電車の人身事故 Part4

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664あなたのうしろに名無しさんが・・・
6日夕方、東武東上線みずほ台駅から鶴瀬駅方面に数百メートルの踏切で、人身事故に遭遇したよ。
みずほ台駅方面から、線路沿いの緩い下りの坂道を車で進むと、左折して踏切を渡ろうと、遮断機の開き待ちをするどっかの会社の営業車。
その後ろについて、同じく左折遮断機開き待ちの漏れ。仕事の書類に目を通し、日誌の記入をしようとした瞬間、猛烈なブレーキ音。
助手席側の窓を少し開けてたので、耳をつんざく様な音で体がすくみ、すぐには顔を上げられませんでした。
恐る恐る線路に目をやると、酷い状態で横たわる遺体。ついさっきまで生きていたとは信じられないくらい損傷し、性別、年の頃も分かりませんでした。

慌てて降りて来て、状況の確認をする車掌。テキパキ仕事をこなしながらも、蒼白で泣き出しそうな表情が脳裏に焼きつきます。
車内に常備してあるのか、ビニール手袋とシーツ様の白い布を降ろし、一人、轢断した遺体の大きな部位を集め、布をかぶせていました。
しばらくすると、最寄のみずほ台駅から駅員が到着。電車は動き出しました。
遮断機も上がり、車を進め踏切内から路線を見ると、そこには夥しい内臓の類、血液、足首の入った状態のスニーカー。

死ぬときは、せめて五体つながった状態で・・・・と願わずにはいられない猛暑の午後でした・・・