【雑談】身のまわりスレ別館 11号館【待機所】

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681神社 ◆MrDGtLgOsI
じゃ書かせてもらうよ。

死ぬ前にばあちゃんが「心配いらんよ、ばあちゃんが連れてっちゃるよ」って俺に言ったんだ。
もうHちゃんに悪さはしないからね、ばあちゃんが守ったるけな、とも。
俺の手を握って何回も何回も繰り返し。
単に惚けて意味不明なことを口走ってんのかなって思うけどそれにしては…って思ってた。
その後眠るようにして息を引き取った。
それから俺だけ一度家に帰ったんだけど(作業着のままだったから着替えに)着替えて部屋を出る時、何気なく振り返ったら部屋の中に婆ちゃんが立ってた。
ぼんやり、じゃなく今目の前で生きてるみたいに。
ああ、俺ばあちゃんが死んだの相当堪えてんな、ってぼんやり見てたらばあちゃんがくしゃくしゃの顔を更にくしゃくしゃにしてニコニコ笑ったんだ。
ばあちゃんはよろよろ俺に近付いてきて、腰を伸ばして俺の頭を撫でてから(ホントに撫でられたとこが暖かかった)一瞬で消えた。
そしたらさ、なんか体が軽くなったんだよ。
今までずっと溜まってた疲れみたいな、そんなもんが嘘みたいに消えた。
ばあちゃんが俺に憑いてたものを連れてってくれたんかなぁ。
よくわからんけどそうなんじゃないかなって思えた。
今まで俺の相談に付き合ってくれた藻舞いらには話しておきたかったんだ。
長文スマソ。