ところが、クリスマスの日の事です。
いつものように外(にわ)でタバコを吸ってると新聞配達の高校生がやって来ました。
しかしいつもと様子が違います。
ブスーッとした顔で挨拶もせず、乱暴に私の前に新聞を差し出すと、
私が取るか取らないかという間に行ってしまいました。
私も初めは「なんだ、あの態度は。いつもお菓子あげてるのに」とムカつきましたが
そのうんち「ああ、クリスマスだというのに彼女にでも振られたから機嫌が悪いのかな」と
勝手に納得してしまったんです。
それで家に入って新聞を読むと1面見出しにでかでかと「高校生惨殺」と言う言葉が載ってます。
「ふ〜ん」と飛ばして、いつも見ているテレビ欄、スポーツ欄、おくやみ欄を見て
仕事に行く準備を始めました。そして時間になり出かけようとゲート(門)をくぐると
変なデブ親父が「おはようございます」と新聞を差し出してきました。
「なんだ、あんた? うちはOO新聞しか取ってないんだぞ」と言うと
「あ、はい、OO新聞ですが・・・」と言うんです。
「いや、もう配ってもらったけど」
「え? きょう担当の子やすんでいて、そんなはずはないんですが・・・」
「???」
しょうがないから、その親父が差し出す新聞受け取りました・・・。確かにOO新聞でした。
新聞折ってあるんですが1面見出しは見ることが出来ます。政治のことでした。
さっきのと違う・・・考えてみれば、見出しに「高校生惨殺」なんて、まず載るはずがありません。
不安になり、さっきキッチンのテーブルに置いていた新聞を見に戻ったんですがありません。
すでに起きていた妻に聞くと「そんなのなかった」と言います。
「あり〜?」とか思いながらも、遅刻しそうになったので大慌てで出かけました。
そして仕事に夢中になるうちに朝の出来事なんか忘れてしまいました。
↑(ウソ、ホントはパートの若い娘の尻に夢中だった)
そして次の日です。
外(ガーデン)でタバコ吸ってると高校生が来ました。
そして、また挨拶なしのブスーュとした顔で乱暴に私に新聞を差し出してきました。
「ぁんだ〜 こら〜 その態度は〜 もうお菓子やらんぞ〜」と脅しをかけたんですが
高校生は行ってしまいました。
チッ!とか思って新聞を見ると、また「高校生惨殺」の見出しが!?
「なんで・・・!!?」昨日は飛ばして読んだんですが、今日は見ることにしました。
こんな事が書いてありました。
新聞配達途中の高校生が遺体で発見♪
死後約一週間経過 全身に十六ケ所の刺し傷
右手小指左手中指を損傷 いずれも生活反応あり
表皮剥脱 皮下出血多数 生活反応あり
直接の死因は数回に渡る頭部への打撲 脳髄は三分の二を損失
顔は原形をとどめず 歯形より本人と確認
遺体はXX県OO町の林道脇で発見。
!? OO町っていえばうちの近所じゃないか。しかもすぐ近くには林道があるし
そういえば普段はうちに入れると角曲がっていくのに、昨日今日はまっすぐ行ったぞ!
その先には林道(2kmくらい先)が! もしや・・・
時間になったので出かけようとすると、昨日のデブ親父がうちの家のポストに新聞を入れようとしています。
「今日も休みなの?」
「ええ・・・」そしてぼやくように「無断欠勤、家にも帰ってないそうですよ」
さっきの新聞のこともあるし冗談めいて「どっか死んでんじゃないの?」って言うと
「ハハッ」と愛想笑いして行ってしまいました。
そして次の日、また来ました。挨拶なしのブスーュ態度で。
私は言いました。「きみは死んでるんじゃないのか?」
しかし、私のそんな言葉を無視してまっすぐ林道へ行く道に行ってしまいました
見出しもまた「高校生惨殺」です。記事も昨日と一緒。
もしかして本当に死んでいて私に発見されたいのかな?と思い、
その日はズル休みして林道に行く事にしました。年末で忙しいっていうのに。
工場に電話して、もう一回寝て、昼ごろ林道に行きました。
脇の茂みの中をくまなく探したんですが、結局見つかりませんでした。
そして次の日、寝坊してしまい着替えると顔も洗わずに出社しようとすると
デブ親父がいます。そして
「死んでましたよ。自宅の裏のドラム缶の中で。凍死だそうです。
検視の結果イブの日だそうです。しかしなぜ死んでるってわかったんですか?
ご主人、もしかして預言者かなんか?」
しかし、私はその日は寝坊してしまい、そんな話聞く暇なかったんで無視して行きました。
これが私が体験した心霊体験です。
なぜこのような事が起こるんでしょうか?
ひと、そして金がはびこる世の中では当たり前のことなんでしょうか?
後日談も言いますと、高校生の家がうちの近所だという事がわかったんで
勝手な事ではありますが、私が持って帰ってきたお菓子と
その高校生は狐みたいな目をしていたので(俗に言うつり目)
油揚げを買って(実費、おつとめ品ですけど)高校生の家の裏に投げ入れました。
もちろん嫌がらせではなく供養のためにです。
>>843 長文 乙!
でも、何でドラム缶の中?自殺?
ものすごい嫌がらせ乙
廃れてるねー
>>839-843 お・・・乙。
正直面白かった・・。
でも、ネタならいいけどリアルならあんた相当変わってるね・・・。
ちょっと友達になってみたいかも。
ゴミども、こんにちは
849 :
本当にあった怖い名無し:2005/08/26(金) 12:50:32 ID:0WJjY7Il0
巣に帰れよ!
ばかちんぽん
850 :
本当にあった怖い名無し:2005/08/26(金) 13:07:49 ID:GN7lMYCK0
死ぬ程洒落にならない怖い話
日本の隣は朝鮮
廃れてるねー
__,__
/:::}i::::::::\ _________________________
./:::;ィ-'-、::::::::::ゝ、_, / \
/::::::|__ _>;;ヾ::::::z‐' < The beautiful face is
ノ゙{◎}ri|゙゚'l. ⌒ い::::::::ゝー- | blown off!!
ハ. `ー' ヽ ワ/|リハヾ:::::::: \________/
/lミト、 !、`- "::::::::::::::::::::
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/:::::::::::::/::\::::::::::::::::::::::::::::::ノ
/:::::::::::::∧:::::::\:::::::::::::::::::::::{
/::::::::::::/ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::|
|:::::::::::ノ ト:::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ
カチッ
スレが進んでると思って見に来てみればまたお前か。
おぢさんがっかりだぜw
おまいら誰も反応しなければ、削除依頼出せるんだからスルー汁。
削除依頼がたまれば今度はアク禁。
今おじゃま道草よんだ。長くて疲れた。
漏れは結構面白いとオモタ。
でもあんまし怖くないかも。
漏れはもう二度と読まん。
時間の無駄だ
ただ僅かだけど霊障はあったよ。
まあ気のせいだろいが…。
862 :
1/5:2005/08/26(金) 16:27:16 ID:tRlv1FTe0
ついこの前、俺の友達が体験した話を。
スレタイに合うと良いのだが・・・。長文なのでご注意を。
俺の友人=N太が、今年のお盆に出社したときのこと。
そこの会社は盆休みってヤツがなくて、それぞれ交代で休みを取るんだそうだ。
15日。その日はN太の他に2人しか出社していなかった。
大抵そういう日に限って面倒事ってのは起こるものだ。案の定、定時間際になって電話がかかってきた。
N太は管理系の部署で、滅多に苦情なんて来ないんだが、その電話の相手は物凄く怒っていて、今すぐ対応しないと収まらないようだったので、
仕方なく残業することにした。
他の部署も、定時を過ぎると10分もしないうちに皆帰ってしまったが、静かな分集中できたので、19時にはほとんど片付いた。
そこで、買っておいた弁当を食い、少し休憩してから続きにかかった。
と、再開して20分くらいすると、トイレに行きたくなり、個室へ入った。
用は足したのだが、イマイチすっきりしないので、そのまま少しボーっとしていると、ふとトイレの怪談を思い出してしまった。
良くある、『入口から順にドアを開けて来て、最後に自分の個室を上から覗く何者か』の話だ。
N太はちょっとビビって、扉の上を見た。
何も居ない。当然だ。
863 :
2/5:2005/08/26(金) 16:29:47 ID:tRlv1FTe0
ホッとして身支度を整え、個室を出ようとドアに向き直った時、N太は見た。
内側の鍵の上部、ドアの隙間の向こうに、何者かの『目』を。
正面から隙間を見ると、ドアの向こうが見えるのは、ほとんどの人が知っていると思う。
そこに『目』。それも睫毛まで見えるほどの物凄い至近距離だった。
あまりの恐怖に全身が総毛立ち、何とかその目から隠れようと、蝶番側の壁に張り付いた。
そして、一体何が居るのかと、ドアの下を見た。
それだけ近くに居るのに、靴も、影すら見えない。
そういえば、目は見たのに、顔の印象がない。
そもそも、誰かが入ってきたらトイレ入口のドアが開閉する音が聞こえるはずだ。
N太は聞いた記憶がない。
考えれば考えるほど、ドアの外に居るのは人ではないように思える。
どうしていいのか分からずそのまま震えていると、足音が聞こえた。
時計を見ると、21時。警備員の見回りだ。勿論、トイレも見る。
前を通った時、ドアの下に影が差した。窓が開いていたのか、閉める音がする。
戻ってくると、ノックされ声を掛けられた。
「まだ残業するなら、申請書出してくださ〜い」
864 :
3/5:2005/08/26(金) 16:31:10 ID:tRlv1FTe0
のんびりしたその声に気が緩み、声を返した。
「警備員さんですか?」
「そうですよ〜」
「そこ、何も居ませんよね?」
「私以外、誰も居ないですよ〜」
そう言われて、居なくなる前にと急いで外に出た。
「どうしたんですか、顔が真っ青ですよ?」
そう言われて、鏡を見ると、本当に酷い顔色だった。
ふと、さっきのは、鏡にでも映った自分なんじゃないだろうかと考えたが、
そんなはずはない、ドアの正面には壁しかない。
N太は、警備員に聞いた。
「トイレの中、僕のほかに誰も居なかったですよね?」
「はい。そもそも、このフロアには他に誰も居ませんよ」
その言葉にゾッとした。
背筋を嫌な汗が伝い落ちる。
あんまりしつこく、何か居なかったか、と聞くので、警備員のほうが何が居たのか聞き返してきが、
N太は適当にあしらい、残りの仕事もそこそこに、急いで帰宅した。
865 :
4/5:2005/08/26(金) 16:31:53 ID:tRlv1FTe0
その週の週末、N太は彼女のS美と一緒に、共通の友人・O宅を訪ねた。
O家は、夫婦と5歳になる男の子がいる。
その日も5人で盛り上がり、途中で奥さんがお茶を淹れ直してくれたのだが、
男の子が妙なことを言った。
「おかあさん、おちゃがひとつたりないよ?」
皆がテーブルの上を見るが、カップはちゃんと5個あった。
「Aちゃん、ちゃんとみんなの分あるわよ?ほら、1、2、3、4、5。ね?」
1つずつ奥さんが指を指して数えたが、Aちゃんが納得しない。
「だって、ろくにんいるよ!」
「・・・・・・・・・・・・」
Aちゃん以外、奇妙な顔をしていた。
「Aちゃん、だれが、足りないの?」
奥さんが、恐る恐る聞くと、
「おまわりさん。」
「え・・・?」
「おにいちゃんとおねえちゃんのあいだに、もうひとりいるよ」
866 :
5/5:2005/08/26(金) 16:32:49 ID:tRlv1FTe0
N太とS美は顔を見合わせ、恐る恐る、振り返った。
しかしそこにあったのは、今まで二人が寄りかかっていた、壁・・・。
「おまわりさんが、居るの?」
「うん、あおいろのようふくをきたおまわりさんだよ!」
みんなが疑わしげに聞くので、Aちゃんはむきになって言った。
「おにいちゃんとおねえちゃんといっしょにぼくんちにきたんだよ!」
S太はなんだか嫌な感じがしていた。
彼女と二人でO家に来たのだ、他に誰も一緒には居ない・・・。
気持ち悪いながらも、子供の言うことだから、と一緒に食事をし、O家を後にした。
次の日、ようやくN太は思い出した。
人間の警備員が来ていたのは、去年の暮れまでだったことを。
今では機械警備に変わり、人間は、誰も巡回していないことを。
そして、警備員の制服は、"おまわりさん"とよく似ていることを・・・。
ホントに長文、すみませんです。
「ポケモンの処女ゲットだぜ。」
まで読んだ。
のび太?
869 :
本当にあった怖い名無し:2005/08/26(金) 18:04:05 ID:k8O3tOBM0
戦時中のドイツの話
或る小太りの中年婦人が買い物に歩いていると、
通りの向こうから杖をつき色眼鏡をかけためくらさんがヒョコヒョコと歩いてくる。
通りには他に誰もいない。
あまりに危なげなので彼女はめくらさんに声をかけ、彼の眼の代わりを買って出た。
めくらさんは彼女の親切に感謝し、しかし、あなたの親切に甘えるわけにはいかないと云う。
それでも彼女が強く希望するので、それではこの手紙をこの住所に届けては下さらんか。お安い御用ですとも。
では、よろしく頼みますと、めくらさんは深々と頭を下げた。
別れた二人は、互いに今来た道を戻って行った。
十数歩も歩いて、親切な彼女はめくらさんが心配で振り返る。
すると、めくらさんだと思ったあの人は、杖を担げて猛スピードで走り去って行くではないか!。
怖くなった彼女はその足で派出所へと駆け込んだ。
警官隊が手紙の住所に押し入ると、二人の男と一人の女が肉を解体していた。
その巨大な冷蔵庫からは老若男女併せて十数名の屍体が発見された。
ちなみに、問題の手紙には、このように書かれてあった。
「今日はこの肉で終りです」。
870 :
本当にあった怖い名無し:2005/08/26(金) 18:07:36 ID:egNGJCnH0
だから巣に帰れって言ってるだろうが!
士ねくそちんぽん
どうしようもないカスが
>>862 長文乙でした。
>>832 林業やってた頃しょっちゅうチェーンソー使ってただけに、
想像するだけで((;゚Д゚))ガクブルするジャマイカ…
チェーンソーの刃って切る部分と削る部分が一緒になってて、
怪我すると傷口がザクザクになっちゃうから中々ひっつかないんだよ
しかも、傷にオイルやら木屑やらのゴミが入るせいで化膿したりするしなぁ
んなこと考えてたら((;゚Д゚))ガクブルがまたぶり返してきますたyo…
そんなんでちんこ切ったら腐れマ〇コになっちゃうね
875 :
本当にあった怖い名無し:2005/08/26(金) 21:19:15 ID:R+bIKil10
>>869の話は色んなところで伝わってるよね。
日本では河童の手紙だったような。
戦時中のドイツよりもっと前に語られた
話もあるようだね。
>>875 カッパの話は聞いたことあるな。民話でこういうのがあるんだよな。
形態を変えて、世界中に似たような話があるのかなあ。
877 :
869:2005/08/26(金) 21:44:37 ID:rqaRGSD10
この元ネタというか発祥は結構はっきりしていて、
二次大戦中のドイツで実際に食人事件があったそうです。
その事件が都市伝説的な広まりを見せたと・・・
879 :
本当にあった怖い名無し:2005/08/26(金) 22:53:34 ID:ZYsvskF2O
この話は、ある会社の社員寮に住んでいた時の話です。
当時、新入社員の俺は、入社と共に埼玉県の某市にある
社員寮に入ることにしました。
その寮は、鉄筋コンクリート造りの3階建ての建物で、
建物自体古く、築30年は経っているとの事。
寮の中もなにか陰気くさい感じがしました。
入居当日、一番乗りした俺は、3部屋空いていた中から2階の奥にある、
日当たりの良い角部屋に入る事ができました。
その部屋は12畳程あり、なぜかクローゼットが4セットもありました。
1人で住むには広過ぎるくらいで、収納たっぷりと喜んだものです。
入社後、1人で住むには広すぎる室内と、4ヶのクローゼットを
不思議に思っていた俺は、ある日上司に尋ねました。
すると、昔は4人部屋だったとの事
あの部屋で「4人はきっついなー」と思いながら納得したのでした。
寮生活にも慣れてきたある日、いつになく寝苦しい夜に、
唐突にそれは起こりました。
なんともいえない、息苦しさと寝苦しさで眠れずに
午前3時を過ぎた事を憶えています。
それまでの寝苦しさが可愛く思える程に、
一瞬にして部屋の空気が変わりました。
重苦しく、ピンと張り詰めた空気はその部屋だけ別世界のようでした。
それまで聞こえていた周りの音も嘘のように消えました。
とたんに恐怖に包まれた俺は、ベッドに横になったまま
どうする事も出来なくなっていました。
ベッドに横になっていた俺の視線のその先には、
壁一面にある、クローゼットの1つの扉に釘付けになっていました。
このまま見ていたらヤバイ、と本能的に思ったその瞬間、
その扉が、「キィーーーー」 といいながらゆっくりと開いたのです。
恐怖で身動き1つできない俺の目に映ったのは、
その扉の奥で、俺を「ジトーッ」と見つめている1人の「男」でした。
クローゼットの中で、ひざを抱えてうつむき加減に座っているその男は
明らかに俺を「ジーッ」と見ています。
しかしあまりにも鮮明に見えているその姿とは裏腹に、
俺は一瞬にしてこの世のものではないとわかりました。
いかにもサラリーマンに見えるその男は、30代前半でグレーのスーツを着ており
メガネを掛け、非常に痩せています。
男は、何も言わず、ただずっとこちらを見つめているだけです。
その顔に血の気はまったくなく、とても暗い恨めしそうな表情でした。
一番強烈に感じたのは、その男の周りが漆黒の闇に包まれていることです。
この世とあの世があるのなら、その時のクローゼットの中は、間違いなく
あの世の闇に包まれていました。
そのまま何分が過ぎたのかは、わかりません。俺は、ただただ恐怖しながら
その闇に包まれた男のいるクローゼット見る事しかできません。
何も言わず、しかし、何か言いたげなその暗い表情の男は、闇の中に消えて行きました。
俺はそのまま、ボーゼンとしながら朝を迎えたのです。
884 :
扉 ◆l7qYgvGvOI :2005/08/27(土) 02:55:52 ID:jRePDLYA0
おばけが出たからと言って、仕事を休む訳にはいきません。
俺は眠い目をこすりながら、職場に向かいました。
その日の昼休みに、昨夜の出来事を上司に話した所、
驚きながらも、その「男」の事について細かく聞いてくるではありませんか。
「何歳位だった?」「顔の特徴は?」「体形は?」
俺はその質問に答えていきながら、上司はその「男」を知っているのではないか?
という疑念を抱きました。
一通り話し終えた所で、俺は聞いてみました。
「心当たりあるんですか?」
上司の答えは「わからない」の一言でした。
しかし、その表情からは、驚愕してると共に、明らかに
「心当たりがある」と読み取れました。
と同時にこれ以上「聞くな」とも訴えている表情でした。
俺は、何か触れてはいけない事に触れてしまった感じがして、
それ以上、その上司から何も聞くことは出来ませんでした。
((((;゜Д゜)))
それから2年後、社員寮も出て「あの夜」の事も忘れ掛けた頃、
ある先輩と一緒に仕事をすることになりました。
その先輩は、俺と同じ社員寮に長年住んでいたこともあり、
寮の主と言われてた人です。おまけに社内の事情通で何でも知っていると
評判の人でした。
半年ほど寮生活が重なっていたのですが、ほとんど話したことは
ありませんでしたが、一緒に仕事をするうちに親しくなり、
思い切って、「あの夜」の事を話してみたのです。
その時の反応は、以前上司に話した時と同じものでしたが、
1つだけ違う所がありました。
一通り話した所で一言、
「明日、写真持って来るから見てみろ」との事。
それ以上は何も言いませんでした。
俺は長年引っかかっていた、「何か」が、わかるかも知れないと
写真を待ちました。
翌日、約束通り先輩が写真を持ってきました。
その写真は、俺が入社する以前に撮られた社員旅行の集合写真でした。
その写真には、150人ほど社員が写っていましたが、写真を見てすぐに
1人の「男」に目が釘付けになりました。
そう、あの夜クローゼットの中にいた、あの「男」が写っていたのです。
皆、笑顔で写っているその写真の中で、間違いなく、あの「男」が
無表情で写っていました。
150人もの社員が写っている中で、なぜ一瞬にして
クローゼットの男に目が行ったのか自分でもわかりません。
しかし、「男」は間違いなく生前の姿をその写真に残していたのです。
扉さん終わりかな?
とりあえず乙でした。
その人がクローゼットに住み着いたいわくとかあるのですか?
アッ」と言いながら、驚愕している俺の様子を隣で見ていた先輩が、すべてを話してくれました。
「男」は元社員だった事。
あの社員寮に住んでいた事。
俺と同じ部屋に住んでいた事。
そして、今はもうこの世にいない事。
とても、あの寮が大変好きな方だったらしく、長年寮に住んでいたとの事。
でもある日、急死してしまったそうです。
どこで、どういう亡くなり方をしたのかまでは、いくら聞いても教えてもらえませんでした。
この話題自体、なにか社内ではタブーなような空気でしたが。
今でも、あの夜クローゼットの扉が開く音と同時に、
そこに「居た」姿は鮮明に憶えています。
暗い表情をした彼が、クローゼットの闇の中で「ジーッ」と俺を見つめながら、
何を伝えたかったのか俺にはわかりません。
しかし今でも、あのクローゼットの中でひざを抱えて座っているでしょう。
新しい入居者を待ちながら・・・深い深い闇に包まれて
長文&駄文失礼致しました
その男は死んでしまっているのか。生き霊か。扉さん乙。
後日談
この話には後日談がありまして、翌年、俺と同じ部署に入社して来た後輩の新入社員が、
なんと俺と同じ部屋に入居したとの事。話を聞くうちに、後輩はかなり霊感が強いらしく、
さりげなく「寮の部屋どお?」って聞いて見た所、すかさず帰ってきた答えは、
「クローゼット1ヶ所がヤバイ」と一言
何でも、入居日にクローゼット開けた瞬間、何か嫌なものを感じたらしく、
その日にソッコーで、「クローゼットの取っ手を針金で縛って封印した」との事。
俺の話をする前に既に封印してたのを聞いて、ビックリ!
その手があったか!と思ったものでした。
その後輩は、他にも色々あったらしく、夜、眠りに落ちる瞬間に耳元で、
「オイ・・オキロ・・・オイ・・」
と朝方まで、何度も何度も言われることが度々あったそうです。
「あんなんじゃ、良く眠れねーよ」って怒ってましたが。
彼は、半年で寮を出ました。
ちなみに、俺は1年がんばったよ(-_-;)
他にも霊が居たのかな?
クローゼットから出て来たのかな?
どちらにせよ1年頑張った扉さんGJです!
その部屋お払いしたほうがいいと思う。
そりゃー、封印されれば、怒り心頭
「オキロ、ココアケヤガレ」
ってなるだろ・・・霊じゃなくてもその心境はワカル
こういうのってさ、何の施しも無く封じちゃうとかえって強くなったりしないの?
897 :
扉:2005/08/27(土) 04:26:26 ID:jRePDLYA0
>>895 今は他の会社に売ってしまったそうです
>>896 俺も良くはわからんです>封印
俺は封印はしなかったけど、2度とそのクローゼットは開けませんでした
898 :
本当にあった怖い名無し:2005/08/27(土) 04:52:25 ID:/en4llmH0
夜明けまえに投下シマス。
妹の友達が母のスナックに住み込みバイトすることになり、可愛くて
邪気のない子だったが、生活面で色々ありすぐやめた。その子が怖い話
好きな私にしてくれた体験談。 その子、Mちゃんは両親にめぐまれず、
お兄さんと2人施設に何年かいた。男の子と女の子の部屋は棟で別れており
Mちゃんは年の近い女の子4人ぐらいの2間ある部屋で寝起きしていた。
一つの部屋に4人で寝て、もう一つの部屋はテーブルが置いてあった。
ある晩、寝る前にMちゃんは遠くからかすかな鈴の音を聞いて、皆に
「鈴の音がしない?なんだろ?」と聞いてもみんな聞こえないと言う。
それでもMちゃんには鈴の音が聞こえていたらしいが、みんなが聞こえない
というし、あまり気にせず眠りについた。突然の息苦しさと耳鳴りで
目が覚めるMちゃん。目を開ける瞬間、大きな鈴の音が。恐怖で水を浴びせ
られたように豆電灯の明かりの中であたりをうかがう。隣の間ではっきりした
気配を感じた。しばらくじっとしていたが、そっと頭をおこし隣の間を見る。
すると、置いてあるテーブルに目がいった。その部屋は豆電灯が消してあり、
薄ぐらいのだが、テーブルの真横を動く何かが見えた。右に左にそれはゆっく
りと動いている。 ズズズ・・ズズ・・ズズズ・・・ズズズ・・
黒っぽいそれが真ん中わけした人間のひたい、眉毛から上の部分だと気付いた
瞬間、Mちゃんは布団をかぶり体を外に出さないようにして恐怖の時間をこら
えたそうです。ちなみにこの話を聞いていた時間は深夜で、聞き終えた時TV
の上のじいちゃんの写真が落ちてきてシッコ漏しそになった記憶があります。
オチは妹の体がTVにあたっただけでしたが。長文スマソ。
(´・ω・`)長文はええとして…
>真ん中わけした人間のひたい、眉毛から上の部分
怖すぎ
折角投下してくれたのになんだが・・改行してないから読み辛いし
視点がゴロゴロ変わってわからん・・・
ある日、いつもどおり自宅へ向けて車を走らせていた。
とある人気のない交差点で信号待ちをしていたとき、
何の前触れもなく突然、何色の信号が灯っているのか、
まったく分からなくなってしまった。
その場では信号の光っている位置でなんとか判別してやり過ごしたが、
金輪際、3Dメガネを付けたまま運転するのはやめようと心に誓った。
903 :
本当にあった怖い名無し:2005/08/27(土) 06:31:21 ID:/en4llmH0
>>899 901
カサネガサネ スマソ。へんてこなのは気付いたが修正ダルカッタヨ。
高校の友達の話
バレー部だった彼は友達と一緒に朝練に出るため6時頃家を出たそうだ
友達と馬鹿話してたら尿意を催し近くの藪に入って立ちションしたんだと
じょーっと出しつつ何気に横を見たら木からぶら下がってる人が
心はパニックでも小便は出るもんだと彼は言ってた
後の武蔵である。
>905
どっちが
一方アメリカは10億ドルを使った。