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専門家らは、偏見や間違い、断片的な事実などを土台に生成されているこうした嫌韓感情に
対して、憂慮の視線を送っている。もちろん、顔を現わさないインターネットの性格ゆえ嫌韓
感情が過去に比べて大きくなったのはむしろ当然だ、という指摘も多い。 公開批判を憚る風
土を持った日本で、韓国を嫌う人々が隠れて本心を打ち明けるのは自然な現象というのだ。
しかし、嫌韓流のメッセージが政策変更を狙って体系的に繰り返されているという点が問題だ。
嫌韓活動は「ネット右翼」と呼ばれる右翼勢力が主導している動きに最近共感する人々が増
えていることも事実だ。特に日本の若い世代の性向が保守的なのも、決してこれと無関係で
はない。しかも韓国のネットでは、これと反対に反日色彩が明らかになっており、韓日の若い
世代の葛藤や未来の両国関係を憂慮する見方が増えている。
東京工科大学メディア学部の李光鎬(イ・グァンホ)教授は、「インターネットを通じた韓国人らの
反日感情も過激な面が多いから、相乗作用による悪循環が起きないよう、互いに興奮するの
ではなく冷徹に観察・分析する理解の姿勢が必要だ」と指摘した。
▽ソース:韓国日報(韓国語)(2005/11/27 18:27 )
http://news.hankooki.com/lpage/world/200511/h2005112718244122450.htm