死ぬ程洒落にならない怖い話集めてみない?118

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これ小学校5年の時の話。
当時町外れに古びた館があってそこに仙人みたいなじいさんが
住んでいて、俺たちは「屍伯爵」と呼んでいた。ある夏の日、俺と
友達の亜と異の3人で、伯爵の館に探検に行くことにした。
あの広い館で半死人みたいなじいさんが何をしているのか
前々から興味があったからだ。流石に夜は気味が悪いので
行くのは午後にした。それでも見付かる心配はないと思った。
というのも伯爵は昼間は寝ていて陽が落ちてから活動を始める
という噂がまことしやかに流れていたからだ。広い館だし
見付かることもあるまい、よしんば見付かってもじいさん一人
どうにでも逃げられるとの気持があった。そして俺たちは館へ向かった(続く)