,:*:・'☆,・:*: 未解決事件33,・:*:・゜☆,:*:

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827佐賀県警
なぜ犯人がつかまらないのか
と首を傾げたくなる事件がある。
佐賀県江北町で発生した「ゲームソフト店主刺殺事件」もそんな事件の一つだ。

事件が起こったのは1997年8月26日。
江北町のゲームソフト店「トップボーイ」の経営者広滝正純さん(当時38歳)が、同日未明、店の前の駐車場スペースで胸など
刃物で刺され、倒れているのを地元白石署の署員が発見した。
パトロール中に偶然、発見したのではなく、警察は広滝さん本人から通報を受けて現場に駆けつけたのだ。
殺害された人間がなぜ電話をかけられたのか。
警察に通報する際、「高校生のごたる泥棒を捕まえた。来てくれ!」と訴えている。

その日、自宅にいた広滝さんは、店が1階に入るマンションの住民から「あんたの店のガラスを割った犯人を捕まえた」
との連絡を受け、店へむかった。
住民は、現場から自転車に相乗りして逃げた二人の男を目撃し、車で追跡して、そのうちの一人を捕まえたのだ。
店に到着した広滝さんはその男を引き渡され、警察に通報したのだった。
警察官が駆けつける10分前のことである。その間、広滝さんは「高校生のごたる」男から反撃を受け、刺殺されてしまったことになる。
828佐賀県警:2006/01/31(火) 08:35:13 ID:Pf3XI3Oj0
やがて、最初の男を捕まえた住民や、さらに別の犯人とおぼしき男を目撃した近所の住民から詳細な犯人像が浮かび上がってきた。
それが具体的な格好を描いた立て看板となり、現在でも現場近くの大きな交差点に掲示されている。

看板には、頭には製薬会社の記念野球帽、黒と緑の迷彩色バンダナ、汚れたジーンズに黒っぽいジャンパー、乗っていた自転車は、
前にカゴのついた一昔前の家庭用、慎重1メートル70センチ前後、がっちり体型、長髪でボサボサ頭など・・・
きわめて特定しやすい情報が書き込まれている。

地元の少年による犯行としか考えられないのだが・・・
そのうえ、マンションの住民が追いかけた際、犯人は地元の人しかしらない裏道を逃げていることから地元の者か、
あるいは土地カンのある者、と推測される。これだけ条件がそろえば、犯人逮捕は時間の問題だ、と誰しも考えるだろう。
しかし、警察が地元中心をシラミつぶしに探しているものの、事件発生後8年が経過した現在でも、犯人は捕まっていないのだ。
それどころか、事件当初につかんだ情報以外ではめぼしい情報が集まっていない。