【ホラー】 怖い小説を語れ 【恐怖】

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1本当にあった怖い名無し
ケッチャムとかそんなん
2本当にあった怖い名無し:2006/03/03(金) 00:20:26 ID:EbjLIUai0
ガストン・ルルー
3本当にあった怖い名無し:2006/03/03(金) 00:49:06 ID:Dt8h5nbw0
おまえらもっと書き込んでくれよ
落ちたらどうすんだどうしてくれるんだ

ズッコケ恐怖体験もよかったなあ
4わかんないんです(><) ◆WAkan9Ey1g :2006/03/03(金) 00:49:38 ID:rgNR27Se0
わかんないんです(><)
5本当にあった怖い名無し:2006/03/03(金) 00:51:45 ID:sVX381uIO
洒落怖スレとはどう違うの?
6本当にあった怖い名無し:2006/03/03(金) 01:03:40 ID:Dt8h5nbw0
>>5
なあにそれ?
小説でこの板検索したらなかったからさあ
恐怖小説を語るスレはなきゃいかんだろうと思って
7本当にあった怖い名無し:2006/03/03(金) 01:14:42 ID:Dt8h5nbw0
墓地を見おろす家
小池 真理子 (著)

これは怖かったよマジで
8本当にあった怖い名無し:2006/03/03(金) 01:28:42 ID:X967F+zOO
>>1
今は変なスレが異常にあるから板的にこのスレはいいよ

墓地を見おろす家は好きだな
9本当にあった怖い名無し:2006/03/03(金) 01:34:57 ID:1Y0blbjT0
筒井康隆「二度死んだ少年の記録」だっけ。
グロい感じ
10本当にあった怖い名無し:2006/03/03(金) 01:42:16 ID:mFOrX+SG0
玩具修理者だったかな、結構怖かった記憶が。
11本当にあった怖い名無し:2006/03/03(金) 01:49:17 ID:ctG2KTTVO
>>7
たしかに怖かった
読み終った後も暫く怖かったな
>>1
ケッチャムは怖いというより
不快感が凄い
12本当にあった怖い名無し:2006/03/03(金) 01:52:48 ID:A3EiAwWF0
俺も>>7に同意
この手のは結構好きで色々読んでるけど…すごかった。
あの地下室の音の描写は秀逸です。
13本当にあった怖い名無し:2006/03/03(金) 01:55:06 ID:A3EiAwWF0
中々、人に進められるほどのものって無いんだよなあ
今イチっていうのが多い気がする。長いだけとかね。
14本当にあった怖い名無し:2006/03/03(金) 02:26:19 ID:1gena6Sj0 BE:827026799-
>>10
結末はやられた! って思ったなぁ。
よく使われてる手法だけど、最後まで気づかなかった。

『酔歩する男』も面白かったなぁ。
15本当にあった怖い名無し:2006/03/03(金) 03:43:52 ID:IGW8wTMNO
山田悠介小説は甘いかい?
16本当にあった怖い名無し:2006/03/03(金) 11:27:51 ID:Dt8h5nbw0
>>15
たぶんよく言われてる事じゃないかと思うけどこの人はもうちょっと文章修行して欲しい

「屍鬼」小野不由美
読んだ人いないかなあ
長すぎて読もうか迷ってる
17本当にあった怖い名無し:2006/03/03(金) 13:36:50 ID:ctG2KTTVO
>>16
読んだよ
なかなか面白かったよ
18本当にあった怖い名無し:2006/03/03(金) 14:01:31 ID:2eG/XYnXO
>>15
ミステリ板山田スレでは書けないからこっそりここに書くが、徐々によくなってきてるとは思う。みんなリアル鬼ごっこの件で出版社に踊らされてるのさ。
屍鬼は買ってあるが未読。
「ぼっけえ きょうてえ」は看板に偽りなしの名作。
19本当にあった怖い名無し:2006/03/03(金) 14:42:51 ID:oVrSvxan0
>16
おもしろかったよ。
怖さは題名の意味がわかればどーかなぁと思うけど。
20本当にあった怖い名無し:2006/03/03(金) 14:47:35 ID:Dt8h5nbw0
>>17
根性入れて読んでみるよ
日本版ゾンビなんて難しそうなことよくやったなあ

>>18
岩井志麻子は現役の日本人作家で五指に入る天才じゃないかとすら思う
ジャンル関係なく
三島や澁澤が生きてたら手放しで絶賛してたんじゃないかな
21本当にあった怖い名無し:2006/03/03(金) 14:49:26 ID:Dt8h5nbw0
>>19
thx
22本当にあった怖い名無し:2006/03/03(金) 18:27:38 ID:IGW8wTMNO
あー、確かに山田悠介読みやすいなぁと思ったら、文章が稚拙?なのか。
でも読みやすいから情景は伝わってくるよね。
23本当にあった怖い名無し:2006/03/03(金) 19:36:55 ID:ctG2KTTVO
>>22
山田悠介は楽に読めるよね
ところで
「ぼっけえ きょうてえ」って時代物?
読みやすいのかなぁ?
いつも読むの躊躇ってしまうw
24本当にあった怖い名無し:2006/03/04(土) 00:21:48 ID:oggzJVkF0
筒井康隆「走る取的」

夢にまで出てきてうなされた
25きむたんく:2006/03/04(土) 00:40:32 ID:4xRkiM1tO
リングに魅了され、らせんに疑問を感じ、ループでは「ざけんな、カネけーせ!」てな流れであります。
26本当にあった怖い名無し:2006/03/04(土) 00:49:35 ID:RI9tW+i/0
>>18 ぼっけえ、きょうてえ よんでから悪夢ばかりみます。あなたはどうですか?
   今夜もきょうてえ夢ば見んといけんのかのう・・・・・・・。
>>23 日本ホラー小説大賞受賞作。ちょっと岡山なまりの書き方に慣れるのが大変。
    でも、原稿用紙60枚程度で短いし、一晩でよめる。
    あんたも、私とおんなじで、きょうてえ夢をば見んさい・・・。
27本当にあった怖い名無し:2006/03/04(土) 01:00:18 ID:oggzJVkF0
岡山弁だからいいんだよ
俺福岡だけどこっちなら「バリこわ」
情緒というものが(ry
28本当にあった怖い名無し:2006/03/04(土) 01:22:17 ID:1p2EqU5l0
黒い家は?
29本当にあった怖い名無し:2006/03/04(土) 01:40:28 ID:BYQAgE0jO
>>26
有難う
夢を見ますw
30本当にあった怖い名無し:2006/03/04(土) 01:47:12 ID:oggzJVkF0
>>28
よかった
先に見た映画のインパクトが強すぎたけど
主人公びびりすぎ大竹しのぶ巨乳杉
31本当にあった怖い名無し:2006/03/04(土) 12:18:47 ID:Sfzg91PH0
偽者だって
32本当にあった怖い名無し:2006/03/04(土) 16:43:20 ID:7oBSWR8zO
ツツイストのおれとしては筒井康隆の作品を挙げておきたい。短篇では
【精神破壊・グロ】
「二度死んだ少年の記録」
「乗越駅の刑罰」
「顔面崩壊」
「偽魔王」
【真性ホラー】
「佇むひと」
「母子像」
「くさり」
「鍵」
【怖くて懐かしい?】
「かくれんぼをした夜」
「遠い座敷」
「風」

長編では『驚愕の礦野』がおすすめ。ぼっけえ〜も確かに怖かったが、読んだ後悪夢を見たのは後にも先にもこの長編だけ。
これらが全然怖くないなんて奴がいたらお目にかかりたいもんだ。
33本当にあった怖い名無し:2006/03/04(土) 17:07:28 ID:iEec4cy70
「乗越駅の刑罰」 はトラウマ
34本当にあった怖い名無し:2006/03/04(土) 17:30:41 ID:oggzJVkF0
筒井が絶賛してた「保護鳥」小松左京
35本当にあった怖い名無し:2006/03/04(土) 18:03:48 ID:BKo8kOB4O
絶望の世界の掲示板で乙一がよく出てたから、夏と花火と〜読んだんだが話題の割にはいまいちだった
乙一の他作品で面白いのある?
36本当にあった怖い名無し:2006/03/04(土) 18:06:50 ID:BYQAgE0jO
>>35
乙一っていったら
やっぱり「GOTH」かな
でも怖くないよ
37本当にあった怖い名無し:2006/03/04(土) 18:13:01 ID:BKo8kOB4O
>>36
thx
今度借りて読んでみる
絶望の世界出版化されないかな
38本当にあった怖い名無し:2006/03/04(土) 18:37:25 ID:WtiuLPA30
X雨
39本当にあった怖い名無し:2006/03/04(土) 23:08:47 ID:6raiobrE0
「死小説」もなかなかよかったな。短編集だけど。
40本当にあった怖い名無し:2006/03/05(日) 00:15:29 ID:enU0K3QG0
高橋克彦はどう?
どっちかというとミステリー作家だけど
41本当にあった怖い名無し:2006/03/05(日) 00:29:00 ID:EIICVHNWO
>>28
黒い家読んだよ。めたくた怖かった。
ホラーっていうよりサスペンスな感じ。人間の怖さ。貴志は偉大。

最近『ドグラ・マグラ』買ったんだけど、なんとなく文体に馴染めない…
42本当にあった怖い名無し:2006/03/05(日) 00:34:08 ID:EQO0zMuZO
新潮の実録殺人シリーズの中の妻と娘を殺害して逃亡の末、自殺を図る
男が残した首を釣る寸前の録音テープ。

どの内容も冷静に犯人像を収録しているが、その章のテープの不可解さ
を留意した終りかたにぞっとする。
男が首を釣る時、背後からー
43本当にあった怖い名無し:2006/03/05(日) 00:49:58 ID:CYLH+pucO
>>41
最後まで読んだら基地外になるらしいからガンバレ
俺は挫折した
44本当にあった怖い名無し:2006/03/05(日) 00:51:26 ID:enU0K3QG0
なんか偉そうに聞こえるかも知れんけどドグラ・マグラは純文学に親しんでないと無理だよ
45沖縄県失業率全国一:2006/03/05(日) 01:04:53 ID:zhhLn+q70
室内で録音されたのに風のようなゴーゴーというかなり強い音がかぶっている。
単に録音状態(マイクなど)の不調で雑音が入ったんだろうが、その音があたかも
冥府から吹く風音に聞こえるんだよね。自殺寸前の容疑者の異常精神が伝播するような
感じでいやだ。
46本当にあった怖い名無し:2006/03/05(日) 01:53:16 ID:LrbPp8rbO
「ドグラ・マグラ」は理解不可能
夢野だと「少女地獄」かな
怖くないけどw
47本当にあった怖い名無し:2006/03/05(日) 01:57:11 ID:W7zomArD0 BE:459459195-
>>41
ドグラ・マグラは最初につまづくと、読む気がなくなっちゃうからなぁ。
でも我慢して読んでくと、そのうち夢中になりだすところがある、はず。
そうしたら一気に読めるんだけど……。
48本当にあった怖い名無し:2006/03/05(日) 02:05:56 ID:00raylSe0
小林恭二の「東昏候まで」
怖いんだけどなんか夢中で最後まで読んだ。
それからずっと頭に残ってる。
49本当にあった怖い名無し:2006/03/05(日) 02:24:49 ID:7As6W9QN0
遠藤徹 「姉飼」
怖かった!ていうかグロかった!表紙が特に怖い…

岩井志麻子は大好き!
「ぼっけぇ、きょうてぇ」も勿論「夜啼きの森」「邪悪な花鳥風月」とかも怖かった…。

ドグラ・マグラは途中でリタイヤw
50本当にあった怖い名無し:2006/03/05(日) 02:39:41 ID:S51WQlVY0
乙一は面白いけど怖いというものではない。
貴志祐介は『天使の囀り』が怖かった。
51本当にあった怖い名無し:2006/03/05(日) 05:35:04 ID:bKXlYIAEO
イギリスの作家、クライブ・バーカーの【血の本シリーズ】が俺の人生で一番おもしろかった。
さすが、スティーブン・キングを唸らせただけあるよ。特に好きな作品は「ジャクリーン・エス」「腐肉の晩餐」「屍衣の告白」。凄まじく芸術的。そして、こあい。
52本当にあった怖い名無し:2006/03/05(日) 05:41:30 ID:6sIu9vVIO
「ドグラ・マグラ」は読んどけ。途中で投げ出したりしないで最後まで読めばある種の快感があるぞ。
もっとも、あれはアンチミステリでホラーではないのだが…………。
53本当にあった怖い名無し:2006/03/05(日) 05:56:01 ID:4yAyZ0LT0
貴志祐介の12番目のペルソナ(人格)って怖かったよ。
54本当にあった怖い名無し:2006/03/05(日) 06:02:41 ID:K/E2G7shO
>>53
細かい事は言わないでおく…
黒い家、天使の囀りも出たので「クリムゾンの迷宮」も怖いと言っておく
55本当にあった怖い名無し:2006/03/05(日) 06:46:30 ID:+hMXnaXG0 BE:142942872-
>>49
『姉飼』は、発想がすごかったなぁ。
オチはすぐにわかったけど、あれは考えつかないよなぁ。

『ドグラ・マグラ』は挫折する人が多いのか。
外道祭文なんて、思わず口ずさみたくなるほどなのに……。
56本当にあった怖い名無し:2006/03/05(日) 17:23:40 ID:J/kpixPZ0
>>50
『天使の囀り』が超怖いってのよく聞く。
貴志祐介の作品の中で最高に怖いとかなんとか。

瀬川ことびの角川ホラー文庫の短編集に入ってる「たまみ」
っていう話、男なら、ある意味・・・・怖いと思う。
俺だったら、ゴメンだねっていう話。
57本当にあった怖い名無し:2006/03/05(日) 18:43:11 ID:7paWEF7E0
以前この板にあったスレ、

一番衝撃をうけたホラー小説は?
ttp://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1085933498/

に出てきたタイトルを気合いでまとめてみました。
かなりの量になってしまいましたが、参考になれば幸いです。

なお、
@タイトルは書名、作品名混じっている
A著者名、作品名、出版社名は間違えている可能性がある
B50音順も間違えている可能性がある
Cネガティブ評価ばかりのもの、ホラーとは明らかに内容が
 かけ離れているもの、タイトルが分からなかったものなどは
 分かる範囲で省いている。
D見落としもある
E絶版もある
上記を念頭に置いて、暖かく見てやってください。
58日本編1/8:2006/03/05(日) 18:43:43 ID:7paWEF7E0
赤川次郎
  「夜」(角川ホラー文庫)
  「白い雨」(光文社文庫)
  「禁じられたソナタ(上・下)」(小学館文庫)
阿刀田高
  「たたずむ人」※「面影橋」(中公文庫)所収
我孫子武丸
  「殺戮にいたる病」(講談社文庫)
雨宮 町子
  「たたり」(双葉社)
綾辻行人
  「眼球綺譚」(集英社文庫)
  「フリークス」(光文社文庫)
  「殺人鬼」(新潮文庫)
新井素子
  「おしまいの日」(新潮文庫 )
飯野文彦
  「白い犬」※「獣人 ―異形コレクション」(光文社文庫)所収
五十嵐貴久
  「リカ」(幻冬社文庫)
井上 雅彦
  「よけいなものが」※「異形博覧会」(角川ホラー文庫)所収
井上光晴
  「妊婦たちの明日」※「眼の皮膚・遊園地にて」(講談社文芸文庫)所収
井上夢人
  「メドゥサ、鏡をごらん」(講談社文庫)
  「ゴールデンケージ」※「あくむ」(集英社文庫)所収
岩井 志麻子
  「ぼっけぇ、きょうてぇ」(角川ホラー文庫)
59日本編2/8:2006/03/05(日) 18:44:44 ID:7paWEF7E0
歌野晶午
  「正月十一日、鏡殺し」(講談社ノベルス)
江戸川乱歩
  「芋虫」(角川書店)
  「人間椅子」(江戸川乱歩文庫 春陽堂書店)
上田秋成
  「吉備津の釜」※「雨月物語」所収 or http://mouryou.ifdef.jp/ugetsu/kibitsu-no-kama.htm
遠藤周作
  「蜘蛛」※「蜘蛛 ふしぎ文学館」(出版芸術社)所収
  「わが恋(おも)う人は(上・下)」(講談社文庫)
遠藤 徹
  「姉飼」(角川書店)
大石圭
  「処刑列車」(角川文庫 )
大海赫
  「メキメキえんぴつ」(太平出版社or復刊ドットコムで復刊)
大槻ケンヂ
  「 ステーシー―少女ゾンビ再殺談」(角川ホラー文庫)
小川未明
  「金の輪」「赤いろうそくと人魚」※「小川未明童話集」(新潮文庫 )所収
乙一
  「死にぞこないの青」(幻冬舎文庫)
  「夏と花火と私の死体」(集英社文庫)
小野不由美
  「屍鬼(1〜5)」(新潮文庫)
  「悪霊シリーズ」(講談社X文庫―ティーンズハート)※お勧めは「悪霊がいっぱいで眠れない」)
  「悪夢の棲む家―ゴースト・ハント 上・下」(講談社X文庫―ホワイトハート)
  「くらのかみ」(講談社)
  「緑の我が家―Home、Green Home」(講談社X文庫―ホワイトハート)
60日本編3/8:2006/03/05(日) 18:45:20 ID:7paWEF7E0
恩田 陸
  「六番目の小夜子」(新潮文庫)
  「球形の季節」(新潮文庫)
  「不安な童話」(新潮文庫)
  「月の裏側」(幻冬舎文庫 )
景山民夫
  「ボルネオホテル」(角川ホラー文庫)
カシュウ タツミ
  「混成種―HYBRID」(角川ホラー文庫)
加門七海
  「蠱」(集英社文庫)
  「203号室」(光文社文庫)
貴志 祐介
  「黒い家」(角川ホラー文庫)
  「天使の囀り」(角川ホラー文庫)
  「クリムゾンの迷宮」(角川ホラー文庫)
  「青の炎」(角川文庫)
桐野夏生
  「残虐記」(新潮社)
  「OUT(上・下)」(講談社文庫)
桐生祐狩
  「夏の滴」(角川ホラー文庫)
久坂部 羊
  「廃用身」(幻冬舎文庫)
久綱さざれ
  「ハーツ―死に抜けゲーム」(学習研究社)
倉橋由美子
  「倉橋由美子の怪奇掌編」(新潮社)
栗本薫
  「町」(角川ホラー文庫)
61日本編4/8:2006/03/05(日) 18:45:52 ID:7paWEF7E0
黒武 洋
  「そして粛清の扉を」(新潮文庫)
小池真理子
  「墓地を見おろす家」(角川ホラー文庫)
  「死者はまどろむ」(集英社文庫)
小林泰三
  「玩具修理者」「酔歩する男」※「玩具修理者」(角川ホラー文庫)所収
  「密室・殺人」(角川ホラー文庫)
  「ΑΩ(アルファ・オメガ)」(角川ホラー文庫)
  「海を見る人」(ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
  「人獣細工」(角川ホラー文庫)
  「本」※「人獣細工」(角川ホラー文庫)所収
  「攫われて」※「殺人鬼の放課後―ミステリ・アンソロジー〈2〉」(角川スニーカー文庫)所収
小林信彦
  「怪物がめざめる夜」(新潮文庫)
小松左京
  「くだんのはは」(ハルキ文庫)
  「召集令状」(角川文庫)
  「夜が明けたら」(ハルキ文庫)
  「沼」※「夜が明けたら」(ハルキ文庫)所収
沙藤一樹
  「D−ブリッジテープ」(角川ホラー文庫)
  「プルトニウムと半月」(角川ホラー文庫)
  「X雨」(角川ホラー文庫)
  「不思議じゃない国のアリス」(講談社)
椎名誠
  「箱の中」※「胃袋を買いに。」(文春文庫)所収
  「ねじのかいてん」(講談社)
  「いそしぎ」※「雨がやんだら」(新潮文庫)所収
62日本編5/8:2006/03/05(日) 18:46:21 ID:7paWEF7E0
島田荘司
  「眩暈」(講談社文庫)
  「暗闇坂の人喰いの木」(講談社文庫)
朱川湊人
  「都市伝説セピア」(文藝春秋)
笙野頼子
  「母の発達」(河出文庫)
鈴木光司
  「仄暗い水の底から」(角川ホラー文庫)
  「リング」(角川ホラー文庫)
瀬名 秀明
  「パラサイト・イヴ」(角川ホラー文庫)
  「BRAIN VALLEY(上・下)」(新潮文庫)
芹澤準
  「郵便屋」 (角川ホラー文庫)
曾野綾子(曽野 綾子)
  「長い暗い冬」※「七色の海」(講談社文庫)などに所収
辻真先
  「死に神はあした来る」(ソノラマ文庫)
高橋克彦
  「星の塔」(実業之日本社)
  「ドールズ」シリーズ(角川文庫)
  「記憶」シリーズ(文春文庫)※「前世の記憶」の「豆っ子」の話がお勧め
  「幻少女」(角川文庫)
竹本健治
  「白の果ての扉」※「異形コレクション第12巻GOD」(光文社文庫)所収
多島 斗志之
  「症例A」(角川文庫)
63日本編6/8:2006/03/05(日) 18:46:56 ID:7paWEF7E0
田中光二
  「幽霊海戦―潜水艦イ20浮上せり」(徳間文庫)
筒井康隆
  「霊長類南へ」(角川文庫)
  「鍵―自選短編集」(角川ホラー文庫)
  「馬は土曜に蒼ざめる」(集英社文庫)
  「走る取的」「乗越駅の刑罰」※「懲戒の部屋―自選ホラー傑作集〈1〉」新潮文庫)所収
  「イチゴの日」※「薬菜飯店」(新潮文庫)所収
  「二度死んだ少年の記録」※最後の伝令(新潮文庫)所収
  「亡母渇仰」※「家族八景」(新潮文庫)所収
津原泰水
  「妖都」(講談社文庫)
戸梶圭太
  「赤い雨」(幻冬舎文庫)
友成純一
  「陵辱の魔界」(幻冬舎)
中井拓志
  「quarter mo@n」(角川ホラー文庫)
  「レフトハンド」(角川ホラー文庫)
  「アリス―Alice in the right hemisphere」(角川ホラー文庫)
中岡俊哉
  「日本の幽霊大図鑑」(二見書房)
長坂 秀佳
  「弟切草」(角川ホラー文庫)
  「彼岸花」(角川ホラー文庫)
  「寄生木」(角川ホラー文庫)
中嶋らも
  「ガダラの豚(1〜3)」(集英社文庫)
  「人体模型の夜」 (集英社文庫)
中原中也
  「骨」(http://www.aozora.gr.jp/cards/000026/files/219.html
64日本編7/8:2006/03/05(日) 18:52:21 ID:7paWEF7E0
夏樹静子
  「陰膳」※「あしたの貌(カオ)」(講談社文庫)所収
新津きよみ
  「女友達」(角川ホラー文庫)
沼正三(天野哲夫)
  「家畜人ヤプー(1〜5)」(幻冬舎アウトロー文庫)
乃南アサ
  「紫蘭の花嫁」(光文社文庫or文春文庫)
  「青い手」※「氷雨心中」(新潮文庫)所収
  「かくし味」※「不発弾」(講談社文庫)所収
  「愛情弁当」「最後の花束」「留守番電話」※「花盗人」(新潮文庫)所収
半村良
  「箪笥」※「能登怪異譚」(集英社文庫)所収
平山夢明
  「Sinker―沈むもの」(徳間書店)
福澤徹三
  「怪を訊く日々」(幻冬舎文庫)
  「再生ボタン」(幻冬舎文庫)
  「幻日」※「再生ボタン」(幻冬舎文庫)所収
  「壊れるもの」(幻冬舎)
  「怪(あやし)の標本」(ハルキ・ホラー文庫)
  「廃屋の幽霊」(双葉社)
藤枝静男
  「田紳有楽;空気頭」(講談社文芸文庫)
星新一
  「処刑」「殉教」「ようこそ地球さん」(新潮文庫)所収
麻耶雄嵩
  「夏と冬の奏鳴曲(ソナタ)」( 講談社文庫)
65日本編8/8:2006/03/05(日) 18:52:56 ID:7paWEF7E0
三田村 信行
  「おとうさんがいっぱい」(フォア文庫)
三津田 信三
  「蛇棺葬」(講談社ノベルス)※下の「百蛇堂―怪談作家の語る話」とセットで読むのが望ましい
  「百蛇堂―怪談作家の語る話」(講談社ノベルス)
村上龍
  「オーディション」(幻冬舎文庫)
  「インザ・ミソスープ―In the miso soup」(講談社インターナショナル)
村田基
  「夢魔の通り道」(角川ホラー文庫)
牧野修
  「アロマパラノイド―偏執の芳香」(角川ホラー文庫)
  「だからドロシー帰っておいで」(角川ホラー文庫)
森村誠一
  「魔少年」(角川ホラー文庫)
  「異常の太陽」(新潮文庫)
山田正紀
  「ナース」(ハルキ・ホラー文庫)
横溝正史
  「髑髏検校」(角川文庫)
吉村達也
  「初恋」(角川ホラー文庫)
  「文通」(角川ホラー文庫)
連城三紀彦
  「花緋文字」※「戻り川心中」(ハルキ文庫)or「夕萩心中」(講談社文庫)所収
  「代役」※「夜よ鼠たちのために」(ハルキ文庫)or「密やかな喪服」(講談社文庫)所収
  「白光」(朝日新聞社)
66海外編1/4:2006/03/05(日) 18:53:34 ID:7paWEF7E0
サミュエル・ホプキンス・アダムズ
  「テーブルを前にした死骸」※「怪奇小説傑作集 2」(創元推理文庫)所収
ジョン・ヴァーリイ
  「PRESS ENTER■」※ブルー・シャンペン」(ハヤカワ文庫)所収
F・ポール・ウィルソン
  「ザ・キープ(上・下)」(扶桑社ミステリー)
ジョン・ウィンダム
  「トリフィド時代」(創元SF文庫)
ブリジット・オベール
  「ジャクソンヴィルの闇」(ハヤカワ・ミステリ文庫)
ウィリアム・カッツ
  「恐怖の誕生パーティー」(新潮文庫)
ジョン・W・キャンベル・ジュニア
  「影が行く」※「影が行く―ホラーSF傑作選」(創元SF文庫)所収
スティーブン・キング(リチャード・バックマン)
  「シャイニング(上・下)」(文春文庫)
  「ペット・セマタリー(上・下)」(文春文庫)
  「IT(1〜4)」(文春文庫)
  「ミザリー」(文春文庫)
  「ダークハーフ(上・下)」(文春文庫)
  「トミーノッカーズ(上・下)」(文春文庫)
  「ジェラルドのゲーム」(文春文庫)
  「呪われた町(上・下)」(集英社文庫)
  「死のロングウォーク」(扶桑社)
  「ゴールデンボーイ」(新潮文庫)
  「デッド・ゾーン(上・下)」(新潮文庫)
  「ゴーサム・カフェで昼食を」※「幸運の25セント硬貨」(新潮文庫)所収
  「霧」※「スケルトン・クルー〈1〉骸骨乗組員」(扶桑社ミステリー)所収
  「浮き台」「 生きのびるやつ」※「スケルトン・クルー〈3〉ミルクマン」(扶桑社ミステリー)所収
67海外編2/4:2006/03/05(日) 18:54:13 ID:7paWEF7E0
ディーン・R・クーンツ
  「ファントム(上・下)」(ハヤカワ文庫)
  「戦慄のシャドウファイア(上・下)」(扶桑社ミステリー)
ハリー・クレッシング
  「料理人」(ハヤカワ文庫)
ジャック・ケッチャム
  「隣の家の少女」(扶桑社ミステリー)
  「オフシーズン」(扶桑社ミステリー)
ニコライ・ゴーゴリ
  「ヴィイ」※ 「ロシア怪談集」(河出文庫)所収
ウィリアム・ゴールディング
  「蝿の王」(新潮文庫)or(集英社文庫)
W.W. ジェイコブズ
  「猿の手」※「猿の手 恐怖と怪奇名作集4」(岩崎書店)所収
モンタギュー・R・ジェイムズ
  「銅版画」「人を呪わば」「マグナス伯爵」「 秦皮(とねりこ)の樹」※「M・R・ジェイムズ怪談全集〈1〉」(創元推理文庫)所収
  「縛り首の丘」※「M・R・ジェイムズ傑作選」(創元推理文庫)所収
ロバート シェクリィ
  「不死販売株式会社―フリージャック」(ハヤカワ文庫SF)
メアリー・シェリー
  「フランケンシュタイン」(角川文庫)※角川版が一番お勧めとのこと
ダン・シモンズ
  「殺戮のチェスゲーム(上・中・下)」(ハヤカワ文庫NV)
  「サマー・オブ・ナイト(上・下)」(扶桑社ミステリー)
シャーリィ・ジャクスン
  「山荘綺談」=「たたり」(創元推理文庫・ハヤカワ文庫NV)
J・M・ストラジンスキー
  「デーモンナイト」(ハヤカワ文庫NV)
スコット・B. スミス
  「シンプル・プラン」(扶桑社ミステリー)
68海外編3/4:2006/03/05(日) 18:54:51 ID:7paWEF7E0
マイケル・スレイド
  「ヘッドハンター(上・下)」(創元推理文庫)
  「グール(上・下)」(創元推理文庫)
  「暗黒大陸の悪霊」(文春文庫)
ジョン・ソール
  「運命の町」(扶桑社ミステリー)
  「闇の中の少女」(扶桑社ミステリー)
  「因果の火」(扶桑社ミステリー)
  「暗い森の少女」(ハヤカワ文庫 NV)
キャサリン・ダン
  「異形の愛」(ペヨルト工房)
チャールズ・ディケンズ
  「信号手」※「ディケンズ短篇集」(岩波文庫)所収 or http://www.aozora.gr.jp/cards/000914/files/42302_16646.html
コナン・ドイル
  「大空の恐怖」※「ドイル傑作集3」(新潮文庫)所収
ドノソ
  「夜のみだらな鳥」(集英社)
トマス・トライオン
  「悪を呼ぶ少年」(角川文庫)
  「悪魔の収穫祭」(角川文庫)
クライヴ バーカー
  「丘に、町が」(「ミッドナイト・ミートトレイン」所収)
ジェームズ・ハーバート
  「霧」(サンケイ出版)
イアン バンクス
  「蜂工場」(集英社文庫)
アンブローズ・ビアス
  「あん畜生」or「妖物(ダムドシング)」※「つかのまの悪夢 ビアス傑作短篇集」(東京美術)所収 or http://www.aozora.gr.jp/cards/001066/files/4091_13934.html
  「犬油」※ビアス短篇集(岩波文庫)所収
69海外編4/4:2006/03/05(日) 18:55:30 ID:7paWEF7E0
レ・ファニュ
  「吸血鬼カーミラ」(創元推理文庫)
アルジャナン・ブラックウッド
  「柳」※「ブラックウッド怪談集」(講談社)or「幻想と怪奇1 -英米怪談集」(ハヤカワ・ミステリ)所収
  「ウェンディゴ」※「ブラックウッド傑作選」(創元推理文庫)所収
レイ・ブラッドベリ
  「骨」「みずうみ」「こびと」※「10月はたそがれの国」(創元SF文庫)所収
W・H・ホジスン
  「夜の声」(創元推理文庫)
ロバート・R・マキャモン
  「奴らは渇いている(上・下)」(扶桑社ミステリー)
  「スティンガー(上・下)」(扶桑社ミステリー)
  「ナイトボート」(角川ホラー文庫)
リチャード・マシスン
  「地獄の家」(ハヤカワ文庫)
  「地球最後の男」(ハヤカワ文庫)
アーサー・マッケン
  「パンの大神」※「怪奇小説傑作集 1」(創元推理文庫) or 「アーサー・マッケン作品集成 (1) 白魔」(沖積舎)所収
  「怪奇クラブ」(創元推理文庫)
スティーヴン ミルハウザー
  「エドウィン・マルハウス」(白水社)
ラブクラフト
  「インスマウスの影」「死体安置所にて」※「ラヴクラフト全集 (1)」(創元推理文庫)所収
  「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」※「ラヴクラフト全集 (2)」(創元推理文庫)所収
  「時間からの影」※「ラヴクラフト全集 (3)」(創元推理文庫)所収
  「狂気の山脈にて」「宇宙からの色」「ピックマンのモデル」「冷気」※「ラヴクラフト全集 (4)」(創元推理文庫)所収
ガストン・ルルー
  「ガストン・ルルーの恐怖夜話」(創元推理文庫)
フランク・ベルナップ・ロング
  「脳を喰う怪物(The Brain-Eaters)」※「ク・リトル・リトル神話大系1」(国書刊行会)所収
7057:2006/03/05(日) 18:56:37 ID:7paWEF7E0
以上です。せっかくホラー小説スレが立ったので作ってみました。
このスレで出るものも追加していけたらと面白いなぁと思ってます。
ではではノシ
71本当にあった怖い名無し:2006/03/05(日) 19:09:29 ID:LrbPp8rbO
乙。
これは参考になるねぇ
ケッチャムの「隣の家の少女」はマジ最悪
不快感極まりない

三津田 信三の「蛇棺葬」&「百蛇堂」は
読み応えがあって凄く面白かったな
72本当にあった怖い名無し:2006/03/05(日) 23:26:55 ID:qa0kbJfY0
ケッチャムならオンリーチャイルドの方が、
より救われない現実の恐怖を感じたな
73本当にあった怖い名無し:2006/03/06(月) 00:53:13 ID:UgaAXnvp0
>>57
うわー乙です!ありがたい。
74本当にあった怖い名無し:2006/03/06(月) 00:57:38 ID:z0uRus0n0
個人的には「恐怖」は国境を越えにくい気がするな
75本当にあった怖い名無し:2006/03/06(月) 06:24:48 ID:S3gTw8stO
そうかな? 例えば「猿の手」なんかはかなり普遍的な怖さがあると思うけど。
76本当にあった怖い名無し:2006/03/06(月) 07:14:05 ID:TY8CFKBRO
>>32さん
亀レスですが
筒井さんの「驚愕の〜」←(なんて読むんだろ?)スマソ
文庫本で出てますか?
本屋で探してもなくて。
77本当にあった怖い名無し:2006/03/06(月) 08:04:20 ID:7ILo32Sw0
>>76
32じゃないけど、出てるよ。新潮文庫の同タイトルの短篇集に。
78本当にあった怖い名無し:2006/03/06(月) 08:16:38 ID:7ILo32Sw0
ちなみに読み方は「きょうがくのこうや」
79本当にあった怖い名無し:2006/03/06(月) 12:00:11 ID:z0uRus0n0
ああ、キングのペット・セマタリーは良かったな
映画が面白かったから読んだけど映画なんか目じゃないくらい良かった
80本当にあった怖い名無し:2006/03/06(月) 14:13:08 ID:TY8CFKBRO
>>77>>78
有難う。探してみます
81本当にあった怖い名無し:2006/03/06(月) 18:21:22 ID:S3gTw8stO
あげておこう。
こう見るってぇと、日本編は何故かミステリが多いのな。「殺人鬼」とか「殺戮にいたる病」なんかは、グロ描写に恐怖を感じたのかしら。
確かにグロかったけど、おいらは最後のアレで恐怖なんかぶっとんでしまったけどなぁ。
82本当にあった怖い名無し:2006/03/06(月) 19:47:23 ID:Q7vMKyFk0
リング
83本当にあった怖い名無し:2006/03/06(月) 19:59:16 ID:ecdufFwW0
岩井志麻子の「ぼっけぇきょうてぇ」はコワかった。学校の図書室にあったのを借りてみたけど普通にコワかったでつ。
あと、これも学校の図書室にあった「着信アリ」。
もひとつ言うと友達が「ノロイ」と「ベイビーメール」が怖い!っていってますたww
84本当にあった怖い名無し:2006/03/06(月) 23:07:59 ID:XfEFzvTV0
上の方で名前が出てる小林泰三の短編で「妻への三通の手紙」ってのが
個人的には凄く怖い。「肉食屋敷」という短編集に収録されてたと思う。
死人は出ないしグロな描写もない淡々とした展開だが、三通目の手紙の
内容は本当に怖気が走る。
85本当にあった怖い名無し:2006/03/06(月) 23:30:48 ID:03UrIVe30
ぼっけえ、きょうてえ

訳:テラコワス
86本当にあった怖い名無し:2006/03/07(火) 22:24:24 ID:6s8ZwPLj0
上の前スレ既出作品まとめた人GJだけど
出来ればそのランキングというか個別に作品名が何度出たかとか
あるいはその作品に関して何レスあったかまでまとめてくれたら神だったな
羅列されてもこれ読んでみたいとかいうきっかけにならない

あくまでもちろんGJなんだけども
87本当にあった怖い名無し:2006/03/08(水) 15:42:59 ID:Ge/8tTea0
リストまとめてくれた人アリガトン!
実は今日、検査入院でどーやってヒマ潰そうか悩んでて
リスト片手に昨日、本買いまくったよ。
おかげでつまらない一日が早く、楽しく終わった。
88本当にあった怖い名無し:2006/03/09(木) 21:54:17 ID:x6I3drqS0
吉村昭の「羆嵐」。
北海道の寒村が、一頭のヒグマによって地獄と化す…
自分が同じ状況に置かれたら、と思うと吐き気がするほどの臨場感。
実話を元にしているというのがまたすごい。
89本当にあった怖い名無し:2006/03/09(木) 23:42:09 ID:nKNnDT2V0
そういうのもあり?
じゃあ新田次郎「八甲田山死の彷徨」
90本当にあった怖い名無し:2006/03/10(金) 00:09:22 ID:LpAqBtdU0
>>88
そういや、元となってる事件の生存者の証言に基づくドキュメントを
読んだけど、それもまさに地獄絵図だった。生きながら食われた
犠牲者が、熊の去った後で瀕死の状態で救出されるものの、結局
なすすべ無く死んでいく様とかね、もう目を背けたくなった…。
まあ、小説ではないけれど。

ちなみにこれ。
木村盛武 「慟哭の谷(戦慄のドキュメント 苫前三毛別の人食い羆)」(共同文化社)

91本当にあった怖い名無し:2006/03/11(土) 16:13:02 ID:ETYOSKlE0
どっかの学生が襲われたときの日記も怖かったな
こまめに書き込んでたのが結局遺品になっちまったけど・・・
>ガスがまた濃くなってきた。視界がきかない。ヒグマはまだその辺にいるはずだ・・・
みたいな
読んでて汗が出た
92本当にあった怖い名無し:2006/03/12(日) 03:43:04 ID:3YrIm393O
流れに乗ってノンフィクションをあげとく。
「池袋 母子 餓死日記」
これはもう筆舌に尽くしがたい。
ある老母とその息子(いい齢なのだが精神に障害があって働けない)が、都会のど真ん中、池袋で餓死してしまったという事件が十年くらい前にあったのね。本書はその老母が死の数週間前まで書き残していた日記を本にしたもの。
読点の妙に多い癖のある文章と、買ってきたものをだらだら並べる日常臭とが読者の感覚をねじ曲げる。時間を追うごとに生活が逼迫していく様が息苦しい。読むと死ぬほど落ち込む。
怖くはないけれど、尋常じゃない重みを持った本。
正直、読まないほうがいいと思う。
93本当にあった怖い名無し:2006/03/12(日) 12:40:03 ID:RGZtdlJB0
>>86同意
読んだことないもののほうが多いけど
読んだことあるものに関しては
確かに怖いのと大したことないつーかツマンナスなのが混在してて
未読のものに関してもどの程度信憑性があんのかと小一時間(ry
まるで本屋の出版リストみたいだしw
一言コメントでもあればまた印象変わるんだろうけど

手当たり次第買えるだけのマニーがあればええんだけどね
でもこれはこれで活用させてもらうから、一覧表の人乙です

といいつつわたしも挙げるだけ
狗神/坂東眞砂子(官能チック)
わたしの人形はよい人形/山岸凉子(絶版です・・・orz)
津原泰水作品も好きですね(独特な幻想感)
リストでオススメは
暗い森の少女/ジョン・ソール(猟奇サスペンス)
ブラッドベリ作品(ホラーというより幻想小説ですね。怖くはないけど好き)
怪の標本/福澤徹三(実話と創作のブレンドによる不安定感)

>>ノンフィクション系
ノーチェックだっただけに目から鱗です@@φメモメモ
94本当にあった怖い名無し:2006/03/12(日) 14:14:28 ID:QNNWwuwp0
でも八割がた図書館で借りられるんじゃない?
手当たり次第に借りて、最初の10ページくらい読んで、合わなかったらやめる。
そんな読み方も良いのでは。
9557:2006/03/12(日) 14:56:22 ID:WW/n9Tf60
一覧表作った者です。以前からいくつか小説スレは立ってた
みたいなんですが、つながりが無いせいで毎回ゼロからの
スタートとなるのがもったいないと思って、まとめてみました。
、ありがとうございます。

>86さん、>93さんの言われることはよく分かりますし、実際当初は
レス数やコメントもつけようかと考えていました。
が、リスト作成は手作業なので、レス数までカウントするのは
厳しく(面白さとはあまり関係ないとの印象を受けたせいもあります)、
コメントをつけるとリストがあまりに肥大化してしまうため、今回は
断念しました。すいません…。
修正・追加したいとのことでしたら、ログをアップします。

個人的には、モンスター系、サイコ系、神話・伝承系、サスペンス系など
ジャンル別に記載できれば良かったかなと思ってます。
サイズの関係上、これ以上はwikiなんかがないと難しいと思いますが…
96本当にあった怖い名無し:2006/03/12(日) 15:04:28 ID:WW/n9Tf60
>>57
「、ありがとうございます。」

「活用してくださった皆様、ありがとうございます。」

肝心のお礼が変な風に…。

リストに限らず、手に入るものから少しずつ読んでいますが、
最近読んだ中で個人的に面白かったのはこちらです。

「人間嫌い」J・D・ベレスフォード
  ※「幻想と怪奇1 -英米怪談集」(ハヤカワ・ミステリ)所収
  …短編。人間の本性が見えるようになってしまった男の話。
   それが本当かはともかく、絶望と不幸を感じる。雰囲気系?
「ルクンド」エドワード・ルカス・ホワイト
  ※「幻想と怪奇2 -英米怪談集」(ハヤカワ・ミステリ)所収
  …短編。アフリカの奥地で出会ったイギリス人の奇病とは…。
   すぐ落ちは分かるが、背景は少し意外かも。モンスター系。

「クリスマス・プレゼント」(Child's Play)ウイリアム・テン
  ※「宇宙の妖怪たち」(ハヤカワ・ファンタジイ)所収
  …SF短編。さえない弁護士の主人公に未来からのプレゼントが
   送られてくるが…。主人公の人生を考えると薄ら寒くなる。

W.W. ジェイコブズの「猿の手」も久しぶりに読みましたが、やっぱり
怖かったです。でも今読むと切なさが強いですね…。
97本当にあった怖い名無し:2006/03/12(日) 15:06:59 ID:WW/n9Tf60
>>96
>>57じゃなくて>>95でした…orz。
98本当にあった怖い名無し:2006/03/12(日) 22:59:15 ID:ZjnPjxss0
牛の首が挙がってないな
99本当にあった怖い名無し:2006/03/13(月) 00:21:00 ID:C5gT5duS0
>>98
確かに、あんな怖い話は読んだことがない
100本当にあった怖い名無し:2006/03/13(月) 00:52:57 ID:p4YdGZqZ0
小松左京の牛の首はホラーじゃないよな?
101本当にあった怖い名無し:2006/03/13(月) 02:52:54 ID:ZuVL20Mm0
>>100
ありゃギャグだろ
ほんとの牛の首は洒落にならん
102本当にあった怖い名無し:2006/03/13(月) 23:10:29 ID:Ewsrok4hO
あげー
103本当にあった怖い名無し:2006/03/13(月) 23:21:07 ID:ckn+G1ZR0
ジョン・ソール「踊る女」「因果の火」が怖い・・・
ケッチャムは「オフ・シーズン」
作者不明「蟻工場」・・・蜂だったかも・・・

104本当にあった怖い名無し:2006/03/13(月) 23:28:37 ID:KcjrbrotO
小野不由美は全体に怖い
105本当にあった怖い名無し:2006/03/13(月) 23:40:03 ID:cGKsKPod0
>>103
「蜂工場」はイアン・バンクスだよ
106本当にあった怖い名無し:2006/03/14(火) 01:22:24 ID:iR9QjO640
蜂工場、怖いかなあ?あれはラストのひっくり返しで
驚く、どちらかと言うとミステリだと思う。
107本当にあった怖い名無し:2006/03/16(木) 21:41:25 ID:VpMrg5Lp0
小野不由美は文章が冗長すぎるよ
ドストエフスキー並にカットするべき部分大杉
108本当にあった怖い名無し:2006/03/16(木) 22:49:02 ID:VgT7JmzJ0
そんなに読んでないけどホラー小説は怖いって前に面白いって感じで読んでしまう・・・。
お陰で未だに怖いってモノに出会えない。
このスレで見て最近読んだのでは天使の囀り・ぼっけえ・墓地を見下ろす家が面白かった。
でも怖くなかった・・・。
怖いって言うけれどどんな感じに怖くなるの?
上に上げたの読んでも平気でユッケ喰ったし、エレベーター乗るし・・・。
俺の想像力が欠如してるのかな・・・OTZ
109本当にあった怖い名無し:2006/03/16(木) 22:59:22 ID:Qqu5KvwQO
綾辻の殺人鬼は読んでいて臭いと感じる。腸が引きずり出されて大便がもれたりして。
110本当にあった怖い名無し:2006/03/16(木) 22:59:30 ID:ppGwUO+2O
>>108
そんな方には平山夢明の東京伝説シリーズ(竹書房)!! サイコな人々がチョウリョウバッコする実話の世界にあなたを誘います…………
111本当にあった怖い名無し:2006/03/16(木) 23:05:45 ID:57Dlr6wm0
作者忘れたけど、角川ホラーの「ハグルマ」っていう作品が好き。
途中で文がおかしくなったりとかしてさ。
112本当にあった怖い名無し:2006/03/16(木) 23:17:23 ID:rMFWfqWf0
>>40
高橋克彦の「前世の記憶」とかは良かったと思う。
その中の「赤い記憶」の話が印象的。

あと雨宮町子の短編集「死霊の跫」はどの話も怖い
113本当にあった怖い名無し:2006/03/16(木) 23:24:36 ID:vkUJkyhM0
赤川とか阿刀田とか高橋とか
ストーリー以前に文章が下手糞で嫌だ。
114本当にあった怖い名無し:2006/03/17(金) 21:44:47 ID:yZr1rfcO0
高橋克彦は10冊くらいまでは面白かった
けどなんか飽きる
115本当にあった怖い名無し:2006/03/17(金) 23:46:34 ID:4r2gIMpkO
小野不由美の文章が長いのは確かにちょっとツラい。
でも怖い部分の描写は日本らしくじわじわきて好きだなあ。
あと小林泰三のホラーっていうかB級映画みたいなわざとらしいグロい描写が好き。
116本当にあった怖い名無し:2006/03/17(金) 23:49:07 ID:VdJyNcFkO
>>115
ヨーグソートフ だっけ?
玩具修理者いいよね
117本当にあった怖い名無し:2006/03/17(金) 23:55:16 ID:4r2gIMpkO
>>116
いいね、玩具修理者!
あと個人的には妻への三通の手紙が好き。グロくないけど
118本当にあった怖い名無し:2006/03/19(日) 02:48:33 ID:pAQXEXSN0
恐いと評判の「ぼっけえ、きょうてえ」を読みました。
・・・んー。
「極貧農民の悲惨な話」じゃないのか?これ。
極度の貧しさに陥るとここまでやっちゃうよ、みたいな。
まあ、一応「姉ちゃん」の存在はあるけど・・・これホラーかなあ。
正直、期待ハズレ・・・しかもこれが大賞?
なんか納得いかない。
119本当にあった怖い名無し:2006/03/19(日) 02:57:26 ID:yeZdhcKQO
>>118
だからその貧困農民たちの住む土地の土の匂いを感じ取り感情移入しもごもごもご。

まぁ、ご縁がなかったということで。
120本当にあった怖い名無し:2006/03/19(日) 03:41:49 ID:pAQXEXSN0
>>119
うん。土の匂いとか、田舎の土地柄とか、そこから派生する人間関係やら何やらそういうのを描きたいんだろうなというのは分かる。
ひと皮むいた下にある恐ろしさ、とかね。
でもねー・・・いや、まあ、縁がなかったんだろうね。
121本当にあった怖い名無し:2006/03/19(日) 06:51:56 ID:+ISb8AliO
私も読みましたが正直モゴモゴ…。
ぼっけえって程ではなかった。
小野不由美の「過ぎる17の春」が怖かった。
指がぼとぼと落ちてくるとことか。
軽くトラウマ。グリーンホームも…。
122本当にあった怖い名無し:2006/03/19(日) 06:58:38 ID:pHVtl3Ko0
墓地を見下ろす家
天使の囀り
棲家

共通してるのは後味の悪さかな?
個人的に棲家は怖くて手にとるのも嫌です・・・
123本当にあった怖い名無し:2006/03/19(日) 09:23:36 ID:IqkleDMy0
>>76
読んでも漢字が分からないでしょうから、やめておきなさい。
124本当にあった怖い名無し:2006/03/19(日) 10:11:13 ID:2ij8w+a90
>棲家

この作品知らないんだけどぐぐってもよく分かんない
作者教えて
125本当にあった怖い名無し:2006/03/19(日) 12:05:03 ID:ihUNCqoZ0
>>123
二週間も前の書き込みにわざわざそういうレスをつけるのも、感じ悪いからやめておきなさい。
126本当にあった怖い名無し:2006/03/19(日) 14:06:01 ID:bwscFvcq0
>>118
岩井志麻子、本人は洒落にならないくらい怖いよ
127本当にあった怖い名無し:2006/03/19(日) 14:09:13 ID:XeqY6rfjO
牧野修はガイシュツ?
128本当にあった怖い名無し:2006/03/19(日) 14:30:43 ID:Grgg+ELz0
高橋克彦の小説では、「ひえんま」という話がいかにもな怖い話でした。
129本当にあった怖い名無し:2006/03/19(日) 14:35:11 ID:ZsKz/hHnO
坂東眞砂子は?

小池真理子の墓地を見下ろす家は本当に怖かった。
救いがないまま終わってしまって。
130ティッシュ ◆nepiaB15Oc :2006/03/19(日) 14:39:03 ID:jggFWdOYO
>>111
北野優作
ドグラマグラ的狂気の宴がここに!!
ってあとがきにやられて買ったんだけど言い過ぎだとおもた(`へ´)
131ティッシュ ◆nepiaB15Oc :2006/03/19(日) 14:44:01 ID:jggFWdOYO
>>129
板東眞砂子は世界観が妖しくて美しいですね
特に死国と狗神は妖しい・美しい・切ないの三拍子がそろってて素晴らしい(;_;)
132本当にあった怖い名無し:2006/03/19(日) 16:16:07 ID:pHVtl3Ko0
>>124
明野照葉
ちなみに角川ホラー文庫です。
133本当にあった怖い名無し:2006/03/19(日) 18:20:17 ID:2ij8w+a90
>>132
thx
134本当にあった怖い名無し:2006/03/19(日) 22:10:40 ID:K4KStaiHO
「リング」を初めて読んだ時は感動したなぁ
(映画のは嫌いだが)
ホラー小説にハマるきっかけになったよ
135本当にあった怖い名無し:2006/03/19(日) 22:35:44 ID:K4KStaiHO
ラブクラフトは「狂気の山脈にて」 が好きだな
南極大陸に眠る人外の巨大なアンダーグラウンド
136本当にあった怖い名無し:2006/03/20(月) 18:38:49 ID:Buiom3mKO
幽霊船の最後の航海/ガルシア・マルケス

ホラー小説に読み慣れた人間であればあるほど、最後の場面で(・д・)となること受け合い。
137本当にあった怖い名無し:2006/03/21(火) 22:10:51 ID:YCsdvW1fO
あげるぞコラ。
138本当にあった怖い名無し:2006/03/21(火) 23:17:41 ID:YkUicdH80
中島らも「ガダラの豚」読了

最高
こんな面白い小説書ける人だったんだ
139本当にあった怖い名無し:2006/03/22(水) 00:50:48 ID:WD5w4x+M0
面白いよね<ガダラの豚
1部・2部・3部でそれぞれ趣が違ってるのがすげえ。
140本当にあった怖い名無し:2006/03/22(水) 21:05:19 ID:7TMNRRkeO
一覧に村上龍出てたけど、ペンライトって短篇が気持ち悪恐いよ。
文庫のトパーズに入ってたかな?
トパーズは全体的に暗い雰囲気で精神的にくる話が多い。

微妙にスレ違いごめんなさい。
141本当にあった怖い名無し:2006/03/23(木) 12:03:39 ID:s5DAu0ZZ0
142本当にあった怖い名無し:2006/03/25(土) 02:51:16 ID:OgcAC4RPO
あげるよー。
143本当にあった怖い名無し:2006/03/25(土) 03:13:58 ID:HkBhJSmLO
俺的には
『夏の滴』←作者名忘れた(汗)角川ホラー文庫

が好き。人間って汚いって感じ。
144本当にあった怖い名無し:2006/03/25(土) 20:23:52 ID:okYcusWj0
今日図書館で小林泰三の「本」読んだんだけれど・・・。
思わず声出して笑ってしまったよ・・・OTZ
なんなんだよあのダンスの描写と『コウ!」って掛け声はw

岩井志麻子の話がちょろっと出てたけど、
作品云々と言うより、あの人の軍服(官服?)フェチっぷりが一番怖いと思う。
145本当にあった怖い名無し:2006/03/25(土) 21:01:25 ID:LM9uJddl0
「クンヤン(漢字忘れた・・・)の女王」は既出?
146本当にあった怖い名無し:2006/03/25(土) 21:16:05 ID:zET8+DnbO
乱歩の「鏡地獄」と「芋虫」。あれは嫌な鳥肌の立ち方する話だった。ていうか、実際に「鏡地獄」みたいに球体の内側に鏡張って中に入って見ると一体どんな映像が鏡に映るんでしょ?
147ティッシュ ◆nepiaB15Oc :2006/03/25(土) 21:18:14 ID:vigQDOAzO
虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫虫
148本当にあった怖い名無し:2006/03/25(土) 21:27:58 ID:OgcAC4RPO
>>146
どこかで読んだんだけど、何だかんだでとどのつまりは何も見えない、って結論だったような記憶が…………曖昧で御免。
まああの読者が恐怖を感じれば、科学的事実なんてものに意味はないのだけどね。
149本当にあった怖い名無し:2006/03/25(土) 22:26:13 ID:y5mVFlHJ0
天使の囀り
が違う意味でめっさ怖かった
150本当にあった怖い名無し:2006/03/25(土) 23:00:21 ID:A9UjXEVN0
キングの小説は大抵面白いけど怖いという感じじゃない
でもペット・セマタリーだけはすごい怖かった
151本当にあった怖い名無し:2006/03/26(日) 00:02:24 ID:gntrnwbJ0
乱歩でトラウマだったのは「押し絵と旅する男」。
152本当にあった怖い名無し:2006/03/26(日) 00:51:20 ID:jAA8BcST0
新井素子「おしまいの日」
人がゆっくり狂ってく描写も怖いけど
帰って来る人が帰って来ないと言う
現実的な不安感にやたらシンパシーを感じた
キングは怖いけど哀しい
「IT」はピエロだけ怖い
153本当にあった怖い名無し:2006/03/26(日) 15:21:45 ID:fjFJnisW0
岩井志麻子か・・・ぼっけえ、きょうていはかなり期待外れだったな
読者の負の想像力に頼り過ぎる・・・
あと度々話題に出てる「墓地を見おろす家」は・・・正直少し稚拙なものを感じる
突っ込みどころがちょっと多すぎるな
綾辻行人はホラーには向かない
ミステリのみ書いてればいいと思う・・・正直殺人鬼はクソだと思った
つまらんし・・・殺人鬼Uは買う気がしなかったのでやめた
でもどんな作者も作品に当たり外れは有るよね
イアン・バンクスの蜂工場はどこかでかなり高い評価を受けてたけど俺的にはゴミ
期待してただけに失望も極大
井上雅彦はなんで作家で居られるの?素人の小説の方がマシ
阿刀田高は当りも有るが外れはその10倍以上有りそう
154本当にあった怖い名無し:2006/03/26(日) 15:40:22 ID:NJyuqwdb0
いいと思った小説をあげないとけちつけてるだけになるよ
155本当にあった怖い名無し:2006/03/26(日) 15:43:52 ID:fjFJnisW0
あれ・・・?なんか批判ばかりしてる・・・こんなつもりじゃ・・・
小林泰三の玩具修理者は読み易くて良かった
酔歩する男も他の作品も好きなものが多い
作品が好きとか嫌いってのは結局相性だね
あと筒井康隆、小松左京、星新一、ちょっと離れて梶尾真治、若手で乙一とかも好き
有名どころでも全部の作品が傑作とは思わないけど
女流作家に有り勝ちなのが無駄な装飾
作品内でそれ程重要じゃない事柄をページ稼ぎ(かどうかわからんけど)に書き込ん
であることが結構あって邪魔・・・量産作家にも同じ事が言える
156本当にあった怖い名無し:2006/03/26(日) 15:46:29 ID:fjFJnisW0
ネットで狂気太郎と言う人の作品を見たが荒削りで結構面白いものもあった
知らない人でこのスレ覗いてる人は見てみるのもいいかも
157本当にあった怖い名無し:2006/03/26(日) 23:51:21 ID:/uSn396R0
狂気太郎はわざとらしい気がしてしまう
嫌いではないけど
158本当にあった怖い名無し:2006/03/27(月) 06:46:47 ID:OLFn5kUW0
>>57がまとめてくれたリストを参考に図書館で本を借りて読んでいます。
自分で合う合わないはあるものの とても参考になります。

ぼっけぇ〜は東北に住んでいる私には 言葉の壁がありました。でも こういう本と出会えたことは感謝しています。
みなさんの本を読んでの感想もとても参考になります。

感謝
159本当にあった怖い名無し:2006/03/27(月) 17:19:29 ID:h8/MxnnmP
阿刀田高「恐怖夜話」
桐生祐狩「物魂」
吉村達也「ケータイ」「iレディ」

恐怖夜話は、イラストもグロでよかった。
160本当にあった怖い名無し:2006/03/27(月) 20:02:54 ID:hGaaiCVIO
荒井素子の、今はもういない私へ。
後味が最悪。
161本当にあった怖い名無し:2006/03/27(月) 20:31:41 ID:cY37t5aI0
「迷路」は最後にゾッとした
気持ち悪さでは筒井の公共なんちゃら電波?題名忘れた
162本当にあった怖い名無し:2006/03/27(月) 20:59:59 ID:6Zn9vISFO
>>161
「公共伏魔殿」でつね。
地下室にいる昔のアイドルたちの描写は素晴ら…………いや、すさまじい。
163本当にあった怖い名無し:2006/03/28(火) 15:26:47 ID:+EfgVk6D0
皆川博子が出てないな。
>>155あたりが嫌いそうな扮飾過剰だし、通俗もの多いけど。
つか俺が自然主義じゃないんで、こってりした文章好きなんだよ。
モーパッサンの怪奇短編集とカフカの短編は結構くるものがあるんじゃないか?
あと、ヘンリーミラーは通読すると気持ち悪くなる。今更。
ビート系の作家も同じく。
モリオン「閉ざされた〜」アポリネール「一万一千〜」ド・ベール「イマージュ」とかはある種の怖さはあると思うけど、今やどこにでもありふれてるポルノになってしまったのかも。
綾辻「殺人鬼」ならサド候の「ソドム〜」の方がインパクト強いかも。ただあの平板な文章は飽きる可能性あり。
164本当にあった怖い名無し:2006/03/29(水) 00:13:07 ID:aUhROmJj0
世間知らずの俺は、曙のK-1での連敗を見るまで、取的>>>>>>>空手家と、
まあ漠然と思っていましたとさ!
165本当にあった怖い名無し:2006/03/29(水) 00:25:01 ID:KdKHNnFYO
貴志祐介の13番目の人格ISOLAは怖面白い
166本当にあった怖い名無し:2006/03/29(水) 00:37:27 ID:lnUih8JvO
乙一のセブンルームだっけ?あれはガチ
167本当にあった怖い名無し:2006/03/29(水) 01:21:41 ID:EiEhGxtgO
>>146 判る。鏡地獄凄い気になる。スプーンの裏側に写した顔の更に縦長な感じなのかなと予想。
168本当にあった怖い名無し:2006/03/29(水) 02:48:55 ID:0Wfm/xw+O
『殺人鬼』はホラーというよりスプラッタだと思う。
それ以上にパズル・ミステリだが。

俺は吉村達也『ケータイ』に一票。
救い無いのが嫌だけど。
169本当にあった怖い名無し:2006/03/29(水) 19:30:06 ID:kME55mttO
>>168
パズル・ミステリって概念がよく分からないなぁ。詳しく。
170本当にあった怖い名無し:2006/03/29(水) 23:02:54 ID:cK40Evzd0
>>166
家族モノに弱いから読後感が最悪だった。
あれ以来大抵の鬱小説には耐性がついてしまったよ。

最初の方で出ている遠藤徹は
「姉飼」よりも「弁頭屋」の方が好きだな。
あまり怖くないけど。
171本当にあった怖い名無し:2006/03/30(木) 00:18:48 ID:XVONnQNG0
>>169
本格の中でも構造主義、謎とき主義みたいな奴だろ。
そういう意味では、殺人鬼はパズル性が薄いと思うぞ。
172169:2006/03/30(木) 03:17:59 ID:MobNLjiDO
>>171
このスレで構造主義なんて単語にお目にかかるとは思わんかった(笑。なんかちょいと用法が違うような気がしないでもないが……。
殺人鬼とか殺戮にいたる病はどー考えてもパズラーぢゃねえわな。
しかし上の2作品が怖い小説として挙がってるってのには驚きだなぁ。いくら厭な描写があっても最後のアレで全部吹き飛んでしまうと思うのだが。うん。
173本当にあった怖い名無し:2006/03/30(木) 04:41:08 ID:oQ1DppKbO

黒田晶の「メイド イン ジャパン」
皆さん知ってます?
怖いというより重いかな。
174171:2006/03/30(木) 06:25:06 ID:XVONnQNG0
>>172
構造主義ってのはアレだ。メタ的なやり方も含めてパズラーって言いたいといううことだ。
あの二つは、「嫌な描写」だよな。怖さで言ったら生理的なものなんだろう。
それだったら、ディクスン・カーの「火刑法廷」とかの方がホラー的な雰囲気があるし、ちょっと違うんだがエーコの「薔薇の名前」なんてのもホラー雰囲気がある。
あー、ドイルの「バスカーヴィル家の犬」もホラーの雰囲気があるな。
生理的で直接的な怖さじゃないけど、雰囲気が味わえるんじゃないかな。

直接的なやつだったら山口椿とか。
175本当にあった怖い名無し:2006/03/30(木) 12:46:43 ID:2at0512p0
乙一の「死にぞこないの青」はホラーかな。号泣しちゃったけど。
キングの「デスペレーション」「死のロングウォーク」が怖かったです。
176本当にあった怖い名無し:2006/03/30(木) 12:58:21 ID:Ekl3t6lj0
乙一の本てブクオフにないよね
いつも探すけど大抵ほとんど置いてない
177本当にあった怖い名無し:2006/03/30(木) 15:01:02 ID:685XYZ/E0
乙一は恐くない。ゴス読んだ事あるけど、スプラッタとしてもミステリとしても文章が稚拙すぎてしらけた。

小林泰三の「海を見る人」が恐かったな。
恐くて美しい。そんで切ない。
同じ短編集に収録されている
「予め決められた未来(タイトルうろ覚え」はガチで恐かった
178本当にあった怖い名無し:2006/03/30(木) 20:48:23 ID:QyemZrntO
あげ
179本当にあった怖い名無し:2006/03/30(木) 20:51:58 ID:vtItmA1F0
>>177
それ、海を見る人じゃなくて、目を擦る女じゃないかな。
海を見る人は感動したよ。
180本当にあった怖い名無し:2006/03/30(木) 21:20:19 ID:o6VfAwpUO
窪井凛の『FLY』ってのはどうよ?
座敷女のレベルup版みたいな。
181本当にあった怖い名無し:2006/03/30(木) 21:29:57 ID:Ekl3t6lj0
個人的には悲しいとか美しいとかそういうのは本物(というと語弊あるかも知れないけど)
に求めちゃう
いわゆる文学史的名作でそういう作品には到底昨今の作家じゃ歯が立たない
怖い小説はひたすら恐怖だけを追求して余計な要素は入れないで欲しい
興醒めなことが多い
182本当にあった怖い名無し:2006/03/30(木) 22:03:27 ID:Ulf9dLpWO
トーベヤンソンさんの『たのしいムーミン一家』楽しい、ってこいつら一体…と読み返す度に思います。
悪魔の帽子で恐ろしい姿にかえられ差別されるやら、初登場でいきなり趣味喪失でなやむ大人やら、
得体の知れない悪魔でもない不気味で悪いと囁かれてる奴がずーっと何故か森からやって来て階段で待ち伏せしているやら。

生理的に恐いっす…。
183本当にあった怖い名無し:2006/03/31(金) 11:49:27 ID:H2EMRA1e0
角川ホラー読んでもぜんぜん怖くないのに、
新耳袋読むと怖いと感じてないけど眠れなくなる。
184本当にあった怖い名無し:2006/03/31(金) 19:28:28 ID:Coiv3sgz0
>>181
美しいからこそ恐い、というのもあるよ
185本当にあった怖い名無し:2006/03/31(金) 21:19:17 ID:fFlYJAM60
>>184
でも、そういうのは例えば川端康成の「片腕」とか物凄いのがあるからなぁ。
最近の奴だとちょっとどうにも……ってことではないのか?
186本当にあった怖い名無し:2006/03/31(金) 21:53:43 ID:uvhjzJV90
谷崎もいろいろあるな
文体の精度が違いすぎる
187本当にあった怖い名無し:2006/03/31(金) 23:46:04 ID:24Rp+sLZ0
好き嫌い分かれるだろうけど
京極夏彦の「厭な子供」が怖いというか、気持ち悪かった。
理由もないのに不幸に見まわれるのが駄目だ。
ちなみに祥伝社文庫『さむけ』所収。
188本当にあった怖い名無し:2006/03/32(土) 15:37:39 ID:x4pdaKiN0
>>182
コミックス読むと、こいつらただの性格の悪いボーダー連中だと分かって、
小説の神秘性が薄れるので、怖くなくなるかも。
あ、別の意味で怖くなるか。
189本当にあった怖い名無し:2006/03/32(土) 23:06:55 ID:3A2iH2Zi0
>>188
あれの登場人物は一応現代人(当時の人たち)を表現しているって話で、
特に人間の醜い部分やこっけいな部分を誇張しているらしい

嫌悪感や恐怖は作者の意図したことが伝わってるってことだよ
190本当にあった怖い名無し:2006/04/02(日) 00:54:29 ID:bZIxNqdf0
>>187
わかる。あれは厭なはなしだ。
191本当にあった怖い名無し:2006/04/02(日) 23:22:08 ID:xpI+htLd0
内田百閧フ有名どころで「冥途」や「サラサーテの盤」その他の幻想文学系短編
百關謳カはユーモアに満ちた随筆家のイメージが強いけど短編小説はマヂで危ないのが多いぞ。
192本当にあった怖い名無し:2006/04/02(日) 23:29:30 ID:SS2ZWAxFO
内田百ケン(←これが出ない)! 確かに! 今まで出てなかったのが不思議だわなあ。
「豹」とか「花火」は怖いぞ〜。ケツの座りが悪くなる感じ。
死ぬほど怖いってタイプではないけど、何かの折にふと思い出してスッ、と怖くなるんだよね。
193本当にあった怖い名無し:2006/04/03(月) 00:25:15 ID:s1p8TaGt0
冬の寒い夜に暖かい毛布にくるまって新田次郎の八甲田山死の彷徨読むのが好き
194本当にあった怖い名無し:2006/04/03(月) 19:44:53 ID:+0o88pkZ0
>>122
棲家は私も好きで何回か読み返してる。
家の装飾の謎が解けていくのとか面白い。
ところで出たのはハルキホラー文庫からじゃなかったっけ・・・今手元にあるのはそうなんだけど。

195本当にあった怖い名無し:2006/04/03(月) 23:57:55 ID:24BTfEvG0
村田基「恐怖の日常」
196本当にあった怖い名無し:2006/04/04(火) 00:58:35 ID:9UKULkxA0
あんまり読んだことないけど、今はS・キングが面白いと思って読んでます。
197ヂヂ ◆DIDIvh.vaw :2006/04/04(火) 09:18:15 ID:NHGhEEdC0
このスレ読んで姉飼とぼっけぇきょうてぇ読んだ。

姉飼はともかくぼっけぇきょうてぇ上手杉。
198本当にあった怖い名無し:2006/04/04(火) 14:27:39 ID:ydPUHh8p0
つかぁさい
199本当にあった怖い名無し:2006/04/04(火) 14:54:01 ID:zZc5qy5V0
ホラーでなくて恐縮なのだが・・・
「もうひとつの夏へ」角川スニーカー文庫(飛火野輝)
作品の雰囲気もそうだが、途中で本の回収騒ぎがあったり、上中下巻の予定が上下巻になったりと、子供心に「何かヤバイ情報が含まれているのか?」とか思ったものです。
この作品を読んでから暫くは、TVを遠ざけて脳外科医でも目指そうかなとか思った。
200本当にあった怖い名無し:2006/04/04(火) 15:19:07 ID:IYNbmZ4t0
散々既出だけどドグマグかな。
201本当にあった怖い名無し:2006/04/04(火) 15:20:24 ID:IYNbmZ4t0
猟奇歌もいいけど小説じゃないね。でもあれはかなりオカ板向きだと思うw
202本当にあった怖い名無し:2006/04/04(火) 15:24:05 ID:p1wcz0s2O
殺人鬼これ最強
203本当にあった怖い名無し:2006/04/04(火) 15:29:59 ID:pSpsipqS0
俺も平山夢明の東京伝説シリーズが怖い。
あれ読むと生きてる人間が一番怖いと思う。
ホラーが作りもんって感じがする。
204本当にあった怖い名無し:2006/04/04(火) 16:12:17 ID:UCp8ImfSO
>>203
そして平山氏本人は毎日のようにオカシナヒトに会っている訳で…………
この前オカ板のスレに平山氏が光臨したときの書き込み一発目が、

こんばんは、平山夢明です。
先程東京駅で背中を殴られてきました。

だものなあ…………
205本当にあった怖い名無し:2006/04/04(火) 20:49:17 ID:UiTB5BcX0
最近は加門七海がいい感じ。
現代ものを手がけだしたからかな?
三冊ほど一気に読んだよ。

「203号室」は怖さはいまいちかな。でもスピーディーで
救いのない話で面白かった。女子大生の主人公と、周りの齟齬がよくかけてる。

「真理」はけっこう怖かった。女の執念っていくか。
これも主人公の怪現象への距離感が良いです。
変な飛躍もなくて、内容もあっさり気味なので一気に読めます。

「オワスレモノ」は怪談と相性のいい短編集。
表題(オワスレモノ)と最初の(夜行)が面白かった。
あと(二十九日のアパート)は泣けるっていうか笑えるっていくか
珍しい怪談でした。

あと、この作者は体験談もけっこう面白い。
「怪談徒然草」って体験談集はほんと怖かった。
人によっては「ちょっと電波はいってるんじゃない」って
感じかもしれないけど、俺は面白く読めた。
206本当にあった怖い名無し:2006/04/05(水) 05:05:22 ID:xNYkBxtHO
甲田学人のMissingは既出?
207本当にあった怖い名無し:2006/04/05(水) 17:40:53 ID:J5zN5a1SO
>>173
知ってる。
文章が無機質で冷たい感じがして、読んでてキツかった。
208本当にあった怖い名無し:2006/04/05(水) 20:55:04 ID:laz3UH5w0
小野不由美「屍鬼」4日かかって読みました。テレビもみないで読み続けました。いくら読んでも前に進まない。
まったくオカルトだった。
内容も・・・・読み終えた今 鳥肌ものです。

でも 好きな人には屍鬼でも蘇って欲しい気もします。
209本当にあった怖い名無し:2006/04/05(水) 21:23:11 ID:+umEVoXH0
>いくら読んでも前に進まない。
つまらなかったから?
210本当にあった怖い名無し:2006/04/05(水) 21:52:31 ID:YdjF+QQO0
量が多かったからだろ
211本当にあった怖い名無し:2006/04/05(水) 22:26:54 ID:a0GwgtYh0
細雪は3ヶ月くらいかけて読んだな
どんどん読み進めるのが勿体なくて読み終わってしまうのが怖くて
212本当にあった怖い名無し:2006/04/06(木) 00:11:40 ID:YAJUQMZx0
屍鬼の八割は冗長と蛇足で出来ていると言って過言ではない
213本当にあった怖い名無し:2006/04/06(木) 07:49:02 ID:TkeWTzCs0
>>212
そうだね。ただ慣れるまで時間かかって一生懸命読んでしまったよ。内容もわからずにね。
それなりに大作として認めたけれど。
最後が曖昧だったのが 自分としては納得ゆかなかったよ。
214本当にあった怖い名無し:2006/04/06(木) 09:07:06 ID:LOT8xQhh0
冗長と蛇足の最たるもの、
坊主の自己嫌悪&自己憐憫小説と
沙子の悲劇のヒロイン酔いの独白は読まぬが吉
215本当にあった怖い名無し:2006/04/06(木) 14:31:10 ID:YAJUQMZx0
ケッチャムなら余計な部分を切り落としてぐっと短くなるだろうね
例えば232ページぐらいに
216本当にあった怖い名無し:2006/04/06(木) 15:16:13 ID:90v2gm1W0
坊主むかついたな
むかつかせて途中で印象を変えさせて思想的なものを印象付けようと書かれてたけど
最後までむかついたままだった
217本当にあった怖い名無し:2006/04/06(木) 15:18:52 ID:FuJqn/Tz0
牧野修「屍の王」

読んだ香具師いる?
218本当にあった怖い名無し:2006/04/06(木) 16:57:35 ID:aHi/0DlZ0
>>217
「いる?」とか言ってないでレビューしてくれよ。
219本当にあった怖い名無し:2006/04/06(木) 17:23:41 ID:Che2an8J0
>>215
ケッチャムだと端的すぎるな。
日本語って冗長冗漫は得意だし、それでコンテクストに雰囲気が作れるから良いんだけどね。
あれはちょっとね。
220本当にあった怖い名無し:2006/04/06(木) 18:00:20 ID:90v2gm1W0
はいはいヘミングウェイヘミングウェイ
221本当にあった怖い名無し:2006/04/06(木) 18:06:49 ID:SLuPKnlkO
はいはい志水辰夫志水辰夫。
222本当にあった怖い名無し:2006/04/06(木) 18:16:31 ID:aMtEnd0+0
オイこそが 222へとー
223本当にあった怖い名無し:2006/04/06(木) 20:55:21 ID:Cvcw3tse0
屍鬼・・・。

オレも坊主の小説内小説はスルーしてたけど
坊主は、あんな夢物語を執筆してるからこそ
最後にあんなセンチで破滅的な選択を
したんだろうな、と納得はいったよ。

むろん医者のほうが共感できるが。
224本当にあった怖い名無し:2006/04/07(金) 04:52:46 ID:q3tVWwgP0
眉村卓 異郷変化シリーズ
筒井康隆は、実は緑魔の町が一番怖いかも
225本当にあった怖い名無し:2006/04/07(金) 22:18:50 ID:zUCxUDPaO
牛の首って怖いの?
どんな話?えぇ…なんなのォ?
226本当にあった怖い名無し:2006/04/07(金) 22:29:31 ID:35vZd3df0
最初からざっと目を通しましたが
夢枕獏が出てないね。
キマイラシリーズの印象が強すぎるのかな?
短編には怖いのいっぱいある。

タイトルなんだっけ?
植物状態で入院してる男が
後ろから追いかけてくるの。
227本当にあった怖い名無し:2006/04/07(金) 23:14:25 ID:WksdJNNB0
>>225
小松左京はホラーの名手
228本当にあった怖い名無し:2006/04/08(土) 00:03:45 ID:McOgI2v00
夢枕獏なら「奇たん草子」がお勧め。怖かったよ。
229226:2006/04/08(土) 00:47:49 ID:DhlpvH1g0
うん、あたしが言ってる話も
それに載ってたとオモ。
230本当にあった怖い名無し:2006/04/08(土) 01:29:35 ID:KDEQ4bzI0
>>226
「鬼走り」かな?
「悪夢喰らい」って短編集の第一話ですね。
231本当にあった怖い名無し:2006/04/08(土) 02:28:07 ID:McOgI2v00
そうですね。

「悪夢喰らい」がホラー小説集。鬼走りなどはいってる。

「奇譚草子」が実話怪談集+初期の短編。
作者の身近な人からの怪談を集めてあって
かなり怖かった記憶がある・・・。



232本当にあった怖い名無し:2006/04/08(土) 23:01:54 ID:g4/n2imM0
>>225
口にするのも憚られるほど怖い話
233本当にあった怖い名無し:2006/04/09(日) 00:18:25 ID:0aBRy4Ap0
>>225
言えない程の怖い話だ
234226:2006/04/09(日) 04:03:17 ID:YvJBjTMi0
>>230-231

そうだったそうだった!
ありがd
もう一回読み返そうっと。
235本当にあった怖い名無し:2006/04/09(日) 08:19:58 ID:48uVnayr0
>>206
ラノベのわりにはいいね。
鏡のかけらを目玉の中に押し込む描写はエグくてよかった。
作者がオカマニアなのかその手の知識も豊富でおk
最終巻だけ絵描きがトラブっていなくなるのもオカルトw

「リカ」読んだがあまり面白くなかった。
座敷女みたいに徹底的に化け物として書くのか
粘着ストーカーとして書くのか迷ったみたいな感じ
236本当にあった怖い名無し:2006/04/09(日) 08:31:22 ID:05xeSM1o0
姉飼 図書館に予約までして読んだけれど どうでもいい本でした。
237本当にあった怖い名無し:2006/04/09(日) 21:31:39 ID:Q64+EMvK0
>>225
ヒント:鮫島事件
238本当にあった怖い名無し:2006/04/09(日) 21:39:37 ID:0ILXxsM4O
ジョナサン・キャロルとトマス・トライオン。
特に後者はマジおすすめ。
239本当にあった怖い名無し:2006/04/10(月) 01:24:58 ID:19ndOebaO
京極夏彦の「魍魎の匣」は怖いというか欝だ
240本当にあった怖い名無し:2006/04/10(月) 04:10:36 ID:MGIQzuaQO
ほぅ
241本当にあった怖い名無し:2006/04/10(月) 18:57:46 ID:RuHF9dAGO
倉坂鬼一郎の「首のない鳥」

読んだ事を後悔する、別の意味で怖い本でした。
ホラーというよりエログロ?
242本当にあった怖い名無し:2006/04/10(月) 19:35:44 ID:FDYik/bw0
>>241
オチにはただただポカーンとなったなあ・・・
243本当にあった怖い名無し:2006/04/11(火) 23:28:32 ID:jSFjvl3Q0
S・キングの霧は読んで損した。
最初のほうはすごかったけど、中盤からはぜんぜん怖くない。
C級映画みたいだった。
244本当にあった怖い名無し:2006/04/12(水) 15:27:27 ID:g/9hr7ro0
リストをもとに図書館で本を借りて読んでいます。桐生夏生までいきました。
図書館においてある本はリストの半分程度です。

数冊私には合わない本があったのでそのまま返却しました。
殺人鬼・屍鬼・くらのかみ が今のところ印象に残っています。
245本当にあった怖い名無し:2006/04/14(金) 16:32:22 ID:4bTdWAlg0
黒い家と、ぼっけえきょうてえ読んでみた。
スティーヴン・キングばっかり読んでたから、なんか新鮮だった。
黒い家、最初は主人公があんまり好きになれなくて感情移入できなかったけど、
読み進めていくうちにどんどんのめり込んでいった。
246本当にあった怖い名無し:2006/04/18(火) 09:27:47 ID:YlKtltFv0
まとめ読んで「おいまいの日」「黒い家」「鍵」読んだ
筒井康隆は文章が馴染めないけどじわじわ怖い
貴志裕介ははずれなしって思ったよ

心霊系では個人的に栗本薫の「家」「壁」が怖かった!
あと吉村達也の「ビンゴ」
新刊の「グリーンアイズ」も軽い感じで読める・・・

心霊よりも新津きよみや乃波アサなどの、人間の恐怖(隣人ホラーやストーカー系)が好きなので、お勧めあったら教えて欲しいです。

247本当にあった怖い名無し:2006/04/18(火) 10:22:32 ID:gf4HSLmPO
↑乃波は乃南ですよ。おもしろいですよね。
大石圭、小林泰三、が好きです。吉村達也はラストがしっくりこなくて気持ち悪い。
248本当にあった怖い名無し:2006/04/18(火) 14:28:14 ID:xPYYh7kn0
人間の恐怖だったら
小池真理子がおすすめ〜
249本当にあった怖い名無し:2006/04/18(火) 14:45:51 ID:6oqL21T9O
>>247>>248サンクスコ
小池真理子はいいですよね(・∀・)
吉村達也は、心霊ではない基地外人間が出る小説は笑っちゃう時が…
とりあえずブクオフ行ってきます
250本当にあった怖い名無し:2006/04/20(木) 13:43:53 ID:IGnD2lUMO
新津きよみは、『女友達』、『婚約者』がいい☆
251本当にあった怖い名無し:2006/04/20(木) 15:27:06 ID:N40xKv2uO
浅田次郎、沙高楼奇潭(徳間)。
森山東、お見世直し(角川ホ)。
古典的な語り口、耽美で妖艶、猟奇と狂気の混在が素敵。
職人や芸、任侠の素晴らしき世界。
252本当にあった怖い名無し:2006/04/20(木) 16:16:11 ID:bTalSCq70
ttp://item.rakuten.co.jp/book/4013567
おまいらこれ買った?
253本当にあった怖い名無し:2006/04/21(金) 23:19:29 ID:lKsnOefJ0
殺戮の野獣館
254本当にあった怖い名無し:2006/04/23(日) 22:26:31 ID:pFeCteD/0
雨宮町子の短編集とかが良かった
ホラーは日本のものの方が自分は好み
255本当にあった怖い名無し:2006/04/23(日) 22:39:17 ID:vZrjPBvA0
256本当にあった怖い名無し:2006/04/23(日) 22:44:47 ID:sutPFHFI0
明治・大正が舞台のお薦めの本ってありますか?
もしくはその時代設定の得意な作家さんがいましたら教えて下さい。
257本当にあった怖い名無し:2006/04/23(日) 22:56:08 ID:Lx6Al9ZuO
小池真理子の墓地〜怖いというより、哀しかった。
子供や犬が出てくと怖いどころじゃなくて、辛い。
258本当にあった怖い名無し:2006/04/25(火) 03:12:03 ID:4jkuzGU70
普通なら速攻で出ていくよな…
259本当にあった怖い名無し:2006/04/26(水) 21:03:19 ID:nJX/7IfB0
私も墓地読み終えました。
せめて子供と犬は助けてあげたかった…

今夜から天使の囀りに入ります。
260本当にあった怖い名無し:2006/04/27(木) 08:57:28 ID:EUdWTth20
>>259
私もこのスレみて「天使の囀り」注文した!
ネタばれ無い程度に、感想教えて。

261本当にあった怖い名無し:2006/04/27(木) 09:53:12 ID:PGIhArUUO
>>260
>>259さんではないが感想
同じ貴志作品の「黒い家」的ではない
なんというか精神的な怖さだけでなく、描写のグロさ?が怖い
様々な登場人物が出てきますが、私は準主役的少年に感情移入したため
((((゚Д゚;;;))))&。゚(゚´Д`゚)゜。
クライマックス(浴場シーン)は軽いトラウマ

こんな感じでしょうか
あと「ウアカリ」を調べといても面白いかも知れません
262本当にあった怖い名無し:2006/04/27(木) 15:40:28 ID:Rgl9KPmv0
岩井さんの「ぼっけえ、きょうてえ」は友達がお勧めホラーで貸してくれたけど
苦手なホラーですね。
小野さんの「屍鬼」「魔性の子」や高橋克彦さんの「記憶シリーズ」「ドールズ
シリーズ」は面白かったです。
263本当にあった怖い名無し:2006/04/27(木) 15:44:50 ID:hsEzAHKG0
高橋克彦ドールスシリーズが面白くて結構読んだけどなんていうか飽きるね
文体が全て同じだし
264 :本当にあった怖い名無し ::2006/04/27(木) 16:52:21 ID:O5NHqpod0
 ●松本清張の「ミステリーの系譜」(中公文庫)。
  有名な津山30人殺しの話も載ってるけど、それよりもっと怖かった
  のは「肉鍋を食う女」。読んだ後手を洗いたくなった。
 ●姜チョルファン・安ヒョク「北朝鮮脱出上・下」(文春文庫)
  北朝鮮物はヘタなホラーよりずっと怖い。読んでて息苦しくなった。
265本当にあった怖い名無し:2006/04/27(木) 17:06:56 ID:qLm+CXSz0
20年くらい前に読んだ中学生以下向けの怖い話系豆本。俺がホラーにはまった原点でありトラウマ。
本の名前、作者、出版社。全て忘れてしまって調べようがないのがくやしい。
てっきり怖い話の体験談かと思ったら、超ショートショートのホラー集だったんだよね。
印象深くて断片的に思い出せる話が、
深夜のバスに乗った主人公が不気味な乗客に怯える「最終バス」
工業団地をながめる新居で引っ越し祝いの客が消えていく「巨大な便壷」
夜の学校に忘れ物をとりにきた少年が見知らぬ子供と出会う「蝸牛」

たぶん今読んだらくだらないのかも知れないけどね。
ぜひもう一度読みたい一冊です。
266本当にあった怖い名無し:2006/04/27(木) 17:17:58 ID:vcIOe2ROO
タイトルと、後ろに書いてある大まかなあらすじが『零‐刺青ノ聲』っぽいと思って坂東真砂子の『蛇鏡』読んだ。
オチでこけた。
267本当にあった怖い名無し:2006/04/27(木) 18:53:16 ID:SBPas7LhO
チューイング・ボーンも、読むうちに嫌な予感。ラストを軽く先読み、案の上、虐待シーンが・・・速攻に中断。
ホラーに子供、弱者や動物虐待があると、ムカついて怖いどころじゃなくなる、掟破りだよ、
やっぱり品よく、確実に標的を大人の男女に絞った、あの世の方達の夜のご降臨と活躍を楽しみたいわ。
ということで、泉鏡花は美しいホラー作家ですね。
268本当にあった怖い名無し:2006/04/27(木) 19:10:49 ID:SBPas7LhO
小池の墓地〜、どうして火をつけなかったんだろう。
夜中に助けて!と助けを求めても誰も来やしない。
火事だ!なら皆飛んで出てくる。
これホント。

実際、私も助けて〜には聞こえない振りをしたが、
(どうやら酔っぱらいが川に落ちたようで、後日助かったと聞いた)

火災報知器が誤作動のときは飛び出し、近所の人たちも寝巻き姿でわらわらと集まっていた。
269本当にあった怖い名無し:2006/04/27(木) 19:37:01 ID:F5+w9umD0
鏡花先生マンセー。草迷宮。高野聖。
270本当にあった怖い名無し:2006/04/27(木) 19:59:27 ID:F3eU4J0L0
個人的な感想

平山夢明・・・グロ描写◎。あと喜怒哀楽の描写が少なく淡々とした語り口調がより不気味さを
増長させている。長編「メルキオールの惨劇」、あと井上雅彦の異形コレ蒐集者(XXX)収録の「枷」

牧野修・・・スプラッタ系。サイエンスホラーから神話モチーフにしたものなど結構幅広い。
「スウィートリトルベイビー」とか心理描写がかなり欝。「MOUSE」はホラーじゃないけどお勧め。
メフィストで昔連載してたのに女二人のシリアルキラーものが。

夢野久作・・・日常と紙一重の狂気の世界。というか狂気があって当たり前の世界観がすごい。
角川ホラーで短編集2冊あるがどちらもおすすめ。

筒井康隆・・・面白い話がうまい人は恐ろしく怖い話も書ける。自薦恐怖短編集どちらも読んで
おいて損は無い。お勧めは既出「取的」「二度死んだ〜」等

京極夏彦&綾辻行人・・・「幽」に掲載されてる短編なかなか良い

岩下志麻子・・・文体は好きだけど怖いっていうより湿っぽい感じがする

小栗虫太郎とか今度読んでみたい
271本当にあった怖い名無し:2006/04/27(木) 20:21:10 ID:F5+w9umD0
小栗虫太郎より中井英夫
272本当にあった怖い名無し:2006/04/28(金) 09:43:37 ID:B5T2LAGXO
カンガルーノート
273本当にあった怖い名無し:2006/04/28(金) 13:18:40 ID:sl1heBZv0
筒井康隆   郡猫  わが良き狼  
8年ぶりに泣いた

(座敷ぼっこ内集録 出版芸術者)
274本当にあった怖い名無し:2006/04/28(金) 13:58:12 ID:zk0ZSJ4s0
>>261
感想アリガd

ウアカリって猿のかな??
今から調べてきま〜
275本当にあった怖い名無し:2006/04/28(金) 14:22:12 ID:J6HT69bNO
貴志作品は「主人公あんなに頑張ったのにヒドス」なオチが多い。
276本当にあった怖い名無し:2006/04/28(金) 15:13:02 ID:iXCzR4310
岩井志麻子は、ぼっけぇきょうてぇよりも密告箱が好きだった。
ゾッとするけど、でもなんとなくスカッとした。
玩具修理者も結構良かった。妙な呪文がちょっとアレだったけど。
まあ、そこが良いと言う人もいるしなー。

墓地を見おろす家は、個人的に駄目だった。
うろ覚えだけど、宅配の人かなんかが来て、
しかし原爆でも落ちたように影だけになる・・
みたいな描写で冷めた。霊強すぎ。
あと、主人公夫婦に好感が持てなかった。
277本当にあった怖い名無し:2006/04/28(金) 17:47:43 ID:z5QmwT680
吉村の「グリーン・アイズ」読んだ。
リアル系ホラーが多い中、幽霊幽霊でひたすらゴリ押し。科学的根拠などお構いなし。でもそういうの好き。
全体的にベタなところが多いけど、読みやすかった。
278本当にあった怖い名無し:2006/04/28(金) 20:12:46 ID:PitL0dYc0
貴志作品は毎回主人公の恋人が悲惨な目にあうのがカワイソス
279本当にあった怖い名無し:2006/04/29(土) 02:41:20 ID:IrfRdueh0
新井素子さんの「チグリスとユーフラテス」が精神的に怖い。
280本当にあった怖い名無し:2006/04/29(土) 08:44:50 ID:GXP3MqP10
中井英夫のホモ日記w

281本当にあった怖い名無し:2006/04/29(土) 20:53:09 ID:qdJG6nkv0
怨がえしっていう本。タイトル表紙見て図書館から借りてきたんだけど
中盤までは本当に胸糞が悪くなりました。犯人たち、もっと生き地獄を
味あわせながら殺しても良かったのに
282本当にあった怖い名無し:2006/04/30(日) 00:12:35 ID:5NYj2csv0
>>238
ジョナサン・キャロルはホラーというよりはファンタジー色が強いね
「ダーク・ファンタジー」とも言われるけど。
死神や神様が隣の席に座ってコーヒー飲んでるとかそういう感じがする。
新作出たので楽しみ。

自分は腐女子化して劣化する前のアン・ライスが結構好きだった。
「レスタト」のシリーズとか「魔女の時」とかね。
「眠り姫」の後一気に坂を下っていったなあ。
283本当にあった怖い名無し:2006/05/01(月) 00:34:54 ID:UqYM58CM0
恩田陸『六番目の小夜子』は
なんだかオチが分からなかった。
文章は割と好きなほうだっただけに。。。
284本当にあった怖い名無し:2006/05/01(月) 23:21:37 ID:zfU5rER30
>>265
凄く読みたい
285本当にあった怖い名無し:2006/05/01(月) 23:27:44 ID:zidlz5wq0
>>265
なんか、阿刀田高っぽい。
直木賞とる前はその手の子供向きの本、書いていたように思う。
286本当にあった怖い名無し:2006/05/01(月) 23:48:37 ID:UTX2alHh0
新井素子の「おしまいの日」

日記が塗り潰されてる所が未だにトラウマ。
「ハッピー・バースディ」も後味悪い…
287265:2006/05/02(火) 01:20:15 ID:7gehmtRf0
>>285
いわれてみれば空気感なんかが似ていた気がします!
ただなにせ20年以上前の記憶なのであまりあてになりませんが…
ググってみたけど作品集では収録作品にそれらしいのは見当たりませんでした
最後の望みは氏の「ショートショート集」だけです
この本だけ収録作品が紹介されてませんでしたので本屋で探してみます!
288本当にあった怖い名無し:2006/05/02(火) 13:45:53 ID:JwZcKgZ60
角川ホラーの「かなわぬ想い」は怖かった
鳥の巣はオチが途中で分かるけど・・・
命日と誕生は実際、有り得るような救いようのない話だし
正月女は一昔前の田舎では有り得たような風習って気がした
289本当にあった怖い名無し:2006/05/05(金) 17:02:26 ID:tqa7unpK0
漁スレage
290本当にあった怖い名無し:2006/05/05(金) 19:57:51 ID:RwmoJK/iO
>>270
私も夢野久作好きだお。
怖さで言うなら「木霊」や「怪夢」などの
短編ものが好き。

ドグラマグラは挫折率が高そうなので、初心者にはお薦め出来ない。
だけど精神に及ぼす不安感は随一だと思う。

あと、死後の恋は怖いっていうより……切なかった(´・ω・`)アナスタシヤ…
291本当にあった怖い名無し:2006/05/06(土) 09:26:45 ID:D6+tCjnrO
「木霊」じゃなくて「木魂」だた……スマソorz
292本当にあった怖い名無し:2006/05/06(土) 10:04:47 ID:stiT2oVrO
エイリアンみたいな怪物がでてくるホラーてありますか
293本当にあった怖い名無し:2006/05/06(土) 10:38:40 ID:L/g94W6i0
ノベライズ版の「エイリアン」があったはず
294本当にあった怖い名無し:2006/05/08(月) 00:39:31 ID:mgHqrXLRO
平山夢明の「東京伝説〜渇いた街の怖い話」を読んだのであげ。
中身は……ちょっぴり低調かなぁ。でも悪くない。
グロ系恐怖がお好きな方はぜひ。
295本当にあった怖い名無し:2006/05/08(月) 01:32:47 ID:58ua+RWt0
>>292

ドリームキャッチャーは読んだ?
296本当にあった怖い名無し:2006/05/08(月) 17:02:39 ID:vQttM7cj0
これからさっき図書館から借りてきた「たたり」(雨宮町子 著)を
読みます。
297本当にあった怖い名無し:2006/05/09(火) 09:39:25 ID:/vyQAIyz0
「あそこの席」(山田 悠介)を読んだ。
リアル鬼ごっこよりは読めるようになったが、やはり子供向けの感は否めない。
20年前に発刊されていてもおかしくないベタな展開。正直つまらない。
298本当にあった怖い名無し:2006/05/09(火) 15:27:21 ID:NRFPI4CU0
正直、やつが作家になれたのは何故なのだろうかと思う。
299本当にあった怖い名無し:2006/05/09(火) 18:14:31 ID:IbNeLrqJO
リア鬼は
読みはじめてから三分後くらいに
買ったことを激しく後悔しまくった。物凄い金の無駄だた。

煽り文句に引かれて中身見ずに買ったら
ふじこ…orz



そんなおいらは板東眞佐子?の屍の声が好き。
個人的には犬神よりも面白かったな
300本当にあった怖い名無し:2006/05/10(水) 14:20:08 ID:2UGO7F1C0
山田悠介は友達に勧められてリア鬼読んだけど子供が読んで喜びそうな
幼稚な小説
何で話題になるのか分からん
301本当にあった怖い名無し:2006/05/10(水) 17:06:47 ID:hFosA+wn0
他スレでもきいたのですが、以前読んだ本探してます。
コピペでゴメン!!お願いします。
・結婚を機に新しい町に越す
・住人は皆いいひとだけど、小高い丘にある鉄パイプが妙
で、主人公の女性はこのパイプの正体を見つけようとする、

という本で、結果は首吊り用のパイプという感じだったのですが・・・。
(たしか国内の女性作家さん)
302本当にあった怖い名無し:2006/05/10(水) 17:33:12 ID:uqdLm0QsO
>>301
クロガネのミハシラ…とか、そんな名前だったかも。ただ、主人公は男な。
「白い部屋で月の歌を」に収録されてた気がする。間違ってたらすまん。
303本当にあった怖い名無し:2006/05/10(水) 17:42:27 ID:hFosA+wn0
>>301です
どうもです
304本当にあった怖い名無し:2006/05/11(木) 15:33:06 ID:D/T/pIQJ0
>>287
265さん、その本持ってます!
「怪談ゲーム」山口泰著。(廣済堂。豆たぬきの本)
ttp://www.mars.dti.ne.jp/~4-kama/tatsu/gost.html
こちらの「奥成達資料室」にちらっと載ってます。
シオヤ忠和氏のイラストもいい味出してるんですよね〜。
私は、ベース奏者の話『クレオパトラの夢』が
エロティックで好きでした。怖くないけど。
305本当にあった怖い名無し:2006/05/11(木) 15:52:01 ID:xBuEEWrF0
深沢七郎「この子の七つのお祝いに」
読んでる時情景が目に浮かび、読み終えてからも残像として残る、数少ない作品。
ちなみに おかんの知り合いでした。
306本当にあった怖い名無し:2006/05/11(木) 17:04:20 ID:+NCkCKns0
まとめリストにもあったが「夜の声」
海洋ホラー短編集で、未知の怪生物との遭遇ってのが多いか。
他の作品でいうとキングの「浮き台」と雰囲気似てる。
闇の中でボートを漕ぐ灰色の塊が怖くてそして憐れを誘う。
307本当にあった怖い名無し:2006/05/11(木) 21:55:38 ID:gzs7D03p0
自分的には坂東真砂子の最高傑作は「桃色浄土」な気がする。
「旅果ての地」はホラーというよりはミステリー。
女の情念を描くのは上手いね。なんというかその情念からの開放というか
執着からの開放がテーマになってる気がする。
「死国」は好きな作品名だけに凄まじく劣化した映画を観た時は泣いたよ。
コンセプトからして違うじゃん。
308本当にあった怖い名無し:2006/05/12(金) 13:50:53 ID:QpIGISKh0
死国酷かったな映画w
原作読んでないけど読む気にならなくなるくらい酷かった
309本当にあった怖い名無し:2006/05/12(金) 15:33:42 ID:FlkuXJIqO
江戸川乱歩怪奇幻想傑作選『鏡地獄』、竹本健治『閉じ箱』
京極夏彦『姑獲鳥の夏』、『魍魎の匣』

このへんが好き
310本当にあった怖い名無し:2006/05/12(金) 23:00:39 ID:q9ORbU/W0
>>296
その「たたり」って本、結構分厚いやつだよね?
確かどうしようもなくどうしようもなかった気がする。

合掌。
311本当にあった怖い名無し:2006/05/14(日) 20:19:25 ID:bwfkJfgq0
上の方で泉鏡花が挙げられていたが、同様に美しいホラーとして坂口安吾の
「桜の森の満開の下」も強く薦めたい。

ラストの一連の描写は神がかった美しさだ。読んでみてくれい。
312本当にあった怖い名無し:2006/05/16(火) 18:08:21 ID:LqYcT15w0
ドグラ・マグラ買ってみた。
上巻半分ぐらい読んだけど頭痛い…。
読んだら気が狂うって言われてる理由がわかった。
どのへんから面白くなるの?
313本当にあった怖い名無し:2006/05/16(火) 22:19:58 ID:D/2YSUvm0
あげ
314本当にあった怖い名無し:2006/05/16(火) 22:26:35 ID:vg4oCqbR0
ドグラ・マグラは時間の概念が皆無だからねぇ。
合わない人には合わないのかな?
巻物だの、先祖の記憶だのの記述はとても興味深いんだけど。
315本当にあった怖い名無し:2006/05/16(火) 22:34:07 ID:bDL52nbWO
>>312
上巻半ばというと、博士が出てきてべらべら話すシーンかな?

上巻終わり辺りが一番つらいです。ずっとチャカポコチャカポコアーーーーアァーーーーとか言ってます。
しかしっ、そこをなんとか乗り越えて下巻に入れば!!
世界が歪み自我が崩壊し脳髄が染み出しナニガナニヤラワカラナクナリマス。

いままで読んだ小説の中で3冊選べと言われたら間違いなく入ります。
そういう作品です。
316本当にあった怖い名無し:2006/05/17(水) 11:44:14 ID:ZCSXA1Eo0
>>314
合わないわけじゃない。ただ、読んでて頭の痛くなる小説は初めてだ。

>>315
ありがとう。そうか、下巻はまだ買ってないんだよな。今日中に買うよ。
今まさにチャカポコ地獄。でも博士の説明よりマシかな。
台詞があんなに長いのは某小説の大田先生以来だよ。
317本当にあった怖い名無し:2006/05/17(水) 12:10:31 ID:4ZeAG6SG0
「スラッグス」
肛門から侵入したナメクジに喰われるって・・・
サラダについたナメクジ食べて寄生虫にやられるとこも嫌すぎです。
318本当にあった怖い名無し:2006/05/17(水) 18:06:55 ID:m/sJqy4K0
天使の囁き
319本当にあった怖い名無し:2006/05/18(木) 00:54:20 ID:6PUq2shOO
最近小説どころか本を読んでないことに気付いた…………今月まだ5冊しか読んでない。
しかも全部稲川淳二のやつ…………
いや、面白いんですよ。面白いんです。
ただねー、何だか文体が似てくるような気がね、アタシしするんだなぁ。
感染っちゃうんですよ文体が! フゥゥーたまんねぇなーってなもんですよ。
320本当にあった怖い名無し:2006/05/18(木) 01:09:35 ID:HqXrxEBj0
超怖い話とかの文庫シリーズ?だったと思うけど
自殺名所の海岸の、地下洞窟にある管理事務所に泊まりこむアルバイトの話
どなたか題名ご存知ないですか?
昔、ネットでも読んだ覚えがあるんですが見つからないです・・
321本当にあった怖い名無し:2006/05/18(木) 04:34:50 ID:IWTKCNYT0
>>320
「自殺名所の管理人」 『怖い本_1』(ハルキ・ホラー文庫刊)収録
でない?

・・・確認するためにこんな時間に書棚から引っ張り出してしまったじゃなぃかぁぁぁ
話もだけど表紙も怖いんだよねこのシリーズ・・・ガクガク(((((;゚Д゚)))))ブルブル
322本当にあった怖い名無し:2006/05/18(木) 17:38:02 ID:ALrX/k590
異形コレクション読んでる人って少ないのかな
巻にもよるけど基本的にはかなりレベルの高いアンソロジーだと思うんだけど
323本当にあった怖い名無し:2006/05/18(木) 17:48:37 ID:rJskarDu0
巻とか話による差が激しいんだよね。ものによっては「なんだコリャ」なのもある。
大体イラストとかコミックとか写真の企画はハズレ。
その分、もう一本小説載せてよと思う。
昔は新刊で買ってたけど、今は古本に並ぶのを待ってる状態。
まあ一時期、追っかけるように他社が出してた
ホラーもどきのアンソロジーよりは読むところが多い。
324本当にあった怖い名無し:2006/05/18(木) 18:53:59 ID:j008mmFh0
>>310
その通りでした。最後まで読んだけどぜんぜん食指がすすまなくて
途中でやめようかって思ったくらいの三文小説だすたw
最後まで読むの10日くらい掛かったよ、(いやいやだったから)

今は文庫で吉村達也著の「文通」読んでます。キモい、面白い。
あと、今日は図書館からくらのかみ借りてきたんで期待。
325本当にあった怖い名無し:2006/05/19(金) 00:23:27 ID:u37YNqXp0
>>322
「黒い遊園地」に入っていた井上雅彦の「楽園に還る」が
印象に残ってるな。怖い、というよりも、怪獣と人間の
関係の描き方が面白いなと思って。

異形コレクションのシリーズはあまり読んでいないけど、
他に印象に残っているのが、「蒐集家」に入ってた「終夜図書館」、
「夏のグランドホテル」に入ってた「海辺で出会って」。
どれも怖いというより不思議な雰囲気の作品だな。
326320:2006/05/19(金) 01:04:18 ID:aR3ha/Ev0
>>321
それだっ!!
私の中ではキモさナンバーワンの短編です・・
ありがとう 怖い思いさせてスマン
327本当にあった怖い名無し:2006/05/19(金) 01:07:26 ID:yz1gNKLy0
最近小説といえば貴志祐介ぐらいしか買ってないよ
328321:2006/05/19(金) 17:01:01 ID:SeYNwaqg0
異形シリーズはこっち↓でも語ってるよ

異形コレクションについて語りましょう II
ttp://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1134390942/l50

>>326
あ、それでよかったのね。
俺もあのシリーズだと、管理人の話と「遺体捜索」「ピータンの壷」が怖いベスト3かな

329本当にあった怖い名無し:2006/05/21(日) 02:45:13 ID:uGvIZFHj0
age
330本当にあった怖い名無し:2006/05/21(日) 04:52:45 ID:BToESqf30
小松左京の「くだんのはは」かな。
怖くて寝れない。
331本当にあった怖い名無し:2006/05/21(日) 05:28:21 ID:uGvIZFHj0
御大のホラーは全部怖い。おれは「夜があけたら」は本気で怖かった
332本当にあった怖い名無し:2006/05/22(月) 09:07:13 ID:Er0c0yUJ0
SF三羽烏などと言われつつ3人とも怖いのも上手いな
333本当にあった怖い名無し:2006/05/23(火) 17:28:05 ID:6HyP8Kuk0
>>332
三羽烏って、小松左京と筒井康隆とも一人は誰?
教えてチャンでごめん。
334本当にあった怖い名無し:2006/05/23(火) 18:22:04 ID:vbiATChT0
☆新一氏。
335本当にあった怖い名無し:2006/05/24(水) 12:15:12 ID:TR9KwxRn0
「墓地を見おろす家」を昼間に読んでた嫁から早く家に帰ってくるように
結構本気で電話かかってきたことあったなあ
336本当にあった怖い名無し:2006/05/24(水) 13:32:38 ID:WBIW2FHu0
嫁さんカワイスww
337本当にあった怖い名無し:2006/05/24(水) 15:57:06 ID:IhnPElJTO
貴志の「クリムゾンの迷宮」は、消防の頃ゲームブック大好きだったオレにとって殿堂入りの名作。
既出?
338本当にあった怖い名無し:2006/05/24(水) 16:30:09 ID:EWeAFCgf0
「墓地を見おろす家」は、まじで怖かった。

339本当にあった怖い名無し:2006/05/24(水) 17:26:35 ID:JXXk8q1n0
>>334
ありがd。☆氏でしたか。
ほのぼのからちょっとブラックなショートショートしか
読んだことないので、今度ホラーっぽいものを探して読んでみます。
340本当にあった怖い名無し:2006/05/24(水) 20:29:26 ID:BN0kU4CT0
久しぶりに大駄作に出会った
「水霊」田中啓文
映画化の帯がついてたから読んでみたら
妖怪ハンターと天使の囀りがベースの糞だ
341本当にあった怖い名無し:2006/05/24(水) 21:15:49 ID:t3gp6Ewa0
>>338
あれ面白かったけど主人公方早くくたばれと思って読んでた
342本当にあった怖い名無し:2006/05/25(木) 19:04:09 ID:IEHpKcrq0
>>341
なんで?
343本当にあった怖い名無し:2006/05/26(金) 00:00:30 ID:Feb9uUZ80
>>341
主人公が人の夫を寝取ったのに幸せに暮らしてたからかな?

「墓地を・・」は、ガラスに浮かんだ手形やバックミラーに写る白い服を着た人たちのところは怖かったけど、
ソーラレイの場面にはちょっと引いてしまった。
344本当にあった怖い名無し:2006/05/26(金) 00:46:32 ID:lJGjpD0D0
小説の主人公ってそんなに汚点のない完璧な人間でないと駄目なのか
345本当にあった怖い名無し:2006/05/26(金) 00:54:41 ID:E5aGgRPJ0
おこちゃまだよなあw

しかしあるいはアンチ勧善懲悪みたいな面もあるかもな
不倫→妻の自殺→不倫の末に結婚出産
という夫婦ではあるが最後まで読んでなお不快な人物・夫婦に見える人もいるんだな
ラストは背筋がぞっとする最高のクライマックスだったがなんとか助けてやって欲しかった


346本当にあった怖い名無し:2006/05/26(金) 05:17:45 ID:Q2QZQ7yv0
アレが最高とは思わなかったけど、せめて子供だけでもとは思ったね。
347341:2006/05/26(金) 16:39:04 ID:9DTDk7PX0

>小説の主人公ってそんなに汚点のない完璧な人間でないと駄目なのか
ううん、むしろその逆でそういう人物ならそれそうとうの死に方(死に至るまで)をしてほしい
と思ってwktkしながら読んでいました。内容も面白かったんだけどね。
348本当にあった怖い名無し:2006/05/26(金) 17:59:10 ID:bXkdAkLz0
「吐きたいほど愛してる」は霊現象は起きないがある意味ホラー小説だった
349本当にあった怖い名無し:2006/05/26(金) 23:15:52 ID:iE7B9w9f0
皆様!!
怖い小説を語るなら、

「棲家」

を、先ず読んで!!
マジでいいから。
でも、作者名忘れた・・。たぶん、「明野 照葉」だったと思う。

ホント、良いから、騙されたと思って読んでみて。
350本当にあった怖い名無し:2006/05/27(土) 08:09:31 ID:JY0gZ6Rk0
騙された
351本当にあった怖い名無し:2006/05/27(土) 14:27:03 ID:y0Rmxpko0
「騙されたと思って」というか「騙されて」だな
352本当にあった怖い名無し:2006/05/27(土) 23:27:51 ID:rD7K8MCr0
>350 >351
え〜〜〜ツマラナカッタの?
私としては最高ダタヨ。
353本当にあった怖い名無し :2006/05/28(日) 12:30:36 ID:i1svkaOM0
騙された

洋館のイメージがとんと湧かなかった
354本当にあった怖い名無し:2006/05/28(日) 13:26:41 ID:BRFuacsA0
明野照葉は「棲家」も「闇の音」もダメだったなぁ
「棲家」の場合、文庫の帯書にT橋K彦が絶賛とあったから
それで多少覚悟はしてたけどねw

この人、デビュー作の「輪廻」が個人的にヒットだったから期待したんだけど……
355本当にあった怖い名無し:2006/05/28(日) 13:44:21 ID:Dyiw9bpt0
このスレでは「墓地を見おろす家」が高評価なんだなあ…意外
怖かったって人、どういうところが怖かった?
356本当にあった怖い名無し:2006/05/28(日) 22:28:46 ID:feGoHI430
88年の作品だからなぁ。
モダンホラーとしては当時新鮮な怖さがあったんだろう。
でも今でも改訂を重ねてるってことは
それなりに支持されてるってことじゃない。
357本当にあった怖い名無し:2006/05/28(日) 23:32:09 ID:kTjgJ0Gs0
年代はあんまり関係ないな、自分の場合は

怖いと思ったのは
シャーリィ・ジャクスン「たたり(=山荘綺談)」
筒井康隆「鍵」
鈴木光司「リング」
貴志祐介「黒い家」
あたりかな

大抵は面白いと思っても怖いとは思わないんだよね
でも実話系には弱い怖い嫌だ電気を消して眠れなくなる
358本当にあった怖い名無し:2006/05/29(月) 13:56:13 ID:37KUtMtC0
「大尉のいのしし狩り」の中の「歩を数える」がなんだかめっさ怖ぇ。
359本当にあった怖い名無し:2006/05/29(月) 21:52:24 ID:8t27Zyyi0
>353 >354
そうか・・orz
「闇の音」は私もダメだったよ。
じゃ、ホラーとちょっと違うけど、個人的にちょっと怖かった作品の
小林泰三の
「兆し」
をどうぞ。お暇ならどうぞ。
360本当にあった怖い名無し:2006/05/31(水) 16:41:59 ID:V4pNWnvwO
>>324
あれ、出てくる手紙が古くて笑える
361354:2006/05/31(水) 17:53:37 ID:NKIG+wPO0
>>357
おまいは家が舞台になってる作品に“憑かれている”と見た(・∀・)ニヤニヤ
そんな>>357に薦めるのが

・加門七海「203号室」
・雨宮町子「たたり」

両方ともジャクスンの山荘綺談がモチーフになってる
前者はここ最近の国産ホラーで久々に怖いと思えたよ

>>359
「兆し」はアンソロジーのノベルス版を買って読んだ、もう売ってしまったけど
どーいう話だったか・・・よく覚えてない(汗
小林泰三は怖いと思わないけど、あの人物や描写とかの独特な壊れ方が好き

362本当にあった怖い名無し:2006/06/01(木) 00:47:35 ID:fg5YWc9UO

25
日毎に新しい名前をつけられて別の会社へ出勤させられていた初老
の男が、ある日突然勤めをさぼり、駅前の路上でガソリンを頭から
かぶって立ちつくしている。

世界は蜜でみたされる/飯田茂実 より。
長くて200字程度の物語333話からなる超短篇集。
ホラーじゃないですが、読むとなにやら不安になります。
363本当にあった怖い名無し:2006/06/01(木) 03:06:32 ID:aO5SU7Sk0
同人小説なんだけど、誰かがデビッド・リンチの「イレイザーヘッド」を
ノベライズしていたもの読んだ。
映画見てなかったけど、その小説は滅茶苦茶怖かった。
364本当にあった怖い名無し:2006/06/01(木) 03:14:42 ID:U9YDZcWI0
>>363
ノベライズ無謀じゃね?
リンチは一貫して映画でしか出来ない仕事をしているってのが良く言われる評価だし。
でも興味あるな、それ。
365本当にあった怖い名無し:2006/06/01(木) 04:06:30 ID:M5XDNuSU0
>>349
このスレで以前に棲家をオススメした者です。
あの作品の怖さは準ヒロインの霊感ねいさんの件にリアリティを感じれるかどうかかな・・・
最近のホラーは怖さがどこから来てるのか、何が怖いのかを引っ張ったり、結局わからないまま終わって
わからないから怖いってのが主流なのだけど、棲家のアレはストレートすぎて怖かった。

>>320
すりガラス越しに自分の首を持った女が立ってるのにビビって壁まで腰ぬかしたまま後退したら
壁から手がでてきて・・・・
「見せてやろうかぁ?」
のアレですねw怖かったです。
366本当にあった怖い名無し:2006/06/01(木) 23:56:47 ID:GSwjLzbB0
>>365
私、349です。棲家は怖いですよね。良かった。意見の合いそうな人がいて。
367本当にあった怖い名無し:2006/06/02(金) 00:04:15 ID:TPKRvGL90
良スレ 参考になります。
368本当にあった怖い名無し:2006/06/02(金) 00:39:59 ID:PDwTwzQc0
小説じゃないけど13ゴーストは怖かったなあ
洋もののホラー映画であんなに怖かったのは初めて
精神の奥の方にきた
369本当にあった怖い名無し:2006/06/02(金) 00:59:25 ID:XQhehKfM0
戸川幸夫 著「人喰鉄道」(徳間文庫)
映画「ゴースト&ダークネス」の元ネタ(というかこの話自体
欧米では皆知ってる実話)。

19世紀のアフリカ、
人の生肉の味を覚え悪知恵を身につけたライオン達と
鉄道技師の主人公たちの闘いは、とにかく怖い。
しかもライオンの目線で獲物(人間)を追う描写も
あって鳥肌もの。

ブクオフでみつけたら上下巻とも買いだ。
370本当にあった怖い名無し:2006/06/02(金) 11:49:07 ID:PDwTwzQc0
>>369
今本屋2店見たけどどっちもなかった
一般書店にはもう置いてないくらい古いor売れなかったのかな
371本当にあった怖い名無し:2006/06/02(金) 13:55:38 ID:x2I0Qlxu0
ホラーじゃないけど、奥田英朗の「最悪」と
新堂冬樹の「溝鼠」はマジで疲れる。詰まんなくてじゃないよ。
372本当にあった怖い名無し:2006/06/02(金) 19:57:14 ID:u5S1NWMiO
>>371
「最悪」はホントに最悪ですよね。小説としてじゃなくて主人公たちの陥る状況が。クライムノベルってやつかな?
うろ覚えですが、

ボルトを作る小さな工場の工場長→騒音問題で近隣住民ともめる
信用金庫に勤める女→セクハラ問題か何かで、職場でやばい立場に
チンピラ兄ちゃん→シンナーだかを盗んでヤクザにボコられ、落とし前を要求される

小説としてはめっちゃ面白かったですが、工場長のおじさんとOLさんは確かにカワイソウでしたね。
チンピラ兄ちゃんは……自業自得。
373本当にあった怖い名無し:2006/06/02(金) 21:06:58 ID:PDwTwzQc0
ハセセイシュウ・・・はホラーじゃないか
でも怖い
374本当にあった怖い名無し:2006/06/02(金) 21:14:40 ID:mEQiDY7w0
「シンプル・プラン」のオチの救いようのなさが怖い。
375本当にあった怖い名無し:2006/06/02(金) 22:27:06 ID:eqSoW9wc0
スティーブン・キング の「クージョ」
376本当にあった怖い名無し:2006/06/02(金) 22:35:06 ID:uizBtEdsO
>>173
亀だけどあれは微妙じゃない?
中盤ちょっとよかったけど最後らへん疲れたわw
377本当にあった怖い名無し:2006/06/03(土) 00:30:46 ID:rsasDc+lO
板違いかもしれないけど教えて!

伯父の別荘に勉強だかするために男が行って、その家の近くに住む双子の綺麗な男の子と会う。
その子達にはお兄ちゃんだかが居て、でも実は死んでて。実は二人は多重人格?
最後双子のどっちかが死んで残った一人が多重人格?になる・・・みたいなやつ。

本当板違いスマソ・・・orz

てかこういうの聞く板ある?

たぶん自分が読んだのは8年くらい前で表紙が目が光ってる女の子か人形?
378本当にあった怖い名無し:2006/06/03(土) 01:52:19 ID:BbuIbhc90
小説を紹介してくれるのはありがたいが、
ストーリーの肝をネタバレするのはやめてくれ。
これから読む楽しみが半減する。

志賀直哉「剃刀」…ラストが洒落にならん。サイコスリラーの名作。
379本当にあった怖い名無し:2006/06/03(土) 02:08:35 ID:HdjHQjlwO
小池真理子「墓地をみおろす家」

心霊もののホラーで一番ゾッとした小説

幽霊の存在を信じていなくてもこれはかなり怖いと思うよ。

中学生の時に読んだものだけど、多分今読んでも怖いだろうな・・

特に"手を振って〜"のくだりは思い出しただけでも鳥肌が立つよ
380本当にあった怖い名無し:2006/06/03(土) 04:09:52 ID:tj2iYFzV0
「ぼっけえ きょうてえ」、読みました。
読書中より、読み終えた後の方が怖い。
381本当にあった怖い名無し:2006/06/03(土) 05:42:01 ID:ARtVjpYNO
>>379
俺も好きだった ありふれた日常が徐々に壊れていくのが怖かった。
同じく小池さんの「死者はまどろむ」も読んだ? こっちはカルトよりな怖さなんだけど、自然の描写が良い
382本当にあった怖い名無し:2006/06/03(土) 06:50:16 ID:HdjHQjlwO
>>381
まだ読んでないです。
でも小池さんの作品は個人的にはハズレがないので
いずれ読もうと思ってます。
>>380
それ読んだけど、俺は怖いと言うよりも
なんか物凄く鬱になったよ
陰鬱過ぎ
そして岩井さん自体もなんか怖い
383本当にあった怖い名無し:2006/06/03(土) 07:40:40 ID:cmO5B4KtO
岩井さんの小説はホラーというか情念みたいなものが凄い。
384本当にあった怖い名無し:2006/06/03(土) 08:59:23 ID:zsNNATAJ0
岩井は娯楽・ホラーじゃなく純文学だと思うがどうよ
385本当にあった怖い名無し:2006/06/03(土) 09:08:45 ID:6If1nAI9O
今、岩井の「楽園」読んでる。官能小説じゃん。
ぼっけえry のがホラーっぽかった。
386369:2006/06/03(土) 11:08:37 ID:mZaBW7FF0
>370
よくブクオフの100円文庫コーナーで見かけるけど
地域差あるのかな。もし定価でOKならダウンロード
できるみたいよ。

現実はホラーより惨たらしいっていうのを突きつけられるのは
「蜀碧・嘉定屠城紀略・揚州十日記」(東洋文庫)
p://www.ebookjapan.jp/shop/title.asp?titleid=1392
でも手に入るけど、おっきな図書館にはあるから探してみて。

とくにダイエット中の人は食欲落ちるくらい、殺戮や人肉食の描写
がリアルなので。
387369:2006/06/03(土) 11:26:08 ID:mZaBW7FF0
「蜀碧・嘉定屠城紀略・揚州十日記」(東洋文庫) に
書かれている死者の数字は、いつもの中国らしく誇張も
あるだろうけど、清兵の殺戮描写は多分本当だろう。

また思い出した。プロレタリア文学で
「蟹工船」(小林多喜二 著)
「ジャングル」(シンクレア 著)
の労働者の非衛生的で過酷な環境の描写も怖いよ。
388本当にあった怖い名無し:2006/06/03(土) 12:18:33 ID:vfv4TedO0
「ぼっけえ きょうてえ」は他の収録作品も陰惨で、怖くはないけど
暗い気持ちになれて良かった。岩井作品で他のお勧め本てある?
389本当にあった怖い名無し:2006/06/03(土) 13:18:47 ID:cmO5B4KtO
読んでないけど合意情死とかいうのが角川文庫であった気が。つーか岩井志麻子って官能系も書くんだね。てっきりホラー専門だと思ってたよ。
390本当にあった怖い名無し:2006/06/03(土) 13:20:36 ID:cmO5B4KtO
後、ぼっけえって実写化されたんだね。しかも作者本人登場。見てみたいような。
391本当にあった怖い名無し:2006/06/03(土) 13:23:18 ID:zsNNATAJ0
谷崎と澁澤と岩井は小説なのにヌケる
AVよりはるかにエロい
392本当にあった怖い名無し:2006/06/03(土) 13:46:30 ID:5gj+E5t+0
佐藤ラギの「ギニョル」

読んだ人います?

ホラーサスペンス大賞、受賞。

うーむ、大賞、受賞か。
393本当にあった怖い名無し:2006/06/03(土) 14:17:59 ID:WXGiWYFz0
>377
うる覚えだが綾辻にそんなんなかったっけ?
緋色のなんちゃらとか。読んだはいいが印象薄かったんで、間違いだったらスマソ
394本当にあった怖い名無し:2006/06/03(土) 15:02:03 ID:10Dm6/zZ0
安部公房の砂の女とか…
高校生の頃、冬休み読んで
夏に読まなくて良かったな〜、と思った。
外国人の作家だと「蠅の王」って言うのが
昔読んで怖かった。
395本当にあった怖い名無し:2006/06/03(土) 18:05:18 ID:cmO5B4KtO
>>391 澁澤って官能系書いてるの?お勧めあったら教えて。 蠅の王は読み終えた後気分が悪くなった。
396本当にあった怖い名無し:2006/06/03(土) 19:43:03 ID:d6ckwu7n0
>>377
メル欄

じゃない、かなぁ……

>>378に謹んで陳謝
397本当にあった怖い名無し:2006/06/03(土) 23:01:23 ID:AT7AI4+z0
牧野 修「スイートリトルベイビー」

もう10回は読んだ作品。怖いというか邪悪な話だが、牧野氏の
作品は主人公がダークサイドに落ちるのが基本なので
むしろこの狂った世界に浸っていたい、という感じの作品だと思う。
夢野久作や北野勇作、それと方向性は違うけど大石圭とかと同じベクトルの作品かな。
398本当にあった怖い名無し:2006/06/03(土) 23:29:17 ID:6UwLEoFl0
「チューイング・ボーン」 最悪!
犬好きは読まないほうがいいよ、マジで。
399里中美子 ◆UIiQ5N7wO6 :2006/06/03(土) 23:49:38 ID:n8XadFlIO
ホラーでは無いけど、村上龍だったかの
「海の向こうで戦争が始まる」
は読後に得も云われぬ喪失感のようなものを覚えた。
しかし、やはりこうゆうのでは「耳なし芳一」がイイな。
400本当にあった怖い名無し:2006/06/04(日) 01:42:20 ID:dC848YQr0
オイこそが 400へとー
401本当にあった怖い名無し:2006/06/04(日) 02:06:25 ID:Hmv/e58qO
角川ホラー文庫の『お見世出し』の中の『呪扇』

最近読んだ中じゃヒット☆

グロさがよい
402本当にあった怖い名無し:2006/06/04(日) 02:19:39 ID:JtZKw5fNO
本に慣れてない奴でも読みやすいホラー小説って無いでしょうか?
頭わるくても内容理解できるような…
403本当にあった怖い名無し:2006/06/04(日) 02:37:05 ID:YcwxJmFc0
つ【リアル鬼ごっこ】
404本当にあった怖い名無し:2006/06/04(日) 02:39:46 ID:R7OHoxCz0
>>402
ヒント
諦める
405378:2006/06/04(日) 03:06:33 ID:lGdt7tPZ0
>>396
丁寧なレス、ありがとう。
お心遣いに感謝です(・∀・)!

三島由紀夫「孔雀」…さほど恐くはないし、ストーリーの詰めもイマイチな小品だけど。
            絢爛たる三島の幻想世界を堪能できます。
            孔雀に関する記述部分は、どれもこれも「参りました」のひと言。
406本当にあった怖い名無し:2006/06/04(日) 03:48:06 ID:SB6QTaCq0
>>395
澁澤って澁澤龍彦か?O嬢(レアージュ)とかサド候の大半を訳したりエロティックな作品は結構訳してるけど。
自身のではキュノポリスとねむり姫、うつろ舟なんかがエロティックだけど
まぁ、ポルノと言う程性描写に凝っているわけじゃないから。期待していたら悪しからず。
ジャンジュネとかユイスマンスも訳してたな。

蝿の王、ゴールディングのやつかな?

俺はギ・ド・モーパッサンの短編で「恐怖」だったかな?嫌な感じがしたな。
夏、電車に乗っていると外に……というやつ。
407本当にあった怖い名無し:2006/06/04(日) 08:41:07 ID:6XTorOu90
耽美と官能を一緒くたにするなかれ

>>402
正直言ってホラーは小説としてそれほど作り込まれたものは少ないから大丈夫
S・キングから始めてみてはどうかな
408本当にあった怖い名無し:2006/06/04(日) 09:14:12 ID:V4CVx07dO
>>402
瀬川ことびなんかは難しさなんて一切ないし
読みやすいのでお勧め

微笑ましさを含んだ恐怖がいい感じですよ
409本当にあった怖い名無し:2006/06/04(日) 11:11:15 ID:NJ/+JlQ80
>408
ことびの作品は、結構面白かった。
たまみとか温泉オバケのやつとか、良かったよ。
たださ、夏合宿のヒカリモンは意味がわからんかった。

ヒカリモンってそもそも何だったのか、そして老婆は?
説明できる人いますか?
410本当にあった怖い名無し:2006/06/04(日) 19:59:37 ID:pdchTzlg0
ホラーではないけど、
「メルキオールの惨劇」
読んでしばらく落ち込んだよ。
怖くはないけど痛すぎ。終わり方も切ない。
411本当にあった怖い名無し:2006/06/04(日) 21:31:57 ID:b2n8xt7NO
>>410
時たま2ちゃんに光臨する平山夢明氏の作品ですな。あれはワタシとしてはハッピーエンドなのですが……
痛さなら同氏の「Sinker」もすごいですよ。頭に五寸釘を何本も打ち込まれた老婆の死体とか……
412本当にあった怖い名無し:2006/06/05(月) 01:08:52 ID:J7b+el9L0
変わり種

吉川英治の宮本武蔵が怖かった
殺し合う恐ろしさが武術になんの経験もないのに伝わってきて
413本当にあった怖い名無し:2006/06/05(月) 08:14:45 ID:pwtCjG/D0
>>411
ぎゃ〜〜   そういう痛さはパス!
メルキオールで女子高生が殺されてる所は割と平気だったけど、最初の犬の所が鬱だった。

あのご家族が最後に××××になってからの方が幸せそうだったり、
「生きたい!!」の辺りで感動した。

ハッピーエンドと言えばそうだけど、違う意味の痛さで何日か考え込んでシマタよ。

「異常快楽殺人」は読まれましたか??
ワタクシ、アノ本だけは、読み終わってすぐに捨てちゃいました。
あの人が作者だったから読めたけど、他の人だったらギブアップしてたと思う。
いや、ますますファンになったのですが。
414本当にあった怖い名無し:2006/06/05(月) 11:01:43 ID:r4kB4R/L0
乙一 ZOO収録作品 『SEVEN ROOMS』

最近読んだ中では特に面白く、怖い作品だとオモタ
415本当にあった怖い名無し:2006/06/05(月) 12:43:01 ID:TqcwDgYt0

映像で観るより小説を読んだ方が怖かった。
先に映画を観ててストーリーは全部分かってたのに
小説読みながらぷるぷる震えたww
416本当にあった怖い名無し:2006/06/05(月) 13:07:05 ID:a8Vb5lOeO
原作を超える事ってなかなかないよね
というかそんな作品見た事無いス
417本当にあった怖い名無し:2006/06/05(月) 13:58:08 ID:e92lbPxX0
鈴木光司の「仄暗い水の底から」、結構良かったな、映画化された同題の物を含めた短編集
リングもそうだけど、この人はよく水を絡ませて恐怖を演出するね、これもやはり海の話なんかが多い
最後の題以外は正統派ホラーなんで、らせん、ループとかで「騙された」って人にもオススメw
418本当にあった怖い名無し:2006/06/05(月) 14:41:05 ID:bBgPy022O
先に原作を読んじゃうと頭の中でイメージができちゃうからね。まあ仕方ないちゃっ仕方ない。でもダヴィンチコードとかは読んでおかないと映画についていけないらしいけど。
419本当にあった怖い名無し:2006/06/05(月) 14:43:39 ID:J7b+el9L0
小説なら世界一の美女を登場させるのはわけないけど
映画だと誰を使おうが不可能だからな
そういうことだろう
420本当にあった怖い名無し:2006/06/05(月) 15:02:40 ID:jgofjZPmO
>>413
ハイ、読んだですよ。というか平山夢明名義の本は全部持っているという……
連続殺人犯に感情移入というのはヘンですが、ヘンリー・リー・ルーカスの生い立ちが可哀想で……
あんな母親は存在してはいけないと思います。

そういえば平山さん、日本推理作家協会短篇賞をもらってましたね。オメ。
アンソロジーに収録された作品なので読んでないのですが(´・ω・`)
421本当にあった怖い名無し:2006/06/05(月) 15:42:27 ID:G6D8JYjF0
>>377
遅レスだが綾辻行人の暗闇の囁きだと思う
422本当にあった怖い名無し:2006/06/05(月) 15:46:53 ID:G6D8JYjF0
うああ…>>378,396のやりとり見てなかったよ…
ホント台無しにしてゴメンナサイ
423本当にあった怖い名無し:2006/06/05(月) 18:21:12 ID:p/3D884r0
エレベーターの死亡事故のニュース見てて墓地を見下ろす家を思い出してしまった・・・
エレベーターがおかしいっていう共通項しかないんだけどね・・・

響堂新の紫の悪魔っていうのがグロくてキモくて怖かったな
424本当にあった怖い名無し:2006/06/05(月) 19:32:17 ID:zdCb/r6d0
阿刀田高の「誰かに似た人」に収録されている「奇談パーティー」はなぜか今でも時々思い出す。
ちょっと怖くてちょっと切なくてちょっとユーモアのある味のある短編。
厨房の頃読んでジーンときた。
「冷蔵庫より愛をこめて」もおすすめ。たまにはブラックユーモアもいいね。
425本当にあった怖い名無し:2006/06/05(月) 20:27:41 ID:7r4+VLl+O
>>392
ホラーというより、後ろ暗い世界観なホモのSM(肉体的に痛い系)小説という方が近い気がします。流血及び暴力シーンも意外とアッサリ。
(綾辻行人や我孫子武丸と比較)
以下、極端に端折った上に偏ったあらすじです。

主人公が人形みたいな美少年(ギニョル:人形という意味)と出会って監禁、少年の望むままに友人と二人でひたすら少年を苛み、嗜虐の限りをつくす。しかし、所詮は命が保証されているぬるま湯生活は要らないと、少年は主人公・主人公の友人とを捨てて、古巣に帰る。

時々、主人公が現実を見て落ち込んだりする様子が、落ちきれず半端な人生そのままなヌルさでした。
落ちて壊れて狂気を這いずる様や、極端な暴力、グロい死体を期待して読んだら外れかと思います。
426本当にあった怖い名無し:2006/06/05(月) 20:44:26 ID:bBgPy022O
粗筋だけ見ると何で大賞取れたかよく分からんな。一体何が評価されたの?
427本当にあった怖い名無し:2006/06/05(月) 20:53:09 ID:2+WHyfzc0
確かに。
本編より選評が読みたくなるな。
428本当にあった怖い名無し:2006/06/05(月) 21:42:41 ID:oEcag36b0
井上夢人「メドゥサ、鏡をごらん」・・
夜中に読み終わり、洗面に立ったとき鏡が見れませんでした。。
429本当にあった怖い名無し:2006/06/05(月) 23:19:52 ID:pwtCjG/D0
>>420
名前は覚えてないけど、内容は覚えてる。
カワイソです。
ベトナム戦争の人もちょっと可哀相だった。もともと変な人だったけど。

あれほど、「人間は壊れる」というのを思い知らせてくれる本はないッス。
あの本を読んでから、凶悪犯や連続殺人犯の出てくる小説を読むと、自分の視点が変わってしまていたよ。
430本当にあった怖い名無し:2006/06/05(月) 23:25:49 ID:CSuLIop20
寺村輝夫「消えた2ページ」

読んでると気が狂いそうになる。

431本当にあった怖い名無し:2006/06/06(火) 04:45:04 ID:+06VbmV80
>>410
メルキオールは意識の深いところでは舞台が日本だってわかっていながら
それにはっきり気づいた時に衝撃を受けたなあ・・・。
あんな無国籍な設定で、いま読み返してもアメリカの片田舎の風景しかでてこないよ。

最近は本屋言っても似たようなのばっかで全然読んでないのでオススメできる本がないのだけど・・・
たまたまほぢくりだしてきて読んだホットゾーン。
ホラーとは言えないんですが、ノンフィクションなだけに写真のページとかはやばかったです・・・。
432本当にあった怖い名無し:2006/06/06(火) 13:55:16 ID:7oFG303S0
>>426
実際読んでみるとわかる。人を選ぶが名作
433本当にあった怖い名無し:2006/06/06(火) 18:37:14 ID:rzneghh60
>>430
呼んだ事ないけど何故?
434本当にあった怖い名無し:2006/06/06(火) 22:40:54 ID:rDXOICQ20
>>431
そだね。私もメルキオールのイメージは、アメリカの片田舎。でも、住民は日本人のイメージ。
平山氏の本は、インパクトが強い。読み終わって何日かは後遺症が・・。

ほっとゾーン。チェックしてみます。
435本当にあった怖い名無し:2006/06/07(水) 11:59:51 ID:yJG7bbP+0
上で出てた戸川幸夫 著「人喰鉄道」読了

最低。もうほんと最低。
読んだ後アマゾンのレビュー見て先にこっち読めばよかったと後悔した。
あのレビューそのままの感想だ。

戸川という作家はあれ一冊読んだだけでもう二度と読む気しない。
436本当にあった怖い名無し:2006/06/07(水) 12:38:01 ID:b8J6hXQm0
友成純一の描写はエグイ。
437378:2006/06/07(水) 20:36:49 ID:koi/AhVE0
>>422
いいんですよ。心遣いいただけることで、お気持ち伝わります。
ここのスレの皆さんは、いい人たちだ、ほんと。
438本当にあった怖い名無し:2006/06/08(木) 13:04:30 ID:ogtXGDjJ0
デイヴィッド・マレル 「トーテム」 早川文庫(絶版)がスキ
439本当にあった怖い名無し:2006/06/08(木) 13:22:13 ID:NLgZpNh/0
>>438
3月に創元から[完全版]と銘打って復刊されてるよ
・・・まだ積読山の中だけどorz
440本当にあった怖い名無し:2006/06/09(金) 09:33:29 ID:vWkK3aYt0
ぼっけえきょうてぇ、映画になったらしいね〜たのしみ
441本当にあった怖い名無し:2006/06/10(土) 00:18:57 ID:aeOnUK7h0
>>439
完全版の方だけ読んだ。
解説によれば、完全版の方はマレルが当初書きたかった
方向性の作品だとか。簡単に言うと、主人公がかつての
自分を取り戻す描写が多くなってたりするとか。
その解説を読んでから、絶版の方も読みたくなった。
何となく、絶版の方が純粋にホラーとして読めるのかな
という感じが。
442本当にあった怖い名無し:2006/06/10(土) 20:28:17 ID:K0MPPthe0
最近でた文庫本で面白いの教えてくれ。
443本当にあった怖い名無し:2006/06/10(土) 21:14:32 ID:itP9VJ230
>>442
脳髄工場。
綺麗な子はトラウマになりそうだった。
小林さんは俺の一番のホラー作者です
444本当にあった怖い名無し:2006/06/10(土) 21:17:47 ID:TLfE6ADS0
ハルキホラー文庫ってどうなの?怖い本ある?
あと薦められて山田裕介って人のを二つ読んだけど、酷くない?洒落怖の長文に似てない?
でも映画化とかされてるし、評価高いのか?
445本当にあった怖い名無し:2006/06/11(日) 00:11:30 ID:SM+xfEXBO
>>444
山 田 だ け は 勘 弁 して 下 さ い 。
あと、「悠介」です。


ハルキ文庫なら平山夢明さんの「怖い本」シリーズがおすすめ。
間違っても山田悠介はもう勘弁してください。
446本当にあった怖い名無し:2006/06/11(日) 11:00:01 ID:4Jw9p1th0
関戸克己氏の処女作にして遺作『小説・読書生活』は脳みそがゆんゆんした。
ホラーではないけど、今まで読んだ中で一番怖かった。
読後肩のあたりが重くなったのは、これが最初で最後。
447本当にあった怖い名無し:2006/06/11(日) 12:50:28 ID:lEeZv9AK0
恐怖小説ってサスペンスに比べて当たりが少ない気がする
絶対数も少ないけど
難しいジャンルなのかね
448本当にあった怖い名無し:2006/06/11(日) 12:58:42 ID:5pLBwiJg0
ホラーは難しいよ。
文章で人を怖がらせ、なおかつ楽しませなきゃいけないからね。
それっぽい文章や言葉を並べればおどろおどろしい雰囲気は出せるけど、
中身がしっかりしてないと「なんだこりゃ?」って感じになるし。
449本当にあった怖い名無し:2006/06/11(日) 13:03:08 ID:HmetHRz/0
江戸川乱歩の蟲。怖いと言うか悲しいと言うかなんというか。
「蟲蟲蟲蟲蟲ry」のところはゾーッとした。

ドグラマグラ読んでるところだけど、面白いけどそんなに怖くは無いね。
今やっと遺言のところ。
450本当にあった怖い名無し:2006/06/11(日) 13:32:54 ID:oxR1TVIU0
>>445
そうか、やっぱり評価低いんだな。そりゃそうだよな。
でもなんか十冊くらい出版してない?

>>449
好きなシーンは外に出るんだけど「なんだっけなぁ、なんだけっなぁ」とか言って主人公が痴呆みたいになってくるとこ
乱歩の狂人は魅力的だよね、人見広介とか諸戸親子とか。

ドグラマグラはすっぽりと世界に入って読みふけると気持ちの悪さが体験出来るよ。
まぁ、でも「黒い水脈」としてミステリに数えられているからね。
小栗虫太郎「黒死館殺人事件」、中井英夫「虚無への供物」とともに日本三大奇書なんていわれてるし。
ちなみに、この三つのうちでは中井英夫が一番読みやすいと思う。
小栗「黒死〜」は衒学趣味で読み難いと思うかもしれないが、「後光殺人事件」の方が読みやすいし面白い。
451本当にあった怖い名無し:2006/06/11(日) 14:19:46 ID:OKYSwxpz0
「墓地を見おろす家」読んだが…
↓以下ネタバレ






ツッコミ所満載。
あれだけ怖い目にあったのにエレベーター使うなよw
&いつまで住んでんだw
どこでもいいからとりあえず他で寝泊まりしろよw
地下に行くのに階段がないとか絶対ありえんw
「欠陥住宅」ですますんじゃねーよw
そもそも一階のドアや窓しか外に面してないってどんなマンションだよw

ひたすら陳腐。
ガラスがゴムみたいってw
手形ってw
あげくにレーザー光線で人も車も蒸発www

なんか、S・キングを読んで勘違いした人が書いたって感じ。
ただのお化けマンション。
特に理由もなし。脈絡もなし。オチもなし。
この小説が出た時代はこんなのでも怖かったのかな。
452本当にあった怖い名無し:2006/06/11(日) 17:02:15 ID:v80fVLCL0
>>449
おれもドグラ・マグラ読んでみたけど、怖くは無かった。
最後の方で少し寒気がしたけど、基本的にわけがわからなかった。
なんか読んでて頭痛くなるんだよな・・・下巻は面白くて一気に読めたけど、
上巻の正木博士の書物のくだりは、かなりきつかった。
453本当にあった怖い名無し:2006/06/11(日) 18:05:02 ID:NMroOQ3w0
友達に借りて山田悠介作品4作読んだ
リアル鬼ごっこ、ライヴ、8.1(短編集)・・・どれも微妙だった。
ライヴはホラー小説じゃないのかな?
8.1内のジェットコースターって話にはすごく魅力を感じだけど・・・。
×ゲームが一番気持ち悪かったかな

乙一は確かにそこまで怖くないかもしれないけど、個人的に
暗黒童話は怖かったし、なにより最後に読者を裏切るところ
が好き。あれはおもしろい。ハマっちゃうわ
454本当にあった怖い名無し:2006/06/11(日) 18:17:09 ID:+OF9x4uW0
>>4
俺は正木博士のくだりが凄く面白かった。
ただ、全て読み終わったあと何がなんだかサパーリだったがww
「意味が分からないのに面白い本」というのに初めて出逢ったのがこれだったww
そういや、京極タンの「姑獲鳥の夏」の序盤、京極道の語りを読んだ時
正木博士を思い出した・・・
455本当にあった怖い名無し:2006/06/11(日) 18:18:13 ID:+OF9x4uW0

スマン。>>452へだ。
456本当にあった怖い名無し:2006/06/11(日) 21:01:14 ID:SM+xfEXBO
>>446
去年読んだなぁそれ。希有ですげえ才能だと思いました。何処の誰とも似てない上に、しかも月並みではない。
多くの人に読んでほしいですね……皆が読み始めたら気持ち悪いけど……

>>450
「リア鬼」、たぶん文庫で読まれたのかと思いますので、
ブクオフなんかで文芸社のソフトカバーの方をちょっくら
立ち読みしてみてください。もうアレですよ。目ン玉飛び出るマグマですよ。

>>454
そういえば姑獲鳥にも胎児が出てきますね。舞台は病院だし……影響受けてるんですかねぇ。準拠枠ってやつかしら。
457本当にあった怖い名無し:2006/06/11(日) 22:08:26 ID:0HYS2KiD0
ジャック・ケッチャムの「隣の家の少女」は怖いというより、暗い気分になったけど、

「消された一家―北九州・連続監禁殺人事件」
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103005114/qid=1150030778/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/503-4140722-9731902
↑これが同質の闇黒感で、千倍くらい恐い。ぶっちぎりで恐い。
ノンフィクションでスマソなんだが、ケッチャムの想像力を、事実が軽く凌駕してる。
扇情的な本ではなくて、けっこう淡々と事実並べて、想像をまじえないで書いてる本なんだが、
それでも人間が想像しうる残虐行為を、一人の人間がすべてやった感じ、、、、。

スレ違いで、小説と比べるなと言われるかもしれないが、ケッチャム本と同質の恐怖で、ここまで徹底しているとどうしても
紹介したくなった。
458本当にあった怖い名無し:2006/06/12(月) 03:37:08 ID:H3SUE8gM0
地下室の箱って続編的なものもあるよ。
459本当にあった怖い名無し:2006/06/12(月) 06:10:13 ID:H3SUE8gM0
そういえば五十嵐先生が死んで十五年だって……「悪魔の詩」なんか訳さなけりゃよかったのに
460本当にあった怖い名無し:2006/06/12(月) 11:58:53 ID:Jqd0InqSO
>>454
俺もドグラマグラ読んでなんとなく京極堂が浮かんだ。
461本当にあった怖い名無し:2006/06/12(月) 12:24:40 ID:kd75fV6p0
京極と言えば>>446って関口くんのモデルの人なんだよね。
夢野とか泉に近いかも。
幻想小説と言うか、不条理小説と言うか。
新作が読めないのが、残念・・・
462本当にあった怖い名無し:2006/06/12(月) 13:52:32 ID:dYm4UZau0
猿の手が今まで読んだ小説の中で一番怖かった。
阿刀田高も後引く怖さでいいね
463本当にあった怖い名無し:2006/06/12(月) 13:54:24 ID:dYm4UZau0
「ぼっけえきょうてえ」は女には全然怖く無いと思う。
464本当にあった怖い名無し:2006/06/12(月) 14:58:40 ID:1rLYymDP0
うん、私も女だがぼっけぇ呼んだ時そう思った。
あれは男で、なおかつ普段から風俗とかに行ってる人(w
が読むと怖さ倍増なんだと思う
465本当にあった怖い名無し:2006/06/12(月) 16:04:02 ID:Te2ko6JZ0
昔はよかったよ
身体を売りたくて売ってる女なんかいなかったし
無理して明るくしてもどうしても暗い雰囲気でよ
女を金で買うという背徳感があった

今じゃどうだ
どっちが買われてんのかわかったもんじゃねぇ

なんて誰かが言ってたな
466本当にあった怖い名無し:2006/06/12(月) 16:46:58 ID:7A+2nAqL0
私は女だけどいやだったなぁ「ぼっけぇ、きょうてい」
怖いっていうのとは違って生理的なイヤさ。
売る、売られる、いじめ、拷問、貧しさ、奇形、近親姦、差別、田舎の古い時代
みんな気持ち悪かった
467本当にあった怖い名無し:2006/06/12(月) 18:19:10 ID:Cl3YJ14C0
ぼっけぇきょうてぇは、怖いと言うより、
むしろ「姉ちゃんおちゃめだなw」と笑ってしまった。
なんとも言えない、気だるい雰囲気は気に入った。

知らないうちに、実写になっていたようだけれども。
姉ちゃんはどんな感じになったんだろ。下手にやると滑稽になりそう。
468本当にあった怖い名無し:2006/06/12(月) 19:22:42 ID:p552dQiE0
ぼっけえ見てきたノ
さすがの三池演出で痛グロ面白かったよ。しかし姉ちゃんにはワロタw
ぼっけえは志麻子で一番好きだがホラ−の題材に頼りすぎてるきらいがあるかな。
でもあの泥臭さや陰惨さ、恐いというより忌まわしい感じはツボ。
最初読んだ時は野坂昭如の「骨餓身峠死人葛」を連想した
469本当にあった怖い名無し:2006/06/12(月) 19:38:06 ID:Cl3YJ14C0
やっぱり姉ちゃんはワロタな出来なのか……。
470本当にあった怖い名無し:2006/06/12(月) 19:44:57 ID:dYm4UZau0
>>464
>>466
奇形の主人公の別の生命が体に同居してる得体の知れない不気味な生き物にたいする嫌悪が
女にはピンとこないと思うんだよね。
女って妊娠したら胎内に別の生命を宿すことになるから体に自分以外の生命が棲みついたとしても
受け入れる素地がある。でも男にはそれがない。
471本当にあった怖い名無し:2006/06/12(月) 19:48:58 ID:p552dQiE0
いや、姉ちゃんはピノコだと思えば萌える
472本当にあった怖い名無し:2006/06/12(月) 19:50:36 ID:Cl3YJ14C0
妊娠とシャム双子じゃ、全然別物だと思うけどねえ。
473本当にあった怖い名無し:2006/06/12(月) 20:57:16 ID:bFH6R7VK0
>>457
自分は『隣の家の少女』を読んだ時、女子高生コンクリ事件を思い出して鬱になった…
>ケッチャムの想像力を、事実が軽く凌駕してる。
これと同じことを思いますた。
474本当にあった怖い名無し:2006/06/12(月) 20:59:10 ID:Te2ko6JZ0
アメリカとかじゃもっとはるかに凄惨な事件いくらでもありそうだな
475本当にあった怖い名無し:2006/06/12(月) 21:36:26 ID:Cl3YJ14C0
大量殺人鬼とか、いかれた殺人鬼とか、
まあ海外にいっぱいいるけれども。

自分の国で起きたことだと思うと、格別になんだか……。
476本当にあった怖い名無し:2006/06/12(月) 22:06:06 ID:QWD7DfMb0
隣の家の少女も事実を元にはしているんだが、虐待内容までは違うだろうからな
477457:2006/06/12(月) 22:32:39 ID:oc5TiD/G0
やはり、被害者の数を考えたら海外にも日本にもそれだけの殺人犯はいるだろうけど、
>>457であげた事件は、
加害者の松永が、善良な一般市民をいかにして弱みを握り、共犯者にし、
家族をお互い虐待させて、しかも殺した家族を解体して捨てさせたか、、、。
一般人が恐怖で縛られて、家族の絆がもろくも壊れ去っていく過程がぞっとした。

しかも、共犯の緒方純子だけでなく、純子の母親も犯してるし、父親も純子に殺されてるし、
監禁された別の男性は幼い娘の前でうんこ食べさせられたあげく殺されて娘に解体されてるし、、、。
事件の表面にでている被害者以外にも、自殺に追い込まれたり精神病院に入院したりした人がたくさん、、。

って、小説じゃなかったね。スレ違いスマン。

478本当にあった怖い名無し:2006/06/13(火) 00:13:32 ID:PmZi05NK0
子供が子供を虐待してるってのがキツイんだよな
479本当にあった怖い名無し:2006/06/13(火) 06:55:59 ID:x5xgizGK0
ドグラマグラってさ、途中のわけわかんない部分を一生懸命理解しようとすると急にまた違う時間軸に入っていくあたりが変な渦に巻き込まれてく感じでおもしろいよね
最後に急にその流れが排水溝の渦みたいになる気がする
「あれ?あれ…?うわあー」みたいな
480本当にあった怖い名無し:2006/06/13(火) 10:15:14 ID:cYbqetSxO
「零」っていうゲームみたいに、残虐で口にするのも禁じられているような不気味な儀式がテーマの小説とかないですか?
海外ものでもいいんですが、出来れば舞台は日本で…
その儀式を調査していく内にどんどん巻き込まれていく、みたいな話だと嬉しいです。
481本当にあった怖い名無し:2006/06/13(火) 12:28:11 ID:vFzrP8POO
トミノのなんとかって、ほんとにあれ何かおこるの?
482本当にあった怖い名無し:2006/06/13(火) 13:16:39 ID:C6ye0OoZ0
何も起こらない
大声で音読しながら夜中の2時に夜登山したけど狐一匹でなかった
483本当にあった怖い名無し:2006/06/13(火) 13:45:16 ID:2M/xjPDB0
過去スレまとめの中にオベールがあったけど、「マーチ博士の四人の息子」が怖かった。
仕掛けが全てといってしまえばそれまでだが、主人公の一人称で
これはどうして?誰がやったの?何なのよもうムキー!!と語られると
臨場感がある。何より犯人が判った後読み返すとぞぞぞーとする…
484本当にあった怖い名無し:2006/06/13(火) 18:52:22 ID:Yf3uJCcqO
>>483
はあー、ワタシはあれを純粋に本格ミステリと思って読んでました。
「おおっすげーやるぅー」とは感じたけど、恐怖はなかったなぁ。感受性が乏しいのかしら。

ノンフィクションと言えばカポーティの「冷血」ですかねぇ。強烈だったですよあれは。
485本当にあった怖い名無し:2006/06/13(火) 20:58:23 ID:3ngiou/+0
>>480
「リアルへブンへようこそ」とか、・・・ちょっと違うかな・・・
「カムナビ」「水霊」とかかな


ていうかサイレンとサイレントヒルやればイイクマー
486本当にあった怖い名無し:2006/06/13(火) 21:23:05 ID:Jc7yEZhr0
ぼっけぇ、きょうてい読んでみた。
「妾」が言うほど怖くなかった。
貧困とそれに伴う間引き等といった題材はありふれてるので、
もっとお姉さんを掘り下げて欲しかったな。
487本当にあった怖い名無し:2006/06/13(火) 23:36:15 ID:cYbqetSxO
>485
カムナビは読みました。サイレンとサイレントヒルもやりましたw
薦めてくれた残り二つを読んでみようと思います。 ありがとうです
488本当にあった怖い名無し:2006/06/13(火) 23:53:51 ID:KxrE942E0
ナイトフライヤーっていうホラーアンソロジーに入ってた、
デイヴィッド・マレルの「オレンジは苦悩 狂気はブルー」(題名うろおぼえ)
が、かなり良かった。スティーヴン・キング目当てで買ったんだけど、
マレルの話が1番良かった。他の話も全体的に面白いんでおすすめ
489本当にあった怖い名無し:2006/06/14(水) 01:07:14 ID:4qg1y0WC0
>>480
怖いかどうかは別として新刊では吉村の「黒魔術の家」は数秘術とアフリカの黒魔術がらみ。
舞台は日本。条件に近いが、残虐かといわれると微妙。
490本当にあった怖い名無し:2006/06/14(水) 01:35:24 ID:DtFV4dku0
>>480
ガダラの豚
これ怖いかどうかはともかく

最高
491本当にあった怖い名無し:2006/06/14(水) 03:21:50 ID:o6pJJwDoO
>>451
読んだ当時中学生だった俺はガクガクブルブルだったんだけどなぁ・・
全然怖くなかったの?

記憶が曖昧だからアレだけど、
エレベーターを使うのには理由無かったっけ?
出てくのが遅れるのも妨害があって
タイミングがあわなかったりっていう感じだったような・・

結構ゾッとさせられたんだけどなぁ。
まあ基本的に心霊モノってツッコミどころ満載だからね。
今読むと怖くないのかなぁ・・
492本当にあった怖い名無し:2006/06/14(水) 03:43:31 ID:v63n6l7c0
>480
牧野修の「屍の王」もそんな感じかな?
儀式じゃなくて黄泉比良坂の神話が下敷きだけど。
493本当にあった怖い名無し:2006/06/14(水) 11:24:29 ID:1jXfcDfH0
牧野修はやたら糞便が出てくるからなぁ……そこが苦手。
494438:2006/06/14(水) 12:00:51 ID:YHLXwBrk0
>>488
あはは。オレとまったく一緒だー。
マレルはそれから大好きな作家の一人になりました。
495本当にあった怖い名無し:2006/06/14(水) 23:03:36 ID:uA/1rB/+0
>>480
倉坂鬼一郎の「死の影」はどうだろう
496本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 01:40:46 ID:eitmsbBA0
>>492
牧野修だったら「屍の王」「リアルへブンへようこそ」
もいいけど
この場合「傀儡后」じゃないか?あ、あれホラーじゃないか
497本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 01:56:40 ID:yeuhs26qO
何度読み返しても最狂な『蠅の王』
498本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 08:31:14 ID:L9lLwKoQ0
>>497
あれってホラーだっけ?
ハートフル15少年漂流記じゃなかったっけ?
499本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 09:44:57 ID:2JZ1ma010
あれがハートフルなら隣の家の少女もハートフルな小さな恋のメロディだ
500本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 10:30:53 ID:hRHkgdUm0
「蠅の王」読みたかったのに、最初の方でリタイヤした。
あと、島田荘次の「目眩」って言うのも。食べ物の話が気持ち悪くて。
501本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 11:31:34 ID:wqAQ6jGOO
棲家ってなに?
502本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 14:41:05 ID:nCnNDFhC0
>>491
「墓地を見おろす家」最近読んだけど、自分もなんだかな〜という印象。
作者が普段ミステリ寄りの人だからか、「ホラーはミステリと違って
理由や裏付けなんかない方が不条理で怖いんだ」と勘違いしてる気がする。
(以下ネタバレ風味)




住人の中でもすんなり引っ越せた人と妨害された人がいたり、
車さえも消滅させる力があるのにわざわざ閉じこめたり、
その揚げ句にやっぱり殺しに来たりされると、読みながら無意識に理由を求めてしまう。
なのに全編を貫く霊達の「意志」が感じられず、人間達をどうしたいのかわからない。
ただいきあたりばったりで脅かされたり殺されたりしただけに見える。
だからラストでまた入居者募集してても別にぞっとしない。
住人達もなんだか隙だらけで、緊張感も読み終わった後の解放感もないし。

怖い場面はあったけど、怖いお話ではなかった、と思う。
503本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 15:26:47 ID:PCxuTCgG0
そう、はっきりいって目的がわかんねなんだよね>墓を見下ろす家

自分勝手に理由を見つけて奥さんがたまってる霊を束ねてんのかもとか
考えたけど違うらしいし。なんか適当に霊現象書きました!って感じがする
504本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 20:33:42 ID:6FH4u/jd0
ソーラーレイで外の人間を蒸発させたりガラス戸が割れなくて出られないとかが萎えポイントかな。
エレーナ・ヴァンスを捕らえて離そうとしなかった丘の屋敷のやり口や
ヘルハウスの残忍さの方が怖い。
505491:2006/06/15(木) 21:51:59 ID:LtmaaV5dO
>>502
なるほど
でも俺の場合、そういった所を気にして読むと、
じゃあ霊ってなによ?
って所に結局行きついちゃって、楽しめないんだよね。

そもそも読者を納得させられるような
心霊現象の根拠を恐怖を含めつつ構築できる作家自体
一体どれだけいるのかっておもうし
(例えば小林泰三さんなら書けると思う。ぜひ挑戦して欲しい)

だから俺は、そういう作りじゃ無い限り、
心霊モノのそういった事は
かなり寛容に読めちゃうんだよね。
というか寛容にならざるをえないというか。
とりあえず解釈ができる限りはokみたいなw
まあ俺は頭が硬いんでしょうな。
読んだ時は、
霊の意図は単に悪戯で
主な標的があの家族だったって解釈で読んでたよw
506本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 22:07:44 ID:PUwp0pI70
小林泰三だったら脳の微細な異常で霊が見えたとか、
幽霊は実は地球外生命体だったていうオチにしそう
507本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 22:41:29 ID:SZPaQ1TC0
小林泰三氏のことをずっと「こばやし たいぞう」だと思ってた
508本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 22:56:51 ID:ufjLx2/m0
うぉ!違うのか・・・!?
509本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 23:02:33 ID:SZPaQ1TC0
小林泰三 (こばやし ・やすみ) でした。
でも「たいぞう」と憶えてしまったから、
「曲がった〜事が大嫌い〜はーらだたい(ry」が頭から離れんorz
510本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 23:02:44 ID:WzPmDrvz0
正体を完全に明かしていくパターンより得体が知れない方がいいな
511本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 23:20:26 ID:LtmaaV5dO
>>507
俺も最初"たいぞう"だと思ってましたw
でも"やすみ"だと変換出来なくないですか?
俺だけ?
512本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 23:21:39 ID:ufjLx2/m0
>>509
やすみさんかよ。
俺も頭の中ではらだたい(ryとかぶってて
もう、修正がきかねぇorz
513本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 23:23:29 ID:ufjLx2/m0
>>511
いや、今試してみたらちゃんと変換できたよ・・・
やすみ→泰三
514511:2006/06/15(木) 23:35:57 ID:LtmaaV5dO
やっぱ俺だけかな
パソコンでもケータイでも"たいぞう"じゃないと変換できない
515本当にあった怖い名無し:2006/06/15(木) 23:56:00 ID:nCnNDFhC0
>>505
別に科学的根拠とかを求めてるんじゃないんだけどなあ。
まあいいや。
516本当にあった怖い名無し:2006/06/16(金) 00:31:12 ID:F+T/gs7eO
>>515
いや、単に俺が
ツッコミだすとそのへん(科学的根拠)まで気になるってだけ。
でもホラーとして楽しみたいからツッコミどころを追及しないというか。
極端な見方しか出来ないんです。

反論とかしたいわけじゃないよ。
>>515の言ってる事もわかってるつもりス。
517本当にあった怖い名無し:2006/06/16(金) 00:38:53 ID:DdjsFa8I0
心霊現象に根拠ねえ

ずいぶんずれた意見だね。
518本当にあった怖い名無し:2006/06/16(金) 00:46:03 ID:VxgNIht70
>>502は小説を読む時に、あったかい部屋でぬくぬくしている自分を忘れ
無条件で登場人物に感情移入してみては如何か?
「自分の考え」というものが強くあるままでホラー小説を読むと
突っ込みどころ満載でまず怖がれない。
試しに役者にでもなったつもりで頭を空っぽにしてみれ。
自分の好みと違うものは結構怖がるのにも努力がいったりする(´・ω・`)
519516:2006/06/16(金) 00:52:43 ID:F+T/gs7eO
>>517
だしょ?
だから根拠うんぬん語る小説じゃ無い限りは
根拠根拠と言わないようにしてる。
俺は無駄に"根拠根拠"言ってしまいがちだから忘れることにした。
ファンタジー映画観て「魔法なんて有り得ねーよ」って言ってたら
楽しめないしね。
ある意味プロレスと同じですな。
520本当にあった怖い名無し:2006/06/16(金) 01:01:48 ID:SbyxsB6nO
>>519
お前つまんねー生き方してそうだなw
521519:2006/06/16(金) 01:05:03 ID:F+T/gs7eO
なんでそんなこと言われなきゃならないんだろうか・・
俺なんか悪い事言ったかな・・
522本当にあった怖い名無し:2006/06/16(金) 01:10:09 ID:pIYe4MuHO
>>521
娯楽なんだから無理して楽しまなくていいだよ。
523521:2006/06/16(金) 01:12:56 ID:F+T/gs7eO
いや、むしろ無理をしてないわけですが・・
524本当にあった怖い名無し:2006/06/16(金) 01:22:02 ID:SbyxsB6nO
>>523
いや、なんつーかあなたの物の見方なんてどーでもいいですからw
525523:2006/06/16(金) 01:29:51 ID:F+T/gs7eO
そうですね
キモかったですねw
いや、>>517さんに皮肉られたっぽかったんで。
なんかすみませんでした。
俺はここにこない方がいいですね。
死んで来ます。
526本当にあった怖い名無し:2006/06/16(金) 01:32:20 ID:SbyxsB6nO
イ`

私も失礼いたしましたm(__)m
527本当にあった怖い名無し:2006/06/16(金) 01:38:53 ID:2Bdt/ETa0
こんなスレあったのか 良スレ乙
>>57さんのまとめたのの中で、自分が読んで印象的だったのは
殺戮にいたる病
貴志系(青い炎除く)
D−ブリッジテープ
パラサイト・イブ
小林泰三系
仄暗い水の底から
おとうさんがいっぱいは消防の時読んでトラウマに
キング系(特にペット・セマタリー、ゴールデンボーイ)

国内のはけっこう読んでるけど、海外のはあんまり読んでないなあ
今度隣の家の少女読んでみようかな
528本当にあった怖い名無し:2006/06/16(金) 06:30:16 ID:Ghpn+eV40
ピーター・ストラウブの「ゴースト・ストーリィ」
読んでて楽しかった
529本当にあった怖い名無し:2006/06/16(金) 14:40:28 ID:5hbY6ciP0
>506
>脳の微細な異常で霊が見えたとか、

それなんて瀬名秀明?

530本当にあった怖い名無し:2006/06/16(金) 16:52:14 ID:9DhwQDKY0
>>527
D−ブリッジテープ
以前にどこかでチラっと紹介を見て読みたいなあと思ってるのだけど、
本屋に置いてるのみたことない・・入手が困難とか書いてた気もするなあ。

ホラー小説はそれにこだわってずっと読んでると耐性がついてくる。
色々読む中にまぜるのがオススメ。
小説のいいとこは自分の中で一番〜なモノを文章から想像できるところじゃないかな?
小説>映画化の流れで失笑するのってやっぱりホラーが多いでしょ?
531本当にあった怖い名無し:2006/06/16(金) 17:59:01 ID:wmdkd4SW0
ケッチャムはオフシーズンもよかったな
532本当にあった怖い名無し:2006/06/16(金) 20:06:53 ID:CDTBg+op0
なんかオムニバス形式の短編集なんやけど
京極夏彦の「嫌な子供」ってのが怖かった
後味は悪いけどインパクトがあって良作
533本当にあった怖い名無し:2006/06/16(金) 20:31:58 ID:VxgNIht70

ドラマ化もされてて、そっちも後味悪くてイヤ〜な雰囲気だったな。
534本当にあった怖い名無し:2006/06/16(金) 20:52:39 ID:stcdAqD60
サイレンってゲーム、小野不由美の「屍鬼」に似てるの?
内容とか。
535本当にあった怖い名無し:2006/06/16(金) 22:08:40 ID:nuPEExbI0
ものすごく怖いわけじゃないんだが、「神栖麗菜は此処にいる」ってラノベが面白かった。
いくつかの章に分かれてるんだが、各章の主人公はみんな最後に自殺する。

一番初めの章、苛められてた女の子が「神栖麗菜に会いにいくため」に
学校から飛び降りるシーンとか結構好き。
536本当にあった怖い名無し:2006/06/16(金) 22:13:25 ID:/XtGy7R+O
ものすごいネタバレしちゃってますな
537本当にあった怖い名無し:2006/06/16(金) 22:40:18 ID:nuPEExbI0
ごめんぬ。
538本当にあった怖い名無し:2006/06/16(金) 22:48:23 ID:5OtfDE4Z0
絶対に許さないから。
539本当にあった怖い名無し:2006/06/16(金) 22:59:20 ID:ssiW+2z10
>>530
俺はつまらないと思ったが
540本当にあった怖い名無し:2006/06/17(土) 00:47:16 ID:e30NrxKJ0
「D-ブリッジテープ」はイマイチだった。
怖い要素がまったくない。ただのスラム街の話。

ホラー大賞の受賞作の中では「夜市」が好き。ホラーと言うよりファンタジーだけど。

あと、誰かが書いてたけど、「白い部屋で夜の歌を」に塀録されている「鉄柱(クロガネノミハシラ)」。
読み終えた後で、鉄柱の存在意義を認める自分に気づくと、ちょっと怖い。

そんな私のお勧めは新井素子さんの「ひとめあなたに・・・」。
シチューを作る奥さん、かなり怖い。
541本当にあった怖い名無し:2006/06/17(土) 00:54:11 ID:Kdkz0dIp0
うわあ隣の家の少女読んじまったよ
後味スレに書き込もう・・・
542本当にあった怖い名無し:2006/06/17(土) 01:10:23 ID:CrDNCBmE0
隣の家の少女で3回はオナニーしますた

なんて人はいるかな
543本当にあった怖い名無し:2006/06/17(土) 15:11:00 ID:jcKpbBbdO
「隣の家の少女」を読んでオナニー?
隣の家の少女でオナニーなら腐るほどいるだろうけど。
544本当にあった怖い名無し:2006/06/17(土) 17:00:01 ID:MGwLATN/0
>>534
似てるっていうか、それをモデルにして作ったみたい。
確かになんとなくわかるよ。医者と坊主も出てくるし。

545本当にあった怖い名無し:2006/06/17(土) 19:41:18 ID:TPWhlgjy0
>>544
そうなんだ!
やってみたい・・・・でも怖い・・・orz
546本当にあった怖い名無し:2006/06/17(土) 23:24:11 ID:Kdkz0dIp0
>>542
胸糞わろくなった
547本当にあった怖い名無し:2006/06/17(土) 23:35:02 ID:yU8CYIyy0
時間ですよの堺まちゃあきは多分7回はしてるはず
548本当にあった怖い名無し:2006/06/18(日) 12:22:01 ID:fAxZgXI80
D-ブリッジは独特のムードが評価されただけだろう。
チューイングボーンもそうだが、文章力とか表現力より、ホラーなんだから怖さを重視してほしい。
549本当にあった怖い名無し:2006/06/18(日) 13:59:10 ID:eP0kLfM20
>>548
雰囲気は妙な感じだった。
でも良いかと言えば良くもなく、じゃあテクニックがと言えば構成も文章力も語彙もこれと言ってとるべきものもない。
怖くもないし読後感が何となく希薄だったな。
逆に評価する人の話が純粋に聞きたい。何処に目をつけたのか。
550本当にあった怖い名無し:2006/06/19(月) 23:42:09 ID:RNQv5+/u0
>>534
「屍鬼」は無駄に長いのと、吸血鬼サイドが人格残しまくりんぐであんまし怖くない
「魔女達の永い眠り」のほうが似たような内容だけどこっちのが読みやすい
551本当にあった怖い名無し:2006/06/19(月) 23:55:48 ID:gaTEYVlw0
昔読んだイアン・マキューアンの『イノセント』。
ホラーじゃないんだけど、恋愛物かと読んでいくと突然死体解体シーンが。
主人公がトランクにバラした死体を入れベルリンの街を彷徨う所が印象的
だった。
552本当にあった怖い名無し:2006/06/19(月) 23:58:26 ID:ZLNmLV7Z0
赤川次郎か?
553本当にあった怖い名無し:2006/06/19(月) 23:59:30 ID:ZLNmLV7Z0
あ、>552は、>>550
554本当にあった怖い名無し:2006/06/20(火) 00:02:15 ID:z5tCW0Wi0
フロムダスクティルドーンも前半の見事なわくわく感に比べて後半はがっかりした
555本当にあった怖い名無し:2006/06/20(火) 01:42:37 ID:QzJicuOS0
栗本薫の「町」はなかなか良かった。
ホラーの主人公はやっぱり悪いヤツというのがいい。
556本当にあった怖い名無し:2006/06/21(水) 01:22:57 ID:SvNLLhJo0
いいやまともぶってる電波がいい
557本当にあった怖い名無し:2006/06/21(水) 09:42:27 ID:RGa8KHWMO
屍鬼は素晴らしい。
映画化かドラマ化してほしい。

芥川龍之介の歯車最高だようん。
558本当にあった怖い名無し:2006/06/21(水) 11:12:21 ID:+FrytXve0
呪怨の小説は結構ぐろい
559本当にあった怖い名無し:2006/06/21(水) 21:15:59 ID:MtugUohy0
サイレンとか上の方で出てたけど、あれノベライズしてほしいな
映画は駄作だったので是非

人間が蜘蛛とか海棲生物とか巨大金玉とか昆布巻きとか
ありえない姿に成り果てていくのがグッドですよ
でも、ノベライズしたら描写に苦労しそうだ……
560本当にあった怖い名無し:2006/06/21(水) 21:20:57 ID:WmrvVx7I0
>>519
遅レスだが、

霊の存在にツッコんでるわけじゃないw
人を殺すのに理由が皆無なのがツッコミ所。

例えば「リング」が、貞子の怨念の理由を一切描かず
単にビデオで人がバタバタ死んでいくだけなら全く怖くない。
561本当にあった怖い名無し:2006/06/21(水) 21:32:58 ID:VE7R9L+20
つげ義春
562本当にあった怖い名無し:2006/06/22(木) 08:07:42 ID:/pAiIC44O
>>559
やってほしいな…。誰に書かせる?
小野不由美?
563本当にあった怖い名無し:2006/06/22(木) 09:59:59 ID:T3k9K/Fp0
小野不由美は心理描写はいいかもしれんけど、牧野とかグロ好きな人の方が
いいんでないの?
564本当にあった怖い名無し:2006/06/22(木) 10:13:26 ID:UDd8r1Kw0
筒井康隆以外ありえない
ホラーになるかどうかわからんけど
565本当にあった怖い名無し:2006/06/22(木) 10:38:29 ID:9snpeuTS0
サイレン、、、、是非映画のストーリーで小説にしてほしい
ゲーム挫折したからorz
566本当にあった怖い名無し:2006/06/22(木) 10:39:11 ID:9snpeuTS0
ああ、間違えた「ゲーム」のストーリーです
567本当にあった怖い名無し:2006/06/22(木) 11:49:36 ID:NYAwHz8AO
>>559
小林泰三
大石圭
568本当にあった怖い名無し:2006/06/22(木) 12:24:25 ID:CTA7919c0
牧野修のリアルへヴンヘようこそは面白かったなあ
569本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 02:02:10 ID:d2da9Vic0
http://enema.x51.org/x/06/06/1717.php

ぼっけぇきょうてぇ……
570本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 02:02:37 ID:dZwlxzN00
小野不由美だったら「悪夢の棲む家」がじわじわと怖い。
実際の事件がベースになっているので&その近くに住んでいるので余計に
571本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 07:33:45 ID:R+a4MidA0
「悪夢の棲む家」はなあ…
ラノベ(しかもシリーズもの)故に壊滅的なダメージを負ってる作品だね
キャラクターものに走らず一般向けにじっくり書いてほしかった
572本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 07:56:19 ID:Q/gxGsnU0
そうか…あの設定だったからこそ追い詰められていく犯人の心理が
見えたように思ったよ。実際の事件を深く調べた訳ではないけれど
記録を読む限りなぜそれで一家五人殺害に至ったのかが見えにくいし

事件は映画化されたんだっけ?どんな描かれかただったか気になる
573本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 09:41:22 ID:1JpT/f7wO
>>563
確にな…それにゲームに牧野慶ってがいる
574本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 20:25:17 ID:tQuPoZS/0
「ゴーストシステム」は糞
575本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 20:30:40 ID:qV61Ityo0
筒井康隆の懲戒の部屋読みますた。。

走る取的でぞわ〜
何とか?(うろ覚え)駅の刑罰で最悪に怖かた。
あとは吉村達也氏のケータイが中々面白い。

墓地を見下ろす家は言うほどじゃなかったかと。。

漏れの感想ですが。。
576本当にあった恐い名無し:2006/06/23(金) 21:05:21 ID:yff/xp+N0
小松左京の「件の母」恐かったス。

筒井康隆の「問題外科」エロ恐かったス。
577本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 21:16:15 ID:ZvbrH+y+O
題名が間違ってたりするとめっちゃ気になるもので…………

何とか駅の〜→「乗越駅の刑罰」
ちなみにワタシは読んでて気持ち悪くなりました……厭な短篇です。

件の母→「くだんのはは」
怖い作品ですだ。すごく土臭いと言うか……
578本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 21:26:35 ID:5zn2UkHqO
吉村達也の『ふたご』は?
579本当にあった怖い名無し:2006/06/23(金) 21:44:34 ID:wvBwlvqS0
屍鬼ってホラーなの?ホラーっていうよりはバイオレンスっていうか
吸血鬼たち〜自分探しの旅〜 て感じだった。雰囲気としては。
墓地を見下ろす家、個人的には非常に怖かったな
どす黒いものが大量にザワザワとすごい勢いで迫ってくるのに
急に音がピタッと途切れた時の空白の恐怖みたいなもんを想像しちゃって…

子供むけの本で「世界のこわい話」山室静/著 ってのがあるんだけど
結構ポピュラーなこわい話が載ってて楽しめるよ
挿絵が異様にこわいよ。子供むけなのにトラウマ必須。
エミリーの赤いてぶくろとか大人が読んでもめっちゃ怖い
なくしたてぶくろのありかを魔法使いのおじいさんに教えてもらうんだけど、
このことを誰かに話してはいけないって約束したのに、ママに話しちゃうエミリー
夜、自分のベッドでふるえていると、部屋の外の階段をおじいさんが
一段ずつゆっくりあがってきて… ていう有名な奴とか
亡霊の集会とか、結構あなどれない
580本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 09:48:44 ID:SJKepqjEO
乙一はリアルっぽくて怖い
581本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 09:56:41 ID:1aKpt89M0
中島らもの「白いメリーさん」ていう短編集に入ってる、「ラブ・イン・
エレベーター」が怖い。こないだのシ社製エレベーターの事故で思い出した。
あの事故以来、エレベーターに閉じ込められたりする夢をよく見る。
582本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 10:01:24 ID:08gGYUhxO
後味いいホラー小説ってない?黒い家は読みました
583本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 12:47:19 ID:GH+hY9Lg0
文学だが、安部公房の小説が結構クルことに最近気づいた
これもひとつの楽しみ方なのかもしれん
584本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 17:42:51 ID:VuwMU8R+0
ホラーじゃないけど、江國香織の短編集に入っている「水の輪」(?)が怖い。
江國香織の本があまり好きではなかったけど、
あれを読んでから少しだけ好きになった。
585本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 19:05:03 ID:QIGePWHs0
>>579
エミリーの赤いてぶくろ、明確に覚えてるんだけど、その本捜してもないんだよね、、、。
確かに恐かった!

安部公房はたしかに怖い。
「R62号の発明」、「無関係な死」、「人魚伝」、、、。

ディックの「変種第二号」も恐かった。
宮部みゆきのホラーアンソロジー「贈る物語 TERROR」に入ってるけど、
この本はなかなかレベル高かった。「ゴーストハント」とか、、、。


誰か、


586それでは・・・:2006/06/24(土) 19:15:33 ID:CHow0rJx0
池田真理子の墓地を見下ろす家は??
本当にありそうで、ゾ〜っとしたよ。
587本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 20:30:50 ID:tKnf6dc10
>>586
知らないなあ、どんな話。

小池真理子の墓地を見下ろす家なら知ってるけどねwww。
588本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 22:54:42 ID:7S93vP5I0
異形コレクション「マスカレード」に収録されてた
田中啓文の「牡蛎 喰う客」

しばらく和食が食えなくなった・・
589本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 22:58:48 ID:CKTcHdJL0
>>578
突っ込むにしてももっとセンスよくやれ
それじゃ子供だ
590本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 23:06:53 ID:0t0Fl9c00
591本当にあった怖い名無し:2006/06/24(土) 23:13:01 ID:GUzvKonn0
>>588
田中さんの書くものって、どれもぐちゃぐちゃのどろどろで
何読んでもトラウマになる・・・。
592本当にあった怖い名無し:2006/06/25(日) 12:56:59 ID:O9VAuzVf0
アフターダーク
593本当にあった怖い名無し:2006/06/25(日) 13:27:35 ID:bM3AtQJQO
スレ違いかもしれないけど模倣犯。
犯人側からの視点で書かれた章がなんか嫌だった。
こういうの自分では慣れてると思ってたんだけどなんか怖かった。
594本当にあった怖い名無し:2006/06/25(日) 13:45:49 ID:xLK6uKLg0
>>589
( ´,_ゝ`)プッ
595本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 14:39:31 ID:CAO4CnTN0
>591
あらすじはもう忘れちゃったけど、「ベルゼブブ」は
グロだらけで二度と読んではいけないと、俺の心に刻まれている。
596本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 15:53:05 ID:Qb4d5w0y0
田中啓文は
「新鮮なニグ・ジュギペ・グァのソテー。 キウイソース掛け」
「にこやかな男」
それに「牡蠣喰う客」の3本がいいな
すみません、この人のグチャドロ大好きなんで
「水霊」より「糞臭の村」の方が面白い、というか前者は長すぎて間延びした感じ
597本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 18:22:57 ID:6taywB+30
>>596
漏れはその3本に「オヤジノウミ」を追加。
598本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 20:48:56 ID:i0xS9SxS0
>>592 村上春樹の?あれって怖いの?
599本当にあった怖い名無し:2006/06/26(月) 23:11:16 ID:bhQmqQJw0
極々一般的な意見として「日本のホラーと言ったら、これは読んでおけ」ってのってありますか?
いや、「俺は認めないね」みたいな個人的な意見じゃなくて、「とりあえずこれは一般的に怖いと言われている」ってやつを
知りたいのですが。
あ、でも売れてるからと言ってリアル鬼ごっこみたいなのは勘弁です。
600本当にあった怖い名無し:2006/06/27(火) 01:07:18 ID:tzedOd0+0
ミステリ板の住人の投票だとこんな感じ

16「黒い家」貴志祐介 角川ホラー文庫
11「墓地を見おろす家」小池真理子 角川ホラー文庫
10「長い暗い冬」曾野綾子 「七色の海」 出版芸術社所収
9「隣の家の少女」ジャック・ケッチャム 扶桑社文庫
8「メドゥサ、鏡をごらん」井上夢人 講談社文庫
 「酔歩する男」小林泰三 「玩具修理者」所収 角川ホラー文庫
 「神鳥(イビス)」篠田節子 集英社文庫
7「シャイニング」(上下) スティーヴン・キング 文春文庫
 「乗越駅の刑罰」筒井康隆 「懲戒の部屋」 新潮文庫所収
6「死のロング・ウォーク」スティーヴン・キング 扶桑社文庫
 「殺戮にいたる病」我孫子武丸 講談社文庫
5「ミザリー」スティーヴン・キング 文春文庫 
 「まめつま」小松左京 角川ホラー文庫(絶版)所収
 「走る取的」筒井康隆 「自選ホラー傑作集 懲戒の部屋」 新潮文庫所収
 「箪笥」半村良 「怪談 24の恐怖」(アンソロジー) 講談社文庫所収
 「怪の標本」福澤徹三 「怪の標本」 ハルキ・ホラー文庫(絶版)所収
601本当にあった怖い名無し:2006/06/27(火) 01:41:57 ID:TjmGblBF0
>>600
時々思い出した様に小松左京の作品
「沼」「くだんのはは」「まめつま」「召集令状」「夜が明けたら」「牛の首」
なんかが言及されるが、オカルトの人にとって小松左京はSFだからランキング圏外なのだろうか?

とりあえずこれを読め、という意味であれば小泉八雲「怪談・奇談」上田秋成「雨月物語」は?
602本当にあった怖い名無し:2006/06/27(火) 01:42:58 ID:TjmGblBF0
しかし、こういうのは意見を多く聞いた方が良いと思うので上げ
603本当にあった怖い名無し:2006/06/27(火) 01:57:01 ID:8zBk53Oj0
「雨月物語」の吉備津の釜は恐かったな。

あと、江戸川乱歩の「陰獣」も。
604本当にあった怖い名無し:2006/06/27(火) 07:22:13 ID:J9AMtH/M0
雨月物語はなかなかいい話が揃ってるよね。
605本当にあった怖い名無し:2006/06/27(火) 08:56:37 ID:RgDrawuS0
筒井康隆「定年食」
テラ後味ワロス
606本当にあった怖い名無し:2006/06/27(火) 13:31:10 ID:iIHowwPf0
色々読んでみた結果、何気に>>446が一番怖かった
他に読んだ人いない?
607本当にあった怖い名無し:2006/06/27(火) 20:11:40 ID:61FuQE820
肉食屋敷だっけ。あれって笑わせたいんだよな?
乳首のインターホンてwww
608本当にあった怖い名無し:2006/06/27(火) 23:16:45 ID:fDL0qZAI0
キングのペット・セマタリーに一票
609本当にあった怖い名無し:2006/06/28(水) 12:19:41 ID:kg2EkB6K0
キングは短編は下手だな
610本当にあった怖い名無し:2006/06/28(水) 16:30:39 ID:eVNjdN6w0
>>609
「ナイト・フライヤー」にガクブルだった俺はどうしたらいいんだ
特にクラマックスのトイレのシーン、無性に怖くなったんだが

ま、短編も数多いし、くどいくらいの描写で力の入った長編に比べりゃ
(゚Д゚)ハァ?と感じる短編もなきにしもあらずだわな
「長編に比べると」というカッコ書きがつくなら同意できないこともない

とはいえキング作品はあのクドさで疲れるんで、短編の方が俺は好き
611438:2006/06/28(水) 16:53:09 ID:B/Si32Co0
キングなら「Long Walk」だな。
612本当にあった怖い名無し:2006/06/28(水) 17:49:14 ID:aOYSw5h0O
幽霊の話でなく、ガチ精神系の小説ない?神経軋むような。

ドグラマグラとか代表的なものは読んだ。あれは、すごいね。本当に。
613本当にあった怖い名無し:2006/06/28(水) 19:38:39 ID:o/qq+zla0
千草忠雄。

ググッって損はない。
614本当にあった怖い名無し:2006/06/28(水) 22:11:21 ID:d/2D++/C0
山田悠介の「親指かくし」。
いかにもJホラーって感じで怖い。
結構私的にお勧めの作品。
615本当にあった怖い名無し:2006/06/28(水) 22:31:26 ID:5f9QKS8N0
>>614
んー。俺は意見を差し控える。次の人、頼む。
616本当にあった怖い名無し:2006/06/28(水) 22:53:52 ID:6lJgCAub0
>612
ホラーでもなんでもないけど悪徳の栄えはいいよ。
影響されるといい人になれるよ。
617本当にあった怖い名無し:2006/06/28(水) 23:13:34 ID:Zkq01HXaO
山田悠介という作家は、その存在が怖いよ。
618本当にあった怖い名無し:2006/06/28(水) 23:22:07 ID:zAbSkPOQ0
>610
俺はあのシーン不健康だなとワラタ。
クライマックスがトイレ、でうっかり「スニーカー」に思考が泳いだのはナイショだ。
619本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 01:20:27 ID:bOl8iy8uO
ドグラマグラは「精神に異常をきたす」と言うキャッチコピーが気になって買ってみたけど、難しくて途中で友達に貸して、友達も訳分からなくてリタイアしましたが、どんな内容なんですか?
620本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 01:27:03 ID:9+Xk8tL20
ドグラマグラはホラーじゃなくてミステリーだからな、あれ
621本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 01:28:44 ID:rJtcK3Bo0
山田悠介は面白いとおもうけど、
発想が幼稚。
622本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 01:31:38 ID:ZPgb25sb0
>>619
その難しい所をみんな信じきらないと全然楽しめないんだぞ。
ちゃんと読めよ。
623本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 02:05:14 ID:k7na0wL+0
うん、もったいない。
とりあえず最後まで読んでから気に入らない場合は投げ捨てろ。
624本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 02:09:55 ID:El4feh330
随分前に玩具修理者読んでからあまりにも薄っぺらい内容で
この著者には手を付けてないのだが、最近のも玩具修理者並み?
625本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 02:24:45 ID:9+Xk8tL20
>>624
酔歩する男は読んだ?
626本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 03:02:38 ID:El4feh330
>>625
読んでいません、酔歩する男が一押しなんですね
明日にでも見てきます、ありがと
627本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 03:54:45 ID:uAiBZRCA0
小林なんだっけ?
628本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 12:23:02 ID:JNWykfGI0
泰三
629本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 13:00:43 ID:gRMg49/p0
玩具修理者はラブクラフト読んでないと面白くない?
怖さがよくわからなかったんだけど。
酔歩する男はとても面白かった。
630本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 19:11:10 ID:HuouD+iq0
湘南人肉医の子取り田先生はグルメ
631本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 21:32:07 ID:MvCBI5B30
小林泰三は、「兆し」がイイ。
632本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 21:43:11 ID:33sr6tKE0
小林はAΩだろ       怖くないけどさ
633本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 21:58:59 ID:z+3iR9QP0
吉村達也の「ついてくる」が怖かった。
最初から最後まで休憩がない。
634本当にあった怖い名無し:2006/06/29(木) 23:14:28 ID:sColnt2m0
↑タイトルからして苦手だ怖い
635本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金) 00:11:51 ID:kIVgSqGB0
キングだと「痩せ往く男」「デッド・ゾーン」「クリスティーン」がお勧め。
この3作はキングにしては読みやすいし、構成がまとまっていて引き込まれる。

ちなみに映画になった「アトランティスのこころ」は「ダーク・タワー」を読んでないと
楽しめない要素があったり、ムダ描写が多かったり判りづらかったり、
ラストがいまいちすっきりしないのでお勧めできない。

アトランティス大陸はまーったく関係なかったしw
636本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金) 02:00:27 ID:Z2/gywYM0
「凶暴な口」って知ってる人いるかな?
637本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金) 02:46:10 ID:sb0SHRHo0
>>636
小松左京の?
あれ、怖がるより笑ってしまったんだが……
638本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金) 03:47:01 ID:Z2/gywYM0
>>637
え!?
俺は怖くて怖くて……
しばらくは肉も人も同じ様に「俺に衝動さえあればこれを食う事ができるんだなぁ」と思えた。
自分も含め、あらゆる食えるものと破壊衝動がごっちゃになって大変困ったきおくがある。
639438:2006/06/30(金) 09:54:14 ID:QqYU2nKi0
クリスティーンは乗り物好きにはたまらんね。
ウチのバイクもあんな風に自己再生してくれると財布に超優しいんだが。
でも作品としてはあんま怖くない。

この板って和物の方が圧倒的に多いようだけど、たとえば折れの大好きなF. P. ウィルスンのアドヴァーサリー・サイクルみたいなのは、スケールが大きすぎて、現実味が薄いエンターテインメントって評価なんだろうね。
640本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金) 11:22:26 ID:JUvJbEU80
>>596
「水霊」が長すぎ?あれでも泣く泣く原稿800枚削ったんだぞ!
641本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金) 12:28:33 ID:Z2/gywYM0
>>640
作品の出来>作家の都合
642本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金) 17:25:40 ID:QpnLDe8bO
619です。
ありがとうございます。このスレ拝見するまで友達に貸してた事すら忘れてました。友達に返してもらって、もう1回チャレンジしてみます!
643本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金) 17:26:57 ID:QpnLDe8bO
619です。
続き、今日、図書館でこちらでよく聞く『たまみ』と『二度死んだ〜』読んできましたけど『たまみ』は軽い文章で「そんなアホな?!」って笑ってしまいました(^_^;)『二度〜』は「う…う゛ん…(-_-;)」って感じでした。
644本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金) 18:07:04 ID:KmM2ujwx0
キングの短編は
ドット夫人の近道、ジョウント、が怖かった
トッド〜は「お前、一体どこを走ってきたんやねん?」ってツッコミ入れたくなる
ジョウントは考えただけで発狂しそう
小林泰三の「酔歩する男」に通ずるものがある

>>635
「デッド・ゾーン」は怖いというより泣けるね
最後の手紙で号泣した
645本当にあった怖い名無し:2006/07/01(土) 01:34:39 ID:wNOfsY3+0
グレグ・スティルソンってどっかの都知事にそっくりとおもた。
646本当にあった怖い名無し:2006/07/01(土) 02:55:09 ID:m/J52A+E0
子供を盾にする石原閣下w
647本当にあった怖い名無し:2006/07/01(土) 08:00:17 ID:ByP2g7A60
やつならやりかねないなw
648本当にあった怖い名無し:2006/07/01(土) 10:32:31 ID:qfoRAI0+0
「水霊」は主人公のDQN婚約者の弟の作りが酷すぎて倒れそうだった
649本当にあった怖い名無し:2006/07/01(土) 16:47:45 ID:w7rCec3o0
>>639
クリスティーンは映画版を最初に見たんだけど、あの再生のインパクトはすごい。
めきょめきょっと再生しながら流れ始めるカーラジオ。
映画版と原作ではその正体が違うのがポイント。

海外作品でほかに怖い作品と言うと、キングの推薦文に釣られて買った
マイケル・マーシャルの「死影」っていう小説が結構怖かった。ホラーじゃなくて
サスペンスだけど。
「地獄より恐ろしい!」って推薦文、インパクトありすぎ。


>>644
「ジョウント」は好き。SFだけど。
最後の子供の台詞がシンプルだけど怖い。
650本当にあった怖い名無し:2006/07/01(土) 18:55:25 ID:ByP2g7A60
うむ、あれはセンスオブワンダーに溢れるいいセリフだ
651本当にあった怖い名無し:2006/07/01(土) 23:06:06 ID:xTjRreMV0
キングだと、短編の「浮き台」がテラコワス・・・
孤立状況に加え、相手の正体が全くわからないのがこええええ
グロ描写もかなりキテル
652本当にあった怖い名無し:2006/07/01(土) 23:10:26 ID:nNnB/fgUO
あんな所でセックスするなんて馬鹿だよね
653本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 00:17:04 ID:AAXl9Dsq0
キングはスタンド?が怖かった
前半しか読んでないけど
654本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 00:24:40 ID:PrnHdmKZ0
内田百
「とおぼえ」
短い話だけど、すごく怖かった
655本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 01:00:10 ID:w3fDvXuS0
キングは『ミザリー』の「足なえ」のシーンがテラコワス
読んでて自分の足がゾクゾクした
『クジョー』は映画?のも見たけど狂犬の演技(表情)がこれまたテラコワス
…でも原作と結末が違ってたのが不満。
『死のロングウォーク』はホラーじゃないかもしれんがよかった。
『ペットセマタリー』とか『クリスティーン』も引きこまれるねあれは
キングはこれでもかと書き込んだリアルな情景描写が身上という気がする。
656本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 01:58:17 ID:ELnhUzxq0
キングを呼んで怖いと思った事がない。
多分翻訳のせいだろうが、文章に品がない感じがして
ゾクリとこない。
657本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 10:27:12 ID:xrzhMP8G0
ヘイ!キング ヘイキングカモン!
658本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 10:31:44 ID:M+LlPsDG0
キングって家に爆弾男が侵入してたことなかった?
現実もホラーだな
659本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 10:50:42 ID:mdBCV3kL0
キングはダイレクトな「恐怖」を感じさせるんじゃなくて、シチュエーションで日常の中に
紛れ込んできた異世界とか狂気とか異常事態みたいなもんを書き出してるんだと思う。
普通の、あるいは人生にちょっと疲れたような人達がそういったモノに対峙した時に
どうなっていくかって過程をねちっこく読ませる。
品のないのはわざとかもよ。キングってB級好きだし。
660本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 12:40:14 ID:PRe1+kbW0
ホラーって読み終わったあと切なくならない?
元に戻らない悲しさみたいな
661本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 18:38:58 ID:iI5zEc0E0
キングの文章に品が無いのは確信犯ですよ
それはもう、ラブクラフトの必要以上に形容詞でゴテゴテに塗り固め
ケレン味たっぷりな文章みたいなもんです

ちなみにラブクラフトに「ドラえもん」
を書かせたらこうなるらしい
   ↓

私は慄然たる思いで机の引出しから突如現れたその異形の物体を凝視した。
それは大小の球体を組み合わせたとしか言い様の無い姿をしており、狂気じみた
青色が純白の顔と腹部を縁取っていた。這いずり回るような冒涜的な足音で私に
近付くと、何とも名状し難き声で私と私の子孫のおぞましき未来を語るのであった。
また、それは時空を超越した底知れぬ漆黒の深淵に通じる袋状の器官を有しており、
この世の物ならざる奇怪な装置を取り出しては、人々を混迷に陥れるのであった。
662本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 18:39:15 ID:p42/gMWk0
痩せゆく男はドラマか映画かで見たけど落ちがまとまってて
面白かった
663本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 19:40:02 ID:ELnhUzxq0
>>661
やめてくれよ、俺ドラえもん大好きなんだよ・・・
664本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 20:06:38 ID:4zy7Rz3o0
>>661
ワロタ 巣晴らしスw
665本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 20:48:02 ID:sYcTtmgQO
キングは「デスペレーション」も良かったよ。前半ゾクゾク後半スピーディな展開がかなり満足。
姉妹編の「レギュレイターズ」はツマラナス。
666本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 20:58:52 ID:4jhKbSpq0
ランゴリアーズの並行世界オソロシス
667本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 21:04:42 ID:S+NeNog+0
まじでこんなもん人が書けんのかよと・・・・
まぁ、ホラーの10%は洗脳・・・90%は妄想やからね・・・
668本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 21:20:05 ID:6hBkXqqO0
俺はキング好きだけどなぁ。
669本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 23:45:19 ID:lF/hWiDR0
>>661
ワロス
このドラえもん、映画版の舞台は狂気山脈とかインスマスだなw

キング版ドラえもんもキボン
670本当にあった怖い名無し:2006/07/04(火) 10:33:33 ID:1Iwgqx55O
皆が怖いと思うホラー小説教えて
671本当にあった怖い名無し:2006/07/04(火) 12:08:32 ID:Xomyn5VM0
貴様はこのスレを>>1から読み返すということを知らんのか
672本当にあった怖い名無し:2006/07/05(水) 17:18:14 ID:Ot77psdl0
扶桑社ミステリーの「狼男の逆襲」って読んだ人いる?
今日本屋で見つけたけど、タイトルがあまりにも直球過ぎるんで
買うべきかどうか躊躇した。
673本当にあった怖い名無し:2006/07/05(水) 17:29:13 ID:RmosxOcW0
↑それホラーじゃないよ
小説としては面白い
674本当にあった怖い名無し:2006/07/05(水) 18:06:58 ID:93GjXf4M0
ボルネオホテルは?読んだ事無いけどどーなの?
675本当にあった怖い名無し:2006/07/05(水) 18:44:07 ID:Ot77psdl0
>>673
レスサンクス ホラーじゃなかったのか。

>>674
作者が思いっきり自分を投影したと思われるキャラがいます。
そのキャラはいわゆる「メアリー・スー」です。
それに耐えられるなら、まあそこそこ楽しめます。
676本当にあった怖い名無し:2006/07/06(木) 15:44:28 ID:NhESUaX60
小説じゃないけど、南条あやの「卒業式まで死にません」。
親のこととかかわいそな部分もあるんだけど、
自傷行為とか自殺は病気だから仕方ないとして、
クスリで遊んだり、医者だまして薬もらってその挙句死んじゃうのが許せない。
677本当にあった怖い名無し:2006/07/06(木) 23:20:36 ID:SdGGRskF0
井上雅人のアンソロジーでおすすめは?
なんか本屋でぱらぱらめくってるが、怖そうじゃないんだよな。
678本当にあった怖い名無し:2006/07/06(木) 23:37:36 ID:tUCkk46V0
井上雅人 アンソロジー の検索結果 18 件中 日本語 のページ 11 - 18 件目 (1.03 秒)

うち2つは思い切り間違えてるというww
679677:2006/07/07(金) 00:10:27 ID:ogc0iUS80
べ、べつに雅彦と間違えたわけじゃねーゼ?
680本当にあった怖い名無し:2006/07/07(金) 08:17:07 ID:no4zhx/+0
レイモン=ルーセル 「ロクスソルス」
20年ほど前に読んだのだが、いまだに何か澱のように、
記憶の底にこびりついて離れない、
681本当にあった怖い名無し:2006/07/07(金) 13:18:04 ID:z301F1gt0
異形コレクションなら、初期の廣済堂版の方が名作多いと思う。
682本当にあった怖い名無し:2006/07/07(金) 16:48:47 ID:BRDH1N8X0
ホントにそう思う。近頃、トーンダウンし過ぎだ・・・。
683本当にあった怖い名無し:2006/07/07(金) 21:06:15 ID:AJ1H7YhM0
試しに、誰か怖い話をしてみてよ。
684本当にあった怖い名無し:2006/07/07(金) 21:19:41 ID:Fhdt6pXx0
トポルの「幻の下宿人」面白いよ。
本屋では入手難だけど。
685本当にあった怖い名無し:2006/07/07(金) 21:22:49 ID:BRDH1N8X0
死後の世界の話をします 


686本当にあった怖い名無し:2006/07/07(金) 21:25:53 ID:wUf+AnxY0
ケッチャムって、悪趣味とインパクトだけでいまいち中身がないよな
687本当にあった怖い名無し:2006/07/07(金) 23:36:35 ID:7WES/t8N0
↑以上私語の話でした
688本当にあった怖い名無し:2006/07/07(金) 23:43:54 ID:BRDH1N8X0
よくやった
689本当にあった怖い名無し:2006/07/09(日) 20:27:57 ID:YWiRBoqs0
私も
「ドグラマグラ」に一票。
多感な年頃に読んだからか、あまりの怖さに本を投げて
しまった。そんな自分も怖かったし、悪夢もたくさんみた。
あれは精神的にキマスね。
蒔絵の最後を見るらへんが最高潮でした。

「殺戮にいたる病」は作者にやられたって感じ。

「シャイニング」も夜一人で読んで怖くて、やめたかったけど
面白くてやめられなかった〜。キングは一人夜に読むのが良いデス。

「エクスタシー」村上龍 後味が悪いとオモタ

散々既出なのに、スマソ。どうしてもレスりたくなって!
690本当にあった怖い名無し:2006/07/09(日) 20:28:46 ID:qYrd096j0
【吐血、心配停止】高齢者による将棋対局中の死亡率が大幅増加【日常茶飯事】
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/bgame/1152439067/
691本当にあった怖い名無し:2006/07/10(月) 14:12:29 ID:7LxtqJ7Q0
>「水霊」は主人公のDQN婚約者の弟の作りが酷すぎて倒れそうだった

だれかくわしくお願い。
692本当にあった怖い名無し:2006/07/11(火) 23:47:18 ID:q/z0xbXc0
終わらない夏休みは怖いらしいけどスレ違い?
読んだことないけど某球団スレでスレタイになってて気になっているんだけど、
公式が閉鎖して読めない・・・・・・
693本当にあった怖い名無し:2006/07/11(火) 23:50:43 ID:gjT3iWzY0
吉村達也のトンネル、怖かった

>>692
アレはただのグロサドじゃない??
694>>692:2006/07/12(水) 00:19:13 ID:lY6P/RW70
スレ違いと思うけど、どっかで終わらない夏休みが読めるサイトはまだある?
695本当にあった怖い名無し:2006/07/12(水) 00:33:57 ID:Y+7dcgx50
そんなのあったな、しかしあんなヲタの妄想自慰文読みたいか?
696本当にあった怖い名無し:2006/07/12(水) 00:36:52 ID:lY6P/RW70
>>695
何も知らずにいるのは嫌なんで、どんなもんかと気にはなる
697本当にあった怖い名無し:2006/07/12(水) 02:59:39 ID:yd/LWYTi0
698本当にあった怖い名無し:2006/07/12(水) 03:40:22 ID:lY6P/RW70
                  〃  ̄ ̄ ̄ ̄ヽ 
         /          ヽ 
        |  ●     ● | 
         |   ノヽ====, / 
          、..  ((.|_|_|_|_|) 
           \  ( 。A゚ )  >>697  オルタや螺旋回廊の比じゃねぇなこりゃ、マイブラだよ
            |  し  J 
            |   |   | 
           / 〃し ⌒J\ 
          (  (      )  ) 
          /  )     (  \ 
         (_/       \_) 
699本当にあった怖い名無し:2006/07/12(水) 08:35:37 ID:bHjwofZi0
>>693
超能力者、何の役にも立たなかったね。
700本当にあった怖い名無し:2006/07/12(水) 23:34:44 ID:IpTfEBYdO
思いあたるエロイ人いたら教えてください
「多分海外作品」
タイトル「鏡の中の〜」とにかく鏡がついてた希ガス
「短編集」
「表紙だか挿絵も不気味」
「精神系ホラー」だった希ガス・・・・・・・

また読みたい、つか買いたい。文庫になってんのかな・・・・・
あと海外「フェアリーテイル」もややホラーで好きだった
だが見当たらない、著者すら忘れた
ああああこのスレまとめサイト欲しい
701本当にあった怖い名無し:2006/07/12(水) 23:53:40 ID:NwNpa11n0
>700
ミヒャエル・エンデ「鏡の中の鏡」
激しく気持ち悪い。ぐぐれば最初に文庫が出る。
702本当にあった怖い名無し:2006/07/13(木) 01:19:51 ID:bQUWFmJx0
あの挿絵はエンデのオヤヂさんが書いたんだよな。
たしかにグロイが、でも「精神ホラー」ではないw
703700:2006/07/13(木) 06:23:45 ID:5NPu3GftO
>>701
ありがとうーっ!朝からスッキリした。文庫になってるんだね、買う!
昔読んだ時のナンダコレ・・・感を味わうよ
>>702
ありがとうーっ!父親が書いたのか((((;゚Д゚))))
精神系ホラーじゃなかったのねwスマソ
読み直しに逝ってきます
おすすめスレなのに質問しちゃってごめんね

まとめに出てる「異型の愛」(形だったっけ・・・)はオススメ
フリークス子供を作る為の両親の過程が怖い
704本当にあった怖い名無し:2006/07/13(木) 09:26:19 ID:87iRgOxY0
小説ではないけどせなけいこっていう人が書いた絵本、怖すぎ
小説は書いてないのかな?
705本当にあった怖い名無し:2006/07/14(金) 22:35:00 ID:J6mPzwCQO
誰か岩井志麻子の「ぼっけえきょうてえ」収録の「依って件の如し」のオチ教えて
706本当にあった怖い名無し:2006/07/15(土) 02:55:30 ID:mOLPL29y0
岩井志麻子の「嫌な女に捧げる10の言葉」←タイトルうろおぼえ
ホラーではないけど、ものすごくイヤ〜な気持ちになれる。
3日くらい気持ちが暗くなった。
707本当にあった怖い名無し:2006/07/16(日) 02:14:06 ID:xFfyY1x6O
ホラー、オカルトではないけど
「家畜人ヤプー」1-5巻
読んでたら頭おかしくなりそう
漫画も出てるけど小説のほうがオススメ
708本当にあった怖い名無し:2006/07/16(日) 02:32:36 ID:dKkmB4yB0
ヤプーは1巻しか読んでないけどすごく(作者の変態さが)面白かった
あんな感じで5巻まであるのかと思うと、それだけで疲れたけど・・・
709本当にあった怖い名無し:2006/07/16(日) 07:36:20 ID:gpnbB+7b0 BE:142942872-#
ヤプーは後半にいくほどつまらなくなってく気がするなぁ。
無理やりなこじつけがどんどん出てくるし。
710本当にあった怖い名無し:2006/07/16(日) 15:46:27 ID:Zq9QflCEO
海外もの短篇。タイトル失念してしまいました。
主人公が行方不明の妹を探すが、洞窟の中で生きたまま手足の骨を抜かれてさらされていた話。グロかった。もう一度読みたい。どなたか分かりますか。
711本当にあった怖い名無し:2006/07/16(日) 15:48:09 ID:bHrMF53i0
皆川博子の『巫女の棲む家』と『巫女(短編集)』がオススメ
前者はいわゆるホラーじゃないんだけど、
オカルトを信じる家に生まれたせいでごく普通の女の子が新興宗教の巫女にされておかしくなっていく話。
しかも半ば自伝であるという。
『巫女』に入っている幾つかの短編もその頃の自分の経験の昇華のようなので、あわせて読むと面白い。



ホラー文庫から出ていた短編集で、熟年夫婦の闇ばかり書いたものが有ったんだけどタイトルわかる人居ない?
父と旦那に従属して生きてくるしかなかった妻が、年老いてからそれをやり直すべく、
夜中にフリフリの少女服を来て踊る話とかがあった。
712本当にあった怖い名無し:2006/07/16(日) 16:26:53 ID:/Hsj4oKF0
>>710
興味深々です。どなたかタイトルを・・・
713本当にあった怖い名無し:2006/07/16(日) 21:47:18 ID:MlTGarxY0
>>711

吉村達也 踊る少女
714本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 01:10:28 ID:px0q4apx0
郵便屋って最後、主人公魔物になったってこと?
715本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 17:31:04 ID:8oStw3qQ0
>>457読みました
あなたを怨みます。こんな本を教えてくれて。
一生忘れられないと思います。


『黒い家』で主人公の恋人が「人の心を持たない生まれながらの殺人者なんて居ない」と言っていたけど、居るんですね。
物語世界ではない、この国に、人の心を持たない怪物が。
716本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 21:20:02 ID:Fb0/+DXWO
>>715

もの凄く自分本位な人間だな。スレタイ読める?怨みますなんて、自分が判断して読んだんだろ。他人に責任なすりつけんな。
717本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 21:32:24 ID:WgOBJ9am0
         \   ∩─ー、    ====
           \/ ● 、_ `ヽ   ======
           / \( ●  ● |つ
           |   X_入__ノ   ミ   そんな餌で俺様が釣られクマ――
            、 (_/   ノ /⌒l
            /\___ノ゙_/  /  =====
            〈         __ノ  ====
            \ \_    \
             \___)     \   ======   (´⌒
                \   ___ \__  (´⌒;;(´⌒;;
                  \___)___)(´;;⌒  (´⌒;;  ズザザザ
718本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 21:38:10 ID:VfqM5JOI0
怖いなら、ノンフィクションの虐待本もこれが現実にあったんだとおもうと怖い
グロ系は逆にグロすぎて笑えてしまうことがあるからな・・・・
ゾッとする怖さが一番たのしめるね
719本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 21:41:14 ID:eo+d/rFH0
怖いにも色々あるからなあ
極端な話、金融関係の本とか学術書でもすげー怖いよ俺は
720本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 22:02:56 ID:Xu5qdunn0
>>716
>怨みます

このスレでは誉め言葉で使ってるとオモ
721本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 22:35:42 ID:MYdectLY0
俺もそう思う。
722本当にあった怖い名無し:2006/07/17(月) 22:36:45 ID:RC75XMl10
貴志祐介は面白すぎて怖くない。
723本当にあった怖い名無し:2006/07/18(火) 15:52:22 ID:hmmhC9PFO
このスレのまとめ作ってみようかと思うんだけど、いい?
724本当にあった怖い名無し:2006/07/18(火) 16:33:59 ID:fGQu1bFE0
頑張ってくれ
725本当にあった怖い名無し:2006/07/18(火) 19:10:34 ID:9CyLGRjR0
>>723
是非
726本当にあった怖い名無し:2006/07/19(水) 06:06:49 ID:8MrK72nT0
マジックリアリズムのホラー色が強いのが好き。
727本当にあった怖い名無し:2006/07/19(水) 10:49:33 ID:jMCKjACi0
「リアル鬼ごっこ」映画化決定

(  Д ) ゚ ゚
728本当にあった怖い名無し:2006/07/19(水) 11:03:03 ID:5wGCiE580
>>726例えばどんな?タイトル、プリーズ!!
729本当にあった怖い名無し:2006/07/19(水) 12:34:11 ID:8MrK72nT0
>>728
ホラーと感じるかどうかはかなり読み手次第だとは思うんだけど、
例えばガルシア=マルケスの短編集「エレンディラ」。
その中の「この世で一番美しい水死人」や「大きな翼のある、ひどく年取った男」
に登場する超自然的存在のイメージにはゾクゾクする。
本家じゃないけど、バラードの「溺れた巨人」も近いイメージ。

お手軽なのは河出文庫の「ラテンアメリカ怪談集」。
色んな作家の作品をざっと読めます。


娯楽映画的な長編も嫌いじゃないけど、詩的・幻想的なイメージに満ちた
怪奇小説が特に好きなんで。


ちなみに中国の志怪小説も好きだな。
そして、それを訳した岡本綺堂の「中国怪奇小説集」の語り口は絶品。

あと妖怪小説として、山田野理夫の「東北怪談の旅」を
妖怪好きにはお勧めしたいかな。
730本当にあった怖い名無し:2006/07/19(水) 12:38:26 ID:l2+kij9v0
妖怪といえば水木先生だが戦争もの読んで見方が変わってしまった
戦争って怖いよね妖怪より
731本当にあった怖い名無し:2006/07/19(水) 14:55:55 ID:QsvwLqed0
こんなスレあったんだ。ホラー好きだからめっちゃ嬉しい。
周りに読んだことある人がいなかった「墓地を」とか「酔歩する」とかが話題
になってて素敵だよ。個人的にホラーのワースト小説が吉村 達也の「先生」 
まるでワイドショーを見ておばさんが書いたかのような軽薄な人物像の
キャラクターばかり。構成・展開も雑で昼ドラみたいなチープな匂いが漂う
三文小説。・・って印象だったんだけど他の作品は良く思う人が多いみたいね。
このスレで上がってる他の作品読んでみよう。。
732本当にあった怖い名無し:2006/07/19(水) 15:39:22 ID:ixgRi21e0
自分的にワーストっつか気の抜けたホラー
熊田達也の「迎え火の山」ものすごくいろんな要素詰め込みすぎてて
それが上手くこなれてない。日本的な土着の恐怖に目をつけた点はよかったけど。
あと沖縄でいう魔物とか邪霊「ヤナムン」をずーっと「ヤムナン」と書いてた。
文庫になったとき直ったかなと思ったけど、やっぱり「ヤムナン」…。
733本当にあった怖い名無し:2006/07/19(水) 15:47:38 ID:LFMzvx07O
>>729
このスレでマルケスの名前を見かけるとは思わなんだです。
「この世で〜」は何処となく耽美な雰囲気が好きですだ。
「幽霊船の最後の航海」もすごいですよね。ホラー的に終わると思ったらまぁあなたそんな馬鹿なぁというすげぇオチ。
いい意味でエエェェェと思いました。

>>727
リ ア 鬼 だ け は 勘 弁 し て 下 さ い
734本当にあった怖い名無し:2006/07/20(木) 21:31:15 ID:adxyvS900
小松左京「夜が明けたら」
幽霊もキチガイも化け物もなしにあれだけ怖いのはすごいね
735本当にあった怖い名無し:2006/07/21(金) 00:29:15 ID:QLvt1OwDO
>>710
20年位前のソノラマの海外アンソロジーものの中にあったと思う。恐怖の20世紀だったかな。
それで読んだ話では、妹ではなくて、見ず知らずの女性を助けていた。手術はまだ眼だけで、ひどいロンパリか、痙攣が止まらないようにされていたと、記憶している。
736本当にあった怖い名無し:2006/07/21(金) 00:31:42 ID:4/5pqicr0
小学校の図書室にあった世界恐怖物語?
また読んでみたいなあ
737本当にあった怖い名無し:2006/07/21(金) 12:10:02 ID:bfh4+Psh0
小野不由美「屍鬼」
だいぶ読んでしまったが、このだらだら感にはさすがに挫けそうだ。
これって、面白いの?
まだ読むべきか否か、ご意見ください。
738本当にあった怖い名無し:2006/07/21(金) 13:34:15 ID:It2wwoRA0
>>737

どこまで行った?
村人の日常風景だらだらが、後々の布石になってたりするよ。
だらだらした村がほんの少しづつ変質していく感がたまらなくなってくる。
で、後ろの方では、あのだらだらした感じを懐かしいと思ってしまう。
これは恐怖と共に、恐怖を与える側になってしまった者達の悲しみとかも描いてる作品だから、不条理な恐怖だけ味わいたいならちょっと違うかも。
ただ、俺は面白かった。「呪われた町」じゃないかと言われそうだが。

訳も分からない不条理な恐怖なら「殺人鬼」の方が良いんじゃない?
739728:2006/07/21(金) 16:24:04 ID:RB16uL0N0
>>729
「エレンディラ」面白そう。読んでみます。
他のも魅力的だなー。教えてくださってありがとう!
740本当にあった怖い名無し:2006/07/21(金) 16:51:47 ID:aCeP2z1w0
>>738
私は、最後が納得行かなかった方。
はっきりと「屍鬼」が出てくるまでが一番ワクワクした。
全体的には面白かったよ。
でも、大風呂敷の割には、解決方が・・・
741本当にあった怖い名無し:2006/07/21(金) 17:27:20 ID:UzZ6tdXP0
「屍鬼」は「呪われた町」のオマージュ
元ネタの方がああいうラストになってるからね。
742本当にあった怖い名無し:2006/07/21(金) 19:23:36 ID:w7Kf7RM20
「to Salem’s Lot」て書いてあるしな
743本当にあった怖い名無し:2006/07/21(金) 19:56:50 ID:1aNf2UxB0
「呪われた町」だけじゃないよね
「ポーの一族」「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」にも献辞を捧げるべきだ
744本当にあった怖い名無し:2006/07/21(金) 22:41:56 ID:NiEaX+ObO
>>735
うーん。海外アンソロジーは同じなんだけど違うような…。
詳しく憶えてないのですが、拷問を受けて胴体に骨を抜かれたふにゃふにゃの手足がついてて、じっとみて初めて生きた人間だと分かりショックを受ける、そんな話でした。古いから知ってる人いないかなあ。
745本当にあった怖い名無し:2006/07/21(金) 23:01:17 ID:+zDXHJWM0
異形コレクションで、お勧めがあったら教えてください
746本当にあった怖い名無し:2006/07/21(金) 23:01:57 ID:WQrXXpU/0
>>743
それちょっと違うような気が
んなこと言ったら、吸血鬼ものの作品は須らくB・ストーカーに献辞をささげなきゃならんw
むしろ「屍鬼」は終盤の展開からして、「デビルマン」へのオマージュも含まれてるとも思える(違うか

「呪われた町」との結末の比較については
彼我の文化、特に宗教観の違いが出てて面白いなと思ったよ
747本当にあった怖い名無し:2006/07/21(金) 23:06:30 ID:acqEgaOt0
亜木冬彦著作の 傀儡の糸って結局はなんだったのかよくわかりません。
主人公とは血縁も関係もない男に呪いが掛かってたり、冷蔵庫の中に指が入ってたり、
最後のナースの描写もなんだかわからんかった
748本当にあった怖い名無し:2006/07/21(金) 23:19:57 ID:A9rtEviK0
>>744
ソノラマで良いんじゃないかな

昔読んでうろ覚えだが
行方不明の女を捜しに出て
洞窟の中で、誘拐された美女達を発見するんだが
学者か医者に手足の骨を抜かれて、薬で目がグルグル回ってる
状態で並べられてたはず

学生の頃読んで、目がグルグル回ってるの想像して気持ち悪かった
から覚えてる。

ソノラマ文庫、引越しのときに無くなった物もあって持ってるうちで確認したが、
恐怖の一世紀の2から4には載ってないな。
魔の配剤の戦慄の生理学って題名がそれっぱいかと思うんだが

あと、この味の作品が好きなら、ホラーアンソロジーの「憑き者」に
載ってるスティーム・コップって作品が馬鹿馬鹿しく狂っててお勧め。
749本当にあった怖い名無し:2006/07/22(土) 07:06:06 ID:jttp5hkz0
小学校や幼稚園時代に読んだ怖い本って印象に残ってるな。
今読んだら大した事ないんだろうけど。
ズッコケ三人組シリーズが意外と怖い話多かった。
「ズッコケ三人組と学校の怪談」とか特に面白怖いって感じ。
あとやっぱり児童書なんだが「ホラーゾーン小学校」が怖かった…
まだ地元の図書館行ったらあるのかな。
ガッカリするの承知でもっぺん読んでみたい。
750本当にあった怖い名無し:2006/07/22(土) 07:53:30 ID:vH/ExBwu0
>>749
脚が一本欠けた椅子が出てくる奴でしょ?俺も読んだことある
751本当にあった怖い名無し:2006/07/22(土) 09:43:17 ID:ywa2XUV+0
>>738
レスありがとう。
ワクワクしながら読んでみます。


752本当にあった怖い名無し:2006/07/22(土) 09:56:51 ID:Qq5mjbBjO
>>748
その話みたい。ありがとう。ここまで分かれば探せます。嬉しい。
753本当にあった怖い名無し:2006/07/22(土) 11:41:05 ID:NxO6Fdze0
高橋克彦「大好きな姉」。
創元推理の日本怪奇小説傑作集3に収録されてた。
結構怖かった。

欧米系のホラーはいまいちなじみにくいところがある。
キリスト教にあまりなじみのない日本人には、イメージしにくいと思う。
マッケンの「パンの大神」は、なかなか面白かったけど、最後がよくわからんかった。
754本当にあった怖い名無し:2006/07/22(土) 19:10:34 ID:KmGLOHaMO
夜市は面白いのかな?文庫化しないかねえ
755本当にあった怖い名無し:2006/07/23(日) 00:45:20 ID:PvsdHzip0
>>754
面白かったけどまったく怖くなかった。
恐怖を含んだ面白さを期待して読む話ではないかも
756本当にあった怖い名無し:2006/07/23(日) 04:05:57 ID:+do8PHGSO
「そして粛清の扉を」読んでみた。まあ一言でいうとバトロワだね
757本当にあった怖い名無し:2006/07/23(日) 15:05:34 ID:3TjmwqK80
>>755
754じゃないけど、
マジ?ホラ大じゃなかったっけ?
もしかして感動もの?
758本当にあった怖い名無し:2006/07/24(月) 17:43:41 ID:XwVXozBYO
>>757
ホラ大だよ。でも完全ありゃファンタジー
759本当にあった怖い名無し:2006/07/26(水) 08:06:51 ID:No8aKPjcO
最近ファンタジー系がホラー大賞受賞することが多くない?
恐怖の基準て人それぞれだけど、癒し系ホラーとかが受賞だとなんかがっかりしちゃう(´・ω・`)
760本当にあった怖い名無し:2006/07/26(水) 08:12:44 ID:pL0jNtGL0
賞のことは知らんけどほろりとくるタイプは俺も好きじゃないな
761本当にあった怖い名無し:2006/07/26(水) 23:32:27 ID:vnrZK9wC0
えーっと貴志祐介「天使の囀り」
怖い怖いキモイ、と言われていたのでちょっと期待して読んだ。
正直そんなに・・・。
グロさも感じなかった。
なんでだろ。
グロイウジ画像とか見慣れちゃってるからか。

小池真理子「墓地〜」
怪奇現象にはコワーだったけど、タイトルからして・・・

>恐怖を含んだ面白さ
の小説探すの意外と難しいな。「新耳袋」は実話系だしなー。
762本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 01:54:11 ID:UnQ2X5uM0
怖いことと面白さが拮抗して読みたいんだけど、、怖い
みたいなジレンマがある作品ってなかなかない。。個人的な名作は

「墓地を見下ろす家」 小池真理子 
ラスト直前は釈然としないものを感じるけど中盤の怖さと展開はナカナカ。

「クリムゾンの迷宮」貴志祐介
サスペンス的な怖さの追求は好みではないけど全体を通して面白い。
貴志さんの作品はオカルト系じゃないけど全体的に凄い、構成組み立てに
ケチのつけようが無くて読みやすいし外れが無い。
黒い家のババアの家乗り込んでいったとことか読みながら相当鳥肌だったなぁ。

「酔歩する男」小林泰三
まぁまぁあるけど一気に読んでしまった。怖くはないけど話として魅力的。この人の
オチはクトゥルーとかコアな絡みが多くてあんまりだけど、、好きな人は熱狂的に
好きそう。個人的に「兆し」とかダメだったなぁ・・・。あれが分かれ目っぽいね

「屍鬼」小野不由美
中盤が中弛みしているし、屍鬼を実態としてしっかり打ち出した終盤には好みが
分かれると思う(個人的には好き)けど後半始めのほうの節子の病室で屍鬼
を待ち伏せるシーンとか看護婦の1人が屍鬼を目撃しちゃったっぽいシーンとか
かなり鳥肌だったな。確かに後半そういう得体の知れない「恐怖」はなかったかもね・・。
長編だけあって静信の内面とか敏夫とか文学的にも面白い結末が出て読み応えあった。
中盤長いけど・・・。

気が付いたら長々スレ汚しスマソ。。海外もの未挑戦なのでおすすめ
海外モノ探してるのでどなたか厨にアドバイスください。
763本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 03:16:44 ID:4tDcizgC0
>>711
興味が湧いて皆川博子の本探したんだけど
びっくりするぐらい死の泉しか見つからない。読みたいなあ巫女の棲む家
764本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 08:53:02 ID:QiRmj75e0
やっぱ小説はいいな
海外物でもすっと読める
映画だと幽霊も外人さんだもんな

765本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 12:18:50 ID:WAplF2+ZO
ホラーじゃないけど、新堂冬樹の悪の華面白いと思う


766本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 12:21:57 ID:Gwu40g0Y0
Dブリッジテープ
ある意味、怖くて気持ち悪くて、最後号泣
767本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 12:22:01 ID:s6BvmiTYO
誰かパラサイト・イヴ好きなやついないか?
768本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 14:12:52 ID:WYXQgalF0
>>767
ノシ
あれは主人公の戦い方が細胞レベルまで
堀り下がってるところがいいんだよな
映画は……(沈黙)
769本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 18:05:59 ID:nh0jsK9I0

三上博史が一人で頑張ってたな・・・。
770本当にあった怖い名無し:2006/07/27(木) 22:58:04 ID:QiRmj75e0
パラサイト・イウは柄谷がぼろくそに貶してたから読んでないや
映画は駄作だらけの昨今の邦画史の中でも存在感ある駄作だった酷すぎた
771本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 01:04:12 ID:l3CYW1N70
ハードカバーもマンガ版も持っている!
マンガのほうは中身にどこか見覚えのあるモブが楽しかった‥
構成に宗教を借りてて、あー流行ったよねエヴァ‥って気分には成るが
おすすめ。特に終盤。
あんま怖くないけど。

わくわくと映画も見たんだけど‥orz
772本当にあった怖い名無し:2006/07/28(金) 14:48:53 ID:Hug13GPx0
瀬名秀明ならブレインヴァレーの方が好きだな
科学とオカルトのせめぎあいにワクワクした
773本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 10:30:16 ID:1XV7e7os0
>>762
「屍鬼」小野不由美
やっぱりダラダラしすぎ。
個人的には、
あまりにも大風呂敷を広げすぎた感じがした。

文学的に成熟したものにするか、
エキセントリックなものにするか、
その迷いがそのままあの分量に出てしまった気がする。

これ系では、「ペットセメタリー」位がバランス良くて好きだな。

スレ汚し失礼。
774本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 19:37:56 ID:N30fxBQq0
幽霊がカッコイイ…って思えるやつ無い?
それか感動できるやつ(映画のゴーストみたいな

ここで感動で検索しても違う意味のしか出てこねぇ…
775本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 20:22:28 ID:r8A5mrnEO

776本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 20:28:39 ID:uaKxVNNK0
なにかと話題になる「玩具修理者」読んだよ。俺は玩具も酔歩もどっちも面白かった。
スリラーな怖い小説ではないけどね。

「玩具修理者」はグロをマイルドに、「酔歩する男」は単純化すれば
世にも奇妙な物語にパクられそうな気がした。もうされてたりして。
777本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 21:31:07 ID:EfiUcf+50
ベタすぎるけど一番怖かったのは「リング」
後ろを何度も振り返った小説は後にも先にもない。

二番目に怖かったのは「クリムゾンの迷宮」。
読んでしばらくは怖くて外に出られなかった。
778本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 21:34:22 ID:2NxPmhzDO
弟切り草
彼岸花
他ww
何が何やら解りませんwwww
779本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 21:49:50 ID:TRbdZIwv0
今邑彩の『よもつひらさか』という短編集が怖かった。
グロとかではなく、文章で読ませるタイプのホラーかな。
なんというか、じんわりねっとり恐怖感がこみあげてくるという感じ。
780本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 23:16:00 ID:NOhhMw+p0
>>777
‥お前さん恐がりだろ。
781本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 23:19:42 ID:oyrjJdW/0
>>777が他にどんな恐怖小説読んできたか気になる件について
782本当にあった怖い名無し:2006/07/29(土) 23:35:58 ID:N38M3jWF0
ホラーじゃないかもしれないけどTHE CHATと、死小説が好き。
作者忘れてしまったんだけど・・・
あと黒い家もよかった。

逆に嫌いなのがFLY。
所々に差し挟まれる主人公の回想?がしつこすぎてだんだんむかむかしてくる。
ストーリーも陳腐だし文章も子供みたい・・・
783本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 00:27:36 ID:4jHJxDAFO
夜市読んだ。怖い話でなく悲しい話。どうしてこれがホラーに?
784本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 02:18:03 ID:Mde3PX+FO
最近ホラーなのに感動とか癒しとかってのが多いよね(´・ω・`)
785本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 04:58:26 ID:cyzswU+2O
そんなの期待してホラー読まないよね
786本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 05:02:56 ID:rEF99zob0
ホラーは後味悪くてナンボ
生ぬるい癒しやハッピーエンドなんていりません
787本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 07:35:20 ID:oIlOYDFl0
小林泰三の「家に棲むもの」が気持ち悪かったな。
違法建築のすげー古い家に怪物化した老婆が住み着いてる話。
何か蜘蛛みたいに手足が異様に長くて、天井に張り付いたまま
家の中をガサゴソ這いまわる。
家の中は電灯があんまりついてなくて暗いんだけど、それは天井に
張り付いてる老婆を見ないようにするためだった、というオチ。
788本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 07:53:01 ID:RVt+TyT50
↑なんとなく伊藤潤二の絵が頭に浮かんだ。
789本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 08:42:30 ID:KoEWsk9J0
小松左京のまめつま?と似てるな
あれも怖かった
790本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 11:51:47 ID:X5+7PAIH0
ディケンズの「信号手」久々に読み返した。やっぱ不気味。
どうしてこう、今のJホラー的手法を先取りしてるかねぇ。凄すぎ
791本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 12:45:36 ID:/2xRQ63v0
モダンホラーやJホラーみたいに1つの潮流になると、
その時点で切り捨てられる要素もあるような、、、。
漱石や百間読んでもホラーじゃくくれない不気味さがあるし。
昨今のJホラーや海外のモダンホラー以前の恐怖小説で名作って何かな。
宮部の編集したアンソロジー「贈る物語」は傑作ぞろいだった。
792本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 12:47:46 ID:/2xRQ63v0
日本だと雨月物語の「吉備津の釜」はさすがに恐かった。

「信号手」も入ってる岡本綺堂の「世界怪談名作集上下」読んだ人いますか?
今読んでもおもしろいだろうか。
793本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 13:42:30 ID:QUJpvv2t0
それ、まだ持ってる。「上床」と「牡丹灯篭」が好き。

でも昔買った怪奇短編集いっぱい棄てちまった…。
また読みたくなるとは思わなかったんだよなあ、かなり後悔。
794本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 14:05:35 ID:VGOytcY30
日本の古典怪談は物静かな雰囲気がいいよな。
795本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 14:15:15 ID:RVt+TyT50
説話系になっちゃうけど、今昔物語とかふつーに怖い。
796本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 14:58:08 ID:/Thy+mvFO
岩井志麻子はガイシュツ?
797本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 15:30:32 ID:GJVBNlUm0
クリムゾンの迷宮、結構来たなァ〜
あのゲームマスターらしい男って結局最後はどうなったの??

798本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 16:18:13 ID:m1UT15dH0
>>792
世界怪談名作集は青空文庫で読めるよ。
ここの31〜47番。どれもおもしろいと思う。
ttp://www.aozora.gr.jp/index_pages/person82.html

個人的には「妖物」が好き。
799本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 18:51:06 ID:UtAoxP2P0
内容ネタバレになりまくりなんだけど
ここできいていいかなあ

エジプトかどこかの遺跡に入ったら
エイみたいな化け物がいて、仲間が全員捕まって引き込まれたんだけど
一人生還した男が、それでも一瞬エイに噛まれていて
墓で彼らが呼んでる、私は行かなければならない。
という一文で終わっている小説。
また読みたいんですがタイトル不明で‥

文庫の怪奇アンソロジーで「禍渦」と「黒猫」と抱き合わせだったと記憶しているが
ポーなら全集うちにあるはずなので、作者違うんじゃないかと思われるんです
ご存じの方いらしたらお願いします
800本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 19:02:16 ID:T8ZX3O8S0
>>797
メ欄
801本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 19:05:16 ID:m1UT15dH0
>>799
おそらく、これだと思う。

「ヨー・ヴォムビスの地下墓地」 クラーク・アシュトン・スミス

舞台が実は火星であることをのぞけば(当時は火星には文明が
あると思われていた)、内容は全く同じ。
今だと、「影が行く」(創元SF文庫)に収録されてる。この本には他にも
ロジャー・ゼラズニイの「吸血機伝説」やP・K・ディックの「探検隊帰る」
など、名作が多数収録されてるので結構おすすめ。
802本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日) 19:52:53 ID:UtAoxP2P0
>801
ああ!
地下墓地!それそれ!!
ありがとうございました。本屋で探します。
あんな厭な描写もそうない感じがするんだよね‥楽しみ〜
803本当にあった怖い名無し:2006/07/31(月) 14:02:38 ID:1dksYgGo0
和風ホラー読みたいんだが誰かいいの教えてくれ
804本当にあった怖い名無し:2006/07/31(月) 14:15:37 ID:zy+R2Kpr0
じゃあ俺はメキシコ風おねがい
805本当にあった怖い名無し:2006/07/31(月) 14:22:21 ID:U+JYue+o0
カルロス・フェンテスとか。
ていうか南米文学はどれ読んでも大抵ホラー
806本当にあった怖い名無し:2006/07/31(月) 17:40:21 ID:AwIVK2uC0
アフリカンなホラーはあるのだろうか?
807本当にあった怖い名無し:2006/07/31(月) 17:44:12 ID:DM8WnFAN0
「ガダラの豚」の第二部とか
808本当にあった怖い名無し:2006/07/31(月) 18:24:21 ID:U+JYue+o0
エイモス・チュチュオーラの「ブッシュ・オブ・ゴースト」など
昔ちくま文庫で出てたけど今でも売ってるのかなぁ
北アフリカならイスラム怪談集なんか多そうだけど千夜一夜以外良く知らない・・・
809本当にあった怖い名無し:2006/07/31(月) 21:51:11 ID:OALFRqaP0
>>806見て即チュチュオーラが思い浮かんだが
先に言ってる人がいるとはw
チュチュオーラは普通ホラーには分類されないだろうけど、
「アフリカンなホラー」って言葉のイメージそのものな気はする。
何作か邦訳されてるけど、「やし酒飲み」あたりは容易に入手可能。
810本当にあった怖い名無し:2006/07/31(月) 22:13:44 ID:+5LHPS3m0
純和風といえば岩井志麻子
811本当にあった怖い名無し:2006/08/01(火) 00:06:30 ID:gDMfK3Lu0
密告函好き過ぎる
812本当にあった怖い名無し:2006/08/01(火) 00:30:43 ID:O5YqMjt10
泉鏡花の天守物語なんか純わ☆ふーだけど恐くはないんだよな。
813本当にあった怖い名無し:2006/08/01(火) 02:58:24 ID:Qs8QHg9m0
何その変換
余計怖くないぞ
814本当にあった怖い名無し:2006/08/02(水) 08:36:58 ID:iey7m20Y0
「蝿の王」は出た?
サイモンの死ぬとこは結構キツかったけど
815本当にあった怖い名無し:2006/08/02(水) 09:04:37 ID:flCgpGX40
「蝿の王」はホラーとは言えないんじゃね?
816本当にあった怖い名無し:2006/08/02(水) 09:20:01 ID:brJFHqsoO
まあ怖い小説を語るスレだからいいんじゃね
817本当にあった怖い名無し:2006/08/02(水) 12:41:00 ID:FwNpTZgD0
今まで読んだ中では、島田荘司の「アトポス」が一番怖かったです。

長編ミステリなんだけど、ある事件を追うと、その因果関係は遥か十六世紀のルーマニアに遡る。
この時代に実在した稀代の悪女、エリザベート・バートリ。
彼女は自らの美容のために六百人もの処女を殺し、その血を浴びる。まさに吸血鬼といえる女。
何人もの村娘が城の牢に囚われて、自分の血を絞られる日を怯えながら過ごしている。
そんな死刑囚のような生活を送る牢獄の中から必死に逃げ出そうとするひとりの村娘・・・・・

小説を読んでいて、初めて途中でいたたまれなくなって本を閉じた一冊でした。
本を閉じて、大きく深呼吸をしたのを覚えています。
多分息をつめて読んでしまっていて苦しくなったんだと思います。
グロ耐性ない人にはおすすめしません。
818本当にあった怖い名無し:2006/08/02(水) 13:43:07 ID:wjc5uaKW0
大してコワくないじゃん島田掃除
最後は人間バンザイで終わるし
819本当にあった怖い名無し:2006/08/02(水) 14:28:47 ID:flCgpGX40
「アトポス」はエリザベート・バートリを取り上げたのはよかったけど
うまく処理しきれてなかった希ガス。
エルジェべトがハンガリーっぽい発音なのに姑の名前がいきなり英語っぽい
読み方で萎えた事とか、ナダスディ・フィレンツならフィレンツ家じゃなくて
ナダスディ家だろと突っ込みいれまくった事とかいい思い出です。
820本当にあった怖い名無し:2006/08/03(木) 01:16:30 ID:aim8L6NzO
「鏡のなかの鏡/ミヒャエル・エンデ」ハードカバー
を奥で買った。
過去読んで強烈だったのをこのスレで思い出したから。
文庫じゃ嫌だったんだ!父描の表紙や挿絵のこの感じがよかったんだ!
あー狂ってる、狂ってるよ挿絵まで・・・
今から読むが朝を向かえそーだ
821本当にあった怖い名無し:2006/08/04(金) 01:58:30 ID:yj8eP/PQ0
夏目漱石の『夢十夜』がかなりこわい。
青空文庫でも読めるから未読の人はぜひ。
こういう不気味さを持った小説って他になんかある?
822本当にあった怖い名無し:2006/08/04(金) 10:26:44 ID:SJ4Ho7TU0
永井龍男「青梅雨」
謎の心中事件を淡々と語ってるのが逆に怖悲しい
でもそんな事が時代を経て、ネットではよくあること、になってしまうとは思わなかった。
823本当にあった怖い名無し:2006/08/04(金) 21:07:38 ID:OskklurJ0
>>841
百關謳カの旅順入城式とか、、、

エレンディラ今読んでる。恐いという感じでもないけど、おもしろい。
江戸怪談集をパラパラめくってるけど、本家耳袋とか結構恐くておもしろいよ。
「すきまの女」みたいなのの原点も入ってるんだな。
824本当にあった怖い名無し:2006/08/04(金) 23:38:57 ID:b5/76ucO0
子供の頃によんで怖かった小説に、人造人間ビルケ、あるいは生きている首、
ってな本がある。
今、読んではどうなのか分からないけど。
多分、それが俺が生まれて初めて読んだ、
自分を視点を移していた人間(まあ、主人公?)が死ぬ物語だったからだとは思う。

とはいえ、気持ちの悪い話だったのは確か。
大雑把には、頭のおかしい博士に首だけにされていかされる女の話だったと思う。
途中で死人の体を手に入れるんだけど、合わなくて体が腐りだす。
結局再び首だけに戻り、みたいな話。
825本当にあった怖い名無し:2006/08/05(土) 00:17:06 ID:W+KIXUSB0
>>823
エレンディラは海底の街とか、砂浜を走る蝶を纏ったギャルとか絵的にいいよね
826本当にあった怖い名無し:2006/08/05(土) 00:25:10 ID:sv0vqnVf0
坂東真砂子の「死国」
映画版を見た時はアン?という感想だったけど、原作はいいな。
怖いというより興味深い。土着宗教とか、考古学・民俗学系ホラーが好きな人に
お薦めしてみる。
イヤ本気で大学とかで研究してる人にはツッコミ所も多いかもしれないが。
同じ作者の「蛇鏡」や「狗神」はより宗教・民俗学要素が濃くなってるっぽい。
827本当にあった怖い名無し:2006/08/05(土) 01:59:33 ID:DXLcGHJN0
>>779 今邑彩はいいね。何かのアンソロジーで宮部みゆきも薦めてた。

小松左京「くだんのはは」半村良「箪笥」は純粋に怪談で○

ガイシュツしてる「クロガネノミハシラ」は朱川湊人ですね。
角川ホラー文庫「白い部屋で月の歌を」に入ってる。
朱川湊人なら「都市伝説セピア」に入ってる「アイスマン」がおすすめ同じホラ大の「夜市」よりちょい怖

ノンフィクションだけど工藤美代子「日々是怪談」前半の話が結構怖い

村上春樹「東京奇譚」の「品川猿」がよかったなぁ
828本当にあった怖い名無し:2006/08/05(土) 09:16:34 ID:QYGLf6da0
ガルシア・マルケスの描写は幻想的なイメージが鮮明に絵として脳裡に浮かぶのがいいよなあ。
てわけで、エレンディラ気に入ったら代表作の長編読んでみてもいいかも。
邦訳けっこう出てるからね。
829本当にあった怖い名無し:2006/08/05(土) 10:49:57 ID:W+KIXUSB0
でも結構高い。「百年の孤独」なんて世界的な名作を青少年に届きにくくしてる新潮社はイクナイ
830本当にあった怖い名無し:2006/08/05(土) 14:10:41 ID:5SBQ8BUq0
青空文庫いいねえ
夏目漱石の「変な音」、知らなかったけどなんかよかった。
831本当にあった怖い名無し:2006/08/05(土) 14:16:45 ID:QYGLf6da0
>>829
そだね。
でも、「族長の秋」なら文庫で出てるから・・・と言いかけて、ふと嫌な予感。
調べてみたら・・・なんかプレミアついてる??
絶版なんだろうか。。。
こんな世界的な名作を青少年に届きにくくしてる日本の出版社はイクナイ
832本当にあった怖い名無し:2006/08/05(土) 14:35:16 ID:TIjATUYi0
スペイン語はきついけど英語で読めばいいじゃない
833本当にあった怖い名無し:2006/08/05(土) 14:54:12 ID:EA0xO7s70
図書館行くって考えはないのか?
834本当にあった怖い名無し:2006/08/05(土) 21:57:19 ID:djX2KoWR0
こんな世界的な名作の印税を著者に届きにくくしてる日本の図書館はイクナイ

、、、なんてな。
835823:2006/08/05(土) 22:09:17 ID:SQI9VAS10
マルケスなかなかいいね。
エレンディラの解説にもあるけど神話的イメージというか、、、、。
古事記や民間伝承に通じるわけのわからなさがある。
「百年の孤独」も図書館で借りてみるかな。

余談だがマルケスは黒沢明の大ファンで、自分の作品を映画化してくれるなら
全部ロハでいいと公言してたとか。
836本当にあった怖い名無し:2006/08/05(土) 22:12:53 ID:SQI9VAS10
安房直子や松谷みよ子の童話も結構恐いのあるな。
小川未明も、「金の輪」とか、ナニコレ的な、、、。

あと、民話伝承集だけど、柳田國男の演出がだいぶ混じってるらしい
「遠野物語」も良かった。「寒戸の婆」とか短いだけにぞっとするような、、。
837本当にあった怖い名無し:2006/08/06(日) 11:06:12 ID:ia7XyD5u0
田舎の図書館はそういうエロい本入れてくれないのよ。
「セカチュー」とか3冊あるくせに。
838本当にあった怖い名無し:2006/08/06(日) 14:12:28 ID:6jgxyxYO0
探し方が甘い。本来図書館とは文学の殻をかぶったエロい本を探しだす場所。
その辺りの本は開架じゃなくて書庫とかに入ってる可能性あり。
検索システムぐらいあるだろうから根気よく探せ。
839本当にあった怖い名無し:2006/08/06(日) 22:10:05 ID:aJQ8EcG80
>>837と838のエロイの意味が多分違うんじゃまいか
840本当にあった怖い名無し:2006/08/06(日) 22:19:42 ID:O9MopmDk0
黒い家
リング

この二つはほんと怖かった。
黒い家はなんかリアル。現実に起こっても不思議じゃない感じ。

リングはまだ映像化される前に読んだから、新鮮つーか斬新つーか
そういう意味も込めて面白かったな。
恐怖と同時に謎解きにワクワクしたわ。
841本当にあった怖い名無し:2006/08/06(日) 22:25:58 ID:aJQ8EcG80
リングは俺も>>840映像化される前に読んで、
貞子のキャライメージが浸透する前だったから結構恐かった。

ただ、ラスト、ビデオの呪いの感染力が結構弱いから、
「こ、これってそんなに恐いのかなぁ、、、」と疑問に思ってたら、次作「らせん」で、
主人公自ら「これじゃあんまり恐くない」って言ってた、、、、。
842本当にあった怖い名無し:2006/08/06(日) 22:49:39 ID:Np/3IY5j0
墓地を見下ろす家は今まで読んだ小説のなかでも屈指のつまらなさだった
一箇所も怖いと思えないし、しかも面白くない・・・・
絶対におすすめしないよ
843名称未設定:2006/08/06(日) 23:17:33 ID:ia7XyD5u0
>>838
田舎の図書館に書庫とか検索システムなんてねーよ
どっかのふつーの家の本棚レベル 嗚呼
844本当にあった怖い名無し:2006/08/06(日) 23:29:12 ID:OFa7rykK0
どんな田舎だよw
ないとこなんて見たことないぞ
845本当にあった怖い名無し:2006/08/06(日) 23:32:23 ID:02AdH8Q70
田舎モノを馬鹿にしてるのか!!
846本当にあった怖い名無し:2006/08/07(月) 21:59:35 ID:g17DXbJX0
その小説がツマランと書き込むのはいいが
一緒に面白かったor怖かった小説も書いてくれよ

話が広がんだろ
847本当にあった怖い名無し:2006/08/07(月) 23:30:13 ID:RLWGOi9d0
超同意
この小説がつまらんというレスはなによりつまらん
848本当にあった怖い名無し:2006/08/08(火) 05:15:35 ID:uGEXUanD0
筒井康隆の「鍵」が結構恐い。
幽霊や、今流行りの「ヤバい人間」が出るわけでもないのに、妙な恐さがある。
849本当にあった怖い名無し:2006/08/08(火) 11:55:30 ID:Z8BKPMGq0
>>848
世にも奇妙な物語で映像化されてたね
原作の方が好きだけど
850本当にあった怖い名無し:2006/08/08(火) 12:01:36 ID:JxJoX3OR0
原作のよさを全く表現出来てなかったのでがっかりした覚えがある
851本当にあった怖い名無し:2006/08/08(火) 17:50:55 ID:CdczWDoT0
>>848-850
ああ、俺もそう思った。
「鍵」の収録されている角川ホラー文庫「鍵」は中々読み応えがあるよね。
(元々「鍵」はバブリング創世記に収録)

「霊長類 南へ」は純然たるホラーじゃないけど、怖い長編だと思う。
852本当にあった怖い名無し:2006/08/08(火) 21:51:24 ID:R4tF/Zq+0
日本以外全部沈没よりも霊長類南へを映画化してほしい
853本当にあった怖い名無し:2006/08/09(水) 03:00:15 ID:TnOzvQIB0
ここでよく出てくる「ぼっけえきょうてい」読んでみたんだけど、グロすぎて途中で投げてしまった・・・。
なんていうか・・・グロっぽいホラーは駄目なんだよな。吐き気がして、手が震えてくる。

それともここにいる猛者たちにとっては、ぼっけいぐらいはグロには入らないの?
854本当にあった怖い名無し:2006/08/09(水) 03:11:33 ID:JNZbtO3B0
怖さを演出するために必要なグロなのでおk
855本当にあった怖い名無し:2006/08/09(水) 03:42:10 ID:+fonQelU0
>>853
ぼっけぇのどこがそれほどグロかったのか教えて欲しぃ

あぁ、俺の感覚はマヒしてると思う。別に猛者じゃないと思うが
読む本の9割がホラー、怪奇幻想か恐怖実話系じゃあねorz
856本当にあった怖い名無し:2006/08/09(水) 03:59:12 ID:35mIuOrE0
>>853
そんなお前に玩具修理者をすすめてみる
857本当にあった怖い名無し:2006/08/09(水) 04:02:33 ID:JNZbtO3B0
実は玩具修理者より酔歩する男のほうが恐いよね
858本当にあった怖い名無し:2006/08/09(水) 04:23:08 ID:jo84uySs0
グロなら友成純一はどーだい?
859本当にあった怖い名無し:2006/08/09(水) 09:52:15 ID:ot3tYIem0
>>852
激しく同意させてもらう。
「日本沈没」リメイクよりも、「霊長類 南へ」の方が凄い映画になったんじゃないか?
今のご時勢で映画化をすれば、とんでもなくリアルだし。
冒頭のシーンをかの国にしてさ。

グロホラーといえば友成純一。
だけど自身はグロ画像が苦手だという。
グロが苦手な彼方には朝松健なんかどうだろうか?
860本当にあった怖い名無し:2006/08/09(水) 12:57:28 ID:g+8kFgTM0
>>857
玩具修理者はなんだかんだいって今の生活に支障ないじゃんって感じだけど、
すいほは怖い。こうなったらどうしようと必要の無い心配をしてしまうww
861本当にあった怖い名無し:2006/08/09(水) 13:48:03 ID:Nht6BQcYO
グロなら平山夢明。最近頭打ち気味ですが……。長編書かないかなぁ。

>>859
「虚航船団」を実写化すればええねん(小松左京の形相で)
862本当にあった怖い名無し:2006/08/09(水) 16:37:25 ID:NaYKEnrW0
虚航船団は実写化できない、が売り文句なので(ry

平山夢明だが、短編集が出るとか。
だけど最近雑誌に書き下ろしてあった吸血鬼ものが激しく萎えた。
「チャコの怪談物語」という短編もなんだかなという仕上がり。
賞を取ってからの作品はなんかいまいち。
あの人もっと書けるはずなのに。
長編を一発書いて、満足させてくれないかな。
863本当にあった怖い名無し:2006/08/09(水) 17:35:12 ID:jo84uySs0
そういえば平山さん、最近は降臨してないのかなあ。
864本当にあった怖い名無し:2006/08/09(水) 17:44:02 ID:nViV0luy0
>>859
ソース無くて悪いけど、「霊長〜」はどっかが企画しようとしてなかったっけ?
865本当にあった怖い名無し:2006/08/09(水) 21:36:32 ID:EmAxQNZX0
鼬族と文房具の戦争、見たいけどね
コココココココ
866本当にあった怖い名無し:2006/08/09(水) 22:13:56 ID:3SI4EgjD0
>>857
そうなの?酔歩は長くて途中で投げ出したんだが
読んでみるべきか
867本当にあった怖い名無し:2006/08/09(水) 23:14:18 ID:pcyJcIU/0
>>864
マジか!? パイ投げ合戦の原因をそのまんまやったら中国が激怒しそうだがどうなることやらw
868本当にあった怖い名無し:2006/08/10(木) 00:28:37 ID:g5KAyHAQ0
>>866
小林泰三の最高傑作だと思うが
869本当にあった怖い名無し:2006/08/10(木) 02:20:35 ID:WZD2f7o20
>>856

玩具も読んでみたけどきつかったな。ページを飛ばし飛ばし読んでなんとか乗り切った感じ。
逆に譲歩はマイルドで読みやすくおもしろかった。ただホラーって感じじゃなかったね。SFチック?

譲歩系のマイルドなんだけど怖いホラーってないかな。
リング的な。
870本当にあった怖い名無し:2006/08/10(木) 05:57:25 ID:wp0elVCb0
子供の頃に読んだ児童書で江戸川乱歩の「鏡地獄」。
子供向けに書き直されてるんだけど、挿絵がめちゃめちゃ気持ち悪かった。
あれまた読みたいけど、もうとっくに絶版だろうなあ。
古い図書館とかいけばあるのかな・・。
871本当にあった怖い名無し:2006/08/10(木) 09:13:05 ID:5CJg0Xjs0
>>867
今あのままやったら激怒するだろうなぁ。
靖国批判も噴出している事だし。
872本当にあった怖い名無し:2006/08/10(木) 10:29:59 ID:sM+eDspt0
今じゃなくても怒るよw
873本当にあった怖い名無し:2006/08/10(木) 13:40:56 ID:IcEgIONf0
「鏡地獄」かあ。面白いよね。
再現したサイトがあったような。。
874本当にあった怖い名無し:2006/08/10(木) 14:33:08 ID:e1jnw5enO
>>862
原因は一つ。「働きすぎ」ですよ。先月なんて3冊も本出してるのですから。
どんと腰を据えて、一大グロ巨編書いてくれないかなぁ。無理でしょうか?

>>863
こないだ光臨した時の

こんばんは平山です。
先程東京駅で背中を殴られてきました。

には度胆を抜かれました。ホントに毎日あんな感じなのかなぁ。
875本当にあった怖い名無し:2006/08/10(木) 16:53:05 ID:rnxg0lpE0
>>869
小林泰三って文が美しいから比較的読みやすいと思うけどなー
まあ個人の趣味にもよるか
876本当にあった怖い名無し:2006/08/10(木) 17:10:35 ID:AfhMsNEr0
中勘助の犬は結構美味しいホラーだった気がする。
877本当にあった怖い名無し:2006/08/10(木) 17:50:16 ID:NDC79cUuO
>>869
『譲歩』じゃねえ『酔歩』だ
×じょうほ
○すいほ
878本当にあった怖い名無し:2006/08/10(木) 18:20:34 ID:zI5C3zIr0
中勘助はどれもかなりエグい。「提婆達多」も不気味だった記憶
879本当にあった怖い名無し:2006/08/10(木) 18:42:28 ID:NDC79cUuO
>>377は綾辻の囁きシリーズの中のどれか。
確か三冊ある、緋色ではない。
黄昏…かなぁ?
880本当にあった怖い名無し:2006/08/10(木) 18:45:23 ID:NDC79cUuO
↑暗闇の囁きでした
881本当にあった怖い名無し:2006/08/10(木) 22:09:38 ID:+dxLCTtQ0
小林泰三って、クトゥルフを題材にしてる短編とかよくあるけど、
台詞をまんまぱくってたのがあったなあ。
「ばかめ、○○は死んだぞ」って奴。
引いたな。
882本当にあった怖い名無し:2006/08/11(金) 10:14:27 ID:HnE0lGIw0
大原まり子の「恐怖のカタチ」
怖くて面白くて、何度も読み返してしまう。
883本当にあった怖い名無し:2006/08/11(金) 10:47:21 ID:u++WaxBy0
2000年のゲーム・キッズっていう昔ファミ通で連載されてた短編を纏めたのも良かったよ
884本当にあった怖い名無し:2006/08/11(金) 10:49:49 ID:iekuFEsA0
あの人どこいっちゃったのかなぁ
885本当にあった怖い名無し:2006/08/11(金) 10:54:11 ID:bizlFnoWO
>>881
確信犯でしょ
886本当にあった怖い名無し:2006/08/11(金) 15:43:50 ID:v5K24ttT0
パクリとオマージュの違いって見る人によるからな。
887本当にあった怖い名無し:2006/08/11(金) 21:16:04 ID:BCKBppd40
>884
それは大原まり子のことか?
888本当にあった怖い名無し:2006/08/11(金) 22:00:18 ID:gTvUWzgL0
クラムボンはクプクプ笑ったよ
889本当にあった怖い名無し:2006/08/12(土) 04:34:45 ID:peVQafOM0
じゃあ、クラムボンはなぜ死んだ
890本当にあった怖い名無し:2006/08/12(土) 09:16:23 ID:Vcf4xmF/0
知らない
891本当にあった怖い名無し:2006/08/12(土) 18:52:25 ID:V93wO2Ku0
CMで「夢をあきらめないで」がかかるとなんかドキッとする。
オレ石井でもないのに。
892本当にあった怖い名無し:2006/08/14(月) 11:42:48 ID:+tOOuFr10
遠藤周作「蜘蛛」って短編
893本当にあった怖い名無し:2006/08/15(火) 04:35:53 ID:D7C0RuNx0
>>886
作者はオマージュだと思っているが、
読者はパクリだと思っている。
894本当にあった怖い名無し:2006/08/15(火) 17:58:26 ID:JSUKPZoY0
最近の新刊の現代文学でお薦めなんかない?ねぇお母さん
895本当にあった怖い名無し:2006/08/15(火) 21:58:15 ID:7l3Om0p20
まだお母さんだと思ってるのかい?
896本当にあった怖い名無し:2006/08/15(火) 22:06:32 ID:u1/GzB590
母さんは他に好きな人が出来たの。ごめんね。
897本当にあった怖い名無し:2006/08/15(火) 22:20:26 ID:nMzxuTSj0
ドグラマグラ最後まで読んだけど発狂しませんでした。
898本当にあった怖い名無し:2006/08/15(火) 22:23:07 ID:zqOELA6y0
もともと発狂してた人は正常になるらしいよ
899本当にあった怖い名無し:2006/08/15(火) 22:26:22 ID:nMzxuTSj0
そうなのですか。
あとどなたか平山夢明のおすすめ教えて下さい。
900本当にあった怖い名無し:2006/08/15(火) 22:35:53 ID:lgoMXVQj0
基本的に尻切れトンボや次作に引っぱる様な終わり方をするホラーが多くて
そういうのは好きじゃないので、私の場合、キッチリ終わってる事が良い
ホラーの条件なんだけど、その中でも面白かったのは。
「黒い家」「天使の囀り」「quarter mo@n」「リカ」かな。
読み物として1番人に薦められるのは「天使の囀り」だと思うけど、
個人的には「quarter mo@n」が一番好き。
怖いと言う意味では「リカ」が怖いかもしれない、雰囲気としては有名な
漫画「座敷女」に近いと思う。
901本当にあった怖い名無し:2006/08/15(火) 22:55:21 ID:HZ2F0dMQ0
牧野修「ファントム・ケーブル」収録の「ファントム・ケーブル」と「ドキュメント・ロード」



アッー!!
902本当にあった怖い名無し:2006/08/16(水) 00:48:49 ID:WpQJxTLK0
>>897
内容を完璧に理解しての発言か?
ただ文字列をなぞるだけは消防でもできる
903本当にあった怖い名無し:2006/08/16(水) 10:15:33 ID:EEw3ugAQ0
>>901
あの中だと怪物癖が好き

(;´Д`)ハァハァ
ウッ
904本当にあった怖い名無し:2006/08/16(水) 16:55:13 ID:9psi2Kls0
異形コレクション「進化論」の『ランチュウの誕生』牧野修。
久々にグロイの来た。オチも後味悪し。
905本当にあった怖い名無し:2006/08/16(水) 18:00:45 ID:63R1qsGb0
>>904
まだ積読山中だが、それ聞いてwktk
906本当にあった怖い名無し:2006/08/16(水) 19:04:41 ID:cwoJ1f5c0
>>903
ブッキーかわいいよブッキー
907本当にあった怖い名無し:2006/08/19(土) 02:07:09 ID:EdH/Wdkn0
>>898
よし、読んでみっか。
908:本当にあった怖い名無し ::2006/08/19(土) 12:13:47 ID:lpCToVoc0
松本清張「ミステリーの系譜」
明治から昭和の実際にあった猟奇事件を扱った本。内容も
怖いけど淡々としたマツキヨの文章も怖い。
909本当にあった怖い名無し:2006/08/21(月) 18:54:12 ID:HOVeawgc0
遅レス
>>763
俺今日図書館で見つけて読んできた
近くの図書館で検索してみたら?

怖かったぞすごく
オカ板って呪いとか神とか本気で信じる子供が多いから、
ネットからこういう現象が始まるかもとか思いながら読んだら凄く嫌な気持ちになった。
910本当にあった怖い名無し:2006/08/23(水) 23:21:13 ID:ByEfFefb0

>>899
長編なら「SINKER」・・・だけど絶版。
ただのグロではないサイコ・ホラーで面白いぞ。
復刊すればいいのにな。
代わりに「メルキオールの惨劇」(ハルキ・ホラー文庫)なら今でも入手可能。
こちらもお勧め。
不幸をコレクションする男に雇われた男と、ある家族の物語。
グロ描写というより、独特の世界観に浸れるかがポイント。

短編なら異形コレクションシリーズ収録のものを年代順に。
それか「独白するユニバーサル横メルカトル」(光文社・短編集)を。
911本当にあった怖い名無し:2006/08/24(木) 00:44:06 ID:HDu86sFa0
・ハートリイ「ポドロ島」
2・3回目でぞくぞく来る怖さ。

日本の小説では以下のものが怖い。

・阿刀田高「ホームタウン」
 都市伝説的な話。
・小松左京「まめつま」
 小松左京には怖い短篇が多い。
・岡本綺堂「白髪鬼」
 これは綺堂の中でも文句なしに怖い。
・内田百間「梟林記」(百鬼園随筆)
 厳密にはホラーではないのかも知れないけど。文章が怖い。
912本当にあった怖い名無し:2006/08/24(木) 21:55:28 ID:8Kwy3/Nm0
ポドロ島は良いね
途中の台詞はぐっとくる

おいらも狩られる恐怖を

ねずみ狩り カットナー
クレイヴァリング教授の新発見 ハイスミス

とくに絶望の中、     に追いかけ廻される後者は良い
ねずみ狩りも閉所恐怖症で暗所恐怖症なあなたにぜひ

913本当にあった怖い名無し:2006/08/25(金) 03:15:57 ID:1TwQq8pm0
あげ
914 ◆5JerLNBgrg :2006/08/25(金) 03:33:49 ID:ivETXrzB0
松谷みよ子「ふたりのイーダ」
915:本当にあった怖い名無し ::2006/08/25(金) 12:26:45 ID:CM8iNFW10
>>914 それ読んだ事ないけど映画は怖かったよ。あー原作読みたくなった。
916本当にあった怖い名無し:2006/08/25(金) 16:15:15 ID:7MoiJ/bJ0
ここのスレの住人がbk1怪談大賞を読んだらどう思う?
http://blog.bk1.co.jp/kaidan/
917本当にあった怖い名無し:2006/08/25(金) 21:29:40 ID:hXDODCqZ0
>>916
なかなか面白い作品が多いけどこれっていうのは無いね。
918本当にあった怖い名無し:2006/08/26(土) 01:10:12 ID:G9/K3PfDO
高橋克彦の「大好きな姉」を読んだ。
こういう話はのめりこんでしまうな。
先の淫靡な展開を予想すると、不覚にも勃起してきた…
919本当にあった怖い名無し:2006/08/26(土) 01:11:58 ID:kquRaX/g0
>>916
宣伝乙
そして帰れ
920本当にあった怖い名無し:2006/08/26(土) 01:13:12 ID:Nh8o+ZaQ0
綾辻の殺人鬼ってグロかったけど、よく意味がわかんなかった。
921本当にあった怖い名無し:2006/08/26(土) 03:29:14 ID:uftXA9vq0
松谷みよ子「オバケちゃん」は可愛かったけど
せなけいこ「ねないこだれだ」はマジで震えた
922本当にあった怖い名無し:2006/08/26(土) 12:53:23 ID:+LxApRTS0
平山短編集「独白するユニバーサル横メルカトル」読んだ。
殆どが異形コレクションとかで読んでたものが多いけど、ま、面白かったかな。
だけど、これをいれるなら、あれも入れろという感じだった。
(「実験と被験と」とか「或る彼岸の接近」とか)

あと、帯の惹句とかが非常につまらないので、これじゃ駄目だと思った。
923本当にあった怖い名無し:2006/08/26(土) 22:15:28 ID:9z3d9Jgd0
渡辺純一の「愛の流刑地」

色ボケ爺の低俗なエロ妄想がぶっ壊れた文章で綴られている
まるで認知症老人の手記を読まされているかのような後味の悪さ
924本当にあった怖い名無し:2006/08/27(日) 11:30:25 ID:jBGC4MnbO
>>923
そうなんだ。この作家は前からその手の話が多いけどさらにひどいのかな。
925本当にあった怖い名無し:2006/08/27(日) 11:44:49 ID:6HpLQ3E70
渡辺純一はもう20年くらいボケてるからな
文壇の癌
926本当にあった怖い名無し:2006/08/28(月) 19:11:38 ID:f+iiVaVL0
さたなきあの怪談本は、なぜこの夏は出なかった?
ネタ切れ?
927本当にあった怖い名無し:2006/08/29(火) 09:51:11 ID:IVez7bDf0
つ【たまらなく怖い怪談】
928本当にあった怖い名無し:2006/08/31(木) 02:45:20 ID:4W4avnP2O
朱川湊人の都市伝説セピアのフクロウ男が恐かった(´・ω・`)昨日公園は泣いた。・゚・(ノ∀`)・゚・。
929本当にあった怖い名無し:2006/08/31(木) 09:41:50 ID:LGshu3eo0
>>928
朱川だとタイトル忘れたけど、健全小学生だった主人公が
男に手篭めにされた末に結婚させられる話が後味悪かった
930本当にあった怖い名無し:2006/08/31(木) 11:26:12 ID:Gnoo6QpC0
>>929
おっきした
931本当にあった怖い名無し:2006/08/31(木) 11:35:04 ID:733+6D2i0
無茶苦茶怖くて無茶苦茶後味最悪の映画を見た
小説じゃないけど聞いてくれ
ドッグヴィルなんか目じゃない

その最悪映画の名は「アレックス」
932本当にあった怖い名無し:2006/08/31(木) 21:07:39 ID:yJ37Ac890
「ふたりのイーダ」覚えてる!
ただ怖くはなかった。すごく悲しくて。

脳内で映像化してみたら結構な不気味さだった。
つくも神というやつか、あれは。
933本当にあった怖い名無し:2006/09/01(金) 23:46:20 ID:2cc2gUyh0
934本当にあった怖い名無し:2006/09/02(土) 12:01:13 ID:EoJjXjrO0
>933
ちょっっw
もう怖くないww
935本当にあった怖い名無し:2006/09/03(日) 23:41:23 ID:+vCvXgBM0
小林泰三も牧野もそうだけど
「エクソシスト3」の影響受けてるホラー作家多すぎw
936本当にあった怖い名無し:2006/09/05(火) 04:43:31 ID:ltJI1OM5O
幻想怪奇、若干耽美、な小説でお薦めがあったら教えてください。
乱歩、鏡華あたりをよく読みます。
937本当にあった怖い名無し:2006/09/05(火) 23:02:00 ID:f3AeULCF0
幸田露伴の「幻談・観画談」とか
938本当にあった怖い名無し:2006/09/06(水) 00:33:00 ID:5yrD6En/0
エクソシスト3ってそんなにエポックメイキングな映画だったかな?
どのへんに影響が見えるのかちと教えて欲しいなりよ。
1はすごかった。
939本当にあった怖い名無し:2006/09/06(水) 01:41:36 ID:APTV7Yus0
エクソシスト3って変なマネキンが「キャハハハッ」って笑いながら近付いて来るやつだっけ?
あのシーンが結構トラウマになってるんだよね……もちろん1も凄かったけど。
940本当にあった怖い名無し:2006/09/06(水) 15:10:02 ID:c/rkSGP10
平山夢明の短編がスタイリッシュで残酷で面白い
941本当にあった怖い名無し:2006/09/07(木) 08:23:05 ID:7DU/GmzJ0
>>940
賞とってからの短編はちょっとひどいけどな。
時間がない&賞作家である自分を意識しすぎ、なのかも。

>>938-939
シャイニングがトラウマ。orz
942本当にあった怖い名無し:2006/09/07(木) 17:47:01 ID:xuGHd9Q20
大人気?の岩井志麻子だけど「死後結婚」はいかが?

個人としては、気持ち悪くてかなり・・・
ぼっけぇ〜もだけど、じとっとしてるよね。
943本当にあった怖い名無し:2006/09/08(金) 12:25:02 ID:887x3InO0
面白くて怖いホラーが読みたかったら
東雅夫「ホラー小説時評」を読めばいいと思うよ。
944本当にあった怖い名無し:2006/09/08(金) 17:38:02 ID:7K8EQobd0
>>943
参考にならんというか。東を妄信してもなぁ。
945本当にあった怖い名無し:2006/09/09(土) 11:51:09 ID:+hdA9Rn70
>>942
韓国嫌いでも読めますか?
946本当にあった怖い名無し:2006/09/09(土) 12:06:43 ID:VwBuetx50
岩井志麻子は天才
もっと評価されていい
ホラーというイメージのせいで損してる気がする
あれだけ精緻に練り上げられた文体を駆使する作家が今どれだけいるよ
947本当にあった怖い名無し:2006/09/09(土) 13:05:21 ID:yifpQZif0
志麻子面白いが男体盛りはやめとけ
948本当にあった怖い名無し:2006/09/09(土) 13:07:43 ID:q2dStRXd0
シマコ、文体がなじまないときがある。
ぼっけぇの頃はそんなでもなかったんだけどね。
他のアンソロジーとか読んだら、どうも読みづらい。

ホラー読むなら、海外ホラーを読むなぁ。
ベタなところでキングとか。
949本当にあった怖い名無し:2006/09/09(土) 20:39:04 ID:pc0JHvBp0
志麻子だと『魔羅節』が好き
950本当にあった怖い名無し:2006/09/10(日) 02:17:14 ID:nQAaii2M0
ついこないだまで、猫殺したひとだと思ってた
この人ならあり得るな、って普通に信じてた
951本当にあった怖い名無し:2006/09/10(日) 11:31:32 ID:nKc6CJHu0
坂東マサコも土臭いの書いてるね
志麻子ほども猥雑でも陰惨でもないけど
952本当にあった怖い名無し:2006/09/10(日) 20:25:51 ID:AwEX1GVP0
>>948
海外のホラーってどうイのがあるの?キングは余分な描写が多すぎて怖さは感じない。
953本当にあった怖い名無し:2006/09/10(日) 20:27:47 ID:h8cgI1OH0
つバーカー「血の本」
954本当にあった怖い名無し:2006/09/10(日) 21:33:22 ID:F0BphKQU0
つケッチャム
955本当にあった怖い名無し:2006/09/10(日) 21:34:40 ID:F0BphKQU0
てか、海外ホラーはあの描写がいい感じ。
あの回りくどくも味のある感じ。
ドア一枚の描写がくどくどとしているっつー。
だけどするする読める。

訳者が凄いのかも知れんけど。
956本当にあった怖い名無し:2006/09/10(日) 21:49:49 ID:BsdnIoRG0
モダンホラーとは恐くないホラーのことだ、って言葉をきいたことがあるあるな、、、。
たしかに、SFっぽいとは思うが、コエーとはなかなか思わない。
血の本やケッチャムも面白いとは思うし後味悪いと感じるが、恐いかな、、。
957本当にあった怖い名無し:2006/09/10(日) 21:52:46 ID:YEnJVDLD0
キングはもう古典だろ
958本当にあった怖い名無し:2006/09/10(日) 22:01:57 ID:mttvuiKq0
「モダンホラーってジャンル」の古典だな。
959本当にあった怖い名無し:2006/09/10(日) 22:10:24 ID:y5xwgMUX0
モダン・ホラーつのは、「なんでもあり」なジャンルだと思っていた。
人によってはリングであったり、キングであったり、と様々だし。

キングは古典だけど、やはり怖い話は怖いよなぁ。
「ジョウント」なんて、夢に出たもん。
SFとして書いたけど、つっかえされたという作品だけどね。
SFホラー短編として好きだなぁ。

怖さの質は色々あるからホラーは面白いんだよな。
クトゥルーもののコズミックホラーからサイコホラー、ゴシックとか。
960本当にあった怖い名無し:2006/09/10(日) 22:31:56 ID:9rdS8FFb0
>>959
寝る前にトラウマ作品思い出さすなーーーーーっ!!!!
俺はそれで小学校の時寝るのが恐かったんだよっ!!
961本当にあった怖い名無し:2006/09/11(月) 00:16:26 ID:1M13NJZs0
久しぶりに覗いたら「ジョウント」が。
あれはトラウマだったな>>960

他、大人になってから読む「トウモロコシ畑の子ども達」
も中々感じ方かわって面白い。
962本当にあった怖い名無し:2006/09/11(月) 01:50:41 ID:08W/IbJA0
映画「サイレントヒル」の小説版を呼んでみた
原作のゲームは大好きだし、牧野修がノベライズということもあって面白かったが、
怖いかというと別に怖くは無い。
まあ牧野修の作風は、狂った世界に浸って楽しむ、というものだから無理ないか

つーか映画見てないんだが
963本当にあった怖い名無し:2006/09/11(月) 03:10:24 ID:6gf/lCK40
皆さん、貴重な情報ありがとう。
(俺が読んでコワ面白かったものは全て概出でした。)
964本当にあった怖い名無し:2006/09/11(月) 04:01:19 ID:j+lz8Z/z0
>>961
トウモロコシは映画の方が怖いって結構聞くけど小説でも充分怖かったから
あまり観る勇気はなく今に至ってるorz
965本当にあった怖い名無し:2006/09/11(月) 08:06:52 ID:xYhBif8B0
>>964
トウモロコシの映画は全体に赤茶けた雰囲気で
中々面白かった記憶がある。
だけど、それを見たのがどれくらい前かも忘れるくらい前
なので、どこがどう怖かったかいえない(´・ω・`)

怖いホラーといえば朝松健の「黒衣伝説」が出てないね。
結構あれ怖かったけど。オカルト板住人でホラーファンには
お勧めかとw
初版本のあとに、完本版も出ている(完本版は牧野修も絡んでる)。
966本当にあった怖い名無し:2006/09/11(月) 22:58:45 ID:TR3bl8ZF0
ここに触発されて、筒井康隆の「二度死んだ少年の記録」読んだ。

・・・これってノンフィクションなの? (;´Д`)
本から腐臭が漂ってきそうだったYO!!
967本当にあった怖い名無し:2006/09/11(月) 23:11:01 ID:mAc7Rvw90
樋口明雄の「『超』怖い物語壱 〜屍村〜」
「ダムド・ファイル・リスト」とか、実話っぽい素材を使った短編が好きな人にはおすすめ。

ただ、表題作がそれほど怖くないのがアレだが。

あと、「納豆」には笑った。
968本当にあった怖い名無し:2006/09/12(火) 03:22:22 ID:JEZmNFuFO
男と男がアッーするホラー物はないでしょうか
もうそこらに売ってる物じゃ満足できなくて
同性愛絡みのものを読もうかと思ってるので。
ギニョルは近日買うつもりなので
それ以外で教えてお兄様お姉様!
969本当にあった怖い名無し:2006/09/12(火) 04:25:45 ID:c27pIqFr0
>>968
そんなおまいに薦めるのが
ポピー・Z・ブライトの「ロスト・ソウルズ」「絢爛たる屍」

前者は絶版だけど、大きな古本屋に行けば見つかるかも
後者は・・・俺は吐き気を覚えた
970本当にあった怖い名無し:2006/09/12(火) 08:43:46 ID:2d2LQSVx0
つ「蟹工船」
971本当にあった怖い名無し:2006/09/12(火) 11:31:36 ID:JEZmNFuFO
>>969
>>970
ありがとうございます。根気強く探してみます!
972本当にあった怖い名無し:2006/09/12(火) 16:14:10 ID:uI7Pg4Kc0
>>968
アン・ライスの「レスタト」シリーズ
作者が筋金入りの腐女子なんで微妙にアッーとは違うかもしれんけど。
973本当にあった怖い名無し:2006/09/12(火) 18:36:43 ID:JEZmNFuFO
>>972
あの人腐女子だったんですか…
でも吸血鬼モノは好きなのでこれまた買ってみます。
ありがとうございます
974本当にあった怖い名無し:2006/09/12(火) 19:07:36 ID:8A0a+Xa00
何でもかんでも腐女子呼ばわりってどうなのかね。
いいと思うのなら普通に薦めればいいんじゃね?
975本当にあった怖い名無し:2006/09/12(火) 20:44:30 ID:WVtNOfNI0
>>900さん
あたいと趣味が同じですわ
976本当にあった怖い名無し:2006/09/12(火) 20:44:39 ID:S99IRHvr0
そういやインタビューウィズバンパイア面白かったな
あんま怖くなかったが。モザイクで我に返ったからかな…
つか最高の配役だろレスタトにクラウディア
977本当にあった怖い名無し:2006/09/14(木) 15:48:37 ID:qTLS5WGW0
トム・クルーズとブラット・ピットはリアルじゃ13aもの身長差があるのに違和感なかったな
普通並べたら凸凹もいいとこなんだが
978本当にあった怖い名無し:2006/09/14(木) 23:15:30 ID:9E0qnlZwO
乃南アサの「暗鬼」、かなりグロい。映像化は下手なオカルトよりヤバくて無理だろう。
979本当にあった怖い名無し:2006/09/14(木) 23:18:13 ID:E8yHXdrZ0
レスタト、題材はすごくそそられるのだが、翻訳のせいなのか
元々の文章のせいなのか目が滑って読めない。
そのことに気付いたのは既刊を揃えた後だった。
一気読みしようと思ったのが裏目に出た苦い思い出 orz
980本当にあった怖い名無し
ttp://www.enterbrain.co.jp/fb/newbook/077/03/index.html
てっきりアレが一般発売になったのかと思った。

流れに沿って、オススメは「フィーヴァードリーム」かな。随分前に出た吸血鬼ものだが面白い。
ただし全く怖くはない。