本当に怖い現実の話

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107ネタフリ
ここらでネタ提供。
ある夫婦が家を購入するのに安い物件探してたんだけど
ちょうど持ち主が転勤で安く売りにだしていたのがあって夫婦は迷わず購入。
引越しも終わって一段落して最初に就寝した時に妻のほうが異変に気付いた。
足音が聞こえる。夜中にひたひたと歩くような音。
夫に相談したが
「ネズミかなんかだろう、新築でもないし先に居座ってるのがいてもおかしくはないさ」
というくらいでさほど気にとめなかった。
「気味の悪い事言わないで」
妻は不安を拭えなかったが次の日の夜、風呂場で髪をとかしていると鏡ごしに見えたカーテンが
汚れているのに気付いた。後で取り替えておこうと思いその日は床についた。
そして朝になってわかった事だが風呂場のそこには、つまり鏡ごしに見える場所にはカーテン等ないのだ。
家の中に人がいる!
妻は全身の血の気が引いた。昨日の夜、背後に人が立っていたのだ。
妻は夫に相談し、ビデオカメラを玄関に設置する事にした。
そして案の定、白い人影をカメラは写していたのである。
「あそこだ、おもいあたるふしがある」
夫が言うには寝室の脇に窓を塞ぐように立て付けられた棚の間が構造上空間になっており、
当日から疑問に思っていたという。
夫はバールを持って寝室のほうへ向かうと、突然電話がかかってきた。妻が受話器をとると
「ごめんなさい・・」
突然相手は謝罪してきた。妻の頭に危険のシグナルがなり響きとっさに叫んだ。
「おーい、動かせそうだぞ」
「だめっ!開けちゃいけない!」
中には小太りの若い男がうずくまっていた。
「ごめんなさい・・許してください」
電話の主は前の住人だった。
なんと前の住人が引きこもりの息子を閉じ込め家ごと放棄したのだという。

本のネタ。閉じ込めたのになんで夜出歩いてたんだ?ガクブル