931 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 01:57
>>930 アメリカがどのような手を使っても日本を開戦に引張りこむという意志
があった以上、開戦は避けられなかっただろうと思います。
だから、軍部に責任があったとすれば、作戦の杜撰さなどでしょう。
932 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 02:00
「日米交渉は、最初から平和解決をするチャンスは、百分の一もな
かった」米国ハル国務長官供述書より
「いかに日本を操り、我々の損害は少なくし、いかにして最初の一発を撃たせる様
にし向けるかが問題だ、とルーズヴェルト大統領は語った。」
(スチムソン・米国陸軍長官の日記より)
933 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 02:03
>>930 あと、軍部だけが戦争を望み、玉砕を唱えたのが軍部だけだというなら
それは間違いです。
基本的に政府の平和外交のもたらす結果に国民は憤慨していたし、だから
こそ軍部が力を得たわけで、終戦してからも玉砕するつもりだったから信じ
られず、デマだとか、陰謀だとか言って怒る人もたくさんいましたから。
934 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 02:07
「敵はわが腹中に入った」というものもありました。
「日本が大陸から引き上げれば、アメリカは戦争目的がなくなる。その
あとは日本全体がラバウルのように」なっていれば戦争はいつまでも
続くから相手はいやになってやめるだろうというのもありました。
「降参するから敗けるということがあるのだ。ところが、誰も降参
しないのだから負けようがない。そこで一人一殺でゆけば、こちらの
方が数が多い」というのもありました。
こういったすべてばかばかしい幻影を、相当に識見のある筈の人まで
口にしていました。(中略)
しかし、人々がいう楽天観をいだいている間にも、現実には偶然が荒れ狂っ
ていました。
我々がこれに対してできることは、ただその確率を計算するぐらいなものでした。
「樅の木と薔薇」竹山道雄
「つまりああいう形で負けるとは考えていないですね。本土決戦やって、
日本人が一千万死ねば、アメリカも百万ぐらいは死ぬだろう。そういう形
で長期戦になって、要するに痛み分けみたいに持っていけばいいと思ったん
です」
「正論」桶谷秀昭
936 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 02:10
左翼は、軍部が国民を圧殺していたから、終戦時には解放されたと
国民が大いに喜んだ、などと喧伝しますけどね。
937 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 02:11
何にしたって
国民は天皇崇拝の下に洗脳され切ってたという事でしょうが。
日本こそは「神の国」と信じ切って、まさか負けるわけがないんだと。
938 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 02:12
>>935 渡部昇一さんの本はイイっすよ。
このシリーズは「古代編」「鎌倉編」「昭和編」がありますけど、「あなた
の御奨めの本は」と聞かれると多くの知識人がこの「昭和編」をあげます。
939 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 02:13
>>937 いやだから、そんな迷信を信じてなかったと。
940 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 02:14
でも日露戦争の勝利によって過信はあったかもしれない。
942 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 02:34
秋山真之は、死の間際に「これからは航空機の時代で大艦巨砲主義の時代は終わった」
というような意味のことを言ったらしいけど、日本は太平洋戦争はじめの
方でそれを実証していたにも関らず、そこから学んだのは欧米の方で、日本の軍部
には大艦巨砲主義への拘りを捨てることができない軍人が多かったという。
あげくの果てに「大和」だし。
943 :
チンポコハメ太郎:04/03/30 02:37
ラッキーストライク!
>>1 いや、いるから。
それまで生きてきた自分と全く違う思考を持てば
その瞬間神に気付くんだ。自分の中に居るから。
945 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 02:46
アメリカは、天皇を現人神とすることが民主主義に反するので、決戦は避けられなかった。
決戦を簡単に済ませるために原爆を使うは事前に決められていたのだろう。
しかし玉音放送が無ければ滅亡するまで抵抗する可能性は高かったと思われる。(国内左派の人も無理自決)
原爆が日本に落ち、生き残る事ができ、国体も維持され、平和と繁栄を得る事ができた。という事実。
GHQが天皇制を解体できなかったのには諸説あるが、国民が天皇=現人神としていたので解体できず
一旦人間宣言を行い国民の熱気を醒ます必要があった。
946 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 02:47
947 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 02:50
>>945 だからそもそも、日本の「カミ」をアメリカは「ゴッド」のことだと
思ったんです。
つまり勘違い。
で、それを正そうとしたアメリカの知日家もいたんですが、無駄だった。
で、天皇も政府も終わらせたがっていたことを知っていたわけだから、原爆
を投下する必然性はなかった。
948 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 02:50
じょ、じょうだんじゃないよ!
映画ベン・ハーで奴隷になった主人公が
キリストに水をあげる場面があるじゃん。
映画の中でキリスト様がいることが実証されてるじゃん。
949 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 02:52
改めて「人間宣言」などをしたことによって日本人はなぜそんな当たり前
のことを、という感じで奇異の念を持ったといいますが、その当時、議会
で前田多門はこのように答弁しています。
「天皇はカミであり、またカミでない。なぜならば、神という日本の言葉と
、ゴッドという意味を持った神との間には非常な違いがある。…
日本の神というのは、キリスト教でいうような全知全能の神とか、造物主とか
いうような意味でなく、至上至高の地位に居られる方と言う意味ではないか。
そこでご質問が、天皇はゴッドのような神だと考えるか、とこうおっしゃるならば
、それは神ではないと答える外はない。ところが日本の古来からの観念で、現世に
いて最も上位にいらっしゃる方であるという意味ならば、それはやはり神である…」
950 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 02:56
この原爆投下について、これまでアメリカはいろいろと弁明しているが、
その説明あるいは口実はどのようなものであったか。
我々はこれを十分考えてみる必要がある。
原爆を投下するということは、男女の別なく、戦闘員と非戦闘員の別なく、
無差別に人を殺すということである。
しかも、もっとも残虐なる形においての大量殺人である。
瞬間的な殺人であるばかりでなく、放射能による後遺症は徐々に人体を
蝕み、戦争が終わってからのちも、多数の市民が次から次へと倒れ、
あるいは、悪性な遺伝子に悩まされている。
行きながら地獄の苦痛にあえいでいる善良なる市民が、今日なお巷にあふれ
ているのである。
しかしながら、彼等の原爆投下の説明、あるいは口実は何であるか。
「もしもこれを投下しなかったならば、幾千人かの白人の兵隊が犠牲にならな
ければならなかっただろう・・・」。
これがその説明である。
我々はこの説明を聞いて満足することができるであろうか。
いったい、幾千人の軍人の生命を救う代償として、罪のない老人や子供や婦人
を、あるいは一般の平和的生活を営む市民を、幾万人幾十万人も殺していいという
のだろうか。
その家や財産とともに、市街の全部を灰にしてもいいというのだろうか。
このような空々しい説明や口実がなされたということそれ自体、この説明で
満足する人々が、彼等の中に多数いることを証明するものである。
こんな説明で満足しているような人々によって、人道主義だとか、平和だとか
いうような言葉がもてあそばれていることを、我々は深く悲しむものである。
我々はこうした手合いと、二度とふたたび人道や平和について語りたくはない」
951 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 03:08
大戦末期の敗戦は覚悟の上。敵の捕虜になるのも恐ろしかったというのもあるが。
まあ、何が何でも天皇陛下万歳で死んで言ったのではないのでしょう、他の要因もあったとは思います。
なるほど、日本の神を神としたくないのですか・・・
本題に戻すと、神=GOD は存在しないと言いたいのですよね
952 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 03:16
>>951 ここまでの説明を読んでまだ、「カミ」=「ゴッド」だと思われますか?
953 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 03:17
そして、日本人が死を決したのは天皇のためではなく、自分の家族だったり
郷土愛などからです。
954 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 03:19
たしかに、捕虜になると日本以外のアジア人のように、奴隷のような
待遇が待っている、と真剣に考えていたそうですが、それは当時の状況
を考えると自然な発想です。
955 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 03:39
米、英、ソはヤルタで密約を交わし、日本分割統治を決め、ソ連に
日ソ中立条約破棄(アメリカとの平和交渉の仲介を頼んだのにも
関らず、日ソ中立条約を破棄して日本を攻撃)をそそのかしたのは
実はアメリカとイギリスでした。
しかし終戦後、蒋介石が断固反対したので、日本は分割をまぬがれた。
956 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 03:41
国民党工作員ここに有りき
957 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 03:42
958 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 03:44
正直に言うと、神道の神が絶対の神であるという確信があるし、現実的な裏づけもある。語る気は無いが。
ここではそれとなく主張してみたく、してみた。
なのでそちらの説明は、神道の表向きの、さらに一面の答えと判断されるのです。
因みに国家神道はナンセンスという認識です。
959 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 03:45
国民党支持者は本当にあんなに多いのかね?
外省人が教育やマスコミを牛耳ってるから、本省人も洗脳されていく
だろうとは思ってたけど。
960 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 03:46
>>956 最近ニュー速+のほうにぎょうさん来とるで
961 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 03:47
神は実在しないかもしれないが存在する。
この世に存在しない物は無い。
962 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 03:47
>>958 ここでは、宗教論というよりも、日本人が絶対者として「カミ」という
言葉を使い、天皇をその意味で神だと考えていたのか、ということが
ポイントかと。
963 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 03:48
まあ、「現実的な裏付け」というのがどのようなものか気になるところ
ではありますが。
964 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 03:50
バカバカリ
965 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 03:50
神というのは「言葉」なんじゃないですかね?
聖書には
初めにみ言葉があった。
み言葉は神と共にあった。
み言葉は神である。
み言葉は初めに神と共にあった。
すべてのものは、み言葉によってできた。
できたもので、み言葉によらずにできたものは、何一つなかった。
み言葉の内に命があった。
この命は人間の光であった。
光は闇の中で輝いている。
闇は光に打ち勝たなかった。
ということが書かれてますけど、
人間が見ている主観的な世界は、意識があるから体験できるもので、自我
をともなった意識は概念があって成り立ち、概念は言語があって生じる
言語機能でのプロセスを経て意識が生じる、という現代の脳科学を予言し
たような記述とも解釈できるんだけど。
966 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 03:54
>>964 ここから消え去れ!
これは神の思し召しじゃあ
967 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 04:02
ジュリアン・ジェインズという人は、左脳と右脳の機能的統合がまだ
確立されていなかった時代に、統合失調症の患者のように、右脳の非
言語的活動が左脳に言語として伝達された結果、神の言葉としていた
のではないか、という仮説を立ててますね。
968 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 04:02
>965
キリスト教的には
上にある不可知の神で説明されるね。
>815
もうねりゅ・・・・
969 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 04:02
>>966 誰の中にも神がいるのだから、それを見極められないのはバカ
970 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 04:05
>>969 君の定義する神とは?
ここでは観念論的なものではなくて、実在性が問題になってるわけだが。
971 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 04:07
人間は絶望のどん底に陥ったとき、対象はないんだけど救いを求める
ような感情が生まれる。
その、存在しない対象、無、というものを神と規定するなら神は存在する。
972 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 04:09
>>964 おまえのような人間を神は望んでおられない
潔くこの世から消え去るがよい
>>901 > 霊魂という発想は、物質である脳から非物質である意識を生み出すわけ
> がない、という素朴な考えがもととなっていると思います。
霊魂説は、体験談や目撃証言から発生したものであって、
脳が意識の働きと深い関係があるという発見がされる前から存在していた。
近代科学に対するアンチテーゼとして発生したわけではないです。
> で、近年の神経科学の成果によって、意識が脳の産物、その働きの別の
> 側面に過ぎないことや、意思決定の主体が脳であることが明らかとなって
> きたことで、霊脳二元論は壊滅の危機に瀕しています。
ニューラルネットワークは、アルゴリズムの最適化という意味での学習は出来るけど、
データベース的な記憶は説明できない。
ニューラルネットワークモデルをいくら大規模にしても、
それだけでは人間の意識と同等のものにはならないというのが人工知能研究の成果だし、
目下のところ、記憶が具体的にどのように記憶されているのかすらよく分かっていない。
そういうわけで脳内の量子レベルの現象について仮説を立ててる人もいるけど、
そうなってくると霊魂説が別の形で再浮上してくる可能性もあります。
974 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 04:17
>>973 哲学的な意味で霊魂説というのは、脳と意識の関係から生まれています。
それ以前においても、霊魂の概念がなければ目撃事件などは起きなかった
だろうと推測します。
それと、記憶に関しては、どのような記憶はここ、エピソード記憶は
ここが担っている、ということまでわかっています。
それと、人工知能の研究の成果で現在でも自ら新たな概念を創造し、進化
していくシステムが構築されていますし、人工意識に近いものまで生まれた
(多くの研究者は懐疑的ですが)とも言われるくらいです。
975 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 04:19
現在神経科学の専門家で、脳と意識の二元論を唱えるものはほとんどいない。
大方の研究者の間で、意識が脳の産物であるという認識は一致しており、
ブレイン・マッピングの研究で「意識が大脳皮質、とくに前頭葉の活動か
ら出現することについては、証拠はいくらでもある。」と言われる。
ただ、その生まれるメカニズムについては、数えきれないほど多くの理論が
出されている。
例えば「創発論」。
この、意識が神経細胞の相互作用によって創発されたものだ、という考え方には
二通りある。
ひとつは、脳の状態Aから意識Aが生まれ、脳の状態Aによって規定された
脳の状態Bが生まれる、という考え方と、もう一つは、脳の状態Aから生まれた
意識Aが脳に干渉し、脳の状態Bが生まれる、という考え方。
そして、意識が脳に干渉する仕組が色々考えられているが、その中の一つが
ペンローズの、微小管の中で起こった量子効果という仮説を用いた理論。
976 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 04:19
しかし、この理論は脳の専門家たちから、「謎に別の謎で答えただけ」だとか、
通常原子未満のレベルで起こる量子効果は、脳のように大きいものでは見られない
効果である、原子未満という規模の出来事が、神経細胞という比較的大きいスケール
の活動にどんな風に影響を及ぼすのか、それを確かめるのは難しい、などの批判が
出されており、大部分の神経科学の学者は、嘲笑気味に見ているらしい。
が、量子力学信者たちは、答えは必ず見つかると主張し、彼らが現在取り組んで
いる、並列処理の量子コンピュータは、かならずや意識を作りだすだろうと
自信たっぷりに予言しているんだそうだ。
その他には、高次経験理論や高次思考理論、もっとも硬派な一元論と言われる
消去論、同一論、機能主義等々、百家争鳴状態。
しかし、創発論に限らず、その多くの理論に採用されている概念が、単純な働き
しかしない神経細胞間の複雑な相互作用の結果として、「部分の総和以上の何らか
の独自のふるまいをするシステム」である、意識が創発された、というものである。
977 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 04:22
バカバカリ
978 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 04:25
<記述的記憶>は脳のどこが担っているか
1.何を記述的に記憶するか決定するのかや、貯蔵と想起においても働くのが
側頭皮質である。
2.新しい記憶は新しい情報を蓄える役割をもつ海馬と扁桃核が担っている。
RAMのようなもの。その新しい情報の中から、選択的に記述的記憶が
なされるので、海馬や扁桃核がなければ、記述的記憶もできない。
ただし、海馬と扁桃核のどちらかが残っていると、まだその機能は残るが、
この両方がなくなると、まったく短期の記憶も不可能になる。
3.新しい情報を記述的記憶にするには、海馬や扁桃核の他に側頭葉の内側部、すなわち
身体の正中線に近いところにある部分がそのプロセスに関係している。
979 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/30 04:29
最新の神経科学では、脳の働きと自分自身は完全に同じものと
考えるのが主流だ。
それが正しいとすれば、「あなたが動く」とか、「脳があなたに動く
よう命じる」といった言い方は、俗説におもねっていることになる。
「脳はあなたそのものであり、その脳が身体を動かしている」と言った
方が正確だが、それでも正しくない。
脳と身体もまた不可分だからだ---脳はその触手を足先までくまなく
張り巡らせているし、脳が身体を所有しているのと同様に身体も脳を
所有している。
「脳と意識の地形図」リタ・カーター
980 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:
現在科学に携わる人間にとって「量の増加は質の変化を生む」そして
それが「予測不可能生」を孕んだものである、ということは常識なので
「ニューラルネットワークモデルをいくら大規模にしても、それだけ
では人間の意識と同等のものにはならない」などと公言する研究者が
いるとは思えません。
もしいるというなら、その科学者のお名前を教えてください。
それと余談ですが、神経細胞を単純な働きしかしないスイッチだとしても
そのネットワークの規模は創造を絶するものです。
おまけに現在では、神経細胞は単純な働きしかしないスイッチ、という考え方
が否定されています。
神経細胞一つがどんなパワフルなコンピュータも及ばない(今はまだ)一つの脳だ
、ということがわかってきているということです。
何万と存在する仲間から情報を受け取ったニューロンは、情報をただ
伝達するんではなく、ふるいにかけたり、優先順位をつけたり、「信頼
できる」筋からの情報は採用するが、そうでない情報は無視して、うまく
調整しながらアウトプットすると。