稲川淳二みたいな口調のスレですよ 第七夜

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672本当にあった怖い名無し
>>636
これ、アタシの話なんですけどね。2年前に実際に体験した話ですよ。
アタシがいつものように学校終わって実家に帰って来たんですよ。その日の晩飯が
カレーだったわけですよ。アタシもカレー好きですからね、おかわり2度もしちゃいましてね。
んでもって、その日はぐっすり寝たわけですよ。
〜で、翌日もいつもの様に夕方実家に帰ってきたんだけども、またカレーなんですよ。昨日の残り物ですわね。
まぁアタシもカレー好きなもんだから、ついバクバク食べちゃう。結局その日もおかわり2度もしましてね。
〜で、また翌日ですよ。学校終わって家の玄関についた時、金縛りですよ。
「ヤダなぁ〜気持ち悪いなぁ〜」と思ってましたらね、キーンと耳鳴りがして
「空けちゃいけない!!空けちゃいけない!!」と耳元で大声がしたんですよ。
でも帰るとこは家しかないもんだから、無視して玄関空けちゃったわけですよ。ガラガラ〜。
「ウッ、ウワーーーーーーーッ!!」アタシ、気がついたら絶叫してましたよ。
どう考えても、台所からカレーの匂いがしてくるわけですよ。いくらカレー好きのアタシといえども、
3日連続カレーはキツい。その日は台所には目もくれず、走って自分の部屋に直行したんですよ。
〜で、時間がたち、夜中の2時くらいでしたかねぇ。空腹を紛らわすために、友達と電話で
「あ〜でもね〜こ〜でもね〜」と電話で他愛もない話をしてたんですけどね。
ついウツラ〜、ウツラ〜としちゃいまして、布団かぶって眠ってしまったわけですよ。
「淳ちゃん。ねぇ、淳ちゃん」とアタシの部屋の前で声がするわけですよ。それで目が覚めましてね。
アタシも眠いもんだから、無視してそのまままた眠ろうとしたんですよ。んでまたしばらくたって
「淳ちゃん、明日何にしようか?」今度は、明らかにアタシの部屋の中から声がしたんですよ。
「ウワ〜勘弁してくれナンマイダブナンマイダブ〜帰ってくれナンマイダブ〜」
アタシ、必死で祈りましたよ。んでもって、やがて声が止み、ホッとしたその時、
アタシの布団かぶってるすぐ耳元で、オカンの声がしたんですよ。

「そんな事したって明日もカレーだよ」

そこで意識がスゥ〜ッと・・・こういう事ってあるんですねぇ。ハイ。