191 :
本当にあった怖い名無し:
どこに書けばいいのかわからないんですが、とりあえずここで。
精一杯落ち着いて書きます。読みにくかったらすいません。
携帯からなので長くなったらごめんなさい。
先週の木曜日だったと思います。
遅めの新年会ということで、仲間数人で集まって飲んでいました。
そこで仲間の一人がこんな話をしたのです。
「俺の友達の話なんだけど。高校の頃さ、S公園で飲んでたんだって。
夜中の2時とかだったかな。みんな結構酔っててさ。
食べ物とか飲み物運ぶのに、お盆がないっつって、ポリバケツのごみ箱の蓋をお盆の代わりにしようって
192 :
本当にあった怖い名無し:2006/01/24(火) 00:06:55 ID:cNt/zjAMO
取りに行ったのね。
そしたら、バケツの脇に猫がいたんだって。
まぁ、気にせず蓋を持ってこうとしたら、
『ちゃんと返せよ』
って、猫がしゃべったんだってさ。」
まぁ、よくある怪談の類です。
周りのみんなは笑ってたんですが、私は何故か、その話を聞いた瞬間、背筋を冷たいものが走るような感覚を覚えました。
酔っていたせいかもしれません。
私は霊感とかそういうのはほぼありません。
その日は、それで解散になりました。
翌日、20日のことです。
日付は替わりかけていました。
前日飲んだ仲間の一人のOから
193 :
本当にあった怖い名無し:2006/01/24(火) 00:08:11 ID:cNt/zjAMO
メールが届きました。
「今S公園。来ない?」
いい年して、オカルトじみたことが好きな奴だなぁと呆れました。
寒いし、私は行く気はありません。
私「行かないよ。寒いし。」
O「そっかー。夜来ると結構こえーのな(笑)しゃべる猫に会ったら写メールするよ」
しゃべる猫、と聞いて何故かまた激しい悪寒が走りました。
すぐに帰った方がいい。
そう思ったのです。
私「ねぇ、帰った方がいいと思う。面白半分にそんなの、やめた方がいいよ。」
O「急にどした?大丈夫。周りに何人かひといるし。Kも一緒」
194 :
本当にあった怖い名無し:2006/01/24(火) 00:09:23 ID:cNt/zjAMO
私「そっか…。でも、寒いから早く帰りなよ?」
O「わーってる!M池んとこ着いた。ちょっと探索」
それから2時間くらい連絡がありませんでした。
私はメールの着信音で目が覚めました。
Oからです。
「見つけた!しゃべる猫!」
添付された画像には、猫の死体。
手が震えました。喉もカラカラです。
すぐに電話をしましたが、出ません。
メールも返信はありません。
Kにも電話をしましたが、出ませんでした。
恐怖に震えながら朝になりました。
Kから電話がありました。
開口一番、何があったのかと聞きましたが、
195 :
本当にあった怖い名無し:2006/01/24(火) 00:10:48 ID:cNt/zjAMO
話が噛み合いません。
昨日はどこにも出掛けてないと言うのです。
夜のことを話しましたが、あまり関心はないようでした。
Oは家庭の事情が複雑で、一人暮しをしていて、身寄りという身寄りもいません。
アパートに行ってみたのですが、いませんでした。
それから三日経ちますが、音信不通のままです。
普段からフラフラしてる人で、一ヶ月くらい行方がわからなかった時もあるので、取り越し苦労かもしれないのですが…。
猫の死体を送ってきたんです。
みんなの無関心さも不思議でなりません。
196 :
本当にあった怖い名無し:2006/01/24(火) 00:12:14 ID:cNt/zjAMO
画像は、見てすぐ消してしまったので、証拠はないのですが、灰色と白のぶちだったと思います。
本当に、不思議で怖いです。
周りが無関心なので、ここに書き込んでみました。
スレ違いだったらごめんなさい。
以上です。
長くなってすいませんでした。
乙!なかなか良かった。怖くはなかったが、当人が感じた恐怖を十分に想像できたよ。