420 :
1/2:
ある暑い夜の日のこと、
過去に数人の人間を殺した殺人鬼の男が車を走らせていた。
男はこれ程の悪行を行いながら、
これまで警察の手から上手いこと逃げ続けていたのだ。
しかしさっきから気になるのはバックミラーから見えるあの車だ。
明らかに自分の車の後をつけ続けて離れようとしない。
「何なんだ…」男はつぶやいた。
その時、突如後ろの車が激しくクラクションを激しく鳴らし始めた。
驚いた男は急いで車のスピードを上げたが後ろの車も同じくスピードを上げ、
クラクションを鳴らし続ける。
「まさか警察じゃあ…」男の体から脂汗が吹き出した。
普通に考えれば仮に警察でもこんな行為をするはずがないのだが、
突然の出来事に驚いた男はそこまで頭が回らなかったらしい。
421 :
2/2:04/08/06 18:14 ID:cx8/2n/E
「畜生!捕まってたまるもんか!!」男は車のスピードを最高まで上げ
わざと曲がり角を曲がったり信号無視をして必死で逃げ出した。
どれくらいの時間が経っただろう…
ふと後ろを確認すると車はもう入ない、どうやら撒いたようだ。
ホッとしながらバックミラーを調整する男、
しかし今気づいた、気づいたときには遅かった。
そう、後ろの車は警告していたのである。
後ろから見えていた、入るはずのない「モノ」の姿を…
バックミラーに写ったものは…
車のバックシートで凄い形相で刀を構えた中村主水の姿だった。
422 :
本当にあった怖い名無し:04/08/06 18:20 ID:ZJVYQD+D
だれ?
あ、仕事の人か
仕事人がなぜ・・・・
425 :
本当にあった怖い名無し:04/08/06 18:37 ID:2SQqr0Gy
そりゃ依頼を受けたからだろ・・・1両くらいで・・・
でも今度の仕事は失敗したんだね。
427 :
本当にあった怖い名無し:04/08/06 19:00 ID:2SQqr0Gy
じゃ次は秀さんに頼もう