宇宙ステーションに謎の付着物、相次ぐ異常の原因か
【ワシントン=笹沢教一】国際宇宙ステーションで26日、不調の空調装置を点検するために
船外活動をしていた米露2人の宇宙飛行士が、機体の外部に起源不詳の付着物を発見した。
付着物には2種類あり、暗いぬるぬるとした油状と、白い蜂(はち)の巣状の付着物があるという。
船外活動では、ドイツと日本の船外実験装置の付け替えもあわせて行われたため、これらの機器
から油などが漏れた可能性もあるが、同ステーションではこのところ、空調が原因不明の故障を
繰り返したり、機器から怪音が聞こえるなどの異常が相次いでいる。
管制を担当する米航空宇宙局とロシア宇宙庁では、一連の異常と何らかの関連があるものと見て
付着物の正体を調べている。
(読売新聞)
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