誰に言っても信じてもらえない話 第7話

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42タケオ ◆Ikio5Ugk7U
高校時代寮にいた頃風呂に入りに行こうと思い、友達を誘った。

タ「おい。風呂行こうや!」
ゲームをしていた友達は、
友「後もうちょいでセーブポイントやから、先行っといて。」

仕方なく風呂に向かった。漏れの部屋は寮の四階。風呂は寮の一階にある。俺が歩いて風呂に行き、中に入るとなんと先ほど部屋にいたはずの友達がいた。
タ「あれ?お前さっき部屋いたよな?」

友「タケオまだ風呂入ってなかったのかよ?遅えよ。」

タ「いやいや。俺たった今部屋から風呂来たばかりやし!」

友「何いってん!俺ゲームセーブしてからきよったから、んな訳ないし。」

おかしいと思い時計を見ると、確かに部屋を出てから10分はたっている。しかしどう考えても漏れの部屋から風呂まで、どんな遅く歩いても2分くらいしかかからないのだ。

なんなんだこのタイムラグは?時が消し飛んだとでも言うのか?結局今だにあの時の事は謎のままだ。