身内に起こった怖い話 5話目

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あまり怖くはないかもしれませんが、俺が実際に見たことです。
その当時、大学生だった俺は車で学校に通っていました。
俺はいつもの様に朝9時に家を出ました。しばらくして国道に入り、3つ目の信号がちょうど
赤に変わったので、俺は交差点の一番前で信号待ちをしていました。
何気なくバックミラーを見ると、後ろから青いトラック(kトラよりちょっと大きめぐらい)
が走ってきて、俺の後ろに止まりました。はじめ俺は、そのトラックには3人乗っているように
見えたんだけど(顔が3つあったので)、よく見ると真ん中の人がなんか?なんです。
運転手と助手席に座っている人(3人ともオッサン)と顔の位置が違うんです。
運転手と助手席の人は胸から上ぐらいが見えたんだけど、真ん中の人はちょうどダッシュボード
の上から顔だけが出てる様に見えました。
俺はずいぶん小さいおっさんだな〜と思ったんだけど、どうも様子がおかしいんです。
運転手と助手席はニコニコしながら喋っているんだけど真ん中のオッサンは微動だせずぶっきら
ぼうな顔をしてずーと前だけを見ているんです。(1点を凝視するような感じ)
俺は後ろを振り返って見ると、そのオッサンは運転手と助手席の人の1.5倍ぐらいの頭の大きさがありました。
ちょうどその時、信号が青に変わり、そのトラックにクラクションを鳴らされたので、走り出しました。
そのトラックは次の交差点で右折して行ったので、その後は見れませんでした。
後から思ったんですが、そのトラックは3人も座れるほど大きくなかったですし、ダッシュボードの上に首か
ら上だけ乗っていた様にも見えました。でも俺は怖いから、ちっさいオッサンだと思い込むことにしました。
後日談だけどそれから3年ぐらいたった後、その交差点で交通事故があり、1人が亡くなりました。
3年も経ってるし、関係ないよね? 以上俺の体験談でした。長文失礼しました。
で、だれが身内だったのですか?
ちいさいオッサン?