【今が】獣v.s.小羊【クライマックス】

もうすぐ暦が変わる。

　　　　　　　　　　　　　わ　　 　 　　 　 ,..-―-､　　　　　　　　　 　今
　　　　　　　　　　　　　 | 　 　 　　　　/:::::::::::::::::l　　　　　　　２　だ
　　　　　　　　　　　　　　　　　∩　　/::::::::::::::::::::|　　 　　　,､　番　！
　　　　　　-―-､　　　　　　　 |⌒ヽ/::::::::::::::::::::::|　 　 _／|ノ　ゲ
　　　/´Ｙ　　　 （´ヽ　　,､　 　 l: : : ｉ::::::::::::::::::::::::|-―'´: :丿　　ッ
　,､ _し' l　　　　 lヽJ／|ノ　　　＼: |∧／l／|ノﾚ : : : :／　　　ト
　Ｙ: : ｀ｰ｀ｰ-―'´一': : |　　　　　/: : : : : : : : : : ::i-‐'′　　　や
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　　し'　　　 (ﾆ⊃　　　　　　　 し'　　　　　 (ﾆ⊃

２

4

ひつじどしは去年でつよ

子羊の足がピクピクして内臓がドロッて
わーこいつもう死んじゃうよ（笑
楽しいね。

やるべきことをひとつひとつやるだけ。
結果は自然とあとからついてくる。

みんな死ね！

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「最後の審判」ってのは、あれはウソだ。
「最後の」という表現がまず変だ。
正義が悪を裁くという感覚もおかしい。

ただの中間決済にすぎないはずなんだ。
「獣」と「獣の像」の時代に、何を感じ何を考えどのように行動したか、
その、ある種のテストに対する個々の態度を、
魂のレベルで決済し、支払いは死後や来世以降に払ってもらうという…。

だから別に最後ではないし、人類が滅ぶわけでもない。
だいたい、この手の込んだテスト自体が、
一番上の者による自作自演的なストーリーの、ひとつの盛り上がり部分、
ということにすぎない。

私はうすうす気付いている。
「獣」に役を与えた者が、「小羊」に役を与えた者と同一であると。
二人は敵ではなく、実は先輩と後輩、前任者と後任者の関係なのだと。

「夜回り先生」という本をいま読んでいる。
この本には、確かにこのように書かれている。
「おれ窃盗やってた」「いいんだよ」
「わたしシンナー吸ってた」「いいんだよ」
「おれ暴走族やってた」「いいんだよ」
「昨日までのことはみんないいんだよ、まずは今日から一緒に考えよう」

中間決済は中間決済。支払いは後からゆっくりでいい。
それより新しい地球を創ろう。暦が変わるのはもうすぐだ。

まあ、勝手に思っていればよろしいでしょう。

神にとっては地獄を作って、罪悪に応じた分を苦しめる事もありだろうな。
そうでないと神の意思に沿う人間は救済されて、とんでもない悪人も消滅
という形で解放されるだけで人間の価値観的にはその両者がアンバランス
だからね。
人間に一定方向に歩ませたいなら神はあえて地獄を作るんじゃないだろう
か？

お疲れさま、獣…。
見事だった。
今まで鍛えてくれて感謝したい。

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記念日としての11月2日。

千年の長と千年の巫女が、
今宵こっそりと二人で乾杯をした。
花嫁はとても美しかった。

ここもこれで店じまい。
あとは沈黙。

もう終わりかよ！

地球新時代。
十年後になって振り返ればきっと今年が懐かしい。

しかしこの寂しさはなんだ。
孤独だ。

自ら封じた相手が、いまはなぜか眩しい。
もうやりあう相手はいないと思うと少し虚しい。