жжZOMBIE.†.GAMEYжж

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1 ◆UO0aS3zY7U

――これは、ゾンビの現れた世界に生きる人々の生存劇

жжZOMBIE.†.GAMEYжж 解説書(必読) 
p1
■基本概要
・プレイヤーは、ゾンビの現れた世界に生きる人間であるキャラクターを操り、その生存劇を描く。
・キャラには、想像できる限りのことは実行させられる。
 (例:店、民家に侵入し物資を奪う。罠をしかけてゾンビをはめる。建物に立て篭もる。)
・非現実的な事、 他キャラを殺すこと、他キャラをゾンビにさせることはさせられない。
・ゲームの期間は3月20日〜5月31日まで(72日間)
・「危機レス」をゲーム開始15日以降から書き込める。 →p3参照
・スレ容量が限界(512KB)となったり、スレが1000に達した場合次スレに移行してゲームを続行する。
・プレイヤーは書き込み時の必須記入事項を守ること。→p4〜5参照
・sage進行。
・プレイヤーは、自力でキャラを島に入れること。(既に島内に居たという設定でも可。)
・ルールを守らなかった場合、スルー対象になることがある。
■関連サイト
状況確認・雑談スレ(現在行われているゲームの状況確認、問題解決、雑談)
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1139297530/
жжZOMBIE.†.GAMEжж(過去に行われたゲームのログなど)
http://zombigame.web.fc2.com/
ZOMBIE 2ch Info(ゾンビ関連スレのログなど)
http://zombie2ch.hp.infoseek.co.jp/
2 ◆UO0aS3zY7U :2006/03/20(月) 00:00:46 ID:W7w7sjSd0
p2
■世界観
・舞台はアメリカにある架空の島。 地形参考( http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=32.39.16.937&el=129.45.22.827&la=1&sc=4&skey=%B9%E2%C5%E7&pref=%C4%B9%BA%EA&CE.x=251&CE.y=256 )
・状況はゾンビ発生直後、時期は春。
・スタート地点や、島でどう行動するかはプレイヤーの自由。
■島全体
[東]<商業エリア>ショッピングモール、デパート等。
[西]<企業エリア>大企業のビル、工場等。
[南]<娯楽エリア>レストラン、スタジアム、博物館、港等。
[北]<島民エリア>高級住宅街、役所、本土との連絡橋等。
[中央]<山間エリア>別荘、教会、自然観測所等。
なお、地下鉄が島内各地〜本土との連絡橋〜本土を繋いでいる。
■ゾンビの設定
・人は噛まれた場合のみ感染。傷が浅くても数日で死に至る。
・死亡(呼吸・脈拍停止を確認)すると数秒〜でゾンビ化する。
・強暴で興奮しやすい。人を襲い、喰らおうとする。
・知能は極めて低く、ほぼ食欲のみにかられている。
・心臓は機能していない。叫び声を上げる時のみ肺を活用。
・人間以外の生物には無関心。
・乗り物には人間と同じように反応。(人間が乗っていると知っている)
・痛覚がなく、頭以外を攻撃しても動きを止められない。
・常人以上の筋力があるが、動きは鈍い。
・音に対する反応が鋭く、痛覚以外の神経系の働きは損なわれていない。
・建物に集まるのは習慣ではなく、人が大勢集まる場所だと覚えているから。
・泳げない。首までなら歩き、それ以上は沈む。
・まれに例外的な個体(素早い、知能が高い、さらに筋力が強い等)も存在する。
3 ◆UO0aS3zY7U :2006/03/20(月) 00:02:15 ID:0tZutFcT0
p3
■危機レス
・危機レスはゲーム開始15日以降から投稿可能となる。 (ROM専門の方でも投稿可能。遠慮せずどうぞ。)
・「ゾンビが建物内に侵入しそう」「建物への電力供給がストップ」等の危機的状況を発生させる事ができる。
 キャラクターは知恵や力を駆使して危機を乗り切っていかなければならない。
・どうすれば危機レスが解除されるか(どうすれば危機を乗り切れるか)を記載する。
・危機レスを投下する際は世界観、その時のゲームの雰囲気を読む。
・ルールを守っている限り危機レスの効果は有効だが、上記を守っていない場合は確認スレで話し合い、最終的にスルーする場合がある。
(プレイヤー三人が"×"と書いて投稿すれば決定)
■固定危機レス人
・名前トリップを付けた危機レス投稿専門のプレイヤー。
例:(名前)危機#○○…
・固定危機レス人の危機レスは通常の危機レスより優先する。
 そのためよりスレの雰囲気やゲームの状況を読んでの投稿が求められる。
■死与権
・これは強制的にキャラを、そのキャラを操っているプレイヤーの承諾無しに死亡させられる権利である。
 例えば、あるプレイヤー「a」が最後の書き込みからリアルタイム72時間経過しても書き込みしなかった場合、「a」のキャラへの死与権が他のプレイヤーに発生する。
 但し、72時間経過後でも死与権発動前に「a」の書き込みがあれば、他プレイヤーの「a」のキャラへの死与権は消失する。
4 ◆UO0aS3zY7U :2006/03/20(月) 00:02:47 ID:0tZutFcT0
p4
■アイテム
系統ごとのアイテム所持上限を守ること。(リュックやポーチを装備しても、上限は変わらない。)
また他キャラへのアイテムの譲渡は自由。
・銃火器、弾薬
 弾薬はリロード2回分(マガジン2つ)で1アイテム。
 射撃系は入手してからリアルタイム24時間は新たに入手不可
 その他の系統は入手してからリアルタイム36時間は新たに入手不可
・その他の武器
 全系統入手してから新たに24時間は入手不可
 (その他の武器とはナイフ、メリケンサック等の近接武器の事を指す)
■初投稿時のキャラ設定 
初投稿時には、操るキャラクターの詳細を記載する。系統についてはp5参照。
・テンプレ (携帯からのテンプレ利用方法:項目の[写]を選択)
氏名  :
系統  :



性別  :  
年齢  :歳  
体格  :cm kg  
性格  :
職業  :  
容姿  :
趣味特技:
所持品 :
備考  :  
5 ◆UO0aS3zY7U :2006/03/20(月) 00:03:19 ID:W7w7sjSd0
p5
■系統
キャラクターの得意分野等から考えて下記からあてはまるものを選択する。
注意:医療系、格闘系は銃火器はハンドガン・ショットガン等操作が簡単なものしか持てない。
○射撃系  アイテム所持数(6)銃火器所持数(3)
 狙撃、銃の改造など銃に関する技術、知識を持つ。
○格闘系  アイテム所持数(7)銃火器所持数(1)
 体術や近接武器などの扱いに関する技術、知識を持つ。 
○技術系  アイテム所持数(8)銃火器所持数(1)
 機械操作、修理などの技術、知識を持つ。
○医療系  アイテム所持数(8)銃火器所持数(1)
 医療に関する技術、知識を持つ。
 ワクチンは開発不可。ただし、能力として「ウイルスの進行を遅らせる」ことは可能。
○特殊系
 上記系統の能力を組み合わせる。キャラが万能になりすぎないよう注意。
 特殊系の制限として「アイテム上限は8、射撃系の能力を入れる場合は6」
・系統を選んだ後、能力の詳細を3つあげる。
例 猟師:特殊系(射撃+格闘)
  ○刃物を持っていれば一度にゾンビ2体まで相手にできる。
  ○ショットガンの扱いに長けていて、近距離のゾンビなら1〜2体を1発で倒せる。
  ○ただしショットガン以外の銃火器の扱いや素手の格闘は素人
6 ◆UO0aS3zY7U :2006/03/20(月) 00:03:50 ID:0tZutFcT0
p6
■初投稿以降の書き込み時必須記入事項 (本文の始めに書く)
・テンプレ
 >>(キャラ初登場番号)【(時刻) (エリア):(現在地)】(13/13)
 例:>>1【13:30 東:ショッピングモール】(9/13)
・時刻
 それぞれのキャラが同じ時間軸でなくてもわかりやすく、矛盾を無くせる。
 なお、分数は30分区切りで24時間表示。
・現在地
 状況が解り易くなる。
・カウンター
 ライフポイントのようなもので、初期値は13。
 主に危機レスなどで増減する。
 0になったプレイヤーはキャラの運命を死に結びつけなくてはならない。
■その他
・他キャラに話をする時にはそのキャラの初登場レス番号を記入する。
 例:「あなたの名前は?」>>01
・他者のなりすましを防ぐ為、名前にトリップを付ける。
 付け方:名前の横に#○○○…(○には好きな文字、数字)
・新規プレイヤー、また落ちて途中からプレイする者はなるべく未読レスを読むこと。
7 ◆UO0aS3zY7U :2006/03/20(月) 00:04:21 ID:0tZutFcT0
p7
■ゲームの心構え、その他
・これはスレッドの形を取ったゲームであり、形の整った小説を作るのではありません。
 そのため、確認スレで予定調和をしてはいけません。
 ゲーム中でキャラが固まっているプレイヤー同士の話し合いは認めます。
 例:「ここへ逃げさせよう」「バリケードを作らせない?」など
 その他のプレイヤーの話し合いは問題が発生した時、雑談、議論の時にお願いします。
・ルールについてはまだまだ議論中です。
 プレイヤーだけでなく様々な方からの意見を募集していますので、ご意見ありましたら状況確認スレにお願いします。
・プレイヤーに即席ルールの適用を試験的に認めています。
 即席ルールとはイベント時や危機レス時等、その場でのみ有効なルールの事です。
 掲示板の機能を使用した様々な物が発案されています。
・書き込み時間を使った行動の成否判断→p8 (携帯からの秒数確認法:項目の[写]を選択)   
・制限、ペナルティ (ペナルティはカウンター減少等)
 例:危機レス ゾンビが三体侵入。
   20レス以内に最低三人のプレイヤーが書き込みをして倒せば解除
   一人が一体以上のゾンビを倒す事はできない。
   [ 20レスを越すと全員のカウンターが1ポイント下がる ]
・このようなルールはゲームの小説化や台本化(予定調和)を防ぎ、ストーリーに分岐を増やします。
 これによりプレイヤー自身もキャラの運命がどう転ぶか解らないマルチストーリーが楽しめます。
・他にも様々な工夫ができると思いますので、ご意見、ご提案を随時募集しています。
8 ◆UO0aS3zY7U :2006/03/20(月) 00:04:51 ID:0tZutFcT0
p8
■難易度
成否判定をする際、キャラの得意分野、状況、行為自体の難しさで、行動の成否判定の難易度が変わる。
通常、判定には書き込み時間の秒数一桁目を使用する。
指定する数字は極力連続していてはならない。(例:3つ指定なら1、2、3は不可。1、3、5は可。指定数字が多く連続させずにはいられない時は連続しても可)
・難易度表
 −4(指定の数字1つ以外で成功)  非常に簡単な行為、条件。
 −3(指定の数字2つ以外で成功)  とても簡単な行為、条件。
 −2(指定の数字3つ以外で成功)  なかなか簡単な行為、条件。
 −1(指定の数字4つ以外で成功)  少し簡単な行為、条件。
  0(指定の偶数または奇数で成功)基準。戦闘なら通常のゾンビ程度の敵との戦い。
  1(指定の数字4つ以外で失敗) 少し難しい行為、条件。
  2(指定の数字3つ以外で失敗) なかなか難しい行為、条件。
  3(指定の数字2つ以外で失敗) とても難しい行為、条件。
  4(指定の数字1つ以外で失敗) 非常に難しい行為、条件。
・自キャラの系統に関係した行為を行う際は難易度をー1して判定する。(例:射撃系が銃を撃つ、格闘系が格闘で戦う)
 役立つ道具を使う時、または得意な行為を行う時はさらに難易度をー1して計−2で判定(例:技術系が得意なパソコン操作をする)
 役立つ道具を使い得意な行為を行う時はさらにー1して計−3で判定(例:医療系が医療設備の整った環境で得意な外科治療を行う)
 得意な行為は、キャラの系統からのみ適用する(例えば、格闘系が銃の扱いを得意として銃使用時の判定を有利にすることはできない)
 特殊系の限定された系統では得意な行為での難易度修正は不可(例えば、格闘+医療の特殊系は、系統と道具により難易度ー2までしか修正できない)
・特殊例 PC(プレイヤーキャラクター)「b(格闘系、柔道が得意)」対PC「c(射撃系、ナイフを装備)」の格闘戦。
 bは得意な柔道でcを取り押さえようとする(難易度ー2)。
 cは非格闘系だがナイフを使って抵抗してきた(難易度+1)。
 よってbの判定は難易度ー1で行う。bは1、3、5、7を指定。
 結果、秒数一桁目は2。bはcを取り押さえることに成功。
9レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/20(月) 00:10:02 ID:W7w7sjSd0
氏名:Leon・Valentine(レオン・ヴァレンタイン)  
系統:特殊(射撃+技術)アイテム所持数6
○船の操作技術を持つが、修理等はできない
○ハンドガン、ライフルの扱いに長け改造が可能。
○多少日本語の会話、読み書きができる。
性別:男  年齢:26歳  身長:180cm  体重:75kg  
性格:快活(内面は冷静) 職業:弁護士(新米)       
趣味・特技:歌/日本語(勉強中)/旅行/射撃  
容姿:アメリカ白人(日本人の血が1/4入っている)/金髪ショート/やや童顔 
服装:テーラードジャケット(ライトグレー)/シャツ(ホワイト)/パンツ(チャコールグレー)/革靴/革手袋
所持品:Remington M700(ライフル 5/5)/7.62mmx51弾(10)/空き/空き/空き/空き
    (携帯電話/財布/オイルライター/車の鍵)
備考:島出身。本土のロースクールに通っていたが、弁護士になり久し振りに戻ってきた。
   父(ルード)は島に本社、工場をかまえる化学工業会社「カーバイド」の重役。 
   双子の弟(アーク)もカーバイドの製薬部門で働いている。
   学生時代からピストル、ライフル競技の大会に出場していた。
   恋人が日本人で、現在必死に日本語を勉強している。
   船の動かし方は何年もかけて父から盗んだもので、無免許。
10シーバード ◆tyZPYtzQdA :2006/03/20(月) 00:12:03 ID:TGDd83HX0
氏名:ジャック=シーバード
系統:特殊(サバイバル術・トラップ・狩猟専門知識)
性別:男
年齢:23歳
体格:166cm65kg
性格:現実派で厳しいが日本人の母に育てられたせいか和を重んじる。
職業:食材調達屋
容姿:黒髪の長髪で黒シャツ・黒ジーンズに茶系上着・軽登山靴に皮手袋
趣味特技:嗅覚が発達している
所持品:オピネルのステンレスナイフ・砥棒
備考:母親が日本人でハーフ、今年の冬地元の高級レストランに
スカウトされ島に渡って来た、トラップ技術、投擲技術に長けているが
身体能力は高いがどれも戦闘に適した力は無い。
11ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/20(月) 00:12:11 ID:M4PG0T2y0
氏名:ホールド・ジムスキー(イギリス人)
系統:特殊系(剣&銃)
性別:男
年齢:65歳
体格:身長170cm/体重69kg
性格:常時冷静/紳士的(?
趣味/特技:パイプ集め/剣術
職:剣術学の博士
容姿:白髪・サングラス・白いシャツの上に黒いベスト・黒ズボン
所持品:レイピア(鞘付刀剣)【サングラス/白皮の手袋
ポケット内:パイプ/刻み煙草/マッチ】
備考:
・目の障害をもっていて視覚全て黒白
逆に聴覚が優れている
・酒とパイプ煙草を好む
・フェンシング(西洋剣術)の腕は確か
また、操作が簡単な銃を扱う事もできる
*レイピアは「突く・切る」動作が可能。(殺傷能力が低い・一撃では倒せない)
フェンシングについてttp://ja.wikipedia.org/wiki/フェンシング
レイピアのイメージ
ttp://www.geocities.jp/bowen_dragon/taki/touken/rapier.htm
12アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/20(月) 00:27:15 ID:6KO3hHNQ0
氏名 : アイス・イルロ[アメリカ]
 系統 : 特殊系(剣術)
・剣術で鍛えられれた身体能力はかなりの物。
・剣タイプの武器ならどんなものでも使える。
・剣術に長けすぎたためハンドガンさえも使えない。
 性別 : 女
 年齢 : 12歳
 体格 : 135cm  32kg
 性格 :
物静かで言いたい事だけを言うので誤解される事がしばしば。
ある理由で、子供は産めない、というか、創れない身体になっている。
敵と判断したものには容赦無く斬りつける。
 趣味 : 日本刀の手入れ。
 特技 : ちょっとした料理。
 職業 : 不明だが、依頼内容を実行する。
 容姿 : 長髪。左手に常に剣を持つ。白く膝下位までのワンピースに茶色いベルトブーツ。
 所持品:
【重量物】
日本刀 携帯食(3/3)
【非重量物】
写真 携帯電話
 備考 : 生まれてまもなく両親が無くなる、が、不幸はまだ終ってなかった。
      拾った者が殺し合いの賭け事に自分を使い、生きるために必死に自分を鍛えた結果、こうなった。
      …無論、その者は殺した。
13レイ ◆xzJz8stOsY :2006/03/20(月) 00:30:23 ID:aynpd0lRO
氏名:レイ・アスキス
系統:特殊系 (一般人)
性別:男
年齢:21歳
体格:170cm 58kg
性格:穏和な性格
  :若干カフェイン中毒
職業:ウェイター
容姿:金髪 シャギー
  :Yシャツ(白) ジーンズ(黒) 厚手のエプロン(深緑)
所持品 :ボールペン メモ帳 ハンディ(オーダーとるやつです) 携帯 財布
備考:身軽。運動神経はそこそこ。
  :ただしドジな失敗をすることが多い。
14デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/20(月) 00:39:54 ID:HsZzcfWu0
氏名  : デイヴィッド・グライムズ(デイヴ)
系統  :特殊系(射撃+α)
・勘が鈍っているため、初期段階での戦闘力は一般人並みかそれ以下。
・戦闘を重ねるにつれ勘を取り戻す。特に狙撃技術は一級品。
・ステルス能力が高い。これだけは鈍っていない。
性別  : 男
年齢  : 24歳
体格  : 173cm 59 kg
性格  : 集団で居るのを嫌う。信頼するに足る人物には協力的。
趣味特技: アイスコーヒー
職業  : 放浪者
容姿  : ぼさっとした黒髪のショートヘア。眼鏡着用、眼光は鋭い。黒のシャツに半開きのベルト付き黒ジャケット。ジーンズにブーツ。
所持品 : サバイバルナイフ ピッキングツール(壊れてる) 缶コーヒー
(オイルライター ドッグタグ 皮手袋)
備考  :流浪の放浪者。数年前まで傭兵派遣組織「ファントム」に所属していた。トラブルから脱退し、放浪生活を送っている。
昔の戦友を頼って島までやってきた。
組織にいた頃は天性の才能で組織一のスナイプ技術を持っていたが、それ以外の訓練を怠った為、傭兵としての総合的な能力は低かった。
組織を抜けてから不健康な生活をすごしてきた為、全盛期より体がかなりやせ衰えている。
15イヴァン ◆CITXjG1UAo :2006/03/20(月) 00:48:40 ID:71VK4b7u0
氏名:イヴァン・ベールイ
系統:技術系
○パソコン・機械に関する知識が深く、大抵の機械は工具があれば修理出来る
○左足に障害を持ち、杖なしでは満足に歩けない
○老人なので力が弱く、武器があっても1対1ではゾンビに対抗出来ない
性別:♂
年齢:81歳
体格:172cm 60kg
性格:物静かで温厚だが、どことなく威厳を漂わせている。
職業:作家(退職後の道楽のような形)
容姿:真っ白な髪をオールバックでまとめ、鼻の下の髭を若干伸ばしている。
趣味特技:絵を描くこと、小説を書き進めること
所持品:万年筆、杖、手帳
備考:北部の住宅街の外れ、一際大きく古びれた屋敷に一人で住んでいる。
屋敷は丈夫な煉瓦の塀で囲まれ、ゾンビでも登ったり壊したりすることは出来ない。
鉄の門の傍らには小さなインターホンがあり、外部の人間はこれを使うことで彼とコンタクトを取れる。
16はちお ◆0jgvin9rDc :2006/03/20(月) 01:07:22 ID:QckWey1f0
氏名:藤田 八男 (ふじた はちお)   
系統:技術系 アイテム所持数7
・喧嘩程度の格闘が可能
・大型車の運転と簡単な修理が可能
性別:男  年齢:23歳  身長:179cm  体重:75kg  
性格:自分第一、すぐ切れるが臆病
職業:運送業
趣味・特技:料理(日本料理)
容姿:黒髪のオールバック
服装:ブラウンのジャケット(背面にお多福面の刺繍有り)/ジーパン
所持品:無し(携帯電話/財布/タバコ&ライター/車の鍵)
備考:結婚して島に住む姉が交通事故にあったという知らせを受け、見舞いに来た。
   姉とその夫は島に本社を持つ製薬会社『D&D製薬』に勤めている。
17デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/20(月) 02:03:52 ID:HsZzcfWu0
氏名  : デイヴィッド・グライムズ(デイヴ)
系統  :特殊系(射撃+α)
・勘が鈍っているため、初期段階での戦闘力は一般人並みかそれ以下。
・戦闘を重ねるにつれ勘を取り戻す。特に狙撃技術は一級品。
・ステルス能力が高い。これだけは鈍っていない。
性別  : 男
年齢  : 24歳
体格  : 173cm 59 kg
性格  : 普段は冷静だが情緒不安定の嫌いがある。集団で居るのを嫌う。
趣味特技: アイスコーヒー(レギュラー)
職業  : 放浪者
容姿  : ぼさっとした黒髪のショートヘア。眼鏡着用、眼光は鋭い。黒のシャツに半開きの黒ジャケット。ジーンズにブーツ。
所持品 : サバイバルナイフ
(ドッグタグ 財布)
備考  :アメリカ人。左利き。流浪の放浪者。数年前まで傭兵派遣組織「ファントム」に所属していた。トラブルから脱退し、放浪生活を送っている。
昔の戦友を頼って島までやってきた。
組織にいた頃は天性の才能で組織一のスナイプ技術を持っていたが、それ以外の訓練を怠った為、傭兵としての総合的な能力は低かった。組織を抜けてから不健康な生活をすごしてきた為、全盛期より体がかなりやせ衰えている。
18デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/20(月) 02:05:12 ID:HsZzcfWu0
プロフ>>14から>>17に変更です
駄レスすみません…
19ハルキ ◆KZGv///Ri. :2006/03/20(月) 02:54:43 ID:nGAucsF4O
>>18
今後、修正報告等のレスは確認スレにして頂けると有り難いです。


氏名:高原・晴樹(タカハラ・ハルキ)
系統:特殊系(技術+α)
○前向性健忘症のため記憶が一時間以内しか保たない
○手先が器用でその場で教われば多少技術系の手伝いが出来る
○扱いが簡単な武器(ハンドガン・ナイフなど)を所持していれば一度に1匹までゾンビを倒せる
性別:男
年齢:26歳
体格:172cm 56kg
性格:前向き
趣味特技:記録
職業:モールの清掃員
容姿:前長めの黒髪・キャップ・薄手の茶コート・黒いジーンズ
所持品:サバイバルナイフ・カメラ付き携帯・メモ用紙・ペン・(財布(少々の所持金・弟の写真))【障害の種類上携帯とメモはアイテム扱い】
備考:日本人。数年前に事故に遭い前向性健忘症を患う。
20ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/20(月) 07:32:15 ID:n+l4Y/HU0
氏名:ロギューネ・フライヤーズ&ファレスト・リーベルタ
系統:二人とも射撃系
性別:二人とも男
年齢: ロギューネ・23歳 ファレスト・22歳
体格:ロギューネ・177cm 79kg  ファレスト 172p 76s
性格:ロギューネ・おとなしい ファレスト・暴走気味の所がある、
特技:(ロギューネ)大体の銃火器を使用できるがその中でも特にハンドガンの扱いには秀でている。
その反面 格闘が苦手で、格闘戦時難易度+1・また乗り物の運転も一切出来ない。
(ファレスト)ショットガンによる射撃が得意・同じく格闘が苦手で格闘戦時難易度+1
・また銃の整備や多少の改造が出来る・こちらは車の運転はできる。
趣味:ロギューネ、ギャンブル ファレスト、パソコン、読書
職業:麻薬捜査官
容姿: ロギューネ・茶髪、ジャケットにジーパン、腰にハンドガンのホルスター、
ファレスト・金髪、Yシャツに黒ズボン、Yシャツにホルスター 、上着は破って
傷口を縛っているために着ていない
所持品:ロギューネ・Cz75(ハンドガン)7/15 予備マガジン1個「身分証明書、懐中時計、財布」
ファレスト・P220(ハンドガン)9/9、予備マガジン2個、「身分証明書、携帯電話、財布、ライター」
備考: 麻薬の取引現場に踏み込んだ時にゾンビに遭遇、その時ファレストは
錯乱した麻薬の売人に撃たれ右足と左肩を負傷している。
そのため誰かに手伝ってもらわないと他が歩く程度のスピードでしか移動できない。
またファレストは傷のために傷をある程度治療しない限り、
得意のショットガンを使用できない。
アイテム枠は一人4つで、どちらかが死亡しても変わらない。
21神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/20(月) 07:47:02 ID:RIcZMHSE0
 氏名 :神谷 和彦(かみや かずひこ)
 系統 :特殊(不良)
 性別 :男
 年齢 :18歳
 体格 :178 cm 68kg
 性格 :冷静・極度のサディスト
趣味特技:格闘技全般(不良相手の喧嘩なら複数人を数秒で倒せる)・拷問
 職業 :学生
 容姿 :相手を刺し殺すような、鋭い釣り目。金髪を真上に、つんつんにおったて、両耳にはピアスが1つずつついている。
     学生なので衣服は基本的に学ラン。
所持品 :サバイバルナイフ・ジッポーのライター
 備考 :不良グループボス。いくつかあった不良グループとの闘争の後、頂点に立つ。
     知能指数は並外れていて、それ故に本人は、「力で相手をねじ伏せる」よりも「頭を使って相手を侵略する」スタンスを好む。
     幼い時に父親に虐待を受けたため、非常に嗜虐的な性格になっている。
     銃器は使用したことがないが、身体能力は優れているため訓練次第で使いこなすことが可能。
     喧嘩の際には相手の顔を徹底的につぶすという残虐な方法から、「顔面殺し」の異名を持ち、不良の間では伝説となっている。

22メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/20(月) 09:51:25 ID:P4OkPRJ/0
氏名:メリル・マディガン
系統:技術系(車の運転) 
性別:女
年齢:28歳
体格:159cm 44kg
性格:利己的で他人に主導権を握られる事を嫌う
趣味特技:ドライブ(主に高速道路での)、ポーカー
職業:主婦
容姿:ブロンドのショートカット。返り血で染まった白いシャツ。
所持品(8):散弾銃(2/2) <カウントされない物>時計
備考
・同棲相手が目の前でゾンビ化したため激しく動揺している。
23神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/20(月) 14:52:37 ID:RIcZMHSE0
氏名 :神谷 和彦(かみや かずひこ)
 系統 :特殊(喧嘩+α)
 性別 :男
 年齢 :18歳
 体格 :178 cm 68kg
 性格 :冷静・極度のサディスト
趣味特技:格闘技全般(不良相手の喧嘩なら複数人を数秒で倒せる)・拷問
 職業 :学生
 容姿 :相手を刺し殺すような、鋭い釣り目。金髪を真上に、つんつんにおったて、両耳にはピアスが1つずつついている。
     学生なので衣服は基本的に学ラン。
所持品 :サバイバルナイフ。防刃グローブ・防刃ベスト(日頃から護身のために衣服の下に着用している。ゾンビに噛まれても皮膚まで届かない)
 備考 :不良グループボス。いくつかあった不良グループとの闘争の後、頂点に立つ。
     知能指数は並外れていて、それ故に本人は、「力で相手をねじ伏せる」よりも「頭を使って相手を侵略する」スタンスを好む。
     幼い時に父親に虐待を受けたため、非常に嗜虐的な性格になっている。
     銃器は使用したことがないが、身体能力は優れているため訓練次第で使いこなすことが可能。
     喧嘩の際には相手の顔を徹底的につぶすという残虐な方法から、「顔面殺し」の異名を持ち、不良の間では伝説となっている。

24レイ (小変更) ◆xzJz8stOsY :2006/03/20(月) 17:51:42 ID:aynpd0lRO
氏名  :レイ・アスキス
    :(Ray Asquith)
系統  :特殊系 (一般人)
性別  :男
年齢  :21歳
体格  :170cm 58kg
性格  :穏和な性格
    :若干カフェイン中毒
職業  :ウェイター
容姿  :金髪 シャギー
服装  :Yシャツ(白) スラックス(黒)
    :厚手のエプロン(深緑)
所持品 :ボールペン メモ帳 ハンディ 携帯 財布
備考  :身軽。運動神経はそこそこ。
    :ただしドジな失敗を起こすことが多い。
25レイ ◆xzJz8stOsY :2006/03/20(月) 17:57:47 ID:aynpd0lRO
>>661
既に読ませていただいてますよー。
前からひっそりromっていたのでw
でも実際プレイしてみると変な箇所でてくるかもしれないので、もし何かあれば教えてください。
26KK:2006/03/20(月) 18:03:34 ID:cYnd3ftk0

氏名  : 快勝院 日独伊 (かいしょういん かつくに)
系統  : 射撃(一般人)
性別  : 男
年齢  :40歳
体格  :200cm100kg
性格  : 温厚
職業   :   893
容姿  :全身にケロイド
    :ロングコートの下にベルトキット、オフロードブーツ、厚手の抗噛グローブ 、フローティングモジュラーベスト、MOLLE I(背嚢)

趣味特技:荒事、犯罪全般
所持品 :@イングラムMAC10cal.460ローランド(クローズドボルトファイアリングモデファイ)、A予備マガジン2本(計64発)Bナイフ、CAN/PVS14暗視ゴーグル、Dラぺリング用ハーネスとザイル、Eサバイバルツールキット

備考  :大食漢、ヘビースモーカー、犯罪暦は無いが、殺人の経験は有り
    :現在運転免許失効中…車の運転位は出来る。

27ジョン ◆2gbJUznf8E :2006/03/20(月) 18:23:51 ID:+5YxFXHj0
氏名  : ジョン・クリーズ
系統  : 特殊(技術+格闘)
・臆病なので戦闘にはあまり参加せず、逃げる時もある
・力は強いので接近戦は得意、射撃は普通かそれ以下
・空気が読めないことがある
性別  :男  
年齢  :26歳  
体格  :182cm 73kg  
性格  :臆病 協力的
職業  :警察官  
容姿  :茶髪 制服
趣味特技:パズル/パソコン
所持品 :ショットガン(3/7) (携帯電話、手帳)
備考  :本土の警察署に勤務している。
     特に目立ったところは無く、いわゆる普通の警察官。
28KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/20(月) 18:43:19 ID:cYnd3ftk0
氏名  : 快勝院 日独伊 (かいしょういん かつくに)
系統  : 射撃
性別  : 男
年齢  :38歳
体格  :200cm100kg
性格  : 温厚
職業   :   893
容姿  :全身にケロイド
    :ロングコートの下にベルトキット、オフロードブーツ、厚手の抗噛グローブ 、フローティングモジュラーベスト、MOLLE I(背嚢)
趣味特技:荒事、犯罪全般 YAMAKASHI
所持品 :@イングラム機関拳銃、A予備マガジン2本(計64発)Bナイフ、C暗視ゴーグル、Dラぺリング用ハーネスとザイル、Eサバイバルツールキット
備考  :大食漢、ヘビースモーカー、犯罪暦は無いが、殺人の経験は有り
    :現在運転免許失効中…車の運転位は出来る。
29神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/20(月) 18:47:08 ID:RIcZMHSE0
氏名 :神谷 和彦(かみや かずひこ)
 系統 :特殊(喧嘩+α)
 性別 :男
 年齢 :18歳
 体格 :178 cm 68kg
 性格 :冷静・極度のサディスト
趣味特技:格闘技全般(不良相手の喧嘩なら複数人を数秒で倒せる)・拷問
 職業 :学生
 容姿 :相手を刺し殺すような、鋭い釣り目。金髪を真上に、つんつんにおったて、両耳にはピアスが1つずつついている。
     学生なので衣服は基本的に学ラン。
所持品 :サバイバルナイフ。防刃グローブ・防刃ベスト(日頃から護身のために衣服の下に着用している。ゾンビに噛まれても皮膚まで届かない)
 備考 :不良グループボス。いくつかあった不良グループとの闘争の後、頂点に立つ。
     知能指数は並外れていて、それ故に本人は、「力で相手をねじ伏せる」よりも「頭を使って相手を侵略する」スタンスを好む。
     幼い時に父親に虐待を受けたため、非常に嗜虐的な性格になっている。
     銃器は使用したことがないが、身体能力は優れているため訓練次第で使いこなすことが可能。
     喧嘩の際には相手の顔を徹底的につぶすという残虐な方法から、「顔面殺し」の異名を持ち、不良の間では伝説となっている。

30ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/20(月) 19:17:52 ID:EzgcOpmy0
>>11【7:00〜北[島民エリア]:自宅】13/13
その日はいつもと変わらぬ朝…だった…
いつものように目覚め、見慣れた妻の寝顔を横目に鏡の前で身なりを整えベストを羽織る。
着替えを済まし妻を起こし朝食を促す。
それまでは普通のいつも通りの朝だった…
妻が娘を起こしに2階へと上がって行く。
しかし妻は悲顔で階段を降りて来た。
「どうした?」私は駆け寄り妻の表情を窺う。
妻は私の手をつかみ2階へと導く。
―娘の部屋
そこには首から黒い血を出した娘の姿があった…
部屋には異臭が漂い
娘の亡きがらからするものとは思えなかった…
「メアリー(娘の名)…」
妻が娘を抱き抱え頭を優しく撫でた。
妻の目からは涙がこぼれ落ちメアリーの顔に落ちる。
そのとき異様な光景が目に入った。
娘が俊敏な動きで立ち上がると妻の手首に噛み付いた。
妻は泣き叫び娘の口を押さえ込む。
が、妻の叫ぶ声と共に鈍い「ブチッ」という音が聞こえた。
メアリーは彼女の肉を食いちぎり口を動かしながら首筋に噛み付いた。
娘は途端に私の方に目を向けると襲って来た。
私メアリーを退けると
妻を抱え引きずり、部屋を出て扉の鍵を閉めた。。。
31ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/20(月) 19:22:25 ID:n+l4Y/HU0
>>20 6:30 西エリア 大通り 】
僕はファレストの肩を担ぎ必死で逃げていた、それはほんの1〜20前の事・・・
麻薬の取引現場に少数で踏み込んだ時の事だった。
僕達はいつものように二人ずつで入り口を固めると一人の合図で
同時に倉庫へと飛び込んだ。しかしそこで目にしたのはコカインの取引現場ではなく、
3人の男が一人の売人を押し倒し、その肉を食い千切る所だった。
それを見た一人の捜査官は銃を構え彼を助け出そうと走り寄ろうとすると
次の瞬間その捜査官は蜂の巣になった。別の売人が捜査官に気づいて持っていた
サブマシンガンを彼にはなったのだった。その銃撃によってその場は地獄と化した。
売人に喰らいついていた男が他の売人を襲い始めて、
まだ生きている売人と僕を含む捜査官は銃をあちこちに乱射した。
僕はその銃弾の内の2発がファレストに当たったのを見て正気に戻った。
それと同時に僕は彼の肩を担いで逃げ出した・・・そして今のように走っているのだ・・・
でもこれからどうすればいい・・・とにかく何処か安全な所へと行き、応援を呼ぶべきだ・・・
そしてそう考えた時に路地の方からの足音に気づいた不規則な足音・・・僕はそっちを見ると
恐怖で倒れそうになった・・・そこにいたのは映画で定番の怪物・・・ゾンビだった・・・
32レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/20(月) 19:24:33 ID:vwL0eePT0
>>9【07:00 北:住宅街 ヴァレンタイン家】13/13
父が家に飾っていたM700を整備し終えると、丁寧に7.62mmx51口径の弾丸を装填していく。
「よし…。」(とりあえず準備はこんなもんだな。)
ポケットに余った弾丸を入れ、俺は足早に家を出た。

―数十分前―

「はぁ…連絡ぐらいよこせよ、けっこう心配してたんだ。」
俺は今日初めての溜息をついた。携帯電話からは懐かしい声がする。
???《すまん、社長を逃がすのに手一杯でな。》
俺が島に何年振りかに帰ってきたのは昨日の夜だった。
その日は父のルード、双子の弟アークと父の家で酒を飲んでそのまま泊まった。
今日の早朝、父は会社の工場で問題が起きたと本社に呼び出された。
その直後だった、島の各地で謎の暴動が起きたとかいう情報が入ったのは。
「島民の中には会社を恨んでるやつもいるって親父よく言ってたな、さすがに逃げる準備はしてたか。」
工場からの廃棄物の問題で、島民と会社の間に訴訟もあったらしい。
ルード《備えが役に立つ日が来てしまった。》
「そういえば、アークは?」
手持ち無沙汰な左手がポケットの中の鍵を弄っている。
「わからん。社にいた社長や私を含めた重役はヘリで島を出たが、それ以外は…」
「そう。…どうせここに閉じこもってる気も無いし、可愛い弟を探しにいくかな。」
俺は暗くなった雰囲気を変えたかったのか、ふざけた口調でそう言った。
ルード《頼むぞ、レオン。》
「…ああ。」
通話を終えて携帯電話をポケットに押し込むと、支度を始めた。
33アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/20(月) 19:30:25 ID:6KO3hHNQ0
>>12【07:00 東:ビルの一室】(13/13)
「ひっ!」
私が日本刀を男の首元に突き出したらそう悲鳴を上げた。
「た、助けてくれ!このとおりだ!」
などと言いながら、土下座などできないはずなのにやろうと行動をする。

…。

死にたくないのか、命乞いをする。
…無駄なことなのに。
「い、今はこんな状況だ!ワシを生かしてくれれば助かるかもしれないぞ!?
それに、外の奴等はお前にも襲い掛かるぞ!?」
私は顔を左右に振った。
「―――っ!」
その反応を見てこんな状況のはずなのに激怒したらしい。
おもむろに懐に手をいれ、何かを取り出した。
拳銃か…。
「こ、小娘ごときにぃぃぃぃ!」
銃口を私に向けてきたが、遅い。
私は後ろに回りこみ、耳元でささやいてあげた。

「……無駄、サヨウナラ」

日本刀で首を切り落とした。
「依頼…終了…」
血を払い落とし、鞘に収める。
この人が言った通りこのビルにも集まるかもしれない…。
早々に立ち去ろう…。
34ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/20(月) 19:35:30 ID:EzgcOpmy0
>>11【7:00〜北:自宅】13/13
「(なにが…メアリーに何があったんだ…)」
目を瞑り考えを巡らす。
昨日娘はパーティーに出掛け帰りは遅いと言ったから私達は先に寝たんだ…
…で今この状況…
夜に何かあったのか…
ふと見ると妻は失神していた。
「おい。大丈夫か?」
揺すっても反応は無い。
まずは落ち着こう。
1階に戻り椅子に腰を下ろしまだ温かいコーヒーを一口。
「まずは警察だ…」
受話器をとり110…
―「プルルルル…プルルルル…プルルルル………ただいま回線が混み合っております。しばらくお待ちください。」
回線が混み合ってる?まさか。そんな事はないだろう。
友人の番号を押す。
―「プルルルル……プルルルル……プルルルル…
博士!!今何が起こってるか分かります?
テレビを見てください!」
リモコンをとり電源を入れる。
―「こちらは市民安全対策本部です。
ただいま死んだ人が生き返り歩きだすという不可解な事が起こっております。
決して皆さんは外には出ずに自宅で待機していてください。
また安全確保の為完全に鍵を閉め、武器となる様な物を携帯して下さい。
詳しくは調査の上再度放送致します。
繰り返します……」
死人が生き返る?
まさか……
35トニー ◆uiKV1FiVqo :2006/03/20(月) 19:39:24 ID:bW7Mz5JCO
名前:トニー・タナカ
系統 :特殊 (人を説得させやすい)
性別 : 男
人種:日系アメリカ人
年齢 :30歳
体格 :175 cm 70 kg
性格 :神経質だが、仕事柄、人を説得するのがうまい。パニックになると暴走する。
職業 : 草刈機会社のセールスマン
趣味:釣り
装備:携帯電話
新型の草刈機(従来の物より軽く、女性でも安心!)
普段から島に住んでいるセールスマン
36ジョン ◆2gbJUznf8E :2006/03/20(月) 19:59:07 ID:+5YxFXHj0
>>27【7:00〜 北:連絡橋】13/13

数十分前、俺は暴徒が現れたということで現場に向かっていた。
しばらくして、慌しい雰囲気の現場に着き車を降りた。
だが、あれは何だ?死体が歩いてる?冗談じゃない。
あんな奴等に喰われるのだけはゴメンだ。
他の仲間は暴徒達を抑えようと必死だった。
「おい!そんなことしても無駄だ!早く逃げろ!」
そう言って俺は真っ先にパトカーに飛び乗り走り出した。

車内には、レミントンM1100(ショットガン)があった。
弾丸は3発・・・何でこんなに少ないんだ!
まぁ後は、島に着いてから考えよう。
そう考えながら、島に逃げることにした。
37シーバード ◆tyZPYtzQdA :2006/03/20(月) 20:04:03 ID:TGDd83HX0
【6:30 中央 山間エリア 南側麓】13/13
俺はコック長から依頼された食材を保管用のスチロール箱に入れ
山を徒歩で下っていた。依頼された食材が山菜の新芽類だったので
山道に出るために足早に山を下る。
(新芽類は鮮度が命!俺なら天麩羅にするが・・・コック長はソテーに使うんだろうな)
そんなことを考えながら歩き続ける
麓が見える視界の開けた丘に着いたときに不自然な光景が目に入る。
(・・・・おかしいな?何で路上で車が燃えているんだ?・・・
しかもどうやら複数・・・・この気温で路面凍結は無いはずだが・・・・)
俺はスチロール箱を近くの木の下に置き木に登る
(おいおい、どうなってんだこりゃ?)
リゾート地の数箇所から火の手が上がっている。そのうちの一つに・・・・
(まいったな、うちの店のある区画も燃えてるぞ。今日は臨時休業か?・・・・
まあいい、仕込みの奴らが無事か見に行くこう。この分じゃ携帯かけても
店の電話は燃えてるだろうし・・・・)
俺は木から滑り下り、スチロール箱を持ち上げると
さっきとは違いゆっくりとした歩調で山道を目指し歩き出した
38レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/20(月) 20:15:32 ID:vwL0eePT0
>>9【07:00 北:住宅街 ヴァレンタイン家 】13/13
外は異様に静まり返っていた。いつもなら人が活動していておかしくない時間なのに。
俺は去年買ったばかりの日本製SUVに乗り込むと、携帯電話を取り出して操作しテレビモードにする。
『ただいま死んだ人が生き返り歩きだすという…』
画面には一見信じられないような内容のテロップが流れていた。
(この島の役所は馬鹿か?未確認の、しかも死人が蘇るなんて情報を垂れ流しても混乱を招くだけだろうが。)
ケータイをしまってカーナビを起動し、目的地を考え始める。
(どこに行こうか。そもそもアークのやつ出社してたのか…?)
《ウ、ゥゥ…ァ、アゥァァ…》
「?」(なんだ、何の音…)
カーナビから目を離して窓の外に目をやると、門から家の敷地内に誰かが入ってくるのが見えた。
車から降りて人影に近づいていく。
「おい、一体何のよ、…!!」
男「ウゥゥ…アガァア!!」
目の前に立っているのは確かに人間の男性だろう、だが普通じゃない。
血塗れの服、抉れた腹部、濁った眼、見たことのない存在が自分に手を伸ばしてヨタヨタと歩いてくる。
俺は踵を返して車に走り、ドアを乱暴に開けライフルを掴む。
「…止まれ。」
男の心臓を狙ってライフルを構えそう言ったが、男は歩みを止めない。
「おい…止まれ!!」
男は止まらない。恐怖にかられた俺の指が引金を引き絞る。
住宅地の凍ったような静寂は、一発の銃声によって破られた。
39神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/20(月) 20:25:10 ID:RIcZMHSE0
>>29 6:30 西エリア 地下道】

「――今度からはカモる相手を確認したほうがいいぜ、センパイさんたち」
地面に倒れ伏す5人の男にそう呟くと、俺は踵をかえして大通りに向かった。
群れをなして襲ってくる弱者を打ち倒す。自分にとってはもはや日常のことであった。
俺は大通りへ歩を進めながらすっかり短くなってしまった煙草を靴で踏み消し、
ポケットから新しい煙草を取り出して火をつける。
視界の前に白い煙が立ち昇り、わずかな血の臭いが広がる地下道に煙草の臭いが混ざっていった。

「――――ん?」
街灯の灯りに照らされている階段、ちょうど視界の中心に影が差し込んだ。
物ではなく、その影は人間の形をしている。
あの不良たちの仲間がまだいたのかと思い渋面を作ったが、果たしてそれは自分の想像していたものとは違っていた。
顔の皮膚はどす黒く変色し、一部では骨が露出していた。
もはや生気の失われた目が自分に向けられ、ゆらゆらと危なげに均衡をとりながらも、確実に自分のほうへと向かっている。
男が射程県内に入った瞬間、有無を言わさず顔面に拳を叩き込んだ。
パァン、という小気味いい音が地下道に響き、鼻骨と前歯を叩き折った感触が拳に伝わる。

しかし、常人なら間違いなく意識を失うであろうその一撃を受けても、男は腐れかけた唇をだらしなくOの形に開き短く咆哮した。
人間じゃ……ねぇな。
刹那のうちにそう判断すると、腰に挿してあるサバイバルナイフを引き抜き、男の額へと突き刺した。
頭蓋を貫通する確かな感触が腕に伝わり、男はそのまま地面に倒れ伏した。
呼吸を整え、もう動かなくなった男の額からナイフを引き抜く。
荒い呼吸の下、どこからか微かにラジオの音が聞こえてくる。
―「こちらは市民安全対策本部です。
ただいま死んだ人が生き返り歩きだすという不可解な事が起こっております。
決して皆さんは外には出ずに自宅で待機していてください。 また安全確保の為完全に鍵を閉め、武器となる様な物を携帯して下さい。
詳しくは調査の上再度放送致します。 繰り返します……」

なるほど、そういうことか。
俺は口元に微かな笑みを浮かべ、慎重に歩を進めた。
40KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/20(月) 21:14:38 ID:cYnd3ftk0
>>28【0:00〜中央:森林】13/13
俺は自動操縦の軽飛行機から降りた…そこは鬱蒼とした森林地帯で、どうやら無事、島に着陸できた様だった。
軽飛行機に積まれた様々な装備品の中から6つだけ身に付けるアイテムを選ぶ。
もう周囲はゾンビ共が徘徊している事だろう…なるべく軽快な装備にして早いところ足となる車両を確保した方が賢明だろう。

事の発端は24時間前の事だ。
突然ゾンビが発生して閉鎖された小島に潜入して『ある人物』を救出する様俺を恫喝して来た嘗ての仇敵が現れた…リー・ヴァン・クリーフ似の鷲鼻の公安刑事だ。
「久しぶりだなスネ〜ク」
俺がそのあから様で恥じている嘗ての異名で呼ばれるのを嫌がっている事を知っていて嫌味たらしくワザとそう呼んで来た。
立件はされていないものの、叩けば埃が出る身のこの俺の嘗ての犯罪暦の足跡をこの男は握っており、事ある毎に俺を使ってきたのだ。
相変わらずの一切の説明は無いの、目的は現地に着いてからの説明、後戻り不可、生還したくば実行あるのみの状況に落とし入れる魂胆が見え見えだった。
「いっとくがな、俺は只の893だ。ジェームズ・ボンドでもスネーク・プリスケンでもランボーでもないんだからな!」
「解っている…ただ、装備だけはそれ相応に用意している…感謝したまえ、毎回、公安警察が全力で君の犯罪暦を隠蔽してるんだよ…スネェ〜ク」
「…スネークって呼ぶな!」

こうして俺はリー・ヴァン・クリーフ似の怪しい公安刑事が関わっている謎の世界的陰謀団の計らいで、小型グライダーに単独乗せられ、ゾンビの徘徊する閉鎖空間に降り立ったのだった。
41メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/20(月) 21:19:28 ID:E+wK8E9p0
>>22【07:00 北:住宅街 自宅】13/13
警官A「・・・大丈夫ですか?」
黒人の警官が私の顔を覗き込む。
「えぇ、すいません。ちょっと気が動転してて」
警官A「・・・・・それで、いきなり入ってきた男にご主人が襲われた」
「はい。そうです」
警官は私の言ったことを紙に書き留めていく。
警官A「男に心当たりは?」
「いいえ、全然」
家の庭に横たわる男の死体に目を向けた。先ほど、駆けつけた警官によって射殺されたのだ。
彼らが駆けつけるのがあと少し早ければ、マークは助かったかもしれない。
彼は玄関から飛び出したところで男に捕まり、・・・・・殺された。
ただただ涙がこぼれてくる。
警官A「・・・ミス・ゼガース?」
「・・・実はまだ、籍を入れてなかったんです。同棲と言う形で」
警官A「そうですか・・・・・」

しばらくして質問攻めがようやく終わり、私は解放される。
「彼の顔を見ても?」
警官B「構いませんよ。でも傷口や持ち物などには触れないようにして下さい」
そう言うと、若い警官は肩の傷に当てていたガーゼを替えた。
彼は男を取り押さえようとして噛まれてしまったのだ。
42ハチオ ◆0jgvin9rDc :2006/03/20(月) 21:48:28 ID:6p4Fq8hW0
>>16【07:00 北:住宅街 自動車内】13/13

「えーと、ここら辺のはずなんだけどな〜」
俺は手書きの地図を片手にレンタカーを走らせる。

そもそも俺が仕事を休んでこの島に来る羽目になったのはバカ姉貴のせいだ。
おふくろに「姉貴が交通事故にあい入院しているから見舞いに行ってくれ」と頼まれ
泣く泣くこんな所まで来てしまった。
今日、姉貴の家でジョージ(姉貴の夫)と落ち合い、
その後で姉貴が入院している病院に行く予定だ。

「お!あったあった。」
全面薄青色の壁の新築一軒屋の前で車を止めると、玄関まで歩く。
玄関の真っ白なドアに一枚のメモが貼り付けてある。
『ハチオ君へ
 僕は急用が出来たので社へ言ってくる。
 夕方には帰るので適当に暇をつぶしていてくれ。 ジョージより』
「は??ふざけんなよ!」
俺は玄関のドアを思いっきり蹴りつける。

仕方なく車へ戻ると、10代前半くらいの少年が車内を覗き込んでいる。
「しっしっ。これはおもちゃじゃねーよ。」
少年はこちらの呼びかけに全く応じることなく、涎を垂らしながら呻き声を上げている。
(なんだこいつ?気持ちわる。)

43トニー ◆uiKV1FiVqo :2006/03/20(月) 21:49:12 ID:bW7Mz5JCO
>>35 北:ジムスキー宅前
7:00〜
13/13
なんだかやけに騒がしい。会社には繋がらないし。
…とりあえず、仕事を片付けるか。
豪邸の前に車をとめ、インターホンを押す。
「おはようございます。
私、××社のトニーと申します。今回は新製品の説明に…」
その時だった。 いきなり後ろから男がのしかかってきた。
「…畜生!なんだよ!よってんのか?」
44アモン ◆vz5VT/BRjY :2006/03/20(月) 22:16:25 ID:P+A1uC6T0
氏名  : 原井亜門(はらいあもん)
系統  : 格闘系(暗殺術専門)
○ 元自衛隊のレンジャー。専門は自衛隊徒手格闘術とナイフ・銃剣道を使った暗殺術。
○素手状態、ナイフなら1レスで1体、銃剣付きのライフルなら2体まで倒せる
○ 銃は初期装備のハンドガンのみ使用可能。手に入れても使わない。2発で1体倒せる。
性別  :男  
年齢  :27歳  
体格  :175cm 72kg  
性格  :極端に無口。容易に人を信用しない。ややアル中気味
職業  :元自衛隊。現在は退役して無職。  
容姿  : ぼさぼさの黒髪に無精ひげ。きちんと整髪するとそれなり(金田一耕助のイメージ)
趣味特技: ナイフ集め、及び自作。
所持品 : 自作の大型サバイバルナイフ、SW1911(8/8)予備マガジン二本(45口径ACP弾)、ライター、タバコ、自衛隊時代の認識票、
携帯電話
備考  : かつて自衛隊のレンジャーに所属していたが、ある非合法作戦遂行中の事件が
     きっかけで退役。今回の島には療養と気晴らしのために訪れていた。

45神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/20(月) 22:18:05 ID:RIcZMHSE0
>>29 7:45 西エリア 大通り】

地下道を抜けて大通りに出てみると、そこには凄惨な光景が広がっていた。
道路のいたるところで火の手が上がり、事故車が道を塞いでいる。
地下道を通っている時には盛んに響き渡っていた住民の叫び声も、今では途切れ途切れになっていた。
人が人を食い殺す―――そんな目を背けたくなる惨劇が大通りを、いや、街全体を覆っていた。

だが俺は見ていた。 生きたまま腹を食い破られ、はらわたを引きずり出される少女の姿を。
俺は聞いていた。  生命の灯火が消える寸前の、少年の上げる断末魔の叫びを。

その口元に歓喜の笑みを浮かべながら。

俺が狂っているのか? それとも世界が狂っているのか?


恍惚とした意識の中、俺は背後に気配を感じた。
46アモン ◆vz5VT/BRjY :2006/03/20(月) 22:31:25 ID:P+A1uC6T0
>>44【07:00 東:ホテル1311号室】13/13
「…畜生、なんだってんだ、あいつらは…」
思わず俺は悪態をついた。まったく、信じられるか?外をうろついてる奴らは、
どう見たって致命傷の傷を負ってるってのに普通に歩いている。いや、その時点で普通じゃないな。
おまけに、噛まれた奴は仲間入りか。
「…昔見た、ジョージ・A・ロメロの映画みたいだぜ…」
だとすれば、狙うポイントは頭か…?すこぶる俺とは相性が悪いな。スナイプが得意な奴の専門分野だろ。
…あいつがバックアップなら心強かったんだが。それで、また昔のことを思い出しそうになり、
俺は頭を軽く振り、考えないようにして気持ちを切り替えた。
とにかく、じっとしてても始まらん。できる限り交戦を避けて脱出しなければ…
俺は愛用のナイフとSW1911を抜き、CQB(近接戦闘技術)の構えを取って
静かに廊下に踏み出した…。まずはホテルから脱出しなければ。

47アモン ◆vz5VT/BRjY :2006/03/20(月) 22:46:38 ID:P+A1uC6T0
>>44【07:00 東:ホテル廊下】13/13
廊下に出た俺は、すばやく左右を見渡して状況を確認。
もうすでにこのホテルにも奴らが侵入しているようだ。早いとこ出ないと
取り囲まれるだろうな。こういう状況は時間との勝負だ。速やかに脱出しなければ。
脱出手段は…エレベーターか非常階段か…エレベーターは論外だ。
降りたとたんに奴らの手厚い歓迎を受けるだけだろう。とすれば…非常階段か。
そう判断した俺は、フロアーの左の突き当りにある非常階段へ慎重に歩を進めた。
だが、すぐにその歩みを止める羽目になった。…正面に1体いやがった…

48ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/20(月) 22:51:19 ID:8WiwDzRF0
>>11【7:00〜北[島民エリア]:自宅】13/13
((博士!?))
「あぁすまん。死人が生き返るなんて…ホラにも程が…」
((なんか本当らしいですよ。博士も気をつけて下さい。
戸締まりとかも。娘さんは大丈夫ですか?))
「あ…それが……」
今朝の出来ごとを話終える。
((…その…奥様も噛まれたんですか…?))
「あぁ。気を失っているよ…だが不思議な事に腕の傷口から血がでてないんだ。

((気を…つけた方が…))
ガタン!!
「なんだ?」
不規則に揺れる人影が近付いてくる。
「マリア…(妻の名)?」
人影は私の1m手前で止まる。
するといきなり飛び付いて来るやいなや白く光る歯で私に噛み付こうとする。
「(マリアまで!!)」
足でマリアをはねのけリビングから飛び出す。
車のキーを持ち外に出た。
そこには見知らぬ男が…>>43
《入手・車のキー》
49シーバード ◆tyZPYtzQdA :2006/03/20(月) 22:53:28 ID:TGDd83HX0
【7:00 中央 山間エリア 南側麓】13/13
ブルルルル ブルルルル
山道に出てすぐ突然マナーモードの携帯が震える。
(メールか?何だろう・・・・・

アングラーズレストランの全従業員に告ぐ店は燃えているが近づくな
各自家にて待機、各メディアの指示に従うこと

・・・・店長からか・・・メディアって・・・・なんかあったのか?)
俺は再び足を速めて山道を下った。
50アモン ◆vz5VT/BRjY :2006/03/20(月) 23:04:39 ID:P+A1uC6T0
俺はすばやく周囲を確認し、周りに他の奴がいないか確認した。
…いないようだな。ならば…仕留める!
俺の専門は自衛隊の徒手格闘術だ。日本拳法をベースに、柔道や合気道の技を
ミックスした格闘術。並の人間なら4、5人を無力化できる。
俺はナイフとハンドガンをホルスターに治め、相手に向かって駆け出した。距離は約5メートル。奴らは掴んで噛み付くぐらいしか
攻撃の手段はない。掴まれる前に…!
一気に相手との距離を詰め、右の軍隊式の関節蹴りを相手の右足に放つ。
この一撃で相手の足はへし折れ、骨が飛び出す。しかし、バランスを崩しながらも
俺の方へ腕を伸ばして掴もうとする。俺は前のめりになった相手の懐に入って右手で腕を取り、
腰を使って一気に投げる。柔道の大腰という投げだ。相手はしたたかに背中を廊下に打ち付けた。
普通ならこれでしばらくは動けないんだろうが…俺はナイフを抜き、こめかみへ突き立てた。
普通の人間なら一撃で絶命する急所。それで、相手は動きを止めた。
「…やはり、頭を破壊すれば倒せるようだな…」
急所がわかれば対処の仕様はある。俺はナイフを抜き、再びCQBの構えで
非常階段へ向かった…

51トニー ◆uiKV1FiVqo :2006/03/20(月) 23:16:29 ID:bW7Mz5JCO
>>35
北 ジムスキー宅
13/13
なんとか酔っぱらいの糞野郎を払い除けると、男はバランスを崩し、その場に倒れた。
その時だった。>>48
>>11 あ! よかった。中に入れてください!」
52ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/20(月) 23:22:10 ID:8WiwDzRF0
>>11【7:00〜北:自宅】13/13
「いや。ダメだ!中にも…」
ガタン!
「こっちだ。ガレージに車がある。急げ。>>35
ガレージに向かい車に乗り込む。
「乗れ!!>>35
53フェイ ◆EBzpNyhPic :2006/03/21(火) 00:17:02 ID:Bqpco1U8O
 氏名 :フェイ・ロン
 系統 :一般人(中国系2世、中国人と韓国人の合いの子)
 性別 :男
 年齢 :35歳
 体格 :169cm 58kg
 性格 :弱気・非協力・戦闘嫌い
趣味特技:料理(自称)・英語と中国語が話せる(中の人は話せません)
 口癖 :アイヤー
 特徴 :戦闘はしないが運が強いため、難易度は1下がる。
 職業 :料理屋店主
 容姿 :調理服・エプロン
所持品(最大8):
【入るもの】特になし
【入らないもの】携帯・サイフ・包丁(大事なものなので、武器にはできない)

 備考 :日本人の一般認識の中国人だと思ってください。決して中国人を差別するためのキャラじゃありませんのであしからず。
54メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/21(火) 00:22:06 ID:EAx9TWQK0
>>22【07:00 北:住宅街 自宅】13/13
マークにかけられた白い布を捲り、手を握った。まだ温かい。
警官A「・・・救急車の到着が遅れるようです。朝からあちこちゴタゴタしているみたいで」
「出来るだけ、早く」
私がそう言うと、彼は明るい口調で話題を変えた。気を使っているのだろう。
警官A「それにしても、ここは静かですね。普通なら野次馬がくるものなんですがね」
「ここは住宅街の端だし、周りはお年寄りばかりだから」
しかし、これだけ静かなのも変だ。隣の奥さんあたりなら、サイレンの音で飛んできてもおかしくない。
その時パトカーの無線が鳴り、黒人の警官はそそくさと応対に戻っていった。

マークの手をもう一度握り締めた。私は思わず声を上げた。握り返されたような気がしたのだ。
警官B「どうしたんですか?」
「手を、握り返されたような気がしたの」
若い警官は戸惑った表情をする。その刹那、マークの体がびくんと跳ねた。
若い警官は私を脇に押しのけ、マークの脈をとりはじめる。
「死んでなんかいなかったのよ、マークは生きてるんだわ」
警官B「でも脈は―――」
警官がそう言いかけたところで、突然マークが起き上がった。死人のような顔で。
目を見開いたまま呆然とする警官の首筋に、マークが歯を立て、一気に食いちぎった。
鮮血が私にも降りかかる。絶命しようとしている警官の悲鳴と私の悲鳴が重なった。
55ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/21(火) 00:34:28 ID:gc2oiRtN0
>>11【7:00〜北:自宅ガレージ】13/13
「すまないが運転をしてくれないか?>>35
キーを男>>35に差し出す。
「私は視覚に障害があって
色が見えないんだ…
すべてが白黒。だから運転は無理だ。
君さえ良ければ運転して頂きたい。」
56イヴァン ◆CITXjG1UAo :2006/03/21(火) 02:16:07 ID:T/Ga5Rkm0
>>15【7:00 北:自宅】13/13

年甲斐も無く、夢を見た。


開け放した窓から差し込む朝日に照らされ、眼が覚めた。
ベッドから起き上がり、杖を手に取り立ち上がる。
・・・この屋敷に住んでから、いつも繰り返されてきたことだ。

ただ、鮮明に残る夢の記憶だけが異質だった。
昔の友人が、恋人が、得体の知れない何かに襲われ、無残に殺されていく・・・そんな夢。
私は夢の中で、ただそれを傍観しているだけだった。

・・・窓を開けると、静まり返った住宅街が眼前に広がっている。
夢での出来事を嘘だと確かめさせてくれるような、清清しい景色だった。
そしてすぐに着替えに取り掛かり、朝の散歩をするため屋敷の階段を下っていった。
57トニー ◆uiKV1FiVqo :2006/03/21(火) 07:38:04 ID:HgjbBesnO
>>35
13/13
>>55に対して
「ちょっと待ってください。運転するのはいいですが、今外に行くのは得策じゃない。
状況を把握してしっかり計画をたてないと…」
話しながら、車内のラジオをいれる。
『…ザ…ザザ…で…出ないで下さい。…家に鍵をかけ、外に出ないで下さい。
また、近くに噛まれた者がいる場合は、隔離して下さい。危険です。』
「なんなんだ?! とにかく、今、出るのは危険だ。」
58ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/21(火) 09:06:09 ID:ORotx7Td0
>>20 6:30 西エリア 裏通り 】
その「ゾンビ」はゆっくりとこちらに近づいてきた。僕は足が立ちすくんで
動く事が出来なかった・・・そして「ゾンビ」が僕から数歩の所まで来た時、
いきなり横で銃声がして「ゾンビ」が倒れた・・・銃声が聞えたのは・・・すぐ側?・・・
僕はファレストの方を見ると、ファレストが怪我をしている方の手で愛銃を
構えていた。そして僕に向かって(ファ)「おいおいロギューネ、普段のお前
らしくないぞ、普段は犯罪者に向かって躊躇無しに撃つくせにっつ・・・流石に
上着を巻いただけの状態で打つんじゃぁなかったな・・・酷く痛みやがる・・・」
(ロギュ)「ファレスト・・・・僕はいつも躊躇なしに撃っているんじゃないよ、
かならず相手が武器を見せてから撃ってる。それに急所は避けてるよ。
それよりも今の奴は何者だろう・・・まるで「ゾンビ」のようだった・・・知っているだろう
ロメロ監督のあれだよ・・・死んだ人間が生き返って人を襲う奴・・・あれみたいだった。
とりあえず応援を呼びに行こう。皆が心配だ。」僕はそう言うとまた移動を始めた。
せめて車か何かがあればいいんだけれど・・・ファレストの車は工場だし・・・どうしよう・・・
まぁとにかく応援とファレストの治療が必要なんだ・・・とにかくそれを急がないと。
(P220(ハンドガン) 9/9→8/9)
59ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/21(火) 09:19:20 ID:v7Rtyzrz0
>>11【7:00〜北:自宅ガレージ】13/13
「いや。まずは安全な場所と武器を手に入れないと。
見たとこあの『変なヤツ』は頭が悪いようだ…
簡単なドアを開ける事が出来ていなかった。
車の中に入れば安心だが…
私の頼れる友人が一人いてな。
役所通りの向かいに私の研究室がある。
フェンシングの教室だ。もしかしたらそこにいっているかもしれん。
待つより行動を起こすべきだ。
頼む。役所通りまで。>>35
60アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/21(火) 10:20:52 ID:PXHV8hEr0
>>12【07:00 西:ビルの一室→大通り】(13/13)
とりあえず依頼は成功したが…、こんな状況だ。
さして興味は無い…。
ただ斬り捨てるか、逃げるかすればいいだけのこと…。
「…ん」
断末魔…?
周りでは…、ゾンビ…か?
ゆっくり歩いているだけだった。
その先のほうから聞こえてきたのは確かだ。

「…、ここ」
倉庫らしきところについたが、中にはゾンビだらけであった。
今は獲物を食べているから…、刺激は良くなさそうだ。
カリッ…。
足元を見ると空の弾丸が落ちていた。
ハッ!っとした。
今の音に気づいて近寄ってくる。

「…ん」
鞘から日本刀を抜き、鞘はそのまま左手に。
「……遅い…多い」
ざっと10人…いや、10匹はいるだろうか。
遅くても多いと苦しい。

まずは入り口付近にいたゾンビが3匹。
構え、斬りかかった。

※戦闘判定
秒数が(1.3.5.7.9)ならば3匹倒せる。それ以外なら1匹しか倒せない。
61ジョン ◆2gbJUznf8E :2006/03/21(火) 10:47:28 ID:5zR3P2uX0
>>27【北:連絡橋→東:大通り】13/13
この島には何度か来た事がある。
確か、ショッピングモールがあったな。そこへ行こう。
車内のラジオからは例の化け物の事ばっか流れている。
『・・・・危険です 家から絶対に・・・・・噛まれたら・・』

何なんだよ・・・今日は・・・最悪な一日になりそうだ・・・
62神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/21(火) 10:49:49 ID:EX8Fup850
>>29 7:47 西エリア 大通り】

ちっ! またかよ…

せっかくの高揚感を台無しにされ強い憤懣を抱きながらも、俺は背後の人影に向き直る。
肋骨が剥き出しになったその姿は、先ほど地下道であったゾンビよりいっそう醜悪なものであったが、
俺は確かにそのゾンビに見覚えがある。
―――ベイグ、か…
この男ベイグ−フォーストは自分のチームの一員であった。
しかし、特に腕力にも知力にも優れているわけでもないこの男は、
ただ俺の名を笠に着て威張り散らす、典型的な虎の威をかる狐であった。
その男が今自分の前にいる。 腐れかけたゾンビの姿になって。

「この姿のほうが、むしろ君にふさわしいと思わないかい?」
答えるはずもないない骸にそう問いかけると、俺はサバイバルナイフをベイグの胸に突き立てた。
しかし間違いなく心臓を貫いたにもかかわらず、ゾンビは平然と大口を開け俺の顔面に喰らいつこうとした。
なっ―――!!
ゾンビが俺の顔面に喰らいつく寸でのところで、俺はゾンビを蹴り飛ばし、
そのままクルリと体をひねると、ローリングソバットを食らわせた。
踵は、寸分の違いも無くゾンビのこめかみを捉えていた。ゾンビはそれを受けることも出来ずに地面に叩きつけられる。
―――そういうことか
俺は倒れ伏すゾンビの胸からナイフを引き抜くと、間髪入れずにその額に突き立てた。
ゾンビは二三度ビクビクと痙攣すると、そのまま動かなくなった。
あいつらは頭を破壊しない限り、動き続ける。

辺りを見回すと、炎の中からゆらゆらと人影が見える。
―――1人で行動するのは賢明じゃねぇな。
俺は生きた人間を求めて北へと歩を進めた。

63レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/21(火) 10:57:54 ID:P3X+XB1U0
>>9【07:00 北:住宅街 ヴァレンタイン家 】13/13
ライフル弾を胸に受け、男が倒れる。恐怖が消えていくのを感じたその直後…
「…そんな。」(確かに心臓を撃ち抜いたはずだ!)
もう二度と起き上がる筈のない男が、ゆっくりと起き上がった。
「化物め…!」
銃のボルトを引いて排莢するとともに次弾を薬室に運び、すぐさま男の頭部を狙い引金を引く。
男は弾丸を受けて倒れ、数秒痙攣した後動かなくなった。
「はぁ、はぁ…。」(俺は人を殺したのか?こいつはヒトか?…くそっ。)
ボルトを引くと、すぐに車に戻りドアを閉めた。
(あの放送が本当だったなんて。あんなのがうろついてるとなると簡単にはいかない、誰かまともな人間に会い…)
頭の中の自分が誰かに助けを求めろと叫ぶ。俺はライフルを抱きながらため息をついた。
(まともに島に帰ったのは何年振りだ?近くに知り合いなんて……そうだ、イヴァン爺さん>>15
彼とは、幼少時から大学に入るため島を出るまで交流があった。
(島を出た7年前でも70を超えてたが…生きてるんだろうか。)
とにかくこの場に留まっているのも嫌だ。俺は住宅街の外れを目指しアクセルを踏んだ。

使用 M700(ライフル 4/5→3/5)
64ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/21(火) 12:04:52 ID:ORotx7Td0
>>20 7:00 西エリア 裏通り 】13/13
少しさっきとは状況が変わってきたようだ・・・あちこちから悲鳴が聞えて来ている。
さっきの奴みたいのがたくさんいるのか?となると応援を呼んでも対応が間に合わない
かも知れないな・・・それでも気休めにはなるかもしれない・・・仕方ない・・・
警察署があるのが東エリア・・・そこまで行ける自信は無いから何処かで電話を使うか・・・
確か近くにもう開いてるレストランがあったな・・・あそこで電話を借りるとしよう。
僕はそう考えると、(ロギューネ)「ファレスト、ランダース・カフェに行くよ、
あそこならもう開いているだろうし、電話ぐらい貸してくれると思う。
君の腕と足の手当てをする必要もあるしね。」とファレストに告げると、彼が呻きながら
頷いたのを見てから歩き出した。まだ平気みたいだな・・・まぁマグナムを喰らって生きているような奴だから
普通の拳銃弾くらいじゃしにはしないだろうけど・・・
65デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/21(火) 12:14:43 ID:kCBOSbS60
>>17【06:30〜中央 山間エリア:南側麓近くの別荘】13/13
「ん…」
朝か…何かの音に気づきベッドから出る。何か燃える音?ケネスから借りた別荘だってのに火事なんて…。
「外か?…ひでえ」
窓から見えたのは少しはなれたログハウスや車がいくつも炎上している光景だった。
「暴動でも起きたのか…」
テレビを付けると島の各地で暴動が起きているとの報道があった。
ここも用心せねばならんか。テーブルにおいていたナイフと缶コーヒーをもって外の様子を見に別荘をでた。
外は不思議と人気がない感じだった。山のふもとだから無いのは当たり前だが、何か異質な雰囲気があたりを包んでいた。
別荘の前で見知った人物を認めた俺は声を掛けた。
「爺さん、この騒ぎは一体なんだ?」
島に来てから世話になっていて久しぶりに会った猟師の爺さんはキョロキョロとあたりを見回していたが、俺の声を聞くとこちらに振り返った。
しかし振り返った顔には下あごが無かった。えぐれて血が滴り落ちていた。そのままふらふらとこちらに歩いてくる。
66デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/21(火) 12:15:35 ID:kCBOSbS60
>>17【06:30〜中央 山間エリア:南側麓近くの別荘】13/13
「なっ…じいさん大丈夫か…?」
おかしい。目は白目をむいており顔色がどす黒い。本能的に危険を感じた俺はその場からじりじり後ずさりしながらじいさんに声を掛ける。
「じいさんしゃべれるか?無理か…取り敢えず救急車を呼ぶからそこで休んでてくれ」
逃げ込むようにケネスの別荘に入るとすぐに受話器をとり救急車を呼ぼうとする。しかし受話器からは回線が混み合ってるとしか返事が返ってこない。そのとき、
「オオオオオオオオオオオ!!!!」
野獣のような雄たけびとともにドアが破られ、凄まじい形相でじいさんが俺に掴みかかろうとしてきた。
「!?」
とっさにじいさんの両腕をとり動きを封じようとするが、とんでもないバカ力で逆に押さえ込まれ、床にもつれ込んでしまった。
「く、そ…!」
二人で倒れこんだとき体が離れ、じいさんが起き上がった瞬間に頭を蹴り飛ばした。じいさんの頭は驚くことにサッカーボールのように首からちぎれ飛んで別荘の壁に激突した。
「はあはあ…こいつは…なんだ?爺さんが化け物に?」
ゾンビ…そんな架空の怪物の名前が頭をよぎった。
「ケネス…無事か?」
世話になっている戦友の安否を確かめるため、別荘をでて住宅地へ向かうことにした。
【缶コーヒー入手】
【かすかに勘が戻る】
67シーバード ◆tyZPYtzQdA :2006/03/21(火) 12:20:15 ID:FakgkUKx0
>>10【7:00 中央 山間エリア 南側麓キャンプ場】13/13
(こりゃぁ・・・・凄惨なことになってるなおい・・・・・)
麓にある簡易キャンプ場は大変な事になっていた。
駐車場には血が飛び散りバンガロウのガラスもいたるところが割れている
そして複数の血痕と足跡が山道をくだり南のリゾート地を目指すかのように
伸びている。人は一人も見当たらず静まり返っている。
(何があったか知らんが、情報を得ておくか・・・・)
俺は血が飛び散るバンガロウに入るとテレビのスイッチを入れる。
―「こちらは市民安全対策本部です。現在・・・・・繰り返します……」

(エイプリルフールにしちゃたちが悪い・・・・って訳でも無さそうだな)
俺は血が飛び散るバンガロウ内に目をやる。
駐車場の車を見る限り3家族ほどがキャンプをしていたのだろう
俺はバンガロウを出ると山道についた足跡を調べる
(大人の足跡が5子供の足跡は6か・・・・?昇ってきた足跡があるな・・・
この一人に全員やられたのか?・・・バンガロウの血液の色と湿り具合から考えて
襲われたのは午前2時くらいか?・・・・・)
とにかく家に帰ろう。指示どうり篭城しねぇとヤバそうだ。
(問題は普通に下山すると死人11人と鉢合わせる可能性がある事か。)
俺は振り返ると駐車場の車を見つめた
68デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/21(火) 12:37:51 ID:kCBOSbS60
>>17【07:00中央 山間エリア:南側麓キャンプ場】13/13
北側の住宅地までは車を使わないときつい。キャンプ場なら利用客の車を調達できる。
警戒しながら駐車場までたどり着いたそのとき、一人の男>>10の存在に気が付いた。
「おい、あんたは普通の人間か?」>>10
69シーバード ◆tyZPYtzQdA :2006/03/21(火) 12:53:31 ID:FakgkUKx0
>>10【7:00 中央 山間エリア 南側麓キャンプ場】13/13
車を頂こうと一度バンガロウに戻る、人間が寝る時鍵や携帯
財布などを所持している可能性は低い。襲われたのが深夜なら鍵も・・・・
(あった・・・・)(車の鍵入手)
俺はすぐに駐車場に戻りどの車の鍵かを確認しようとする
その時、背後から声をかけられた。男の声だ
>>17普通か普通じゃないかの判断は自分では下せないが
・・・・まあ、まだ死んでいないことだけは確かだ。」
俺はそう答えるとキーと同じマークのあるジープにキーを刺す

ガチャ

>>17あんた別荘地の人か?下山するまでに確実に11人は死人がいるぞ?
メディアの言う通り家に入って戸締りしといた方が懸命な判断だと思うぜ?」
俺はそう言い放つとドアを開け車に乗り込んだ。助手席のチャイルドシートを見て幾分心が
痛んだが、今はそんな事を考えている暇は無い。
70メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/21(火) 13:18:30 ID:CvRZJW+f0
>>22【07:00 北:住宅街 自宅】13/13
「マーク?」
マークは食いちぎった肉を咀嚼しながら、冷たい眼をこちらに向ける。
彼は先ほどまで重ねていた手をこちらに伸ばした。
警官A「下がってください!!」
警官はマークに銃を向け、半ば引き摺るようにして私を家の中に連れて行く。

警官は飾り棚から散弾銃を掴むと、それを私に押し付ける。
警官A「弾はありますね?とにかく、この銃を持っていて。私は無線で応援を呼んできます。
戸締りをして、救助が来るまで家から出ないようにしてください」
棚を片っ端からひっくり返して弾を見つけて銃に込めると、警官が玄関を出るのを見送った。

警官はパトカーへと走っていった。おぼつかない足取りのマークを避け、一瞬何かにつまづく。
警官の顔が引きつるのが見えた。彼はつまづいたのではなく、つまづかされたのだ。
死んでいるはずの同僚に、足を掴まれて。
私は耳を塞ぎ、目を閉じた。それでも断末魔の悲鳴が耳に流れ込んだ。
「嫌あぁぁぁぁぁぁぁーっ!!!」

発作的に裏口から家を飛び出し、行く当てもないまま走り出した。
【所持品】散弾銃(2/2) <カウントされない物>時計
71ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/21(火) 13:23:14 ID:ORotx7Td0
>>20 7:00 西エリア レストラン(ランダース・カフェ) 】13/13
・・・レストランにはすぐに着いた・・・そうレストランにはしかし
そこは同じ場所とは思えないぐらい荒れていた。椅子がひっくり返り
机は倒れ、そしてさっきのゾンビらしき死体がいくつも倒れていた・・・
人の気配は無い・・・店長はどうなったんだろう・・・僕は店の扉を閉めながら
誰にも聞えないように呟くと、いつもの場所に電話があるのを確認する。
そしてファレストを壁際に座らせ、部署に直通電話をかける。・・・少しの間の後
電話はちゃんとつながった。僕はすぐに「ロギューネです。あの変な奴等は
一体何者ですか?現場で何人かやられました。そのうえファレストが売人に撃たれて・・・
とにかく応援をください。今ここにいるのは僕と負傷したファレストだけです。」と
そこまで言うと、相手・・・普通の警官のようだけど、「捜査官、こちらからは応援は
出せません。こっちも手一杯で・・・こっちでは逃げてきた市民の中に奴等が
紛れてて・・・こっちも生存者が数えるほどしかいないんです。何とか撃退しましたが、
何人か噛まれて・・・とにかく応援はまわせません。自力で生き残ってください。幸運を祈らせていただきます。」
電話はそこで切られた・・・自分達で生き残るしかないのか・・・となると生存者が必要かな・・・
となると人がいそうなところ・・・北エリアか東エリアならまだ人がいるかもしれない・・・
「ファレスト・・・応援は来ない・・・早めに移動するよ。」と一言言うと、僕はまた
彼と共に移動を始めた。行く先は・・・・北エリアだ・・・
72イヴァン ◆CITXjG1UAo :2006/03/21(火) 14:05:48 ID:T/Ga5Rkm0
>>15【7:00 北:自宅】13/13

屋敷のドアを開け、庭に出る。
窓から見た景色のとおりの、清清しい陽気だ。
足が悪い私にとっては、これが唯一の外出になっていた。

しかし、杖をつきつつ庭を一回りしているうち、妙なことに気づく。
・・・無論、おかしなものが見えたり聞こえたりしたわけでは無い。

その逆・・・何も聞こえないのだ。
朝とはいえ、住宅街から聞こえてくる車の音、人の声・・・それが何も聞こえない。
先程の夢が再び、頭をよぎる。

石畳を渡り、大きな鉄門から外を見渡す。
庭と同じように春らしい、平穏な風景を保ってはいるが・・・やはり、人間が発する音は何も感じられない。

外へ出る気は無いが、もう少し庭を歩くことにした。
73レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/21(火) 14:20:27 ID:P3X+XB1U0
>>9【07:00 北:住宅街 ベールイ家】13/13
外からは時折悲鳴や銃声が聞こえ、遠くでは救急車かパトカーかサイレンが鳴っている。
《…アメリカの一部の地域で、大規模な暴動が…政府は反乱状態宣言から…》
ラジオは絶望的な報せばかり届ける。
恋人のユキに電話しても、家の電話もケータイも出ない。
「…どうなってんだ。」
家に篭っているべきだったのだろうか。
だが、救助が来るには時間がかかるだろう。来ないかもしれない。
住宅街の外れに向け数分車を走らせると、目の前に煉瓦の塀に囲まれた屋敷が姿を現した。
その姿は島を出る前と同じ気がした。いや、俺が生まれた頃から変わってないかもしれない
車を門の近くに停め、周囲を警戒しながら車を降りて門に近づく。
表札には昔と変わらず「ベールイ」と書かれていた。
インターホンを押し、応答を待つ。精神が張詰めているからか、一秒を長く感じた。
>>15「…どなたですか?」
懐かしい声が聞こえ、俺はインターホンを見つめていた顔をあげた。門の向こうにいるのは記憶より老けていたが確かにイヴァン爺さんだ。
「私はレオン・ヴァレンタイン、近所に住んでいるルード・ヴァレンタインの息子のレオンです。憶えていらっしゃいますか?昨日帰ってきたんです。」
俺は自分を落ち着けるかのようにゆっくりと自分の名前を言った。
(彼は俺を入れてくれるだろうか?)
今島で起きていることを知っていたら、警戒して開けてくれないことも考えられる。
74イヴァン ◆CITXjG1UAo :2006/03/21(火) 15:32:37 ID:T/Ga5Rkm0
>>15【7:00 北:自宅】13/13

何をするでも無くぼんやりと庭を歩いていると、門から電子音が聞こえてきた。
久しく聞いていない、屋敷のインターホン。
客人など、いつ振りになろうか・・・訝りながら門に向かう。

そこには見覚えのある若い男の姿があった。
声をかけると男は顔をあげ、自己紹介を始める。―――レオン・ヴァレンタインと。
その名を聞いてすぐさま思い出した。夢を抱き島を発った青年を。

>>9 もちろん覚えているとも、レオン。昨日の今日で私を訪ねて来てくれたとは、光栄だ。
今は新米の弁護士といったところかな? ・・・まあ立ち話も何だ、入りなさい」
微笑みながら声をかけ、門の傍らにある制御盤の中のボタンを押す。
すぐさま門は息を吹き返したように鈍い音をあげ、身をよじるように開いた。
75レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/21(火) 16:24:21 ID:P3X+XB1U0
>>9【07:00 北:住宅街 ベールイ家】13/13
鉄の門が鈍い音を立てながらゆっくりと開いていく。
イヴァンは笑顔で俺を迎えてくれた、憶えていてくれたのだ。
とても嬉しかったが、俺は力なく微笑むのが精一杯だった。
彼は、今島で何が起きているのかをきっと知らない。
「お久し振りです、こんな朝早くからすいません。…少し待っていてくださいませんか?持って行きたいものが。」
そう言うと、俺は車の運転席を開け、助手席に置いていたライフルを取出した。
イヴァン爺さんは、俺がライフル競技をやっていたことは知っていたかもしれない。
だがライフルを他人の家に持ち込もうとすることはもちろん、ケースにも入れず持って出歩いている自体普通に考えれば明らかにおかしいことだ。
「…わけは、必ず話します。」
門を通り抜け、真剣な表情でイヴァン爺さんを見つめた。
鉄の門が閉じていく。
「俺、弁護士になりました。本当は弟と、アークと一緒に挨拶に伺おうと思っていたのですが。」
イヴァン爺さんに並んで庭を歩き、話しかける。
何もなければ、きっと俺は満面の笑顔で夢が叶ったことを報告していただろう。
何も無ければ…。
76イヴァン ◆CITXjG1UAo :2006/03/21(火) 17:02:24 ID:T/Ga5Rkm0
>>15【7:00 北:自宅】13/13

門が開いたのを確認すると、レオン(>>9)は車に戻っていく。
程なくして戻ってきた彼の手には、剥き出しのライフルが握られていた。
しかし彼の表情が私に理由を聞くことを許さなかった。

二人並んで屋敷の入り口へ歩いていく私達を、暫しの沈黙が包む。
それを破ったのは案の定レオンだった。
弁護士になったこと・・・そして弟と来れなかったこと。
本当は喜びを以て伝えられることだったが、何故か彼の声は力なく、悲しみさえ感じさせた。

屋敷に入り、客間のソファへ彼を座らせる。
そして台所のコーヒーメーカーからコーヒーを2杯注ぎ、1杯を彼の前へと差し出した。
>>9 この屋敷には、老いぼれた私しかいないからね・・・こんなもてなしが精一杯だ。すまない。
話したいこと、そして聞きたいことは山ほどあるが、まずは落ち着いてくれたまえ」
そう言った後、私は彼の向かい側のソファへ腰掛けた。
77ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/21(火) 17:28:48 ID:ORotx7Td0
>>20 7:00 西エリア (北エリアへ移動中) 】12/13
(ファレスト視点)まったくなさけねぇ・・・あんなパニック状態の奴に撃たれるなんて、
俺も落ちたもんだな。クソ、足さえ自由に動けば相棒にも迷惑かけなくて済むのによ、
それにあの変な奴だ・・・新しい麻薬か?それとも地獄が満員になったのか?
理由はどうあれ奴等が俺たちを襲ってくるのは変わりないか・・・うぅ痛ぇ
とりあえず今は相棒に着いて行くしかないか・・・となると俺も・・・少しは抑えてやらないと
いけねぇな。それにしても痛いな・・・
78レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/21(火) 18:05:30 ID:P3X+XB1U0
>>9【07:00 北:ベールイ家 客間】13/13
この辺りは静かだ。ここは住宅街から離れていて、銃声も悲鳴もサイレンも届かない。
古いが品の良いテーブルの上に静かにコーヒーが置かれる。
「すいません…いただきます。」
カップを手に取り、コーヒーを一口飲む。苦味と風味が口に広がる。
「美味しいですね。」>>15
カップを置き、俺はイヴァン爺さん>>15を見た。
小さい頃、弟とともによくこの家を訪ねた。
小さな俺達には、彼の家は高い高い塀に囲まれた城のように見えて、彼はその城の物知りな主だった。
壊れた機械仕掛けのおもちゃを持っていったら、彼はすぐに直して見せた。
今目の前にあるのは、古びた屋敷に一人住む老人の姿だ。
「最後にお会いしたのは俺が高校生のときでしたか。弁護士になるといって島を出て7年…俺もアークも子供じゃなくなった。あなたから見ればまだまだ子供かもしれませんが。」
少しだけ、彼と昔の話をした。
懐かしい人物に会えたことで少し落ち着けたかもしれない、少なくともコーヒーの味くらいはわかるくらいに。
だが、これから今島で起こっている事態を彼に教えなければいけない。
「今日、ラジオをお聞きになりましたか?もしくはテレビでもかまいません。」>>15
できればずっと思い出話をしていたかった。
79トニー ◆uiKV1FiVqo :2006/03/21(火) 18:37:28 ID:HgjbBesnO
>>35
北:ジムスキー宅
>>59に対して
「…役所通りですか?危険すぎる。
まず、今の時点で何か武器になるものはありますか?
俺はこの草刈機が。」
80ハチオ ◆0jgvin9rDc :2006/03/21(火) 19:11:46 ID:crQaOYxe0
>>16【07:00 北:住宅街 自動車外】13/13
>>16「おい、聞いてんのか?」
俺が運転席を覗き込む少年の肩を掴むと、
少年は首だけを動かしてこちらに顔を向ける。
その顔には全くの生気がなく、目はあらぬ方向を向いている。
首元には抉り取られた様な傷口が有り、今も大量の血が噴出している。
>>16「うわああああああ!!1」
あまりの光景に思わずその場に尻餅を着いてしまった。
辺りを見回すと通りの向こうからも血だらけの女がこちらに歩を進めている。
>>16「ひっ!!何なんだよぅ!!!」
俺は腰が砕けそうな体を引きずりながら、
助手席側に回り込んで車内にもぐりこむ。
ドンッドンッドンッ
死者の顔をした少年が運転席の窓を叩く度に、窓に血の手形が残る。
(こえぇよぉ、何なんだよぉ)
81ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/21(火) 19:48:33 ID:ORotx7Td0
>>20 7:30 西エリア 大通り(北エリアへ移動中) 】12/13
(ロギューネ)僕は車が電柱にぶつかっていたり、店から火の手が上がっている
大通りをファレストと共に歩いていた。まだその辺のアパートや店からは悲鳴が
聞えていたりもするけれど、危険を冒してまで入っていく勇気も無かった。
どうせ生きている筈が無いだろうしな・・・それにしてもさっきから呻き声が多くなっている気がする・・・
そして逆にさっきまではあちこちで聞えていた銃声は減ってきている。
もうちょっと急いだ方がよさそうだ。そう思い、少し足を速めると、前の方に
しっかりとした足で歩く人間の姿が見えた。あれは・・・人間だよな・・・
僕はそう思い、少し大きめの声で>>29「お〜い、そこの君〜後ろだよ〜」と叫んでみた。
我ながら情けない声だったなぁとも思ったが、それでも人だとは分かるだろうからいいとしよう。
82ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/21(火) 20:11:53 ID:6avhO7OM0
>>11【7:00〜北:自宅ガレージ】13/13
「ぶふっ…ぅははははは!!
芝刈り機か!」
大きく息を吸い込む。
「すまない。私はジョークが好きでなぁ。

芝刈り機とはな…
私には剣しかない…
いや。剣がないとダメなんだ…
頼む。あそこに着いたら君は車にいて良い。
私一人で研究室に入る。
あそこには大事な物があってな。
武器はあそこにある。
頼むから運転だけで良いから連れていってくれ。>>35
彼の表情を窺うと物深に考えているようであった。
83神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/21(火) 20:17:00 ID:EX8Fup850
>>29 7:30 西エリア 大通り(北エリアへ移動中) 】13/13
声のしたほうに視線を向ける。
人間だ、それも二人。一人は怪我をしているのだろうか、右足と左肩に血が滲んでいる。
―――あの傷、銃創か。
そうだとするとこの二人の人物層は限られてくる。警官か、はたまた自分と同じ系統の人間か…
どちらにしろこの状況では頼りになりそうだ。
俺はうっすらと笑みを浮かべると、二人のほうに歩を進めた。
84トニー ◆uiKV1FiVqo :2006/03/21(火) 21:01:44 ID:HgjbBesnO
>>35 13/13
北:ジムスキー宅
>>82に対して
「…OK…わかりました。
それじゃ、いきますよ!!」
おもいっきり車のアクセルを踏み、ガレージの扉を破壊して飛び出した。
「アヒァヒァヒァ!!行くぜぇ!
85ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/21(火) 21:29:04 ID:6avhO7OM0
>>11【7:00〜北:自宅周辺】13/13
ガッシャーンッ!!
「ぅっ!」
衝撃に体が揺ける。
「今のはやり過ぎだ。」
彼の笑い声が車内に響く。
>>35「ァヒャヒャ!行くぜい!」
この男はなんだ?武器は芝刈り機、人の家のガレージは壊し
妙な笑い方までする。
「君の名前を聞いてなかったな。
私はホールド・ジムスキーだ。
剣術学を研究している者だ。
君は?>>35
86ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/21(火) 21:56:10 ID:ORotx7Td0
>>20 7:30 西エリア 大通り 】12/13
僕が声をかけた>>29人間は、振り向いてこっちを少しの間見てからこっちの方に
歩いてきた。僕は>>29彼が話せる場所まで来ると、(ロギュ)「まず確認したいんだけど、
君は自ら死を望んでいるからここを彷徨っているのかい?それとも生きるために
ここにいるのかい?・・・いや忘れてくれ。僕はロギューネ、こっちの怪我をしているのが」
ここでファレストが(ファレ)「ファレストだ。俺たちは麻薬捜査官でな、
さっき売人に撃たれたがまだ行けるぜ。>>29あんたは?何者だ?」と口を挟むと、
ホルスターの銃をいつでも撃てる状態にした。まぁ僕はそこまではしなかったが、
それでもある程度距離を置いた。彼がまともな人間なら普通に話すだろうが、
やつらの仲間か、精神が不安定ならこのまま襲ってくる事も考えられる。
一応警戒した方がいいだろう。
87トニー ◆uiKV1FiVqo :2006/03/21(火) 22:27:05 ID:HgjbBesnO
>>35 7:30〜 北:ジムスキー宅周辺
13/13
>>85に対して
「俺は トニー。草刈機のセールスマンだ。 よろしく。」
88神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/21(火) 22:28:07 ID:EX8Fup850
>>29 7:30 西エリア 大通り 】13/13
―――麻薬捜査官か… こいつは願ったり叶ったりだぜ。
「無論生きるためだよ。もっとも死を願ったとしても、死人が蘇るこの世界ではなかなか難しいことだがねぇ」
俺はポケットに両手を入れた状態で言葉を続けた。
「そんな露骨に警戒しなくてもいいじゃねーか。仲良くしよーぜ」
その言葉にファレスト>>20と呼ばれた男は銃を下げた。しかし相変わらず三白眼でこちらを睨んでいる。
俺は口元に笑みを浮かべると再び言葉を続けた。
「俺の名は神谷、神谷和彦だ。あんたらもこの街が今どんな状態かはわかってるよな?
そこで一方的な提案だが、俺と一緒に行動しないかい?」
俺は無言で佇む二人の男に右手を差し出した。
89KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/21(火) 22:40:29 ID:shedxFbb0
>>28【0:30〜中央:森林】13/13
俺は指令書を開いた。
救出すべき対象人物は島の中央部の<山間エリア>別荘、自然観測所、付近にある教会の神父の保護だ。
当然、俺は事前に対象が死亡、又はゾンビ化していた場合の対応を質問していたが、その場合の対処方は現時点では伏せられている。
グライダーに据付けられたパソコンに試しに「対象の死亡を確認」と入力したが、指令所のフローチャートにタイムロックが掛っているのかファイルは開かない。
しかも神父の顔写真もプリントアウトされず人相を覚えたらそのデータも消去されて二度と見る事が叶わなくなっていまった…どういう秘匿事項だよ。
「くそっ…一々此処まで戻って来て確認しろって事か?!」
止む無く俺は教会の方に向けて歩き出した。

暗闇の山道を抜けるとすぐに舗装路に出られた。
遠くにはコテージが並び、開けた場所なら大きな施設の観測所が目印となって自分の位置が確認できる。
教会までの間、ゾンビには遭遇しなかった。
教会の周りに駐車している車両を物色しつつ、建物内に入る…屋内は真っ暗闇で、既に生存者が残っている事は望めそうもない。
俺はスキーゴーグルの様な大きめのゴーグルを外し、ヘッドバンド風の暗視カメラ固定用ヘッドギアに単眼ナイトビジョンを装着して左眼に充てた。
第3.0世代の暗視ゴーグルは視界良好だが、矢張り視界が狭い事は否めない…視界は60度程だろうか?
両目を開けると腕を伸ばした掌大の直径の円の面積しか視界が無いのだが、それでも視線で8の字を描く様に正面方向の視野を確保して教会の屋内を進む。

「ドキドキするな…」
90KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/21(火) 22:44:07 ID:shedxFbb0
>>28【0:30〜中央:教会】13/13
屋内の捜索は続いた…目撃した訳ではないのだが、俄に周囲に蠢く気配を肌で感じる…神経過敏になって錯覚しているだけかも知れないが…。
「…う…う〜ん…うう〜ん…」
蚊の鳴く様な呻き声が聞こえて来る…その方向に息を殺して歩みを進める。
暗闇の中、ナイトゴーグルに浮き上がったのは負傷した修道女だった…まだゾンビではない、という程の深手だ。
俺はそっと声を掛けた…シスターは一瞬ビクッとなって緊迫した面持ちで見えもしないのに辺りを見回している…恐怖に強張った表情が有り有りとノクトビジョンは映し出す。

「心配するな…俺はゾンビじゃない、ゾンビは喋らないだろう…明かりを灯すと奴等が襲って来るのか?…それより止血しないとアンタ死んじまうゼ…」
シスターの手許にはナイフが転がっていた…自決用か?…とも思ったがどうやら違った様だ。
「…ワタシは…ハアハア…教え子を殺しました…ハアハア…放って措いて下さい…ハアハア…それよりも…ハアハア…アナタは…ハアハア…誰…ハアハア…です…ハア…ハア…か?…」
もう何時事切れてもおかしくないな…このヒトには悪いが俺には助けられそうに無い…早々に立去った方がいいが、その前に聞き出す事は聞きださなきゃナ。
「俺は神父を探している…彼を助けにきたんだ…アンタ、何処に居るか知らないか?」
シスターは見えざる闇からの声の主の正体の片鱗が些か解った為か、少し安堵の表情を浮かべた…最も周囲が明るくても最早、視力が残っているかどうか怪しい容態だが…。
「…ハアハア…神父様は…ハアハア…は…ハクっ…博物・カ…ン…ハアハア…から帰って…来てマ…セン…ハアハア…」
「博物館って南地区の港の方の?」
シスターは最早、言葉も発する事も出来ないのか、暗闇の中にも関わらずコクリと頷いて返答して見せた…ともすると今、室内が真ッ暗闇だという事も解ってないのかもしれない。
91メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/21(火) 22:45:48 ID:gWEiqPGW0
>>22【07:00 北:住宅街 歩道(中央に向けて移動中)】13/13
どれだけ走ったのだろうか。必死だったからはっきり分からないけど、多分数キロは走っている気がする。
少し進むと、ここが住宅街の中ほどである事を示す地図板が立っている。
結構道が入り組んでいるから、そのためだろう。
少し離れたところにはバス停があった。ここで待っていたところでバスが来るとは思えないけど・・・

バス停に背中を預けると、私はその場に座り込んだ。これからどうしたらいいのだろう。
走っている最中に見かけた、人を襲う連中。家に入ってきた男も、きっとあいつらと同類だったのだ。
近くの家に入って助けを求めると言う手もある。しかし、中にいるのが連中かもしれないという事を考えると
とてもそれを実行に移す気にはなれない。・・・今気付いたけど、サンダルの片方が無くなっている。最悪だ。

何かをしようとする事がとても怖い。ここからどこかに歩き出すことも怖い。家に帰るのは論外。
ここでずっと座ってバスが来るか、誰かが通りかかるのを待とうか?
でも、その誰かが連中だとしたら・・・・・?
近くの家から、女性の悲鳴が聞こえた。私は一瞬震え、逃げるように走り出した。
記憶を辿り、教会の方へと向かう。
92KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/21(火) 22:47:29 ID:shedxFbb0
>>28【0:30〜中央:教会】13/13
暗闇の室内の中で瀕死の重傷を負って机の引出しの段に背もたれているシスターは暗闇であるにも関わらず、ヨロヨロと手を掃って声を振り絞った。
「…行っ…て…出てって…下さ…い…」
俺は最初、早く神父を助けに行ってという意味と取ったが、どうやら違う様だった…そろそろ死の際に近付いて来ている様だ…というか、呼吸をしてない様にも…。
《死に際にヒトに巡り会わせたのも何かの縁、死に際をめとって欲しくは無いのか?》
とも一瞬、疑問も過ぎったが、シスターの考えらしくゾンビとなって俺に危害を加えたくないという配慮からか…いや、違う。
「シスター…まだ俺の声が届いている内に聞いておきたいんだが、俺がこの場を去った後でアンタが死んでも、結局は誰かを襲い始めるんじゃないのか?」
ナイトゴーグル越しにシスターの表情が止まった様に凍りついたのが見えた…無表情に…最早苦悶の表情は綺麗に晴れている…何処かマネキンの様に見えてしまうのは、緑色のモノトーンの視界の為か?
「…アンタの殺した教え子は…アンタが殺さなければ、もっとヒトを襲っていたかも…」
死に逝くヒトに対して辛辣な事を言っているとも思うものの、まだ人間の心がある内に伝えておいた方が良いと思えた。
シスターの瞳からハラハラと涙が零れた…。
「…殺してください…」
最早、激しい動悸はしていなかった…何時の間にか手許に転がっていたナイフを拾って握っている…おれは静かにこう答えた…。
「アンタが俺を襲って着たらね」

俺は静かに部屋を後にした…振り返るとドアの隙間から彼女は静かにナイフを握ったまま机の引出しに凭れ掛かってそこに佇んでいた。
彼女は死に際を誰にもめとって貰えない孤独よりも、ゾンビに変容していく禍々しい自分の死に様を誰にも見られたくなかったのかもしれない。
俺は教会を後にして、西地区のベイエリアにある博物館に向かう事にした。
93アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/21(火) 22:52:05 ID:PXHV8hEr0
>>12【07:30 西:大通り 倉庫前】(13/13)
踏み込んで斬りかかったのは良いが、
足元に転がった空の弾丸のせいでちゃんとした踏み込みにはならなかった。
そのせいで、向かった右側のゾンビの首しか斬り落とせなかった。
「…―っ!」
斬りかかった勢いですぐに体制を立て直せないところにあとの二匹が迫っていた。
体制が倒せないのじゃ、仕方がない…、と思うが「諦めたら死」というのを幾つも体験してきた。
崩れた状態では首など斬りおとせない。
ならば!と、噛み付こうとする二匹のゾンビの顔の前に水平に刀身を構えた。
ガチッ!
案の定刀身に噛み付いてきた。
このまま斬るのは容易いが、今はこの場から逃げることを優先するしかない。
体位が変わったのでそのまま後ろへ倒れる勢いを載せ、日本刀を思い切り引き抜いた。
簡単に取れた、しかも、噛み付いていた歯までも抜けた。

脆い。

でも、今は考えてるわけにはいかない。
そのままくるりと体制を変え、走り出した。
血を払い、鞘に収めた。

この場合どうすればいいのかわからなかった。

あの時とは違うから――
94イヴァン ◆CITXjG1UAo :2006/03/21(火) 23:09:57 ID:T/Ga5Rkm0
>>15【7:00 北:屋敷:客間】13/13

コーヒーに口をつけ、ようやくレオン(>>9)の緊張がほぐれ始めたようだ。
まだ彼と彼の弟が学生だったころの昔話に花が咲く。少しではあるが顔にも笑みが戻ってきた。
・・・そう。彼ら兄弟は毎日のようにこの屋敷を訪れ、私に話をせがんだものだ。
壊れたおもちゃを直してあげた時の彼らの顔ときたら、それは愉快なものだった。

ひとしきり思い出話が終わったところで、彼が別の話を繰り出す。
『今日、ラジオをお聞きになりましたか?もしくはテレビでもかまいません』
>>9 起きてすぐ散歩に出てしまったもので、今日のことは何も知らないのだよ。
・・・この部屋には幸いにも古いラジオがある。どれ、聞いてみるとしよう」

立ち上がり、ラジオのスイッチを入れダイヤルを調節すると、耳障りな雑音と共にニュース放送が聞こえてきた。

―――速報です。
原因不明の伝染病が蔓延、発症した人間が正常な人間に襲い掛かるという現象がアメリカ全土で報告されている模様です。
これに対し政府は非常事態宣言を発令、警察・軍・医療機関の協力体制を構築しこれに対処していくとのことです。
国民の皆様、現在は出来るだけ外出を控え、安全に細心の注意を払い、事態の収拾をお待ち下さい。
繰り返します―――
95レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/22(水) 00:15:23 ID:3mdpvUPy0
>>9【07:00 北:ベールイ家 客間】13/13
ノイズに紛れることなく、その言葉は確かに彼の耳に届いただろう。
これから、彼と笑って話ができる日は来るのだろうか。
「これは暴動だとか、政府は反乱状態宣言や戒厳令を出したなんて報道するところもありました。情報が錯綜しています。」
俺はアンティークショップに並んでいてもおかしくないようなそのラジオを見ながら言葉を続ける。
「死者が蘇ったなんて、信じられないような報道もありました。でも…私はこの発病者に遭遇しました、突然襲い掛かってきたんです。腹部が抉れて、臓器が見えているような状態なのに立って歩いていて…心臓を撃ち抜いても死ななかった。」
俺はライフルを手に取り、見つめた。ヒトを、化物を撃った銃だ。
「信じてください。この島を含め、アメリカ全土で異常なことが起こっています。」>>15
俺は真剣な眼差しで彼を見つめ、そして俯いた。
「アークと連絡がつかないんです…!昨日の夜、『明日イヴァン爺さんの家に行こう』って約束したのに。」
俺の声は震えていたかもしれない。
昨日までの日常は、急に崩れてしまった。
96イヴァン ◆CITXjG1UAo :2006/03/22(水) 02:07:43 ID:WCEkXCSJ0
>>15【7:30 北:屋敷:客間】13/13

全てが、見えた。
不気味にさえ思う街の静けさと、レオン(>>9)が銃を持っている理由が。
そして・・・私が見た夢は正夢ということ。
認めたくないが、これは間違いなく現実だった。周囲の全てがそれを証明している。

そして彼が、真っ直ぐ私を見据えながら、ぽつりぽつりと話し始めた。
この島でも同じことが起こり、ライフルを携え逃げ延びてきたこと。
発病者はもはや常識を超えた化け物と成り果てていること。
・・・彼の弟、アークと連絡がつかないこと。

>>9 事情は分かった。・・・アークと連絡がつかないのか。
後ろ向きに考えても始まらない。彼は頭が良い、必ず何処かで生きているよ。
・・・君が彼を助けないで、誰が助けるのだね?」
97ハルキ ◆KZGv///Ri. :2006/03/22(水) 02:14:56 ID:bEbV1/qgO
>>19【6:30 東:モール内・更衣室】 13/13

「…まったくもってどうしたもんでしょうかねぇ…」
溜め息をつきながらそう、何度か目になる言葉を呟く。
何度も見た窓の外に目をやると俳徊する人間の姿がちらほら。といっても明らかに動きが普通の人間ではない。
「最初にラジオニュースを聞いたときは新手のマーズ・アタックかと思ったんですけどねぇ」
ラジオを聞いた直後、一応窓の外を見て驚愕したのを覚えている。その直後に不安に駆られ、更衣室の扉に鍵を掛けたことも。
「とはいえ籠城するには食糧が…」
無理矢理こじ開けた同僚のロッカーから拝借し、掻き集めた食品類を眺めつつそうも呟く。
ちなみに更衣室内に自分以外の人間はいない。着替えが遅かったため、他の同僚は先に帰ってしまったようだ。
更衣室を出るべきか、否か。今考えるべきはその一点。
しばらく考えて、レコーダーを起動する。
「…とりあえず、普通の人間が通るか時間が経ってしまうまでは動かない。現在時刻は…6:30」
98レニー ◆MkLbsLSLVI :2006/03/22(水) 04:19:06 ID:ZxyVZwV/0
氏名:レニー・ハース
系統:射撃系
○ハンドガンの扱いに特に長け(修理やカスタマイズもできる)、接近戦でもハンドガンならばうまく使って戦闘可能(格闘戦時も弾を消費する事で 射撃能力で難易度判定可能)。
○両手利きで銃の扱いに長けているためハンドガンならば二丁同時に扱う事が出来、それぞれで別々の目標を同時に射撃できる。その代わりライフルはしっくり来ず、射撃系の難易度修正の恩恵は受けられない。
○感覚がかなり鋭敏である。
性別:男
年齢:不詳(見ようによっては10代後半にも30代後半にも見える)
体格:189cm 76kg
性格:冷静、を通り越して冷酷で感情に乏しい印象で、常にけだるい雰囲気。虚無的。人間、特に女性不信。
職業:ボディーガード
容姿:長身痩躯。中性的で端正な顔だが荒みくたびれた印象。グレーがかった長髪、ダークグレーのロングコートに同色の帽子、ブーツ、皮手袋、小さな丸サングラス
趣味特技:愛銃の手入れ
所持品:カスタムハンドガン(15/15)×2、マガジン(15/15×2)×2、ナイフ
カウントされない所持品:写真、携帯電話、煙草、ライター、スキットル、財布
備考:不幸な境遇の中最愛の人を殺されて以来、復讐の為のみに生きる男。
殺した人間は資産家だとわかっているので、企業や資産家対象のボディーガードとなり仇を探す生活を続けていたが、すでに精神は疲れ果て荒廃しており、人間不信も極まって今ではかつて愛した人の愛さえ疑っているが、惰性で仇探しを続けているといった有様。
その為、復讐の為になんとしても生きようという執念すらなく、死んだら死んだで構わないという状態。常にけだるい印象。
それでももはや意味が疑わしくなった復讐のみしか生きる理由はなく、その為には手段を選ばず他人など虫けらのようにしか思っていない。
もはや人の愛などは全く信じておらず、死も恐れてはいない。
キャラクター達の対応によっては味方にも、危機キャラ的な存在にもなりうる。
99レニー ◆MkLbsLSLVI :2006/03/22(水) 05:04:58 ID:ZxyVZwV/0
>>98【07:00 西:ビル屋上】13/13

「…地獄の蓋が開いたか…」

…まあ逆に好都合…屋上から、様変わりした世界を見下ろしながらその光景を見ても、俺にはその程度の感慨しか沸かなかった。
風が髪を撫で、靡かせる。
見下ろす通りでは、今はまだ溢れかえるというほどではないが、蘇った死者共が彷徨い、人間を襲い始めている。
ある者は必死に逃げ、またある者は応戦する…
蟻の様な大きさに見える人間達が悲鳴を上げ、体液を飛び散らせ…ここから見ていると滑稽だ。

まるで虫ケラの様だ…フフッ。

「…やれやれ…地獄が満員、という事か…」
そう…そんな映画があったな。
まったく今の状況と同じ…
あれは…ゾンビ、そう。今、涌いて出てきた連中は、まさにそうだ。

暫く眺めながら煙草をふかす。
それとなしに観察していて解った事は、連中の特徴はほぼ昔見た映画そのままという事だ。
動きは鈍いが、至極しぶとい…が、頭を破壊されると活動を停止する…
そして一番の特徴…死んだ者、噛まれた者は…連中の仲間になる。
まもなくこの街も、連中に埋め尽くされて行くのだろう――――まるでドブと蛆虫だな。

俺にはこの混乱は好都合ではあるが…あまりゾンビ共で溢れかえるのも邪魔臭い。
わざわざ島くんだりまで人間と死人共の蛸踊りを見物に来たわけじゃあない…『あの男』と『あの女』…奴らが今、この街の企業で甘い汁をしゃぶっているという情報を手に入れての事だ…
悪いがゾンビ共にくれてやるわけにはいかんな…

俺はけだるい体を風にゆだねるように屋上を後にした。
100ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/22(水) 07:35:21 ID:3Xik1Xo20
>>20 7:30 西エリア 大通り 】12/13
僕は>>29神谷と名乗った青年は一緒に行動しようと手を差し伸べてきた。
ファレストはなんだか嫌そうだけど、後の事も考えて「そうだね、
協力させてもらうよ。ファレストもいいね。」そう言うと、ファレストが
頷くのを見てから相手の手を握る。そして「そろそろ移動しよう、
ここも結構危ないからね。行く先は・・・北だ、あそこならまだ生存者もいるだろう。」
そう言うと僕はまた歩き出した。これで僕を含めて3人か・・・でも>>29こいつは・・・
なんだか危ない感じがする・・・いや危ないからこそ役に立つかもしれないけど・・・
101デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/22(水) 08:06:49 ID:hVm2fAyB0
>>17【07:00中央 山間エリア:南側麓キャンプ場】13/13
「あいにくドアが破られちまってね。それにおれには世話かけた恩人がいる。そいつに会うまで別荘なんかで震えながら立てこもってる暇は無い」
ひとしきりしゃべりながら男を観察した。職人顔だな、さしずめ山菜でも刈って生計立ててる調達屋といったところか。頭もよさそうだし車を調達しているところから行動力もある。この状況では仲間にしておきたい種類の人間ではあるな…。
「その車でどこ行くんだ?あんたさえよければ北の住宅地までのせてってほしいんだが。車を奪おうなんてはかんがえてない。報酬は、」
近づきながら缶コーヒーを差し出し、
「こいつでどうだ?」
言い終えてニヤリと笑った。
102ハチオ ◆0jgvin9rDc :2006/03/22(水) 09:25:36 ID:x62//OUAO
>>16【07:00 北:住宅街 自動車内】13/13
車内に逃げ込んでから10数分、
俺は頭を抱え後部座席のシートに顔をうずめてガタガタと震えていた。
カーステレオからは訳の分からないニュースが流れて来る。
バンッバンッバンッ
いつの間にか車を叩く音が増えている。
ボンッ!!
ボンネットに何か重い物が乗り上げた音がする。

あまりの恐怖に目を開けることさえできないが、
だんだんと訳の分からない怒りの様なものが俺の心を満たし始めた。
>>16(まてよ?まさかこいつら!!!
特殊メイクか何かして俺が怖がる反応を見て楽しんでるんじゃねぇだろうな?!!
ふざけやがってこのヤロォォ!!!!)
俺が怒りに任せて顔を上げると
腹がパッカリ割れ臓物を垂れ流している男がフロントガラスにへばり付いているのが目に入る。
>>16(うげぇぇ!!!
ほ、本物だ!殺される!!!)
辺りを見渡すと6人もの死者がこの車を取り囲み、
すべての窓からそのおぞましい顔を覗かせている。
>>16(に、逃げなきゃ!!!
死!!いや過ぎる!!)
103神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/22(水) 09:39:21 ID:iuv7xc0Y0
>>29 7:30 西エリア 大通り 】13/13
―――やはり乗ってきやがったな
「OK,交渉成立だな。じゃあ、北へ行こうかねぇ」
俺はにやりとした笑みを浮かべると、二人の後を追った。
しかし………
間近で見たがファレスト>>20の傷は銃創と診て間違いない。
弾は抜けているし骨も折れていないようだが、放っておくと間違いなく感染症にかかる。
ロギューネ>>20とか言うお人好しのお兄ちゃんははたしてそのことがわかっているのか。
―――せっかく見つけた貴重な戦力をむざむざ無駄にするわけにはいかねぇな
「おいロギューネさん、君の相棒の怪我の調子はあんまり良さそうじゃない。
先にモールに行って、措置をしておいたほうがいいと思うが」
「モール? 怪我の処置なら病院のほうがいいんじゃ…」
この期に及んでロギューネ>>20は間の抜けて質問をしやがる。俺は軽く舌打ちをすると
「普通はそう思うだろうが、この状況ではナンセンスだねぇ。
ラジオではゾンビってのは「死んだ人間が蘇った」と言っていた。
だとしたら死んだ人間、もしくは死にかけの人間がゾンビの発生時点で最も多い場所はどこだと思う?」
「病院か」 ファレスト>>20が呟いた。
「そういうことさ。 病院ってのは文字通りゾンビの温床ってわけだ。
幸いこの島のショッピングモールはかなりでかい。傷の処置くらいはできるだろう。
もっとも一刻も早く住宅街に行きたいって言うんなら別に反対はしないがねぇ。
さあ、どうするよ?」
俺は二人>>20に問いかけた


104メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/22(水) 12:58:12 ID:H5w35Loh0
>>22【07:30 中央:歩道(教会に向けて移動中)】13/13
見覚えのある通りまで来たのはいいが、ここからどう行けば教会に着くのか・・・
行った事が一度しか無いというのも致命的だが、さっき地図板をもう少しよく見ておくべきだった。
・・・そもそも、思いつきだけで教会を目指しているというのもどうかとは思う。

歩いている最中に連中を見かける事はあったが、他の人間を襲っている最中だったり
私からかなり離れた位置にいたり、でいまだに襲われずに済んでいる。
襲われている人を助けようとは思えなかった。それはあまりにも危険すぎたから。
祈るぐらいのことはしたが、それは襲われている彼らにとって何の意味もなさなかっただろう。
少し罪悪感を感じたが、襲われたのが私じゃなくて良かったとすら思ってしまった。

なだらかな坂道も、片方が裸足だと辛い。それに散弾銃もずしりと重い。
坂道を終えて、ようやく道が平坦になったころ。
不規則に動く不気味な4〜5人の人影と、教会の屋根の十字架が見えてきた。
105シーバード ◆tyZPYtzQdA :2006/03/22(水) 13:04:11 ID:0/tD74Ov0
>>10【7:00 中央 山間エリア 南側麓キャンプ場】13/13
この島の住人の多くは北エリアに住んでいる。俺の家は南リゾート地の
従業員達が住まうボロアパートの一室を借りている。北とは反対ルートだ。
(こんな状況でまで恩人のの安否を気にするか・・・・
しかもよりによって北の住宅区、人が多い場所なら自然と死人に襲われている
奴らも多いだろう。人口密集率から考えりゃ現状でこの島で一番危険の多い
区域だろう。それでもあえてそこに行こうって言うのか・・・・正気じゃない。
・・・・が嫌いじゃ無いな、こんな奴は久しぶりに見た。・・・・恩人ねぇ・・・)
俺は助手席を開けるとチャイルドシートを外に放り出した。
>>17「乗れよ。北まで送ってやる。だがそれ以上のことはしないぜ?
コーヒーは自分で飲んでおきな。完全に目を覚ましとけ。」
俺はそう言うとエンジンに火を入れ、ラジオのスイッチを入れる。
相変わらず絶望的ニュース延々と流れてくる。
(さて・・・西から北に向かうとするか。この時間帯なら東よりは
人が少ないだろう。)
106レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/22(水) 15:05:27 ID:bpYmNjd90
>>9【07:30 北:ベールイ家 客間】13/13
「そうですよね、アイツは生きてる。俺が諦めちゃいけない。」
アークはおとなしい性格だったが、頭のいいヤツだった。
簡単には死なない、死んでもらっちゃ困る。
「…もう一杯、コーヒーを頂けますか。」

コーヒーをゆっくりと飲み、深呼吸をし、俺は自分を落ち着けようとした。
「とりあえずアークの住んでるマンションか、カーバイド本社に行ってみようと思ってるんですが…」
アークのマンションは島の南部、本社は西部だが…俺はライフルをちらっと見た後続けた。
「ヤツらは頭部を撃てば死ぬようですが…。俺の武器はこれだけです。ボルトアクション、装弾数5発のライフル…連射ができないから一度に何人もの発病者に襲われたら終わりです、弾丸も残り13発しかない。」
まず装備を整えないといけない。このまま本社とかに乗り込んでもすぐに殺られそうだ。
「イヴァンさんはどうしますか?ここにいれば安全だと思いますが、食料等の貯えはありますか?警察や軍の救助が来るまでには時間がかかるでしょう。」>>15
そう言った後で、俺の心の中の考えは変わった。
(いや、もう救助は望めないかもしれない…。)
107ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/22(水) 15:30:52 ID:2qPDPiFJ0
>>11【7:30〜北:役所通り】13/13
自己紹介の後無言の時が過ぎた。役所通りに近付くにつれ恐怖心が積み重なる。
血だらけの者や、腕が無い者まで…
「なんて言ったか…
ゾ…ゾ…」そこにトニー>>35
>>35「ゾンビだ。」
架空の怪物だとばかり思っていた…。
「まさかそんなものがな…」
再びラジオをつける。
―「…ようです。不審者にはご注意ください。繰り返します。
謎の原因により死者が歩き回っています。
その死者に噛まれた場合死に至り、数分後または数時間後に人を襲います。
この現象は世界各地で発生しております。軍の兵士が救出に向かうまで皆さんは家に待機していてください。
また死者は頭を急所とするようです。
……不審者にはご注意ください。」
市民安全対策本部も大変なようだ。話者の話し方はバラバラで…
とにかく世界は大変なのか…
「ぁぁ…おったぞ。
良かった中に友人がいるようだょ…あの黒い…(あいつの車は赤か…)
赤い車の隣りに止めてくれ。>>35
私は助手席のボックスからサングラスを取り出し掛けた。
「今日は暖いくて良い日なんだがな…はぁ…」
車から出て静かにドアを閉める。辺りを見回し教室の入口に向かう。
鍵を取り出し扉を開けると何者かが勢いよく飛び掛かって来た。
108ジョン ◆2gbJUznf8E :2006/03/22(水) 19:04:13 ID:kBiz6HMH0
>>27【7:00〜 東:大通り(モールに向けて移動中)】13/13
大通りなのに車が一台も走っていない。止まっているか、炎上しているかだ。
人もいない。いるのは死体ばっかだ。

ふと、ガソリンのメーターに目をやると、ガソリンが切れかけてる事に気がついた。
(マジかよ・・・モールまで持ってくれ・・・)

秒数下一桁、1,4,6,8以外でガス欠になる。
109ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/22(水) 19:42:07 ID:3Xik1Xo20
>>20 7:30 西エリア 大通り 】13/13
僕は>>29神谷君にファレストの傷の事を聞かれ、いろいろと話したあと
モールに行って治療をしないかと言われた。だけど多分朝方の開店準備していた
筈の時間帯の東エリアだ、ここよりもゾンビが多いに違いないだろう。
それに移動手段も自分の足しかない、あまり頭のいい方法とは思えないだろう、
まぁ北に行こうって言うのもそうか・・・「>>29神谷さん、モールに行くよりも、
南のダイビングショップ等に行った方が安全じゃないですか?ダイビングショップでは
船での事故などを想定した治療セットが多く売られています。東に行くよりも近いですし、
まだ人のいない時間帯ですから安全だと思うのですがどうでしょうか?」僕はそう言うと、
ファレストが南エリアでダイビング始めようと立ち寄ってみた店で強盗に襲われておいてあった水中銃で
撃退した事を思い出した。あの時は腹を撃たれていたっけな・・・確か売り物の治療セットで店の人が
手当てしてくれたって笑いながら話してくれたっけ・・・そういえば僕とコンビを組んでからも何度も撃たれている様な・・・
確か置いてあった酒で消毒したり、工業用のアルコール使ったり・・・もしかして一番この状況に慣れているのって
・・・ファレスト・・・・なのかなぁ・・・何かいつもよりも表情が楽しげな気も・・・
いやそんな事は・・・無いか・・・
110神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/22(水) 20:34:37 ID:iuv7xc0Y0
>>29 7:30 西エリア 大通り 】13/13
ダイビングショップか… 俺としたことがすっかり見落としてたぜ
「決まりだな。 じゃあ、間抜け面した連中が現われねぇうちにさっさと移動するかねぇ」
俺は新しい煙草に火をつけると言葉を続けた。「ダイビングショップに着くまでに奴らと出会うかも知れねぇが、そん時は頭を撃て」
「どうしてだい?」ロギューネ>>20が訝しげに訊ねる。「闘ったさのさ。ここに来るまでに2匹とな」
「ほう」ファレスト>>20は納得したように頷くと、ロギューネに肩を借りて南へと進みだした。
この男、二発も撃たれたならそれなりに出血もあるはずだが、こたえている様子もない。
―――だいぶ場慣れしているってことかい。 まあ俺も人のことは言えねぇがな。
俺は軽く笑むと、二人の後を追っていった。
111ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/22(水) 20:55:18 ID:tI9pm/Ue0
男「このやろう!」
「サム(友人)か!?私だ!ホールドだ!」
サム「先生?こりゃ失礼。」
サムは急いで私から離れると私の顔を覗き込む。
「なんか顔についてるのか?」
サム「いや。お変わりないと思って…」
「何よりだろぅ。」
サム「私ここに来る前に奴等に噛まれましてね…今教室から出ようとした所なんですよ。」
「なぜだ?」
サム「先生の場所ですから。噛まれた人はゾンビになるんですよ。先生の迷惑になるだけですから…」
そういうと彼は走り去った…
「噛まれた人はゾンビに…???」
なんの事か分からずサムを追いかけようと外にでる。
しかし彼の姿は無かった…私は中に戻るとフェンシング教室に入った。
「ここが一番落ち着くな…」
自分のロッカーからウイスキー缶を持ち出しポケットに入れる。
一旦教室から出て鍵を閉め2階の研究室に向かう。私の机には沢山の資料が山の様に積み重なっていた。
「今度ここも片付けんとな…」
机の引き出しからパイプ煙草を、資料の下敷きになっている刻み煙草の箱をそっと抜き取る。
「武器になるものは…これだ…」ガラスケースに納められたレイピア剣が目に入った。
ケースの蓋をあける。レイピアをゆっくり持ち上げる。
黒革の装飾が入った鞘からするりと剣刃を抜く。
「これは貴重だぞ…西洋騎士の宝だからなぁ…」かつてはこの剣も人を斬ったであろう。
刃に触れると重々しくも冷たい感触が手先に伝わる。
剣を鞘に戻し警戒しながら教室の外へ…
《入手:アイテムには入らない》パイプ煙草・刻み煙草
《武器》レイピア
【危機】
秒数1桁に指定の数字「1・3・5」が出たら
いきなり現れたサムのゾンビに突き飛ばされカウンター-1。
指定数字以外は無事トニーの待つ車に到着。
112デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/22(水) 21:27:03 ID:5ywcUSOSO
>>17【07:00〜中央 山間エリア:南側麓近くの別荘】13/13
「悪いな。実は俺も飲みたくてしょうがなかった」
後ろの席に乗り込むなり缶コーヒーを開け一飲みした。
113メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/22(水) 21:27:49 ID:RfVIgtQQ0
>>22【07:30 中央:教会付近】13/13
人影は徐々に私に近づいてきている。どう見ても普通の人間ではない。間違いなく連中だ。
目の前に教会があるというのに、中に入ることすら難しい。第一、入口が開いているかどうか・・・
どっちにしろ、今すぐこの場所から動かないと危険だ。とは言うものの
私は肩で呼吸をしているような有様だし、はっきり言ってもう走りたくない。さて、どうしようか?

結局いい考えも思いつかず、私は裸足の足を引き摺るように走り出した。
生い茂った木々が連中を足止めしてくれることを願いながら、周りの林を抜けて教会の方へと近づいた。
木の陰から様子を覗き込む。努力はあまり功を奏さず、連中から姿は隠せたけど距離が稼げていない。
教会の入口が見える。けど、あそこまで捕まらずに走っていけるかどうか自信がない。

ここはもう少し慎重に・・・
その時、植え込みの中にしゃがみこむ私の目前を何かが横切った。
千切れかけた腕が目の前で左右に揺れる。
私は堪える事が出来ずに、大きな悲鳴を上げた。
(秒数下一桁が2、5、9でゾンビを回避し、教会の入口まで到達。それ以外はゾンビに掴まれてカウンター−2)
114ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/22(水) 21:57:07 ID:3Xik1Xo20
>>20 8:00 西〜中央 遊歩道 】12/13
(ファレスト)俺は相棒の手伝いもあってようやく中央から南へと続く
観光用の遊歩道の入り口へと来ていた。何とかあの腐った野郎との交戦は無かったが、
何度か奴等を見かけたので弾丸の節約のために道を迂回していたら、今の道に来ていた。
まぁ道の先の方から呻き声のようなものが聞こえたような気がするが、
相手の数が少なければ何とかなるだろう。俺はホルスターから銃をいつでも抜けるようにすると、
>>ALL「今の時間の遊歩道だ、何体か腐った野郎がいるだろう、
いつでも戦えるようにしておけ。特にロギューネ、お前はいつも相手が仕掛けてきてから攻撃して
いるんだったな。先手必勝で片付けるんだ、分かったな。」と言って置く。
相棒は躊躇いながらも頷くと、空いている方の手でCz75(ハンドガン)を抜いた。
>>29神谷の方も頷いたが、こちらは何も武器を出さない様だった。もしかして2体とも接近戦で倒したのか?
まぁいいか・・・うぅ・・・やっぱり痛むな・・・レストランで酒でもかけておくんだった・・・
115シーバード ◆tyZPYtzQdA :2006/03/22(水) 22:09:31 ID:0/tD74Ov0
>>10【7:30 中央 山間エリア 南側麓キャンプ場】13/13
ジープで山道を下りながら、遠くに見える店がある南の区画を眺める。
(本当によく燃えてやがるな・・・・新しい職でも探すか?)
路面には途切れることなく赤い足跡と血痕が続いている。昇ってきた足跡は一つしか見られない。
しかし、下っている足跡は今や11ではきかない多人数の足跡になっている。
(おいおい、たった一体の死人から別荘地もキャンプ地も全滅かよ・・・・・
道からそれて潜り込んでなかったら俺もやばかったかもな。)
不思議なのはこの男だ。恐らく別荘地で無事だったのはこの男だけだろう
生き延びた奴が他にいたら、この男同様足跡とは反対のキャンプ場の方に
逃げてくるはずだ、誰だって死人の足跡を追いかけたりはしない。
(生き延びる参考になるかもしれない。話を聞いておくか。)
>>17「俺はシーバードってんだ。この島に移って3ヶ月になる。あんたは?」
116アレン ◆8f/0w1dOj. :2006/03/22(水) 22:13:57 ID:Hq8yKYPg0
氏名:アレン=レイバース
系統:技術
◆家電製品等の修理、改造ができ、部品があればスタンガンぐらいは作れる。
◆上記の能力でハンドガンの修理や若干の改造が出来る。
  (判定を利用し、その環境、設備、キャラの状態により左右する)
◆銃器はハンドガンや小型サブマシンガン(例、イングラム)等の
 片手で扱えるものしか扱えない。
性別:男
年齢:17歳
体格:173cm56kg
性格:人付き合いが苦手なため感情を表には出さないが、人一倍繊細なところも持ち合わせる。
職業:学生
容姿:茶色がかった黒髪、体系は細い、上はワイシャツの上にジャケット、下はジーンズ
趣味特技:モデルガン収集、機械いじり
所持品: グロック17(ハンドガン 12/17)(携帯電話、財布)
備考:島で働く親戚に会いに行く途中で今回のこの惨劇に巻き込まれた。
   恋人も一緒だったが混乱の中ではぐれてしまった。
   だが、必ずどこかで生きていると信じ彼女を探すため、
   死者の溢れる島を奔走する。
117神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/22(水) 22:18:20 ID:iuv7xc0Y0
>>29 8:00 西〜中央 遊歩道 】13/13
「どうして俺が銃を出さないのかって面をしているな。生憎だが俺の獲物はこいつだけだ。」
俺は腰からナイフを抜くと二人>>20の前にかざした。刃先には先ほどのゾンビのどす黒い血がこびり付いていたが、殺傷力は全く衰えていなかった。
「コイツと俺の五体があればどんな奴だって倒してきた… もっとも相手が人間だったらな。
死人が相手とあっちゃいつも通りにはいかねぇだろう」
その時だ。 先頭を歩いていた俺の視界にゆらゆらとうごめく3体の人陰が見えた。

【危機】
秒数1桁に指定の数字「1・3・5・7・9」が出たらゾンビと戦闘
それ以外なら見つからずに目的地に到着
118アレン ◆8f/0w1dOj. :2006/03/22(水) 23:33:24 ID:Hq8yKYPg0
>>116 【8:00 中央:別荘地周辺】13/13
俺と恋人のリィナはこの島で働く親戚に会うためにこの島に訪れていた。
いろんな事情で着くのが遅れてしまい、島に着いたのはついさっきだった。

だが、俺たちを迎えたのは人間の形をした化け物だった。
その姿は映画に出てくるゾンビそのもの。
そこらには血痕や、死体、飛び散ったガラスの破片、炎上する車、時折悲鳴のような叫び声も聞こえた。
俺とリィナは即座に走り出していた、持っていた荷物のことなど忘れて。
逃げているうちに俺は間抜けなことにリィナとはぐれてしまった。
「リィナ・・・、無事でいてくれ。必ず見つけるから・・・」
自分に言い聞かせるようにして、拾ったグロック17(ハンドガン17/12)を握り締めた。
俺はとりあえず連中に会わないように警戒しながら西にあるモールやデパートを目指すことにした。
彼女もきっと同じ事を考えていることを祈りながら・・・・。
119アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/23(木) 00:00:34 ID:JM7Ve1MS0
>>12【07:30 西:大通り→中央:教会(移動中)】(13/13)
倉庫前から駆け出したのはいいが、どこへ行けば良いのかわから済まいだった。
傷・食料は今の分じゃ十分。
脱出ルートをどうするかが鍵だけど…。
私以外ゾンビということはないはず…。
生存者探し、かな。
モールに行っても良いけど、群ってそうだ。

そうだ、携帯電話…!
走りながらポケットから取り出す。
「プッ、プッ、プッ、プッ…」
「現在、回線がこみあって…」
ダメ、か。

『宗教を信じて神に請う…。』
いつの日かあの人が口癖にしていたことだ。
ふと、信じてみたくなった。

「……教会」
中央部に向かった。

木々が邪魔だが、幸い体が小さい、抜けられる―!
120イヴァン ◆CITXjG1UAo :2006/03/23(木) 00:21:06 ID:MUV8Ee/P0
>>15【7:30 北:屋敷:倉庫】13/13

>>9 私は大丈夫だ、倉庫には少々蓄えがある。
・・・それより君は弟を探しに行くのだろう?こちらで何か持たせてやるものがあればいいが・・・。
使えるものがあるか分からないが、ついてきなさい」
そう言って立ち上がり、レオン(>>9)を伴い地下への階段を下っていく。
地下に電気は通っていないので火をつけた蜀台が唯一の光だった。

階段を下り、長いこと使っていない扉の閂を外し、部屋の中へ入る。
ゆらめく炎の明かりは、その部屋にある物をぼんやりと浮かび上がらせていた。
・・・剣、槍、鎧、盾・・・私が昔コレクションしていた、中世の騎士の用いていた武具だ。

>>9 ろくなものは無いが、この中で気に入ったものがあったら持って行くが良い。
・・・私にはもう、必要の無い物なのだから」
121KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/23(木) 02:08:09 ID:IBIza+r00
>>28【1:00〜中央→南:移動】13/13
俺は南地区の博物館に向かう為の車両を探していた。
教会の駐車場には様々な車両があったが、どれも小回りが利きそうに無かった…ふと駐車場の片隅にあるビックオフロードバイクに目が止まる。
しかもパニアケースが左右とリアキャリアーに据付けられ、好都合な事に鍵が無いタイプのものだ…つまりホームセンターなどの民生品の収納ケースを代用したものだ…それ故に収納容量がバイク用のものより大きい。
「これだな!」
俺はサバイバルキットの万能ナイフを取り出すと直結してビックオフロードバイクのエンジンをかけた。

林道と舗装路を抜け、幹線道路(?)に出ると直に行楽街に入れ、博物館に辿り着けた…交通の便は思いの他いい…今の所は。
博物館の前に着くと、辺りは静まり返っていた…逆に端的に言うと、全くヒトの気配が無い。
「こっからは気を引き締めないとな!」
俺はビックオフのパニアケースから機関拳銃を取り出した…大型のサプレッサー(減音器)が付いたもので、32連発だ。
閉鎖された正門を攀じ登り、敷地内に入ると矢張り、チラホラと蠢くものが見受けられるが、奴等はまだコチラには気付いておらず、フラフラと棒立ちに、そよいでいる。
なるべく奴等の目を引いて刺激しない様に奴等の様にノロノロとゆっくりと歩き、館内への侵入路を探す。
122レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/23(木) 02:12:55 ID:z1K6VhcH0
>>9【07:30 北:ベールイ家】13/13
地下室には、様々な武器や鎧が並べられていた。
ろくなものは無いと彼>>15はいったが、俺の眼にはどれも立派な美術品に見える。
鎧は動きにくくなるだろうし、槍や剣を使いこなす技術は持ってない。
そうなると、手斧や短剣だろう。少しの間吟味し、刀身に櫛状の峰のある短剣を選んだ。
(映画で見たな…ソードブレイカーだっけ。それなりに重さもあるな。)
「では、これをお借りしていきます。」>>15
俺はダガーを納めた鞘をベルトに差すと、イヴァン爺さんとともに地下室を後にした。
客間に戻った俺は、彼から紙とペンを貸してもらうと紙にケータイの番号を書き込んだ。
「これ、俺の携帯電話の番号です。俺で力になれることならなんでもします、連絡してください。」>>15
俺は紙を渡し、そしてこの家の電話番号を教えてもらった。
そろそろ出発だ。イヴァン爺さんのことが気になるが、今はここにいるのが一番安全だろう。
(生き延びて、アークを見つけよう。)

入手 ソードブレイカー(短剣)
123KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/23(木) 02:31:06 ID:IBIza+r00
>>28【1:00〜南:博物館】13/13
窓から建物の中を覗くと矢張り館内は薄暗い様だ。
教会と違い、非常灯やら明るさを落とした展示ウィンドウの照明やら何やらで点々と明かりは点いている。
建物外周も電灯が輝々と周囲を照らしてはいるが、それでも用心して一応、暗視ゴーグルを装着する。
この館内の何処かに目当ての神父は居るのだろうか?居たとしても果たして無事か?それを確かめる術は取りあえず無い…。

俺は歴史資料館の方に歩を進めた。
様々なガラクタが陳列してあり、照明の落とした薄明かりがショーケースの中の展示品を薄っすらと浮かび上がらせている。
その展示品の中で、俺の目を引いたモノがあった。
「こいつは…」
ウェスタン風のガンベルトに差し込まれた二挺拳銃…黒色火薬を手詰めして使うパーカッションリボルバーだ。
銃全体に細密なエングレーブ(彫金)が施してあるが、唯一、不自然なのはシリンダーにだけエングレーブが施されていない点だ。
何処かに銃とセットの化粧箱やブラックパウダーの缶でもあれば撃てるのだが…。
《丸腰の神父も、この二挺拳銃に気付いていれば…矢張りパーカッションだったから目も暮れなかったんだろうか…?》
そういう自分も素通りしている位だから、まぁ…仕方あるまい。

神父の姿を探して暫く展示室をうろついている間にゾンビ共が集まって来ていた…まごまごしてられない。
《さっさとズラカルとするか》
ゾンビ共を引き付けて展示室の入り口から離れる様誘導し、入り口が手薄になった所で、一気に展示室から飛び出した。
しかし、通路の向こう側は更に多くのゾンビに塞がれていた!
俺は止むを得ず、ゾンビの群れに挟み討ちに遭う前に、奥の展望台の方に退避する他無かった…しかし!
「クソっ…マズったな行き止まりだ。」
124デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/23(木) 02:51:05 ID:sRk+A2tX0
>>17【07:30〜中央 山間エリア:南側麓(移動中)】13/13
「ああ…俺はデイヴィッド。デイヴでいい。俺は島に来て一週間ほどだ」
言いながらサバイバル用の大柄なナイフを腰のシースから抜き、血で汚れた刃を布で拭き始める。
125KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/23(木) 03:00:37 ID:IBIza+r00
>>28【1:30〜南:博物館】13/13
ゾンビの群れに展望台まで追い込まれて袋の鼠の形となってしまった。
クソっ…なんでこんな所で無駄弾を消費する羽目に…だが、この状況では使うしかない。
《…仕方ない…やるか?》
俺は機関拳銃を、優に50体は超すゾンビの一団に向けて構えた。
そんな矢先、一瞬、頬に風を感じたので、何気に視線を脇に向けた。
すると展望台から下界を俯瞰してみると、なんと直下10m下に遊歩道が見えるではないか!
「コレだ!」

俺はラペリング用のザイルを展望台の手摺に結びつけると、ハーネスのフックを紐に通した。
展望台から15mほど下の遊歩道に向けてザイルの束を投下し、俺はアプザイレン(懸垂降下)を開始した。
ロープを伝って左手で降下速度をコントロールし、右手でサポートしながら懸垂降下していく…。
降着する前に、下にゾンビが居ない事を確認する…一方、上ではゾンビ共が顔を突き出して呆然と見送っている。
漸く着地し、ふと足元見ると、血痕が点々と遊歩道に沿って街の方に向かって続いている…そして何やら光る物が落ちている…。
「十字架?!」
俺はロザリオを拾い上げた…血痕が点々と街の方に続いているという事は何を意味するのかと言うと…。
「…え…神父…?…あそこから、ここにダイブしたのか?!…」

神父はどうやら俺と同じく10m上の展望台まで追い込まれた…そして上から木々の枝や植え込みのクッションの上に落下して難を逃れた…という事か?もしや…。
そしてその際、身に付けていたロザリオを落とし、その後、負傷した体を引き摺って街の方に向かった…。
間違いなく負傷したであろうこの血痕を辿って行けば、神父に辿り着くの…か?
「助けを求めて町に向かったんだか、或いはゾンビに追われて町の方に逃げていったのか…それとも。」
俺は神父の残したと思しき血痕を辿って街の方に向かった。

放棄したアイテム-【ザイル】
残りのアイテム-@【機関拳銃(32/32)】A【予備マガジンx2(32)(32)】B【ナイフ】C【暗視ゴーグル】D【サバイバルツールキット】E【空き】
126ハルキ ◆KZGv///Ri. :2006/03/23(木) 03:28:57 ID:szy5gekpO
本スレ>>118
アレンさん、モールやデパートは西ではなく東ですよ?
127シーバード ◆tyZPYtzQdA :2006/03/23(木) 03:36:03 ID:w/+jXDCz0
>>10【7:30 中央 山間エリア 南側麓キャンプ場】13/13
>>17デイヴと名乗った男をバックミラーで見てみる
(なるほどな、直接切り抜けてきたって訳か。あのサバイバルナイフ・・・
まあ、どうでもいいか、北に送ったらおさらばだ。死んで欲しくはないがな)
しばらく走ると道路の中央付近に真っ赤な服装の子供が歩いているのが見えた
片腕が無い所を見ると、あれが死人だろう。
(子供か・・・・小さいな。なるほど、歩調に差が出れば自然と子供が
後ろになるか。一辺には無理だがまばらに歩いているんなら回避出来るな。)
俺は点々と道路を歩く死人を避け車を進める。反射的に車に突っ込んでこようとするが
反応は追いついていない。予想より多い死人を避け山道を下りきる。
(もたもたしてたらこっちがヤバそうだ。)
128デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/23(木) 04:22:00 ID:sRk+A2tX0
>>17【07:30〜中央 山間エリア:南側麓(移動中)】13/13
死体が道路を歩く様を特になんの感慨もなく見つめる。それから戦友であり恩人でもあるケネスを思い出した。
「奴らは…」
自然と口が開く。
「頭が弱点のようだ。別荘からキャンプ場に向かう途中二人の化け物と出くわしたが、
一人目は心臓を刺しても死ななかった…。」
缶コーヒーを飲み干す。
「首を折って行動不能にしたが、首から上は動いていやがった。
二人目は知り合いの猟師でな、名前をつぶやいただけですぐに反応した。
聴覚が鋭敏化してるようだ」
シーバードとミラー越しに目が合った。
「頭を狙え。」
そう言って頬杖をつき、外を眺める。
129デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/23(木) 04:30:19 ID:sRk+A2tX0
>>17【07:30〜中央 山間エリア:南側麓(移動中)】13/13
しかし…エヴァンまでも化け物に…自分の親を食ってた。仲のいい猟師親子だった…。
死んでも死にきれないなんて…こんな地獄はもうこりごりだ…ケネス…無事でいてくれ…
【憂鬱になり以後、ゾンビとの戦闘に対して億劫になる】
【所持品:缶コーヒー→缶コーヒー(空)に】
130神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/23(木) 09:23:01 ID:aCwZ0YCp0
>>29 8:00 西〜中央 遊歩道 】13/13
―――ちっ、此処まで気付かれずに来たってのに
「おい、前に奴等が3匹いる。一気に横を通り抜けるぞ」
「倒さないのか」ファレスト>>20が訊ねる。
「奴等はこっちに気付いていない、走ればすり抜けられる。 それに弾を無駄にしたくねぇ」
そう言うと俺はファレスト>>20の肩を担ぎ、一気に走り出した。
その瞬間奴等は俺たちの存在に気付き、両手を前に突き出した格好で迫ってきた。
腐った指が俺の服に触れかけたギリギリのところで何とかやつらの横をすり抜け、そのまま加速して距離を離した。
しばらく走って振り返るが追ってきている様子はない。 俺は荒くなった呼吸を整えながら新しい煙草に火をつけた。
―――奴等予想以上に聴覚が発達してやがる。 やれやれ…こいつは想像以上に大変なピクニックになりそうだ。
俺は苦笑すると、ダイビングショップに向けて歩みだした。
131アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/23(木) 10:13:35 ID:Smg/M5JL0
>>12【08:00 中央:教会前】(13/13)
悲鳴が聞こえた。
ということは、生存者が居るという事…。
でも…、その悲鳴が「食べられて起こした悲鳴」とも読める。
「…っ!」
そう思うと自然に脚にさらに力が入った。

「死ぬ」「殺す」という行為は一番私がわかる…。
あの日もそうだった。
幾度となくこの日本刀で斬って来た。
もう、殺し合いの賭け事に私が使われていたと思うと居てもたっても居られず…、
『恐怖に脅えるあの腐った男を肉片になるまで斬り刻んだ』
その後はその不幸を気に病んだのか…、小さな幸せがあった。

教会についたが、ゾンビが五・六匹…、いや、一匹は生存者か!?
入り口で教会の扉の前に移動したようだが、中も多分ゾンビだらけだろう…。
そうしている間にゾンビが迫っているようだ。
「…追いつけない」
彼女?>>22はその光景の中混乱しているのか、手に持った散弾銃さえも構えない。
追いつけない、だから大声を。
「散弾銃…、撃て!!」
132フェイ ◆EBzpNyhPic :2006/03/23(木) 10:18:09 ID:elyZfRacO
>>53【06:30 南:中華飯店『考取満腹』店内】13/13

「まったく…ラーメンのスープの煮込み、あれほどやっとけって言たのに…最近の若いのは使えないやつばかりネ」
担当の従業員がほったらかしにしといたのだろう、まな板には包丁、途中で切るのをやめたのか人参がそのままになっている。
厨房から点々とつづく血痕を眺めながら彼はつぶやいた。
「アイヤー。垂らした血の処理もできない。えーと、昨日の担当はどいつね…」
そう言いながら前日のシフト表をチェックする。

…ズルッ…ズルッ…

「何の音か!?
…あぁ、換気扇ね…びくりしたよ」

彼は気付いていなかった。彼の背後3メートル、皮肉にも材料の鶏唐と同じように顔の皮膚をはがされた人間が近づいていることに。

「い、痛い…助ケテ…オーナー…死にたくなイ」>>53

「ひぃッ!!おまえ…タケシ(従業員)!?強盗あったね?!ちょと待つね。今薬持てくるから!」
痛みに涙を流す従業員を厨房に残し、彼は事務所へと走った。
133ハチオ ◆0jgvin9rDc :2006/03/23(木) 11:25:56 ID:T0WRohHpO
>>16【07:30 北 住宅街 自動車内】13/13
外に群がる死者達を見ないように、目を瞑りながら後部座席から運転席へ移動する。
通りの死者達は刻一刻とその数を増している。
車を囲む死者達の時折叫ぶ骨まで凍えてしまいそうな咆哮は
まるで通りの死者達をこの車まで導いているかの様に思える。
通りを徘徊する死者達が全てこの車に集まれば車を動かすことは不可能になる。
そうなればいくら車内が安全でも、土中に埋められた棺桶と同じだ。

>>16(くそぉ〜、奴等は俺がホラー苦手だって知っててこんな事してんのか?)
俺は運転席へ移動すると、
フロントガラスに張り付く死者を見ない様にしながらエンジンをかけ、アクセルを踏み付ける。

指定秒数1、3、5、7
指定秒数以外になると事故ってカウンター-2
134レニー ◆MkLbsLSLVI :2006/03/23(木) 11:37:45 ID:Ez++CkRv0
>>98【07:00 西:大通り】13/13
ビルを出て通りに出るとそこかしこから悲鳴やら呻き声が聞こえ、銃声も時折響く。
それらをBGMとして聴きながら、俺はポケットに手を突っ込み停めておいた自分の車の方へと歩いて行く。視界の隅に10代のカップルらしき連中がゾンビに襲われているのが見えた。ぎゃあぎゃあと喧しく喚きながら、必死に逃げている。

『ヒイーーー!!なんだこいつらはーーー!は、はやく逃げ…』『ちょ、ちょっと!アンタ男でしょ!少しは女の子を守ろうって言う…』

女は勝手な理屈で喚き散らしながら、男を囮に逃げようとしている。高そうな装飾品を身につけた女だ…散々男に貢がせたんだろうが…いざとなればこんなものだな。男は男で女の事など守ろうともせず、必死に逃げようとしている。
やがて、周囲に聞くに耐えない汚らしい悲鳴が響く…男が捕まった様だ。女の悲鳴も共に不協和音を奏でる。そのすぐ後、俺のコートを引っ張る奴がいた。

『ちょ、ちょっとアナタ!素通りはないでしょ…た、助けて…アタシを助けなさいよ!』
男の断末魔をバックに、女がコートを引っ張りながら耳元でギャアギャア喚きたてる。
…至極、鬱陶しい…

「…あいにくだが…貴様の様な屑の命に、弾丸一発分の価値はないな…」

俺はそう呟くと、煙草を女の顔に押し付けた。
悲鳴が響き、反射的に後ろに飛びのく女…当然、ゾンビ共に捕まる事となった。

『アンギャアアアアアアア−−−−−−−−!!!!!!』

更に汚らしい悲鳴が響く。俺は煙草を後ろに投げ捨てると、振り向く事なく歩いた。当然ながらゾンビ共は男女を食う事に集中し、追っては来ない。

…貴様等の様な屑の命に価値があるとすれば、せいぜい俺が車に乗るまでの時間稼ぎ程度のモノだ…

背後からの不協和音に靴音を絡めながら、俺は唇の端を微かに歪めた。

さて…久々の再会だ…懐かしいな…マリア―――

135メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/23(木) 12:24:35 ID:OoC95tWI0
>>22【08:00 中央:教会】13/13
千切れかけた腕で私を捕まえようとする化物から何とか逃れると、そのまま入口に向かって走った。
入口に鍵は掛かっていなかった。しかし中から押さえられているのか押してもびくともしない。
私が手間取っている間にも連中はどんどん近づいていた。
「散弾銃…、撃て!!」
どこかから聞こえた>>12声で、私は手の中の散弾銃を思い出す。撃て?撃つって何を?

私は銃口を化物に向けた。そして、自分にこれは正当防衛なんだと言い聞かせる。
指先に力を込める。反動を恐れて力を込めたせいなのか、銃口はかなりブレた。
放たれた散弾は先頭の1匹の右肩を持っていった。化物は僅かによろめくが、歩みを止めない。
「あぁ、神様・・・・・」
思わず涙がこぼれる。あいつらは化物だ。正真正銘、本物の化物だ。

ドアをもう一度押した。今度は僅かに隙間が開いた。
その隙間に腕を差し入れ、隙間を徐々に広げていく。私の背後、かなり近い場所から呻き声が聞こえた。
上半身を教会の中に捻じ込み、這いずるように進んだ。半ばパニックになりながら必死に教会の中に進む。
無事に教会の中に入ることが出来た次の瞬間に、私は入ったことを後悔するような惨状を目にした。
136イヴァン ◆CITXjG1UAo :2006/03/23(木) 13:26:08 ID:MUV8Ee/P0
>>15【7:30 北:屋敷】13/13

・・・私がレオン(>>9)にしてやれることは、これぐらいだろう。
彼から預かったメモを手帳に挟み、彼を門まで送って行く。
>>9 きっと、生き延びるんだよ。アークと一緒に、再び私に元気な顔を見せに来ておくれ。
こんな老いぼれの私より先に死ぬなど、神も許してはくれないだろう」

門を開き、彼が車に乗り込むところで、思い出したように声をかける。
「・・・そうだ。君がもし困っている人間に会ったら、私の屋敷に来るように言ってくれるかな?
私がこんな歳まで生きてこられたのも、何かの運命だ」
137アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/23(木) 14:57:31 ID:Smg/M5JL0
>>12【08:00 中央:教会前】(13/13)
撃ったのはいいが、反動でブレたのか一匹たりとも倒せてない。
あのままじゃ、危ない…!
だが間に合うかどうかもわからなかった。
走り出した途端にゆっくりと教会の扉が開いた。
「―っ!?」

ヤバイ

そう思うのはなぜだかわからないが、本当にそう思った。
中に入った!?
扉から入るのは…、不可能ではないが…。
ふと、装飾の施された窓ガラスが開いていることに気が付いた。
「…ん」
そこに飛び込み入り口側のほうを見ると、悲惨なことが。
私が声をかけた女性>>22を中心にゾンビがよってたかっていた。
だが、完全にふさがれたわけではなかった。
床に座り込んで顔が引きつり完全にパニックにおちいっている…!
女性のほうへ駆け出し、叫ぶ。
「…こっち!」
彼女に向かって手を伸ばした。
まだパニックにおちいっているが、掴んでくれた。
そのまま私が突っ込んできた窓から脱出しようとするが…。


秒数判定。
秒数下一桁が「1・3・5・7・9」以外なら成功。
当てはまったら掴もうとするゾンビの引っ掻きでカウンター「-3」
138レニー ◆MkLbsLSLVI :2006/03/23(木) 15:19:28 ID:Ez++CkRv0
>>98【7:00〜7:30 中央:教会】13/13
―――教会。メリル>>22がやってくる少し前―――

…着いた…昔の人間が勝手に考え出し決めた絵空事を神の言葉などと詐欺まがいの虚飾で富を得、またそれを信じるキ○ガイ共の館…聳え立つ糞だ。
今の時点ではまだ周囲にゾンビの気配はない。俺は扉を開け、蝶番の軋む音と共にゆっくりと足を踏み入れると、教会内を見渡し一人の尼僧と目を合わせる。

「…久しぶりだな…マリア…」

俺の姿とその声に、そいつは驚愕の表情で凍りついた。周囲の尼僧共は怪訝そうにざわめき始める。
『貴方…レイ、レイなの?』
「忘れてはいなかったか…今は違う名になっているが、まあ今更名乗る必要もないな…」
『そんな…貴方が生きていたなんて…どうしてここが…』
「俺も驚いたよ…あの売女が厚顔無恥にもシスター様とはね…神の声とやらは聞けたか?…それとも…アリスの声は聞こえなかったか…?」

もうあれから10年以上にもなる。
あの時、金に目が眩み、アリスを『あの男』―――カネコに売り、死に追いやり、俺も罠にはめて亡き者にしようとしたこの女―――マリアはその後、カネコの愛人となり権力と力を得ていたと聞いた。
それから暫く情報が途切れていた時期が続いたが、久方ぶりに入った情報は…
お笑い草だった。

「散々やり尽した挙句、神に祈って全てご破算か…だが、悪いがそうはいかんな…」
たしなめようと尼僧達が前に出てこようとしたその時、俺は銃をマリアの方へと向けた。
銃を見た尼僧たちの動きがビクッと止まり、怯えたように後ろへ下がる。
身を挺して止めようなどという者など、居はしない―――
教会など、あまりに無防備だ。神に守られている等と言うつもりだろうか?だが、現に俺を止める事すらできない…愚かだ。
俺は銃を向けたまま、マリアとの距離を詰めて行く。

『レイ、ゆ、許して。昔の事じゃない、ね?あの時は生きる為には仕方なかったの、わかるでしょう?同じ場所にいたのだから…』
「黙れ売女…!…アリスは汚れた生にしがみつくより、死を選ぶ事で清さと誇りを守った…貴様の様な売女と一緒にしないでもらおう…」
俺は銃を突きつけ、目はそらさないままナイフを抜き、躊躇なくマリアの膝へと突き立てた。
絶叫が教会内に響く―――
139シーバード ◆tyZPYtzQdA :2006/03/23(木) 15:46:29 ID:w/+jXDCz0
>>10【8:00 南エリア〜西 麓】13/13
(「頭を狙え」ねぇ・・・つうか頭のある生物は普通頭が弱点だろ?・・・まあいいや)
>>17デイヴから得られた情報は奴らの弱点だけだったが、具体的な分
ラジオから流れる情報よりは幾分マシだった。
山の麓に沿うようにして北を目指す。
道の所々に死人が歩いてはいるが避けられないような数では無い。
それに全ての死人は同じ方向を目指しているように見える。
足跡も決まった方向を目指しているように見えた。
(山から離れて行く・・・・何でだ?山に苦手なモノでもあるのか?
・・・・いや、それならキャンプ場や別荘地に死人は来ないはず・・・

でも山の中にいた俺は実際襲われてない・・・・・・

・・・・・・・・そうか、死人どもは理解しいてるんだ。記憶や思考能力が生前と同じかは
解らないが、人の集まる場所は解っている。そしてエモノを探している
それならエモノである人がいなくなったキャンプ場を去り
山を下ったのも納得がいく。道を歩いているのも新しいエモノを探すため
・・・・俺が襲われなかったのは「人が入らないような山奥だったから」
と考えれば説明がつく・・・・・)
この仮説を伝えようとバックミラー越しにデイヴを見る。
気落ちしているようだがこの状況では仕方ないだろう。
(今はそっとしておくか・・・・)
140レニー ◆MkLbsLSLVI :2006/03/23(木) 15:46:31 ID:Ez++CkRv0
>>98【7:00〜7:30 中央:教会】13/13
「そうだ…その品の欠片もない声だ…昔に戻ったなマリア…フフッ」

俺は満足そうに微笑を浮かべるともう片方の膝にも感覚でナイフを突き立てる。
再び響いた悲鳴は先程よりも更に昔のマリアに近づいていた。
「…フフッ、いつまでシスターごっこを続けている…?」
俺はマリアの腹を踏みつけると、僧衣の頭部の布を髪の毛もろとも鷲掴みにし一気に引っ剥した。
いよいよ昔に戻ったしゃがれた絶叫と共に、日本の落ち武者の様な無惨な頭を晒して別人の様な醜く歪んだ表情を浮かべている。

「教えてもらおうか…カネコの居場所を。今、奴はどこにいる…?言わなければ…撃つ。」
血がにじんできたマリアの頭部に銃を押し付ける。
『カネコの今の居所は知らないの!ほ、本当よ!た、ただ…最後に接触した相手が北の町外れに住んでいるわ…ほ、本当よ!彼なら知っているかもしれない』
頭に押し付ける銃口の圧力を強めるたびに、マリアはべらべらと情報を喋った。

あらかた情報が出尽くした様だ…
「そうか…じゃあな」
俺はマリアの心臓にナイフを突きたてると、グリグリと動かし捻じ込んだ。
鮮血と断末魔が飛び散る―――撃ってはいない。刺しただけだ。
俺はここ数年で最も大きく、口の端を歪め笑みを浮かべたろう。

マリアの絶命を確認すると、俺は教会を出た。
後は放置していても良い…どうせ少しの後にはマリアがゾンビとして蘇り、神の威を借りたこの場所はさながら地獄のミニチュア版の様相を呈するはずだ。
教会の近くの人の気配を、俺の鋭敏な感覚は捉えた。
ゾンビの気配もあるが、どうやらそちらへ向かっている様だ…これも放置でいいだろう。
俺は車に乗り込むと、北へと向かった…
カネコの足取りを知る可能性のある人物であり、かつて俺の依頼主であった事もある男――― イヴァン・ベールイに会う為に。
141シーバード中の人 ◆tyZPYtzQdA :2006/03/23(木) 15:58:33 ID:w/+jXDCz0
情報確認スレの容量がいっぱいになったので状況確認スレ立てます
142レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/23(木) 15:59:34 ID:G3ssTCEKO
>>9【7:30 北:住宅街】13/13
「いろいろとありがとうございました。」
礼を言い車に乗り込む。
イヴァン爺さんの頼みに、わかりましたと一言答えた。
(困っている人、か。)
俺は車を発進させ、屋敷を後にした。
向かうは弟のマンションだ。
(少し遠回りだが、山の西側を通って行くか。)
山に向かうため、住宅街の方向に車を進めた
143シーバード中の人 ◆tyZPYtzQdA :2006/03/23(木) 16:01:49 ID:w/+jXDCz0
144ジョン ◆2gbJUznf8E :2006/03/23(木) 17:26:43 ID:x+9k31K30
>>27【7:30〜 東:大通り(モールに向けて移動中)】13/13
ガソリンが切れそうになっていることに気づいてから
少し経ってから、車は段々と速度を下げていき、止まってしまった。
(おいおい・・・こんな所で止まらないでくれよ・・・)
外には死人達がちらほら見える。まだこちらには気づいていないようだ。
(やっぱ、歩くしかないか・・・)
車内にある、物をまとめ、車のドアを開けた。

【所持品】
レミントンM1100(ショットガン)3/7 (携帯電話、手帳、ライト)
145デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/23(木) 19:37:16 ID:sRk+A2tX0
>>17【08:00〜西:山間部麓(北に移動中)】13/13
しばらく走ってると高層ビル群が見えてきた。死人はいずれも山間部からはなれ人のいそうなエリアを目指してるらしい。
シーバードは俺の頭を狙えという発言を怪訝な表情をして聞いていた。
そりゃそうだ。どんな生物も頭、つまり脳が弱点なのに。自分で言ってから笑えてきた。
俺は昔から生きた人間の頭を狙ってきたじゃないか…。
146ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/23(木) 20:38:33 ID:XnQOw71s0
>>11【7:30〜北:役所通り】13/13
バタン!
「お待たせ。」
車内にはラジオの緊急放送が流れていた。
「車の中じゃ暇だったかな?
武器も調達した事だ。お次はどうするか…
君はどうかね?行き先は決まっているか?
宛が無ければ私が行きたい所に連れていって頂きたいのだがな。>>35
私には宛があった。研究の為度々訪ねたあのイヴァンの館に…あそこなら安全なハズだ…
147メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/23(木) 20:49:42 ID:IeKIPkst0
>>22【08:00 中央:林】13/13
「…こっち!」
声を聞き振り返ると、>>12見知らぬ女性が私に手を差し出していた。さっきの声の主だろうか?
私はちからなく女性の手を掴む。ここから助け出してくれるのなら、たとえ悪魔の手でも掴んだだろう。
手を引かれ、壁際の窓から外に出た。女性は出る時に連中に引っかかれたのか、出血している。
それでも彼女は止まる事なく私の手を引いたまま走り続け、ようやく林の中で足を止めた。
「っ、はぁっ。はぁ」
なんとか呼吸を整える。少し落ち着くと、体中に出来た小さな擦り傷や切り傷が痛み出した。
・・・まったく最低だ。

「とにかく、御礼を言うわ。私はメリル、メリル・マディガン」>>12
握手を求める意味で手を差し出しかけ、思いなおして手を引っ込める。
「握手なんてしてる場合じゃないわよね。とにかく、どこか安全なところへ行かないと」>>12
148KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/23(木) 21:03:12 ID:IBIza+r00
>>28【2:00〜南:繁華街】13/13
繁華街に続く神父のものと思われる血痕の軌跡を辿っていく。
300m程歩いただろうか…通りに面した商店街は不気味な程静寂している…いや、寝静まっている間に着々と増殖が進行しているに違いなかった。
そして血痕の辿り着いた先は…裏路地の一角の資材置き場?
…確かに身を隠す場所は一杯あるが、逆にゾンビが何時物陰から現れるか解ったものじゃない。
《…しかし…矢張りここにも人の気配が無いな…という事は逆に奴等が潜んでいる証…》
注意深く辺りを警戒して資材置き場の中を進む…。
もし、神父が難を逃れる為に此処まで辿り着いて来たのなら何処かに隠れている筈…。
しかし立ち止まり、アレコレ思案に耽っていると、俄に停滞していた気配がモゾモゾと動き出す気配をヒシヒシと感じる。
何とも形容し難いオゾマシイ皮膚感覚が伝わってきて、堪え切れずに俺はその得体の知れない気配に包囲される前にその場から走り出した。
149アレン ◆8f/0w1dOj. :2006/03/23(木) 21:07:01 ID:qZxXW+8j0
>>116 【8:30 中央:別荘地周辺〜東:大通り】13/13
別荘地周辺を後にして大分経つと視界に、繁華街が入ってきた。
ココまで来れば死人の連中もいないだろうと思ったが、考えが甘かった。
繁華街があると言うことは人も多いわけだ。そうなると、集まってくる連中の数も多くなる。
先ほど見た光景よりも悲惨だった。
徘徊する死人に、加えてコンビニや開店前のスーパーの入口を壊して略奪を働いている奴もいた。
欲張って荷物を引き摺っている奴らはすぐに連中に囲まれその四肢を食いちぎられていった。
その隙に俺はその横を走り過ぎて、まだ遠い前方に見えるモールへ全力で走った。
途中で連中の一体につかまりかけた時に頭の中に彼女の顔がふっと浮かんだ。

・・・まだ死ぬわけにはいかない。リィナを無事に助けるまでは・・・

俺は即座にハンドガン(グロック17)の引き金を数回引いた。
慣れない反動で右腕に痛みを覚えるが、そんなことは構ってられない。
大したダメージにはなっていないだろうが、ひるんだ隙にまた走った。

くそっ・・・これではまともに生きている人間に会えるか・・・・・・

【所持品】
グロック17(ハンドガン 12/17→9/17)
(携帯電話、財布)
150KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/23(木) 21:21:14 ID:IBIza+r00
>>28【2:00〜南:繁華街】13/13
一際明るい街路地の突き当たりに辿り着いた時、簡単な鍵が掛けられた通用門の押し戸がふと目に止まった…不相応な紫の帯が引っ掛っていたからだ。
その粗末な押し戸には神父の法衣たる肩掛け…(ストラというのだろうか)…が挟まっていた。
居る。間違いなくこの扉の向こうに…。
「神父!神父さん!何処かに居ますか?!」
俺はつい大声で呼びかけてしまった…静寂な資材置き場の隅々に俺の声は響き渡り、行き届いたに違いない。
しかし、下手に戸を叩くより、先ず人間の言葉で知らせなければ神父は出て来ないだろう…と、俺は判断した。
斯くして神父は暫くしてからモソモソとビッコを引きながら物陰から這い出てきて、俺の目の前に姿を現した。
展望台からダイブした際に骨折でもしたのだろう…幾ら木々をクッションにしたとは言え、あの高さからでは無事で済む訳がない。
「神父さん!アンタを助けに来たんだ!俺は故あってアンタに…」
そう言い掛けるや否や神父の背後に何の前触れも無く人影がフラリと立った。
「――――!!」
その直後に四方八方の物陰から塞きを切るかの様に、狭い路地にわっとゾンビが雪崩れ込んできた。
「…うおッ」
50体は下らないゾンビの大群!
突然の奇襲に慌てた俺は機関拳銃のフルオートで群れを薙ぎ払った。

機関拳銃(32/32発)

指定秒数が(.3.5.7.)ならば、ゾンビを全滅させられる。
また、秒数の数だけ残弾がマガジンに残る。
151レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/23(木) 21:29:48 ID:EGwrbIwx0
>>9【07:30〜08:00 北:住宅街】13/13
イヴァン爺さんの屋敷から離れて数分後、俺は1台の車とすれ違った。
運転席の男>>98とは一瞬目が合った。いや、向こうはサングラスをしていたから本当に目が合ったかはわからない。だが、確かに鋭い視線を感じた。
(あっちには、イヴァン爺さんの家くらいしか…。)
気にはなったが、向こうの車はかなりのスピードで停める暇なんてなかった。

《ガンッ!!》
曲がり角にさしかかったとした時、何かがぶつかる大きな音を聞いた。
「?」
前方と後方を注意深く見るが何も無い。次に右を向いた俺の眼に凄い光景が飛び込んできた。
ボンネットにヒトを乗せた車がこちらに向かって走って来ていたのだ。
「なっ…!?」
おそらくボンネットに乗っているのはあの映画のゾンビのような化物だろう。
運転手>>16は化物のせいで殆ど前が見えていない筈だ。
(このままじゃヤバイな…)
俺は運転席の窓を開けると、ボンネットに乗っている化物を狙いライフルを構えた。
(少し無理な体勢だけど、当てれられなくは…!)
俺は呼吸を止め引金を引いた。

狙撃 秒数一桁目が1、3、5以外なら成功。弾丸はゾンビに命中、ゾンビはボンネットから落ちる。
   失敗した場合は命中せず、>>16の車とぶつかりそうになりカウンター-2
152KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/23(木) 21:40:08 ID:IBIza+r00
>>28【2:00〜南:繁華街】13/13
しかし、機関拳銃の掃射は虚しく空費し、先頭の数体を撃ち倒しただけで、群れの勢いを止める事は適わなかった。
既に俺の背後にもゾンビ共に忍び寄られていて、後から後から押されたのかゾンビの列は将棋倒しの様に前のめりに崩て来た。
、ゾンビにあるまじきスピードで勢いで俺に圧し掛かってきた…そして死体の山に埋もれる俺。
「うわあああああああああああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っつ」
狭い路地でもみくちゃになり、最早ゾンビ達にも混乱で獲物である俺と神父を見失っている様だった。
俺は団子状態で重なり合っている死体塗れの中から這い出てなんとか立ち上がった。
「ゼハッ…ゼハッ…」
まだ僅かに弾倉に弾が残っていたが、俺は機関拳銃の弾倉を新しいのに取り替えた。
《将棋倒しになっているゾンビに向けて撃てる今がチャンスだ!》
俺は機関拳銃の引き金を無我夢中で引いた。

機関拳銃(32/32発) 予備マガジンx2(32/04)(32/32)

指定秒数が(.3.5.7.9)ならば、ゾンビを全滅させられる。
また、秒数の数だけ残弾がマガジンに残る。
153KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/23(木) 21:54:29 ID:IBIza+r00
>>28【2:00〜南:繁華街】13/13
機関拳銃の掃射ををゾンビの群れに叩き込んだ…しかし、事あろうか、それでも打ち倒し切れず撃ち漏らしが出た。
「ええええええええええええ〜〜〜〜〜〜????…ちょ…おま、…そんな馬鹿な事って…?!」
しかし事実だからしようが無い…現実は受け容れねばならない…クソっ。
「チクショウッなんてこった残りワンマグになってしまった!」
俺は再び新しい弾倉に交換した…今度こそ!
幸い、マガジン2本分も費やしたので、50体も居たゾンビの大群も相当に目減りして来た。
しかしうかうかしてられん!
神父はというと、ゾンビの波にさらわれて、今にも群れに飲み込まれ様としている所だった。
「うわああ助けてくれえええ…く、来るなあひいいいい」
《初めて聞く神父の声が悲鳴かよ…》
神父はゾンビの人垣に消えていく…
「神父さん!逃げろ!奥へ急ぐんだ!」
群れに飲み込まれんとする神父を救うべく、機関短銃の引き金を群がるゾンビ共に向けて引き絞った。

機関拳銃(32/32発) 予備マガジンx2(32/04)(32/08)

指定秒数が(1.3.5.7.9)ならば、ゾンビを全滅させられる。
また、秒数の数だけ残弾がマガジンに残る。
154ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/23(木) 22:03:41 ID:6Hqxob0J0
>>20 8:00 中央〜南 遊歩道 】12/13
(ロギューネ)僕は>>29神谷にファレストの肩を担いでもらい
ゾンビを巻いた後、ダイビングショップに向かって歩いている時に
少しさっきの倉庫の場面が頭をかけたような気がした。誰か生きているだろうか・・・
いや・・・誰も生きていないかも知れないけど・・・彼等のゾンビが出たら・・・僕は彼等を
撃てるだろうか・・・僕には分からない・・・でもその時には撃たなければならないだろう・・・
それが彼等を見捨てた僕の・・・僕の彼等への償いなんだから・・・そこまで考えが及んだ時、
いきなり横から何かが飛び出してきた。それは・・・
秒数が奇数なら何か小動物が、秒数が偶数ならゾンビが飛び出してくる。
ゾンビが出てきた場合は次以降の書き込みで奇数が出ないと撃破出来ない。
155トニー ◆uiKV1FiVqo :2006/03/23(木) 22:08:04 ID:agl0qRXJO
>>35 7:30〜 北:役所通り>>146に対して
「…あぁ。早く行こう。ここは危険だ。」
車のアクセルを踏む
156神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/23(木) 22:16:25 ID:aCwZ0YCp0
>>29 8:30 中央〜南 遊歩道 】13/13
「犬…だな」
俺は抜きかけたナイフを再び腰に挿した。
―――奴等は人間以外には興味ねぇってことか。犬は気楽なもんだねぇ…
ダイビングショップはもう間近だ。

157アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/23(木) 22:17:44 ID:Smg/M5JL0
>>12【08:00 中央:林】10/13
「とにかく、御礼を言うわ。私はメリル、メリル・マディガン」
握手を求めてきたが、メリルは自分から引いた。
「握手なんてしてる場合じゃないわよね。とにかく、どこか安全なところへ行かないと」
そう言いながらまだ荒い息をしていた。
メリルに対して首を横に振った。
「……ダメ…メリル、辛い。…休め…食べろ」
木にもたれて座るように促し、携帯食とミネラルウォーターを渡した。
「別に大丈夫よ」というような顔をし、私に「貴女が食べるべきだわ」というように言った。
それにも首を横に振り、
「私…平気、ん…、メリル休め」
メリルは顔を伏せたが、食べてくれるらしい。
少し気が楽になった。
一人だった、さらに、こんな状況。
仲間が居てくれることが嬉しかった。
自然に笑っていた。
「ん…、メリル」
こっちを向いてきた。
私は少しは膨らみのある胸に右手を当て、
「アイス・イルロ」
そう告げた。

「場所…メリル、任せる。私、わからない…」


【所持品】
携帯食(3/3)

携帯食(2/3)
158ハチオ ◆0jgvin9rDc :2006/03/23(木) 22:26:17 ID:Q/M0HRAG0
>>16【07:30〜 北 住宅街 自動車内】11/13
アクセルを踏み込み、死者の群れからの脱出を果たしたが
今だに一体の死者がフロントガラスに張り付いており前方の視界を奪う。
ドンッ!!
>>16(うっ!今何か轢いちまった。人間じゃありませんように!!!!!)
俺はボンネットに乗った死者を振り落とすために
更にアクセルを踏み込んで速度を上げる。
>>16(さっさと落ちてくれー。)
バンッ
急にボンネット上の死者の右肩が破裂し、アスファルトへ崩れ落ちる。
>>16(なんだ??何が起こったんだ????)
俺は急ブレーキを掛けるがハンドルを取られそのまま歩道沿いの民家に突っ込む。
159レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/23(木) 22:52:38 ID:EGwrbIwx0
>>9【07:30〜08:00 北:住宅街】13/13

《バンッ!!》

乾いた発砲音とともにライフルから弾丸が発射される。
化物は弾丸を右肩に受け、道路に落ちた。
「よし、ってうわ…。」
男はブレーキをかけたみたいだが、俺の車との距離はどんどん縮まっていく。
(停まれ、早く停まれーっ!)
男の車は俺のすぐ目の前で滑るように曲り、角の家に突っ込んで行った。
「うわー、生きてるかな…。」

俺は民家の前に車を止めると、突っ込んでった車に駆け寄り運転席の男に声をかけた。
「おい、大丈夫か?」>>16
>>16「大丈夫じゃねーよ…なんなんだよ今日は…。」
男は俯きながらなにやらブツブツ呟いていた。
(…大丈夫そうだな。)
160アレン ◆8f/0w1dOj. :2006/03/23(木) 22:58:00 ID:qZxXW+8j0
>>116 【8:30〜 中央:別荘地周辺〜東:大通り】 13/13
先ほどの銃声で連中が急激に集まってきた。
どうやら連中は、せっかく見付けたエサ(俺)を逃す気は無いらしい。
とっさに、スーパーの中へ逃げ込む。それに続くように連中もずるずるとスーパーの中へゆっくり入ってくる。
商品棚に隠れながら入口を見てみる。数はざっと、10体以上というところか。
俺は初めから戦うつもりなど無い、この状況で戦うなどむざむざ自分から死にに行くようなものだ。
俺は奴らに気づかれないようにまだ薄暗い、商品の散らかった店内を業務用の出入り口に向かって姿勢を低くして向かう。
やはり、そううまくはいかない。
足元にあった缶詰を蹴ってしまい、缶が音を立てながら転がる。
奴らはいっせいに音のしたこちらへ歩き出す。
落ち着け・・・大丈夫だ。まだ見つかっちゃいない・・・そのままゆっくり出口へ・・・。

【危機】
秒数下一桁が1、3、7以外ならならゾンビに見つかることなく店から脱出。
失敗するとゾンビに気づかれ5レス以内に脱出出来なければ、カウンター−2
161アレン ◆8f/0w1dOj. :2006/03/24(金) 00:10:44 ID:uSmVRj870
>>116 【8:30〜 中央:別荘地周辺〜東:大通り】 13/13
店内を気づかれないようにゆっくりと進み、俺は業務用の出入り口に何とかたどり着いた。
出入り口のドアを慎重に開けて外に死人共がいないのを確認して出た。
出入り口は路地に繋がっていた。
もちろん、ココにも死人共はいたが大通りに比べれるとほとんどいなかった。
だが、長時間留まっていれば囲まれてしまうのがオチだろう。
取りあえず、周りがどうなっているのかを知りたかった。
あたりを見るとスーパーの隣のビルに非常用階段があった。
俺は階段を使って屋上に上がり辺りを見渡す。
ところどころで火事になっている建物があったり、生きている人間が逃げ惑う姿も確認できた。
大通りをもう少し進んだところにある大型のモールが見える。

あのモールに行けば、ひょっとしたら・・・リィナがいるかもしれない・・・。

どちらにしろココにいるよりはずっと安全だろう。
それに、今後の事を考えると必要なものはたくさんあるし・・・生存者と会えるかもしれない。
行って損は無い・・・行くか。
少し座って休んだ俺は立ち上がりモールに向かう事にした。
162シーバード ◆tyZPYtzQdA :2006/03/24(金) 01:19:36 ID:FRMIm7yu0
>>10【8:30 西エリア〜北 麓沿いの道】13/13
時間がたつにつれ路上の死人の数が減っていく。
恐らくほとんどの死人が人気のある場所を目指しているせいだろう。
ようやく住宅地が見えてくる位置まで到着する。
>>17ここらでいいか?住宅地沿線の道路はこの道の隣の林を抜けりゃすぐだ。
この車は音がデカイ、沿線に入るまえに
気がつかれて囲まれる。一度囲まれたら車じゃ終わりだ。」
車を止めエンジンを切り、後ろを向く。
「奴らの動きはよく解らんが。傾向として人の集まる場所を目指すみたいだ。
目的の人間が見つかったらさっさと戻って来いよ。2時間はここで待ってる。」
163イヴァン ◆CITXjG1UAo :2006/03/24(金) 01:24:23 ID:F+0g50SG0
>>15【8:00 北:屋敷】13/13

・・・行ってしまったか。
レオン(>>9)の車が住宅街の方向へ、小さく消えるまで門から見送った。
そして再び門を閉じ、屋敷の書斎に入る。

彼は、無事に弟と会えるだろうか?
そして、もう一度私を訪ねてくれるだろうか?
・・・いや、これはもはや高望みに過ぎないだろう。
私に出来ることは、もう無い。
彼がここを発った後、何処へ行こうと・・・とどのつまり生きようが、死のうが。
己が決め、進むべき道なのだから。
私はそれをどうこうしようなどという、おこがましいことは決して許されまい。
・・・悲しいことに。

浮かび上がる思念を振り払い、私はポケットから万年筆を取り出し、書きかけの小説の執筆に取り掛かる。
これだけが私の生きがいであり、生きる意味であった。

心なしか、外から聞こえる音も徐々に人間味を帯びてきたようだ。
・・・次にここを訪ねてくる者は誰なのか。それとももう誰も訪ねては来ないのか。
そんなことに思いを巡らせながら、ペンを走らせていった。
164デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/24(金) 02:50:58 ID:lNGFibFB0
>>17【08:30〜09:00 西〜北:麓沿いの道】13/13
「!…すまんな。やばかったらすぐ逃げてくれ…」
待ってるという言葉に驚いた。感謝と申し訳ない気持ちがこみ上げるが、
ケネスの事が気になりすぐに車を降りた。そのまま林の中に走り去る。
「ケネス・・・無事でいてくれ」

三十分後、沿線からすこし住宅地に入った通りでケネスの家を見つけた。住宅の屋根を登ってきたのでゾンビと遭遇することは無かった。
「…」
二階の窓が開いている。静かに中に入ると血のにおいがした。半開きのドアを開け廊下に出ると大柄な黒人の男が倒れていた。
「ケネス!」
駆け寄ろうとしたが手で制された。二の腕の一部をかみちぎられている。出血がひどい。
「デ、デイヴか…近づくな…ハハ、しくじったよ…」
「は、早く治療を…」
「無駄だ…出血しすぎた・・・それに俺はもうすぐゾンビになる…」
「ゾンビ…化け物のことか?」
「お前はあんまり映画とかみなかったな…妻が…やられて…ゾンビになっちまったんだ…俺を殺そうとしてきたよ…」
ケネスの目から涙がこぼれる。返り血は妻のジルのものなのか。階段には胸に大穴が開いたケネスの妻とその下にもう一人頭の無い男の死体があった。
「デイヴ…俺を撃て」
そう言ってケネスは足元にあったショットガンを足で滑らして俺によこした。
「そんな…」
「頼む・・・俺を化け物にして…お前を襲わせてくれるな…お前は生きろ」
「ケ、ケネス…」
弾を確認し、構える。やりたくないのに体は動いた。
「愛してるよ…息子のように」
ケネスは目を閉じた後、動かなくなった。
「う、あ」
銃を持つ手が震える。ケネスの目が再び開いた。
ドォォン
銃声が廊下に重く響いた。
165デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/24(金) 02:52:09 ID:lNGFibFB0
>>17【09:00 北:ケネスの家】13/13
「…クソ」
涙を流しながらケネスの懐をさぐると手紙と鍵が見つかった。手紙には鍵を使って銃と弾薬を取ってくれと書いてあった。…生きろとも。
今の銃声でゾンビ…あの化け物が集まってくるはず。
ケネスの部屋へ行き、傭兵時代に使っていたM4A1アサルトライフルを額縁から取り出す。鍵を使って開いた机の引き出しを探る。マガジン三つとショットシェルが八つ。ショットガンにショットシェルを入れM4にマガジン一つを装填しライフルを背中に背負う。
「ケネス・・・俺は…生きなきゃ」
一人つぶやくと、窓から道路に缶コーヒーの空を道路側に投げてゾンビの注意をそらし、そのまま身を乗り出した。
【イサカM37(ショットガン)(4/4)、ショットシェル(ショットガンの弾)(5)、M4A1(アサルトライフル)(30/30)、マガジン(M4A1)(2:一つを装填済み)を入手】
【缶コーヒー(空)を消費】
【気落ちしていたのが多少治る、兵士としての勘が戻りつつある】
【書き込み秒数1,3,5,7,でゾンビジルに足をつかまれ庭に落下、カウンターマイナス2。それ以外で三十分後、シーバードと合流】
166神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/24(金) 09:44:22 ID:7PadlA1d0
>>29 8:30 南 ダイビングショップ 】13/13
「やれやれ… 到着だね」
生憎扉には鍵がかかっていたが、裏手にあった窓を破って店内に侵入した。
入った部屋はおそらく倉庫だろう。 特有の黴臭い臭いが充満していた。
「俺は武器と何か役に立ちそうなものを探してくるよ。
ロギューネ>>20、君はその間に相棒の治療をしてあげてくれ」
そういうと、俺は扉を開け部屋を出た。
―――さてと、何を頂戴しようかねぇ
このダイビングショップは見せの構えこそ普通だが、品物はかなり充実しているようだ。
俺は壁にかけてあった銛を掴む。 流石に槍ほどの殺傷力は望めないがないよりはましだろう。
さらに奥へと進むと、この店のオーナーの部屋があった。
扉の前に立つと室内から何かを咀嚼する音が漏れてくる。
俺は銛を今一度強く握ると扉を開けた。
【銛を入手】
【危機】
秒数1桁に指定の数字「1・3・5・7・9」が出たら、先制攻撃でゾンビ撃破
それ以外ならゾンビから不意打ちを受け地面に押さえつけられ、カウンターマイナス2



167神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/24(金) 10:15:00 ID:7PadlA1d0
>>29 8:30 南 ダイビングショップ 】11/13
扉を開ける。 
予期したとおりそこにはオーナーが、いや、かつてオーナーであったものがいた。
「お食事中のところ申し訳ありませんネ」
俺は軽口を叩くと頭を目掛けて銛を突き刺した。
しかしあろうことかゾンビはその一撃をかわすと、尋常でない速さで立ち上がり猛然と突進してきた。
―――なにっ!
予期せぬ事態に全く受身を取れなかった俺の身体は突き飛ばされ、柱に頭を強かにぶつけた。
朦朧とする意識の中ゾンビが自分の身体に馬乗りになり、首に喰らいつこうとする姿が見える。
「くそったれがぁぁぁ!!」
俺は絶叫すると渾身の力を込めてゾンビのわき腹を蹴り飛ばし、逆に馬乗りの体勢をとった。
―――チェックメイトだ
そのまま腰のサバイバルナイフを引き抜くと、両手でグリップを握りゾンビの頭部に突き刺した。
ゾンビは俺の身体の下で数回激しく痙攣するとそれきり動かなくなった。
俺はゆっくりと立ち上がった。 まるで千メートルを全速力で走りきった後のように呼吸が荒い。
床を見下ろすと、オーナーの持ち物であったのだろうか銃とマガジンがころがっていた。
―――デスマッチの褒章金ってわけかい。 まあ、ありがたく戴いていくよ。
俺は傍に落ちていた銛も拾い上げると、ふらつく頭を抑え二人>>20の元に向かった。

【ベレッタM92F(ハンドガン)(15/15)、マガジン(15/15)×2を入手】
168メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/24(金) 12:49:31 ID:r8fsz3N70
>>22【08:00 中央:林】13/13
「ok、アイス。ありがとう」>>12
幾つぐらいだろうか?10代に見えるが、初対面の人にいきなり年を聞くのも失礼か。
でも10代だとすると、これだけ大人びているのも少し不思議だ。

自分で言ったものの、安全な場所というのがどこなのか全く見当がつかない。
状況すらよく把握できていないし。車でもあれば色々動き回れるんだけど・・・・・
災害時の避難所っていえばスタジアムとかだけど、道がわからない。

どこか休める場所。そこでしばらく様子を見て、その後の行動を決めればいい。
「モール・・・・・」
あそこなら休むどころか、事態が落ち着くまでしばらく立て篭もることだってできる。
様子を見る限りでは、こんな事になっているのはこの辺りだけじゃなさそうだし。
「モールに行きましょう。ここよりは幾分マシなはずよ」>>12
169フェイ ◆EBzpNyhPic :2006/03/24(金) 13:51:39 ID:EF5T3Z6MO
>>53【07:00〜 南:中華飯店『考取満腹』事務所→厨房】13/13

――事務所〜厨房
「タケシ。戻った…タケシ?」

…いない。あれほどの重傷を負っていながら、どうしていないのだろう?
(そういえば強盗にしてはなんか変だな…荒らされた形跡がない…)

ふと首元に風の流れを感じふりかえると、そこには黄色く濁った目と、粘性の高い唾液をたらした口がそこにあった。

「ひぃーッ!!…タケシ!どした?!」
なんの反応も示さないタケシに食器、調理具をなげつけながら僕は命からがから店から逃げ出した。

《入手》
・傷薬(2/2)…軽いケガならば秒数1、5、9でカウンター1回復できる。
170アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/24(金) 14:12:09 ID:/6dNINFE0
>>12【08:00 中央:林】10/13
「…ん」
モールへ行く提案を承諾した。
メリル>>22は私を見て不思議そうな顔をしたが、気にしないでおこうか迷った。
自分の過去は他人に話したら面白くは無い、いや、残酷な物と言える。
…今まで話したことは唯一あの人、「フィウス・イルロ」だ。
こんな状況、それでもう少し休憩が必要かなと思い、話してみた。
なんとなくだが、メリルには暖かい物を感じていた。

「メリル」

「ただ休むのつまらない、メリル私気になる、だから少し私を話する」
話し始めた。

今は12歳ということから始め、親は産まれた時亡くなったこと。
10歳まで引き取られさらに殺し合いの賭け事に出されていたこと。
殺し合いの賭け事の中で自分を鍛える。ダメージが大きくて子供ができなくなった身体になったということ。
子供ができないことをいいことに…、いろいろな事をされたこと。
殺すのも死ぬのも嫌になって引き取った人を殺したこと。
「フィウス・イルロ」という人に合い、名前をつけてもらい、何でも屋をやり、幸せだったけど、殺されたこと。
復讐をするためにまた剣を握ったこと。

左手に持つ朱色の自分と同じくらいの長さの日本刀を見せた。
「私の相棒」
一枚の写真を取り出し「『フィウス・イルロ』私の大切な人」 そう言った。
写真には30代の優しそうな顔立ちの成人男性とアイスが幸せそうな顔で写っている。
メリル>>22は驚いているようだが、これが私の過去、私の生きた道なのだから仕方が無い。
息はととのっている用に見える、行くなら今がいい…、そう思い、声をかけた。
「…ん、メリル、行こう、道お願い」>>22

照れもあったんだろう、小さな声、しかし、メリルにギリギリ聞こえる声で言った。
「…ん、決めた、私、メリル守る」>>22
171ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/24(金) 14:24:17 ID:9Pw2sUkG0
>>20 8:30 南 ダイビングショップ 】12/13
僕達は遊歩道を抜けると、一番近くにあったダイビングショップへと入った。
ただダイビングショップの鍵は閉まっていて、仕方なく銃を使おうとした所を
>>29神谷君が窓を割って、僕等はそこから入った。そして>>29神谷君が
武器を探しに行った後、僕は倉庫に積まれていた医療セットの一つを使い、
ファレストの治療を始めた。そして傷を見てみると、たいした傷ではないが、
それでも普通なら全治一週間以上はかかる傷だった。とりあえず消毒して包帯を巻いて処置を終えると
(ロギューネ)「ファレスト、君ってやっぱり悪運が強いね、
普通なら安静にしてもらいたい所だけど、君なら大丈夫だよ・・・きっと、
でもここにいる間は安静にしてろよ、一応念のためにだけどね。」と言って置くと、
僕はファレストを店内のベンチに座らせ、自分も使えるものを探し始めた。
そしてアクアラングのコーナーに差し掛かったとき、奥の部屋から叫び声が聞えた。
僕は聞えてきた方へ行くと、>>29神谷君がこっちに向かってフラフラと歩いてきた。
後ろにはゾンビの死体と、そいつに食われた人の死体が・・・いや訂正しよう、
ゾンビになり、立ち上がろうとしている元死体がいた。
僕は「>>29神谷君、伏せて!」と叫ぶと、
Cz75を抜き、そのゾンビに向かって引き金を引いた。
172フェイ ◆EBzpNyhPic :2006/03/24(金) 15:00:38 ID:EF5T3Z6MO
>>53【07:00〜 南:中華街】13/13

自分の汗と涙で建てた店から逃げ出し、荒れた呼吸をととのえ、安全を確認してやっと街の状況をみることができた。
外はだんだんと明るさを取り戻しつつあったけど、街の様子は僕が10年間見続けたものとは180度違うものになっていた。

「ハァ、ハァ……?う、わ…」

あちこちからたちのぼる煙、時折聞こえる叫び声。それなのにサイレンの音はまったく聞こえてこない。

(いったい何がどうなってんの?タケシ…錯乱していたんだろうか。にしてもあんな大怪我で…
まさかあのまま気を失って死んだりしたら…!そうだ、携帯)
右ポケットにいつも入れている携帯を取り出す。
が、電池切れになっていた。
「はぁ?…あ、そうか昨日寝る前に充電してなかった…戻るしかないかぁ」
再び恐いものを見に行くような、そんな気持ちでつぶやきながら
タケシの様子を見るため膝をふるわせながら自分の店へと静かに歩きだした。
173神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/24(金) 15:16:06 ID:7PadlA1d0
>>29 8:30 南 ダイビングショップ 】11/13
―――まだいやがったか、油断したぜ
俺が体勢を低くした瞬間2発の銃声が鳴り響いた。
続いてドサリと人の倒れる音が聞こえた。振り返ると綺麗に眉間を打ち抜かれた2匹のゾンビがころがっていた。
「ひゅーっ!やるねぇ。 おかげで助かったよ。
もう奴等もいないみてぇだし、もう少し店の中を探索してこようかネ」


174神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/24(金) 15:44:40 ID:7PadlA1d0
>>29 8:30 南 ダイビングショップ 】11/13
―――あのお人好しのお兄ちゃん、中々良い腕をしてるじゃねぇか
先ほどのオーナーの部屋の前を抜け、従業員部屋に向かった。
店の制服や雑誌やらが床に乱雑に転がっている。
それらに混じって、なにやら錠剤のようなものが見てとれる。
―――こいつは…オキシコンチンじゃねぇか
オキシコンチンはモルヒネの代わりに用いられる痛み止めだ。モルヒネに比べ副作用も幾分か少ない
「これはファレスト>>20への土産だな」
さらに日用雑貨のコーナーに足を伸ばし、クラッカーやビーフジャーキー、それと缶コーヒーを数本拝借すると二人>>20の元に戻った。
「おまたせー。 まあ、積もる話は置いといてとりあえず朝食にしようじゃないか。
生憎ハムサンドはないんだがネ」

175ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/24(金) 16:57:41 ID:9Pw2sUkG0
>>20 8:30 南 ダイビングショップ 】12/13
部屋にいたゾンビに一発ずつ弾丸を撃ち込み撃退した後、(Cz75 7/15→5/15)
>>29神谷君とは別の場所を探し始めた。しかし今の状況で役に立ちそうな物は
たいして見付らなかった。あったものと言えば、レジのところに置いてあった
タバコぐらいだった。(水中銃や銛は扱えないのでやめておいた)
僕はファレストの所に戻るとファレストに無言でタバコを渡し、懐中時計を巻いて置いた。
そして少しして>>29神谷君が食料を持って現れると(ロギュ)「ありがとう、>>29神谷君
昨日からずっと張り込んでいたから殆ど何も食べてなくて腹が減っていたんだ。
遠慮なくいただくとするよ。」と僕が言い、クラッカーとジャーキーをぼそぼそと食べ始めた。
こんな時だ、食べ過ぎないように気をつけないと、食べたものを吐きたくはないしね。
ファレストは・・・凄い勢いで食べてる・・・やっぱりいつものファレストだ・・・怪我をしたときは
いつもこうなんだから・・・
176ハチオ ◆0jgvin9rDc :2006/03/24(金) 17:13:43 ID:chq1lgrCO
>>16【08:00〜 北 住宅街 自動車内】11/13
ガシャーンッ!
車は民家の壁に突っ込みバンパーがベッコリとへこむ。
>>16「いたたた。あー!これレンタカーなのに!!」
俺が半泣きの状態でぶつぶつ言っていると運転席の窓を男>>9が覗き込む。
>>9「おい、大丈夫か?」
>>16「大丈夫じゃねーよ…。何なんだよ今日は…。」
>>9が日本人じゃないのを良い事に日本語で愚痴をこぼす。
それを見て男>>9はあきれた顔になった。
>>16(やばっ。この人日本語を喋れるのかも。)
辺りに死者がいない事を確認してから車を降りる。
>>16「サンキュー。とにかく助かったよ。
あんたニュースを聞いたか?あんな化け物が町を歩き回るなんて。」
177神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/24(金) 17:43:16 ID:7PadlA1d0
>>29 8:30 南 ダイビングショップ 】11/13
俺は煙草に火をつけると二人>>20に問いかけた
「で、これからの話なんだが… 
この状況であまり外をうろつくのは賢いとは言えないが、篭城するにしてもここじゃ頼りねぇ。
立て篭もる場所としてはモールがベストだが、東と北はおそらくゾンビが溢れてるだろう。
どうしたもんかねぇ…」
しばらく辺りに沈黙がながれた。

178ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/24(金) 18:08:37 ID:9Pw2sUkG0
>>20 8:30 南 ダイビングショップ 】12/13
(ファレスト)俺は失った血を補給するために>>29神谷が持ってきた食料を
貪り食った。そして少し落ち着いて缶コーヒーを飲んでいたところで>>29神谷に
これからどうするか聞かれた。 俺は沈黙の後に「これからか・・・そうだな、
俺は警察署に行くべきだと思う。理由はロギューネに」俺はそう言うと、
ロギューネは一瞬困惑したがすぐに「理由は一時間前にそこに電話した時まだ生存者が
いたからです。あそこなら災害時の事を考慮して食料を貯蓄してます。それにある程度武器も
ある筈ですし、一応行ってみませんか?ここからならモールよりは近いはずです。
その内ここにも大量のゾンビが来るでしょう、その前に行動を起したらどうかと。」と答える。
まぁこれぐらいか?他に行く所と言ったら中央の観測所ぐらいだろうな・・・
でもあそこは入れるかどうか分からない・・・連絡橋から島を出ても奴等はいるだろうし・・・
179レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/24(金) 18:11:30 ID:FiM1xH5j0
>>9【08:00〜 北:住宅街】13/13
>>16は日本語で愚痴っていたが、ほとんどの言葉はわかった。
(危なかった…もう少しブレーキが遅かったら俺もコイツも死んでたな。)
男は辺りを警戒しながら車から降りて来ると、ニュースを聞いたかと尋ねてきた。
「ああ…アメリカだけじゃなく世界中で湧いてるらしい。」>>16
俺は男を観察する、日本人なのは間違いなさそうだ。
あと気になるのは、着ているジャケットの刺繍くらいか。
(ん〜…なんだっけ、見たことあるけど思い出せないな。)
壁に突っ込んだ男の車に目をやる。バンパーがべっこりへこんでいた。
「化物がボンネットから落ちて良かった、そうじゃなきゃ今頃俺の車に突っ込んでた。」
そう言ってライフルのボルトを引いた。排出された空の薬莢が地面に転がる。
「さっさとここから離れるぞ、直ぐに化物どもが集まってくる。車は動かせそうか?動かないなら俺の車に乗れ。」>>16
あれだけデカイ音を出した、早く離れないと不味い事になる。
180神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/24(金) 19:07:49 ID:7PadlA1d0
>>29 8:30 南 ダイビングショップ 】11/13
「警察署か…悪くねぇな。 周りの様子も知りたい。
じゃあ、さっさと出かけようか」
俺は煙草の火を床に押し付けて消すと、ゆっくりと立ち上がった。
「おっと、こいつは俺からのプレゼントだ、取っときな。
オキシコンチンという鎮痛剤だ。 痛みが我慢できねぇ様なら飲むといい」
俺は錠剤をファレスト>>20に渡すと、出口に向かって歩き出した。
181シーバード ◆tyZPYtzQdA :2006/03/24(金) 19:22:24 ID:FRMIm7yu0
>>10【9:00 西エリア〜北 麓沿いの道】13/13
デイヴが出て行ってからしばらくして、俺は車の中を漁り
ダッシュボードから双眼鏡を見つけた
(キャンプしにきてる車でよかったな。ある程度俺に会うもんが入ってる。)
子供が遊んだのか、ピントが左右メチャクチャになっているのを
自分の目にあわせ住宅街を見下ろす。どの道も死人が数体うろついている。

しばらく死人を観察していると色々な事がわかってきた。
奴らは闇雲に歩いているのではなく獲物を探して歩いている事や
時折響く銃声から解った事だが音に反応して音源に向かう事
またエモノである生存者を正確に追いかける事から
視覚聴覚は健在であると言うことなどだ。

(まいったな、デイヴの奴ちゃんと戻ってこれるか?一人ならまだしも
二人や三人で行動してたら見つかりやすいからな・・・・)
182ジョン ◆2gbJUznf8E :2006/03/24(金) 20:01:36 ID:nRjx/3uY0
>>27【8:30〜 東:モール駐車場】13/13
何処へ行っても死人がうろついていたが避けられない数ではなかった。
無事にモールにたどり着くことができた。
遠くから見ると、小さな扉があるのに気づいた。業務用の出入り口か?
そうならば多分鍵は掛かっていないな。中に人がいるならば、だが。
しかし死人達はなかなか多い。まばらにだが、30体ぐらいか。
(全力で走れば運がよければ気づかれずに行けるな)
俺は、扉に向かって走り出した。

秒数下一桁に1・3・5・7・9がでたらゾンビに気づかれない。
それ以外なら気づかれ、追いかけられカウンター、−1

183ハチオ ◆0jgvin9rDc :2006/03/24(金) 20:10:45 ID:9JIN/f7L0
>>16【08:00〜 北 住宅街 自動車内】11/13
>>9「車は動かせそうか?動かないなら俺の車に乗れ。」
その言葉を受けて改めて車の様子を見る。
片側の前輪が排水用の溝にスッポリ嵌っており、
簡単には動かせそうにない。
>>16「後で絶対に迎えに来るからな。」
俺はシートをひと撫ですると、助手席から島内マップを取り出し、男>>9の元へ向かう。
>>16「俺はフジタハチオ。日本人だ。
ん?これか?これは俺が日本で働いてる『お多福運送』の社長が洒落で作ったんだ。
日本に移住するときはぜひうちに頼んでくれ。」>>9
>>9に促されて車に乗り込む。
車が走り出し、俺は助手席で島内マップを開く。
>>16「ところでどこに向かうんだ。
救助を待つなら目立つところにいた方がいいんじゃないか?
例えばモールとか。」>>9
モールの近くには病院がある。
>>16(姉貴はここに入院しているんだろうか。こんな状態じゃ病院は大混乱だろうな。)
184ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/24(金) 20:32:07 ID:9pLe/sQK0
>>11【7:30〜北:役所通り】13/13
トニー>>35は行き先を言わずに車を走らせた。
「何か宛があるのか?私はとにかく落ち着ける場所に行きたい。
…さっきから変な事ばかりだ…
もし良ければある屋敷に行かないか?
君も知っていればいいんだが、イヴァン・ベールイと言う人物を知っているかね?
あの方の屋敷には塀があって安全な場所を求めるならあそこがいい。
あの屋敷からなら街の様子が見えるかもしれん。
ま。君が行きたい所が在るのであれば私もついて行こう。>>35
私はポケットからウイスキー缶を取り出すとフタを開けて香りを楽しんだ。
「今飲んでしまっては勿体ないからな…」
唾をゴクリとのみフタを閉めた。
185レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/24(金) 21:00:08 ID:FiM1xH5j0
>>9【08:00〜 北:住宅街】13/13
どうやら男の車は動かないようだ。
「車は置いていくしかないな。」
男は車から地図を取出してくると、自己紹介とともに、俺の視線に気付いたのかジャケットの刺繍について説明してきた。
(あーそうだ、『オタフク』。思い出せてスッキリした。)
昔ユキに、日本のソースに書かれていたマークについてこれは何かと尋ねたことがあった。
「俺はレオン・ヴァレンタインだ。…話しはここから離れてからにしよう。」>>16
俺はハチオを促し、車に乗り込んだ。

車を発進させ、とりあえず事故現場から離れる。
ハチオは地図を開きながら、どこに行くのかと尋ねてきた。
(カーナビがあるんだが、まあいいか)
「救助を待ってじっとしてるわけにいかないんだ、今人を探してててね。
どこか行きたいところがあるなら、そこまで送ってってやるよ。」
俺はゾンビどもを避けながら、車を走らせていく。
「あと、安全な場所を探してるなら近くにいい場所がある。」
俺はイヴァン爺さんの屋敷のことをハチオに教えた。
高く丈夫な塀に囲まれていては、ゾンビどもも手出しはできない。
イヴァン爺さんがこの男を屋敷に入れないということも多分ないだろう。
「…どうする?」>>16
186レニー ◆MkLbsLSLVI :2006/03/24(金) 22:29:17 ID:gqZuFU4P0
>>9【07:30〜08:00 北:住宅街〜イヴァン邸】13/13
市街地を走り抜け、住宅街へと向かう。
窓の外からはゾンビによる殺戮だけでなく、それに乗じた人間の略奪の様子も見え、そのあさましさに俺はカネコを思い浮かべた。
あれからもう、十数年にもなる―――


ヒロナリ・カネコ。
その名の通り日系人で、表向きには実業家だがその裏ではストリートチルドレンを使った武器や薬物の密売、売春の斡旋、人身売買…これらを牛耳って利を貪る糞以下の野郎。
奴の様な男にはストリートチルドレン達は扱いやすかったろう。使うだけ使って、ヤバくなればトカゲの尻尾の様に切り捨てれば誰もそいつを信じる奴など居はしない。使い古せば、売ってしまう。それもできなければ…始末するだけ。
路地裏で野良犬が一匹消えたりくたばったりしたところで、誰も気にする奴はいない…

俺達はカネコの犬にはならなかった。奴にとっては元々あまり気分のいい存在じゃあなかったんだろう。
その上、アリスを気に入りやがったカネコは、マリアを使って…


気がつくと、だいぶスピードが出ていた。
余程剣呑な雰囲気を出してしまっていたか、すれ違う車に乗る男>>9が怪訝そうにこちらを見ていた。
…やれやれ。俺は今から荒事をやりに行くわけじゃあないんだ。

カネコはヤバい事をやりすぎて色々な奴に狙われているのか、殆ど表舞台には出てこなくなり、近年では全く行方も掴めなくなった。
この街にいるというのはやっと手に入れた情報だ。
そして、まさかイヴァン・ベールイ>>15とカネコに接点があったとはな…どんな接点かは知らないが、話を聞いて損はあるまい…
そして、カネコの居場所がわかれば…全てが終わる。やっと、な…

窓の外にうろつくゾンビの影もまばらになった、閑散とした町外れにイヴァン邸はあった。
中々頑丈な造りだ…これならまだ無事だろう。
とりあえず近くにゾンビの気配はない。
俺は車から降り、インターホンを鳴らした。
>>15「久しぶりだな、イヴァン・ベールイ…覚えているか。ボディーガードのレニー・ハースだ…貴様に聞きたい事がある。」
187アレン ◆8f/0w1dOj. :2006/03/24(金) 22:57:26 ID:uSmVRj870
>>116 【9:00 東:モール搬入口】
やはり、死人は時間が経つに連れて増えている。
生きていた人間が奴らの仲間入りをしているのを考えれば当たり前なのだが、それにしても多かった。
奴ら・・・この周辺に人がいることを知って、集まってきている・・・?
だとしたら、早いところモール内で装備を整えてリィナを探す必要があるな・・・。
死人が多い正面口より搬入口のほうが安全と見た俺は、搬入口に向かった。
それでも、そこには奴らがいたが数が少ないだけマシだ。
そろそろ俺も走るのも限界だ・・・早くモール内に・・・。
そして都合のいいタイミングで、俺の目に鍵の掛かってない出入り口が飛び込んできた。
奴らの動きは遅いが、それでも俺に気づいて間合いを少しずつ詰めてくる。
俺はすばやくドアノブをつかんだ。

秒数下一桁が偶数なら成功で、無事モールに入れる。
奇数なら失敗でドアを開けた瞬間にゾンビに突き飛ばされカウンター、−1
188デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/24(金) 23:05:01 ID:lNGFibFB0
>>17【09:30 西〜北:麓沿いの道】13/13
林の中に居たゾンビどもに気づかれないように移動し、シーバードの元に向かう。
{ここにもゾンビが…あいつは無事か…?}
車の所まで来るとシーバードは双眼鏡で周囲の様子を探っていたらしい。俺の装備を見て幾分驚いたようだ。
「待たせたな。ショットガンは使えるか?」
【シーバードにイサカM37(ショットガン:4/4)、ショットシェル(5/8)を差し出す】
189本当にあった怖い名無し:2006/03/24(金) 23:19:39 ID:8LNSjEWgO
>>35
>>184に対して
「…屋敷か。あの小説家の。行こうじゃないか。
…家族は2年前に兄貴が死んでそれ以来独りさ。
貴方は?」
190ハチオ ◆0jgvin9rDc :2006/03/24(金) 23:45:27 ID:chq1lgrCO
>>16【07:30〜 北 住宅街 自動車内】11/13
病院に連れて行ってくれとは言い出せなかった。
(姉貴無事かなー。
心配だけど病院がどのような状態でも俺一人で行ってどうにかなるとも思えないし。)
「あんたに迷惑かけるつもりはないよ。
向かう場所があるならそこで下ろしてもらえれば
後は自力で安全な場所を探すよ」>>9
(自信はないけど。)
191メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/24(金) 23:47:09 ID:ms0GORxR0
>>22【08:00 中央:歩道(モールに向けて移動中)】13/13
>>12アイスの話はにわかには信じられないものだったが、妙な説得力を持っていた。
そのぽつりとした話し方は、まるで他人の懺悔でも盗み聞きしているような後ろ暗さを感じさせる。
・・・誰か、周りの誰かがアイスを助けていれば。そんな目に遭わずに済んだんじゃないか?
そんな事を思ったが、私にその誰かを責められる権利はない。私だって、似たようなものだ。
写真を見せたとき、彼女の顔の曇りはほんの一瞬だけ消え去った。大切な人、か。

そんな話の後、彼女の守るという言葉を耳にして私は足を止めた。
「子供を守るのは大人の仕事。だから―――――」>>12
言葉を吐き終える寸前で我に帰る。私の言いかけた事はまるっきり偽善だ。
私はまた良い顔をしようとしてる・・・・・この子の力になることなんて出来るはずもないのに。
「・・・行きましょうか」>>12
危険が迫ったら、私はアイスすら見捨てて逃げてしまうのかもしれない。それが、怖かった。
192シーバード ◆tyZPYtzQdA :2006/03/24(金) 23:55:22 ID:FRMIm7yu0
>>10【9:30 西エリア〜北 麓沿いの道】13/13
予想に反しデイヴは一人で戻ってきた。目視する限りこの地区の人間は
良く見積もっても3割の住民は死人になっているだろう。無理も無い。
俺はその事には触れずに、質問に答える。
>>17「使えるが、俺はいらん。銃は聴覚と嗅覚を狂わせるから使わないことにしている。
他の奴らが銃声で奴らをおびき寄せているうちにこっから離れるぞ。」
そう言いながらエンジンを掛けて元来た道を走り出す。
「デイヴ、あんた他に行きたい所あるか?無かったら
俺は安全策でも考えようと思うんだが・・・・」
193KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/25(土) 00:12:10 ID:DJXe1EBT0
>>28【2:30〜3:30南:繁華街→中央:教会】13/13
俺は機関拳銃の掃射で目の前のゾンビを薙ぎ払った。
「はあはあはあ」
目の前の群れは掃討したものの、マガジンの残弾は残り9発…交換した予備マガジンに僅かに残っていたのが4発…8発…合わせて21発のみとなってしまった…。
俺は最後のマガジン交換をしながら思わずボヤかずにはいられなかった。
「クソっ…なんてこった96発も有ったのに一気に残り21発になってしまった!」
しかし50体のゾンビに一斉に襲われて、1体に対し1.5発平均はまあまあの結果だ…多分。
それに、これで神父を取りあえず救出する事には成功したのだから…。
「ありがとう…お陰で助かったよ」

俺は神父に先ずは医者に行く事を進言したが、神父は先に教会に戻りたいと訴えた。
神父の負傷は幸いにもすぐにでも医者に診せなければならない程ではなかった、取り合えずは命に別状は無かったので、教会に戻る事にした。
俺も一旦グライダーに戻って次の指示書を開かねばならなかったので、神父を連れて歩くより一旦教会に居てもらった方が安全だと判断した。
しかし教会に帰った所でゾンビ化したシスターが待ち構えている…。
教会に戻るや否や、教会施設内のゾンビを一通り始末して、神父の達っての願いもあり、教会内の遺体は一箇所の安置所に全て集め、弔った。

イングラムMAC-10 残弾(16/32)

しかしあの教え子を殺したという例のシスターの姿だけが見当たらなかったのが非常に気掛かりだった。
俺は一人神父を残してグライダーに戻るっている間が心配だったので、一応、機関拳銃を神父に託し、単身グライダーに戻る事にした。
何…暗視ゴーグルとオフオードバイクがあればゾンビを避けて通る事など楽勝だ。

手放したアイテム
【イングラムMAC-10】【空の予備マガジンx2】
現在の装備品
@ナイフA暗視ゴーグルBサバイバルキットC空きD空きE空き
194レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/25(土) 00:40:30 ID:3dAqki+70
>>9【08:00〜08:30 北:住宅街〜麓沿いの道→中央:西側山道】13/13
「そう…じゃ、俺の行きたい所に行かせてもらうかな。」
そう言うと俺は住宅街を抜け、中央の山に向う。
「山の西側を通って南に向う、時間は掛かるが安全なルートだ。」
(ゾンビ…化物どもは人の集まる所に多い、山の方には余りいない筈だ。)
ただの推測でしかないが…。

西側を通る山道に入り、所々から火の手の立っている麓の様子を見ながら車を走らせる。
山道もしっかりと舗装されていた、さすがにこの島は潤っている。
潤う代わりに色々と失っているものもあるが。
「島には、旅行にでも来たのか?」>>16
助手席に座るハチオに尋ねた。
音楽をかけると外の音が聞こえなくなってしまうし、無言でいれば雰囲気は重苦しくなるばかりだ。
誰もが命の危機に瀕し、不安を抱えているのだから仕方ない。
「俺はこの島の出身で、昨日久し振りに帰ってきたんだ。」
(なんかこの話しは余計暗くなりそうだな…話題変えるか?)
とりあえず、彼が会話するような気分じゃないなら後は運転に集中しよう。
195フェイ ◆EBzpNyhPic :2006/03/25(土) 00:45:10 ID:9Rj68M97O
>>53【07:00〜 南:中華街】13/13

(なにやってんだアイツ…?気でもふれたのかな?)
自分の店が見える位置まで移動した僕は壁から頭だけをだして様子をうかがっていた。
店の前には、顔の皮がはがれ、体のあちこににはえぐられたような傷跡がある(最初襲われたときは気付かなかった)タケシが
外まで出てきていた。相変わらず涎をたらし、時折聞こえる音の方角に進むものの、その動きは緩慢だった。

(…開店の準備しなきゃいけないのに…でもまた襲われたらいやだしなぁ。一体なんだってんだ!
いや、もしかしたらまだ店のなかに強盗がいて、それを知らせるために気がふれたフリをして僕を店から追い出したのか?
わからん…わからんぞタケシ…)

状況がまだよくつかめない僕は、しばらくそのまま待つことにした。
街のあちこちであがっていた火の手が少し増えている気がした。
196デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/25(土) 00:52:45 ID:KsWgSaeN0
>>17【09:30 西〜北:麓沿いの道】13/13
{ふん、銃は使わん…か}
調達してきた銃と弾薬をトランクに入れ、車で元来た道を引き返す。
走り出してからすぐにシーバードが他に行くところがないか、これからのことについて考えないか聞いてきた。
「特に行きたいところもない…何か案があるなら言ってみてくれ」>>10
197KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/25(土) 01:04:25 ID:DJXe1EBT0
>>28【3:30〜4:00中央:森林】13/13
再びグライダーに戻ると内装されたパソコンの指令チャートを開いた。
神父の身柄を教会に確保した以上、次の指令書を開く必要があったからだ。
一体これからどうやって神父をこの島から救出する算段なのか?海路か空路かそれとも陸路?…
何れにしても島を脱出するにしても中央部に居た方が何かと都合がいいかもしれない。
そして俺にとって神父の重要性や謂れなどには感心は初めから然程無かった…のだが、しかし、次の指示書は意外なものだった。

《神父の生還は不要…神父の身に付けている指輪を回収せよ…》

俺は暫し呆然となった…
そういえば神父の指には聖職者には余り似つかわしくない凝った彫金を施した銀の指輪を填めていたのが印象的だった。
まさかアレが目的のブツだったのか?!。
「何今更言ってんだよ…そんなら最初からそう言えよ……一体どんな秘匿事項だよ!」
まあ、強引に憶測すれば、

@神父は指輪の引渡しを拒む可能性が大であった。
A下手に逃亡され何処かに指輪を隠したりその後でゾンビ化されて居所が永遠に解らなくなるのは非常に困る。
Bそこで一旦、身柄を確保してから安心(油断)させて機を見計らって手首を切り落としてでも指輪を頂く。

…とまあ、こんな所だろう。
全く…幾ら神父の重要性に無頓着だからっつってもコッチにも都合ってものがあるんだがな…。
俺は急いで教会に取って返したのは言うまでも無い。
198シーバード ◆tyZPYtzQdA :2006/03/25(土) 01:14:46 ID:kyX5o53w0
>>10【9:30 西エリア〜北 麓沿いの道】13/13
>>17「さっきも言ったが、奴らは人が集まりそうな場所を目指している
逆に普段人気の無い場所なら安全って訳だ。この事態の原因も知りたいが
まずは安全の確保だ。比較的人が来なくて安全な場所となると
限られてくるが・・・・海と山どっちが好きだ?」
199デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/25(土) 01:19:27 ID:KsWgSaeN0
>>17【09:30 西〜北:麓沿いの道】13/13
「…山だな」
200KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/25(土) 01:31:26 ID:DJXe1EBT0
>>28【4:00〜中央:教会】13/13
案の定、嫌な予感は当っていた…。
戻ってみると神父の姿が見当たらず、教会のとある一角に機関拳銃の空薬莢が散らばり、夥しい大量の血たまりが一面に広がっているのを見つけた。
考えられるのは、恐らくは例のシスターに襲われたと言う事だろう…。
この出血量じゃ神父の生存は絶望的…あの時シスターに止めを刺さずにおいたその報いがこれか。
しかし不味い事になった。
一刻も早くゾンビと化した神父を発見しないと指輪の回収の確率が正しく危うくなる。(…機関拳銃も持ってかれたし…)
ゾンビとして誰に知られる事無く神父が倒されてしまったら、それこそ発見は困難になる…。
誰かに仕留められる前に、見つけ出し何としても俺自身の手で神父ゾンビを狩り、指輪を回収しなければならない…。
となると、この島で蠢いてるゾンビ一体一体を確認して回るという事か…出来ればそれは避けたいものだが…。
俺は日の出を前に途方に暮れていた。

神父ゾンビに委譲したアイテム-【イングラムMAC-10残弾(09/32発)】【空の予備マガジンx2】   
残りのアイテム-@【ナイフ】A【暗視ゴーグル】B【サバイバルツールキット】C【空き】D【空き】E【空き】

空が徐々に白やんでいくなか、俺は教会の中で自失呆然となって辺りをうろついていた…。
何はともあれ俺は今、丸腰だという事実…そしてそんな状態でゾンビとなった神父をこの危険なフィールドで捜索しなければならないのだ。
博物館からゾンビに追われて行った神父の様に、脆弱な存在と成り果てた今の俺には無理な相談だ…ってちょっと滅入り方が大袈裟だが。
そんな俺の脳裏にふと素朴な疑問が湧いた…。

《…しかしなんだって神父は真夜中にあんな博物館なんかに行っていたのだろう?…》
201シーバード ◆tyZPYtzQdA :2006/03/25(土) 01:32:53 ID:kyX5o53w0
>>10【9:30 西エリア〜北 麓沿いの道】13/13
>>17「よし、山だな。ほんじゃ、山の中腹辺りまでご招待しますか。
俺も見つけたばっかりの場所だが、食料と水はたっぷり確保出来るし
死人もまず近づかない(と思う)、静かに考え事をするにはいい場所があるんだ。」
(気象自然観測所の前を通るが・・・・あそこまで死人が来ているって事は無いだろう。
情報収集ついでに寄ってみるか・・・・)
俺は少し細い山道に入り自然観測所に向けて車を走らせた。
202アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/25(土) 01:36:33 ID:Suu8er7c0
>>12【08:30 中央:歩道(モールに向けて移動中)】10/13
メリル>>22が何か言ったが、途中で切った。
なんとなく言いたいことはわかる…。
でも、それを言ってしまったらどう思われるかが怖いのだろうか…。
私はそんな言葉でも優しい言葉ならなんでもかけてほしかった。
本当に私のことを思い、偽善だと思われようが悪魔とか天使とか思われようが、
ただただ優しい言葉をかけられたかった、もう、あの10年間のようなことはしたくないから…。
ゾンビの気配、というより、死臭はまだ臭って来ない、この辺には居ないのだろうか?
これならまだ話を続けられそうだ。
「…メリル」
メリルは少し穏やかな声で「ん?」と尋ねてくれた。
「他人、どう思うと、私関係ない…、メリル、私のため言う言葉、…ん、嬉しい」
嬉しいという所には少しだけど精一杯の感情を込めた。
「だから、メリル、私、思うなら、言って良い、遠慮無く言え」
こうでも言わないと言ってくれない人だと思った。
…他人を利用できるなら利用して捨てる、いわゆる『とかげの尻尾きり』
というけど、偽善などを振り回したがらない、逆にいい奴に思われる、かな…。
だめだ、こんな分析とかやっていては…。
「メリル、私に守られるだけ嫌か?」
図星のような顔だ。
「モール着く、少し銃教える、私を守ってくれ、おあいこだ」
「私、銃使えない、知識有る、使うとコレ泣く、私、弱くなる」
朱色日本刀を少し持ち上げながら言う。

会話はそれっきりだった。
モールにゾンビが居ることが無いように祈りながら移動した。
203ハルキ ◆KZGv///Ri. :2006/03/25(土) 01:59:38 ID:s6cxwQaJO
>>19【8:30 東:モール内・更衣室】 13/13

「…まさか既に島が死人だけってことはないですよね…」
未だ更衣室の中。ちょこちょことラジオやレコーダーを聞きつつ窓の外を眺めるのにも飽きてきて、一瞬恐ろしい考えが過る。
記憶の中で、自分の視界に入ってきた人間はすべて死体か、生者でもすぐに視界から消えていったり死体に襲われてしまったり…
襲われた現場を目撃したときは自分の障害にありがたい気持ちすら抱いた。
「何人かモールに入ってきたみたいですけど…声掛けられなかったから僕には気付いてないでしょうし…はぁ」
装備は心もとないし、元々暴れるのが苦手なため、出ていくのも少々怖い。
「誰か通らないですかね…あれ?」
そろそろ諦めて死ぬ覚悟で此処を出ようかと思い始めたそのとき、通りにやっと人影が見えた。
女性>>22が一人に少女>>12が一人。それぞれ大きめの銃と日本刀を持っているが、この状況では何の違和感も感じられないのが面白いといえば面白い。
少なくとも歩き方や動作は死体には見えない。

窓をガラリと開けると彼女たちに向けて声を張り上げる。
>>12>>22「すみませーん!生きてる方々ですか?もし生きてるならモールに寄っていきませんか?僕を助けて欲しいのですがー!」
此処はモールの三階。ちょっと距離はあるがこれだけ叫べばさすがに聞こえるだろう。
現に、今の声によって死体たちが窓の下に集まってくる。
>>12>>22「必要とあればここでそいつらをひきつけておきますから逃げるなり此方に来るなりなさってくださいー!」

【叫び声によって周囲のゾンビが更衣室の窓の下に集まりしばらくモール周辺の移動が容易くなる】
204イヴァン ◆CITXjG1UAo :2006/03/25(土) 02:07:31 ID:xebzx9Bt0
>>15【8:30 北:屋敷】13/13

物書きをしていると、こうしている時間が永劫に感じられる。
過去も、現在も、未来も・・・ずっとペンを走らせているような、そんな感覚に陥るのだ。
そしてこの感覚は決して自分では無く、他者からの干渉によって破られることが常であった。
今回は、インターホン直通電話のベルが私を現実に引き戻した。

・・・レオン(>>9)がここを出てからまだ一時間も経っていないというのに。
今日はやはり異常な日なのだろうか。
インターホンの向こうの相手は、ベルを鳴らした後すぐに口を開いた。
>>98 久しぶりだな、イヴァン・ベールイ…覚えているか。ボディーガードのレニー・ハースだ…貴様に聞きたい事がある』

―――レニー・ハース。
その名前を忘れるはずは無い。
私が雇ったボディーガードは少なくないが、その中でも彼は一際印象深い人間だった。
彼の腕が異常なまでに良いというのもあったが、実際に彼が人を傷つける時の姿を見ているからだろう。
全身から発する冷たさ、そして恐ろしさ・・・今でもはっきりと眼に焼きついている。

>>98 レニー・・・君の声を聞くのは一体何年振りになるかな?
君がわざわざ訪ねてくれるとは珍しい・・・さあ、入りなさい」
そう言って電話の傍らにあるボタンを押す。これが部屋にいながらにして門を開くという仕掛けだ。
そして服を正し、玄関へ階段を降りていく。

それにしても、何故今更になってレニーが訪ねてきたのだろうか?
彼のことだ、久しぶりに会いたくなったなどと穏やかな話題では済みそうも無いが。
205KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/25(土) 02:17:52 ID:DJXe1EBT0
>>28【4:00〜中央:教会】13/13
アレコレ思案しながらも、何か武器を工面しなければと辺りを物色していた矢先、目に止まったものがあった。
神父の私物…というか雑然としている雑貨屋の様でもあったが…アンティークな置物や小物の数々と作業台。
《どうやら彫金彫りが神父の趣味だった様だな…中々本格的だ…》
目に入るあらゆる金属製品にアンティークな彫金が施してある。…恐らくあの指輪もお手製なのだろう…

何気にテーブルの上に独特な雰囲気を放っている化粧箱が置いてある…そして何か修理する為の治具が回りに散らかっている…。
「…???…なんだコレ…」
円筒状の金属の塊…夜明け前の薄暗がりの中、手に取って初めて解る、冷たい感触、ズシリと適度な質量が伝わってきて来た。
その円筒には細密な彫金が施されて6つの穴が蓮根の様に空いていた…。
「リボルバーのシリンダーだ…それもパーカッションの!」
しかも、このエングレーブには見覚えがある…そう!博物館歴史資料室展示場で見かけたパーカッションリボルバーのエングレーブと同じだ。
するとこのペアガンの化粧箱はあの二挺のパーカッションリボルバーの付属品なのだ。
恐らく神父が善意で博物館の展示品に彫金を施して趣味を兼ねて無償協力いたのだろう。
そして教会には身を守る銃など置いている訳が無い…つまり差し当たり思い当たりのあった武器が…。

「神父はあの銃を取りに博物館に行っていたんだ…!」

俺はブラックパウダーを模した代用黒色火薬をこの二対のエングレーブシリンダーの計2個の薬室にまぶし、その上からパッチと12個の鉛の弾丸を被せ押し込んだ。
そして満遍なくグリスを塗り着けて隙間を埋める様に塞いだ。
この二つのシリンダーを化粧箱に仕舞い、俺はアンティークショップを後にした。
化粧箱をビックオフのパニアケースに収めると、南地区の博物館目指して走り出した…。

入手アイテム-【パーカッションリボルバーペアガンセットの化粧箱一式】
手持ちのアイテム-@【ナイフ】A【暗視ゴーグル】B【サバイバルツールキット】C【化粧箱】D【空き】E【空き】

バイクのサイドミラーの中で急速に遠ざかっていく教会…離れる俺と入れ違いに教会に向かう修道女の一団がチラリと映っていた…
206フェイ ◆EBzpNyhPic :2006/03/25(土) 02:37:08 ID:9Rj68M97O
>>53【07:30〜 南:中華街『孝取満腹』前】13/13

近づいてくるバイク。毎朝新鮮な素材を配達してくれる配達のバイクだった。
だが様子がおかしい。いつもは荷台いっぱいに野菜、発砲スチロールが重ねられているのが、今日はなにひとつない。
顔馴染みの運転手も、いつもと違ってひどく錯乱していた様子だった。

そしてなにより異常な光景を、僕は目にすることになる。

タケシに気付いた運転手が、なにか助けを求めるようにヨタヨタと彼に近づいた。
当然それにタケシも気付く。
彼の顔を見た運転手が、なにか狂ったような叫び声をあげながら四つんばいになって逃げる。

タケシが運転手に後ろから覆いかぶさったと思うと、彼の首にキス…いや違う、噛み付いたのだ。
運転手の首からは血が噴水のように飛び出し、まるで首を落とされた鶏のように手足をバタバタさせ――やがて動かなくなった。

僕は壁に隠れながらその一部始終を見ていた。目をそらすことなんてできなかった。

悪夢から目がさめた夜のように、僕の額からは汗が吹き出し、猛烈な吐き気を押さえることができず、僕はその場に嘔吐した。

金縛りにあったかのようにその場に釘づけになってしまっていた僕は、やはり悪夢を見ていたんだろうか?

―――死んだと思った運転手が、立ち上がったんだ。ゆっくり、僕の方を見つめて。
207デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/25(土) 02:45:02 ID:KsWgSaeN0
>>17【09:30 西〜北:麓沿いの道】13/13
そうか、お得意の分野って訳だ。ここはお任せしておくか。
そう考えると久しぶりにかなり激しい運動をした所為で疲労感が襲ってきた。なまりきったこの体には酷だったか。
>>17「すこし仮眠を取る…声を掛けてくれればすぐに起きる」>>10
そう告げると目を閉じリラックスした体形を取る。
【現在、銃火器は車体後部のトランクの中にある為すぐに取り出すことが出来ない】
208ハチオ ◆0jgvin9rDc :2006/03/25(土) 06:47:09 ID:im1/LWWcO
車は山道へと入って行く。
「う〜ん…」
(憶病風に吹かれて病院に行く気が無くなったのを悟られたくないけど
隠してても仕方ないか。)
「この島には姉貴の見舞いに来たんだ。
交通事故に会ったらしくて…
この島の病院に入院しているらしいんだけど、
地図を見る限り入院できそうな病院は幾つかあるみたいだな。」>>9
209ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/25(土) 08:32:11 ID:QS0qZw5e0
>>29 8:30 南 ダイビングショップ 】12/13
ファレストが鎮痛剤を(あれって何処かで見た事あるような・・・)
受け取った後、僕達はすぐに出発した。 しかし外に出てみると、
先ほどよりもゾンビが増えているのが人目で分かった。まぁ他よりは少ないだろうけど・・・・
そして歩き始めようとした時、ある事を思い出した、「>>29神谷君、
ちょっと待ってくれないかな、今思い出したんだけども、今の警察署は世界大戦時の兵舎を
改造したものなんだ。だから緊急時の時のために東西南北の4箇所に脱出路が
作られていてね、都合がいいから補強してまだ使っているんだよ。
その内の一つがこの近くにあるんだ。そっちから行こう。着いて来て。」
僕はそう言うと、記憶に残っているあのじめじめとした通路へと歩み始めた。
あそこなら一般人もあんまり知らないだろう・・・多分・・・だからある程度は
安全にいけるのかな?・・・なんだか心配だ・・・

210神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/25(土) 09:28:02 ID:/Lhqu05F0
>>29 8:30 南〜東 ダイビングショップ〜警察署 】11/13
俺は二人>>20の後を歩きながら、ポケットからシガーレットケースを取り出した。
その中から煙草を一本取り出して口に咥え、しばらくその感触と匂いを味わってから火をつけた。
火をつける前に煙草を咥えたとき口の中に広がる匂い。俺はその匂いが好きだった。
「ふう………」
匂いと共に、淡い煙が周囲に広がった。二回目は胸いっぱいに煙を吸い込み、充分堪能してから吐き出す。
煙草の煙を楽しみながら、残りの本数が何本なのかを確認する。
「……ちっ」
小さく舌打ちをした。箱の中に入っていたのはあと4本。
――こんなことなら昨日の間に買っておくべきだったぜ。
残りの本数をちゃんと確認しておかなかった自分が悪いのだが、やはり悔やんでも悔やみきれない。
警察署の中に煙草があれば問題ないのだが、今は喫煙者の数が減ってきているから探しても見つからないかもしれない。
――まあ、全部吸えるかどうか分からねぇしな。
火の点った煙草をじっと見つめる。自分の命はこの煙草と同じようなものだ。
徐々に徐々に減っていき、いつ消えてしまうか分からない。あとに残るものは役目を終えた吸殻だけだ。

珍しく悲観的なことを考えている自分自身に軽く苦笑すると、俺は二人>>20の後を追った。



211レニー ◆MkLbsLSLVI :2006/03/25(土) 10:27:37 ID:822bvuhj0
>>98【8:30 北:屋敷】13/13
イヴァン>>15は俺を確認すると、すぐに門を開き招き入れてくれた。
>>15「…もう少し、警戒はした方がいい…」
忠告ともつかない様な事を呟くと、イヴァンは相変わらずだなという様な表情を浮かべ、俺を奥へと招いた。
この男はだいぶ穏やかな印象になったな…枯れたともいうが、それはお互い様、か…

居間に通されコーヒーを出されたが、俺はいつもの様に手はつけなかった。
他人から出されたものは口にはしない…これはもう習慣になっている。
最後に口にした、他人から出されたものは…アリスの手料理だったか。

…また昔を思い浮かべてしまった、か…やれやれだ。
俺は軽く溜息をつくと、イヴァンに話し始める。
「…久しぶりに会いたくなった、と言いたいところだが…」
そうでは無い事は解っているだろう。

「単刀直入に訊こう…カネコ…ヒロナリ・カネコを知っているな…奴の居場所を知っているか…?
その他、奴に関する情報なら何でもいい…知っている事を聞かせてもらおう…」

少しだけ、イヴァンの表情が不愉快なものを思い出した様に歪んだ。
212アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/25(土) 11:21:17 ID:Suu8er7c0
>>12【08:30 東:モール前の通り】10/13
モールに向かっているのかそれほどゾンビが居なかった。
祈っても無駄か、と思う。
パラパラとゾンビは居る感じだ。
本当に近づいてきたゾンビは、順々に斬る。
両足、腹部、首。
機能が停止するように斬っていく。
それでも両足・腹部を斬られただけじゃまだ動けるようだ。
這いつくばって追ってくる。
…頭を踏み潰す。
躊躇なく私がそういうことをやっているのを見て、メリル>>22の顔は少し青ざめてた。
もっている空の散弾銃をギュッっと抱えるように持ちながら。

今にも逃げ出しそうな、恐怖を堪えてる様だった。

ふとモール方面から声が聞こえてきた。
モールのほうを見ると窓から私たちに向かって声を張り上げている男性>>19がいた。
その声にメリルも気付いたのであろう、声を出そうとしていた。
瞬時にメリルの口を塞ぎ、伏せるように促し、そのまま壁の影へ。
「メリル、叫ぶ、危ない、ここで叫ぶ、いい」
そうか、という顔をして理解してくれたようだ、ゾンビが寄って来ると。
「私たちはそのモールに入りたいんです、だから引き付けをお願いできますかー!」
隠れていたのでゾンビはこちらに見向きもしない。
そのあとその男性は承諾したかのように「ゾンビ共、こっちだ!」と、引き付けの言葉と罵りの言葉を吐いてくれていた。
「…行くっ!」
「…メリル、来て!」
鞘から取り出し、一気に走る。
メリルが付いてこられるか心配だが、通路を開くしかない。
「…!う…口から…い!ら…だ!」
走っていて良くは聞こえないが、裏口から入れ、といっているのか。
その言葉を信じ、モールへと向かう。
213ジョン ◆2gbJUznf8E :2006/03/25(土) 11:29:03 ID:Iylpb4ee0
>>27【9:00〜 東:モール駐車場→モール一階】12/13
これだけのゾンビの量で気づかれない訳がなかったか・・・。
何体かのゾンビがこちらに向かって来た。
俺は急いで扉を開け鍵を閉めた。
追いついたゾンビが扉を叩いているが開かないのが分かったのか何処かへ行ってしまったようだ。

とりあえず、食品売り場に向かうことにした。
(いいよな・・・盗んだって。)
214レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/25(土) 11:39:04 ID:r/khfI7k0
>>9【08:30〜 中央:西側山道】13/13
(姉…。そうか、コイツもまた…。)
彼もまた、家族に会うために行動している。
「確かにこの島に入院できる病院は複数ある。…南部にもあるよ。」>>16
7年前でも既に2つ以上の病院があった。
今はどうなっているのか。増えていてもおかしくは無い。

この島の発展には、島に工場や社屋を持つ企業が深く関係している。
親父達の働く「カーバイド」も、深く関係している企業の一つだ。
企業が島に落しているのは金、雇用、廃棄物…色々とある。
落したものを求めて島に多くの人間が集まり、島は急速に発展した。
しかし発展すればするほど、自然など島が失ったものも多くなった。
元々島に住んでいた者は利益を享受して失ったものを忘れる者、享受せず失ったものを求める者、利益を享受しておきながら失ったものも取り戻したいと喚く者…に分かれた。

「そういえば、何か武器になるような物は持ってる?」>>16
>>16「いや…。」
「そのまま病院に行くのは危険だな、装備を整えた方がいい。そう言う俺も弾とか欲しいんだけど、武器のありそうな店の殆どが東部にあるからね…。」
そんな会話をしながら、車を走らせる。
215KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/25(土) 12:31:43 ID:DJXe1EBT0
>>28【4:30〜南:博物館】13/13
パーカッションリボルバーのスペアシリンダーと化粧箱一式を引っさげて、再び博物館に舞い戻ってきた。
展示室に入った俺は、室内に徘徊するゾンビにも遭う事無くも無く目当てのパーカッションリボルバーの展示コーナーまで行き、2挺収められてるガンベルトをゲットし、身に着けた。
本来ならば神父がこれを身に付けている筈だったのだろう…。
しかし皮肉な事に今はアベコベに俺の機関拳銃をゾンビと化してしまった神父が持って行ってしまっている。
これから神父の足跡を辿って追っていかねばならない…

ほんの僅かな間だったが、俺は神父の事を思い出す
…(>>193の回想)あれはAM2:00頃だったろうか…

「あ、ありがとう…お陰で助かったよ…」
漸く安心して落ち着いたのか、神父は口を開いた…しかし俺の対応はシドロモドロに成らざるを得なかった。
「い、いえ…いえね、たまたまゾンビに追いかけられている内に、この肩掛けの帯が見えたものですから…」
我ながら言い訳説明臭い…俺は自分の事を詮索されたらどう取り繕えばいいか当惑していた。
「そ、それにこのロザリオも…俺も博物館方面から追われてきたもので…」
俺はストラとロザリオを神父に還した。
「そうだったのか…しかし君が来てくれたので本当に助かった…あそこで身動き取れなくて困っていたんだ…」
そして至極当然の流れで自己紹介タイムが訪れた…歌いたくも無いカラオケを強要される様な心境だ。
「ワタシは"山の『聖なる音』教会"のクリスト神父だ。君は?」
そら来た!どうするかな…


…あの時は、俺にとってはゾンビ共と対峙するよりも、ある意味ここからが正念場だとも言えた。…
216KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/25(土) 12:34:48 ID:DJXe1EBT0
>>28【4:30〜南:博物館】13/13
パーカッションリボルバーを1挺づつ取り出して、既に取り付けられてる仮展示用のエングレーブが入っていないフラットシリンダーを取り外した。
そして神父のアンティークショップ張りの個室で装填して来たエングレーブ入りのスペアシリンダーに換装した。
両方合わせて40秒といった所か…。

ほんの僅かな間だったが、俺は神父の事を思い出す
…(>>193の回想)あれはAM2:00頃だったろうか…

「私の名前ですか…?…そうですね…私の名は…」
適当な名前が思い付かず、俺は辺りを見回した…一面ゾンビの遺骸だらけだ。
思えば俺は是迄に人を何度か殺した事があったが、今夜一瞬の内にそれまで殺してきた人数を遥かに追い越す程殺したんだという事に改めて気付いた。
改まって独白すればこれまでバラした人数は3人。一端の犯罪者(893)としては多い方だ。
まあ、ゾンビは人間じゃないが…そう、俺は嘗てはマムシだのスネークとか揶揄された犯罪者だった
「…スネーク…あ…いや…もとい…蛇…蛇島…蛇島 三銃朗……もうすぐ四銃朗ですが…。」
神父は鳩がマメテッポウを喰った様にキョトンとしている…うわっ滑ったか?!…やっぱり。
「あー、あの、アメリカン・ジョークです」
アメリカ人に向かってなんか凄い言い訳してしまったが、それ以上神父は詮索する事は無かった。
機関拳銃なんか振り回しているし、真っ当に名乗る事も侭ならない胡散臭い犯罪者くらいに納得したてくれたのだろう…その通りなんだが。
しかし、この状況じゃ、聖職者だろうと犯罪者だろうと協力を余儀なくされる事態には違いない。


…俺はあの時、これ以上苦しい言い訳をせずに棲んで、内心少しホッとしていた。…
217KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/25(土) 12:38:24 ID:DJXe1EBT0
神父の事回想していると、背後に数体のゾンビが近付いていた。
近付いて来るゾンビの1体にパーカッションの弾丸を数発見舞う…が、案外威力が低いのだ。
銃撃効果の低さから慌てて掌を扇のようにして撃鉄を叩くファニング撃ちで弾丸を浴びせ、漸く1体を倒した。
なんと言うことだ、瞬く間に6発撃ち尽くしてしまった!
止むを得ずもう一挺を取り出し、ゾンビの眉間に銃口を押し付けて、接射してヘッドショットを噛ます…この場合それしかあるまい…。


ほんの僅かな間だったが、俺は神父の事を思い出す
…(>>193の回想)あれはAM3:00頃だったろうか…

教会に着くと足を負傷している神父に肩を貸しながらヨタヨタと敷地内に入る。
機関拳銃のイングラムは大型のサプレッサー(減音器)が付いたもので、残り弾数は僅かに21発だった。
俺は機関拳銃のセレクターを単射モードに切り替えた。
敷地内に入ると矢張り、チラホラと蠢くものが見受けられるが、奴等はまだコチラには気付いておらず、フラフラと棒立ちに、そよいでいる。
なるべく奴等の目を引いて刺激しない様に奴等の様にソロソロと歩いて忍び寄る。
神父に肩を貸して歩いているので速度はそんなものだ。
俺はゾンビの目の前まで歩み寄ると機関拳銃のサプレッサーをゾンビの額に押し付け、頭部を接射銃撃した。
神父にとっては聖職者の立場もあろうが、知り合いも居るので辛いだろう…何やら神妙な面持ちだ。


…肩を貸して、俺の肩に回す神父の手にあの凝った彫金の指輪が印象的だった…。

218KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/25(土) 12:41:22 ID:DJXe1EBT0
>>28【4:30〜南:博物館】13/13
結局銃口先端の切っ先をゾンビの眉間に宛がう様にして一体1発でどうにか倒す事が出来た。
この接射銃撃によるヘッドショットは神父と教会に戻った時、教会内のゾンビを掃討する際にも弾薬節約の為に行った…。

ほんの僅かな間だったが、俺は神父の事を思い出す
…(>>193の回想)あれはAM3:00頃だったろうか…

窓から覗くと中は非常灯やら明るさを落とした照明やら何やらで点々と明かりは点いているものの、矢張り薄暗い。
暗視ゴーグルを装着して屋内にする…神父にとって暗闇で見えないのは寧ろ好都合だ。
俺が見逃したシスターはまだ居るだろうか?…あの部屋を真っ先に確認するとシスターの姿は矢張り其処には無かった。
《矢張りゾンビ化したか…》
立ち塞がるゾンビを排除しつつ教会内を虱潰しに探し回る他無さそうだ。
そんな矢先、早速、連中に見つかった。

通路の進行方向に立ちはだかられ、しかも、背後からもう一体、接近して来た。
「ここでジッとしていて下さい…」
そう、神父に言葉を掛け、彼を座らせると、俺はゾンビの目の前まで歩み寄った。
全く、俺の接近に気付いていない…機関拳銃のサプレッサーをゾンビの額に押し付け、頭部を接射銃撃した。
発射音はサプレッサー効果というよりも銃口を密着させたお陰でそれほど漏れず、70フォン程度に抑えられた筈だ…70フォンは電話のベル位の音量だ。
それよりもボルト後退の機械音や排莢されたケースが床に落ちた音が周辺に響いたので寧ろこっちの方が気になった位だ。
銃撃直後、ゾンビはドサっと倒れた…意外に大きな音を立てた。

その音で反応して背後のゾンビが向かってきた。
神父の横を掠めていったので、俺は肝を潰したが、ゾンビはしゃがみこんで、物音一つ立てず息を殺している神父に目もくれず、音源に直進してくる。
暗視ゴーグルを着けている俺には全てが見えていた。
俺はその場から一歩も動かず、文字通り盲進して来るゾンビの眉間に銃口を押し当て引き金を引いた。
219KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/25(土) 12:45:41 ID:DJXe1EBT0
>>28【4:30〜南:博物館】13/13
博物館に侵入して来たゾンビを粗方始末し辺りが沈黙すると、俺は直に取り外したノンフルートのフラットシリンダーにキャップボールを装填し始めた…これが非常に時間がかかる。
西部開拓時代、ガンベルトに二挺拳銃だった所以だ…戦闘中にリローディング(再装填)は不可能だ。
2つのフラットシリンダーに再装薬すると、今度は撃ったばかりのエングレーブ入りのシリンダーの清掃から始めなければならない。
この清掃を怠ると、発射薬の煤で最悪シリンダーが回転しなくなる。
最低限3回に一度は行わなければならない。

ほんの僅かな間だったが、俺は神父の事を思い出す
…(>>193の回想)あれはAM3:30頃だったろうか…

俺は神父をシスターの居た部屋に押し込め中から鍵を掛け動かない様言い含めると、屋内の掃討に乗り出した。
ゾンビは音に敏感というが、静寂な教会内では足音が反響して響くので却って動かなければ人間にとって有利だ。
ゾンビといっても裸足ではないので動けば靴音が響いて接近を伝える…そんな仲間の音も反響する訳だから恐らくは人間か仲間の足音かは判別付くまい。
俺はブーツを脱いで素足になった。
ゾンビの視覚能力がどうかは解らないが、果たして真っ暗闇でも視界が利くのか?嗅覚は理屈で考えても利くとは思えないからその辺は心配していないが…。
兎も角、地の利(音)と暗視ゴーグルの有利さで、なんとか回避不能な近距離での奇襲や集団に包囲されるのは回避しなければならない。
なんといっても弾を節約しなければならないからだ。

そうやって慎重に、俺は隈なく教会内のゾンビを接射銃撃で仕留めて回った…教会内のゾンビを掃討するのにさして時間はかからなかった。
機関拳銃の弾薬は16発にまで減少していた。
5体の亡骸を神父にも手伝って貰って運び、弔ったのだが、例のシスターの姿は遂に確認する事が適わなかった…。

…今からもう、ほんの1時間も前の事になるか…。
220KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/25(土) 12:46:32 ID:DJXe1EBT0
>>28【4:30〜南:博物館】13/13
清掃が済んだら今度はシリンダーの各薬室の前の穴からブラックパウダーをサラサラと詰め込んで行く。
その上から紙ワッズとキャップボール(弾丸)を落とし、銃に据付けられている押し込み棒を梃子を利用してギュッギュと押し込んでいく。
そして湿気防止の為に、各穴にワックスやフリスクを塗り込んで、後ろの小穴にニップルと呼ばれる雷管を捻じ込み、装填作業終了…とまあ、100年以上前の拳銃は大変メンドイ。

神父を助ける際にあの50体ものゾンビを薙ぎ払った機関拳銃とは雲泥の差だと言える。
現在ゾンビと化した神父にぶら下がっているであろう、俺の機関拳銃には全弾特殊弾頭が装填されている。
マルチプルブレットロードとかボール&スラッグロードと呼ばれるゾンビに合わせた暴徒鎮圧用の複列弾頭だ。
これは簡単に言えば一発の弾薬に4つの弾頭が重ねて入れられていて、50体のゾンビに放った弾丸は実質300発分に相当する。
重ねられた円盤弾頭は一つ当り3.25gと軽量で引き換えに威力と有効射程は低くなるが、頭部を殺傷しなければ銃撃効果が顕れないゾンビには結局余り関係は無いと言える。
嘗てはトミーガンに使われていたアイデアだ。

オートピストルのマガジン交換と違ってパーカッションリボルバーの再装填には優に1分はかかる。
それでもスペアシリンダーで交換すれば、リロードタイムはSAリボルバーのコルトピースメーカーと大して変わらぬ、慌てず騒がずの約14秒程だ。
西部劇などで二挺腰に吊るすのは伊達ではなくて、一度に撃てる弾の数やこの再装填の隙を補う意味もあった。
弾丸の威力は弾の重さと装填する火薬量で調整する。

入手アイテム-【パーカッションリボルバー2挺】
手持ちのアイテム-@A【パーカッションリボルバーx2】B【スペアシリンダーx2】C【化粧箱】D【暗視ゴーグル】E【サバイバルツールキット】
221ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/25(土) 12:58:23 ID:yXgbZSH10
>>11【7:30〜北:役所通り〜イヴァン屋敷】13/13
屋敷に向かう事に決まり心情は懐かしさが溢れていた。
そこにトニー>>35が私の家族の事について聞いてきた。
「私かね?
私は妻と娘の3人暮しだよ。娘は28になるかなぁ…結婚もせずに『パパが心配』だからと言って出て行かなかった。
毎晩、何処かに出かけては夜中に帰って来る。今日もそうだった…
だが…」
胸が苦しくなり目が熱くなる。
「すまない。家族の話は止めよう…
いろいろあってな…まだ心の整理がついてない…」
先ほどから起こっている不可解な事は私の心を苦しめた。
愛する妻も娘も…私を襲ってきて…
サムも訳の分からない事を言っていたが何か関係があるのか?
そうだとしたら…
222トニー ◆uiKV1FiVqo :2006/03/25(土) 13:46:48 ID:tM8ghwr0O
>>35

>>221に対して
「…悪かった。大丈夫。皆よくなるさ。すぐに、軍隊が来てくれる。」
そういいながら、手は震えていた。
「…かなり集まってる。
迂回した方がよさそうだ。」
223ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/25(土) 14:02:58 ID:pxH5MWJl0
>>11【7:30〜北:イヴァン屋敷周辺】13/13
私達が乗った車はゾンビを避けながらイヴァン屋敷に近付く。
―イヴァン屋敷
屋敷の前には1台の車が止まっていた。中には誰ものっていない様だ。
車内から周りを見回す。ゾンビはいない様だが気をつけて行こう。
「君はどうするかね?私はあそこに長居させて頂くと思うが…
私は運転は出来ないから君にこの車は譲ろう。だからどこかに行きたいのであればこの車を使いなさい。>>35
私は大きく深呼吸した。
気持ちを切替え無ければ。
224メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/25(土) 14:35:19 ID:oXynkz7D0
>>22【08:30 東:モール】13/13
アイスが刀を抜き、ゾンビを薙ぎ払っていく。私はその後を子供のように着いていった。
本当にどっちが子供なんだか・・・
アイスに着いていくことに集中しているばかりに、足元には目が行ってなかった。
そのせいで、本当に小さなコンクリート片に足を取られて前のめりに転んだ。

「・・・アイス!」
私の小さな声は他の音に掻き消されて、届かなかったみたいだ。彼女は振り返る事なく、裏口へと進む。
>>19叫び声のほうとは真逆、連中の少ないほうへと進まざるを得なくなる。
走っている最中、モールの壁面の一点が目に止まった。
二つに並んだ窓だ。位置関係からするとトイレか何かの窓だろう。あれしかない。
ドラム缶の上に乗り、かなり高い位置にある窓に手を伸ばす。・・・ギリギリ届かない。
ぐらつくドラム缶の上で何度かジャンプを繰り返し、ようやく窓枠を掴むと
力を振り絞って自分の体を持ち上げ、窓の内側へと落ちた。
【秒数下一桁が偶数でカウンター−2】散弾銃紛失
225イヴァン ◆CITXjG1UAo :2006/03/25(土) 14:47:04 ID:xebzx9Bt0
>>15【8:30 北:屋敷:客間】13/13

もてなしのコーヒーに口もつけぬまま、レニー(>>98)は本題を切り出した。
・・・同時に、私の嫌悪する思い出さえも思い出すこととなったが。

>>98 ・・・まさか、君の口から彼の名を聞くことになるとは、な」

彼―――ヒロナリ・カネコの権力は、かつては脅威的なものだった。
彼のビジネススタイル・・・初めは誰にでも愛想を振りまき、裏で手をひき相手を弱体化させるという手法は誰しもが恐れた。
自ら資産家と名乗りはしたが・・・彼の真の顔、人身売買の市場の元締めということに気づかない者は少なくなかった。
最も、彼とビジネス上の繋がりしか持たない者は、それを見て見ぬふりをしていたのだが。

何年前になるだろうか・・・彼が表の世界からも、裏の世界からも姿を消したのは。
資産家、マフィアなどの実力者の間では死んだとも、国外へ逃亡したとも囁かれた。
真相は闇の中であった。

「彼が姿を消した理由がまさか、君だったとは。
・・・君が此処へ来たということは、カネコがこの島にいることを知ってのことだろう。
・・・無論、最近私と彼が接触したということもだが」
その後、私は彼に話した。
彼が何者かに命を狙われ、愛人と共にこの島へ身を隠していること。
そして私がこの島にいることを知り、保身のため私を訪ねてきたということを。
226トニー ◆uiKV1FiVqo :2006/03/25(土) 15:06:46 ID:tM8ghwr0O
>>35
13/13
>>223に対して
「…俺はちょっと橋まで行ってみる。助けがいるかもしれないし、ひょっとしたら島から出られるかもしれない。」
227ハチオ ◆0jgvin9rDc :2006/03/25(土) 15:56:15 ID:im1/LWWcO
>>16【08:30〜 中央:西側山道】11/13
(武器…現実感が沸かないけど
生き残るためにはいつかあの化け物と戦わなきゃならないのか。
いや…やっぱり無理だ…怖過ぎる。)
「そうだな、武器は必要かもしれない…
俺はほんの2時間前にこの島に来たんだけど、まだ生きてる人間を結構見掛けたんだ。
ニュースでは化け物化は感染していくと言ってたし。
早い段階で武器と食料の確保を行って置いた方がいいと思う。」>>9
レオン>>9に話しかけながら地図を見る。
(比較的大きい病院は東部と南部にある。
くそ、こっちに来る前に病院名くらい聞いとくんだったな。)
「モールなんてどうだ?
東部の中でも南部に近い位置にあるし
東部の大きな病院から近いから俺にも都合がいいんだ。」>>9
228ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/25(土) 15:58:54 ID:kjhbZHwv0
>>11【7:30〜北:イヴァン屋敷】13/13
「そうか…分かった。頑張ってくれ。もし危なくなればここに来るがいい。>>35
私はドアを開け、「健闘を祈る。」そう言い残しその場を離れた。
屋敷の門前に着くとトニー>>35の乗った車に「行け」と手で合図した。
屋敷のインターホンを押す。が、返事がない。
庭の奥を見るが前と変わらず手入れをされていない寂しげな風景があるだけで人の気配は全くしなかった。
「…一人暮らしのお方だから庭の手入れまで行き届かぬか…」
もしかしたら出かけてはいるのでは…または何かあったのか…
「まさか」と思うが…
229ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/25(土) 16:01:50 ID:QS0qZw5e0
>>20 8:30 南〜東 ダイビングショップ〜警察署(非常用通路)】12/13
僕たちはダイビングショップの近くにある公園のある小屋の中にいた。
その小屋にはこう記されている。『備品庫、立ち入りを禁ずる』僕はその扉を
あけると(もともと鍵は掛けていない。)床にあるハッチの様な物を開け、
中へと入っていく。そして全員がその中に入ったのを確認すると「ここを
道順に行けば警察署まで辿り着けます。僕はここのシャッターを降ろしてから行くので、
>>29神谷君、ファレストを連れて先に行っていて下さい、すぐに追いつきます。」と言って、
壁に設置してあるバルブのようなものを回し始める。するとハッチの下のシャッターが
ゆっくりと動き出した。ここさえ閉めれば少しの間は後ろを気にしなくても済むだろう、
それに・・・もしも暴徒がここを見つけても多分平気になるだろう・・・ここは・・・だけれど・・・
そして僕はシャッターが完全に閉まったのを確認すると、先に行っているファレスト達を追い始めた。
230アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/25(土) 16:22:22 ID:Suu8er7c0
>>12【09:00 東:モール】10/13
裏口が見えてきた。
多少なりともゾンビは居るが…、裏口近くには居ない。
ゾンビの血肉が付いた日本刀を払い、鞘に収める。
裏口へと一直線に走る。
ドアノブに手がかかり、開ける前に声をかけておこうと思い、
「メリル、早く」>>22
振り返ったとき、彼女の姿は無かった。
「!?」
嫌な予感がよぎった。
まさか…メリルが…。
しかし、悩んでいてもゾンビが近づく。
ドアを開け、閉める。
鍵は…、やめておこう、他の生存者が入るかもしれない。
それに、頑丈そうな扉だ、大丈夫だろう。
メリルはきっとモールに入ってくれてるだろうと自分に思い込ませる。
守ると約束したから、守ってもらうとも…。

一階でメリルを探す。
「メリル…、どこ…」>>22
生憎、開店前だったからゾンビは中に居ないらしい。
そこは何よりの救いだ。
…でも、先に入っていた店員たちが……。

一階中央ホールあたりでメリルを探し続けた。
231レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/25(土) 17:11:21 ID:r/khfI7k0
>>9【08:30〜9:00 中央:西側山道→南:麓沿いの道】13/13
「ショッピングモールか…そうだね、そこなら欲しい物は揃ってそうだ。」
俺はハチオの提案にそう答えた。
ショッピングモール…西部のオフィスビル群と同じく、島の繁栄の象徴なんて呼ばれている。
底辺の労働者から富裕層まで、多くの人間が利用する場所だ。
噂だが、カーバイドがモールを含めた複数の施設を買収する長期計画を立てていたらしい。
カーバイドはいったい何を考えていたのか…
今となってはもう噂の真偽もわかりそうにない。
「ゾンビどもに荒らされてなきゃいいけど。何にしろ入るまでが大変だろうな。」
いくら朝とはいえ、人の多い東部の中でも最も人の集まる場所だ。
既にゾンビどもの巣窟になっている可能性もある。
>>16「…ゾンビ?」
「そう。本当に死者が歩いてるのか感染症が原因だか知らないけど、姿は映画に出てくるようなのにそっくりだろ。」>>16

山道を下りて麓沿いの道に入る。
「とりあえず先に俺の用事を済まさせてほしい、駅の近くにあるマンションに行く。
車庫があるから、車で待っててもらってもゾンビに襲われはしないと思う。」
昨日親父の家に行く前にアークに連れられマンションに寄ったが、立派なマンションだった。
(アーク、居てくれよ…。)
232ハチオ ◆0jgvin9rDc :2006/03/25(土) 17:34:18 ID:im1/LWWcO
>>16【9:00 中央:西側山道→南:麓沿いの道】11/13
モールに向かう前にレオン>>9の知り合いの家へ寄るらしい。
「わかった。でも俺は絶対に車から降りないからな!」>>9
233神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/25(土) 18:38:38 ID:/Lhqu05F0
>>29 8:30 南〜東 ダイビングショップ〜警察署(非常用通路)】11/13
換気が悪いのだろうか、黴臭い臭いがあたりに立ち込めている。
それでもあの血と腐敗臭に満ちた大通りに比べればだいぶましだが。
俺は追いついてきたロギューネ>>20に訊ねた。
「なあロギューネ>>20さんよ、警察署まではどれくらいかかるんだい?」
234レニー ◆MkLbsLSLVI :2006/03/25(土) 18:41:00 ID:BQIgwY5R0
>>98【8:30 北:屋敷:客間】13/13
イヴァン>>15が忌まわしそうにカネコの事を語る。
…内容的には、これまでに得た情報やマリアの話の真偽の裏を取れたに過ぎなかったが…とりあえずは半歩前進か。

>>15
「…ひっかかった点がある…まず、アンタとカネコの嘗ての関係だ。それだけ怯え用心深くなっているカネコが頼ろうとするからには、ただの顔見知り程度の関係じゃあなかろう…。
…そしてもうひとつ…今のカネコの居場所だ。
カネコは表からも裏からも姿を消していたが、この島に来てからは多少安心したのか某企業の裏で甘い汁をすすっていたと聞いた…
だが、それも古い情報だったらしい。今やそこにカネコの影はなかった…元の愛人にさえ、連絡を断っている有様…最後に接触したのがアンタ、という事だ。」

…あまり多くを語るのは得意じゃあない…だが、今は多弁にならざるを得ないだろう。

「…それともうひとつ…アンタの話にも出てきたその愛人だが…既に始末した。アンタとカネコについての情報も、そいつからのものだ…」
イヴァンは微かに驚愕の表情を浮かべる。

「…もう一度、訊く…アンタとカネコの関係は。そして…今、カネコは何処に居る…?」
それで全てが終わる。

インターホンの音がいつのまにか鳴り響いている…
それを耳にしても、イヴァンはしばし考え込んだまま動かなかった。

235レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/25(土) 19:00:51 ID:+FnuYuqB0
>>9【9:00 南:駅付近:マンション「ドーン・タイムズ・タワー」】13/13
ハチオは、車で待っていると言って来た。…大声で。
(いや、そんな叫ばなくても…別にマンションの中までついて来てとか言ってないぞ。)
「わかったよ。出来るだけ急ぐから、待っててくれ。」>>16
山を離れるにつれ、周囲に見える建物の数も増えてくる。もちろん、ゾンビの数も。
炎上する事故車や徘徊するゾンビを避けながら、車を走らせる。
山道を下りてから15分、右手に1棟のタワーマンションが見えてきた。
何階建てだったか…アークに聞かなかったが20階以上はあるだろう。
「あれが目的地…『ドーン・タイムズ・タワー』。」

車のハンドルを切り、マンションの敷地内に入る。
速度を落さずに来客用駐車場を通り抜け地下の入居者用車庫に向った。
広大な地下駐車場の、駐車スペース一つ一つがシャッターで仕切られているのだ。
『501』と書かれたシャッターの前で停まると、車から降りてシャッター脇のパネルに近づく。
部屋の鍵を持っていれば車に乗ったまま開けられたが、ないので静脈認証かパスワードを確認させなければならない。
俺はパネルを操作し、アークから聞いた『theark』というパスワードを入力する。
(Ark…ノアの箱舟か。)
シャッターが開ききったのを確認して、車を車庫に入れた。
「携帯電話の番号を教えておく。シャッターを開けたかったらパネルを操作しろ、パスワードは『theark』、エントランスのパスワードも同じだ。車から降りないと思うけど、一応言っとく。」>>16
口頭でケータイの番号とパスワードを教えると、ライフルを持って車を降りる。
「そうだ、何も武器を持ってないんだっけな。…これ貸しとくよ。」>>16
イヴァン爺さん>>15から貰ったソードブレイカーをハチオに渡しシャッターを閉めると、エレベーターを目指して走り出した。

譲渡 ソードブレイカー(短剣)→>>16
236ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/25(土) 19:08:00 ID:QS0qZw5e0
>>29 8:30 南〜東 警察署(非常用通路)】12/13
僕は追いつくとすぐに>>29神谷君に質問された。警察署までの距離か・・・
(ロギュ)「あんまり覚えていないんだけど確か十分ぐらいだったと思う、普通に行くよりは
絶対に近いと思うよ。」僕はそう答えると、その後はあまり話さずに歩く。
誰か生きているといいんだけど、もし誰も生き残りがいなかったら・・・その時は
どうしようか・・・自殺って言うのも嫌だし・・・かと言って奴等を全滅させられる自信も無いしな・・・
まぁそれはその時になってから考えればいいか・・・他には方法は思いつかないし・・・
237メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/25(土) 19:24:44 ID:PYwteJCp0
>>22【09:00 東:モール/男子トイレ→中央ホール】13/13
背中からタイル張りの床へと落下した。背中に鋭い痛みが走る。
思ったとおりトイレの窓だったらしい。・・・けど皮肉な事にそこは男子トイレだった。

トイレから出て壁沿いに歩いていく。開店前のためか店内に人の姿は見当たらない。
>>12アイス・・・・・店内に居るはず。
途中で靴を調達しつつ、アイスを探して一階をうろうろしていると、ホールの方から声が聞こえた。
声の主を求めて中央のホールに向かうとそこにアイスの後ろ姿があった。
「アイス!!!」>>12
238ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/25(土) 19:26:08 ID:1M9QEsXz0
>>11【8:30〜北:イヴァン屋敷】13/13
いくらインターホンを押しても返事がない…しかし屋敷前に止まった車の持ち主はきっと屋敷の中にいるだろう。
小さな頼りだがここから移動する訳にもいかない為、座り込み待ち続けた。
もうどの位経ったであろうか…やはり誰もいないのだろうか。
そう思いながらも最後にもう一度インターホンを鳴す。
239KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/25(土) 19:37:38 ID:DJXe1EBT0
>>28【5:00〜南:博物館】13/13
俺は静まり返った博物館歴史資料館展示室を物色していた…。
最早空は白んでいて、日の出も近い。
窓から光が差し込んできて、館内の様子を浮き彫りにしていた…最早暗視ゴーグルは不要だろう。
俺は律儀にも博物館内で倒したゾンビの遺骸を全て外に運び出し、倉庫の一角に積んで安置して置いた。
神父と行った作業の所為でか、安全が確保された場所では猶予がある限りはそうしないと気が済まなくなってしまったのかもしれないが…。

俺は遊歩道に降りると、展望台から垂らしたザイルの束をナイフで切って回収した。
無論、展望台に括りつけたロープはそのまま残して遊歩道まで垂らした分は残した…万一の為だ。
そして博物館に戻ると全ての出入り入り口を閉鎖してゾンビの侵入路を絶った。
一息付いてから、改めて展示品を眺める。
そこには歴史的に使用されてきた古式銃のレプリカが陳列されていた…。
歴史イベントや行事などが開催される際などに貸し出せる様になっているのかもしれない。
レプリカはどれも使用可能状態だ。
この分ならパウダー(発射火薬)も何処かに保管されているかもしれない…と、探してみると案の定だった。

ブラックパウダーFFFGや代用黒色火薬等のマズルローダー用プロペラント(推進火薬)の大缶がストックされていたのだ。
こんな猟場も害獣駆除も無さそうな島で不自然ではあるが、それ故にここがマズルローダー愛好家のコミュニティーの役割を果たしてとも考えられる。
何よりガンショップには安定性の余り良くない(爆発性の高い)黒色火薬を大量にはストックしたがらないからだ…。
240KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/25(土) 19:41:52 ID:DJXe1EBT0
>>28【5:00〜南:博物館】13/13
俺はホイールロックとフリントロックの火打石式マズルローダーライフルと、フランス製のパーカッションリボルバーに装薬して紙に【It has loaded it. (装填済)】と書いてハンマーに挟み、数個のニップル(雷管)を紙の上に置いておいた。
操作手順は>>220の手順を知っていれば銃器系に詳しい者ならば再装填も容易だろう。
知らなければライフルなら1発、リボルバーなら9発しか撃てない事になるが…。

俺は展示場を俯瞰出来る宙二階のロフトの窓からロープを垂らし、そこから降りた。
これで博物館への侵入ロは取り敢えずここ位しか無い筈だ。
一応缶スプレーでロープ入り口までの矢印とメッセージを地面に残しておいた…これで解らなかったらソイツはゾンビに違いない。
ゾンビがロープを伝って登る様な芸当が出来なければ侵入されないし、仮に中に入られても展望台に駆け込み、そこからロープを伝って遊歩道に降りればゾンビを振り切れる。
博物館側にも展望台のロープにも50cm置きに結びを作って足掛かりを作っておいたから頑張れば子供にも昇降出来るだろう。
もしもの為に先に登った大人が引き上げられる様にそれぞれのロープの2倍余の長さのロープも残して置いた。
そしてロープを切り、残りのザイルの束をオフローダーのパニアケースに収納した。

「これだけやればここは充分だろう…誰か逃げ込んできても上手く退避出来る様にはした積りだが…」

すっかり辺りは明るくなり、俺はビックオフに跨り博物館を後にした。
241シーバード ◆tyZPYtzQdA :2006/03/25(土) 20:04:22 ID:kyX5o53w0
>>10【9:30 中央 自然観測所】12/13
山の中腹にあたる自然観測所の駐車に車を停める
ここまで路上に死人のものと思われる足跡は見られなかったが、まだ安心は出来ない
広い駐車場だったが車は2台しか駐車されていない。
おそらく今朝は交代要員は出勤出来なかったのだろう。
(まあ、無理もねぇか。夜勤組みはまだいるのか?)
俺が車を降りようとすると同時に2人の観測員が観測所から飛び出してきた
車の窓を開けて観測員に話しかける。
「よう、ここはまだ無事なようだな?血相変えてどこ行くんだ?」
一人は俺を無視し車に乗り込み走り去ったが、もう一人は話を返してくれた。
「どこだと!?逃げるに決まっているだろう。国から緊急避難の指令が出た。
私達も安全な場所に避難しろとの通達だ!ここにもゾンビが昇ってくるかもしれないだろ?」
そう言うなり、車に乗り込み走り去る。
(安全な場所ねぇ・・・・下山しない方が幾分マシだと思うんだが。
まあ・・・・奴らが海に逃げるなら反論出来ないけどな。・・・つうか
国はあの死人をゾンビって呼ぶのか・・・映画の印象からつけたんだろうが
また他国と宗教摩擦が起きるぞ?・・・)
そんな事を思いながら、後ろを向きデイヴに声をかける。
>>17「こっからは歩きだ。あそこから少し物資を頂く。
自分が欲しいと思ったモン持って行こう。今は無人だ。」
俺はそう伝えると車を降りた。

自然観測所の横には大きな川が流れている。
ここら一体の支流を集めて出来たロメロ川の上流だ。
この研究所は少し下流の滝に無数の発電機を取り付け電気を得ている。
研究所に入ると、照明は消されていたが、観測機器は動き続けていた
俺はすぐに休憩室に入り。大き目のライターと湯沸し用の小鍋を手に取った。
すぐに入口に戻ろうとするが、付けっぱなしになっている一つのパソコンに目が留まった。
(多少情報を仕入れておくか、この事件の原因とかな。)
画面には研究員への避難通達メールが開いたままになっていた。

所持品・ナイフ・砥棒・双眼鏡・ライター・小鍋
242アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/25(土) 20:06:55 ID:Suu8er7c0
>>12【09:00 東:モール/中央ホール→2F服屋】10/13
「アイス!!!」
後ろから私を呼ぶ声がした。
振り向くと私が守ると誓った人が居た。
「メリル…!」>>22
小走りでメリルへ走っていく。
とりあえず目的のモールへ着いた。
一休憩置いてもいいが…。
それよりもこっちが大切だ。

「…メリル、服、着替える、私大丈夫」
そう、メリルの服には血が飛び散っている。
靴は履いたようだが。
当の私は返り血は浴びていない。
…少し自分が嫌になった。

その言葉を聞いたとたんに目が輝いていた。
案内板を見て、2Fへ移動。
服屋に駆け込むなり見て回っていた。
そんなメリルを見ていると、メリルが私に目を向けてきた。
……なぜか、寒気が走った。
嫌な予感、とでも言うものか…?
243イヴァン ◆CITXjG1UAo :2006/03/25(土) 20:31:36 ID:xebzx9Bt0
>>15【8:30 北:屋敷:客間】13/13

>>98 ・・・ひとまず、客人を迎えたい」
ひとしきり考えた後、客間に備え付けられた電話を取り客人に話しかける。
「インターホンに気づかず失礼をした。どなたかな?」
客人はすぐに答えた。
>>11 ジムスキーだ。待ちかねたよ、イヴァン』
「おお、ホールドか!大変だったろう、とにかく入りなさい」
受話器を戻し、すぐにボタンで門を開ける。

私とホールドは長い付き合いになる。
長い年月を生きてきた者同士というのもあるが、どことなく似通った部分があったからだろう。
私たちはすぐ意気投合し、以来交流を深めてきた。
彼もまた島の異変に襲われたのだろう。

そして私はレニーに向き直った。
>>98 このまま何も聞けず引き下がるほど、君は愚かでは無いだろう。
・・・分かった、君に協力しよう。後ほど私がカネコと連絡を取ってみる。
これで良いか?」
244レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/25(土) 21:27:21 ID:+FnuYuqB0
>>9【9:00 南:駅付近:マンション「ドーン・タイムズ・タワー」】13/13
エレベーターに乗り込もうとして、俺は足を止めた。
(乗ったとして、上に着いた時扉の向こうにゾンビがいたとしたら…?)
今のライフルじゃ一度に一体を相手にするのが精一杯だ。2体以上に襲われれば、すぐにアイツらの仲間入りだろう。
(もうちょい落ち着こうか…焦っても近くなるのは死ばかりだろ?)
深呼吸した後、踵を返し階段に向った。

地上に出ると、映画で見た兵士のように中腰でライフルを胸の前で構え、エントランス目指し走った。
(この姿勢、けっこうキツイな…)
見える範囲でマンションの敷地内には3体のゾンビがいる。
まだ距離が離れているおかげか、俺には気付いてないようで近づいて来ない。
真っ直ぐエントランスに入り、オートロックドアの傍の操作盤を操作し手早く暗証番号を打ち込んだ。
《ピーッ》
短い電子音とともに、ドア横のランプが赤から緑に変る。
俺はすぐに中へと足を踏み入れた。
(無事入れたか…。)
しかし部屋に着くまでに後1、2回は暗証番号を打ち込まなければならない。
最近のマンションとやらは、エレベーターにもオートロックが付いてるらしい。
(まったく大層なセキュリティ・システムだね。面倒が増えているだけにも見えるが。)


【ランダムイベント】 秒数一桁目が奇数だった時、次のレスでゾンビ2体との戦闘が発生。
            判定を使わないと倒せない。
245神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/25(土) 22:06:44 ID:/Lhqu05F0
照明の灯りも乏しい薄暗い通路内を俺たちは黙々と先へ進んでいた。
ふと隣を歩いているロギューネ>>20の顔を見えた。
表情が暗い、と言うより悲壮感が漂っている。 もしやこいつ…
「おいロギューネ>>20さん、あんたひょっとして『警察署に行っても警官は全滅していて、もう打つ手がない』とでも考えてるんじゃないかい?」
ロギューネ>>20は何も答えない。 ということは図星と言うことか。
―――おいおい、これからが正念場だってのに戦意喪失はまずいんじゃないかい? 仕方がねぇな……
246神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/25(土) 22:08:50 ID:/Lhqu05F0
「なああんた達『イオウジマ』って知っているかい?」
「イオウジマ? WW2で日米が闘った硫黄島のことか?」
ファレスト>>20が答える。
「ああ、その硫黄島のことだ。 60年前俺のじいさんはそこであんたたちのじいさんと闘った。
もうその当時は戦争の大勢は決していて硫黄島は本土防衛のための時間稼ぎにされていた。要は捨石ってわけだ。
そこでの経過はあんた達も良くご承知の通りだ。 日本軍は兵士のほとんどが死んだが圧倒的な戦力を誇っていた米兵の方が死傷者は多かった。
俺のじいさんはその時の戦闘で全身7箇所に被弾したが生きていた。 気が付いたときは米軍の捕虜収容所で、怪我が癒えた時には終戦だったそうだ。
おかげで死なずにすんだらしい」
「運が良かったんだな」ファレスト>>20が独り言のように呟いた。
俺は軽く笑むと話を続けた。
「運…か。まあ、それもあっただろう。
だが俺がガキの頃じいさんは戦争の話をするたびに言ってたぜ。『戦場では考えるのを辞めた奴から死んでいく』ってな」
二人>>20とも何も言わない。 俺は言葉を続けた。
「空からは絶えず爆撃機の空襲と艦砲射撃が襲い、周りは圧倒的に優勢な敵兵に囲まれている。
そんな状況では大抵の人間は考えるのを止め、死と言う一番安直な考えに身を委ねる。
しかし、少数だがそんな絶望的な状況でも自分が生き残るために最善の策を考え、実行する人間もいる。
そういう人間はなぜか生き残るんだ。もちろん偶然ではなく必然でな。
今回も同じだ。
例えゾンビどもに囲まれ銃の弾が切れていても、その場でできる最善の策を考え実行すれば必ず道は開ける。
少なくとも俺はそうやって危機を乗り越えて来たぜ」
俺は二人>>20にニヤリと笑いかけると先頭をきって通路を歩き出した。
247メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/25(土) 22:35:12 ID:W+Oju1A10
>>22【09:00 東:モール/2F服屋】13/13
私が着替える前に>>12アイスの服を選んであげよう・・・
そう思い立ったのは、今の彼女の曇った表情を写真を見せてくれたときのそれに変えたかったから。
女の子は服を変えれば気分も表情も変わるものだ。少なくとも、私はそう。

まずどうにかして、アイスに着替える気をおこさせないと。・・・この際、嘘も仕方ない。
「アイス。一つ良い事を教えてあげる。刀を持っているってことは、あなたもサムライよね」>>12
刀、と私が言った途端にアイスの表情は真剣なものに変わった。想定外・・・失敗か?
「あ、えーと。で、サムライは白い服を着ちゃいけないの」>>12
真剣な表情は一瞬で消え、戸惑いのそれへと変わる。ここでもう一押しか?
でも私はサムライのことなんて本当は知らない・・・ここは適当に。
「それは何故かというと・・・私も良くは知らないけど、日本には『ブシハクワネドタカヨウジ』
って決まりがあって、白い服を着たサムライは『シバリクビ』要するに、吊るされちゃうの」>>12
言葉を響きだけでチョイスして、もっともらしい嘘をでっちあげる。
しかも、どれもこれもクイズ番組で観た単語だ。実際の意味も覚えていない。
・・・これ以上続けたらボロが出るな。そう思った私は、そこで口をつぐんだ。
最後の仕上げに、意識して意味ありげに口の端を歪ませる。
248トニー ◆uiKV1FiVqo :2006/03/25(土) 22:42:56 ID:tM8ghwr0O
9:00〜 北:連絡橋付近道路
辺りには『奴ら』がいるため、遠回りしてきたが、橋の周りにも『奴ら』かいるため、橋には近付けない。
「…ん?あれは…!!」
視線のさきには、警察車両や軍のトラックがあった。しかし、人気はなく、停めたというよりも、放置したように見えた。
「…畜生…落ち着け…落ち着くんだ。
…やべ、小便したくなっちゃった。」
車をもの陰にとめ、人影がないのを確認して、無防備で用をたす。
「あぁ〜…ふぅ〜 映画だと、こう時、後ろから…」
振り返ると、ゾンビの何体かが、こちらに気付き近付いてくる。
「糞!かなり我慢してたからな。早く早く早く早く早く早く!!!」

小便の出が悪くなかなか終れない。6スレ以内に誰かが助けにこないと、カウンター<‐3>
249ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/25(土) 22:43:42 ID:4i5jUPuE0
>>11【8:30〜北:ジムスキー屋敷】13/13
良かった…イヴァンの返事の後、すぐに門が開かれた。
私は剣の柄に寄り掛かりながら歩み進んだ。長い時間待ったせいで足が軽く痺れていたからだ。
ゆっくりと低い音をたて門がしまって行く。辺りを見回る様に庭を歩いて行く。青々とした芝が春の季節を感じさせた。
植え木の手入れは整える程度にされていたが…もう少し施した方がよいのでは…?
そんな事を考えながら玄関へ。
ドアノブに手をかける。
すると誰かが反対からドアを開けた。
>>15「やぁ。久しぶり。」
250アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/25(土) 22:57:42 ID:Suu8er7c0
>>12【09:00 東:モール/2F服屋】10/13
「あ…うぁ…うぁぁ…お」
困った。
私はそういうことは聞いたことが無かった。
私が知っていることは…。
剣の使い方・砥ぎ方・手入れ、戦闘術、必要な知識、料理、…殿方の喜ばせ方。
※混乱モード※
うわわわわわわ…、メリル>>22の言ってることに答えが出せない〜!
どうしよ、どうしよ、どうしよ。
ハッ!
死ぬのは嫌、死ぬのは嫌、死ぬのは嫌、死ぬのは嫌…。



良く考えればこの服はあの時の感覚が出るようにと着てきた嫌な思い出のある服だった。
というよりも、この服一着しか持ってなかった…。
そう考えると違う服着るのも悪くは無いな…と思った。
「…ん、わかった、メリル任せる」>>22
そう言った途端メリルの顔がすごく幸福そうな顔になった。
背筋に悪寒が走った。
右手を引っ張られあっちの棚こっちの棚と回された…、まるで人形のように…。
251レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/25(土) 23:11:17 ID:+FnuYuqB0
>>9【9:00 南:駅付近:マンション「ドーン・タイムズ・タワー」】13/13
(またエレベーターを使おうと考えてた、落ち着け。アイツの部屋は5階だったな…。)
《ガチャッ…》
エレベーターをやめ階段を目指し通路を歩き出そうとした時、20m程先の右手にあったドアがゆっくりと開いた。
???「ゥゥ…ウァ…」 ???「オォ…ゥグ…」
ゆっくりと通路に姿を現したのは、二人の女性と男性だった。
男の首から流れる赤黒い血が、白い床に落ちていく。
腕に赤く染まった包帯を巻いた女が、白く濁った眼で俺を見ている。
二人とも、もうヒトとしての理性は消え去っているだろう。
(やっぱりいるんだな。…いないで欲しいと願っても。)
最初に遭遇した時程の驚きや恐怖は感じなかった。
二人を見据えたまま体だけを横に向ける。足を肩幅で開き腋をしめて立射の姿勢をつくると、男の頭を狙いM700を構えた。
今までライフル射撃で体に覚えさせた動作が、忠実に再現されていく。
男の頭に円い的の形が被る。
(いつもの様に、中心を…。)
人差し指に必要最小限の力を込め、引金を引いた。


【射撃】  秒数一桁目が奇数なら射撃成功。弾丸一発につきゾンビ一体を倒す。
      秒数一桁目が3、7の時はクリティカル。一発で2体を倒す。
      失敗すると2体を倒すのに弾丸3発を消費し、カウンター-1
252デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/25(土) 23:51:31 ID:KsWgSaeN0
>>17【09:30 中央:自然観測所】13/13
どこかについたと思ったら観測所のようなところだ。ここですこし物資を補給するらしい。
車から降りると大きな川が目に付いた。手に血が付いていたので川で血を洗い流す。冷たい水が肌に心地いい。
その後観測所の中に入る。施設に興味はないので休憩室に向かう。
{コーヒー豆…もらっとくか}
小さめのコーヒー豆の袋を手に取り室内を物色する。棚にあったスニッカーズ四つと懐中電灯をポケットに突っ込みシーバードのところへ向かう。
パソコンを熱心に見つめてるようだ。
「どうした?」>>10
【所持品:サバイバルナイフ、コーヒー豆、スニッカーズ(4)、懐中電灯】
253メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/26(日) 00:03:47 ID:oQ9k/Glm0
>>22【09:00 東:モール/2F服屋】13/13
どうやらうまく騙せたみたいだ。こうなればもうこっちのもの。
>>12アイスの手を引いて、片っ端から棚を回り、似合いそうな服を見繕う。
けど、任せると言われたものの候補の中から一つに絞ることが出来ずにいる。
マネキンから引き剥がした、日本の着物。動きやすそうなラフな格好でもいい。
しかし、マネキンから着物を引き剥がしたのは失敗だった。
どうしても腰の帯を結ぶ事が出来ない。・・・もう少しよく見ておくべきだったわ。

結局、動きやすそうなジーンズと、「FUJIYAMA」の文字に刀を持ち身を反らせた猫のシルエットが
プリントされた赤いパーカーに落ち着く。
「うん、サムライ。どこからどう見てもサムライね」>>12
自分で言いつつ、何度も頷く。それを見てアイスが微笑んだ。私もつられて笑った。
その瞬間、私は本当に外の地獄の事を忘れていた。
254シーバード ◆tyZPYtzQdA :2006/03/26(日) 00:30:06 ID:jZnptceY0
>>10【9:30 中央 自然観測所】12/13
>>17「いやな、隠れているだけなら安全だが、ずっと元の生活に戻れないのは
(俺はむしろ構わないが)色々問題があるだろ?、何とかならんもんかと思ってな?」
素早くメールに目を通す。デイヴも後ろからモニターを覗き込んでいる
メール内容を斜め読みしたが最悪だ。
この事件は全世界レベルで起きているらしい。
原因は不明。活動限界期間不明。ウィルス、細菌性の病気であるかは不明。
発祥地不明、治療法不明。一連の事件の特徴から動く死人をゾンビと呼称
病原菌、ウィルスである場合の感染原因、ゾンビに噛まれる事
・・・・(以下>>2ゾンビ設定)
あげく軍は各地に派遣されてはいるがまともに機能していないらしい
「治療が無理なのは見た目で大体分わかっていたが・・・・
これじゃいつから安全になるかなんてわからねぇな・・・・見なきゃ良かったぜ」
ため息をついて立ち上がる。
「まあいいや、なるようにしかならんだろ。行こうぜ。」
255ハルキ ◆KZGv///Ri. :2006/03/26(日) 00:33:27 ID:B6fDSsQoO
>>19【9:00 東:モール・3F更衣室〜2F服屋】 13/13

「…これくらいでいいですかね」
先程見掛けた二人が視界から消えても暫く叫び続け、言う言葉が見つからなくなった辺りで叫ぶのをやめる。
「さて…姿を忘れないうちにお二人の写真を撮らせていただかないと…」
そうしておかないと、時間が経って再会したときに困ることがよくある。
集められている食糧の中から持ち運びの簡単なクラッカー辺りをポケットに入れて持ち、何時間かぶりに更衣室を出た。

とりあえず下に向かう。あの二人は下から入るしかないはずだから下っていけばいつかは会える。
階段で二階に降りるとまずはこの階の地図を見た。
「…この階には銃砲店もあったんですね…」
とはいえ、銃はあまり使ったことがないからきっと世話にはならないだろうと考える。
地図を、どうせ消えてしまう記憶に叩き込むとそれらの店を回り出す。
「現在9時過ぎ。二階銃砲店…死体人間共になし。同ホームセンター…ここも同様」
手元のレコーダーに逐一吹き込みながら歩いていく。
服屋の中を覗いて、やっとさっきみかけたうちの一人>>22を見つけた…ような気がする。
「…あれ?」
いまいち確信を持てないわけにはすぐ気付いた。一緒にいた少女>>12の服装が先程と明らかに違う。
「…そりゃ服屋に入ったら服ですよね…同服屋にて人間二名、と」
店内に入る前に、こちら側から写真を撮る。人によっては写真を撮られるのを嫌うからだ。ここで撮っておけば、後で嫌がられても困りはしない。
そのまま入店しようとして、またもとどまる。
中の雰囲気をみるに、今中に入ってはいけない気がした。
「…モール内にはまだ死体はいないみたいですし…」
しばらく考えて、結局二人が出てくるのを店の外で待たせてもらうことにした。

【クラッカー(5/5)入手】
256アレン ◆8f/0w1dOj. :2006/03/26(日) 01:02:30 ID:Oxm14wzp0
>>116 【9:00〜9:30 東:モール搬入口B1〜モール1F中央ホール】
中に入ってからすぐに俺はドアの鍵を閉めてから寄りかかる。
急に今までの時間がとても長く感じられた。
先ほどまでは、休んでいる余裕さえなかったからそう感じるのかもしれない。
呼吸を整えて、先ほどより落ち着いた俺は立ち上がって階段を探した。
エレベーターを使って着いた先で死人共と鉢合わせでは話にならない。
少し薄暗いが、俺は階段を見付けてハンドガンを構えながら警戒して進んだ。
誰もいないせいなのか自分の足音が響くため不気味さがあった。
早くあがって、装備を整えなければ・・・
焦る気持ちを落ち着けながら階段を一段、一段と上がっていく。
ココにも人はいないのだろうか・・・?
そう思ったときだった。
「アイス!!!」
姿は見えないが女の声が反響して聞こえ驚いたが、少しホッとした。
俺は上りかけの階段を駆け上がり吹き抜けのところまで行きと呼びかける。
「誰かいないのか!?いるなら返事をしてくれ!?」
さて・・・ココにはどれだけ無事な人間がいるのか・・・?
リィナの事も尋ねなければならないな・・・
257デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/26(日) 01:21:41 ID:h72/4gxY0
>>17【09:30 中央:自然観測所】13/13
「確かに最悪だ…」
全世界レベルで発生…軍が派遣…てことはあいつらも出ているんだろうか…。
これ以上得られる情報はないと判断し、観測所からでる。
ここから歩きか…ということは持ってきた銃のうち一つは置いていかねばならない。
{俺にはこっちか…}
M4A1とマガジンを引っつかむと歩き始めていたシーバードのもとへ向かう。
【現在の所持品:サバイバルナイフ、コーヒー豆、スニッカーズ(4)、懐中電灯、M4A1アサルトライフル(30/30)、マガジン(2/2)
(カウントされないもの:ドッグタグ、財布、ケネスの手紙)】
【勘が戻り始めているので射撃難易度修正−1、狙撃修正はまだなし】
258フェイ ◆EBzpNyhPic :2006/03/26(日) 01:36:38 ID:ZHHzVRUvO
>>53【07:30〜 南:中華街『孝取満腹』前】13/13

再び立ち上がった運転手――生き返った?まさか、そんな――との目をそらせないまま、僕は尻もちをついた状態で後ろにさがる。
先程噴水のように吹き出した血、彼の断末魔の声が頭の中にフラッシュバックする。

「ひぃぃ…い、いやだ…死にたくない…死にたくない…助けて…」
どんなに命乞いをしても、彼の足音、死の足音は着実に僕に近づいてくる。

「うぅぅ…わぁぁ!!」

手元にあった石やコンクリート片をなげつける。完全にパニック状態になった僕だったが、神様はいるのかな?
いきなり運転手のゾンビ(今はそういうことにしておこう)が僕が投げたコンクリート片につまづき、倒れたんだ。
その一瞬がなかったら僕は絶対に死んでいた。

ガクガクと震える膝をむりやりたたせ、過呼吸で再び吐き気をもよおしたみぞおちを殴り付けながら、僕は再び走りだした。
4月ちかくといえどもまだ朝の7時。朝の冷気が僕の肺に入り込み、気分は最悪も最悪だった。

(うぅぅ…おぇ…うぅ…警察、そうだ、警察署に行かなきゃ…)
燃え盛る建物、叫び声があちこちから聞こえるまるで地獄のような街のなかを、僕は警察署にむかって走りだした。
259レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/26(日) 01:39:56 ID:5sMHu8o50
>>9【9:00 南:駅付近:マンション「ドーン・タイムズ・タワー」】13/13
乾いた発砲音が通路に響く。
弾丸は男の額に吸い込まれていくように突き刺さり、男は後ろに倒れた。
ボルトを引き、一旦構えを解いて残った女との距離を離す。
十分に距離を離した後もう一度構えると、女も男と同じように額を撃つ。
女は男の死体に覆いかぶさるように倒れ、すぐに動かなくなった。
ボルトを引いて構えを解き、警戒しながらゾンビ達の出てきた部屋を覗く。
そこはどうやら倉庫のようで、壁際には小さな救急箱が開けられたまま置かれていた。
救急箱のあるところからドアへと血痕が続いている。
(あの二人も、少し前までは…。)
俺はそこでもう考えることを止め、ドアを閉めて階段へ歩き出した。
殺す度に一々同情しているようでは、きっと生き延びられないと思った。

階段で5階まで上がり、アークの部屋の前まで着くことは出来た。
だが、すぐにはドアノブに手をかけることが出来なかった。
「…!!」

…部屋のドアは、少しだけ開いていた。

胸騒ぎがする。部屋に入ることへの恐怖が手を止めていた。
(アイツは…アークは、簡単に死ぬようなヤツじゃない!)
俺は警戒することも忘れ、手に纏わりつく恐怖を振り払うように思い切りドアを開けた。


使用 M700(3/5→1/5)
260KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/26(日) 03:16:34 ID:QZgoynuI0
>>28【5:00〜5:30南→中央:移動中】13/13
俺はビックオフを中央地区に向けて疾走させていた。
武器となるパーカッションリボルバーも手に入れた…。
神父が失踪してから既に2時間は経っている…ゾンビの足でも4km位は移動してしまう時間だ。
と、すれば教会から半径4km圏外にはまだ出ていない事になる。
なるべく早い時期に見つけ出さねばそれだけ遠くに行ってしまう可能性が出てくる…。
だが、山間部に位置する教会からはそう遠くへは行っていないと俺は高を括っていた。

途中、車に乗り込もうとしている男を、今正に捕食しようとているゾンビを目撃した。
走行中ではあったが、乗車姿勢からパーカッションリボルバーを抜いて、狙いを定めた。
ショットガンなら兎も角どうにも、当てられる自身が無い…でも今、助けないと間に合いそうも無かったのだ!
夥しいガンスモークが目の前に広がったと思うと、一瞬の内に後方に置いてかれた。
弾丸はゾンビの遥か側面を掠めた…下手をすると襲われてる男に当て兼ねなかったので、着弾を余り、近付ける自信が無かったのだ…。

しかしゾンビはその飛翔音や跳弾による着弾音に上手く反応してくれたので、目の前の男から気を逸らす事が出来た。
《しめた!》
俺はゾンビの眼前までオフ車を走らせると、駐車している車両に接触しない程度のギリギリの所迄リアタイヤを流し、横向になったバイクをゾンビにぶつけた。
元々フラフラ立っている様な者のゾンビは俺とバイクの車重によって簡単に吹っ飛んだ。
停車したバイクに跨ったまま銃口を倒れるゾンビに向け、今度は正確にゾンビの額を狙って撃ち抜いた。
襲われていた男にはさぞかし俺が騎兵隊か何かに映った事だろう…。

男は俺に深く感謝の辞を述べたが、そうこうしていられる状況ではなかったので、俺は手短に男に訪ねた。
「神父のゾンビを見なかったか?」
「…え?…あ、ああ、あああああ、見た!見たとも!東地区のある倉庫で神父を見たよ!俺はそこから逃げてきたんだ!」
「何?!そりゃ本当か?…詳しく!」
なんて事だ、山間部だと安心していたのに、シッカリ4kmも動いていやがったのか!
261KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/26(日) 03:20:51 ID:QZgoynuI0
>>28【5:30〜6:00中央→東:移動中】13/13
俺は男に説明された倉庫に向かってバイクを疾走させていた。
なんて事だ、山間部だと安心していたのに、神父ゾンビはシッカリ4kmも移動していやがった!
企業エリアに入ると大通りに疎らに車両が往来しているが、まだこれと言った混乱は起きていない様だ。
恐らくこれからはこんなにスムーズに走行出来なくなるかもしれない…。

嵐の前の静けさ…そんな感じがピッタリだ。
安眠を貪る街が喧騒に巻き込まれるのも時間の問題であり、それは例え事前に知ろうとも着々と進行していて、誰にも止める事は出来ない…。
それを知っているからこそ俺のプライオリティーは他人に警鐘を鳴らす事より、自分の為すべき事を優先し遂行する事が利己的にも割り切れるのだ。
「…町中のパニックは俺の仕事の妨げにしかならないからな…」

俺はこうやって今まで自己弁明しながら自分の中に免罪符を貼り、犯罪に手を染めてたんだろう…。
あの教会でのシスターの件にしてもそうだ。
自分の中に蟠りを生み出す様な真似をすると後々罪の意識が芽生えてしまうかもしれない…そうしたらもう悪徳を悪徳として受け容れられなくなってしまう気がするのだ。
つまり、信念や使命感、義侠心、矜持、イデオロギー、思想などの上でなら殺人も辞さないが、理も持たず情緒や気分、感情に任せ罪を犯せば自己の道徳律や倫理が後々になってきっと捻じ曲がる…。
罪の境界線が認識出来なる様な不安感…そんな考え方に囚われる様になってしまっていた。

《二度目の殺しの後からか…?…人を殺してもフラッシュバックしなくなっちまったのは…》

それは自分が何かを失い欠落させて変容してしまったという悲しい出来事だった…もう可也昔の話だ。

そうこう執り止めの無い感慨が湧き上がってか消えていく内に、男が言っていた例の神父を見たと言う倉庫に到着した。
262KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/26(日) 04:02:33 ID:QZgoynuI0
>>28【6:00〜東:大通り倉庫】13/13
そこは麻薬の取引現場だった…俺は倉庫のエントランスに潜伏して事態を見守っていた。
如何にも的な強面の怪しいグループが二手に分かれて対峙し、落ち着かない様子で周囲を警戒している。
《あ"ー…、犯罪の臭いが立ち込めているこの張り詰めた空気…》
しかも奴等は気付いて無いようだが、既に警察に現場を包囲されてる節があった…俺と同じように身を隠して成り行きを伺っている若者が二人、俺の位置から見受けられた。
《刑事さん…かな?》
何かレシーバかインカムの様なものを付けているし、既に銃を抜いている様だった…こんな事なら双眼鏡でも用意しておくんだった。

だが、こんなものが見たくてここ迄来た訳ではない!…神父ゾンビは何処だ?…つか、本当にこの倉庫なのか?
しかし俺の心配を他所に神父は唐突に現場に現れた…というか、ゾンビじゃない!
「神父…?!、生きていたのか…!」
俺は驚きの余り、思わず声を発してしまい、慌てて息を呑んだ。
遠目で良く解らないが、あの紫の肩掛けに法衣、…間違いなくあの神父に見受けられた…それに俺の機関拳銃を持っている。
《良かった無事生きていたのか神父…しかし何でまたこんな犯罪現場に…??》

唐突に倉庫内に絶叫がコダマした!
《な…なんだ?》
3人の男が一人の売人を押し倒し、その肉を食い千切る所だった。
それを見た一人の捜査官は銃を構え彼を助け出そうと走り寄ろうとすると 、次の瞬間その捜査官は蜂の巣になった。
別の売人が捜査官に気づいて持っていた サブマシンガンを捜査官に放ったのだった。
その銃撃によってその場は地獄と化した。
売人に喰らいついていた男が他の売人を襲い始めた。
まだ生きている売人とあの俺に見つかっていた二人の刑事を含む周囲を固めていた捜査官は銃をあちこちに乱射始めた。
《ゾンビ絡みか?!…》
あの神父との何某かの因果関係があるのでは無いかという確証バイアスが俺の中で強固に連鎖してしまっていた。
そしてその場の難を逃れる為、神父とその取り巻き逸早くリムジンに乗ってその場を離脱した。
おれは空かさずその後を追跡した。
263KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/26(日) 04:09:27 ID:QZgoynuI0
■81-4
>>28【6:00〜6:30東→北:移動中】13/13
リムジンは物凄い勢いで、大通りを北上していった。
俺はビックオフに跨り、その後を追跡した。
リムジンは狂った様に飛ばしているが、ステアリングが不必要に暴れる程には加速は鈍い。
相当の車重があると見えて、恐らくは防弾処理が成されているのだろう。
しかし、幹線道路の4車線ハイウェイに乗ると車速は徐々にグングンと上がり、175km/h(110マイル)を越え180km/hに達しようとしていた。

俺の乗っているビックオフロードバイクは200km/h位は出そうだったが、俺の着ているロングコートが激しく風圧に引っ張られ、運転にとても危険な状態となっていた。
袖や裾のはためきが身体を叩いて痛い…。
痛いというか、鞭で強かに打ち付けられつつ、押し競饅頭している様に皮膚が擦れいる様な感じだ。
しかし、すぐに前方を走行している車両に詰って減速を余儀なくされた。
加速が著しく鈍い分、再び速度を乗せるには時間がかかる…その為俺のビックオフは余裕で追い付けた。

しかしリムジンの跡を追いかける車両は俺だけではなかった…警察か?!
それは取引相手の手の者とすぐに判った。
追跡を気付かれない様に一定間隔の車間距離を保っていた俺のバイクを追い越して、その高級セダンはリムジンに肉薄して、目の前で激しいカーチェイスを展開し始めた。
俺は前方の二台が撒き散らす破片の巻き添えを食わない為にも更なる車間距離を余儀なくされた。
そして追跡の果てに、北地区の高級住宅街辺りで神父を乗せたリムジンを見失ってしまったのだ。
264KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/26(日) 04:58:33 ID:QZgoynuI0
>>28【6:30〜北:住宅街】13/13
北地区の高級住宅街で、完全にリムジンを見失った…。
その事が明確に判ったのは、リムジンを追って侵入していたと思っていた道が行き止まったからだ。
行き止まりにはそれ相応の煉瓦の塀に囲まれた豪邸が聳え建ち行く手に立ちはだかっている。
「これなら島中ゾンビで溢れ返っても篭城出来そうな感じだな…」
表札には「ベールイ」とある。地元の有力者か何かか…?
などと、感慨に耽って(リムジンを見失って途方に暮れて)いる場合じゃない!
俺は土くれの地面を見つけると、舗装路を避け、その場でアクセルターンを決めて方向転換すると元来た道を急いで戻った。

暫く戻り、再び密集した住宅地の車道に戻ってくると、先程リムジンとカーチェイスを演じていた高級セダンがウロウロしていた。
ライトやウインカーのレンズ類、バンパーなどボロボロで所々ボコボコに凹んでいる…。
俺は見つからない様にビックオフを脇道の林道に乗り入れた。
雑木林の小高い坂を登って眼下にボロボロ高級セダンがリムジンを探しているのが見える。
《奴がリムジンを見つけてくれれば…》
と、セダンに気取られない様に雑木林を挟んで平走する。
すると雑木林の幅が徐々に大きくなり、段々セダンとの進路が離れて行くきセダンがどんどん遠のいていったので、少々慌てて、引き返そうとした時、反対側の雑木林越しに、チラリとリムジンのシルエットを確認した。

《…見つけた!…何時の間に反対側に?!…一体何処に隠れていたんだ…》
265KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/26(日) 05:02:49 ID:QZgoynuI0
>>28【6:30〜7:00北→東:移動中】13/13
小高い雑木林の林道を隔てリムジンはまんまと高級セダンを煙に巻こうとしていたのだ。
オフロードバイクでなかったら見失っていたかも知れない…。
進路を変更し、林道を外れ、雑木林の中を突っ切る…リムジンの走る道に強引に乗る為だ。
しかしそろそろ厄介な障害がポツポツと現れ始める時間帯でもあった。
雑木林の中に見え隠れする怪しい人影…只でさえ雑木林の道無き道を突っ切ってるというのに…まごまごしてるとリムジンが遠のいていく!

動く物や乗り物に対してもゾンビ共は反応し寄って来ようとする習性を見せる。
こんな雑木林になんでゾンビの群れが居るんだろうという理不尽さを覚えながらも、木々の陰から突然顕れるゾンビを避けるのに懸命だった。
正面からぶかって来られ転倒しそうになる。
ブレーキングを余儀なくされ速度が落ちた所をまるで動物が通るのを待ち構えていた蛭の様に覆い被さってきた。
軟らかいゾンビを踏ん付けてもトラクションを掛けてリアで吹き飛ばす事も屡あったが、兎に角、避け切れられるものではなかった。
必然というか、ゾンビが歩いて来ない様な不整地を通らざるを得なくなる…徐々にエンデューロの様相を呈して来ていた。
トルキーなビックオフはモトクロッサーと違って路面を追従せずにアクセル一捻りで一気にギャップを飛び越えていくのが楽でいいのだが、調子に乗って知らずにテーブルトップ気味の起伏で不足の大ジャンプ大会になると話は別だ。
ビックオフはそういう風には出来ていない。
しかしそうとは知らず空中でアクセルを戻してしまい、頭から着地して強かに股間をタンクにぶつけた。
アクセルを開いて、リアからドスンと降りるのが正解だった…ケースバイケースだろうが…。
266KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/26(日) 05:05:12 ID:QZgoynuI0
>>28【7:00東:大通り】13/13
俺は小高い雑木林の獣道から歩道に乗り上げ、眼下の住宅地に下る階段を一気に駆け下りた。
最終段を駆け抜け地面にフロントタイヤが接地する直前に気持ちアクセルを開ける事で勢いを付けて駆け下りてきた着地のショックを可也減らす事が出来る。
しかし俺はそのタイミングを計りそびれ、強かにフロントタイヤを路面に打ち付けてリアタイが浮かびそうになった。
しかし運転時の生理反応とは妙なもので、危機が去った後に冷や汗をかくものだ。
気持ち肝を潰したのは着地して50mも走った後から襲ってきた。
舗装路に出てビックオフを一気に加速させる。

リムジンは既に住宅街を抜け、東地区方面に向かっていった。
東地区に入ると、既に災害の兆しが始まっていた…。
大通りなのに車が一台も走っていない…止まっているか、炎上しているかだ。
人もいない…いるのは死体ばかりだ。
途中、パトカーを抜いた気もしたが、ショッピングモール、デパート、ホテル街など一気に駆け抜け、先行するリムジンを追う。

しかし、不意にゾンビの群れが俺の追跡を通せんぼした…果てしなく続く片側4車線の環状路の果てしなく続く直線の遠方へ遠ざかっていくリムジン…。
おれは道路を占拠するゾンビの群れの300m手前で停車し、ロングコートを脱いで、後部荷台のパニアケースに収納した。
ゴーグルを付け直すと、気を取り直し、ビックオフを歩道に乗り上げて、立ち塞がるゾンビの群れを迂回した。
最早、車道も歩道も関係無くなっていた。
再び車道に戻ると、今度はアクセルを全開にして遥か先行するリムジンを追いかけた。
既にロングコートは脱いでいるので、ビックオフのスピードは200km/hに達してたが、上腕は大気が文字通りぶつかり、乾布摩擦でもしているかの様で、ヘッドバンドで装着したゴーグルは僅かでも顔を横に向けてしまえば風圧で吹っ飛んでしまいそうになる。
267KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/26(日) 05:23:09 ID:QZgoynuI0
>>28【7:00〜7:30東→南:移動中】13/13
広い道幅4車線道路上に点として遠方で蠢いているゾンビを高速度でかわそうとスラロームを切る際にバイザーが風圧で浮かび上がりずれ込んで行くのだ。
大腿全身に風圧を受けながら落下していく速度が200km/h程だと言う…。
俺は切実に、ライディングジャケットとフルフェイスヘルメットが欲しいと痛感していた…それにちょっと寒い。

しかし俺の追跡も不意に終了した。
先行するリムジンに追いついたのだ。
いや、これまで立ち塞がるゾンビを薙ぎ払う様に轢き殺して来た装甲リムジンであったが、遂に、年貢の納め時が来た様であった。
中央分離帯に激突して炎上していた。
その炎の中から出てきたのは数名の部下、運転士を引き連れた神父であった。

俺は燃えながらこちらに向かって来る神父にビックオフを近付けた…。
指にはあの例の指輪を填めていない!
火傷によって爛れた神父は画して別人であった…そもそも違う人間を俺が勘違いしてここまで追いかけてしまっていた用なのだ。
いや、仮に本物だとしても、指輪がなければ用はない…この眼前で燃えている神父の真偽がどうであろうとも…。

「なんてこった…誤解と思い込みで、島を一周もしちまったってのかよ…」
どっと疲れが込上げて来た…。
少し何処かに落ち着いて考えよう…。
俺は神父とその部下にパーカッションリボルバーの鉛球を見舞う事で弔いとした。

そして再び南地区の…そうまた博物館辺りで落ち着くか…方向を目指してビックオフを出発させた。
268アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/26(日) 08:16:49 ID:QQ539z610
>>12【09:30 東:モール/2F服屋→1F中央ホール】10/13
とりあえず、動きやすくはなった。
そういえばあの服で動いてたときフィウスに良く「アイスは恥じらいが無いのか?」といわれていた…。
今でもわからないが。
ブーツはー…、このままでいいだろう、ジーンズ?という物は微妙にだぼついてブーツの上にかかる程度だ。
あとはメリル>>22が自分の服を変えるだけだ。
背後に気配を感じる…。
さきほどの男性>>19か穏やかな顔でこちらを見ていた。
私は近づき、話した。
「…ん、助かった」>>19
そうお礼を言う。
何故かメリル相手みたいに感情は出てこなかった。
メリルに行ったように手をあて、
「アイス・イルロ」>>19
そのとき、声がした。
>>116「誰かいないのか!?いるなら返事をしてくれ!?」
体がビクンと反応し、通路のガラス張りの敷居を飛び越えそのまま中央ホールへ。
そして、声の主の前に素早く移動し、日本刀の刃先を男性>>116の喉元に突きつけ、問う。
「……誰?敵、容赦、無い…」>>116
静かに、そして、相手の恐怖をあおるようにトゲの付いた言葉をたたきつけた。

※装備変更※
 容姿 : 長髪。左手に常に剣を持つ。白く膝下位までのワンピースに茶色いベルトブーツ。

 容姿 : 長髪。左手に常に剣を持つ。
「FUJIYAMA」の文字に刀を持ち身を反らせた猫のシルエットがプリントされた赤いパーカー。
少しだぼついたジーンズに茶色いベルトブーツ。
269アレン ◆8f/0w1dOj. :2006/03/26(日) 08:59:56 ID:z+Zv2F09O
>>116 【9:30 東:モール1F中央ホール 】 13/13
呼びかけた直後に二階から長髪の女が飛びおりた。
と、思ったときには首筋に刃をつきつけられていた。
あまりの速さにオレはどうすることもできなかった。
きっと死ぬ時はこんな風になるのかと思うと不思議で恐怖はわかなかった。
「オレは、あんたの敵かどうかは分からないが、あんたの敵になったつもりはないし、なるつもりもない。
オレもできればあんたを敵にまわしたくないな。」
270神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/26(日) 09:13:23 ID:+ssZVL560
>>29 8:30〜9:00 南〜東 ダイビングショップ〜警察署(非常用通路)】11/13
どうやら通路内にゾンビはいないようだ。
だが、時折地上からゾンビたちの呻き声が風に乗って聞こえてくる。
―――上は死者の街ってわけかい。 まあそれもいいだろう。
目の前に警察署へと続く階段が現われた。
271アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/26(日) 09:38:39 ID:QQ539z610
>>12【09:30 東:モール/1F中央ホール】10/13
「…ん、すまない」
男性>>116の言葉を聞くと鞘に収めた。
敵じゃないとわかるなら警戒を解いてもいいだろう。
「アイス・イルロ」>>116
自分の胸に手を当てて言った。
さっきと違って相手を拒む雰囲気をできるだけ受け入れる雰囲気にした。
多少なりとも受け入れられるようになるだろう…。
「服屋、二人居る、行こう」>>116
そういうとまだ機能していないエスカレーターを階段の要領で上っていった。
272ジョン ◆2gbJUznf8E :2006/03/26(日) 10:57:49 ID:urfjYSn80
>>27【9:30 東:モール 1F食品売り場】12/13
正直、ここに立て篭もるんだったら急いで食料を確保する必要もないな。
しかし、誰もいないモールってのは不気味だ。まさに世界が滅んだ直後って感じだ。
普段ならこの食品売り場も人で一杯なんだろうな。
いろいろ考えながら商品を見て回っていると、人の声がした。
あれは・・・中央ホールの方か?とりあえず向かうことにした。
273シーバード ◆tyZPYtzQdA :2006/03/26(日) 12:20:30 ID:jZnptceY0
>>10【9:30 中央 自然観測所】0/13
考えごとをしながら自然観測所から外に出る。
(さて、後は川の中にある小島に移動す・・・)
俺は一瞬の出来事で思考が停止する。
点々と続く一つの赤い足跡と、漂う血の匂い

・・・・ゾンビ・・・・

気がついた時には遅かった。ドアの後ろにいたゾンビに
叫び声を上げる間もなく喉を噛み千切られる。
そのまま俺を押し倒すゾンビに腰から抜いたナイフを耳の穴に突き立てる。
ゾンビは俺と一緒に倒れたが、まだ動けるようだ。
デイヴに「逃げろ」と声を出そうにも口から出るのは

>>17「ヒュー、ブヒュー」

と言う擦れた空気の音と血飛沫
薄れながら倒れる視界の中に、白目を剥き口元を赤く染める観測員が目に映る。
俺の問いかけに答えず慌てて走り去った方の観測員だった。
途中で事故にでもあったのか・・・・・
馬鹿だな・・・・こんなこと考えても・・・・・もうすぐ・・・
薄れる意識の中最後に考えられたことは

デイヴ、彼はゾンビ化した俺をちゃんと殺してくれるだろうか
その一つだった、自分では確認できない事だが、それだけが心残りだ。

【シーバード:死亡】
274デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/26(日) 13:06:51 ID:h72/4gxY0
>>17【09:30 中央:自然観測所】13/13
シーバードを追おうとした時には奴の姿は無かった。おかしいな…先に歩いていたはず…。
観測所からの足音に気づき振り返った俺の目に映ったのは、喉元を噛み千切られゾンビと化したシーバードの姿だった。
「バカな…シ…」
奴の名前を呼ぼうとして気づく。こいつはもうシーバードではない。人を襲い人肉を食らうゾンビなのだと。
よたよたと歩き手をこちらに伸ばしながら歩いてくるゾンビ。俺は背負っていたM4A1を構えた。取り付けたスコープを覗き頭に照準を合わせる。
「悪く思うな」
【ゾンビシーバードとの戦闘・中距離射程
射撃のため修正マイナス1 秒数1,3,5以外で命中 外すとゾンビシーバードに掴みかかられカウンターマイナス1】
275レニー ◆MkLbsLSLVI :2006/03/26(日) 14:16:56 ID:kssygoM70
>>98【8:30 北:屋敷:客間】13/13
客人とやらを一瞥する。
イヴァン>>15がジムスキー>>11と呼び迎え入れた旧友らしき男は品のある老紳士、といったところか…
だが、只者じゃあないな…感覚的に身のこなしでそう感じられた。
…まあ、どうでもいい事だが…

…あまり他人に聞かせたい話では無いから歓迎はできんが…まあ仕方が無い。
連中が一通り旧交を温め合っている間、しばし待つ。

一段落し、協力を約束しカネコと連絡をとるというイヴァンの申し出に…
>>15「…協力しようという申し出は有難いが…」
俺は軽く目を伏せ嘆息をつくと、再び口を開いた…

「…最初の質問の答えをまだ貰っていないな…アンタとカネコの関係。そして今のカネコの居場所だ…。連絡は、それからだ…」

イヴァンは答えを先延ばしにし、はぐらかしている様にも感じる。
…まあ奴との関わりだから後ろ暗い事であろうというくらいは想像に難くは無いが…
だが、適当な話をでっちあげずに口を噤んでいるというのは、多少なりとも信用に足る証とも言える…少し助け船を出してやる事にした。

「…もし言いにくい理由が、アンタの罪の意識や負い目からならば…それは言う必要は無い…興味も無い。
あんたの過去やった事にも興味は無い…もしカネコに協力していたとしても…それを咎めていたらキリのない事だ…俺は何人殺さなくてはいけなくなる…?」
俺は皮肉気味に、軽く唇の端を吊り上げてみせた。

「…俺の復讐の理由に直接関わっていたのは…残るはカネコだけというのは既にはっきりしている…余計な心配は無用だ。話してもらおう…」
276ハルキ ◆KZGv///Ri. :2006/03/26(日) 16:19:32 ID:B6fDSsQoO
>>19【9:30 東:モール・2F服屋前】 13/13

服屋の中をぼーっと眺めていると、すぐに気付かれたらしく少女>>12が店外へ出てきた。
どうやらさっきの気遣いはさして意味がなかったらしい。
お礼を言われ、名乗られる。アイスさん、というらしい。
自己紹介がてら声をかけようとしたら、下から新たな声が聞こえた。
「おや、まだ人間が…」
階下を見ようと体を捻る。
その間に、驚くことが起きた。
「…え!?」
アイスさんが硝子を飛び越え下へと落ちていった。
何をするかと思えば、先程叫んだらしき人>>116に走り寄り、あろう事かその人物に彼女の得物─形状からして日本刀─をつきつけた。
「な、何を…」
緊張して成り行きをみつめていると、二言三言話した後にアイスさんが刀を鞘に収める。
どうやら事は穏便に済んだらしい。
ほっと胸をなでおろし、気付く。
「…あ、名前…」
忘れぬ内にメモをしなくては、と携帯を取り出し、撮ったばかりの写真に“左:アイス・イルロ”とコメントをつける。
「『同服屋にてアイスさんと接触』」
レコーダーにも同様に吹き込むと、アイスさんと少年が動いていないエスカレーターでこの階に戻ってきた。
どうしたらよいかわからず、とりあえず彼の方に曖昧な笑みを向ける。
そんなことをしていると、再び視界に人影が映る。
階下にまた人間>>27を発見し、今度はアイスさんが飛び出さない内に声を掛けた。
>>27「生存者の方ですか?でしたらそこのエスカレーターで此方に上がってきて頂けますかー?」
277メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/26(日) 17:12:25 ID:p49lKkQz0
>>22【09:30 東:モール/2F服屋】13/13
外から声が聞こえたが、アイスと言葉を交わしている事でゾンビではないと確認する。
血の付いた服を脱ぎ捨て、新しい服に着換えると幾分心が安らいだ。
・・・とにかく他の生存者に、一体今どうなってるのか訊いてみないと。
死んでいてもおかしくない、いやそれどころか死んでいるはずの人間が歩いているのだ。

カーテンを引いて試着室を出る。服屋のテナントの外に>>12 >>19 >>116アイス達が立っていた。
多分、アイスが会話していたのも彼らだろう。
階下に声を張り上げている男性に話しかける。
「さっきの声の人、よね?私はメリル。さっきはどうも。おかげで助かったわ」>>19
278ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/26(日) 17:37:11 ID:ZTNBclwG0
>>20 8:30〜9:00 東 警察署(非常用通路)】12/13
僕は>>29神谷君にいろいろと話されて、心の中のもやもやが晴れた様な気がした。
その時出来る最善の事か・・・きっと早朝の時の行動もきっと正しかったんだよな・・・
いやそういう事にしておこう。ぼくはそう考えると、笑いかけて来た>>29神谷君に
「そうだね、ファレストはずっとに考えていたんだろうけれど、僕は考えるのをやめかけていたよ、
おかげで何とかやって行けそうだ。さて、出口が見えてきた、
この先に何があろうと生き残る努力をしてみるよ。」そう言うと、少し足を速めた。
確かにこれから何が起こるかは分からない、でも出来る限りは頑張ってみるか。
279神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/26(日) 17:57:57 ID:+ssZVL560
>>29 9:00 東 警察署(倉庫)】11/13
階段を上り終えると、そこは倉庫だった。
真鍮製のロッカーが壁一面に備え付けてある。
耳をすますがゾンビたちの唸り声も聞こえない。いや、そもそも人間の気配そのものがしない。
まあ、署内をうろつけば必然的にゾンビにも人間にもご対面できるだろうが…
「さて、署内はあんたたちのほうが詳しいだろう。好きなところへ案内してくれ。
個人的な希望としては素敵な武器が手に入るところに連れて行ってくれるとありがたいんだがねぇ」
280ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/26(日) 18:20:26 ID:ZTNBclwG0
>>20 9:00 東 警察署(1F倉庫〜廊下)】12/13
(ファレスト)俺は倉庫へと出ると、>>29神谷の言葉に「そうだな、
銃と刃物どっちがお望みかい?まぁ武器庫にはもう銃がないだろうが、
押収品庫なら絶対にあるだろう。」と楽しげに返答する。
そして倉庫の出口から、廊下へ出ると、すぐに押収品庫へと足を引きずりながら歩き出す。
やっぱり強力なのが撃ちたいが、この腕だとそんなに強力なのは撃てないだろうな・・・
まだ痛みのある腕を見ていろいろと思う。まぁ強力なのが使えないからって死ぬわけじゃあないしな、
それよりも今は生存者と武器の確保だ。食料は後からでも平気だしな。

281神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/26(日) 18:49:17 ID:+ssZVL560
>>29 9:00 東 警察署(1F倉庫〜廊下)】11/13
「刃物はこいつで充分さ」
俺は腰のサバイバルナイフを軽く揺らして見せた。
「そうだな、素人にも簡単に命中できてリロードが速くて反動が小せぇ銃がいいかな。
自分で言いながらそんな都合の良い銃なんてあるわけないなと苦笑した。
「まあ、景気良くマシンガンかショットガンでもぶっ放したいところだがネ」
282イヴァン ◆CITXjG1UAo :2006/03/26(日) 19:12:26 ID:EieeaUEQ0
>>15【8:30 北:屋敷:客間】13/13

屋敷の扉を開けて出迎えようとしたが、ホールド(>>11)は既にドアの前まで来ていた。
相変わらず、彼の体力には恐れ入る。
ひとまず彼を客間に迎え入れると、レニー(>>98)はホールドをちらりと見やるが、すぐに眼を逸らした。
怪訝そうな顔をするホールドに事情を説明する。
>>11 すまない、他に来客が来ていてね・・・心配はいらない、彼は嘗て私の下で働いてくれた方だ」
その後ホールドと少々の世間話を交わした後、彼の耳元で囁いた。
「彼とはもう少し話をしたいのだが・・・少し外してもらえるかな?
屋敷の中は自由に見てもらって構わない」
ホールドは空気を察知してくれたのか、頷いて客間を後にした。

レニーがそれを待っていたかのように口を開く。
彼の言葉を聞いた後、私は彼の向かい側のソファに腰掛けた。
>>98 ・・・君が思うほど、私はこの世に執着は無い。
しかし私はカネコについて言いたくない理由がある。それが君に分かるかね?
・・・まあいい、君も私と問答をしに来たわけでもあるまい」

そして私は語り始めた。
私とカネコとの関係――――私がまだセカンドボードという企業の社長だった頃。
彼と手を組み、ビジネス上のタブーというタブーを犯し続けた。
殺人、密告、密輸・・・皮肉なことに、セカンドボードは史上稀に見る巨大企業へ成長した。
しかし私が心身共に疲れ果て、企業から身を引こうとしていた時、彼は企業の資産の一部に手をつけ、逃亡した。
私は責任を取って企業の世界から完全に姿を消し、この島へ住み着いた。
・・・そして彼が再び私の前へ姿を現した、ということだ。

レニーは一言も喋らず、ただ私の話を聞いていた。
私にとってもその方が気が楽だった・・・この忌まわしい記憶を深く思い出したくなかったから。

「―――これで私とカネコとの関係は分かっただろう。
彼は今、マリアがいた教会に潜んでいるはずだ。彼は言っていたよ―――『私は愛人を隠れ蓑にする』と。
彼もまさか私が秘密を漏らすとは思っていない、きっとあそこに留まっている」
283KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/26(日) 19:38:47 ID:QZgoynuI0
>>28【07:30〜 南:中華街『孝取満腹』前】13/13
アホみたいに略、島を一周してしまった俺は南地区の中華街に迷い込んでいた…。
なんとなくだが、博物館に行っても何も無いだろうと思ったからだ…飲食物が。
ふと気付くと『考取満腹』という店の前に居た。
「中華か…」
俺は舌舐めずりして腹を摩った…この島に来てもう7時間になるのか…。
元来俺は悪食で大食漢、その上ヘビースモーカーなのだが、験を担いで作戦期間中は禁煙している。
再び一服する為に生還する様なものだ…禁煙に比べれば困難な状況など容易いと考える様にしているのだ。
そんな訳でその喫煙欲求は自然と食欲の方で発散するしかないのだ。

ビックオフに跨ったまま、ふと足元を見ると発砲スチロールの箱が通りに四散し、それを運んできたと思しきバイク(スリーター?)が転倒している。
そして不気味な影がぬったりと俺ににじり寄って来る…大量の血を噴出しながら…配送バイクの運ちゃんか…?
《あ”ー…これは肉料理は暫くは抜きだな…》
俺は哀れな運転手の眉間にパーカッションリボルバーの銃口を押し付けて撃った。
大概、単体のゾンビ相手なら身長2mの俺のリーチと7.5インチ銃身の突き放しで、簡単に倒せる…。
中華街に乾いた銃声が鳴り響いた…。
ふと通りの先をみると、店の店主らしき男>>53が沫を食った様に走っていく姿が見えた。
284ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/26(日) 19:40:59 ID:KESeLwBZ0
>>11【8:30〜北:イヴァン屋敷内】13/13
イヴァン>>15が私を屋敷内へと招き入れる。
幅の広い廊下をイヴァンが先導してついて行くと広間へと着く。
そこには険しい顔をした男>>98がいた。イヴァンによれば大事な客人らしい…
邪魔をしない様に私は部屋を後にした。
「…まだ行っていない部屋があったな…どれここは何かな?」
屋敷にはかなりの部屋数がある。
どの部屋にも扉に彫り物があり、どれも美しい作品となる位だ。
私が見つけたのは葡萄の樹の彫り絵がある扉の部屋だった…
【入手レス】
この書き込みの秒数1桁に偶数が出た場合パイプを吸う為のマッチを入手。
奇数だった場合、ジムスキーが何か(アイテムに含まれない物であっても)入手する場合『入手レス』を行わなければならなくなる。
285デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/26(日) 19:49:47 ID:h72/4gxY0
>>17【09:30 中央:自然観測所】12/13
「!」
動揺していたのか、勘の鈍りからか、初弾を外してしまう。その隙に相手は今までのゾンビとは思えない俊敏さで俺に近づき掴みかかってきた。
>>17「があ!」
そのまま押し倒される。掴まれた腕に爪が食い込んでえぐれる。その際銃口が奴の口にはまり込んだ。
>>10「ウウウ…オオオオ…!!」
引き金を引く瞬間に見た奴の顔は、悲しそうだった。
パァァン
>>17「…」
力尽きた遺体を体の上からどかして立ち上がる。汚れたジャケットの砂を払いながら青く澄んだ空を見上げる。
>>17「これはなんなんだ」
春らしい陽気な天気だ。すこし寒さも残るが、ハイキングにはもってこいだろう。
>>17「一体…なんだって言うんだぁーー!!」
絶叫が、晴天のもとに響いた。
【M4A1(30/30)→(28/30)】
286レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/26(日) 20:31:57 ID:5sMHu8o50
>>9【9:00 南:駅付近:マンション「ドーン・タイムズ・タワー」501号室】13/13
部屋に入った瞬間、硝煙の匂いが鼻をついた。
そして部屋の光景を見た瞬間、俺の思考は止まった。
「なん…だよ、これ……。」
部屋は荒らしつくされていた。
ひっくり返ったゴミ箱、引っ掻き回されたタンスや本棚、床に散らばる壊されたパソコンの残骸。
転がる薬莢、血痕、…そして見知らぬ誰かの死体。
(何なんだ…どうなってんだよ!?)
電話機もパソコンも叩き壊されていた。一体誰が何の目的でこの部屋を荒らしたのか、まったくわからない。

俺は死体を注意深く観察する。スーツを着た見たことの無い黒髪のアジア系の男だ…体の数箇所を撃たれている。
一応、顔はケータイのカメラで撮影しておいた。
死体のスーツを探ると、一枚のメモが出てきた。
メモにはいくつかの名前が書かれていて、その中にはレオンと、イヴァン爺さん>>15の名があった。
(…どうして二人の名前が?)
何人かの名前は、赤い斜線を引いて消されていた。
一体、このメモは何を意味しているのか。

その後も部屋を探してみたが、アークの行方を教えてくれる物はなかった。
床に落ちていた家族写真を拾い上げる。
写真の中で父、母、高校生の頃の俺とアークが笑っていた。
「どこいったんだよ、なあ…?」
写真をポケットにそっとしまい、俺は部屋を後にした。
(ハチオを待たせてる、戻ろう。)


入手(数えないアイテム)  名前の書かれたメモ/家族写真
287ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/26(日) 20:53:33 ID:UARcfiPq0
>>11【8:30〜北:イヴァン屋敷内】13/13
《奇数だった為マッチ入手不可》
その部屋は客人用の寝室だった。私はシーツさえ敷かれていないベットに腰掛けウイスキー缶を開ける。
フェンシングレッスン中に度々飲んでいたので3/1程は無くなっていた。
「ぅ〜む…マッチがないからパイプを吸う事も出来ぬしなぁ…」
今飲む以外にいつ飲むのだ。そう考えグイッと半分飲み干した。
「くぅ〜。たまらんねぇ…やっぱり暇な時は酒に限る!」
ふとホコリが被ったテーブルに目をやると小さい箱のような物が…
【入手レス】
ジムスキーが発見した小さな箱。
書き込み時秒数1桁が偶数だった場合はマッチを入手。
奇数だった場合は入手は持越し。
288フェイ ◆EBzpNyhPic :2006/03/26(日) 21:13:09 ID:ZHHzVRUvO
>>53【07:30→08:00〜 南:中華街→東:警察署】13/13

背後から聞こえた銃声のような破裂音(>>283)に驚いたが、振り返りはしなかった。
いや、できなかったんだ。
振り返ってまたあの目、口があったら…と考えるだけで気を失いそうだったから。


――警察署(>>20ロギューネ達が訪れる少し前)
…いったいどのくらい走ったのだろう?
ここに辿り着くまではまさに地獄だった。

生気のない目でうろつき、僕を見つけると手をのばしてくる、あの死体のような人間、
ベビーカーの赤ちゃんを食べる母親、ゆれるバスの中から聞こえてきた女性の断末魔…

(ヘヘヘ…これは悪夢だ、だまされないぞ)
僕の精神は限界のところまできていた。

いつもは頑丈で安心感のある警察署の門は、すでになんの安心感も僕には与えてくれなかった。
その門をくぐり、鍵のかかっていない玄関の扉にもたれかかるようにして警察署に入る。

「た、たすけてくれ!」

だがそこにあったのはいつもの騒がしさではなく、誰一人いないホールに響いた僕の情けない声だけだった。

「…た、たれかいないのか…うぅぅ」
絶望からあふれる涙をこらえられずに泣きながら、僕はとりあえず身を隠せそうな場所を探しはじめた。
289ハチオ ◆0jgvin9rDc :2006/03/26(日) 21:32:01 ID:uwKTuvX30
>>16【9:00 南:駅付近:マンション「ドーン・タイムズ・タワー」車庫】11/13
レオンが出て行くと車庫内は静寂に包まれた。
(知り合いに会いに行くと言ってたけど、レオン>>9の家族だろうか。)
・・・・・・・・・・
(銃声・・・・微かにしか聞こえなかったけど。)
嫌な予感がする。
(まさか・・・レオン>>9の知り合いもすでにゾンビに・・・)
・・・・・・・・・・
(あいつ>>9は自分の知り合いに引き金を引くことが出来るだろうか。
俺には・・・無理だ。)
290ジョン ◆2gbJUznf8E :2006/03/26(日) 21:55:05 ID:urfjYSn80
>>27【9:30 東:1F中央ホール→モール2F服屋前】12/13
中央ホールに向かうと2階から男>>19に声を掛けられた。
それに応え、機能していないエスカレーターから2階に上がった。
遠くからではよく分からなかったがこの男>>19はこの国の人間じゃないな。
アジアの方の人間か?それにしても英語上手いな。
とりあえず、何か聞いてみることにした。
「俺は、ジョンだ。警察官やってる。とりあえず何人生存者がいるか教えてほしい」>>19

291レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/26(日) 22:17:42 ID:5sMHu8o50
>>9【9:30 南:駅付近:マンション「ドーン・タイムズ・タワー」】13/13
エントランスを抜け、地下へと続く階段を降りる。
メモに記されていたいくつかの名前…
知っているのは自分の名と、イヴァン爺さん>>15の名前だけだ。
(死体…荒らされた部屋…謎のメモ…そして化物。)
何一つとして分からない、頭が痛くなりそうだった。
闇に包まれていくかのように…不安ばかりが膨らんでいく。
アークを見つけ、謎を明らかにするか。全てを諦めゆっくりと闇に飲み込まれていくか。
(こんな所で立ち止まってたまるかよ…。)
だが行くべき場所がわからない、イヴァン爺さんは何かを知っているのか?
でも、あの時彼は特に何も言わなかった…。

考え事をしていたら、自分の車の前まで到着していた。
シャッターを開けて車に乗り込む。
「待たせたな、モールへ行こう。」>>16
まずは装備を整えよう…考えるのはその後だ。
モールを目指し、車を発進させた。
292ハルキ ◆KZGv///Ri. :2006/03/26(日) 22:28:17 ID:B6fDSsQoO
>>19【9:30 東:モール2F服屋前】 13/13

ふと後ろから声を掛けられ、振り向くとさっきまで服屋にいた女性>>22がいる。
名前はメリルさんというらしい。
>>22「あ、はぁ…」
…さっき?
思い出そうとしてみても、自分がこの人に何をしたのか一切思い出せず、ついつい曖昧な返事をしてしまう。
>>22「えっと…僕何かお礼されるようなことしたんですか?」
そう聞くと、案の定怪訝そうな顔をされた。
説明をしようとメモを取り出したところで、下にいた人>>27が上がってきたらしく声を掛けてきた。
名前はジョンさん。とりあえず取り出したばかりのメモにメリルさんとジョンさんの名前と簡単な容姿の説明を書き込む。
>>27「生存者は…すみませんがわかりません」
そう言いながら手元のレコーダーを耳に当てて再生した。
>>27「えっと…僕が見掛けたのは皆さんたちだけみたいです」
そんな言い方をすると、やはりメリルさんと同じ顔をされた。
メモ帳の最初のページを開き、説明すべきことを確認する。
>>22>>27「あのですね…実は僕障害がありがありまして…ここ一時間より前のことは記憶に残ってないんです。なのでメリルさんのお礼にもジョンさんの質問にもちゃんとお答え出来ないんです。…すみません」
293デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/26(日) 23:00:22 ID:WdpWH1VsO
>>17【09:30 中央:自然観測所】12/13
シーバードをやったと思われる観測員のゾンビの息の根をナイフで完全に仕留めてから、車の前でこれからどうするかしばらく考えこんでいた。
{この状況じゃどこに逃げても同じ…なら逃げ込んで安全かつ当面の生活に困らない場所…}
少し思案して、
{…ショッピングモールだな}
モールを目指すという事に決まった。それから車に乗り込もうとした時、川下の方に四匹ほどゾンビがいるのを確認した。
「…」
ボンネットに上体を預け、狙撃体勢に入る。
【ゾンビを狙撃
書き込み秒数一桁が偶数なら弾数を四発消費し、勘が戻る
奇数なら弾数を八発消費し、勘は戻らない】
294ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/26(日) 23:01:50 ID:ZTNBclwG0
>>20 9:00 東 警察署 1F廊下〜第一押収品庫】12/13
(ファレスト)俺は足を引きずりながら俺たち以外誰もいない廊下を
押収品庫へと向かって歩いていた、後ろには相棒と>>29神谷が着いて来ている。
そしてしばらく歩くとお目当ての押収品庫に辿り着いた。鍵が掛かっているようなので
痛みを我慢して思いっきりドアを蹴り開ける。酷く痛んだが、痛み止めを飲んでおけば
まぁ平気でだろう、「・・・うぅ・・・痛ぇ・・・さぁ、この中のA-1からD-5までは武器が入ってる。
好きなのを持って行け、ただし弾丸はE-1だけだ、そんなに残っていないと思う。
ロギューネ、俺の分も選んで置いてくれ。出来るだけ強力な奴を頼む。」
俺はそう言うと、押収品庫の壁にもたれる。・・・うぅ・・・こんなんじゃ当分は治らないな・・・
まぁ生き残ればその内治るか・・・うぅ・・・俺は少し呻くと銃を抜き、片手で入り口の方を狙う。
これで誰かが来てもすぐ対応できるだろう。後は相棒がやってくれるだろうしな。
295トニー ◆uiKV1FiVqo :2006/03/26(日) 23:06:41 ID:h3QNcO8oO
>>35
9:00〜 北:連絡橋付近道路

ゾンビはなおも近付いてくる。
「畜生ぉぉ!!」
ファスナーを下げずに、ゾンビを振りきり、車に逃げ込む。

カウンター13/13→10/13
296メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/26(日) 23:08:59 ID:eCmIMCFX0
>>22【09:30 東:モール/2F服屋前】13/13
なるほど。それでさっきからメモを・・・。
「謝るようなことじゃないわ」>>19
>>27ジョンと名乗った警察官・・・彼に頼んで応援でも呼んでもらおうか?
いや、だけどここまで被害が大きいのなら警察ぐらいじゃ当てにならないかも。

「まぁ、とにかく。幸いにも開店前だったモールには連中はいないみたいだけど・・・」
当面は安全なはずだ。外に連中が集まって来てはいるが。
「私は、武器になりそうなものを探してくるわ。今丸腰だしね」
モールの戸締りを確認しようにも、丸腰で入口に面した一階を歩き回るのは危なすぎる。
297神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/26(日) 23:24:50 ID:+ssZVL560
>>29 9:00 東 警察署 第一押収品庫】11/13
―――さて、どれにしようかねぇ
ゾンビを倒すには頭部を破壊するしかない。
ならばできるだけ強力な重火器が適しているだろうが、銃を撃ったことのない自分にどこまで使いこなせるか…
俺はB-3の扉に手を伸ばした。
【武器の選択
 書き込み秒数一桁が奇数ならベレッタに装備するレーザーポインターとベレッタのマガジンを入手
 偶数ならH&KMP5A5(サブマシンガン)を入手】
298アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/26(日) 23:42:16 ID:QQ539z610
>>12【09:30 東:モール/2F服屋前→鉄砲店】10/13
武器を探してくるというメリル>>22の言葉に反応した。
「メリル…、約束、銃教える」>>22
メリルは「あ…っ」としたような感じだった。
モールに入るのに必死だった私たちだから仕方が無いといえば仕方が無い。
でも、メリルはコクリとうなずいてくれた。
「…ん、あそこ、行こ」>>22
鉄砲店を指差した。
メリルは先に行くわと、行ってしまった。
私もそれに続こうとしたが…、気になった。
「みんな…、知りたいなら、来る、いい」>>ALL
そういい残して鉄砲店へ。

…砥石とか食料とか確保しないと。
299KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/26(日) 23:58:53 ID:QZgoynuI0
>>28【07:30〜8:00 南:中華街『孝取満腹』前】13/13
俺はズケズケと主の居なくなった『考取満腹』の店内に入った。
「さ〜て、何を頂きますかね〜♪」
しかし厨房にたって積まれた食材を見て唸ってしまった…俺は料理人じゃねえ…。
食材をゼロの状態から料理を作る事なんて無理だ…肉を焼く事くらいは出来るだろうが、今は食いたくない!
「弱ったなあ…多分どこの店も似たようなものだろうしな…」
これだったらコンビ二の方が遥かに楽だった…いや、ファーストフードや普通のラーメンチェーン店でも…ってここは米国だ。
「食材の仕込みくらいしとけよ…使えネ〜なあ、もう…」
食えないとなると余計、腹の虫が鳴き始めた”グ〜〜〜〜ッツ”
俺は何としても此処で何かを食っていってやるといった決意で色々店内を物色していった。
そして店の裏側の勝手口の所に積まれている麺のトレイ(?)を発見した…昨日仕込まれた余った廃棄される古い麺なのだろう。
「食べられればこの際なんでもいい…」
俺はそのトレイを厨房に持っていって鍋に湯を沸かし始めた…。
300アレン ◆8f/0w1dOj. :2006/03/27(月) 00:50:21 ID:vvXjxYOt0
>>116 【9:30 東:モール1F中央ホール〜2F服屋前】13/13
>>12「・・・ん、すまない」
女は刀を鞘に納めて、「アイス・イルロ」俺に名乗った。
それに答えるように俺も名乗っておく。
「俺は・・・アレン、アレン・レイバースだ。」
アイスと名乗った女は上の階の服屋に二人いることを告げるとエレベーターを駆け上がっていった。
「上の階にも人がいるのか?人探しをしてるんだが・・・」
そういえば、>>12アイスを良く見ると先ほどは分からなかったが、見た目は俺よりも年下に見える。
だが、あの身のこなし、刀捌き、そして何よりもあの目つきは普通の子供の目つきではなかった。
・・・まぁ、どんな生活をしていたのか気になるが・・・そんなことに興味は無いしな・・・
にしても、あのパーカーに刀・・・サムライって奴か・・・?確かにそんな感じもするが・・・まぁ、いい。
・・・リィナのことが分かればそれでいいんだ、俺は・・・。
俺も彼女の後を追って、エレベーターを上がった。
服屋の前に彼女の言ったとおり二人いた。一人は女で先ほどの声の主だろう、もう一人は東洋系の男がいる。
「大声を出してすまない。誰もいないものかと思っていたんでつい・・・自己紹介の方が先だな。
アレン・レイバースだ。実は・・・人を探してるんだが見てないか?俺と同い年くらいの女の子なんだが・・・」
すると、男が階下に向かって呼びかけている。
生存者か?・・・俺は運がいいのか、悪いのか・・・不幸中の幸いって奴だな・・・コイツは・・・
そんなことを考えてるとまた、エレベーターから男が上がってきた。
今度は警官>>27か・・・警官はジョン>>27と名乗った。
東洋系の男>>19と警官>>27が話をし始めたので俺は吹き抜けの手すりに寄りかかり深いため息をついた。
リィナ・・・どこにいるんだ・・・
301デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/27(月) 01:46:09 ID:+ZdlBkdy0
>>17【09:30〜 中央:自然観測所】12/13
四回の銃声の後、四匹のゾンビは全て頭に風穴を開けて倒れた。
「…」
多少手ごたえを掴んだ後、車に乗り込む。助手席のチャイルドシートにライフルを固定し、エンジンを掛けアクセルを踏む。
山道を下る途中ゾンビが一匹茂みの中にいたが無視してジープを走らせる。
{にしても運転は久しぶりだな…}
くだりなのですぐに加速してしまい、ブレーキを踏みすぎて砂道を滑ったりと不安定な運転が続いたが、なんとか下りきることが出来た。
{そういや俺はモールの場所を知らない…}
ふもとの道路で車を止め、ダッシュボードを探る。島内マップがあったのでそれで位置確認と…。
302デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/27(月) 02:05:44 ID:+ZdlBkdy0
>>17【09:30〜 北:麓の道路】12/13
モールの位置も確認した。取り敢えずは東地区までジープを走らせるか…。出血でめまいがしてきたが…。
再び東のモールを目指し、不慣れな運転を続ける。
【中距離から遠距離の狙撃の修正マイナス1に】
【出血により体力低下、格闘修正プラス1。11:00までに治療を受けないとカウンターマイナス2】
303神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/27(月) 07:15:45 ID:XZVT2RWZ0
>>29 9:00 東 警察署 第一押収品庫】11/13
俺はショットガンを手に取った。
金属の無骨な外見に違わず、ずっしりとした質量を感じさせた。
―――こいつはもう使えねぇな。短い間だったが世話になったネ
俺は手にしていた銛を床に置いた
E-1の棚を開けると12番ゲージショットシェルを取り出すと、ショットガンに装填した。
【ショットガンの弾丸25発を入手 銛を放棄】
304レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/27(月) 07:31:04 ID:69fF2IDY0
>>9【9:30 南:駅付近→東:ショッピングモール:B1F駐車場】13/13
車を走らせ、ショッピングモールへと急ぐ。
もう街に悲鳴や銃声は聞こえなくなり、ゾンビどもの呻き声だけが大きくなっていた。
マンションを離れて十数分、ショッピングモールが見えてくる。
「客用の入口は恐らく開いてない、職員用の入口か地下から入ろう。ドアのカギ開けとけよ?」>>16

広大なモールの敷地内にはゾンビが数多くうろついていた。やはり人の集まる場所だとわかってるようだ。
何度もゾンビとぶつかりそうになるが、気にせずモールに近づいていく。
「地下駐車場への入口が開いてる、地下から行こう。…ハチオ?」>>16
ハチオはソードブレイカーを握り締めていた。緊張しているのか。 
「ヤツらは鈍い、止まらず走り抜ければ大丈夫だよ。もしやられそうになったら、頭を狙うんだ。」>>16
もし戦う事になった時、ためらえば即、死だ。ヤツらはためらってる時間なんてくれない。
地下駐車場に入り、エレベーターと階段に続く通路の前に車を止める。
「階段から行こう。」>>16
俺とハチオは車から降り、通路に走った。


【進入】 秒数一桁目が偶数ならカウンター-1
305ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/27(月) 09:52:58 ID:JeHBDzJJ0
>>20 9:00 東 警察署 第一押収品庫】11/13
>>294で無理やり扉を破壊したのでライフ-1)
僕は押収品庫に入ると、すぐさま武器選びに入った。
ここにある武器は全て犯罪者が使った物・・・正直使いたくなかったけれど、
こういう状況だからしょうがないんだろうと割り切って武器を選び始める。
まずはA-1・・・なんでこんなロケットランチャーの本体だけ・・・それにプラスチック爆弾・・・
ここの武器は使えないか・・・まったくなんであんな物が・・・僕はため息をついてから
B-2棚に手を伸ばす・・・
秒数が奇数ならコルトSAA(リボルバー)と弾丸を、
秒数が偶数ならウィンチェスター M1887(ショットガン)と弾丸が、秒数が4だった時は
今もっている銃の弾丸が手に入る。
306フェイ ◆EBzpNyhPic :2006/03/27(月) 10:29:37 ID:khhg9oSeO
>>53【08:00〜 東:警察署・3Fスタッフルーム】13/13

折よく開いていたスタッフルームにたどりついた。
ここもやはり朝だというのに一人も人はおらず、先程入れたばかりと思われるコーヒーがまだ湯気をたてている。
「まぁ…いいよね。毒とか入ってないよね。いたたくネ」
それを一口口にふくみ、頭を整理する。

(まず瀕死のはずなのに襲ってきたタケシ、明らかに様子のおかしかった運転手…そう、あの運転手がおかしいんだ。
絶対おかしいよね、あれ。
…!まさか…!)

ひとつの仮説が頭に浮かんだ。

(……ドッキリか?)
だったら話はつながる。
人間、安心したら別のことが頭に浮かぶものだ。
(ああぁ…店の鍵掛け忘れた…もし泥棒にでも入られたらドッキリした奴ら訴えてやる!)
厨房床下のに隠してある通称『秘伝のタレ』も鍵をかけてない気がしたが、今さら取りに帰る勇気もない。

椅子に腰掛けてながら頭を整理していると、警察署にいるという安心感と疲れ一気にがでたのか、睡魔に襲われはじめた。

(寝たらまずい、寝たら…Zzz)
307デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/27(月) 11:31:37 ID:+ZdlBkdy0
>>17【09:30〜 北:麓の道路〜東:ショッピングモールB1F駐車場】12/13
モールを目指して運転中、ゾンビが全体的に東の方向へ向かってるような傾向が見て取れた。
「餌のニオイには敏感て訳か…」
十数分運転を続けた後、ようやくモールが見えてきた。敷地内にはゾンビがどこからとも無く集まってきているようだ。
{もたもたしてる暇はない…どこから入る…?おそらく生存者によってほとんどの入り口は閉鎖されてるはず…ん?}
遠目から考えていた時、一台の車が目に付いた。地下駐車場に入っていく。
{あれも生存者か?合流するか…しかし入り口が開いてなかったらどうする?…}
周りにゾンビたちが集まってきた。考えてる暇はなさそうだ。
{…突入}
勢いよく車を発進させ、地下駐車場に入る。先に入った車の持ち主は階段に向かったようだ。近くに車を止めトランクの鍵を開けるがゾンビはすぐそこまで迫ってきていた。
{くそ!ショットガンは置いてくしかないか}
ドアを開けると近くにいたゾンビを引っつかんだアサルトライフルの銃床で殴り飛ばす。
ボンネットを飛び越え階段とエレベーターへつながる通路を駆け抜ける。
【現在の所持品:M4A1(アサルトライフル:24/30)、マガジン(2)、サバイバルナイフ、懐中電灯、コーヒー豆
(ドッグタグ、財布、手紙)】
308ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/27(月) 12:03:52 ID:+N3uVQF40
>>11【8:30〜北:イヴァン屋敷】13/13
小さな箱をそっと手に取りフッとホコリを吹いた。ホコリが舞う…
「ゴホッ…イヴァン…自分の部屋以外掃除もせんのか?」部屋が暗いため窓の方を向き箱の表示を見る。
“マッチ”…あった!箱を振り中身を確かめるが…空だ…
案の定、掃除をされていない部屋だけあって使えるマッチ箱などないのだ…この部屋には何もないな…
部屋を出た私に喜ぶべきものが目に映る。
それはケースに保管された中世イギリス騎士が愛用したダガー(短剣)であった。英国騎士は馬戦時は通常、短剣は使用しないと歴史書に記されている。
その通りこのダガーは馬戦の際使用する訳ではなく、護身用に使用された物だ。そんな珍しい剣がこんな所で巡り合えるなんて…
私はゆっくりと短剣の元へ歩みよりケースの上から撫でる様に触れた。
希少価値は高値、いや…私の遺産では無理だな…せめて、研究のため触るだけなら…
…後でイヴァンに頼もう。至福の一時を味わいその場を後にした。
【入手レス】
このレス以降の3人の書き込み時の秒数1.2桁に四つ以上の偶数が出たらマッチを入手。また同時にキッチンを発見。食料を入手。
四つ以上の偶数が出なかったらジムスキーの次レスは、部屋の探索を再会する。
309ジョン ◆2gbJUznf8E :2006/03/27(月) 12:15:58 ID:nDZ6i5Kg0
>>27【9:30 東:1F中央ホール→モール2F服屋前】12/13
障害ねぇ・・・1時間前の事は覚えてない・・・
映画の話みたいだな。事故で障害を患って事故以前の記憶はあるけど
事故以後の記憶は保てないという。まぁアレは10分とかだったが。
というと彼>>19も事故かなんかで障害を・・・
(まぁ名前くらいは覚えてるよな?)
「そうか・・・なら仕方ないな。名前はなんていうんだ?」>>19
310KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/27(月) 12:59:11 ID:GGVFrTIR0
>>28【07:30〜8:00 南:中華街『孝取満腹』前】13/13
俺は自分で拵えたラーメンを啜りながらこれからの行動を考えていた…。
《さて、どうしたものか…ふむ》
地図を眺めながらズルズル麺を啜る…我ながら味が単調、物足りないという感じだ…適当に作ったからな。
味は自己責任とはいえ、食べてる途中でだんだん味に飽きてきた…まあ、料理人の様にはいかないサ。

俺は神父を追っているが、目的は明くまで神父の填めていた”指輪”であり、神父そのものじゃない。
折角、発見、保護した神父をむざむざAM3:30以降見失ってしまった訳だが、ぶっちゃけ生死不明だ…状況証拠だけで、神父がゾンビ化した事を確認している訳ではないからだ。

勘違いした俺がマヌケだった訳だが、未確認情報に踊らされ、西地区大通りに面した麻薬取引のあった倉庫に現れた神父を追跡した。
その神父は俺の探していた神父ではなかったのだが、俺は自分自身が誤認した事からも何某かの関連性があるのではないかという引っ掛りを覚えた。
…まあ、あくまでも直感だが、神父、替え玉説。(自分で事態、状況把握を複雑化している様にも思うが他に手掛かりがない)
本当に麻薬絡みの取引だったのかも俺の憶測の域でしかない。
完全に神父の手掛かりをロストしてしまって実際もうお手上げ状態だ。

さて、これからの行き先は取り敢えず何処から始めようか…?
俺は地図の上で賽を振った。


指定秒数
【・2・5・8】で北:イヴァン邸に舞い戻る
【・3・6・9】で中央:教会に帰ってみる
【・4・7・】で西:大通り倉庫に戻ってみる
【1】で南:『孝取満腹』でもう一杯ラーメンを食べる…床下でも探ってみるかな…。
311KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/27(月) 13:31:39 ID:GGVFrTIR0
>>28【07:30〜8:00 南:中華街『孝取満腹』】13/13
まあ、いいや、もう少し、ここでマッタリしよう….
このラーメンの味じゃ我ながら納得いかん、作り直しだ!
俺は再び厨房に立った…やはり素材として肉類を一切使用してないのがイマイチ物足りなかったんだろうな。
だが、ラーメンの汁ってのは鶏ガラやら豚ガラから出汁を取って旨みを引き出している訳だから、要は肉を食って肉感を味わいたくない訳なんだな。
兎に角、素人が付け焼刃でその辺の調味料を適当に組み合わせた位じゃダメだ…何処かに…何処かに何かある筈だ!

俺は床下の辺りを探った…オッ何やら秘蔵っぽい物が容器に小分けしてあるゾ。
俺はその中の小ビンを手に取ると、一舐めして味を確認した。
《ビンゴ!…これだな…》
再びラーメンを茹でる…その間に野菜を適当に微塵切りに切って炒める。
後はこの小ビンのタレだな…。
冷蔵庫にストックしてあったタッパの鶏白湯ベースに一垂らし二垂らし…。

盛り付けてて完成!…では熱い内に早速頂く。
橋を麺に差込み、麺をゾゾっと啜る…

「旨っ!!…旨すぎる!!…なんだこの旨さは??!」

グルタミン酸の豊富な鶏ガラと、イノシン酸の豊富なかつお節のうま味の相乗効果に加え、鶏と相性のいい豚骨風味がいい塩梅で加えられつつも、鶏をつぶさない様にきのこ類を使って、グアニル酸等を加え豚を強調しないように抑えている!!!!(それは中華なのか…な???)
なんという巧み!!先刻食った自分で作ったラーメンと調理手順はさして変りは無いのに見事に『何か物足りない』感が払拭している!
「…こ、この…タレは…」
正しくこの店の秘伝のタレに違いなかった。
312KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/27(月) 13:39:08 ID:GGVFrTIR0
>>28【07:30〜8:00 南:中華街『孝取満腹』】13/13
俺はラーメンをガッツク様に啜りながら一気に完食した!
「は〜旨かった…」
漸く腹ごしらえが済んで、人心地落ち着いてきた…。
さて、次は何処に向かうべきかな…?

指定秒数
【・2・5・8】で北:イヴァン邸に舞い戻る
【・3・6・9】で中央:教会に帰ってみる
【・4・7・1】で西:大通り倉庫に戻ってみる

その前にもう一杯、替え玉をして食っていこう…w
313ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/27(月) 14:38:22 ID:QoluhiR60
>>11【8:30〜北:イヴァン屋敷】13/13
さて…次は…
部屋の物色をするが先ほどと同じ客人寝室ばかりで面白そうな部屋はない。
そうだ。外に行ってみるか…
【行き先レス?】
秒数1桁が偶数ならば外庭へ。
奇数ならば部屋の物色再開。
314メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/27(月) 14:43:59 ID:7m/TxJBG0
>>22【09:30 東:モール/2F銃砲店】13/13
店内は雑然としていて、所狭しと物が並べられている。
並べられているというよりは、空いたスペースを埋めるために適当に置いたといった感じだ。
機関銃のレプリカが飾られた横に、なぜかスターウォーズのフィギュアが飾られている始末。
ショーケースに並べられた各種の銃器類、ナイフ。カウンターにはペッツ。本当に何の店だろう?
出来るだけ威力の高そうな銃が欲しかったが、大型の銃器類のケースには鍵が掛かっていた。
ガラスを割れば取ることが出来そうだけど、そこまでするのは流石に気が引ける。

カウンターのケースに展示された拳銃を手に取った。・・・それぞれの違いがあまり分からない。
撃てて当たりさえすればどれでもいいんだけど・・・。
迷った結果、適当に見栄えのいい銃と、それに対応する予備マガジンを手にした。
【ハンドガン<H&K P7M13>(13/13) 予備マガジン(13/13) 所持品に追加】

そんなこんなしているうちに、>>12アイスが店に入ってきた。
構え方から狙いのつけ方、撃つ以外の使い道について厳しい指導を受ける。
小型の拳銃とはいってもしばらく構えたり構えを解いたりをしていると、腕が疲れてきた。
しかし、アイスの真剣な表情をみるとそんな泣き言も言ってられない。
315ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/27(月) 15:01:56 ID:N7NVR6RJ0
>>11【8:30〜北:イヴァン屋敷】13/13
玄関に続く長い廊下を進む。
外へと出ると暖かい陽射が私の身体を包む。こんな良い天気にゾンビか…
私は芝生の絨毯が広がる庭の真ん中で剣のイメージトレーニングを始めた。
鞘を左手で握り、右手でゆっくりと剣を抜く。
「これは真剣だからな。切れ味は最高だw」
鞘を腰のベルトにさし、左手を腰の後ろに回す。
剣の柄を胸に当てる。サッと刃先を前へ突き出し“見えぬ相手”の攻撃を跳ね返す。
右回りに相手の周りを移動しつつ攻撃する。
そこで私はある事に気がついた。
いつも私は床の色と自分の手の色が黒く重なり見えなくなることがある。目印替わりに白いグローブをしていたのだが今日は研究室に忘れて来てしまった…
今日の闘い(イメトレ)では床は芝だった為か手の事は気にならなかった…
後でまたイヴァンに聞かなければならない事が増えた…
私は鞘に剣を納めると屋敷内へと戻った。
316KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/27(月) 15:21:43 ID:GGVFrTIR0
>>28【8:00〜8:30 南→中央区幹線道路:移動中】13/13
俺は満腹して『孝取満腹』を後にした。
余りの旨さに小ビンに小分けした『秘伝のタレ』を持っていく事にした。
数に入らない入手アイテム【『秘伝のタレ』】
ビックオフロードバイクを飛ばしながら、俺は再びあの味を反芻しながら北の「ベールイ」邸を目指した。
《しかし替え玉は旨かったなぁ…》
などと幸せに浸っている場合ではない矢張り、ラーメンの替え玉…もとい、神父の替え玉説は俺の中では可也、濃厚だ…。
《秘伝のタレも可也濃厚だったがな…》
…やはり食後のニコチンが無いとどうも、頭の切り替えがシックリいかない…


神父の替え玉説として考えてしまうと、どうもあのデッカイ屋敷が怪しい…。
《まあ、俺の考えすぎという事も有り得るが、可能性は一つずつ確認を取って潰していかんとな…》
俺の勘違いじゃなければあのリムジンが侵入した道は行き止まりだった。
一旦あの屋敷の敷地内に隠れて別の出口から出てったんじゃないのかという疑念…AM6:30頃のの事だ。
まだ閑静な住宅街が寝静まっている頃の事だ…。
そしてあの西地区の倉庫の麻薬取引現場に居た神父は矢張り俺の探していた神父で、あの屋敷…ベールイ邸で摩り替わったのではないか?!
まあ、俺の思い過ごし、勘ぐり過ぎならそれで問題ないが、確認しておく必要はあるな。
《違ったら違ったらでそれでいい…行く事はそれほど無意味じゃあ無かろう》

一刻も確かめたいという俺の逸る気持ちに呼応して右手は自然とビックオフのアクセルを全開にしていた。
車速は既に200km/hに達していたが、そろそろ路上のゾンビ共を高速で躱すには厳しくなって来ていた。
《スピードの乗る4車線の環状ハイウェイで南→西→北と迂回するよりも、少々スピードを落としても南→中央→北の方が速いかもしれんな…》
などと高速の慣れてスピード感覚が麻痺して来たのか、運転反射に委ねアレコレ想いを巡らせていた。
317神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/27(月) 15:33:09 ID:XZVT2RWZ0
>>29 9:00 東 警察署 第一押収品庫】11/13
俺は7個のシェルを装填し終わると、手にしたショットガンとホルスターに収めてあるハンドガンを交互に眺めた。
知識としては知っている。 銃の構造も撃ち方もリロードの仕方も。
だが、あくまでもそれは知識だ。実践の伴わない知識が以下に頼りないかは自分自身が良く承知している。
―――まあ、良い。俺にはこいつがある。
俺は腰に挿してあるサバイバルナイフを撫でた。
そうだ、今迄も幾度もこのナイフで危機を乗り越えてきた。 今回もその危機の一つに過ぎない。
「おい、武器の調達はすんだか? 生き残った仲間を探しに行きたいんだろう。
付き合ってやるぜ」


318KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/27(月) 16:44:07 ID:GGVFrTIR0
>>28【8:30 北:イヴァン邸前】13/13
早朝にも通った高級住宅街を抜け、暫く行くと高い 煉瓦の塀に囲まれた「ベイール」邸に到着した。
見ると早朝着たときには無かった(>>98の)車両が停まっている。
《さて…ここからどうしたものか…》
順当に行けば邸内に不法侵入して邸内を探るって手段に出る所だが、流石に見つかった時の弁明が思いつかない…。
《嫌なんだよなーその場を取り繕って弁明するの…苦手だ》
見るとインターフォンがある…なんとかアレを押す口実が…。
《当然、事情は正直に答えられんし、かといって面倒だから目撃者を尽く口封じするなんてのは更に論外だ!》

都合よく、ゾンビの一団が一方通行の退路を塞ぐ様に向かって来る…塀の周りの雑木林の中にも疎らのゾンビの姿が見えた。
《これかな…!》
ゾンビの群れに追いかけられて来た風を装って中に入れて貰うってのはどうだ?
何、イザとなったらパーカッションリボルバーとバイクでこの程度のゾンビの囲いなど抜けられるだろう…。
そうこう思案している内にゾンビの群れは目の前にまで迫っていた…正面には全部で30体?。

俺は二挺腰に下げたパーカッションリボルバーの一挺を引き抜くと、12mまで接近するまで待って、バイクのパニアケースの上に銃を委託し、先頭の6体の眉間をじっくりと狙った。
兎に角、奴等の脳幹を直撃しなきゃ幾ら頭を撃っても通用しない!
「ゾンビを倒す観点」から銃撃効果を考えれば幾ら大脳を撃ち抜いて破壊しても意味が無いだろう…何故ならば奴等、ゾンビは前頭葉が機能していなか、大脳新皮質への連絡経路が疎らにしか繋がっていない節があるからだ。
運動中枢を司る脳幹を破壊しないと先ず動きを止められない!

秒数イベント
指定病数【1.3.5.7.9.】で6発全弾脳幹を射抜いて6体を行動不能に出来る。
それ以外は2/3の4体しか倒せない。

パーカッションの不発
指定秒数【6】でトラブル発生…ガクブル
(本当はこんな頻繁に起こらないんですが…戦闘イベントでは戦闘の度に6回は引かねばならない…1回出たらその場ではもう起こらない…とします)

パーカッションリボルバーA:(0/6)
パーカッションリボルバーB:(6/6)
スペアシリンダーx2 (6/6)(6/6)
319ハチオ ◆0jgvin9rDc :2006/03/27(月) 17:29:47 ID:VldOhV7/O
>>16【9:30 南:駅付近→東:ショッピングモール:B1F駐車場】11/13
>>9「階段から行こう。」
そう言うとレオン>>9は車から降りて走って行く。
俺は辺りにゾンビがいない事を慎重に確認すると車から降りてレオン>>9を追う。

レオン>>9はすでに階段まで移動したようだ。
それを追ってエレベーターホールに到達すると突然自販機の横から血だらけの男が飛び出して来る。
「うわあああぁ!!!」
突然の事に頭が真っ白になり逃げる機会を失う。
『ォ…アァァ…』
血だらけの男は俺に掴み掛かり肩に噛み付くが
ジャケットとその下に着ているセーターのおかげで歯が肌まで届く事は無かった。
(そ…そうだ。レオンにもらった鋸みたいなナイフ)
俺はジャケットを脱ぐことでなんとか男の拘束から逃れると、
ジーパンの腰に差していたソードブレイカーを抜いて
こちらを向いた男の右眼球に思いっきり差し込む。

男は何度か痙攣した後動かなくなる。
「ハァッハァッ…そ…そのジャケット気に入ってるんだから返せよ。」
すでに事切れた男の腕からジャケットを奪い取ると
レオン>>9を追うために階段まで走る。
320KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/27(月) 17:42:34 ID:GGVFrTIR0
>>28【8:30 北:イヴァン邸前】13/13
ジックリとレストシューティングして狙ったので、先頭の6体の眉間を撃ち抜き、倒した…これで残り30-6=24体。
最後尾のゾンビはまだ遠いいからその間には屋敷の中に入れて貰わないとヤバイがな…残り18発だし。
まあ、銃の性能と標的との距離、動きの鈍さから言って当然の結果だとは言えるが、口径.451RB弾(鉛球)で奴等の脳梁を破壊出来るかはまた別の要素だ。
44口径とはいえ、マズルローダーの黒色火薬で撃ち出す鉛球では、警官が使う38スペシャル弾位の威力しかない。
拳銃弾で脳幹や脳梁を直撃せずに破壊出切る威力は恐らく41マグナム以上だろう。(…41ってのが結構微妙だが)
44マグナムで脳漿をぶちまけ頭蓋骨内を半壊するから、その半分の357マグナムや10mmオートでは例え大脳に銃弾が命中しただけじゃ恐らく殺傷力不足の筈だ。
普通の人間なら脳が傷ついただけで即、重態だが、ゾンビという存在の理屈に照らし合わし鑑みると、9mm拳銃で装弾数にモノを言わせヘッドショットで何発も何発も脳猟に当たるまで頭部に撃ち込むというのはある意味、真理だと思う。
故に俺は12mという距離から慎重にも依託射撃で正確にピンヘッドしなければならなかった訳だが…。

俺はスペアのパーカッションリボルバーを直には使わず、撃ったばかりのリボルバーから発砲済のシリンダーを外し、充填されているスペアシリンダーに交換した。
銃身下にあるローディング・ロッドのレバーを倒し、シリンダーピンを引き抜く…するとシリンダーはゴロリと右横に外れる。
そして取り出した新しいスペアシリンダーを装着し、シリンダーピンとローディングロッドレバーを戻せば再装填は完了する…。
その間約14〜15秒…オートピストルやスピードローダーを使ったスイングアウト式リボルバーに比べると話しにならないリロードタイムだ。

パーカッションリボルバーA:(6/6)
パーカッションリボルバーB:(6/6)
スペアシリンダーx2 (0/6)(6/6)
321ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/27(月) 17:55:56 ID:K9vsx4UC0
>>20 9:00 東 警察署 第一押収品庫】11/13
僕はB-2の扉を開けると、そこにはいろいろなハンドガンと一丁の重機関銃
(この島でこんな物使われた大事件は無かったと思うんだけれど・・・)それと一丁のショットガン、
それにスラッグと書かれた袋が入っていた。僕は袋の中身が、熊撃ち用のスラッグ弾だと分かると、
スラッグ弾を幾つかに分けてポケットに入れてから、残りを銃にすばやく装填する。
そういやこの銃ってターミネーター2で使われていたな・・・そして装填を終えると銃についていた
スリングを使って肩に掛けてから「そうだね>>29神谷君、生存者探しを手伝ってもらうよ。
ファレスト、腕の調子はどうだい?平気そうならこれを渡すけど・・・」僕は言うと
(ファレスト)「いやまだ無理だ。少しの間持っていてくれ。」と答える。
僕はそれに頷くと(ロギューネ)「>>29神谷君、それじゃあ行くよ、
とりあえず人がいそうなところ、ミューティングルームかな・・・」僕はそう呟くと
押収品庫を出て行った。
ロギューネの持ち物に
ウィンチェスター M1887 5/5(ショットガン) スラッグ弾10発を入手
ファレストはショットガンが得意武器だが、傷の痛みなどで使用できない。
また使用するにはゲーム時間の15:30まで待たなくてはならない。
322レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/27(月) 18:45:17 ID:LLo6upYv0
>>9【9:30 南:駅付近→東:ショッピングモール:B1F駐車場】12/13

         ???「ァガァァッ!!」

エレベーターホールを駆け抜け階段に続く扉を開けた瞬間、扉の向こうにいた血塗れの男が倒れこむように入ってきた。
「っ!?」
腕に渾身の力を込め、ライフルのストックで男の顎を突き上げる。
「クソがっ…!」
ふらついた男にタックルをかますと、壁に強かに体を打ち付け倒れた。
止めに頭を蹴り上げると、男は動かなくなった。頚椎が折れたようだ。
「はぁっ、危ねぇ…。」

>>16「うわあああぁ!!!」
扉の前で呼吸を整えていると、エレベーターホールの方からハチオの絶叫が響く。
(ハチオ!?)
戻ろうと走り出してすぐ、曲がり角からハチオが飛び出してきた。
「ハチオ、大丈夫か?」>>16
ハチオの手にはべっとりと血の付いたソードブレイカーと、ジャケットが握られていた。
>>16「…なんとか…。」
「良かった、早く上に。」
ハチオとともに階段に向うと、地下駐車場に続く扉を施錠した後上り始める。
扉を閉める直前、誰か>>17の走り来る靴音を聞いた気がした。
(…ヒト?それともまさかゾンビが走って…?)
早足に階段を上り続けた。
323神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/27(月) 18:45:24 ID:XZVT2RWZ0
>>29 9:00 東 警察署 1F廊下〜ミーティングルーム】11/13
「ミーティングルームか… 平素ならモカラテでも飲みながら皆で仲良く雑談といきたいところだがねぇ」
軽口を叩きながら俺は部屋を出た。
コンクリートを敷き詰めただけの無機質な廊下を歩きながら、俺は周囲の物音に耳を傾ける。
大丈夫だ、ゾンビどもの呻き声も聞こえない。
―――少し早いお昼寝タイムってわけかい? まあ、出会ったらこいつで脳天吹き飛ばして永眠させてやるよ。
俺は肩から吊るしたショットガンを撫でながら、廊下の角を曲がった。

「ばかな…」
俺は思わず呟いた。
廊下を曲がった先、俺たちの眼前数メートルに奴等が4匹いた。
【ゾンビとの戦闘
 書き込み秒数一桁が1・3・5ならショットガン1発で2匹撃破
 2・4・6なら3発で2匹撃破、それ以外の数字ならばナイフで2匹撃破し、ライフ−1】
324ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/27(月) 18:55:19 ID:zg4MegmX0
>>11【8:30〜北:イヴァン屋敷】13/13
屋敷内に戻るとさっきの広間の向かい側の客人寝室に向かう。
私はベットに横たわり目を閉じた…
「パイプが吸いたいなぁ…」
【イベントレス】
この書き込み秒数1桁が偶数ならば>>320のK・K>>28の銃声を聴く。=助けに向かう。
奇数ならば銃声には気付かずにイヴァン>>15達がいる広間に向かいマッチを探す。
325KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/27(月) 18:56:28 ID:GGVFrTIR0
>>28【8:30 北:イヴァン邸前】13/13
前列のゾンビをピンヘッドして倒したばかりだというのに、牛車程にも歩みの鈍いゾンビといえども後続は既に8mの距離まで近付いていた。
マゴマゴしていられない…。
俺は次にツーハンド・スリップシュートという撃ち方で更に近付く群れの先頭を狙った。
これは両手で保持して引き金を引きっぱなしにして反対の手の親指で矢継ぎ早にハンマーを弾いていく撃ち方で、僅か6発ではあるが、現代的なオートピストルのタップ射撃並みに正確に安定した速射が出来る撃ち方だ。
因みに所謂、手の平でハンマーを叩くファニング(大扇撃ち)とは異なる。
もう手前まで接近しているゾンビに対し、アクションシューティングの様にキビキと次々と照準を変え、性格にゾンビの眉間を撃ち抜いて行った。

秒数イベント
ツーハンド・スリップシュート
(ポイントショルダーで6m以上離れ5体以上に迫られた場合のヘッドショットの確率)
指定病数【6】で全弾命中【5,7】で一体撃ち漏らし【2.4.8】で半分撃ち漏らし【.3.9】で1体しか倒せない。
パーカッションの不発-(2回目)-
指定秒数【1】でトラブル発生…ガクブル

パーカッションリボルバーA:(0/6)
パーカッションリボルバーB:(6/6)
スペアシリンダーx2 (0/6)(6/6)
326ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/27(月) 19:17:17 ID:6EMj/UB90
>>11【8:30〜北:イヴァン屋敷】13/13
「はぁ…」
私は春の陽射を感じながらゾンビについて考えていた…
ゾンビは何故人を食らうのだ…何故、死んだのに身体の機能が活動しているのか…
何故…感情が…
悪魔に乗り移られた???魂が悪魂へと換えられた?
妻も娘も…まだ希望はあるかもしれんな…だが…
夢かうつつかも知れぬのに危険を返り見ず迎えいれるなぞ、私もそれほど馬鹿ではない…
よく考えよう…
私は自らの冷静を取戻すためのパイプを吸う為、マッチ探索を開始した。
広間の扉の前に立ち、ノックをする。
「イヴァン!ちょっと失礼してよいかな?>>15
【入手レス】
この書き込み以降のイヴァン、またはレニー>>98のレスで秒数1桁に『1・3・5』が出た場合やっとのことでジムスキーがマッチ入手。
『2・4・6』が出たら外の人>>の気配に気付き助けに行く。
『7・9・0』が出たらイヴァンにキッチンの場所を聞き出し食料調達。
『8』が出たら空腹のためカウンター-1
327神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/27(月) 19:23:15 ID:XZVT2RWZ0
>>29 9:00 東 警察署 1F廊下〜ミーティングルーム】11/13
「おい、半分任せたぜ」 俺は二人>>20に声をかけると、ショットガンを先頭のゾンビに向けて構えると引き金を引いた。
ドンッ、という腹の底に響くような銃声が鳴り、両腕に体験したことのない衝撃が襲いかかった。
―――こいつは想像以上の反動だぜ…
撃たれたゾンビを確認する。頭部を狙ったつもりが、照準がずれ肩口辺りを吹き飛ばしたに過ぎなかった。
―――落ち着け、照準が定まらねぇなら充分に引き付けてから撃てば良い
俺はポンプアクションを行い空薬莢を排出すると、銃口をゾンビの頭部に向けて構えた。
ゾンビは緩慢な動きでこちらに近づいてくる。
ゾンビが銃口から1メートルの距離まで近づいてきた時、俺はショットガンの引き金を引いた。
再びドンッ、という銃声が鳴り、目の前のゾンビの鼻から上が消失した。
俺は素早くポンプアクションを行うと、最寄りのゾンビに向け引き金を引いた。
三度廊下にドンッ、という鈍い音が響き渡る。
前方を見ると、今度は綺麗に頭部を消失したゾンビが床に倒れ伏そうとしていた。
俺は満足げに顔に笑みを浮かべると、空薬莢を排出した。
【ショットガン(7/7→4/7 射撃能力が向上】
328KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/27(月) 19:44:03 ID:GGVFrTIR0
>>28【8:30〜 北:イヴァン邸前】13/13
俺は愚かにも一体のゾンビに対しダブルタップ(2連射)してセオリー通りの近接射撃をかましてしまった…最早癖なのか?!俺!!
《バカ…銃を避けない、撃ち返して来ない相手に何やってんだろう…もう…》
手前に残った最前列3対のゾンビは既に6mの距離を割った…!
一瞬、スペアの左腰のパーカッションリボルバー手が伸びるが、残りのゾンビはあと20体以上いる…バイクを障害物に見立て、バイクの陰に入る様に後退しつつ、次のスペアシリンダー交換のリロードタイム14秒を稼ごうとした。
《急いで、慌てず、焦らず、交換手順をこなせば大丈夫…イザとなればもう一挺抜くだけの事…そうだろ?…俺!》

…全弾撃ち尽くした後、短時間で再装填出来れば二挺拳銃など必要ない。
次の発射まで弾の詰め替えに時間がかかるからこそ古くから二挺拳銃は実在したし、単発銃の時代には四挺拳銃なども珍しくなかった…。
仮に二挺拳銃で両手で扱えたとしても、実際の銃撃戦の多くの場合は利き腕だけの一挺で射撃し、もう一挺は弾の詰め替えの手間を省く為のスペアとして使われていた。
尤も、これは相手も撃ち返して来る銃撃戦に於いての戦闘継続能力の話であり、ゾンビ相手には全く関係無い事だが…奴等に銃の脅しや牽制が全く適用されないのと同様に。

俺は後退しながらのシリンダー交換に夢中で背後の雑木林から接近していた1体のゾンビに全く気付いて無かった…それどころか背を向けながら、コチラから近寄っていった様なものだったのだ。
329アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/27(月) 20:58:52 ID:S1VcgzG40
>>12【09:30 東:モール/2F銃砲店】10/13
銃の使い方などをメリル>>22に教えていて後悔した。
厳しくしすぎたかな、と。
それでも彼女はついてきてくれた。
それに、覚えが早い。
教え方の悪い私の話を良く聞いてくれたり、何度も何度も繰り返してチェックなどもやった。
努力家に思えてくる。
「…ん、メリルそれで大丈夫だ、疲れただろ、休もう」>>22
疲労が少し顔に出ているのを見かねて言った。
疲れているなら言ってくれればいいのに、と思う。
それとも私が真剣に教えすぎたのかな…?

ふと、思った。
あれ…?私こんなに雰囲気軽かったかなと。
…メリルを姉思いしているのか?それとも…、母思い?
どうも私はメリルに何かを溶かしてもらっているような感じがする。
何だろう…。

「メリル、休み終わったら、食料、取り行く」>>22
やっぱりだ。
無意識のうちに彼女に対して安らぎを感じている。
もう少し冷たい言い方をするハズなのに…。
思えばフィウスの時もそうだったなぁ…。
330ハチオ ◆0jgvin9rDc :2006/03/27(月) 21:35:16 ID:80gY5pl90
>>16【09:30 東:モールB1→1F中央ホール】11/13
階段を上って1Fにたどり着く。
「ゾンビは・・・いないみたいだな。
えらく静かだけど、営業時間前だからこんなもんかな。」>>9
辺りを注意深く見渡しながら中央ホールへ向かう。
中央ホールにはモール内地図が立てかけられていた。
「さて・・・これからどうする?
銃砲店もあるみたいだけど、
俺の場合は持ちなれない武器を持つより
自分なりのゾンビ対策アイテムを探そうと思う。」
331レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/27(月) 22:09:16 ID:LLo6upYv0
>>9【9:30 南:駅付近→東:モール:1F中央ホール→2F銃砲店前】12/13
階段を一階に上がり、吹き抜けの中央ホールに出てきた。
ハチオ>>16が地図の書かれた看板を見た後、これからの行動について尋ねてくる。
「俺はまず武器だな…今もってるこれより、好みにあった銃を手に入れたい。」
そう言って俺は手元のM700に目をやる。
これが名銃なのは間違いないが、今欲しいのは連射性に優れたオートマチックのライフルだ。
「その次はメシ、かな。今日は朝に水を一杯飲んだだけでさ、少し落ち着いてきたら腹が減ってきた。」
モールの地図を見ながら言葉を続ける。
「とりあえず俺は銃砲店に行って来る。それ(ソードブレイカー)は貸しとくよ、代わりの武器が見つかったら返してくれればいい。」>>16
話し終え、停止しているエスカレーターを上がっていった。

二階にあがり、銃砲店を目指し進む。
目当ての店はすぐに見えてきた。…少し遠いが、入口のドアが開いているように見える。
(いるのはゾンビか生存者か、それとも荒らされた後か…。)
すぐに構えられるようライフルを胸の前で持ち、警戒しつつ銃砲店に近づいていった。
332レニー ◆MkLbsLSLVI :2006/03/27(月) 23:18:11 ID:/Au7vvVy0
>>98【8:30 北:屋敷:客間】13/13
口を挟む必要など無い…イヴァン>>15の独白が終わるまで黙って聞いていた。
奴の過去については、実のところかつてガードした時からの想定内だった…問題作を書いたわけでもない一介の作家がボディーガードを必要とするのは不自然…
その富裕ぶりも雄弁に過去を語っている様だった。

もし…カネコがアリスを商売に利用し売り払う目的であったなら、俺は協力者としてイヴァンの額に鉛弾をプレゼントする事になっただろう…
だが、カネコは個人的にアリスを見初め自分の手に入れようとしたのだった。
よって俺の復讐の理由は…イヴァンとは直接関わりは無い…。

「…命拾いしたな…」

誰に言うともなく呟く。
果たして、本当にそうだろうか…俺はもうアリスの事すら疑問に感じ、復讐にすらモチベーションを保てていないのではないか…
…まあ、それも考えても仕方の無い事だ…

それにしても…まさかカネコも教会に潜伏していたとはな…完全に盲点だった。
確かに、マリアとは連絡も取れていないとの情報を流し、マリアの居場所の情報だけをどうにか気付く程度に流す…そうすれば一緒に居るはずがないという先入観が無意識に生まれる。
そうして俺がマリアを殺せばその場を立ち去り…もう戻る事はないだろうから安全に潜伏できるというわけだ…カネコらしいと言えばカネコらしいやり方だった。
恐らくマリアも本当にカネコが教会に潜伏しているとは知らなかったはずだ…

さて…ここで俺は選択に迫られる。
…そのまま教会に向かうか、イヴァンに連絡をしてもらいカネコを呼び出すか、だ。
そのまま教会へ向かえばカネコに警戒される事は無いだろう…だが教会内を捜すのに手間取るだろうし、今やあの場所はゾンビの巣窟になっている可能性もあり、リスクもある…
イヴァンに連絡をしてもらい適当な場所に呼び出せれば楽だが…警戒され逃げられればまた振り出しに逆戻りだ。

>>15「…少し、考える…」
俺はソファで腕組みをししばし考える事にした。
先程のジムスキー>>11という爺さんが入ってきたが、今度は一瞥すらしない。
333ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/27(月) 23:41:10 ID:roMEO0xD0
>>11【8:30〜北:イヴァン屋敷】13/13
「ちょっと失礼…」
両手で耳を塞ぎ二方に見せる様にしながら辺りを見回す。
「すぐ出て行くからちょっと…」イヴァン>>15を呼び寄せマッチがあるかを聞く。
イヴァンは無言で暖炉を指差す。彼は背を低くしながら上目で私に謝るようにして元の椅子へかけた。
私はさっさと出て行こうと暖炉のマッチを取り広間を出ようとした。
そっと耳の手を少し開けるようにして二方の話を聞こうとした。
しかしイヴァンが大きく咳払いをしたため私はそそくさと扉を開け廊下に出た。
「追い出されたな…ははっ…」少しばかりニヤけながら向かいの客人寝室へ。
「この部屋に泊まるかw」
以前、研究の際にここへ訪れた時は泊まり込みというときもあった。
だが私は研究熱心だったからソファの上で寝ていたんだった…
そしてイヴァンが毛布を掛けていてくれた。
一度、私はイヴァンに追い出された時があった。それは初めてここへ来たときで彼は“研究の為だ、西洋武具を見るだけでいい”といっても屋敷に入れようともしなかった。
あまりのしつこさに咳払いをされて…いやあのときは門前払いだったのかなw
結局私は電話で交渉して承諾を経たのだった。
【入手:マッチ9/10(ちなみに刻み煙草は5/5回分)】
334イヴァン ◆CITXjG1UAo :2006/03/28(火) 01:46:21 ID:HZu7dbq00
>>15【9:00 北:屋敷】13/13

>>98 最後に、私が君に協力をした理由を教えよう。
・・・それは只一つ、過去のことは全て断ち切ってしまいたいからだ。
そのために私はこの島へやってきたのだし、こうして隠遁生活を送っている。
だからカネコとも、二度と関わりたくない。それだけだ・・・無論、君には関係の無い話だが。
・・・後は君の好きにするがいい」

ソファに座ったまま黙りこくっているレニー(>>98)をよそに、私は立ち上がる。
「私はホールドと少し話してくる。何、下らない小細工などせんよ」
顔を上げたレニーにそう言って、私は廊下へと出て行った。

向かいの部屋の扉が開いているのを見て、その部屋に入る。
案の定彼がいたので、笑みを浮かべ話しかけた。
>>11 先程は済まなかった、ホールド。何せ今日は客人が多いものでな、私も大忙しだよ。
それで、今日はどうした?また武具の研究かい?」
335メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/28(火) 02:53:07 ID:h92WRAf10
>>22【09:30 東:モール/2F銃砲店】13/13
「そうね、他にもやらなきゃならないことがあるし」>>12
言葉を返しながら、アイスの態度が柔らかくなっているように感じていた。
そう感じる理由としては、さっきより仲が良くなったっていうのもあるのかもしれない。
銃は・・・まぁ撃てるようになっただけでよしとしよう。
知り合いに電話をかけて無事かどうかの確認とか、色々しなくちゃいけないことは山積みだ。
電話が繋がるかどうかも怪しいとこだけど。

立ち上がり、入り口に目を向けたところで外に>>9見知らぬ男が立っている事に気がつく。
さっきは見かけなかった顔だ。私は声をかけてみた。
「今日は多分、店は開かないわよ?」>>9
声をかけたことで店内の私たちが人間だと確認したのか、男はゆっくりと店内に入ってきた。
それでもまだ少し警戒しているのか、いつでも撃てるように両手でライフルを保持している。
336KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/28(火) 03:13:08 ID:7jbDI08P0
>>28【8:30〜 北:イヴァン邸前】13/13
シリンダーを装填し終えた頃、手前のゾンビの群れも眼前に迫っていて、俺は正面ばかりに気を取られていた。
背後のゾンビが襲い掛かってきたのと、俺が奴に気付いたのは同時だった。
寸での所で俺は、左腰のスペア銃をホルスターから引き抜き、バック・ドロゥの姿勢で背後のゾンビを撃った。
(ハリアーの出てくるスパイ映画でシュワルツェネッガーがトイレで背を向けて後ろに撃っていた、あの撃ち方だ…そのあと手首をクルッと反転させるのが印象的なシーンの…)
ゾンビの挟み討ちに遭って西部劇まがいの苦肉の前後同時撃ちだ!
しかし俺は西部のガンマンじゃない、ただ後ろの相手に当てるだけなら兎も角、バック・ドロゥでヘッドショットを噛ますなんてのは無理な芸当だ。

秒数イベント
バック・ドロゥ
(拳銃をホルスターから抜きそのまま銃口を下回りに後方に向けて撃つ場合のヘッドショットの確率)
指定病数【4】で後ろのゾンビのヘッドショット成功。失敗はライフポイント-1(但し、噛まれたり感染は無しで、専ら握撃などの方向で…)

パーカッションの不発-(3回目)-
指定秒数【7】でトラブル発生…ガクブル

パーカッションリボルバーA:(5/6)
パーカッションリボルバーB:(5/6)
スペアシリンダーx2 (0/6)(0/6)
337KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/28(火) 04:14:15 ID:7jbDI08P0
>>28【8:30 北:イヴァン邸前】13/12
案の定、バック・ドロゥは外れた…いや、当ったには当ったが、眉間どころか顔にも当らなかった。
弾丸は奴の頭部に命中した…だが頭蓋骨は人体の中で最も堅牢な場所で、しかも丸い。
被弾傾始という言葉がある様にライフルやマグナムと違いパワーの低い拳銃弾の場合、入射角が浅いと頭皮と頭蓋骨を削っただけで貫通しない場合がある。
それでも頚椎に衝撃が来たのか、上腕に噛み付かれるタイミングがワンテンポずれた様だ。
噛み付きよりも先に右腕に絡み付いてきたゾンビの強力な握力のしがみ付きで奴の指先が腕にめり込む…。
「…うぐわっつつ…!!」
ゾンビの万力の様な握撃に戦慄し、俺は思わず反射的に諸手の銃をクロスさせる形で、左手の銃を右脇の下から右上腕に取り付いているゾンビの頭部に接射銃撃した。
と、同時に肘鉄を食らわし、続いて強力な後ろ蹴りを食らわせ背後のゾンビを後方に吹っ飛ばした。
俺は別に格闘技に通じている訳ではないが、比較的小柄のゾンビで痩せぎすだったので、軽量な奴との体重差で跳ね返せた様なものだ。
しかし、掴まれたコートの上腕部は見事に引き千切られ、それは蹴りで後方にふっ飛ばし引き裂いたというより、握撃が空振りして(本格的に腕にメリ込む前に肘鉄でズレて袖で滑って)破かれたものだった。
だが、そんな事には見もくれている暇は俺には無かった!
目の前のゾンビが既に3m圏内に迫っていたからだ。
338KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/28(火) 04:40:30 ID:7jbDI08P0
>>28【8:30 北:イヴァン邸前】13/12
背後から襲って来たゾンビに気を取られている間に、正面の5体のゾンビは既に3mの距離まで近付いていた!
《マズイ…もう間に合わない!》
俺は窮状に耐え兼ねて右脇にあった左手の銃を離し、フリーにした左手の掌で、無駄と解りつつ、ファニングショットを敢行した!
西部劇でお馴染みの銃を持った反対側の手の平で素早くハンマーを叩いて連射する…アレだ。
離した左手の銃はファニングで反射的に脇を絞めたので落ちずに肘と腰の間に挟まっていたが、当然気にもしていなかった。
目の前に迫り、既に伸びた指先が触れる程に3体の脅威に意識を集中していたからだ。

秒数イベント
ファニングショット
(3m以内で5体以上に囲まれた場合のヒップシュートからのヘッドショットの確率)
指定病数【5】で全弾命中【4,6】で1体撃ち漏らし【3.7.】で2体撃ち漏らし【2.8.】で3体撃ち漏らし【1】で1体しか倒せない。
残的の数だけライフポイントにダメージ(但し、噛まれたり感染は無しで、専ら握撃などの方向で…)
パーカッションの不発-(4回目)-
指定秒数【9】でトラブル発生…ガクブル

パーカッションリボルバーA:(0/6)
パーカッションリボルバーB:(4/6)
スペアシリンダーx2 (0/6)(0/6)
339KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/28(火) 05:24:01 ID:7jbDI08P0
>>28【9:00 北:イヴァン邸前】13/8
矢張りファニングショットなんて無謀だったという事か?!
倒せたのは僅か1体のみ、俺はワラワラと伸びるゾンビどもの8本の腕に好いように引っ張られた…
『…うぐわっつ…おううっつ…』
ベキボキと左腕の関節が引っ張られていくのが解った…俺の首元に腕を回し、首筋に牙を剥こうとして来る奴、足をすくい、俺を押し倒そうとして来る奴、圧し掛かろうとして来る奴…
4体のゾンビに俺は押し倒されてしまった!

俺の左腕は脱臼して既に使えなくなっていたが、辛うじて首筋に喰らい付こうとしているゾンビの首根っ子をなんとか右腕で抑えている状態だ…。
眼前に迫る奴の咥内から垂れた腐った唾液が俺の顔に滴り落ちて糸を引く…俺はゴーグル越しにレンズに垂れる唾液の雫にも瞬きする事も出来ず、余りのオゾマシサに驚愕していた…。
遠方には更に後続の集団が近付いて来ているのが見える…。
しかし倒れている俺に馬乗りになって俺のハラワタを引きずり出そうと、腹部に手を這わす奴や、既に俺の爪先を既に口に含んでガジガジやっている奴もいる…。
あの咬筋や握撃に晒されては人間などひとたまりも無い…マズイ!食われる…。

「がああああああああああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
340ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/28(火) 07:54:52 ID:P7qM/Bve0
>>11【8:30〜北:イヴァン屋敷】13/13
イヴァン>>15が私が何故ここを尋ねたのかを聞いて来た。
「いや…
存じしてるとは思うが今回のゾンビの事もある…」イヴァンは顔をしかめる。私は今日、今までにあった事を全て話した。
「…私ももう歳のようだ。思考を巡らしても整理が付かぬし…
妻と娘を助けに行く覚悟もできぬ。ただ手遅れだ…そう考える他ない。
それで…君に…君に助言をして欲しいと思ってな。」
ポケットからパイプをだし口に咥える。刻み煙草をパイプに詰めて指で押し固める。
私がそうしてる間、イヴァンは黙って私の動作を見ていた。
私が一旦立上がり、窓側に寄りマッチの火を灯す。ボウルに火を近付けスゥッと息を吸う。
マッチの火を振り消しながらイヴァンの方を向き直すと彼は腕を組み考え込んでいた。
「うむ。そんなに考えぬとも…
客人は大丈夫か?あちらの用件を先に済ませた方がいいんじゃ?>>15
341デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/28(火) 08:58:14 ID:ZwcFXM8B0
>>17【09:30〜 東:ショッピングモールB1F駐車場】12/13
通路を走ってる途中、俺は階段への扉を閉められるのではないかという不安に駆られていた。
そしてその不安は的中した。ドアに鍵が掛けられている!
「おい!あけろ!俺はまだ人間だぞ!」
エレベーターは稼動してないらしく動く気配がない。これはピンチだな…。
横目で見ると後ろには俺に気づいて後を追ってきたゾンビのうめき声が聞こえる。
「こりゃマジで…ピンチだ」
M4A1を腰だめで構えながらドアを叩き続ける。
342ハチオ ◆0jgvin9rDc :2006/03/28(火) 09:45:26 ID:neScMMy/0
>>16【09:30 東:モール1F中央ホール】11/13
レオン>>9は武器を手に入れるため銃砲店に行ってしまった。
(さて、俺は先に朝食を取ろっかな。)
鼻歌交じりで食料品売り場へ向かう。
ドンッドンッドンッ!
階段の方から何か聞こえる。
(ゾンビか?)
階段に近づくと人の声が聞こえてくる。
>>17「おい!あけろ!俺はまだ人間だぞ!」
(まずい!地下にまだ人がいたのか。)
俺は急いで階段を下りると、ドアの鍵を開ける。
ドアを開けると同時に男>>17が飛び込んでくる。
>>17と一緒に入ってこようとするゾンビをドアで押し返して再び鍵を閉める。
(危機一髪だったな。)
「いやー、悪い悪い。まだ人がいるとは思わなかったんだ。」>>17
343ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/28(火) 10:37:51 ID:aVl9sgg+0
>>20 9:00 東 警察署 1F廊下〜3Fミーティングルーム】11/13
僕とファレストは、>>29神谷君に言われる前にもう行動を起していた。
ホルスターのハンドガンを抜き、安全装置を外し狙いを定める。
そして撃とうとした時、相手の顔を見て一瞬撃つのを躊躇した・・・そのゾンビは
同僚のクーパーだった。僕は目をつぶって、ファレストは真剣な表情で
引き金を引いた。 秒数が偶数なら弾丸を一人一発消費でゾンビを撃破できる。
奇数だった場合は一人3発ずつ消費でゾンビを撃破、ライフ-1
344ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/28(火) 10:56:48 ID:aVl9sgg+0
>>20 9:00 東 警察署 1F廊下〜3Fミーティングルーム】10/13
僕が目を開けると、ゾンビは全滅していた。(ロギューネ)「クーパー・・・
まだ僕に金を返してないのに死んじゃって・・・仕方ない・・・まだ僕は生きてやる、
君達の分まで生きてやる。」僕は呻くように言うと、彼等の死体を調べる。
弾丸は持ってないな・・・あるのはバッチだけか・・・僕は立ち上がると古めかしい懐中時計を取り出し、
時間を確認する、まだ9時なのか・・・時間はまだあるさ、平気だよな・・・きっと
ロギューネ、Cz75(ハンドガン)5/15→2/15 
ファレスト P220(ハンドガン)8/9→5/9
345アモン ◆.fmQA1LuzE :2006/03/28(火) 12:24:02 ID:gyQMSxfA0
氏名  : 原井亜門(はらいあもん)
系統  : 格闘系
○ 素手及びナイフであれば1レスで1体倒せる。
○ 銃はハンドガン以外は使用不可。2発で1体。
○ 特殊な装備として銃剣付のライフルがあれば撃つ事はできないが、銃剣道の武器として使用可能。
  1レスで2体倒せる。
性別  :男  
年齢  :22歳  
体格  :175cm 72kg  
性格  :直情径行。冷静に考える力はあるが、感情に任せて動きやすい。
職業  :大学生(卒業予定)  
容姿  : 短めの黒髪。ヘアワックスでねじりを入れている。黒のパーカーに黒のジーンズ。
趣味特技: ゲーム(アクション、格闘ゲーム)
所持品 : サバイバルナイフ、ライター、タバコ、携帯電話
備考  :父親が元自衛隊のレンジャーであり、その関係で幼いころから自衛隊徒手格闘術と
     銃剣道、サバイバル技術を教わる。格闘術と銃剣道の実力は大会の優勝者クラス。
     大学の卒業旅行で島を訪れて、今回の事件に巻き込まれた。
346デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/28(火) 12:59:56 ID:ZwcFXM8B0
>>17【09:30〜 東:ショッピングモールB1F駐車場】12/13
「モールに入ったときに車が入っていくのが見えてな…取り敢えず助かったぜ」
立ち上がって衣服を整える。
ライフルを持ち直し階段を上がっていく。
「俺はデイヴィッド・グライムズ、デイヴでいい。あんたは?」
347神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/28(火) 14:39:35 ID:/PliWEpV0
>>29 9:00 東 警察署 1F廊下〜ミーティングルーム】11/13
俺はショットガンに3発分のシェルを装填し終わると、二人>>20のほうに視線を向ける。
ロギューネ>>20が自分が撃ち倒したゾンビへ何か語りかけている。同僚だったのだろうか。
ふと頭の中の中に自分の仲間達の顔が浮かんだ。
俺はいざとなったらこいつらを撃てるだろうか? 
―――まあ、考えるまでもねぇか……

しばらく歩くとミーティングルームの扉が見えた。
「おじゃましま〜す」
誰にともなく声をかけると俺はノブに手をかけた。
348フェイ ◆EBzpNyhPic :2006/03/28(火) 15:04:19 ID:+RK9C9bqO
>>53【09:00〜 東:警察署・3Fスタッフルーム】13/13

〈ドンッ〉

「…?ハッ!」
かすかな銃声(>>327)で目をさます。
(危ないあぶない…つい気がゆるんてしまたね…といてもたたのドッキリたから気をぬいてもかわらないけとね。ヒヒ)

僕は大きく伸びと、これまた大きなあくびをしながらボサボサになってしまった頭をボリボリとかきながら、
すっかりぬるくなってしまったコーヒーを一口すする。

(…そういえばさっきの銃声(どうせ空砲だろうけど)は…?
あぁ、僕がねてしまったからめざましね。…じゃあ次の展開を待ちますかね。僕ってば名優になれるね。)

そんなことを考えながらマガジンラックの新聞に手をのばす。
(最近新聞なんて読むひまなかたよ。)
と、三面記事に目を通す。

『怪奇!人食い病の恐怖』
そんな題に一瞬ドキリとしたが、その新聞を放り投げるとまたひとつおおあくびをしながら腕をくむ。
(よく考えられたドッキリだこと。)

ふと大勢の足音が聞こえてきたので、急いで隠れそうな場所を探す。
(ノッてやるよ。仕方ないね)
僕はロッカーのひとつに身をひそめた。
349アレン ◆8f/0w1dOj. :2006/03/28(火) 15:19:48 ID:9ueLkn5GO
>>116 【9:30 東:モール2F】13/13
ため息をしていると、メリルとアイスは行ってしまった。
さて、俺は少し弾を分けてもらおうか・・・
そう思って銃砲店に向かった。
メリルはショーケースを見ているが、俺はそれに目もくれず棚にあるハンドガンの弾と、マガジンを2つ取ってマガジンに弾を詰めてからポケットに入れる。
次は・・・ホームセンターだな。
「俺はホームセンターにいる・・・。何かあったら呼ぶといい・・・」
俺はそう言って銃砲店を後にした。
350アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/28(火) 18:09:04 ID:aeKLcqRI0
>>12【09:30 東:モール/2F銃砲店】10/13
入り口に気配があったのは解っていたがあえて反応をやめておいた。
生きた人間の足音だったから。
男性>>9が警戒しつつも店内に入ってきた。
私の姿を見るとすごく肩透かしと感じていた。
なんだ、子供までいんのかよ?といいたそうだ。
さして気にしないでいた。
メリル>>22と先ほどの男性>>9が会話をしていたが…、いいかと思う。
店内を少しうろつく。
すると、ショットガンからライフルの大型用ショーケースの前で立ち止まった。
「―――!」見慣れた銃がそこにあった。
M3 SHORTY―!
フィウスが愛銃として使っていたショットガンだ。

フィウスは何でも屋を営んでいた。
お手伝いから暗殺まで幅広く。
正し、自分が気に入らない依頼は受けない。
…そのせいで殺されてしまったが。
今目の前にあの愛しかった者が愛銃として使った物が…。

自然と体は動いてた。
ガラスが割れる音、誰かが私の名を呼ぶ声、手にした愛しい人の愛銃。
「…ッハ!」
気が付いたらメリルが後ろから私を抱いていた。
手の中にはM3 SHORTYが…。
「わ…、私は…、う…、フィウス…」
涙は出てこなかった、もう枯れ果てたのか。

入手
【M3 SHORTY(ショットガン)(3/3)予備弾(3/3)】
ただし、アイスは銃の知識はあってもその体格故、反動に弱く、使いこなせない。
このショットガンはお守りのようなもの。
351ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/28(火) 18:22:04 ID:aVl9sgg+0
>>20 9:00 東 警察署 3Fミーティングルーム】10/13
(ファレスト)俺は>>29神谷に続いてミーティングルームに入っていくと、
奥の方からいきなり「動くな、動いたら撃つ、人間だと言う証拠を見せろ。」
と言う声が聞こえてきた。この声は・・・ベーカー部長、「部長、俺だ、ファレストだ、
ここまで歩いてきた。部長は平気なのか?」すると・・・誰かがロッカーの陰から出てくるのが見えた。
それは・・・やはりベッカー部長だった、しかし・・・右腕から血が滴り、顔も真っ青だった。
「部長、大丈夫ですか、まさか奴等に?」その問いに対し部長は「ああ・・・そうだ・・・
そういうお前も怪我しているじゃないか・・・まぁお前の事だ、また銃創だろう・・・・・・」
(ファレスト)「そうです、売人に撃たれました。まぁ俺は平気ですけれど・・・」
(ベーカー部長)「ああ・・・俺ぁもう駄目だ、もうすぐ奴等の仲間入りだな、
ファレスト、それにそこにいるのはロギューネだな、それに見知らぬ青年、
俺はここで死ぬがお前等は生き残れ、絶対に死ぬなよ、じゃあな。」そう部長は言うと、
左手に持っていた銃で自分の頭を貫く、そして一瞬痙攣した後に動かなくなった。
・・・・・・部長・・・・・・俺は部長に向かって十字を切ると、部長の死体を調べる。
彼が持っていたのはコルトSAAと呼ばれる骨董品の類に入れられる事もある
リボルバー式拳銃と、その弾丸15発だった。銃の中には2発だけ弾丸が残されている。
俺は部長の形見に弾丸を装填すると、腰のベルトに差し、残りの弾丸をポケットに入れる。
そして最後に部長の持っているバッチをポケットに入れる。
部長、あなたの遺言、聞き遂げたぜ、絶対にやり抜いてやる。
ファレストの持ち物にコルトSAA 6/6と弾丸11発を追加、
352ハチオ ◆0jgvin9rDc :2006/03/28(火) 18:51:26 ID:3+bfdXFu0
>>16【09:30 東:モール1F→2F銃砲店】11/13
階段を登っていくデイヴ>>17を追いかけながら質問に答える。
「俺はハチオ・フジタ。なんて呼んでくれても構わないけど。
あともう一人、レオン>>9って奴がいるんだ。確か今は銃砲店に・・・」>>17
ガシャーンッ!
モール内にガラスを割ったような音が響き渡る。
(ッ!!なんだ今の音。まさかモール内にもゾンビがいたのか?)
レオン>>9のことが心配になり銃砲店まで走る。

銃砲店の前までたどり着くと、レオンがライフルを持って立っている。
その目線の先には割れたガラスケースの前で銃を抱いている女の子>>12と、
その女の子>>12を後から抱きしめている女性>>22(女の子の母親?いや、姉かな?)がいた。
「大丈夫?怪我は・・・(ってなんか割り込めない雰囲気だな)」
353神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/28(火) 19:03:22 ID:/PliWEpV0
>>29 9:00 東 警察署 3Fミーティングルーム】11/13
俺は動かなくなった警官にちらりと一瞥をくれると部屋の中を探索した。
乱雑に散らかっていてとても細部まで調べられる状況ではなかったが、それでも部屋の隅からまだ封を切られていない煙草が見つかった。
俺は煙草をシガーレットケースに移し変えると、さっそく一本に火をつけた。
―――さて、どうしたもんかねぇ
俺は煙草の薄い煙を見ながら自問した。
この状況からするともうまともな生存者は望めそうもない。
かといってこの装備のまま街中をうろつくわけにはいかない。 思考の堂々巡り…

「おい、お兄さんたち。 このままのんびりお葬式気分でいるわけにはいかねぇだろ。
とりあえず隣のスタッフルームでも調べてみないか?」
俺は短くなった煙草を床に押し付けると、扉に向かった。
354レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/28(火) 19:06:04 ID:jtZPn8eY0
>>9【9:30 東:モール:2F銃砲店】12/13
「ああ…そのようだね。」>>22
ゆっくりと銃砲店の扉をくぐる。
「外で開店を待ってるヤツらが欲しいのは、人肉だけだ…。」
目の前の女性>>22をサッと観察した後、店内をぐるりと見回す。
目の前の20代後半の女性に、10代前半の少女>>12
こんな状況だ、少女が刀を持っていることにはあまり違和感を感じなかった。
どちらかというと着ているパーカーの絵柄の方が気になる。
FUJIYAMAの文字に刀をもった恐らく猫のシルエット。
(なんだろう、んー…古典的な外国人の勘違い日本像というか?)
「…俺はレオン・ヴァレンタイン。あなたは?」>>22
とりあえず絵柄の事は忘れ、状況確認を始めようとする。
>>22「メリルよ、メリル・マディガン。」
「そう。メリル、ここにあなた達以外の生存者は―」

《ガシャァン!》

「!?」
>>22「アイス!?」
突如店内にガラスの割れる音が響き渡り、メリルが駆け出す。
後を追うと、割れたガラスケースから少女>>12がショットガンを取出そうとしている姿があった。
メリルが少女、恐らくアイスという名の少女を抱きしめる。
(なんだ一体…?)
背後に足音を聞いて振り返ると、ハチオ>>16と見知らぬ男性>>17が銃砲店の前に着いた所だった。
「聞かなくても、いるだけの生存者が集まってくるか。」
俺はライフルを下ろし、小さな溜息をついて呟いた。
355アモン ◆.fmQA1LuzE :2006/03/28(火) 20:23:56 ID:qV4ItHoH0
>>345【9:30 東:ホテル:非常階段】13/13
「…まったく、ついてないぜ…」
一体、どうなってるってんだ?外を歩いてる奴ら…明らかに致命傷を負ってるのに
まるで意に介さずに歩いてる。それだけでも信じられないが、生きている人間を
襲って食ってやがる。
「…いつの間に、ジョージ・A・ロメロの世界に迷い込んだんだ?」
そうだ、あいつら…ゾンビとしか形容しようがない。なら…頭を狙えば倒せるか?
そう考えて、しかし俺は小さく頭を振り、その考えを打ち消した。
必要なのは奴等を殲滅することじゃない。…生き延びることだ。
それに自分の技能を考えてみても、奴等と戦うことには向いていない。
何とか、この島から脱出しなければ。俺は非常階段を慎重に降り始めた
まず必要なのは武器だ…
356アモン ◆.fmQA1LuzE :2006/03/28(火) 20:42:25 ID:qV4ItHoH0
>>345【9:30 東:ホテル裏路地】13/13
今の俺の装備はサバイバルナイフ1本。これじゃランボーだって生き残れやしない。
指し当たって、必要なのは…銃だろうな。奴らの主な攻撃方法は掴んでの噛付きだ。
俺が得意とするのは、格闘戦。元自衛隊のレンジャーだった親父に教えてもらった
徒手格闘術と銃剣道…奴ら相手には最悪の技能だな。離れて戦うことが基本…か。
タイマンなら大丈夫だろうが複数相手にはまずい。
ここで銃がある所と言えば…警察署とショッピングモールか。
…警察?そうだ、警察だ!この異常事態に警察が動かないはずがない。保護してもらえば
いいだけの話だろ!そう考えて俺は駆け出そうとし…止めた。
…なら、何故この近くで警官を見掛けない?これだけの騒ぎだ、彼らが発砲しない訳もない。
でも、銃声も何も聞こえない。ならば…篭城しているか、もしくはすでに壊滅しているか、か…
行くだけ行ってみるか…?………「あっ…!」確かショッピングモールがあった!あそこなら銃砲店もある!
つーか、ナイフ買ったのあそこだった!何で思い出さなかった、俺?
しかし…ここからだと少し遠いな。奴らと鉢合わせになる可能性が高い。集団に襲われたら
そこでアウトか…さて…どうするか…
【イベントレス】
この書き込みの秒数下一桁が奇数なら警察署へ。偶数ならモールへ向かう。
357ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/28(火) 20:45:55 ID:aVl9sgg+0
>>20 9:00 東 警察署 3Fミーティングルーム】10/13
(ロギューネ)僕はベーカー部長の死体に向かって黙祷をした後、
>>29神谷君の提案に対して「・・・・・そうだね、その後で無線室に行こう、
正式名称は別にあるけれども署員はみんなそう呼んでる。あそこなら
何処かと連絡が取れるかもしれない、生き残るには人手が必要だからね。
ファレスト、行くよ、」僕はそう言うと肩にあるレバーアクション式ショットガンを
手に持ち、いつでも撃てるようにしてから部屋を出て行く。部長・・・あなたの事は忘れません・・・・・
358アモン ◆.fmQA1LuzE :2006/03/28(火) 20:46:35 ID:qV4ItHoH0
>>345【9:30 東:ホテル裏路地】13/13
…向かうなら警察署だな。そう簡単に全滅するとは思えないし、保護してもらえれば
脱出の手段も見つかるかもしれない。…最悪、銃は手に入るかも…
そう考えた俺は、警察署へ向かって移動を始めた。
359神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/28(火) 21:09:39 ID:/PliWEpV0
>>29 9:00 東 警察署 3Fスタッフルーム】11/13
スタッフルームはすぐ隣だ。
室中にゾンビがいるかもしれない。 俺は警戒しながらドアを開けたがそこには誰もいなかった。
俺は部屋の中を見渡した。正面のデスクの上に雑誌や新聞紙の束に埋もれるようにシェルが10発見つかった。
「おいロギューネ>>20、半分受け取れ」 ロギューネ>>20に5発分のシェルを渡すと再び一度部屋を見渡すが、もう有益なものは見つからなかった。
「もう何もねぇな… さて、無線室に向かおうか」
踵を返し部屋を出ようとした瞬間、背後のロッカーがゴトリと音を立てた。
【ショットガンの総弾数27発】


360フェイ ◆EBzpNyhPic :2006/03/28(火) 21:53:11 ID:+RK9C9bqO
>>53【09:00〜 東:警察署・3Fスタッフルーム】13/13

〈タァン!!〉
再び一発の銃声>>351が響いた。

(え…また?僕をロッカーから出すためなら…空砲はおかしいネ)
知らず知らずのうちに呼吸は荒らくなり、ジットリとした汗が頬を伝う。
二度目のフラッシュバック。
あの運転手の顔が再び甦る。なにか変だ。なにか…
朝、寒い朝…白い息…
あの運転手…



―――息をはいてなかった―――

(え…?まさか、そんなバカなことが…)

ロッカーを超えて聞こえるのではないかと思えるほどに僕の心臓の音は高鳴っていた。

そして入ってきたヤツらの会話により、疑念は確信にかわる。
(ハァ…ハァ…おぇ…ううう…こいつら、僕のことたって間違って撃つかもわからない…そんな、そんな狂った状況…)
《ゴトッ》
力が入らなくなってしまった膝がロッカーの扉にぶつかってしまった。
(まずい、まずいまずい…開くな、開くな…!!)

『秒数が偶数で扉が開く。ノミの心臓への負担のため、カウンター -1
奇数なら開かない。カウンターマイナスなし』
361メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/28(火) 22:05:38 ID:rg2Ga9pP0
>>22【09:30 東:モール/2F銃砲店】13/13
>>9レオンと言葉を交わしている最中、背後からガラスの割れる音が聞こえた。
自分の顔から血の気が引いていくのが分かる。
―――――私はこの音で目を覚ました。そして数分後、マークは死んでしまった。
頭で考えるよりも先に体が動いていた。ケースに駆け寄り、アイスを抱きしめる。
・・・どうかしてるわ。ガラスの割れる音ぐらいでこんなに怖くなるなんて。
何故だか、アイスは泣きそうな顔をしていた。フィウス・・・そうか。
「大丈夫。大丈夫だから」>>12
動揺している事を悟られないように、アイスの頭を撫でる。私はこういうとこ卑怯だな。
「怪我は・・・ないみたいね」>>12

「OK。大丈夫よ。悪いわね、驚かせたみたいで」>>16
駆けつけてきた2人は両方とも男性で、片方は日系人のようだ。
「私はメリル・マディガン。多分、あなたたちと同じような理由でここに」>>16 >>17
362神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/28(火) 22:07:49 ID:/PliWEpV0
>>29 9:00 東 警察署 3Fスタッフルーム】11/13
―――ロッカーの中か。 人間かあるいはゾンビか… まあ確かめるまでだ。
俺は部屋の後方に戻ると音のしたロッカーに向けショットガンを構えた。
「おい、中の奴。今から5秒数える。その間に大人しく出て来い。
出てくる時に抵抗したらソッコー撃ち殺す。もし出て来なかったらゾンビとみなして撃ち殺す。
じゃあ、数えるぞ。 5,4,3……」
363フェイ ◆EBzpNyhPic :2006/03/28(火) 22:32:00 ID:+RK9C9bqO
>>53【09:00〜 東:警察署・3Fスタッフルーム】13/13

ロッカーの隙間から見える景色に僕はどうすることもできなかった。
>>29「3…2…1…」
(ハァ…ハァ…ハッ、ハッ、ハッ)
頭を抱えたまましゃがみこんで動けなくなったままの僕の守り神(ロッカーの扉)は抵抗をやめた。
あっけなく開く扉。

僕が彼>>29なら、そこには頭をかかえてしゃがみこんで震えたまま動けなくなっている、さえない中国人がそこに見えただろう。
まぁ、それが現実ってもんだ。
ヒーローみたいに助けがくるなんて、そんなことはないんだ。

「お、驚かせてすみません。ドッキリなら…もう教えてくれませんか?違うならいいです。聞きたくないです。」>>20>>29
上目遣いで答えながら、両手をあげて僕は僕の城を放棄した。
364神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/28(火) 22:41:36 ID:/PliWEpV0
―――やはり人間か…
俺は銃を構えたままロッカーから出てきた男>>53を眺めた。
歳は30半ば、顔の作りからして東洋人、おそらく中国人だろう。
―――戦力にはなりそうもねぇな
俺は間抜けたことを質問してくる男>>53を無視して、二人>>20に視線を送った。
365アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/28(火) 23:14:38 ID:aeKLcqRI0
>>12【09:30 東:モール/2F銃砲店】10/13
暖かかった。
人のぬくもりに抱かれていた。
「う…あぁ…んぁ…ぃ、あ…」
涙無い嗚咽を漏らしていた。
「…ケホ、……ケホケホ」
時折、咳も襲ってきた。
それが続き、ようやく落ち着きを取り戻した。
ゆっくりと持っていたM3 SHORTYが手をすり抜けていく。
メリル>>22が後ろから抱いてくれてる安心感を甘える子供のように、いや、子供本来の感覚で味わった。
私の体を優しく抱いてくれる腕を触りながら…。
「メ…リル…」>>22
そう言うと、めまいが起きて足が震えてきた。
支えがないと立ってられない。
足の震えが体全体に行き渡る。
「う…ぁ…、メリル…いやぁ…はな、さないで…」>>22
そう言い残すと、視界が遮断された。
体から何もかもの力が抜けていく…。

今、私は何を思っていたのだろう。
メリルに離されること?
メリルを守ること?
フィウスが殺されたこと?
…それとも。
自分が殺してきた数々の人々のこと?


アイス、気絶。
以降、いつ目覚めるか、不明。
366レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/28(火) 23:55:37 ID:iJ7rtuLc0
>>9【9:30 東:モール:2F銃砲店】12/13
メリル>>22に抱かれた少女が、意識を失う。
>>22「アイス…!?」
メリルが心配そうな顔でアイスを見つめる。
「気絶したのか。」
(それにしてもこの二人>>12>>22…どういう関係だか。)
まあ、気になっても触れるべきじゃないことだ。
「確か3階の警備室内に仮眠室がある…そこにでも運んだらどうだ?」>>22
このモールは警備員が常駐していた筈だ。
警備室は空いているだろう…警備員は逃げ出したか、喰われたか。
「運ぶなら警備室まで護衛しよう。モールの中ににアイツら(ゾンビ)がいないとは言い切れないしね。」>>22
367イヴァン ◆CITXjG1UAo :2006/03/29(水) 00:52:11 ID:ZnbpH2mJ0
>>15【9:00 北:屋敷】13/13

腕を組んでいる私を、ホールド(>>11)が心配そうに見ている。
>>11 何、腕組みは私の癖だよ。こうしていると頭が冴えるような気がしてな。
・・・君が私の客人の心配など、しなくてよいのだよ。相変わらず細かい心配りだな」
私は微笑みを以て答えた。

「私が思うに、きっと君の妻と娘も同じ思いをしているだろう。
家族の存在を確認できず、絶望に打ちひしがれている・・・それは君だけが抱く感情では無い。
しかし、家族が生きていると信じることは今此処で出来ることでは無いのかね?
・・・君が彼女らを信じないで、誰が信じると言うのだね。我が友、ホールドよ」

俯いている彼を元気付けるように、言った。
368レニー ◆MkLbsLSLVI :2006/03/29(水) 01:07:00 ID:pCt9vRoP0
>>98【9:00 北:屋敷:客間】13/13
イヴァン>>15は旧友>>11と話に部屋を退出した。
去り際に言った『小細工などしない』…それはまあ、そうだろう…最初から小細工をするつもりがあるなら、もっと俺に警戒をされない様な話をでっちあげるはずだ。
わざわざあんな話をしたという事は、奴の言葉には嘘は無い可能性は高いだろうが…

暫し考える。
何も告げずに教会へ奇襲をかけるやり方は…うまくいけばいいが、かなり厳しい条件が今は揃っている様に思えた。
まず…ゾンビの存在。
次に…マリアにもバレずに教会に潜伏しているという事は、隠し部屋等がある可能性が極めて高い…ゾンビ共を始末しながらそれを探し、カネコに逃げられる前に発見するというのはかなり難易度が高い…
隠し通路の様な逃げ道がある事も十分に考えられる…もしそれで逃がしてしまえば、ふりだしに逆戻り以下の状態になるだろう…
…ならば、イヴァンに連絡させ、何処かにカネコを引っ張り出した方がまだマシに思える…リスクは伴うが、それはどちらにしてもだ…まあ、仕方が無い。

…そんな事を考えている間にも、俺の耳には屋敷の前からであろう銃声がずっと聞こえていた。
イヴァン邸は造りがしっかりしているだけに外からの音は入って来辛いが、職業柄というか俺の聴覚はそれを捉えてはいた…が、どうでもいい…
あれだけ乱射しているという事は、恐らくかなりの数のゾンビ…俺が来た時には殆ど居なかった事から考えると、派手に動いて連れて来やがったんだろうが…まあ、勝手に始末してもらおう…
全て始末出来れば良し、出来なくても減らせるだけ減らしてもらえれば良し、そいつが喰われれば多少はゾンビも満足するだろうさ…
どの道、この屋敷には早々侵入は出来ん…今は放置しても問題は無い。
俺は無視を決め込みソファーに身を沈め考え事を続けていた…

やがて、断末魔の様な男の悲鳴が響き渡る…やれやれ…残念。始末しきれなかった様だな…
俺は軽く嘆息をついた。
369デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/29(水) 01:50:53 ID:U1vR7ybA0
>>17【09:30〜 東:ショッピングモールB1F駐車場】12/13
ハチオの後を追い、モールの中を走る。中にゾンビはいるのか…?
二階の銃砲店まで来ると、そこにはライフルを持った男>>9と少女>>12、そしてその少女を抱きしめている女性>>22がいた。少女の手にはショットガンが…ガラスケースが割れていることから自分で割って取り出したのか…最近の子供は無茶をする…。
「聞かなくても、いるだけの生存者が集まってくるか。」
「OK。大丈夫よ。悪いわね、驚かせたみたいで」
「私はメリル・マディガン。多分、あなたたちと同じような理由でここに」
ふん、キザな兄ちゃん>>9に錯乱少女>>12とその保護者>>22、そして日系人>>16か…随分と個性的な面々じゃねえか…。
頭の中で要らぬ不協和音が鳴り響く。そういう自分も躁鬱病の傭兵崩れのくせに…。人間の集団になじめない自分を心の中でなじる。
メリルと名乗った女に抱かれている少女>>12はパニックを起こしているようだ。とうとう気絶してしまったらしい。男>>9が警備室まで運ぶことを提案した。
「俺も護衛につこう…転がり込んできた侘びっちゃあなんだが…」
回らない舌を必死に動かしながらライフルを持ち直す。
370ハルキ ◆KZGv///Ri. :2006/03/29(水) 02:34:47 ID:7P/S0J3JO
>>19【9:30 東:モール2F服屋前〜銃砲店前】 13/13

ちょっと話した後、メリルさん>>22は銃砲店に向かったらしい。
ジョンさん>>27に名前を聞かれ、メモで職業を確認しつつ慌てて答える。
>>27「そういえばまだ名乗ってなかったんですね…。名前はハルキと言います。…このモールの清掃員をしてますが、障害の特性上モール内は地図なしでは動けません」
そこで小さく苦笑する。職員でありながら、勤め先の案内も出来ないなんて。
>>27「…あぁ、お願いがあるんです。僕、出会った人のことはなるべく顔のわかる写真をこの携帯に保存しておくようにしてるんです。
なので、もしジョンさんが覚えていてくださったら生存者の方がある程度揃ったときにでも協力していただけませんか?
…あ、協力といっても、僕に写真のことを教えてくださるだけでも充分です」
協力が得られなければそのときはそのとき。
きっとどうせ覚えてやしない。
でも…いる人にはせめて自分の障害のことだけは教えておかないと、無理なことを頼まれかねない。

そんなことを悶々と考え出していたとき。
不意に、メリルさんやアイスさん>>12が行ったはずの方向から音が聞こえてきた。
これは…ガラスの割れる音?
さすがに気になり、そちらへと早足で歩いていく。
音源は銃砲店らしく、近付いてみるとメリルさんやアイスさんの他に見覚えのない人>>9>>16>>17が数人。それともこの人たちにも会っているのか?
様子を見ていると、何やらアイスさんが倒れたらしく、警備室に運び込むらしい。
>all「あの…何がどうなったんです?何か僕でも手伝えそうなことないですか?」
そう言ってから後悔した。万が一記憶に関することを頼まれたらどうするんだ…
371ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/29(水) 07:58:21 ID:P7OuqAZI0
>>11【8:30〜北:イヴァン屋敷】13/13
家族を信じる…
だがそんな事で助かるのだろうか。
私は過度な冷静さが仇となり家族を信じる事が出来なくなってしまった。
冷静は見えない“何か”で私の心につなぎ止めていたのだろう。しかし娘が妻の手に食らい付いた途端冷静な心が解き放たれた。
【のち、ジムスキーはゾンビに襲われている人に過敏に反応しどんな状況であろうと救出に向かうようになる。】
>>15「我が友、ホールドよ。」
「あぁ。友よ…予は腹が減ったw」英国の王サルバントスが戦の前、戦場の張り詰めた空気を和ますために言った言葉だ。
彼も有力な剣の使い手であった…ん?
「おぉそうだ!あの廊下に飾ってある短剣を触ってみたいのだが…>>15」駄目元で頼んだ。
【救出レス】
書き込み秒数1桁に偶数が出たら外の人>>28の悲鳴に気付き助けに向かう。(短剣の話は救出後に…)
奇数が出たらイヴァンと短剣を見に行ってしまう。
372ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/29(水) 09:04:20 ID:mEJufwAZ0
>>20 9:00 東 警察署 3Fスタッフルーム】10/13
(ロギューネ)僕はロッカーから出てきた>>53中国人を見て、
南エリアにある中華料理店のことを思い出した。
「ああ、あなた南エリアで中華飯店をやってる>>53フェイさんですね、
常連のロギューネです。覚えているでしょう、実は麻薬捜査官なんですけれど、
取引の現場で奴等に遭遇して、署に戻ってきたらこの有様ですよ、ここで何があったか
教えていただけませんか?後武器は持っていますか?」僕は一応尋ねてみる。
まぁ何も持っていないだろうし、何も知らないだろうけれども・・
・だってこんな所に隠れているくらいだから・・・
それはそれでいいや、「まぁとりあえず無線室に行きましょう、あそこなら
近隣の建物にも、島の外にも連絡が取れるようになっているんだ、何か分かるかもしれない。」
僕はそう言うと、
373ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/29(水) 09:10:45 ID:mEJufwAZ0
>>20 9:00 東 警察署 3Fスタッフルーム】10/13
僕はそう言うと今度は>>29神谷君に「>>29神谷君、この人戦力にならないけれど、
連れて行ってもいいかな、本当なら足手まといは連れて行きたくないんだけれど、
一応知り合いだから。」僕はそう言うと、>>53フェイさんの状態を見る。
奴等に噛まれてはいないみたいだけど・・・・・・まぁこの人が今後いれば変な飯を食べないで
済むだろうしね、と言うか他に何か朴達の役に立つような事ってこの人にあるっけ・・・・・
374神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/29(水) 10:10:44 ID:Jm59GAQe0
>>29 9:00 東 警察署 3Fスタッフルーム】11/13
―――連れて行く、だと…
俺は改めてフェイ>>53と呼ばれた男を見た。どう考えてもこの男を連れて行くメリットがあるとは思えない。
せいぜい料理ができるくらいらしいが、この状況でその腕前を発揮できるかどうか…
どちらかといえば自分たちが食料になる公算の方が高い。
俺はフェイ>>53に向き直ると「おい、アンタはどうしたいんだ?
このまま此処で助けが来るまでかくれんぼし続けるか、俺たちと一緒に廃墟の街を散歩するか、さあ、どうするよ?」
375アモン ◆.fmQA1LuzE :2006/03/29(水) 12:24:19 ID:E9Ht8fHU0
>>345【9:30 東:警察署前】13/13
ホテルから警察署までは近くにあった為、幸運にも奴らに遭遇することなく到着した。
だが、 その正門は固く閉ざされていた。
篭城…の方だったのか。どちらにしてもここから入ることは難しそうだ。
かといって、大声を上げて奴らに感づかれるのも上手くない。
さて…と、どうするかな。非常時だし…忍び込むか?それとも他の入り口を探してみるか?
【このレスの秒数が0〜4の場合、忍び込む事を選択。5〜9なら付近を捜索】
376ジョン ◆2gbJUznf8E :2006/03/29(水) 12:30:15 ID:qX8MTUTj0
>>27【9:30 東:モール2F服屋前→銃砲店】12/13
>>19はハルキと名乗った。
協力ねぇ。まぁ出来るだけの事はするさ。

少し経った時、鉄砲店の方からガラスが割れるような音が聞こえてきた。
さっきの二人>>12>>22か・・・?何やってんだ?
ハルキが足早に歩いて行ったのでついていく事にした。
(ついでに弾でも貰うとしようか。)
 
鉄砲店に着き、店内を見ると新たな生存者らしき人>>9>>16>>17が数人。
そしてさっきの二人がいた。
少女の方が倒れたらしい。まぁ他の人達に任せればいいか。
俺は店内に入ると、ショットガンが陳列されているショーケースの傍の棚に
何種類かの弾丸が並べられていた。
そこから俺は、12ゲージショットシェルとスラッグ弾を取った。

入手
【ショットガンの弾(7)スラッグ弾(7)】
377ジョン ◆2gbJUznf8E :2006/03/29(水) 12:46:55 ID:qX8MTUTj0
所持武器訂正。

ショットガン(3/7)→レミントンM870(ショットガン)(3/6)
378ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/29(水) 14:10:22 ID:mEJufwAZ0
>>20 9:00 東 警察署 3Fスタッフルーム】10/13
僕は>>29神谷君が>>53フェイさんにいろいろ言っているようなので、
「僕達は二階の無線室にいます。階段を下りてまっすぐいった所にありますので、
終わったら来て下さい。外部と連絡を試みて見ます、行くよ、ファレスト。
フェイさん、現実を受け入れられないならこの世界では生きていけませんよ、それじゃ。」
僕はそういい残して部屋を出て行った。さてどこかと繋がればいいけれど・・・
379ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/29(水) 14:30:13 ID:5w4m/JVR0
>>11【8:30〜北:イヴァン屋敷】13/13
私達は短剣の前に並び立っていた。
「実は私のこのレイピアはサルバントスが愛用したものでな。私の宝だよ。私はサルバントス王が好きだ。
なんせ彼はユーモアが天才的でな。多くの兵群を笑わせた。そしてまた彼は私の母国
イギリスを敵軍から守り抜いたんだよ。この剣で。」イヴァン>>15はこの話を何度も聞いている。が、彼は最後まで話を聞いてくれる。
私はパイプをプカプカ吸いながら話すのだ。イヴァンは穏やかな顔で話を聞く。今までずっとここでの研究と言えばこうだったな。
…ここにいるとなんだか心が安らぐ…
380神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/29(水) 14:55:28 ID:Jm59GAQe0
>>29 9:00 東 警察署 3Fスタッフルーム】11/13
俺は足元で無言で震えている男>>53を見下ろしながら心中で自問した。
―――どうしてあのまま撃たなかった?
ロッカーの中に隠れていたのが人間だと言うことは大体見当がついていた。そしてそれがただの民間人に過ぎないということも。
誰かが隠れているとわかったら、あのお人好しのロギューネ>>20のことだ、足手まといになるとわかっても必ず連れて行こうというだろう。
だったらロッカーが開く前に問答無用で撃ち殺しておくべきだった。昨日までの俺なら間違いなくそうしただろう。
実際俺は引き金に指をかけ、銃口をロッカーに向けていた。

しかし、なぜか指に力を込める気にはなれなかった。
―――あいつの甘さがうつっちまったってわけかい。ざまあねぇな……
俺は心内で苦笑すると、フェイ>>53の目を見つめた。
381ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/29(水) 17:22:26 ID:mEJufwAZ0
>>20 9:00 東 警察署 3Fスタッフルーム〜2F廊下】10/13
僕はスタッフルームを出て行った後、静かな廊下をファレストと二人で
歩いていた。いつも歩いているはずの廊下、それが誰も歩いていないと、
まるで別の世界に迷い込んでしまったかのようだった。
「誰もいない・・・・か・・・まぁいい・・・まだ人類が滅びたわけじゃぁない、
その内反撃してやればいいさ、それまでは生き残ればいい、そうさ、生き残ればいいんだ。」
ぼくは誰にも聞えないように呟くとそのまま歩いて行った。
無線室はもうすぐだ。あそこに行けば軍だろうが近隣の建物だろうが連絡出来る。
382レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/29(水) 17:52:55 ID:GxGGpnTV0
>>9【9:30 東:モール:2F銃砲店】12/13
ガラスケースの割れた部分から手を入れて開錠し、ケースを開けた。
(理由はどうあれ、勝手に持ってくってのは少し気が引ける。)
M700をケースの中に置き、代わりにドラグノフを取出す。
その後マニュアルと7.62mmx54リムドカートリッジ、マガジンを探し出し弾丸を装填した。
(ハンドガンは後でいいな…)

鋭い目つきの男>>17が護衛したいと言ってくる。
得物はM4…民間用モデルか、まさかオリジナル?
「二人もいれば、簡単に殺られることもないだろう。俺はレオンだ、あんたの名前を教えてくれないか?」>>17
>>17「デイヴィッド・グライムズ…デイヴでいい。」
直後に銃砲店に入ってきた、俺と同い年くらいの男性>>19も何か手伝いたいと申し出てきた。
見たところ銃は持っていない。
(手伝ってほしい事…。)
床に落ちていたM3 SHORTYを拾い上げると、男>>19に差し出す。
「これを持っていってもらえるかな。」>>19
わかりましたと一言答え、>>19は銃を受け取った。
「レオンだ、よろしく。…名前は?」>>19
>>19「えーと、ハルキといいます。」
(なんだろう、どっかで会ったような…高校の時?)
とりあえず今聞くのは止めておいた、後でも聞けることだ。


放棄  Remington M700(ライフル 1/5)/7.62mmx51弾(10)
入手  USSR Dragunov{(SVD)セミオートライフル 10/10}/7.62mmx54R弾(20)
383ハチオ ◆0jgvin9rDc :2006/03/29(水) 19:00:29 ID:V5mwDUcNO
>>16【10:00 モール:2F銃砲店】11/13
レオンとデイヴは二人>>12>>22を警備室まで連れて行くらしい。
「ども、ハチオっていいます。」>>all
集まった人達に軽く自己紹介をしてから、レオン>>9に言う。
「俺は朝食を取りに行くけどなんか欲しい物あるか?」>>9
384デイヴ ◆BAlid/rL1I :2006/03/29(水) 21:05:42 ID:U1vR7ybA0
>>17【10:00〜 東:モール2F銃砲店】12/13
「…ドラグノフか…いい銃だ」>>9
つぶやくように言うとM4A1の残弾を確認し、左手から右手に持ち替える。
なにやら心臓がどきどきすると思ったら、ほっといた両腕の出血が酷いようだ。
「こんなところで…足手まといになんかなれるか…」
つぶやくように、また言った。それからポケットの中をまさぐりスニッカーズを取りだそうとしたが無くなっていた。通路を走ってるときに落としたらしい。俺としたことが…。
385メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/29(水) 22:15:13 ID:OoMZXX0V0
>>22【10:00 東:モール/2F通路(3F警備室へ移動中)】13/13
私は気絶してしまった>>12アイスを背負うと、警備室までの道中を護衛してくれる
ことになったレオン達を促し、銃砲店を後にした。
「面倒をかけるわね」>>9 >>17 >>19
・・・アイスは大丈夫だろうか。体に異常はないように見えるが、眼を覚ましてくれない。

当り障りのない会話を交わしながらも、私たちはそれぞれに神経を尖らせていた。
それも当然だろう。ここに来るまでに、全員が相応の戦いを経験しているはずだ。

通路の窓越しに見る限り、外の連中はここに来た時よりも数を増してきている。
「後で入口にバリケードでも作った方がいいかもしれないわ」>>all
386ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/29(水) 22:42:42 ID:H68nvH/U0
>>20 9:30〜10:00 東 警察署 2F廊下〜2F無線室】10/13
僕達は誰もいない廊下をしばらく歩いて行き、無線室へと辿り着くと、
すぐさま扉の中へと入っていった。不思議な事に、普段鍵をしてあるこの部屋に
鍵は掛かっていなかった。僕とファレストは中に入っていくと、そこには
ゾンビではなく、一般人の死体が2体放置されていた。2体とも頭を撃ち抜かれているようだ・・・
まさか・・・部長が・・・まぁ細かい事を気にしている時ではない、とりあえず外部と連絡を取らないと、
僕は壁際に設置されている無線機に駆け寄ると、何度も覚えさせられた
マニュアルの通りに無線機を操作し(結局使えるようにするのに30分かかった、
とりあえず近隣の建物と連絡を取ってみる。まずは・・・・・・モールだよね・・・
あそこなら生存者がいるかもしれない・・・・・僕はそう考えるとモールに無線をつないで見る。
あっちに生存者がいるなら呼び出し音がするから多分気づくとは思うけれど・・・・・・
どうだろうかな・・・さて出てくれよ・・・生存者・・・・・・
387レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/30(木) 00:30:43 ID:PAiaTC9b0
>>9【9:30 東:モール:2F銃砲店】12/13
「食い物を頼むよ、あと…」>>16
辛そうな表情で腕を気にしているデイヴにチラッと目をやる。
「包帯とか怪我の治療に使えそうな物も。」>>16
警備室に救急セットくらいあるかもしれないが、一応。

メリルに促され、銃砲店を後にしようとする。
「…噛まれたのか?」>>17
デイヴとすれ違う時、他には聞こえないよう小さな声で尋ねた。
>>17「違う。」
「そうか。」
銃砲店を後にし、中央のエスカレーターに向った。

通路を歩いている途中、メリルがバリケードの設置を提案してきた。
「そうだな、設置しないと不味そうな場所がある。」>>22
(客用の入口は設置しないとそのうち破られるな。)
動かぬエスカレーターを3階へ上っていく。
(出てくんなよ…ゾンビども。)


秒数一桁目が奇数のとき、3階にゾンビ2体が出現。
誰が倒すか、また逃げるかは自由。
388フェイ ◆EBzpNyhPic :2006/03/30(木) 07:55:09 ID:NIEZbFVTO
>>53【09:30〜 東:警察署・3Fスタッフルーム】13/13

答えを待ちながら入ってきた人々を確認すると、そのなかに馴染みのある顔があった。ロギューネ>>20さんだ。
「現実を受け入れるてよく意味わからないネ…」

そうは言ったものの、僕はこの狂った状況の意味がわかってきていた。そう、受け入れることができなかったんだ。
まだ心のどこかではありえない、という気持ちが大きかったんだ。
>>20「ここで何があったか教えていただけませんか?後武器は持っていますか?」
「知るわけないね。僕だてここにさっき来たら誰もいなかたし、それに武器なんて使えるわけない」

僕がそう答えると、ロギューネさんはもう一人の傷を負った方(パートナーかな?まぁなんでもいいね)と無線室に行くと言い残し、出ていってしまった。
あとに残されたのは鋭い目をした男>>29と、僕だけになる。
(金髪だけど…日本人?にしても目が恐い…)
そんなことを思っていると、男が口を開いた。
>>29「〜俺たちと一緒に廃墟の街を散歩するか、さあ、どうするよ?」

こういう男が冗談を言うとも思えないし、僕自身、自分の目、耳で今の状況を確認したかった。
「仮にアナタの言てることが本当だとしても、その前に僕はロギューネさんに聞きたいことあるし、とりあえず通信室行く…
ついていくかとうかは、そのあと決めるね。」

そう言うと僕は男より先にスタッフルームを出た。…というかあの男と一緒にいるのが恐かった。
389フェイ ◆EBzpNyhPic :2006/03/30(木) 07:57:50 ID:NIEZbFVTO
>>53【09:30〜 東:警察署・通信室】13/13

――通信室
「あの、僕が考えてる『いまの状況』てやつとたぶんあなたが考えてること同じだとして、
わざわざ街をうろつく必要ないじゃないてすか?ここにいれば警察の人たち、きっと助けにきてくれるし
なにより頑丈だからそうそうそんな危ない目にはあわない気がしてるてす。」>>20

「あと外の様子とかみることできる監視カメラとかあるですか?」>>20

と、足になにかがあたる。
人の頭だった。

「ひ、ひぃぃ!ここここれ、あ、あんたがやったね!?人殺し!!だ、たれか!!」
僕は腰がぬけてしまったようにそこにへたりこんでしまった。
390KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/30(木) 08:23:36 ID:+htnM5bs0
>>28【9:00 北:イヴァン邸前】8/13
俺に馬乗りになったゾンビは俺の腹部に手を這わせた…あの強力な握撃を受けたら大変だ!内蔵が飛び出してくる!
…ブリリュッ…ミュリミュリミュリ…ずびゅり!…
オゾマシイ嫌な感触が腹部に走る…俺は思わず絶叫した。
「がああああああああああああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
左手から俺の首元に喰らい付こうとしているゾンビを俺は辛うじて唯一自由になる右手で抑えていた…。
右肘を胸に押し付け、右手首で喰らい付こうとするゾンビの顎下を押さえつけ、右前腕をツッカエ棒の様にしてゾンビの喰らい付きを防いでいた。
ゾンビの怪力はジワジワと右肘を胸骨にめり込ませていく…しかしその強力な引き付けは、右肘を支点に右前腕のリーチに阻まれた分ゾンビの首を俺の顔近くに持ってこさせた。
バイザーゴーグルを隔てゾンビのオゾマシイ顔が、目が、口が、眼前に迫ってくる…!
ゾンビは俺の頭を両手で抱える様にして俺の頭に噛り付いて来た!
「わあああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーああーー!!」
バイザーゴーグルの内部に大量の鮮血が滴り落ちてくるのが分る…徐々に意識が遠のく…。
”ずちゃっつ”というヌッタリとした感触と共に、仰向けに倒された俺の腹の上に夥しい腸や内蔵がブチマケられた…。
391神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/30(木) 09:24:20 ID:xDUANswG0
>>29 9:30〜10:00 東 警察署 2F廊下〜2F無線室】11/13
―――ちっ、うぜぇな
俺は足元にへたり込んで叫んでいる男>>53に近付くと、有無を言わさず男のわき腹を蹴り飛ばした。
さらに地面に倒れ伏して悶絶する男の髪を掴んで目の高さにまで持ち上げると、
「おいオッサン>>53、てめぇこの期に及んでもまだわかってねぇようだな。
もうここはてめぇが生きてきた昨日までの世界とは違うんだよ。
それとも腕の一本でも吹き飛ばされねぇと現実だとわからねぇか?」
俺は髪を掴んでいた手を離すと、フェイ>>53の右腕に銃口を向けた。

392ハチオ ◆0jgvin9rDc :2006/03/30(木) 10:05:03 ID:X7w3YhY90
>>16【10:00 東:モール 2F銃砲店→ホームセンター→1F食品売り場】11/13
まずホームセンターに行き、とりあえずの武器として薪割用の斧を取ると、
中央のエスカレータから1Fへ向かう。
一人になると急に心細くなるものだ。
(やっぱりあいつらに着いて行けば良かったかなぁ。)
慎重に辺りを見回しながら、
食品売り場へ向かうとレジの横の買い物カゴを拾い、食品の陳列棚へ移動する。
とりあえず水のボトル、カロリーメイトの箱、袋詰めのパンを買い物カゴに放り込んでいく。
『ガタッ』
「ッ!!だ、誰かいるのか?」
辺りを見渡すが陳列棚が邪魔で音の正体を確認することが出来ない。
俺は斧の柄を握り締めると、身を屈めて移動する。

秒数判定
食品売り場でゾンビと遭遇。
偶数で気づかれることなくゾンビを発見。
奇数でゾンビに先に気づかれてカウンター-1。

入手 薪割り用斧
393アモン ◆.fmQA1LuzE :2006/03/30(木) 12:23:10 ID:JZ/mJr/u0
>>345【9:30 東:警察署裏門前】13/13
俺は正門から裏手にやってきた。大概こういう建物には裏門があるものだ…
はたして、裏門はあった。調べるまでも無く、裏門はかんぬきを通すことも無く
開いている状態だった。…篭城してるんじゃないのか?まさか、全滅…のほうなのか?
いや、そんなはずはない。俺は頭に浮かんだ考えを打ち消し、門を空けて中に入った。
この時、俺は完全に気を抜いていた。閉められていてもおかしくない門が開いていて、
なおかつ頭に浮かんだ考えを打ち消す行為により、警戒することを忘れていたのだ。
…だから気がつかなかった。門のすぐ横にゾンビがいたことに。
「ウガァァァァ!」
何っ!?くそっ、油断していた!身構える間もなく、俺はゾンビに掴まれていた!
まずい、振りほどかなくては!

【戦闘判定】難易度2
格闘系の為、難易度−1だが、不意打ちの為効果相殺。
秒数下一桁4・8・9で判定成功。ゾンビを振りほどける。
それ以外なら地面に押し倒されてカウンターを−1
394ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/30(木) 14:36:10 ID:P/aMpYwZ0
>>20 9:30〜10:00 東 警察署 2F廊下〜2F無線室】10/13
(ファレスト)>>29神谷が相棒の知り合いらしい>>53フェイとか言う男に襲い掛かったのを見て、
俺は一瞬止めようかとも思ったが、そのまま成り行きを見る事にした。どうせ役に立たないならゾンビになる前に死んでもらった方が楽かも知れないしな、

だがほぼ無傷の生き残りか・・・運だけはいいんだろうな・・・
・・・・さてこいつをどうするか・・・

俺は少し悩んだ後に「>>29神谷、そんな奴に弾丸を使う事は無いぜ、
出血多量で死なれても嫌だしな。>>53フェイとか言ったな、こいつらは
俺が来た時にはもう死んでいた、死後硬直の具合から推測すると大体一時間ぐらい前には
死んでるよ。それとぎゃーぎゃーわめくな、奴等がこの部屋に来るかも知れない、
そしたらお前に囮になってもらうぞ。」と言っておき、部屋の隅に置いてあった
缶コーヒーを飲み始めた。
395本当にあった怖い名無し:2006/03/30(木) 14:44:56 ID:kbEaTAb/O
age
396フェイ ◆EBzpNyhPic :2006/03/30(木) 17:26:20 ID:NIEZbFVTO
>>53【09:30〜10:00 東:警察署・2F通信室】13/13

いきなり横腹に激痛がはしったあと、髪をつかまれる。目の前にはあの“恐いヤツ>>29”の顔があった。
>>29「〜それとも腕の一本でも吹き飛ばされねぇと現実だとわからねぇか?」
「うぐぅ…ハァハァ…うぅ…げ、現実たって信じたくない…てもこれほんとの死体…うぇ」
僕は涙でぼやけた視界にロギューネさん>>20を探すが、彼は無線とにらめっこをしたままなようだった。
助けを求めるようにもう一人の警官(ファレスト)に目をやる。
(僕ここて死ぬのかな…)しかし彼は
「〜そしたらお前に囮になってもらうぞ。」
などと言う。
地獄で仏なんてよくいったもんたね。

とりあえず腕がつながっていることに今は感謝するしかない。
「じ、じゃあこれからどうするね?僕は警察の人たちを待つネ。
また街にでるなんて…アンタたち(神谷、ファレスト)どうかしてるね!」
397ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/30(木) 17:41:04 ID:zbpubJSn0
>>11【8:30〜北:イヴァン屋敷】13/13
長い長い私の話を聞いてくれたお礼に私はイヴァン>>15に手料理を作る事にした。
イヴァンにキッチンの場所を聞き彼を広間で待たせる。
「どうせだからあの客>>98にも何か振る舞ってやろう。」
さっそく食材を調べるため冷蔵庫を開ける。
「料理は食材が命だからな。食材で味が決まるw」なんて言ってみた。でも私は料理は得意ではない。
まぁ…食えない物は作らんが。
【料理】
秒数1桁に『1・3・5』で「卵・ハム・パン・調味料」入手。
『2・4・6』で「牛ひき肉・小麦粉・玉葱・卵・ソース」を入手。
『7・9』で「パン・バター・ガーリック」を入手。
『8・0』で食材不足のため料理不可。空腹でカウンター-1
398神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/30(木) 18:02:57 ID:xDUANswG0
>>29 9:30〜10:00 東 警察署 2F無線室】11/13
俺はフェイ>>53の言葉を聞くと床にへたり込んで泣き喚く男の脇にかがみこんだ。
そして自分の顔をフェイ>>53の眼前数センチの距離に近づけ、優しくささやいた。
「君の好きにすると良い。 だがここにいても助けは来ないよ、絶対にね。
 まあ、料理人が最期には自らが食材になるってのも、なかなか粋なものだと思うがねぇ」
俺は立ち上がると、「なあロギューネさん>>20、何か有益な情報を得られたかい?」
399ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/30(木) 18:34:33 ID:KKA0hhjQ0
>>20 9:30〜10:00 東 警察署 2F無線室】10/13
(ロギューネ)しばらくの間モールに連絡を取る事を続けていると、
いきなり後ろから>>29神谷君に声をかけられる。
僕は一瞬びくりとしながらもそれに答える。

(ロギュ)「まだ何も入ってこないよ。少し時間が欲しい、2〜3時間は必要だと思う、
救助は得られないと思うけれど、せめてこれから何処を目指して行けばいいか位は分かると思う。
まぁまずは島を脱出する事か、この島で生き残るためにまだ生きている人間を確保するかを
しなくちゃいけないけれどね、>>29神谷君、少し時間をもらえるかな?」

僕はそう言うと、また無線の操作に戻った。やっぱり別の場所に連絡すべきかな・・・
でも銀行とか公民館に連絡を取るよりはよさそうだと思うんだけどな・・・
400ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/30(木) 19:10:50 ID:bsWTni9c0
>>11【8:30〜北:イヴァン屋敷】13/13
「牛ひき肉、小麦粉に玉葱に卵、デミグラスソース…デミグラスか…」ソースが入ったパックを開封して小指ですくい一舐め。
「ん〜いい味だ。イヴァンめ…こんないいものを…奴には勿体ない。」私は味にはうるさい方だし、味見さえしていれば食える物を作れる。
「よし…ハンバーグにするか!」袖を捲り上げ気合いをいれるため手で顔を叩く。フライパンと返し、ボールにまな板、包丁。
「よし!始めよう!」
まず、ひき肉をボールに。卵を二つ。下順備をして玉葱をみじん切りに。
「みじん切りは初め包丁を平行に。ある程度細かくなったら
刃先を押さえてっと…」玉葱が目にしみてくる…
「うぅ…目が…」
本能的に涙を手で拭ってしまうが、玉葱がついていたので余計にしみてくる。
「あ゛〜。くそぅ〜」
嫌気がさし、玉葱を切るのをやめた。そのままボールに放り込み手で揉み混んでいった。
まだ玉葱が刻み足りないせいかなかなかまとまらない。
「あぁ…忘れておった。」小麦粉を少量パラパラと振り再度粉を練り混む。
まとまってきたところでオイルをフライパンにしき、火を入れ温める。混ぜ合わせた肉類を手のひら大に分け、手で一つずつ空気をぬく。
「そろそろかな?」
401神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/30(木) 19:30:07 ID:xDUANswG0
>>29 9:30〜10:00 東 警察署 2F無線室】11/13
―――2〜3時間か… ただ待ってるってのも時間の無駄だな
俺は新しい煙草に火をつけると床に置いておいたショットガンを拾い上げた。
「おい、俺はちょっと署内を散歩してくる」
「何か必要なものでもあるのか?」 ファレスト>>20が訊ねてくる。
「いーや、別に何も。 ただの暇つぶしをかねた運動だよ、これでも最近は運動不足でネ。
ちょうど良い機会だ、署内を一周してくるよ。」
そう言うと俺は扉を開けて部屋を出た。
402フェイ ◆EBzpNyhPic :2006/03/30(木) 19:47:18 ID:NIEZbFVTO
>>53【09:30〜10:00 東:警察署・2F通信室】13/13

(2〜3時間…他の警察署とは連絡とたのかな…)
と、神谷>>29が署内を一周してくると言い、部屋を出ていった。
「ふう…よくあんなヤツと一緒に生きてこれたネ。」>>20

「…それにしても…本当にゾンビなんているの?」
僕はまだ信じることができなかった。まだ夢のような気持ちでいた。
403アモン ◆.fmQA1LuzE :2006/03/30(木) 20:17:42 ID:d8JU75Ba0
>>345【9:30 東:警察署裏 駐車場】12/13
くそっ、完璧に油断していた!俺は抗う暇もなく地面に押し倒された。
背中を痛打し、口から呻き声が漏れる。ゾンビは俺の上に覆いかぶさり、
首筋を狙って噛み付こうとしている。
なめんなよ、この野郎…俺はゾンビの首の下に左腕を入れて、噛み付かれないように
防御する。無論そのままだと腕を噛み付かれるので、同時に首を上げさせるように左腕を
突き上げ、スペースを確保して、左膝を抱えるようにして、思い切り腹部へ蹴りを入れ、
ゾンビを突き放した。…ヤバイ所だった…!
まだ背中は痛むが、半ば無視して立ち上がる。ゾンビはまだ立つことができていないし、
距離も5メートルほど離れた。今のうちに…俺は裏門を閉め、かんぬきをかけた。
これでしばらくは入ってこれないだろう…
404ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/03/30(木) 20:22:20 ID:KKA0hhjQ0
>>20 9:30〜10:00 東 警察署 2F無線室】10/13
(ファレスト)>>29神谷が部屋から出て行った後、>>53フェイの奴が
とぼけた事を言ってきた。本当にゾンビがいるかだと・・・こいつ・・・・・・

>>53フェイ、お前まだゾンビを見てないのか?
俺等は奴等のせいで仲間を失ったんだ・・・・・・もしゾンビが見たいんならその辺の窓から
外でも見てろ、すぐにお目にかかれる筈だぜ。」

俺はそう言うと自分も窓から外を眺めて見る。
すると窓からゾンビを蹴り飛ばし、こっちに逃げてくる男>>345が見えた。
あれは・・・生き残り・・・・・一人で逃げてきたのか・・・・俺は窓を開けると

「そこの男>>345、二階まで上がって来い、そこは危険だ。」
と少し大きめの声で叫ぶ。無論聞えているかは分からないが・・・
405アモン ◆.fmQA1LuzE :2006/03/30(木) 20:41:08 ID:d8JU75Ba0
>>345【9:30〜10:00 東:警察署裏 駐車場】12/13
俺は裏門を閉め終えて、ゾンビに向き直る。その時には奴も立ち上がり、
うめき声を上げながら俺のほうへ歩き出していた。
「1対1ならどうってことないぜ」俺はそう呟き、一気に間合いを詰め、
右の関節蹴りを相手の右足へ放つ。この一撃で骨は折れ、肉を突き破って露出する。
バランスを崩しながら奴は、腕を伸ばして掴みかかろうとする。
俺はバックステップでかわして距離を取り、側頭部を狙って右の回し蹴りを出す。
米軍の放出品である愛用の軍用ブーツのつま先が相手のこめかみへめり込み、
骨を砕く感覚が伝わってきた。ゾンビは倒れこみ、そのまま二、三度痙攣すると、動きを止めた。
…どうやら脳までダメージがあったようだ。
「ふぅ…危ないところだった。一瞬も気は抜けないな…」
そう…この警察署の中にゾンビがいた。それはすなわち、ここがすでにその機能を
果たさなくなっているという事だ。
ならば、早急に武器を手に入れなければ…俺は周囲を警戒しながら、腰のナイフを
抜いて、近くにある署員用通用口の方へ移動を開始した。
今思ったが…ナイフ使ったらもっと楽に片付けてたな…すっかり忘れてた。

406アモン ◆.fmQA1LuzE :2006/03/30(木) 20:47:47 ID:d8JU75Ba0
>>345【9:30〜10:00 東:警察署裏 駐車場】12/13
その時、上から叫ぶ声が聞こえた。
「そこの男>>345、二階まで上がって来い、そこは危険だ。」
と、その声に反応して見上げてみると、男>>20がいた。一見、警官ではないようだが…
それでも、まだ生存者がいるらしい。
「わかった、今からそっちへ向かう。」俺はそう叫び返し、
警察署へと入った。

407フェイ ◆EBzpNyhPic :2006/03/30(木) 21:06:42 ID:NIEZbFVTO
>>53【09:30〜10:00 東:警察署・2F通信室】13/13

ファレスト>>20につられて僕も窓の下をのぞく。が、そのときにはすでに“誰か>>345”は視界から消えていた。
『死体は死角にあるため見えない』

目を移すと塀のむこうには人が数人。
塀際までやってきた彼らはあろうことか、塀を叩きはじめた。
(出入口が目の前にあるのに…?…え…?)
初めは僕の目と耳がおかしくなったのかと思った。
老婆が壁を叩いたとき、ボキンという音とともに彼女の腕がありえない方向に曲がったのだ。
それでも何事もなかったかのように叩き続けている。

僕は泣いていた。

神谷>>29に蹴られた痛みと
自分の状況を理解したのと
死んでもこの世界にとどまざるを得ない彼女に。

「うっうっ…ヒヒ…ヒヒ…うっうぅぅ」
もう限界だった。
《パン!パァン!パァン!…》
僕は部屋の死体の背中に銃をみつけると、死んでも生き続ける彼女にむかって銃を乱射した。
『銃弾はすべてはずれ、かつ銃は全弾発射したのち、廃棄した。』

「ヒヒ…うぅ…うぅぅ…」

→→→『以後なにかきっかけがあるまで錯乱状態に。』
408KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/30(木) 21:53:56 ID:+htnM5bs0
>>28【9:00 北:イヴァン邸前】8/13
《ああ…こりゃダメかな…俺は…》
最早、何も感じなくなっていた…肉食獣に捕食されている草食動物の心境とはこんなものなのだろうか….

実際はほんの一瞬の出来事なのに、酷く…長く感じる。

《思い返せば、この島に来て僅か9時間の出来事か…》

…ゾンビ50体を1人で片付け、今もまた30体を向こうに回しても尚、俺には余裕があった…だが、しかし今は…!

《俺は自分を捕食動物の側だと思っていたんだがな…》
409KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/30(木) 22:14:21 ID:+htnM5bs0
>>28【9:00 北:イヴァン邸前】8/13
…取り留めの無い回想が走馬灯の様に視界を駆け巡る…

…思えば荒唐無稽な人生だったよナ…何不自由無く平和な日本で普通に育ち、大人になってからひょんな事から犯罪の片棒を担がされ裏社会に片足突っ込み、気付いたら一端のヤクザ者になっていた…。

《そういや『孝取満腹』で食ったラーメンは絶品だった…こんな事ならあの時、食後の一服をしておくんだったよ…》

…何度も、何度も真剣に足を洗おうとした…本当だ…しかし一度手を汚しちまったら二度と元には戻れ無いのだと云う事にその都度打ちのめされて来た…。

《あのマネキンの様に表情を無くしたシスターはどうしたろう…まさかこんな時にターゲットの神父よりもシスターの事が頭に浮かぶとはな…》

…俺の犯罪暦を掌握する鷲鼻の公安刑事によって…しかし取引を履行し、任務を果たした後でも、暫く経つとまた俺は犯罪に手を染めてしまっていた…。

《そうか…結局俺は…この島に降り立って…ターゲットの神父以外で…まだ誰にも逢っていなかったんだ…あのシスター以外には…》

…そして再びあの鷲鼻の公安刑事に利用されるの繰り返し…おれは更正のチャンスを何度も棒に振って、自分自身の手で潰してしまって来たんだ…その報いがコレだ…。
まあ、いいさ…自業自得だ…それに俺は…俺は…。

《最後に煙草が吸いたかったゼ…》
410神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/30(木) 22:26:09 ID:xDUANswG0
>>29 10:00〜 東 警察署 1F職員オフィス】11/13
―――誰も、いねぇか…
俺は短くなった煙草をデスクに押し付けて消すと、小さくため息をついた。
ここに来るまでいくつか部屋をのぞいてみたが生きた人間とめぐり合うことはなかった。
ゾンビとの戦闘で大多数は死亡したのだろう。署内に転がっている死体の数でそれは容易に想像できた。
ゾンビは単体ならば恐れるに足りない。 しかし多数で攻めて来られた時には脅威となる。
恐らくこの警察署も相当数のゾンビに襲撃されたのだろう。

部屋の中は乱れきっていたが、それでも俺は何か有益なものを求めて探索していた。
しかしこの状況では探し当てれそうもない。諦めて部屋を出ようとしたとき、
「んっ?」デスクの上においていた左手に何か硬いものが触れた。
―――これは、パトカーのキーか!
デスクの名札を見ると「スティーブンソン」と記してある。
入り口には車が何台か止まっていたのを覚えている。
―――こいつは何よりの土産だぜ
俺は新しい煙草に火をつけると意気揚々と部屋を出て行った。



411メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/30(木) 23:44:35 ID:ZCP1Q0GZ0
>>22【10:00 東:モール/3F通路(3F警備室へ移動中)】13/13
>>12アイスを背負ったまま、止まったエスカレーターを上がるのは正直辛かった。
・・・朝から殆どずっとこの調子で動きっぱなしね。服屋で多少休みはしたけど。
そんな事やこれからの事に対する不安が頭の中に重く垂れ下がり、思考をあやふやに
していく。脳が砂糖を欲しがっているサインなのかもしれない。
「甘い物が食べたいわ。警備室にキャンディでもあればいいんだけど」
そんな場違いな事を言いつつ、通路を進んでいく。

目の前、通路の少し先に濃紺の制服が立ち尽くしていた。警備員の制服だ。
生存者かと思って、声をかけてみる。
「警備員の人?」
それが間違いであったことに気付くには3秒とかからなかった。

背中のアイスが落ちないように両手で押さえながら、その元警備員の横に走りこむ。
【秒数下一桁が1、3、6以外でゾンビに掴みかかられて転倒。カウンター−2】
【1、3、6ならゾンビの横を通過し、警備室前へ】
412レニー ◆MkLbsLSLVI :2006/03/30(木) 23:48:10 ID:+33v+NPR0
>>98【9:00 北:イヴァン邸前】13/13
2発の銃声が同時に響き、男を捕らえていたゾンビのうち2体が脱力して倒れ臥す。

「…全く…やれやれだ…」

俺は二挺の銃を横構えに構え、銃口からの煙を眺めながら門の前で軽く嘆息をついた。

なおも倒れている男>>28を捕らえているゾンビは数体、男はまだ抵抗を続けているが、徐々に力が抜けていっているように思える。
「…撒き餌になられても…迷惑だ」
俺の『相棒』達が再び咆哮し―――

(このレスの秒数下一桁が0、2であればKKさん周囲のゾンビは倒し、KKさんを救出成功。
1、5、9であればKKさんを捕らえていた数体のゾンビは倒し、まだ救出はできないがひとまずKKさんは危険回避。
3、6、8であれば2体倒すがまだKKさんは危険状態。7であれば命中せず。
4なら命中せず残りのゾンビ達が門のほうへ向かってくる(カウンター−1)。)


【アイテム消費】
カスタムハンドガンA:(14/15)
カスタムハンドガンB:(14/15)
413レニー ◆MkLbsLSLVI :2006/03/30(木) 23:59:27 ID:+33v+NPR0
>>98【9:00 北:イヴァン邸前】13/13

気怠げな俺とは裏腹に、横構えにされた『相棒』達は次々に凶暴な咆哮をあげ、死人たちを地獄へと強制送還していく。
放たれた弾丸は全て正確にゾンビ共の頭を打ち抜いて行き…数瞬後には男>>28の周囲のゾンビはあらかた物言わぬ骸と帰していた。

>>11「今だ…あの男を中へ。」
ジムスキー>>11が老人とは思えない動きと力強さで男の巨体を門の中へと引きずる。
それを確認すると俺も中へ戻り、残りのゾンビ共が殺到するより前に門を閉めた。
中からイヴァン>>15がロックする。

『大丈夫だ。どうやら噛まれてはいないし命にも別状ないだろう。頭部の出血は引っ掻き傷によるものだし、腹部に付着していた臓物はゾンビのもののようだ。』
客間に運び男の具合を見ていたジムスキーが安心した様に言った。

>>11「なら良い…もうハンバーグはいいだろう…?」
マガジンに弾を詰めながらそう返答する。

あの時…呑気に料理を運び込んできたジムスキーを引っ張り、この男の救出へと向かった。
理由は…よく考えればこの男の肉が撒き餌となってゾンビに集まられればかえって不都合である可能性があった事と…

>>15「…まあ、掃除の無料サービスとでも思ってもらおうか…協力してもらうぜ…イヴァン。」
俺は煙草の煙を燻らせた。

【アイテム消費】
カスタムハンドガンA:(15/15)
カスタムハンドガンB:(15/15)
マガジン:(05/15)
マガジン:(15/15)
414アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/31(金) 00:13:49 ID:M8f60zsD0
>>12【??? 夢の中】10/13
「くっそ…、お前なんかに殺されてたまるかぁぁああ!!」
胴衣姿の図体の大きい男が力いっぱい拳を振り上げ私に振り下ろしてきた。
私はいとも容易く紙一重で避け、日本刀でその図太い右腕を切り落とした。
「っっっっっがぁぁあぁああああああああああ!?」
斬られた右腕を気にしつつもいまだに突っ込んでくる。
…バカなやつめ。
今度は左の拳が飛んできた。
これもまた紙一重で避け、その左腕の上で跳ね、そのまま抜き身の日本刀で首を切断。
それで地へ足をつき、日本刀を鞘に収める。

『イヤ…、ヤメテ…』

相手の男の首から鮮血が吹き荒れる、雨のように。
そして私の体に降りかかる。
すると実況が「Winner....!! 名も無き剣士!!」と叫ぶ。

その試合後、義理父親のところへ行く…、コレが試合よりも嫌なものだ。

『ヤメテ…。』

「よぅ〜…、お帰り、て〜ん〜し〜ちゃ〜ん♪」
「今日も狼さんと遊ぼうね〜、さぁ、そんなものは脱いで♪」

『イヤ…、イヤ…、イヤ…!』

「ほぅら…、もう、こんなに♪」
「いやらしい子だなぁ〜♪」

『イヤァァァァァァァアア!!』
415アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/31(金) 00:20:37 ID:M8f60zsD0
>>12【??? 夢の中】10/13
と、砂嵐が起きた。
テレビみたいな感じの砂嵐だ。

「こら、アイス、その服であちこちいっちゃぁ、だめだぞ」
にっこり笑いながら注意を促してくれるフィウスが居た。
「ったく、アイスは本当に女の子かい?」
少し嫌味をいれながらもニコニコしながら私のことをちゃんと思って言ってくれてる。
嬉しかった。
「うん、私は女の子だよ」
あぁ…、あのころの私はあんなに陽気だったんだな、としみじみ思う。
「それでぇ〜、フィウスがとっても大好きな女の子だよ」
あの気持ちにウソ偽りはない、今でもそうだ。
自分は笑えばあんなに変わるものだなとも思う。
やっぱり笑っていたほうがいいのか。

フィウスは本当にいつもニコニコしていた。

と、黒服の男が突然後ろからフィウスを刺した。
「あ…、ガガ…、畜生、てめぇら…!?」

『モウ…、ミセナイデ…』

「ぐ…、アイス…、逃げろ、逃げて逃げて生きてくれ…!」

『モウ…イヤダヨ…コンナノ…イヤダヨ…』
416アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/31(金) 00:32:25 ID:M8f60zsD0
>>12【10:00 東:モール/3F通路(3F警備室へ移動中)】10/13
ダァンッ!
痛みで、起きた。
「―っ!」
痛みと同時にメリル>>22が警備員のゾンビに組み伏せられていた。
すぐに状況を把握し、日本刀が無いことに気付く。
ゾンビ相手にあまり使いたくなかったけど、仕方が無い。
だって…。

メリルのためだから…!

「メリル!」>>22
メリルの上に覆いかぶさるように首筋にくらい付こうとするゾンビの頭を持った。
ネチャ…。
腐っているのか肉がズレた。
かまわず勢いをつけて、一気に回す…!
骨がひねられる音がしてゾンビから力が抜けていくようだ。
このままだと本当に覆い被られてしまうので横っ腹に回し蹴りを水平に入れて横のショーウィンドーにたたきつけてやった。
唖然としてるメリルの上半身を起こしてやった。
そして耳元でこういった。

「メリル…、ありがとう、大変だったでしょ…、もう、大丈夫」>>22

メリルはビックリしているようだ。
私も正直驚いている。

アイス、気絶から回復。
以後、メリル・マディガンに対しての言葉使いは通常の子供並に。
他キャラには今までどおりに。
417レオン ◆UO0aS3zY7U :2006/03/31(金) 01:21:56 ID:TMr8t0Vo0
>>9【10:00 東:モール:3F通路】12/13
俺もデイヴも予想外の行動に反応が遅れた。
(ったく…)
目の前には、腐肉の付いた手でメリル>>22を抱き起こすアイス>>12の姿があった。
(なんなんだよ、この二人。)
ゾンビを見つけた途端走り出して捕まった女に、突然目覚めて素手でゾンビを殺した少女。
どちらも異常という言葉でくくれる。
「刀、あの銃、どこ…?」
アイスが呟く。
「ハルキ。」>>19
驚き固まったままのハルキに声をかけると、ハルキは慌ててアイスに走りより刀と銃を渡した。
「なぜ急に走ったりした?さっきその子が目覚めなかったら、あんた達は殺られてたぞ。」>>22
メリルは黙ったままだ。
《ズシャァ…ズズッ》
何か湿った物を引き摺るような音に顔を上げると、曲がり角から右腕の千切れかけた男が現れた。
「…。」
イラつきを表情に出さないよう意識してドラグノフを構えると、引金を絞った。

射撃  秒数一桁目が1、3、5以外で成功、ゾンビを射殺。
    失敗すると弾丸をさらに2発消費して射殺。

使用  USSR Dragunov{(SVD)セミオートライフル 10/10→9/10}
418KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/31(金) 02:49:19 ID:E/DUUm690
>>28【9:00 北:イヴァン邸前】13/13
「す…すまない…助かった…ゼ…」
ゾンビの群れに追いかけられて来た風を装って中に入れて貰うって作戦が、本当に担ぎ込まれてどうするんだ…なさけねえ。
だが結果オーライとしておこう… 。
どうやら噛まれてはいなかった様だし、命にも別状ない。
頭部の出血は引っ掻き傷によるものだし、腹部に付着していた臓物はどうやらゾンビのものだったようだな…。
後は肩の脱臼だが…
「済まないが…医者はいねェかい?…肩が抜けちまってるんだ」>>11
客間の床に寝かされた俺は上体を起こして周囲を見回した。
一瞬体重100kgの俺を屋敷に運び込んだこの只者ではなさそうな初老の男>>11がこの屋敷の主かと思った。
しかしどうやら違った様だ…この杖をついた老人>>15が主だと悟った。
ではこの長身の男>>98は何だ?
ボディーガードや使用人にしては態度がデカイといよりは何か威圧感を放っている…。
まあ、他人の詮索はどうでもいい事だ…。
それより、今朝のリムジンの件を問い質さなければ…



419ハチオ ◆0jgvin9rDc :2006/03/31(金) 09:11:58 ID:ucHt+hojO
>>16【10:00 東:モール:食品売り場】10/13
『動くな!!』
意外にも、後方から人間の声が返って来る。
俺は声の主を確かめる為に振り返った。
そこには従業員服の男がハンドガンを構え、銃口をこちらに向けて立っていた。
男の衣服は血でビッショリと汚れているが、怪我をしている様子はない。
ゾンビの血か、もしくは人間の血か、気になるけど考えない事にする。
男『動くなと言っているだろ!!!
手に持っている斧を床に置いて、両手を頭の後ろに回せ!!!』
男は興奮しているのか、息を荒げながら叫ぶ。
(なんだ人間か〜。)
ホッとしたのも束の間、
男の後方にある陳列棚の影からゾンビが姿を現す。
男は自分の後ろにいるゾンビの存在に気付いていないようだ。
「お、おっさん、後ろ後ろ。」
男『だまれ!!!
さっさと斧を床に置け!!!
本当に撃つぞこの盗人野郎!!!!!』
男は今にも引き金を引きそうな勢いで怒鳴る。
420神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/31(金) 10:26:53 ID:iN/mTlxG0
>>29 10:00〜 東 警察署 1F廊下〜2F無線室】11/13
曲がり角のソファに座ると俺は深く煙を吸い込みながら自問した。
―――さて、どうしようかねぇ……
恐らくこの騒動で住民の大多数は死亡しただろう、この静けさがそれを物語っていた。
しかしどこかに生き残っている連中の拠点があるはずだ。 どうにか其処に辿り着きたい。
島外に助けを求めるのも手だが、本土も似たような状況だろう。こんな辺鄙な島まで救助をまわす余裕があるとは思えない。
―――結局他人頼みかよ
そう思うと不快感で顔が歪むが、一人で打破するにはいささか事が大きくなりすぎている。

―――まあ、たまにはチームプレーも悪くはねぇか…
俺は煙草を吸い終わると軽く伸びをし、無線室への階段を上っていった。
421ジムスキー ◆IfDBu4IZDM :2006/03/31(金) 11:32:12 ID:BfLgnKJO0
>>11【9:00〜北:イヴァン屋敷】13/13
せっかくのハンバーグが…まぁ良い…
さっき私が引きずって来た男>>28が肩を痛めたようだ。
「医者か?医者なんぞ居らぬとも私が治してやる。
脱臼か?簡単よぅ…」
男を立たせ、壁の方を向かせ押しつける。首を押さえて脱臼した肩を思いっきり押し突いた。
>>28「うがぁぁぁ!」男が叫び声をあけだ。
「おぃ。君は男じゃろう。こんな事でどうする。>>28」私はそういってキッチンに向い余っていたハンバーグを皿に。広間にもどり、四人分を綺麗に整えてさっそく食した。
「ん〜うまいぞ。君らも食べなさい。>>オール」
【ハンバーグを食べた者はゲーム内時間24時間以内は力が強くなり、1体に対してのゾンビの格闘のみ戦いが有利になる。
(食べない事で↑はスルー可能)】
422アモン ◆.fmQA1LuzE :2006/03/31(金) 12:33:29 ID:ZFDCU8Fk0
>>345【10:00〜 東:警察署 1F廊下〜2F無線室】12/13
俺は裏口から警察署の中へ入り…そして愕然とした。署内には至る所に
死体が転がっていた。相当な数に襲撃を受けたのだろうか。やはり警察は壊滅していたのだ。
その現実に俺は打ちのめされた。しかし、悲観する暇も無い。外にはゾンビがあふれている。
絶望し、あきらめれば奴等の仲間入りだ。それだけは絶対に御免だ。
「…生き延びるしかない。腹を…くくるか」
とりあえず、さっきの男>>20と合流しなければ。
俺は2Fへと移動することにした…
423ハルキ ◆KZGv///Ri. :2006/03/31(金) 12:33:55 ID:kZCU/csWO
>>19【9:30〜10:00 東:モール2F服屋前→3F通路】 13/13

レオンさん>>9と名乗った人に指示され、受け取った銃を持つと彼らについていく。
銃を持ったことがほとんどなく、それどころか刀なんか持ったことあるはずもなく、ついまじまじと眺めていたら反応が遅れた。
走り出す音と直後に倒れ込む音がして、はっと視線を上げるとアイスさん>>12を背負ったメリルさん>>22が死体に掴まれて倒れている。
「え、え…?!」
驚いてただただ声を上げていると、アイスさんが突然意識を取り戻し死体に向けてきつい一撃。それが本来の姿に戻ったのをみてさらに唖然とする。
と、そこへレオンさんに声を掛けられ、慌ててアイスさんに走り、欲しているそれらを渡す。
>>12「あ…どうぞ。…ん?」
そのとき初めてその姿をしっかりと見て、果てしない違和感を感じた。
この服装は何のイメージだろうか。アイスさんが刀遣いなところからして、誰かの間違った日本像の完成品のような気がする。
その直後、発砲音を聞いて、再び今の状況を忘れていたのに気付いた。
見れば、銃を構えているレオンさんと、その視線の先の動かない死体。
「ま、まだいたんだ…」
さっきまでは窓の内から遠くの死体を見ていただけで、戦ったこともなければこれほど近くで見たこともなかった。
これは軽くトラウマになりそうだ…と溜め息をつき、コートのポケットに手を突っ込んで、あるものに触れてびくりとする。
そして、それを取り出しながらアイスさんに話し掛けた。
>>12「あの…寝起きのところ申し訳ないのですが、気が向いたら僕にこのナイフでの戦い方を教えていただけませんか?
 …教わった先から忘れてしまうかもしれませんが、その分皆さんほど嫌な記憶も残らないと思うんです」
424KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/31(金) 13:37:34 ID:E/DUUm690
>>28【9:00 北:イヴァン邸前】13/13
元々俺は食い意地が張っている方かもしれない…体も人より大きいしな…。
しかし整体・接骨の心得もあるとは、初老の男>>11は矢張り只者ではない様だ。
しかし筋を痛めたので暫く腫れが引くまでは右手は使えまい…鎮静剤が欲しいくらいだ。
さて、旨そうなハンバーグではあるが、ゾンビの臓物を浴びて死線をたった今潜り抜けて来た俺に…
《…肉料理はちょっとなあ…》
まあ料理は遠慮するにしろ一応、席に着くかどうかはこの屋敷の主>>15と何やら殺気立った長身の男>>98の出方を見てからでなければなるまい。
この主>>15は果たして神父と面識があるのか…?まずはその辺りから切り出していくか…
しかし惜しいな…肉汁タップリのハンバーグとはな…(ゴクッ)…う〜ンンン…矢張り無理だ!…今は。

《そういや秘伝のタレがあったけな…》
425レニー ◆MkLbsLSLVI :2006/03/31(金) 18:25:54 ID:kcfHYDzf0
>>98【9:00〜9:30 北:イヴァン邸客間】13/13
意識朦朧状態で客間に寝かされている男>>28を一瞥し、改めてそれとはなしに観察する。
巨体で全身ケロイドという異形の男だ…雰囲気からするとジャパニーズ・ヤクザ。
物々しい装備で身を固めているが、獲物はパーカッションリボルバー―――奴が倒れている間に回収し、今は俺の手の中にある―――というミスマッチ加減。
…まあ…普通の奴じゃあないのは明らかだな…

>>15「奴の獲物だ…素性も知れんから当然、預かっておいた。アンタに預けておこう…あとは好きにするんだな…」
一挺のパーカッションリボルバーをイヴァンに手渡す。
(さっき地面にもう一挺落ちていたが回収していない…恐らくゾンビに腕をやられた時にでも落としたんだろう)

そうこうしている間にヤクザはだいぶ元気になり、上体を起こして周囲を見回していた。
肩を脱臼しているというので、ジムスキー>>11が少々乱暴にだが整復を施す。
筋・靭帯は損傷しているはずなので固定はしておかないと習慣化するのだが…まあどうでもいい。

ジムスキーはまだハンバーグを食えという…まあ色々な意味で大した爺さんだ…
俺は軽く目を伏せ、溜息をつくとやんわりと断る。
>>11「…悪いが…他人から出された物は口にしない様にしている…」
恨めしげなジムスキーの視線を受け流しつつ
>>11「奴>>28の御守はアンタに任せる…少々、疲れた…」

そう言うと、ソファーに深く気怠い体を沈める。
…奴の素性は知らんが…まあ聞きたい奴が勝手に聞くだろうし、語りたければ自分で語るだろう…さして興味もない…
426トニー ◆uiKV1FiVqo :2006/03/31(金) 19:33:04 ID:PNT2aCyDO
>>35
下水道10:00〜
10/13

大通りはゾンビで溢れ始めていた。車を棄て、なんとか地下道までくる事ができた。
「問題はどこに行くかだ。…とりあえず、ズボンのチャック上げるか…。」

警察署に向かう。
427メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/31(金) 20:21:28 ID:zV/WMefF0
>>22【10:00 東:モール/3F通路】11/13
元警備員の横に走りこんだ私は掴みかかられて>>12アイスもろとも転倒してしまった。
私の背中を離れてしまったアイスの行方を目で追う。・・・手の届く距離にいる。
手を伸ばしかけたところで、元警備員が私に覆い被さってきた。組み伏せられる格好だ。
青白い顔が私の眼前に迫る。彼は口を大きく広げ、端から血を滴らせた。
噛まれないように押し返すのが精一杯で、腰の銃を抜く事なんてとても出来ない。
ただただ、押し返しながら叫ぶだけ。自分が本当に無力だと感じる。

誰かの声と共に、視界の端から元警備員の頭に手が伸びてきた。白く華奢な手だ。
その手は彼の顔に指を食い込ませると、両手で頭を掴んだままハンドルの要領で横に捻った。
鈍い音がして、元警備員の体から力が抜けた。次の瞬間、その体は私の視界から姿を消した。

「メリル…、ありがとう、大変だったでしょ…、もう、大丈夫」
アイスが私の体を引き起こす。あの手は彼女の手だったらしい。
「・・・御礼を言うのはこっちのほう。それに・・・謝らないといけないわ」>>12
落としてしまったこと。手を汚させてしまったこと。他にも―――
けど、その時は何故か、思ったことを口に出せずじまいだった。
428ハチオ ◆0jgvin9rDc :2006/03/31(金) 20:42:03 ID:ucHt+hojO
>>16【10:00 東:モール:食品売り場】10/13
ゾンビはゆっくりと男に近付いて行く。
男は完全に頭に血が上っており後ろのゾンビに気付いてくれない。
「おっさん!!後ろ!後ろを向けって!!
ゾンビがいるんだよぅ!!」
『うるさいだまれ!!
いいから言う事を…ウボッkh;gpm.gtw!』
男は最後まで言い切れずにゾンビに首元を噛まれ、
その場に押し倒される。
ゾンビはそのまま男の喉元を噛み千切ると、
男の臓物を求めて、腹の辺りに手を這わせている。

人間が死ぬのを初めて見た。
案外冷静でいられたのは、ゾンビを見過ぎて精神が麻痺しているせいかもしれない。
俺は男の腹を引き裂こうと躍起になっているゾンビにゆっくり近付くと
その頭に斧を振り下ろす。

「うっ…あんたが悪いんだからな。
俺はちゃんと後ろにいるって言ったんだ…うぇっ…」
俺は涙を流しながらトイレへ向かった。

破棄 薪割用斧
429アモン ◆.fmQA1LuzE :2006/03/32(土) 00:32:41 ID:/wyEa2rr0
>>345【10:00〜 東:警察署 1F廊下〜2F無線室】12/13
階段の前へ差し掛かった時、丁度踊り場の所に男>>29がいた。
…ゾンビか!?俺はとっさにナイフを逆手に持ち替え、構えを取る。
>>29も同様に、俺のほうへショットガンを向けて照準している。
金髪をツンツンに立てた、派手な髪型だ。おまけにあの目…
なんて鋭い目をしてやがるんだ…俺は背中にじんわりと冷たい汗をかくのを
感じていた。
ゾンビではないが、こちらへ危害を加えないとも限らない。もっとも、
ショットガンが相手ならやられるのは俺の方だろうが…
「あんた、二階にいる奴のお仲間なのか?」
俺は構えを保持したまま、男>>29へ言った。
430アイス ◆eh6S7MEQ0s :2006/03/32(土) 00:52:12 ID:crMdEIXw0
>>12【10:00 東:モール/3F通路(3F警備室へ移動中)】10/13
「メリル、謝ること無いよ、貴女のおかげ、貴女にしか言えないから」>>22
キョトンとした顔だった。
その顔に向かって私なりの最高の笑顔をささげた。
ハルキ…、だっけな、に日本刀とM3 SHORTY(3/3)を受け取った。
予備弾はポケットに入れておいたから、あるだろう。
受け取ったM3 SHORTYをタスキの様に肩にかけ、ベルト部分にあった弾入れのとこに予備弾を入れ込む。
日本刀は左手に。
渡してくる時ハルキがたずねてきた。
ナイフでの戦い方を教えてほしいそうだ。
「…ん、わかった」>>19
承認した。
そしてこうも言った。
「ハルキ、頭じゃなく体、覚える。頭、体覚えた、応用」>>19
そういっておいた。

とりあえずメリルがこれ以上危ないことにならないように立たせるため日本刀を構えながら周りを警戒した。
ゾンビは…、かなり離れたほうに居る。
突っ込むにしろ、進行方向からしかきていない。
このまま突っ込んでもいいが、果たして後ろの射撃が私に当たらないか問題だ。
近くに来たときにたたききってやろう。

今は様子を…。
431メリル ◆aecKlKelq2 :2006/03/32(土) 02:43:40 ID:UQ/6fSNM0
>>22【10:00 東:モール/3F通路】11/13
「メリル、謝ること無いよ、貴女のおかげ、貴女にしか言えないから」
そう言って>>12アイスは微笑んだ。
一瞬面食らうが、アイスがいいと言ってくれるならそれでいいんじゃないかというような
気がして、結局その後も何も言えないまま会話は終了した。

「なぜ急に走ったりした?さっきその子が目覚めなかったら、あんた達は殺られてたぞ。」
>>9レオンが言った。口調には明らかな怒りが込められている。
言われてしまうと私には反論のしようがなかった。なにしろ、衝動的な行動だ。
もし、ほんの少しでも考える余裕があったなら、私だって走ったりはしなかったと思う。

>>19ハルキがアイスに何かを教わっている傍らで、私はゾンビを撃つレオンを見ていた。
頭部を破壊されて、床に横たわっているゾンビに目を向ける。
・・・・・あの代わりに私が床に転がっている可能性もあったんだ。
そう考えると背筋が寒くなった。
432神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/03/32(土) 09:50:32 ID:vW/v8Pk00
>>29 10:00〜 東 警察署 1F廊下〜2F無線室】11/13
俺はショットガンを構えたまま眼前の男>>345を観察した。
年齢は20代前半と言ったところか、中背だが筋肉質な体格をしている。
容貌から判断しても自分と同じ日本人とみて間違いない。

しかし、この男はただの青年でない。
何らかの拳技を身につけているだろう、それも達人の域だ。身のこなしを見ればわかる。
第一この状況を一人で生き残ってきたのだ、サバイバル技術は確かなものがあるだろう。

―――まあ、仲良くしておいて損はねぇだろう。
俺は構えていた銃を下ろすとポケットに手を入れたまま男>>345のそばに近付いていった。
「俺の名は神谷、アンタと同じ日本人だ。二階にいた警官とは故あって一緒に行動している」
そう言うと腰のホルスターに収めていたハンドガンとマガジンを取り出り、男>>345に投げ渡した。
驚いた顔をしている男に「ナイフ一丁じゃ寂しいだろう、同じ日本人として俺からのささやかな贈り物だよ。
こんな島にいると同郷の人間に逢えるなんて珍しいことだからねぇ」
俺はニヤリと笑うと無線室へと向かって行った。

【ベレッタM92F(ハンドガン)(15/15)、マガジン(15/15)×2をアモン>>345に譲渡】
433KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/32(土) 20:07:23 ID:K1ff1SeL0
>>28【9:00 北:イヴァンベールイ邸前】13/13
「この中で中央地区の教会の神父をしっている者はいるかい?」
そういうと、一同の者はコチラを見上げた。
関心無さそうに平静を装ってはいるが、「教会」というキーワードに明らかに長身の男が反応しているのを俺は見逃さなかった。
屋敷の主、ベールイ氏は終始無言だった…この島の名士が知らぬとも思えないが…?
まあ、いいコチラも素性は伏せたいし、余り詮索してもそれこそ薮蛇というものだ。
「外の車はアンタのかい?」>>98
長身の男はブスッとした苦虫を噛み潰した面持ちでうざったそうに頷いた。
「俺の腕はこの通りなんでね、バイクじゃ厳しい…アンタの車で送っていってくんないか?」
”何処へ”送ってくれとは言わなかった…案の定、これ以上まだ世話を焼かす気かと言わんばかりのすごい形相になった。
ク-ルを装っていても案外激情家なのかもしれない…まあ、愛想のいい答えなど期待しちゃいなかったが…。
俺はワザとらしく頭を掻いてヌケヌケと”困ったな〜〜”とぼやいてみせた…。
初老の男>>11は兎も角、どうも屋敷の主のベールイ氏>>15にも歓迎されてなさそうだしな…ここは一先ず富豪の老人にオネダリしてみるか。
「外にはゾンビ共がウジャウジャしてていけねえ…済まないが車両を拝借出来んか?…こんな状況だ、無傷で返却出来るかは保証し兼ねるが…?」
ベールイ氏は睨んだまま終始無言だ…俺はその沈黙を了解と勝手に受け取って部屋を出て行こうとした。
434KK ◆53kD6zXFSI :2006/03/32(土) 20:08:22 ID:K1ff1SeL0
>>28【9:00 北:イヴァンベールイ邸前】8/13
去り際に俺の肩を継いでくれた初老の男が俺の名前を尋ねた…俺は答えたくはなかったが、勝手に周囲の者達を紹介し始めたので回避不可能となった。
「…私ですか?…私の名はスネーク…蛇島三銃朗…もうすぐ四銃朗ですが…」
またぞろ滑るかと思ったがジムスキーと名乗った男は大笑いした…どうやら笑い上戸らしい…。
《それにイヴァン氏にレニーか…覚えておこう…》
俺は肩を継いで貰った礼に中華飯店『孝取満腹』でくすねて来た『秘伝のタレ』をジムスキーに手渡した…ハンバーグを食えなかったせめてもの償いだ。
今度こそ部屋を出て行く際に俺は思い出した様な振りをして”序で”といったニュアンスでさり気なくイヴァン氏に探りを入れた。
「ああ…そうそう、今朝、6:30頃、この屋敷にリムジンが来たと思うのだが…?」
イヴァンは更に険しい顔になって沈黙で答えた”詮索するなら邸内を勝手に探すがいい…”そう勝手に俺はやり取りの間を解釈した。
そして皆に向かって最後にこう言ってニヤリとやってその場を立去った…。
「 I'll Be back 」
…一度やってみたかったのだ。
435アモン ◆.fmQA1LuzE :2006/04/02(日) 00:24:09 ID:El4f6Vuo0
>>345【10:00〜 東:警察署 1F廊下〜2F無線室】12/13
>>29は俺の問いかけには答えず、ショットガンを構えたまま、
じっと俺の方を見ている。どうやら俺を観察しているようだ。冷静な男だ。
かなりの修羅場をくぐっていると見て間違いない。どうやら同じ日本人のようだが…
ややあって、男>>29は構えを下ろし、俺のほうへ近づいてきた。敵意はないようだが
油断はできない。俺はナイフをホルスターへ収めながら、重心はやや左へ傾け、いつでも
攻撃できるようにしておく。そして男は、
>>29「俺の名は神谷、アンタと同じ日本人だ。二階にいた警官とは故あって一緒に行動している」
と言い、ホルスターから銃と予備マガジンを抜いて、俺のほうへ投げ渡した。
え……?呆気に取られる俺に対し、神谷>>29
「ナイフ一丁じゃ寂しいだろう、同じ日本人として俺からのささやかな贈り物だよ。
こんな島にいると同郷の人間に逢えるなんて珍しいことだからねぇ」
と言って、さっさと階段を登っていった。
ハンドガンが手に入ったのはありがたい。どうやら信用はできるようだ。
俺はハンドガン(ベレッタM92Fだった)の遊底を引いて初弾を装填し、
安全装置をかけておく。これでいつでも撃てる。試しておきたいこともあるが、
まずは生存者と合流だ。俺は神谷>>29の後を追い、階段を上がりながら、
「ありがとう、感謝するよ。俺は原井亜門。アモンでいい」
と神谷>>29の背中へ声をかけた。
436神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/04/02(日) 00:38:15 ID:KEIzU0N40
>>29 10:00〜10:30 東 警察署 1F廊下〜2F無線室】11/13
「ヨロシク、アモンさん」
俺は首だけ後に向けると、アモン>>345に軽く笑んだ。
しっかり初弾を装填し安全装置をかけておいたところから、射撃の心得があったのだろう。
―――これはこれは、想像以上に頼りになりそうだぜ。

俺は無線室の扉を開けると、中に入った。
煙草に火をつけながら室内を見渡したが、相変わらずロギューネ>>20が無線機を操作している姿がうかがえる。
俺は大きく煙を吐き出すと、その背中に向けて「おい、軍かどこかにつながったかい?」
437アモン ◆.fmQA1LuzE :2006/04/02(日) 00:56:27 ID:El4f6Vuo0
>>345【10:00〜 東:警察署 1F廊下〜2F無線室】12/13
>>29「ヨロシク、アモンさん」
神谷>>29はこちらへ首を巡らせ、軽く笑みながら言った。
その顔を見て、俺は神谷>>29が自分より年下だということに気づいた。
…やれやれ、頼りになる奴だ。自然と軽く笑みが浮かぶ。
そして、神谷>>29の後に続いて、無線室の中へ入った。
部屋の中には、無線を操作している男>>20と、さっき俺に声をかけた男>>20
そして、何事かを呟きながら、部屋の隅にうずくまっている男>>53がいた。
かなりのショックを受けたのだろうか、錯乱状態に陥っているのか…
そんな>>53の様子には目もくれず、神谷>>29は無線を操作している男に
「おい、軍かどこかにつながったかい?」 と声をかけていた。

438トニー ◆uiKV1FiVqo :2006/04/02(日) 01:33:38 ID:ccYFJMI/O
>>35
東 警察署前道路 下水道
10:00〜
なんとか、無事にここまでこれた。しかし、頭上からはゾンビの声…やるしかない。
マンホールの蓋を開ける。ゾンビが気付き、集まってくる。その数、100。
草刈機の音が辺りに響きわたる。
「パーティーの始まりだぜ!!」

難易度4
この書き込みの秒数の一桁目に2があれば、ゾンビ殲滅成功。カウンター9消費
失敗した場合はゾンビ50体殲滅成功。カウンター10消費。死亡。
439レニー ◆MkLbsLSLVI :2006/04/02(日) 03:55:05 ID:NoCXX5WF0
>>98【〜9:30 北:イヴァン邸客間】13/13
さっき死にかけたところだというのにヤクザ>>28はやたらと元気に話しかけてくる。
教会という単語が出てきたので一瞬注意をそちらに向けたが、前後関係の話も支離滅裂な上唐突なので全く意味不明な事をペラペラと捲し立てている様にしか思えない…すぐにウンザリし怠くなった俺は1秒で興味を失った。
イヴァン>>15も意味不明さ加減に絶句している様子だ…別に気まぐれではなく、イヴァンに恩を売るつもりもあってわざわざ弾を無駄遣いしてまでこの男を助けてやったんだが…この分じゃあかえって逆効果だったかな…
俺は軽く嘆息をついた。
すると俺の様子をどう勘違いしたのか知らないが…ヤクザが、外の車はあんたのか等と話しかけてきた…鬱陶しい事この上ない…。
面倒くさくて言葉を返してやる気にもなれない俺は怠そうに頷いてあとは無視を決め込んだ。
ヤクザは車で送って行け等と寝言を言っているが…耳に入れるのも阿呆らしい。
すると奴は俺の様子をまたどう勘違いしたか、独りで悦に入った表情を浮かべる…まあ恐らく映画の見すぎなんだろう…少々鬱陶しいが、まあ無視していれば無害だ、どうでもいい…
無視を決め込んでいるとわざとらしく『困ったな〜』等とやっているが…
終いには厚かましく終始無言のイヴァンに車を強請った末、映画の決め台詞を吐いて銃も持たず出て行った…やはり映画の見すぎか、それでこの騒ぎで錯乱したんだか何だか知らんが…
やれやれ…あれは恐らく狂人だろうな…
これならゾンビの餌にさせてやった方がまだ鬱陶しくなかったな…軽く嘆息をつき、煙草を吸い込んだ。

ジムスキー>>11とイヴァンが男を玄関に送っていった様だが…何やら言い合っている様な声が聞こえる。
どうやら、ヤクザは絶句しているイヴァンの沈黙を邸内を探していい等と勝手に解釈したらしく、家捜しをしようとした様だ…やはり狂人だったらしい。
これじゃあイヴァンのご機嫌も斜めだな…やれやれ。

…やがてようやくヤクザを追い出したのか、イヴァンとジムスキーが戻ってきた。
げっそりとした様な表情をしている…
「…お疲れさん…」
ソファーに身を沈めたまま煙草の煙を吐き出しながら、俺は目を伏せた。
440ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/04/02(日) 09:27:54 ID:/NxirQe90
>>20【10:00〜 東:警察署 2F無線室】10/13
(ファレスト)しばらくして>>345さっきの男と>>29神谷が入ってくると、
少し間をおいてから話しかける、
>>29ロギューネの方はまだみたいだぜ、
さっきから何の反応も無い、ああそれとそっちの奴、俺はファレスト、
麻薬捜査官だ。今日の早朝まで張り込んでたらちょっと撃たれちまったが
もう平気だ、後こっちが相棒のロギューネ、こっちの転がっているのは気にしなくていい、」

俺はそう言うと、部屋の扉を閉め鍵を掛ける。もうちょっとすればハンドガンくらいは
怪我している方で撃てるかな・・・・・
441神谷 ◆1MsNpjxTc2 :2006/04/02(日) 10:28:31 ID:KEIzU0N40
>>29 10:30 東 警察署 2F無線室】11/13
俺はファレスト>>20の言葉を受け、フェイ>>53の方に視線を送った。
どこで手に入れたのか銃を片手になにやらぶつぶつ呟いている。 
正気を失っているのは傍目からもあきらかだ。

―――だが、こいつは簡単には死にそうにねぇな
呟くのをやめたかと思うと今度は肩を震わせだした男を見下ろしながら、何故かそんな気がしてならない。
確かにこのメンバーの中でもっとも脆弱なのはフェイ>>53だろう。
だが何故かこの男からは死というイメージがわかない。
―――僥倖ってやつかい? まあ、そいつがどこまで続くか見届けさせてもらおうか

俺はポケットからオフィスで手入れたキーを取り出すと「おいファレストさん>>20、こいつはパトカーのキーかい?
スティーブンソンと言う男のデスクから見付けたんだが。車があるなら廃墟の街でも快適なドライブを楽しめるかもしれないねぇ」
442フェイ ◆EBzpNyhPic :2006/04/02(日) 11:24:45 ID:I1NeRqJXO
>>53【10:30 東:警察署・2F通信室】13/13

「むせん…いじってる…ウヒ…とこにもつなからない…ヒヒヒ…おひるのごはん…まるやき、まるやき、そんびのまるやき…エッウヒ
みんなてみんちで…ぎょうざにつめて…」

あれからずっと、男たち(>>29,345)が入ってきてからも、彼は延々とそんなことをつぶやいていた。

「しばかりきじゃ…うぅぅ…ウッウッ…たべられちゃう」
そしていきなり泣きはじめる。まわりの人間には聞こえなかったかもしれないが、彼には聞こえていたのかもしれない。
どこからか響く芝刈機の音と、男>>35のかすかな雄叫びを…

神谷>>29が鍵をもってきたらしい。ここにいる全員がその鍵でここを脱出する予定なのだろう。…彼>>53をのぞいて。
まだまだ危険とはいえない警察署内。
しかしいずれ彼も決めなければなるまい。
本来の目的を見失った警察署を自分の城とするか。
わずかな光をたよりにこの死であふれかえる街を車で走り抜けるか…

もっとも、今の彼の精神状態からして、後者の選択肢を選ぶ確率は限りなく0に近いのだが。
443KK ◆53kD6zXFSI :2006/04/02(日) 11:59:59 ID:l9C+mDR60
>>28【9:00 北:イヴァンベールイ邸前】8/13
イヴァン氏に勝手に御免状を取り付けたのでザっとではあるが、敷地内を見回した。
しかし、矢張りリムジンが抜けられるような裏道に繋がるゲートを探したが見当たらなかった。
「まあいいさ、疑惑が濃厚になって来たらまた詳細に調べればいい…敷地の改変まで証拠を隠蔽できないだろうしな…」
一応、面通しは済んだ…ここへは何時でも寄れるだろう。
《借りた車両を返しに来なきゃならねェからな…返せればの話だが…》
俺はガレージへと向かった…流石は金持ちといった大きな車庫だ。
「こ…これは…」
目の前には高級車がズラリと並んでいた…暫し現実を忘れて魅入ってしまう…しかも何故か鍵も付けっ放しのものが多かった。
《ガレージの防犯設備に相当自信があったのか?…今は機能してない様だが…》
現金なもので、今のこの状況下で俺はその中で一番目を引いた高級スポーツカーの運転席を魅入る様に覗き込んでいた。
「憧れない方がどうかしてるよなあ…フフッ…」
だが、よく見るとAT車だ。
《…なんだ、レプリカか…》
何故だか少し気が楽になる…何故だ?
他の車はどういうわけか全てMT車で、片手、しか使えない今の俺になんとか運転出来そうなのは”この”レプリカ位しかなさそうだった。
…ある意味選択の余地は残されていない。
「ショウガナイなぁ…」

俺は中年オヤジの憧れ、カウンタックレプリカに乗り込んだ。
444KK ◆53kD6zXFSI :2006/04/02(日) 12:00:41 ID:l9C+mDR60
>>28【9:00〜9:30 中央:教会】8/13
しかし車高が低い…意を決して乗り込んでみる…正直言って身長2mの俺に乗車は無理だった。
《…ドルフラングレンとかどうやってこういうのに乗ってたのだろう?》
俺はシートのクッションを引き剥がした…予めセパレート仕様だった様だ…外して使える様になっていた。
取り外したクッションを助手席に放り出し、運転席に腰を下ろしてみる…。
それでも俺の体は車に入らなかった…俺は打撲した右足を助手席側に投げ出し、上半身を矢張り横に折り曲げて無理な乗車姿勢でなんとか車内に体を収めた。
《…むうぅ……。。。。》
ATシフトレバーが股間の間というか、右腿で跨ぐ感じで、左ハンドルなのに何故か顔は右席側に来ているという珍妙な乗車姿勢…
「…まあ、教会までだ…なんとかなるだろ…きっと」
俺はエンジンに火を入れると、中年オヤジの憧れ、カウンタックレプリカをガレージから発進させた…運転自体はAT車とそう変わらない。

物凄い運転視点が低い!
それほどスピードは出していないのにバイクに跨った時の高い視座と違い、路面を這っている様な錯覚を覚える…。
目の前に飛び出してきたゾンビを躱し切れず、慌ててブレーキを踏む。
立ち歩いてるゾンビの足元にスライディングする様にキレイに…扁平なボンネット→一体的なフロントガラス→天井→エンジングリル→と転がって行き、後方に跳ね飛ばしていった。
無理な運転姿勢の為か、途中何体かのゾンビを避け切れず低速でだが、尽く跳ね飛ばした。
フロントガラスに蜘蛛の巣みたいなに大きなヒビが入ったり、後方のエンジングリルの上に張り付く奴も居たが、また後から引っ掛けたゾンビが張り付いてた奴に激突して一緒になって吹っ飛んでいく。
…いや、俺はロクに首も回せない乗車姿勢なので後方確認など全く出来ないのだけれど…カウンタックの後方視界がゼロに近いとか以前に…。
(そしてジャッキーの某映画様にボロボロになっていくカウンタック…)

《…嗚呼…レプリカとはいえ、オヤジの夢のスーパーカーが…》
445KK ◆53kD6zXFSI :2006/04/02(日) 12:12:03 ID:l9C+mDR60
>>28【9:00〜9:30 中央:教会】8/13
道中、そうこうやっている内に教会の近くに着陸させたグライダーに到着した。

「こちらスネーク…繰り返す、こちらスネーク…神父を見失った、次の指示を乞う…どうぞ?…」
無線で連絡を付けると画してあの鷲鼻の公安刑事が出た。
『…スネーク…悪いがもうそれどころではなくなった…こちらもゾンビの対応にてんてこ舞いだ…悪いが救援には向けない…』
「なに?…指輪はどうするんだ?…必要ではなくなったというのか?!…」
『…その指輪は白山羊…ザザザッツ…から黒…ザピッ…防諜…ズビイ…うえwびq@あjd…hをェdyhh…ふksq@ふじこ…』
「え?…おい?…なんだって?…おい!」
『ザザザ…ピーーーーーーーーー…』
無線は切れた…どうやら謎の秘密組織は壊滅状態の様だな…。
「するともうこの指輪も用無しって訳だ…俺の仕事もここまで…」
俺はグライダーの自爆スイッチを入れるとその場を離れた。
教会の方に引き返す…背後でグライダーが木っ端微塵に爆発した。
これで俺がこの島に来た証拠は消えた。留まる理由は無くなった…今となってはもうどうでもいい事だが…。

全てが虚しく、そして終った…。
446トニー ◆uiKV1FiVqo :2006/04/02(日) 13:37:08 ID:ccYFJMI/O
>>35
東:警察署前道路
10:00〜

「死ねぇぇぇぇ!!!畜生ぉぉ! …アハハハアハハアハハ」

奴らが面白いほどに切れていく。地面はゾンビの血や肉で溢れていた。顔に残骸が張り付く。
「アハハアハハハハア…ア」
その時だった。自分が粉砕したゾンビの血で滑り、バランスを崩してしまった。
地面に叩き付けられた瞬間だった。転んだ拍子に草刈機の刃が腹に食い込んだ。
中から、腸やよく分からないものが溢れ出す。
「痛てぇぇぇ! ちきしょうちきしょうちきしょうちきしょうちきしょうちきしょうちきしょう!!!」
そこにゾンビが集まり、腸をかき出す。真っ赤にボヤけた視界に自分の腸が見える。
「あぁ! あ あぁぁぁ!!
わぁぁあぁ!!」
腸の次は足がもぎ取られる。
「やめてくれぇぇぇ!!痛てぇぇぇぇぇぇ!」

呼吸が乱れ、身体機能が低下するのがわかる。意識も薄れてきた。
「…ここ…まで分解…され…たらゾンビにもなれねぇや…。」


トニー死亡
447ロギューネ&ファレスト ◆N7zjXpFpq2 :2006/04/02(日) 14:16:21 ID:/NxirQe90
>>20 10:30 東 警察署 2F無線室】10/13
(ファレスト)>>29神谷が見せてきた鍵は記憶が正しければ囚人護送車の鍵だった。
あの車なら今の状態の>>53フェイを閉じ込めておく事もできるか、

>>29神谷、そらぁ囚人護送車の鍵だ、鍵についているタグの色で車種が判別できるんだ。
それじゃあ何処かに連絡がつき次第その車で移動しようや、それと>>53こいつは
どうする?このままじゃぁ流石に可哀想じゃないか・・・なんか気の毒に思えてきた。」

俺はそう言うと、相棒の様子を見てみる。さっきからずっとあのままか・・・
生存者はいるのか?まぁ別にいなくてもいいんだがな・・・
448アモン ◆.fmQA1LuzE :2006/04/02(日) 18:36:29 ID:bwsUT9LJ0
>>345【10:30 東:警察署 2F無線室】12/13
部屋に入って少し間を置き、さっき俺に声をかけた男>>20が話し始めた。
>>29ロギューネの方はまだみたいだぜ、
さっきから何の反応も無い、ああそれとそっちの奴、俺はファレスト、
麻薬捜査官だ。今日の早朝まで張り込んでたらちょっと撃たれちまったが
もう平気だ、後こっちが相棒のロギューネ、こっちの転がっているのは気にしなくていい、」
そう言うと、立ち上がって入ってきた扉に鍵をかける。
なるほど、何となく警官らしくないとは思っていたが、麻薬捜査官か。
無線を操作している方はロギューネ>>20というらしい。
俺はファレスト>>20
「さっきはどうも。俺はアモンだ。よろしく。」と言っておく。
神谷>>29は呟きつづける男>>53をちらりと一瞥し、ファレストに
「おいファレストさん>>20、こいつはパトカーのキーかい?
スティーブンソンと言う男のデスクから見付けたんだが。車があるなら廃墟の街でも快適なドライブを楽しめるかもしれないねぇ」
と言う。車か…確かに移動手段としては最適だが、問題はやつらの数だろう。
大量のゾンビに囲まれればパトカーでは突破することは難しい。
上手くいくだろうか…?


449アモン ◆.fmQA1LuzE
>>345【10:30 東:警察署 2F無線室】12/13
そんな心配をしていた俺だったが、杞憂に終わったようだ。
ファレスト>>20
>>29神谷、そらぁ囚人護送車の鍵だ、鍵についているタグの色で車種が判別できるんだ。
それじゃあ何処かに連絡がつき次第その車で移動しようや、それと>>53こいつは
どうする?このままじゃぁ流石に可哀想じゃないか・・・なんか気の毒に思えてきた。」
と言ったからだ。囚人護送車なら馬力もあるし、多少の数なら問題ないだろう。ツキはまだあるようだ。
とすると、あとは…あの男>>53か。
「連れて行こう」俺はそう言った。
「訳もわからずにこんな状況に放り込まれればこれが自然な反応だろ?
 このままここに置いておくのは流石に寝覚めが悪いぜ。
 徒歩ならともかく、護送車で移動するんだから問題はないと思うよ。
 どうする?」
俺はそう言うと、パーカーのポケットからベレッタを、ホルスターからナイフを取り出して、
ベレッタの木製グリップ(木製でよかった)を削り始めた。試したい事の準備の為だ…