不可解な体験・謎な話 〜enigma〜 PART 26
ばあちゃんの話だけど、投下。
ばあちゃんは横浜で育ったハマっ子だ。
小さいとき、変なうわさを聞いたらしい。
坂の上から、毛皮で出来たボールのようなものが転がり落ちてくるらしい、と。
そのボールは、民家の壁や戸口にぶつかって止まるらしい。
誰が調べたのか、その毛皮は熊のものだ、と聞いたそうだ。
ひいばあちゃんの話。
ひいばあちゃんは、あるとき海辺を散歩していたそうだ。
すると、海の上に、黒いポツンとしたものが見えた。
ひいばあちゃんは、「?」と思ってよく見てみた。
すると、その黒い点はどんどん大きくなり、ついには見上げるような大きさになった。
ひいばあちゃんは、どんどん見上げて、しまいには尻を後ろにペタンとついてしまったそうだ。
見上げ入道とかってやつかな。