死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?111
849 :
本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 04:37:05 ID:zfGFk8pR0
すみません。友人からおくられてきたメールを丸々コピペしたものです。
あ、でも、友人の体験談ではなく、どっかから拾ってきたものだと言ってました。
だから、多分、フィクションなのかな?
>>842 その電話を録音してうpしてほしいです!
>>839 Mさんですよね?って名前わかってるとこがこわすぎ
部長さんは呪われちゃってるかな
電話だけならいい(充分こわいけど)けどね
この銀行員の話は伝染る「怖い話」別冊宝島からのコピペなんだけどマズかったかな。
うつるのかYO!!!!
>>778 誘導する人と投稿者にケチつける人は別だと思うよ。
ケチつける人と雑談する人は結構かぶってると思うけど。
俺はスレ違い話は叩くし、スレ違い雑談は誘導するけどな。
少数のおまえらの思想や行動パターンなんか聞いてねーよ。
書き込みしてる奴がすべてと思うな。
>>859 こんなんを簡単に信用するオノレが恐いわw
>>860 在日工作員乙wwwww
頼むから死んでね(ハァト
862 :
本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 12:38:58 ID:aX/xzGlJO
>>859 だから特定アジアネタは荒れるから他所でやれと・・・
洒落にならないのは事実だけどな!!
>>854 エエ!?まずいに決まってるジャン。出版社にチクられたら面倒な事になるよ・・・・
テンプレぐらい読んでくれよー。他メディアからの転載は許可取ってくれんと。
そのまままとめサイトに載ったらやばいよ。
865 :
本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 14:10:36 ID:4JQX7UyJ0
みなさん、「かんひも」って知ってますか?
少なくとも俺は知らない
何? wktkしていいの?
868 :
本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 15:27:08 ID:MmKFzhDM0
今日、ちょうど定年退職をむかえた初老の男が
ひとり、駅前の立ち食いそば屋で五杯目のそばを食べている。
エビの天ぷらが一尾のっかった一杯500円のそばだ。
男は30年も前からほぼ毎日昼休みこの店に通っているが、
一度も店員とは話したことがない。
当然、話す理由なども特にないのだが、今日
男は自然に自分と同年齢であろう店主に話しかけていた。
「おやじ、明日俺退職するんだ。」
「へぇ・・・。そうかい。」
会話はそれで途切れた。
ほかに得に話題があるわけでもない。
男の退職は、今日が店を訪れる最後の
日であることを表していた。
すると突然、男のどんぶりの上にエビの天ぷらが
もう一尾乗せられた。
「おやじ、いいのか。」
「なーに、気にすんなって」
男は泣きながらそばをたいらげた。
些細な人の暖かみにふれただけだが涙が止まらなくなった。
男は退職してからもこの店に通おうと決めた。
そして財布から500円玉を取り出す、
「おやじ、お勘定!」
「1700円。」
「たたたた高い!!!!!」
1だけ半角
870 :
本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 15:42:33 ID:QhfIwlH00
871 :
本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 15:43:35 ID:QhfIwlH00
500円×5杯+えび で1700円なら安いけどどうでもいい。ツマンネ
ゴクリッ
876 :
866:2005/10/14(金) 16:25:05 ID:c2L+VjQX0
「かんひも」について
僕の母の実家は、長野の山奥、
信州新町ってとこから奥に入ってったとこなんですけど。
僕がまだ小学校3、4年だったかな?
その夏休みに、母の実家へ遊びに行ったんですよ。
そこは山と田んぼと畑しかなく、民家も数軒。
交通も、村営のバスが朝と夕方の2回しか通らないようなとこです。
そんな何もないとこ、例年だったら行かないんですが、
その年に限って、仲のいい友達が家族旅行でいなくて、
両親について行きました。
行ってはみたものの・・・
案の定、何もありません。
デパートやお店に連れて行ってとねだっても、
一番近いスーパー(しょぼい・・)でも車で1時間近くかかるため、
父は「せっかくのんびりしに来たんだから」と
連れて行ってくれません。
877 :
866:2005/10/14(金) 16:30:08 ID:c2L+VjQX0
唯一救いだったのは、隣の家に、
僕と同じ年くらいの男の子が遊びにきていたことでした。
あの年頃は不思議とすぐに仲良くなれるもので、
僕と、K(仮にKくんとします)は、
一緒に遊ぶようになりました。
遊ぶといっても、そんな田舎でやることは
冒険ごっこ、近所の探検くらいしかありません。
1週間の予定で行って、
確か3日目の夕方くらいだったと思います。
午後3時を過ぎて、日が落ち始めるころ。
夏とはいえ、西に山を背負っていることもあるのでしょうか。
田舎の日暮れっていうのは早いもんです。
僕とKは、今まで入ったことのない山に
入っていってみました。
はじめは、人の通るような道を登っていたのですが、
気がつくと、獣道のような細い道に入っていました。
「あれ、なんだろ?」
Kが指差す方を見ると、
石碑?が建っていました。
里で見る道祖神ののような感じで、
50センチくらいだったでしょうか。
だいぶ風雨にさらされた感じで、
苔むしていました。
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・)
(0゚∪ ∪ +
と_)_) +
879 :
866:2005/10/14(金) 16:36:06 ID:c2L+VjQX0
僕とKは良く見ようと、
手や落ちていた枝で、苔や泥を取り除いてみました。
やはり道祖神のような感じでしたが、
何か感じが違いました。
普通の道祖神って、男女2人が仲良く
寄り添って彫ってあるものですよね?
でもその石碑は、4人の人物が、
立ったまま絡み合い、顔は苦悶の表情?
そんな感じでした。
ぼくとKは薄気味悪くなり、
「行こう!」と立ち上がりました。
あたりも大分薄暗く、僕は早く帰りたくなっていました。
「なんかある!」
僕がKの手を引いて歩き出そうとすると、
Kが石碑の足下に何かあるのを見つけました。
古びた、4センチ四方くらいの木の箱です。
半分地中に埋まって、斜め半分が出ていました。
「なんだろう?」
僕は嫌な感じがしたのですが、
Kは、かまわずに木の箱を掘り出してしまいました。
wktk
881 :
866:2005/10/14(金) 16:39:47 ID:c2L+VjQX0
取り出した木の箱はこれまた古く、
あちこち腐ってボロボロになっていました。
表面には何か、布?のようなものを巻いた後があり、
墨か何かで文字が書いてありました。
当然、読めはしませんでしたが、
何かお経のような難しい漢字がいっぱい書いてありました。
「なんか入ってる!」
Kは箱の壊れた部分から、何かが覗いているのを見つけると、
引っ張り出してみました。
なんて言うんですかね。
ビロードっていうんでしょうか?
黒くて艶々とした縄紐みたいなので結われた、
腕輪のようなものでした。
直径10センチくらいだったかな?
輪になっていて、5ヶ所、石のような物で止められていました。
石のような物はまん丸で、そこにもわけのわからん漢字が
彫り付けてありました。
それはとても土の中に埋まっていたとは思えないほど
艶々と光っていて、気味悪いながらもとても綺麗に見えました。
ワクテカ
883 :
奈々:2005/10/14(金) 16:44:00 ID:hHYAqDyl0
この前、友達から聞いた話なんですけど‥。
884 :
866:2005/10/14(金) 16:45:31 ID:c2L+VjQX0
「これ、俺が先に見つけたから俺んの!」
Kはそう言うと、その腕輪をなんと腕にはめようとしました。
「やめなよ!」
僕はとてもいやな感じがして、
半泣きになりながら止めたのですが、
Kはやめようとはしませんでした。
「ケーーーーー!!!」
Kが腕輪をはめた瞬間に、
奇妙な鳥?サル?
妙な鳴き声がし、山の中にこだましました。
気が付くとあたりは真っ暗で、
僕とKは気味悪くなり、慌てて飛んで帰りました。
家の近くまで来ると、
僕とKは手を振ってそれぞれの
家に入っていきました。
もうその時には、気味の悪い腕輪のことなど
忘れていてのですが・・・。
885 :
866:2005/10/14(金) 16:49:09 ID:c2L+VjQX0
電話が鳴ったのは夜も遅くでした。
10時を過ぎても、まだだらだらと起きていて、
母に「早く寝なさい!」としかられていると。
「ジリリリーーン!」
けたたましく、昔ながらの黒電話が鳴り響きました。
「誰や、こんな夜更けに・・・」
爺ちゃんがぶつぶつ言いながら電話に出ました。
電話の相手はどおやらKの父ちゃんのようでした。
はたから見てても、晩酌で赤く染まった爺ちゃんの顔が
サアっと青ざめていくのがわかりました。
電話を切ったあと、爺ちゃんがえらい勢いで
寝転がっている僕のところに飛んできました。
僕を無理やりひき起こすと、
「A(僕の名)!!おま、今日、どこぞいきおった!!
裏、行きおったんか!?山、登りよったんか?!」
爺ちゃんの剣幕にびっくりしながらも、
僕は今日あったことを話しました。
騒ぎを聞きつけて台所や風呂から飛んできた、
母とばあちゃんも話しを聞くと真っ青になっていました。
婆「あああ、まさか」
爺「・・・・かもしれん」
母「迷信じゃなかったの・・・?」
僕は何がなんだかわからず、ただ呆然としていました。
父も、よくわけのわからない様子でしたが、
爺、婆ちゃん、母の様子に聞くに聞けないようでした。
886 :
ミミ:2005/10/14(金) 16:50:25 ID:7N4YOz7I0
友達の友達から聞いた話なんだけど・・・
昔ね、町はずれにビルがあったらしいのよ。ビル。
なんか古いビルらしくてさ、今はないのよ。
ほんでね、Lっていう子がね。
ソノビルでね、みつ
・・・・・・・・ゴクリ。
888 :
本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 16:51:49 ID:OEalrjhm0
889 :
866:2005/10/14(金) 16:52:27 ID:c2L+VjQX0
とりあえず、僕と爺ちゃん、婆ちゃんで、
隣のKの家に行くことになりました。
爺ちゃんは、出かける前にどこかに電話していました。
何かあってはと、父も行こうとしましたが、
母と一緒に留守番となりました。
Kの家に入ると、
今までかいだことのない嫌なにおいがしました。
埃っぽいような、すっぱいような。
今思うと、あれが死臭というやつなんでしょうか?
「おい!K!!しっかりしろ!」
奥の今からは、Kの父の怒鳴り声が聞こえていました。
爺ちゃんは、断りもせずにずかずかと
Kの家に入っていきました。
婆ちゃんと僕も続きました。
居間に入ると、さらにあの匂いが強くなりました。
そこにKが横たわっていました。
そしてその脇で、Kの父ちゃん、母ちゃん、婆ちゃんが
(Kの家は爺ちゃんがすでに亡くなって、婆ちゃんだけです)
必死に何かをしていました。
Kは意識があるのかないのか、
目は開けていましたが、焦点が定まらず、
口は半開きで、泡で白っぽいよだれを
だらだらと垂らしていました。
よくよく見ると、みんなはKの右腕から
何かを外そうとしているようでした。
それはまぎれもなく、あの腕輪でした。
が、さっき見たときとは様子が違っていました。
890 :
866:2005/10/14(金) 16:54:36 ID:c2L+VjQX0
綺麗な紐はほどけて、
よく見ると、ほどけた1本1本が、
Kの腕に刺さっているようでした。
Kの手は腕輪から先が黒くなっていました。
その黒いのは、見ていると動いているようで、
まるで腕輪から刺さった糸が、
Kの手の中で動いているようでした。
「かんひもじゃ!」
爺ちゃんは大きな声で叫ぶと、
何を思ったかKの家の台所に走っていきました。
僕は、Kの手から目が離せません。
まるで、皮膚の下で無数の虫が
這いまわっているようでした。
すぐに爺ちゃんが戻ってきました。
なんと、手には柳葉包丁を持っていました。
「何するんですか!?」
止めようとするKの父ちゃん母ちゃんを振り払って、
爺ちゃんはKの婆ちゃんに叫びました。
「腕はもうダメじゃ!
まだ頭まではいっちょらん!!」
891 :
866:2005/10/14(金) 16:56:19 ID:c2L+VjQX0
Kの婆ちゃんは泣きながら頷きました。
爺ちゃんは少し躊躇した後、
包丁をKの腕につきたてました!
悲鳴を上げたのはKの両親だけで、
Kはなんの反応も示しませんでした。
あの光景を僕は忘れられません。
Kの腕からは、血が一滴も出ませんでした。
代わりに、無数の髪の毛がぞわぞわと、
傷口から外にこぼれ出てきました。
もう、手の中の黒いのも動いていませんでした。
しばらくすると、
近くの寺(といってもかなり遠い)から、
坊様が駆けつけて来ました。
爺ちゃんが電話したのはこの寺のようでした。
坊様はKを寝室に移すと、
一晩中読経をあげていました。
僕もKの前に読経を上げてもらい、
その日は家に帰って、眠れない夜を過ごしました。
892 :
866:2005/10/14(金) 17:00:31 ID:c2L+VjQX0
次の日、Kは顔も見せずに、
朝早くから両親と一緒に帰って行きました。
地元の大きな病院に行くとのことでした。
爺ちゃんが言うには、腕はもうだめだということでした。
「頭まで行かずに良かった」と何度も言っていました。
僕は「かんひも」について爺ちゃんに聞いてみましたが、
教えてはくれませんでした。
ただ、「髪被喪」と書いて「かんひも」と読むこと、
あの道祖神は「阿苦(あく)」という名前だということだけは
婆ちゃんから教えてもらいました。
古くから伝わるまじないのようなものなんでしょうか?
それ以来、爺ちゃんたちに会っても、
聞くに聞けずにいます。
誰か、似たような物をご存知の方がいらっしゃいましたら、
教えていただけるとありがたいです。
あれが頭までいっていたらどうなるのか・・・?
以上が、僕が「かんひも」について知っているすべてです。
失礼しました。
超GJ!!!
かんひもって初めて聞いた。
こういう田舎のタブー系の話はバリエーション多いね。
乙!
とても読みやすかったよ
残念ながらかんひもの事は知らないんだが・・・
冠紐と書いて「ゆるぎ」と読む着物の帯紐があることはわかったが全然関係ないなw
前の方でヨビトについて出てたので内容を少し
主人公のM(女子高生?)は夏休みに田舎へ家族揃って里帰りしていた。
四方を山に囲まれた辺鄙な場所だが、最近開発で谷に土木業者が出入りするようになったらしい。
夕食の団欒中にそんな話題になったとき、祖母が
「どうせ開発なんてできずに帰っていくだろうよ。谷はあれらのものだからね」
Mがその話を聞いていると、不意に小さい頃の記憶を思い出した。
祖母と夜中に田んぼのあぜ道を散歩していたときのことである。
外灯なども無い田舎なので月の無い夜には先がよく見えない。
危ないので祖母の後ろについて足元に注意しながら歩いていた。
ふと、前方から歩いてきた人影に気づいた祖母が
「いいかい、お婆ちゃんがいいというまで口をきいちゃ駄目だよ」
と囁き、手を引っ張って少し歩調を早めた。
言われたとおり黙っていると、前から歩いてきた人がすれちがいざまに
「こんばんは」
と挨拶をしてくる。しかし祖母は無視して通り過ぎた。