【デングリ】まんが日本昔話の怖い話【カエッテ】

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199本当にあった怖い名無し
>>196
「やまんばの嫁さん」ですね。
あらすじは
ある男の家に山姥が急にやってきて嫁にしてくれと言う。
男は断ると怖そうなので山姥を嫁にしてしまう。
山姥の嫁さんは意外にも働き者なのだが、その日から
男の家の米の減る量が異様に多くなる。
不思議に思った男が昼間畑に行くふりをして家の中の様子を伺っていると
山姥の嫁さんが大量の米をたいて頭ほどの大きさもある大きなおにぎりを
いくつも作って食べていた。その様子を見て怖くなった男は
夜、家に帰ってから山姥の嫁に里に帰ってくれという。
山姥はその申し出をあっさりOKしたのだが、男にこしきを一つ買ってくれという。
男が山姥にこしきを買いあたえてやると山姥はこしきの中に男を入れ
山に向かって走り出した。
200本当にあった怖い名無し:2005/08/21(日) 11:50:50 ID:iSPhoORR0
男は山姥の隙を見てこしきから抜け出す事に成功。
山姥は気がつかず里まで帰る。
里にかえると子ども達を呼びみんなで男を食べようとする。
しかし、こしきの中を見ると空っぽ。男が逃げたことに気がついた山姥は
怒りながらもと来た道を戻り男のもとへと走った。
男は山姥が戻ってきたのであわてて木の上へ逃げる。
それを見た山姥はおもむろに乳を取り出し、
それを木の幹にぶつけ始めた。
山姥の乳の力らはものすごく、木全体を揺らしながら幹をえぐっていく。
男は必死で「乳は切れても木は切れぬ」と何度も念仏のように唱えると、
山姥の乳がバアァンとちぎれて吹っ飛んだ。
山姥は「痛いよー」と泣き叫びながら山へと帰っていった。

終わり