【偶然?】運命の赤い糸はあるのか2【必然?】

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430本当にあった怖い名無し
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700余年前遡る後醍醐天皇の御代、
朝廷直属の陰陽寮に奉職する安部有宗入道が
人の持つ判を見て、その人の吉凶を占って
間違うところがなかった、と「雑々拾遺」(古書)
に記されている。この安倍有宗入道は、陰陽博士の
安倍ノ晴明の第十五代の孫であって、多くの古書によって
みると、印の占断は、安倍ノ晴明から始められて、
一子相伝の口伝で伝えられた。
安倍ノ晴明→安倍有宗入道→土御門歴代→太田則房→太田朝房→
太田文太郎→太田一平→太田清文
土御門家は、徳川歴代将軍の庇護を受け、
各将軍の印をつくり、徳川三百年にわたる権勢持続の
強運を築かせる礎となった。
安倍ノ晴明から伝わる呪印というのがある。
土御門家を経て、ほとんど門外不出のものである。
呪印は約58種類ある。
招福降魔の秘法呪印として天真坤元霊符呪印というのがある。
これは、昔、豊臣秀吉、徳川家康、上杉謙信、等の
武将が秘かに護持し、民間では、京都の朱雀の正吉という者が、
この呪印を秘持して、丁稚の身分から京洛で一,二と
いわれる富豪となった。
この呪印は、人の十二支のよって用い方が異なり、
呪印刻法の法式、霊動の勧請式など、厳格な
作法がある。
天真坤元霊符呪印は近代においては、明治時代、
伊藤博文、岩倉具視、桂太郎、などが、太田宗家の
作ったものを秘持した。