鬱展開でラノベ界では名の知れた「されど罪人は竜と踊る」4-5巻から。長いが失礼。
呪式と呼ばれる魔法のような力を用いて何でも屋兼賞金稼ぎのような仕事を勤めている主人公、
ガユスはある時偶然から一人の記憶喪失の少女を助ける。
アナピヤという名のその少女は、自分を拾ってくれた女芸人の一座と共に旅をしていたが、
その一座がガユスと同様の呪式士の一団に襲われ、皆殺しにされたというのだ。
呪式士の一団の狙いはアナピヤ自身らしく、ガユスは少女を警察に受け渡そうとするが、
アナピヤはそれを強く拒む。ガユスに懐いた彼女は、彼に自分の過去を探す旅の護衛を依頼しようと言うのだ。
初めは拒否していたガユスだが、天真爛漫で懐っこい少女からの頼みに抗し切れず、
依頼を引き受け相棒のギギナと少女と共に旅に出る。
アナピヤの僅かな記憶の断片、優しい両親と姉妹のような親友の少女、共に暮らした町の情景を
頼りに調査を進めるも、その道中にも容赦なくアナピヤを狙う呪式士たちが襲い掛かる。
命を削るやり取りを辛うじて切り抜けながらも辿り着いた廃墟にて、ガユスたちはついに
アナピヤの過去を見つけた。しかし、それは少女の幼い身にはとても耐えられない、地獄の情景だった。
アナピヤと親友の少女、他何人もの「姉妹」たちは、その全員が「両親」の属した組織に生み出された実験動物。
全能に等しい強大な呪式の力を持つ最強の生物、竜と人との混血児だったのだ。
彼女の居た「町」はその実験場であり、「両親」は研究者。幼い彼女たちの精神安定のための
「偽りの親」でしかなかったのである。
初めは優しかった「両親」も、実験の結果が振るわなくなるにつれてその態度も実験の内容も
次第に残酷なものになってゆく。ついにはそれは「拷問」のそれとまったく変わらないものとなり、
「姉妹」たちも次々とその命を実験によって絶たれていった。
そして、一番の仲良しだった「姉妹」、親友の少女がアナピヤの目の前で残酷にも「生きたまま解剖」されて殺され、
狂気の淵にてアナピヤは泣きながら実験の監督を務めていた「父親」に命乞いをする。
「良い子にするから、何でも言うことを聞くから殺さないで」と。
「父親」はそれに笑顔で応え、「姉妹」とは別の実験を行う、と宣言する。
それを聞いたアナピヤは安堵した。これで助かる、と。しかし、彼女は直後、絶望に打ちひしがれることとなる。
「父親」たちは、「実験」と称してアナピヤの幼い体を犯したのだ。
愛していた父親や優しかった近所のお兄さん、おじさん、その他よく見知ったはずの男たちに陵辱の限りを受け、
アナピヤの精神はずたずたに引き裂かれる。それでも、これで助かるのならば、と信じた彼女に、
父親は絶望的な宣告をした。彼女を解剖しろ、と。
約束が違う、と叫んだアナピヤに、父親は告げる。「ひとたび別の実験を試みただけだ」、と。
そして彼女は刻まれた。
生きたまま頭蓋を開かれ、脳髄を掻き乱され、手を、足を、顔面を、腹を開かれ、筋肉を、骨を、内臓を暴かれ、
ずたずたのボロ雑巾そのものの姿にされた後、アナピヤはダストシュートに無造作に捨てられた。
そこで、彼女の僅かな生は終わりを告げる…はずだった。
しかし、「両親」や研究者たちにとって誤算であったことに、彼女は「唯一の成功例」だった。
彼女はその内に秘められた強大な呪力を発揮し、徐々にその体を再構築していった。
目覚めた彼女が外に出ると、そこに研究所の職員がいた。その時の彼女には、周囲の人間の思考がまるで
自分のもののように「読め」てしまっていた。そして、自分を拒絶したその職員の死を望むと、
彼はその望み通り「死んだ」。そうして、彼女は出会った人々の思考を読み、拒絶されるやいなやその相手を「嫌い」、
「殺した」。その結果、研究所…「町」は一夜にして滅んだ。
自身の過去を知り、アナピヤは狂気に陥り、絶望した。自分を呪い、死を願うアナピヤをガユスは抱きしめ、
「俺がいるから。君を絶対に嫌ったりはしないから」と強く誓った。
ガユスの本心からの叫びを彼女は「感じ取り」、狂気の淵から立ち直った…かと思ったその時。
彼女を狙う呪式士の集団が再びガユスたちを襲う。辛うじて撃破したその時、その黒幕が現れた。
その正体は、死んだはずのアナピヤの「父親」だった。彼女が殺した「父親」は彼の「生きた端末」の一つでしかなく、
彼は研究所の滅亡以降も彼女を追い続けていたのだ。
ガユスは身を挺してアナピヤを守ろうとする。が、その彼に、「父親」は一つの事実を告げた。
「アナピヤは、その呪力を持って無意識に他人の思考を「読む」。そして、自分の望むままに相手の意識を「操る」のだ」と。
それを聞き、ガユスは愕然とする。
自分がアナピヤに対し抱いているこの「愛情」も、彼女が彼の思考を操り芽生えたものなのか、と。
違う、そんなはずじゃない、と懇願するアナピヤ。それを聞き、思わず「愛情を抱く」ガユス。
その思考の流れにおぞましさを感じた彼は、ついにアナピヤを否定してしまう。
そして、彼女を罵ってしまった。「化物」と。
全てを失い、唯一すがれる相手だったガユスに否定されたアナピヤは、今度こそ「壊れて」しまった。
ガユスを呪い、「父」を、「両親」を呪い、己を呪い、世界全てを呪った。
彼女を助けに訪れた「血縁」である「竜」の体を乗っ取り、己と融合させ文字通りの「化け物」と変化するアナピヤ。
そして彼女は「父親」を瞬時にして滅ぼし、ガユスたちにもその牙を向ける。
彼女の慟哭に等しい狂気の笑い声を聞き、己の思考の過ちに気付いたガユスは必死にアナピヤに呼びかけるも、
もはや彼女は一切の聞き耳を持たなかった。
猛攻を一切止めないアナピヤに、ガユスはついに彼女を手にかけることを決心する。
せめて、全ての悪夢を終わらせてやるべきと自分をむりやり説き伏せながら。
彼自身、命を落としかけながらもついにアナピヤの息の根を止める。
アナピヤの最後の言葉は、ガユスを呪う言葉だった。
アナピヤを殺してしまい悲しむガユスに、彼女に乗っ取られた「竜」が語りかける。
自分の命は尽きるが、最後の力を使いアナピヤを蘇らせる、と。
目覚めたアナピヤを、ガユスは強く抱きしめた。
…そこで、意識を失っていた彼は目を覚ました。全ては夢に過ぎなかった。
竜は、アナピヤに乗っ取られた時点で絶命していたのだから。
端折った部分にも鬱、というか後味の超悪い話たっぷり。シリーズ全体そんなノリだから、
好きな人はラノベだからと嫌わずにどうでしょー。
517がこの作品を大好きなんだという愛情はひしひしと伝わった。
だがしかしツマラン。
乙。面白かった。
今度探して読んでみる
うん、面白かった。
うっかりびんちょうタンのコミック読んだ直後だったので、
アナビヤのキャラがびんちょうタンにしか思えず、ひどい目にあったw
どういう小説の事をラノベって言うの?
>>524 アニメ絵の挿絵がついてるやつじゃない?
ちょっとレジに出しにくい感じの。
526 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/08(月) 14:09:12 ID:H47JC5ly0
ラノベ=ライトノベル
>>524 カキコした人間の責任として念のため略語やめて書いとくと、ラノベ=ライトノベル。
古くは少年文学、一般的にはジュブナイル小説と呼ばれることが多いかと。
私的に分かりやすく表現すればまさに
>>525な感じで、「マンガ小説」とでも言うべきかと。
文章的にメチャメチャだったり、作者の妄想丸出しのイタタなものも多いけど、
たまに「これはすごい」ってのもあったりして面白いです。
オチの意味がよくわからん。
すべては夢に過ぎなかった、ってどこからどこまで?
あとドラクエみたいな世界観と捉えてたけどそれでいいの?
>>528 分かりにくかったですね・・・失礼。
アナピヤを打ち倒すも、重傷を負って気を失ったガユスが見たつかの間の夢、です。
世界観的には技術体系が思いっきり違うだけで現代と大差なし。
携帯もあるし車も走ってるし、外科手術などは呪式がある以上現代よりはるかに高レベルです。
実際、不可思議な魔法の力などではなく、例えば火をおこすにしろ水を凍らせるにしろ、
人為的に化学反応を起こさせてるので化学式やら用語やらバリバリです。
ただ、人より強い知的生命体や化け物がいたり、こんな物騒な呪式技術がまかり通っているので、
治安水準は一昔前のニューヨークよりはるかに酷いありさまです。
毎日その辺で殺人事件、な世界観。
補足はこれくらいにしときます。くどくなるので・・・
ラノベ=ライトノベル=(頭の)軽い小説
そのまんまなイメージでOK?
>529
把握。
お前ホントにその話が好きなんだな。
俺がその小説を本屋で手に取る事はないかもしれないが、
お前の事はなんか好きだ。
>>524-527 なるほど。良く分かった!ありがとう。
それにしてもID:PKnklaoV0は丁寧だ。
本買ってみますぷぅ
TSUTAYAにあるかしらぷぅ
され竜全巻読んでる俺が来ましたよ。まさかオカ板でこれのネタが出てるとは…
ガユっちがアナピヤたんを全力否定した理由にはもう一つ、てか特大の理由がある。
シリーズ中の重要展開の超ネタバレなので読みたい人だけどうぞ。
ガユスには心のそこから愛し合っている恋人のジヴーニャという女性がいた。
しかし、まっとうな職に付いた真人間なジヴにとって、ガユスの命の取り合い、すり減らしあいな
ヤクザ商売を見守り続けるのはそれだけで苦痛に過ぎ、いい加減限界が近づいていた。
そんななかでアナピヤを拾ってきたガユス。あろうことか、狙われているアナピヤを護衛しつつ
また旅に出るとか言い出すガユス。
いくら可愛そうな身の上で、可愛い女の子からの頼みとはいえ、いやむしろ可愛い女の子の頼みで、
また命がけの仕事をほいほい請けるガユスと大喧嘩。そのまま喧嘩別れしてガユっち旅に出発。
その後、旅の途中、物資の補充で立ち寄った町にて、偶然出張に来ていたジヴーニャと再会。
しかしそこで、ガユスは彼女が見知らぬ男とホテルから出てくる現場をばったり目撃してしまう。
問い詰めると、あっさりその男、彼女の同僚と寝た、と告げるジヴーニャ。
「それがどうした。あなたに関係あるのか」「あなたと違う、誠実で優しい堅気の男だ」
「あなたを心配し続けるのはもう疲れた」とけんもほろろに突っぱねるジヴーニャ。
ガユスはなにも反論すら出来ず、その場で見事に三行半を叩きつけられる。
しかし、実のところジヴーニャとガユスが極端にイライラして、お互いを許せなくなったのには
アナピヤの無意識能力が関与していたわけで。
その時点でガユスに惚れかけていたアナピヤが、無意識にジヴのイライラを誘い、
ガユスとケンカさせた、というのが真相。自業自得の部分はでっかいが。
これに気付いてしまったせいで、ガユっちはアナピヤたんを全力投球で否定する羽目になったわけだ。
結局、全てが終わった後でも一度破綻した男女が元鞘になるわけはなく。
二人とも、それでも互いに想ってはいたが、連載5巻かけて育んできた関係に終止符訪れてしまいましたとさ。
へんてこな名前に目が滑る…
というか後味あんまり悪くなくない?
>>534 なるほど……ナイス補足
でもそのアナビヤの気持ちは、女の子として仕方ない事だなあ
意識してなかっただけ、彼女は純粋だったというわけだね。
普通なら知られずにいられる気持ちなのに、可哀想だ。
切なさが倍増したよ。ありがと
特に女子中高生に受けが良さそうだね。
でも何かこう、作者が自分に酔ってるような印象を受けるな。
>>537 たぶんライトノベルの対象は女子小中学生だと思う
>作者が自分に酔ってる
たしかに。そのへんが後味悪くない原因かも。
突き放すような冷徹さがないって言うか。
作者だけでなく、読者も酔っているようだ。
好きな作品だから力が入るのはわかるが、第三者からすれば引いてしまう。
淡々と客観的に書いていれば後味が悪いと感じたかも知れないが、
>>517-520,529,534のマンセーっぷりを見ると
定番の厨大好き設定撒き散らしました系の話しか。で終わる。
540 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/08(月) 16:34:12 ID:tXo14hv60
嫌いな展開ではないが、読者も作者もサイコさん臭がただよってくるなぁ
こういう『途中でヒロイン入れ替わり』系は
後味も胸糞も悪くなる俺
こうやってけちをつける奴がいるのが後味悪い
って言って欲しそうだな
ラノベ読者は女子よりオタク男だとばかり思っていたよ。
売ってる場所も腐れた人とかオタクの人が行く専門店が多いし。
ラノベにもレーベルによって狙ってる層は違うと思うよ
でも、その少女というのは周りの人の心を操って(無意識に?)自分に向けさせることが
できるんならば、何でその研究者の人々に対してそれができなかったんだろ。
だって少女はその人たちのことを慕っていて強く想っていたんでしょ?
心を強く持てばかからないとかそういうのなのかな。主人公も自分で振り払ったみたいだし。
中高生のとき、そういう狙って普通より強く後味悪かったり残酷だったりエロだったり
するものを読むのがそれなりに自尊心をくすぐられるような感じだったな。
>>545 使い古されたパターンだと、殺されかけて力が目覚めたとか。
>>547 そのスレの、これらが本当だったら痛い作家だな…。
>女子高生輪姦DVD作成ライトノベル作家浅井ラボについて語るスレです
>代表作「されど罪人は竜と踊る」
>公式HPにて輪姦発言
>
ttp://homepage2.nifty.com/aruma/t_yougo.htm >作者が自分のウ○コを食べたとか
>輪○解○オフを実施しようとしたとか
>ハリーチェ輪○オフが実施されたとか
>作者のチンコの大きさを質問した女性が緊縛調教されて写真をネットで公開されたなど
>とても青少年向けのライトノベル作家のHPとは思えないネタのことである。
テレ朝で平塚の事件の21年前のVTRやってた
あの号泣してた母親が犯人だったとは…
後味悪い。
亡くなってから「るりあん日記」だの
コスプレが趣味だの全国放送されてカワイソス(´艸`)
被害者のプライバシーを暴き立てるのはほんと勘弁して欲しい。
ニュース見るのは避けてるけど、こうやって嫌でも耳に入ってくる。
この間はうっかり被害者をアップで撮った写真を見て鬱になった。
いいじゃないか、別に死んだ人の事をほじくらなくてもさ。
どうせ晒すならマスコミは加害者の事を晒して欲しい。
死んだ途端に人権無視は酷すぎる。
今回の事件でも思ったけど、亡くなった人のブログを公開するのは酷いよな。
日記をさらしてるのと変わらないって、誰も気づかないのかな。
>作者のチンコの大きさを質問した女性が緊縛調教されて写真をネットで公開されたなど
どこかに写真ないものか
「され竜」本屋にあったので、上のレスに会った件のシーンをざっと見てみたが、
いたいけな美少女が輪姦されたり肛姦されたり生きたまま解体されたり
放屁しながら糞尿撒き散らしたり、「終わらない夏休み」か「茜の悲劇」みたいだった。
こういうのが中学生向けの「ライトノベル」として刊行されているのかと
ちょっと鬱な気分になったよ。
日記を全世界に公開してるのはブログの開設者というか
管理人そのものなので、それをTV等で流されるのはまあ致し方ない。
というか一時期のHP作成ブーム、web日記ブームの時から
自らが全世界に発信しているという意識が薄すぎる。
勝手に閉じた世界で自分が認めた「仲間」のみに発信していると
思いがちなのがアレだ。
それはともかくその人の人となりが日記等にモロに出ていたりするので
それが被害者であれ加害者であれ今回の事件に繋がりました的な
使い方はよろしくないな。
>>554 でもそれって「カギが開いてたから勝手に家に入って撮影していい」っていうのと同じような理屈じゃね?
閲覧禁止してないからって何してもいいってもんじゃないだろ。
まして故人は許可出すことも文句言うことももう出来ねーんだからさ。
556 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/09(火) 00:12:34 ID:H9bMj4j40
>553
それは本当にラノベなのか?
ナポレオン文庫とかと間違えてないか?
>>555 554さんではないですが、Webに公開するということは、誰にでも見られていいという
意思表示もセットですよ。
故人を尊重するという気持ちは私も賛成ですが、それはまた別にして、覚悟を持って
から書き込むべきかと
>>556 いやいやホントに角川スニーカー文庫だったよ。
559 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/09(火) 00:27:17 ID:H9bMj4j40
>558
orz…
ソノラマの吸血鬼ハンターで、直接的な描写のない近親相姦の輪姦読んで
ショック受けてた自分はまだまだ甘いな。
肛姦に放屁脱糞て、中学生に読ませていいのかそれ。
なんというか、品が無い本だな。
560 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/09(火) 00:30:43 ID:rrPFBgMA0
きっと表紙と中味が違ったんだよ!
『代紋TAKE2』という漫画。
チンピラヤクザが鉄砲玉となり、無様に死んでしまう…が、なぜだか10年前にタイムスリップをする。
ヤクザ人生をやりなおそうと、過去の記憶を駆使してどんどんと成り上がっていく。
終いには、テロリストが現われて、東京は戦場と化して火の海になるわ、仲間もたくさん死にまくるわでめちゃくちゃな展開に。
きわめつけに、結末は「この話はゲームの中の話でした」
そんなオチかよっ!と後味が悪かった。
その作者が、自分の嗜好性を
小説という形で幾分かでも昇華させる才能があって、本当によかった。
全部が全部、現実に垂れ流されてたら恐ろしい事になってたような……
「され竜」のほうねw
人にもよるだろうけどフィクションへの嗜好を現実で代替できるかというと
難しいんじゃないかな 味とかにおいとか自分の体力とか時間とか…
なんだかんだ言ってフィクションはディフォルメされて随分まるまってるからなぁ
後味悪い漫画「地雷震」
主人公は日本版ダーティ・ハリィみたいな刑事。クールでニヒルで殺人大好き。
あと恋人とかは絶対に作らないし、仕事以外で人付き合いもしない。
そんな主人公が、凶悪犯人を射殺したり逮捕したり、言い寄ってくる女に釣れなくしたり、
相棒や周囲の人間を巻き込んだりする暗い話。
その最終話なんだけど、主人公の相棒(若い女刑事)がついに結婚することになる。
式には二人の関係者が大勢集まり、その中には主人公に思いを寄せる女とその父親もいた。
ちなみに父親は引退した元刑事で、主人公とは長い付き合い。
その娘は何度か主人公にアタックするも、いい返事をもらえない。
結婚式はつつがなく進行するかに見えたが、実は女刑事にはストーカーが憑いていて、
その男が結婚式の最後で銃を乱射する。
おめでたい式は惨劇の場となり、相棒の婚約者(リーマン)と主人公を慕う女が撃たれてしまう。
で、相棒の新郎は死亡。主人公を慕う女は植物状態。
彼女はドナーカードを持っていたので、もう助からないという医師の話を聞き、父親は
彼女の延命措置を断り心臓を患っている人に臓器を提供することになる。
せめて娘の体が誰かの中で生き続けるならと父親は満足したが、心臓を移植された相手は
なんと女性の殺し屋だった。
しかも、殺し屋は心臓移植されてから、会った事も無い主人公のことが好きになり始めたり、
様々な白昼夢を見るようになる。
このままでは人格を乗っ取られると思った殺し屋は、白昼夢に出てくる主人公と娘の父親を
殺そうと狙い始める。一方、娘の父親も娘の心臓に会いたいと、移植された相手を探す。
そして運悪く探し当ててしまい、そのまま撃ち殺されてしまう。
主人公は数少ない親しい友人を立て続けに失い、さすがに動揺するかに見えた。
しかし結局はこれまで通り。自分流のやりかたでケリをつける。
夫を失ったことで主人公にすがろうとする女刑事を拒絶し、女殺し屋の『心臓』をぶち抜き、
事件は解決してジ・エンド。
まるで機械のように、自分が死んで壊れるまで凶悪犯人を射殺しつづけることでしょう・・・
みたいな感じ。
最終回なのに、なんとも言えない寂しさと後味の悪さだけが残った。
567 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/09(火) 01:32:45 ID:KCTfw7dPO
ゴルゴみたいな感じかな?
終わりかけの話だとは思うが一つ突っ込ませて欲しい
それなんてジェノバ・プロジェクト?>され竜
>>565 移植された心臓から記憶が移るなんて、脳ならともかく
21世紀になんて非科学的な甘い設定なんだと思ってたら、
「エンゼルハート」以外にもそんなマンガがあったのか。
もしかしてあの作者の北条司って、そのマンガの影響うけてる…?
571 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/09(火) 02:46:22 ID:rrPFBgMA0
心臓云々より、かおりが死んでるってことがショックだ。
リョウは老けてるし、30前くらいのセクシーなお姉さんじゃなくて
10代のがきんちょがでてきてるしで、なんかもう・・・
前の話から何年後なんだよあの話は。
>>570 心臓移植を受けた人に、ドナーの記憶が移ると言うのは
割とポピュラーなネタだよ。
漫画や小説でもよく使われてるし、
アンビリバボーとか、オカルト系のテレビ番組でも何度も特集されてる。
移植手術後、今まで飲まなかった酒を飲むようになった、
嫌いだったコーヒーを飲むようになった、
本人は年寄りなのに、若い人のようにこってりした料理を好むようになった、
やったことの無いスポーツを突然始めたくなった、等の現象が起き、
調べてみると、それらはドナーの好みと一致していた、と言う例は多いそうだ。
腎臓や肝臓ではなく「心臓」と言うのがポイントらしい。
テレビでは「患者の思い込みによるもの」と結論付けてた気がする。
573 :
565:2006/05/09(火) 03:08:08 ID:/YxdfFXy0
>>567 568 570
レスありがとうございます。ちょっと補足を。
主人公は確かにゴルゴみたいな仕事マシーンなんですが、時々ゴルゴには無い「甘さ」
あるいは「人間らしさ」みたいなものを見せる時があって、しかも今回の一件でひょっとしたら
今までの事件(淡々と冷酷に解決してきた)とは違った展開になるかな?なんて思った
わけですが、それでも結局何も変わらない、ということで一層むなしさが増すというか何と言うか。
いっそのことゴルゴみたいに機械に徹していれば、最終回の展開でも「ああ、やっぱりね」とか
思うだけで別に後味の悪さなんて感じないんですが。
ところで、移植された臓器から記憶が移るのを科学的に(?)解説してあるシーンなんですが、
なんか「エンジェルハート」そのまんまで笑ってしまった。
まあ、移植された結果は正反対になってしまったんですが・・・
574 :
565:2006/05/09(火) 03:12:04 ID:/YxdfFXy0
すみません、これが最後です。
書き忘れ
調べてみたら「地雷震」のほうが「エンジェルハート」より先でしたね。
まあ、
>>572氏も言われている通り、ありふれたネタのようですし、
北条司さんがパクったとは思いませんが。
では失礼しました。名無しに戻ります。
>>571 えっ、かおり死んだの?
後味悪い事実を知っちゃった。
>>575 続編が始まった時点で香、交通事故で死亡。
心臓は正規に移植されるはずが、途中で奪われ、殺し屋家業から逃れようと
自殺を図って重傷を負った少女に移植されてしまう。
目覚めた少女は逃げ出し、リョウの元に現れる
ファンから大ブーイングが起こって、1巻の作者コメントで
これはパラレルワールドのお話です、という事になった…だったと思う。
パラレルワールドだからと開き直ったのか、
旧作と『エンジェルハート』では結構設定変わってるんだよな。
海坊主の恋人・美樹の存在が無くなってる(同名の別キャラが登場)し、
香の兄は麻薬組織に殺されたんじゃなくて、ストーカーに殺された事に
なってるんじゃなかったかな。
夜中にアニメのエンゼルハートやってるの一回だけ見たこと有るけど、そのときエンゼルハートの事知らなくて
「なんだこのシティーハンターの偽物は。韓国か香港で作られたアニメか?下手くそな絵だな」と思って見てたら
後で続編だったと知って後味悪かった。
エンジェルハート、何のオーラもないつまらなさ。
>>561 うわ、ダラダラ続いた挙句がそのオチとは…。
一時期、木内兄弟が仕切ってた感があった「ヤンマガ」だけど
久々に読んだら「ビーバップ」も終わっててホッとしたのもつかの間、
楠木のなんとかブローカーっていう気まぐれ連載が「湾岸」並みに
つまらない&堕落感アリアリで、もうこの雑誌だめかもしれん。
>>580 俺は湾岸は面白いと思うけどな
あの作風は賛否が激しい所かもしれんけど
やっぱ楠の作品で一番面白いのはあいつとララバイ
>>570 人間の身体なんてまだまだ謎だらけだし、
今のところは何とも言えないのでは?
この間もあったよ。
臓器提供中の精神治療の一環で、絵を描いていた人がいた。
全く絵心がないために子供の落書き程度しか描けなかったが、
なぜか移植後には描画力が向上していた。
移植の研究をしている教授が記録してるところでは、
似たような現象は100件近くになるらしい。
それが総数ではないし、なぜそうなるかも謎。
地球が出来て46億年、人間が産まれて300万年。
科学の歴史はどれくらいだ?
科学で全てを説明できるってのは、まだおこがましい。
心臓移植に限らず、大量の輸血でも似た例があるらしい。
食べられなかったものが食べられるようになったり、
今まで全く興味なかったものがライフワークになったり。
血を媒介にして人格に影響がでるのかな?
感情や精神なんてものもしょせんは電気信号なんだから
肉体の一部が急激に入れ替わったりしたら
何らかの影響を受けてもおかしくない。
>>570 以前は人の記憶というものは脳に付随すると思われていたが、
現在では(あくまでもまだ仮説の段階に過ぎないが)、脳は各種身体器官の
情報統合司令部でしかなく、各々に付随する記憶や経験を蓄積するのは、
各々の器官そのものではないか、という説もある。
物理的な話だと、脊髄移植をすると血液型が変化する事があるわけで。
>>571 海坊主が未婚だったり、他色々とCH本編とは矛盾する場面があるし、
公式には完全にパラレルって事になってるから、気にすんな。
完全なシティーハンターの続編を出せば後味スッキリ
どんな素晴らしい続編でも
「何かが違う」と感じる人は必ず出てくるので無理。
シティーハンターに限らずね。
ヒット作を当てた後で、泣かず飛ばず売れない時代が続いてから
過去のヒット作の続編を書いた段階で評価は決まったようなもんだ。
どんなに優れていても白い眼で見る読者が多いだろう。
ヒット作を何作も書いて、第一線で現役中に
過去作品の続編を書くなら違ったろうけどね・・・
>>549-557 ブログやサイトを晒されるのもやだけど、
小学校や中学校時代の卒業文集を晒されるのもやだなあ。
幼い子供が事件や事故で亡くなったりして、
「将来はお花屋さんになりたいと言っていた○○ちゃんの命は無残にも・・・」
なんていうのは、ワイドショー的なお涙頂戴演出としてわからなくもない。
小学校高学年や中学生の子の文集に、
感傷的な音楽つけて、声色つくったナレーターが朗読。
「いつも明るくクラスでも人気者だった○○さん。卒業アルバムには
『将来の夢は漫画家かアイドル! 尊敬する人はヘレン・ケラーとお母さん』と書かれていました」
一番多感な年頃だろうに、生きているうちにTVでこんなもの晒されたら自殺だってしかねない。
加害者だとしても、いい年こいたおっさんの卒業アルバム引っ張り出して、
「中学時代は弁護士になって弱者を助けたいと言っていた××容疑者。
その志はどこにいってしまったのでしょうか・・・」って大きなお世話だよって思ってしまう。
>>589 そういや雅子妃ご成婚の前後、雅子さまの行きつけのビデオ屋にテレビが取材行って
「東京ラブストーリー」を全巻借りた、と全国放送されたり、
同じく行き着けの靴屋に取材が入って「お靴のサイズは27センチ」と報道されたり
していたのを見て、故・ナンシー関氏が
「東京ラブストーリーを見ていたことや靴のサイズなんて、
本人にとっては日記晒されるのと同じくらいのプライバシー侵害なんじゃないのか」
みたいなことをコラムで書いてて、すごく同感した覚えがある。
こういうマスゴミによる被害者のプライバシー侵害って、
セカンドレイプとなんら変わりないよね。
よく「思い出になるから○○した方がいい」と言うけど、
今の世の中見てると「思い出になるから嫌なんだ」と言いたい。
個人でやる行動はある程度コントロール聞くけど、
卒業アルバム、卒業写真、学校行事の写真などは強制的に参加させられる。
でもさ、事件に巻き込まれた時にその写真を持ってるやつらが
端金のために売らないと誰が言える?
自分が進んで渡したとかバラまいたものが出回るのは仕方ないと
諦めもつくけど、ああいう行事の記録はそろそろ見直した方がいいんじゃないか。
掲載拒否する権利があってもいい。
>>590 同意。雅子妃は跡継ぎに関しても注目されてたから、
今日は体調がどうだった、今日は尿検査の結果がこうだった、
なんて事まで報道されてたよね。
ダンナの方が天皇家の近親婚の影響で精子が弱いので、
懐妊の際には、人工授精でこれこれこういう事をした、なんてウワサも飛んでた。
いち女性としては、こんな日々じゃ精神的にダメージ受けて当然だろう。
精子が弱いなんていわれちゃう殿下もお気の毒である。
男の子を産めっていう圧力は酷いもんなんだろうなぁ・・
殿下のプロポーズのお言葉、
「全力でお守りしますから」を思い出すと、
現状が後味悪い
>今日は尿検査の結果がこうだった、
そんな報道までしていたのか・・・
子供産めって言われるだけでも堪えるのに、
日本中からそんな噂されてちゃノイローゼにもなるな。
テレビ何かつけられないだろう。
でも一時に比べると回復してるように見えるから、
殿下や一部の人は雅子様の味方してるんだと信じたい。
一時は病気だろうってくらい顔が強ばって危うい雰囲気だったけど、
最近は余裕ある顔してると思う。
やっぱり子供産めのプレッシャーがひどかったんだろうね。
そう考えると弟GJでもあり、何故もっと早く、とも思う
美智子様が「弟は兄の補佐をするように育てた」って言ってる事に反発があったんでしょうか
皇族に生まれたって何の得もないんだよね。
実際は行使できない、見せ掛けの権力のために払う犠牲が多すぎ。
色々例を考えてみたんだけど、
「まあ実際パンダ目当ての客なんか限られてるんだけど
パンダがいなくなったら「パンダがいない動物園」になるから
なんか目玉がない感じでヤダと感じてるので何も変えない経営陣と、
それを全部承知の上で色々複雑な心境になりつつ働き続けているパンダ」
というものすごい悲しい例しか思いつかなかった。
キジョ板が皇室関係のスレッドで埋め尽くされていること。
常時30スレくらいあるって異常だろ。
しかも口汚く罵ってて、たかが一介の主婦が皇室妬んで
金に苦労しないでむかつくとか、税金泥棒がとか語ってて┐(´∀`)┌┐(´д`)┌ ヤレヤレうんざり。
>>599 マジで?イギリスの王家なら、生まれてみたいと思うけどなぁ
かなりうろ覚えだけど、少し前に皇室の人が一般人と結婚したよな
あれで、国から支払われた金が一億ちょいだったと思う。色んな意味で少ないよな
子供の頃は、その主婦と同じように考えてたけど、現状見ると見合わないよな…
金があったとしても、自由には使えないだろうし
田園調布やら青山やら白金やらのプチセレブの方が、よっぽど金つかってんじゃない?
皇室の中の人っていうか周りの人が沢山のお金使ってるんだよな
昭和天皇も毎日の様に、今日の下血は何ccって高知県知事が報告してたからな。
毎日の輸血も報告されてたよね。
あの頃、うちの親が「老いぼれのために何CCの若い血液が無駄になってるんだ」
と怒ってて、俺は無責任に面白がってたんだけど、
友達の家でそこの親がいる時にその話したら、すごくむっつりされた。
しまった、マジ親皇派か?と思った時にはもう遅く、
前みたいに気軽に笑ったり話したりしてくれなくなってしまった。
俺にはどーでもいい事件のひとつだったけど、
面識もないのにマジな大人ってホントにいるんだなと学んだ、後味悪い思い出。
面識は問題ではないのだよ
>603
親皇どうこう以前の問題として、人1人死にかけてるのに
そういう言い方してるあたりがかなり人間としてアレでしょう。
その様子じゃあいまだに反省もしてないみたいだし。
友達だって縁切りたくなるわ。
>>605 誰かを特別扱いするって事はどこかで不当に扱われる人が出るって事だよ。
>>603の親御さんが怒ったのは多分そういう事なんじゃないかな?
>>605 だろうね。皇室がらみだから変に「こいつは親王だ」って心の逃げ道が作れちゃったようだし。
あれから17年気付かないままか・・・
そこらへんの貧乏じじいだって輸血くらいされる
主義主張は別にして、あそこまで強引に延命されたことが可哀相だった。
>>606 献血所で「血が足りません」って言ってたって、
今日明日使う血が足りないわけじゃねえンだぞw
>>608 なあ?
>>608 言われてみればそうだ。
むしろタクシー代わりに救急車呼ぶような底辺爺婆がいまだ多くのさばっているほうが
腹立つし、人命に関わっているかもね
>>607-611 しわ寄せが目に見える形ですぐに現れるとは限らんよ?
特別扱いしたツケってのは必ずどっかで帳尻合わせしてんだから。
とはいえ、
>>603の親御さんがここまで考えて発言したかはちょっと自信ないけどw
613 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/09(火) 22:36:21 ID:CT1PmN4u0
まあまあ
>>603はちょっと訳知り顔にいきがってみただけなのさ。
>>612 医師の人が記者に「陛下には何か特別な治療を施していますか?」と執拗に聞かれたのを根に持っていて、
「特別な治療=実証例の少ない治療なのに危なっかしくてやれるかボケ(意訳)」と後で書いていたのを思い出したw
まあな。
いかにも子供らしい(子供だったんだよな?)思い出だよ。
>>612 なんか他人の優遇されてる部分にしか目が行かない人っぽいですね。
優遇もあるかもしれないけど(それにしても
>>608でもあるように輸血くらい
民間人でもする)その分、自由がないとか責任が重いとかあるのに。
そっちにも目をむけましょうね。
もしかしてこれが例の皇族に対する嫉妬か?
>>616 それはそれ、これはこれ。
言わずもがなの事をしたり顔で言われるとなんだかガッカリですね。
どうも短絡的で偏った人が多いみたいだからこの話はもういいです。
もうGWは終わったと思ってたんだけどねぇ。
ハァ…
みっともない負け惜しみは見たくない。内容もないし、もう黙って。
言わずもがなの事をしたり顔で言ってるのはむしろID:9f6VIb/y0だね。
他人が自分より頭が悪いとか思ってるなら考え改めたほうがいいよ。
仕事から帰ってきて今日も後味悪い話はあるかな〜と思ってホクホクしながら来てみたら皇室の話ばっかりでびっくりした。
一番したまで読む間にスレタイ3回見直しちゃったじゃないかw
このスレではよくあること
ウルトラセブンの1999年度のオリジナルビデオ版
この話ではセブンの後にウルトラ兄弟がやってこない、パラレルもののストーリーだと位置づけられている
このオリジナルビデオ版の前にもいくつかビデオがでてて、三十年前のウルトラ警備隊
(つまりウルトラセブンがモロボシダンとして活躍してた時代の)で残ってるメンバーはフルハシ、
参謀になってる。なおこの物語の前には・・
事件が終わり、家路に着くフルハシ参謀。いつもと違う道を走っている事に気付き、運転手に話しかける。
すると「寄り道もたまにはいいですよ、フルハシ参謀」と答えるその運転手はダンだった。
「セブン」の初期企画でダンが最初は運転手の予定だったのを思い出す心憎い演出。
港にて話をするダンとフルハシ参謀。
フルハシ「ダン、お前にとってはほんのちょっとの寄り道だったんだろうな。いやいや、地球にいた時間さ。
・・・俺、孫が出来るんだよ。つまり、おじいちゃんだな。
その孫が大きくなって子供を生む。すると、俺はひいじいちゃんだ。その子供が大きくなって・・・、
その時には俺はもうこの世にいないだろうがな・・・。ダン、お前は生きてんだろうな。
俺の孫の、孫の孫の孫の孫の孫の代まで、お前は生きてんだろうな・・・」、
ダン「人間に生まれたかったと思った事もあります。ずっとこの星にいたいと思った事も・・・」、
フルハシ「いつでも帰って来てくれ。人間はいつでもお前を心から歓迎する。
それがどんなに遠い未来でも・・・、またこの星に、寄り道してくれ」、
ダン「ありがとう、フルハシ参謀。お互いに会うのが楽しみですね。
人類は受け継ぎ、それを繰り返す事で成長する生き物じゃないですか」、
フルハシ「そのとおりだ。また会おうぜ」。
手を握り合う二人。そしてダンはセブンに変身して飛び立つ。フルハシ参謀の方を見て飛び去るセブン。
地球からそれを見ていたウルトラ警備隊。静かに敬礼する現警備隊隊長。
最後に「ダァーン・・・!!」と叫ぶフルハシ参謀。そしてセブンは星空に帰って行った
と言う流れがあるのですがこの感動的シーンを一気にぶち壊す展開が・・
尚この時代のウルトラ警備隊は親フルハシ派
セブンが去った後、フルハシがいた月基地が宇宙人に襲来され、壊滅してしまう。セブンが駆けつけるも
宇宙人に操られるのに対抗し、自らの体を打ち抜いたフルハシはセブンの腕の中で死亡
再びダンとして地球に降り立ったセブン。現在のウルトラ警備隊ではフレンドシップ計画というものが
進められていた。
フルハシ参謀が反対し、タカ派のカジ参謀が推し進めるこの計画。
表向きは太陽系の防衛システムだが、実態は太陽系の各惑星に前線基地を置き、
侵略の可能性のある星に先制攻撃を仕掛けると言うものだった。
このカジ参謀、前のオリジナルビデオで警備隊の隊員として活躍していたんだが
カジ参謀の回想シーンで炎に包まれた荒野。ウルトラ警備隊のヘルメットを手にしたカジ隊員が絶叫する。
カジ「隊長! 我々はまだ戦えます! 追撃の命令を!」、
フルハシ「作戦は終了した。見ろ、侵略者達は撤退していく」、
カジ「しかし、しかしまだ、敵を壊滅させるに至ってません!」、
フルハシ「俺達は戦争をしているわけじゃないんだ。
愛する者を侵略者の魔の手から守ってやれればそれでいいじゃないか」、
カジ「・・・生温い! 生きるか死ぬか! 倒すか倒されるか! それがエイリアンとの戦いです!
奴らが、再び巨大な戦力で襲ってきたら! ・・・我々は無力です」、
フルハシ「もういい! 作戦は終了した。これ以上の犠牲は必要無い」、
カジ「そんな・・・、そんな弱腰では・・・、犠牲を増やすだけです! 見損ないました!」
その後、ダンは月基地を壊滅させた人間を操る宇宙人と対峙するが・・
ヴァルキューレ「地球人相手では君の能力も使えまい。ウルトラセブン」
ダン「何故だ? 何故なんだ?」、
ヴァルキューレ「ウルトラセブン、それは私が言いたい。君は何故宇宙を侵略する者の味方をする?
我々は地球人が衛星ヴァルキューレと呼んでいる星で数億年の平和な時を過ごしていた。
もし我々の存在が発覚すれば、衛星ヴァルキューレは破壊される。
皮肉にも地球人はフレンドシップ計画と呼んでいるがね」、
ダン「まさか地球人が!? まさか!?」。
この星人との戦いでこの時代の隊員が一人重傷を追ってしまうので、ダンはこの隊員(男)を治療カプセルにいれ、この隊員に成り代わって活動する。んでこの後、好戦的な活動をするカジ参謀を描きつつ
怪獣と戦うような事件を解決していくのだが・・
最終話
中国奥地の遺跡から発見された、謎の紋章と怪獣の絵を持つ石版と石棺
変身しているセブンの前に謎の女が現れオメガファイルに封印されたオーパーツを開放するよう求めた。
オメガファイルというのは超が付く警備隊の極秘文書
オーパーツ、オメガファイルの事をカザモリ(セブン)に教え、導く謎の女。
地球防衛軍電波研究所の隊員を倒して、カザモリをオメガファイルの所へ導くが、
何故か途中で女はいなくなり、やって来た地球防衛軍保安部はカザモリを確保。
その後も女はカザモリの前に現れるが、それが関係してカザモリは機密漏洩の罪に疑われる。
保安部に捕えられたカザモリだが、逆にカジ参謀に向かってオーパーツの秘密を明かすよう迫る。
結局、ウルトラ警備隊から追放と言う形で追い出される。
坂田靖子の短編。タイトルは忘れた。
彼女は普段はまったり不思議系コメディばかり書いているのでびっくりした。
その短編集に入ってる話は全体的に怖かった気がする。
巷で評判の、一度入ったら二度と抜け出れないというホラーハウスを訪れた主人公。
外側はそんなに怖くなさそうだが、ツタがからまっていて古臭い。
中に入ればほどよく古びていて怖いかもしれない。
そう期待して入るが、全然おどろおどろしい雰囲気が漂っていない。
むしろ外からの陽の光りがよく入り、暖かくて居心地がいい。
ちょうどよくソファが置いてあるし、主人公は一眠りする。
あったかくて気持ち良い。ずっとここに居たい。寝ちゃおっかなと考える主人公。
ソファの上で主人公は眠り始め、眠りながら思う。
気温はちょうどいい感じだけど背中が痒い。伸びてきたツタのせいかな、と。
何時の間にか主人公は家と同化していたのだった。
が、尋問の際の脳波検査でカザモリが異星人だったと知ったウルトラ警備隊はカザモリを包囲。
まり、再び尋問を受ける事になったカザモリだが、秘密にする事で地球を救った時代は終わって、
真実を明らかにする事が地球を救うと、逆にカジ参謀に向かってオメガファイル開示を求める。
さらに続けた「真実を告げる勇気を持っているはずだ。
そんな地球人の為に僕は戦い続けてきたんだ」と言う言葉から、カジ参謀はカザモリの正体に気付く。
その後、カジ参謀は参謀会議でカザモリがセブンだった事を明かし、
オメガファイルを知ったとして処刑を求める。
表向きは地球防衛だが、その真の目的は宇宙侵略。女から地球人の秘密を聞かされたカザモリは
何故そこまで地球人が強硬な態度をとらねばならないのか、その真意に気付いた。
「侵略者は去るか、力を持って星に居座るか。侵略者を守る事は許されていないのです。宇宙の掟では・・・」。
と独房に入れられたセブンは警備隊の隊長に話す
カザモリからフレンドシップ計画の真意を聞いた隊長は、三十年前のウルトラ警備隊が
地球の先住民と名乗る存在と遭遇した唯一の記録、ノンマルト事件を調べる。しかし、
ノンマルト事件は既にオメガファイルに封印され、それに関する重要人物、
キリヤマ隊長(旧隊長)も既にこの世に存在していなかった。
悩んだ末、ウルトラ警備隊は捕らわれたカザモリの救出を決意。
ウルトラシリーズ初。遂に特別チームと上部組織の戦いが始まる。
もうセブンに頼らないと考えた女は自ら地球防衛軍に隠蔽している侵略の証拠を開示するよう要求。
受け入れられなければ、実力で持って全宇宙に公開するとザバンギを送り込む。
隊員がオメガファイルのロックを開いていく中、隊長はカザモリに向かって呼びかける。
「ウルトラセブン。我々はオメガファイルを開示し、宇宙に真実を告げる努力をしている。
必ず自らの意思と力で真実を突き止める。しかし、もう少し時間が欲しいんだ」。
その会話からカザモリの正体に気付くウルトラ警備隊。
ザバンギを足止めする為にポケモンの元祖であるウィンダムとミクラスを出撃させるカザモリ。
カザモリは変身し、電波研究所にあるオーパーツを目指すが、そこにカジ参謀が立ちはだかる。
「ウルトラセブン! お前なら分かるはずだ。何故私が力による地球防衛に拘ったのか。
もし我々が本当に侵略者なのだとしたら、この星を去るか、力を持って居座るしかないんだ!
我々はこの地球を故郷にする事すら許されないと言うのか?
数万年前の祖先達の罪を我々が償わなければならないのか?」。
そして地球防衛軍はセブンに向けて一斉射撃をする。
参謀会議に現れたシラガネ隊長はザバンギへのあらゆる攻撃を止めるよう求める。
オメガファイル開示に反対する参謀に対し、
シラガネ隊長は真実を隠しとおす事は出来ないと、保安部がキリヤマ隊長らを殺害していた事を明かす。
シラガネ隊長に詰め寄られたタケナカ長官は遂にオメガファイル開示を決定する。
タケナカ長官からセブンへの攻撃中止命令が下るが、一人カジ参謀は抵抗を続ける。
人類は地球に生まれた唯一の知的生命体、地球は人類のものだと絶叫し、
セブンに向けて銃を構え、銃を破壊されても生身で立ち向かっていく。
遂に勝てない事を悟ったカジ参謀はセブンに向けて心情を吐露する。
「ウルトラセブン。真実を宇宙に知らしめて、必ず人類が助かると言う保障でもあるのかぁー!!
くそぉー!! ・・・・。たとえどんな手を使ってでも・・・、人類を守りたかった・・・。わ、私は・・・、
私には・・・、人間を守りたかった・・・。大好きだから・・・。大好きなんだから・・・。人間達が・・・」。
泣きつくすカジ参謀と、それを聞きながらもゆっくりと背を向けるセブン。
遂にオーパーツである石棺まで辿り着いたセブン。そこには既に女が待っていた。
そして女が言う、信頼にたる選ばれた人物、
宇宙人たるセブンに最も信頼される目撃者として選ばれた人物、フルハシが石棺から姿を見せる。
一話で星人との戦いで命を落としたフルハシはタキオン粒子で再形成され、
数万年前の地球に送り込まれ、そこで今の地球人がノンマルトを侵略した事実を目撃したのだった。
ダンはもし地球人が侵略者だったら、自分は先住民の方に立たなくてはならないと語る。
厳粛なる宇宙の摂理で何人も自分の星以外で生きる権利も侵略する権利も無いかららしい。
地球人がもし侵略者だったら、地球人の味方は出来ないと言うダンに対し、
フルハシは罪深い人が心を改め、立ち直るように、種としての人類がかつて残酷な侵略者だったとしても、
進化の過程で生まれ変わる事だってあるだろうと頼む。フルハシに背を向け部屋を出るダン。
「知らなければ良かった・・・。
知らなければ、何の迷いも無く、地球の守護者として戦えたのに・・・」
迷うダンに対し、女は正義は我々にあると宣告。ダンが地球人は懺悔の時を向かえているとして、
オメガファイルを公開しようとしている事を知らせるが、女は滅ぼされた仲間達はもう蘇らないと言って、
電波研究所を破壊して地球人がオメガファイルを開示した証拠を消そうとする。
意を決してダンはセブンに変身するが、ザバンギに対し攻撃できず、黙って攻撃を受け続ける。
そして悩んだ末、アイスラッガーを取ったセブンはザバンギの喉を切り裂く。
ザバンギが倒された事を知った女は、
「セブンよ! 覚悟するがいい。お前の居場所はこの宇宙にはもう無い」と言い残して姿を消す。
戦闘後ダンは「君の姿とお別れする時が来たようだ」とカザモリが入ったカプセルを投げる。
月基地で会話を交わすダンとフルハシ。
フレンドシップ計画は廃止され、地球防衛軍は宇宙に向けて非戦の誓いを発信した。
新しい世代による新しい時代が始まったと語り合う二人だが・・
宇宙の秩序を守る者としてやってはならない事をやってしまった為、
M78星雲の仲間達は自分を許さないだろうとダンは語る。
フルハシの前で最後の変身をするダン。そして星の世界。光がセブンに降り注ぐ。
「私は、私の心に、何ら恥じるところは無い。愛する者を守ろうとするのは、宇宙に普遍的な摂理だ。
私は愛する地球人の為に戦ったんだ。後悔はしていない」。
そしてセブンは自分を覆う眩いばかりの光の中に消えた。
以上で最終章は終わりですが、この続編ではセブンは見事に宇宙の果てに幽閉され、
ウルトラ警備隊の日本基地は宇宙人連合軍にひそかに占領されており、地球人侵略の尖兵の基地
になっていたので警備隊の手で壊滅させられる。
復活したカザモリは、ある女隊員の死により幽閉されたセブンを開放させ、合体するのだが
後味悪くないので割愛。長文すいませんでした
>>619-620 ガキのごたくはどうでもいいから。もう黙れ。
まともな話し合いも出来ず、中傷しか言えない奴は消えろ。
>>623-630 力作お疲れ。
でも、後味悪くないんじゃない?
メチャカッコいい話じゃん。
ビデオが出てるなら探して借りてみるよ。
>>631 ここは後味が悪いスレ、じゃないんだよ?
いつまでやってんのさ。
終わった話な上にネタも投下されてるのになあ
ID変わるの待ってたわけか
634 :
606:2006/05/10(水) 00:17:09 ID:Ud/m8/c80
>>633 なんかそんな風に思われるのはイヤだなあ。
>>631はオレじゃないよ。
とはいえ引っ張るつもりはないからこれで消えるけどね。
煽って悪かったよ。
じゃあね。
>>598 生まれついたらもう終わりだしね。
一生私人の人生はないも同然。
皇室にお嫁に行った美智子さんや雅子さんは、もっと大変だろう。
元は一般人なんだから苦労が絶えなかっただろうし。
断るにも断れないしね・・・断ったら最後、日本で生きていけないだろう。
>>599 興味本位や好奇心スレかと思ったら、叩きスレなのか・・・
既婚者ってそんなに皇室好きなんだろうか?
周りの既婚者で皇室叩きしてる人なんていないけどなあ。
太陽にほえろで山さんが電話ボックスで死ぬシーン。
もう帰れないのに家族に、今から帰るって電話して絶命。
思想に脳を侵食されると、人を人と思えなくなるんだな
元々
>>627から飛ばして読み
>
>>626を読んでその続きに目をやり
何時の間にか主人公は家と同化していたのだった。
が、尋問の際の脳波検査でカザモリが異星人だったと知った・・・
と書かれていたので
ガ、ガザモリ!?(´Д`;)・・・だれ?
と素で思ってシマタ。
>>627は
>>625の続きだったのだな
639 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/10(水) 01:30:41 ID:hF2/Ze2EO
セブンの話、前からつまらないから読んでない
しかも長いし…
>>639 同意
というか、目がすべって読むのやめた
そんな事いちいち報告されても・・・。
セブンがそんな深い話だったとは知らなかった。
のんきにゲームでエレキングとか倒してたヘラヘラしてた
自分を反省
>>626 坂田靖子は、時々妙にブラック系不可思議話を描くよね…。
それがまた、好きなんだけど。
私が印象深いのは、吸血鬼に拉致監禁された美青年の話。
(おそらく古いJUNEか何かに載った作品で、微妙に耽美テイスト)
中年紳士の姿でお屋敷に住む吸血鬼に、食糧として監禁され続ける青年。
周りの人間は誰も吸血鬼の正体に気付かず、青年も彼の息子だと思われている。
屋敷に出入りする神父ですらも、異変に気付くことなく、
絶望して聖書を暖炉に投げ込む青年に「神の愛を信じろ」と諭す始末。
夜毎、吸血鬼は青年の寝室に忍び込み、犯すように首筋から彼の血を吸う。
激しい倦怠感の中で、青年は幾度も死を思う。
そして、自分の首筋に手を当て、そこに刻まれた歯形を人に見せれば
自分が置かれている状況を信じてもらえるのに…と考えながら気を失う。
しかし彼がやっとの思いで目覚める時、いつも歯形は跡形も無く消えている。
ある日、青年は吸血鬼に連れられて街に出る。
そこで、食用として売られているアヒルの屠殺現場を見ながら、ぼんやりと考える。
このアヒル達は、食べられる為に生まれてきた。
こうして殺されるまで、ただただ食べられる為だけに生かされているのだ。
それはまるで、自分自身の姿のようだ。
吸血鬼に血を吸われ、身動きも取れずに横たわっている時間、
自分の体の中にはアヒル達の首から流れ落ちる血が溜まっていくような
生臭い倦怠感がある…
今、現物が手元にないので記憶違いがあったらスマソ。
>>643 それ読んだ事ある。
アヒルを屠殺するおじさんの言葉が印象に残っている。
「菜食主義者なんてのはうそっぱちだ 野菜が引っこ抜かれる時に鳴かないからって命がないと思ってやがる」
全然違うと思うが意味としてはこんな事を言っていた。
後味は悪くないが野菜つながりで思い出した。
「死と彼女と僕」という漫画の中で、犬猫どころか野菜や魚の声まで聞こえる少年が出てきていた。
そのため牛乳ぐらいしか飲めなくて、八百屋や魚屋の前を通る時はいつも耳を塞いで全力疾走。
堪えかねて鼓膜を三度破るが、腕のいい医者によって治されてしまい、これ以上迷惑はかけられないからとやめる。
踏み潰されるダニの悲鳴まで聞こえちゃうレベルなので成長と共になんとか慣れ、
同じような能力を持つ少女とエロイ仲になって救われるが、なんかいつも悲壮感が漂ってる。
645 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/10(水) 02:39:10 ID:bpurxU10O
若干スレ違いかもしれないが毛色の変わった話を
丘板ではすっかり有名なGを食べるAV。親しい人にAV会社の社長さんがいるのだが(GAVの会社ではない)、このビデオに女優が出演したいきさつを聞いた。
どうやら業界ではこの女優さんは「好きで」このAVに出演しているらしい。「やらせて下さい」と言ったんだと
コラかと思われたGミキサージュースなどのGも全て本物。
普通に考えて好きでこんなビデオに出るというのは考えられないと思うのだが(と、彼も言っている)。
業界内ではどんなビデオでも女優は好きで出演させられているということになっているのが後味悪い。
ちなみにこれまた有名なミルワーム(虫)をクスコで広げた膣に流し込んで女優が悲鳴を上げているビデオ。
にちゃんでは大多数の意見によりクスコに底がついているという話になっているが
どうやら彼曰く付いていないっぽい。
底を付けるなんて無理らしい。
…ということはあの女優さんの子宮は…
思われているより一部のAV業界はまだえげつないですよ
647 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/10(水) 02:48:45 ID:7nkstJjXO
後味の悪い話、
主人公は母親が殺されたことをきっかけに、遠く離れたところへ、絶対に死なない体を手に入れるために電車に乗った。
でも、ねじにされた。でも、元に戻ったから、もうねじにされたくなくてまた電車に乗った。
タイトルは忘れたけど、たしか機械の体になる話。
>>647 銀河鉄道999?
しかし647みたいな要約のされかたすると、えっらい詩的な話に感じるなw
新鮮だ。
いや、999自体、わりと詩的な作品でもあるけどさ。
でもやっぱ、SFアニメ!なイメージが強かったから…
649 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/10(水) 03:04:16 ID:hF2/Ze2EO
銀河鉄道は後味悪い?
小さい頃映画のオズの魔法使いが大好きで最近見なおしたんだが
主演のジュディ・ガーランド、睡眠薬の飲み過ぎで死んでた…
それだけなら役者に良くある死因かなって思ったんだけど
睡眠薬を使うようになったきっかけがオズの魔法使いがヒットして
主題歌がアカデミー賞とって多忙になったからだったorz
後にアカデミー賞取れなくて自殺未遂した事もあるのに
唯一賞が取れた映画の所為で使いはじめた睡眠薬で死んだのか
なんかすごく不遇だなと思った。
映画が好きだっただけに後味悪かったです。
携帯からスマソ
652 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/10(水) 03:43:07 ID:AXof8iYS0
>>250 この話意味わかんないんだけど・・・
オチある?
653 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/10(水) 03:53:49 ID:hF2/Ze2EO
654 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/10(水) 04:17:47 ID:jbbebPGrO
セブンつまらんね。長いし。
655 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/10(水) 07:18:48 ID:4uLp1Et6O
>>654 俺は好きだったが、、、。
好みは別にして、いつまで騒いでんだ
>651
ガーランドは「オズ」の前から人気あったよ。
未成年で引っ張りだこだったんで、スタジオが興奮剤与えて
長時間労働させてた。実体は覚醒剤だったんだろうな。
その反動で今度は眠れなくなって睡眠薬に手を出し、
後は依存症まっしぐらだったらしい。
なんかの漫画の短編で読んだ話
舞台は近未来っぽい日本。
戦争はもちろん、殺人事件も全くなくなった平和な世界だった。
そんな日本に住んでいる3人の男(A、B、C)がいた。
ある日、Aが不眠症になってしまう。
病院に行ってみるが、医者は「原因がわからない」と言う。
睡眠薬を飲んでも、有名な先生に催眠術をかけてもらっても全く無意味だった。
ある日、些細なことがきっかけでAはテレビに出ることになった。
それ以来、「不眠症の男」ということで大人気になり、CDを出したりとアイドル並みの人気になった。
印税がたくさん入ってBとCはウハウハだったが、Aは気に入らなかった。
そして、我慢の限界が来てAはBとCと喧嘩別れしてしまう。
不眠症が嫌になり、Aはもう一度医者の所へ行った。
医者が言うには、「精神的に強いショックを与えれば君の不眠症は治るはずだ。最もこんな平和な時代でそう強いショックを受けることなんてないかもな。」
翌朝、BとCの所へAが帰ってきた。
反省して謝るBとCだったが、Aは「眠い」と言い、そのまま布団に入って熟睡してしまう。
「不眠症が治った!」と喜ぶBとCは医者の所へ行くが、そこにいたのは警察だった。
なんでも、医者は毒を飲んでしまい、死んでしまったらしい。
多分、事故か自殺だと思うが、もしかしたら他殺かもしれないと。
そのまま、家へ帰ろうとするBとC。
B「しまったなぁ。俺も最近不眠症だったから、医者に治してもらうと思ったのに」
C「お前もか、実は俺もなんだ。仕方ない、Aが起きたらAに不眠症を治す方法を教えてもらおうぜ」
細かいところは違うかも。
↑続きは無いの?意味わからないんだけど…
659 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/10(水) 09:17:22 ID:DjsYfZ2nO
Aが医者を殺したってこと?
その辺を匂わせてるのが良いんじゃないか…。
>>656 経歴見て働きすぎだとは思ったが興奮剤とは…
可哀想に
きらびやかで可愛いくて感動できる映画なのに
裏話は後味悪いのばっかりだわ…
>>661 ガーランドは、オズが決まった頃オパーイがおっきくなりはじめ、
どんどんおっきくなったので現場が激怒して、
小さい少女の役なのに何やってんだ!!とごっついさらしで撮影のとき
ぐおーっとしめつけさせたと、ハリウッドの悲劇、っていう子役とかが
搾取されて大変なことになってる事実を暴いた本で読んだ。
いろいろあってようやく最近は子役虐待がなくなりつつあるらしい。
それでもカルキンみたいなのが出てくるけど。
小さい少女の役なのに何やってんだ!!
って言われても困るよなw
>>662 当時16才にょぅι゛ょやらせるのも無理があるのにな…
本当はもっとちっちゃい子がやるはずだったんだけど
利権かなんかの所為で彼女になったみたいだし
そんな子供に歌って踊っては重労働すぎだろ
現代の日本で子役の悲劇だったら安達ゆみ かな
確かに、斬新な治療ってあんまりされたくないなw
アンカー忘れた>614
「オズ」の主役の予定だったシャーリー・テンプルを借り出そうとして
断られ、ジュディに決定した。
シャーリーは子役ナンバーワンの名声で莫大な金を稼いだが
ステージママに全て使われた。大抵の子役はみんなそう。
家族や一族郎党がたかってきて吸い取り、
15〜20歳でキャリアが下向きになって一番金が必要となるときには何にもない。
その後一家離散とか疎遠になるパターン。
ジュディは興奮剤(アッパー系)と睡眠薬(ダウナー系)を使い続けた中毒。
47歳で亡くなったが、これでも長生きした方なんだと思えるくらい壮絶。
安達ゆみも稼いだお金何億もあったのに全部母親に使われて
18になったころ通帳取り上げたら200万しか残ってなかったって。
それで逃げ出した。あの母親相変わらず気が狂ってるし、
ゆみの初恋の相手とりあげて結婚した年下旦那はほぼ無職。
マジか…
カワイソス(´・ω・`)
やっぱり幼い子供を芸能人にしようとする親なんて
ろくでもない奴らばっかりなんだな。
出産の時だって、子供の名前は伏せますって言ったのに
あのバカ母がヘアヌード写真集の取材で勝手にバラしたんだよな。最悪。
こどものおもちゃ みたいな事情があるんだと信じて見るテスト
「吐きたいほど愛してる」という短編集はタイトルからしてアレだが
中身もアレで、全ての話が後味悪かった。その中でも一番後味悪いと思った話。
青年が帰宅すると、アパートの自室の前に美女が倒れ込んでいた。
美女は片足に骨が見えるほどの酷い怪我を負っていた。
しかも着衣がぼろぼろに乱れている。すぐさま彼女が性被害にあったのだと察する。
美女を部屋に運びこみ、青年は美女の足の応急手当をした。
目覚めた美女はどうやら話せないようだった。筆談で会話をする。
救急車は呼ばないでほしいと美女は言う。治れば出るからしばらく家に置いてくれと。
性被害は当人にとってはデリケートな事。美女の言う事を聞くことにした。
青年は美女の美しさに既に惹かれていたので、迷惑だとも思わなかった。
美女は携帯を持っていたので、アドレスを教えてもらいメールで会話するようになった。
風呂に入れない彼女の体をふいてあげたりとエロゲみたいな展開になったりする。
美女は小さなカバンを持っているが、けしてそれを見せようとしない。寝る時もかかえている。
青年が聞いたところ、美女は一応家族に帰れない旨を知らせていると言うが、
本当かどうか青年は疑い、美女の携帯をこっそりと覗く。送信履歴には自分の名前しかない。
受信履歴には自分の名前が並んでいたが、見て行くと違うアドレスからのものがあった。
そのメールは「どこまでも追ってやる」「他の男に走るな」というような脅迫めいたものだった。
美女は見知らぬ男に暴行されたのではなく、乱暴な恋人から暴行を受けた後に逃げ出したのかもしれない。
美女の世話をしながら、青年は少し前に猫を拾って世話をした事を思い出す。
猫はナイフによって傷を負わされていたが、青年が手当てをして回復させた。
やがて飼い主だという中年男性も現れて、猫は無事に家に戻った。
ある日テレビをつけると、殺人事件のニュースがされていた。
父が惨殺され、娘が行方不明だという。父の名前には見覚えがあった。
そして、娘の名前は美女のものと同じだった。しかし同名などいくらでもある。
楽観的に構えていた青年。しかし美女は違った。
美女は恐ろしい顔でカバンから血まみれのナイフを取り出す。
「殺さないでくれ!」鬼気迫る美女に向かい叫ぶ青年。
美女は悲しそうな顔をすると、カバンから人型の小さな肉塊を取り出しそれを滅多刺しにした。
わけのわからない青年の前で、美女はそのナイフで自分の腹を刺しめちゃくちゃにかきまわした。
もう助からないだろうというぐらい出血した後に、美女は最後に携帯をいじり、絶命した。
返り血で血まみれになりながら状況を飲み込めず呆然とする青年。
携帯の着信メロディが鳴る。美女が最後の力で青年にメールを送ったようだった。
泣きながらメールを読む青年。内容はあらかじめ書いていたのか、長文だった。
見覚えがあるわけで、報道されていた惨殺死体は猫の飼い主の男性だった。
美女は早くに母を亡くし、それから父と暮らしていた。
父は、7歳の美女に性的虐待をし、それから性的虐待が日常的なものとなった。
そのショックでか美女は言葉を失った。嫉妬深い父は、やがて飼い猫さえ殺そうとした。
だが猫は青年によって救われた。結局また父の手にかかり死んでしまったが、美女は青年に恋するようになった。
半ばストーカーのように美女は青年を見つめ続け、癒されていた。
ある日、父の激しい暴行に堪えかねて美女は父を殺してしまった。
その際抵抗され足に怪我を負い、また、父に孕まされていた子供が流れ落ちた。
美女は混乱しながら血まみれのナイフと流れ落ちた子供をカバンに詰めて逃げた。
気づくと、いつも心のより所にしていた青年の部屋の前で倒れていたのだった。
このままではいられないとわかりながらも青年の優しさに甘えていたと美女はメールの中で自虐していた。
全てを知った青年は、自分が美女を怖がったせいで美女を追い詰めたのだと嘆く。
そして美女の腹に刺さるナイフを取り出し、それで後を追うことを決意した。
ウジをチャーハンの材料にしちゃうキモデブオタの話とかも気持ち悪かったけど、
なんかこれは親父が最悪すぎるし二人が切なすぎるしで一番後味悪かった
>>673-674 感性の違いかもしれないけど、あんまし後味が悪いとは思わなかった。
(切ない、やるせない気分にはなった)
青年が結局最後まで事情を知らず、美女の事を殺人鬼だと思い込んだまま
オチたりすると後味悪いだろうけど。
676 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/10(水) 21:37:00 ID:hF2/Ze2EO
>>674 その、散々既出かもしれないうじチャーハンのが気になる
自分全部は読んでないから
>>673-674 長文乙。
やるせないなあ…。
>ウジをチャーハンの材料にしちゃうキモデブオタの話
こっちはトラウマスレ向きか?w
>>676-677 同じ短編集の一番はじめに収録されている。簡単にあらすじを書いてみる。
低身長でデブで顔も頭も悪く、かといって謙虚でなければ向上心もない40代男が主人公。
下着を盗んで新聞配達の仕事をクビになり、汚い部屋で妄想ばかりする毎日。
皿もフライパンも洗わずに放置して、勝手にわいてくるウジを炒めて食べたりする。
ウジチャーハンが印象に残り過ぎてその後どうなったかあまり覚えていないが、後味も悪かった気がする。
ウジチャーハン自体はウジが口の中でぷちぷちした感触が気持ち良く、後味も良いらしい。
虫を食べるのに抵抗がなければ栄養もありそうだし美味しそうだね。
うん…勝手に湧いてくるから便利そうだね。
681 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/10(水) 23:01:22 ID:hF2/Ze2EO
同意。
漫画なんかだと腹の中で孵化するからな、アイツらは。
>>489 >蟹座が凄い優しくて可愛い良い子だっただけに、余計後味悪い。
そうだな、蟹座は卑怯で卑劣な奴じゃなきゃ駄目だよな。
12星座カーストの最下級を魚座の奴と争っててくれ!
ちなみに俺は獅子座(w
よくわからんが私怨ぽい馬鹿がきますた
>>603-620 の流れが後味悪い
こんなとこでモラル振りかざしてどうすんだよ・・・
まあ感性の違いかも知んないけどさ
>>603カワイソス
>683
蟹、魚、牛でワースト3は決まりだな。俺は牛だけど。
よく分からないけど蠍でよかった
星座のレッテル貼りは占い板でやりなよ…
俺は羊だけど微妙だな。
最強クラスの乙女に一目置かれてたりするけど、
そんなに凄いって感じはしないし。
なんか立場が分かりづらいんだよね。
聖闘士星矢の話か…
干支の話?
>>644 遅レスだけど優作が鼓膜を破らなかったのは
ゆかり(同じような能力を持つ少女ね)の声を聞いたからだよ。
個人的にエロシーンはいらないな・・・
死と彼女とぼくは短編で基本的にはハッピーエンドなんだけど
出てくる死者達の境遇がやるせない。
死者や動物・植物の声が聞こえる優作と
優作よりは力が弱いが霊が見えてしまうゆかりが
出合った死者をなんとか救おうとする話
何話か文にしたけど、今手元に本が無いので内容は怪しい。
意味不明だったらごめんなさい
697 :
1/2:2006/05/11(木) 01:50:44 ID:HLZdzhlm0
ゆかりは小さい頃、霊が見えることについて対処できず苦しんでいた。
睡眠薬を飲まないと眠れないほどに。
そんな中、いつも自分のすぐ側に黒い影の霊を感じていた。
けれどその影が見えるときは運動会に追い風が吹いて
かけっこで1位になったり、幸運な事が起こるので悪い者ではないと感じた。
次第にその霊とコミュニケーションが取れるようになったある日
父親が「昨夜は楽しかったな」とゆかりの記憶にないことを言う。
その霊がゆかりの体の中に入って、父親とゲームをしていたのだ。
ゆかりの眠りが深く思わず入ってしまったのだと。
だがもう体に入るのはやめるという。取り返しのつかないことになると。
698 :
2/2:2006/05/11(木) 01:51:27 ID:HLZdzhlm0
「あなたは私のお兄さん?それともお姉さん?」
ゆかりの母はある決まった日に花を飾っていた。
ゆかりが生まれる前、生まれる事が出来なかった赤ちゃんがいたのだと。
それでゆかりはそばにいたその霊が母親の流産した子だと気付いたのだ。
「お父さんと遊びたいでしょう?お母さんと話したいでしょう?だから私の体をあげる」
霊は思う。どうしてこんなに傷ついた妹を、突き放すことが出来るだろうか?
そしてゆかりはいつもより睡眠薬を多く飲み、二人は・・・体を入れ替えることに失敗した。
ゆかりの体に入ろうとしたその瞬間、無数の死者が押し寄せてきたのだ。
死者はみな生き返りたいと願っている。そのチャンスをずっと窺っていたのだ。
霊は弾き飛ばされ、行方がわからなくなり無事かどうかもわからなくなってしまったのだ。
「つい最近その死者に会って、この話を聞いたんだ。ゆかりちゃんを心配していた」
と優作はゆかりに言う。
また巡り合えたので結果的にハッピーエンドです。
ある女の子が小さな死者を見つけた。女の子は自分にしか見えないその死者を妖精だと思いこむ。
その女の子の両親は仲が悪く、女の子にもあたり寂しい思いをしていた。
家に連れて帰ってしばらくするとお花が無い、と泣き出してしまったが
たくさん花を買ったり音楽を聞かせたりして何とかなだめていた。
「自分も妖精になりたいな・・・あなたはどうやって妖精になったの?」
「そらの おそらが まるくなったとき おりは ようせいになったきがする」
妖精になる前のことはあまり覚えていなかったのだ。
実はその死者(妖精さん)は、優作が安らかな良い(?)死者にしようと
花と緑の多い場所に寝かせて落ち着かせていたところだった。
優作はこののままじゃいけないと、何とか探し出したが女の子は「妖精さん」を
返すことを拒む。
「どうしてその子が妖精になったか教えてあげるから」と優作に言われしぶしぶ家に上げた。
700 :
2/2:2006/05/11(木) 01:53:27 ID:HLZdzhlm0
しかしその時女の子の両親が帰ってきてしまった。
母親は「塾にも行かないであなた何やってるの?!」と怒鳴り散らし手を上げたのだ。
女の子と叩こうとする母親の後ろには窓に映った大きな満月。
妖精は全てを思い出す。
「空から水が降らなくて 何日も何日も水が無くて たくさんの人が祈って・・・」
昔日照りが続いた時期、村人は小さな男の子を生贄として捧げた。
満月の夜、父と母を呼び泣き叫ぶ子供の首をはねたのだ。・・・そして子供は妖精になった。
思い出した衝撃で窓ガラスが割れ女の子の両親は入院した。が、そのことによって家族の絆を取り戻した。
女の子は優作に会い、妖精がずっと目を覚まさないことを知る。
何か自分に出来ることは無いか、と聞く女の子に対し優作は答える。
「幸せに暮らすこと。『妖精さん』に決し関わらないこと。寂しい子供は時々死者を見てしまう。
もう二度とこんなことが無いように、家族仲良く暮らしなさい」と。
やがて妖精は目を覚ます。妖精には穏やかな時間と優しさが必要だった。
そのときはゆかりちゃんに抱いてもらおう。彼女はとびきり優しいから。
>664 からの天才子役の流れで言うと
かわいそうなのは「来来キョンシーズ」の美少女テンテン役だった子。
(最近Gyaoで放送してたけど)
キョンシーで日本のトップアイドルになって台湾に凱旋したものの
俳優だった父親が台湾で事業に失敗して破産、
台湾では暮らせないので日本に戻ってきたが、
貧乏のどん底で、お兄ちゃん(同じくキョンシーズの子役のデブのスイカ頭役)が
日本で働いて(タレントではない。肉体労働)家計をささえてたらしい。
今はスイカ頭はすっかり長身のイケメンになって台湾でタレントしてるらしい。
702 :
1:2006/05/11(木) 02:41:51 ID:ECv5ZwZA0
かなり長くてすまんが、折角書いたんで貼らせてもらいます。
The Darkという、2005年のイギリス映画。
多分日本未公開。以下ネタばれ注意。
娘サラが家の近くの海岸で行方不明になってしまう。
父親ジェームズや周囲は、波に呑まれたのだろうと諦めるが、
直前に些細な事から娘に手を上げてしまっていた母親アダは、
その自責の念からか、決して諦めず必死に娘を探し続ける。
そんなある夜、彼女はサラにそっくりな少女エブリルに出会う。
アダがエブリルを追ってたどりついたのは、一軒の廃屋。
その中には多くの拷問道具が転がっていた。
アダは図書館に行き、その廃屋について調べる。
そしてアダは、エブリルが実は60年前、
父親の虐待、拷問の末に死んだ少女である事を知る。
しかし多くの人が崖から海に飛び込み犠牲になるという、
悲惨な宗教儀式の末に、エブリルは蘇ったのだ。
703 :
2:2006/05/11(木) 02:43:46 ID:ECv5ZwZA0
アダは、エブリルがサラについて何か知っている事に気付き、
エブリルを責め立てる。
エブリルはこれを怖がりジェームズに縋り付く、
ジェームズはエブリルを無法に痛めつけるアダを非難、
エブリルをサラの代わりに可愛がろうとさえする。
そんなある時、ジェームズがいないのを見計らい、
エブリルはアダに告げる、
サラを取り戻したかったら、
あなたは犠牲を払わなければいけない、と。
アダは、サラを蘇らせるためには、エブリルの時と同様、
犠牲を払わねばならぬ事を知る。
自分が、崖から海に飛び込まねばならぬ事を。
704 :
3:2006/05/11(木) 02:45:24 ID:ECv5ZwZA0
アダは崖の上から海に転落、そして懸命に水面上に浮かび上がる。
海岸に上がったアダの目の前に広がるのは、モノトーンの世界。
幻想の世界。
目の前にはあの廃屋。
中には奇妙な羊や拷問道具が並び、
そしてエブリル、さらにはエブリルを殺した父親が待ち受けている。
しかしアダはそれらの妨害を跳ね除け、廃屋の中に突き進み、
ついに廃屋の一室で、母の名を呼びながら泣き叫んでいたサラを発見する。
サラとアダはしっかり抱きしめあう。
次の瞬間、アダは海岸に倒れていた。
周囲は色が満ちている、アダはここが現実世界である事に気付く。
そしてサラが前方を駆けて行く、家に向かって一目散に。
蘇ったのだ、アダは感涙に咽びながらサラを追う。
家ではジェームズがひどく驚きながらサラを迎え入れる。
705 :
4:2006/05/11(木) 02:46:38 ID:ECv5ZwZA0
サラは泣きながらジェームズに告げる、夢の中で、お母さんが私を助けてくれたの、と。
アダは誇らしい気持ちで夫と娘に近づく。
しかしジェームズはアダを一切無視、サラと共に家に入り、
そしてアダの目の前でピシャリと扉を閉じる。
アダは呆然として扉の前にたちすくむ、そこに聞こえて来る声。
サラ「お母さんは?」
ジェームズ「残念ながら、海に・・・」
そしてアダは初めて気付く、自分は死んだのだ、と。
自分は今、彼らの目にも映らない、亡霊なのだ、と。
>>696 その漫画、すごい淡々としてて、間が独特だった覚えがある。
懐かしいなー。
707 :
5:2006/05/11(木) 02:47:56 ID:ECv5ZwZA0
夜が来る、アダはベッドに横たわるサラの枕元にいる。
アダは心の整理を既につけていた。
自分は死んだが、しかし娘は助かったのだ、これで良しとしよう、と。
娘はこれで、手を上げた私を許してくれるだろう。
そう思ったその時、不意にサラの目が開く。
アダを見据えて言う、「許すものですか」
アダは呆然とする。あなたは私が見えているの?
サラはニヤリと笑う。
その瞬間にアダは気付く。これはサラではない。
サラの姿を借りた、エブリルだ・・・。
709 :
6:2006/05/11(木) 02:49:06 ID:ECv5ZwZA0
次の日の朝、ジェームズとサラは車に乗って、
その忌わしい思い出の詰まった家を離れる。
「これから二人、仲良くやろうな」
ジェームズの声。頷くサラ、いや、サラの体を借りたエブリル。
再びモノトーンの世界の中に放り込まれたアダ。
羊の鳴き声の響き渡る廃屋の中、
拷問道具の金属音が鳴り響く廃屋の中、
未来永劫、一人ぼっちのアダ。
ただ泣き崩れるアダ・・・。
>>685 だよな〜。気に入らない奴が死んで欲しいって事を軽い気持ちで言えるのは大事だと思う。
だから
>>603死ね
>>701 最後の一文で後味すっきりさわやかになってる
>>709 面白かった。
けど、その映画に似た内容の映画を、ずっと昔に見たような気がするんだよな・・・
日本で未公開、その上2005年の作品ということだから、多分勘違いなんだろうけど。
どうしても思い出せなくて後味悪い。
>>702 死んでしまいはしたけど、まあハッピーエンドになるのかな?と思ったら…。
面白かった。要約や文章がうまい人っていいね。
確かにスイカ頭はイケメンになってた。
痩せてたし、昔の面影は全く無し。
>>697 >父親が「昨夜は楽しかったな」とゆかりの記憶にないことを言う。
エロイ事を無理矢理されて、ショックで記憶を失ったのかと思った俺エロス
>>657 遅レスだけど、それは吉田秋生の初期短編だと思う。
今とは絵柄も作風も全然違う、ブラックジョークっぽい話だった。
「きつねの嫁入り」に収録されていたよ。
717 :
あ:2006/05/11(木) 16:07:26 ID:z4ylYMG7O
ろかてあ
718 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/11(木) 16:15:38 ID:TQsqUwQLO
↑何こいつ
>>709 身をていして娘を助けようとした行為がアダになってしまった訳だね。
キョンシーズのテンテンさぁ、この前「あの人は今・・・」
みたいなのに出てたんだけど 変わり過ぎてて愕然としたよ。 俺の心を返してほしい・・・。
しかも「今は日本でタレントとして活躍してます!」って言ったんだよ。
自分で 活躍 って・・・。 活動 と言い間違えただけだろうけどさ、
昔は実際アイドル的に 活躍 してただけにね、しかも個人的にキョンシーズ直撃世代だっただけに
余計にテンテンの落ちぶれた姿が痛々しかったよ・・・。
あ、「幽玄道士2」のラストは 当時小学生だった俺には 後味悪すぎてトラウマになってるよ。
スイカ頭・・・。
>>720 スイカ頭(キョンシー化しかけてる)が自爆して木っ端微塵。
テンテンの絶叫で幕、だっけか。
やけにあっさり終わるんだよな。
子役で成功した とか
子役の時働きまくって稼いだ とか
そういう人のその後は後味悪いのばっかだな…
大抵苦労するよね、ちょっと前まで杉田かおるもそうだったし
あの人は今!みたいな番組は悲しくなるから見なくなったよ…
テンテン可愛かったなぁ…。
ベビーキョンシーも愛らしかった。
でも、あんなに幼くして死んだって考えるとやるせない。
チビクロのお父さんもキョンシーになっちゃったんだっけ?
>>720 テンテン、最近までTBSの昼ドラに出て頑張ってたけど、全然アリだったなぁ、俺。
幽玄道士時代は別にどうってことなかったけど、今はナイスオパイコでハァハァですよ。
>>724 え、ホントに? なんていうドラマ?
リュウ・ツーイーの名前ででてたの?
ダコタが心配になってきました
クリスチーナ・リッチは順調に美人&演技派として成長してるよね。
ジョディー・フォスターも一時期は精神的にたいへんだったらしいが
今じゃ押しも押されぬハリウッドスター。
周囲の環境と本人の努力のバランスなんだろうな、子役が成功できるか否か。
クリスティーナリッチは子役当時、映画雑誌のインタビューでカルキンくんを馬鹿にしてたので切なかったっす
ちょっと前に放送が終わった朝のテレビアニメ「エウレカセブン」。
もともと放送時間のわりに対象は明らかに子供じゃないなって感じだったが、
その内のある1話がじんわり後味悪かった。
物語の舞台は遠未来っぽい、一回滅びてまた文明が復興してきたみたいな感じの世界観。
基本的には少年少女がロボットに乗って戦ったりする話。
主人公(10代前半の少年)は幼くして父親を亡くしており、
その父親は世間の誰もが知ってる「世界を救った英雄的軍人」。
主人公はいたって普通の少年で、ひょんなことから出会った反政府グループに加わる。
あるとき主人公とグループの仲間の一人(男)とヒロインが
三人でとある町に野暮用で寄るのだが、
その町は主人公のおじさん(おそらくは母親の兄?)が昔から住んでいる縁ある町だった。
おじさんとバッタリ会ってしまい家に招かれた主人公たち。
おじさんの家の中には、お尋ね者である主人公たちの属するグループの指名手配ポスターが。
主人公とヒロインは載っていないが、同行の仲間(一応変装している)は顔写真が載っていた。
咄嗟に「この二人は軍学校の先輩とクラスメイト」と嘘をつく主人公。
おじさんは「あの英雄の息子である甥が軍学校に」と喜び、
自分の友人たち(皆元は軍人?)を呼んで酒を飲みだす。
しかし実はおじさんは仲間が指名手配犯と気付いており、酒を飲ませて仲間を縛り上げる。
そして友人たちに「甥は軍の特命で反政府グループに潜入してた」と言い出す。
それを否定する主人公に、おじさんはさらに「洗脳されてしまったのか」と言う。
「洗脳されてるのはおじさんだ!自分は自分の意思でグループに入った!自分は自分だ!」
何かと英雄である父親を引き合いに出され続けてきた主人公はそう言う。
しかしおじさんの通報で軍人たちが家にやってきて、ヒロインと仲間は連行されてしまう。
抑えつけていたおじさんたちを振り払い、
隠しておいたロボットに乗り込んでヒロインと仲間を救う主人公。
最後は、「元々そのロボットの専属パイロットだったヒロインよりも
自分は上手くロボットを操縦できる」ということに充足感を感じる主人公。
英雄だった父親に引け目を感じてきた卑屈な自分だが、
今はここ(グループ)にいる理由があり、「自分は自分だ」と誇らしくさえ思っている。
その自信は、思春期の少年にありがちな少し傲慢にすら感じられるものなのだが。
(実際その自意識過剰のせいでこの後少しヒロインとこじれてしまう)
その主人公の自信満々モノローグにかぶせて、おじさんは軍部の人間に家を捜索され、
(甥っ子がロボットを操縦して軍を攻撃して指名手配犯であるヒロインたちを救ったから)
最後にはおじさんは手錠をかけられて軍の車に乗せられていく…。
おじさんはいかにも昔気質で、田舎の一兵卒上がりで、いまだに軍人根性抜けませんって感じ。
酒を飲めば軍歌を歌うし、アウトローに憧れる年頃の主人公にとっては
いいところもあるけど、ださくてうっとおしい存在だったかもしれない。
しかしおじさん自身は何も罪を犯してないにも関わらず連行されてしまうし、
主人公はおじさんのことを一切顧みることもなく「自分は自分だ!」って…。
なんかあんまり上手くまとめられずスイマセン。
アニメネタという理由だけで確実に叩きが出るであろうことを考えて、
>>729のために
涙してしまう俺
>>731 俺、君が好きだ
君じゃなくちゃダメなんだ
733 :
729:2006/05/12(金) 00:29:14 ID:Rv0uLUGt0
あ、そうなんだ。
最近ギャオで見始めて、↑の話にポカーンとなったもんで。
アニメ嫌いの人、スルーしてください、ゴメンよ。
>734
あれテンテンだったのかw
>>734 あ、俺も気づかなかったなあ。
まあ「活躍」って言っても良いんじゃない?
737 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/12(金) 01:06:34 ID:dYiMgJpIO
だからセブン話はつまらないから
ルーガちゃんは巨乳に育ってた。
転載ですが
30 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage] 投稿日: 2006/05/11(木) 23:43:45 ID:LOrTzn0X
今日読んだ、読者投稿形式のレデコミでモニョったのを思い出した。
投稿者は障害児の娘を持つ母親。娘は何十万人に一人の先天性の難病を抱えて、一生
赤子程度の知能しか持てない、命に関る発作が一生ついてまわると宣告された。
それでも母は、娘を一生懸命に愛情をもって育てる。(ここまでは「ええ話や」だが)
娘が学齢に達したとき、当然の事ながら周囲は養護学校での「自立訓練」を勧めたのだが
母親は「自立訓練ばかりするのが、娘の為だとは思えない」「せっかく仲良くなった、近所
の子供と別の学校に通わせるのは可哀相」「養護学校で先生とマンツーマンよりも、普通学
校で他の子供達に囲まれた方が娘の為」との理由で、強引に娘を近所の学校に入学させる。
(流石に、普通学級でなく養護学級だったが)ちなみに、入学時の娘の障害程度は
・介護がないと食事ができない
・介護がないとトイレに行けない(自分でトイレに行けない、排便等の処理が出来ない)
・他人とのコミュニケーションがほとんどとれない(言葉はほとんど喋れない)
・命に関る発作を起こす
この為、養護の先生は娘に付きっ切りとなり、他の生徒は放置状態。娘は何度も発作を
起こし、あやうく舌を噛み切りそうになったりした。ますます目が離せなくなり、養護の
先生は二人とも過労で入院するハメに……。
更に学年が進むと、普通学級での交流授業中に、他人に噛み付く、殴りつける,奇声を
発して暴れる、他人の文房具を強奪し破壊するも、重度の障害者なので被害者は泣き寝入り状態。
だが母親は「周囲が理解があり、優しい人で良かったわぁ」
これだけ周囲に迷惑をかけつつも、中学も普通校へ。流石に中学では邪魔者扱いされ
「でも、共に育った同じ小学校の生徒達は、障害に理解があり娘の世話をしてくれた」
いや、どうみても「お世話係」を押し付けられただけだろう。
その後、娘は中学卒業。家でブラブラする日々。(同級生は誰も尋ねて来ない)だが、
母親の脳内では「娘と過ごした日々により、同級生達は命の尊さを知ったわぁ」と、医療関係
者や福祉関係者となった同級生達の姿が……。
ちなみに、娘の世話は健常者に生まれた兄弟に押し付ける気まんまんだった。
741 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/12(金) 01:20:20 ID:G7ncurmZO
ラーメン食い終わったら、微妙にプラスチックの味…うぇ
742 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/12(金) 01:21:58 ID:D+f1SLUp0
>>741 わかるわかる。
やきそばとか。なんか 胸元から頭にかけて 吐き気がくる。
>>727 ジョディフォスターもドリューバリモアも、今は年収何十億のハリウッド女優だね。
その一方で、
インディペンデント系映画に主演して個性派として復帰したマコーレカルキンは、
最近また麻薬でパクられ、という・・。
子役といえば、スパイダーマンでキルスティン・ダンスト(ヒロイン)を見た時は衝撃うけた。
インタビューウィズヴァンパイアに出てた時は天使のように可愛かったのに。
たぶん美人なんだろうけど、スパイダーマンではあまりそうは見えなかった。
いづつ監督かおすぎがスパイダーマンのヒロインをブサイクよばわりしてたね
ダンストなかなかマブいのにね
子役上がりだとは知らなんだ…
>>743 カルキン復帰してたのか
題名分かるかな?かなり痩せ細って、顔じゃ勝負できなくなってきた気が・・・
>>744 髪を切っても生えてきちゃう子か
うーん、年月を感じるな・・・
井筒なんかを擁護したくはないけど、スパイダーマン限定で言えばブサに映っていました
キルスティンは順調にキャリア重ねてるよね。
美貌も才能もキャリアもずーっと順調だったウィノナ・ライダーが万引きで捕まって堕ちていくとは
思いもしなかったよ。カムバックはもう無理なのかな・・・
キルスティンはジュマンジにも出てたし
このスレでも既出の「ヴァージンスーサイズ」で
最初に自殺してしまう末娘役もやってる。
あの頃は、繊細で儚げで知的な絶世の美少女だったんだが
いつの間にか女豹みたいな顔になっててびびった。
健康的なのは良いことだが。
>>748 >美貌も才能もキャリアもずーっと順調だったウィノナ・ライダーが万引きで捕まって堕ちていくとは
レベルが違って恐縮だが、喫煙で堕ちつつある加護亜依を思い出した
ちなみにヴァージンスーサイズあらすじ。
隣の家に住まう美しい5姉妹に、少年たちはみんな夢中だった。
しかし姉妹の運命は、その末娘が思春期特有の厭世観により
自死を遂げた時から歯車が狂いだす。
ノイローゼになった両親によって自宅に軟禁される姉妹。
その姉妹を救おうと、隣の家の少年たちは姉妹救出計画を立案する。
冒険心と好奇心と下心で高揚する少年たち。
しかし姉妹を脱出させようとしたその日、姉妹たちは永遠の少女性を望み自殺する。
少年たちは無力感に呆然としたのだった。
「隣の可愛い女の子たち助けちゃう俺らヌゲー(*゚∀゚)=3」って感じで
wktkしながら迎えに行った厨房男子らがさあ
待ち合わせ場所で首吊り死体になってる姉妹を発見するわけよ。
すごい後味悪い。
ただ、女の子と映像はとても綺麗だった。
既出かもしれないけど、ホラー映画の「ダークネス」
ある一家がアメリカからスペイン郊外に越してきた。
それは一家の父親の神経症の療養のためだ。主人公は長女で、ここには
祖父(医師)もいるし、何より父の生まれ故郷なのだ、徐々に父親も良く
なろうだろう。そう思い家族は心機一転して新しい生活をスタートさせる。
しかし徐々に奇妙な事が起こり始める。家の電気が消えたり、主人公の弟が
急に暗闇を怖がり始める。父親も症状が良くなるどころか、乱暴的な口調になり、
奇怪な行動を取ったりと病状は明らかに悪化しはじめるのだ。
「この家は何かおかしい」そう思い始める主人公。しかし、父親の看病疲れで
ヒステリックになっている母親は主人公の話に取り合おうとしない。
主人公はボーイフレンドと協力し過去になにがあったのかを調べる。
するとその村で40年前の皆既日食の日、村の子供が7人、行方不明になったのだ。
ところが、一人だけ発見された子供がいた。しかし失踪当時の記憶はなく「暗闇」等
の意味不明の言葉ばかりを呟くばかり。
失踪した7人の子供達は、ある悪魔崇拝のカルト団体に悪魔復活の儀式の生贄として
さらわれたのだった。生贄の儀式は子供達をある場所で、円の形に寝かせて、その喉を掻っ切る事。
しかし、40年前、何かが原因でその儀式は完成せず、その少年だけが生き延びた。そして、今まさに、
自分達が住んでいる家こそが40年前に儀式が起こった場所、そして今日、その日こそが40年ぶりの皆既日食の日。
自分の弟が40年ぶりの生贄に選ばれたのではないか。
事の重大さを知った主人公は家に戻る前に、まず祖父のもとへ行く。
しかし、実はこの祖父こそが40年前の儀式に自分の息子を差し出した、悪魔崇拝者の
一員だった。生き残りの子供とは父親の事だったのだ。
主人公は、祖父が幼い時の父親を殺せなかったのは、やはり儀式とはいえ
親心が出てしまったのだろう、と考える主人公。ところが祖父は「儀式は、愛する者が
生贄を殺さなければならない。ところが自分は息子を愛していない事に気づいたのだ」と、言う。
ゆえに条件が満たされなかったために、儀式はやむなく中断。しかし、呪い(?)自体は
続いており、今日の既日食の日に父親が愛する者に殺されれば、儀式は完了するという。
自分がやっても意味がない、真実を話した後、主人公を解放する祖父。
家に向かう主人公。しかし家ではすでに悪魔の力が支配に満ちており、あの手、この手で
家族に父親を殺させようとする。結果、不可抗力ではあるが、母親が父親の喉を
掻っ切る、という形になってしまう。家中の電気が消え、暗闇が支配する中、虫の息だが
かろうじて生きている父親。唯一の明かりといえば、キッチンのガスの火と、懐中電灯だけ。
とにかく外へ、助けを呼ばなければ誰も助からない。そう考えた主人公は懐中電灯を片手に
弟を連れて玄関へ向かう。瀕死の父のそばにいる母親には、絶対にガスの火だけは消すな、と忠告をする。
しかし、その忠告も空しく、主人公達の格好をした悪魔(?)が母親のそそのかし、ガスを
消させる。その後に母親の悲鳴。それを聞きつつも、何とか窓まで辿りつく主人公達。
外に出ると日食は終わっており、タイミング良くボーイフレンドが車で家に到着。
急いで車に乗り込み、安堵する主人公達。
ところがしばらくして、彼らが後にした家ではもう一台、車が到着し、さっき主人公達を
助けたはずのボーイフレンドが登場。異様な雰囲気に包まれている家を奇妙に感じながらも、主人公の
身を案じて、家に入り込むボーイフレンド。床、壁、全てが血だらけだ。そして階段には、主人公と弟が
立っていて、彼にこっちに来いと言う。訳がわからないまま、混乱している彼氏の後ろで玄関のドアが閉まる。
いっぽう車に乗っている主人公と弟。恐怖の体験をして、かなり精神的に参っている二人。
「怖い」と弟が言うが、もう全て終わったのだ。助かったのだから大丈夫、となだめる主人公。
この時、ずっと無口のまま運転していたボーイフレンドが「いや、まだだ」と言う。
車が向かう先にはトンネルが真っ暗な口をあけて待っているショット。
車が中に入り、画面は真っ暗。→エンディング・ロール。
誰も救われない映画だった。
乙。面白かった&読みやすかった。映画見てみようかな
>>752-754 >車が中に入り、画面は真っ暗。→エンディング・ロール
教科書どおりのラストシーンが最高。
長文乙でした。
757 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/12(金) 08:53:50 ID:F+9ppEn20
>>752 うわ、面白そう。グロくなければ見てみたいな…
まとめ上手いね、乙〜!
758 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/12(金) 09:12:44 ID:/OcD1mViO
乙。おもしろかった。読みやすくはなかった。でも乙。
>752-754
正統派の後味悪さって感じだ。面白かった。GJ。
この映画見たことある。
>>752-754にちょっと補足。
---------------------------------------------------------------------------------------
引っ越してきてしばらく後、弟の顔・体にひどい痣ができ始める。
母親は「ベッドから落ちたんでしょ」などと言うが、
主人公は「父がやったのではないか」と母親に訴える。母親はそれを相手にしなかった。
そして皆既日食の日がやってくる。
いつもよりもさらに痛ましい痣をつけ、泣き叫ぶ我が息子を見て、
母親は「やはり夫がやったのかもしれない」と背筋を凍らせる。
その時、息子の泣き声を聞きつけて父親が二人のいる部屋の前までやってくる。
「泣き声がうるさいんだ!ここを開けろ!」とドアを激しく打つ父親。神経症がますます悪化してきている。
母親は何としても我が子を守ろうと部屋に立てこもり、「お願いだから薬(安定剤)を飲んできて!」と叫ぶ。
しばらくそうしている内に、父親はやっと折れ、薬を飲みに去った。
しかし父親は咽喉に薬を詰まらせ、呼吸ができない状態になってしまう。
様子を窺いに来た母親がそれを発見して駆け寄った。
彼女は元看護婦だったかなんかで医学の心得があるので、父親の咽喉に穴を開けようとする。
けれども彼はついさっき、自分の息子に危害を加えようとした。
こんな危険な男は生かしておけないと思ったのか、母親には処置をすることがどうしてもできない。
そこへ祖父から解放された主人公が駆けつけ、もたついてる母親からナイフだかペンだかを奪い、
父親の命を助けるため、咽喉に刺してやる。
主人公は父親を心から愛していたため、儀式の条件に適った。
---------------------------------------------------------------------------------------
実際弟に痣をつけていたのは父親じゃなくて、心霊現象だったっていうのが(´・ω・`)カワイソス
しかしものすごい剣幕で妻と息子に怒鳴るので、これは母親がそう思っても仕方ないかも、という雰囲気だった。
うぉお、面白そう…!
結局誰も助からない、って凄い後味悪いよね。
見てみたい。
>>746 「パーティ☆モンスター」か何かで女装のゲイ役をやってたはず。
でも悲しいかな、共演者と公開時に来日してたみたいだけど全然話題にもならず、
共演者のコメディ俳優だけど可愛い顔した男優の方が遥かに声援をもらってて(女性ファンの「可愛いー!」とか)
カルキン青年はほぼ存在無視状態で、居心地が悪そうだったって何かの記事で読んだ覚えがある。
762 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/12(金) 16:00:57 ID:dYiMgJpIO
要約が面白すぎて実際見たらつまんなかったりしてw
でも本当後で見てみたいなぁ
>>744 バラエティ番組で、ビデオ屋の店員にタイトルを言わずにビデオを探してもらう企画があって、
スパイダーマンは「ヒロインがブス」で通じてたなw
764 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/12(金) 17:09:18 ID:Ojgj27OlO
おーこれ観た!!
なんかいまいちわかんなかったけど、ここ読んでやっと理解できた。
まあ面白いよ。
>>744 2を劇場で見たけどキス顔のドアップシーンで周りから少数だが笑いが漏れたw
アクション映画で悪役の露出系美女みたいな感じならあの顔も映えると思うけど余計なお世話
>>749 「ヴァージンスーサイズ」のキルスティンは四女のラックス役だが・・・・?
スパイダーマン2のラストで他の男との結婚式から逃げ出して、主人公の元へ戻ってくるシーンは
ほとんどの観客が「オマエはおとなしく他の男と結婚して、3作目には出てくんな!」と思っただろうなぁ
タイトル検索の意味も兼ねて、うろ覚えのあらすじ紹介。
日陰丈吉の短編だったと思うんだけど、タイトルがどうしても思い出せない。
虫歯を患った主人公(精神科医?小説家?)は、近所に新しくできた歯科医院を訪れる。
何度か通って治療を続けるうち、主人公と歯科医はぽつぽつ世間話などするようになって
歯科医がごく最近、幼い息子を失ったばかりであることを聞かされる。
しかし、それにしては歯科医にはほとんど悲しんだり落ち込んだりしている様子がなく、
職業柄もあって、主人公は歯科医に興味と不信感を抱く。
そして散歩が趣味である主人公は、ある日散歩がてらに歯科医の住居を訪ねた。
自分が歯科医の患者であること、亡くなった息子さんに手を合わせたい旨を述べると
歯科医の奥さんは快く主人公を仏間に通してくれた(歯科医は不在)。
主人公は息子さんが無くなる前後の歯科医の様子を奥さんにそれとなく尋ね、
息子が生まれて以来、歯科医が夜尿症に悩まされていたこと、
歯科医は夕暮れ時に息子の手を引いて散歩に出る習慣があったこと、
息子さんが亡くなったのは、その散歩中の事故だったことを知る。
そして息子さんの死後、歯科医は
今まで息子が寝ていた奥さんの布団の中へ潜り込んでくるようになったこという。
つづく
スパイダーマンのヒロイン、ちょっと顔がゴツかったよな…
可愛い子役だったのか…
>>762 >要約が面白すぎて実際見たらつまんなかったりしてw
これあると思うよw
ダークネス見たけど、全然面白くなかった印象がある
でも上の要約だと面白そうだ
また見てみようかと思ってしまったw
771 :
769つづき:2006/05/12(金) 19:42:18 ID:W/FnDZ5Q0
歯科医宅を後にした主人公は、一つの仮説を立てる。
歯科医は実は精神的に自立しきれていない「子供」で、
息子が生まれてからずっと、
息子に奥さんを取られたと思いずっと嫉妬していたのではないか。
幼い子供が、弟や妹が生まれた途端、赤ん坊にかかりきりの親の気を引く為に
収まっていたはずの夜尿症を再開するのはよくある話だ。
幼い息子の死を悲しむ様子もなく、奥さんの布団に潜り込んで眠る歯科医の姿は
母親を取り戻して無邪気に安心する子供そのものに思える。
…帰途、以上のようなことを考えた主人公は、
これは断片的な状況証拠から憶測した仮説に過ぎないのだから
想像力を逞しくするのも大概にしなければ、と苦笑ぎみに自分を諌めるが、
歩く道すがら、息子がまさに死んだというその遊歩道に佇んで
満足そうに微笑む歯科医を目撃してしまい、
自分の仮説を笑うことができなくなってしまうのだった。…
歯科医が息子を殺したのはほぼ確定ぽいのに、
歯科医が今後罪を悔やむ可能性も償う可能性もほぼゼロな感じで終わっちゃって、
それどころか奥さんは旦那さん(歯科医ね)を疑うことすらしてなくて、
次の子供が生まれても歯科医は同じことを繰り返すだろうことを暗示するような終わり方で
「えええええーー!?」って感じだった。
たしか推理ものとして読み始めたんで、
犯人は必ず罰せられると勝手に思い込んでた所為もあると思うんだけど、すごい後味悪かった。
あと、
曖昧な記憶を読みやすくまとめる為に、ディテイルはちょと強引につじつま合わせたところもあって
ひょっとしたらかなり間違ってる部分もあるかと思いますが、
この話、タイトル知ってる人がいたらおしえてくださいー。
スパイダーマンヒロイン、寝て仕事とる女優の1人に上げられてたなあ。
キルスティン話は
終 了 ↓
上で出てる ダークネス 面白いよ。公開当時観に行ったなぁ。
アザーズ もお勧めなんだけど、このスレ的にはダークネスの方が向いてるかな。
映画にはならないと思うが、コミックではスパイダーマンはあのヒロインと結婚。
二人の間に生まれた女の子は父親の蜘蛛遺伝子を受け継いでしまう。
で、父親と同じコスチュームでスパイダーガールとして活躍する。
一見かっこいいが、主人公の少女は父親以上に葛藤したり、苦悩にさいなわれるらしい。
全く、放射能というものは恐ろしいなッ!!
スパイダーマンは
管理人の娘と付き合えばいいのに、
と思った俺が通りますよ。
スパイダーマンといえば、スパイダーマンが故意(彼にファイトマネーを
支払わなかった支配人=被害者への腹いせ)に逃がした強盗に、
彼自身のおじさんを殺されちゃうんだよね。
その事件がきっかけで、スパイダーマンはヒーローとして生きる
決意をするワケだけど、本当なら死なずにすんだおじさんがかわいそうで
何だかちょっとモヤモヤしたよ。
コミックと映画、両方でヘコんだ。
>>776 そりゃ、多感な時期の女の子じゃ…
なんか最近、手からなんかねばねばしたの出るし。第二次性長期?皆、そうなの?恥ずかしくて聞けないわ!
オヤジが変態変装ヒーローだったなんて!あ、今日もTVに出てるじゃないの・・・恥ッ
と、なる
アニオタどもいいかげんにしろ。スパイダーマン話は終了だ。
・・・へへっ、なんてな。さあ、俺が叩いているふりをして粘着を鎮めるから安心しろ。
心配しすぎず引っ張りすぎず、区切りのいいところまで自由に話すんだ。
実写版しか観た事がない人のほうが多いと思う
>779
ああ、自分もそこのとこ、すごく後味悪くてもやっと来た。
なんか他にもいい展開あるだろうに…って思う。
あとヒロインが馬鹿にしか見えないのもイヤだ。
あの女、自分がその場その場で都合がいい方向に
流されてるだけなんだもん。
たいして好きでもない男と惰性でつき合ってたり。
日本版スパイダーマンも面白いよ。
>785
レオパルドンが出て来るやつねw
米版原作押えてるマーベルに
「世界各国でスパイダーマンが製作されているが、
日本のものは特に(特撮技術が)すばらしい。レオパルドンを除いては。」
と言わしめた伝説の作品だなw
ソードビットだけでロボ戦が終わるので盛り上がりにくく後味が悪い。
>>751 隣の可愛い女の子たち助けちゃう俺らヌゲー(*゚∀゚)=3
∧||∧
( ⌒ ヽ
∪ ノ
∪∪ ゚ ゚ (д )
(゚д゚ )
( ゚д゚ )
こっち見んな
えーっレオパルドンカッコ良かったじゃーん!!
でもまあ巨大ロボはやりすぎだったよなw
794 :
1/2:2006/05/13(土) 03:02:07 ID:S0fS5/h30
海野つなみの「少年人魚」
母子家庭に育った女子高校生(主人公)の母親は小説家。
母の作品の中には「少年人魚」という悲恋物がある。
12年に一度の繁殖期を迎えた少年人魚は交尾する相手を探す。
そこで溺れている人間の幼女を見つけて助けるが、まだ幼過ぎて交尾はできなかった。
また12年後、幼女は美しい少女へと成長していたが、交尾は拒まれて失敗。
そしてまた12年後。大人の女となった彼女ははじめて少年人魚との行為に応じる。
彼女の左手薬指には指輪が光っていたが、少年人魚はその意味を知らない。
行為が終わった後に、泣きながら少年人魚の首を絞める女。
絶命した少年人魚の死体は野犬に食い荒らされ、
やがて朝になりなんの死体かもわからない状態となった少年人魚は
漁師の手によりいちじくの木の根元に埋められた。
そして長年実をつけることのなかったいちじくの実が翌年に実った。
なんで女が少年人魚を殺したのかがわからないし、落ちがエグくって嫌だと言う主人公。
主人公の学校の先生で、母のファンでもある男性教師が解説する。
少年人魚は人魚であるために永遠に成長せず少年のままでいられたが、
人間の女はいつまでも幼いままではいられなかったからだと。
やっぱり理解できない主人公。恋愛はもっとハッピーなものであるべきだと言う。
そんな主人公を先生は「お前はまだ少年人魚」だとバカにする。
色々あって主人公の母と教師が結婚する事になった。
教師に恋心を抱いていた主人公は、はじめて恋の痛みを知り、
そして少年人魚を殺した女の気持ちがわかったような気がした。
795 :
2/2:2006/05/13(土) 03:05:16 ID:S0fS5/h30
同作者のオムニバス連載「回転銀河」に「クエーサー」というタイトルで
少年人魚の続編が突然掲載される。作者曰く、少年人魚より先に思い浮かんだ話らしい。
回転銀河では、姉弟で恋仲になってしまった二人の「もし子供ができたらどうするか」という
生々しい話も含めた近親相姦ものが主軸で、その繋がりで出て来た。
少年人魚から数年後、大学生になった主人公。
突然母が死んでしまい、義父である先生と二人で暮らす事になった。
先生への思いが以前と変わらない主人公。以前ほど体当たりはできないが、
アプローチして行き、はじめは拒んでいた義父もそれをやがて受けとめた。
最後、二人が絡みあって終わり。
少年人魚の方は終わり方がスッキリとしていたし作中作も面白くて
名作といわれてたぐらいなのに、近親相姦繋がりで唐突に続編が出て来た上に
話の展開上というだけでいきなり母親が死んじゃって、
しかも母親がいなくなったからって恋愛しちゃう二人に唖然とした。
作者は「これはバッドエンド」と公言しているが、そういう後味の悪さだけではなく
昼メロっぽい話で少年人魚が汚されてしまったようで悲しい
796 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/13(土) 07:42:54 ID:RYOnMxWP0
少年人魚、散々じゃん
女は結婚だか婚約だかしてるんでしょ?
にも拘らず少年人魚と関係をもって、
なんでかしらんけどこれを殺害・遺棄って・・・
サイコな糞ビッチにしか思えないんですけど。
俺にとっては作中作品の小説by母親の方が
百倍くらい後味悪い。
>>796 キミもまだ少年人魚でつね。
人魚を殺した女の気持ちがよくわかるオヴァが通りますよ
>>794 GJ。読んでみたいと思いました。
続編はいらないなあ
すなわち少年人魚を殺した女はカマキリだったんだよ!
>>794 おもしろかった。
続編のせいで後味悪くなっちゃってるなあ。
続編と前作って話が繋がってなくてパラレルワールドなの?
年齢がおかしくない?
大学生じゃないだろ…
12年周期を二回繰り返してるんだから
えーっ少年人魚にそんな続編が!
先に思い浮かんでいたと言うことはうろ覚えだけど母親の
「私が死んだら遺産はあんたのものだからね(笑)」というセリフは伏線か?w
しかし先生・・・一番ダメだろ・・・
少年人魚の方はキスにまつわるオムニバスなんだよね。
無理やり主人公が先生にキスしようとして拒んだとき
「簡単に出来るから、しないしさせない」って言ってたでないか。
海野つなみはもともとなかよしの作家さんで純情なの描いてたのに
雑誌移ってからちょっとエロ入るようになってショックだった。
>>799 よく読んで。
人魚の話は主人の母親の小説。
補足すると、主人公は高校生。
ずっと理科教師に思いを寄せていたが相手にされていなかった。
主人公は母親と仲良くてその先生の事を常に母親に話していた。
ある日先生が母親の大ファンで、理科教師になったきっかけも
母親の小説からであったということを知る。
それを餌に母親のパーティーに自分のエスコート役として呼ぶが
母親と会わせてしまったことから、ただのファンから恋愛感情に変わってしまい、
母親も先生に惹かれていくことに主人公は気付いてしまう。
主人公と先生の年齢差は9歳。先生と母親の年齢差も9歳。
「父親とは思えない」という主人公に「父親じゃなくて家族だ」と先生は言った。
>>801 ホホウ。すると主人公は、母親が18の時の子なわけか。
…母親、DQNだねw
結局先生が親子ドンブリでウマーと…
805 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/13(土) 11:28:18 ID:T+kzGKlu0
>>791 はじめてみた!
主題歌、世紀魔Uかよ!と聞き違えるほど
あと、ロボはねーだろロボはとw
過去スレで見たような気がするけど、スパイダーマンが催眠術かけられて
女の人をビルの屋上から突き落としちゃって、なんとか女性は助かったけど
半身不随になっちゃって自責の念にさいなまれたスパイダーマンが
港でマスクを投げ捨てる最終回ってのは本当にあったのか?
>>806 何だそのオチは…。
救いが無い事で有名な池上遼一版かなあ。
>>807 あれは原作の平井和正が後味悪くしてる。
テッカマンブレードが後味悪かった気がする…
誰か知ってますか?
主人公、父親殺して自分も廃人になっちゃうんだっけ?
>>809 異星人に囚われ、人体改造によりテッカマンへと変貌した主人公。
洗脳されかけたところを父に救われるが、父は異星人によって殺されてしまう。
同じように改造されたかつての仲間・家族と戦う事になる主人公。
やがて主人公の元に異星人の洗脳から逃れた妹がやってくるが、
敵との戦いで自爆、死亡する。
激化する戦闘のさなか、主人公はパワーアップを果たすものの、
その代償として精神・肉体が徐々に崩壊をはじめる。
敵の首領を倒した時には、すでに主人公は廃人同然となっていた。
ヒロインと、車椅子に乗った主人公のカットで終了(一応続編のOVAあり)。
スパロボで知った人?
>>809 しかも、敵の首領や幹部はすべて洗脳された家族や友人。
物語終盤、双子の弟を壮絶な一騎打ちの果てに倒すが、弟が息絶える間際、頭部から小さな虫のような生物が吐き出される。
その虫こそが異星人の本体で、他の生命体に寄生しなければ生きてはいけない脆弱な生きものだった。
たかが寄生虫に全てを奪われた主人公がすごく可哀相だったよ。
そして何より後味悪いのは、これだけ頑張って戦い抜いた主人公が、
続編ではかませ犬に成り下がった事。
ありがとうございましたー
一応本放送見た記憶はあるんですがあまり覚えてなくて。。
>>791で使われてる主題歌はたぶんアニメタルが歌ってるもの
さすがにオリジナルはこんなに派手じゃなかった
日本版コミックに
>>806みたいな話はないな
ただ、催眠術をかけられるとか、マスクを捨てるというエピソード自体はあるので
いくつかの話が混ざってるのかも
>>815 たしか、オリジナルビデオアニメーションのはず
>>815 オナニー・ビデオアニメ
製作者のオナヌー臭がプンプンしてるモンだ。
オナニー臭いつまらないレスがきますた
上の方の歯医者話で思い出したが、
つい先、どっか外国の歯医者が、
今まで抜いた患者の歯4000本だか3000本だか使って、
塔を組み立てた写真、てのを見たぞ。
「歯を大切に」つうメッセージなんだと。
食事中にうっかり見ちまったので、えらく後味悪くなった。
そのメッセージ伝わりにくいよ先生……
「ガンツ」って漫画で、ケンカして倒した相手から歯を抜いてコレクションするDQNがいたのを思い出した
>>812 続編の粗筋も教えていただければありがたいです><
歯を粗末にして虫歯になると、マッド歯医者に抜かれて
妙な作品に使われて晒し者にされるぞ〜というメッセージ
824 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/13(土) 17:49:11 ID:TAKXC3f90
昔見た外国の戦争映画(多分)の話
ある廃屋のある場所がその戦場の攻守のポイントになるらしく、そこを取り合っていた
当初はA部隊がそこを占拠していたのが、敵が隙を衝いて攻撃
敵はうまく廃屋をとったのだが、敵の隊員のひとりがある作戦を提案する
「このA部隊の死体の下に地雷を仕込めば、これから助けに来る残りのA部隊も討ち取れる」
確かに外傷の少ない死体 ぱっと見は負傷して倒れているだけに見える
そして敵は地雷を仕込み、A部隊の仲間が来るのを廃屋に隠れて待った
ところが死体を持ち上げる前に敵はA部隊に捕まってしまった
すぐそばで地雷を仕込まれた死体
けれどA部隊はそれが死体とは思わない 助けようと近づいて、敵が叫んだ
「やめろ、動かすな!その下に地雷がある!」
巻き込まれれば死ぬ距離だ
「死体に地雷とはなんて卑怯な!」A部隊は怒った
そこで最悪なことに、死体だと思っていた仲間がうめき声をあげつつ目を開ける
実は生きていたのだ 仲間の姿に安堵して起き上がろうとするが起き上がれば地雷が爆発する
A隊員たちは地雷を仕込まれた仲間をなんとか救おうと本隊(?)に連絡
しかし上はしぶがり救出に動こうとしない。そのうちテレビ報道などがあり大事になってきて
やっと地雷除去の専門家が登場
だが努力も空しく仕込まれた地雷は、一度セットされると二度と除去ができない代物だった
結局最後は地雷を仕込まれた仲間ひとり置いて、その戦場を去って終わり
ところどころ違うかもしれないが、大体こんな内容 誰も救われない映画だった
>>826 おまえホントいい加減にしろよこの野郎。
(*´ω`)
フイタwww
>>826 お前ホントいい加減にしろよこの野郎。
(´ω`)
>>806 全編フルCGで、2004年に映画最新作の設定を継いで
制作されたカトゥーン版の最終回がそれ。
#12 ロクサーヌとローランド 〜Mind Games Pt.1〜
#13 さらばスパイダーマン 〜Mind Games Pt.2〜
超能力者の双子ロクサーヌとローランドに洗脳され、MJ(ブサ恋人)がクレイヴン(双子の仇)によって
殺されたと思い込まされたピーター(スパイディ)は、クレイヴンを討つために夜の町へ赴くが、
クレイヴンとの戦いのさ中、ふとした違和感から暗示が解け、自分が洗脳されていた事態にピーターは気付く。
彼は双子にさらわれたままのMJを救うために、インディ(ジャーナリストの卵で、ピーターの正体を
知っている女性。ピーターに惚れている)の力を借り、双子の居場所を突き止める。
双子をギリギリまで追い詰めるピーターだったが、双子の幻覚に翻弄されてしまい、
誤ってインディを屋上から突き落としてしまう。 そのショックで何とか洗脳を振り切って双子を倒すも、
病院に収容されたインディは、昏睡状態のまま目が覚める事はないという……。
世間ではスパイディがインディをビルから突き落としたと報道され、スパイディ=悪の怪人と騒ぎ立てられるまま。
深い嘆きと悔恨に包まれたピーターは、スパイディの衣装が入ったスーツケースを川面に投げ捨てる……。
これで終わり。
これまでにもスパイディは、色々な怪人や犯罪者が起こしてきた事件の犯人と誤解されるんだが、
それでもピーターは正義のために、無償で(しかも不殺を徹底して)戦ってきたのだが、
さすがに自分に告白までしてくれた女性を結果的とはいえ廃人にしてしまった上でのこの顛末は、
余りにも辛過ぎるオチでした。
>>826 切ないが後味は良いな……純愛セツナスw
>>823 トンクス
続編作らなくてもよかったような・・・。
>>422-423の続報。とんでもない方向に後味が悪くなってる。
インドの4歳の少年が7時間走り続けたニュースが世界中に報道され、幼児虐待ではとの批判が高まっているが、
この少年に再度注目が集まることになりそうだ。今度はミュージック・ビデオに出演しているからだ。
先週、4歳の少年ブディア・シン君は7時間かけて約65kmを走り、世界的に報道された。
インド東部のオリッサ州関係者らは、各メディアが後を追いかけたシン君を褒め称えたが、
一部から児童虐待だとの声があがった。
少年が出演するのは、テレビ局数社により制作されたビデオで、同州の公用語であるオリヤー語が使用されている。
4分間の歌のビデオで、日曜日にシン君立会いのもとで初公開される予定だ。
「このビデオで、多くの人の誤解が解かれることを望んでいます」と、
プロデューサーのジェッシュ・クマール・ロハンティ氏はロイターに語った。
「ブディア・シン君は我々とは違うのです。クリシュナ神と同じような存在ではないかと思っています。
我々の知らない全く別の場所で生まれ育ったのではないでしょうか」と、ロハンティ氏は言う。
省略
ttp://www.excite.co.jp/News/odd/00081147488668.html フォレスト・ガンプの次は神かよ・・・4歳児がオモチャにされるなんてひどすぎる。
テッカマンブレード見たこと無いけどコレ読んでちょっと見たくなった
テッカマンブレードの最終話近くであった「時の止まった家」
パワーアップの悪影響で記憶を失い始めた主人公が、自分の実家に帰って家族の思い出話を恋人に
話し始める。その後、双子の弟と一緒に埋めたタイムカプセルを掘り出す、その中には
弟から兄へのボイスレコーダーが入っていたのだが、それがあまりにも皮肉すぎて泣ける。
「……ねぇ、僕たち、大人になってもケンカなんかしてないよね?」
ああ、くそ、お前らは双子で殺し合ってるよ、父は死に、妹は目の前で嬲り殺され、信頼していた教官を殺し、
いずれはお前と、一番上の兄貴を倒さねばならぬ宿命を背負ってしまったよ!
>>834 そういや飲まず食わずで瞑想してた少年はどうなったっけ?
テッカマンブレードって結構グロかった気がする('A`)
テッカマンブレードは、続編のオリジナルビデオでの
主人公と恋人との顛末も後味悪かったよ。
廃人同様になって、アッチの方も役に立たなくなった主人公を介護する恋人。
それでも恋人はベッドインして、なんとか立たせようと奮闘するんだけど、
主人公は横たわったまま何、虚ろな表情で反応できない。
恋人は主人公にまたがったまま暗闇の中で泣き叫ぶの。
これが曲がりなりにもヒーローはった主役の後日談かと思うといたたまれなかった。
名前だけ聞くとアンパンマンみたいな食べ物系ヒーローっぽいな。>テッカマン
>>776 それ、パラレルワールドの未来の話。
現在のスパイダーマン本編では、結局彼女は流産してしまう。
で、それが原因で気まずくなって、現在別居中だか離婚だかしている。
>>830 切ないな…
ひとつのエピソードとして見ても重いし、それが最終回ともなると深い後味悪さが残る
解説乙でした
>>840 そこで昔の下宿の大家の娘の登場ですよ。
テッカマンブレード2のあらすじ忘れちゃったけど、異星人ラダムが再度攻めてきた
原因は、実は前作主人公Dボゥイにあって、彼の脳内に未だ寄生したままのラダム虫、
つまりラダム本体から発せられる信号(?)をたどって来たため。
事前にそれを知ったDボゥイはスペースナイツ基地の地下深くに十年近く身を隠すんだけど、
結局無駄になってしまう。
前作の廃人状態から大体半年程で復活するけど、復活早々地下に軟禁。
>>823 にある特訓して編み出した新必殺技も、Uのさらに後日談の小説版では、
新世代テッカマンはみんな使用してたような描写もある。
活躍シーンもあるにはあるが、基本的に扱いは雑だった気がする。
小説版の出来は良かったと思うけれど、OVAのUは…。
>>835 そのエピソードも切ないんだよな。
戦う度に記憶を失っていき苦しんでいる主人公をずっと見ている恋人は
「昔の事を語るなんて、そんな真似はあなたを苦しめるだけだ」と主人公を止めようとする。
でも彼は語るのをやめない。
そしてタイムカプセルの事を思い出し、弟からのメッセージを聞いて絶叫する。
あの頃の幸せな家族の姿からは想像すらできない、現在の忌まわしい宿命に。
予想通り打ちひしがれる主人公をなぐさめようとする恋人。
しかし主人公は言う。
「俺はラダムを憎む!この憎しみがある限り、俺はラダムと戦える!!」
(ラダム=敵の宇宙人)
記憶を失っていく事で敵への憎しみまで失ってしまうのではと危惧していた主人公は
あえて過去の記憶で自分を苦しめることによって、
この憎悪は決して消えないということを再確認しにきたのだった。
そしてその通り、主人公は最後の敵へと向かう途中でついに全ての記憶を失ってしまうが
最後に残った怒りと憎しみだけで戦い抜き、とうとう廃人となる。
最後のシーン、廃人となり車椅子に座る主人公とよりそう恋人。
二人を遠目に見つめながら彼らの上司と同僚が語る。
上司「忘却を、苦しみから逃れる手段に使ってはならない。
だが、彼にだけはそれが許される。いや、許されるような気がする。
これは、神が彼に与えたもうた、救いなのだ・・」
同僚「ゆっくり休んでくれ・・・何もかも忘れて・・・」
と、ここまで書いてリロードしてみたら
>>843の書き込みがあったので後味悪い。
845 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/14(日) 01:35:05 ID:9/G2ddIt0
後味悪いって言ったら
ダンサー・イン・ザ・ダーク
貧乏が悲し過ぎる
>>845 散々既出だけど確かにあれはすご過ぎだよね。
隣人の警察官に銃を押し付けられる辺りから涙が止まらなかった。
>>845 「最後から二番目の曲」で見るのやめときゃ、なんとかハッピーエンドに出来る
作品中でもさりげなくそう言ってるよね
でも全部見ちゃってかなり後味悪かった
映画といえば、「誰も知らない」は観終わったあとに何となくしこりが残る映画だった
>>844 その気持ちだけで十分さ。
つか、書いてる途中で自分でもスレ違いだと思ってたから
後味悪くなってくれてかえってありがたかったさ。
後味悪い映画といえば 「ファニーゲーム」だな。
あれほど胸糞悪くなる映画は他に知らない。
制作者の悪意すら感じる。 というか神経を疑う。
しかもリアルなだけにタチが悪い。
また所々、特攻隊が来たかな。週末だからかな…
ファニーゲームは確かにウザイ。狙いすぎ
856 :
855:2006/05/14(日) 04:38:07 ID:wfNsLems0
ファニーゲームだけ結末まで記載されてなかったので
過去ログから転載。
663 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/16 02:57
過去スレにでてるかもしれないけど映画のファニーゲームは後味悪かった
別荘に遊びにきた家族、父親母親小学生くらいの息子
別荘へ向かう途中車から隣の別荘の家族に挨拶するが反応がよくない
別荘につき、息子と父親はヨットの整備にいく
母親が台所で料理しているとさっき隣の別荘に挨拶したときにいた男が一人きて卵をくれといってくる
母親は卵をあげるが、何度あげても男は卵を落としてしまう
とうとう母親は切れるがそこへもう一人男が現れる
二人は母親に卵をくれと言うが母親はきれて卵を渡さない
つづく
857 :
855:2006/05/14(日) 04:40:13 ID:wfNsLems0
664 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/16 03:06
すると男たちは態度が変わりはじめる
そこへ父親て息子が帰ってきて父親が二人に帰るように言うが二人は父親の足をゴルフクラブ(うろ覚えだから違うかも)で殴り歩けなくしてしまった
こっからかなりうろ覚え
父親と母親と息子で家に監禁され男二人は逃げないように銃をむける
母親が隙をみて飛び掛かり子供が逃げ出すが結局捕まって連れ戻されてしまう
なんでか忘れたけど子供が銃をもった男に飛び掛かり撃ち殺される
そのあと男たちは飽きたのかどこかへ行ってしまう 歩けない父親を残し母親は助けを求めに外へ出る
つづく
665 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/16 03:11
しかし男たちが帰ってきてしまい父親も撃ち殺されてしまう
そして朝になり母親は男たちと一緒にヨットに乗せられる
そんでしばられたまま母親は湖に落とされる
そして男たち二人はまた隣の別荘へ行き卵をもらえないか尋ねる
これでおしまい
まったく救いがないし殺される理由もわからん
見ててイライラしたよ 男二人がむかつくんだ
かなりうろ覚えなので間違ってたらスマソ
--------------
858 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/14(日) 05:01:31 ID:dNiLHNGW0
そんな・・・
水中での縄抜けは忍者でもできないのに・・・
友人から聞いた話しです。
ある日、友人が友達3人と電車に乗っていると、向かいの席に人が座りました。
その人は何か障害を持っているらしくピクピク小刻みに動いてます。
よせばいいのに友人は面白がってその人の真似をしてピクピクと動きました。
あまりにその動作が似ていたので、他の友達は笑いをこらえるのに必死でした。
何駅か過ぎても友人は一向に向かいの人の真似をすることをやめません。
すると途中の駅で乗って来た50歳ぐらいの背広を着た人がやってきて
「貴様、何やってんだ!」と大声で怒鳴りました。
こともあろうに本当に障害を持った向かいの席の人にです!
どうやら本当に障害を持ったの人の方を、障害者の真似してふざけているのと
勘違いしたようです。
この事態の急変に友人は障害者のフリをやめる訳にはいかなくなりました。
向かいの障害を持った人も本当に障害を持っているので、やめろと怒鳴られても
やめることは出来ません。
いくら怒鳴ってもピクピクをやめない障害者に背広の親父はキレて、
「いい加減にしないか!!!」と叫び、その人を殴ってしまいました。
殴られて障害者の人はさらにピクピクしています。
次の停車駅に着き、友人はピクピクの真似をしたまま友達と駅に降りたそうです。
>>859 そのコピペは貼られたばかりです。ログを少し読んでください。
861 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/14(日) 05:25:52 ID:dNiLHNGW0
えー貼られたっけ?と思ってスレ内検索までしちまったい・・・
>>861 おっと!間違えました、ごめんなすって
他のスレで貼られてて「それは後味の悪い話スレ向きだ」見たいなことに・・・
なんだけどそのスレが見つけられない、どこだったんだろ・・
863 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/14(日) 05:45:04 ID:dNiLHNGW0
>>862 貴様!(゜д゜)
あやまるなら
>>859にあやまるがよかろう!
しかしこれは本当の話?
なわけないか・・・
864 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/14(日) 05:48:40 ID:xNcX949zO
うわぁ…うわぁ…
>>859 これ、昔ガ板で読んだ事あるような…
あまりに胸糞悪い話だったから覚えてる
>>855 うわ……サンクス
おまいのこのスレへの深い愛が伝わってきますた
>>867 こちらこそごめんなちゃい
そろそろボケてきたので寝ますわw
あるアーティストのアルバムに入ってた曲の「この子の七つのお祝いに」って曲がすごく不気味で後味悪かった。
簡単にまとめると、
「ある女の人が亡くなった夫との間に生まれた子供を大事に育てていた。
しかし、ある日現れた狐に子供を連れ去られてしまう。
そして、色々あって5年後くらいに神社にいるという子供を迎えに行く。
見つけた子供は5年前と少しも変わっていなかった。
母親が子供を抱き上げると、子供の首が外れ床に落ちた。
よく見ると、その子供は人形だった。」
>>859どっかで読んだことあると思ったら思い出した。
多分本当にあった話。
元のは障害者は片足を引きずっていて、それを真似して歩いていたら
ちょっと怖目の正義感が障害者の方を殴りにいったっていう話。
2ちゃん系のメルマガに連載してるnyonyo?とかいう女のブログ。
かなり胸糞悪い話多い。
障害者が二人いるとは思わないんだね。
二人いたらどっちかは物まねなのかと。
中学生の時の話で今でも何かのきっかけで思い出すと後味が悪くなる話。
高校受験があと一週間に迫ったときの事、授業はほとんどなくて自習時間になっていた。
クラスに目立たない感じの、今で言うオタクな女の子がいて風邪気味なのか咳をしていた。
彼女の席は私の前の席で、私は苦労しなくても受かるような楽な高校受験を選んだので
のほほんとしていたのだけど、ぎりぎりの所で受かるか受からないかの高校を選んだ
人達は必死で勉強していた。
咳をしていた女の子の所にクラスの級長がやってきて、優しく
「大丈夫か? 咳しているけど、休んだ方が良くないか?」と言った。
その級長は頭が良く、県内一の進学校を志望していることは皆知っていた。
スポーツ万能で生徒会長も務め、活発で優しく、同級生、下級生の憧れの的でもあった。
女の子は話し掛けられてびっくりた顔で級長を見て
「大丈夫、私、大丈夫」と上擦った声で答えていた。級長は心配顔で、
「無理するなよ、受験日に倒れたりしたら大変だからな」と言っていた。
女の子は笑顔になって「大丈夫、風邪なんて大した事ない」と答えていた。
そして、級長は離れていったのだけど、その日一日中女の子はなんだか嬉しそうだった。
次の日、女の子の咳はもっと酷くなっていた。
自習時間になって先生がいなくなった。級長が女の子の所に近づいてきた。
「咳がひどいな。早退したほうがいいぞ」
級長に話しかけられる事が嬉しいらしい女の子は笑いながら、わざとらしいくらいの
咳をしながら「大丈夫、早退なんてしなくても頑張れるから、心配しないで」と答えた。
女の子が答え終わった瞬間、級長の怒鳴り声が響いた。
「馬鹿野郎! お前はいいかもしれないけどお前の風邪が誰かにうつるかもしれないんだよ!
お前のせいで受験日に倒れる奴がいたらどうするつもりなんだ! 人に迷惑かけてることも
気づかないのか! さっさと早退しろ!!」
女の子はすぐに早退。そして受験日まで登校してこなかった。
女の子の勘違いと、級長の優しい振りと切れっぷりが未だに後味悪い。
うわあ、ホントに色んな意味で痛々しい話だね。
自分もその場にいたらいたたまれないかも。
このスレに相応しい、後味の悪い話だねぇ…
お互いにちょっとした気遣いがあれば丸く納まるのに大惨事かよ。
級長も受験前でイラついてたのかねえ?
受験の前々日にすでに推薦が決まってる友達のインフルエンザがうつった
身としては他人事ではないw
正直朝起きてただの風邪ではないからだの不調を感じたときは泣きたくなった。
病院で解熱剤注射してもらったり、下痢やらゲロやらで大変だったけどなんとか
受かった。
友達には「完全に治るまで学校来るんじゃねえよw」って言ったし、向こうも
「ごめーんw」ってなったけど、落ちてたらまじでうらんでたかも。
つまり何が言いたいのかというと、そんな大事な時期に風邪なのに学校きてる
女の子が悪いなと言いたかった。
>>859 この話しは半ば都市伝説として語られてるよね。
私が聞いたのは20年以上前。
>>871と同じく、ビッコの真似してて…ってヤツ。
ただ当時は真似したのが、ものまね芸人のコロッケと言われてた。
>>873 うわ…後味悪いね。
勘違いしてた女の子どんな気持ちになったんだろ。
>>873 級長の気持ちすごい分かるわ。
「他人に感染するかもしれないから学校に来ないでくれ」なんて
優しい性格ならストレートに言えないでしょ普通。これでも受験前にしては気遣った方だよ。
女の子もまず察しろよ。どんだけ抜けてんだよ。
普段あまり級長に話しかけられてなかったなら、どういう意図か分かっても良さそうなものだけど。
個人的には級長がすっぱり切れてて後味良かった。
>>873 重要な時期だからなあ。本当に風邪ひいていたときの気遣いのなさといい、勘違いして
迷惑かけたことといい、その女子の配慮がなさすぎたね。
>>873 女が悪い。
級長は自分のために怒ったんじゃないだろう。
クラスを代表してるんだよ。
心の中で思っていても言えない人は多い。
特に近くの席の人はたまったもんじゃないだろう。
彼は立派なやつだと思う。
会社でもいるなあ。
ごほごほしながら出社するやつ。
早退勧めても勘違いして「大丈夫!がんばります!」とか言うんだよ。
こういう空気読めないやつには、どれだけ言ってもわからないから
冷淡に「他に移ると困るから帰れ」と言うしかない。
でもそう言うと「ひどい!傷つけられた!」って顔して帰るんだよね。
かといって、高熱が出ているわけでもないのに欠勤するのは気が引ける…
でも風邪気味で出社すると周囲に迷惑が掛かるかもしれない…
結局は普段から体調管理をきちんとしとかないとだめなんだろうなあ。
つマスク
884 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/14(日) 12:49:35 ID:9/G2ddIt0
マスク不細工になる私は。。。orz
関係ない話しでスマソ
>884
そういう問題じゃないし。
あんたは心が不細工だわ。
受験の時って大抵インフルエンザの予防接種受けない?
女の子の配慮も足りないけど自己管理は大切だと思う
何つか、873の話の女の子にとっては、
今その事を思い出したら思わず壁に頭打ち付けて悶え苦しむ様な恥ずかしい想い出になってそうだ。
恐らく前日の時点で級長に心配された事で有頂天になって舞い上がってたんだろうし、
もしかすると「頑張るアタシ」のアピールの為に次の日にも無理して出て来たのかもしれん。
どっちにしろ、級長はイイ奴だ。
私の高校時代には級長の様な人が居なかったから、誰か一人が風邪を引くと確実にクラス全員に感染した。
(まだ受験戦争激しい時代の進学校だったので、 勉強が遅れるのが嫌さに皆意地でも休まなかった…)
888 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/14(日) 13:06:58 ID:9/G2ddIt0
>>885 なので私は風邪引いたら確実に会社やすみます。^^;
で、誰も居ない休日に出勤して穴埋めループ。
これだけじゃなんなので、後味の悪い話し。
電車に乗ろうとさる始発駅で、並んでた。
電車が来たので、皆ゾロゾロと乗り込んで、
私は座席がほとんど埋まってない時に乗り込んだので、余裕で座れた。
で、最後に私のまん前の席が一つ空いてた。
そこへ若い女性が座ろうとした瞬間、マッハな速度で、
明らかに障害者と分かるおじさんが近づいて来た。
何て名前の障害か忘れたけど、手足の筋が縮んで、
手足を真っ直ぐ伸ばせなくて、一応歩けるんだけど、
かなり歩き難そうな感じの障害者でした。
で、その障害者に気がついた女性は、すぐさま席を譲りました。
ココまではちょっと良い話。
で、その障害者は席を譲ってくれた女性が、
電車を降りるまではねじれた手足を窮屈そうに恐縮してたのですが、
彼女が電車を降りた途端、「あ〜あ」と伸びをして、
今まで縮こませてた手足を伸ばして、普通に座りなおした。
あ、あんた健常者じゃん。
そこまでして座りたかったのか?と呆気に取られてしまいました。
>>879 同意 咳をするとまわりの香具師が嫌がる って事ぐらいが分からないなんてヒド杉だお
>>888 そこまですると漫画の世界だな
でも確かに、電車内はやたら図々しい中年が多い・・・若い香具師もだが
たった今、ラジオ実況で拾った
お前は知的障害者なんだから
頼むから死んでくれ
お前の存在が不吉なんだよ
一緒の空気を吸いたくない
俺の母親酷いな
かなりみんなで慰めてた
>>888で思い出したんだけど、昔電車で座ったらちょっとこ汚い若めの
おじいさんが障害者手帳っぽいもの(実物をしらないので確認できず、
状況でそう思った)を見せてきて、あうあうーみたいなことを言って来た。
恐らくなんだけど、自分は障害があるので席を譲っておくれってことだと
思ってすぐに譲った。
別にシルバーシートに座っていたわけではない。
他に座ってる乗客はいっぱいいたのになんで自分を選んだのかとか、あれって
本当に障害者だったんだろうかと気になる。
>>892 伊集院か。
うちは食事の時に左手使わなかったら「左手使わないならいらないね。
切っちゃうよ」
ことあるごとにめんどくさいを連呼したら「あんたは生きてるのもめんどくさい
んだろ」
まともな親だな
895 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/14(日) 13:31:38 ID:9/G2ddIt0
そう言えば映画「ライフ・イズ・ビューティフル」も
ある意味後味が悪かった。
何も最後で。。。
でもあんな旦那が理想です。
>>869 あ●きか…
レコーディング中に洒落にならんことが多々あったらしいな-。
897 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/14(日) 13:47:44 ID:m+wMicJtO
粘着連投スマソ
出勤途中の道路の1ヵ所にゴミ置き場がありました。
で、私は目が悪いくせにコンタクトは無理で、眼鏡も仕事中以外はかけなかった。
その通勤途中も、あまり見えないけど、もちろん裸眼で歩いてた。
すると、そのゴミ置き場に置いてあった、黒いゴミ袋の一つが、
ゴソゴソ動いてるのが目に入った。
咄嗟に子犬や子猫を生きたままゴミとして出したのか?と脳内変換した私は、
拾って帰るのは無理にしても、とりあえずゴミ袋から救出してあげようと駆け寄った。
で、ゴミ袋まであと1Mくらいの所まで行ってから、分かったのですが、
そのゴミ袋には子犬子猫ならぬ、ホームレスのおじさんが袋の口から頭だけ出して、
体は袋の中で、そのうえビニール紐でグルグル巻きにされて入ってました。
1人では脱出不可能な感じでした。
誰かのイタズラ(にしては度が過ぎる)みたいでした。
おじさんとはバッチリ目が合ってしまって「助けて」って感じがしたのですが、
係わり合いになりたくなかった私は、他にも無視して通り過ぎる歩行者も多かったし、
ゴミ収集の人が気が付くだろうと思い、そそくさと立ち去ってしまいました。
後味悪いのは私ですね。。。orz
>>896kwsk。
●さき厨の洒落にならない怖さなら何となくわかるんだが…?
かまってチャンで後味悪い
>>898 何で眼鏡かけないいだよ・・・見えないだろ
902 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/14(日) 14:13:14 ID:m+wMicJtO
>ID:9/G2ddIt0
「スマソ・・・もう消えます。orz」
とかの書き込みはいらないからね。黙ってそのまま消えてね。
904 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/14(日) 14:25:13 ID:dNiLHNGW0
大人だったらゴミ袋くらい破れると思うんだけども
腕とか折られてたらまた別だけど。
そもそも
>>895の時点で…。
ここんとこ、
>>1を読んでない様なレスが多いね。
その前に
>>845から構ってちゃん臭がプンプンと。
907 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/14(日) 14:49:37 ID:7ZKhKdF+O
松井の骨折はバチが当たったんだって
アレに出場しなかっでしょ
>907
バチとまでは言わないけど、男を下げると運まで下がるのかなあとは
思った。イチローは男を上げたね。
在日の暮らし
・生活保護優遇
(一世帯あたり年600万円が無償で支給。在日朝鮮人64万人中46万人が無職。
なお仕事を持っていても給付対象から外されることはない)
国民年金全額免除(“掛け金無し”で年金『受給』が可能)
保険診療内の医療費は全額タダ(通院費も全額支給)
都営交通無料乗車券給与。
仮名口座可(脱税の温床)
上下水道基本料金免除。
JRの定期券割引。
NHK全額免除。
・特別永住資格(外国籍のまま子々孫々とも日本に永住できる)
・公文書への通名使用可(在日隠蔽権獲得)
・公務員就職の一般職制限撤廃。
・永住資格所有者の優先帰化。
・外国籍のまま公務員就職。
・犯罪防止指紋捺印廃止。
・朝鮮学校、韓国学校の保護者への年間数十万円の補助金援助(所得に関係なく全額補助)
・大学センター試験へ韓国語の導入(朝鮮語受験者への異常な優遇)
・民族学校卒業者の無審査公私高校受験資格付与。
・競争率の低い帰国子女枠で有利に進学可能。
・朝鮮大学校卒業者の司法試験1次試験免除。
・民族学校卒業者の大検免除。
>>899 スタジオに貼ってあったお札が燃えたとか機材が次々に原因不明の故障を起こしたとか、弾いた覚えのないピアノの音がマスタリングされてた等々。
911 :
本当にあった怖い名無し:2006/05/14(日) 16:05:03 ID:LpY8+P4+0
>>903 うるせえ
テメーがこの世から消えろ
死ねアホ
あからさまな自演を見た気がしました
そんな餌で俺様が
釣れると思ってるクマ?
>>911 |
|
∩___∩ | ぷらぷら
| ノ _, ,_ ヽ (( |
/ ● ● | (=)
| ( _●_) ミ _ (⌒) J ))
彡、 |∪| ノ
⊂⌒ヽ / ヽノ ヽ /⌒つ
\ ヽ / ヽ /
\_,,ノ |、_ノ
>>879 優しいヤツが普段話さない女子をいきなり怒鳴りつけるかよw
>>879-881 なんかムリヤリ擁護してね?
それか長文読めない人なのか。
>>194 級長の行動は適切だったと思うよ。
もし誰かにうつったら大迷惑なのはもちろん、
その女の子も責められるだろう。
だから級長はクラスだけでなく、その子自身も救ったといえる。
貴方は受験前に誰かから風邪うつされて、本番大失敗しても
誰も恨まない自信あるの?
マジレスしてしまった。
普通はそれとなく、担任の先生が言うべきでしょ。
この時期の風邪は、おまえ(女)だけですまない場合もあるんだから
クラスの仲間の為にも、大事を取って休んでくれとか。
女が気を使えないのは、その子が受験するかどうかもわからないし
気を使えないのも子供なんだからなって気がする。
級長がキレたのは恐いけど、受験って学生には最高の非常事態だし
仕方ないと思う。
親だってそういう時期は風邪をひかないように
気をつけてる人が多いんだよ。
級長、言い方をもっと柔らかくすればヒーローだったのにね。
>>914 自分と意見が違うからって、責める手法を長文読めないとかに逃げるのは下品だよ
>>910 トン。
家帰ってぐぐったら確かに怖い……
地獄先生ぬ〜べ〜の枕返しの話。
読んだ事ない人向けにまずキャラ説明。
ぬ〜べ〜:本名鵺野鳴介 霊能力教師
郷子:ツインテール小学生 ぬ〜べ〜と幼馴染で恋愛チックな雰囲気になる事も 本命は広
広:サッカー大好き少年 郷子といい感じ
美樹:巨乳小学生 郷子の親友で広にほのかな恋心?
律子:ツンデレ教師 ぬ〜べ〜に恋心
ある朝目覚めると、郷子はOLになっていた。
自分はさっきまで小学生だったはずなのに…長い夢を見ていただけかなと思いながら郷子は仕事に励む。
長時間パソコンに向かい合い、頭が痛くなってくる郷子。小学生の頃は楽しかったなと思いだし涙を流す。
働いていてもなにかがしっくり来ない。なにかが違う。郷子は美樹を訪ねる。
美樹は結婚して母となっていた。仕事疲れじゃないのと笑いながら、郷子にアルバムを見せる。
それには郷子が小学校を卒業し、中学生になり高校生になっていく様子が映っていた。
これは悪夢でもなんでもなく現実なんだと郷子は実感しながらアルバムをめくっていく。
そこにはウエディングドレスを着た美樹と、隣に並ぶタキシード姿の広があった。
高校生の頃に、郷子と広はひどい喧嘩をした。そして二人は別れ、
同じ大学に行った美樹と広がゴールインしたのだという。結婚式には郷子も出席した。
今は美樹は専業主婦で、広はサッカー選手として活躍しているのだという。
そんなの嘘だと泣き叫ぶ郷子に、美樹は異変を察してぬ〜べ〜の元へ行けと言う。
ぬ〜べ〜のもとへ赴いた郷子は、車椅子に乗り全身包帯だらけのぬ〜べ〜の姿に愕然とする。
言葉も途切れ途切れで空ろな目をしたぬ〜べ〜の代わりに、律子が説明する。
ぬ〜べ〜はある強力な悪霊と戦った時に激しい反撃にあい、今では律子が介護しているという。
長い髪を切り落とし老けた顔をした律子は、それでも一緒にいられて嬉しいとどこか寂しげに笑う。
また号泣する郷子に、ぬ〜べ〜は「お前は本当は小学生で妖怪のせいで未来に飛ばされた」と言う。
でもこれが本当の未来なのかと絶望する郷子。これは幾つかある未来の一つなだけだとぬ〜べ〜は説明し、
郷子の精神を未来に飛ばした枕返しを倒し、郷子は現実に戻る事が出来た。
でも、もしかしたらこの未来になっちゃう可能性もあるんだなあと思って鬱った
>>915 そうか?
やんわり言えばみんな(その女子も含め)丸く納まったところを
雰囲気悪くした上にその子に精神的ダメージ与えちゃってるじゃん。
放置の次ぐらいにヘタクソな納め方だと思うが。
もちろん考え方で言えば級長が正しいのは言うまでもないけど、
遠回しに言って通じなかったからってキレるのはDQN過ぎ。
普通に言やいいだけだろ。