岡田由希子の遺体画像のカラー版

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長くなるけど全コピペ、しかたないよね

・・・飛び降りたのは「岡田由希子」らしいとのクチコミで記者たちは現場に集まってきたが、
現場の混乱は甚だしく、実際に飛び降りたのは岡田由希子ではない、飛び降りたのは
岡田由希子の女マネージャー、単なる赤の他人、実は自殺癖のある中森明菜と情報は錯綜していた。
夕刊の締め切りまでには間に合わせたい。記者たちのあいだに苛立ちがつのり始めた。
近くの交差点で事故があったらしく、それにまきこまれたのか、パトカーはなかなか到着しなかった。
締め切りの時刻は次第にせまってくる・・・

ついに読売新聞の記者が「顔を見ればわかるじゃねえか!」と苛立ちの声をあげるとカメラマンを
したがえて、遠巻きに見守るやじうま達を尻目にツカツカを遺体に近づいた。
そして遺体に右足をかけてゴロン!!と仰向けにひっくり返すとパチリパチリッ、ふたたび右足を
かけてゴロン!!とうつぶせにひっくり返したのである。
しかし、つぶれた前頭部、飛び出した目玉、ひしゃげた下あごと顔の損傷ははげしく、容易に誰との
判別はつけられなかったのである(後にやはり岡田由希子本人とわかるのだが)。
うえのつづき

このころレベッカはビクターの第六スタジオで新曲「POISON」をレコーディング中だったのだが、
そのボーカルのノッコの前面のガラス窓に岡田由希子の姿がボウッと浮かび上がり、ノッコは思わず
「センパイ・・・」と声をあげてしまう(この声はアルバム「POISON」に収録されている)。

・・・一年後、記者は交通事故で死亡してしまう。見通しの良い直線道路で対向車(10tダンプ)と
正面衝突、車体は大破、その遺体は無残なくらいにつぶされていた。目撃者によると記者の乗った車は
突然に向きを変えて対向車線に飛び出し、猛スピードを上げてダンプに突っ込んだという。警察の
実況検分でも最後の最後までアクセルから足を離さなかったことが分かった。アルコールも検出され
なかったのである。皆は首をかしげた。自殺するような人でもないのになぜだろう、これではまるで、
誰かに右足を押さえ付けられたようではないか・・・

・・・さらに一年後、カメラマンは北海道のS沢に高原風景の写真を撮りにいってそのまま行方不明、
一年後に登山愛好家によって白骨死体で発見される。遭難現場は深い藪に囲まれたくぼ地で、助けを
求める声が録音されたテープレコーダーや地面に描かれた「SOS」の大きな文字などから
カメラマンが救助を求めるために必死になってもがいていた姿が浮かび上がった。警察の調べでは
下山途中に霧にまかれてくぼ地に迷い込み、脱け出せずに衰弱したもので、最終的には「餓死」した
ものとの判断がくだされた。しかしその話を聞いて地元住民は首をかしげた。「目と鼻の先に下山道が
あるのに・・・」これではまるで、誰かに閉じ込められたみたいだと・・・

いまその写真は読売新聞社長室の大金庫の奥深くとしまいこまれている・・・

                       荒俣宏著「霊視で読み解く世界の難事件」より