「妖怪このスレもつまらなくなったな」:妖怪辞典1284ページ
特徴:
ネタスレなどに突如現れてはネガティブな発言をして投稿者達の創作意欲を削ぐ。
「じゃあおまえが書けよ」というレスはたいていの場合無視される。
しかし懲りるわけもなくどこからともなく再び沸いてくるのがこの種の妖怪の特徴である。
このような意見を吐くことにより自分がスレの最初から見ていた(書いてはいない。
自分の書いたつまらないネタを他人に馬鹿にされるのが怖いのである)古参で、なおかつ
物事を客観的に見られる人間だということを誇示できると信じている哀れな妖怪。
正体:
たいていの場合はネタが受けなかったカス職人か荒らしか休日厨である。
退治方法:
感情的なレスをされると悦ぶかまって君なので無視されるとプライドを傷つけられ成仏する。
※まれに荒らしになることがあるので要注意
ワロタ
720 :
本当にあった怖い名無し:2005/06/25(土) 11:03:46 ID:p8z8pWyhO
前略……『こんどは落とさないでね……』衝撃が走った!!!その驚きのあまり娘を落とした(´Α`)ドンマイ
今まで聞いた中で1番恐い話を書きます。
知り合いにすごく霊感の強いコがいて、よく取り憑かれたりするコなんだけど、
その子に「今までで1番恐かった経験は?」と聞いたときしてくれた話です。
一人暮らしをしてるコなんですが、お風呂に入った後パジャマをきて、髪を乾かそうと、大きな鏡の前に座り、くしで髪をとかしていると鏡に映っているはずの自分の顔が
全然別人の女の人で(顔だけ)しかも鏡の中の人はくしで髪をとかすたびに髪の毛がのびるそうなんです。
そして髪をとかしながらこっちを見てニタ〜ッっと笑ったそうです。
恐怖におののいた彼女はパジャマを脱ぎだすとおもむろに立ち上がり「びっくりするほどユートピア!!びっくりするほどユートピア!!」と叫びました。
10分程続けたあと脱力感におそわれ鏡を覗くと、ひきつった笑顔のままの女の顔があったそうです。
>>714 そりゃそのとおりなんだが、
最近ネタだらけなので、
たとえマイナスの意見でも
評価してくれる人は貴重だよ。
評価してくれる人がいなくなったら
ただのチラ裏スレになってしまう。
>>696 >>妹だと思ってパンツずり下げたらソビエトだった。
シュールだww
おまい、オカ板に出入りしてるな?
724 :
Burial ◆net9MBtTr. :2005/06/25(土) 11:24:27 ID:Q/TUHYV50
(前略)
そしてある晩、急に始まったのです。
「 次はえぐり出し〜えぐり出しです。」あの場面からでした。私はあっ、あの夢だとすぐに思いだしました。
すると前回と全く同じで二人の小人があの女性の眼球をえぐり出しています。
やばいと思い (夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)とすぐに念じ始めました。。。。。。
今回はなかなか目が覚めません。(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ)。。。。。。。。
「次は挽肉〜挽肉です〜」
いよいよやばくなってきました。「 ウイーン 」と近づいてきます。(夢よ覚めろ、覚めろ、覚めろ、覚めてくれ)
ですが、まったく目は覚めません。小人が機械を振り上げて私を襲おうとしています。
しょうがないので小人達に正拳を五発ずつ叩き込んで吹っ飛ばし電車を運転していた薄汚い猿の首を
手刀でへし折ってから鼻歌口ずさみながら電車を破壊しました。
その後アナウンスが「ちょっ お客さんやめてくださいよ〜」とイライラする声で言ってきたので
管制室のような所まで乗り込んでいって、ラリアットで肋骨を二、三本負った後、首を絞めて泡吹いて悶絶させました。
それから現在までまだあの夢は見ていません。
727 :
本当にあった怖い名無し:2005/06/25(土) 11:56:17 ID:ZjHHL+Lx0
ある夏の日の出来事。
実家に帰省していた大学生Aは、お盆が明けたので自分の家に戻る途中だった。
帰省ラッシュを避けようと、夜中に山道を車で走っていた。
途中で尿意をもよおしたため、車を脇に止め、茂みの中へ入ってった。
用を足し終え、ふと顔を見上げると白い着物の老婆が浮いていた。
老婆は動かず目を見開きAをジッと見ていた。
Aはびっくりした。良く見るとそれは首吊り死体だったのだ。
腰が抜けそうになりながらも自分の車に辿り着いた。
「ここは山の中で他の車は一台も通らない。とにかく警察に通報しなければ。
今来た道を戻るより、このまま進んで街に出たほうが早い。」
Aは車を走らせた。
山道は暗い。Aの車のライト以外明かりなんてなかった。
Aはさっきの恐怖がまとわりついて、街に出る事だけを一心に考えていた。
そして、前方に微かな明かりが。それはトンネルだった。
「ここを抜ければもうすぐ街に出る。」
トンネルに入りAは少し安心した。
ふとバックミラーを見ると、なんと自分の車の真後ろをさっきの老婆がすごい形相で
車と同じ速さで走って追っかけてくるのだ!
Aは「わああっ!!」と叫び、開いていた窓から無我夢中でバナナを放り投げた。
Aはこれは一種の強迫観念だと思った。汗がふきだしていた。
しかし、サイドミラーを見ると車の真横に老婆が‥‥アスファルトを滑っている!!
数秒ほど並んでいたのだろうか。徐々に老婆のスピードは落ちていき、
バックミラーを見ると、老婆は路面との摩擦で燃え尽きてしまったようだった。
Aの車はそのままゆっくりと減速し、トンネルを抜けたところカーブを
余裕を持って通過した。老婆の事故が反面教師となり、彼の命を救ったのだ。
「私、リカちゃん。今あなたの後ろにいるの・・・」
テリーマン「俺もいるぜ」
キン肉マン「テリーマン」
ブロッケンJr「お前だけに、いいカッコさせるかよ」
キン肉マン「ブロッケンJr・・・」
ロビンマスク「正義超人は、おまえだけじゃないんだぜ 」
ウォーズマン「コーホー」
キン肉マン「みんな・・・」
悪魔超人「こ、これが友情パワーか」
トゥルルル
「私、リカちゃん。あなたの後にいるの。」
「二次オタ、ロリコンの知人がキミの後にいるけど・・・」
ある日の夜のことだ。
男が暗い夜道で、赤いコートを着て白い大きなマスクを口につけた女性に出会った。
女は男に近づくと一言、こう尋ねた。
『私キレイ?』
男はチャンスとばかりにコートの前をはだけて、全裸の下半身を晒した。
「俺のはどうだい?」男はニヤッと笑った。
長い沈黙と静けさが都会の闇をつつんだ。
「・・・・・・・チイ・・・・サイ・・・」
男は泣きながら夜の闇に消えていった。
>>705 好きだな。最後の息子のつぶやきは無くてもよかった
736 :
本当にあった怖い名無し:2005/06/25(土) 13:25:26 ID:I239bC7p0
>733
試合に勝って勝負に負けたって感じかなw
738 :
本当にあった怖い名無し:2005/06/25(土) 14:22:19 ID:fD8yZ1VVO
ある村にお爺さんと、とても綺麗な孫娘が住んでいました。早くに両親を亡くした孫をお爺さんは大変可愛がっておりました。
ある日、村に立ち寄った旅人に娘は犯され、身籠り、誰にも言えず自ら命を断ちました。
お爺さんは嘆き悲しみ、遺体の傍から離れようともしません。
見るに見兼ねた村人は、早く弔い、お墓に入れてあげようと言いますがお爺さんは耳を貸しません。
740 :
本当にあった怖い名無し:2005/06/25(土) 14:34:23 ID:fD8yZ1VVO
娘の遺体は異臭を放ち始めました。
村人達は相談し、お爺さんが留守中にお墓に埋めてあげました。
家に帰ったお爺さんは娘の遺体を村中狂ったように捜し求めました。
暫らくは奇行が目立った爺さんでしたが、急に元の優しいお爺さんに戻りました。村人は口々に「良かった」と言い合い平和な日々を送り始めました。
741 :
本当にあった怖い名無し:2005/06/25(土) 14:42:17 ID:fD8yZ1VVO
ある夜村人が、お爺さんが娘の墓が有る方に歩いていくのを見かけました。
次の日、村の住人にその話をすると、俺も見たと口々に言いだしました。
どうもお爺さんは、毎晩娘のお墓に行っているようです。
村人はお爺さんの後を付けることにしました。
(前略)
そしてついに99階にたどりつくことが出来ました。
すると最後の一人が
「いいか、俺が今から言う話しは… 本当に怖いからな、
絶対にビビルなよ」
と他の4人に強く言った。
(どんな話しだろう…)と仲間達は息を飲んだ。
そして、彼はいった。
「一階に・・・ 鍵を忘れた・・・・・・」
すると友人Bが言いました。
「あー、俺が気づいて持ってきた」
4人は大爆笑しながら部屋に入って行き、少しの間Aをからかうと
階段を昇った疲れのせいかすぐにみんなぐっすりと寝てしまいましたとさ
743 :
本当にあった怖い名無し:2005/06/25(土) 14:56:39 ID:fD8yZ1VVO
その夜もお爺さんは娘の墓の方に歩きだしました。
墓の前に着くとしゃがみこみ、ゴソゴソと何かを始めました。
闇の中、お墓の前から「バリバリ、ボリボリ」と何かを食べてる音が…
まさかと思いながら村人は勇気を振り絞り声を掛けました。
するとこちらを鬼のような形相で振り向くお爺さん。「爺さん、なにしとる!」
お爺さんは言いました。
「やめられん、とまらないんじゃ!」
爺さんの右手には「カッパえびせん」が握られています。夜な夜な娘の墓の前でえびせんを食していたのです。
744 :
本当にあった怖い名無し:2005/06/25(土) 15:02:50 ID:3srWXoXf0
実は私、恥ずかしながら生前はアニメオタク鉄道オタクでして学校でも「キモイ」「ウザイ」と罵られる毎日を送っていました。
自殺を考える毎日でしたがそんな勇気もなく、無為な日々を過ごしている時会ったんですよ。
ええ、そうです、あのリカちゃんに。
しかし私は運動能力も霊能力もないただのケチな根暗オタク野朗。
不本意ながら「あの世」へと連れて行かれたわけですよ。
「ああ、私の人生何一つとして良い事は無かった」
私の短い生涯を述懐し、土へと還る時ふと気づいたんです。
「あれ?俺成仏できてない」ってね。
私はこれまでの人生への恨みや、少なからずの執着があった為に皆様ご存知の霊として転生したのです。
それからの毎日は楽しくてしょうがありませんでした。
私の思念は思ったより強大だったらしく、霊体でもトップクラスの力を手に入れたのです。
あとは皆様お分かりの通り、生前私をいじめた者達を残らず皆殺しにしたのです。
先日ついに私を殺した「リカちゃん」を強姦に次ぐ強姦の末、手下として仕えさせる事にも成功しました。
この能力を授けたもうた「リカちゃん」には、ある意味感謝はしていますが力関係は叩き込まねばなりません。
人間の人生とは何があるかわからないものです。
それが死後なら尚更、と今になって実感をするわけです。
自殺を考えている方々へ私から。
人生を変えるのは貴方自身の思いと行動なのです。
諦めてはなりませんよ。
私がきっと貴方を守って差し上げます。
ある夏の日の出来事。
実家に帰省していた大学生Aは、お盆が明けたので自分の家に戻る途中だった。
帰省ラッシュを避けようと、夜中に山道を車で走っていた。
途中で尿意をもよおしたため、車を脇に止め、茂みの中へ入ってった。
用を足し終え、ふと顔を見上げると白い着物の老婆が浮いていた。
老婆は動かず目を見開きAをジッと見ていた。
Aはびっくりした。良く見るとそれは首吊り死体だったのだ。
腰が抜けそうになりながらも自分の車に辿り着いた。
「ここは山の中で他の車は一台も通らない。とにかく警察に通報しなければ。
今来た道を戻るより、このまま進んで街に出たほうが早い。」
Aは車を走らせた。
山道は暗い。Aの車のライト以外明かりなんてなかった。
Aはさっきの恐怖がまとわりついて、街に出る事だけを一心に考えていた。
そして、前方に微かな明かりが。それはトンネルだった。
「ここを抜ければもうすぐ街に出る。」
トンネルに入りAは少し安心した。
ふとバックミラーを見ると、なんと自分の車の真後ろをさっきの老婆がすごい形相で
車と同じ速さで走って追っかけてくるのだ!
Aは黄色いパネルの上を通ると、タイミングを見極めてボタンを押した。
「ここだあっ!」
狙い通り赤い甲羅を手に入れたAはもう一度ボタンを押し甲羅を発射させた。
甲羅は老婆を追跡し、見事命中!
クラッシュした老婆を尻目に、Aはもう一度黄色いパネルの上を通り
今度は星を手に入れると一定時間無敵状態で楽々と街に着いた。
746 :
本当にあった怖い名無し:2005/06/25(土) 15:04:18 ID:M96Vd13r0
とあるビデオ屋でワゴンセールで100円のビデオを見つけた。
タイトルは「ハンマー」。ケースなどは無かったが興味を持ち買ってみることにした。
その夜、早速ビデオを再生すると、いきなり本編が始まった。
どうやらどこかの道を走っているらしい。
カメラは走っている者の視点で、ただひたすらどこかの街を走りながら写し出だしている。
画面は、上下に小刻みに動き「はあはあ」と走っている者の息遣いが聞こえ進んでゆく。
その時画面を見ながら俺は妙な違和感を感じ始めていた。
「俺、ココの道見たことあるかも」
どうやら場面は住宅街に入ってきたようだ。
「え?…ここって。」
そう思ったところで画面が止まった。どこかのアパートの前のようだ。
「俺のアパートじゃないか!」
『ドカ!!!』
そう叫ぶと同時に部屋のドアが激しく音を立てた。
画面を見ると何者かがハンマーでドアを激しく叩いている。
音と画面は完全にシンクロして、画面のドアが叩かれれば俺の部屋のドアも激しく音を立てる。
俺はパニックに陥り、ドアを叩く音に激しく怯えた。
このままじゃ‥‥
俺は震えながらも勇気を振り絞ってドアのレンズから外を覗いた。
‥‥そこには新聞勧誘の男が立っていた。
俺は明日仕事が早いのを思い出し、ビデオを止めそのまま心地よい眠りについた。
仕事も終わり、飯も食った。パソコンの電源をつけていつものチャットルームへ。
『こんばんは』
『どうもー』
今日は自分も含めて4人か。文字色が黄、青、緑、ピンクで、あと赤があったら戦隊ものだな、なんて独りで笑う。
と思ったら2人抜けた。まあいいや2人で雑談しよう。
ついでに萌えサイトも見に行くか。
回転イスキコキコ言わせながらチャットとネットサーフィンに乗じる。
ふと首を捻って時計を見る。おお、もう10時か。そろそろ風呂に入ろうかな。
すると、何もしていないのにチャットがリロードするかすかなカチという音がした。
何だろう?
二人だけのチャットルームに、3人目の赤い文字。
『机の下。あなたの脚の間から』
思わず見ると、脚の間に白い顔が。
しかし俺は自分の一物を右手で握り締め至福の瞬間に浸っていた。
白い顔は少し引きつった表情をしたかと思うとそのまま消えていった。
748 :
ノートの警告:2005/06/25(土) 15:18:03 ID:TvEMEU410
(前略)
私は、霊感ってほどじゃないけど「ここなんかイヤな感じ」と感じる場所がある。
それを言うと彼がイヤがるから言わないようにしてたけど、
その部屋も入った途端ヤな感じしてた。
もうエッチ気分じゃなくなって、煙草を吸いにテーブルの方に二人して移った。
気のせい、気のせい、と二人で笑って忘れようとして
テーブルの上の「ラブホ」によくある落書き帳を何気なくめくったら、
「ぼくのかんがえたちょうじんです」とか
「もこだよー いまから怖い話書くよー」
っていう書き込みが、かなりマジな口調でたくさんあった。
あたしは「お前ら必死だな」と書き加えるとすぐにそこを出た。
車が峠にさしかかった時、ふとルームミラーを見ると、
後ろからものすごい速度で何かが迫ってきているのが見えた。
よく見るとそれは女だった。しかも、女には下半身が無かった。
これが有名な秋名のハチロクである。
728のような良質なネタがあるならこのスレも安泰なんだがな
ある女性が公衆便所を利用した時のことだ。
彼女がふと足元を見ると、そこにリカちゃん人形が転がっていた。
なんでこんなところにリカちゃん人形があるんだろう。誰かが捨てたのだろうか・・・
人形が可哀想に思えた彼女は、何気なくそれを手にとり・・・思わずギョッとした。
なんとそのリカちゃん人形には、足が三本も生えていたのだ。
三本目の足は脇腹の辺りから生えており、不気味な土気色をしている。
彼女は思わず人形を床に投げ捨てた。
するとその人形は、リカちゃん電話でおなじみのあの声で彼女に向かってしゃべりだしたのだ。
「わたしリカちゃん。でも、呪われているの、呪われてるの、呪われてるの・・・」
「そう……ところであなた、ちょっとクイズに答えていかないかしら」
「クイズに答えたら呪ってもいい?」
「ええ、いいわよ」
彼女は目を瞑り、心を落ち着けると昔おじいから教えてもらった謎かけを問いかけた。
「朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足。これなーんだ」
「え?」
リカちゃん人形は面食らった。人形なので表情は変わらないが確かに面食らった。
こんな使い古された質問をされるとは思わなかったからだ。
「ブッブー。時間切れです」
「えっちょ…人間でしょ?」
「違います。人間でも超人でもありません。答えは」
「……」
「お前だ!!」(驚かせたい人を指差しながら大声でいいましょう)
「あっ……そう、三本足の私は夜……もう私の時代じゃないのね」
そういうと三本足のリカちゃん人形は成仏していきました。
もっとも、歌舞伎町のちょっとマニアックな店で、「夜の私!」と言いながら
三本足で足コキをする風俗人形がある…というウワサもあるのですが。
>>752 笑うところと思われる場所がいくつかあることは分かるんだけど、
もうちょっと大きいのが一発ほしいな。
お風呂屋さんに行った。
鍵穴があったので気になって気になって覗いてみた。
すると・・・・・
「フォー!!!」 ハードゲイの人が腰を激しく振っているのが見えた。
>>753 ちょ……クールに反撃してるかどうかじゃなくて
笑いどころの大きさで評価されんの?(w
756 :
本当にあった怖い名無し:2005/06/25(土) 16:49:26 ID:3beLvEo20
ある雨の降る夜中のことだ。
ある男が職場からの帰り道に、赤い外套を着て白い大きな手ぬぐいで口を覆った女性に出会った。
女は男に近づくと一言、こう尋ねた。
「私キレイ?」
手ぬぐいで顔の下半分が隠れていたのではっきりとはわからないものの、その女性はなかなかの美人であるようだ。
「あぁ、あんたはさぞかしべっぴんさんだろう。だがそのべっぴんさんが私に何の用かね」
するとその女性は突然マスクに手をかけ、それを剥ぎ取りながらこう言った。
「これでも・・・キレイかー!!」
そのときすでに男は、五、六歩飛び下がっている。刀を下段右ななめに構え、越前藩邸の門柱を後ろ盾にとり、
「雨の夜に、ご苦労なことだ。人違いならよし、私を新撰組の土方歳三と知ってのことなら、私も死力を尽くして戦う覚悟を決めねばなるまい」
無言で十間先の“異形のもの”は刀を上段に構えた。その構えを見るだけでもかなりの腕だと分かる。
歳三は愛用の和泉守兼定を平星眼に構えた。近藤、沖田と同じ右寄りの癖があるが、この男の癖は特にひどく、左篭手が殆ど空きっぱなしになっている。
“女”は間合いを詰めている。女の剣は二尺七寸はあるだろう。
「フゥ〜…フゥ〜…」
「コイツ…人間じゃねぇな」
女の様子が尋常ではない。幕末の京に巣食う幾多の魑魅魍魎を退治してきた歳三は人目でこの“女”が人間ではないと悟った。
「フゥ〜ッ…フゥ〜ッ…クワッ」
“女”は踏み込んだ。とびあがり、上段から電光のように歳三の左篭手にむかって打ち落とした。“女”は既に歳三の剣の癖を知りぬいていた。
が、その前、一瞬、歳三はツカを握る両拳を近寄せ、刀をキラリと左ななめに返し、同時に体を右にひらいた。
カッ!!!
と火花が散ったのは、和泉守兼定の裏しのぎで落下した“女”の太刀に応じたのだ。“女”の太刀ははね上がった。体勢が崩れた。
そのとき歳三の和泉守兼定が中空で大きく弧をえがき、“女”の真っ向、額からあごにかけ、真っ二つに切り下げていた。
女はゴシカァンと大きくはね上がって崩れ落ちた。十文字に咲けた“女”の顔は、既に生物としての形を留めてはいなかった。
「化け物め…」
そうつぶやくと、歳三はすでに肉の塊となりはてた“化け物”に目もくれず、雨の降る二条通を後にした。
やっぱダメだ(;'A`)
書いてみたいけど
どんなのがよかろう?有名でなおかつこのスレで出てない奴か……
756 なかなか良かったよ。ネタ投下したいけど皆みたいにクールな文書けない… orz
>十文字に咲けた“女”の顔
これがなかなかいい
高校生のグループと一緒にサバゲーに出かけました。私と、もう一人別の
リーダーのグループも一緒でした。星を見て方位を確認したり、わざと
明かりをつけずに夜間戦闘をしたりとしているうち、湧き水の所まで行きました。
もう一人のリーダーが気を利かせてキャンディをみんなに配りました。でも、1個足りません。
「14人のはずだけど。誰か1個余分にとってない?」
「えっ一人多いの?」
「お前、誰だ!?」
とみんな面白がって収拾がつきません。
「この中に侵入者がいる!全員その場を動くな!人数を数える!」
私もネタで持ってきた違法改造エアガンを構えて言いました。
向かって左からあだ名(キャンプ中のコードネーム)を呼んでいきます。
「ジャック、ポカリ、マーブル、・・・サスケ、」
9人目まで呼んで次の一人を指差そうとした時、みんなが構えていたエアガンの
引き金を引きました。私も僅かに遅れて射撃。予期せぬ実戦に、みんな楽しそうです。
深夜までサバゲーする予定でしたので、全員分の暗視装置は準備しています。
ほとんど完璧な連携作業で、弾幕を途切れさせずに全員が夜間用のフル装備に
切り替えることに成功しました。一斉射撃を喰らい、それでも逃げようとする
タフな侵入者(おそらく私たちと同じように防弾服を着ていたのでしょう)の姿を
視界の端に捕捉しつつ、リーダーである私は全員に指示を飛ばします。
「逃走する侵入者は1名!装備は不明!ジャック及びマーブルは右方より先行!
ポカリ、サスケは左方から行け!ハウンドにはスナイプを頼む!
残りは俺に続け!隊の誇りに賭けて、侵入者を絶対に逃すな!GO!」
「ラージャ!」「了解!」「了解ですリーダー!」「おっけー!」「逃すかよ!」
それから約30分ほど、人間離れした動きでこちらの弾を回避する侵入者との
ゲームが続きました。途中、一人が襲われて銃を奪われ、あわや反撃に
転じられるかという危ない場面などもありましたが、ハウンドの職人芸(長距離狙撃)が
冴え渡り、侵入者が持つ銃を落とさせることでピンチを脱出。ついに侵入者に
ヒットコールさせることに成功。あまりに素晴らしいゲーム内容に、全員が
さわやかな笑顔を浮かべていました。もちろん、去っていく侵入者に対し、
「ゲームに付き合ってくれてありがとう!」とお礼の言葉を投げ掛けることは
忘れていません。
キャンプ場に戻って点呼をとると、人数は元通りに。みんな口をそろえて
言うのは「すげえ面白かった」。高校生のグループとは、来年もまたここで、
このメンツでサバゲーをやろうと約束しました。
>>764 ジャックポカリも笑いどころだと思ってたんだけどオリジナルからあるんだな。