1 :
本当にあった怖い名無し:04/11/22 03:57:51 ID:DP/nhcxv
創作系の怪談スレです。
まだ頑張れるはず。
とくにルールはなし。
気軽に書き込んでください。
22222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222
3 :
本当にあった怖い名無し:04/11/22 04:02:56 ID:DP/nhcxv
4 :
本当にあった怖い名無し:04/11/22 04:03:42 ID:DP/nhcxv
5 :
本当にあった怖い名無し:04/11/22 04:06:04 ID:DP/nhcxv
6 :
本当にあった怖い名無し:04/11/22 04:31:00 ID:V9Tl2Unh
6
おお、乙です!
|ω・`)落ちちゃう、落ちちゃう……。
10ゲットォォォ!!!
11 :
本当にあった怖い名無し:04/11/24 13:24:56 ID:DRBEeKQ8
>1乙
今スレこそは何か書きたいなあ
1さん乙です
むかし書いた話、貼ってもいい?
ウンコネタだけど・・・
まだいっこも話がないので、なんでも書いて〜
なんでも。
おー
新スレたってるー
嬉しいー
1さんありがとうー
17 :
キタキツネツキ:04/11/29 03:29:40 ID:sgXxbD2Q
ヤフーBBがおかしくてアクセスできませんでした、やっと復旧です。
一話目は王監督が選手だったころ、カロリーメイトのCMでいかにも
まずそうに食べてんなーって感心しながら見てたのと、
フジの水曜名物ワンナイの王監督の顔便器騒動にヒントを得たやつです。
あの騒動以来、ワンナイの「お笑い」の流れってのが変わっちゃったのが、
ちょっとガッカリなりよ。
タイトル「健康食品」
日曜大工で犬小屋を作った余りで、いまTV・新聞で話題の「O選手の顔便器」を作ってみた。
できあがったものを見て、おばあちゃんが「あんまり似ているのを作ると魂が宿るよ。」
と言って、気味悪がった。
そんなに似ているかなあ。
さっそく使ってみた。なかなか具合がよい。毎日使ってみた。
ある日、座ったとき、便座にぬくもりがこもっているのに気がついた。別に誰かが使っていたと
いうわけではない。人肌ぐらいの温かさで、心地よい。
さらにある日、ウ○チをしていると便器がゆがむのが感じられた。
ハッとして目を下にやると、確かに「O選手」の顔が歪んでいる!!
ビックリしたけど、このしかめ面はどこかで見た記憶がある・・・
そうだ!カ○リーメイトのCMで見た顔だ!!
「うぅ、まずい・・・でも仕事だから(以下略)」
二話目のタイトルはアンデスの聖餐の映画「生きてこそ」と
戦時中の日本兵の人食を問題にした「ゆきゆきて神軍」に
引っ掛けたものです。
タイトル「生き生きてこそ神軍」
男4人女2人の登山パーティーが吹雪に遭い、山小屋に閉じ込められた。
そして二週間が経ち、食料も尽き、みんな餓死寸前になった。
ついに6人のなかで一番のデブの山田君が衰弱から意識不明になり、
そのまま帰らぬ人となってしまった。
「いちばんエネルギーの余っていそうな山田君が死んじゃうなんて・・・」
悲しむヒマもなかった。山田君はゾンビになってしまったのだ。
「なんだって山田がゾンビになるんだよー。」
「たぶんハイチみやげのトルマリンのせいだと思いまーす、さすがに本場ものだけ
あって、よく効くなあ。」 「感心してる場合かよ、みんな逃げろー!!」
「ガオー!!」吹雪の山小屋のなかでただならぬ追いかけっこが始まった。
「飢え死にするか、喰われて死ぬか、はぁはぁ、こりゃ究極の選択だ、ゼイゼイ」
「こうなったら、みんなで一斉に飛びかかって山田を押さえつけるんだー、そりゃー!!」
「押さえつけたのはいいけれど、マジで電池切れです、目の前が暗くなってきた・・・」
「しっかりしろー!!いま手を離すと喰い殺されるぞー。」
どうにかこうにか山田君をロープでがんじがらめにすることに成功した。
「でもこのままでは全員餓死してしまいますよー隊長・・・」
「やむをえまい、山田を食べてしまうしかあるまい。ほっとけばこっちが喰い殺されてたんだし・・・」
隊長はサバイバルナイフを取り出し、山田君の腹に突きたて、サバきはじめた。
「なにも『活き作り』にしなくても・・・」「死んでるんだってば、ゾンビなんだから。」
内臓をレバ、ハツ、ホルモンに分けて、胸を三枚におろしてしまった。
「でもゾンビの肉って、ホント生きてるみたい・・・」「焼肉プレートと焼肉のたれ、見つけたよー!」
用意のいい山小屋である。さっそく焼肉パーティーが始まった。
「はぐはぐ、山田クンって、おいしいね。」「そだね、肉にほのかな甘みが・・・これって糖尿?!」
隊長がみんなをはげました。「よーし、これで救助隊が来るまでしのげるぞー、助かったぞー俺たち。」
「ウガー!!」(生首だけになった山田君の声)
そして、つぎの朝・・・「おんぎゃおんぎゃおんぎゃー!!」 山小屋に産声がひびき渡った。
「生まれた・・・ウンコが・・・しかも五兄弟で・・・」
続編タイトル「あれは決して、つのなんかじゃないんだ、間違いない」
遭難者たちは無事に救助されたもののウンコちゃんたちの扱いに困り、
とうとう駅前のコインロッカーに捨ててきてしまった。
ウンコちゃんたちは親からそんな冷たい仕打ちを受けても、めげずに
たくましく生きつづけた。
そしてコインロッカーの前で親たちを待ちつづけたのだった・・・
「ぼうやたち、お母さんはどこにいるの?」
「それは、お前だー!!」
さて、そのなかのひとりが芸能界入りすることになった。
「はじめまして、芸人デビューします『はなわ』でーす。」
「キミ、その頭のカタチって、つの?」
「これは 『へその緒』 の切れ目です。」
新作でしゅ
タイトル 「ノリカは今や、グラマーとデブの分かれ目にいますから、残念!」
「レ〇パレスにしたら、ノリカが付いてきちゃったよ。」
「えー、あの藤原紀香が、スゲーって、、、お前、ノリカのファンじゃなかったよな?
そのノリカってのはどんな格好してんだよ?」
「えとね、白いワンピースを着て、長い髪をバサッと顔のまえに垂らして、
手を前に突き出して、ひょこっひょこっと歩いて・・・」
「オイ、そりゃノリカじゃねえ、サ・ダ・コだよ、 お前の部屋にはサダコが憑いているんだよ!」
「ヒィー、そうだったのか、胸がでかいからノリカだとばっかり思っていたよ・・・ orz 」
「胸がでかいのは当然だろ!」
「なんでだよ?」
「昔から土地や家に憑く霊を『 G カ ッ プ 霊 』 っていうからな。」
おあとがよろしいようで・・・
じばくれい……
じいかっぷれい……
ちと厳しいかなw
まぁなにしろあれだ、乙!
なんか下がり気味だから今がんばって話書いてます!
でもなかなかまとまらねー!orz
楽しみに待ってるよー
「解放」
『影はがしにご注意!』
このポスターが街に貼られ始めた頃、俺は影はがしにあった。
薄暗い路地の街灯の下、黒いロングコートに身を包み、
そいつは影のようにじっとしていた。
深く被られた帽子のつばで、表情は完全に隠されていた。
横を通り過ぎようとしたときには、俺は既にねじ伏せられて地面を見つめていた。
そいつは大きいペンチのようなもので俺の影を剥ぐと、
悠々と歩きながら街に消えていった。
気付けば俺は、自分のベッドで寝ていた。
どうやって逃げたのか全く覚えていなかった。
俺はゆっくりと立ち上がり鏡を見つめた。特に変わったところはない。
窓の外に身を乗り出す。昼くらいだろうか?太陽がまぶしくて俺は目を細めた。
光から逃げるように振り返り、思わず呟く。
『あ…影無いや…』
俺の影は無くなっていた。フローリングの木目だけがそこにあった。
俺は影はがしを、口裂け女や人面犬と同じような都市伝説だと思っていた。
『まさか本当にいるなんて…』それが率直な感想だ。
影を剥がされるとどうなるんだっけ?
俺は疑問を感じ、何か情報はないかとパソコンを立ち上げた。
【影はがし】
検索してとりあえず最初に出たサイトを開いた。
画面にたくさんの文字が羅列される。
俺は最初の文を読み始めた。
『200×年×月×日
私は200×年○月○日に影はがしに遭いました。
影を剥がされてから3日ほど経ちましたが特に変わったところはありません。
警察に届けましたが何もしてくれませんでした。
同じ被害にあった人のため、出来るだけ情報を残したいと思います。 』
さらに先を読み進める。どうやら日記のようにしているらしい。
それによると、影はがしによって剥がされた影は本人になりすまして日常社会に紛れ込んでいるらしい。
影は自由を望んでおり、それを手に入れるために本人を殺そうとするそうだ。
殺された人間は逆に影になり、剥がされた影はその時、真の自由を手にするのだそうだ。
現在の状況以外は全て噂で聞いたような書き方で書かれていた。
このサイトを作った人にも良くわからないのだろう。
どうやら次の文章が最後のようだ。
『200×年×月△日
現在私は、ホテルで暮らしています。
いつ影が襲ってくるかいつも気が気ではありません。
いっそ狂ってしまえばどれだけ楽かといつも考えています。
影はがしとは何者なのでしょうか?
私達の永遠の奴隷である影に自由を与える神なのでしょうか?
私には彼が何をしたいのか全くわかりません。
今はただ、影に殺される恐怖に怯えています。
この文章を書きながら、ある別の恐ろしい考えが頭に浮かんでいます。
私はとうとうおかしくなってしまったのかもしれません。
それはもしかしたら私が影なのではないかということです。
もちろん私には記憶があります。
ですが、もしそれが影はがしによって植えつけられた記憶だとしたら…
それに影は何故いつまでも私の前に姿を現さないのでしょうか?
考えれば考えるほど確信に変わっていきます
怖い 私が私でなくなるのが怖い 影が私なのか 私が影なのか
嫌だ 考えちゃいけない けど わたし かげ 』
文章はここで終わっていた。
最終更新の日付は最後の日記と同じ日付で止まっていた。
もうかなり前の日付だ。
これはネタなのか?この人は殺されてしまったのか?
ネタ?なに馬鹿なことを考えているんだ!?
実際に俺の影は無くなっているじゃないか!!
嫌だ!自分の影に殺されてしまうなんて冗談じゃない!!
色々な考えが次々に浮かんできて、俺の頭の中を掻き乱した。
俺は落ち着く為に台所に行き、水を一杯飲んで大きなため息をついた。
ここにいちゃいけない。影が殺しに来るかもしれない。
俺は家を出て、友達に相談する為にとりあえず大学に向かった。
とにかく誰かと一緒にいたかった。
『お前、昨日俺んちに携帯忘れてったろう?』
俺の顔を見ると友達は俺の携帯を鞄から取り出した。
『影ねぇじゃん!!』
友達が叫ぶ。予想した反応だった。
俺は友達を落ち着かせて今までの経緯を話した。
信じられないような顔をしていたが、友達はただウンウンと頷いていた。
『わかった。俺も何か調べてみるよ。とりあえずお前はホテルにでも泊まってろ。』
友達はそう言って家に帰っていった。
俺は人に話せて少しだけ安心した気分になった。
その夜、ホテルにいると友達から電話があった。
『影はがしについて少し調べたんだけど、今から家に来れるか?』
俺は急いで友達の家に向かった。
『開いてるから入ってくれ!』
ノックをすると中から友達の声がした。
ドアを開けると部屋の中は暗かった。『こっちだ。』
俺は声のする方に進む。奥の部屋から光が漏れている。
俺がドアを開けると友達は座っていた。
中に入ろうとすると、勢い良く吐く息の音と共に頭に強い衝撃を受けた。
『上手くいったな…』聞き覚えのある声が友達に話しかけるのが聞こえる。
俺の目の前はさっき入ってきた部屋以上に暗くなっていった。
俺は狭い通路の中にいた。天井が低く、とても息苦しい。
前も見ても後ろを見ても通路が続いている。どこなんだろう。
道の先は暗くて見えない。
足音が闇の向こうから聞こえてきた。段々と姿が明らかになる。
影はがしだ!あの時の姿のまま向こうから歩いてくる。
俺があっけにとられていると、影はがしは獣のように四つ足で駆けだした。
俺はあっという間に押し倒され、馬乗りにされた。
影はがしが俺の耳元で囁いた。
『刈り入れ時ダ…』
『…おい。 …おい!』
また聞きなれた声を耳にして目を覚ました。
夢…? 刈り入れ時って…?
『気分はどうだ?』
声のする方に頭を上げると俺は息が詰まりそうになった。
そこには俺がいた。体を動かそうとしたがイスに縛られていて自由がきかない。
『影か?』俺は呻くように呟いた。
目の前の俺が驚いたような顔をして、突然大声で笑い出した。
『影か!? 随分面白いこと言うじゃないか! 本当にわかってないのか!?』
俺が睨むとゆっくりと話し出した。
『まぁ聞けよ。あの日、俺は影はがしにあった後、すぐに警察に駆け込んだ。
警察もよくわかっていないみたいだったが、最近被害者が増えているみたいでな。
影が襲ってくるから気をつけるよう忠告されたよ。
それでな、家に帰ってみるとどうだ!? ベッドに俺が寝ているじゃないか!
そこで起こしてもよかったんだが…襲われちゃかなわないしな!
こいつん家に逃げ込んでチャンスを待ってたんだよ。
まさかこんなに早く来るとは思わなかったけどな。
あ〜上手くいってよかった! 』
俺は黙って聞いていた。さらに話は続く。
『警察が言ってたんだよ。
影を影に戻す方法はな、自分が影だって気付かせることだって。 』
俺が黙っていると、目の前の俺は言った。
『まだわかんねぇのか!? つまりお前は俺の影なんだよ!!』
俺は叫んだ。
『ふざけるな!俺は本物だ!記憶だってちゃんとある!』
目の前の俺は嘲る様に答える。
『当然だろう?お前は影だぜ?生まれたときから俺と一緒にいたんだ。』
嘘だろ…?俺が影のわけないじゃないか…
ちゃんと息だってしてるし、心臓だって動いてる!
そんな俺が影だって…!?
『お、気持ちが揺らいできたみたいだな。足元見てみろよ。』
俺が目をやると、足が黒い染みのようになって、
徐々に目の前の俺の方に伸びているところだった。
『うわぁぁぁぁぁぁぁぁあぁあ!!』
まるで半紙に墨汁が染み込んでいくようにだんだんと体を上ってくる。
何とか逃げようと体を左右に揺さぶるが、イスはガタガタと空しく音を立てるだけだった。
『あんまり騒ぐんじゃねぇよ!元に戻るだけだろうが!』
目の前の俺が怒鳴った。
『嫌だ!! 嫌だ!! 死にたくない!! 死にたくないぃぃぃぃ!!』
もう胸の辺りまで黒くなってきている。なおも必死に体を揺らす。
『俺は本物だ! 俺は本物なんだ!! 助けてくれ! 誰か!』
タールのように黒く粘ついたものがねっとりと口を被った。
影にはもう叫ぶことすら許されなかった。
目を見開いて最後に目の前の俺を見つめた。
俺は本物なんだ! 影はあいつなんだ!! 嫌だ! 嫌だ!
視界が下から上へ黒く染まっていく。目の前の俺の笑い顔が隠されていく。
何も見えなくなった。頭の中には絶望が渦巻いていた。
しかし、すぐに俺の意識も闇の中へ沈んでいった。
俺は影じゃない… 本物なんだ…
部屋にはイスとロープだけが何事も無かったかのように置かれていた。
男はすぐに自分の足元を見て、満足そうに呟いた。
『元に戻った… よかった〜!!』
暗闇の中に呼吸音が響いている。自分の正面から聞こえるようだ。
俺は影になったのでもう考えることは出来ないはず。だが意識はしっかりしていた。
ゆっくりと目を開ける。暗かったのは目をつぶっていたからだ。
ロングコートを裾から目で追いながら、俺は正面を見据えた。
影はがしの姿がすぐ側に映る。夢の続きだ。俺は馬乗りにされていた。
『夢だと思ウカ?』影はがしが俺に聞いた。
その声はたくさんの声を何重にも被せたような不思議な響きをしていた。
『俺をどうする気だ…?』俺は問いかけた。
『影に戻ス。』相変わらず表情は読み取れない。
『嫌だ…俺は影じゃない…死にたくない…』
押さえつけられた腹から必死に声を絞り出す。
影はがしが上体を屈めて顔を近づけた。
『死ぬダト…?お前は元々生きてはイナイ。
私が動かしていたノダ。私がお前に植えた自我という種から、稔る時を待ってイタ。』
俺に話しかけながら、影はがしが帽子を外した。
闇。人の頭の形をした完全なる闇だった。
全てを飲み込みそうなほど深く、そして冷たい闇がそこにあった。
『自我からは感情が生まレル。そして感情とは人が生きる為の力ダ。
もし、お前達のような本来存在しえない者が感情を生むト、そのエネルギーは
どこへ行ク?私はそれが欲しいノダ。 』
闇が口のような形に開いていく。炎のような赤い光が隙間から漏れ出す。
『うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!嫌だ!!嫌だぁぁぁぁぁぁぁ!!』
体中から汗が噴出している。恐怖が全身を覆いつくす。
開ききった光の中にはいくつもの顔が浮かんでいる。
ある者は泣き、ある者は叫び、ある者は呆けている。
何故だか俺にはこれらの顔が、誰かの影であることがわかった。
この中の一つにされてしまう… 俺は身を強張らせた。
『強い感情は強い力を持ツ。心が壊れるほど強い感情は何かわかるカ…?』
影はがしの顔が口を開きながらゆっくりと近づいてくる。
それは、この影たちの顔に共通して表れている感情だった。
今の俺の心を占めている感情…
飲み込まれる寸前の俺に向かって、影たちが一斉に言った。
『ソウ。絶望ダ!!』
吸い込まれるように男の影が闇の中に消えた。
影はがしは床に落ちた帽子を拾い立ち上がった。
通路に満ちた静寂に影はがしが穴を開ける。
『さて、次ダ…』
その声にはさっきまでと違った響きがあった。
やっと書き終わった〜。
けどつまんないうえに長ぇorz
実にスマン!
でもまだこのスレ死なせたくないんだよ。
みんな書こうぜ!
おつでした。こわ面白かった〜GJ!
文才ないから書くのは無理ぽ(´・ω・`)
うん、面白かったよー!ありがとう
自分もこのスレ大好きなんだけど……SSみたいの書いたことないんだよ
クレクレで申し訳ないけど待ってますー
ある繁華街に手相見師がいた。
彼は腕は良いが、あけすけに物を言うので不興を買って
騒動を起こすこともしばしばであった。
ある事件が元でその街にいられなくなり、遠くの大きな街
を次のねぐらと決めて移り住んだ。
時勢も時勢で、なかなか客は足を止めてはくれなかったが
さすがに歴史のある街であったので、天涯孤独の自分一人
食べる分にはなんとかめどは立った。
ところが、である。
妙なことに気がついた。
訪れる客訪れる客、一様に短命の相が出ているのである。
こんなことはかつてなかった。
はじめこそそなたは短命じゃ、日々を済々と生きるがよい
などといつもの調子で言っていたものだったが、どうも
こう続くと気味が悪い。
たまに長命の相が出ているかと思えば、遠方より来た旅人
であったりした。
ただこれは自分の腕が落ちたかと案じもして、己に手相を
手ほどきした師匠を訪ねるべく、遠出を思い立った。
これはその人ありと言われた大変な人物で、いまだ畏敬して
やまないお方であった。
隠居した家を訪ねるとそっさくことのあらましを話したの
だが、師匠はじっと手相見師の顔をみつめてこう言った
のである。
「馬鹿者奴。己の顔も見れぬか。鏡を見てみよ。それを
死相と呼ぶ」
手相見師は総毛立って震えた。
「その街を出よ。短命の相はその街の背負う業のゆえに」
師匠の言葉にただただ頷いて、街を引き上げることを
誓った。
時に昭和20年8月。広島でのことであった。
やっと就職が決まって、復帰です。
ぼつぼつ書いていきます。よろぴこ。
44 :
もこ:04/12/08 04:15:20 ID:qescLqfN
「プロの仕事」 作:もこ
俺はプロの幽霊だ。
自慢じゃないが俺を見て気絶した奴はいないと言われるほどの腕前だ。
最近では「霊界のゴルゴ」なんて呼ばれることもしばしば。
それほど腕がいいってことさ。わかるか?
今回のターゲットはある会社に勤めるごく普通のリーマンおやじ。
死ぬ前に旦那の浮気が発覚した奥さんからの依頼で、浮気された旦那の驚く顔が
一目見たかったそうだ。だから俺に依頼したってわけだ。
と、言ってる間にもターゲットが現れた。
酒を飲んでいるのかだいぶ足下がふらついている様子。楽勝だ。
もう三歩ほど近づいてきたら俺が電柱から顔を出す。一、二、三・・・今だっ!!
「うらめしや〜・・・・」
「ひぇぇ〜〜〜!!!!」
気絶しやがった。無理もない。
この道20年のベテランの仕事だ。気絶して当たり前だ。気の毒な奴め。
せいぜいB級ホラー雑誌のネタにでもすればいいさ。
しかし、気絶してるわりには妙に顔色が悪いな。これだから酒の飲み過ぎは・・・
ん?誰だ俺の肩を叩く奴は・・・?
「ビックリしたよぉ〜もぉ〜・・・」
ジョ〜〜〜
完
45 :
もこ:04/12/08 04:26:58 ID:qescLqfN
「おっさんの達の会話」 作:もこ
おっさんA:いやぁ〜昨日よぉ〜、久々にパチンコ打ってきてよぉ〜
新耳物語ってやつ打ってたんだけど、全然出ねぇのよ。
おっさんB: 新耳???
そりゃ出ねぇよ。
むはーゴーストハンターさんだ!もこも居てうれしー(;つД`)
47 :
もこ:04/12/08 22:02:31 ID:eMlfZiEa
もここ
いきなり糞スレ化してるな・・・
そうか?ここはいつもこんなもんだよ
電波文も秀作もアリの懐の広さがいいと思うんだよ