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400ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/30(木) 19:10:50 ID:bsWTni9c0
>>11【8:30〜北:イヴァン屋敷】13/13
「牛ひき肉、小麦粉に玉葱に卵、デミグラスソース…デミグラスか…」ソースが入ったパックを開封して小指ですくい一舐め。
「ん〜いい味だ。イヴァンめ…こんないいものを…奴には勿体ない。」私は味にはうるさい方だし、味見さえしていれば食える物を作れる。
「よし…ハンバーグにするか!」袖を捲り上げ気合いをいれるため手で顔を叩く。フライパンと返し、ボールにまな板、包丁。
「よし!始めよう!」
まず、ひき肉をボールに。卵を二つ。下順備をして玉葱をみじん切りに。
「みじん切りは初め包丁を平行に。ある程度細かくなったら
刃先を押さえてっと…」玉葱が目にしみてくる…
「うぅ…目が…」
本能的に涙を手で拭ってしまうが、玉葱がついていたので余計にしみてくる。
「あ゛〜。くそぅ〜」
嫌気がさし、玉葱を切るのをやめた。そのままボールに放り込み手で揉み混んでいった。
まだ玉葱が刻み足りないせいかなかなかまとまらない。
「あぁ…忘れておった。」小麦粉を少量パラパラと振り再度粉を練り混む。
まとまってきたところでオイルをフライパンにしき、火を入れ温める。混ぜ合わせた肉類を手のひら大に分け、手で一つずつ空気をぬく。
「そろそろかな?」
401神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/30(木) 19:30:07 ID:xDUANswG0
>>29 9:30〜10:00 東 警察署 2F無線室】11/13
―――2〜3時間か… ただ待ってるってのも時間の無駄だな
俺は新しい煙草に火をつけると床に置いておいたショットガンを拾い上げた。
「おい、俺はちょっと署内を散歩してくる」
「何か必要なものでもあるのか?」 ファレスト>>20が訊ねてくる。
「いーや、別に何も。 ただの暇つぶしをかねた運動だよ、これでも最近は運動不足でネ。
ちょうど良い機会だ、署内を一周してくるよ。」
そう言うと俺は扉を開けて部屋を出た。
402フェイ ◆EBzpNyhPic :2006/03/30(木) 19:47:18 ID:NIEZbFVTO
>>53【09:30〜10:00 東:警察署・2F通信室】13/13

(2〜3時間…他の警察署とは連絡とたのかな…)
と、神谷>>29が署内を一周してくると言い、部屋を出ていった。
「ふう…よくあんなヤツと一緒に生きてこれたネ。」>>20

「…それにしても…本当にゾンビなんているの?」
僕はまだ信じることができなかった。まだ夢のような気持ちでいた。
403アモン ◆.fmQA1LuzE :2006/03/30(木) 20:17:42 ID:d8JU75Ba0
>>345【9:30 東:警察署裏 駐車場】12/13
くそっ、完璧に油断していた!俺は抗う暇もなく地面に押し倒された。
背中を痛打し、口から呻き声が漏れる。ゾンビは俺の上に覆いかぶさり、
首筋を狙って噛み付こうとしている。
なめんなよ、この野郎…俺はゾンビの首の下に左腕を入れて、噛み付かれないように
防御する。無論そのままだと腕を噛み付かれるので、同時に首を上げさせるように左腕を
突き上げ、スペースを確保して、左膝を抱えるようにして、思い切り腹部へ蹴りを入れ、
ゾンビを突き放した。…ヤバイ所だった…!
まだ背中は痛むが、半ば無視して立ち上がる。ゾンビはまだ立つことができていないし、
距離も5メートルほど離れた。今のうちに…俺は裏門を閉め、かんぬきをかけた。
これでしばらくは入ってこれないだろう…
404ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/30(木) 20:22:20 ID:KKA0hhjQ0
>>20 9:30〜10:00 東 警察署 2F無線室】10/13
(ファレスト)>>29神谷が部屋から出て行った後、>>53フェイの奴が
とぼけた事を言ってきた。本当にゾンビがいるかだと・・・こいつ・・・・・・

>>53フェイ、お前まだゾンビを見てないのか?
俺等は奴等のせいで仲間を失ったんだ・・・・・・もしゾンビが見たいんならその辺の窓から
外でも見てろ、すぐにお目にかかれる筈だぜ。」

俺はそう言うと自分も窓から外を眺めて見る。
すると窓からゾンビを蹴り飛ばし、こっちに逃げてくる男>>345が見えた。
あれは・・・生き残り・・・・・一人で逃げてきたのか・・・・俺は窓を開けると

「そこの男>>345、二階まで上がって来い、そこは危険だ。」
と少し大きめの声で叫ぶ。無論聞えているかは分からないが・・・
405アモン ◆.fmQA1LuzE :2006/03/30(木) 20:41:08 ID:d8JU75Ba0
>>345【9:30〜10:00 東:警察署裏 駐車場】12/13
俺は裏門を閉め終えて、ゾンビに向き直る。その時には奴も立ち上がり、
うめき声を上げながら俺のほうへ歩き出していた。
「1対1ならどうってことないぜ」俺はそう呟き、一気に間合いを詰め、
右の関節蹴りを相手の右足へ放つ。この一撃で骨は折れ、肉を突き破って露出する。
バランスを崩しながら奴は、腕を伸ばして掴みかかろうとする。
俺はバックステップでかわして距離を取り、側頭部を狙って右の回し蹴りを出す。
米軍の放出品である愛用の軍用ブーツのつま先が相手のこめかみへめり込み、
骨を砕く感覚が伝わってきた。ゾンビは倒れこみ、そのまま二、三度痙攣すると、動きを止めた。
…どうやら脳までダメージがあったようだ。
「ふぅ…危ないところだった。一瞬も気は抜けないな…」
そう…この警察署の中にゾンビがいた。それはすなわち、ここがすでにその機能を
果たさなくなっているという事だ。
ならば、早急に武器を手に入れなければ…俺は周囲を警戒しながら、腰のナイフを
抜いて、近くにある署員用通用口の方へ移動を開始した。
今思ったが…ナイフ使ったらもっと楽に片付けてたな…すっかり忘れてた。

406アモン ◆.fmQA1LuzE :2006/03/30(木) 20:47:47 ID:d8JU75Ba0
>>345【9:30〜10:00 東:警察署裏 駐車場】12/13
その時、上から叫ぶ声が聞こえた。
「そこの男>>345、二階まで上がって来い、そこは危険だ。」
と、その声に反応して見上げてみると、男>>20がいた。一見、警官ではないようだが…
それでも、まだ生存者がいるらしい。
「わかった、今からそっちへ向かう。」俺はそう叫び返し、
警察署へと入った。

407フェイ ◆EBzpNyhPic :2006/03/30(木) 21:06:42 ID:NIEZbFVTO
>>53【09:30〜10:00 東:警察署・2F通信室】13/13

ファレスト>>20につられて僕も窓の下をのぞく。が、そのときにはすでに“誰か>>345”は視界から消えていた。
『死体は死角にあるため見えない』

目を移すと塀のむこうには人が数人。
塀際までやってきた彼らはあろうことか、塀を叩きはじめた。
(出入口が目の前にあるのに…?…え…?)
初めは僕の目と耳がおかしくなったのかと思った。
老婆が壁を叩いたとき、ボキンという音とともに彼女の腕がありえない方向に曲がったのだ。
それでも何事もなかったかのように叩き続けている。

僕は泣いていた。

神谷>>29に蹴られた痛みと
自分の状況を理解したのと
死んでもこの世界にとどまざるを得ない彼女に。

「うっうっ…ヒヒ…ヒヒ…うっうぅぅ」
もう限界だった。
《パン!パァン!パァン!…》
僕は部屋の死体の背中に銃をみつけると、死んでも生き続ける彼女にむかって銃を乱射した。
『銃弾はすべてはずれ、かつ銃は全弾発射したのち、廃棄した。』

「ヒヒ…うぅ…うぅぅ…」

→→→『以後なにかきっかけがあるまで錯乱状態に。』
408KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/30(木) 21:53:56 ID:+htnM5bs0
>>28【9:00 北:イヴァン邸前】8/13
《ああ…こりゃダメかな…俺は…》
最早、何も感じなくなっていた…肉食獣に捕食されている草食動物の心境とはこんなものなのだろうか….

実際はほんの一瞬の出来事なのに、酷く…長く感じる。

《思い返せば、この島に来て僅か9時間の出来事か…》

…ゾンビ50体を1人で片付け、今もまた30体を向こうに回しても尚、俺には余裕があった…だが、しかし今は…!

《俺は自分を捕食動物の側だと思っていたんだがな…》
409KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/30(木) 22:14:21 ID:+htnM5bs0
>>28【9:00 北:イヴァン邸前】8/13
…取り留めの無い回想が走馬灯の様に視界を駆け巡る…

…思えば荒唐無稽な人生だったよナ…何不自由無く平和な日本で普通に育ち、大人になってからひょんな事から犯罪の片棒を担がされ裏社会に片足突っ込み、気付いたら一端のヤクザ者になっていた…。

《そういや『孝取満腹』で食ったラーメンは絶品だった…こんな事ならあの時、食後の一服をしておくんだったよ…》

…何度も、何度も真剣に足を洗おうとした…本当だ…しかし一度手を汚しちまったら二度と元には戻れ無いのだと云う事にその都度打ちのめされて来た…。

《あのマネキンの様に表情を無くしたシスターはどうしたろう…まさかこんな時にターゲットの神父よりもシスターの事が頭に浮かぶとはな…》

…俺の犯罪暦を掌握する鷲鼻の公安刑事によって…しかし取引を履行し、任務を果たした後でも、暫く経つとまた俺は犯罪に手を染めてしまっていた…。

《そうか…結局俺は…この島に降り立って…ターゲットの神父以外で…まだ誰にも逢っていなかったんだ…あのシスター以外には…》

…そして再びあの鷲鼻の公安刑事に利用されるの繰り返し…おれは更正のチャンスを何度も棒に振って、自分自身の手で潰してしまって来たんだ…その報いがコレだ…。
まあ、いいさ…自業自得だ…それに俺は…俺は…。

《最後に煙草が吸いたかったゼ…》
410神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/30(木) 22:26:09 ID:xDUANswG0
>>29 10:00〜 東 警察署 1F職員オフィス】11/13
―――誰も、いねぇか…
俺は短くなった煙草をデスクに押し付けて消すと、小さくため息をついた。
ここに来るまでいくつか部屋をのぞいてみたが生きた人間とめぐり合うことはなかった。
ゾンビとの戦闘で大多数は死亡したのだろう。署内に転がっている死体の数でそれは容易に想像できた。
ゾンビは単体ならば恐れるに足りない。 しかし多数で攻めて来られた時には脅威となる。
恐らくこの警察署も相当数のゾンビに襲撃されたのだろう。

部屋の中は乱れきっていたが、それでも俺は何か有益なものを求めて探索していた。
しかしこの状況では探し当てれそうもない。諦めて部屋を出ようとしたとき、
「んっ?」デスクの上においていた左手に何か硬いものが触れた。
―――これは、パトカーのキーか!
デスクの名札を見ると「スティーブンソン」と記してある。
入り口には車が何台か止まっていたのを覚えている。
―――こいつは何よりの土産だぜ
俺は新しい煙草に火をつけると意気揚々と部屋を出て行った。



411メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/30(木) 23:44:35 ID:ZCP1Q0GZ0
>>22【10:00 東:モール/3F通路(3F警備室へ移動中)】13/13
>>12アイスを背負ったまま、止まったエスカレーターを上がるのは正直辛かった。
・・・朝から殆どずっとこの調子で動きっぱなしね。服屋で多少休みはしたけど。
そんな事やこれからの事に対する不安が頭の中に重く垂れ下がり、思考をあやふやに
していく。脳が砂糖を欲しがっているサインなのかもしれない。
「甘い物が食べたいわ。警備室にキャンディでもあればいいんだけど」
そんな場違いな事を言いつつ、通路を進んでいく。

目の前、通路の少し先に濃紺の制服が立ち尽くしていた。警備員の制服だ。
生存者かと思って、声をかけてみる。
「警備員の人?」
それが間違いであったことに気付くには3秒とかからなかった。

背中のアイスが落ちないように両手で押さえながら、その元警備員の横に走りこむ。
【秒数下一桁が1、3、6以外でゾンビに掴みかかられて転倒。カウンター−2】
【1、3、6ならゾンビの横を通過し、警備室前へ】
412レニー ◆MkLbsLSLVI :2006/03/30(木) 23:48:10 ID:+33v+NPR0
>>98【9:00 北:イヴァン邸前】13/13
2発の銃声が同時に響き、男を捕らえていたゾンビのうち2体が脱力して倒れ臥す。

「…全く…やれやれだ…」

俺は二挺の銃を横構えに構え、銃口からの煙を眺めながら門の前で軽く嘆息をついた。

なおも倒れている男>>28を捕らえているゾンビは数体、男はまだ抵抗を続けているが、徐々に力が抜けていっているように思える。
「…撒き餌になられても…迷惑だ」
俺の『相棒』達が再び咆哮し―――

(このレスの秒数下一桁が0、2であればKKさん周囲のゾンビは倒し、KKさんを救出成功。
1、5、9であればKKさんを捕らえていた数体のゾンビは倒し、まだ救出はできないがひとまずKKさんは危険回避。
3、6、8であれば2体倒すがまだKKさんは危険状態。7であれば命中せず。
4なら命中せず残りのゾンビ達が門のほうへ向かってくる(カウンター−1)。)


【アイテム消費】
カスタムハンドガンA:(14/15)
カスタムハンドガンB:(14/15)
413レニー ◆MkLbsLSLVI :2006/03/30(木) 23:59:27 ID:+33v+NPR0
>>98【9:00 北:イヴァン邸前】13/13

気怠げな俺とは裏腹に、横構えにされた『相棒』達は次々に凶暴な咆哮をあげ、死人たちを地獄へと強制送還していく。
放たれた弾丸は全て正確にゾンビ共の頭を打ち抜いて行き…数瞬後には男>>28の周囲のゾンビはあらかた物言わぬ骸と帰していた。

>>11「今だ…あの男を中へ。」
ジムスキー>>11が老人とは思えない動きと力強さで男の巨体を門の中へと引きずる。
それを確認すると俺も中へ戻り、残りのゾンビ共が殺到するより前に門を閉めた。
中からイヴァン>>15がロックする。

『大丈夫だ。どうやら噛まれてはいないし命にも別状ないだろう。頭部の出血は引っ掻き傷によるものだし、腹部に付着していた臓物はゾンビのもののようだ。』
客間に運び男の具合を見ていたジムスキーが安心した様に言った。

>>11「なら良い…もうハンバーグはいいだろう…?」
マガジンに弾を詰めながらそう返答する。

あの時…呑気に料理を運び込んできたジムスキーを引っ張り、この男の救出へと向かった。
理由は…よく考えればこの男の肉が撒き餌となってゾンビに集まられればかえって不都合である可能性があった事と…

>>15「…まあ、掃除の無料サービスとでも思ってもらおうか…協力してもらうぜ…イヴァン。」
俺は煙草の煙を燻らせた。

【アイテム消費】
カスタムハンドガンA:(15/15)
カスタムハンドガンB:(15/15)
マガジン:(05/15)
マガジン:(15/15)
414アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/31(金) 00:13:49 ID:M8f60zsD0
>>12【??? 夢の中】10/13
「くっそ…、お前なんかに殺されてたまるかぁぁああ!!」
胴衣姿の図体の大きい男が力いっぱい拳を振り上げ私に振り下ろしてきた。
私はいとも容易く紙一重で避け、日本刀でその図太い右腕を切り落とした。
「っっっっっがぁぁあぁああああああああああ!?」
斬られた右腕を気にしつつもいまだに突っ込んでくる。
…バカなやつめ。
今度は左の拳が飛んできた。
これもまた紙一重で避け、その左腕の上で跳ね、そのまま抜き身の日本刀で首を切断。
それで地へ足をつき、日本刀を鞘に収める。

『イヤ…、ヤメテ…』

相手の男の首から鮮血が吹き荒れる、雨のように。
そして私の体に降りかかる。
すると実況が「Winner....!! 名も無き剣士!!」と叫ぶ。

その試合後、義理父親のところへ行く…、コレが試合よりも嫌なものだ。

『ヤメテ…。』

「よぅ〜…、お帰り、て〜ん〜し〜ちゃ〜ん♪」
「今日も狼さんと遊ぼうね〜、さぁ、そんなものは脱いで♪」

『イヤ…、イヤ…、イヤ…!』

「ほぅら…、もう、こんなに♪」
「いやらしい子だなぁ〜♪」

『イヤァァァァァァァアア!!』
415アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/31(金) 00:20:37 ID:M8f60zsD0
>>12【??? 夢の中】10/13
と、砂嵐が起きた。
テレビみたいな感じの砂嵐だ。

「こら、アイス、その服であちこちいっちゃぁ、だめだぞ」
にっこり笑いながら注意を促してくれるフィウスが居た。
「ったく、アイスは本当に女の子かい?」
少し嫌味をいれながらもニコニコしながら私のことをちゃんと思って言ってくれてる。
嬉しかった。
「うん、私は女の子だよ」
あぁ…、あのころの私はあんなに陽気だったんだな、としみじみ思う。
「それでぇ〜、フィウスがとっても大好きな女の子だよ」
あの気持ちにウソ偽りはない、今でもそうだ。
自分は笑えばあんなに変わるものだなとも思う。
やっぱり笑っていたほうがいいのか。

フィウスは本当にいつもニコニコしていた。

と、黒服の男が突然後ろからフィウスを刺した。
「あ…、ガガ…、畜生、てめぇら…!?」

『モウ…、ミセナイデ…』

「ぐ…、アイス…、逃げろ、逃げて逃げて生きてくれ…!」

『モウ…イヤダヨ…コンナノ…イヤダヨ…』
416アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/31(金) 00:32:25 ID:M8f60zsD0
>>12【10:00 東:モール/3F通路(3F警備室へ移動中)】10/13
ダァンッ!
痛みで、起きた。
「―っ!」
痛みと同時にメリル>>22が警備員のゾンビに組み伏せられていた。
すぐに状況を把握し、日本刀が無いことに気付く。
ゾンビ相手にあまり使いたくなかったけど、仕方が無い。
だって…。

メリルのためだから…!

「メリル!」>>22
メリルの上に覆いかぶさるように首筋にくらい付こうとするゾンビの頭を持った。
ネチャ…。
腐っているのか肉がズレた。
かまわず勢いをつけて、一気に回す…!
骨がひねられる音がしてゾンビから力が抜けていくようだ。
このままだと本当に覆い被られてしまうので横っ腹に回し蹴りを水平に入れて横のショーウィンドーにたたきつけてやった。
唖然としてるメリルの上半身を起こしてやった。
そして耳元でこういった。

「メリル…、ありがとう、大変だったでしょ…、もう、大丈夫」>>22

メリルはビックリしているようだ。
私も正直驚いている。

アイス、気絶から回復。
以後、メリル・マディガンに対しての言葉使いは通常の子供並に。
他キャラには今までどおりに。
417レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/31(金) 01:21:56 ID:TMr8t0Vo0
>>9【10:00 東:モール:3F通路】12/13
俺もデイヴも予想外の行動に反応が遅れた。
(ったく…)
目の前には、腐肉の付いた手でメリル>>22を抱き起こすアイス>>12の姿があった。
(なんなんだよ、この二人。)
ゾンビを見つけた途端走り出して捕まった女に、突然目覚めて素手でゾンビを殺した少女。
どちらも異常という言葉でくくれる。
「刀、あの銃、どこ…?」
アイスが呟く。
「ハルキ。」>>19
驚き固まったままのハルキに声をかけると、ハルキは慌ててアイスに走りより刀と銃を渡した。
「なぜ急に走ったりした?さっきその子が目覚めなかったら、あんた達は殺られてたぞ。」>>22
メリルは黙ったままだ。
《ズシャァ…ズズッ》
何か湿った物を引き摺るような音に顔を上げると、曲がり角から右腕の千切れかけた男が現れた。
「…。」
イラつきを表情に出さないよう意識してドラグノフを構えると、引金を絞った。

射撃  秒数一桁目が1、3、5以外で成功、ゾンビを射殺。
    失敗すると弾丸をさらに2発消費して射殺。

使用  USSR Dragunov{(SVD)セミオートライフル 10/10→9/10}
418KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/31(金) 02:49:19 ID:E/DUUm690
>>28【9:00 北:イヴァン邸前】13/13
「す…すまない…助かった…ゼ…」
ゾンビの群れに追いかけられて来た風を装って中に入れて貰うって作戦が、本当に担ぎ込まれてどうするんだ…なさけねえ。
だが結果オーライとしておこう… 。
どうやら噛まれてはいなかった様だし、命にも別状ない。
頭部の出血は引っ掻き傷によるものだし、腹部に付着していた臓物はどうやらゾンビのものだったようだな…。
後は肩の脱臼だが…
「済まないが…医者はいねェかい?…肩が抜けちまってるんだ」>>11
客間の床に寝かされた俺は上体を起こして周囲を見回した。
一瞬体重100kgの俺を屋敷に運び込んだこの只者ではなさそうな初老の男>>11がこの屋敷の主かと思った。
しかしどうやら違った様だ…この杖をついた老人>>15が主だと悟った。
ではこの長身の男>>98は何だ?
ボディーガードや使用人にしては態度がデカイといよりは何か威圧感を放っている…。
まあ、他人の詮索はどうでもいい事だ…。
それより、今朝のリムジンの件を問い質さなければ…



419ハチオ ◆0jgvin9rDc :2006/03/31(金) 09:11:58 ID:ucHt+hojO
>>16【10:00 東:モール:食品売り場】10/13
『動くな!!』
意外にも、後方から人間の声が返って来る。
俺は声の主を確かめる為に振り返った。
そこには従業員服の男がハンドガンを構え、銃口をこちらに向けて立っていた。
男の衣服は血でビッショリと汚れているが、怪我をしている様子はない。
ゾンビの血か、もしくは人間の血か、気になるけど考えない事にする。
男『動くなと言っているだろ!!!
手に持っている斧を床に置いて、両手を頭の後ろに回せ!!!』
男は興奮しているのか、息を荒げながら叫ぶ。
(なんだ人間か〜。)
ホッとしたのも束の間、
男の後方にある陳列棚の影からゾンビが姿を現す。
男は自分の後ろにいるゾンビの存在に気付いていないようだ。
「お、おっさん、後ろ後ろ。」
男『だまれ!!!
さっさと斧を床に置け!!!
本当に撃つぞこの盗人野郎!!!!!』
男は今にも引き金を引きそうな勢いで怒鳴る。
420神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/31(金) 10:26:53 ID:iN/mTlxG0
>>29 10:00〜 東 警察署 1F廊下〜2F無線室】11/13
曲がり角のソファに座ると俺は深く煙を吸い込みながら自問した。
―――さて、どうしようかねぇ……
恐らくこの騒動で住民の大多数は死亡しただろう、この静けさがそれを物語っていた。
しかしどこかに生き残っている連中の拠点があるはずだ。 どうにか其処に辿り着きたい。
島外に助けを求めるのも手だが、本土も似たような状況だろう。こんな辺鄙な島まで救助をまわす余裕があるとは思えない。
―――結局他人頼みかよ
そう思うと不快感で顔が歪むが、一人で打破するにはいささか事が大きくなりすぎている。

―――まあ、たまにはチームプレーも悪くはねぇか…
俺は煙草を吸い終わると軽く伸びをし、無線室への階段を上っていった。
421ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/31(金) 11:32:12 ID:BfLgnKJO0
>>11【9:00〜北:イヴァン屋敷】13/13
せっかくのハンバーグが…まぁ良い…
さっき私が引きずって来た男>>28が肩を痛めたようだ。
「医者か?医者なんぞ居らぬとも私が治してやる。
脱臼か?簡単よぅ…」
男を立たせ、壁の方を向かせ押しつける。首を押さえて脱臼した肩を思いっきり押し突いた。
>>28「うがぁぁぁ!」男が叫び声をあけだ。
「おぃ。君は男じゃろう。こんな事でどうする。>>28」私はそういってキッチンに向い余っていたハンバーグを皿に。広間にもどり、四人分を綺麗に整えてさっそく食した。
「ん〜うまいぞ。君らも食べなさい。>>オール」
【ハンバーグを食べた者はゲーム内時間24時間以内は力が強くなり、1体に対してのゾンビの格闘のみ戦いが有利になる。
(食べない事で↑はスルー可能)】
422アモン ◆.fmQA1LuzE :2006/03/31(金) 12:33:29 ID:ZFDCU8Fk0
>>345【10:00〜 東:警察署 1F廊下〜2F無線室】12/13
俺は裏口から警察署の中へ入り…そして愕然とした。署内には至る所に
死体が転がっていた。相当な数に襲撃を受けたのだろうか。やはり警察は壊滅していたのだ。
その現実に俺は打ちのめされた。しかし、悲観する暇も無い。外にはゾンビがあふれている。
絶望し、あきらめれば奴等の仲間入りだ。それだけは絶対に御免だ。
「…生き延びるしかない。腹を…くくるか」
とりあえず、さっきの男>>20と合流しなければ。
俺は2Fへと移動することにした…
423ハルキ ◆KZGv///Ri. :2006/03/31(金) 12:33:55 ID:kZCU/csWO
>>19【9:30〜10:00 東:モール2F服屋前→3F通路】 13/13

レオンさん>>9と名乗った人に指示され、受け取った銃を持つと彼らについていく。
銃を持ったことがほとんどなく、それどころか刀なんか持ったことあるはずもなく、ついまじまじと眺めていたら反応が遅れた。
走り出す音と直後に倒れ込む音がして、はっと視線を上げるとアイスさん>>12を背負ったメリルさん>>22が死体に掴まれて倒れている。
「え、え…?!」
驚いてただただ声を上げていると、アイスさんが突然意識を取り戻し死体に向けてきつい一撃。それが本来の姿に戻ったのをみてさらに唖然とする。
と、そこへレオンさんに声を掛けられ、慌ててアイスさんに走り、欲しているそれらを渡す。
>>12「あ…どうぞ。…ん?」
そのとき初めてその姿をしっかりと見て、果てしない違和感を感じた。
この服装は何のイメージだろうか。アイスさんが刀遣いなところからして、誰かの間違った日本像の完成品のような気がする。
その直後、発砲音を聞いて、再び今の状況を忘れていたのに気付いた。
見れば、銃を構えているレオンさんと、その視線の先の動かない死体。
「ま、まだいたんだ…」
さっきまでは窓の内から遠くの死体を見ていただけで、戦ったこともなければこれほど近くで見たこともなかった。
これは軽くトラウマになりそうだ…と溜め息をつき、コートのポケットに手を突っ込んで、あるものに触れてびくりとする。
そして、それを取り出しながらアイスさんに話し掛けた。
>>12「あの…寝起きのところ申し訳ないのですが、気が向いたら僕にこのナイフでの戦い方を教えていただけませんか?
 …教わった先から忘れてしまうかもしれませんが、その分皆さんほど嫌な記憶も残らないと思うんです」
424KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/31(金) 13:37:34 ID:E/DUUm690
>>28【9:00 北:イヴァン邸前】13/13
元々俺は食い意地が張っている方かもしれない…体も人より大きいしな…。
しかし整体・接骨の心得もあるとは、初老の男>>11は矢張り只者ではない様だ。
しかし筋を痛めたので暫く腫れが引くまでは右手は使えまい…鎮静剤が欲しいくらいだ。
さて、旨そうなハンバーグではあるが、ゾンビの臓物を浴びて死線をたった今潜り抜けて来た俺に…
《…肉料理はちょっとなあ…》
まあ料理は遠慮するにしろ一応、席に着くかどうかはこの屋敷の主>>15と何やら殺気立った長身の男>>98の出方を見てからでなければなるまい。
この主>>15は果たして神父と面識があるのか…?まずはその辺りから切り出していくか…
しかし惜しいな…肉汁タップリのハンバーグとはな…(ゴクッ)…う〜ンンン…矢張り無理だ!…今は。

《そういや秘伝のタレがあったけな…》
425レニー ◆MkLbsLSLVI :2006/03/31(金) 18:25:54 ID:kcfHYDzf0
>>98【9:00〜9:30 北:イヴァン邸客間】13/13
意識朦朧状態で客間に寝かされている男>>28を一瞥し、改めてそれとはなしに観察する。
巨体で全身ケロイドという異形の男だ…雰囲気からするとジャパニーズ・ヤクザ。
物々しい装備で身を固めているが、獲物はパーカッションリボルバー―――奴が倒れている間に回収し、今は俺の手の中にある―――というミスマッチ加減。
…まあ…普通の奴じゃあないのは明らかだな…

>>15「奴の獲物だ…素性も知れんから当然、預かっておいた。アンタに預けておこう…あとは好きにするんだな…」
一挺のパーカッションリボルバーをイヴァンに手渡す。
(さっき地面にもう一挺落ちていたが回収していない…恐らくゾンビに腕をやられた時にでも落としたんだろう)

そうこうしている間にヤクザはだいぶ元気になり、上体を起こして周囲を見回していた。
肩を脱臼しているというので、ジムスキー>>11が少々乱暴にだが整復を施す。
筋・靭帯は損傷しているはずなので固定はしておかないと習慣化するのだが…まあどうでもいい。

ジムスキーはまだハンバーグを食えという…まあ色々な意味で大した爺さんだ…
俺は軽く目を伏せ、溜息をつくとやんわりと断る。
>>11「…悪いが…他人から出された物は口にしない様にしている…」
恨めしげなジムスキーの視線を受け流しつつ
>>11「奴>>28の御守はアンタに任せる…少々、疲れた…」

そう言うと、ソファーに深く気怠い体を沈める。
…奴の素性は知らんが…まあ聞きたい奴が勝手に聞くだろうし、語りたければ自分で語るだろう…さして興味もない…
426トニー ◆uiKV1FiVqo :2006/03/31(金) 19:33:04 ID:PNT2aCyDO
>>35
下水道10:00〜
10/13

大通りはゾンビで溢れ始めていた。車を棄て、なんとか地下道までくる事ができた。
「問題はどこに行くかだ。…とりあえず、ズボンのチャック上げるか…。」

警察署に向かう。
427メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/31(金) 20:21:28 ID:zV/WMefF0
>>22【10:00 東:モール/3F通路】11/13
元警備員の横に走りこんだ私は掴みかかられて>>12アイスもろとも転倒してしまった。
私の背中を離れてしまったアイスの行方を目で追う。・・・手の届く距離にいる。
手を伸ばしかけたところで、元警備員が私に覆い被さってきた。組み伏せられる格好だ。
青白い顔が私の眼前に迫る。彼は口を大きく広げ、端から血を滴らせた。
噛まれないように押し返すのが精一杯で、腰の銃を抜く事なんてとても出来ない。
ただただ、押し返しながら叫ぶだけ。自分が本当に無力だと感じる。

誰かの声と共に、視界の端から元警備員の頭に手が伸びてきた。白く華奢な手だ。
その手は彼の顔に指を食い込ませると、両手で頭を掴んだままハンドルの要領で横に捻った。
鈍い音がして、元警備員の体から力が抜けた。次の瞬間、その体は私の視界から姿を消した。

「メリル…、ありがとう、大変だったでしょ…、もう、大丈夫」
アイスが私の体を引き起こす。あの手は彼女の手だったらしい。
「・・・御礼を言うのはこっちのほう。それに・・・謝らないといけないわ」>>12
落としてしまったこと。手を汚させてしまったこと。他にも―――
けど、その時は何故か、思ったことを口に出せずじまいだった。
428ハチオ ◆0jgvin9rDc :2006/03/31(金) 20:42:03 ID:ucHt+hojO
>>16【10:00 東:モール:食品売り場】10/13
ゾンビはゆっくりと男に近付いて行く。
男は完全に頭に血が上っており後ろのゾンビに気付いてくれない。
「おっさん!!後ろ!後ろを向けって!!
ゾンビがいるんだよぅ!!」
『うるさいだまれ!!
いいから言う事を…ウボッkh;gpm.gtw!』
男は最後まで言い切れずにゾンビに首元を噛まれ、
その場に押し倒される。
ゾンビはそのまま男の喉元を噛み千切ると、
男の臓物を求めて、腹の辺りに手を這わせている。

人間が死ぬのを初めて見た。
案外冷静でいられたのは、ゾンビを見過ぎて精神が麻痺しているせいかもしれない。
俺は男の腹を引き裂こうと躍起になっているゾンビにゆっくり近付くと
その頭に斧を振り下ろす。

「うっ…あんたが悪いんだからな。
俺はちゃんと後ろにいるって言ったんだ…うぇっ…」
俺は涙を流しながらトイレへ向かった。

破棄 薪割用斧
429アモン ◆.fmQA1LuzE :2006/03/32(土) 00:32:41 ID:/wyEa2rr0
>>345【10:00〜 東:警察署 1F廊下〜2F無線室】12/13
階段の前へ差し掛かった時、丁度踊り場の所に男>>29がいた。
…ゾンビか!?俺はとっさにナイフを逆手に持ち替え、構えを取る。
>>29も同様に、俺のほうへショットガンを向けて照準している。
金髪をツンツンに立てた、派手な髪型だ。おまけにあの目…
なんて鋭い目をしてやがるんだ…俺は背中にじんわりと冷たい汗をかくのを
感じていた。
ゾンビではないが、こちらへ危害を加えないとも限らない。もっとも、
ショットガンが相手ならやられるのは俺の方だろうが…
「あんた、二階にいる奴のお仲間なのか?」
俺は構えを保持したまま、男>>29へ言った。
430アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/32(土) 00:52:12 ID:crMdEIXw0
>>12【10:00 東:モール/3F通路(3F警備室へ移動中)】10/13
「メリル、謝ること無いよ、貴女のおかげ、貴女にしか言えないから」>>22
キョトンとした顔だった。
その顔に向かって私なりの最高の笑顔をささげた。
ハルキ…、だっけな、に日本刀とM3 SHORTY(3/3)を受け取った。
予備弾はポケットに入れておいたから、あるだろう。
受け取ったM3 SHORTYをタスキの様に肩にかけ、ベルト部分にあった弾入れのとこに予備弾を入れ込む。
日本刀は左手に。
渡してくる時ハルキがたずねてきた。
ナイフでの戦い方を教えてほしいそうだ。
「…ん、わかった」>>19
承認した。
そしてこうも言った。
「ハルキ、頭じゃなく体、覚える。頭、体覚えた、応用」>>19
そういっておいた。

とりあえずメリルがこれ以上危ないことにならないように立たせるため日本刀を構えながら周りを警戒した。
ゾンビは…、かなり離れたほうに居る。
突っ込むにしろ、進行方向からしかきていない。
このまま突っ込んでもいいが、果たして後ろの射撃が私に当たらないか問題だ。
近くに来たときにたたききってやろう。

今は様子を…。
431メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/32(土) 02:43:40 ID:UQ/6fSNM0
>>22【10:00 東:モール/3F通路】11/13
「メリル、謝ること無いよ、貴女のおかげ、貴女にしか言えないから」
そう言って>>12アイスは微笑んだ。
一瞬面食らうが、アイスがいいと言ってくれるならそれでいいんじゃないかというような
気がして、結局その後も何も言えないまま会話は終了した。

「なぜ急に走ったりした?さっきその子が目覚めなかったら、あんた達は殺られてたぞ。」
>>9レオンが言った。口調には明らかな怒りが込められている。
言われてしまうと私には反論のしようがなかった。なにしろ、衝動的な行動だ。
もし、ほんの少しでも考える余裕があったなら、私だって走ったりはしなかったと思う。

>>19ハルキがアイスに何かを教わっている傍らで、私はゾンビを撃つレオンを見ていた。
頭部を破壊されて、床に横たわっているゾンビに目を向ける。
・・・・・あの代わりに私が床に転がっている可能性もあったんだ。
そう考えると背筋が寒くなった。
432神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/32(土) 09:50:32 ID:vW/v8Pk00
>>29 10:00〜 東 警察署 1F廊下〜2F無線室】11/13
俺はショットガンを構えたまま眼前の男>>345を観察した。
年齢は20代前半と言ったところか、中背だが筋肉質な体格をしている。
容貌から判断しても自分と同じ日本人とみて間違いない。

しかし、この男はただの青年でない。
何らかの拳技を身につけているだろう、それも達人の域だ。身のこなしを見ればわかる。
第一この状況を一人で生き残ってきたのだ、サバイバル技術は確かなものがあるだろう。

―――まあ、仲良くしておいて損はねぇだろう。
俺は構えていた銃を下ろすとポケットに手を入れたまま男>>345のそばに近付いていった。
「俺の名は神谷、アンタと同じ日本人だ。二階にいた警官とは故あって一緒に行動している」
そう言うと腰のホルスターに収めていたハンドガンとマガジンを取り出り、男>>345に投げ渡した。
驚いた顔をしている男に「ナイフ一丁じゃ寂しいだろう、同じ日本人として俺からのささやかな贈り物だよ。
こんな島にいると同郷の人間に逢えるなんて珍しいことだからねぇ」
俺はニヤリと笑うと無線室へと向かって行った。

【ベレッタM92F(ハンドガン)(15/15)、マガジン(15/15)×2をアモン>>345に譲渡】
433KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/32(土) 20:07:23 ID:K1ff1SeL0
>>28【9:00 北:イヴァンベールイ邸前】13/13
「この中で中央地区の教会の神父をしっている者はいるかい?」
そういうと、一同の者はコチラを見上げた。
関心無さそうに平静を装ってはいるが、「教会」というキーワードに明らかに長身の男が反応しているのを俺は見逃さなかった。
屋敷の主、ベールイ氏は終始無言だった…この島の名士が知らぬとも思えないが…?
まあ、いいコチラも素性は伏せたいし、余り詮索してもそれこそ薮蛇というものだ。
「外の車はアンタのかい?」>>98
長身の男はブスッとした苦虫を噛み潰した面持ちでうざったそうに頷いた。
「俺の腕はこの通りなんでね、バイクじゃ厳しい…アンタの車で送っていってくんないか?」
”何処へ”送ってくれとは言わなかった…案の定、これ以上まだ世話を焼かす気かと言わんばかりのすごい形相になった。
ク-ルを装っていても案外激情家なのかもしれない…まあ、愛想のいい答えなど期待しちゃいなかったが…。
俺はワザとらしく頭を掻いてヌケヌケと”困ったな〜〜”とぼやいてみせた…。
初老の男>>11は兎も角、どうも屋敷の主のベールイ氏>>15にも歓迎されてなさそうだしな…ここは一先ず富豪の老人にオネダリしてみるか。
「外にはゾンビ共がウジャウジャしてていけねえ…済まないが車両を拝借出来んか?…こんな状況だ、無傷で返却出来るかは保証し兼ねるが…?」
ベールイ氏は睨んだまま終始無言だ…俺はその沈黙を了解と勝手に受け取って部屋を出て行こうとした。
434KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/32(土) 20:08:22 ID:K1ff1SeL0
>>28【9:00 北:イヴァンベールイ邸前】8/13
去り際に俺の肩を継いでくれた初老の男が俺の名前を尋ねた…俺は答えたくはなかったが、勝手に周囲の者達を紹介し始めたので回避不可能となった。
「…私ですか?…私の名はスネーク…蛇島三銃朗…もうすぐ四銃朗ですが…」
またぞろ滑るかと思ったがジムスキーと名乗った男は大笑いした…どうやら笑い上戸らしい…。
《それにイヴァン氏にレニーか…覚えておこう…》
俺は肩を継いで貰った礼に中華飯店『孝取満腹』でくすねて来た『秘伝のタレ』をジムスキーに手渡した…ハンバーグを食えなかったせめてもの償いだ。
今度こそ部屋を出て行く際に俺は思い出した様な振りをして”序で”といったニュアンスでさり気なくイヴァン氏に探りを入れた。
「ああ…そうそう、今朝、6:30頃、この屋敷にリムジンが来たと思うのだが…?」
イヴァンは更に険しい顔になって沈黙で答えた”詮索するなら邸内を勝手に探すがいい…”そう勝手に俺はやり取りの間を解釈した。
そして皆に向かって最後にこう言ってニヤリとやってその場を立去った…。
「 I'll Be back 」
…一度やってみたかったのだ。
435アモン ◆.fmQA1LuzE :2006/04/02(日) 00:24:09 ID:El4f6Vuo0
>>345【10:00〜 東:警察署 1F廊下〜2F無線室】12/13
>>29は俺の問いかけには答えず、ショットガンを構えたまま、
じっと俺の方を見ている。どうやら俺を観察しているようだ。冷静な男だ。
かなりの修羅場をくぐっていると見て間違いない。どうやら同じ日本人のようだが…
ややあって、男>>29は構えを下ろし、俺のほうへ近づいてきた。敵意はないようだが
油断はできない。俺はナイフをホルスターへ収めながら、重心はやや左へ傾け、いつでも
攻撃できるようにしておく。そして男は、
>>29「俺の名は神谷、アンタと同じ日本人だ。二階にいた警官とは故あって一緒に行動している」
と言い、ホルスターから銃と予備マガジンを抜いて、俺のほうへ投げ渡した。
え……?呆気に取られる俺に対し、神谷>>29
「ナイフ一丁じゃ寂しいだろう、同じ日本人として俺からのささやかな贈り物だよ。
こんな島にいると同郷の人間に逢えるなんて珍しいことだからねぇ」
と言って、さっさと階段を登っていった。
ハンドガンが手に入ったのはありがたい。どうやら信用はできるようだ。
俺はハンドガン(ベレッタM92Fだった)の遊底を引いて初弾を装填し、
安全装置をかけておく。これでいつでも撃てる。試しておきたいこともあるが、
まずは生存者と合流だ。俺は神谷>>29の後を追い、階段を上がりながら、
「ありがとう、感謝するよ。俺は原井亜門。アモンでいい」
と神谷>>29の背中へ声をかけた。
436神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/04/02(日) 00:38:15 ID:KEIzU0N40
>>29 10:00〜10:30 東 警察署 1F廊下〜2F無線室】11/13
「ヨロシク、アモンさん」
俺は首だけ後に向けると、アモン>>345に軽く笑んだ。
しっかり初弾を装填し安全装置をかけておいたところから、射撃の心得があったのだろう。
―――これはこれは、想像以上に頼りになりそうだぜ。

俺は無線室の扉を開けると、中に入った。
煙草に火をつけながら室内を見渡したが、相変わらずロギューネ>>20が無線機を操作している姿がうかがえる。
俺は大きく煙を吐き出すと、その背中に向けて「おい、軍かどこかにつながったかい?」
437アモン ◆.fmQA1LuzE :2006/04/02(日) 00:56:27 ID:El4f6Vuo0
>>345【10:00〜 東:警察署 1F廊下〜2F無線室】12/13
>>29「ヨロシク、アモンさん」
神谷>>29はこちらへ首を巡らせ、軽く笑みながら言った。
その顔を見て、俺は神谷>>29が自分より年下だということに気づいた。
…やれやれ、頼りになる奴だ。自然と軽く笑みが浮かぶ。
そして、神谷>>29の後に続いて、無線室の中へ入った。
部屋の中には、無線を操作している男>>20と、さっき俺に声をかけた男>>20
そして、何事かを呟きながら、部屋の隅にうずくまっている男>>53がいた。
かなりのショックを受けたのだろうか、錯乱状態に陥っているのか…
そんな>>53の様子には目もくれず、神谷>>29は無線を操作している男に
「おい、軍かどこかにつながったかい?」 と声をかけていた。

438トニー ◆uiKV1FiVqo :2006/04/02(日) 01:33:38 ID:ccYFJMI/O
>>35
東 警察署前道路 下水道
10:00〜
なんとか、無事にここまでこれた。しかし、頭上からはゾンビの声…やるしかない。
マンホールの蓋を開ける。ゾンビが気付き、集まってくる。その数、100。
草刈機の音が辺りに響きわたる。
「パーティーの始まりだぜ!!」

難易度4
この書き込みの秒数の一桁目に2があれば、ゾンビ殲滅成功。カウンター9消費
失敗した場合はゾンビ50体殲滅成功。カウンター10消費。死亡。
439レニー ◆MkLbsLSLVI :2006/04/02(日) 03:55:05 ID:NoCXX5WF0
>>98【〜9:30 北:イヴァン邸客間】13/13
さっき死にかけたところだというのにヤクザ>>28はやたらと元気に話しかけてくる。
教会という単語が出てきたので一瞬注意をそちらに向けたが、前後関係の話も支離滅裂な上唐突なので全く意味不明な事をペラペラと捲し立てている様にしか思えない…すぐにウンザリし怠くなった俺は1秒で興味を失った。
イヴァン>>15も意味不明さ加減に絶句している様子だ…別に気まぐれではなく、イヴァンに恩を売るつもりもあってわざわざ弾を無駄遣いしてまでこの男を助けてやったんだが…この分じゃあかえって逆効果だったかな…
俺は軽く嘆息をついた。
すると俺の様子をどう勘違いしたのか知らないが…ヤクザが、外の車はあんたのか等と話しかけてきた…鬱陶しい事この上ない…。
面倒くさくて言葉を返してやる気にもなれない俺は怠そうに頷いてあとは無視を決め込んだ。
ヤクザは車で送って行け等と寝言を言っているが…耳に入れるのも阿呆らしい。
すると奴は俺の様子をまたどう勘違いしたか、独りで悦に入った表情を浮かべる…まあ恐らく映画の見すぎなんだろう…少々鬱陶しいが、まあ無視していれば無害だ、どうでもいい…
無視を決め込んでいるとわざとらしく『困ったな〜』等とやっているが…
終いには厚かましく終始無言のイヴァンに車を強請った末、映画の決め台詞を吐いて銃も持たず出て行った…やはり映画の見すぎか、それでこの騒ぎで錯乱したんだか何だか知らんが…
やれやれ…あれは恐らく狂人だろうな…
これならゾンビの餌にさせてやった方がまだ鬱陶しくなかったな…軽く嘆息をつき、煙草を吸い込んだ。

ジムスキー>>11とイヴァンが男を玄関に送っていった様だが…何やら言い合っている様な声が聞こえる。
どうやら、ヤクザは絶句しているイヴァンの沈黙を邸内を探していい等と勝手に解釈したらしく、家捜しをしようとした様だ…やはり狂人だったらしい。
これじゃあイヴァンのご機嫌も斜めだな…やれやれ。

…やがてようやくヤクザを追い出したのか、イヴァンとジムスキーが戻ってきた。
げっそりとした様な表情をしている…
「…お疲れさん…」
ソファーに身を沈めたまま煙草の煙を吐き出しながら、俺は目を伏せた。
440ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/04/02(日) 09:27:54 ID:/NxirQe90
>>20【10:00〜 東:警察署 2F無線室】10/13
(ファレスト)しばらくして>>345さっきの男と>>29神谷が入ってくると、
少し間をおいてから話しかける、
>>29ロギューネの方はまだみたいだぜ、
さっきから何の反応も無い、ああそれとそっちの奴、俺はファレスト、
麻薬捜査官だ。今日の早朝まで張り込んでたらちょっと撃たれちまったが
もう平気だ、後こっちが相棒のロギューネ、こっちの転がっているのは気にしなくていい、」

俺はそう言うと、部屋の扉を閉め鍵を掛ける。もうちょっとすればハンドガンくらいは
怪我している方で撃てるかな・・・・・
441神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/04/02(日) 10:28:31 ID:KEIzU0N40
>>29 10:30 東 警察署 2F無線室】11/13
俺はファレスト>>20の言葉を受け、フェイ>>53の方に視線を送った。
どこで手に入れたのか銃を片手になにやらぶつぶつ呟いている。 
正気を失っているのは傍目からもあきらかだ。

―――だが、こいつは簡単には死にそうにねぇな
呟くのをやめたかと思うと今度は肩を震わせだした男を見下ろしながら、何故かそんな気がしてならない。
確かにこのメンバーの中でもっとも脆弱なのはフェイ>>53だろう。
だが何故かこの男からは死というイメージがわかない。
―――僥倖ってやつかい? まあ、そいつがどこまで続くか見届けさせてもらおうか

俺はポケットからオフィスで手入れたキーを取り出すと「おいファレストさん>>20、こいつはパトカーのキーかい?
スティーブンソンと言う男のデスクから見付けたんだが。車があるなら廃墟の街でも快適なドライブを楽しめるかもしれないねぇ」
442フェイ ◆EBzpNyhPic :2006/04/02(日) 11:24:45 ID:I1NeRqJXO
>>53【10:30 東:警察署・2F通信室】13/13

「むせん…いじってる…ウヒ…とこにもつなからない…ヒヒヒ…おひるのごはん…まるやき、まるやき、そんびのまるやき…エッウヒ
みんなてみんちで…ぎょうざにつめて…」

あれからずっと、男たち(>>29,345)が入ってきてからも、彼は延々とそんなことをつぶやいていた。

「しばかりきじゃ…うぅぅ…ウッウッ…たべられちゃう」
そしていきなり泣きはじめる。まわりの人間には聞こえなかったかもしれないが、彼には聞こえていたのかもしれない。
どこからか響く芝刈機の音と、男>>35のかすかな雄叫びを…

神谷>>29が鍵をもってきたらしい。ここにいる全員がその鍵でここを脱出する予定なのだろう。…彼>>53をのぞいて。
まだまだ危険とはいえない警察署内。
しかしいずれ彼も決めなければなるまい。
本来の目的を見失った警察署を自分の城とするか。
わずかな光をたよりにこの死であふれかえる街を車で走り抜けるか…

もっとも、今の彼の精神状態からして、後者の選択肢を選ぶ確率は限りなく0に近いのだが。
443KK ◆53kD6zXFSI :2006/04/02(日) 11:59:59 ID:l9C+mDR60
>>28【9:00 北:イヴァンベールイ邸前】8/13
イヴァン氏に勝手に御免状を取り付けたのでザっとではあるが、敷地内を見回した。
しかし、矢張りリムジンが抜けられるような裏道に繋がるゲートを探したが見当たらなかった。
「まあいいさ、疑惑が濃厚になって来たらまた詳細に調べればいい…敷地の改変まで証拠を隠蔽できないだろうしな…」
一応、面通しは済んだ…ここへは何時でも寄れるだろう。
《借りた車両を返しに来なきゃならねェからな…返せればの話だが…》
俺はガレージへと向かった…流石は金持ちといった大きな車庫だ。
「こ…これは…」
目の前には高級車がズラリと並んでいた…暫し現実を忘れて魅入ってしまう…しかも何故か鍵も付けっ放しのものが多かった。
《ガレージの防犯設備に相当自信があったのか?…今は機能してない様だが…》
現金なもので、今のこの状況下で俺はその中で一番目を引いた高級スポーツカーの運転席を魅入る様に覗き込んでいた。
「憧れない方がどうかしてるよなあ…フフッ…」
だが、よく見るとAT車だ。
《…なんだ、レプリカか…》
何故だか少し気が楽になる…何故だ?
他の車はどういうわけか全てMT車で、片手、しか使えない今の俺になんとか運転出来そうなのは”この”レプリカ位しかなさそうだった。
…ある意味選択の余地は残されていない。
「ショウガナイなぁ…」

俺は中年オヤジの憧れ、カウンタックレプリカに乗り込んだ。
444KK ◆53kD6zXFSI :2006/04/02(日) 12:00:41 ID:l9C+mDR60
>>28【9:00〜9:30 中央:教会】8/13
しかし車高が低い…意を決して乗り込んでみる…正直言って身長2mの俺に乗車は無理だった。
《…ドルフラングレンとかどうやってこういうのに乗ってたのだろう?》
俺はシートのクッションを引き剥がした…予めセパレート仕様だった様だ…外して使える様になっていた。
取り外したクッションを助手席に放り出し、運転席に腰を下ろしてみる…。
それでも俺の体は車に入らなかった…俺は打撲した右足を助手席側に投げ出し、上半身を矢張り横に折り曲げて無理な乗車姿勢でなんとか車内に体を収めた。
《…むうぅ……。。。。》
ATシフトレバーが股間の間というか、右腿で跨ぐ感じで、左ハンドルなのに何故か顔は右席側に来ているという珍妙な乗車姿勢…
「…まあ、教会までだ…なんとかなるだろ…きっと」
俺はエンジンに火を入れると、中年オヤジの憧れ、カウンタックレプリカをガレージから発進させた…運転自体はAT車とそう変わらない。

物凄い運転視点が低い!
それほどスピードは出していないのにバイクに跨った時の高い視座と違い、路面を這っている様な錯覚を覚える…。
目の前に飛び出してきたゾンビを躱し切れず、慌ててブレーキを踏む。
立ち歩いてるゾンビの足元にスライディングする様にキレイに…扁平なボンネット→一体的なフロントガラス→天井→エンジングリル→と転がって行き、後方に跳ね飛ばしていった。
無理な運転姿勢の為か、途中何体かのゾンビを避け切れず低速でだが、尽く跳ね飛ばした。
フロントガラスに蜘蛛の巣みたいなに大きなヒビが入ったり、後方のエンジングリルの上に張り付く奴も居たが、また後から引っ掛けたゾンビが張り付いてた奴に激突して一緒になって吹っ飛んでいく。
…いや、俺はロクに首も回せない乗車姿勢なので後方確認など全く出来ないのだけれど…カウンタックの後方視界がゼロに近いとか以前に…。
(そしてジャッキーの某映画様にボロボロになっていくカウンタック…)

《…嗚呼…レプリカとはいえ、オヤジの夢のスーパーカーが…》
445KK ◆53kD6zXFSI :2006/04/02(日) 12:12:03 ID:l9C+mDR60
>>28【9:00〜9:30 中央:教会】8/13
道中、そうこうやっている内に教会の近くに着陸させたグライダーに到着した。

「こちらスネーク…繰り返す、こちらスネーク…神父を見失った、次の指示を乞う…どうぞ?…」
無線で連絡を付けると画してあの鷲鼻の公安刑事が出た。
『…スネーク…悪いがもうそれどころではなくなった…こちらもゾンビの対応にてんてこ舞いだ…悪いが救援には向けない…』
「なに?…指輪はどうするんだ?…必要ではなくなったというのか?!…」
『…その指輪は白山羊…ザザザッツ…から黒…ザピッ…防諜…ズビイ…うえwびq@あjd…hをェdyhh…ふksq@ふじこ…』
「え?…おい?…なんだって?…おい!」
『ザザザ…ピーーーーーーーーー…』
無線は切れた…どうやら謎の秘密組織は壊滅状態の様だな…。
「するともうこの指輪も用無しって訳だ…俺の仕事もここまで…」
俺はグライダーの自爆スイッチを入れるとその場を離れた。
教会の方に引き返す…背後でグライダーが木っ端微塵に爆発した。
これで俺がこの島に来た証拠は消えた。留まる理由は無くなった…今となってはもうどうでもいい事だが…。

全てが虚しく、そして終った…。
446トニー ◆uiKV1FiVqo :2006/04/02(日) 13:37:08 ID:ccYFJMI/O
>>35
東:警察署前道路
10:00〜

「死ねぇぇぇぇ!!!畜生ぉぉ! …アハハハアハハアハハ」

奴らが面白いほどに切れていく。地面はゾンビの血や肉で溢れていた。顔に残骸が張り付く。
「アハハアハハハハア…ア」
その時だった。自分が粉砕したゾンビの血で滑り、バランスを崩してしまった。
地面に叩き付けられた瞬間だった。転んだ拍子に草刈機の刃が腹に食い込んだ。
中から、腸やよく分からないものが溢れ出す。
「痛てぇぇぇ! ちきしょうちきしょうちきしょうちきしょうちきしょうちきしょうちきしょう!!!」
そこにゾンビが集まり、腸をかき出す。真っ赤にボヤけた視界に自分の腸が見える。
「あぁ! あ あぁぁぁ!!
わぁぁあぁ!!」
腸の次は足がもぎ取られる。
「やめてくれぇぇぇ!!痛てぇぇぇぇぇぇ!」

呼吸が乱れ、身体機能が低下するのがわかる。意識も薄れてきた。
「…ここ…まで分解…され…たらゾンビにもなれねぇや…。」


トニー死亡
447ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/04/02(日) 14:16:21 ID:/NxirQe90
>>20 10:30 東 警察署 2F無線室】10/13
(ファレスト)>>29神谷が見せてきた鍵は記憶が正しければ囚人護送車の鍵だった。
あの車なら今の状態の>>53フェイを閉じ込めておく事もできるか、

>>29神谷、そらぁ囚人護送車の鍵だ、鍵についているタグの色で車種が判別できるんだ。
それじゃあ何処かに連絡がつき次第その車で移動しようや、それと>>53こいつは
どうする?このままじゃぁ流石に可哀想じゃないか・・・なんか気の毒に思えてきた。」

俺はそう言うと、相棒の様子を見てみる。さっきからずっとあのままか・・・
生存者はいるのか?まぁ別にいなくてもいいんだがな・・・
448アモン ◆.fmQA1LuzE :2006/04/02(日) 18:36:29 ID:bwsUT9LJ0
>>345【10:30 東:警察署 2F無線室】12/13
部屋に入って少し間を置き、さっき俺に声をかけた男>>20が話し始めた。
>>29ロギューネの方はまだみたいだぜ、
さっきから何の反応も無い、ああそれとそっちの奴、俺はファレスト、
麻薬捜査官だ。今日の早朝まで張り込んでたらちょっと撃たれちまったが
もう平気だ、後こっちが相棒のロギューネ、こっちの転がっているのは気にしなくていい、」
そう言うと、立ち上がって入ってきた扉に鍵をかける。
なるほど、何となく警官らしくないとは思っていたが、麻薬捜査官か。
無線を操作している方はロギューネ>>20というらしい。
俺はファレスト>>20
「さっきはどうも。俺はアモンだ。よろしく。」と言っておく。
神谷>>29は呟きつづける男>>53をちらりと一瞥し、ファレストに
「おいファレストさん>>20、こいつはパトカーのキーかい?
スティーブンソンと言う男のデスクから見付けたんだが。車があるなら廃墟の街でも快適なドライブを楽しめるかもしれないねぇ」
と言う。車か…確かに移動手段としては最適だが、問題はやつらの数だろう。
大量のゾンビに囲まれればパトカーでは突破することは難しい。
上手くいくだろうか…?


449アモン ◆.fmQA1LuzE
>>345【10:30 東:警察署 2F無線室】12/13
そんな心配をしていた俺だったが、杞憂に終わったようだ。
ファレスト>>20
>>29神谷、そらぁ囚人護送車の鍵だ、鍵についているタグの色で車種が判別できるんだ。
それじゃあ何処かに連絡がつき次第その車で移動しようや、それと>>53こいつは
どうする?このままじゃぁ流石に可哀想じゃないか・・・なんか気の毒に思えてきた。」
と言ったからだ。囚人護送車なら馬力もあるし、多少の数なら問題ないだろう。ツキはまだあるようだ。
とすると、あとは…あの男>>53か。
「連れて行こう」俺はそう言った。
「訳もわからずにこんな状況に放り込まれればこれが自然な反応だろ?
 このままここに置いておくのは流石に寝覚めが悪いぜ。
 徒歩ならともかく、護送車で移動するんだから問題はないと思うよ。
 どうする?」
俺はそう言うと、パーカーのポケットからベレッタを、ホルスターからナイフを取り出して、
ベレッタの木製グリップ(木製でよかった)を削り始めた。試したい事の準備の為だ…