不可解な体験、謎な話〜enigma〜 Part30
517 :
本当にあった怖い名無し:
俺は、厨2から厨3まで、ちょっととある事で鬱病になってたんだよな
でその時、毎晩毎晩同じ悪夢にうなされてて、その時の話
その内容は、何にも無い真っ暗な空間を先の方に見える太陽みたいなのに向かって必死で走ってるんだけど
いっつも、すこし手前で足元が無くなって落っこちてそこで目が覚めるって感じだった
そんな夢を見だしてから1年くらい経って、誰かに相談しなきゃいけないと思って
俺には幼稚園からの幼馴染の女子がいるんだけど、そいつに相談したんだよ
色々聞いてもらって、帰り際に
「夢の事だけど、私が○○(俺)の手を掴んであげるよw」とか何とか言われて
その時は、気を紛らわす為の冗談で言ったんだろうとおもって、深く考えなかった
んで、その日の夜もまたいつもの夢を見たんだけど
そしたら、落ちた瞬間、誰かにすげぇ勢いで引き上げられて
まさかと思ってその人の顔見たら、その幼馴染で
腕に俺の爪でケガしてたけど、笑って「約束したよね?w」なんて言われて、唖然としてたら、そこで目が覚めた
それだけなら、たまたま夢でそういう展開になっただけで済ませるんだけど
次の日、俺の手に血が結構沢山付いてたし(身体に傷は見当たらないのに・・・)
その娘と学校で会って話してたら、夢で見たのと同じ所に全く同じ形の引っかき傷があったんだよ・・・(どう見ても人の爪痕が4本)
しかも、その日からその悪夢見なくなったし、その後2ヶ月くらいで鬱病もほとんど回復して薬飲まなくても良くなったんだよな
1週間後くらいに夢での事を話しても「そうwよかったねぇ〜w」としか言わない(・ω・`)(傷についてはスルー)
高2になった今も、その時の事をたまに聞くんだけど、今だに笑って誤魔化されるばっかりorz
元々変わった奴なんだけど、まさか変な能力があるのかなぁ・・・
本当に謎すぎる・・・すげぇ感謝してるんだけどね
男友達に話しても、「それなんてエロゲ?」って言われて茶化されるし・・・すっきりしない
夢ネタだったorz
スミマセン・・・
520 :
本当にあった怖い名無し:2006/01/09(月) 22:29:56 ID:kg8xdREe0
エエ話や
521 :
517:2006/01/09(月) 22:30:44 ID:86f3iCxa0
>>519 その幼馴染とは特に進展無いんですけど・・・
それなんて腕毛?
今日は不思議な話が沢山書き込まれて嬉しい。
オレは長文が好きだ。
ストーリーものは、どうしても数レスに渡る。
ただし馴れ合い日記は勘弁な
あと夢ネタ
>元々変わった奴なんだけど、まさか変な能力があるのかなぁ・・・
どこら辺が変ってるのか知りたいが、そもそも鬱になったある事と言う
のが霊的関連なら、この少女になんかの力があったと考えられるかな。
じいちゃんの昔話をします。
家は昔質屋だった、と言ってもじいちゃんが 17歳の頃までだから私は話でしか
知らないのだけど結構面白い話を聞けた。
田舎なのもあるけどじいちゃんが小学生の頃は幽霊は勿論、神様とか妖怪やら
祟りなど非科学的な物が当たり前に信じられていた時代でそう言った物を質屋
に持ち込む人は少なくは無かったそうだ。
どういった基準で値段をつけていたのかは分らないが、じいちゃん曰く「おやじ
には霊感があったからそう言う神がかった物は見分ける事ができたんだ」と言
っていた。
一番印象に残った話を書きます。
喜一じいちゃんが小学生の頃の話。壷や皿、人形に石…蔵は薄暗く物がとにかく
多い、子供心をくすぐられおやじに怒られるのを承知で喜一はよく遊んでいた。
中でも喜一が興味をもったのは竹で作られた笛、作りは荒くて誰かの手作りの
ようだった。
笛何て吹けないのにどんな音が出るのやら?と喜一が吹いてみると「ぴょろろ〜」
と音が出た!ただ音が出るだけじゃ無くちゃんと音楽になっていた!音を変える
穴がある笛では無く、只の竹筒の笛なのに空気を吹込むだけで音楽が鳴り出し聞
いた事も無い音が蔵中に響いた。
つづき
不思議だなぁと思い笛を覗き込むと竹笛の中には綿が詰められていた…
「綿が詰まっているのに音が出るなんて…??」不思議に思った喜一は綿を抜い
て覗いて見たが、只の竹笛である事に変わりは無かった。もう一度吹いて見ると
ニョロっと白い物が出て来た!?よく見るとうどん程の蛇が出て来たのだ。
蛇は笛から飛び出るとサササっと逃げて行ってしまった。
何が起ったのかよく解らず、ボーっとしていると蔵の扉が開いた。
扉の向こうには鬼の形相をしたおやじが立っていた…案の定こっぴどく叱られ、
蔵での出来事を話すと「笛の音がしたからまさかと思ったら…あぁ〜これじゃ
商品になりゃしねぇ」と愚痴るとおやじが喜一に笛をポイっと投げ渡した。
「もう一度吹いてみろ」と言われ恐る恐る吹くと音が出ない…何度強く吹いても
優しく吹いても空気が吹出る音しかしなかった「いいか、お前が逃がしちまった
物は大事な神さんだったんだよ!これに懲りたら二度と蔵の物に手ぇ出すな!!」
と怒られたのでした。
しかしこの話を聞いた後もじいちゃんから蔵の商品の話をいくつも聞いたので、
じいちゃんはきっと懲りて無かったんだなぁ…
もう亡くなっちゃったけどちん毛を金髪にしたり、味噌汁用の乾燥ワカメをおや
つに食べてワカメが胃の中で膨らみ黒いゲロを吐いたり…愉快な人だった。