有名な怖い話を、クールに反撃する話に改変しよう

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236本当にあった怖い名無し
ある女性が公衆便所を利用した時のことだ。
彼女がふと足元を見ると、そこにリカちゃん人形が転がっていた。
なんでこんなところにリカちゃん人形があるんだろう。誰かが捨てたのだろうか・・・
人形が可哀想に思えた彼女は、何気なくそれを手にとり・・・思わずギョッとした。
なんとそのリカちゃん人形には、足が三本も生えていたのだ。
三本目の足は脇腹の辺りから生えており、不気味な土気色をしている。
彼女は思わず人形を床に投げ捨てた。
するとその人形は、リカちゃん電話でおなじみのあの声で彼女に向かってしゃべりだしたのだ。
「わたしリカちゃん。でも、呪われているの、呪われてるの、呪われてるの・・・」
彼女は可哀相になり、懐から一巻の巻物を取り出した。

それはかつて彼女が運命の大迷宮に挑み生還した際に持ち帰った魔力の込められた巻物。
あらゆる呪いを消し去るそれは、すなわち「解呪の巻物」であった。彼女がリカちゃんに
意識を向けて巻物を読み上げると、巻物はぼろぼろと崩れて塵となる。

誰かがあなたを助けているような気がした.--more--

次に彼女が取り出したのは「聖水」である。運命の大迷宮に存在する、信仰する神と同属性の
祭壇に「水」を捧げ祈ることで得られる聖別の水。彼女は、リカちゃんを聖水に浸した。

リカちゃんの人形はぼんやりとした水色のオーラにつつまれた.--more--

「わたしリカちゃん。ありがとう、ありがとう、ありがとう・・・」

かくして「呪われたリカちゃんの人形」は「祝福されたリカちゃんの人形」へと変化し、
一人のNetHackerによってこの都市伝説は終わりを迎えたのであった。めでたしめでたし。