憑かれた話

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1本当にあった怖い名無し
疲れた話ではありません。
憑かれた話について語りましょう。
2本当にあった怖い名無し:2005/04/24(日) 00:46:49 ID:xTRvlsqH0
2げと
3本当にあった怖い名無し:2005/04/24(日) 00:46:51 ID:fPw5vVkt0
2だ
4本当にあった怖い名無し:2005/04/24(日) 00:54:51 ID:qM1/dThD0
4サマ
51:2005/04/24(日) 01:03:45 ID:WIno0A1o0
別スレでスレ違いだと言うので立てました。
以前からずっとラップ音らしきものがしていたのですが
体のごく近く(数センチぐらい)で鳴るようになって、
最近はなんだかツンツンと突付かれているような感じがします。
どうしろと言うのでしょうか?
6本当にあった怖い名無し:2005/04/24(日) 01:12:06 ID:dyiCZgamO
6ろ首
7本当にあった怖い名無し:2005/04/24(日) 01:36:57 ID:xTRvlsqH0
>>1
俺もよく隣から聞こえてくるよ。
ラップ音楽。
ボリュームさげろってんだよな?
8本当にあった怖い名無し:2005/04/24(日) 04:58:55 ID:hHs20mkAO
age
91:2005/04/24(日) 21:21:54 ID:4ov20bUJ0
別すれで書いた話の続きを書きたいんだけど、それだと訳が解らなく
なるので、前のスレのカキコをコピペしとくよ。
[15]前スレの959<>
2005/04/17(日) 23:30:43 ID:BMSkv92h0
リクエストがあったからできるだけ書いてみるが、とにかく
8年ぐらい前から今にいたるまで続いている話で、
断片的なことはこの板のいろんなスレに書いてるから
読んだことがあるかもしれん。

漏れと「彼女」は会社の先輩後輩の間だが別にたいした関係は
無かった。ところが送別会でたまたま席が近くになったところ
その後2週間連続して土曜に食事に行かないかと電話がかかっ
て来た。漏れは他人にもストイックと言われる方で全部断った。
3週目に電話がかかって来た時に漏れはどういうつもりなのか
心を開いて見てやろうと思った。そしたら電話が終わった時は
5時間経ってた。
101:2005/04/24(日) 21:23:11 ID:4ov20bUJ0
連続コピペ
[22]前スレの959<>
2005/04/17(日) 23:41:53 ID:BMSkv92h0
「彼女」と話したのは前の彼氏のこととか、何故か岡田有紀子の
自殺の話(その時でも既に随分経っていた。)とかだった。だが
漏れは奇妙な気分だった。確かに「彼女」と電話で話していたの
だが、何か上の方に引っ張り上げられて別の誰かと話をしていた
様な気がした。その誰かに「彼女」の事をよろしく頼まれたような
気がした。その後何カ月間か頭が上の方に伸びたような感じ、
自分が二重になっているような奇妙な感じだった。

電話が終わった時漏れは隠れていたのを見つかって復縁を迫られた
ようで、どうにか逃げ出す方法を模索していた。
111:2005/04/24(日) 21:24:19 ID:4ov20bUJ0
[24]前スレの959<>
2005/04/18(月) 00:01:45 ID:BMSkv92h0
占い師の話は前の彼との話の中で出ていた。漏れは「彼女」が
急に態度が変わったのは占い師に何か言われたのではないかと
思った。そして占い師の化けの皮をはいで「彼女」の態度を
もとに戻そうと考えて一緒に占い師のところに行く事にした。

占い師に行く前に夢で「彼女」と占い師に行って前世に夫婦だ
ったと言われる夢をみた。

その占い師は占い師が集まっているビルの中にあり、四柱推命だ
と言う事だったにもかかわらず狭い階段を上がって入った部屋の
前の壁には細かい文字で書かれたビラのようなものがはってあり
「幼少の頃から霊感が有り、多くの救ってきた」といううさん
くさいことが書かれていた。

占い師との対面は非常に奇妙なものだった。相変わらず二重に
なっているような感覚は続いていたのだが、占い師が言うこと
がエコーがかかったように二重に聞こえた。誰かが一歩先に
言ったことを口移しに同じことをしゃべっているのを聞かされた
ような感じだった。その奇妙さにぼうぜんとしてしまい
占い師が前世に夫婦だったと言うのを上の空で聞いていた。
121:2005/04/24(日) 21:24:58 ID:4ov20bUJ0
[27]前スレの959<>
2005/04/18(月) 00:19:17 ID:Tx7ldUmo0
その後何故か上賀茂神社に行くことになった。
(その後聞いた話では「彼女」は前の彼と別れた後上賀茂神社で
厄よけをしたらしい。)
上賀茂神社から河原を散歩しながら下鴨神社まで下った。
その後タクシーで料理屋に行って食事をして別れて帰った。
部屋に帰ると「彼女」から電話があり何故かオカルトっぽい
話を始めた。そうするとチャッチホンだった彼女の電話に
数分おきに電話がかかってきてすべて無言電話だった。
電話を切ると無言電話も切れ、盗聴されてるのかと思ったが
そんなことはその時だけだった。
(このことは別スレに書いたことがある。)
131:2005/04/24(日) 21:25:40 ID:4ov20bUJ0

[28]前スレの959<>
2005/04/18(月) 00:39:30 ID:Tx7ldUmo0
その後付き合うということは無かったが
(当然色々あったんだが色っぽい話は無く長すぎるのではしょります。)
時々食事に行ったり「彼女」の悩みを電話で長時間聞かされたりした。
お互い遠隔地に派遣されたりということもあったがそんなあいまいな
関係が3、4年続いた。

ある土曜日の昼、彼女が食事に連れて行ってくれと言うので、
まあいつも通り軽く食事だけして帰ろうとすると
おびえたような目で「帰るんですか」と言う。
いつもの通りの事をしてるだけなのでけげんな気分だったの
だが、近くの植物園に行ってそれでもどっか行きたいと言うので
琵琶湖までドライブして夕日を見て、据え膳食わずにそのまま
彼女のマンションまで送って行って「彼女」が帰るのを見届け
先程まで「彼女」が座っていた助手席を見た。
141:2005/04/24(日) 21:26:59 ID:4ov20bUJ0
[29]前スレの959<>
2005/04/18(月) 00:47:44 ID:Tx7ldUmo0
すると誰もいないはずのその席に女性が座っていた。
その女性は漏れのことを恨めしいような、切ないような
なんとも言えない目で見ていて、しばらくすると消えた。

漏れにはずっと謎だった。漏れにとって「彼女」はそうである
ような、ないようなしっくりこない相手だったし、「彼女」は
自分の行動を理解していないようだった。だがその女性の表情は
漏れには理解できるものだった。漏れが前世で夫婦だったのは
のは「彼女」ではなく「彼女」の後ろにいたその女性だと
漏れは今は思っている。
151:2005/04/24(日) 22:05:18 ID:4ov20bUJ0
別スレのコピペはこれまで。その後の話を書いて見たいと思う。
この後は「彼女」の事をKと書くことにする。

何カ月か経ったある日漏れの家の留守番電話に
「電...話...を...ください」
というKのか細い声が入っていた。
普段Kと電話をしていると耳が痛くなるぐらい声が大きいので
奇妙だったが、早速電話をするといつものKが出た。
どんな会話をしたかはよく覚えていないが、
「さみしい」と言うので会社での様子では全然そんなふうに
見えないので「さみしいのですか?」と聞くと「さみしいに
決まっている」と言ったのだけ覚えている。

留守電の声はあまりに奇妙なので消さずに残しておいた。
今も残っている。
161:2005/04/24(日) 22:28:11 ID:4ov20bUJ0
更に何カ月かした後、会社でKと外何人かで話していると
Kが引っ越し先を探しているという。なんかうれしそうに
しているので聞いて見ると「彼氏」と一緒に住むという。
今度彼の実家に行って了解がもらえたら「結婚」すると言う。
なんか馬鹿を見たような気分だったが、「結婚できるかどうか
わからない」と言うので、「絶対結婚できる」と言うと
先程まで幸せそうな顔をしていたのに急に「そんなこと
言わないで」と悲しげに言う。

キツネにつままれたようなけげんな気分だった。
17本当にあった怖い名無し:2005/05/07(土) 01:02:15 ID:bMEAckl/0
おいおい続きは!

まだGWか?世の中はもう動いてるゾ。
181:2005/05/08(日) 19:12:24 ID:qeD+OeBj0
>>17
まだdat落ちして無かったのも、そもそも読んでる人間がいること
自体ちょっとびっくり。

憑依現象というとエクソシストのように声が急に別人のようになった
り、常軌を逸した行動をしたりと言うふうに思うけれど、全くその
ような事は無かった。

この時までは会話の途中で急に違う事を言い出すと言うことも無かった。
ただ後で聞いて見ると記憶が妙にねじ曲がっていることがあった。
ドライブの件もそうだ。ドライブに言ったことは覚えているが
「女性として扱ってくれない。」と言われたのだが、そこで
話した言葉を違うふうに覚えていたり、そのことに触れるのを
妙に避けようとしたりする。奇妙だった。
191:2005/05/08(日) 19:24:21 ID:qeD+OeBj0
ここからは非常に恥ずかしい話をせねばならない。
そのままスルーするか、それとも行動を起こすか、どちらにするかを
考えたが......

メールを出した。色々ゴチャゴチャと書いたが
「その男じゃ無くておれと結婚しろ。」
と言うのがその趣旨だった。

するとKが漏れの席にピョンピョンとウサギがはねるようにやって来た。
彼の実家に行くのをやめるという。帰り際に敬礼していったのが
すごく妙だった。
201:2005/05/08(日) 19:25:49 ID:qeD+OeBj0
しまった、上げてしまった。
スルーよろしく。
211:2005/05/08(日) 20:06:28 ID:qn8DPxFr0
そして休日が終わって聞いて見ると、彼の実家に行ったという。
「無理やり連れて行かれた」と言う。だが喜々として喋る様子
には無理やりと言うニュアンスは感じられなかった。

その後同僚に唆されたのもあり無人の会議室に呼び出して
駄目元で今度は口頭で
「その男じゃ無くておれと結婚しろ。」
と言って見たが、散々に罵倒されて終わった。

会議室から出て食事に向かう漏れは何か「憑き物が落ちた」ような
清々しい気持ちでだった。
221:2005/05/08(日) 20:35:33 ID:qn8DPxFr0
次の日から数日間Kは会社を休んだ。
その後会社に出て来たKとすれ違ったが、何かわからないがものすご
い気配を発していた。
(後日聞いたところ数日間高熱を発していて無理やり出社したその日は
「死ぬってこんな感じ」と思ったそうだ。)

漏れは最初に5時間電話をかけたときから「その女性」の存在は
知っていた。Kと話をしていたのと同時に「その女性」と話を
していたから。そしてドライブの後「その女性」を見た後でも
「その女性」とKとは本質的に同一であると思っていた。
どういう仕組みかはわからなかったが、「その女性」もKの
一部であると思っていた。

しかし彼氏の話が出てKの行動の矛盾が明らかになり、
「その女性」が暴れ始めて漏れも認めざるを得なくなった。
Kと「その女性」とはまったく別の人格であると。
Kは「その女性」に憑かれていると。
231:2005/05/08(日) 20:56:25 ID:qn8DPxFr0
漏れは混乱すると同時に非常に困ったことになった。
思い返して見ると、Kの行動には2つの意志があった。
それぞれの意志がどのように行動しようとしているかが判った。

漏れはなんとか「その女性」をKから引き離して自分のところに
こさせようとした。散々な目にあった後ではあったが提示後Kの
席に行ってみた。Kの顔を見て驚いたことには目の回りが赤く
腫れあがっており、聞いて見るとジンマシンじゃないかと言う。
そんなへんなジンマシンは考えにくいし漏れは「その女性」が
泣いているんじゃないかと思った。しばらく話していると
Kの腫れがすっと消えて行った。漏れは「その女性」を説得しよう
としたが結局言い争いになりまたKの顔が腫れ始めた。
漏れはその場で説得することをあきらめてKの席を去った。
241:2005/05/08(日) 21:17:39 ID:qn8DPxFr0
結局直接話して解決するのをあきらめた。そこでメールを出すことにした。
Kがメールを読めばその女性も読むと考えられた。そしてメールを出した
日の夜「その女性」が夢に出た。

なにかキッチンで二人で料理をしていた。そして「いつ実現してくてるのか」
というようなことを聞かれた気がする。すごくきれいな声だったのを覚えて
いる。

その後「その女性」向けの手紙のことでKに誤解をされた。誤解を解くために
詳しく説明したメールを書いたが全然相手にされず、散々罵倒され毛嫌いさ
れた。その時漏れがKに見ていた美点は実はほとんどが「その女性」のもので
「その女性」が去ったKは全然魅力的でないことに気が付いた。
そしてもう霊症も無いようなのでKのことは放っておくことにした。

251:2005/05/08(日) 21:39:15 ID:qn8DPxFr0
ちょうどそのころSと言う派遣の女性が漏れの下につくことになった。
取引先に一緒に行く際った時たまたま行っていた大学が近所だったこ
とが判って色々話が合い、プライベートで食事に行ったりした。
(それ以上のことは無かったが。)
ふと気が付くとKの口調と似た口調で喋ってることがしばしばあって
ドキッとしたりしたがSは2か月程で別の会社へと移った。
後で会社の別の部所の人間に漏れの下で働くことについて聞かれて
「ラブラブです」と答えていたことが判って冷や汗を書いた。

その後は特に浮いた話も無く現在に至る。
しばしばすぐそばでラップ音がなったり、時々誰もいないのに
ツンツンつつかれているような気がしたり、寝てる時すぐ横に
誰かが寝ているような気配がしたりすることはあるが、
問題になるようなことはさほど無い。

「その女性」の希望がかなえられることは今のところ無い。

終わり。
261:2005/05/08(日) 22:46:32 ID:qn8DPxFr0
身を削って書きました。うーん疲れた。
271:2005/05/08(日) 22:47:17 ID:qn8DPxFr0
しまった、また上げてしまった。信じられんミス。
28本当にあった怖い名無し:2005/05/08(日) 23:00:44 ID:H9o0NwnL0
パトラッシュ、憑かれたろう。

   ,.-─-、
   / /_wゝ-∠l
   ヾ___ノ,. - >
   /|/(ヽY__ノミ
  .{   rイ  ノ

僕も憑かれたんだ…
何だかとても眠いんだ…パトラ…
29本当にあった怖い名無し:2005/05/16(月) 01:27:06 ID:0tkVA7fT0
あー、ネタなのかもしんないけど、なんかリアル。
つか、うちもそんなカンジだったんだけど結婚した。
普段はすごく仲の良いベタベタ夫婦なんだが、ふとなんかのハズミで
気分が入れ替わると、「頭で知識として自分の夫だと知っているが、
感情ではほとんど初対面に近いオトコの人」になります。
とりあえずセックルすると元のベタベタ気分に戻れるけど、そーゆー時のセックルは
『見合い結婚の初夜』そのもので、それなりに楽しい。

Kさんもこんな気分だったのでしょうか。
ま、私の場合は別人というよりも「本体」てカンジなんですが。
301:2005/05/16(月) 07:52:41 ID:WD8pE9+f0
ネタじゃないです。
「憑かれてた」と言うのは漏れの推定にすぎないけど。
31本当にあった怖い名無し
ネタではありませんでしたか。どうも失礼しました。
1さんは最初「隠れてたのに見つかっちゃった」と感じられたのですね。
だとすると結婚しなくて良かったのかもしれませんね。

「前世から約束していた魂の恋人と出会ってしまった人の話」を、又聞きした
ことがあります。その人は結婚していて子供もいたんだけど、魂の恋人と
出会ってしまったので、事情も言えないまま夫とは離婚したそうです。
でも離婚してまもなく、ある聖地を訪ねた恋人はそこで別の人に変わって
しまったとか。彼女の恋人だったのはその男性ではなく、男性に憑依していた
(あるいは、中にいた)精神生命体で、聖地で男性から離れてどこかへ行って
しまったとのことでした。
聖地から帰ってきたのは、彼女にとって見知らぬ、お互い興味の無い赤の他人で
以来彼女は一人で、魂の恋人である精神生命体を探して生きているそうです。

最初この話を聞いた時は「まあ、彼女の主観ではそういう出来事だったの
だろう」と思ったのですが、最近は「客観的に見てもそういう事だったのかも
しれない」と思うことも。
「魂の恋人」や「精神生命体」という単語はちょっとアレですが、
1さんの経験されたことと同じ種類の出来事かも、と思いました。