◇夢の中での集合無意識について２◇

【7/29】
砂漠のような荒涼とした世界にいた。
山師のような男に巨大な鳥を殺して、その羽を奪ってこいと言われた。
そうすれば何か貴重なものをくれるらしい。
その鳥は人の言葉を理解する賢い鳥で、大きさは人を背に10人載せても余るくらい巨大な鳥。
私は山岳地帯でその鳥を見つけ、毒殺するための丸薬（御岳百草丸に似ている）を飲ませようと思ったが、
鳥は人間と同じくらいには頭がいいので、ただ飲ませることはできない。
そこで私は鳥に
「君は不死鳥の幼生だから、一度死ねば不死鳥として成鳥になれる」
とウソを吹き込むことにした。
素直な鳥は信じていた。しかし私は警戒心をとくために、彼と何日も過ごすことにした。
共に会話し、空を飛び、いつしか私は鳥と友達になっていた。
仕事の期日が迫り、私はいよいよ鳥に毒薬を飲ませなければならなくなった。
しかし私は鳥に情が移っていて、鳥も私を親友だと思っている。もう殺すことは出来なかった。
私は勇気を出して、本当のことを彼に言った。
その場で食い殺される覚悟はできていたが、鳥は私を許してくれた。
心優しい鳥と別れて後、私は彼が本物の不死鳥だと知った。

すごいの見てるなー
不死鳥って綺麗だった？普通に空飛んでた？

>>640
山師は原型の一種だと思われる。あなたを騙そうとしている様に見えるが
心の望みを知っていて、鳥に会う事を勧める
鳥はｾﾙﾌの一面で、山師を通してあなたに接触する事を仕組んだ
毒殺する事と、正直に話して許しを請う事の二つの選択肢があったが
殺していたら蘇って食べられたかもしれない事を考えると
後者を選んだのはたぶん正解だと思う

結局の所、不死鳥であるから殺すことは出来なかった訳だが
生と死、親友でありながら喰い殺すという、相反する二つの面を併せ持つ
親しみやすくもある反面、時には圧倒的な大きな力を持って抗う
ｾﾙﾌの特徴を現している

また、あなたが鳥に抱いた不死鳥のｲﾒｰｼﾞが幼生である事から
この鳥は未だ成長段階であり、親友になった事で今後の関係も伺わせる

ただ一つ、鳥の羽を持ち帰らなかった事は気になる
無意識の扉を開く鍵かもしれないからだ