★★ウミガメのスープ★★463杯目 止められない味

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【解説】
 武家社会による身分統制が厳しく、幕政批判が重罪となっていた江戸時代。
そんな中でも庶民並びに学者は時の施政を批判する著作物を出版していましたが、その殆どは幕府により弾圧され、後世に残りませんでした。
 しかし彼の治世時は違いました。重商主義の観点から民衆(商人)の力を積極的に利用した男。
結果民衆の力と文化は急速的に発達し、その結果から民衆の発言力も強まり、諸批判を受けることになったのですが、
その治世者は甘んじて受け止め、積極的な弾圧を行いませんでした。
 そう彼の名は江戸時代中期の田沼意次。
以前には賄賂政治家としての汚名のみを着せられていましたが、このような観点(&次の為政者が、反田沼派だったためこのような批判を積極に利用した
事も分かったのですが)等から後年になって再評価が高まっている人物です。