怖かった夢(;´д`)ハァハァ 第2話

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221本当にあった怖い名無し
夜、学校かどこかの中で何かの作業をしている。人が多く、ざわついていてうるさい。
周りは知ってる人もいれば知らない人もいる。
突然、「しずかにしろっ!」「しずかに!」「だまれっ!」と数人がほぼ同時に尋常でない言い方で言う、
一瞬の静寂の中にスピーカーから流れるニュース放送みたいなものが聞こえる。
(なんだニュースか?)(え、なに?)(なにこれ?)とまたざわつく。
「いいからだまれ!」「うるさい!」とまた数人。
聞いたことのない、全く抑揚のない日本語(ともはっきり分からなかった)、玉音放送を平坦にして
話しているニュースと言う感じだった。中国語や朝鮮語、またはその訛りではなかった。
「天皇陛下だ」「なんだこれ」「もうだめだ」と一部が騒ぎ、「いいから聞けっ!」とまたその放送を聴く。
「天の光を待つ、この事態不可避、遺憾」という内容だけ分かった(聞き取れた)。
隣の人が「俺たち、あと5分で終わりか・・・」と呟く。
その放送が終わるころ、周りは静まり返り、正座する人、下に項垂れる人、色々いたが、静かだった。
それとなく、自分も座り、窓をじっと見つめていた。夜を照らす光がほんの一瞬見えた。そこで夢から覚めた。