬間、足を縺れさせて転倒し、神父様の初弾(?!)を躱せた…危ない!…助かった!!
私はすぐに立ち上がると神父様の射界から避難すべく走り出した。
私は自分の為に、私を食べようと襲って来るゾンビを撃つと決意した…だけど。
「私に神父様が撃てる…?」
嘗て、ゾンビ化する前に親しかった人、知り合いや面識のあった人を果たして何の抵抗感も無く撃てるだろうか?
でも…引き金を引けるか否かは、実際に銃口を向けて対峙してみる段になってみなければ判らない!…恐らくそんな事は。
神父ゾンビは偶然か故意か(?)度々発砲し、既に3発は放っていた。
銃撃に追い立てられ、私は中二階の展示室フロアへと神父ゾンビに追い込まれ、どんどん給湯室から離れ遠ざかって行った。
コンテンダーは給湯室に置いて来てしまっているというのに…。
氏名 :名無し
系統 :格闘系
○ナイフなどの軽い武器を使う場合、更に難易度−1
○目が見えないので銃火器は例外無く全て扱えない
性別 :男
年齢 :不詳。見た目から判断して20代。
体格 :183cm 52kg
性格 :発狂前の彼を知る者は今のところ誰もいない。
職業 :不明
容姿 :赤毛のロングヘアーを振り乱し、目が見えない為か両目を黒い布で縛っている。ラバースーツで全身を包んでいる。左耳にごついどくろのピアス
趣味特技:不明
所持品 :草苅り鎌×1、鎮痛剤×2、精神安定剤×3
備考 :発狂しているとも言える程、精神が不安定である為人間とコミュニケーションを取る場合精神安定剤が必要になる。
その手の専門分野の知識を持つ人物ならば精神安定剤無しでも彼とコミュニケーションを取れるかも知れない。
更に、目が見えないので細かい作業ができない。(ドアに鍵を差し込み、開ける程度なら可)
しかしそれ以外の五感は鋭敏で、通常時は地面を四ツん這いになって移動し、野性の勘とも言える異常な程素早い身のこなしで戦闘を行う。
ゾンビ、人間の区別は臭いでつけている。
>>16【14:00 東:モール/3階警備室】9/13
私は斧の背で警備室のドアを3度ノックし、それからゆっくりとドアを開けた。
ノックしたのは中に生存者がいた場合に、開けた途端いきなり攻撃されないように
するため。中にいるのがゾンビなら逆効果にもなるけど・・・。
斧を銃に持ち替えて、
>>12アイスに続いて部屋の中に踏み込む。
しかし幸いな事に、警備室にいたのは連中ではなく、人間だった。
>>13ショットガンを携えた白髪の男。よく見てみると眼が綺麗な紅い色をしている。
変わってるな・・・。
監視カメラで私たちの様子を見ていたのか、入ってきても別段驚いた様子はない。
自分が銃を握り締めたままだったことに気がついて、慌ててポケットに戻す。
「中にいるのがゾンビかもしれないと思って・・・・・敵意はないの」
>>13
>>33【14:00〜 東:1Fエスカレーター前】13/13
俺は引き金を引いた。激しい轟音と衝撃に続きフォアグリップを動かし装弾を装填する。
そしてもう一発。
無数の散弾はマークへ当たった、しかしその顔には痛みは感じられない。
「くそ!もう一発!」
12P 9/12
【救いの弾丸 【死の間際により、マークの筋力が増大。難易度3に。
また1、7でー1/2、8でー2/4、9でー3。】 であるから
難易度3。しかし先ほどと同じ修正で難易度1。ジンはマークへと一発の射撃をする。
3と6と5でマークを倒し、それ以外ならダメージ(上を参考)
氏名 :レイ・キリシマ
系統 :特殊(射撃+医療)
○ マシンガン、ハンドガン、ショットガン、ライフル等毎日射撃場で撃っている為良い腕前。
○ 格闘時は難易度+2だが、刃物を持っている場合は難易度−1。
○ 医学に関して凄い知識がある。その為、その場その場で応急処置が出来る。
性別 :男
年齢 :16歳
体格 :175cm 62kg
性格 :冷たいが根は優しい。
職業 :医大生
容姿 :淡麗。髪と瞳は漆黒。髪は肩に掛る程度。前髪は目より下。
黒いロングコート。下に黒いTシャツ。ズボンはジーパン。
趣味特技:ダーツ(特技)サーキットで走る(趣味)
所持品 :IMIウージー(32/32)、メス12本入り小箱、消毒用アルコール
<カウント対象外>車・家の鍵、ライター、財布、携帯
備考 :日本人。名前を漢字で書くと霧島零。
両親の都合で五年前引っ越してきた。母は日本人、父はアメリカ人のハーフ。
理論派だが行動はその場次第で大胆になったり、慎重になったりする。
無愛想でいつも無表情の為に冷たい印象を受けるが、
怪我した子供の手当てをしたり根は優しい。じつは猫好き。
>>26【14:00 東 3階警備室→2階銃砲店】7/13
俺の問いかけに対し、男
>>13は、
「何って、ちょっとした交渉をね。それより…隠すならもっと上手く隠しなよ。」
と、返してきた。まぁ、単純に後ろに手を回していただけだからすぐにバレて
当たり前だが。
そして、そのままもう一人
>>22と一緒に下へ降りていった。どこへ行くんだろう?
俺は2人の歩いていく先を何の気無しに見ていると…男
>>22が銃砲店のシャッターを
開けるのが見えた。マジか!?ツイてるぜ!
俺は先程の男
>>13が出て行くのを見て、急いで銃砲店へ向かう。
シャッターを閉めようとしている所へ、
「すまない、武器と弾薬を分けてくれないか?金が必要だってんなら
払うよ。急いでるんだ。」
>>22
>>12【14:30 東:モール/3階警備室】07/13
メリル
>>16がショットガンの男
>>13に事情かなにかを話している。
私もそれに注目した…。
敵じゃない…と。
安心したような、気にしていないような表情だ。
手当たり次第に探す。
棚…。
引き出し…。
その他もろもろ…。
―無い。
警備室にあると思ったが、ないのか!?
ここが一番確立が高いと思ったのに…。
探していない所は無いか…、もう一度良く警備室全体を眺める。
警備室の備品が壊れるんじゃないかというくらい探し回った。
【秒数が奇数ならトランシーバー発見、偶数なら発見ならず】
>>13【14:30 東:モール3F警備室】13/13
「やあ、…アンタらも探し物かい?」
>>16>>12 ショットガンを片手にぶら下げながら、警備室に入ってきた女たちに話しかけた。
俺はこれまでと同じように、有名企業(のはずだ)スターロイド社の社員証を見せながら自己紹介をした。
その後メリル
>>16と名乗った同年代らしき女性から、俺がここに着くまでにモールで起こった出来事や彼女らがなぜここに来たのかを聞きだした。
「ああ、トランシーバーね…。」
室内で見た覚えがあったので教えてやろうと思ったが、既にアイス
>>13という少女が室内の棚や引き出しを引っくり返し始めていた。
「焦れば焦るほど望んだ未来は離れていくもんだ、って何の台詞だったかな。」
舞い散る書類を見ていたら、呆れて溜息が漏れた。
「多分知っているだろうけど、一階では鬼退治の真っ最中だ。」
モニターの中ではまだ戦闘が繰り広げられている。
「じゃ、俺は鬼退治の手伝いにでも――」
モニターから目を離そうとしたところで、モニターの中で男の弾丸を受けた化物が倒れた。
「あー、終わったか。」
>>13「あった…」
振り返ると、アイスがトランシーバーを見つめていた。
――正直、ちょっと面白くない。…まあいいけど。
命をすり減らさずに済んだかわり、見せ場ゼロだ。
書き込み秒数が奇数だったとき、3階警備室前廊下にゾンビ3体が出現。
>>12【14:30 東:モール/3階警備室】07/13
…あった。
まさかこんなとこにあるとは思わなかった。
床にズレがしょうじてあったので試しにずらすと、収納スペースになっていた。
少しずらした状態から持ち上げる。
ホコリまみれの箱を取り出し開ける。
…ビンゴ!
ケース付のトランシーバーが5台。
これだけあれば十分…!
ケースのほうには吊り下げタイプとベルトを通すタイプの二種付いていた。
これは…、持ち運びに便利そうだ。
一応…、電池は…。
って、新品じゃないか。
使われずにほうられてたのか。
二個をメリル
>>16に渡しながら、話す。
「後の物は…、車の鍵探しながらモール内の人に配ろう…。
グループになってそうな感じする」
>>16 そして最後に。
「……来るか?…」
>>13
>>22【14:30 東:モール2F 鉄砲店】10/13
アッシュという男
>>13は見かけによらずいい人だった。
(良い店員・・・か。)
初対面の人にでもそう言って貰えるのは嬉しい。
そういえば店長はどうしてるだろうか・・・
外に出てシャッターを閉めようとするとまた一人の男
>>26がやってきた。
はいはい・・・武器ね・・・
僕は無言のまま閉めかけたシャッターを再び開けた。
>>142【0:30 中央:森】(13/13)
暑い…いや、熱い。体中が熱い。足が、ふとももが、痛い。
気がついたのか。何があった。
触れてみる。怪我をしているのか。痛み止めがあったな。どこだ?わからない。
イヤな臭いがする。畜生、これは、この臭いは腐敗腐乱してる。鼻が曲がりそうだ。
鼻を触る。大丈夫、曲がってない。
畜生鼻が曲がりそうだ。なんだこの臭いは。近づいてきやがる。
限界だ。臭いの元を断たねば。
下地を触る。手探りする。これは、なんだ?冷たくて…硬くて…痛い。
鎌…か?鎌…だな。鎌だ。
調度いい。これであの臭いの元を断とう。
【交戦 難易度−1 草苅り鎌は軽いので更に難易度−1で難易度−2 秒数が1、3、9以外なら臭いの元を根絶。そうでなければ木の根に躓いてカウンターから−1】
>>13【14:30 東:モール3F警備室】13/13
もうやるべき仕事は終えた。後はこの島から脱出し、会長の元に戻るだけ…
このモールに来たのも脱出するためだ。立て篭もりに来たわけじゃない。
だから答えは…
「ああ。俺はこの島からさっさと出たくてね、協力させてもらおう。」
>>12>>16 立体駐車場の屋上に自分の車があることを告げた。
鍵は付けっぱなしだ。モニターを見る限り立体駐車場の屋上にゾンビはいない。
会長からの命令だけではない、何と無くこの島から早く離れたいのだ。
始めてゾンビを撃った時から、何か不快な記憶を思い出しそうな感覚に襲われ続けている。
俺には始めてこの島に来た時の記憶がない。関係があるのだろうか。
「行こう。」
テーブルの上に置かれていたペットボトル入りのミネラルウォーターを一口のみ、警備室のドアに手をかけた。
――『レイ…起きて…レイ…』
…ああ、アリスか…
『全く、仕方ないわね。お寝坊さんなんだから…』
そう、微笑むアリス。
ああ…そうだな…悪かった…
『よしよし…ねえ、レイ。アップルパイ作ったのよ。温かいうちに、一緒に食べましょう…みんなももう、待ってるわ』
そうか…ピートやバローニや…マリア達も来てるんだな…
ああ…一緒に行って、食べよう…紅茶でも飲みながら…
リビングには、いつもの見慣れた顔たちがあった。
ボロいリビング…ささやかな、豊かとはいえない暮らし。
…だが、ここは確かに俺達の憩いの場だった。
仲間達との何気ない日常…笑顔…
───笑顔のまま、奴等は銃を抜き、一斉に撃った───
視界は紅く、奴等の笑顔とちっぽけな世界を染めていった…
アリスは居ない…アリスの居ない世界…
…アリス…何処だ…アリス───
>>9【14:00 北:イヴァン邸】13/13
――『レニー…起きてくれレニー…』
俺は目を開けると共に銃を突きつけていた…その顔はゴードン
>>14だった。
…驚いた様なその顔の前から銃を下げ、収める。
…夢…か。ここのところ、見ていなかったが、な…
浅い眠りだから…いや、あれから深い眠りなど数えるほども無かった…
のんびりと眠れればいいんだが…
…いや…それももうすぐ…もうすぐ、ゆっくりと眠れるさ…ゆっくりと、な…
…ゴードンによると、ジムスキーが持ち直したので知らせに来たとの事だった。
仮眠用にあてがわれた部屋を出て居間へ…
…居間では、少し休んでだいぶ回復した様子のジムスキー
>>57と、その看病をしていたらしいイヴァン
>>25が居た。
>>145【12:00〜 南:博物館】(13/13)
動く死体、ゾンビ。俺は非現実的な存在のそいつらから現実に逃げている。
一緒に博物館に来た友人達は皆散々と逃げてしまい何処にいるか解らない。
俺は隠れたり、刃物で首に通る神経を後ろから斬り動かないようにする事で、
なんとか生き抜いてきたが、今ある刃物はメス1ダースぐらいだ。
そんな時、俺は運良く警備の人間らしい男の死体からウージーを見つけた。
マガジンは無かったが弾は全弾入ってることが幸いだ。
今それを持って館内を捜索している。友人が居るかもしれないからだ。
「・・・」
静かな空気。それは振動せず、張った糸のようだ。そう思った時、
ドンッ!
「銃声・・・」
生存者が館内に居る。そう思い、銃声聞こえた方向へと慎重に向かう。その間にも銃声が二回聞こえた。
そして、居た。そこには白煙をあげる銃をもったゾンビと相対する人
>>39が居た。
ゾンビが銃。まさか知能があるというのだろうか。
「まぁ、良い・・・せっかくの生存者だ。殺されては困る」
俺はウージーの銃口をゾンビへ向けた。
考えてみると俺は初めて銃で射撃場の的以外を狙っている。まぁ、当然だが。
相手がゾンビだからか、不思議と何も感じなかった。躊躇いも何も。
そのまま、引き金を引く。素早く断続的な機関銃独特の銃声がその場に轟く。
ゾンビに追い詰められていたっぽい奴
>>39が銃声に驚いたのかこっちをばっと向いた。
俺が放った銃弾は狙い通りゾンビの頭を貫いた。
罪悪感は無かった。ただ、死人が死ぬという矛盾に二律背反という言葉がなんとなく浮かんだ。
>>26【14:00 東 2階銃砲店→1階エスカレーター前】7/13
俺の言葉に、男
>>22は、渋々ながらシャッターを開けてくれた。
「ありがとう、助かる」
>>22 そう言って俺は店の中へと入った。さてと…俺は近くの棚から9mm弾の入った箱を
を取り、ベレッタの弾倉へ詰める。フルロードが済み、残りは箱ごとポケットへねじ込む。
さらにショットガン用のスラッグ弾の箱も取る。
これでロギューネ
>>17の頼み物は確保…と。あとは…
俺は棚に飾ってあるライフルを眺め、お目当ての物を探した。
あった、あれだ!俺が探していたのはM14ライフル。自衛隊の64式小銃とよく似た
ライフルだ。俺はライフルを手に取り、ナイフ類が飾ってある棚で、銃剣を見つけ、
着剣する。これがあれば、大分楽になるだろう。
俺はライフルのスリングを肩にかけ、入り口の前で待っている男
>>22(多分店員だろう)に
「どうも、これがお代だ。足りない分はまた後で払う」そういって、
ロギューネから預かった金と、ポケットにねじ込んであった金…
合計で1500ドル程だろうか、それを店員に渡した。
何か言い出す前に、俺は1Fへと走り出す。まだ銃声は聞こえてくる。
急がないとマズイ…!
【ベレッタM92F 4/15→15/15 9mm弾30発 ショットガンの弾20発
M14ライフル・バヨネット入手】
>>142【1:00 中央:森】(13/13)
トカゲのように四ツん這いで『臭い』に近づく。
オレはトカゲだ。
「ああぁぁ…ううぅ…」
臭いからうめき声がする。うめき声ならオレも得意だぜ。叫び声の方がずっと好きだがな。
「あぁぁぁ!」
鎌をふりかざし『臭い』に向かって切りつける。
いい感じの手応え。
だが『臭い』は消えない。と、何かがオレの背中を掴む。なんだぁ?なんですかぁ?
臭いなぁ。まさか、今オレを掴んでいるのが『臭い』の根源か?
だとしたら、掴むなんてまるで人間のようなやつだ。
畜生、臭い。消えてしまえ。
もう一度、今度は掴んでいる腕みたいなのを鎌で切りつける。
やった!もげたもげたもげたぁ!腕があるってことはこいつ人間か?じゃあ腕の前に切りつけたのは足かな?
次はどこにしようかなぁ?足、手、ときたら次はぁ…おっと危ない!
臭いからすぐにわかるぜ。掴もうたってそうはいかないさ。
そうだ、決めたぜ!
次は首だ。よし、後ろを取った。多分。今度はオレがおまえを掴む番だ。よしっ、よじ登って羽がい締めにしちゃうもんね。
こ、れ、が首かなぁ?
よっと。
やった切れた切れた切れたぁ!臭いも消えたし、大満足ですかねぇぇぇ
>>39【12:00〜12:30 南:博物館】11/13
今や銃撃ゾンビと化し、丸腰の私を食べてしまおうと館内を追い立て回す神父様。
逃げた先のフロアには歴史的に使用されてきた古式銃のレプリカが陳列されていた。
その中には神父様自らがエングレーブを施し彫金した作品も数多く飾られている筈である…。
「この中の銃が使えれば…」
ガラスケースの上に不自然に置いてある古式銃が目に止まる…展示してある様には見受けられなかったからだ。
【It has loaded it. (装填済)】と書いてあるメモがハンマーに挟み込んである────────!
正に藁にも縋る思いで、その中の一挺を引っ掴み、ハンマーをコックし、トリガーを絞った。
”シュルッ─────────…” え?…不発?
そう訝しんで銃口をやや下げてしまった…一瞬遅れて銃声が鳴り響き、凄まじい白煙が上がる!
火打石式ライフルのロックタイム(引き金を引いてから弾が銃口から出るまでの時間)を近代的な火器と同様に捕らえていた私のミスだった…。
放たれた弾丸は神父ゾンビの背後のショーケースに着弾して派手にガラスを砕いた…中に展示してある神父様の作品が破片の中に散らばる。
一瞬、神父ゾンビは、背後を振り返った…。
《矢張り、生前の作品には執着心が想起されたのかナ…?》
そう思いながら私は、撃ち終わったフリント・ロックのライフルを置いて、もう一挺あったホイール・ロック式の先込め銃を取ろうとした。
先込め式のライフルは1発撃ったら、また銃口から火薬を込め直して…と、色々手順を踏まなければならない。
しかし、神父ゾンビのその振り返りの動作は、”より大きな音に反応する”ゾンビ的な習性に過ぎなかった様だ…再びコチラに振り返った神父ゾンビの腕がスイングして向けられる。
”タカンッ”という短い発射音と共に、スイングされた神父の腕の先に握られているイングラムから弾が撃ち返された!
「うそぉ…銃撃戦?!」
決して狙っている訳では無いだろうが、弾丸はホイール・ロックの置かれたショーケースのガラスを割った。
ライフルは破片まみれのショーケースの縁の中に落ち込んでしまった。
ホイール・ロック・ライフルを取り損なう。
私は遮蔽物の影に隠れなければならなかった。
>>39【12:00〜12:30 南:博物館】11/13
ジャリッ…ジャリッ…っと神父ゾンビは床に散らばったガラス片を踏み鳴らして近付いて来る…。
ゾンビと、それに銃口に晒される恐怖…。
《どうしよう…どうしよう…どうしよう…》
動転し、周囲に目を泳がしている内に破片の中に転がっているパーカッション・リボルバーの一つに目が止まる。
そのフランス製(米国製の形ではない)の9連発のハンマーにも何やら紙が挟んであったからだ。
《もしかしたらアレも装填済みかも───────?》
私は意を決して遮蔽体の影から飛び出して、フランス製のレマット・リボルバーを拾い上げると、そのまま対面の展示棚の影に滑り込んでいった。
神父ゾンビの腕は私の動きに追従し、また発砲され、私が滑り込んだ展示棚に着弾した…マジ、危ない!
単発で、再装填が咄嗟に利かないマズルローダー(先込め銃)よりもレマットの9連発は随分と頼もしく感じられる。
私はレマットのハンマーを起し、展示棚の影からバリケードシューティングの構えで照準を近付いて来る神父ゾンビの眉間に合わせた。
いよいよ、神父様を撃てるか…自分が試される…!
モールの屋上では遂に子供ゾンビの頭部銃撃は出来なかったが…今の私は違う!
最早、神父様は人ではない…私は撃てる!!
レマット・リボルバーは発射音と共に夥しい白煙を上げた…。
しかし硝煙が霞んで私の目に映った神父ゾンビの銃撃部分は眉間ではなく、胸部…心臓の辺りだった…。
「…普通だったらこれで死んでるんだよ…ゾンビじゃなければ」
人に向けて銃を撃つという非日常的行動…そして、向けられた銃口の前に晒されるという非日常的体験。
ヒュ─────────ン…という飛翔音が私を掠めていく…神父ゾンビのイングラムからの応酬。
すぐに神父ゾンビを行動不能に出来なければ銃撃を喰らうかもしれない…。
すぐに死ななくても銃で撃たれたら、私もそのままゾンビになっちゃうかも…。
《…自分がゾンビに成って行くのをただ待ちながら、神に召されたとしても、ちっとも救われた事にらないよぉ…》
それでも、神父様の頭を狙う事が出来ない…。
160 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/23(火) 02:48:07 ID:qya7mRsP0
月曜の夜age
>>17【14:00〜 東:1Fエスカレーター前】7/13
(ロギューネ)僕は
>>18フェイさんからショットガンと交換で
ハンドガンを貸してもらおうとしたが、銃を交換する前に
>>33ジンさんが
ゾンビを撃退したようだった。これなら交換しないでも平気かな?
僕はショットガンに使用した分を装填すると、
「
>>18ごめんフェイさん、やっぱり借りなくてもいいよ、
>>33ジンさんが撃退してくれた。もうすぐ
>>26アモン君が弾丸を持ってきてくれる
約束なんだ。だから大丈夫だよ、あぁ昼食の方はどうなったの?まぁ警備室に
クラッカーとかあったからいいけど。」
そう言うと立ち上がり、今度は
>>33ジンさんの方に向き直ると
「流石ですね、何処でそんな化け物手に入れたんです?
この島だと殆ど手に入らない代物ですよ・・・・・・多分・・・・・・
それとさっきの運送業者だって言うの嘘でしょう、身のこなしで分かりますよ、
そうですね、軍人か警察関係者といったところでしょうか、隠しても無駄ですよ。」
そう少し早めに言って、彼の反応を待とうとする。
その時・・・・後ろから誰かの走ってくるまたゾンビか?僕はショットガンを
後ろに向かって構えた。
>>29 東:モール 警備室 14:30 13/13
ランカ「きゃっ!」
警備室に入ろうとしたら突然扉が開いた。
ランカ「あ・・・
>>13アッシュさんですか。 もう・・・驚かさないで下さいな。」
警備室をのぞきこむと女性が2人・・・
>>12>>16 アッシュさんに話を聞くと車で逃げるらしいとのこと。
ランカ「でも、ここは島ですゎ。 車では・・・。
あの、この警備室に広い範囲・・・できれば本土と交信できるようなものはありますか?
もしかしたら、私を探しにうちの軍が来ているかもしれません。」
>>18【14:00〜 東:1階エスカレーター前】08/13
ドサッ…
最後の銃声の後、“オニ”は膝から崩れるようにその動きを止めた。
どのようにして変異が生まれるのかは僕の知ったことじゃあないけど、そして先程まで命の危機に瀕していたんだけれど、
僕はそいつになぜか哀れみの感情を抱いていた。
遺骸を見下ろす
>>33ジンの背後から、おそるおそる近づいた。今までの暴走からは考えられないほどに微動だにせず、
またその背中は小さかった。ふと赤いキーケースが彼のポケットからのぞいていることに気付き、震える手でそれを手に取る。
開けるとどこに合うのかわからない鍵(トレーラーの鍵)と、家族の写真があった。
僕はそのなかに笑顔の彼を見る。
自然と哀悼の言葉が心にうかぶ。それを口のなかで唱えながら、僕は立ち上がった。
【入手】
トレーラーの鍵
【持ち物】
傷薬(1/1)、ハンドガンP220(2/9)、鍵、空き×5(携帯・サイフ・包丁(大事なものなので、武器にはできない))
>>142【1:30 中央:森】(13/13)
『臭い』は完全に消えた。これで一安心だ。
…目、見えない。
今更だが目が見えない。まぁいいか。鼻と耳と手足があれば充分だ。
さてこれからどうするかね。
ん?また匂ってくる。今度のは臭くは無いぞ。
これはぁ……オレと似たような匂いだ。
人間だ!この匂いは人間だ!さっきの『臭い』は何か、人間じゃない何かだったがこれは紛れもない人間の匂いだ!
さぁて人間さんはどこかなぁ?
畜生、それにしてもふとももが痛い
【秒数の下1桁が偶数なら一時間かけて東エリアへ移動。奇数なら一時間かけて西エリアに移動】
>>14【14:00〜14:30 北:イヴァン邸】11/13
イヴァン氏
>>25は私の話を聞くと無言でうなづき
出て行く前に屋敷で少し休んでから行った方がいい、君の顔もゾンビ顔負けだ
と言って笑い、私も自分の格好をみてからつられて吹き出した。
バスルームを借りると顔と頭を冷水で洗い、やっとスッキリすることができた。
しかし着替えが無いので相変わらず血まみれの白衣を着るしか無さそうだ・・・
バスルームを出るとジムスキー氏
>>57が居間のソファでパイプを吸いながらイヴァン氏と
今後のことについて話し合っていた。
ジムスキー氏の隣に座り心臓病の薬を取ってくる事を話すと彼も同行すると言ったが
私は一人で行ってきた方が早く帰ってこれるだろうと告げると申し訳無さそうに了承した
その後も少し3人で話していたがイヴァン氏にレニー
>>9を起こしに行ってくれと頼まれ
レニーが仮眠を取っている部屋へ向かった。正直言って余り気が進まない・・・
一応ドアを軽くノックしてから開ける。ソファに座ったままの姿勢で俯いたまま寝ているレニーに遠慮がちに声をかける。
するといきなり目を覚ましたレニーに銃を向けられたが私の顔を認めすぐに銃を下した。
冷や汗が一気に吹き出てきたが冷静を装いジムスキー氏が回復したので居間に来てくれと告げると
レニーはそうかと一言つぶやくと、わびの言葉も無くさっさと部屋を出て行ってしまった。
私は小さくため息をつくと冷や汗を拭い「だから嫌だったんだよ・・・」とぼやき彼の後を追った。
>>142【2:30 東:???】(13/13)
はてさて。ここはどこかね。困ったもんだ。下地はアスファルトなのはわかってるんだ。硬いからな。
まぁそんなことはいい。人間の匂いを辿っていけばいいんだからな。
オレって頭い…あれ?おかしいな…匂いがしねぇぞ。どうしたんだ?…畜生、匂いがきえやがった!いきなり消えるってどういうことだよ!
信じられねえ。一体どういうことだよ!畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生畜生……ん、何だ?この、臭、い、は…
【秒数の下1桁が偶数なら3っつの『臭い』と遭遇。奇数なら『強烈な臭い』と遭遇】
>>39【12:00〜12:30 南:博物館】11/13
要するにイングラムが厄介な要因なのだ。
神父ゾンビの頭部銃撃をしなくても、あのイングラムを握っている右腕さえ黙らせ、使えなくすれば済む事なのだ…。
私はレマットの弾丸を次々と神父ゾンビの右腕に撃ち込んだ。
両手を真直ぐ前方に突き出し進んでくる神父ゾンビの右腕には、前腕と言わず、上腕、肩と言わず、キャップ&ボールの鉛球が複数弾撃ち込まれた為、骨に沿って垂直に浸透した銃創で腕の筋肉群はメチャメチャになった。
しかし、腕に受けた被弾の衝撃で、イングラムの暴発を更にもう一発誘発させる…。
”チュィィ─────────ン…”という嫌な音が更に近くを掠めていく…。
反射的に、展示棚の裏に身を隠してしまう…背筋にゾっとする悪寒が走り、冷や汗が吹き出る。
死の間際まで神父様の右手に握られて、そのまま握り続けられていたイングラムは、握力を生み出す前腕部の総指伸筋、指屈筋を断絶され、もう少しで手から離しそうになっていた…。
「あと残り3発…」
既に6発も撃ち込んでいる…通常のリボルバーなら1シリンダー分…。
9連発のレマットの残弾は頭部銃撃用に残しておいた方が良いとも考えた…でも神父ゾンビの右腕はあと一息でイングラムを落としそうな程に損壊している…。
「銃撃の脅威が無くなれば、後は給湯室まで逃げ込めばなんとか出来る…あと一押し!」
一瞬迷ったものの、決断して残り3発を右腕銃撃につぎ込む…そして遂に神父ゾンビは右手首の支えを失って垂れ下がり、銃口を下側にブラブラさせた。
「やった!」
嬉々として遮蔽体から飛び出したものの、しかし、目を剥いて私を驚愕させたのはゾンビの知恵を見縊っていたと言おうか、神父ゾンビは何故かイングラムを左手に持ち替えていた事だった。
銃の脅威の何たるかも最早解していないゾンビだとというのに…!!
「…そ、そんな!!」
死の間際に身に付けていた品だからゾンビ的な執着があるのか?…それとも自分が”ソレ”で自決し、ゾンビになったから?
進行方向に銃口を向けられ暴発(銃撃)の可能性がある限りは遮蔽体の影から出る事は出来ない。
>>39【12:00〜12:30 南:博物館】11/13
最早、銃撃の脅威が無かったとしても通り抜けられなくなる程に、室内の隅に追い詰められ、逃げ場を失った時、近くで目視したイングラムのボルトが前進している事に気付いた…。
つまり、イングラムは最早弾切れだったという事だ。
私は弾切れのイングラムを警戒して残りの3発を無駄に撃ち込んでしまった事になる…目から涙が出てきた。
「…神様ぁ」
神父ゾンビは私を押し倒すと、馬乗りになり、首筋に喰らい付こうとして来た。
しかし、9発の鉛球を受けた左腕は損壊し、左手に持ち替えたイングラムを何故か手放そうとしないので、私は掴まれている訳ではない。
かといって私もレマットを手放す事が出来なかった。
レマットの銃口を迫り来る神父ゾンビの口内に突っ込む…強力な咬筋力でガジガジと金属製のバレルを齧る。
これで少なくとも手を掴まれるか、口から銃身を外されない限り暫くは持ち堪えられそう…。
しかし、バタバタと両足をバタつかせもがくが、神父ゾンビを払い除ける事は出来そうも無い…。
私を組み敷く神父ゾンビと目が合う…私は虚しい哀願を試みずにはいられなく、何時の間にか口を突いてゾンビに喋りかけていた。
「神父様、やめて…私、死にたくない…死にたくないよう…」
神父ゾンビは何度も口に突っ込まれたレマットのバレルを外して、私の首元に吸い付こうとしたが、その度に私は片手で神父ゾンビの髪を掴んで頭を抑え、歯を剥き開口する口の中へレマットの銃身を宛がって封じた。
迫り来る生に飢えたるゾンビの呼吸は荒い…呼吸等していないのだろうが、ガフ、ガフとまるで餌に飛び付いて来る犬の様だ…。
そして生者の生肉を喰らった所で、栄養にも、まして生き返られる訳でもない…という無意味さ。
きっとシスターマリアに私のルームメイト達も同じ事をされたのだろう…。
同じように、同じような恐怖を味合わせられ、恐怖に慄きながら、神に召されて逝った…それでも肉体だけはまだこの世を徘徊して死を連鎖させているかもしれない。
《こんな死に方って無い…酷すぎるよ、神様!!》
無駄なのにハンマーをコックし、引き金を引いた…当然、ハンマーは虚しく空撃ちするだけだった。
>>12【14:30 東:モール/3階警備室】07/13
男
>>13が扉を開けたとき聞いたことのあるような女性の悲鳴が短く上がった。
―!
「……ランカ・ファレイヤード…!」
驚いた。
大財閥ファレイヤード家のご令嬢じゃないか!
理由はちゃんとある。
約一年前…。
大財閥ファレイヤード家へ侵入し、ご令嬢をさらえとの依頼があった。
だが、その依頼は失敗、逆上したクライアントを殺したという話は置いておいて。
その失敗の原因が目の前の女性だ。
さらいに行ったのはいいが、とんでもなく抵抗をしてきた。
もう少しでさらえそうな時に侵入者と聞きつけたボディーガードらがやってきてさらいそこねた。
その時ご令嬢が面白かったので名前を名乗ったが…、覚えてるわけ無いか。
今は『表』らしいからな。
私が戦ったのは『裏』だ。
名乗ったとき向こうも名乗ったので私は知っている。
『表』が知らないのは当然だ。
知り合いの情報屋に「二重人格のご令嬢」ときいているから。
今回は…、味方か。
心強いといえそうだな。
「……わからない…が…使わない…いい…モール囲まれてる」
>>29 そう言っておく。
ランカ・ファレイヤードがいる…ということは、あの銃使いも…?
>>22【14:30 東:モール2F 鉄砲店】10/13
男は
>>26銃を取りお金を渡してさっさと行ってしまった。
見た感じ1500ドルくらいか・・・正直アレ位の量なら半分程度のお金でも良かったけど・・・
まぁ彼から渡してきたんだしもらってもいいよね・・・
そういや外は今どうなってるんだろう?
皆が言うようにもう世界がゾンビで溢れどうしようもない状態ならこの店を守ったって無駄なのだろうか?
店を守るか捨てるか。どうすればいいだろうか?
そういえばアッシュ
>>13さんは何処へいったのだろうか。
彼はこれからどうするのだろう?
一応聞いてみるか・・・多分警備室にいるだろうな。
僕は奥の部屋へ行き、警備室に内線電話を掛けた。
>>39【12:00〜12:30 南:博物館】11/13
しかし、この死の淵の最中に私はコックしたハンマーノッチの狭い隙間にチラリと光明を垣間見、何か発見した気がした──────。
もう一度、レマット・リボルバーのハンマーを起す。
「…あ!」
トンプソン・コンテンダーと同じ様にハンマーヘッドの打点を切り替えられる様な仕組みに成っているではないか!
《もう1発ある…もう1発撃てるんだ…!》
見ればコッキングした事でハンマーの下に隠れていたニップルがシリンダーピンの位置に顔を覗かせている…咄嗟に折畳まれていたハンマーヘッドを起し、打撃位置を切り替えていた。
「神様!私を救って!!」
銃口が咥えられた状態で引き金を引くと、銃身下段のもう一つの銃口から散弾が発射された…レマットの10発目だ。
フランス製レマット・リボルバーはシリンダー外周の9発の蓮の薬室の他にシリンダー軸自体がスムースボア(滑空銃身)になっていたのだ!
再装填がまだるっこしいマズルローダー時代の、少しでも装填弾数を増やそうとする苦肉のアイデアだ…。
神父ゾンビは私の上で大きく仰け反り、顎関節を粉砕された様だ…散弾粒の拡散で、ではなく、マズルブラストの膨張に拠って…であろうか。
神父ゾンビが怯んだ拍子に私は馬乗りになっている神父ゾンビの下から片足を抜いて屈伸すると、思い切り神父ゾンビの上体を何度も何度も蹴り払った。
口内の接写銃撃と渾身の蹴りによって背中から倒れ転げた神父ゾンビの下から漸く這い出た。
私は、一目散に割れたガラスケースに落ち込んだ最後に残されたホイール・ロック・ライフルの1発を取りに行く。
しかしホイール・ロック手を伸ばす直前に、背後から足を掴まれ、後一歩の所で届かない…振り返るとイングラムを捨てた神父ゾンビが私を掴んでいた。
「離して…神父様!」
物凄い握力と腕力で、片手だけで私はグイグイ引き寄せられてしまう…ゾンビの怪力にはとても抗う事が出来ない!
顎を外し、異常に開口した神父様の血だらけの顔が迫る…しかし、既に咬筋力は失われているので、私を食い千切る事は出来ない。
しかし、執拗に神父は私の首筋と言わず、腕と言わず、武者振り付いて来て口を這わす事を繰り返す。
「いやああ!」
>>39【12:00〜12:30 南:博物館】11/13
でも、本当に恐ろしいのは唯一左手に残されてる”素手で人の腹を引き裂き、腸を引きずり出せる”程の握撃なのだ!
強力な引き付けにより、右肩に神父ゾンビの指がギリギリと食い込む。骨が軋む感覚を味逢わされる…。
「──────うぐわッッ…い、痛い!…ああっ!!」
激痛に耐えながらも、必死にホイール・ロックに手を伸ばすが、ギリギリ…届かない!
《嗚呼…あともうちょっとで手が届くのに…》
その時、もつれ合う私たちに向けて、数発の銃撃があった─────。
その銃撃によって神父ゾンビが怯んだ隙に私はホイールロックを掴む事が出来た!
銃口を神父ゾンビの眉間に宛がうと、今度こそフラッシュホール(火受け皿)に着火するタイムラグを考慮して引き金を引いても暫く銃口を動かさない。
”シュルッ──────”という着火音の後、一拍置いて”バッガァァ─────ン”という大音響と共に反動が伝わってきた。
神父ゾンビの眉間に大穴が空き、そのまま沈黙した…私は遂に神父様を撃ち倒したのだ。
「…やった…撃ってしまった…でも、撃つべきだったから…これでいいんだ…」
代用黒色火薬のガンスモークが晴れるのももどかしくも、私は援護射撃があった方向に振り向いた…その時初めて。
兎も角、誰が撃ったかなんて確認よりも、その銃撃によって神父ゾンビが怯んだ隙に私にはホイールロックを掴む事が先決だった。
それが”私を助けようとする銃撃”だという事は反射的に理解した────だが、同時に…
”助けようとする人間に、もし当ったらどうするつもりなんだろう?!”────とも脊髄反射で感じた。
長身の影が館内に伸びている────ああ、矢張り予感めいたものは的中していた…三銃朗サンだ。
ふと足元を見ると、ラバースラッグ弾が転がっている…その瞬間、神父ゾンビに放たれたのは警察などが暴動鎮圧用に使うゴムスタン弾だったのだと得心した。
>>16【14:30 東:モール/3階警備室】9/13
警備室に
>>29お嬢様風の若い女が入ってきた。
>>12 >>13 2人は顔見知りのようで
話によると、このお嬢様の名前はランカ・ファレイヤードというらしい。
何故かアイスはランカと顔をあわせた途端に驚いているような表情を見せたが
それはほんの一瞬だけで、次の瞬間にはいつものような冷静さを取り戻していた。
アイスが開けて回った棚やロッカーを再確認しながら、状況を整理する。
まるで独り言みたいに(実際そうだけど)口に出して確認した。
「・・・モールの周りは奴らだらけ、車を使わないと出られない」
棚の奥から持ってる銃と同じ口径の弾の箱を見つけた。
中身は・・・・・7発。無いよりはマシか。
【マガジンに弾を7発追加】
「・・・でも車で出たところで、島を出る事ができなければ状況は変わらない。
出たところでどうなる訳でもないけど、ここにいても状況は悪くなる一方」
船、飛行機、もしくは他の何か・・・できるだけ確率の高い手段に賭けたい。
「ねぇ・・・」
>>29 ランカに言いかけた途端、いきなり電話が鳴った。「内線」のランプが光っている。
「もしもし?」
>>22電話の相手と二言三言、言葉を交わしてアッシュに受話器を渡す。
「あなたに電話よ」
>>13
>>33【14:00〜 東:1階エスカレーター前】13/13
12Pの散弾はマークを吹き飛ばし、動かせなくやった。
すでに動かないマークへと近づき、目を閉じてやった。よくよく見るとさっきのオニの形相ではではなく安らかな顔だった。
今、気づいたのだが昔ここによく行っていたような気がする。遠い記憶の中で。
>>17「流石ですね、何処でそんな化け物手に入れたんです?
この島だと殆ど手に入らない代物ですよ・・・・・・多分・・・・・・
それとさっきの運送業者だって言うの嘘でしょう、身のこなしで分かりますよ、
そうですね、軍人か警察関係者といったところでしょうか、隠しても無駄ですよ。」
ロギューネの声で現実に戻される。まぁさすがにここまでやったらな・・・しかし・・・。
「ああ?これか?この銃ならここの鉄砲店から゛借りている゛けっこうあるんだぜ、これ。それと俺は軍や警察には居なかった。気のせいだろう。」
>>17 そう言うと、ロギューネは露骨に嫌な顔をした。バレてるか。
「冗談だ。悪い、軍隊に居た。まぁ・・・最前戦線で戦っていた。」
>>17 俺はそう言うと、今は動かないマークの死体へと近づき肩で担いだ。
せめてこいつの店へ連れて行ってやろう。
意外と軽かった。
そして、
「フェイ!手伝ってくれないか?」
>>18 そうだな・・・。もし生き残れたらカフェを開こう。「アレックスズ」と言う店で・・・。
12P 8/12
「・・・ザー・・・こちら一号機。二号機応答せよ。」
「こちら二号機。感度良好。レーダー良好以上は無い。」
「こちら一号機。本部へ。」
「こちら本部。そのまま島へ急行せよ!生物災害が起きている。島を上空に付き次第゛燃料気化爆弾゛を投下せよ!なおこれは仮だがもしそれでは破壊できない場合は機の全火力で破壊しろいいな!島にあるもの全てだぞ!以上だ。」
「もし仮に生存者が居たのであれは?」
「爆弾投下を中止。ヘリを送る。生存者の援護に回れ。」
「了解。」
二機の戦闘機が島に向っている。凄まじい爆音を発生させながら。そうそれは絶望の音であり、希望でもあった。
アメリカ軍から戦闘機が二機、島に向っている。戦闘機は島に到達してからも偵察を行うた5月31日 午後11時59分までに生存していることを知らせればヘリが到達する。
戦闘機に知らせる行為は難易度4。ヘリでの脱出は難易度3。ヘリは[中央]<山間エリア>教会へと着陸する。へりにはプレイヤー全員が乗る事が可能。戦闘機のエンジン音は島内の全てのプレイヤーに聞こえる。
なお、状況確認スレにて三人以上の判定が出た場合。これはスルー対象となる。
>>13【14:30 東:モール3F警備室】13/13
この御嬢様もそうだが、アイスという少女は何者だ?
ランカを見た時の反応といい、持っている刀といい…
怪しいヤツが多い。周りから見れば俺も怪しいヤツだろうが。
やはり、余程運が良くなければ『普通』のやつは生き残れないか。
島からの脱出手段を考えていると警備室の電話がなった。
近くにいたメリルが取り、短い会話の後俺に受話器が差し出された。
>>16「あなたに電話よ」
「?…ああ、ありがとう。」
内線で俺に電話。恐らく相手は…
「もしもし。…ああラリー、どうした?」
>>22 予想通り相手はラリーだった。俺のこれからの予定を聞きたいらしい。
特に質問に疑問を持たず、これからの予定を話した。
島から出ることを考え、同じく脱出を望んでいる者達と行動を共にすること。
そしてメリルから聞いた脱出プランを短くまとめて伝えた。
「それで…ラリー、アンタはどうするつもりなんだ?」
>>22 彼はどんな選択をしたのか。俺は返答を待った。
>>26【14:00 東 1階エスカレーター前】7/13
俺がエスカレーター前に着いた時には、もう戦闘は終わっていた。
何だよ…まぁ片付いたのはいい事だろう。俺は走るのを止めて歩いて近づいて行く。
すると、俺の足音を聞きつけたのか、こちらへ振り向いてショットガンを照準してきた
奴がいた。おっと、ロギューネ
>>17じゃないか。
俺は両手を上げながら、
「待てよ、ロギューネ、俺だ」
そう言って近づく。そこにはフェイ
>>18と、もう一人
>>33、それに
ゾンビが倒れていた。こいつも警察署の奴と同じような存在だったのだろうか。
まぁ、世界がこんな状態だ。何が起こっても不思議ではないが…
そして、男
>>33がゾンビを担いでいた。どこかへ運ぶつもりなのだろうか。
俺は軽く頭を振ると、懐から弾丸の箱を取り出し、
「ロギューネ、頼まれた奴だ。足りなければ上の銃砲店に行けばいい。
今なら店員
>>22もいるぜ?」
そう言ってロギューネに渡した。そして、M14を肩から持ち替え、銃口の先の
銃剣を外した。ふと視線を感じて目線を上げると、皆が
「何でそんな物を持ってるんだ?」と、目で訴えていた。
「一応弾は入ってるが、別にライフルは撃てないぞ。俺の専門は銃剣道。こっちでいえば
バヨネット戦だな。こいつがあれば、ゾンビの2、3体は問題ない」
そう言って銃剣を腰のケースに収める。付けっ放しじゃ危ないからな。
【ハンドガンの弾30発、ショットガンの弾20発をロギューネに譲渡】
【所持品 ベレッタM92F 15/15 予備マガジン2本(15/15) サバイバルナイフ
M14ライフル 20/20(射撃は不可) ライフル用バヨネット】
>>22【14:30 東:モール2F 鉄砲店】9/13
電話には女性がでたが、彼
>>13も居たらしくすぐに代わってもらえた。
話を聞くところ彼は他の人達と島から脱出するようだ。
そして彼は僕にどうするか尋ねてきた。
・・・正直ずっと働いてきたこの店を捨てたくはない。
だけどここに残っていたらいずれゾンビに喰われてお仕舞いだ。
そんなことになっては元も子もない。僕は脱出という道を選ぼう。
「では、僕も行きます。」
>>13 そう一言彼に告げた。
>>142【3:00 東:???(13/13)
これは…この『臭い』…3つ。3つも『臭い』がしやがる!臭ぇ!臭ぇぞ畜生!
鼻が曲がる!鼻が曲がるぅぅぅ!畜生!畜生!畜生!畜生!畜生!畜生!
消してやる!消してやる!
ガァァァア!アガァァア!ガァァァアァァァアア!消えろ消えろ消えろ消えろぉ!
【交戦 『臭い』一体と戦闘を行う。難易度1。草苅り鎌と格闘系の補正により難易度−1。1、3、5、7以外で『臭い』一つを根絶。カウンター−3で戦闘回避可能。】
>>25【14:30 北:屋敷:居間】13/13
ゴードン(
>>14)が寝室で寝ているレニー(
>>9)を起こすため、居間を出て行った。
もはや純粋に疲れているのだろう、ホールド(
>>57)は再び眼を閉じる。
・・・悪夢と共に迎えた朝からまだ10時間も経っていないことには、我ながら驚いた。
しかし・・・この僅かな時間で、世界の全てが変わってしまったような気さえする。
さながら、遥か遠い異国の地を旅しているようだ。
唯一変わらないのは、西へ傾きかけた太陽のみのようであった。
程なくして、レニーが居間へ戻ってきた。後ろにはややほっとしたような顔付きのゴードンもいる。
無理も無い、眠っているレニーを起こすなど赤の他人にとっては自殺行為にさえ感じるだろう。
しかしレニー自身も悪い夢でも見たのか、無機質な心に唯一残っているであろう感情の憎しみが、彼にしては露骨に顔に出ているようだった。
「
>>9 ゆっくり休めたかね?ホールドも比較的発作は落ち着いたよ。今睡眠を取れることが何よりの証拠だ。
・・・さて、準備は整った。後は君の判断で出発するといい」
そしてゴードンに向き直る。
「
>>14 君も一緒に行ってくれないかな?今のホールドには君の力が必要かもしれない。
私と共に此処に残っても構わないが、島を脱出する好機は此処に篭っていても巡ってはくるまい」
>>142【3:30 東:???】(13/13)
ふふふ、ふひひ、ふひ、ひひひ…ふはははは!
消えろ!消えろ!消えろぉ!
ん、あぁ?あぅいぇ、ぎゃぁぁあ!な、あ、ばぁっ!
痛ぇ、痛ぇよぉ…痛ぇよぉ!何かぶつけやがったなぁ!畜生…畜生っ!畜生がぁ!消してやる!消してやるぅぅぅぅう!
【カウンター 13/13→12/13】
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…ん?まぁだ二つ、残ってやがる…おまえらも、おまえらも消してやるよぉぉぉぉ!
【交戦 『臭い』一つと戦闘。修正により難易度2→0。偶数なら成功。成功した場合『臭い』一つを根絶。失敗した場合はカウンターからマイナス1して『臭い』一つを根絶】
>>142【4:00 東:???】(12/13)
おぉぉぉまえも、消ぃぃぃえろぉぉぉ!!
首を、かっきって、やるよぉぉぉぉ!!
やった!今度はオレ、痛くない!ざまぁみやがれ!ぎゃははははは!
お、お、お、オレをナメるからだ!思い知ったか!さぁて最後のも今すぐ消してやるよぉぉ。
【交戦 『臭い』一つと戦闘。修正により難易度2→0。奇数で成功。成功の場合『臭い』一つを根絶。失敗の場合カウンターからマイナス1して『臭い』を根絶】
>>9【14:30 北:イヴァン邸】13/13
…あの夢を見た後は、酷く気まぐれになる…
ジムスキー
>>57はどうやら落ち着いた様だが、いつ発作が起こるとも知れないため今は動けないらしい…
ゴードン
>>14が心臓病の薬を取りに行くとの事だ…
…見上げた決意だが…生還率は高いとは言えないな…俺は軽く嘆息をついて呟く。
「…英雄的かも知れんが…無意味だな。あまりに成功率が低すぎる上、失敗すれば何にもならない…犬死だ」
落胆した様な表情で言葉を詰まらせるゴードンを見て、イヴァン
>>25が声を掛ける…
>>14『確かにレニーの言うとおりだ…君が一人で向かったところでうまくいく可能性は低いだろう。しかし…優秀なボディーガードを私は知っている。私が彼を雇い、君につくよう依頼するというのはどうだろうか?』
そう言いながら微笑を浮かべつつ、イヴァンはこちらに視線を向けた…やれやれ…
俺は肩をすくめ、軽く嘆息をつく。
「…さっさと行くぞ…」
驚くようにこちらを見る他の連中に
「…何を驚いている…ジムスキーを送り届けるのは契約だが、今の状態では不可能…ならさっさと可能な状態にするのが、俺の目的に近づける事だ…さっさとな…」
…普段の俺なら、こんな無関係な面倒事など無視するだろう…あの夢を見た後は、俺は酷く気まぐれになる…
…或いは…長年の悲願がいざ達成されようという瞬間が目前になった段でどこか躊躇いが生じているのか…
それすら今の俺にはどうでも良い事だった…心は、とうに無い。その筈だ…
…状況的に言えば、確かモールには医院があったから医者も居るかも知れないし薬もあるだろう…
向かう過程で消費する弾丸は、モール内の銃砲店で補充すれば問題無い…か。
それならば大した障害にもならないどころか、プラス面もあるかも知れない…行くなら、モールだな…
>>14「…モールへ向かう…」
ゴードンに視線を走らせる事もせず、俺は部屋を出た…
>>13【14:30 東:モール3F警備室】13/13
暫しの沈黙の後、ラリー
>>22は決断した。
「そうか、わかった。これから他の生き残り達にもどうするか聞きに行く。準備ができたら合流してくれ。」
>>22 静かに受話器を置く。
「彼もこの島から出たいそうだ。」
警備室にある多数のモニターの一つに、銃砲店の店内を見つめるラリーの姿があった。
メリル達が警備室から出て行く。
――モールから出られたとして、その後は…。
連絡橋は通れない。地下鉄が通るトンネルは本土に繋がっているが、駅にはゾンビが大勢いる(東駅しか見ていないが、どこも同じようなものだろう)。
ヘリでも来てくれれば簡単だが、うちの会長から迎えの用意が出来たという連絡はまだ来ない。
状況はあまり良くないが嘆いてもしょうがない。そう思いながら警備室を後にした。
…ただ早く、早くこの島から離れたい。忌わしい記憶が蘇る前に。
書き込み秒数が奇数ならゾンビ2体が出現。
倒す、逃げるは自由。
>>14【14:30 北 イヴァン邸】11/13
ぶつぶつ言いながら居間に戻るとレニー
>>9に先ほどイヴァン
>>25に話した事と
同じ内容の話をした。もっともこの男には言っても言わなくても同じ事だろうが…
話を聞き終わるとレニーはため息をつきながら皮肉混じりに無理だと言い、それは犬死にだとまで言われた
確かに成功率は低いだろう、大した武器も無いし特別腕が立つわけでもない。
だが…研究所でのホランドの最期を思い出す。あいつは死を目の前にして絶望して自殺した。
英雄になりたい訳じゃない。ただ、目の前で知ってる人間が無念の内に死ぬのを見たくないだけだ。
私の思いに追い討ちをかけるようにイヴァン氏もレニーの言葉に賛同する
しかしそこでイヴァン氏はレニーにボディガードとして協力してくれないかと頼んだ。
いくらイヴァン氏の頼みでもレニーは動かないだろう。彼からは何か秘めた強い決意のような物を感じる。
恐らくまたため息混じりに断るに違いない。
だが驚いたことにレニーはそれを了解し、医院があるモールへ向かうことになった。
一体どういう心境の変化であろうか、とはいえありがたい事には違いない。
私は笑顔でレニーに声をかけた
「ありがとう、アンタがいてくれるなら心強い。案外良いところあるんだな。見直したよ」
>>9 聞こえているのかいないのか彼は私の言葉を無視して部屋を出ていった。
>>39【〜12:30 南:博物館】
カティアは三銃朗の助勢で神父ゾンビを倒せた…。
三銃朗は”この島のマズルローダー愛好家のコミュニティーの場を提供してると目される歴史資料館にストックされている纏まった量の黒色火薬”を、偶然取りに立ち寄ったのだという…。
安定性の余り良くない(爆発性の高い)黒色火薬を大量にストックするのは、ガンショップは余りしたがらないものなのだ。
三銃朗は、”下半身は破れた黒のストッキング、上半身はキャミソール”というアラレモナイ姿で佇むカティアの動揺を無視して、神父ゾンビの遺体に一直線に吸い寄せられていった。
「神父の指に指輪がない!」
給湯室で乾燥した衣類を着ると、カティアは徐に尋ねた。
『・・・・どういう事です?』
「・・・・悪いが詳しい説明は出来ない…というより、俺も良く解らんのだが…」
苦笑交じりに肩を竦める三銃朗…。
『指輪を探しているんですか?…この白い指輪じゃダメですか?』
カティアは神父に託された”ダミーの方”の指輪を手から抜いて差し出す…当然神父に託された全容は未だ三銃朗には内密だ。
「神父のしていた指輪は黒山羊の指輪なんだ…神父の填めていた指輪が必要だったらしいからね、俺のクライアントにとっては…」
三銃朗は一端、言葉を区切った…。
カティアを見やると、まるで覗き込むように真直ぐコチラを見据えている…三銃朗はその真剣な眼差しに思わず視線を逸らした…。
余り詳しくを語る訳にも行かない。
「そのオファーも既に喪失し、もうどうでもいい事なのだが…」
『もう、黒い指輪はいらないんですか?』
「…そう。元々俺にとっては意味がある品じゃない…それに神父にとってもな…」
三銃朗はどういう人間なんだろう…何をしている人なんだろう?…と、改めてカティアは素朴に思った。
『神父様とはどういう関係なんです?』
「・・・・・余り首を突っ込まない方が身のためだ、今はこの状況下で生き延びる事だけを考えようや…」
『・・・・・・・・・・・』
はぐらかされた…と、カティアは思ったが、それは三銃朗にとっても止むに止まれぬ事情なのだろう、という察しは付くのでそれ以上は触れないことにした。
しかし、それではどうやって三銃朗の正体を見極めていけばいいのだろう?
>>39【〜12:30 南:博物館】
この状況下では信頼の置ける人間には違いないが、果たして神父が命を賭してまで守ろうとした”黒い指輪”を渡すに足る人物なのかどうか…。
その判断の取っ掛かりをカティアは逸した。
「・・・・・・・・・・・それとも俺のことを知っておかないと信用おけないか?」
カティアの思惑を察した様に三銃朗は確認して来た。
『・・・・・いえ、そんな…』
三銃朗は核心をぼかしながら本質だけを伝え様と言葉を選んで語り始めた。
「そうだな…俺はあるクライアントに頼まれて神父から指輪を受け取りに来たのさ…結論としてはね。」
三銃朗はカティアにこれまでの経緯を話す…。
・最初に島に到着した時には何も仕事の内容を知らされていなかった事。
・ゾンビに島が浸蝕されていってもまだ警報が発せられてないパニックに陥る夜明け前であった事。
・神父を探し出して保護しろと、島に到着してから初めて命じられた事。
・瀕死のシスターに教会で遇って、神父がゾンビが徘徊する闇夜に博物館に向かったと聞き出した事。
・その後、神父の救出後に再びクライアントに確認を取ってみると、実は目的は神父の指輪にあった事。
・教会に戻ると神父の行方が分らなくなってしまっていた事。
・その後、任務自体が消失して、もうこの件から解放された事など…云々。
勿論、自分が犯罪に手を染めてきた代償として秘密組織の工作員を強いられて来た事はオフレコだ。
それにカティアも何かを自分に隠しているという含みも三銃朗は同時に感じていたからだ。
『・・・・神父様は実は何をしていた方だったんですか?』
「それは俺の方が聞きたいね…ま。察しは付くが確証はない…憶測に過ぎないし…」
『そして、もう三銃朗サンには関係が無い…』
「…そう」
『…じゃあ、なんでここに居て、私を助けてくれたんです?』
「…つまり、この博物館に赴いた動機か?…」
『私も…神父様の事、知りたいです!』
でなければ黒いカプリコンの指輪は渡せない…。
>>17【14:30 東 モール 小児科〜警備室】7/13
(ファレスト)俺はしばらく横になって仮眠をとった後、
あのむかつく医者に置手紙を残して出て行った。
とりあえず警備室か銃砲店に行くべきか・・・・・・やはりこれは・・・
警備室だな・・・・・・非常用になんか置いてあるだろう・・・それに
時間もたったことだし相棒が来ているかもしれない。
俺はそう考え、とりあえずゆっくりと警備室へと歩いていく。
確か同じ界だったよな・・・・・・そして5分ほど歩くと、
警備室はあっさりと見付った。俺はコルトSAAを抜くと、扉を少し開け、
そしてその扉にけりを入れて扉を開けた。
正直言って足が痛い・・・・・・こんなやっぱり無茶だったか?
>>18【14:30〜 東:1階エスカレーター前〜】08/13
「アモン生きてた…よかたネ。まぁ簡単に死ぬとは思てなかたけと!」
>>26 こちらに駆け付けてきた
>>26アモンとの再会に短い会話をしたあと、手伝いできないか聞いてきた
>>33ジンの方へと足を向けた。
「僕、彼(マーク)の生きてる頃の写真みつけたヨ。…この今の世界がどうなちゃったのか僕にはわからないけと、
彼がとうして普通じゃないゾンビになたかわかる気がするヨ。
僕達はこれからとうなるかわからないけと…」
マークの足の先を片腕で持ちながら、もう片方の腕ではマークの鍵をチャラチャラと鳴らしながら僕は話を続けた。
「ところてこの人(マーク)とこに連れていくノ?」
>>14【14:30 北 イヴァン邸→東:街中】11/13
愛車(と言ってもこの島に赴任してから買った車なのでさして愛着は無い)に乗り込むと
イヴァン氏所有の高級車の運転席に座っているレニー
>>9に手で合図を送る
先ほどと同じように頑丈なイヴァン車が先行し私が後へ続く隊形となった。
周りを警戒しつつイヴァン車の後を追いながら、これから向かうモールについて自分の知っている事を思い出す。
研究所では週末は休日になるため、気晴らしに街へ繰り出す者もいたが
私はあまり外出はせずに趣味のPCゲームか研究の続きに没頭していてモールにはあまり行ったことが無く
モールの間取りついては詳しくは知らない。ただ小さな島のショッピングモールの割にはかなり大き目の
建物だと言う事は同僚から聞いていた
そういえば…医院について一つ思い出した。ホランドが以前あのモールの医院には
かなり美人の女医(名前は確か…ジェニーだったかジャンヌだったか…うろ覚えだ)が居ると言っていた。
おまけにその女医に週末ごとにアタックしていたらしく、毎回玉砕していた事は本人は黙っていたが職場では周知の事実だった。
今は亡きホランドの屈託の無い気さくな笑顔を思い出してまた少し悲しくなった、彼は今研究所の片隅で消し炭になっている
ゾンビ化しなかったのがせめてもの救いだ。その女医は彼のことをまだ覚えているだろうか…
先行するイヴァン車がまた一人のゾンビをはね飛ばした、勢いよく路肩に頭から着地した彼はアスファルトを赤く染め、倒れた体に
別のゾンビたちが群がっているのがバックミラー越しに見える。なんともいたたまれない
彼らもかつては感情を持った生きた人間だったのに・・・アレでは生ゴミをあさるハエやゴキブリと同じだ。気の毒に・・・
>>39【12:30 南:博物館】
…この博物館に赴いた動機か…?
「そうだな…お察しの通りだよ。俺の中ではまだ決着してないんだろうな…」
『私も…神父様が私たちに何を隠していたのか…何を独りで抱え込んでいたのか…知っておきたい』
カティアは縋るような、それでいて伺って来るような、何かを訴えかけてくる含みを帯びた眼差しで三銃朗を見上げた…。
流石に三銃朗も、この少女を諜報機関同士のシビアでシリアスな込み入った事情に巻き込む事は憚られたので、暫し躊躇した。
「・・・・・・・今、この状況の中で?」
『今、この状況だから…でしょ?』
…目まぐるしく三銃朗の考えは巡った。
《…確かに…今、この混乱した状況なら、第三者に隠蔽される事無く、何もかも方々に全てが保存され残されている…とも言える》
逆にゾンビパニックという事態が全てを容易におざなりにしてしまえる、とも捉える事も出来る訳で…。
それに最早自分も諜報活動的には部外者の人間だし、何よりこの少女は神父に関する”何か”事情を掴んでいるかもしれない…。
《それにこの少女の含みのある眼差し…気になる…ここは彼女の口車に乗ってみるか!》
「じゃあ…先ずは手始めに、この密閉された館内にどうやって神父が侵入したかだな」
『どうやって侵入したか?』
「ああ…この館内を人間だけが入れる様に小細工したのは何を隠そうこの俺自身だからだ♪」
『!』
「だから神父が神父が侵入したのなら別の侵入路があるに違いないという事の察しが付く!」
『・・・・・・・・』館内に入るのに苦労して、その為にゾンビの血溜まりに三度落ちて服を汚し、そのお陰で着衣の洗濯を余儀なくされ、館内は安全だと思い込み銃を手放し、その所為で神父ゾンビにのしかかられ…。
助けて貰っておいてなんだったが…カティアの心境はチョビッとだけ、複雑なものとなった…。
しかし謎はアッサリ判明した。
神父ゾンビが通ってきた隠し扉は開きっぱなしだったからだ…。
「確かにゾンビは閉めたりしないからな…」
『隠し部屋…?』
「きっと生前の行動記憶に沿って体が勝手に動いて通って来たんだろうな…正に無意識の反応によって」
>>39【12:30 南:博物館-隠し部屋】
隠し部屋には様々に島の犯罪組織や企業の動向を伺う写真、画像のプリントアウト、内部資料やディスクが散乱していた…。
「・・・・・・・・・」
『こんな仕掛けが博物館にあるなんて…』
三銃朗はデスクの椅子に腰掛けて散乱する書類の束を手に取って目を通した。
「成る程…教会のボランティア活動などに託けて、それと解らぬようにシスターや生徒等を使って色々と嗅ぎ回っていた様だな…聖職者権限ってやつか」
しかしこれは犯罪組織と企業等の癒着など告発しようと神父の義憤や正義感から内部事情を調査していたというよりは、奴等の動きを警戒している…といった内容だった。
”神父はスパイ───────?”…といった感慨をカティアも流石に抱かざるを得なかっただろう。
隠し扉の向うには果てしなく地下坑道が続いていた…緩やかな登り傾斜はあるものの、一本道だ。
そして神父が調べていた島内地下坑道のマッピング・データも入手した…。
その作成マップを見ると、どうやら博物館から通じているこの一本道の地下通路は真直ぐ教会に繋がっているらしい。
この島はそもそも、巨大な岩塩層の上に乗っかっている小島で、嘗てWIPP計画の候補地に挙って開発が進められた。
2億5千万年前に形成されたといわれる地下650mほどにある岩塩層まで掘削する岩塩排出シャフトを施設する前までの施工段階で計画は中止された。
この地下坑道は岩塩排出シャフトを施設する為に並行して造られた通用路で、高さ約3.5メートル、幅約5メートルの資材搬入用のもので、地表からそれほど深くなく、天井には電気配線や圧縮空気を通すパイプが走る。
この通用路は島の地下には縦横無尽に張り巡らされていて、ほぼ地下施設の全容だった。
そしてこの既存のジオフロントに目を付けた各企業がその後再利用したので、ジオフロントは西地区地下に集中しているのかもしれない。
「これで一つ謎が解けたな…」
『え?…何がですか?』
「神父が夜中にどうやって博物館まで辿り着いたかって事」
「俺が教会に神父を訪ねたのは深夜の0時30分頃だった…そこで瀕死の怪我を負ったシスターから神父が博物館に行った情報を得た」
『・・・・・』
《シスターヨハンナの事だ…》
>>26【14:30〜 東 1階エスカレーター前】7/13
フェイ
>>18は男
>>33を手伝って行ってしまった。せわしないな。
俺は軽く溜息をつくと、少しの間考える。
これからどうするか…このモールには充分に物資はある。それに生存者も
結構な数がいるようだ。だが…ここに立て篭もるってのはまず選択肢から
除外だ。篭城は助けがある場合にのみ有効だ。今は救助が望めない以上、
はっきり言ってジリ貧としか思えない。トラブルが起きないとも限らないし…
それに日本が…親父達がどうなったかも気になる。だけど、おそらく
帰ることはかなわないだろうな…。どこか別の場所に脱出を…
その時。「グゥゥゥゥゥ〜」盛大に腹の音が鳴った。そう言えば
朝からほとんど食ってなかったな…しかし音、デカ過ぎだろ。
少しバツの悪い思いをしながらロギューネ
>>17に
「腹が減ったから食料品売り場へ行ってくる。高級食材が食い放題だぜ。
お前はどうする?」
>>17
>>22【14:30 東:モール2F 鉄砲店】9/13
彼
>>13との電話を切ると早速準備に取り掛かった。
僕は壁に掛かっている古そうなマシンガンを手に取った。
インテリアとして飾っている物だが一応本物の銃だと店長は言っていた。
(「強盗が来たらコイツで追い払ってやる」とか言ってたっけ。)
いかにも壊れそうって感じだけど大丈夫かな?
店内を探すとこの銃のマガジンが三つあった。
他にもアッシュさん達用に弾を持っていくことにした。
荷物をリュックに詰め店を出ようとしたときにあることを思い出した。
「今日はまだ営業中の札を出してなかったね・・・」
僕は「営業中」と書かれた札を出し店を出た。
所持品:トンプソンM1(30/30)/予備マガジン(30)×3/ショットガン用スラグ弾(10)
ショットガンの弾(10)
尚、トンプソンM1を使ったレスの秒数下一桁に3,6,9で動作不良を起こしカウンター−2
修理する場合、カウンター−2
>>9【14:30〜15:00 北 イヴァン邸→東:街中〜モール】13/13
───夢を見た後の気まぐれ…微かな躊躇の気配───
全てが終わる…終わりを前に、何を見失っているのか…
…どうでもいい…
…ゾンビに溢れ地獄の様な街中を見ながら車を走らせていても、俺には何の感慨もなかった…
女子供だろうが老人だろうが、立ちはだかるゾンビ共は轢きながらモールを目指す…
…所詮、只の肉の塊だ…いや、それはこうならずとも同じ、か…
また一体のゾンビを吹き飛ばし、車はスピードを上げる───
…やがて、モールに辿り着いた。
正面入り口付近にはかなりの数のゾンビ共が集まっている…俺は車を立体駐車場の方へ走らせた。
…確か、医院は4階だったか…
4階横の立体駐車場につけると一旦車を停めて降り、駐車場とモール内を隔てる扉の前へ…
当然ながら、鍵がかかり封鎖されている…俺はゴードン
>>14に合図を送ってこちらへ呼んだ…
>>14「…確か、ご立派な金梃子を持っていたな…丁度良い…この扉の鍵を破壊してもらおう…」
…そう言うと、俺は再び車に乗り込んだ。
>>142【4:30 東:???】(12/13)
い、痛ぇ!痛ぇ…ヒィィィィアアァ!
ウォォォォオォグググ…!
アガァァァァア!ァァア!消えろ!消えろ!消えろ!消えろ!消えろ!
失せろぉぉぉお!シギャァァァァア!
(12/13)→(11/13)
…ぁぁ…痛い…血…血が出てる…血が出てるよぉ…痛いょぉ…痛いよお…痛いよおぉぉぉ!
うぇ…ぐるる…はぁぁぁ…ふぅぅ…人間…の、匂い、だ。人、間の匂い、が、する。
…どっちだ?…こっちか。…今度こそ、探り、出す。見つけ、出す。
>>39【〜13:00 南:博物館-隠し部屋】
今から12時間以上前の事…昨日の深夜から午前零時にかけて、教会は既にゾンビ被害に見舞われていた。
既にゾンビが徘徊し始めている闇夜の中、神父はどうやって博物館まで無事辿り着けたのか?…と三銃朗には不思議だったのだ。
『・・・・・・・・・・』
「つまり神父はこの秘密の地下連絡路を通っていった訳だな…」
『じゃあ、シスターヨハンナも知っていたんだわ…』
「は?…シスターヨハンナ?」
『この地下通路の事…。じゃなければ神父様が”博物館へ行った”なんて知る筈がないもの…』
「あの瀕死の重傷を負っていたシスターの事か?」
三銃朗は思い出していた…この島に来て初めて出合った人間はマネキンの様に無表情なシスターだった。
瀕死の重傷を負っており、教え子を殺害した事を静かに頬に涙を伝わせて独白した…ゾンビ化する前に三銃朗に自分を殺すように懇願した…あのシスター。
三銃朗が深く印象付けられた人物だ…もう既にゾンビ化しているだろう…。
しかし、ゾンビパニックに遭遇して教え子のゾンビに手を下すのは致し方ない事だと…三銃朗は思う。
だが、神に仕える身のシスターには耐え難い悔悛だったのだろう…か?
神父の行き先を教えてくれたのも彼女だった…つまり神父は隠密行動にも関わらず彼女に行き先を告げていった事になる。
「…とすると、俺が訪ねて来る事も神父は知っていたんだな…予め」
『…そうかもしんない…いえ、きっと、そうかもね!』
「で?そのシスターヨハンナってのは?…神父のシンパシーなのか?」
『…いえ…ただのシスターよ…。多分…。だと思う…』
カティアの歯切れが悪い…。
「…だと思うねエ…? あのシスターな、孤独に自分だけで死んでいくのを待っているかの様だったよ…確かにとても助かりそうも無かったけど、救護を自ら断って来たんだ…」
『・・・・・・・・・・・・・会ってたんですね…』
「・・・・・・・・・・死の間際にな。出てってくれって…どうも他人には死を娶って欲しくはなかったらしい…」
『・・・・・・・・・・・』
カティアの顔は見る見る悲痛なものへと変っていった…無理も無い、と三銃朗は思った。
>>14【14:30〜15:00 東:街中→モール立体駐車場4F】11/13
島内で最大の店舗の数と規模を誇るショッピングモール、かつては休日平日を問わず
買い物や余暇を楽しむ家族連れやアベック等で賑わっていただろうこの場所も
今や理性を失い貪欲な死者に包囲され疲弊した生者の最後の砦の様に私の目に映った。
ゾンビが大勢うろつく正面を避けて立体駐車場へ侵入する。
薄暗い駐車場内は何処に奴らが潜んでいるか分らない、今まで異常にあたりを
警戒しながら車を進める。レニー
>>9の運転についていくと車は4Fで停車した。
彼は下車しモールと駐車場の連絡扉を確認すると私の方に合図を寄越した。
鍵がかかっているからこじ開けろって事か・・・
私はレニーにうなずくとカナテコを抜き扉の鍵のある部分にあてがい、
てこの要領で扉をこじ開けようとしたが、なかなか開かない・・・
片足を壁につけて更に力を込める・・・やがて耳障りな金属が歪む音がしはじめ
わずかに扉が開いた、私はそれを見てニヤリと笑うとその隙間にカナテコをねじ込み再び全力でこじ開ける
さっきは警察署で空き巣まがいの家捜しをしてお次はカナテコで
ショッピングモールに押し入りと来たもんだ。随分と犯罪者っぽくなったものだな・・・
額の汗を拭ながらカナテコを隙間から引き抜き更に奥へねじ込む
扉の隙間は開いてきたが騒音も大きくなってきた、この音を聞きつけてゾンビがやって来たりしたら
たまらんな・・・鼻息も荒く扉と格闘する私の心にそんな考えがよぎった。
秒数一桁が奇数ならゾンビが2体出現、偶数ならカナテコが折れる
(代わりの武器を手に入れるまでゴードン戦闘不可)
4Fにいるプレイヤーは騒音を聞きつけ
警備室にいるプレイヤーはゴードンの姿を警備カメラで確認することができる
>>39【13:00 中央:博物館】
三銃朗はカウンタックのスペアタイヤを取り外して空いたフロントスペースに博物館から持ち出した黒色火薬の樽を無理矢理詰め込んでいた。
エンジンルーム後方のペイロードの小さいトランクにも何やら積み込む…ボンネットが閉まらず、荷がはみ出しているのを無理繰りガムテで固定する。
その包みの荷物はなんですか?という問いに、三銃朗は悪戯っぽく含み笑いをする…
「高級別荘地からギッてきたNFAクラス3ウェポンだよ…」
カティアはカウンタックに乗り込むと、感慨深か気に溜め息を吐いた。
『…神父様がこんな秘密を持っていたなんて…きっと密かに悪事を暴こうとしていたのね…』
「いや…神父は奴等の結託した悪事や違法性への言及などどうでも良かったようだぞ…。」
『え?』
調査書類にはカネコという名前が頻繁に出て来た…そういえば警察署の資料室でもこの名前が…察するに島の影の黒幕という所か…?
「このカネコという人物を神父は最も警戒していた様だな」
『私…その名前、耳にした事がある…確かシスターマリアがたまにその名前を口にしていたわ』
「シスターマリア?」《ヨハンナとはまた別のシスターかよ…》
『昨夜、神父様はシスターマリアにある事を託けたの…』
「何?…どんな事を?」
『シスターマリアはその晩、寄宿生徒を連れて、天体観測に行っていたのよ。だから帰りは夜明け近くだったのじゃないかしら…』
「天体観測ぅ〜?また随分と、タイミングがいいな…出かけていた間、教会はゾンビに蹂躙されていた訳だしな…」
『でも前々から決まっていた行事よ。本当はシスターヨハンナが引率する事になっていたんだけれど、神父様が急遽、シスターマリアに代行させたのよ』
「・・・・・・・・・・・・・?!」
物凄く引っ掛った。何かありそうだな…。
ともすると神父はシスターマリアを使って様々な事を探らせていたのかもしれない…という憶測だ。
そして三銃朗は改めてその後に起きたカティアの言う”狼人間とマリア殺害後の惨劇”をカティアから聞かされた…。
カティアの語る狼人間の印象に思い当たる人物がいた。
《…ふっ、まさか…な》
兎に角、天体観測が出来るという自然観測所に向かう事にした。
>>9【15:00 東:モール〜小児科医院前】13/13
…ゴードン
>>14の金梃子は甲高い金属音を立てて折れた…が、扉をこじ開ける事には成功した様だ。
俺はゴードンに扉を開いてモール内に入る様指示すると、扉スレスレに車をつけ、運転席のドアを扉の正面に位置させた状態で停めた…
横からは人間一人も入れない程に…しかし、運転席のドア正面は扉の奥まったスペースがあるぶんゆとりがあり、尚且つ扉も開かれている事で、車のドアも開けて降りモール内へと進入できる…後は車のドアをロックしておけば、俺が管理する即席の通用口となるという寸法だ…
俺はナイフを抜くと、ゴードンに手渡す…
>>14「…2階には後で寄る…その時にホームセンターででも新しい金梃子を調達すれば良いだろう…それまではそいつを貸してやる…」
…幅もあり歯渡りも大きく、ゾンビ相手にも充分な殺傷能力を発揮する筈だ…使い方次第、だが。
廊下に掲示されている見取り図を参照し、小児科医院の前に着いた…が、扉は固く閉ざされている…
俺は扉に注意深く聞き耳を立ててみる…
…声…愚痴る様な、ぼやく様な…そして、嚥下音、何かが当たる澄んだ音…
恐らくは、人間だろう…さほど慌てた様子もないところを見ると、此処はまだ安全らしいな…
俺は小さくドアをノックした…
「…開けな…患者だ…」
>>39【13:00〜13:30 南:博物館→中央:移動中】
「…なあ、なんでカティアは一緒に天体観測に行かなかったんだ?」
カウンタックで自然観測所へ向かう車中、助手席に窮屈そうに体を押し込めた三銃朗はステアリングを握るカティアに何の気なしに訊いた。
カティアは答えなかった…。
『・・・・・・・・・・・』
口を噤んでしまった。
「?」
天体観測の引率が土壇場でシスターマリアに代行される事になり、居残る生徒が少なからず出てきたのだという…。
『ねえ、三銃朗サンはどうして私を助けてくれるの?』
「は?…カティアを助けるのは当たり前の事だろ」
不意に訪ねられ三銃朗は当惑したように答えた…。
「相手にも拠るだろうが、誰だって窮地の人間は放って置けないものさ。自分に助けられるかどうかとか、自分の身を危険に晒してまで…となると、そりゃあ微妙だが、普通は目の前で人命に関わる様な窮状は見過ごせないのが自然だろ?」
『…自然・・・かぁ』
一拍置いて、徐にカティアは語り始めた…。
『シスターヨハンナも私を命がけでゾンビから守ってくれたわ…』
「・・・そうか・・・そうだったのか・・・」
《…それで。カティアを救おうとしてゾンビ化した教え子を止む無くその手に…》
三銃朗はシスターヨハンナの慟哭の深さと、懺悔の意味する所を理解した──────積りになっていた…。
カティアは気分を取り直す様にニコリと笑顔を作って三銃朗の方に顔を向けた。
『ねぇ、私ばっかり…三銃朗さんの事も何か聞かせてください』
屈託無く言うカティアに、今度は逆に三銃朗の方が言葉に詰った。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
三銃朗は黙りこくってしまった…。
カティアはちょっと拗ねたリアクションを取ったが、空気が切り替わればそれで良かった様だ。
それからも、車内での取りとめも無いカティアの身の上話に対し、三銃朗は自分の話を一切したがらなかった…。
ヤクザ者故、聞かせられる身の上話など在り様が無かったのだ。
>>17【14:30〜 東 1階エスカレーター前】7/13
(ロギューネ)後ろにいたのは
>>26アモン君だった。
僕は
>>26彼を確認できた後も銃を構えたままだったのに
言われてから気づき、それを下ろした後で頼んでおいた装備を受けとった。
そして空のハンドガンに弾丸を装填し、弾丸をポケットに収めていくと、
ある事に気がついた・・・・・・ポケットに入りきらない・・・・・・
さきにスラッグ弾を全てポケットに入れてしまったために
ハンドガンの弾が一発もポケットに入らなかった。僕は仕方なく
「
>>26アモン君、ハンドガンの弾を預かってくれないかな?
ちょっと持ちきれないみたいだ。後でまた返してもらう事にはなりそうだけれども
いいかな?あぁ僕は今度こそ警備室に行くよ。ファレストのことが心配だからね。」
そう聞きながらハンドガンの弾の箱を食品売り場に行こうとしている
>>26アモン君に
ギャンブルで勝った時に使う微笑をしながら差し出す。
受け取ってくれるだろう・・・・・・捨てるなんて持っていないことは
>>26彼もしたくないはずだしね。
『CZ75 0/15→15/15 ショットガンの予備弾(スラッグ弾)20発をアイテム欄に追加』
>>142【5:00 東:???】(11/13)
畜生、ふとももが痛ぇ…体中、あちこちが痛ぇ…痛ぇ…。しかぁし!オレはトカゲ。切られた尻尾は再生するっ!
オレはトカゲ。四ツん這いになって『匂い』を辿るぜ。こっちか。…痛っ。なんだ?何かにぶつかったぞ。
…今度はぶつからない。
えー、と。こっちか。スンスン。下、の方だな。段、差があるみたいだ。降りる。降りる。えへへ、探検家になった気分だなぁ〜。降りる。降りる。さぁて、段々と『匂い』に近くなって来たぞぉぉぉ
【書き込み秒数下一桁が偶数なら少女と出逢う。奇数なら少女と『強烈な臭い』と出逢う】
>>142【5:30 東:???】(11/13)
さぁて、人間様の『匂い』が濃くなってきましたぁぁぁあ!あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!やった!人間だ!
まだ見つけてないがね。待っててねぇ。待っててよぉ。今行くからねぇ。…おい。なんだ、この腐れたドブ川みてぇな臭いはよぉ。鼻が曲がるってもんじゃねぇぞ。鼻が腐れて地面に落ちちまうぐれぇ臭ぇ。こいつは窒息死もんだ。
「きゃぁぁああ!」
!
人間の、それもガキの声だ!でも、畜生!この強烈な『臭い』のせいで人間の匂いがわからねぇじゃねぇか!
畜生!まだ邪魔しやがるか、この豚小屋野郎が!鎌!鎌で切り刻んでバラバラにしてやらぁ!
【交戦 『強烈な臭い』3/3※一つと戦闘を行います。難易度3※この戦闘では難易度修正の影響は受けられない。
2、6が出たら『強烈な臭い』のカウンターを−2、それ以外は『強烈な臭い』のカウンターを−1、自分のカウンターからも−1】
>>39【13:30 博物館→中央:自然観測所】
山の中腹にある自然観測所が見えて来た。
神父が博物館に行ったのは指輪を取りに行く為だったのは明らかだ。
三銃朗が指輪を取りに来る事を神父が事前に知っていたという事は、神父も組織の工作員という事だ…。
恐らく神父自身、自分がどんな組織に属し、指令者たるケースオフィサーが何者であるかその正体すら知らなかったのではなかろうか?
これは指令系統を手繰られない為に通常、諜報機関が執る組織構造のヒエラルキーだからだ。
秘匿項目の最深部、(防諜措置の終端)たる「山羊の指輪」を預かる神父にしても一介の末端エージェントに過ぎないという訳だ。
《となると神父の組織はDIA(国防情報局)かはたまたCSS(中央保安局)か…NSB(国家保安部…FBI傘下の国内向けCIA)って事はなかろうが…》
神父の主が米国諜報機関とは必ずしも限らんだろうが…神父の行動原理や、昨晩の不可解な行動の理由を探っていく…。
「何か引率を突然シスターヨハンナからシスターマリアに変更した理由がある筈だ」
自然観測所に着くとその理由は三銃朗の中で大きく確信を深めていった。
自然観測所の近くにFBIかCSSの現地オフィスがあると睨んだからだ。
閑疎な場所にも関わらず、交通の便が整い、しかもすぐ引き払える、外からは良く判らず人目に付きにくい場所…。
《ゾンビパニックで警備シフトが機能していない今ならすぐに所在地が判明するだろうな…》
シスターマリアをここへ向かわせたのはやはり神父の差し金だったという事か?…或いはその逆で、神父の周辺を探っている諜報機関のアセットがシスターマリアだったと言う事か?
《何れにしろ、隠れオフィスに踏み込んで見れば何某か掴める筈さ…》
三銃朗はカティアを引き連れて辺りを捜索した。
自然観測所の横にはロメロ川が流れていて、研究所から少し下流に下った滝に電気を得る為の無数の発電機が取り付けられている。
停電しても観測機器を動かせ続ける為の供給元だ。
巧妙に樹木や景観にカモフラージュされて一見、外からは判らなくされているが、案の定、その発電施設の周辺にヒッソリと灰色の建物が建っていた。
隠れオフィスは存在した…。
「ビンゴ!」
『ビンゴ…?』
カティアは不思議そうに鸚鵡返しに繰り返した。
>>14【15:00 モール立体駐車場4F→2Fホームセンター工具売り場】11/13
後ちょっとで扉が開く・・・渾身の力を込めてカナテコを起こす
次の瞬間持っていたカナテコがへし折れ、それまで自分が扉にかけていた
力の反動で床に尻餅をついてしまった。まったく今日は厄日だ
明日は酷い腰痛になるに違いない、もっとも明日を迎えられればの話ではあるが・・・
モール内に全員が侵入することに成功したが、私の唯一の武器が無くなってしまった
折れたカナテコを情けない表情で見ていた私にレニーが大ぶりのナイフを渡しながら
医院に向かってる間に武器を調達してこいと言う、私はレニーに礼を言い再会を約束すると
館内見取り図を観てから2Fのホームセンターに向かった。
どうか生きてる人間にだけ会いますように・・・そう心の中で唱えながら
結局私は生者にも死者に会わずにホームセンターにたどり着いた。
さて、工具売り場は何処かな・・・
所持品:カナテコ(破損により破棄)空の銃0/10 薬箱3/3 袋入りドーナツ×3
にレニーからナイフ譲渡で4/8
>>39【13:30〜14:00 中央:自然観測所→北:イヴァン邸】
捜査当局の隠れオフィスに踏み込むと中は雑然としていた…警察署と似たような惨状だが、カティアはちょっと息を呑んだ…。
三銃朗はPCには目もくれず、捜査資料の書類を物色し始めた。
何が何やら解らなかったかったが、カティアも釣られて取り合えず、三銃朗が無視したPCを立ち上げる。
ネットで手に入る世界的なゾンビパニックの一般情報がカティアの目に飛び込んで来る。
しかし二人が探している手掛かりはそういった現状把握の情報ではなかった。
「あった!…これっぽいな…どうやら」
捜査員、個人が報告書に纏める前の手書きの書類…参考資料などのファイルだ。
それから得られた断片情報はシスターマリアがカネコの愛人だという事だった。
カティアは”愛人”というキーワードに何やらとてもふしだらな印象を受けたようだが、三銃朗は考え込んでしまった…。
《シスターマリアはカネコに色仕掛けで接近していった潜入捜査官って事?…それとも…?》
兎に角、カネコとマリアの線は繋がった…後はカネコが何と関係しているかだ。
『教会とマフィアが何か繋がりがあったら嫌だなあ…』
カティアはそうぼやいたが、三銃朗には思い当たる節があった…今朝の装甲リムジンのカーチェイスだ。
今朝の西地区でのマフィア同士の取引…。
それにDEA(米国司法省麻薬取締局)の勇み足だったのか、横槍だったのか、地元警察と連携した大掛かりな捕り物…。
実際の所は何を取引していたのだろう…?
普通、警察の包囲を突破して装甲リムジンで逃走劇を強行するなんて、幾らなんでも麻薬取引くらいではしないだろう…。
あのカーチェイスをずっと追跡して炎上するまで見届けていた三銃朗が唯一、装甲リムジンを見失ったのは、北地区の高級住宅街の一角だった。
その辺の状況証拠を示唆するイヴァン邸の見取り図や地下施設と重なる地形関係も当局の報告書は調べ上げられていた…。
必死に守った荷をむざむざ燃やしてしまだろうか?…途中で車から卸したと考えるのが定石ではないだろうか?
《…矢張りイヴァン邸か》
「それじゃあ、そろそろ借りたカウンタック・レプリカを返しに行くか…」
そういって三十朗はほくそ笑んだ…カティアはキョトンとしている。
>>142【6:00 東:???】(11/13)
『ダァン!』
ん?…う、うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!
痛ぇ!痛ぇ痛ぇ痛ぇ痛ぇ痛ぇ痛ぇ痛ぇ痛ぇ痛ぇ痛ぇ痛ぇ痛ぇ痛ぇ痛ぇ痛ぇ痛ぇ痛ぇ痛ぇ痛ぇ痛ぇ痛ぇ痛ぇ痛ぇ痛ぇ痛ぇ痛ぇ!!!
【PC(11/13)→(10/13)】
痛ぇよぉぉぉぉ!うぇぇ…これ、この、この痛み…鉄、砲、か。
畜生。消してやる。絶体消してやる。絶っ体に消してやる!
ぐうぉぉぉぉぉ!!
[強烈な臭い(3/3)→(2/3)]
【引き続き戦闘。2、6が出たら『強烈な臭い』のカウンターからマイナス2。それ以外なら自分のカウンターからマイナス1して、『強烈な臭い』のカウンターをマイナス1】
>>142【6:30 東:???】(10/13)
『ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙……』
どさっ。ぎゃはははははははあっ!
かっきった!かっきった!くーびーをかっきった♪ざまぁかんかん!ぐふっ、ぐふっ。
オレ、オレの勝、ち、だ。オ、レ、は、無、敵……だ
[『強烈な臭い』を根絶]
はぁ、はぁ、はぁ…疲、れた…ちょっと、休、憩…
【秒数の一桁目が9だったら3時間経過&カウンターをプラス1。それ以外は3時間経過】
>>20【15:00 東:モール/2階駐車場連絡口付近】12/13
ハルキと一緒に壁に座り込んでバリケードの監視を続ける。といっても二人とも派手に動ける状態ではないのでそれ以外することがないのが真実だ。
疲労がたまっているらしくハルキは座ったままあまり動かない。二、三言葉を交わしても会話は続かず後は黙ってバリケードを二人で見つめていた。
「…」
体がだるいがまったく動かないというわけにもいかない。立ち上がり軽く体をほぐしながら連絡口付近をぶらぶら歩く。ゾンビどもはこちらにはもう来てないようだ。
ふと監視カメラが気になりカメラの前まで来てみた。といっても特にすることもなく…俺はカメラの前に立ち尽くしていた。腰に手を当てて澄ましてみるがカメラにコミュニケーション機能はなく当然反応はない。
「流石に…暇だ」
どかっと座り込むと俺はカービンをいじり始めた。
>>142【9:30 東:???】(10/13)
……いつからだろう。大分の間、オレは「俺」じゃなかった。今、やっと真の意味で覚醒した、と言うべきか。相変わらず視界は闇に閉ざされている。
ここがどこか、どうしてまた、冷静な思考力を取り戻したのか。なにもかもが謎に包まれたままで、もうどうでもよくなってきた。
何人もの人間を殺してきたみたいだ。体中、血と汗と泥で汚れてる感触がする。とても不快だ。
いっそ死にたい…
「おじちゃん…大丈夫?」
残念ながら俺はもうダメだ。閉店しちまってな。他をあたってくれ。
「おじちゃん!」
>142「んっ…」
この声は…なんで子どもなんかの声がする。もうやめてくれ。何も考えたくない。いっそあのまま狂ったままにしといてくれ。
「おじちゃんってば!」
>142「や、め、ろ…」
俺はもう死にたいんだ。放っておいてくれ。
「ねぇ、おじちゃんってば!外で何があったの?」
>142「…うぅ…」
「いきなり、電気が消えて、ママとパパが喧嘩を始めて…」
>142「あぁぁ…俺は…俺は…」
「ママが、怒鳴ったの。そして…ママが何をしたかは知らないけど、パパが叫び声を上げて、それから静かになって」
>142「やめてくれ、やめてくれ」
>>142【9:30 東:???】(10/13)
>142「いやだ、いやだ…」
「それから…それから、ママの叫び声がしたの。それで、私、恐くなって…地下室に逃げて来て…ねぇ、何があったの?」
>142「やめろ!やめろ!やめろぉぉ!」
「なんでママが鉄砲もってあたしを撃とうとするの!?」
>142「やめろぉぉぉぉお!!」
「おじちゃんが…ママを殺したの…」
>142「………」
「でも、そうしないとあたしがママに殺されてたわ」
「おじちゃんがあたしを助けてくれた」
「ねぇおじちゃん、外はどうなってるの?」
>142「……化け物、だらけだ。島中、化け物であふれてる」
俺は、やっとまともな言葉を口にした。諦めが勝ったのか。まだ、人間と喋ることを望んでいたのか。それはわからない。だが、俺は自分の知り得る全てのことをこの少女に語った。
目の見えない俺がわかることなんて、たかが知れてる。だが、今、この島を襲っている事件の大まかなこては把握できている。
おそらく、全ての島民の気が狂ったのだろう。誰も彼もがあちこちで猟奇的な殺しあいをしている。
>>142【9:30 東:???】(10/13)
情緒不安定でパニック症候群持ちの俺は、本土からこの島の精神病院に移送中だった。今着ているラバースーツは、精神病院お手製の拘束着みたいなものだ。
実際着てみるとわかるが、非常に窮屈だ。
で、俺の乗っていた護送車は暴徒と化した人間達によってあっさりと横転させられたわけだ。俺は自力でそこから這って出るとがむしゃらに逃げ回った。
で、暴徒どもを殺しまくって今に至ると。
「…これから、どうするの?」
俺に聞くな。一応精神異常者だ。
>142「…逃げる。それしか道は無いだろうな」
俺は何を言っているんだろうか。そんなの無理だ。今まで俺が生き延びてこれたのは気が狂っていたからだ。じゃなきゃ人を殺すなんてとてもじゃないが無理だ。
>142「ここから一番近くて高い建物は?」
おい、待て、俺。
「ショッピングモールが一番近いよ。高いし」
>142「そこで救助のヘリを待つ。これ程の異常事態だ。お偉いさんも黙っちゃいないだろ。救助ヘリの一機や二機飛ばしてるはずだ」
死にたいんじゃなかったのか、俺。
「…もし、ヘリが来なかったら?」
>142「橋を渡ってでも島を脱出する」
…どうかしているぞ、俺!また狂い始めたか!
>>142【9:30 東:???】(10/13)
>142「そこまで行くぞ。俺は目が見えない。誘導してほしい」
本当は死にたいんだろ?もう人間と関わるのはごめんだったはずだ!
「うん、わかったわ。おじちゃん、手を出して」
どうして、こんなガキと一緒に島を脱出なんてこと…どうしてだ?もう、人間とは関わらないと、そう、決めた。その末の狂気だろう!?何故?
…もう、いい。考えるのはやめだ。この葛藤は、無意味だ。本能が、土壇場で生存本能が理性を勝ったとでも解釈しよう。
>142「有難う。しかし…何故、俺はまた正気を取り戻したのか…」
俺は、そうひとりごちると何気なくラバースーツの物入れに手を突っ込んだ。そして、錠剤の包みを取り出した。なるほど、感触だけでもわかるが包みが開かれ、3個あったはずの精神安定剤が2個に減っている。
>142「お嬢ちゃん、俺の薬をどうしたんだい?」
俺は少女に聞いた。
「おじちゃんが気を失ったときにね、何かお薬無いかなって探したの。そしたらおじちゃんのポーチにそれが入ってたから…効くかなって思って…」
やはりか。これもまた、運命の悪戯か。
>142「お嬢ちゃん、いくつだい?」
「10歳よ」
【持ち物 精神安定剤3/3→2/3】
>>39【14:00〜14:30 中央:自然観測所→北:イヴァン邸】
イヴァン邸に着くと、正面玄関には回らず、直接カウンタックの車内リモコンでガレージのロックを解除する。
カティアはガルウイングを開いてお尻を半分乗り出した姿勢でバックさせた…所謂、カウンタックリバースだ。
後方視界がゼロに近いカウンタック独特の車庫入れ法だが、レプリカはATなのでクラッチとアクセルを操作してバックする訳ではないので、本物程難しくはない。
跳ね上がったガルウィングの隙間から道端にチラリと何かを見つけた…。
振り向くと、不意に道の傍らに水牛の様にズングリとした大きなオフロードバイクが停まっている事に気付いた。
カウンタックから降車すると、カティアは吸い寄せられる様にオフロードバイクの方に近付いていった…。
『…コレよく見ると、教会の敷地で見覚えがある様な…無い様な。』
そしてバイクに近付くと地面に銀色に光るものを見つけた…銃だ!
拾い上げると、それは神父様の彫ったエングレーブの入ったパーカッションリボルバーだった。
『なんでこんな物が此処に…?』
カティアは不思議に思ったが、三銃朗がリボルバーのシリンダーを二対持っていたのを思い出した。
この銃には、あと4発残っている。
三銃朗はインターフォンでイヴァンに来訪した事を知らせた…入宅の許可など最早必要なかった。
《兎に角、もう一度会って行くか…。》
カティアを引き連れ、最早”勝手知ったる”イヴァン邸内に入る。
イヴァン邸を監視していた当局の隠れオフィスで、邸内の見取り図は既に手に入れ、恐らくイヴァン氏当人よりも把握しているではないだろうか…?
《盗聴器の位置とか…な》
そしてイヴァン氏も何も知らない、ここら辺の地下は何処かに繋がっている…。
イヴァン邸の近辺で消えた装甲リムジンは、この島の地下に縦横無尽に走っている地下通路を通って、この行き止まりの道の雑木林の向こう側に抜け出たのではないか…?
カネコと教会、マフィアとの癒着と、今朝のカーチェイスの真相…例えイヴァン当人が預かり知らぬ事でも最早、三銃朗にしてみれば、同じ穴のムジナでしかない。
三銃朗とカティアは居間に向かって邸内を進んでいった…。
>>39【14:30 北:イヴァン邸】
今、この銃にはフラットなマットブラックのノンフルーデッドシリンダーが装着されていた…2発発砲した跡があり、あと4発残っている。
何故、そう思い立ったのか当事者にとっては不可思議だったのだろうが、カティアにしてみれば、もしかしたら何か予感めいたモノがあったからかもしれない…。
…あのパーカッションリボルバーを拾い上げた瞬間に…。
これまでは、リスクや理屈に則った行動が裏目、裏目に作用して働いてたみたいな気がする…。
《シャーマンだった祖母の様に感覚に判断を委ねて行動してみるのもいいかもしれない…》
と、カティアの中で何某かのスイッチが切り替わっていたのかもしれない…。
人は倒錯する…。
人はその昔より狩猟によって生き延びてきた記憶が本能的な深い部分に刻み込まれている。
攻撃衝動とか闘争本能とかはこの部分から発せられる。
やがて人は家畜を飼育するようになる…狩猟本能の次に深く刷り込まれてきた人類の記憶だ。
しかし人間は他者或いは他種に対し共感を示す動物でもあり、ともすると食料目的の為に飼育していた筈の家畜にまで情を移してしまう自己矛盾を抱えている生き物だ。
やがて人類が農耕を営む様になると、人の間には貧富の差が生じ、権力構造が生まれていった…。
この権力構造は差別を生み出し、戦争や侵略、支配階級民族が博愛精神を示しつつも、被支配階級民族を家畜視する事で治めて来た…という倒錯と矛盾が人間の歴史と見る事も出来る。
…カティア」の祖母はネイティブアメリカンだ…そういう類の話は幼い頃より彼女は皮膚感覚で理解して来た…。
人は倒錯する…。
>>16【14:30〜15:00 東:モール/3階警備室→2階駐車場連絡口付近】9/13
「まずこれから・・・!!」
頭が割れるような痛みがまた襲ってくる。くそ、こんなときに。
【秒数が奇数ならカウンターマイナス1。偶数ならカウンターマイナス2】
警備室に引き返して頭痛薬を一包飲んでからまた部屋から出てくる。
「私は2階の
>>20デイヴたちに脱出の事を伝えてくる。彼らがどうするかは分からないけど
とにかく行ってみるから。先に屋上に行ってて」>>all
早足でエスカレーターを駆け下りて、さっきの通路へと向かった。
握り締めた斧をひどく重く感じる。というよりも、体全体が重い。
・・・ギリギリだな。
通路は驚くほど静かで2人ともどこかへ行ってしまったんじゃ思うほどだった。
しかし角を曲がると2人の姿が見えてくる。どうやら暇を持て余していたらしい。
無事でなによりだ。
デイヴは銃を弄っていたが、私がある程度近寄るとすぐさま顔を上げた。ハルキも同様だ。
「今からここを脱出しようと思うんだけど・・・一緒に来ない?」
>>20
>>26【14:30〜 東 1階エスカレーター前→食料品売り場】7/13
ロギューネ
>>17は俺にハンドガンの弾を預かっていてくれと言った。
別に断る理由もないし、いいだろう。
「わかった、預かっておく。でも、もし使っちまったら勘弁してくれよ。
メシを食ったら俺も警備室へ行くから、そこで落ち合おう」
>>17 そう言って、俺は弾を受け取り、ポケットに突っ込む。
【所持品追加 ハンドガンの弾15発】
それから、食料品売り場へと向かった。モールの規模が規模なだけに、
そこは相当に広かった。食材もいいものが揃ってる。フェイ
>>18がいれば
豪勢な料理を作ってくれただろうなぁ。そんな事を考えていたが、ここは
おとなしくショーケースに並んでいたサンドイッチを頬張る。
久しく食べ物を口にしていなかったからか、実に美味い!俺はサンドイッチをいくつか
食べ、オレンジジュースで流し込んだ。ようやく人心地ついた気分だ。
その時…「ガシャーン!」という音が響き渡る。俺は反射的に音がした方向を見た。
どうやらバックヤードの方からのようだ。もしかしてゾンビか?
俺は肩のライフルを手に持ち替え、銃剣を着剣した。程なく、バックヤードへの
扉が開き、中からゾンビが姿を表した。数は2体か。やれやれ…
【ゾンビ2体との戦闘 難易度1 バヨネット戦(格闘系+得意武器+得意行動)の為
難易度修正3 3,5,7以外で成功 失敗の場合はカウンターマイナス1】
>>29 東:モール 警備室→通路 14:30 13/13
>>13アッシュさんと
>>12アイスさんと一緒に屋上を目指す
さっきから
>>12アイスさんの視線がチラチラと合う。
その度に私は首をかしげる、この人、どこかでお会いしたかしら・・・?
階段に足をかけたそのとき、近くの部屋から大音量でラジオが流れた
『ランカお嬢様〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜』
名前を大声で呼ばれてビクリと、私は立ち止まる。
ランカ「ウォ・・・ウォルター?????」
>>13アッシュ「な、なんだ?」
ランカ「ファレイヤード家の執事、ウォルターの声だゎ。」
その声は近くの小さなスタッフルームから流れた。
扉を開けるとラジオが1台と・・・ユラリと立ち上がる1人の男性がいた。
『この放送は島全体に流れるようになっております! この島にはファレイヤード財閥のご令嬢
ランカ・ファレイヤード様がおられます! もし、この放送を聴いている方のお近くにお嬢様がおりましたら
守り抜いていくださいませ〜! お嬢様を守り抜いていただいた方にはお礼として100万ドルの報酬を
ご用意しております! ランカお嬢様〜〜〜どうか、どうかご無事で! 我がファレイヤード家私設軍が
今、島に向かっておりますぞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
ランカ「は・・・ははは・・・。」
恥ずかしい・・・なんて事を言ってるのかしらウォルター・・・。
ランカ「ん?」
さっき視界に入った男性がユラユラとこっちへ向かってくる。
ランカ「ひぃぃ!!!」
男性の顔は半分崩れていて虫が沸いていた。
まさか、この人が・・・ぞんびって人???
*ランカは戦闘行為が一切できない、
>>13アッシュさんか
>>12アイスさんがランカを救わない限り
ランカはの運命は大きく左右する。
邪魔すんなよ
ウゼー
自分が正義だと考えてんのか?
氏名: トッド・コーンウェル
系統: 特殊系(射撃、格闘)
○ 使用だけなら火器全般の使用が可能。主にライフルを扱う。
○ チームリーダであり、状況を冷静に判断する。
○ 合気道と空手をある程度習得している。格闘は主に徒手空拳
性別:男
年齢:36歳
体格:176cm 76kg
性格:温和、怒りにおぼれないタイプ。新しい物を嫌わないタイプ。
職業:米海軍軍人、SEALsチーム3 叩き上げの少尉
容姿:帽子、海兵隊新型迷彩服、ベスト(ベルトキット、ポーチ類装着)、バックパック、レッグ
ホルスター、ニー/エルボーパッド、ブーツ
趣味:家庭菜園でトマトの成長を見守ること
特技:ライフルによる射撃
所持品: (武器)
M14SOPMOD+ACOG中距離サイト+ライト(18/20)
SIGP226(16/15)、ナイフ
(その他)
M14予備マグ×2、PVS14暗視鏡、発煙筒、水1g/MRE(レーション)2パック
(非重量物)
小型無線機、携帯電話
備考:16年前に海軍に入隊。3年間イージス巡洋艦において勤務した後に海軍特殊部隊の選考プログラムの
BUD/Sに参加し、これを通過。以降ソマリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、イラク等での作戦に参加。
数少ない休暇は家族とともに過ごす。
今回の騒動が起こる直前からイラクでの作戦のために海軍艦艇に乗艦待機していた。
その為、被害を被ってはいないが家族の安否が不明で彼の最大の心残りである。
ゾンビの発生から2ヶ月程の間作戦等は無かったため、ゾンビに関連した作戦は今回が初めてである。
今回、救援を開始するために島の短時間の偵察任務に赴いていたが撤収時の事故によって島に取り残された。
俺がマジで切れる前にやめておよ
何が気に入らないのか知らないけど言いたい事があったらちゃんといえ
言いたいことも書かずに文句ばっかり言うな!!
>>39【14:30 北:イヴァン邸】
居間に向かいながら、カティアは重々しい口調で、言葉を搾り出す様に告白した。
『私…シスターヨハンナが居残った寄宿生を殺害する所を見ちゃったの…』
嗚咽交じりに上ずった口調…かなり深刻な面持ちだ…唇が戦慄いている。
「…そりゃあ…。でも、ゾンビから他の人を守る為の不可抗力じゃないか…カティアだってゾンビを撃つだろう?」
『…違うの』
カティアは偶然にもヨハンナが寄宿生の一人を殺害する現場を目撃してしまったのだという…ヨハンナはカティアに見られた事に気付いていた。
そしてカティアの次の言葉は三銃朗に強い衝撃を与えた!
『シスターヨハンナは生きている人を殺しちゃったの…その人はゾンビになっちゃったわ!』
「──────────!!」
三銃朗は我が耳を疑わずにはいられなかった…衝撃が五体を駆け巡った…意味が解らなかった!
「…誤って殺したと言うのか?…事故??」
カティアは目に涙を溜めて頭を振った…大粒の涙が零れ落ちた。
三銃朗は混乱した…教会で何が起きていたのか全く理解出来なかった…。
教え子を手に掛けて、それを悔いて、自分を殺してくれとまで嘆願して来た人物の所業とはとても思えず、シスターの人物像が大きく揺らいだからだ。
しかし、それは実際に目撃したカティア自身ですらそうなのであろう…未だに目撃した現実を受け入れられず、どう受け止めて良いか判らずに困惑している…。
居間へ続く回廊を進みながらカティアの懐述は扉の前まで続いた…。
>>39【14:30 北:イヴァン邸】
シスターマリア殺害以後の死の連鎖同様、ヨハンナによって殺された生徒はゾンビ化し、次々と死を連鎖させていった。
そして、とうとう追い詰められたカティアが学友に襲われそうになる間一髪の所で、何故かヨハンナはカティアを助けてしまっていた…。
その為に負った瀕死の重傷だったそうだ…自分の罪業の唯一の目撃者たるカティアを救う事が彼女にとっての贖罪だったのか?
矛盾した行動─────────。
シスターヨハンナはカティアに自分から離れ、隠れる様に言ったという…ゾンビ化した後の自分から逃れる様にと…。
三銃朗にも俄に信じ難い衝撃的な真実だった…!
人は瞬間的に倒錯する…。
人は倒錯によって殺人を犯す。
殺意を向けた瞬間、或いはその直後から、殺害対象を自分と同類の人間と見なさなくなるのだ。
人を人間扱いしないという矛盾に違和を覚えないという心の機微は所謂、倒錯という事になる。
このことは人が常に倒錯する精神性を孕んでいる事を物語っている。
人が人を殺める場合は凡そ3通りに分けられる…。
使命感やイデオロギーを帯びて人を殺す場合…。 怨恨で殺す場合…。 そして倒錯した場合…。
ゾンビを撃つのはイデオロギー…。
振り返ればカティアはこれまで、あの時の惨劇以来、ゾンビを撃ちながら常に殺人の道義性について考えさせられていた…。
─────────そして、居間に入るとそこにレニーが居合わせた。
カティアがこの男(レニー)に銃口を向けるのは怨恨からなのか…?
礼拝堂に現れたあの時の禍々しい狂気の表情を脳裏に焼き付けられていた…!
この男(レニー)はシスターマリアを怨恨から殺害した様だったが、冷笑していた彼の精神面は明らかに倒錯していた…サイコパスでなければ。
つまり殺害対象に無慈悲に殺意を向けるのは相手を人間視していないという事だ…害虫を踏み潰すが如く。
但し…猟奇殺人鬼など、精神の深い部分で先天的に他者との共感を覚えられない精神病理気質者の心の闇は計り知れないが…。
…怨恨は連鎖する…カティアは倒錯しているのだろうか?…この高ぶる感情は己を見失っている証ではないのか…?!
>>221【14:30 南西 海岸付近の街】13/13
「何てこった・・・、生き残ってしまった」
それは1時間ほど前のこと。
四方からゾンビがやって来ている。かなりの数だ。
4人で全周防御をしているが、じきに弾が切れて餌になるのは明らかであった。
「トッド!もう駄目だ!!ボートまでたどり着けない!!」チームの機関銃手がLMGを連射する。
残りの弾薬がもう殆ど無くなっている。
「パトリック!ジョージの足は?」チームの無線手が高いところから落ちて負傷していた。
「駄目だ、折れている」銃を構えたままのジョージの足を見る。苦痛に顔をゆがめている。
「ジョージを抱えてこのまま西へ逃げきろ!全火力をそっちへ向けて退路をつくれ!俺は囮になってあっちへ行く」
PDAのマップで確認すると狭い通路を抜けて広い交差点へ抜ける道がある。
「トッド!?」
「マック、俺のカミさん見つけたら・・・頼んだぞ。こっちだ!来い!」大きい動作をして狭い通路の方へ走り出す。
「クソ!トッド!・・・撃て!撃て!逃げ切るぞ、リーダーの命を無駄にするな!!」
強引に群れを突っ切り通路の方にたどり着く。幸いどこも噛まれていないが、5分ほど進むと思わぬところで転んだ。
すぐに起きあがるが、後ろのバックパックが建物のパイプに引っかかって動けない!
バックパックを外したものの、ゾンビはすぐそこまで来ている。
中からクレイモア地雷を引っ張り出してコードを刺すと、設置もせずに投げてそのまま這うように2m程進み爆破させた・・・。
すると、予想以上にもろかったのかアパートの一部が奴らの上に崩れ落ちた・・・。
結果として生き残ってしまったが、迂回してボートまで向かったもののチームはすでに島を離脱していてボートはなかった。
すでにかなり遠くへ離脱したようでチーム間のトランシーバーも通じない。
バックパックも先ほど吹っ飛ばしたので持ち物は少なくなった。
・・・。
どうしろって言うんだよ・・・。
とりあえず、他の生存者を捜そうと思い立った時、島中に放送が聞こえた。
【秒数の一桁目が奇数だったら東へ、偶数だったら北へ】
>>221【14:30 南西 海岸付近の街】13/13
とりあえず、所持品を確認する。
所持品: (武器)
M14SOPMOD+ACOG中距離サイト+ライト(18/20)
SIGP226(16/15)、ナイフ
(その他)
M14予備マグ×2、PVS14暗視鏡、発煙筒、水1g/MRE(レーション)2パック
(非重量物)
小型無線機、携帯電話
何てこった、PDAはぶっ壊れている。持ち物はかなり減ったな・・・。
とりあえず、人口が多い分ゾンビも多そうだが生存者もいるかもしれない北の住宅街へ向かうことにした。
>>39【14:30 北:イヴァン邸】
『アナタの所為で、私の6人のルームメイトはゾンビ化したシスターマリアに殺されてしまったわ…私はアナタを許さない!』
レニーは突然現れた自分に銃口を突きつける少女に面食らって棒立ちになった。
他の者達も、三銃朗ですらも、その場に介した一同が呆気に取られていた。
カティアはパーカッション・リボルバーのハンマーをコックしてレニーに狙いを定めた。
この噴き上げて来る憎しみをどうして鎮めればいい――――――?
”敵を愛しなさい”だの…”右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい”という主の教えが受け入れられない…どうしようもなく!。
どうしてそんなことができよう?!…今のカティアには、そんなことはとてもできない!
銃口を突きつけられたレニーはどうするだろうか…無情にもカティアを撃ってしまうのだろうか?
一同はもとより、三銃朗ですら固唾を呑んで成り行きを見守る他なかった…。
《主よ…私が罪深い者だから主はかえりみてくださらないのでしょうか…?
この男の所業によって死んでしまったクラスメートの理不尽な死はどう受け止めればいいのでしょうか?
例えそれが神の教えに叛く事になろうとも…私が信じる道徳律に叛いてしまう事になろうとも…
それでも…奴を殺して友達の無念を晴らす以外には、私の憤りは拭い去る事は出来そうもありませんッ!》
しかしレニーは超然と立ち尽くしていた…カティアが撃てないと踏んだ様だ…殺人に踏み切る胆力はこの少女には無いと見切っていた。
確かにカティアの手はブルブルと震えていた…怯えから震えていたのか、怒りで打ち震えていたのか解らない。
『罪が支払う報酬は死…よ!』
神が一人ひとりの人間を慈しむというのなら、なぜ世の中にこれほどの不公平があるというのだろうか…。
ゾンビに食い殺されてしまった者もいれば助かっている者もいるという理不尽…。
…生き残ったカティアと彼女達と何が違うというのだろう?…神への離反?…であるのなら、寧ろカティアの方が心の奥底では神を信じ切れてはいなかったというのに!
カティアがルームメイトの仇討ちする事が既にレニーの陰鬱な復讐心と相似形である自覚が…しかし今のカティアには無かった。
>>39【14:30 北:イヴァン邸】
『神がみそなわすのは、人がどれほど神と人間への愛に生きたか…そして、そのことが永遠のいのちとして実るもの…神こそ、私たちの計り知れない真意をもって、一人ひとりを導き、一人ひとりの人生に意味を与えてくださる…!!』
外し様の無い距離…カティアは躊躇なく引き金を引いた。
――――――カキン!
不発。
イヴァン邸の路上で放置されゾンビなどに無造作に踏みつけられていったパーカッションはニップルの位置がズレたのか、巧く撃発しなかった…。
一瞬、辺りが緊迫で凍り付く。
これでもし、肝を潰さなかったら、レミーという男は命を惜しまない図太い神経の持ち主というよりは、最早、存命危機に対しての反射感覚が鈍っていると言えるだろう…。
正直、動けなかった筈だろう…が、実際の所は当人以外は知り得ようも無い。
『――――――くっ』
カティアは再度ハンマーをコックした。
しかしレミーは動かない。
例え女子供であろうとも、冷徹なプロ意識を持っているなら、その者が誰であれ、銃口を向けた相手には容赦しないで撃つべきである…。
だが、レニーはそうしなかった。
『友達の仇!!』
――――――カキン!
ハンマーは二度、虚しく尾栓を叩いた。
三度、カティアはハンマーをコックしたが、レニーはまるで死人の様に不動のまま立ち尽くしていて、その表情からは何も読み取れなかった。
カティアはこんな命を放り投げた相手に復讐し様という事が悔しかった──────こんなゾンビ以下の魂の抜け殻に!
もし神が人の生死をつかさどっているのなら、いったい何のために人生これからという友人達を、お召しになったのだろう…?
死して未来を奪われてしまった彼女達に一体どんな罪があったのだと言うのだろう…?
――――――カキン!
固唾を飲んで事態を見守っている周囲の者の方が、ハンマーが落ちる度にビクッとして縮み上がってしまう…三度目の不発。
そしてそれはカティアとて同じ事だった。三度もの殺人の決意!
もしかしたら、この場に自分自身が居合わせてないのは銃口を向けられている当のレニー本人だけなのかもしれない…。
>>221【14:30〜15:00 西 工場前】13/13
1km程進んだと思ったら工場らしき建物にたどり着いた。
しかし、あまりに大量のゾンビに阻まれて北の方へ行くのは困難そうだ。
うまく気づかれないで通り抜けられるか?
あまりモタモタしていられない、すれ違ったゾンビ達が今も俺をゆっくりと追いかけてきている・・・。
【難易度:20体以上のゾンビに気づかれずに工場を抜ける(難易度4)
この書き込みの秒数下一桁が0以外なら成功、失敗なら北への到達は不可能】
>>221【14:30〜15:00 西 工場前】13/13
なんてこった!
音すら立てていないのに1体のゾンビが振り向いた。
まずい、マトモに目があった
すると、気管から空気が漏れる音をさせながら俺の方に近づいてくる。
するとどうだろう、他の多数のゾンビも気がついてこちらへ向かって来るではないか。
俺は走ってその場を去り、海を背にして東の方へ向かった
【体力13→12】
>>39【14:30 北:イヴァン邸】
三銃朗はこのレニーという男を見て、こう捕らえていた…。
《激しい感情を向けてくる目の前の相手と正面から向き合おうとしてない…向き合う位なら理不尽な死の方を選ぶ…そんなタイプか?》
それが的確な洞察かどうかは兎も角、他者に真摯な自分自身を見せない様に叛けている事で冷酷さを纏っているのだな…と三銃朗は感じた。
『ハァ――ァッ!…ハァ――ァッ!…ハァ――ァッ!…ううう…あああ!!』
カティアは既に大粒の涙を流していた。
殺意とか憎悪といった最大級の思惟を、意思表示を、憎い相手に無視されている屈辱…
自らの命を放棄した態度はレニーにとって黙殺する程の事も無い、冷え切った感情に小波さえ起す事の無い、矮小と言わんばかりに取るに足りない…カティアの怒り。
自身の復讐の慟哭ですら既に、どうでもよくなっている様な…虚無や心の乾きとも異なる、相手の慟哭を労れなくなってしまった共感の欠落…無関心…。
それはカティアの考える殺人に葛藤を帯びない人の倒錯にも似た、彼我の分離…対峙の拒絶だった。
相手を同等の人間と見なす位なら、死んでしまっても構わないのだろう…恐らくこの男は。
そうやってこれまで自分の冒して来た背徳行為、悪逆非道を肯定し続けて、押し通して来てしまった結果なのだ。
…復讐心に虚しさが伴わない復讐鬼は最早怒りという感情すらも忘れる。
《他人との接触や関わりを積極的に自分から排除しているという…手段が目的に取って変わってしまったタイプの冷血漢…》
三銃朗は次にカティアがハンマーをコックしても尚、まだレニーが正対してたらレニーを撃つ積りでいた…。
恐らく、もしそうなれば間違いなく、カティアは次でレニーに殺されるだろうから。
「コイツの精神構造はとてつもなく危険だ…もし次も無反応だとすると、危ない…カティアは死ぬ!」
しかし、カティアが四度目のハンマーをコックするとレニーは静かに背を向けてその場を立去って行こうとした…。
『!!』
カティアはくしゃくしゃに泣き顔を歪めながらその背に向かって絶叫した――――――。
パーカッションリボルバーは4発目にして遂に撃発した!
>>17【14:30〜 東 1階エスカレーター前〜】7/13
(ロギューネ)
>>26アモン君は弾丸を受け取ると、後で合流することを
言ってから食べ物を取りに行ってしまった。
僕は
>>26アモン君が歩いていくのを少し見た後に自分も上の階へと歩き始めた。
そして二階〜三階へのエスカレーターを昇り始めようとした時・・・・・・
いきなり何処からか
>>29をおもいっきり呼ぶ声が聞こえてきた。
そしてその後にお嬢様を守りきる事が出来たら100万ドルがもらえるとも・・・・・・
これは・・・・・・その時、その音がアンティークショップのラジオから発せられているのに気づき、
僕はそっちの方に歩いていく。そして・・・・・・ふと駐車場への通路の方を見てみると・・・・・・
そこにはひとりの女性
>>16と二人の男がいるのが見えた。
僕は手に持っていたショットガンを肩に掛け、そちらの方へ静かに歩いて行くと、
「脱出・・・ですか?ここを脱出して島の外に行くんですか?あぁ失礼、
僕はロギューネ、ロギューネ・フライヤーズ、この島で麻薬捜査官をやっています。
ここで撃たれた相棒と、重症の日本人の二人と合流する筈だったのですが・・・・・・
見ていませんか?」僕は自己紹介をすると、ファレストのことが急に心配になってきて、
ついその事も聞いてしまった。そして・・・・・・その頃ファレストは・・・・・・
(ファレスト)俺が開けた扉は警備室でなく、となりの仮眠室だった。
俺はため息をついて隣の扉を開けようとすると、そこにはこのモールの銃砲店の
店員がいた。一昨日も弾丸を買ったし、弾丸はここでしか買わないから覚えてくれていると思うんだが・・・
「あんたも生きていたのか、俺だよ、分かるだろ銃砲店の常連のファレストだよ。
よく生きていたな、外は地獄だったぜ、あぁまるで黙示録が再現されたようにな。」
俺はそう言うと、今度こそ『警備室』に入っていった。今回は普通に扉を開けて・・・・・・
>>12【15:00 東:モール/3階警備室→通路】07/13
】07/13
デイヴ
>>20たちの方へ脱出の方法を伝えると言い残してメリルは行ってしまった。
そこで私は柄では無いが願う…。
神よ―我はこの身捧げても構わない―彼女…メリルを護りたまえ―
だからといってなんなのだ…。
散々あのころに願っても願っても無駄ということがわかりながらも願ってしまう。
愚かだな…私も、何もかも。
どうしてもランカ
>>29の『裏』が出てくるのを願い、期待してしまっていた。
そのたびに目線があってしまうのがしばしばあった。
ラジオからなにか流れ出した。
執事…?
…別にランカが死のうが生きようがあまり関係ないのだけど
もちろん『表』のことで、『裏』が今の状況で逝ったら困る…。
金…?
別に食べていけるだけで十分…。
結論。
護る…しかない…か。
どっちみち、執事には顔知られちゃってるかもしれないし。
ユラユラとした動きでこちらに向かってきているゾンビが一体…。
いい加減、腹立たしかった。
服も今じゃ、胸だけを隠すだけになっちゃってるし、ズモンも右足の布地がない。
これをゾンビの所為として恨みを晴らすしか…かな。
構えたままゾンビに突っ込む。
そして、ちょうどいい間合いになったら鞘からそのまま抜き放ち…。
【秒数が1.5.9以外なら成功、0ならカウンターを-1で成功】
>>142【10:00 東:少女宅前】(10/13)
少女に手を引かれ、俺は地下室から出て、そのまま少女の家を出た。
「ショッピングモールはこっちだよ」
手を引かれて、俺は歩き出す。他人が見たら実に滑稽な絵になっているだろう。さしずめ、少女の、場違いなスイカわりに突き合わされている変質者といったところか。
血だらけの鎌を片手にぶら下げているから余計だ……無い。鎌が無い。もともと戦うことなどできないが一応護身用にともって来たはずだったが、どこかに落としたのだろうか。
【所持品 草苅り鎌→紛失】
こんなときに暴徒なんかに遭遇したらまずい。もとより、戦う気などは無いが、安心感が違う。やはり、何か持っているとそれなりに違うものだ。>142「ちょっと待っておくれ。そこいらに何か武器になりそうなものは無いかい?」
俺は少女に武器を探してくれるようにとのニュアンスを込めて、そう言った。
「う〜んとねぇ……」
【秒数の下一桁が奇数なら金属バットを入手。その後秒数と同じ数の『暴徒』と遭遇】
>>9【15:00 東:モール:小児科医院前】13/13
ゴードン
>>14は何を勘違いしたのか、武器を調達してくると一人で行ってしまった…
…やれやれ…ガードの意味が無いじゃあないか…それに薬を取ってくるのは奴のやる事だったろうに…
医院内からの応答を待ちつつ、軽く嘆息をついた…まあ…ここにいれば無事ならすぐに来るだろう。
…暫く待っても来なければ、中で腐肉の仲間入りなんだろうから置いていけばいい…
…やがて閉ざされていた扉が開き、中から酒の匂いを漂わせたブロンドの女
>>37が現れた。
何事か喚きながらも俺を招き入れ、すぐに鍵を掛け直した…
ジェイミーと名乗ったこの見かけによらず口の悪い女が医者らしい…
喚いている内容は意味不明だが、酒の邪魔をしただの…患者と言ってもアンタは怪我してる様には見えないだの…解る範囲ではそんなところだった。
>>37「ああ…そうじゃあない…患者ははしゃいで遊びに行っちまったよ…まあ、運が良ければじき来る筈だ…」
ここは小児科、尚且つこの女は外科医らしい…
専門外だろうが…ジムスキー
>>57の症状を伝え薬を要求すると、やはり専門外だと悪態をつきながらも内科の方の棚から直ぐに薬を持ってきた…腕の方は確からしい。
…やれやれ…ゴードンの使いまでやらされるとは契約外だな…
再び酒を飲み始めた女医に刺激される様に、俺もスキットルを開けた…
【非重量アイテム入手】
ジムスキーの心臓の薬
>>142【10:30 東:少女宅前】(10/13)
「これは?」
そう言って少女は俺の手に何かを握らせた。
>142「…なんだい、これ」
感触だけではいまいち何かわからないので少女に聞く。
「石だよ。ちょっと尖ってるの」
>142「……」
さして落胆は無い。何かがあったところで戦かえないのだから。
俺はそう思いながら戯れに、その石をポイと投げ捨てた。
「あ!せっかくあたしが拾ったのに!」
コロン、と石がアスファルトに転がる音がした。
──と、それに反応するかのように何か別の物音がした。
ズリリッ…ズリリッ…と、何かを引きずるようなこの音は…
「おじちゃん…あの人達、何かおかしいよ…ママみたいに、黒目が無いよ」
暴徒となった人々がやってきたのだろう。
>142「何人いる?」
「4人…恐いよ、おじちゃん…」
>142「大丈夫。安心して。あの人達と会わないようにショッピングモールに行く道、わかるかい?」
「…うん」
>142「よし。案内、よろしく頼むよ」
俺は少女の頭とおぼしき箇所を軽く撫でると少女を抱えて全力で走り出した。しかしヤツら、異常に『臭う』な…
【暴徒4体からの逃亡 難易度2。秒数が1、5、9なら2体をまくことに成功。それ以外はカウンターからマイナス1】
>>12【15:00 東:モール/3F通路→4F通路】07/13
鞘から抜いた勢いでゾンビの膝下辺りを斬る。
勢いをそのまま保ち、崩れ落ちていくゾンビの後へと周り…。
首めがけて一気に振り下ろす。
ものの見事に、首・身体・膝下に切り分けた。
刀身についた血を振り払い、鞘に収める。
「……ん…片付いた…行く」>>all
少し行ったがランカ
>>29がついてくる気配が無い。
振り返ると少し唖然としてた。
「……行くぞ…」
>>29 我を取り戻したようで気がついた。
さっきのゾンビ…身なりが店員の身なりじゃなかったな…。
だとすれば本当にどこかに『穴』があるらしいな…。
早く出なければ…。
>>142【10:30 東:少女宅前】(10/13)
「そこ、右!」
腕の中の少女が叫ぶように指示する。言われてすぐに反応しないと危うい。全神経を耳に集中して少女の指示に耳を傾ける。
全力で狂った街を疾走する。
2度目の曲がりで急に少女の声が一段と大きくなった。
「止まって!止まっておじちゃん!」
すぐに足にブレーキをかける。果たして、ヤツらのうめき声が聞こえて来た。
『ヴヴヴ…ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙…』
>142「どっちに行けばいいんだ?」
目の見えない俺は外界の情報入手を少女に依存しなければならない。そこが歯がゆい。
「えぇーと…えぇーと…」>142「早くしろ!」
焦りからか思わず怒鳴ったのが災いした。
『ウバァァァァア!』
暴徒が俺に掴みかかってきた。なんとかして振りほどくが、そのときに何かに強く打ち付けられ背中を強打してしまった。
>142「畜生が!」
俺は暴徒のいるとおぼしき方向に向かって蹴りを入れるとがむしゃらにまた走り始めた。
俺に掴みかかってきた暴徒からは、腐肉の臭いがした。
(10/13)→(9/13)
【引き続き、『暴徒』から逃亡する。1、5、9なら『暴徒』を3体まくことに成功する。それ以外は1体まくことに成功】
>>13【15:00 東:モール4F通路】13/13
ゾンビに反応したのは俺の方が速かったが、ゾンビとの位置はアイスの方が近く、動きもアイスの方が速かった。
居合から始まった流れるような斬撃でゾンビはバラバラにされた。
「…見事なもんだな。」
周囲にもうゾンビがいないのを確認し、歩き出した。
「ほら、行くぞ。」
>>29 さっきみたいに逃げ隠れたりはしてなかったが、ランカは驚きや恐怖に固まっていた。
俺はもちろん固まったりなんてしなかったが、代わりに頭痛が少し強まるのを感じた。
死体を見る度に、正確には人が殺されるのを見るたび記憶が蘇ろうとする。
――記憶からは逃げられないのか?なら、いっそ今すぐ思い出させてくれ…苦しい。
書き込み秒数が奇数の時、ゾンビ2体が出現。
1、3ならアッシュ、ランカが襲われる。
5、7ならアイス、ランカが襲われる。
9ならアッシュ、アイスが襲われる。
>>39【15:00北:イヴァン邸】
周囲の緊張を引き裂いて轟音が轟く。
しかしパーカッションリボルバーはその瞬間チェーンファイアとなって、不発だったシリンダー内の未発火装薬に飛び火して激しく暴発を起した。
カティアが何を絶叫して引き金を引いたのかは、轟音に掻き消され誰にも聞き取れなかった…ただカティアの激しい感情だけがカティアを見据えていた人間に伝わって来たのみであった…背を向けていたレニー以外の人間に。
チェーンファイアの連鎖同爆の強烈で異常な挙動反動でパーカッションは吹っ飛び、カティアは気絶してその場に倒れてしまった…。
三銃朗は倒れるカティアを抱えながら立去っていくレニーの姿を見据えて言った。
「カティアが殺さなくても、アイツは勝手に死んでいくだろうさ…生きる積りは毛頭無いだろうからな…復讐を済ませた後は」
…どうやら神はカティアに殺人をさせる事を許しはしなかった様だ…。
気絶したカティアをイヴァン氏の好意で客室のベットに寝かせた…レニーはもう此処には居ない。
…目を覚ますと、カティアはベットに顔を突っ伏してわんわん泣きじゃくった。
都合4度も殺人の決意をして復讐を遂げられなかったのだ…
三銃朗は先刻までどうしても解らなかった謎が氷解していく様な心境に至っていた…。
シスターヨハンナが何故罪も無い教え子を殺害しなければならなかったのか…その謎が三銃朗には解った様な気がした。
それと同時にヨハンナの慟哭も、カティアを身を呈して救ってしまった衝動も、痛いほどに理解できた…。
成る程…確かに人は矛盾を抱える生き物だ。カティアの言う通り…。
三銃朗は静かに、諭す様に、カティアに言葉を掛けた。
「これで良かったんじゃないか?人を殺さずに済んだんだ…これぞ神の思し召しってやつだよ」
>>39【15:00 北:イヴァン邸】
カティアは昨晩から2度の殺人を目撃している…そして自らもレニーを殺そうとさえした。
振り返ればカティアはこれまで、あの時の惨劇以来、常に殺人の道義性の真理について考え続けていた。
ゾンビを撃つと言うこと事態が想起させて、頭にこびり付いて離れなかった…。
『この憎しみをどうして鎮めればいいの?”汝の敵を愛しなさい”だなんて…主の教えが受け入れられない。
どうしてそんなことができるの?私には、とてもできそうもない!』
ゾンビを撃ち倒している時からレニーへの殺意が常に擡げていた…故に殺人について思案を巡らせていたのであろう…。
つまりルームメイトの仇討ちする事を自分に許可したがっていたという訳だ…自分の信じてきた道徳律に抵触するという葛藤をどうしても封じ込める必要があったのである。
三銃朗が、そんなカティアの心の機微を解ってあげられたのは、悲しい事に嘗て彼は殺人を犯していたからである…。
「別に無理に許す事はないのさ…それじゃあ本当に許した事にはないからな。
つまりよ、相手の事を理解ってやれって事じゃないのか?…相手を許すには、長い時間が必要なものさ…。」
『三銃朗サンは人を殺した事ある?』
「あるよ!」
『!!』
カティアの身の上話に対し、三銃朗はこれまで自分の話を一切したがらなかったのだが…。
ヤクザ者故、聞かせられる身の上話など在り様が無かった…しかし。
「今まで三人…」
『・・・・・・・・・・・・・・』
カティアは息を呑んだが、それ以上は聞かなかった…。
三銃朗の…殺人者としての十字架を背負っている言葉にはそれなりの重みが篭っていた。
「あの男は自分の復讐心に盲目になり、カティアの友達を省みなかったかもしれない…先刻のカティアと同じ様にな。
だがな、あんな男でも気まぐれで俺を助けてくれた事もあるんだ…許してやれ」
>>221【15:00 東 警察署付近】12/13
かなり速いペースで動き、島の東側の方と思われる街までやってきた。
周りにゾンビがいないことを確認すると立ち止まり、一息つく。
そして、これからどうするべきか考えることにした。
まずは食料だ。なによりも腹が減っているがMREはなるべく温存しておきたい。
その次は、80km先の強襲揚陸艦と話すことが出来るような大型の無線機を探さなくては。
どちらにしろ、火がくすぶっている警察署とおぼしき建物には望む物は無さそうだった。
「ん?あれは?」
視線の先にはかなり離れているがゾンビが歩いていた。
彼らはどこかへ向かっているようで、行き先の方に目を向けると・・・
巨大な建物、おそらくショッピングモールだ。
あそこなら何でも揃っているし、生存者もいるかもしれない。
>>142【11:00 東:少女宅前】(10/13)
痛みを堪えながらも少女を抱いて走る。詰まずきながらも、必死に、少女を庇いつつ。
「このまま真っ直ぐ行って。ずっと。そうすればショッピングモールにつくから」
少女の声が心なしか弾んで聞こえる。
>142「ヤツらはどうだい?まだ追ってきてる?」
「ううん。もう見えない」
>142「なら安心だ。ところで、さっきのヤツから掴まれたときに腐ったような臭いがしたんだが一体ヤツらはどんな姿をしてるんだい?」
俺は気になっていたことを聞いてみた。狂ってるとは腐臭がするなんてのはおかしな話だ。
「うーん……白目で、血まみれで…骨が丸見えの人もいたわ。すっごく気持ち悪かった」
……異常だ。あきらかに異常だ。これは、ひょっとすると集団発狂事件では片付けられない気がする。何か、もっと恐ろしいことがこの島で起こっている。
>>39【15:00 北:イヴァン邸】
ここまでの三銃朗の推測、見解はこうだ───────。
シスターマリアは只のカネコの情婦に過ぎなかった…。
それを休眠工作員として指輪の秘密を守っていた神父は、シスターマリアが秘密を探りに近付いてきた潜入スパイであると睨んだ。
神父はスパイだったかもしれないが、本当の聖職者でもあった。
…しかし、カネコの計らいで正体を詐称して教会内に隠遁して来たマリアは明らかに聖職者のソレではなかった…という事だろう。
だが、本物の諜報機関とはそんなヘマをする様な甘い活動組織ではない…。
神父は事前に組織の使者が指輪の秘密もろとも回収しに来ると知らせを受けていた…同時にゾンビッパニックが起こる事も告知された筈だ。
その晩、前々から決められていた天体観測の引率を神父は急遽シスターマリアに代行させた。
神父は体よく潜入スパイを追っ払った積りだったのだろうが、実は本当のスパイは似非シスターではなく、正真正銘、本物のシスターのヨハンナの方だったのだ。
ヨハンナは巧みにマリアの存在を利用し、自分の背後組織の存在を神父に感付かれないように工作していたと思われる…。
案の定、神父はヨハンナの欺瞞に引っ掛り、カネコとの背後関係を嗅ぎ回り始めてしまったという事か…。
恐らくカネコの行方を追う捜査当局とも幾度となく捜査線上でバッティングした事だろう。
しかし、そこまでしてヨハンナの背後組織が手に入れた指輪の秘密を知ったら驚愕するかもしれない…いや、もしかしたらある程度の予測は付いているのか…。
不明瞭な情報を一つ一つ虱潰して確認していく作業に多大な犠牲を払い得るのが、諜報戦というものだからだ…。
>>39【15:00 北:イヴァン邸】
シスターヨハンナはマリアが出かけ、神父様が居なくなった後、教会に残っていた寄宿生を殺害した。
自らの教え子を手に掛けた…掛けなければならなくなってしまった!
本来は寄宿生全員が天体観測で居なくなる筈であった。
しかし、土壇場でシスターマリアに代行される事になり、居残る生徒が少なからず出てきたのだった。
ヨハンナの計画では引率した自然観測所に生徒達を残して取って返し、神父の行き先と、指輪の在処を突き止める積りだった筈である…。
しかし、教会に一部の生徒が残ってしまった所為で、彼女の行動は規制される事となった。
神父同様、事前にゾンビパニックを予見していたので、その混乱に乗じて指輪を奪取する積りでいたが、自然派生的な惨事を待っている訳にも行かなくなり、自ら予定を早めなければ成ら無くなってしまったのだった。
その際のシスターヨハンナの苦悩は、スパイ・エージェントの立場に立ってみなければとても理解できないだろう…。
自家発電していて、山間の閑疎な場所にある観測所は長期に渡って災害を乗り切るには最適な場所とも言え、ある意味寄宿生をそこに避難させておく狙いもあった。
そんな配慮も空しく彼女は生贄として誰か一人をゾンビにしなければ成らなくなった…組織の命令は非情かつ絶対だからだ。
余程自分がゾンビに成った方が救われただろうが、指輪を奪還する任務を全うしなければならない。
そしてヨハンナによって殺された生徒はゾンビ化し、次々と死を連鎖させていった。
カティアは偶然にもヨハンナが寄宿生の一人を殺害する現場を目撃してしまった…ヨハンナはカティアに見られた事に気付いていた。
しかし、カティアが学友に襲われそうになった間一髪の所で、何故かヨハンナは助けてしまい、負傷してしまう…。
自分の罪業の唯一の目撃者たるカティアを救う事が彼女にとっての贖罪だったのか?
シスターヨハンナはカティアに自分から離れる様に言った…ゾンビ化した後の自分から。
これがシスターマリアの矛盾した行動─────────の真相。
>>16【15:00 東:モール/2階駐車場連絡口付近】7/13
私が脱出の事を伝えると、2人ともそのまま考え込んでしまった。
・・・まだ薬が効いてこない。さっきはすぐに効いたのに。
「脱出・・・ですか?〜〜〜」
振り返ると、
>>17男が立っていた。
声をかけられるまでまったく気がつけなかった。・・・こりゃ重症だ。
【これから16:30までメリルは行動力が低下する。ゾンビ相手に戦闘を行う際、
このレスの秒数下一桁と同じだった場合はゾンビに噛まれる】
ロギューネ。麻薬捜査官・・・警官ね。
話をよくよく聞いてみるとロギューネの探している人物には心当たりがあった。
「さっきあなたが言っているような人達を見たんだけど、今はどこに居るのか・・・・・
同じ所に留まっているとは限らないしね。警備室に監視カメラのモニターがあるから
それで探してみたほうがいいんじゃないかしら」
>>17
>>39【15:00 北:イヴァン邸】
銃傷を負いながらも、しかし彼女はまだ死ぬ訳には行かなかったのだ…神父が指輪を取りに行って持って帰って来る…そしてその指輪を受け取りに教会に使者がやって来る。
それがコードネーム:スネーク…三銃朗だったのだ。
ヨハンナはその闖入者の素性を一目で理解した事だったろう…。
シスターヨハンナの言で、三銃朗は辛うじて、神父を教会に連れ帰る事が出来たという…。
カティアは漸くシスターヨハンナの不可解な行動の意味を知った───────。
淡々と語る三銃朗の推察に聞き入っていた…そしてカティアの中で、断片的なピースが繋がり始めていた。
───────今度は三銃朗が聞き入る番だった…。
神父を救出して再び教会を訪れた三銃朗と神父。
しかし三銃朗は次の指示を仰ぎに島へ乗ってきたグライダーに一端、戻って行った…。
その間に、身を隠して待ち構えていたシスターヨハンナは最後の気力を振り絞って指輪を持ち帰った神父に襲い掛った。
シスターヨハンナは瀕死の重傷に耐えながらも苦しんで生き続けていた…。
その事をカティアは悲痛な面持ちで影ながら見据えていたのである。
スパイとしての執念で、ゾンビと化すギリギリの状態で僅かな理性を保ち続け、俄に纏い始めていたゾンビの怪力を以って神父から指輪をもぎ取った。
身を隠していたカティアはこの現場に居合わせていた!
瀕死の重傷を負った神父は、最後の力を振り絞ってヨハンナを隠し扉の中に押し込め閉じ込めたのだった。
その事を知るのは唯一カティアのみとなり、神父の遺言で、指輪を渡すべく人物を見極める様に秘密を託されたのである。
『神父様に託された、黒山羊の指輪の在りか…私、知っているよ。…教えてあげる』
…カティアは遂に三銃朗に打ち明けた。
『指輪はシスターヨハンナが持っているよ…でもゾンビ化しちゃったので、神父様が重傷を負ってまで、教会の隠し扉の向うに閉じ込めたの…』
カティアは博物館で入手した地下マップを指して言った。
全ては指輪を手にして謎が明らかになる…。
>>22【14:30 東:モール3F警備室〜4F通路】9/13
警備室前の廊下まで行くと一人の男
>>17がいて話しかけられた。
最初は誰かと思ったが、常連のファレストさんと聞いて思い出した。
一昨日も弾を買いに来てたっけ。
そのあとファレストさんは警備室に入っていったので僕も続いて警備室に入った。
監視カメラのモニターを見るとアッシュさん
>>13は4階の通路にいた。
僕はそれを確認すると4階へ向かった。
4階に着くと通路の向こうにアッシュさんが見えた。他の人
>>12>>29 も一緒だ
僕は肩にマシンガンを掛け、彼らの方へ向かい走った。
書き込み秒数が奇数なら、ゾンビが2体出現
>>14【15:00 2Fホームセンター工具売り場】11/13
武器を失った私は正直言って焦っていた。レニー
>>9に渡されたナイフはあるが
私の手にはいかにも異物として持て余していたし、奴らが来たときコレではまともに
戦えるか自信が無かった。
早く、早く新しい武器を探さねば・・・それもカナテコを・・・
後になって思うと私は正気を失っていたと言ってもおかしくないぐらいの状態だったと思う
ホームセンターの入り口を抜け、まっすぐに工具売り場へ向かう。何故私はカナテコをこんなにも望むのか?
目もくれず通り過ぎる商品棚にはもっと殺傷能力の高い武器となる工具が並んでいる
大鉈・スレッジハンマー・チェーンソー・・・そしてバール又はカナテコと呼ばれる物の並んでいる棚を見つけた
その時多分私は笑っていたと思う。他人が見れば間違いなく狂っていると思われただろう。
さっきまで使っていた物と同じサイズの奴を見つけたがふと隣の棚に目を移すと
そこには肩口ぐらいまである長さのカナテコが置いてあった。
「なんだぁ、ちゃんと置いてあるじゃないか、いい奴が」笑顔のままソレを手に取る
かなり重いがこれならそこらの死体野郎など簡単に蹴散らせそうな気がする・・・
ナイフで値札を切り落とし、ホームセンターを立ち去ろうとすると出口付近に
店員の格好をしたゾンビが口から血を滴らせながら私を恨めがましい目で見ていた。
「なるほど、万引きは許さないという事か。あいにくサイフを家に忘れてきてね。
代わりと言っては悪いけどアンタを天国へ送ってやるってのはどうかな?」
カナテコ(特大)を取得 所持品7/8
大型のカナテコはリーチがある為最初の一回だけ攻撃に失敗してもダメージを受けなくて済む
が重くてかさばるため所持品数3つ分として数える
戦闘:難易度判定 近接戦闘&カナテコで-2 秒数下一桁1.5.8以外でゾンビ撃破
>>221【15:00〜15:30 東 モール前】12/13
驚いた、かなりの数だ。
国内のあちこちでここ最近この様な事態に陥っているが、この短時間でここまでの数の
ゾンビどもが発生しているのはここだけだろう。
モールの正面口には凄い数のゾンビが集まっていた。
「まいったな・・・俺が腹ごしらえするのではなく、奴らの腹ごしらえの材料になっちまうな」
この分じゃ中もゾンビだらけだろう・・・。
「ん?」
どうやら、バリケードがあるようでゾンビは中に入れないでいるようだ。
おそらくは誰かが立てこもっているのだろう。
他にゾンビがいない所は・・・あった。3体しかいない。
そこからはパイプが上に延びている。あそこを足がかりにすれば・・・。
距離は約200m、あまり遠くはない。排除しよう。
【戦闘,難易度判定:3体のゾンビを狙撃(難易度2)、ライフルによる射撃(-1)と射撃の技能(-1)で0
秒数一桁が偶数なら弾薬3発でゾンビを無力化、奇数なら倍の数の弾薬を使い行動不能に】
>>13【15:00 東:モール4F】13/13
モールは静まり返っている…
集団の最後尾を進む俺の耳に、しっかりとした足音が聞こえてきた。
――ヒトか。誰だ?
一応振向いてベネリを構える。
向こうからやってきたのはラリーだった。
「よう、準備できたみたいだな。」
>>22 彼は店に飾られていたトミーガンを持っていた。ただの飾りじゃなかったようだ。
「さっきの電話の相手だ。…!」
他の生き残りに紹介しようとしたその時、突然付近に何かの気配を感じた。
《…ドン!》
ラリーの傍の扉が揺れた。二度、三度…
「ラリー離れろ!」
>>22 彼が飛び退いた直後、扉が開け放たれ2体のゾンビが飛び出てきた。
「…また、お前らか。」
軽く舌打ちし、もう一度ベネリを構え直した。
ゾンビとの戦闘。秒数が1、3、5、7以外なら1体を活動停止に。
>>13【15:00 東:モール4F通路】13/13
身構え、初めてモールで戦った時
>>94と同じようにゾンビの突進をギリギリでかわす。
気分はマタドール。まあ闘牛の経験はないが、今かわした相手は牛より危険だ。
今度は背後から蹴り飛ばしたりせず、振向いたゾンビの顔に銃口を向ける。
《バンッ!》
引金を絞り、散弾がゾンビの肩から上を吹き飛ばす。
飛び散る血肉の向こうに怯える男の顔を見た気がした。頭に鋭い痛みが走った。
素早く周囲を見渡すと、もう一体のゾンビはランカとラリーに迫っている。
――もうすぐ思い出すのか?思い出せば楽になれるかもしれない…
俺はそのまま目の前のゾンビに狙いを定めた。
ゾンビとの戦闘。秒数が1、3、5、7以外なら1体を活動停止に。
>>142【11:00 東:モール前】(10/13)
そうやって走っているうち、息が切れてきた。
火事場の馬鹿力と言うが人体には限界というものがある。俺がはぁはぁ言い始めたころだろうか、少女が歓喜溢れる声を上げた。
「やったわおじちゃん!ショッピングモールよ!ショッピングモールについたわ!」
やっと、ついたか……さすがにきつかった。だが、まだやることは沢山ある。まずは救助のヘリに見つかり安いように…
「きゃぁぁぁぁぁあ!」
突然少女が絶叫する。やめてくれ。また暴徒か。うんざりだ。
「こ、恐いひとたちが…た、沢山……」
>142「沢山ってどれくらい?」
【前回の逃亡劇で巻ききれなかった『暴徒』が仲間を連れてやってきました。
巻ききれなかった暴徒の数×このレスの秒数下一桁の数だけの『暴徒』が襲ってきます。
うまく逃げ切るには次のレスの秒数の下一桁で、襲って来た暴徒の数を割って5以下にならなければいけない。
ならなければ秒数2桁目分カウンターからマイナス】
>>221【15:00〜15:30 東 モール前】12/13
くそ、ヤキが回ったな。6発使ったが頭に当てられなかったな。
とりあえず、動かなくなったが完全に死んだわけでは無さそうだな。
「まあいい、今は中に入るのが先決だな」
M14をかかえてモールへと向かった。
M14(18/20→12/20)
>>39【15:30 北:イヴァン邸】
カティアは博物館で入手した地下マップを指してシスターヨハンナが閉じ込められた隠し扉の位置を示した。
見ると、隠し扉の向こう側の空間は地下施設跡を利用したものだった事が解る。
「よし、急いで教会に戻ろう」
『…待って』
カティアは首からロザリオを外した…神父のロザリオだ…三銃朗は一度コレを拾って神父に渡した事があるので知っている。
カティアはコレが教会の隠し扉の解除キーだと告げて、三銃朗に手渡した…破損して内部の電子基盤が露出している。
「…パーカッションの暴発の時か?」
しかし、このロザリオが破片を防いだお陰でカティアは致命傷を免れたのだ…。
三銃朗はペイロードの少ないカウンタックに無理やり積んできた装備類をビックオフローダーに積み替えて博物館から持ち出した黒色火薬の樽をポンッと軽く叩いて見せた。
『隠し扉を爆破するの?…教会が壊れちゃうよぉ』
「・・・・・・・・・」
確かに爆破してもし扉が開かなかったら教会の建物を壊すだけだ…世間的に余り知られていないWIPP計画の名残の地下施設の一角を利用して電子キーを取り付けている位だ。
その堅牢さは博物館の隠し部屋の扉の堅牢さからも十分伺えた…逆に各誌部屋から地下坑道へ通じる扉はそれ程でも無かった。
「地下から回るか…」
今度は自然観測所でゲットした捜査資料の地下マップで確認する…。
立体把握はちと厳しいが、矢張り睨んだ通り、地下通路の隔壁で隔てられているが、地下通路は教会と繋がっている。
『地下から?…って』
「この辺にあるんだよ。秘密のトンネルが…」
「上手くすれば地下坑道を通って教会に戻れるかも…」
『でも何処から?』
「まあ、まかせろ♪」
イヴァン邸の近くには地下坑道跡を利用した秘密の抜け道が何処かにある。
闇雲に探してもおいそれとは見つからないだろうが、この地下マップを頼りに目星を付ければそこからジオフロントに侵入出来るかもしれない。
>>13【15:00 東:モール4F通路】13/13
>>29「イヤ…!」
>>22「くそ…。」
ランカはラリーの背中に隠れ、ラリーがゾンビの頭にトンプソンを向ける。
そのまま待っていればゾンビは蜂の巣になっただろう。だが…
「止めろ。」
>>22 俺はラリーを制止し、ゾンビの脇腹に斜め右後ろから渾身の蹴りを叩き込んだ。
床を転がったゾンビを見下ろし、その頭に銃口を向ける。
《バンッ!》
引金を絞った瞬間、再び誰か怯える男の顔が見えた。
銃声に紛れて「やめてくれ」という男の声が聞こえた。
また頭に痛みが走った。
「…。」
横にいたラリーが、どうして止めたのかという顔で見ていた。
「…俺は元警官でね、銃や格闘にはなれてる。アイツらは俺に任せてお前は弾を温存しとけよ。」
>>22 まさか『自分が殺したかったから止めた』なんて言えないだろう。
ベネリM4 4/6
>>39【15:30 北:イヴァン邸】
煉瓦の塀に囲まれた豪邸の外周をマップを頼りにカティアをタンデムしてオフロードバイクで散策する…。
装甲リムジンが通過出来る程のゲートが何処かにある筈だ。
三銃朗は博物館から持ち出してきた大量の黒色火薬をカウンタックのスペアタイヤが納まるフロントスペースにボンネットが閉まらない程、積み込んで運んで来ていた。
地下道マップを確認しながら爆破出来そうな場所を見極めて、目星を付けた地下道侵入口に即席の指向性爆弾で穴を空けようというのだ。
外堀の敷地内に数台停められるスペースの来客用の駐車場が幾つか道に面しているのが見受けられるが、短い坂で立体的に折り重なっている。
駐車場からは生い茂った幹の陰に隠されて巧みにカモフラージュされ判らない様になっているが、更にその先の奥に地図にも乗っていない舗装途中の林道作業路が存在していた。
捜査当局の上空写真にはバッチリ写っているが、衛生写真でしかその存在を確認できないだろう。
林道作業路、路肩の補強土防護壁の縁に装甲リムジンの破片を発見。
植生シートを組み合わせ、緑化された勾配のガンユニット(壁面ユニット)に敷かれたジオグリッド(土砂補強用の金網)が、車両一両分途切れている部分がある。
『おっ!あった…! これだな』
地下道マップと照らし合わせ位置関係を確認した上で、黒色火薬の即席指向性爆弾をガンユニットに偽装された隠しゲートに仕掛ける。
『導火線は?』
不安そうにカティアは訊ねた…三銃朗はカウンタックで持って来た布に包んだ荷物をバイクから卸し紐解いた。
あっ!…と息を呑むカティアの前に現れたのはM60GPMGだった!
警察で入手したNFAクラス3ライセンスの所有者リストを頼りに高級住宅街や別荘を回り、手に入れてきたM60だった。
隠しゲートから充分離れてから三銃朗はM60のフィードカバーを開き、数発の曳航弾をメタルリンクで繋げた弾帯を装填すると、爆薬に向けて放った。
曳航弾により着火した爆薬は大音響と黒煙を上げてゲートを吹き飛ばした。
「行くぞ!」
陥落して林道作業路路肩の壁面に大穴を空けた地下通用ロに、ビックオフロードバイクにカティアを乗せて三銃朗は勢い良くダイブした。
>>39【15:30 北:イヴァン邸】
真っ暗闇の中、高さ約3.5メートル、幅約5メートルの地下通用路が続く…
地下坑道マップを頼りにバイクのライトだけで暗闇のトンネルを進む…余りスピードは出せないが、出す必要も余り無い。
すぐに目の前の地下道に鉄道が交差している…小さな島の割にサブウェイが存在するのはWIPP計画の残していった地下通用路を利用出来たからだ。
この交通網の恩恵もあって、この島に企業が集中的に参入し出したとも見れる向きもある。
つまり今、電車の往来していない線路上にはゾンビが浸透している可能性も充分在り得、西地区オフィス街地下のジオフロントもこの辺と通じている事になる…。
恐らくゾンビから逃れようとしたオフィス街の人々の一部や、西地区ジオフロントに居た人々、或いは地下鉄の乗客が、追い縋るゾンビの群れから逃れようと、この地下道まで迷走していった事は想像に難くない。
また、そういった人々を追って、ゾンビの集団が地下道を大移動していった事も充分伺い知れる…そして追い、追われる集団がやがて一つの集団に変容していった事も…。
何故なら、すぐに目の前の地下道をゾンビの群れが立ち塞いだからだ。
「上等だ!」
三銃朗はバイクをゾンビの群れ100mの距離で停車させると、カティアを降ろした。
カティアにインカム付きのイヤマフを付けさせ、そしてカティアを前のシートに跨らせる。
『私?!…運転できないよぉ…こんな水牛みたいな大きなオフローダー…足だって届かないのに…』
実際、カティアの爪先は地面から離れていた…。
それでもバイクのスタンドは跳ね上がっているのにバイクが直立しているのは後席の三銃朗が両足でバイクを支えているからだ。
「大丈夫、しっかり、タンクを股に挟んで振り落とされないように、ニーグリップしてろよ!」
そういうと、三銃朗は、タンクの上にM60GPMGを置き、カウルのスクリーンシールドにバイポットを引っ掛けた。
ハンドルを握るカティアの両手の甲に手を添え、カティアに覆い被さる様に、後席からステップとハンドルに手を掛けた。
身の丈2mの三銃朗のリーチなら余裕でタンデムシートからバイクを運転出来る…。
「運転と射撃、どっちがいい?」
『…しゃ、しゃげき…!』
カティアはタンクに身を伏せる様にM60no小さ目のグリップを握った。
マークがモールの何所かで創り上げていたもの・・・・・・
死体を繋ぎ合わせ作られた、継ぎ接ぎの巨大な体躯。
それは現代に蘇ったフランケンシュタインの怪物とも言うべきものであった。
今、その怪物も動き出す。
もはや人とは言えないようなこの雑な創造物でさえも、死体である事には変わらない。
ゾンビとして・・・・・・千切れかけた腕をぶら下げながら、3m近い巨大な躯が向かった先は――――
【危機レス】
生前マークが運び込み、死体を分解・接合していたものがゾンビとして動き出した。
強さの難易度は4.ライフは未完成な脆さもあり3.
秒数下一桁で判定、攻撃成功すればライフ−1させられるが
失敗すると異常に強い腕力で攻撃され攻撃キャラのライフカウンター−2。
その代わり未完成なため脆さがある。
修正後の秒数判定数値が複数あるキャラはクリティカル値として成功の数字のうちひとつを設定できる。
(例。得意武器で射撃を行うキャラで1.3.6で攻撃成功と設定。そのうち3が出たらクリティカルとした)
クリティカルすると継ぎ部分に攻撃が当たり人造ゾンビのライフを一気に−2させられる。
0.4.7で小児科医院 2.6.8で4F通路 1.3.5でホームセンター 9でモール前に襲来。
>>39【16:00 地下通用路】
高さ約3.5メートル、幅約5メートルの地下通用路一杯にゾンビ共が広がる!
流石にジオフロントに紛れたコイツラはバンカーバスターでも無ければ、直接地下に下りていって掃討していく他ないだろう。
三銃朗はゆっくりとバイクを進め、ゾンビとの間合いを詰めながらインカムを通してカティアに囁いた…。
「いっか?群れの縦の厚みが薄い所に突破口を開くんだ。…したら一気に加速して間を抜けるぞ!」
『…う、ウン』《…き、機関銃なんて私初めてだよぉ〜》
前席のカティアはM60をタンクに伏せたまま構えると、ゾンビに向けて放った。
坑道内に銃声が反響して、ゾンビ共の聴力を劈いた。
M60には、ショッピングモールの銃砲店から在庫を根こそぎ持ってきたディア(鹿撃ち)用の.308をM60の装弾機を使ってメタルリンクに填めて繋いでいた。
FMJ(完全被甲弾)と違い、ディアハンティング(鹿狩猟)のJSP(半被甲軟頭弾)の対人効果は別格の破壊力を齎す…。
問題はGPMGに上手くフィードするかだが、持ち出したディア用JSPはセミ・スピッツァー形状の弾頭を選んだので、今の所、問題なくフィードしている。
ドッ・ドッ・ドッ・ドッ・…と1秒間に10発程の比較的遅い発射速度で.308口径ライフル弾は吐き出されていった。
カティアの肩に真後ろに連続した反動が伝わり、カティアを徐々に後退させるので、数発連射する度に上体が起き上がって来てしまう…。
トリガーを切ったその都度、糞重いM60をレストしたバイクの前方に押し戻さねばならなかった。
しかし数発ものディア用ブレットを喰らったゾンビは頭部銃撃などする必要も無く、全身がバラバラになってしまった。
ディア用JSPは.308の至近距離でも只の貫通銃創にはならず、高初速のまま弾頭がエクスパンションして破壊エネルギーに変換ので、着弾した部分は爆発したように肉片と化すのだ。
最早頭部銃撃など必要なかった…身体がバラバラになってしまっては行動不能もヘッタクレもない。
100発を撃ち終えた頃には、辺り一面に居たゾンビの群れは一様にM60GPMGの前にミンチになってしまった。
三銃朗は肘を伸ばし、タンデムシートから腰を浮かせスタンディングすると、一気にバイクを加速した。
>>14【15:00 2Fホームセンター工具売り場出口付近】11/13
カナテコをL字の短い方を先端にして構え、そのまま真っ直ぐ店員ゾンビに向かって突っ込む
尖った方なら貫通するが頭にでも当たらなくては致命傷(もうとっくに死んでいるが)にならない
奴を突き転ばして体勢を崩すと、体の回転を利用して上段から一気に振り下ろした。
この感触と頭が潰れた時の音は何度聞いても嫌な気分になる。
私にはレニー
>>9のように死者を倒して笑うことはできない
彼らを倒しても高揚感も興奮も感じない(レニーがそれを感じているかどうかは分らないが)ただ哀れみを感じるのみだ。
「ゴメンな、でも私もまだ死にたくないんだ」聞く者も居ないのにそう呟くと今度こそ去ろうと踵を返した
その時ガラスが激しく割れる音が聞こえた、そして私はそれを目にしてしまった。
それは商品棚をなぎ倒しながらもはや人の声とは思えない異音を口から漏らしながら
ゆっくりだが力強い足取りでこちらへ向かってくる。
なんだ?コイツは・・・ゾンビなのは一目瞭然だがサイズが桁違いだ、と言うより体の各パーツがちぐはぐだ
ありえない、こんな形をした人間はありえない!言いようのない恐怖が私の心を凍りつかせる。
まるでファンタジー小説に出てくるトロルだ、冗談じゃない怪物退治なんてできる訳ないじゃないか
逃げよう、こんな怪物相手にできない。せめてレニーがいれば・・・彼らと別行動を取ったことを心の底から悔やんだ
反対側の出口から逃げ出そうとトロルに背を向け走り出したが背中に強い衝撃と痛みを覚え、その場に崩れる
振り返るとトロルが手に商品を持ってこちらに投げつけてきた。カナテコで防御したが間に合わずそれは頭に激突する
軽く気が遠くなる、ふざけるな!私はこんな所で死なない!頭から流れる血をぬぐい気力を奮い起こすと
背の高い商品棚をカナテコを使って倒し障壁にしてその場を逃げることに成功した。
逃げ出す際にダメージを受ける:カウンター-2 残り9/13
>>39【16:00 地下通用路】
ゾンビの遺骸の中を無理矢理ビックオフで踏み越えていく…。
軟らかいゾンビの残骸にステアリングを取られ、端々で足を接地していくと、珠に三銃朗の足に喰らい付いて来るくたばり損いもいた。
だが、幾らゾンビの咬筋力が強力でも厚みのあるオフロードブーツのプロテクションは瞬時には食い千切れるものではない。
その間、カティアは足を齧られない様にステップから踵を浮かせ必死に脚を上げていた。
『う
>>39【16:00 地下通用路】
『う"う"う"う"…なんかグニャグニャ踏ん着けて行くよぉ』
M60を落っことさない様に気をつけながら、水牛の様なビックオフローダーのタンクにしがみ付き、カティアは屍を踏み越えていく際のバイクの不快な感触をお尻に感じていた。
視線を下げると足元には路面一杯に敷き詰められたかの様に屍が累々と流れていく地獄絵図がスクロールしていた…。
グニャリとした死体を踏み越えていくのは二輪車にとっては相当安定性が危うい。
乗り越えてくゾンビの屍が増え始めると、三銃朗は終始、両足を路面に擦る様に進まざるを得なくなって来た。
M60でズダボロにされてもゾンビはまだ活動を停止している訳ではないので、踏み越える際にしぶとく上半身だけになってバイクにしがみ付いてくる輩も出てきている。
そんな時、三銃朗は両足で路面を踏み締め、歩行器に跨ったガニマタ歩きの様にバイクの左右を安定させ、アクセルを全開に捻って後輪の駆動力に任せて強引にしがみつくゾンビを轢き放した。
ゾンビは大型バイクの強力なトルクで乱暴に次々後方に掻き毟られていく…。
それにミューの低いコンクリの路面に血に泥濘んだタイヤはヌルヌルと良く横滑りして気が気でない…オイルを塗されたのと同様だ。
暫く走ってタイヤに付着した血油が完全に拭えるまで低速走行を余儀なくされるが、流石に牛歩並みのゾンビに追いつかれる様な事はない。
しかし程なく進むと、開けたちょっとした地下フロアに出て、何やら資材や大型のパイプ類などが複雑に配置され入り組んで、進路上に立体的な遮蔽体を形成していた。
ゾンビの数は疎らで、スラロームしていけば避けられそうな間隔は空いていたが、兎に角タイヤが滑っている現状では速度は余り上げられない。
しかも遮蔽体のブラインドや上方のパイプの上から蛭の様に突然ゾンビ共が飛び降りて降って湧いて来るので、気が気でない…。
徐行を余儀なくされ、進路上のゾンビを銃撃している間に、至近距離の側方や後方の物陰から唐突にゾンビが襲い掛かって来た。
要するに徐行して進んではいるものの、すっかり取り囲まれている状態に…ゾンビの巣窟に飛び込んだ様な感じだ。
ここに及んでカティアと三銃朗はガンナーとドライバーをスイッチした。
>>142【11:00 東:モール前】(10/13)
「1、2、3、4…10。10人もいるわ!」
逃げ切れるか?わからない。だが…
>142「よし。モールの中に入れるようにヤツらをよけて指示してくれ」
「わかったわ」
俺は呼吸を整える。腕が痺れてきているがこの子を降ろすわけにはいかない。
>142「神様へお祈りは済んだかい?」
リラックスすることが大切だ。それは全てのことに言える。特に、こんな場面では。そう思い口を開いた。
「おじちゃんは?」
>142「俺には祈る神様なんていないさ」
自嘲的な言葉が思わず口をつく。少女が悲しそうな目をしたような気がした。目が見えないから確認のしようが無いが。
>142「…だから、君に祈ろう。どうか、無事につけますように」
【秒数の下一桁が1、2以外なら逃亡成功。モールの中に侵入する。失敗なら二桁目の分だけカウンターからマイナス】
>>142【11:30 東:モール前】(10/13)
俺は再び足に全精力を注いだ。少女が細かく指示を出してくれる。
「3歩くらい行ったら右左でジグザグに行って!」
「右側と後ろから4人追い掛けてきてるわ!」
「前!前!危ない!左の方に行けば大丈夫!」
少女の指示がとても的確だったのか、一度もヤツらに掴まれることは無かった。中々いいコンビかもしれない。
俺は今まで感じたことが無い程高揚していた。人間嫌いを自負する俺が、だ。ガキだからかもしれない。
だけど、俺が人間と触れ合うことができたのは奇跡にも近いことだと思う。それだけは言える。
「扉が目の前にあるから開けて!」
モール、侵入成功。ひとまず、一段落といったところか。
>>9【15:00 東:モール:小児科医院】13/13
ドアがドンドンと鳴り、ゴードン
>>14の声が聞こえる…かなり追い詰められた声だ…
女医
>>37がドアを開け中に入れると、奴は転げる様に飛び込んできた…怪我もしている様だ。
…その話によると、怪物の様なゾンビが現れたとか…
奴は追われて逃げてきたらしい…まあ逃げたのは賢明な判断だったろう…
…しかしそうなると長居は無用だな…
面倒臭い事になる前にとっととこの場を離れた方がよかろう…やれやれ、だ…
女医が手早くゴードンの治療を始める…
…応急処置程度なので、時間はかかるまい…俺はスキットルの口を閉め、椅子から気怠い身を起こした…
【ジェイミー女医のゴードンさん治療】
ややきつめの軽傷を応急処置で、難易度1。
系統+設備+得意分野で難易度−3され、難易度−2にて判定。
1、4、8以外で成功、ゴードンさんのカウンターが+1。
>>9【15:00 東:モール:小児科医院】13/13
【治療成功によりゴードンさんのカウンター+1】
口の悪い女医は悪態をつきながらも手早く消毒・止血処置を完璧に済ませた…腕は大したものだ…
ゴードン
>>14を顎で促し、俺は医院のドアへ…感覚を研ぎ澄ませ、ドアの向こうの物音、気配を探った…
【無事か否か】
乗数下一桁が0、3、8ならば何事もなく車へ着き、帰途へ。2、4、5、7ならばその数だけ通常のゾンビと遭遇。1、6、9ならば
>>259の人造ゾンビと遭遇。
268 :
トッド ◆yL2Gn75g82 :2006/05/28(日) 13:37:47 ID:qQUbdZ3lO
>>221【1530時 モール 2F】12/13
何とかパイプを登ってモールの2Fに侵入する事ができた。
その際に窓ガラスを割ってしまったが、この際は仕方ないだろう。
「ヒャッハー!水だぁ!……あれ?」
なんと、侵入したのは食料品のフロアでは無いようだ。
「工具店?なんてこった、腹はふくれないぜ」
やたらと散乱した店内を見渡す。
そして別のフロアに向かおうとすると、物音が聞こえた。
P226(16/15→13/15)窓ガラスの破壊に使用
>>17【15:30 東:モール 2階駐車場連絡口付近】7/13
(ロギューネ)僕は二階にいた女性
>>16からファレストについての情報を聞くと、
すぐさま警備室に向かおうとして・・・・・転んだ・・・・・しかしすぐ立ち上がり、
警備室に向かって走っていく。
走っている途中誰かの声を聞いたような気がしたが、構うことなく走り続けた。
そして・・・・・・
>>221 【15:30 モール2F 工具店】12/13
何だ?足音か?
次第にはっきりと聞こえてくる。
しかし、その足音は様子が変で恐らくはゾンビのものだと確信する。
倒れた棚の辺りから音が聞こえる。足音を立てないように様子を伺うと…
「おぉ、ふぁっく。何だありゃ?」
普通の人間よりも一回り大きいゾンビがウロウロしていた。
どうやら倒れた棚を迂回しようとせずに乗り越えようとしている。
頭はあまり良さそうでは無いが相手にはしたくない。
そのまま工具店を抜け出すことにした。
―カチャン……ガラガラガラ!
まずい、棚を倒してしまった!
……こっちを見てやがる。
もろにツギハギだらけのそいつと目が合った
すると次の瞬間に奴はこっちへ向かって来た。
なんてこった、天国のカァちゃんは泣いてるだろうな…
戦闘、目標の足止め:難易度2 射撃(-1) 合計1
書き込みの秒数一桁が1 3 5 9なら7,62mm(M14の弾薬)を5発消費して目標が怯むダメージを
それ以外ならばマガジン内の残りの弾薬をすべて消費して目標の左足を負傷させる。
>>142【12:00 東:モール前】(9/13)
モールの中は特に音はしない。
どんな様子なのかわからないから少女に詳しく聞こうと口を開きかけた俺は
『おじちゃん、どうしたの?』
ガキ、だ。ガキがオレの腕の中にいやがる。このままじゃ歩きづらいな畜生。
『おじちゃん?え?きゃっ!』
ポイッとな。ぎゃはははは!床に転がったような音がする。
『おじちゃんどうしたの!?なんで!?』
さぁてさてさてさてさてさてさて。鎌、がねぇなぁ。なんか切るものねぇのかよ。
鎌じゃなくてもいいんだよぅ。いわゆる「武器」だ。探せ探せ。
おいガキ、てめぇはそこで待ってなぁ。オレは何か持ってねぇと落ちつかねぇんだよ。武器武器武器武器武器…
【武器を探しに行きます。
秒数一桁目が1、3なら果物ナイフを、
2、4なら物干しざおを、
5、7なら金属バットを、
6、8なら狩猟用ライフル(2/7)を、
9、0なら高枝切り挟みをそれぞれ入手】
>>14【15:00 2Fホームセンター工具売り場出口付近】9/13
ホームセンターを抜け出すと私は医院を目指して走りに走った。こんなに走ったのは何時振りだろう
非常停止したエスカレーターを駆け上がり、CD屋を駆け抜け、医院のドアノブへ勢い余って転びそうになりながらしがみつく
狂ったようにドアを叩きながら開けろ開けろと喚きたてる。恥も外聞もあったものじゃない。
やっとドアが開き転げるように室内へ入ると、ホームセンターで遭った怪物について、中にいた人間に興奮も冷めやらないまま語った。
語りながら見慣れない女性
>>37がいるのに気付いた、この医院の医者だろうか結構な美人だ。
おそらくホランドの言っていた女医とは彼女のことだろう。女医
>>37は「今日は急患が多いねぇ」と
文句を言いながらもテキパキと手当てをしてくれた。
頭に包帯を巻くために私に近づいた彼女の体からから酒の臭いがした。
見るとレニー
>>9まで何処からか酒瓶を取り出して呷っている。つまり私がカナテコを万引きして元店員に咎められた時も
トロルと愉快な追いかけっこしている間もここで皆で楽しく一杯やっていたって訳か。なるほどねとつぶやきながら苦笑する
手早く治療を終えた女医は男ならこれくらいの傷平気だ、と威勢よく言ってが私の背中を強く叩き明るい声で笑った。
私は礼を言いつつその笑顔を見つめながら内心ホランドの気持ちが少しだけ分ったような気がした。
(応急治療によりカウンター9→10)
レニーに促され医院を出る準備をする。脱いだ白衣を羽織り入り口付近に放り出したカナテコを拾いあげる
「女医さん、外はゾンビなんて目じゃないとんでもない化け物がうろついています。しっかり戸締りをしてなるべく音を立てずに
やり過ごすか、他の生存者を見つけて早く合流してください。それじゃどうか気をつけて・・・縁があったらまた会いましょう」
>>37 女医に忠告すると外に誰も居ないのを確認したレニーが外へ出るように合図する。
結局彼女にホランドの事を聞く事はできなかった。が聞かない方が良かったかもしれない
例え彼女が覚えていたとしても私も彼女もただ悲しくなるだけだから・・・私はあえてそう思い込むように努め
今は駐車場へ急ぐ事だけを考える事にした。
>>142【13:00 東:モール内】(9/13)
ああー。なぁんかないかねぇ。あいつらをぶっ殺すなんか、こう手頃なのはよう。
オレはトカゲ。ひひひ。階、段を上がる。階段だよな?階段だ。うしゃしゃ。なんだか今日は調子がいいぞ。何人でもかかってこいってんだ。
何かねぇかなぁー。な、に、か、ね、ぇ、か…な!
こぉれだ!これは……尖ってるな。そして、長い。長いぜ。長い何かだ。刺せるかな?ジクッとよ。結構、重い。畜生。オレは軽くなきゃイヤだぜ。
まぁ、これしかないから仕方ねぇか。ちっ。さぁて、ガキのところに戻るか。
【物干しざおを手に入れた】
【秒数が奇数なら『暴徒』2体と遭遇】
>>57【15:00〜北:イヴァン邸】12/13
―ふと目が覚める…午後の心地よい陽射がさんさんと私の顔を照らしている。
なんだか懐かしい…まだ一日とも経っていないのに穏やかにしていられる時が懐かしく感じる。
そういえば私はイヴァンがいる広間を出て客用寝室で寝ていたんだ…
あの2人は私の心臓の薬をとりにモールへ行ったらしいし、私も動くに動けんな…
>>12【15:00 東:モール/4F通路→屋上】07/13
ラリー
>>22とかいう男の登場と共にゾンビが二体でてきた。
…どこから沸くんだか……。
いい加減、ランカ
>>29やアッシュ
>>13までもを殺しかねない。
……やばい…。
メリル
>>16が居なくなったら以前の私に戻ってしまいそうだ…。
あまりにも血と肉片を見すぎた…、ヤバイ…。
これじゃ…、なにも変わらないし、フィウスに顔向けできない…。
堪えろ…、堪えるんだ…。
「ハ..ァ..ハァ..ハァ...ン...ハァ...」
…くぅっ!
「ハァ…っ!ハァ…っ!」
い…、今はだめだ、出てくるな…っ!
「ハァ…、ハァ…、っぁ」
苦しみを訴える呼吸音をも押し殺しながら高ぶってきている『殺人心』を必死に抑える。
まだスパっと殺すくらいのなら良い、それならゾンビに向けていれば解消できる。
…今のは基本的に『ちゃんと生きている人間を苦しめながら殺す』というのだから抑えなければやばい。
殺さずに痛みを与え続けるのが主だから…。
そう考えたときに痛みを訴えるメリルの姿が脳裏によぎった。
なんとか…、解放された。
解放されたときにゾンビ二体は倒されていた。
屍を越え、屋上へ。
音を立てながら頑張っている空調施設。
火事の時に使うのか貯水タンク。
そして…。
ヘリポート。
>>25【15:00 北:屋敷〜東:モール】13/13
エンジンキーを回し、うなりを立てるエンジンの音を聞きつつハンドルに手をかける。
アクセルを踏み込むと、タイヤが回転を始め車体が前に動き出す。
・・・車を運転するのは何十年ぶりだろうか。
私は屋敷の門を全て開き、愛車―――左足のために、多少ブレーキの位置を変えたもの―――で屋敷を後にした。
ホールド(
>>57)は既に眼を覚ましただろうか?
屋敷はもはや穴だらけだ。侵入してきたゾンビに殺されるか、逃げ延びるか。それは彼次第だろう。
生憎私は彼やレオンが思うような『良き老人』では無かったということか。何も起きなければこのまま生涯を静かに過ごせたろうに、残念だ。
既にヘリは手配済みだ。
世界がこんな状況だろうと、金さえ掴ませればヘリの一台など簡単に呼べる。こんな腐敗した世に生まれたことを、今ばかりは幸せに思う。
しかしこの島で使えるヘリポートがモールの屋上にしか無いというのが、唯一の不安だ。
再びレニー(
>>9)に会ってしまった時は、再び『良き老人』の力を借りるしかあるまい。
とにかく、一刻も早くこの醜い島を発ちたいものだ。
「こちら本部!応答せよ一号機!」
「こちら一号機!」
「任務中止だ!」
「言ってる意味がわかりません。」
「ミッションキャンセルだと言ってるんだ!大統領からだ!聞こえたか!暗誦しろ!」
「・・・了解。任務中止。直ちに基地に帰等する。二号機!」
危機レス解除。
>>33【14:30〜 東:1階エスカレーター前〜アレックスズ】13/13
フェイに手伝ってもらい、マークの死体を運ぶ。せめてマークの店に置いてやろう。
>>18「僕、彼(マーク)の生きてる頃の写真みつけたヨ。…この今の世界がどうなちゃったのか僕にはわからないけと、
彼がとうして普通じゃないゾンビになたかわかる気がするヨ。
僕達はこれからとうなるかわからないけと…」
フェイがマークの写真を見せてきた。そこには家族とともに笑顔が。
「あぁ同感だ。人は不思議なモンで歩みを止めない、それが悪いほうでもな。マークは間違ってしまったんだろう。己の感情コントロールができなかった、家族を奪った理不尽な世界が憎かった。だから呪ったんだ、その結末は哀れだがな。」
>>18 俺達はアレックスズへ向けて、マークを運ぶ。ふとフェイが「どこに行くのか?」と尋ねてきたのでアレックスズと返した。
マークの死顔は安らかだった。
「しかし、マークが間違った方へ行ったとしてもそれが間違いとは言い切れない。正義と悪・・・。この世にこんな言葉は存在しないのさ。考え方を変えれば゛正義が悪に 悪が正義に゛なるんだ。人それぞれの考え方だな。俺はマークは悪くないと思う。」
>>18 背中でアレックスズの扉を開け、朽ち果てた店内を進みマークの部屋へと入った。
マークの死体を床に下ろし、服装を整える。そしてマークのそばにしゃがみ目を閉じる。
俺には信じている神は居ないが、人は二回死ぬんだ。肉体的な死と精神的な死。死んで忘れられる事、これが人が本当に死ぬ瞬間。
俺は忘れない、マーク・・・。アンタはもう眠ってくれ。何も考えなくていい。
立ち上がり、部屋の片隅に居るフェイを見る。
ふとその時、イラクでの出来事が頭に浮かんだ。そう・・・俺の最悪の罪。
口にすることで、人は救われるとも言うしな。
「フェイ。俺の身勝手な話を聞いてくれ。」
>>18 一人ぐらい知っていてもいいだろう・・・。
>>221 【15:30 モール2F 工具店】12/13
M14を咄嗟に構えて胴体に2発撃ち込む。しかし、全然効き目がない様子だ。
すぐに頭を狙うことにして、更に3発撃ち込んだ。
1発は口元に命中して2発はのどに当たった様子でゴボゴボという音がする。
悲鳴ともつかない奇声をあげて目標はのけぞった。
チャンスだ、奴は敵を見失っている。とどめを刺そうとM14を構える。
−グイッ
トリガーを引く。しかし、ハンマーが落ちる感触がない・・・つまり、発射されていない。
何てこった、ジャム(給弾不良)った!
すぐにも奴は体勢を立て直すかもしれない。
俺はとっさに工具店の出口へ向かい、天井に向かってジャンプした。
そして、シャッターをつかみ体重をかけてすばやく降ろす。
降ろしきると、金属音がしてロックされたのが分かる。
「へっへ、珍しい動物園だぜ。フランケン野郎め」これでしばらく奴は出て来れないだろう。
そして店内の地図を見て1Fに食料があることを確認するとエスカレーターの手すりを尻で滑り降りる。
「ヒャッハー!!水だぁー!!」思わず、奇声をあげる。
しかし、俺は軽率な行動をとったことを後悔した。
滑り降りた先に見える店舗に2つの人影が見える。(
>>33 >>18)
ゾンビか?これだけ大声を出してしまったらおそらくこちらに気が付いているはずだ・・・。
とりあえず、360°を見渡して付近にほかに人影がいないのを確認すると様子を見ることにした。
[フランケン(3/3→2/3)] [M14弾数(12/20→7/20)]
>>33【15:00〜 アレックスズ】13/13
「俺がまだイラクで戦っていた時の事だ。特殊部隊に入ってた俺は、ある町への潜入を命じられた。20名いる特殊部隊でのな。いつもの事だった。だれも死ぬなんて思わなかった。
しかしそれは甘かったんだ・・・。情報と違い、敵の数が圧倒的に多かった。もちろん部隊は壊滅。俺とレイモンドだけとなった
。レイモンドは俺と5年、組んできたとてもいい相棒だった。入隊したのが動機だったから気があった。角刈りの金髪でいつも笑ってるいい奴だった。
喧嘩して・・・馬鹿やって・・・毎日が楽しかった。あいつに何回も助けられた。
レイモンドは交戦中、足を撃たれたみたいで俺が肩を貸して逃げていた。しかし追手はすぐそこまで来ている。当然、ケガ人を運びながらでは逃げれない。
俺の頭で嫌な事が浮かんだ。゛いっそのことこいつ殺すか?゛その時、自分が狂ったと思ったしかし正論だとも思った。俺は広い荒野でレイモンドを離した。あいつは「何やってる?早く肩を貸してくれ」と言ってきた。笑いながら。
お前は死ぬんだ。腰から銃を抜き、レイモンドの頭に向けた。あいつは一瞬、驚いた顔をしたがすぐにいつもの笑っている顔をして俺にこう言った。
゛お前にもいずれわかるよ゛。
涙でぐちゃぐちゃな顔の俺は゛許してくれ゛と言って引き金を引いた。衝撃が腕に伝わり、血まみれの自分に発狂しながらアメリカ軍の駐屯地に帰った。
気がついたら、病院のベットで寝ていた。そのあと軍幹部の者が来て、任務の事を聞かれた。そうレイモンドの事意外はすべて正直に言った。レイモンドの事は゛途中に撃たれて死にました゛と言った。軍の奴らもなっとくし、俺は罪にもならなかった。
体中をどす黒い罪悪感が包んだ。自分には゛生きるために仕方なかったんだ゛と言いつけてなんとか正気を保った。
今でもレイモンドがあの時、言った事が解らない。ま!こんなモンだ!」
知らず知らずに涙が頬をつたっていた。俺は顔を隠し部屋を出た。
>>33【15:00〜 アレックスズ】13/13
扉にもたれかかり、もう一度あの時の事を考えた。
すると一つの解が浮かび上がった。自分への言い訳かもしれないが。
レイモンドはなぜあの時、抵抗しなかったのか?あいつは銃も持っていたし接近戦練習ではいつもあいつに負けていた。ケガをしてるからといっても俺ぐらいには勝てたはずだ。
きっと俺の為に゛自己犠牲゛してくれたんだと思う。あいつはもうわかっていたんだ゛本当の人生の価値゛を。
人の人生は゛死んでも誰かに覚えていてもらう事が価値゛だと。だからあいつはあの時、あんな事を言ったんだ。
足の力が抜け、その場に崩れ座る。そして力ない笑い声と悲しみの涙が漏れ出した。
なんて馬鹿だったんだ俺は。自分が可愛かっただけに゛人生の価値゛を失った。・・・・いや違う。
俺は立ち、出口の扉へと向う。
レイモンド。俺はお前に教わった゛人生の価値゛をしかし、俺はお前のように自分を捨てる事はできない。まだ自分が可愛い。でも大切な人を守る。人生の価値を守るためにな。じゃどうするかって?簡単だ。
俺の目の前に現れる敵は、ただただ殺す。レイモンドこれが俺の解だ。
店内の窓から空を見て、笑みをこぼした。
やっとわかったぜ、レイモンド。
>>142【13:30 東:モール内】(9/13)
ひひひ、ああー、重たぁい。重たぁいよぉぉ。誰か持ってぇ。ぎゃはははは!こいつは傑作だぜ。
…ウヒヒ。やべぇやべぇ。オスカー賞取れるぜ。あ、それは俳優か。
『ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙…』
ん?
『ズリリッ、ズリリッ』
き、た、なあぁぁぁあ。
早速早速早速早速早速ぅ!現れました!こ、の、重くて長ぁぁいやつでぶっ殺してやるよぉ!ひゃはははははははは!
【『暴徒』2体と戦闘を行います。難易度修正 2→1
物干しざおは重いので戦闘修正は受けられません。また、リーチが特に長いので一度に2体を相手することも可能。
1、3、5、7以外で暴徒1体を駆逐、2桁目が素数なら2体纏めて虐殺】
>>16【15:00 東:モール/2階駐車場連絡口付近→エスカレーター】7/13
・・・ガラガラガラ!!!
棚か何かが倒れて、床に叩きつけられるような凄まじい音。そしてその後の銃声。
銃声は頭痛を一層酷いものにする。こめかみを揉んでなんとか気を紛らわせた。
痛みが和らぐような気がするが、結局は焼け石に水で、その効果は1分も持たない。
・・・さっきも何かが倒れるような音が聞こえた。悪い兆候だ。
音はかなり近く、同じ階からのものであることは疑いようもなかった。
「選択肢は一つ消えたわね。どの道、ここを動かないといけない」
>>20 アイスから受け取ったトランシーバーのうち一台を
>>20デイヴに渡した。
「・・・先に屋上の駐車場に行ってる。決心がついたら連絡して」
>>20 【デイヴにトランシーバーを譲渡】
屋上へ上がろうと、停止したエスカレーターの手前に立つ。
一段一段上がっていくのを想像するとそれだけで頭痛は酷くなっていった。
・・・上がるしかないか。
息を深く吐き、4階へとゆっくり上り始めた。
【秒数が1、3ならカウンターマイナス1で到着。5、7、9なら普通に到着。
秒数が0、2、4なら到着後ゾンビ1体と戦闘。6、8ならカウンターマイナス2で到着】
>>142【14:00 東:モール内】(9/13)
あ、あ、あ、あ!畜生、ぶん投げちまった!畜生っ!重たいんだよ!だからイヤだったんだ!畜生畜生畜生!
逃げるか?逃げるか。逃げるぞぉぉぉお!武器、武器、武器、また新しいの拾わないとな。ああー、めんどくせぇことになってきました!
畜生畜生…畜生畜生畜生…ああーもう!オレは無敵なんだよぉぅ!
逃げるってのはぁ…
『グァァァア!』
ひゃぁっ!無理無理無理無理無理!畜生畜生畜生畜生畜生一回逃げるだけだぜ!
また必ずてめぇらをぶちのめす!絶対な!うひゃぁっ!危ねぇ!
いいか、必ずだぜ!
【一旦逃亡します。秒数が偶数なら逃亡に成功。奇数なら失敗。カウンターからマイナス2。
成功した場合、秒数が
2なら果物ナイフを、
4なら狩猟用ライフル(1/7)を、
6ならナタを、
それぞれ入手する。8と0なら何も入手できない】
>>39【16:00 地下通用路】
「カティア!運転代われ!」
インカムを通して三銃朗はガ鳴った。
カティアの頭上から手を回し、バイクのカウリングの前方に突き出ているM60のキャリングハンドルを掴むと、三銃朗はヒョイッと持ち上げた。
M60を取り上げられたカティアは慌てて三銃朗が放したバイクのハンドルを掴む…。
「いいか、カティア!アクセルを決して捻るなよ…!手を添えてるだけだ!…OK?!」
三銃朗はタンデムステップに乗り、シートレールを脛と踝で締め付ける様に強力にグリップしてパニアケースのトップボックスに腰掛ける様な体勢を取ってM60を構えた。
腰下で、上半身とM60の射撃ポジションを支えるのは勿論だが、徐行とはいえ、膝から下だけでバイクをホールドする感じだ。
バイクはビックボアのアイドリングが醸す太いトルクだけで前進し、カティアはおっかなびっくりハンドルを触れる様に押さえてるだけだ…。
三銃朗は至近距離からバイクに縋り付いて来るゾンビの群れを左右、斜め後ろと矢継ぎ早に銃撃して行った。
ド・コ・コ・コ・コ…ド・コ・コ・コ・コ…とリズミカルな反動を腰と背筋で収めて行く…。
カティアはただ、ただ、前方に空いた空間に向けてハンドルを切るだけだ…実際には三銃朗が下半身でバイクのバランスをキープしているのだが。
進路上の行く手を阻む正面のゾンビもそうだが、遮蔽体の至近距離から突然湧いて群がって来るゾンビ共を、右に左に、時には斜め後方にも腰を回し上体を捻って銃撃していく。
路上に飛び出してきた奴は一瞬にしてミンチにされた…カティアはそれを必死になってバイクを操って避けて行く…。
バイクの手綱を握るカティアの頭上でM60が激しく咆哮を上げる…右に…左に…時には正面を…。
真正面や右側面の銃撃はいいが、左側の銃撃の際にはカティアの頭上にバラバラと大量の熱した空薬莢と弾帯から分離したメタルリンクが降り注いだ。
『────ぅくッ…』
幸いカティアはシスター風のシックなフードケープを被っているので熱した空薬莢が肌に触れたり、襟首から入ったりする事はないが、カティアが好い気はしなかったのは無論だ。
『う"〜〜〜〜〜〜〜っ』
三銃朗はサーマルスコープのファインダーを覗きながら狭い視界の中のゾンビを捉えては右に左に銃撃していった。
>>39【16:00 地下通用路】
暫くソロリソロリと徐行してカティアは徐々にではあったが、乗り物としてのバイクの感覚にも慣れて来た…。
しかしその頃になって、やがてバイクの速力が徐々に落ちていき、エンジンはノッキングを起し始めた。
「!!」───『??』
「カティア、一速落とせ!」
カティアは、クラッチも切らず、ギアを一速に落とした。
ギアペダルを踏み込むと、ガツンッという大きなノッキングを伴って、三銃朗は思わず前方に突んのめる。
『「はわわ…っ!!」』
ビックバイクはその粘りのある太いトルクでエンストする事無く、再びスルスルと走り出した…が、
「OK,OK,ノープロブレムだ…カティア」
シフトチェンジの不備など気にもせず、三銃朗は狭い視界の中で、周囲から群がってくるゾンビの撃退に気を取られていた。
カティアがクラッチなど知らなかったなどとは想像だにしてなかった…。
幾ら前方の物陰や天井のパイプに潜伏していても、M60にマウントされたサーマルスコープの前には矢張りゾンビの姿は丸見えだった。
ゾンビの体温は低く、外気温度に左右される…かどうかは微妙だが…変温動物に成ってしまったとは言え、サーマルスコープの像からその人型の輪郭までは打ち消せる訳ではない。
「丸見えだ!!ちょろいぜ!!」
その時、サイかバッファローの様なビックバイクの挙動に焦ったカティアは勢い余ってステップを踏み外していた…。
『わわッ』
そして、ステップと誤って左足でサイドスタンドをも蹴りさげてしまう!
『あ、…』
必死で左足でサイドスタンドの足掛けを掻くが、スタンドは戻らない!
『うっ…うっ…うっ…』
そしてユックリではあるが、左カーブが徐々に迫ってきていた!左に曲がれないというのに…!
『───────ひいっ!!』
そんなカティアの動揺とは裏腹に、三銃朗は遮二無二にトリガーを引き続けていた。
釈迦力になって隠れているゾンビが飛び出して来る前に事前に銃撃を加えていく。
サーマルビジョンの中では微弱ではあったが、着弾した箇所だけが温度が高い…。
>>29 東:モール 階段→屋上 15:00 13/13
>>12アイス「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」
ランカ「アイスさん、具合悪そうですね、大丈夫ですか?」
アイスさんは大丈夫と軽く答えただけだった、でもその顔色の悪さと・・・その瞳・・・
私は嫌な考えを頭を振って払う。
屋上の扉を開かれる、風がビュッと吹き抜け私は思わず目を細める、太陽の光がまぶしい。
その時カタ・・・カタカタ・・・と、巨大なエアコンの室外機の裏で物音がした。
ランカ「ん?何かしら?」
見ると、土気色した顔の警察官が痙攣を起こしていた。 生きてる・・・人間?
ランカ「きゃあ! 大変、おまわりさんが!! だ、大丈夫ですか?」
その声に
>>13アッシュさんと
>>22ラリーさんがこっちに気づく。
ランカ「ケガ人よ、手を貸してくださいな。」
私が警察官に肩を貸そうと、腕を掴んだ瞬間。
警察官「うああああああああ!!!!」
ズキューン!!!!
わき腹に走る強烈な衝撃と焼き鏝を押し付けられたような痛み。
ランカ「え・・・?」
その時私が見たのは、銃から上がる煙と、光を失いゆっくりと立ち上がる警察官の姿だった。
【人格チェンジ】ライフカウンター -8
らんか「がはぁっ・・・こんの、ポリ公・・・っく・・・。」
クソ!撃たれやがって、あのバカが・・・てめぇ一人の体じゃねえんだぞ。
腹を押さえる、大丈夫だ・・・撃たれたのはわき腹だ、臓器はやられていないみたいだ。
ちっ、こんなクソポリに撃たれやがって、もう死者になっちまってるじゃねぇか。
『元』警察官「うぅあぁぁ・・・」
ダメだ・・・ショックで腰が抜けてやがる、立ち上がれねぇ。
ポリ公が噛み付こうと襲ってくる、アタシは体を転がしなんとかかわすが腹に強烈な痛みが走る。
らんか「あああああああ!」
>>22 >>13 >>12がこっちに走ってくる姿が見えたのを最後に、アタシはその場で気絶した。
>>142【14:00 東:モール内】(9/13)
はぁ、はぁ、はぁ……この、オレが逃げてしまったぜ。だが、必ず、仕返しはするぜぇぇぇ。必ずな。
さぁて、武器、武器、ヤツらをぶっ殺すための武器はどこかねぇ。どーこーだー武ぅ器ぃぃぃ。ふひひ。
お、これは……冷たいな。切れる。痛い。これは鋭い。さてはて一体何なんだろうねこれは。持ってみるか。
お、案外軽いぜぇ。こりゃいい。しっくりくる。こりゃたまらんねぇ。この手触り、感触、ナイ、フか。ナイフだぁぁぁぁあ!こいつはめちゃくちゃついてるぜ!
【果物ナイフを入手】
ナイフならオレは無敵だ!必ずヤツらに一泡ふかせてやる。いや、泡ふくまえにおっ死ぬか。ぎゃはははははははは!
ご機嫌だぜぇ、おい!ぎゃはははは!ぎゃはははは!ぎゃはははは!
さぁて、化け物ども、かかってこい!
【再び『暴徒』2体と戦闘を行います。果物ナイフは軽いので難易度修正2→0。
偶数なら1体を撃破。奇数ならカウンターからマイナス1。9ならカウンターから更にマイナス1】
>>26【14:30〜 東 モール1F食料品売り場→2Fエスカレーター前】7/13
俺はライフルを中段に構え、ゾンビへ無造作に近寄る。間合いが詰まり、
先頭の一体の首を銃剣で横薙ぎに払い、跳ね飛ばす。その後ろの一体の
顔を返す刀の銃床で殴りつけ、倒れたところへ頭を狙って銃剣を突き刺した。
ふぅ…やはり、これがあると楽だな。距離が長くなる分、リスクも負わないしな。
ゾンビを片付けて、腹も膨れた。さて、警備室へ向かうか…
俺は警備室へ向かって歩き出した。止まっているエスカレーターを登っているとき…
「ヒャッハー!!水だぁー!!」
>>221という素っ頓狂な叫び声が聞こえてきた。
見ると、向こう側のエスカレーターに軍人風の男
>>221がいた。さすがに、迂闊だと思ったのか、
今は周囲を警戒した動きを見せていた。こちらにはまだ気付いていないようだが…
俺はとっさにモールの床に伏せて、男の様子を男がフェイ達に危害を加えないとも限らない。そうならない事を祈るのみだが…伺う。あの動き…訓練を受けた軍人だ。
どこから来たのかは分からないが、何か外部の情報を知っているだろうか?
その考えを、しかし即座に打ち消す。一般人におそらく最高機密に属するであろう
情報を漏らすはずがないし、軍隊の性質上、知らされていない可能性もある。
俺はとりあえず、様子を見ることにした。懐からベレッタを抜き、安全装置を外して
撃鉄を起す。まさか、生存者の抹殺なんて事はないだろうが…
万一という事もある。備えはしておくに限る。
>>142【14:00 東:モール内】(9/13)
痛っ!な、なんだぁ?掴むんじゃねぇよ。てめぇは。ふざけるなよぉぉ?てめぇはこれからオレにぶっ殺されるんだよ。
(9/13)→(8/13)
やられ役が主役に刃向かうもんじゃ、ねぇ!
おら、てめぇもだ!臭ぇ体臭ばらまきやがってよぉぉぉ。いますぐばらばらに分解してやっから待ってやがれ!
うしゃぁぁぁぁぁぁあ!!死ね死ね死ね死ね死ね!
【引き続き交戦 難易度修正2→0。偶数なら『暴徒』2体を一気に撃破。奇数ならカウンターからマイナス1して1体撃破】
>>39【16:00 地下通用路】
ディア用JSP弾はFMJより硬目標への貫通性は低いが、それでも何発かは隠れたゾンビに被弾し、ゾンビの突進力を事前に幾らか削いだ。
しかし、三銃朗は正面や左右よりも寧ろ上方を警戒していた。
その傍らで、三銃朗の前でステアリングを任せられているカティアは直進を余儀なくされ、徐々に追い詰められていった…。
カティアは慌ててハンドルを左に振った。
ガリッ…ガリッ…ガリッ…
立ち上がったサイドスタンドが路面と接触してバイクを左に傾けられない…左カーブが迫ってきているのに!
通用路の路肩にバイクは俄に寄っていく!右路側帯の壁面が迫る!
「カティアッ右に拠りすぎだ!左!左!」
『だめなのぉ!…サイドスタンドがぁ…!』
、その瞬間タイミング悪く危惧していた上方からのゾンビのダイブに三銃朗は反射的に気を取られた。
カティアの絶叫も虚しく三銃朗の耳には届かない。
「…っらアァ───ッ!!」。
極端な仰角で火を噴くM60はバイクに向かって飛び降りて来るゾンビを空中でバラバラに分解する…。
しかし、それでも体の大部分を失って半身不随になりながらも、細切れになって頭と左腕だけになって三銃朗とカティアに降りかかって来た。
ゾンビ突進を銃撃で削ぐ事と、上から飛び降りて振ってくるゾンビの落下を阻止する事はまた別だ。
ゾンビの鬼気迫る咆哮と牙が迫り、絡みつく!
「…くのぉッ!」
三銃朗はM60で覆い被さってきた頭と左腕だけになった細切れのゾンビの上半身を横殴りに薙ぎ払った。
───ガッッッ!!───
急激なマスの移動でバランスの乱れたバイクは大きく傾いて左側に飛び出したサイドスタンドを路面に打ち付けた。
>>39【16:00 地下通用路】
「『───────!!』?」
その時、初めてサイドスタンドを地面に引き摺っている事に三銃朗は気が付いた。
三銃朗は体重の重心を車軸線から左に速やかにズラしてバイクを傾けずに左に寄せて行きながら、右側に充分なスペースを作って、一旦、バイクを膝で捻って右に振ってから勢いを付けて左に大きく傾けた。
すると、その反動でバイクが傾いた際に立ったままのサイドスタンドは路面に激突し、進行方向に引き摺られるままに擦っていき、カタンッとピボット部から屈折して跳ね上がった。
間一髪、右側面の壁に激突する事は回避された…一瞬の動作に過ぎなかったが…。
「フ───────ッ中々スリルあったゼ…そういう事はもっと早く…な。カティア」
何時の間にか”ゾンビの巣窟”を抜けていた…とっくに。
大概の場所をビックオフは走破していった…キツいカントや大きいスロープだろうと、階段だろうと、高低の落差が大きい段差だろうと…。
M60のグリップをカティアに持たせ、トリガーを任せる。三銃朗がバイクを操り、行く手を阻む障害をカティアが撃ち倒して、それを三銃朗が避ける。
その繰り返しで、大分教会まで近付いた。
アクセルに触れずにアイドリングのトルクに任せたまま、ギアがサードに入っている状態のビックオフバイクをカティアは自転車の様な速度と感覚で道に沿って走らせていた。
だからゾンビの残骸を避ける際にには大きなバイクを傾ける事が感覚的には凄く怖かったものの、『要は大きな自転車』位に思ってハンドルを切って操舵していたのだった。
そして減速してカティアは一安心してしていると限りなく停車に近い最徐行のままハイギヤードで繋いだので再び更に激しいノッキング。
ガクン、ガクンとエンジンはエンスト寸前だ。
迂闊にもアクセルを捻る───────。
軽くアクセルを空けた積りだったのだが、それでも捻りが大きかったのかバイクは路面を蹴って猛然とダッシュし始めた!
「『うわはっつ!!!』」
突然の急加速に三銃朗は上半身を置いていかれそうになり、バランスを崩して後方に投げ出された。
「だからあれほどアクセルには触れるなと…!!」
…と、いった積りだったが、三銃朗の言葉は声になっていなかった。
>>221 【15:30 モール1F 食料品販売フロア】12/13
どうやら店内の人影はこちらに気が付いていないようだった。
やや逆光でゾンビか生存者かの判別はつかないがリスクを冒してまで確認する必要は無いだろう。
と、自分で都合よく理由をつけて早速食料品が並べられているコーナーに向かうことにした。
そりゃあ、腹が減っているのにこれだけ沢山の食料を前にしたらジーザスだってこっちを優先するさ。
まるで新しいゲームソフトを貰った子供のように、小走りで乳製品のコーナーまで向かう。
「素晴らしい、冷蔵機器は生きているのか」腐っていそうな物は見たところ無い。
特濃の牛乳の入った2gポリ容器をおもむろに手に取りキャップをあけてがぶ飲みする。
多少どころか、かなりこぼれてBDUや装備品を汚すが気にしない。
ふと、まだ腐っている食料が見たところ無いということが、ここでの惨事が始まってまだ日が浅いことを思い知らせる。
「生き返った!次は飯だ!!」
近くのショッピングカートに飲みかけの牛乳を乗せてパン類を探すことにした。
空腹状態からいきなり沢山食べても腹を壊すだけだから少しにしようと思いつつも直にカートは満杯になった。
ふと、サンドイッチのコーナーに目をやる。
最近誰かがここで腹ごしらえをしたようだ。
いくら生存者がいる可能性があってもこのような状況下で姿が見えないのは気味が悪いな。
とりあえず、高出力の無線機を見つけるまで落ち着く拠点が欲しいな・・・。
【持ち物追加:飲みかけの牛乳と食料品満載のショッピングカート(モール内のみ持ち運び可能)】
>>12【15:30 東:モール/屋上】07/13
一瞬…、ほんの一瞬だが『裏』が顔を出した。
のも、つかのま。
わき腹を撃たれたようだ。
そして…、気絶。
くそっ!
臓器は…、大丈夫っ!
出血が酷い…。
このままここに放置もいけない…さらに私もここにいてはいけない…!
その瞬間、なりふり構わず警察官ゾンビは腕を振りかぶった。
銃を使ったから多少知識があったのかと思ったが、ゾンビ化するときの勢いで引き金を、か?
振り下ろされた腕をギリギリでランカ
>>29を背負いながらも避ける。
今の状況じゃ…、二人
>>13 >>22 に任せるしか…!
とにかく、止血が先!
うぐ…、もう、布がない…。
流石に胸だけを押さえてるものを使うわけにも行かない…。
やむおえない。
ランカのワンピースの裾をつかみ、ぐるっと巻き破いた。
このままじゃ、血が滲んでどうしようもない。
ジーパンを一時的に脱ぎ、左足部分を右足部分と同じように裂く。
「……短くなった…」
そしてかつては右足にかかっていただろう少し硬い布を一回ほど折り、
ランカの撃たれたわき腹へ押さえつけ、その上から破ったワンピースの裾で巻きつける。
その間苦しそうな呻きをもらしていたがそんなの今、この状況じゃ無視にしかできない。
改めて鞘から抜き取り、ランカを護る体制に入る。
…頼むよ、二人ともっ!
>>142【14:30 東:モール内】(8/13)
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね!
うぉぉぉぉぉぉぉ!
しゃゃゃゃゃぁあっ!
…ふふふ…ははは…はぁっはっはっはっはっ!
思い知ったか豚野郎!これがオレ様だ!これがオレ様の力だ!その気になれば2匹同時に殺すなんて簡単なんだよぉぉ。
ああーすかっとしたぜ。さぁて、と。あのガキのところに戻るかぁ。どこにいったのかなぁ。あそこにはどうやって行けばいいのかなぁ。わかんねぇや。よっし、匂いを辿るべし。
やっぱオレって頭いい♪くんくん、くんくん……こーっちだ♪トカゲ歩きで向かうぜ。へへへ。
>>13【15:00 東:モール屋上】13/13
今戦えるのは俺とラリーだけだ。
「ラリー、さっき言った通りだ。俺に任せてくれ。」
>>22 ゾンビを殺す度に失われた記憶が蘇りそうな感覚にとらわれる。
確信はないが、記憶が蘇ればこの頭痛や不快感から解放してもらえる気がする。
…身構え、警官の服を着た男を見る。
――今ラクにしてやる。さっさとやられろよ?
ゾンビが唸り声とともに突っ込んできた。
書き込み秒数2、4、6、8以外ならゾンビへの攻撃成功。
>>9【15:00 東:モール〜路上】13/13
カナテコを手に入れたゴードン
>>14からナイフを受け取り、立体駐車場へ…
…その間にも俺の鋭敏な耳にはモール内の様々な音――どれも穏やかならざるモノだ――が聴こえてきていた…が、どうでもいい…
むしろこれ以上面倒に巻き込まれないうちにさっさとここから立ち去るべきだろう…
車に乗り込み、死者共の臭気が徐々に色濃くなり始めて来たモールを後にする…ゴードンの車も後に続いている。
モールを出て少し走った時、見覚えのある車がこちらの方―――つまりモール方向―――へと走って来るのが見えた…アレは確か…
…目が合った運転席の人間は紛れも無く…やはりイヴァン
>>25だった…
奴もこちらに気付いたらしく、微かに表情を動かす…
…脚も悪く、ずっと屋敷に籠っていたイヴァンが、今更車で外出となると…
何か必要な物や用事があったのなら…俺かゴードンについでに頼んでいた筈だ。
…何か、他人には任せられない、後暗い用事か…それとも…
奴の過去を知る俺にはおおよその察しはついたが…特に驚く程の事もない…所詮、腐った所業に手を染めた人間がいくら贖罪ごっこを気取ろうと、変わりはしないと言う事だ…
…だが、それも俺にはどうでもいい事だ…
イヴァンがどう思ったか知らないが…奴の車とすれ違った。
イヴァンはすれ違うまでの間、此方を凝視していたが…俺は何をするでもなく、ちらりと一瞥しただけで通り過ぎた…
…カネコとの会話に嘘が無いのは確認済みだ…俺の目的の邪魔さえしなければ、後は奴がどうしようと知った事じゃあない…
…まあどの道、何処へ逃げようと世界中がこの様な訳だしな…
今、ジムスキー
>>57は屋敷で一人でいるという事か…あまり良い状態ではない…
…本当のところ、奴がどうなろうがどうでもいい事だが…無駄足になるのは少々癇に障る…
俺は更にスピードを上げ…イヴァン邸へと車を走らせた。
>>39【16:00 地下通用路】
『はううっつ!』
ビックオフローダーの唐突な加速に、目の前のゾンビに突っ込みそうになる。
「カティア!ブレーキ、ブレーキ!」
インカムに三銃朗の絶叫が届く。
しかし、カティアはそのまま走り去っていく…三銃朗を置き去りにして。
『どうしよう…停まったら私、足が着かない…し』
足付き性の良くないカティアは水牛の様なビックオフロードバイクを転倒してしまうと思って動揺した。
転倒させる事無く巧く停車させる為に、足付き性の良い丁度の段差のある停車位置を探して宛ても無く暫くヨロヨロと進んでいく…。
「アイツ…何処まで行く気なんだ?」
三銃朗からどんどん離れて行く…
『これ、(転ばずに)どうやって停めるのぉー?』
「(・・・・・・・・・・・・・・)」
背後でパタ・パタ・パタ…と、M60の掃射音が反響して来た…。
インカムの声の届きが悪くなる…三銃朗を落としてからヨタヨタと可也進んでしまっていた。
『あ、あった、あそこがいい!』
500mほど走った辺りで漸く路肩に丁度良い高さの縁を見つけると、ハンドルの両レバーを握りこんでブレーキをかけた。
ブレーキをかける積りだったが、同時にクラッチを切っていたので、エンジンブレーキも同時に切ってしまっていた。
バイクはスーッと滑る様に、止り木を見つけた鳥の如く器用に転倒もせずスマートに停車した。
《…ホッ、転ばずに済んだ…》
だけど停止してもエンジンの回転は保持されていた。
なんとか路肩に丁度良い足場を見つけ、路面に足が届かなくても停まれたが、停車と同時にブレーキレバーと共にクラッチレバーも離してしまった。
突然クラッチミートして繋がったビックバイクのトルクの押し出しにガクンッと突き跳ばされ、結局転倒した。
(しかしケープの下にはヘッドギアを装着していたので、後頭部を強かに打っても大事は無かったのはラッキーだった)
カティアが停まった所は地下通路の行き止まりでそこから先には既に道が途絶えていた…。
>>9【15:30 東:イヴァン邸前】13/13
イヴァン邸に着くと、想像していたよりも更に状況は酷かった…
…全ての門が全開にされている…イヴァンが一人で逃げる分には違和感はなかったが、ここまでやっていくとは少々意外だった…
数時間前に大量のゾンビを血祭りにあげた事もあり、この周辺のゾンビの数は多くは無いのが不幸中の幸いか…
…それでも、数体のゾンビは屋敷の中に既に入り込んでいる様子だ…
こうなった以上、今までのように律儀に門前に車を停める必要は無い…全開になった門の内部に車を進入させる。
…やはり予想通り、庭にも既にゾンビ共がちらほらと入り込んでいる…この屋敷はもう、駄目だな…
俺はガレージへと車を走らせ、屋敷に入り込んでから停車させた…
ゴードン
>>14もそれに続く。
「ジムスキー
>>57を探し、車に乗せる…アンタはこれを持っておきな…元々アンタの使いだ…」
そう言って心臓病の薬をゴードンへと渡しておく…
>>17【15:30 東 モール 3階 警備室】7/13
(ロギューネ)僕は少し息を切らしながら警備室に入っていくと、
そこには撃たれた場所を固定しているファレストがいた。
生きてた・・・・・・まぁ死ぬはずは無いと思っていたけれど・・・・・
「生きていたんだね、これからここに
>>26アモン君も来る、
ここを脱出するって言う集団も見つけた、アモン君とフェイさん
>>26>>18が
きたら一緒に行くよ。」
そう言うとモニターを見る。するとまたしても問題が発生していた。
あれは・・・・・・ディーン(前スレ
>>26)・・・4階のモニターにはゾンビ化し、
化け物となっているディーンがいた。それも生存者に銃を向けている。これは・・・・・・
僕は館内放送のスイッチをいれ、放送範囲をモール全域にすると、
「皆さん、聞いてください、4階で銃を扱うゾンビに生存者が襲われています、
行ける人は今すぐ救援に向かってあげて下さい。僕もすぐに向かいます。
もう一度言います。
4階で銃を扱うゾンビに生存者が襲われています、行ける人は今すぐ救援に向かってあげて下さい。
・・・・これで3体目・・・・・・」
僕は本筋の後にそう呟くと、ファレストと一緒に警備室を出た。
絶対に死なせてなるものか・・・・・・あぁ死なせはしないさ、この「破壊と混乱」のコンビで
事態を鎮圧してあげようじゃないか。あぁ忘れてた、
>>221 【15:30〜16:00 モール1F 食料品販売フロア付近のベンチ】12/13
次のサンドイッチの包装を解いて食べようとした時だった。
いきなり館内放送が入った。
まだ生存者がいるようだ!どうやら4Fに銃を扱えるゾンビがいるらしい。
ショッピングカートをその場に置いてM14のマガジンを新しい物に装填した。
「エスカレーターで上がってしまっていいのか?」
その場を離れて4階へと向かうことにした
【持ち物からショッピングカートを外す】
【M14(7/20→21/20)、残りマガジンの内訳は6発入ったマガジンと20発のが1本ずつ】
>>142【15:00 東:モール内】(8/13)
えーっと、えーっと、こっちだな。走れ走れ。あのガキ、まだ生きていればいいんだがなぁ。
まったく、臭ぇ化け物どもが邪魔で時間ばかりくうぜ。畜生が。
だけど、果物ナイフがあるから無敵だ!あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!強いぞオレ!無ぅ敵ぃの超人(スーパーマン)だぁぁぁぁ!クラーク・ケントも真っ青だぜ。
『や、やめて、こないでぇぇー!』
んん?あ、の、こ、え、はぁぁぁぁ、あのガキか?あのガキ、どうしたんだぁぁぁ?とりあえず、行ってみるか。
【秒数が偶数なら『巨大な臭い』→人造ゾンビ(2/3)と遭遇。奇数なら『強烈な臭い』(マークのゾンビ)と遭遇】
>>9【15:30 東:イヴァン邸内】13/13
…邸内を歩きつつ、音を聴く…ゴードン
>>14もその空気を読んだのか、息を殺す様にした。
…呻き声、引き摺る様な音…屋敷の中にもゾンビは既に入り込んでいる…
ただ、あの男
>>57も簡単に餌にされる様なタマじゃあなかろう…
ゾンビと交戦中ならばその音もするかも知れない…感覚を研ぎ澄まさせつつも、コートのポケットに手をいれ悠然と俺は歩いていた…当然、その手の中には銃がある…
【ジムスキー捜索】
秒数下一桁が偶数ならば気配を察し、ジムスキーさんの居る客用寝室へ(その時0、8ならば発見時ゾンビは居ないがそれ以外の場合は、その下一桁の数のゾンビとジムスキーさんは交戦中)。
奇数ならばジムスキーさんはまだ見つからず、秒数下一桁の数のゾンビと遭遇する。
>>14【15:30 東:モール→北:イヴァン邸】10/13
イヴァン邸に帰る途中車を運転するイヴァンをすれ違った、助手席や後部座席には誰も乗っていなかった
つまりイヴァン氏
>>25はジムスキー氏
>>57を見捨てたと言う事なのだろうか、信じられない思い出で
すれ違う一瞬イヴァンと目を合わせる。だが一体何処へ行く気なのか、安全な屋敷を離れて向かう先なのだから
相当な理由がある筈だ、だが今はジムスキー氏の方が気になる、私達は屋敷に急いだ。
屋敷に到着したがその様子を見て愕然とした、門が・・・全部開いてる。
門は外側から無理やり開けたり、勝手に開いたりはしない。つまりイヴァンが全開にしていったと言う事だ。
彼はジムスキー氏を見捨て、私達の信頼を裏切った。だが怒りに心を任せる前にやる事がある。
急いで車を内部へ乗り入れ下車した。直ぐに近くに居たゾンビが私に向かって両手を伸ばし
掴みかかろうとする。「邪魔だ!どけ!」怒りに任せてカナテコを振る、カナテコは側頭部に当たり
頭はちぎれてそのままガレージの外まで飛んでいった。頭を失ったまま歩き続ける身体を思い切り蹴り倒すと
その様子を黙って見ていたレニー
>>9はジムスキーを探そうと言い心臓病の薬を私に渡した。
「ああ、早く探そう。その後はあの爺さんもだ!一体どういうつもりだか知らないが説明させてやる!」
>>9 屋敷の内部は心配したとおりゾンビが沢山入り込んでいた、あちこちから呻き声が聞こえる
以前の反省を踏まえて、物音を立てずジムスキー氏を捜索する。レニーが突然一つのドアの前で立ち止まった
私の目を見て頷いてから親指でドアを指す、中からはバタバタと複数の人間が激しく動き回る音が聞こえる。
レニーは銃を抜き、私は武器をきつく握り締めた。レニーに頷いてから私はドアをゆっくりと開けた。
内部ではジムスキー氏がレイピアを手に2人のゾンビと戦っていた。ジムスキー氏は既にかなり追い詰められているようだ
「レニー、片方を頼む!私はもう片方を片付ける!」>>9 これ以上勝手なマネをされて堪るか。絶対に助ける!
戦闘:難易度判定 近接戦闘&大カナテコで-2 秒数下一桁4.6.9以外でゾンビ一体撃破
>>18【15:00〜15:30 東:1階カフェ『アレックスズ』】08/13
ジン
>>33とともにマークの死体を店内に運びおわると…彼はマークの傍らで十字を切った。
(2度死ぬ…)
そして彼は僕に自分の昔のことを語りだした。…まるで罪を償うように、答えを求めるように。
僕はただそれをきいてあげることしかできなかったが、彼は話しおわらないうちに部屋を出てしまった。
声をかけることもできず、ついて行くこともできず、僕はただマークが眠る部屋の片隅で三角座りをしているだけだった。
しばらくして、あまりに何の音沙汰もないので意を決して部屋を出ると…そこには、外を眺めているジンがいた。
「その…たぷんレイモンドは自分の死をジンの生きr」
>>33「あぁ、わかってるよ、ありがとう。やっと“解”を見つけられた気がするんだ。」
彼の罪は、これで浄化されたのだろうか?
僕はそうは思わない。彼が生き延びることこそが、罪の償いなのだから。
「きとレイモンドも今は天国で笑てるヨ。だから、生きよう」
…と店を出たその時だった。
(続き)
ドゴッ…ドゴッ……ゴァァァァァン!!!
爆音とともに、今まで僕達がいた部屋の奥(マークの眠る部屋のさらに奥)の部屋から、扉を無視して
3メートルはあろうかという巨体のゾンビが姿を表した。
頭は様々な人種のツギハギで異様にでかく、体も改造?されていることは一目瞭然であった。
僕たちはちょうど死角にいて、まだ気付かれてはいないらしい。
「ジ!ジジjン!コレや、やぱいよネ…?」
隣をみるとジンも唖然とした表情を隠せないでいた。
>>33「大丈夫だ、まだ気付かれていない。しかし…何を食えばこんなになるんだ?」
「そ、そんなこと言てるばやいじゃないヨ!ホラ…こここち見てる…あ…あち向いた…」
そのゾンビ(フランケンとでも呼ぼうか)はやはり巨体のバカ力キャラによくある“ド低能”ぷりをいかんなく発揮していた。
ノソノソという足音をたてながら、やがてフランケンは僕達の前から姿を消す。
「あ、あんなのさすかの僕ても戦えないヨ…」
額の汗を拭いながら、僕はつぶやいた。
ちょうどその時、放送が入った。
「ロギュネだ!…銃持つソンビて…それよりヤバい奴がいるてこと知らせなきゃ…警備室行こう、ジン。ネ?」
>>33
「14:00 北:連絡橋」
狙撃兵:エド 6/6
性別:男
容姿:スキンヘッド、迷彩服、ボディアーマー。
装備:M14スナイパーライフル、コンバットナイフ、ペンライト、手榴弾、。
年齢:30歳
職業:軍人
性格:悩みから解放されて、とてもハイになっている。平たく言うと、かなり暴力的な状態。
備考:全てを無に還す為、彼は戦い続ける!
目の前に横たわる数十体の屍。エドは荒く息をつくと笑い出す。
「終わりの時はクソ誓い!迷える子羊達よ、懺悔しろ!」
エドは狙撃兵である。彼は色々な悩みを抱えていた。その殆どが人間関係だった。
しかし、つい5時間程前、彼は悩みから解き放たれた。上官を射殺し、部下を射殺し、ゾンビを射殺し、民間人を射殺し・・・
彼の気持ちは安らかだった・・・やっと地獄に堕ちる事が出来たのだ、もう悩むことはない。
彼は息を深く吸うと、獲物を求めて歩き出す。
「全て・・・無に還してやるよ!」
308 :
危機レス:2006/05/29(月) 12:13:02 ID:oxyooxRr0
「15:30 北:イヴァン邸」
エドがゾンビとレニー
>>9、ゴードン
>>14、ジムスキーを発見。
この書き込みの秒数下一桁が奇数であった場合エドはゾンビを全滅させる。
偶数であった場合はレニー、ゴードンのうち秒数が近い方を撃つ。(その場合は撃たれたプレイヤーのカウンター、−1)
このレス以降はプレイヤーとエドが戦闘開始。
射撃系は秒数判定の難易度0、格闘系は難易度1で行われる。(失敗すると−1。)
エドのカウンターを先に0にしたプレイヤーはカウンター、5回復。逃げる場合はカウンター、−6。
>>142【15:00〜30 東:モール内】(8/13)
『ピンポンパンポ〜ン♪』
いぃきなりなんだよ!やかましい!
ああん?4階に『ゾンビ』ぃぃ?
……ゾンビ。オレが今まで殺してたのは全部『ゾンビ』だったのかよ。
………だからどうしたよぉぉぉ。なんだろうが関係ねぇよぉぉ。オレ様が殺したいヤツは全部殺す、それに変わりはねぇよぉぉぉ。
とりあえず、この近くで臭ぇニオイがプンプンしやがる。まずはそれからぶっ殺してやる。あのガキの匂いも近い。
『ズダァン!』
早速おでましかぁぁぁあ!ひゃははははは!かっさばいてやるから覚悟しなぁ!
【交戦 『銃を持ったゾンビ(ディーン)』一体と戦闘を行います。難易度修正 3→1 秒数が1、3、5、7以外で失敗。
カウンターからマイナス1。成功なら『銃を持ったゾンビ(ディーン)』を撃破】
>>25【15:30 東:モール:1F】13/13
モールを最後に訪れたのは、この島に移り住んできて間もなくの頃だった。
俗世の風潮などに興味は無いが、自分の住む土地を知らぬのも野暮と思い、島を一通り見て回った時の一回だけだ。
結局心惹かれるものも無かったので、その後は北地区を出る遠出さえもしなくなってしまったのだが。
・・・何度か改装したのか、今佇んでいるモールは私の記憶とは少し違っていた。
無論外から人間――生死を問わず――の姿は確認出来ない。正門は開け放されていたので、門前に車を停めて中へ入った。
・・・車ですれ違った時、レニー(
>>9)は何故私を止めなかったのだろうか?
もはやカネコは彼の手中に落ちたも同然。私を気にする価値も無い、ということか。
何れにせよ、彼が車を運転していたのは好都合だった。
・・・彼はその分カネコへの憎しみに溺れているということなのだから。
モールの内部は、廃墟のように荒れ果てていた。
床に飛び散るガラスと、タイルと、血痕・・・この欠片達が全てを物語っている。
玄関ホールを横切りエレベーターホールに向かう途中、脇にあった扉からちらりと人影が二つ(
>>18>>33)見えた。
二人並んで話し込んでいる様子を見ると、彼らは死んでいる方では無いようだ。
かと言って話しかける必要も無いので、すぐに眼を逸らし足を進めた。
【判定:この書き込みの秒数下一桁が奇数なら、イヴァンはフェイさんとジンさんに気づかれずエレベーターに乗り込む。
偶数なら、どちらかに気づかれる。(この場合、気づいたキャラはどのような対応をしても可)】
>>9【15:30 東:イヴァン邸内】13/13
客間寝室から聞こえた物音はやはり…ジムスキー
>>57とゾンビの闘いの音だった…
…まだ本調子ではない身体で二体のゾンビを相手にするのは応える様で、攻撃を受け流すのがやっとという状態だ…
イヴァン
>>25への怒りによって勇気までも奮い起こされたのか、ゴードンが今までに無かった勇ましさでゾンビに襲い掛かる…
その一撃は相手の頭蓋骨を粉砕した様だ…あれなら倒せただろう…
残るゾンビ一体ならば銃を使って弾を無駄にする程でも無い…俺はナイフを抜き、普段の気怠さとは全く別物のスピードで一気に間合いを詰めた…
…そうしながらも、何か別の物音、気配を微かに感じながら…
【戦闘・秒数判定】
ゾンビ(難易度0)にナイフで攻撃するため難易度−1。
1、3、5、7以外でゾンビ撃破。
>>221 【15:30〜16:00 東:モール4F 】12/13
放送につられやって来たがゾンビらしき影はない。
銃声がしたような気がしないでもないが街の方から聞こえてきたものかもしれない。
もう一度注意深く見渡すとおそらくゾンビであろう警官らしき死体があるのは見えた。
だが、近くまで行って確認する気にはなれない。
もしかして、俺はモールに侵入した時から誰かに監視されているのか?
そして、遊ばれている?
・・・まさか。映画の見過ぎだ、疲れているな。
とりあえず、モール内に放送をすることが出来る区画に生存者がいるのは確かだろう。
エスカレーターの近くのマップに向かう。
「クソ、PDAが生きていれば島内の情報の殆どを検索できるのにな」
俺は陸軍の連中のように古くさい物にこだわりすぎない。
しかし、新しい物に頼りすぎるようになっていたかな・・・?少し反省しつつ壊れたPDAを眺める。
さて、放送が出来そうな所は・・・まずは3Fの警備室を当たってみるか。誰もいなくとも何かの役に立つ物があるだろう。
止まっているエスカレーターを降り始めた時だった。
「ん?あれは・・・」
2人の人影が見えた。
よくみると、1Fの店舗にいた2人(
>>18>>33)ではないか。
「ゾンビ野郎ではなかったのか?」
コンタクトを取ることにするが、万一のことを考えて身を隠してから大きな声で呼びかける
「おい!人間か?35+45は?1$で45セントのチョコ買ったらお釣りは?」
とりあえず、馬鹿馬鹿しい質問を投げかけて反応を確かめてみる。
もし生存者だったとしても、返事が「失せろ、まっざーふぁっかー」とか銃声だったらすぐに退散しよう。
>>39【16:30 地下通用路】
三銃朗は腰だめで群がるゾンビを掃討しつつ、カティアを追い駆けていた。
走るとなると、11kg強のGPMGの重量が死ぬほど堪える…。
踏み出す脚のカーゴパンツの中に瀧のように汗が滴って足先に向かって伝っていくのが感じられた。
「ハアハア…ハアハア…ハアハア…畜生…ゲロ吐きそうだ…」
三銃朗がM60を抱えてエッチラ、オッチラと漸く追い着いてみると、カティアが停まった所からそから先には既に道が途絶えていた…。
カティアに追いつくと、膝に手を着いて、肩で息をしていた…。
折角教会に近付いたのに、地下通路は唐突に行き止まりとなったのだった。
最早バイクでは通れない場所に突き当たり、遂にバイクを捨て徒歩で進む段階に至っていた。
二人はバイクを捨て、パニアケースに押し込んだ装備を出来るだけ持ち出す。
三銃朗はサーマルスコープをフィードカバーのピカニティ・レイルに載せたM60に弾薬1000発。
LBT社製のマシンガンナー用フローテーションベストを身に付ける。
これにベルトリンク式7.62mm弾を収納するポーチをベルトの正面左右に各100発、側面の大型ポーチにも左右各200発の計600発、それに350発用チェストリグを併せた状態でM60の携行弾数は950発取り付けた。
これに今、M60に噛ましてる弾帯を合わせると1000発以上になる…。
その他、背面中央のスカバードにスペアバレルを挿して装備重量はM60も合わせると…50kg近くなってしまった!
先ず弾帯1000発以上で約30kg以上、M60本体が10.4kg、サーマルスコープ&アクセサリー類で1.35kg+α、スペアバレルが3.75kg…。
で、諸々合わせると、幾ら身長200cm体重100kgの三銃朗とて、かなりシンドイ事になり…既に汗ダクだ。
《ハアハア…ゼエゼエ…ト…トロくて撃ち返して来ないゾンビが相手じゃなかったら在り得ない戦闘重量だナ…フゥフゥフゥ…》
(カト大並の150kg級のファットマンのシンドさを只今痛感中…?!)
カティアはコンテンダーに45-70弾薬残り7発、装薬済みの神父のパーカッション・リボルバー、それにバイクに残していた三銃朗の初期装備のモノキュラー型暗視ゴーグルAN PVS-14。
「ハアハア…ゼエゼエ…ハアハア…ゼエゼエ…フゥフゥフゥ…」
『三銃朗さん…なんだかもう汗ダクだよ…?』
>>39【16:30 地下通用路】
地下通路は唐突に行き止まりとなった…。
行き止まりというか、高さ3.5m幅5mの通用路の終着点といった感じだ。
先刻通過した小フロアみたいなもので、高さ10m幅25m奥行き50m程の大ホールといった景観だ。
進路は25m先に高さ5m程の段差で途絶えている。
ホールの両サイドに昇降梯子があって5m上の段差に更にゲートがあり、通用路は続いている様だ。
というより、此処から教会方面に向かうには違う通路に乗り換えるという事か…。
昇降梯子を上ると其処にはまた同じ様な小フロアになっていたが、この5mの段差にバイクを乗り上げるのは流石に無理だ。
バイクは此処で置いていくしかない。
ゲートは頑丈そうな隔壁扉が降りている…しかし此処を通過しないと、教会方面へは向かえない。
ゲートに向かってホールの右には車両搬入用のシャッターが3つ、左には何かの施設らしきものがある。
見れば、今朝カーチェイスの末に炎上した犯罪組織の装甲リムジンと同タイプのリムジンが3台並んでいる…。
《…ここか。取引された”ブツ”の終着点は》
今はどの辺りに居るのか、地下マップで現在地を参照する…。
地下道マップと地表の作成地図とを照らし合わせると、ホワイトメイス研究所とかいう所の真下辺りだった。
直線距離でなら教会の位置とはそう遠く離れてはいない…。
「ハアハア…ホワイトメイス研究所の丁度真下辺りか…ゼエゼエ…」
建物の周りを立ち木に囲まれて人目を避ける様に存在する白い建築物 で、これは米国政府によって国内に幾つか有る、秘密裏に設立された研究所の一つだ。
… と、神父のレポートには説明が成されていた…。
「なんだろうな…何かゾンビ発生に関係あるのか?…USAMRIID(米国陸軍感染症研究所)の秘密の実験所とか 」
冗談交じりに三銃朗が苦笑したが、カティアは並々ならぬ真剣な眼差しで、無言で目の前に広がる謎の地下施設を見つめていた。
三銃朗は何故か無性にニコチンが恋しくなった…。
>>18【15:30〜16:00 東:1階カフェ『アレックスズ』〜エスカレーター下〜3Fエスカレーター】08/13
>>221『おい!人間か?35+45は?1$で45セントのチョコ買ったらお釣りは?』
もうその働きを果たしていないエスカレーターへ足を向けた瞬間、上の方のどこから突然の場違いな質問が降ってきた。
「簡単な足し算ネ…答えは70、おつりは…ぼちぼちヨ!!」
僕は上をむいて、あまりゾンビに気付かれない程度の声で叫んだ。
「あとあまり大声は禁物ネ!!銃を持たてやつよりヤバい奴がいるから!!」
そう言うと僕達は止まっているエスカレーターを駆け上がった。
遠くのどこかのフロアで、なにかが薙ぎ倒されるような、物と物が強大な力でぶつけられるような音を聞きながら。
「ハァ…ハァ…ひざが笑て…力がでない」
3Fあたりまで到達したところで、僕の体力は限界を超えていた。
調理場だと体力があったつもりだったが、飯を食べていないこともあり、思わず
>>33ジンの肩をつかんだ。
『秒数1、4、7でフランケンに発見される。フェイは過労のため、逃げられない。
ジンさんがフェイをかついで逃げる場合、ふたりのカウンターー4。
ジンさんはフェイを残して逃げることも可能(カウンターマイナスなし)。』
>>142【15:00〜30 東:モール内】(8/13)
死ねぇ!
『ダァン!』
ぐぶっ!…痛み、なぞ、感じないねぇ。うぎぎぎぎぃ…げぼっ…何故なら、今から貴様を殺すことが嬉しくて堪らないからだよぉぉぉ!
(8/13)→(7/13)
ぎゃははははは!
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね!
【引き続き戦闘を行います。秒数が1、3、5、7以外で失敗。
カウンターからマイナス1してゾンビを撃破。成功ならカウンターを減らさずにゾンビを撃破】
>>221【15:30〜16:00 東:モール3Fエスカレーター】12/13
>>18「ぼちぼちヨ!!」
なかなか粋な返事が返ってきた。
「よかった、ゾンビではなかったか。奴らは音にも反応するのか」
2人のうちの片方がもう一人に肩を貸してもらいながら登ってくる。
かなり疲労の色が見える、思わず手をさしのべて尋ねる。
「さっきの放送は君たちが?4Fには特に奴らはいなかったぞ・・・」
しかし、肩を貸している男
>>33は怪訝そうな顔をして答えない。
>>33「州軍ではないな?海兵隊か。その様子だと救援では無さそうだが」少々威圧的に質問される。
おそらく、今回着ていた迷彩服のパターンから推測したのだろう、軍に関する知識があるようだ。
「いや、海軍の特殊部隊だ」
男は更に眉をひそめる。
しかし、そこで野太い咆吼が遠くから聞こえてくる。
「げ、あのフランケン野郎か!とりあえず警備室へ行かないか?俺も肩を貸すよ」
(一応参考:左が米海兵隊の新迷彩,右が従来の物
ttp://images.usatoday.com/news/_photos/2001-01-30-marine.jpg)
【
>>18フェイさん、
>>33ジンさん、
>>221トッドのカウンターが-1】
>>17【15:30〜16:00 東 エスカレーター下〜3Fエスカレーター】07/13
(ロギューネ)僕とファレストはエスカレーターの方へと歩いて行くと、
エスカレーターの所に
>>18フェイさんと
>>33ジンさん、そしてまたも
新しい生存者
>>221がいた。見た感じだと軍人のように見えるが・・・・・・
僕はとりあえず近寄っていくと、
「
>>18フェイさん、そっちの人は?見た所軍人の様だけれど・・・・・・もしかして
救助隊の人?救助が来たのかい?まぁいいやとりあえずそこの軍人さん
>>221 僕はロギューネ・フライヤーズ、こっちの満身創痍の方はファレスト・リーベルタ、
二人ともこの島で麻薬捜査官をやっています。あなたの名前と階級と所属は?」
僕はそう聞きながら、ばれない様にハンドガンをいつでも抜けるようにした。
相手に敵意があるようなら威嚇をする必要があるな、でも相手の装備も装備だ、
もしもの事も考えた方がいいか・・・・・・それじゃあどうしようか・・・・・・
>>39【16:30 中央:ホワイトメイス研究所/直下地下施設】
最早、自分の組織は壊滅し、神父の指輪も三銃朗にはどうでもいい事ではあったが…どうも後ろ髪引かれる様で、全てが決着しないと煙草を一服する気になれない。
全てが終った暁の一服の為の禁煙なのに、旨くないというのはツマラン…再び喫煙する喜びが興ざめだ。
《…そうだ、まだまだ俺の中では全然決着してないんだ…》
三銃朗の中に俄にエスピオナージュへのモチベーションが膨らんでいった…。
乗りかかった船と言うが、却って今は何も束縛が無い自由闊達な状況と思えば寧ろ気が楽というものだ…余計な事情に首を突っ込むには。
だが、今はそれよりも教会に向かう事の方が先決だ。
「どうするかな…細菌なんかのバイオハザード系の研究機関の隠れ蓑だったら迂闊に建物内に侵入するのはヤバそうだしな…」
このホワイトメイス研究所の地下にもその当時の地下坑道が広がっている事は”神父の”調べで解っている…。
要するに此処に西地区倉庫で麻薬取引の”ついで”に取引した”何か”を運び込もうとしたって事か?
「この施設の表向きのカモフラージュは兎も角、その下では何が行われていたのか…だ。ベタだが、このゾンビパニックと関連がある…のなら入りたくはないわな」
しかし、目の前のゲートを空けなければ、この先には進めないし、地下道マップを見ても迂回できそうも無かった…この隔壁を開けるしかない。
開閉スイッチは簡単なものでセキュリティの類は施されてないが、電源が来ていないので、作動しない。
「先ずは電源か…」
結局はこの研究施設と関連があるかは兎も角としても、この怪しい地下区画を通過していかねばならない事には違いないのだ。
>>39【16:30 中央:ホワイトメイス研究所/直下地下施設】
《あーあ、入っちゃったよ…》
地下施設は如何にも的な秘密の実験場といった施設だった…。
矢張り舞い部には疎らにゾンビがうろついている。
兎に角、地下ゲートの電源を入れなきゃ話がすすまない…。
三銃朗とカティアはゲートの電源ブレーカーを探す。
『三銃朗サン、ここ一体なんなんでしょうね…?』
「・・・・・・・・・」
《そういや、倉庫での取引でも、装甲リムジンの車内にも紫の法衣を羽織った神父が居たっけなあ…カティアの為にも余り教会とは関係無いといいのだが…な》
この島は言うまでも無く、島なので、取引され、此処に何某かの品を運び込もうとしたのなら、本土から島内に持ち込まれて来た事になる。
こんな島で流石に麻薬の精製は有り得ないだろうが、麻薬の闇ルートを利用する為に犯罪組織と通じたという事か…?
いくらなんでも犯罪組織と極秘研究機関じゃ隔たりというか、飛躍が大き過ぎる…。
施設内を進んでも、案内表示や配置図の類が一切無い…これはいよいいよ本格的か…?
つまり部外者が立ち入る事を前提としていないからだ。
それでも、配電室や、危険を知らせる表示までは取り払われている訳ではない…バイオハザードマークとか…。
『ここ、バイオレベル1の設備ですね…部分的にせいぜい2の区画があるだけで…空気感染は大丈夫みたいですね』
「・・・・・・・?」
『まあ、私たちもとっくにゾンビ症に感染しているでしょうが、”死なない”限りは発症しないで体内の免疫抗体に簡単に駆逐されちゃうのか、体外に排出されちゃうんでしょうが…接触感染が怖いんですかね?』
カティアは施設を巡りながら、とりとめもなく様々な憶測を喋り始めた…どうやらこの類の知識に関心がある娘なのか?
>>33【15:30〜16:00 東:1階カフェ『アレックスズ』〜エスカレーター下〜3Fエスカレーター】13/13
窓から空を見ていると、フェイが部屋を出てきて話しかけてくれた。俺はいそいで顔を拭くと、返事を返した。
すると背後から轟音が。驚愕して振り向くとそこには壁が崩れ、とてつもなくデカイ、モンスターがいた。
3mあるかも知れない。ところどころがツギハギでフランケンのようだが、ボルトが無い。
俺は軽い冗談をいい、フェイに怒られる。
そいつはキョロキョロしていた。しかし一瞬、目が合ったがまた別のところを見始めた。
俺は若干、笑いを堪えながらもフェイの退避の意見に賛成し店を後にする。
店を出て、エスカレーターへと向う。すると、上の階から男の声が聞こえた。
>>221「おい!人間か?35+45は?1$で45セントのチョコ買ったらお釣りは?」
まるで馬鹿にしてるのかと思う、質問にフェイがあやふやに答える。
そのあとフェイが「あとあまり大声は禁物ネ!!銃を持たてやつよりヤバい奴がいるから!!」
と言った。たしかに危険だ。そしてフェイが先に上り、俺があとから続く。
すると後ろでフランケンが柱を折り、ブンブン振り回している。
笑えるな・・・。
心で渦を巻いていた悪雲がなくなり頭が冴えている。今の俺は前より冷静だ。
思考ぶっていると、上から・・・フェイに肩を掴まれた。フェイの顔色は悪い。ここでやる事は決まっている。
フェイの腹に肩を乗せ、持ち上げてエスカレーターを上る。息がかなり上がった。
警備室に行けばいいんだな!
エスカレーターを上ると、軍人らしき者がいた。(
>>221)
「おい!あんた!たぶんゾンビが集まってくると思うから援護してくれ!それとフェイ!あと少しだ!俺が必ず守ってやるからがんばれ!」>>all
【ダンケルク撤退作戦 この書き込み秒数が1、3ならゾンビが2体出現。4、5ならフランケンが気づき、追ってくる。それ以外なら警備室へ。なおフランケンはドッドさんは逃げれるがジンは逃げれない。フェイを置いていけば可能】
>>142【15:30 東:モール内】(8/13)
今度こそ、死ねよ。あああああぁ!痛ぇっつってんだろこのド畜生がっ!てめぇは、てめぇはてめぇはこうしてやらないとダメらしいなぁぁぁぁぁぁぁあ!
(8/13)→(7/13)
どうだ!これでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかこれでもか!
ぜはぁ…ぜはぁ…死んだ、か……
【『銃を持ったゾンビ』(ディーン)を撃破】
オレは、無、敵、なん、だ……絶対、絶対、絶対に死なない。不死身の……
ああああああぁぁぁぁぁぁあ!
畜生!畜生!まだだ!まだ臭ぇニオイがプンプンしやがる!臭ぇ!臭ぇ臭ぇよぉぉぉお!殺す!絶対にこの『臭い』を消す!
『ゴォ゙ォ゙ォ゙ォ゙!』
上等だぁ!オレはまだまだ動くぞぉぉぉ!
【フランケン(人造ゾンビ)との戦闘を行います。秒数が偶数なら相手に気付かれずに攻撃し、フランケンのカウンターからマイナス1できます。
奇数ならフランケンはこちらに気付き応戦してきます。その場合お互いのカウンターに増減はありません】
>>20【15:00〜 東:モール/2階駐車場連絡口付近】12/13
【所持品にトランシーバー追加】
脱出…?メリルからその単語を聞いてから、俺はその場に立ち尽くしていた。
置いてけってのか、あいつらを。俺はそれを許されるのか…?
そのとき思い出した…それは誰が初めに発した言葉だったのか…生きろという生命のバトンタッチ…。
「そうだ…俺は…生きなきゃ!」
生への希望と安心感で俺の足は自然に屋上へ続くエスカレーターへと弾みだした。しかしそれが、命取りだった。
「グウウ・・・」
「えっ?」
「ガアアアアアア!!!!」
ゾ ン ビ だ
横からいきなり飛び出してきたゾンビにつかまれ、右肩をかまれた。
「ファック!!!」
俺の肩の肉を食いちぎろうとしているクソ腐肉野郎を銃床で殴りつけ、フルオートでそいつを蜂の巣にする。
弾が無くなり、慣習として身に染み付いているリロードを行いながら思った。
ほんとダメな男だな、俺は…。
そのままふらふらとした足取りでエスカレーターへ、屋上へと向かう。
【デイヴ、かまれる。カウンターマイナス2、肩の傷のため、以後射撃するごとにカウンターマイナス1】
【M4A1弾切れ、リロードで予備マガジンを一つ消費、残り1】
>>221【16:00 東:モール3Fエスカレーター】12/13
咆吼がして、男
>>33が後ろを振り返ってから援護するよう要請してきた。
俺も確認する。
「げ、あのフランケン野郎!工具店に閉じこめたはずなのに!」
幸い、まだ気がついていないようだった。
「まだ奴はこっちに気がついていないようだ。俺も肩を貸す、一緒に警備室へ行こう」
疲労困憊している男
>>18を
>>33の男と共に肩を貸して支える。
すると奥の方から2人ほどの生存者がやってくる。
簡単な自己紹介をされて、彼らはこの島が管轄の麻薬捜査官だと言うことが分かった。
「私はトッド・コーンウェル、エンスン(海軍少尉)です。
後ろに化け物がいるので詳しい話は警備室に行ってからにしましょう!」
【トッド,体力消費:カウンター12→11】
>>221【16:00〜16:30 東:モール3F警備室】11/13
>>17「海軍の特殊部隊?と言うことはシールズってやつ?」
「ええ。そのため所属に関してはあまり詳しいことはお話しできません。とりあえず、グローブのまま失礼」
M14を後ろに抱え右手を差し出す。
ロギューネという捜査官は怪訝そうな顔をしつつ右手を握り返してくる。
>>17「州軍はどうしているんですか?」当然の質問だろう。あまりにも救援が遅れているのだから。
「国家非常事態宣言が発令されて、現在は州軍ではなく連邦軍が指揮権を有しています」
>>17「それにしても、なぜ救援部隊よりも先にシールズが?」
明らかに捜査官は不信感を持っている様だ。
「公式の偵察任務です。4人で東にボートで静かに上陸して海兵隊が上陸を行う地点と付近の状況の把握が目的です。
ここ最近の国内で多発する不可解な事件、おそらくこのようなゾンビ災害のことでしょう。その為にイラクへ行く
途中だった強襲揚陸艦が呼び戻されて付近の海域で待機中です。我々は昼頃にそこから途中までヘリで来ました」
>>17「それでは他の3人もここに?」
「いいえ。撤収時に奴らに囲まれて私が死ぬ覚悟で囮になったのですが、運良く生き残ってしまいましてね。
幸か不幸か戻った時には私の言いつけ通りボートは出た後でした。3人は今頃揚陸艦でしょう」
>>17「それは幸運かつお気の毒様ですね」ロギューネ捜査官はまだ不信感を抱いている様子だったが警戒は解いた様だった。
先ほどの男(
>>33)、ジンと言うらしい。彼も腑に落ちないところがあるようだが、一応納得したようであった。
>>142【15:30 東:モール内】(6/13)
うおしゃぁぁぁぁあ!!消えろ、この腐れドブ川のタン粕がぁぁぁあ!
頭、頭、頭を、頭を狙って……ぐぅぅお!ふ、ふともも!ふとももがぁぁぁぁ…ち、畜生っ…で、でも切ってやるぜ!切りつけてやるよド畜生!
『グボォ゙ォ゙ォ゙!』
へへへへへへへへ…どうした、痛い、か?へへへへへへへへ…お互い様、だ。
フランケン(2/3)→(1/3)
あぁぁぁぁ…畜生…ふとももがぁぁぁ…痛ぇ……痛ぇ……死ぬ、か?そんなことはねぇよ!オレは死なねぇー!絶対に、なぁ!
【危機レス 以前に負ったふとももの傷が今になって足を引っ張り出しました。
一旦、彼はフランケンとの戦闘を中断してどこかへ姿をくらませます。ですが、足の傷のため2レスごとにカウンターからマイナス1されます。
誰かが秒数の下一桁に1、5、9を出した場合、そのキャラは『彼』を発見することができます。『彼』の持っている鎮痛剤で痛みを和らげてあげてください】
>>39【16:30 中央:ホワイトメイス研究所/直下地下施設】
兎に角、あらゆる箇所を巡回してゲートの電源の場所を確かめていく他無い…。
総当りで可能性を一つづつ潰して絞り込んでいくのは諜報の基本だが、時間が惜しいので、めぼしい場所から優先的に探していく。
勘頼みかよ…と、内心で三銃朗は当てずっぽうは気が進まなかったが、カティアは意気揚々だ。
『大丈夫です!私、物探しは勘が冴えるんです!』
そういえばカティアの祖母はネイティブアメリカンのシャーマンだとか…三銃朗は思い出していた。
それに重装備で今やデブ同然の緩慢とした三銃朗の身のこなしでは、余り動き回りたくないのが正直な所だった。
「そういや…なんか腹減ってきた気も…」
地下施設を歩いて回りながら、唐突にカティアは素っ頓狂な事を言い出した。
『もしかしたら、ゾンビ災害自体が、環境犯罪の事故…だったんじゃないかしら?』
「…?」
三銃朗には何が何やらチンプンカンプンだったが、カティアに言わせるとこの施設の設備は廃棄物処理プラントではないかというのだ…。
カティアは聞きかじっていた知識を三銃朗に披露した…何故だか神父の教育課題の一環だったそうだ。
バイオハザードマークを付ける感染性 医療廃棄物の処理は、焼却、溶融、高圧蒸気滅菌、乾熱滅菌、煮沸、消毒等を行ってから埋め立て処分をするという…。
廃棄物には一般廃棄物と、産業廃棄物があり、排出事業者や専門処理業者が処理する事が定められている。
廃棄物のうち爆発性、毒性、感染性等の被害を生じるものは、特別管理廃棄物として区分され規制される。
…つまり
他の廃棄物と分別される感染性廃棄物は、収集運搬及び処理を排出事業者が他者に委託した場合、
廃棄物の種類、量、性状、取り扱い方法等を記載したマニフェストを交付することによって適正に処理されたことが確認されねばならず、
バイオハザードマークを用いない場合は廃棄物取り扱い業者が判る様に注意すべき事項を表示しなければならない。
…のだそうだ。
要するに、不法投棄犯罪など安い費用で産業廃棄物の処分を請け負う悪質な無許可業者の仕業ばかりでなく、正にこの辺の…
”マニフェストを通せない排出事業者側の事情” …も絡んでいる訳だ。
>>39【16:30 中央:ホワイトメイス研究所/直下地下施設】
“環境犯罪”…ね。
仮に…この施設は”某所”で政府の監査機関にも秘匿しなければならない【ナイショの感染性廃棄物】をコッソリ処理し、半永久的に埋め立て処分してしまおうという為の施設だと言うのはどうだろう…?
核廃棄物を埋めようというWIPP計画の為の巨大な地下施設だ…。
軍、企業、財閥、ついでに産業廃棄物不法投棄業者の絡んだ麻薬犯罪組織も裏でコッソリ手を繋いでいるかもしれない…という事情は想像に難くない。
あの西地区倉庫で積み降ろしていたのは”いけない”【ナイショの感染性廃棄物】で、たまたま折り悪く、別件の麻薬取引とバッティングしたのか…?
───────或いはそれとも、
愚かな犯罪組織のボスが【ナイショの感染性廃棄物】の搬送の報酬として少々の「政府黙認」を取り付け、某DEA当局が麻薬の密輸を”お目こぼし”ていた所を、地元の所轄警察の勇み足でオジャンにされたのか…?
───────どうかは知らないが。
兎も角、ここに【ナイショの感染性廃棄物】が装甲リムジンで持ち込まれていたと考えるべきだろう…。
荷を下ろしたリムジンは対立する政府の監査機関の高級セダンのチェイサーを引き付ける為に再び地下を飛び出し、環状幹線道路の中央分離帯に激突して勝手に炎上した…。
つまりここは差し詰め【ナイショの感染性廃棄物】を処理する、【秘密の地下クリーン・センター】…といった手合いか。
『あ、ビ〜ンゴ…♪』
三銃朗がブツクサ憶測を立てている間に、カティアはそのアニミズム的勘で当初の目的のゲートのブレーカーを既に突き止めていた…。
電源が入り、既にゲートは開く状態だ.
三銃朗はチェストリグの弾帯をM60から垂れ下がる弾帯の端にバチンッと連結した。
「こう言う時って、ゲートの向うにゾンビがウジャウジャいてさ…」
『…やめて下さいよ…そういう事言うのはァ〜!』
と、言いつつも、ゲートから離れてM60を身構える三銃朗の後ろにすぐに駆け込める様に、
ゲート接合部のコンパネを操作するカティアは、開閉スイッチを押すとスタートダッシュを切った。
>>26【14:30〜 東 2Fエスカレーター前→3Fエスカレーター前】7/13
男
>>221は食料品売り場へと移動していった。…あの様子だと腹減ってたのかな。
とりあえず俺は立ち上がった…が、同時に腹痛を覚えた。くそ、こんな時に…
メシ食ったら出すのは健康な証拠だが、ちょっとカンベ…ン…ダメだ、急ごう!
俺は近くのトイレへ急いで駆け込んだ。
「ふぅ〜…」あー、スッキリだ。至福の時だな…俺は懐からタバコを取り出し、
一服する。目の前に禁煙シールがあるが、気にしない。
その時。モールのフロアから声が聞こえてきた。館内放送のようだが…
「〜もう一度言います。
4階で銃を扱うゾンビに生存者が襲われています、行ける人は今すぐ救援に向かってあげて下さい。
・・・・これで3体目・・・・・・」
何だと!?くそ、急がないと!俺はタバコを便器に放り込み、急いで準備をする。
最後に水を流し、フロアーへ戻る。エスカレーターを駆け上がろうとした時…
複数の叫び声(フランケンと
>>142)が聞こえてきた。
俺は姿勢を低くし、エスカレーターから様子を伺った。
>>26【14:30〜 東 2Fエスカレーター前→3Fエスカレーター前】7/13
そこには、全身ツギハギだらけの馬鹿でかい奴がいた。誰かと交戦した後らしく、
全身傷だらけで(特に頭部がひどい)片膝をついている。さっきの感じだと
もう一人いたはずだが…まぁいい、どちらにしてもあいつを放っておく事は
できないな…今なら楽にやれるはずだ…
俺は忍び足で歩き出そうとした…が、その前に化け物は
俺の方に気付いたようだ。こちらを見据え、血も凍るような叫び声を上げる。
そして、こちらへ近づいてくるが、ダメージのせいかその動きは緩慢だ。
「やれやれ…警察署の奴といい、どうもデカイ化け物に縁があるようだ」
逃げる事もできない。俺は覚悟を決め、肩のライフルを両手に持ち、
中段に構える。
【戦闘判定 難易度4→修正により−3 難易度1で判定 2,4.6.8で成功
それ以外ならカウンターマイナス2】
>>26【14:30〜 東 3Fエスカレーター前】5/13
奴は俺に向かって拳を振りかぶり…思い切り打ち出してきた。
俺はサイドステップでそれを避ける…が、勢いで生じた風圧により、
バランスを崩す。そして、そこを狙って化け物は打ち出した拳を横に
薙ぎ払ってきた!俺は咄嗟に向かってくる拳と同じ方向に飛び、同時にライフルを
正面に立てて防御する。衝撃。
「ぐうぅっ!」俺は呻き声を上げ、軽く4〜5mは吹っ飛ばされた。くそ…
想像してた通りすげぇ力…治療してもらった背中が痛むが、そんな事も言ってられない。
こんな所で死んでたまるか!俺は立ち上がり、放さなかったライフルをチェックする。
幸いにも曲がってはいなかった。
奴がまたこちらへ来る…このままじゃマジで殺される…俺は覚悟を決め、
奴の攻撃を待つ。これで決める…決めてやる!
【捨て身の攻撃。残りのカウンターを使い、0以外で攻撃成功。
0ならばアモン死亡。】
>>39【17:00 中央:ホワイトメイス研究所/直下地下施設】
…ゲートが開く。
一目散に三銃朗に駆け寄るが、そのカティアに向けて、M60は火を噴いた!
『────!!』
思わず転びそうになり身を屈めるカティアの背後から無数の手が伸びてくるのが、カティアは視界の隅に捉えていた…嫌な予感的中!
銃弾はカティアの脇を掠め、背後の”無数の手”を次々と粉砕していく…。
カティアはマズルフラッシュに向かってひたすらに走り、身を屈めて銃身の下に潜っていく様に三銃朗の背後に回ろ縋っていった。
正面から実弾射撃中の銃口に向かって走り抜けるなんて早々体験できる事ではないだろう…誰も進んで体験したくは無いだろうが。
カティアが後ろに回り込む頃合を見計らって、三銃朗はポイントショルダーから腰ダメに切り替える。
カティアが振り向くと、その圧倒的なゾンビの量に驚かされた!
ゲートはまだ開きかけた途中のまま、高さ3.5m幅5mのスライド式隔壁が開き続けていて、どんどんゾンビが雪崩れ込んでくる開口部を広げている最中だ。
ゲートから10mも離れていない所で三銃朗はM60を左右に振って雪崩来るゾンビの津波に対応していた。
目の間に血煙が上がり、見る見る血の海に肉隗と化したゾンビ達がワラワラと沈んでいく…。
しかし後から後から怒涛の様に押し寄せ、途切れる事を知らないゾンビの群れは既に三銃朗たちの2mまで接近していた。
止む無く三銃朗は射撃しつつも後退を余儀なくされる。
ゲートが開くにつれ、ゾンビのフロアへの流入量は増し、三銃朗達が10m程も下がると背後は眼下5mの段差…これ以上後退は出来ない。
5m幅のゲートは完全に開き切り、脇から回り込んで来る輩に気付いてはいても、目の前のゾンビから銃口を逸らす暇が無い!
正面から狙いを離せない三銃朗ではあったが、狙っている訳ではない…。
狙わなくても目の前のゾンビには何所かしら必ず当たるくらい犇いていたからだ!
次々と眼前で我先にと前に出てくる奴から、ゾンビ共が肉片と化していく…
それでも群れの突進は留まらず、最前列のゾンビはは再び三銃朗の2mの距離まで迫って来ていた。
カティアはT/Cコンテンダーをスカートの中から抜いた。
左右の脇から回り込んで来るゾンビに狙いを定める。
>>39【17:00 中央:ホワイトメイス研究所/直下地下施設】
ド・コ・コ・コ・コ・コ…M60の咆哮は途切れる暇がない!
三銃朗は更に後退して遂に上段フロアの手摺を背にするまで追い詰められていった。
背後には5mの落差の下段フロアとの絶壁だ。
完全に解放された正面ゲートから雪崩れ込んでくるゾンビが側方に広がって左右から回り込んで来るのを目を交互にやった。
このままではジリ貧だ…かといって目の前のゾンビを食い止める銃撃を緩める訳にもいかない!
カティアは右手にリコイルパッド入りのシューティング・グローブを装着すると、T/Cコンテンダーをグリップした右手をベロクロテープで急いでグルグル巻きに固定した。
ハンドガンを改め、正に”アームガン”と化したコンテンダーに左手を添えてコンテンダーのトリガーガードを握りこむと、バレルはブレークオープンした。
ショットシェルや.223の弾薬全長と同じ長さの薬莢長をしている、まるでリップスティックの様な45-70GOV弾をコンテンダーに装着する。
右手首のスナップを利かせつつ、フォアエンドに添えた左手で確実にブリーチをロックした。
三銃路が正面のゾンビの一団から銃口を離せ無い以上、側面から回り込んで来るゾンビはカティアが食い止めねばならない!
《右と左…どっちから?》
左右に広がるゾンビのどちらを防ぐか…1000発の機関銃弾薬を携行する三銃朗と異なり、カティアのコンテンダーの残弾は僅か7発でしかない。
威力は高いが、有効に使わねば意味は無い。
右側に広がったゾンビの方が比較的少なく、しかも下段に通じるタラップが僅かにでも近かったので、迷うほどの事は無かった…右だ。
『三銃朗サン…梯子まで戻ろう!』
そういうと、カティアは三銃朗の背中のベルトを掴んで、後方右端のタラップに向かってゆっくりと急いで引っ張っていった…。
三銃朗は、正面のゾンビから目が離せ無いので、後退りながらカティアに引っ張っていって導いて貰う。
そんなカティアの行く手を1体のゾンビが立ちはだかり通せんぼする。
カティアは三銃朗から手を離し、両足のスタンスを広く取ると、コンテンダーを構え、狙いをゾンビに合わせた。
>>26【14:30〜 東 3Fエスカレーター前】4/13
間合いが詰まる。少しづつ、少しづつ…まるで具現化した死のようだ。
この状況に、しかし俺の心は不思議と落ち着いていた。まるで水の一滴まで
見えるような感覚。「武士道とは死ぬ事とみつけたり」そんな言葉が頭をよぎる。
そして、奴が来た。俺の目の前へ。拳を振り上げ…振り下ろす。
ここだ!俺はダッキングしながら、低い姿勢で前へ出る。俺の顔のすぐ横を
拳が通過する。風圧。右の耳から「パン」という音がした。
それでも構わず懐へ飛び込み…一気に勝負を決めた。
正面の右ひざの継ぎ目を狙って銃剣を振るい、切断。返す刀で右腕を断ち切り、
バランスを崩した所へ渾身の前蹴りを叩き込む。化け物は後ろへ倒れこんだ。
俺は断ち切った腕の側へ回り…首を狙って銃剣を最上段から振りおろした。
寸分違わず継ぎ目を断ち切り、それでようやく生命活動を停止する。
終わった…俺は精神的な疲労でその場にへたり込んだ。何か…何かが見えたような気がする。
明鏡を得、止水に至った…?だが、そんな事はどうでもいい。俺は生きている。
それで充分だ。顔の汗を拭い、耳から何かが出ているのに気付いた。
手にとって見ると、血だ。おそらく、鼓膜が破れたのだろう。
やれやれ、あの女医に怒られそうだな…俺はライフルを肩に掛け、立ち上がる。
警備室へ急がなければ…
【人造フランケン撃退】
>>16【15:30 東:モール/4F 通路→陳列棚置場】7/13
この調子じゃ屋上に着くまでにぶっ倒れるな。小児科は反対側か・・・。
そこでちょっと休もう。
通路の途中にあった大きめのドアを開ける。かなり重く、ギイギイと音を立てた。
・・・使ってない棚なんかを置いてある倉庫のようだ。棚がたくさん並んでいる。
明かりをつけようとスイッチを探したけど何故か見つけられなかった。
壁に背中を預けてその場に座り込む。
額に手を当てると、はっきりと分かるほどに熱を帯びていた。
・・・ひょっとしたらただの頭痛じゃないのかもしれない。
軽くかぶりを振って、考えることをやめた。考えたってどうしようもない。
今は少し休もう。
【秒数下一桁が2、5、8なら休息によりカウンターが2回復】
目が暗さに慣れ、部屋の様子がくっきりと見えてきた。
・・・・・前の棚の影で何かが蠢いている。
【奇数ならゾンビ1体が棚の影から飛び出し、襲われてカウンターマイナス1。
(更に秒数が9なら噛まれる)。偶数ならゾンビ2体と戦闘に】
>>26【14:30〜 東 3Fエスカレーター前】4/13
俺は立ち上がり、歩き出そうとした…が、やはりふらつく。
疲労とダメージと、鼓膜が破れた事による一時的な平衡感覚の混乱。
それでも、休む訳にはいかない。俺は警備室の方へ歩き出す…
その時、無事な方の耳に何かの呻き声が聞こえる。まさか…俺は振り返り、
さっきの化け物を見た。…いや、こいつじゃない。声は向こうから…?
俺はベレッタを懐から抜き、声のほうへ歩いて行く。すると、ベンチの影に
男
>>142がいた。黒の拘束衣を纏い、目隠しなのか、目の部分に布が巻かれていた。異様な風貌だ。
男は、しきりに「痛ぇ、痛ぇ」と唸っていた。
「おい、大丈夫か?」
>>142 俺の呼びかけに男はビクッと身体を振るわせた。
そして、「鎮痛剤…腰の…」とうわ言のように呟く。
腰?見ると、腰にケースがあった。「これか?」俺はそう声を掛け、ケースを開き、
錠剤を取り出した。そして、男に飲ませてやる。
これでその内痛みは治まるだろう。
「俺はもう行くぜ。ゾンビ共がうようよいる。どこかに隠れてろ」
そう言って俺は立ち上がり、男を見たまま後ろに歩く。どこか異常だ、この男は。
後ろから襲われでもしたらシャレにならん。もう充分だ。
俺はある程度距離をおくと、警備室へ足音を立てぬように移動する。
>>39【17:00 中央:ホワイトメイス研究所/直下地下施設】
この25mx25mのフロアにはゾンビが100体以上雪崩れ込んで犇いていた。
それでも三銃朗がフロア中央位置から後退させられたフロア後端の断崖から右端のタラップまでは10m程しか離れてなかった。
カティアはコンテンダーのダットサイトの光点を素早くゾンビの頭部にポイントすると、45-70弾を放った。
目の前に巨大な銃口炎が現れ、強烈な反動がカティアの右腕を襲う。
ツーハンドでしっかりグリップしていたにも関わらず、強烈なマズルジャンプによって左腕はすっぽ抜けてしまった…。
カティアの握力ではベロクロテープでコンテンダーのグリップを掌に固定してなければ銃自体もすっぽ抜けて離していたかもしれない程だ…。
至近距離で500grの45-70弾弾を受けたゾンビの頭部は瞬時に消失したばかりでなく、その背後のゾンビにも被弾して、ディア用.308JSPを喰らった以上に後ろのゾンビを損壊させた。
反動でよろけて倒れかかったカティアは、三銃朗の背中に凭れる形で支えられ辛うじて転倒を免れる…。
右端タラップまでの空間がクリアになったので、そのまま三銃朗を引っ張っていく。
端までゾンビの大群に追い詰められていった二人は、タラップを途中まで降りる。
先ず1000発の弾薬装備で身重の三銃朗が数段タラップを降りている間、カティアが上段フロア断崖の落下防止の手摺に背中をレストして、掩護する。
もう1発コンテンダーを放った。
背中をレストして反動のマスが後方に逃がせない為、コンテンダーはカティアの手首を捻り上げたが、グローブのリコイルパットの恩恵で手首の関節は保護された。
しかし、逃げ場を失ったリコイルの勢いはカティアの肘を通って肩口に伝わって行く…。
グギッという嫌な感覚は瞬間的に感知出来るものではないが、反動を肩口から上方に逃がし、コンテンダーを高々とマズルジャンプさせる結果となった。
それでもマズルブレーキの恩恵で、マズルジャンプは大分緩和されている筈なのである。
強力な銃弾を浴びたゾンビは背部に大きな射出口を空け後方に内蔵を」撒き散らし、後続のゾンビをも被弾させた。
頭部を破壊されもせず、貫通銃創になったにも関わらず、ゾンビは脊髄を傷付けられ、一瞬、半身不随の症状を見せた。
だが、またすぐに動き出す。
>>39【17:00 中央:ホワイトメイス研究所/直下地下施設】
しかし、三銃朗がタラップに取り付くには充分の間を与えた。
タラップの下に三銃朗は下半身を静めると、M60のバイポットをフロアの床に乗せてプローンの体制に入る。
傍らのカティアの腰が頭上にあるのは、いつもカティアを見下ろして頭頂部を眺めている三銃朗にとっては奇妙な感覚だった…。
この修羅場に及んでふと、そんな事を思いながらも、三銃朗は眼前に迫り来る脅威を床下から迎え角で撃ち上げていった。
下半身をタラップ下に置いているから極端な仰角が可能なのだった…。
5m下の下段フロアに夥しい空薬莢と分離したメタルリンクが梯子のタラップにぶつかりながら、キィン…キィン…と落下していった。
半身を床下に沈め、三銃朗はM60を激しく撃ち捲った。
その間に次はカティアが梯子を下りる番だ。
一心不乱に前方のゾンビを食い止めている三銃朗の背中を跨ぎ、三銃朗の背後から体を入れ替える様に梯子を下っていく。
三銃朗と完全に上下を入れ替えた時点でカティアは声をかけた。
『OKですよ…!三銃朗サン!』
援護射撃を中止して一緒に5m下の下段フロアにさっさと降りようという意味だ。
M60のトリガーから漸く指を離し、おうっ!と応えた三銃朗が熱したM60のキャリングハンドルに手をかけて床から取り上げようした瞬間!
「何?!」
側方の手摺から零れ落ちる様に下段フロアに続々と落下していくゾンビが目に映った。
5m下の下段フロアに落ちたゾンビ達は続々と登り梯子の所へ集結していった…お陰で上段フロアは少々手薄にはなったが。
「チッ…どうすっかな…」
『大丈夫ですよ、三銃朗サン。ゾンビは恐らく梯子には登って来れません…登ってきても1体づつなら何とか出来ます』
「よっしゃ、じゃ、上に残っている奴等を掃討しちまえば、これで漸く無事にゲートを抜けられるな!」
しかし、そうも言ってられなかった…上段フロアのゾンビの人垣が疎らになったその後続には…
SOFの格好をしたゾンビの一団が控えていたからだ!
>>17【16:00〜16:30 東:モール3F エスカレーター〜警備室】7/13
(ロギューネ)とりあえず
>>221トッド少尉達と警備室に戻ってくると、
とりあえず今ここにいる事情を聞く・・・・・・やっぱり救助が来るのかな?
微妙な所だが、滅菌作戦の可能性も否定できないか・・・・・・
とりあえずモニターをチェックしながら高尚にでも移ろうかな・・・・・・
「えっと
>>221少尉、あなたは偵察目的で来たのですね、それは分かりました。
まぁこの島はもはや壊滅寸前です。このモール以外にはもう生存者は
殆どいないでしょう。あなたはどうやってこの地獄を脱出するつもりですか?」
僕はそう言いながら、モニターを4階に切り替える。
>>26アモン君とさっきの女性
>>16は
何処だろう・・・・・・まさか僕達を放っておいて脱出って事は無いよね・・・・・・
それとランカお嬢様の方はどうなったんだろう・・・・・・さっきからモニターに映っていない様
だけれど・・・・・・屋上にでもいるのかな・・・・・・それともエレベーターかな?
>>142【14:00 東:モール内】(3/13)
……今の、『匂い』は…なんだ…オレに、痛み止めを、飲ませやがった。…余計なお世話ってやつを、知らねぇのかよぉ…
はぁ、はぁ、はぁ……中々いい匂いだったな…不快な匂いじゃねぇ……
あの化け物は!?あの特大級に臭ぇのはどこいった!?今ぶっ殺してやるぞ!
………臭いが、消えた。どこに、消えたんだ?
死んだ、のか。ヤツは。ふんっ、他愛の無いヤツだ。差し当たり、オレ様が切りつけたのが効いたんだろうな。流石オレ。
さぁて、ガキ。ガキの匂いを辿るか。スンスン、スンスン、スンスン…
ああー、ど、こ、だ、ぁ。匂いが、しねぇぞ。匂いがしないなぁ。匂いがし、ね、え……ぞ!
『きゃっ!』
へへへへ。捕まえたぜ、ガキィ。
『おじちゃん放して!放して!』
やかましいんだよ糞ガキがぁ。しししし、生きててくれたかぁ。オレは嬉しいぜ。誠に嬉しいかぎりだぜぇぇぇ。
『や、やめて!やめて!おじちゃん!』
さぁ、オレを満足させてくれ。その、腹ワタと、血と、脳ショウで、オレを真っ赤に染めてくれぇぇぇ!
>>18【16:00〜 東:3階 警備室】08/13
なんとか無事に警備室までたどりつけたようだ…といっても、
>>33ジンに担がれて、だけれど。
着くなり、
>>17ロギューネとこれからのことについて話をはじめた。ファレストも無事だったようだ。
…ということは神谷も?彼は嫌いネ。
壁に背を預けて、床にすわりこむ。そうしながら、彼らの話を聞いていた。
(この状況…警察署でもにた光景があたネ。ジンはあの時に無線をよこした陸軍の人(ジョン)…でもないみたい。
警察署ではこのゆったりとした時間のあとに、戦争(コーネルとの戦い)が起きたんだけどネ。)
「今、世界中がこんな地獄みたいな状況なノ?それともこの島だけ?
…もし世界中なら、脱出して意味あるノ?」
僕は、こんな出来損ないの中国人でさえ立派に食いつないでいくことができるようにしてくれたこの島が好きなんだ。
店だってある。思い出だって。
たとえこの島が取り返しのつかない状態になっても。
「みんなは脱出するつもり?」
(ここに来たのは…18歳の時だたなぁ…)
>>18【17年前 本島のどこか】08/13
「Fuck'n Yellow!!出てけ!」
「おまえを雇ってくれるとこなんてこのアメリカにはどこもねぇよ!」
「料理もできない、気も弱い、おまえに取り柄なんてあんのか?ヒャハハ」
僕はアメリカに期待しすぎていたのかもしれない。
それはまだ人種差別が激しかった頃で(黒人ほどではなかったが)、僕が暮らしていくには最悪な条件だった。
両親が僕のためにとなけなしの貯金をはたいて買ってくれた、しかしもう汗と疲れでよれよれになったスーツを身につけながら、
僕は家にたどりついた。
帰っても誰も待っていない。
暗い部屋のまんなかで僕はひとり、中国では一人前の調理師の証である、自分の名前が刻まれた包丁を眺めていた。
「『風頤 崙(フェイ ロン)』…ヘヘ。名前だけじゃないか。リンメイ、僕、もうくじけそうだよ…」
泣きそうな僕の耳に、突如電話の呼び出し音がとどいた。
それは、同じアジア人のタケシからであった。
彼も日本で調理師の資格をとり、意気揚揚とアメリカに来た、いわゆる同境の友である。
『ここを離れて、いままさに発展途中のドーン島に店を開かないか?』
この言葉は、暗く湿った僕の心を、いかに救ってくれただろう。
その夜は、朝日が水平線から顔をだすまでタケシと“夢”について語り合った。
>>39【17:00 中央:ホワイトメイス研究所/直下地下施設】
床下から上段フロアの様子を覗き上げていた二人は顔を付き合わせて呆然としてしまった…。
完全武装した特殊部隊の一団…のゾ・ン・ビ。
防弾ゾンビ!…と三銃朗は思った。
銃撃ゾンビ!…とカティアは思った
しかしSOF(Special Operations Forces )ゾンビはそれ以上の凶悪な存在だったのだ。
再び三銃朗はM60を床に置くとSOFゾンビに銃撃を加えた。
《チェ…特殊部隊の癖にゾンビに敗けるなよ…》
とか舌打ちしたものの、コイツラはここの警護をしていた奴等ではないかと考えた。
外側にその矛先を向けているのに、守る筈の内側から襲われれば幾らSOFでも脆いものなのか…?
しかしSOFゾンビはそんな三銃朗の想像を越えていた。
M60でSOFゾンビを撃つ…。
SOFゾンビは全身を防弾装具で固めている…警察署で見たSWATゾンビの上を行く防弾具だ。
警察署ではSAW(分隊 支援火器)張りの装弾数だったとはいえ、5.56mm弾の威力不足に泣かされた…。
しかし今の三銃朗の武器はあの時と違って7.62mmのGPMG(汎用機関銃)だ!
SOFゾンビの前に立ちはだかる通常のゾンビ共も7.62mmで一緒くたに薙ぎ払う…。
ディア(鹿撃)用JSP (Jacketed Soft Point)の7.62mm弾は5.56mmの様に頭部に銃撃を集中させる必要なく、ゾンビを体ごとバラバラにさせてしまう威力がある。
軍用弾のFMJ(Full Metal Jacket)と違って貫通力は低いが命中時に弾頭が潰れて広がるマッシュルーム効果が 得られるので人体へのダメージ、殺傷力が大きい。
実際、目の前に居る非防弾の通常ゾンビは数発の.308ウィンチェスター…つまり7.62mmx51ライフル弾を喰らって派手に身体を欠損させてもんどりうって倒れた。
では防弾装具に身を包むSOFゾンビはどうだったか?
「大した事は無いな…7.62mmのJSPでも充分逝ける!」
>>39【17:00 中央:ホワイトメイス研究所/直下地下施設】
確かに防弾プレートの納まった胸部は防がれたみたいだが、それでも他の部位に被弾した箇所はダメージがあった筈だ。
ただし、通常ゾンビの様にバラン、バランという訳にはいかないだけだ。
《…とすると、矢張り頭部銃撃か…》
SOFゾンビは全ての奴がSWATゾンビの様な防弾メットにバイザーという訳では無かったが、1発の.308JSPを頭部に喰らえばアッサリ沈黙した。
JSP弾頭とはいえ、至近距離の高初速の7.62mmを喰らっては、ケブラーレイヤーやポリカレイヤー位では防げず、しかも内部でエクスパンションした弾頭は過剰な銃弾エネルギーを脳漿にブチマケ、頭蓋骨諸とも頭部を爆砕した。
しかし、銃撃を受けるとSOFゾンビはその瞬間だけ反射的に銃撃して来た!
”チュイーン”と、可也遠くではあったが、ゾンビの放った銃弾が音を立てて掠めていく…。
「うわっつ…と」
まさか応戦してくるとは思わず、三銃朗は慌てて梯子の縁下に身を隠した。
正確な射撃ではないのだが、油断してると流れ弾位は受けてしまいそうではある。
「クソッ…」
三銃朗はタラップにハーネスを引っ掛け、体を梯子に固定すると、チェストリグから弾帯を少し長めに引きずり出すと、フロア床の縁に畳むように置いた。
床面ギリギリに顔を覗かせ、左手でバットストックを押さえながら引き金を引き、着弾点を見ながら狙いを修整していく…
床面や下段フロアに降り注ぐ熱した空薬莢や連結リンクが四散し、顔や肩に跳ね返って来る…。
それでも、顔を顰めながらも三銃朗はM60の銃口方向と火線軸をコントロールしていった。
「うわっつ」
”キュワワーン”
応戦して来たSOFゾンビの放った跳弾が床面下の三銃朗を掠めていく…三銃朗はカティアにバイクに向かう様に言う。
「バイクのパニアケースの中に液晶モニターがあるから取って来てくれ!」
『え、でも…下にはゾンビが…』
そう言うや否や三銃朗は片手で5m下に群がるゾンビに銃撃を食らわせて追い散らした。
ハーネスに体を固定させているので両手を自由に出来る。
「ここから掩護するから…さあ、早く!」
『うう…このシチュエーションこれで3度目だよぉ』
ブツクサ言いながらカティアはおずおずと梯子を下っていった。
>>221【16:00〜16:30 東:モール3F警備室】11/13
>>17ロギューネ捜査官との会話は脱出に関する話題へと移り変わっていった
「当初の予定ではかなりの人数の避難が検討されていて島の南西部に海兵隊がLCAC…つまり、ホバークラフトで
物資を揚陸し、指揮所を設営してそこを拠点に救助を行い、可能ならば事態を沈静化する計画でした」
>>17「でした?」捜査官の顔が明らかに暗くなる。
「ええ。しかし、散発的な銃声は聞こえるものの南西部には生存者が一人もいなかった。一人も」
皆が黙る。
「おそらく、生存者はほぼ0と見られてじきに空軍か海軍が空爆を開始するでしょう」
>>17「やはり・・・。脱出は無理か・・・」
「早まらないで下さい、私が島の西から離れたこのモールまで来たのには理由があるんです」
>>33「『ヒャッハー!水だぁ』と言うように食料のためでしょう」
「聞こえていたんですか?忘れて下さい。ここで遠くと連絡の取れる無線機を探しにきたんです。軍で使うような
価なデジタル暗号方式などその他の機能が沢山ある物はなくても、アマチュアの大型無線程度があればいいんです。
島からの無線電波は出来る限り傍受しているはずですからきっと連絡が取れるでしょう。どこか心当たりはありますか?」
とりあえず、無線機に関する情報を尋ねることにした。
>>20【15:30 東:モール/4F 通路】10/13
「っあ…かは」
まるでゾンビのようにエスカレーターを上がる。さきほどの戦闘で腕の傷も開いたみたいだ。こういうのをどっかの格言で寝耳に水っつうのか?
【傷容態悪化。射撃だけでなく力仕事をするたびカウンター−1】
「・・・!」
4階にまで到達したと思われた時、何か音が聞こえた。人間…女の叫び声のような…。まさか。
「メリル…?」
確かこっちの通路から…自然と足が動き出した。ここか…!!
「メリル!」
部屋は暗く様子が判別しがたいが確かに声が聞こえる。ポケットに懐中電灯を入れていたことを思い出し、急いでスイッチを入れる。そこには清掃員の格好をしたゾンビともみ合っているメリルがいた。
「メリル!そいつから離れろ…!」
言ったはいいがカービンを構える手に力が入らない。メリルはゾンビの肩越しに一瞬、{出来てりゃ苦労しないわよ}と言いたげな視線をよこしてきた。
「く…」
やむなくカービンを捨て、腰のナイフを抜く。そしてちょうどメリルに馬乗りのようになった清掃員ゾンビにおもいっきり突っ込んだ。
「ガッデム!!」
そのまま馬乗りになり、全体重を掛けてゾンビの頭にナイフを突き刺す。眉間部からナイフは柄の部分まで刺さり、ゾンビは動かなくなった。
「ハア、ハア…」
ここまで神経をすり減らした戦いはなかった…俺はいつもスコープ越しに敵を捉え、一方的に相手を射殺していただけなのだから。
「げほげほ…」
ゾンビに突っ込んだとき、ナイフの柄で胸を打ったので咳が止まらなくなった。そのおかげで突き刺すことが出来たのだが…。
「だ、いじょうぶか…うぇ…げほ…?」
【カウンター-1】
>>39【17:00 中央:ホワイトメイス研究所/直下地下施設】
梯子直下の下段フロアにはM60の掃射で最早人の形を留めていないバラバラになったゾンビが蠢いていた…。
余りにも酷い惨状でもまだ蠢いているので、現実味からはかけ離れている光景だったのが、精神衛生上は僅かに救いだった。
『…ぃひッ』
が…それでも怖い、恐ろしい、危ない、…というよりは相当なグロさだ。
思わず血糊に足を取られてコケそうになる所を、慌ててタラップを掴み持ち堪える。
四肢をもがれ、地に伏しているゾンビが低い唸り声を発して下段フロアに降り立ったカティアに這いずって近付こうとして来る…。
…そして一旦、銃撃を避ける様に散ったゾンビ達も再び、ユックリと梯子の下に集まろうと寄って来ていた。
梯子の上を見上げると三銃朗が上段フロアのSOFゾンビの接近を阻もうと激しく銃撃しているのが見える。
血溜まりの中に熱した空薬莢と連結リンクが降り注ぎ、時たま”ジュンッ”と音を立てて煙を燻らせた…。
カティアは意を決した様に徐に50m先に停めてあるバイクまで駆け出した。
カティアはアメフトかラグビーの選手の様に、右に左にゾンビの間を縫うように駆け抜けていった。
バイクに向かうカティアにゾンビの群れが集中する。
三銃朗はカティアの身を案じながらも眼前のSOFゾンビに意識を集中していた。
驚く事に奴等は銃撃されると蜘蛛の子を散らす様に避けるのである…!
しかしそれは体に染み付いた条件反射的なものに過ぎなかったのか、暫くするとまた何事も無かったかの様に再び銃口の前に向かって寄って来る。
そして銃弾を受けると疎らにだが撃ち返して来た。
《ぼ、防弾…銃撃、ゾンビ…?》
しかし驚くのはまだそれだけでは無かった…。
>>39【17:00 中央:ホワイトメイス研究所/直下地下施設】
ほんの僅かの間だが、銃撃で散らすとSOFは追っ払えるので、カティアを掩護する隙が作れた。
上段フロアと下段フロアの段差の、約5mの高低差のある壁面の梯子にハーネスをタラップに引っ掛けて張り付いている三銃朗は、後ろを振り向くと、M60の銃口をヨッコラセと、下段フロアに向けた。
バイクの前方のゾンビの一団に阻まれ、単発のコンテンダーを構え立ち往生しているカティアに、追い縋ろうと迫って来ている一団に銃撃を加える。
カティアに跳弾しない様に遠慮がちにリーサルゾーン(着弾点)を離さねばならないのがもどかしい…。
カティアが気を利かせたのか、バイクへの進路を諦め、バイクから遠ざかる様にバイクの前のゾンビを轢き付けて誘導する。
ゾンビがバイクの前から離れたのを見計らい、その一団にM60の掃射を見舞う。
《バイクに当って取りに行かせた荷物を破損させても面白く無いからな…》
しかし、進路を変更したカティアは誘導したゾンビの方に気を取られて、背後から迫る一団に自ら寄って行ってしまった事に気付いていなかった様だ…!
リーサルゾーンを充分寄せられなかったので、撃ち漏らしたゾンビだ。
「カティア、後ろ!」
インカムに向かって三銃朗が警告すると、カティアは背後に忍び寄っていたゾンビに気付けた。
慌てて振り返り、コンテンダーの銃口を向ける。
《危なッ…全く気付かなかった…油断!》
ダットサイトの光点をゾンビに合わせる事なく、ヒップシュートで撃ち倒した。
”グヴァンッ!!”…銃口から吐き出された火炎球が縋り付こうとしてきたゾンビの大腿辺りを包み込む!
狙う必要も無い極至近距離の場合はヒップシュートの方がコンテンダーの大反動をモロに腕に受けなくていい…。
体重48kg前後のカティアは上半身でコンテンダーの反動を抑え込んで、銃に突き上げられるかの様に浮き上がってよろめき、2〜3歩後退した。
コンテンダーの放った45-70弾は、背後から迫ったゾンビの骨盤の左足の関節臼を砕いた。
エクスパンションした45口径の弾丸は、腸骨筋と大腰筋をパルプ状にズダズダに引き千切って大殿筋にかけて惨たらしい銃創を形成して行く…。
上体の体重を支える要所を失って、ゾンビは歪に腰関節の輪郭を変形させて転倒した。
>>14 【15:30 北:イヴァン邸内】10/13
ゾンビに向かって走りその勢いのまま両手で持ったカナテコを全身で円を描くように振り下ろす
勢いのついたそれはゾンビの頭部を砕き胸の中程までめり込み、ゾンビはその場に崩れるように倒れた。
腹に足を乗せてカナテコを引き抜き、もう片方のゾンビをみるとレニー
>>9が奴の頭にナイフを突き立てていた
こんな状況でも冷静なのだな、と感心しつつソファに倒れこみ肩で息をしているジムスキー氏
>>57に声をかける。
「遅くなってすいません。何とか見つけてきましたよ。薬」
>>57 レニーはゾンビの着ている服でナイフに付いた血を拭っている。
ようやく落ち着いたジムスキー氏を連れて部屋を出ようとしたその時、突然窓ガラスが大きな音をたてて割れた。
何事かと周りを見回すとレニーが腹を押さえて身を伏せながら私達に言った「狙撃だ、姿勢を低くしろ」
慌ててその場に倒れこみ物陰に隠れる。よく見ると彼の押さえた手の隙間から血が出てる。
レニーは心配する私の顔を見て、かすっただけだと言い外の様子を慎重にうかがっている。
撃たれているにも関わらず、全く声に焦りや恐れを感じない。なんて男だ
それにしても今度は一体何事だ?ゾンビが銃を使うなんて聞いたことがない。
誰か生きた人間が私達をゾンビと勘違いして撃ってきたのだろうか?
だとしたら私達が生存者だという事を知らせないといけないな、どうしたものか…
ふと思いつき、白衣を脱ぎカナテコに巻きつけ、体は露出しないようにして外から見えるように大きく振った。
心臓病の薬をジムスキーに譲渡
>>17【16:30〜 東 モール3F警備室】7/13
(ロギューネ)僕は
>>221トッド少尉の話を聞いて、
すぐに警察署での事を思い出した。確かあの時・・・・・・
ここから連絡に答えてくれたんだよな・・・・・・だったら・・・・・・
「無線機ならこの部屋にある筈ですよ
>>221トッド少尉、
確か警察署のものよりもいいはずだから、使えると思います。
それでヘリでも応援でも呼んでください。ここには生存者が何人も残っています。
いえ訂正します。もうここにしか生存者は残っていないでしょう。
だから早く無線を見つけ出して連絡してください。」
僕はそう言うと、モニターの近くの機材をいろいろと漁り始めた。
確かこの辺にあるは筈なんだけれども・・・・・・何処だろう・・・・・・
まだ死ぬわけには行かない、約束も果たしていないし、懐中時計も
託してはいない・・・・・・生き残らなくてはいけないんだ。
>>142【16:00 東:モール内】(3/13)
うぉしゃぁぁぁあ!死ね!
『ア゙ギャア゙ア゙ア゙ア゙!』
わかってるんだよぉう。オレが目が見えないからってナメてやがるのかぁ?へへへへ…甘い。甘いよ。甘過ぎるよゾンビさんよぉ。言っただろ。オレ様は無敵なんだよ。
てめぇらゾンビが何匹かかってこようがオレ様を殺すことはできねぇんだ。わかったか?
『おじ…ちゃん…?』
へへへへ、ビビらせちまったかぁ糞ガキ。悪ぃがオレにはガキ殺しの趣味はねぇ。自分より弱っちい雑魚は殺してもつまらねぇだけだからな。
さぁて、これからどーするんだよぉぉぉ。おいガキ、考えろ。ししししし。
『屋上に、行くんじゃないの?』
そうだったか?覚えてねぇよ馬鹿たれ。まぁおまえがそういうのならオレは着いていくよぉぉぉ。へへへへ。で、屋上に行ってどうするんだ?
>>16【15:30 東:モール/4F 陳列棚置場→通路】6/13
・・・やられるかと思った。
「なんとか大丈夫。助か・・・・」
あれ?
「デイヴ?」
様子がおかしい。咳が止まらないなんて。もしかして今のでどこか打ったの?
「ちょっと、大丈夫!?」
>>20 なんとかデイヴを通路へと担ぎ出した。・・・・・肩を怪我してる!!
「私なんかよりあなたが大変じゃない!早く治療しないと!」
>>20
>>39【17:00 中央:ホワイトメイス研究所/直下地下施設】
50m先のバイクに到着したカティアが上段フロアの方を振り返ると、目を見開いて慌てふためいた。
インカムを通して三銃朗に急いで警告を伝える!
『大変!SOFゾンビが!?』
バイクに到着したカティアを見定めていた三銃朗は慌てて上段フロアに目をやる…。
「あっ…しまった!」
ちょっと目を離した隙に、SOFゾンビは三銃朗の陣取っている右端梯子タラップの前を迂回し、あっ…と、思った時には左端から5m下方の下段フロアへ飛び降り始めて居た。
《折角、ゲート前が手薄になっても俺だけ突破したって、これじゃあ意味が無いゼ!》
カティアを下段フロアに降ろした意味が喪失した…このフロア上下の5mの高低差がゲートを通るに際してゾンビ勢を隔てていたのに…。
カティアを救いに三銃朗も下段フロアに降りて合流すれば、また多勢の全てのゾンビを相手にする事にも成りかねない。
先ずカティアを上段フロアへ戻らせる事だ…そして銃撃して来るSOFゾンビをなんとか封じなければ…。
「カティア!…バイクに積んである荷物を取り出せ!」
『え?え?』
「その中に警察署から持ち出したSWAT装備の入ったバックがあるから、フラッシュバングをゾンビの群れに向かって投げ込むんだ!」
カティアはバイクのパニアケースを開くと、中のものを取り出した。
ありったけのフラッシュバングを投げ込むと、イヤマフを兼ねたインカムの上から更に両手で塞ぎ目を瞑ってカティアはバイクの陰に伏せた。
閃光と大音響がホールに響き渡り、周囲のゾンビは一様に棒立ちになった。
「今だ!!!」
カティアは一目散に三銃朗の張り付くタラップに向かった。
しかしSOFゾンビ共にはフラッシュバングが何故か通じなかった…!
フロア一杯に棒立ちになり林立すり一般ゾンビを掻き分けてSOFゾンビがカティアの行く手を阻む。
三銃朗は張り付いた5mの絶壁タラップからFOSゾンビの一団にM60で銃撃した。
流れ弾が棒立ちの一般ゾンビに着弾し、糸の切れた人形の様に次々に膝を付いて倒れていく…。
>>39【17:00 中央:ホワイトメイス研究所/直下地下施設】
FOSゾンビは三銃朗に向けて条件射的に銃撃して来た!
盲滅法な射撃が早々当たるものではなかったが、絶壁に疎らに着弾する銃撃は矢張り危険だ。
「クっつ」
三銃朗は止む無くタラップにフックしていたハーネスを外すと、下段フロアにと飛び降りた。
梯子直下の床面に広がった血溜まりにズチャッと降着し、思わず足を取られる。
カティアはその間に3台の装甲リムジンの影に隠れた。
下段フロアに降り立った三銃朗は、カティアと合流すべく右側面の壁際を通って3台の装甲リムジンが駐車されてあるシャッターの前まで行こうとした。
25mx50mの下段フロアは100体以上のゾンビが知覚の要である聴力と視力を麻痺させられ、ボーリングピンの様に直立不動の棒立ち状態になっている。
SOFゾンビとの間で適度な遮蔽体となっていた。
しかし、その林立するゾンビの中をSOFゾンビは、一旦、銃撃されるとゾンビとは思えない様な素早さで移動し接近して来た。
一方、棒立ちゾンビは同族であるSOFがすれ違っていっても無反応であるが、生者たる人間が接触すると、その触診により、襲って来る様だ。
恐らく触れてきた物体の熱、人間の体温を感知して来るのだろう…。
そうとは知らず、棒立ちゾンビに不用意に接触してカティアは突然抱き着かれた!
『きゃああ!!』
三銃朗は咄嗟にM60の銃口を向けるが、ゾンビと縺れ合う人間を非殺傷弾ではなく、実弾では流石に掩護出来なかった…この状況でだとハンドガンなら腕に自信があれば或いは可能だろうが。
それに棒立ちゾンビには三銃朗も迂闊に接触する訳には行かないので、SOFゾンビの銃撃には都合が良い遮蔽体だが、移動には可也の障害になっている。
進行方向のジャマな棒立ちゾンビを短く点射しながらカティアに急いで近付こうとする。
「大丈夫かカティア?!」
カティアはすぐさま装甲リムジンの車体の下に滑り込み、難を逃れた。
寧ろピンチに陥ったのは三銃朗の方であった。
>>9【15:30 北:イヴァン邸内】12/13
…ふん…狙撃、か…それも、かなりの射手だ…
ソファの陰に身を隠しながら、俺は捨て銃ではなく…“相棒”を抜いた。
…流れ弾の類では無い…明らかに殺意ある、『狙撃』だ…
何か特別の目的でも無い限り、襲われているわけでも無いのに遠くからゾンビを狙撃しようという人間は…普通に考えれば、居ない…
…大方、イヴァン
>>25を狙う暗殺者か…それとも、この状況で理性の箍が外れた暴徒か…いずれにしろ、ロクなモノじゃあない…
職業柄、この様な経験はいくらでもあった…わき腹の傷は弾丸が掠めただけだ…動くのに支障はない。
…どの道、目的を達するまでの使い捨ての様な肉体だ…
…何を思ったか、ゴードン
>>14が金梃子に白衣を巻きつけて大きく振り出す…この状況ではいかにもお気楽な判断といわざるを得ない…やれやれ、だ…しかし。
俺は嘆息をつきつつも、ゴードンを振る金梃子の向こうの窓…その更に向こうに集中し目を凝らした…
…やがて…ゴードンの振る金梃子を格好の目印に、狙撃者が攻撃を行おうと姿を少しだけ覗かせたその瞬間…俺の“相棒”は火を噴いた。
【アイテム消費:カスタムハンドガン(15/15)→(14/15)】
【エド
>>307への射撃】
秒数下一桁偶数ならばエドへの攻撃が成功。奇数なら失敗、逆に打たれカウンター−1。
>>9【15:30 北:イヴァン邸内】12/13
【エド:5/6】
“相棒”から放たれた弾丸は、狙撃者
>>307の肩を撃ち抜いた…その影響で奴の射撃は大きく逸れ、部屋の後ろの壁を穿つ…
ゴードン
>>14は何が起こったのか瞬時に理解が出来ないかの様に、目をしばたかせている…
窓の向こうの狙撃者は怯んでよろめき、身を隠していた物陰から姿を現した…
…ボディーアーマーを着込み、スナイパーライフルを持ったスキンヘッドの男…一見して軍人だが、その顔付きの尋常で無さは遠めでも解る。
…やれやれ…パニックでイカレた兵隊野郎か…
>>14「…どうした…奴が怯んでいる今がチャンスだ…間合いを詰めて金梃子で接近攻撃…援護はしてやる…」
呆気に取られているゴードンに指示しつつ、窓の外を顎で示した。
ゴードンは我にかえったかの様に金梃子を構え直す…
…畳み掛ける…
俺は両手に“相棒”を横構えにすると、物陰から躍り出て狙撃者へと同時発射した…
【アイテム消費:カスタムハンドガン(14/15)→(13/15)、カスタムハンドガン(15/15)→(14/15)】
【エドへの射撃】
弾丸2発消費し二挺同時発射。
秒数下一桁が0、4、8ならば二発とも命中しエドのHP−2。
2、6ならば1発のみ命中しエドのHP−1。
奇数なら失敗、逆に撃たれカウンター−1。
>>13【???】
刑事「…以上が、捜査の結果です。」
「つまり車両も犯人も、何も見つからなかったと?」
刑事「はい。」
「馬鹿なっ!!父は、母は信号を無視して交差点に進入してきた車に轢き逃げされた!目撃者はっ!?犯人の顔や車のナンバーを見た人もいたと言ったのは――」
刑事「みなさん証言を変えられました。私は何も見ていない、思い込み、勘違いだったと。」
「な…」
《ドサッ…》
「思ったより時間はかからなかったな、この日を待ちわびたよ。」
???「た、助けて…ちゃんと出頭するつもりだったんだ、でも親父やじいちゃんが…」
「黙れ!」
《バキッ!ゴッ!》
「警察も目撃者も買収された。お前の父と祖父は…一体どれだけの金を渡したんだろうな?」
???「知ら…ないっ…俺は何も…。」
「いいか?お前を殺したら次はお前の父親、そして祖父だ。」
???「頼む、こ殺さないで…。」
>>13【15:30 東:モール屋上】13/13
気がつくと、目の前には警官の制服を着た男の死体が転がっていた。
ゾンビの頭はない。俺が撃ち殺したのだろうか。
ラリーやアイスが俺を見つめている。
自分の足元に落ちていたベネリを拾い、アイス達のもとに向った。
俺の両親は轢き逃げに遭って死んだ。今も犯人は見つかっていない。
――見つかっていない…本当にそうなのか?
さっき見た光景が現実だったとしたら、続きがある。
頭が、痛い…。
ベネリM4 3/6
>>20【15:30〜 東:モール/4F 陳列棚置場→通路】9/13
「俺はなんとも…」
>>16 そう言いかけてすぐ黙った。俺は…噛まれた。もう、助からない。
メリルに言うべきだろうか。彼女はどんな反応をするだろう。驚き、哀しみ?同情?…それとも…。
ここまで来て自分で驚いた。何故「彼女」に言うのをそこまでためらうのか。昔の自分ならそんなこと考えもしないだろう。生きる目的のない、ただ死ぬ理由が無かったあの日々の俺…。
ゾンビ菌で頭もやられちまったか…?そんなことを考えてるうちにメリルがじっと俺の返答を待ってることに気づいた。
彼女になら、言ってもいいんじゃないか?そんな唐突で自分でも説明の付かない結論が導き出された。
「奴らに、肩を噛まれた。上がってくる途中で」
>>16 ゆっくり、どもらないように答えた。
正直女というものが分からなかった。縁のない人生だったし触れれば壊れてしまいそうに思えるから。
彼女にはそんな気負いはなしで済んだ。誰かに似ている。そう、ケネスの奥さんだ。家庭的で暖かい、そんな、俺が感じるにはほど遠い雰囲気…。
重ねているのか…俺は?
「どのみち助からん…治療しても同じだ。今まで散々迷惑かけた結果がこれで…すまない」
>>16 「だから…せめてあんたが脱出するまでは…守らせてほしい、俺に。せめてもの…恩返しだ…」
>>16 そういうとメリルの肩を離れ、捨て置いたカービンをひろって肩に掛けた。わざと傷口をなじるように。体はがたがただが気分ははれやかだった。
「さあ」
>>16 そう言い、屋上へ行く事を促す。
>>39【17:00 中央:ホワイトメイス研究所/直下地下施設】
今、彼は150kg弱の体重を抱え、エッチラ、オッチラ、と林立すり棒立ちゾンビに接触せずに進まなければならなかった。
逆に強敵のSOFゾンビはゾンビの癖に150kgの三銃朗よりも早く動け、しかも棒立ちゾンビを掻き分けて突き進んで来れるのである。
「三銃朗サン!」
カティアが装甲リムジンの下から心配そうに三銃朗の方を見上げた。
カティアの居る装甲リムジン方向にM60のキルゾーンを向ける訳には行かない…つまり一々棒立ちゾンビに近付かなければ排除出来ない不自由さが付き纏った。
そうこうしている内にSOFゾンビは間を詰めてきた…今の三銃朗にとってはとてつもなく早い!
「仕方ねえ…ゾンビと撃ち合いかよ!」
SOFゾンビは体に刻み込まれた記憶で、条件反射で反撃して来る…。
更に防弾装備によって.308JSPでも頭部銃撃しか受け付けない….223の様に複数発撃ち込まなくてもいいが…。
銃撃されると何故か(猛訓練の賜物か?)回避行動を反射的に行い、被弾すると当てずっぽうだが、撃ち返して来る。
更に音響閃光弾の洗礼を受けても知覚麻痺を起さないで、当然の事ながら棒立ちゾンビを掻き分けて行動出来る強味がある。
そして何よりもゾンビの癖に今の重装備の三銃朗よりかは機敏に動けるのである!…ゾンビになっても鍛え方が違うって事か?
一方、三銃朗のアドヴァンテージは火力と、人間としての射撃の正確さといった所か…。
何れにしてもFOSゾンビは諸とも掃討しなければ、どうせこの場は切り抜けられないだろう…と、三銃朗は根性を据えた。
バットストックを内腿に押し当て、中腰にM60を構える…と、チェストリグから引き出されフィードカバーに伸びていた弾帯が零れ落ちた。
《もう400発近く撃っちまったのか…》
→現在の重量:150kg-12kg=138kg
三銃朗は左脇の大型ポーチから200発の弾帯を引き出すと、チェストリグから零れ落ちた弾帯の終端と連結した…。
「さあ、来いや!」
>>39【17:00 中央:ホワイトメイス研究所/直下地下施設】
三銃朗は横歩きのカニ走りでSOFゾンビに銃撃しつつ、右壁面のシャッターの前を通過していった。
銃弾はバシバシと棒立ちゾンビに着弾していくが、SOFゾンビの応戦もまた棒立ちゾンビに阻まれ三銃朗を遮った。
三銃朗には棒立ちゾンビの被弾がSOFゾンビの銃撃の目安ともなった。
しかし、三銃朗の動きに対してSOFゾンビは機敏に行く手に回り込んで来る…!
《ゾンビに遅れを取り、動き負けるとは…》
しかし、焦ってカティアの居る装甲リムジンに一直線という訳にも行かない…遮蔽体にもなっているが、障害物たる棒立ちゾンビに接触すれば直ちに襲い掛かって来るからだ。
超至近距離で…というのが曲者だ。
実際、襲い掛かられると取り回しの利かないM60では、幾らゾンビをバラバラにできる威力があっても難儀する。
しがみ付いてくる棒立ちゾンビをM60のバットプレートで小突いて突き放し、超近距離で連射する羽目になるという具合だ。
ほぼポイントブランクで掃射すると非防弾ゾンビは血煙の中に爆粉した…肉も骨も粉々になった。
SOFゾンビの追及と疎らな反撃の最中、漸くカティアに近寄ると装甲リムジンを盾にして、SOFゾンビを撃ち始める。
装甲リムジンだからSOFの応戦銃撃を受けても安心だ。
リムジンのボディにバシバシと被弾していくが、車体の影に入っていれば不用意に弾に当たる事も早々あるまい…。
『ハイこれ』
カティアはバイクから取ってきた液晶モニターを手渡した。
『…それとも、もう使わない?居らないですか?』
「いや、いや、充分役立ちますよ♪」
カティアが体を張って取って来てくれたポータブル液晶モニターのスイッチを入れる…。
フィードカバー上部のピカニティレールにマウントされているサーマルスコープの画像外部出力用のピンジャックに液晶モニターのケーブルを挿す。
スコープのサーマルイメージ画像がモニターに映る。
そして200発の弾帯を収めた大型ポーチをベルトから取り外してM60のフィードトレイのハンガー部分に取り付けた。
→現在の重量:138kg-6kg≒132kg
>>26【14:30〜 東 3F警備室→4F通路】4/13
俺はふらつく足を何とか支え、警備室へ辿り着いた。
そこにはロギューネ達
>>17>>18>>33>>221がいた。何やら話し込んでいたようだが。
「ロギューネ、無事だったか。表に化け物がいたんで、片付けておいたぜ。
…何やってんだ?」
俺は簡単に話を聞いた。どうやら男(トッド
>>221というらしい)が、救援のヘリを
呼ぶ為に無線機が必要だということだ。ガサゴソと探し回っているが…
さらに、屋上にも生存者がいるらしい。さて、それなら…
「じゃぁ無線機は任せた。俺も屋上へ行って来る。急いでくれよ。」
そういって警備室を出て、屋上へ向かう。4Fの屋上への通路を走っていると、
陳列棚から、人が出てきた。俺はとっさにベレッタを構える。
それはメリル
>>16だった。怪我した男
>>20に肩を貸しているが…
「あんた、メリル…だったな。そいつはどうしたんだ?」
>>16 そう言って近づいて男のケガを見た。こいつはひどい。
まるで何かに食い千切られたような傷…まさか…
「あんた…ゾンビに噛まれたのか?」
>>20
>>25【16:00 東:モール:4F〜屋上】13/13
エレベーターの表示盤の「4」の数字が点灯して間もなく、目の前の扉が音も無く開く。
廊下へ出ると、杖が床を叩く乾いた音が響き渡った。
・・・遠くから幽かに人の声のようなくぐもった音が聞こえてくるが、特に生存者を探す必要も無い。
廊下を歩いていくと簡単に屋上への階段が見つかったので、それを上っていった。
レニー(
>>9)達は既に、私の屋敷に着いただろう。
そして下手をすれば侵入したゾンビと遊んでいる、か・・・その時の彼らの気持ちは想像に難くない。
出来れば彼らとは二度と会わずに済ませたいものだ。
階段を上りきり、屋上へ繋がる無機質な扉を開く。
日光に少し眼をしばたかせながら辺りを見渡すと・・・屋上にいるのが私だけでは無いことを知った。
男二人(
>>13>>22)と、女二人(
>>12>>29)。そして彼らの前には警察官の服を着たゾンビが倒れている。
女の内の一人は負傷しているらしく、もう片方の女――彼女も無事では無さそうな格好をしている――が看病しているようだ。
・・・彼らの視線は一様にこちらに注がれている。流石に無視は出来ないだろう。
彼らに歩み寄りながら、話しかける。
「・・・初めまして、と悠長に挨拶を交わしている状況では無いようだな。
安心したまえ、君達をどうこうするために来たのでは無い。それどころか、君達に朗報がある」
空を見上げ、言葉を続けた。
「もうじき、ヘリが来るはずなのだが」
>>221【16:30〜 東:モール3F警備室】11/13
警備室で無線機を探していると、一人の男
>>26 アモンという奴がやってきて慌ただしく去っていた。
そして、ロギューネ捜査官の言うとおり、無線機はあった。
これなら揚陸艦と連絡が取れるか?マイクをとって周波数をあわせる。
「チャーリー20よりこの周波数をサポートしているユニット、応答してくれ」
しかし、空しい空電音が響く。
しかし次の瞬間であった!
「──チャー…ザザ………この周…軍の…ザ…いたずらなら処罰………ザザーザーー」
あちらには辛うじて届いているようだが、こっちはうまく受信できない。
おそらくアンテナが・・・。
あちらはいたずらと見ているらしい。コールサインは今回の物だが、俺は死人扱いの筈だ。
うまくコンタクトを取るためにアンテナの様子を見てみるか・・・。
とりあえず、今警備室にいる皆に無線の知識があるか尋ねてみる
ただ・・・連絡が取れてもすぐにヘリが来る保証はない。
本土の大きな地域の救援活動を行うことになっているはずだからそちらのほうが優先されるはずだ。
ヘリが来る頃には冷たくなって歩き始めているかもしれん・・・。
脂汗を浮かべつつ、もしヘリが来ない様だったら彼らと共に脱出手段を考えなくては。
>>14【15:30 北:イヴァン邸】10/13
生存を知らせる為にと二度三度と即席の白旗(と言っても半分位赤くなっていたが)を
振っていたが突然レニー
>>9が発砲し、同時に外からも銃声が聞こえ室内の壁の一部が砕けた。
突然の行動に声も出せずに驚いていると、レニーが私に接近して狙撃者を叩けと言う。
やはり、狙撃者はパニックでイカれた人間なのだろうか。カナテコから白衣を剥ぎ取り袖を通す。
「わかった、やってみよう。奴の場所は分かるか?それと相手の数は?」
>>9 「窓の正面を12時として約10時の方向の路上、赤いバンが見えるか?あの陰だ。
数は不明だが恐らく一人、一瞬だけ見えたがスキンヘッドの軍人のようだった」
「軍人?そうか…屋敷の裏から回りこんで背後から狙ってみる。
アンタは奴の注意を引きつけておいてくれ」
>>9 返事の代わりにレニーは再び外に発砲し、私は身を低くしたまま部屋を飛び出した。
屋敷内のゾンビ達に気づかれないように忍び足で裏口に向かう、こうして歩いている間にも何発も銃声が聞こえる。
少し道に迷ったが死人共に気づかれずに裏口までたどり着けた、銃声がゾンビ達の気を引いているお陰だろうか?
部屋に残してきたレニー達が心配だ。あれだけ大きな音をたてていたら大群が押し寄せてくる可能性もある。
だが、あの狙撃者も危険なのは一緒だ、むしろ屋外にいる分危険度は高いだろう。
もっとも、その危険にこれから私も晒される訳だが…また銃声が辺りに響きわたる。
私は意を決して裏口の戸をゆっくりと開いた。
秒数一桁が偶数ならゾンビ二体と遭遇。奇数ならゾンビ一体と遭遇しカウンター−1
>>39【17:00 中央:ホワイトメイス研究所/直下地下施設】
装甲リムジンのボンネットの上にM60だけを露出させ、サーマルスコープで捉えた照準画像を映し出している液晶モニターを見ながら引き金を引く。
液晶モニターの中のSOFゾンビの頭部に狙いを定め、装甲リムジンの車体の影に身を隠しながら腕だけを伸ばしてM60を撃つ。
バラバラと200発分の空薬莢と連結メタルリンクがリムジンの車体を伝って床に溜まっていく。
バシバシと棒立ちゾンビを巻き込みながらM60の着弾がSOFゾンビを追い掛け回すのをリムジンの防弾ガラスを透かしてカティアは目撃していた。
『…なんか、すごい』
幾らSOFゾンビが撃ち返して来ると言っても、厳密にはコチラに狙いを定めて撃っている訳ではない…これで流れ弾に身を晒す事も無い。
ゾンビと違って生きた人間は万が一にも流れ弾に当たる訳にも行かないからだ…。
「そもそもGPMGってのはこういう使い方をする防護火器だ…野戦じゃなから距離は近すぎるがな…」
装甲リムジンの防弾ガラスを透かして向こう側のゾンビの動向を伺えるのにも都合がいい…。
防弾ガラスにはSOFの銃撃が幾らか被弾し、蜘蛛の巣の様な弾痕を付けてる部分もあるが、貫通弾や跳弾による二次被害を考慮した貫通性の低い武器をSOFゾンビは使っているので心配はいらない。
『このまま巧く行けば、切り抜けられるかも…!』
そう希求が見えてきた頃、不意にM60は装填不良を起した…持続発射速度限度を越えたからだ。
「クソっ…またしても銃身加熱だよ」
350発&50発以上+200発+200発で既に5分以内に800発以上も発射している事になるし、ここに来るまでにも随分射撃して来た…。
弾薬消費により→現在の重量:132kg-6kg≒126kg
「…銃身交換が必要だ!」
射撃不能となったM60の銃身交換を装甲リムジンの影で行う…その間はカティアのコンテンダーがカバーする。
三銃朗は背中のスカバードからスペアバレルを引き抜いた。
スペアバレル分軽減→現在の重量:126kg-3.75kg≒122kg
大分、体が軽く楽になってきた…しかし、弾薬だけでまだ6kgも背負っているのだった…銃の重さも12kg以上ある。
>>39【17:00 中央:ホワイトメイス研究所/直下地下施設】
三銃朗はチェストリグをベルトキットから外すと耐熱ウェス代わりにして、バイポットを掴み、バレルロッキングレバーを解除し、熱したバレルを引き抜いた。
モワッと熱気が漂う…これに触れたら大火傷する事だろう…。
カティアのコンテンダーの弾はあと残り4発。
この4発で、銃身交換中の三銃朗を守らなければならない。
背後はシャッターと壁、側方は3台並ぶ装甲リムジンの車両…。
車両と車両の間に挟まれ、M60の銃身交換を始めた三銃朗の前にカティアはコンテンダーを構えて屈んだ。
正面はもとより、防弾ガラス越しに見張って、左右からSOFゾンビが回り込んで来ないかどうか警戒する。
SOFも半端な銃撃をしなければ根本的には寄って来て人間を捕まえて牙を剥くゾンビの行動と余り変わらない…。
《要するに他のSOFゾンビにとばっちりを与えずに、一発必中で1体づつ倒していけばいいんだ…》
コンテンダーの45-70弾にはそのパワーは充分にある。
目の前にSOFが迫ってくる…余り引き付けても意味が無いので、装甲リムジンの手前7mの距離で最初のSOFを倒す。
”ダグァンッ!!”という短い発射音が反響している空間の狭さを物語っている。
45-70弾はSOFゾンビのフェイスアーマーに命中した。
風穴を空けた面装を付けたままSOFゾンビは後頭部から脳漿をブチマケて二・三歩進むと突然膝から崩れて転倒した。
カランッと装着バンドが緩んでフェイスアーマーが転げ落ちる…ニットの覆面の中の頭蓋骨は陥没し、最早、頭の形を留めていない…。
風穴の開いたフェイスアーマーも脳が圧壊した際の圧力をモロに受けて射入口に亀裂が走っている…。
コンテンダーを高々とマズルジャンプさせたカティアは、タタッと2〜3歩後退り、その凶悪な反動を中和する…射撃の反動でよろめいた、と言った方が正しいかもしれないが…。
しかし、距離7mでの射撃は裏目に出て、後続のSOFゾンビが進路を左右に変えてしまった。
狙ったゾンビを倒して、他のSOFゾンビからも反撃を受けなかったものの、ドサッと倒れた拍子に棒立ちゾンビをもよろけさせたからだ。
その所為で左右の装甲リムジすぺあばれンを隔てて回り込んで来るSOFゾンビが防弾ガラス越しに透けて見えた。
>>17【16:30〜 東 モール 3階 警備室】7/13
(ロギューネ)
>>221トッド少尉は無線機で連絡を始めたが、
相手の反応は冷たいものだった。仕方が無い・・・・・・えっと緊急時に警察署以外で
軍とか島外の警察に連絡を取るにはどうしたんだっけ・・・・・・
あぁそうだ・・・・・・確か・・・・・・
「
>>221トッド少尉、あの少しよろしいですか?それでは島内にしか連絡出来ない筈です、
少し貸して下さい。今島の外にも連絡できるように設定します。」
僕はそう言うと、無線機を操作しはじめた。多分2〜3ぐらいですむだろう・・・・・・
>>26アモン君が屋上から帰ってくる前に終わるといいんだけれども・・・・・・
368 :
トッド ◆yL2Gn75g82 :2006/05/31(水) 08:07:36 ID:dwOkb2PVO
>>221 【16:30〜 モール 警備室】
>>17ロギューネ捜査官によって島外へ向けて話せる様になってようやく揚陸艦と連絡が取ることができた。
すぐにモールの屋上でヘリによる収容を要請した。
しかし、別の対応で余分なヘリが無いと作戦担当の中佐は言う。
回してもらえる頃にはモールはゾンビで溢れるだろう。
私は無線機ね前で頭を抱える。
とりあえず皆に脱出手段を自分達で考えなくてはいけない旨を話し、
それから周りを見ていなかった今までの自分勝手な行動を謝罪する。
>>142【16:00 東:モール内】(3/13)
『……救援のヘリ、待つんだよね?』
そうかい。救援ねぇ、そんなもん来るかね。ひひひひひひ。
『おじちゃんが、そう言ったんだよ』
オレ?オレが救援のヘリを待つって言ったのか?
『うん。一番高い建物の屋上でヘリを待つって』
知らねぇよぉぉぉ。オレは知らないね。ひゃははははは!さぁ、ゾンビどもはどこだ?かかってこいよ!
『おじちゃん、おかしいよ……どうしたの?』
こないならこっちから行くぜ!ぎゃははははは!
『あ、待ってよおじちゃん!』
ははっはぁ!待ってろよぉぉゾンビども。血祭りに上げてやるからなぁぁぁぁぁ。うははははは!
『おじちゃん!おじちゃん!置いてかないで!』
【秒数が偶数ならゾンビ1体と遭遇。奇数ならゾンビ2体と遭遇】
>>39【17:00 中央:ホワイトメイス研究所/直下地下施設】
『三銃朗サン…左右から回り込まれちゃった…!』
「─────!!」
カティアは慌てて装甲リムジンの防弾ガラス越しに見えるSOFゾンビに狙いを付けたが、瞬時にインカムから三銃朗の制止が入る。
「止めとけ…──防弾ガラスだ…───」
『!!っ────つ』
カティアは撃つ寸前で、構えた銃の銃口を上に向けて思い留まった。
止む無く、カティアは真中のリムジンの前を回り込んで、左右に迂回していったSOFゾンビの左側の奴の背後に回り込む。
カティアは真中と左端の間に侵入して来たSOFゾンビの背後からコンテンダーで狙いを付けた。
”ダガンッ!!”…背後から背骨を銃撃するも、そこはタクティカルジャケットにインサートされ小銃の徹甲弾も食い止めるバリスティックプレートのど真ん中だった。…SOFがゆっくりとカティアの方を振り向く…。
だが、45-70弾はバリスティックプレートのセラミックパネルを重量高速弾の打撃力で強引に砕き、その防弾効果を著しく低下させた。
残り2発。
カティアは45-70を阻止された事に些か衝撃をうけるものの、ハンドガードを握りこんでスナップを聞かせてブレークオープンすると速やかに排莢した。
《ゾンビが完全に振り向く前に再装填を済ませなければ、撃たれてしまう…!》
銃撃されたSOFゾンビは条件反射で撃ち返して来るからだ。
しかしシングルショットのコンテンダーが銃撃戦で二の矢を放つのには余りにも不向きである。
撃たれたSOFゾンビはカティアが再装填する前に撃ち返してきた。
カティアに向けて銃弾が放たれる!
『!!っっっ────────』
銃弾はカティアの立つ左後方のリムジンのボディに着弾し、狙いは大きく逸れていた…。
だが、カティアの肝を潰した──────。
手許が覚束無いSOFゾンビは更に銃口を掲げフラフラと狙いを定めてくる。
人間相手の銃撃戦だったら撃たれていただろう…最も人間相手にシングルショットピストルで銃撃戦に挑もうとする酔狂な者は希であろうが…。
コンテンダーに速やかに再装填する事が適わず、カティアは反射的にSOFゾンビの銃口から逃れていた。
>>39【17:00 中央:ホワイトメイス研究所/直下地下施設】
銃撃されたカティアは慌てて左側のリムジンのボンネットに乗り上げ、フォロースルーで銃撃していくるSOFゾンビの銃撃から逃れた。
横転しながら左側のリムジンの更に左側に避難して、仕留め損ねたSOFゾンビとの間に装甲リムジンを介した。
そしてリムジンの後方から回り込もうと滑る様に防弾ガラス越しに走るカティアをSOFゾンビは銃撃を加えた。
しかし防弾リムジンを挟んでるので、カティアの航跡にビシビシと防弾ガラスの弾痕が追従していくだけでしかない…。
{・・・・・・・・・}
カティアへの興味を失ったかの様にSOFゾンビは防弾ガラス越しに背を向けて銃身交換中で丸腰の三銃朗の方へと踵を返した。
三銃朗は丸腰状態で右側から回ってきたSOFゾンビに奇襲を受けた!
「ウオっこのッ…!」
ゾンビに掴まれ、取っ組み合う。
しかし相手は鍛え上げられた特殊部隊隊員とはいえ、装備を含めても、体重は三銃朗の方が遥かに重い。
強力な握力に抑えられる前にゾンビを振り回す。
上体が立ち、腰が入っている訳じゃないから純粋にゾンビの体重分の重量を振り回すだけだ…。
だが、しかし、訓練で染み込んだ体技を思い起こさせる用なシチュエーションだと条件反射で染み込んだ行動記憶をSOFゾンビに呼び起こしてしまう様だ。
「うぐわっつ…」
三銃朗は簡単に組み敷かれてしまう…。
『三銃朗サン!』
急いで駆け付け様として、不用意に棒立ちゾンビの傍を掠めてしまった…その瞬間、棒立ちゾンビはカティアにしがみ付いてきた!
『きゃアアアア─────っつ』
咄嗟にコンテンダーでしがみ付いてきた棒立ちゾンビを接射銃撃する。
不安定な姿勢で45-70弾を発泡した所為でカティアはリムジンのボンネットの上につんのめり、よろけて大の字に倒れ込んだ。
右手に固定されていたコンテンダーが激しくフロントガラスに叩き付けられ、ビシッと嫌な音を立てて防弾ガラスに細かい亀裂を入れた。
撃たれた棒立ちゾンビは肩口を吹っ飛ばされ、片峰から鎖骨を突き出し、ダラリと下がった腕から上腕骨を露出させていた…。
コンテンダーの弾丸、残り1発…。