★★ウミガメのスープ★★462杯目 ｽﾀﾝﾄﾞﾊﾞｲ味ー

>>77
正解です！！！
【解説】
男が好きな店員さんはお釣りを丁寧に渡してくれるので
たまに指先が触れることがあります。
男にとってそれは密かな楽しみでした。
男はバイト代が入ったある日以前から温めていた計画を実行することにしました。
男はその店に行くと買い物籠をとり、手当たり次第にほしい物を放り込んでいきます。
そしてかごが一杯になったところでおめあての女の子のいるレジに並びました。
男はこれだけたくさんのものを買って一万円札を出して払う自分の太っ腹さをみせつけ
適当に放り込んだなら確実におつりが来るはずということは・・・
そんなに焼けた顔をしながらニヤつく男の顔が凍りつきました。
「ちょうど一万円になります」
男はちょうど一万円になったレシートを受け取り
本来の目的を果たすことなく店を出たのでした。