★★ウミガメのスープ★★457杯目 貴方は私の太陽味
例によってコテ回答・瞬殺・へびよけなど全てOKです
役に立たないと思いますが、オカルト度判定にもご利用くださって構いません
【問題】「泣きお三重」
大学で民俗学を学んでいる夏子は、夏休みを利用して某県某村(どこでもいいです)の
民家に住み込ませてもらい、その村の風習や伝統を研究していた。
後2日後に帰るという段になって、住み込ませてもらっている家の老人がぼそりと言った。
「泣きお三重じゃ」
聞けば、この辺りでは、夏に急に降るにわか雨の事を「泣きお三重」というらしい。
この家の近くに森があってその中に「お三重」という木があるのだが、その由来が
昔悲恋の為に首を吊った、お三重という女性をしのんでつけられたと言う。
「それでの、お三重が首を吊ったこの時期の雨を「泣きお三重」というての、この時
お三重の木の傍におる女は皆呪われるのじゃよ。 お前さんもくれぐれも近づかんようにのう」
そういうと老人はカッカと笑うと、出かけていってしまった。
「この現代日本で呪い?ナンセンスだわ」
そう思った夏子は、傘をさしてお三重の木まで出かけていった。
しばらくそこで何が起こるかを観察していた夏子だが、1時間経っても何も起こらない。
半分安心、半分ガッカリした夏子は、老人の家へと帰っていった。
しかし彼女はこの後不幸に見舞われ、家に帰れるようになったのは1週間後のことであった。
彼女が帰るのを1週間遅らせた理由は何か?
そしてすなわち「泣きお三重」の呪いの正体とは、なんであろう?
問題文は長いですが、真相はそれほどでもないですので、悪しからずです。