死神にまつわる怖い話

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27本当にあった怖い名無し
映画評論家の淀川長治の話。

「ところで、淀川さんは深くご母堂を愛しておられた。
死の床にあった母上を看病なさっているとき、部屋
のすみになにかがいるのを見た。瞬時に死神と察知
した淀川さんは心の中で「どうか、わたしの命を3ヶ月
、おかあさんにあげてください」と祈ったという。お母様
はちょうど3ヵ月後に亡くなられたそうだ。
 この話はもう何十年もまえに読んだのだが、忘れが
たく残っている。」