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239>238 その1
もし、似たようなエピソードを持っている人が居たら、教えて下さい。
該当地区は以下の辺り。正確な場所は思い出せないんだけど…。
http://map.yahoo.co.jp/pl?la=1&sc=4&nl=35.36.6.250&el=139.25.55.303&CE.x=330&CE.y=306

学生時代、鶴川にある友人宅に遊びに行く際、良くココを通った。
で、一度深夜に通った事があるんだけど、その際に間違って小道に入った。
(実際は、近道が出来ると思った。)
で、小道をグングン進んで行ったら、やがて民家が消え、アスファルトが終わり、
農道の様な土道に変わった。
かなりの距離を進んだけれども何も無く(緩やかな勾配もあったと思うから
何処かに登る感覚だった。)、コリャ駄目だ、引き返そう、と思ったら
突然、ポツンと民家の庭に出た。思いっきり農家の旧家の佇まいだった。
240>238 その2:04/11/30 16:29:12 ID:RMAE6c7C
しまった、民家に続く袋小路だったか!と引き返そうと思ったんだけど、
(小野路とは言え)あまりにも今時で無い佇まいだったので、思わず
繁々と車のウィンドウを下げて眺めてしまった。

そしたら、縁側戸の上の小窓が突然ガラリと開いた。
深夜だったから、車の音に何事かと思って家の人が顔を出したのだと思った。
で、「夜分にスミマセン!迷い込んでしまって。直ぐに引き返します。」
って声を掛けて車を切り返そうとしたんだけど、相手側からの反応は何も無い。
まぁ、怒ってるんだろうな、と思って切り返しを続けて、車を反転させた。

でも、どうにも様子が変なコトに気付いた。
241>238 その3:04/11/30 16:30:43 ID:RMAE6c7C
人の気配がしない。
縁側戸の上の小窓も、良く考えたら人が顔を出せる高さじゃない。
で、もう一度小窓の方を見てみた。チラッと。
そうしたら、やっぱり人影らしきものは無いんだな。

あれ?と思って、また繁々と見てしまった。
そうしたら次の瞬間、小窓から手(らしき物)がニュッと突き出た。
良く窓辺に肘を着いたりするでしょ。あんな感じ。
で、突然物体が現れてビックリしたのと、もしかしたら民家の方が
トットと行け!と言う意味でジェスチャーしたのかと思って、
慌てて車を発進させた。
242>238 その4:04/11/30 16:32:49 ID:RMAE6c7C
でも、切り返しを済ませたと言っても、車が庭の出口を向いていただけで
スンナリと出て行ける位置付けに無かった。
丁度、内輪差が生じる辺りに背の低い木が植えてあったので、大周り出来る
ように車を平行移動させる必要があった。
(実際には踏ん付けても問題無かったのかもしれないが…。)
で、要は手間取ったんだな。

そうしたら、小窓がビシャッ!と閉まった。
それから少しの間を置いて、玄関部分が騒がしくなった。
この時に、反射的にヤバイ!と思ってウィンドウは閉じた。
正解だったよ。
243>238 その5:04/11/30 16:34:37 ID:RMAE6c7C
玄関の木戸がドタドタと騒がしく開けられて、ヒトが飛び出して来た。
で、運転席側に近寄って来たので、一応は頭を下げる程度はしようと思って
そちらを見たんだけど、一目見て「普通」じゃ無いことが判った。

幽霊っぽい、ってのとは違う。そもそも、幽霊は見たこと無いし。。。
ただ、能面のように表情が薄い初老の男性。
裸足。ブリーフ(だったと思う。)一枚。
肩から先が真っ白。何か粉薬を塗っているような感じ。
片手に、何か持ってる(今もって不明)。

で、運転席を覗き込んで来たんだな。
244>238 その6:04/11/30 16:36:20 ID:RMAE6c7C
スミマセン、って感じで片手でSORRYポーズを作って軽く頭を下げて
車を発進させたら、その爺さんが突然運転席の窓をベタベタと叩いた。
で、ビックリしてブレーキ踏んで爺さんの方を見たら、降りて来い、
って手招きしやがる。で、同時に片手に持ってる何かを見せるんだな。
薬瓶っぽくもあるんだけど、そんなの確認してる余裕も無いし気味悪いから、
もう一度軽く会釈して車を発進させた。

そしたら、今度はフロントウィンドウに覆い被さるようにして来る。
危ないからもう一度車を止めて爺さんを見たら、今度は少し笑ってる。
245>238 その7:04/11/30 16:37:46 ID:RMAE6c7C
少し頭に来たので、危ない!ってジェスチャーして、俺はもう行くから、
って手振りをしたら、突然表情が変わった。
怒ってる。
で、次の瞬間、ドア・ハンドルに手を掛けてガチャガチャと開けようと
しやがった!

うゎ、怖ぇっ!と思って直ぐにアクセルに足を乗せて、急発進させた。
今度はおかまいなし。
そうしたら、その爺さんがしがみ付いて来ようとして、引き摺ってしまった。
それでも車を止めなかったけど。
246>238 その8:04/11/30 16:38:59 ID:RMAE6c7C
で、庭を出れた辺りで車を減速させてルーム・ミラーで見てみたら、
爺さんが倒れてるんだな。
ただ、こっちも怖いから降りて行くに行けないし、暫く静観してた。

そうしたら、やがてムクッと起き出して、こっちに走って来やがる!
ソレがリアルに速いもんだから猛烈に怖くなって、もうその後は
後を見ずに全力疾走でした。。。
247>238 その9:04/11/30 16:40:48 ID:RMAE6c7C
家に帰って車を降りた時、窓に泥汚れ混じりの手の痕がベタベタと付いてた。
完璧にリアルだったけど、どこか現実離れしたような感覚を伴う、不思議な
感じを覚えてる。

で、問題なのは、後日の日中、友人を連れて件の場所に行ってみたんだが、
見付からんのだよ。近道しようとした小道すら。
地図で確認しても判らんし。

コレがオカルトかどうかは分からんのだけど、このエピソードから判明する
実在する物件/人物、あるいは近辺で似た体験をされた方が居られましたら、
何等かの情報と共に安心させて下さい。
248>238 その10(投稿者本人の後日レス):04/11/30 16:42:17 ID:RMAE6c7C
MAPでポインタが突き刺さっている道をいつも通っていました。
日中は勿論、夜でもそこそこの車通りがある狭い道ですよね。
深夜は、さすがに通りませんが。

事件(?)当日は、その道を多摩市方面に北上して帰宅途中でした。
これってショートカット出来るのでは?と思えてしまう小道があったんです。
Y字路の分岐、ではありませんでした。完全に横道、って感じです。
今思えば、近道に成り得るような角度で分岐していなかったのですが、
当時は地図が頭に叩き込まれて無かったので、かのように判断してしまいました。
249>238 その11(投稿を読んで現地探索した人のレス):04/11/30 16:44:06 ID:RMAE6c7C
今日、件の農家を愛車のMTBで探してみました。
結論から言えば見つかりませんでした。

街道筋には広い農家が立ち並んでいますが
一歩中に入るとボロッちい家並が多いです。
右側のダートの脇道は全て一本杉公園や女子大の脇につながっています。
妙な農園がありましたが旧家風の農家にはどうみてもみえないし・・・
犬四頭とニワトリを飼っている農家もありましたが
ここに入ってくれば凄まじい勢いで吠え立てるはず。

逆に左側の脇道は皆奥行きに乏しく該当しません。
唯一野菜直売所の手前の道だけが伸びていますが
この奥の3つの枝道にも旧家風の農家はない。
そのうち一本はとても車の走行に堪える道ではありませんが
小山田まで続いていました。

どうもお力になれなかったようですみません。
250>238 その12(投稿者本人のリプライ):04/11/30 16:45:25 ID:RMAE6c7C
なんと、わざわざ探索頂いたのですね!
ありがとうございます。

そうですか。やっぱり見つかりませんでしたか…。
まぁ、当方も半分以上諦めてはいたんですが。
当時、自分達でも足を使って、相当な範囲を隈なく調べて周りましたし。。。
友人が「通った道そのモノを間違えている可能性があるのでは?」と
疑問を提示したので、その他の通りについても調べましたし…。

ただ、小野路の例の道にハンドルを切った記憶だけは鮮明なんですよね。
だから、通りそのモノを間違えている可能性は無いと思うんです。
横道に逸れた時の映像も割と鮮明なんですよ。
ただ、それが通りのどの辺りであったか、サッパリ思い出せ無いんです。。。
251>238 その13(本人のリプライの続き):04/11/30 16:46:49 ID:RMAE6c7C
実はこの話、あまりにも夢のようなので長いコト封印してたんです。
所が半年ほど前、何処かの掲示板(2chだったと思うんだけど…)で
似たような体験をした人が居るのを発見したんですね。
小野路近傍で。
その人は、農家を発見したわけでもなく、爺さんに追いかけられた
わけでもなく、只ひたすら道に迷い、既知の場所に出られず怖かった、
と言う話でした。
そのエピソードが私の話と関連性があるのか無いのかは判りませんが、
あの辺りには似たような話が多いのかと思い、書き込ませて頂いた
次第です。
単に小野路近傍には迷い易い旧道が多いだけかもしれませんが(笑)。
252>238 その14(投稿者本人の後日レス):04/11/30 16:48:10 ID:RMAE6c7C
皆さん、色々とレスどうも。
私も当時は最初に「狐」が頭に思い浮かんだのですが(笑)、不思議なコト好きでは
あれども信じる性質じゃないので、暫くは変な親父が世の中には居るもんだな、と
考えていましたね。
リアリティを決定的に高めていたのは、爺がしがみ付いた時に生じたと思われる
Aピラーの傷。。。かなり深い傷で、当時はかなり落ち込みました。
結局、手放す時まで残ったままでしたが。
253>238 その15(投稿者本人の別スレにおけるレス):04/11/30 16:53:37 ID:RMAE6c7C
週末を待ってみましたが、やはり関連情報は難しいようですね。。。
10年前(正確には1992年ですから、11年前ですか…)の話でもありますし。
今はもう件の通りを使うことも無いのですが、大きく変わったのでしょうか?

それから、「石灰」が槍玉にあがってますが(笑)、実際に車にこびり付いた
痕跡から察するに、もう少し色を持った粘性のある物のようでした。
粘土が乾いたような…。「粉薬を〜」と言う表現が拙かったですね。
でも、石灰も水で練ればそうなる、と言われればそうかもしれません。

個人的には、白い身体より(皮膚病の薬でも塗っとんのか?ぐらいに
思いましたし…)手に持っていた小瓶の方が怖かったですわ。。。
254>238 その16(投稿者本人の別スレにおけるレス):04/11/30 16:55:41 ID:RMAE6c7C
皆さん、色々と情報をありがとうございます。
小野路って、歴史深い町なんですね〜。通り過ぎるだけで知らなかったです。
今日から有給なので、史跡を観ると言う名目で小野路に行こうと思ったのですが、
カミさんに反対されてしまいました…。

小野路城跡の写真を拝見しました。
雰囲気は似てますが(あの一帯は全て同様の雰囲気と言われればその通りですが…)
方向が逆だと思います。あの道を北上しながら、「右方向」の脇道に突入したのは
記憶として間違い無いだろうと考えております。
でも、右方向なんて何処からも入れないんですよね。。。