こいつ、やばい!!part11

このエントリーをはてなブックマークに追加
978本当にあった怖い名無し
ある日、電車に乗っていたときのこと。
結構空いていたけど、座る席はなく、私は立っていた。
背中側に女子高生3人組がいるのが見えた。

会話の内容。
A「立ってるのだるいね〜」
B「寄りかかればいいじゃん!」
A「え?人に?」
B「うん。私はいつも寄りかかってるよ〜!」
A「迷惑じゃない?」
B「そんな事ないよ!文句言われたことないし〜」
A「そうなんだーハハハー」←引いてるのがわかる。
あとひとりの子は、時々「アハハー」と乾いた笑い声を立てるだけ。

で、実際、途中から私の背中に寄りかかってきた。
私は背が低いのもあって上からのしかかられるような感じで、重いから自然に前かがみになってしまう。
重くて耐え切れず、私はおじぎをするような格好になってしまった。それでも寄りかかる女子高生。
後ろでは上記の会話が続けられている。

軽くひざを曲げてみた。女子高生は動じず、こちらの背中にのしかかったまま。
1歩小さく前に出てみた。そのままよりかかっている。
さらに1歩、2歩と前に出てみた。女子高生は再び私の方に寄って来て寄りかかる。
少し回転してみた。動じない女子高生。少し位置も移動したようだ。
思い切り大きく2歩前に出てみる。ずるっと体勢を崩す女子高生。

A「何アレーむかつくー!」
B・C「アハハ…」
A「しんじらんなーい。ありえなーい。」
B・C「アハハ…」
A「ありえなくない?むかつくー!!」
B・C「アハハ…」